団塊の世代の部屋(112)

ホーム 団塊 分類

2008111日日曜日  第3331回  歩行数

  大阪での単身赴任から坂出へ帰ってきて1番影響があったのは足腰でした。大阪時代は兎に角歩きました。最初は車に乗っていたのですが、道は判らないし、渋滞で到着時刻の予定が付かないなどお得意先廻りに支障をきたすことがあり、これは使い物にならないと考え地下鉄など公共交通を利用することにしたのです。

 そのおかげで、地下鉄の乗り降りを含めほとんどが歩きになり、私の人生で初めてと言えるくらい歩きました。ですから、当時は自分でも足腰が強くなったのを自覚しました。ビルの5階くらいなら何の苦痛もなく階段を使っていたものです。、

 その当時既にゴルフを止めていましたが、「今、やっていたらかなり上達しそうだな」と思ったものです。

 ところが、単身赴任が終わり、坂出に帰ってきた途端、全く歩かなくなってしまいました。どんなに近くでも移動はほとんど車です。あっという間に足腰が衰えてしまいました。

 今は、自転車通勤ですので少しは筋力も戻ったかもしれませんが、今度は老化に負けそうです。

 さて、そんな都市と田舎での歩く距離に付いての違いが証明されたようです。

  asahi.comより

  都市部の人は「よく歩き、肥満も少ない」 食育白書

 都市部の人は、よく歩き、肥満の割合が低く、地方は肥満の人が目立つ――。こんな傾向が、政府が28日に閣議決定した08年版食育白書で分かった。1日の歩行数を都道府県別で見ると、2千歩以上の開きがあった。

 1日の歩行数は全国平均で成人男性7525.5歩、成人女性6662.6歩。都道府県別で多い順に、男性が(1)神奈川8371.5歩(2)兵庫8281.2歩(3)東京8237.8歩。女性は(1)高知7777.5歩(2)兵庫7499.8歩(3)神奈川7371.4歩。

 歩行数が少ない順に、男性が(1)高知6173.1歩(2)山形6207.2歩(3)徳島6217.7歩。女性は(1)山形5214.8歩(2)和歌山5842.4歩(3)岩手6005.7歩。内閣府は「地方は車の利用が多いからでは」と分析する。女性で高知が最も歩行数が多いが、高知県健康づくり課は「階段を使うなど健康づくりを推進しているが、理由は分かりません」という。

 肥満の人の割合は全国平均が男性(20〜69歳)29.3%、女性(40〜69歳)26.6%。歩行数が多いところは平均を下回り、歩行数が少ないところは上回る傾向が見られる。 ・・・以下略

 私も、自分が大阪で公共交通を主体とした生活を経験したおかげで、都会の人間の方が余程歩くことが多いと経験したので、この数字には納得します。この経験をするまでは、田舎の人間の方が足腰は強いとの漠然としたイメージを持っていたものですが、認識を改めさせられたものです。

 そんな経験もあって、歩きや自転車と公共交通を主体とした交通体系へ変えるべきと思うのかもしれません。何といっても、歩くのは健康に良いし、省エネには最高です。

公共交通万歳!

2008112日月曜日  第3332回  ムラサキカタバミ

  第3282回で今度は何百本と芽を出して来るかもしれないと書いたムラサキカタバミ、そうは言いながらも、もしかしたらもう生えてこないのじゃないかと淡い期待を持っていたムラサキカタバミが見事に期待を裏切ってくれました。

 暫く、草抜きから遠ざかっていたので、天気の好い日に、もしかしたらと警戒しながらも半ば楽観的な気分で庭を見てみると、あちこちで芝の中から、願わくば見たくなかったあのムラサキカタバミの小さな葉が出てきているじゃないですか。

 さすがに、がっくりしました。なんとも強烈な生命力です。私の思惑なんかなんのそのあざ笑うかのようにしぶとく生き残っています。

 しかし、ここでへこたれてはいられません。ここであきらめたら何年か後には元の木阿弥で一面にその勢力を伸ばしていることでしょう。それでは今までの苦労は全てが水の泡です。ここは、何としても気力を振り絞って戦いを再開するしかありません。

 とは言いながらも、また芝生をはがしてというのは芸がないし、本数も多いと言いながらも今までの戦いでさすがに減っているので、こんどこそラウンドアップを刷毛で塗る方法を採ってみようと早速塗ってみました。

さて結果は!

2008113日月曜日  第3333回  自転車専用道路

  慰安婦問題とか竹島とか何かと日本を目の敵にする韓国の動きを見ていると腹の立つことが多いですが、良いことは素直に良いと認めたいものです。と言う事で、これは負けたかなと思う記事がありました。

 11月1日、読売新聞より

 ソウルに自転車専用道  12年までに市が整備方針

 【ソウル=前田泰広】韓国・ソウル市は2012年までに総延長207キロ・メートルに及ぶ自転車専用道路を整備する。温暖化対策の一環だが、自転車通勤を可能にすることで、自動車の渋滞緩和や大気汚染の改善、健康増進による医療費の減少などが見込めるといい、年間5745億ウオン(約453億円)の経済効果があるとしている。同市は「ソウルを自転車天国にして、『エコ・ソウル』をアピールしたい」と意気込んでいる。

 ソウル市内は、車道わきの歩道が狭く、横断歩道のない交差点もあって自転車通行は危険が伴う。移動手段における自転車の利用割合は1.2%に過ぎず、市は20年までに10%まで引き上げたい考えだ。

 計画では、中心街と郊外を結ぶ幹線道路など18路線を対象に、既存車線のうち1車線を自転車専用道路として整備する。地下鉄20駅にそれぞれ300〜500台収容の駐輪場とシャワー施設を新設。自転車利用者が汗を流してから地下鉄に乗車できるようにする。

 政府系研究機関「韓国交通研究所」によると、07年の全国の自動車保有台数は1300万台で、10年前の1.7倍に増加。企業や住宅が密集するソウル市内では、通勤・帰宅時間の激しい渋滞が問題となっている。

公明党の案と言われる定額給付や高速道路の値下げも良いですが、そんな未来に何の役にもたちそうもないばら撒きより、こうした未来につながる政策にお金を使ってくれた方が余程日本のためになると思うのですがどうでしょう。

 今更高速道路の値下げで無駄なガソリンを使わせるより、省資源の為にも公共交通を主体とした交通体系への移行こそが目指すべき方向ではないでしょうか。一時的な人気取りで各家庭にお金を給付するより未来の為の有効なお金を使うことが何故出来ないのでしょうか。

 一時的なお金を喜ぶ程、国民は馬鹿だと思っているのでしょうね。それ程馬鹿じゃないと思いますがどうでしょう。

もっと考えて欲しい!

