団塊の世代の部屋(124)

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2009111日日曜日  第3696回  橋上朝食

  この記事の見出しを最初に見た時、大規模なデモでもやっているのかなとそれ程気にも留めなかったのですが、何となく引っかかるところがあり、後で読んで見ました。
  ところが、想像に反して、国を挙げてのイベントだったのです。希望者を募集して抽選で選ばれた人達が橋の上での朝食を楽しんだのだそうです。

  毎日jpより

  オーストラリア:橋を通行止め 市民6000人で朝食

 【ジャカルタ支局】オーストラリア・シドニーのハーバーブリッジで25日朝、車両の通行を止めて約1万平方メートルもの芝生を敷き、市民6000人がピクニックの朝食を楽しんだ。

 豪州でのアウトドア生活や農産品を観光資源として宣伝するイベントで、初めての試み。リンゴやヨーグルトなどが振る舞われ、牛も“放牧”された。

 1932年に開通したハーバーブリッジは車道(8車線)と鉄道(複線)が走る交通の大動脈。近くのオペラハウスと並び、シドニーのシンボルとなっている。

 参考: GIGAZINE → シドニー・ハーバー・ブリッジが朝食を取る人達で閉鎖

  いやぁ、面白いことを考えるものです。発想のユニークさとそれを実行する行動力に脱帽です。
  翻って、世界に誇れる瀬