2008114日火曜日  第3334回  太陽光発電

  およそ未来展望のない政府のお陰で折角素晴らしい技術を持ちながら苦戦を強いられている日本の太陽電池業界が面白くなりそうな気配が漂ってきました。
  それは、パナソニックの三洋電機買収の件です。

  NIKKEI NETより

 パナソニック、三洋電機買収交渉へ 年内合意めざす

 パナソニック(旧松下電器産業)は三洋電機を買収する方針を固め、三井住友銀行など三洋の主要株主3社と11月中にも交渉に入る。三洋株の過半を取得する案が有力で、年内の基本合意を目指す。三洋の電池事業を取り込み成長を加速するのが狙いで、合意すればパナソニックの年間売上高は11兆円を超えて国内最大の電機メーカーになる。電機大手同士のM&A(合併・買収)は初めて。米金融危機で世界経済が急減速するなか、大規模な産業再編が動き出す。 ・・・以下略

    FujiSankei Business i.より

  家電業界、大再編時代に突入へ パナソニックの三洋電機買収交渉2008/11/1

  ・・・略

  パナソニックが三洋の買収に動き出すのは、三洋が持つ2つの有力事業をおさえて次世代の有望市場で競争力を高める狙いがある。

 ひとつが携帯電話やノートパソコンに使われるリチウムイオン充電池だ。電池が搭載されるモバイル(携帯型)機器は市場拡大が続き、ハイブリッド自動車への採用も近く本格化する。高成長の分野で三洋の世界シェアは首位。パナソニックもシェア上位であり、「強者連合」ができれば成長市場をリードできる。

 もうひとつが太陽電池だ。三洋はシャープなどに次ぐ有力メーカーで、太陽光を高い効率で電気に変える技術を持つ。パナソニックは水素の化学反応を利用した燃料電池を事業化したが、太陽電池は手つかず。この買収で太陽電池と燃料電池の両輪体勢が整う。・・・以下略

 参考:今後拡大が期待される国内市場に対応 太陽電池モジュール化工場の新拠点「滋賀工場」が稼動

サンヨーの太陽電池HITは他社のものより変換効率が良く、小さな屋根でも発電量が稼げるので人気があります。しかしながら、折角の優位も価格が高いので爆発的な普及には繋がりませんでした。
  これを他社並みの値段にすれば一気にシェアーを拡大できて再建の追い風になるだろうに勿体無いと思っていました。
  今回のパナソニックの買収が実現されれば、パナソニックの豊富な資金と変換効率の優位で一気に世界のトップに躍り出ることも夢ではないかもしれません。と言うか、松下電器の名前を捨てて世界に通用するブランドを目指したのですから、この機会を逃さず是非世界のパナソニックを不動のものにするために頑張って欲しいものです。

  しかし、パナソニックはこれで電池を押さえることになり、もしかしたら電気自動車に進出して何年か後にはトヨタを抜いて世界一の自動車メーカーになっているなんてこともあるかもしれませんね。

楽しみです!

2008115日水曜日  第3335回  動画

  第3329回でやっとリンクをはずすことが出来た動画ですが、あれからどうやってもHPを開くと動画が立ち上がるのを止めることが出来ません。

と言うことで、取り敢えずはこのままで楽天にアップしました。

  セサミストリート くすぐりクッキーモンスターX

  くすぐりエルモ エキストラスペシャルエディション

  空中戦機AIRBOTS SCHWARSTORM(エアボッツ シュバルストーム)

  『未来予測機 ミライスコープ』

  リモコンでとててて..カピバラさん

  いえそば

  クック膳

  この中でカピバラさんだけが自写のものです。後はみんなYouTubeからです。

  本当はこれのように△のスイッチを取り付けることができれば良いのですが、やはり私の頭では無理のようです。

空中対戦

  

  いつか出来るでしょうか。

チョッと弱気!

2008116日木曜日  第3336回  いい会社

  派遣社員制度こそが、今の日本の国を悪くしている元凶であると何度も書きましたが、又しても嫌な記事がありました。

  YOMIURI ONLINEより

   日産が派遣社員780人削減、九州・栃木工場で11月末までに

 日産自動車は29日、九州工場(福岡県苅田町)など国内工場で働く約2000人の派遣社員のうち、約4割にあたる780人を11月末までに削減する方針を明らかにした。対象は「ムラーノ」などの大型車を生産している九州工場と、米国向け高級車ブランド「インフィニティ」を生産する栃木工場(栃木県上三川町)に勤める派遣社員で、契約を更新せずに削減する。

 トラック大手の日野自動車も同日、親会社のトヨタ自動車から委託を受け、米国向けスポーツ用多目的車(SUV)「ハイラックスサーフ」などを生産する羽村工場(東京都羽村市)の期間従業員850人の雇用を見直す方針を明らかにした。米国でトヨタの販売不振が長引く場合、雇用契約の満了時に削減することなどを検討する。トヨタ九州(福岡県宮若市)もすでに派遣社員800人との契約を解除している。(20081030 読売新聞)

 自分たちが儲けるためにはこうやって情け容赦なく派遣社員を削減するのです。こんな社会に希望が持てるはずが無いと思うのは私だけではないはずです。こんなことをやっていると今は儲けて喜んでいる企業だって良いことは無いはずです。

  こんなことをやっている一方で、前経済団体連合会会長の奥田碩元トヨタ自動車社長ら4人が旭日大綬章を受けるのだそうです。心に痛みはないのでしょうか。一体、どんな気持ちなんでしょう。

  こうした経営者達もいれば、全く正反対の人達もいるようです。

   Japan on the Globe−国際派日本人養成講座より

    日本を支える「いい会社」

  1.人件費は社員の幸福を実現するための生活費

  ・・・略

  現在のような不況下では、多くの企業が派遣社員、パート、アルバイトの首を切ったり、それでも行き詰まると、正社員でも希望退職を募ったり、賃金カットをする。

「そのような経営は間違っています。小社はこれまでも、またこれからも社員のリストラはやりません。なぜなら小社にとって、人件費はコストではないからです。人件費は目的である社員の幸福を実現するための生活費だからです」。・・・以下略

  ここは是非リンク先を読んでください。人間を人間とも思わないような大企業の経営者もいれば、読んでいて思わず涙ぐんでしまうような素晴らしい経営者もいます。どちらが勲章にふさわしいのでしょうか。最も、そんな人達は勲章なんかには目もくれないかもしれませんが。
  それにしても、人を犠牲にしても大きければ良いという考えが無くならない限り社会は良くならないでしょうね。

望みは薄そう!

2008117日金曜日  第3337回  動画

  5日に書いた動画ですが、見ていただいたでしょうか。リンク先の動画が書いていることと違っていましたが分かりましたでしょうか。

 実はあれを書いてその後にどうしても出来なかったスイッチの設定ができるようになり、HPに入っても動画が動いているというのを止めることが出来るようになったのです。

 そこで急遽今までの最初から動きっぱなしのものと入れ替えました。ですから、リンクをたどって行くと真っ黒な画面が出てきたはずです。あの画面の下の右向きの△がスイッチになっているので、それを押してもらうと動画が立ち上がります。

いえそば

 これで、立ち上げると動画が動いている状態を止めることが出来ました。私もそうですが、何といっても、訪問したら音や画像が出てくると驚く場合があるので何とか止めたかったのです。これで一安心です。

 取りあえず、これで楽天にリンクの無い動画を初期画面が動いていない状態で設置する目的は達成できました。You Tubeのように動画の初期画面の上に△のスイッチが付いている方式とは違いますが、一応これで良しとします。

これで一安心!

2008118日土曜日  第3338回  存続する価値

  第3263回で「人件費を削るために派遣を利用しなければ成り立たないような企業は市場から退場すべきです。」と書きましたが、4日から読売新聞で始まったコラムの2回目に伊藤忠商事会長丹羽宇一郎さん69が私の主張と同じようなことを書いています。しかし、大企業の経営者にも私のような考え方をする人がいるとは驚きました。

  5日、読売新聞コラム「貧困 考 2」

  ・・・略

 経営者には、「生き残るため」との言い分があるだろうが、企業は社会的存在であり、雇用の安定確保は責務です。労働力を伸縮自在なものとして扱い、3人に1人が非正規。これは、企業のエゴにほかならない。

 社員が最低限の生活を送れないなら、その企業に存続する価値はないと言われても仕方ないでしょう。・・・以下略

  6日の良い会社といい、日本の経営者にも素晴らしい人が結構おられるようですね。
  経営者たるものこの程度の覚悟を持って会社の経営にあたって欲しいと言うのは今の日本では絵に描いた餅なのでしょうか。それでも、こうした経営者もいるということがわかっただけでも未来に希望が持てそうな気もします。

それにしても滅多にいないような!

2008119日日曜日  第3339回  自動車業界

  6日の「いい会社」や昨日の「存続する価値」のある会社の後で今日取り上げるとまるで存続する価値の無い会社と取られそうですが、いくら私が嫌っていると言えどもそこまでは思っていない会社も流石に今回の金融危機には大きなダメージを蒙っているようです。

 FujiSankei Business i.より

  営業益73%減、1兆円割れ「トヨタショック」 09年3月期

 トヨタ自動車は6日、2009年3月期連結決算(米国会計基準)の業績予想を下方修正した。売上高は前期比12.5%減の23兆円、営業利益は73.6%減の6000億円と大幅な減収減益となる。米国発の金融危機に伴う世界的な消費低迷や急激な円高が原因で、従来予想と比べ売上高で2兆円、営業利益で1兆円が吹き飛んだ。営業利益が1兆円を割り込むのは8年ぶり。世界経済の変調が日本のトップ企業の経営にも深刻なダメージを与える結果となった。・・・以下略

  アメリカのGMを筆頭とするビッグスリーも今や存続さえ危ぶまれている状況に陥っている中、流石のトヨタも影響を受けないわけには行かなかったようです。

  しかしながら、その対策としての人員整理は受け入れがたいものがあります。

 日刊工業新聞より

  トヨタグループ各社、非正社員の削減加速

 【名古屋】トヨタ自動車グループ各社は、09年3月までに生産現場で働く非正社員(期間従業員と派遣社員)の削減を進める。デンソーは3月までに実質ベースで1200―1700人を削減する計画。日野自動車はトヨタからの受託車が減るため900人の雇用契約延長をしない可能性を示した。豊田自動織機やトヨタ紡織も削減する方向。減産が雇用に与える影響は、ますます深刻になる。

 グループ各社ともすでに減産に伴い非正社員の削減を進めている。デンソーの非正社員は、9月末時点で3月末比700人減の7400人。豊田自動織機は同510人減の2510人、アイシン精機は同310人減の2650人となっている。(掲載日 20081104日)

  ビッグスリーといい、トヨタといい、もしかしたらこの自動車業界の製造システムが時代に受け入れられなくなっていると言うことではないでしょうか。
  正社員や主には非正規社員で人員調整することが当たり前のような生産システムを取れなければならないような業種はそれこそ市場から退場してもらった方が良いのじゃないでしょうか。自分たちが上手く利用してきたと思っていたシステムにより社会の2極化が進み、自動車を買えない人が増えたとしたらこれほど皮肉なことはないでしょう。
  果たしてこの不況が一時的なもので又しても反映を謳歌する時が来るのが、それともこの産業自体が無くなるときが来るのか見届けたいものです。
  地球環境から考えるとこの業界がなくなると面白いかもしれませんね。

どうなることやら!

20081110日月曜日  第3340回  アーヘンモデル

  太陽光発電で発電した電気を買う電気代より高く買って貰える方式をアーヘンモデル(レートインセンティブ方式)とかフィードインタリフ と言います。どちらもまとめてドイツ方式とも言っています。
日本の補助金方式に比べて設置者が必ず設置費用を償却できるように考えられたシステムです。この方式のためにドイツが急激に設置を伸ばし、日本は年間設置量も総量も抜かれてしまいました。その方式は今やヨーロッパ各国や中国、韓国などで採用され、世界で急速に拡大しています。

 そのことについてはこの部屋で何度も取り上げてきましたが、私の説明も悪くて解りにくいところがあったと思います。

 You Tubeで解りやすい動画を見つけました。
 

 

  チョッと古いですが解りやすいと思います。滋賀県でも試していたんですね。今もやっているのでしょうか。
  それにしても、何故日本でこの方式が採用されないのか不思議でしょうがありません。広まると困る圧力団体があるのでしょうね。未来の日本より、今の自分の儲けが大事なようです。

全く、情けない!

20081111日火曜日  第3341回  動画

  7日にこれで一安心と書いた動画ですが、見ていただいた方は「何を言ってんだ!」と笑われたことでしょう。きちんと動いていたのは我が家のパソコンだけだったようです。職場の方から全然上手く行ってないことを指摘され、あわててフレンドエーのスタッフに確認を依頼したところやはり上手く行ってないようです。
  どうやら根本的に考え違いをしていたようです。我が家のパソコンではきちんと動くので何の疑いも持っていませんでしたのでこれは結構ショックでした。

  と言うことで、もう一度根本から考え直しネットでも調べ、何とか解決方法を見つけました。そして恐る恐るやってみました。
どうやら今度は無事に動いているようです。こんどこそ大丈夫だと思います。多分!

空中戦機 airbots

 どうでしょうか。  

  それにしても、楽天さんがリンクを嫌わずにYou Tubeを埋め込ませてくれたらこんなに苦労することも無かったのですが。それでも、そのお陰で悪戦苦闘しながらも新しいことを覚えることが出来たのでよしとしましょう。

上手く行きますように!

20081112日水曜日  第3342回  折りたたみ式キーボード

  Windows95が発売になったときに、ぼちぼちパソコンを始めるべきかと考え、それにはまずはブラインドタッチからと一月余り必死で覚えました。お陰で、パソコンに対する苦手意識も無くすんなりと入りこめたような気がします。

  それだけに、あの携帯電話でパソコンのブラインドタッチより早く打てる人がいるというニュースを見たときには衝撃でした。しかしながら、今更あの親指タッチを覚える気にもならず携帯では殆どメールをすることはありません。
  しかしながら携帯でメールが簡単に打てたら良いとは思います。そこで、何時も、折りたたみ式のキーボードを携帯やパソコンに付けられたら良いのにと思ってました。

  携帯電話ではないですが面白い商品が発売されるそうです。気に入ったのは折りたたみ式のキーボードになっているところです。

  ITmediaHomeより

  仕事耕具:前編 写真と動画で“見る”「ポメラ」の開発秘話 (1/2)

  後編

  いよいよ発売日の1110日が目前に迫ってきた、キングジムの「ポメラ」。テキスト入力だけという単機能に賛否両論が沸き上がった話題のマシンだ。開発を担当したキングジムの立石さんに話を聞いた。・・・以下略

  動画で見てください。

 

 参考:キングジム

  私自身はこのキーボードの付いた、折りたたみ式携帯パソコンが欲しい。液晶画面も折りたたみにすれば面白いのができそうです。そんなのができたら直ぐにでも買いたくなりそう。

きっと何時かはできるでしょうね!

20081113日木曜日  第3343回  持ち帰り容器

  私が子供の冠婚葬祭は家でやっていたものです。その宴席で残ったご馳走を捨て折(木製の折箱)に詰めて持ち帰ったものです。私たち子供は親がそうした宴席から持って帰るご馳走を楽しみにしていたものです。
  今でも、田舎ではそうした風習は残っているようです。最も折りはコンビ二の弁当のようなプラスチック製になっているようです。
  さて、そんな残り物を持ち帰る風習を復活させようという動きもあるようです。そして持ち帰り容器として新しいものも発売されているのだそうです。

  nikkei TRENDYnetより

  繰り返し洗って使える、料理持ち帰り容器「DOGGY BAG 20081028

 伊藤忠商事は1029日より、飲食店で残った料理を持ち帰るための容器「DOGGY BAG(ドギーバッグ)」を、環境ブランド「MOTTAINAI」の新商品として発売する。大小2種類の1セットで819円(税込み)。

 通常、持ち帰り容器の多くは使い捨てだが、DOGGY BAGの材質はポリプロピレンのため、洗って何度でも使用できる。容量は大が約1200ml、小が約800ml。組み立て時のサイズは、大が高さ150×150×奥行き100mm、小が高さ105×150×奥行き100mm。折りたたんだ時の奥行きは、いずれも15mmとなる。

 DOGGY BAGレアック・ジャパンの商品。伊藤忠商事が展開中の環境保護に向けた「MOTTAINAIキャンペーン」と主旨が合致するとして、提携販売が決まった。

 当初はレアック・ジャパンのオンライン・ショップと、家庭用雑貨品を扱うORANGE HOUSE(オレンジハウス)で販売する。伊藤忠商事の「MOTTAINAI Shop」のほか、百貨店や雑貨店でも追って提供を開始する。

 伊藤忠商事によると、欧米諸国では外食の際に食べ残した料理を持ち帰る習慣がある。しかし食料自給率が約40%と低い日本の残飯廃棄量は世界第1位だという。同社は、新たなゴミを出すことなく、残飯廃棄量削減に寄与できる同商品を通じて、MOTTAINAIキャンペーンを推進したい考え。・・・以下略

 食料自給率や環境問題からこうした動きが始まっているのでしょうか。残飯廃棄量世界一なんて恥ずかしいですね。日本の国は調子に乗り過ぎたんでしょうね。
  こうした動きが広まって、当たり前になると良いかも知れません。少しは昔の日本に帰ることにもなるでしょう。
  やはり、日本人はもう一度考え直すときが来ているのじゃないでしょうか。全てを金で解決するという卑しい生活態度を改めましょう。

今更できるかな!

20081114日金曜日  第3344回  我が家の太陽光発電

  例月の我が家の太陽光発電、11月分10月10日から11月10日までのデータです。実質32日分で先月より2日多い稼働日数です。11月に入って去年と比べて天候が悪かったので心配です。

去年10月、買電、546(280,266)KWhで9,752円 1KWhの単価、約17.86円

今年10月、買電、461(202,259)KWhで8,042円 1KWhの単価、約17.44円

去年11月、買電、597(219,378)KWhで8,498円 1KWhの単価、約14.23円

今年11月、買電、557(196,361)KWhで8,109円 1KWhの単価、約14.56円

  今月は去年に比べて40KWh(23、17)の減少と節約ができていました。使用量は毎月前年比わずかずつでも節約できています。ようやく我が家にも節約が定着してきたのでしょうか。それとも単なる偶然か。それ程必死になって節約をしているわけでもないのでたまたまかもしれません。

去年10月、売電、329KWhで8,744円  1KWh単価、約26.58円

今年10月、売電、321KWhで8,686円  1KWh単価、約27.06円

去年11月、売電、348KWhで8,174円  1KWh単価、約23.49円

今年11月、売電、304KWhで7,213円  1KWh単価、約23.73円

 去年11月、324円の支払。今年の支払896円と比らべると、572円の浪費となりました。前年比▲57KWhと先月と同じように発電量が少なかったので期待はしていなかったのですがやはり残念な結果になりました。
  それでも使用量40
KWh減っているので健闘はしているといえるかもしれません。もう少し努力が必要なのかもしれません。
  いよいよ太陽光発電にとっては苦手な時期に入りました。この冬の間にどれだけ節電できるかが問題です。去年に続いて年間電気代マイナスを達成できるでしょうか。

1年目の年間電気代 31,518円

2年目           7,012円

3年目          ▲2,689円

4年目5か月分 ▲6,189円  去年の5か月分▲1,905

 今月から2月までは太陽光発電にとっては文字通り冬の時代です。今まで稼いだものを吐き出すようになります。どこまで吐き出しを抑えることができるか。

 参考:使用料金表

さて来月は!

20081115日土曜日  第3345回  肩ブレラ

  自転車通勤にも慣れて、もう直ぐ2回目の冬を迎えようとしています。殆ど問題は無いのですが、やはり弱いのは雨です。特に、大粒で横殴りなんてことになるとどうしようもありません。まぁ、そんな日は年に何度もないのでそのときは歩いても良いかなと思っています。

  問題なのは、この春から自転車の二人乗りと傘指しが取り締まりの対象になったらしいことです。幸い今のところ警察につかまってはいませんが常に自転車の前かごに乗せている折り畳みの傘を使っています。しかし、何か良い方法はないかと考えています。

  そんな時、NHKの街角情報室が面白い物を紹介していました。

 曲がる傘の柄というものです。

 モットズットというお店が肩ブレラと言う名で扱っているようです。

 これは良さそうと思ってよく見ていると

 ○風が強い日のご使用はおやめください。 ○自転車に乗っての使用も同様におやめください

  だそうです。残念。でも使えそうな気がするんですがね。参考にして、何か考えてみたいものです。

できるかな!

20081116日日曜日  第3346回  集光式

  第3223回等で何度も取り上げてきた集光式太陽光発電がいよいよ動き出したようです。

  ソフトエネルギーより

  離陸しはじめた集光型太陽電池、太陽光発電システム SolFocus

  SolFocus社の集光型太陽光発電システムがアメリカやスペインで大型案件の建設を成約させ話題になっています。SolFocus社といえば、ゼロックスのパロアルト研究所が開発したものとして過去に話題になり、実用化にもっとも近い集光型太陽電池システムとして注目を集めてきました。

 ・集光型太陽電池の可能性-----ソフトエネルギー、2006/06/09

 そして、同社はついに10MWを越えたシステムをスペインで建設する計画を成約させ、集光型太陽電池のパイオニアとして次のステップに向けて動きはじめました。そしてカリフォルニアなどでも大型案件の計画がもちあがっているようです。・・・以下略

 参照: SolFocus

   ニュースリリース

 解り易い良い動画がありました。

SolFocus Story

 

  いよいよ本物になってきたということでしょうか。こういうのが増えてくるとシリコンの価格も下がってくるのでしょうか。
  いずれにしても、結晶式、薄膜式、集光式とそれぞれが進化してきていることは太陽光発電にとっては歓迎すべきでしょう。

夜明けは近いのかも!

20081117日月曜日  第3347回  ソーラーハイブリッドボート

  第3313回planetsolarは全部太陽光発電で賄う船でしたが、今度は世界初の太陽光発電とディーゼルエンジンのハイブリッドの船の話題です。 

  しなやかな技術研究会

  豪華なIsland Pilot社製のソーラーハイブリッドボート

 これまでも一般の船舶の屋根に太陽電池を結構な容量のっけて、船で利用する電力を賄うことができるボートはぼちぼちとあった。また、太陽電池だけで大西洋を横断することに成功したsun 21という偉大なる旅を成功させたボートもありました。しかし、意外に太陽電池とエンジンのハイブリッド船というのは本格的なものは、今回のIsland Pilot社製のものが初だと思います。少なくともアメリカでは、ソーラー&ディーゼルエンジンのハイブリッドボートということです。

プレスリリース / Island Pilot,October 29, 2008-BUSINESS WIRE

Hybrid Technology Now a Reality in Yachting Industry

YouTubeより

 かなり長い動画でハイブリッドボートは開始3分位で出てきます。そこで、下のように取り出してみました。真ん中が一番短いのですが画像が劣化しすぎたのでもう一つ作ってみましたが少しましなようですが劣化することには変わりが無いようです。

 

船の世界もいよいよ太陽光発電の時代が来るのでしょうか。カイトとの組み合わせで相当省エネができそうです。  

期待しましょう!

20081118日火曜日  第3348回  Sky Sails

 昨日のハイブリッドボートと第3325回で取り上げたkiteの組み合わせに触れましたが、偶然でしょうか。新しい動画がアップになっていました。

  チョッと長いですが、前の簡単なのと違って非常に解りやすく作られているので英語の殆ど解らない私でも画面を見ているだけで楽しめました。

Sky Sails

 この凧か帆と昨日のソーラーハイブリッドの組み合わせはやはり面白そうです。将来の海上輸送はこれでかなりの省エネができそうです。あわよくばエンジンは使わずに済むかもしれません。
  これで飛行機を止めれば昔ながらのゆったりとした船旅を楽しめるのじゃないでしょうか。空はせいぜい飛行船までとしましょう。

案外これも面白いかも!

20081119日水曜日  第3349回  究極の集光式

 16に集光式太陽光発電を取り上げましたが、あの方法は我が家の太陽光発電には今更ながら採用できません。実際問題として、我が家のような既設のものに安く取り付けることで発電量が増えるものが欲しいのです。
  そんな都合の良い者はそう簡単には実現されないと思っていましたが、驚くべき記事がありました。

  Gizmodo Japan ギズモード・ジャパン - 20081111日より

  ソーラーパネルに当たる光をほぼ全部吸収可能にする新コーティング

 今あるシリコンのソーラーパネルは、光線の大体3分の2しか吸収しません。

でも、米レンセラー工科大(Rensselaer Polytechnic Institute)が開発した新ナノコーティングを塗り重ねると、どんなありきたりなソーラーパネルも当たる光線を弾かず、ほぼ全部捉えるハングリー君に変わります。

なんと96.2%の光線をキャッチできるそうですよ?

しかも、日の出から中天、日の入りまで、どのアングルからくる光でも、それができちゃう。

角度問わずなら日の巡りに合わせてパネルの向き変えなくていいので、余計な電力の無駄遣いも省ける、というわけですね。コストダウンで長年苦戦しているソーラー技術にとっては本当に嬉しい大躍進です。

このコーティング、実は7層あって、厚さは各々50100ナノメーター。素材は二酸化ケイ素と二酸化チタニウム・ナノロッドです。揮発性で、「ほぼどんな太陽電池素材」にも溶着可能なのだとか。

PhysOrgではこの堅く抱き合ったナノロッドを、「樹間から差し込む木漏れ日を『閉じ込める』深い森」に喩えています。イメージ湧きますよね。

実用化についてはまだ何も発表はありません。なんせ黒板で構想が生まれてまだ1年ですから。でもこれだけ熱効率が良いということは、当然、発電コストも下がるだろうし、そしたら化石燃料に代わる代替エネルギーとしてソーラーパネルの採算もぐんと現実的なものになりそう。20081116日日曜日

代替エネルギーで人生変わると信じ込んでるスタトレファンみたいに思われるのは嫌だけど、こういうのをブレイクスルーって呼ぶんだなって、思います。

  太陽電池パネルの変換効率を上げる反射防止コーティング  081105日(水)

  これって本当なのでしょうか。もしこんなものができて既設のものに取り付けることができるなんてことになればこんな嬉しいことはありません。
  とは言うものの、こうしたものは打ち出されてから何時の間にか消えていたり、実現までにとんでもない年月がかかったりするので私の生きているうちにはお目にかかれないかもしれません。
  しかしながら、人間が考えたことは実現されるこ可能性は高いようなのでこれも何時かは実現するでしょう。

待ち遠しい!

20081120日木曜日  第3350回  薄型結晶式太陽電池

  昨日の集光式太陽光発電にも驚かされましたが、もう一つ太陽電池の世界で画期的と思われる記事がありました。

  ソフトエネルギーより

  太陽電池は薄くなる! Silicon Genesis社の125mm150um厚セルの登場

  太陽電池は、ますます薄くなる! Silicon Genesisが開発し取り組む太陽電池セルの厚さはたった150um(マイクロミリメートル)だ。サイズは、125mm角のなじみのサイズだということです。パイロットプラントを完成させ、2009年春からサンプル出荷ということです。薄くなり、セルの削りだし巾まで削減し、トータルにシリコン太陽電池の製造効率を大幅に向上させることができるということです。・・・以下略

  シリコン不足で薄膜式への移行が進んでいると思っていたらこんなものが開発されたとは驚きです。もしこれが本物なら結晶式が巻き返しを計れそうです。
  しかし、このところの太陽電池の動きは素晴らしいものがあります。この分で行けばシリコン不足なんて問題はなくなり、世界のエネルギーは全て太陽光発電で賄える時代も夢ではなくなるかもしれません。

わくわくします!

20081121日金曜日  第3351回  QCeiis

  第3080回で取り上げたようにドイツのQ-Cellsがシャープを抜き去って世界一の太陽電池メーカーに躍り出たのが2007年でしたが、その後もその勢いはとどまるところを知らないようです。もう日本のメーカーが追いつけるときはないのでしょうか。

EDリサーチ社より 20081118

 Q-Cells3Q決算、生産量は9ヶ月累計で63%増の417MWと好調持続

  世界最大の太陽電池メーカ独Q-Cells社は08年第3四半期の決算を発表した。1月から9月までの太陽電池生産量は前年同期比63%増の417MWだった。売上高は前年同期比61%増の93190万ユーロだった。純利益は同40%増の15570万米ドルだった。年間の生産量は585MWの見込みで、それに薄膜ディビジョンの生産分10MW20MWが加わる。売上高は同1.9%増の135000万ユーロになるという。09年は生産量1GW、売上高225000万ユーロになるという。10年は1.8GWを計画しているが、ファンドが立ち上がれば2.5GWになる可能性もあるとしている。

 参照:ニュースリリース

Q-Cells

 シャープ他、日本のメーカーも増産に投資をしていますがやはり国内需要が中途半端な政策しか打ち出せない政府に足を引っ張られて前途は厳しそうです。  

本当に勿体無いことです

20081122日土曜日  第3352回  誤字

  第474話第2632回で書きましたが生来のいい加減な性格が災いして、パルテノン → パノルテン」、「サブマリン → サブリマン」、「羞恥心 → さちしん」等と昔から、言葉を思い込みで覚えていて恥を掻くことの多い私としては、麻生総理の「踏襲をふしゅう」、「頻繁をはんざつ」、「未曾有をみそうゆう」なんて読み間違いなんてかわいいものだと思ってしまいます。

 そんな私が、16日、読売新聞の伊達公子さんの優勝の記事でご主人のクルムさんの言葉に何か違和感を感じてしまいました。。

 ・・・略

 2人は7年前に結婚。知り合った時、既に公子さんが引退していたため、ミハエルさんは現役のプレーをみていない。しかし、遊びでテニスをしても向きになる妻を見て、「本当の勝負をする姿を見たい。コートに戻らないか」と呼びかけた。・・・以下略

 この「向き」が気になりました。ムキになるとのイメージは私の頭ではこんな簡単な字じゃないような気がして調べてみました。

むき 1 【向き】

  (5)ちょっとしたことに本気になること。ささいなことにも本気で腹を立てること。

「さう―に人に反対する事が/虞美人草(漱石)」

――にな・る

(ちょっとしたことに)本気で腹を立てる。

予想に反して正解でした。やはりきちんと調べずにいい加減に覚えていると恥を掻きますね。しかし、「向き」が「向きになる」とはどうしてもしっくり来ないものがありますがこれも勝手なイメージを作り上げてしまった結果のようです。面倒くさがらずにちょっとでも引っかかった語句や漢字は直ぐに辞書を引くようにしたいものです。

 その点、最近のブラウザは右クリックで直ぐに辞書に飛んでくれるので重宝しています。とは言いながらも、それでも横着して読み飛ばしてしまう癖が抜けきらずに困ります。

                  気をつけたいものです!

20081123日日曜日  第3353回  シリコン

  第3350回でシリコン不足も解消されるかもしれないと書きましたが、どうやら本当になりそうです。それどころか新たなメーカーの参入により値下がりも期待できるようです。

  EDリサーチ社より 20081119

 太陽電池用ポリSi09年以降供給オーバーで価格急落へ

 太陽電池用ポリSiは、現在需要が供給を上回っているが、ポリSi材料事業に新規参入するメーカが激増しているため、09年には供給が需要を上回り、材料価格が急落するとアイサプライ・ジャパンが予測した。07年の時点でポリSiを供給するメーカはわずか7社で市場の大半を占めていたが、その後60社以上がポリSiを生産する計画を明らかにしており、生産量が急速に増加する見通しだという。08年のポリSiの価格は1kgあたり500米ドル前後だが、09年には07年と同等レベルの1kgあたり200米ドルに下落するとしている。さらに10年には1kgあたり100米ドルになるという。

 URLhttp://www.isuppli.co.jp/

  すさまじい参入数ですね。今度は余り過ぎてメーカーが採算が取れずに撤退や減産なんてことにならないように適度に儲けて貰って尚且つ太陽電池の需要が増えれば最高ですね。
  これはいよいよ太陽光発電の時代が来るのかも。

面白くなりそう!

20081124日月曜日  第3354回  賃金格差

  相変わらず自動車産業で派遣社員の契約中止が止まらない状態が続いています。全く腹立たしいかぎりです。自動車産業事態が経営方式を変えるべき時がきているのじゃないでしょうか。
  そんな派遣社員制度にも関係がありますが、
第3326回で専業主婦の素晴らしさを書きました。それは、女性を安く使おうという産業界のもくろみに利用されているという面もあるのじゃないでしょうか。

 そんなことを考えさせる記事がありました。

  四国新聞 コラム「一日一言」より

  11月20日付・女性の貧困

  総務省の労働力調査によると、2007年の役員をのぞく男性雇用者総数に占める「正規の職員・従業員」の比率は81・7%、「パート」は2・8%、「アルバイト」は5・8%。女性は「正規の職員・従業員」が46・5%、「パート」が33・1%、「アルバイト」が7・6%だった。

 女性はずっと以前から非正規雇用が多く、男女間の賃金格差も大きいままだ。男性にパート労働者が増え、労働条件を引き下げられてきたのは、企業が安い労働力を男性にも求め始めた結果だろうが、これは同時に、女性の労働条件を引き上げる努力を怠ってきたことも関係しているのではないだろうか。

 こんなことを口にするワーキングプアの若い女性もいる。「非正規雇用者の集会に行くと、男性たちが『こんな低賃金では結婚して妻子を養うことができない』と言う。女性の低賃金は問題ではないのでしょうか」。

 女性が声を上げても男性の賃上げが優先されてきた状況を変えようと、市民団体の女性たちが呼び掛け人となって「女性と貧困ネットワーク」が設立された。家計の安定のために妻も良い収入を得たいと望んでいる。結婚しない女性は自立できるだけの収入が必要。そうでないと貧困の高齢女性が増えるだけだ。

 「女性と貧困ネットワーク」はこう宣言している。「女性が心身ともに自立できる労働とセーフティーネットを充実させることが、すなわち男性の貧困問題の解決につながることを共有化したいと思います」

  私も前々から女性のパートの賃金が安すぎると思っていました。こうした安い賃金で働くことを当然として受け入れてきたことにも産業界に体よく利用されてきたという原因があるのじゃないでしょうか。

 日本中の女性が低賃金のパートで働くことを拒否して家庭に戻ってみればどうでしょう。そうすれば安い賃金が当たり前と思っている企業はたちまち困るはずです。

 兎に角、最低賃金が不当に安すぎることに問題があるのじゃないでしょうか。第901話等で何度か取り上げたオランダのワークシェアリングのように正規社員とパートの時間給の差を93%とは言わないまでも、せめて80%くらいに収めるようになれば派遣社員などという卑怯な雇用体系もなくなるのじゃないでしょうか。

何とかしたいものですね!

20081125日火曜日  第3355回  補助金

 これからの地球のエネルギーは太陽光発電で賄うべきと言うのは私の信仰のようなものです。
  最初に太陽光発電なるものを知ったとき、「これだ!」と思ったのは何の根拠もありません。その後、いろんなメリットの中で一番気に入ったのが当然無公害というのもありますが殆どメイテナンスフリーと言うところです。
  我が家にも付けたいものだと思いながらも先立つものが無く諦めていました。丁度早期退職をして新しい職探しをすることになったとき、「太陽光発電の業界に勤めればもしかしたら自分で設置する機会にも恵まれるかも」なんて考えで販売会社に就職しました。お陰で、実現しましたが、業界の販売不振もあって退職にはなってしまいました。
  それでも、今も太陽光発電の未来を信じていますし、我が家に取り付けた(尤も、支払いはまだ10年以上残っています。)ことには後悔はしていません。
  

  しかし、太陽光発電に疑問を持っている人も多いのは間違いありません。何時も巡回している。武田邦彦 (中部大学)先生もそうです。
  今回は、直接太陽電池を取り上げていました。

  社会はゆがんでいるか(5) ビッグ3

 ・・・略

  実は、このようなことは日本でも日常茶飯事に起きている。ほとんど無数にあるが、その一つの例が「太陽電池の補助金」である。

 太陽電池の開発と製造は、日本を代表するようなビッグな会社がやっている。彼らは潤沢な資金を持ち、判断力を有しているから、太陽電池が有望なら自らの経営判断でやるだろう。

 もし、大企業が自らの判断でやめるようなものなら、国がやる必要は無い。特に太陽電池のようにすでに何10年も開発し、製造しているものを国が口を出す必要など無いのである。

 それに税金を投入するというのは、太陽電池の値段が高いからだが、環境学から言えば、「お金がかかる」ということは、それだけ「資源」を使っているのだから、環境に良いはずもない。

 そして、太陽電池に補助金を出すということは「貧乏な庶民から税金を取って、お役人がそれを大企業に配り、天下り先を確保する」ということ以外になにものでもない。なんと言っても、太陽電池を作っている大企業の社長は、庶民とはかけ離れたデラックス生活をしている。

 補助金を出す前に国会で証言してもらい、その時に「まさか、専用高級車で国会に来なかったでしょうね。地下鉄ですか?」と質問するべきである。何しろ、その企業の社長さんは、庶民の税金をもらわなければならないほど生活に困っているのだから。

 でも、太陽電池の会社は補助金を受け取るだろう。それは自分が乞食になったことだが、それには気がつかずに高級車にのって、高級料亭に行っているのに。

 ゆがんだ社会では乞食が威張っているようだ。(平成201121日 執筆)

  なかなか辛辣です。補助金が悪かどうかは立場によって考え方も違って来るのでしょう。私は、今補助金(本当はドイツ式の方が良い)を使ってでも一日も早いコストダウンを計るべきだと思っていますが、そうでない考え方もあるということでしょう。
  今後何十年か経ったときにどちらが正しかったかの結論も出ているかもしれません。それでも私は今のところ太陽光発電こそ未来の地球エネルギーを救うと信じています。

結果を見たいものです!

20081126日水曜日  第3356回  ソーラー・インパルス

  太陽光発電大好きの私としても、これは難しいだろうなぁと考えていたのが飛行機です。だから飛行機じゃなく飛行船の方が現実的じゃないかと考えていました。

 しかし、世の中には不可能なんて考えない人もいるようです。

  Gizmodo Japanより

  太陽発電の飛行機「ソーラー・インパルス」号で世界一周

  ハワイ−マイアミ間を2泊で移動。

気球に乗って1999年に無着陸世界一周を成功させたスイスの冒険家バートランド・ピカード(Bertrand Piccard)さんが2011年、この100%太陽発電の飛行機「ソーラー・インパルス(Solar Impulse)」号で世界一周を目指します。今週水曜(米時間)から、いよいよパイロット訓練が始まりました!

使ってるのは非常に複雑なシミュレータで全機能の情報がここに入ってます。翼幅262フィートで、翼には光起電気効果のセルがビッシリ。その電力で40kWのエンジンを動かすんですねー。

上空39370フィートで重量4409ポンドのカーボン繊維のボディを平均時速70kmのペースで移動するんですけど、行程は全部で10日ぐらいとなる見込み。全スペックとチームの写真は「続きを読む」で見てね・・・以下略

   You Tubeに沢山動画がありましたので2つ選んでみました。

 現実問題として今の飛行機に取って代わる大量輸送機の実現は相当に難しそうな気がします。それでも、遠い未来にはジャンボジェットのように大きな太陽光発電で飛ぶ飛行機が飛んでいないとは言い切れません。

そんな時代が来れば面白そう!

20081127日木曜日  第3357回  誤字

  一段落をどう読みますか。私は「ひとだんらく」と覚えてましたがどうやら「いちだんらく」と読むようです。

と言うのも23日、NHKテレビ夜7時のニュースで最後に不適切な表現がありましたとお詫びがあったのです。それが「一段落(いちだんらく)」を「ひとだんらく」と間違えたとのお詫びだったのです。

 散々、麻生総理の揚げ足を取っているだけに視聴者からクレームの電話でも入ってあわててお詫びしたのでしょうか。

  それにしても、ほんとうに「いちだんらく」の方が正しいのでしょうか。またしても右クリックの辞書で調べてみました。

 いち‐だんらく【一段落】

  [名](スル)

文章などの、一つの段落。

物事が一応かたづくこと。ひとくぎり。「事件もこれで―がついた」「仕事が―したらお茶にしよう」

2を「ひとだんらく」と読むのは誤りだが、話し言葉では使われることも多い。

 成るほど、話し言葉では使われるのですか。要するに読むのは誤りだが世間では使われていると言うことですね。何とも難しいことです。しかし、こんなことを区別しないといけないんでしょうか。そんな細かなことを指摘するくらいなら最近のおかしな言葉遣いを指摘した方が良いのじゃないでしょうか。

何かおかしい!

20081128日金曜日  第3358回  交通量減少

  これからの交通体系として長距離はJRなどの公共交通、近距離は電気自動車、市街地は路面電車を主体として自転車と歩行者という風にすべきだとここでは何度も書いていますがお国も少しは考え出したのでしょうか。

 25日、読売新聞より

 2030年交通量13%下方修正

 国土交通省は、将来の車の交通量を予測する「交通需用推計」で、2030年の見通しを前回予測(02年)から1割以上、下方修正する方針だ。国交省が年内に定める今後5年間の道路整備中期計画の基礎となるため、道路建設の圧縮につながる可能性がある。 

 需用推計は、全国の車の総台数に走行距離をかけた「台キロ」で表し、国交省が約5年ごとに予測値を示している。今回の予測では、30年の交通量が7500億台キロ(約8620億台キロ)から約13%も引き下げる。06年の実績値(7636億キロ)と比べると約2%の減少となる。

 下方修正は、人口減で全国の自動車保有台数が始めて減少に転じたほか、今回から高齢者の免許変能率の上昇を反映させるなど、推計方法を見直したためだ。国交省は、需用を多めに見積もって無駄な道路を造っているとの批判を受け、改めて精査した。

  本当にこの程度の減少で済むのでしょうか。人口の減少と原油の高騰によってもっと大きく減る可能性もあるのじゃないでしょうか。その上に公共交通を主体とした新しい交通体系への移行も進めていけば無駄な道路を造る必要は本当に無くなりそうです。そのお金で公共交通や自転車道などの整備を進めて欲しいものです。

  それにしても、人口の減少はこんなところにも恩恵があるのですね。わざわざ外国人に来て貰わなくても少なくなった人口で食料自給も可能になるでしょうし、のんびりと暮らしませんか。明治維新の頃の3000万人にはまだ大分余裕があります。きっとそこまで減れば余裕が出てきて自然に増えるのじゃないでしょうか。

もうお金に振り回されるのはやめにしましょう!

20081129日土曜日  第3359回  電気自転車

  第3181回で電気自動車を採用する話題を取り上げた郵政が今度は電気自転車の採用だそうです。

  25日、読売新聞より

  集配に電気自転車 日本郵政導入へ

 日本郵政グループは地球温暖化対策の一環として、郵便物の集配に電動自転車を導入する。郵便事業会社が保有している軽貨物自動車(約2万2000台)の一部を切り替える計画だ。第1弾として年内に東京、大阪で計80台を投入し、全国に広げる。

 郵便事業会社は、電気自動車を導入する準備も進めているが、特に都市部ではリヤカー付きの電動自転車の方がきめ細かく動けると判断した。購入費と電気代も割安なため。コスト面も効果があるとみている。

  電気自動車の一部を電気自転車にするということのようですね。バイクのを還るという話はまだ出ていないようですが、自動車から一気に自転車というのも面白いですね。バイクが全て電動バイクなるものに変わるのも近そうな気がします。

  いよいよ昨日も書いた長距離は公共交通、近距離は電気自動車という私の夢も案外実現は近いのかも。

期待していいのでしょうか!

20081130日日曜日  第3360回  文明都市

  昨日、一昨日と読売新聞の記事から未来の交通体系は長距離は公共交通を主体として近距離は電気自動車、市街地は路面電車と自転車に歩きとするべきと書きましたが、誰の考えも同じなようです。

 第3059回で低炭素社会への取り組みで侮りがたしと書いたロンドンの新しい市長が素晴らしい発言をしています。

  26日、読売新聞より

 ロンドン五景 4 自転車促進「文明の証し」

 ・・・略

 産業革命の一拠点だったロンドンは元々、公害がひどく、夏目漱石は留学中の1901年に「煤煙と塵埃」の街と書き残した。だが、今はクリーン都市へまっしぐらだ。

 7月には、25年までに1990年比で二酸化炭素排出量を60%削減する計画を発表した。ニューヨークや東京と比べて格段に高い目標設定だ。2階建てバスのハイブリッド化、1万本の街路樹植林、無税による電気自動車導入促進、自転車6000台の貸し出し計画、自転車道増設など・・・・。市は「乗用車から公共輸送・自転車・徒歩への大規模な移行は世界に例がない」と誇る。

 ボリス・ジョンソン市長の持論は「自転車都市こそ文明都市」だ。ボサボサの金髪で知られる44歳の若き市長は、自転車で出勤し、5月の就任以降、自転車の普及を推し進める。環境派と呼ばれたケン・リビングストン前市長も公共輸送の充実に力を入れた。

 もちろん、その道のりは平坦ではない。ロンドン市は最近、資金不足から、モノレール型鉄道建設など排ガス抑制策の凍結に追い込まれた。大火、ペスト、大空襲・・・・。幾多の困難を経て成長し続けた欧州最大級の都市は、真の環境都市へと脱皮できるだろうか。

  「自転車都市こそ文明都市」とは言いましたね。前の話題の時のロンドン市長がその後直ぐに選挙で破れたと言っていたのでどうなるのだろうかと心配していたのですが、今度の市長もそれに劣らずの人のようで安心しました。
  と言うか、どうして日本にこうした知事や市長が出てこないのでしょうか。前のロンドン市長が東京やニューヨークに続いて欲しいと言ってましたが、石原知事もくしくもロンドンオリンピックの次のオリンピック招致よりこちらの取り組みを見習って世界をあっと言わせた方が後世に名を残せるのじゃないでしょうか。

やりませんか!

ホーム 団塊 分類  

 

inserted by FC2 system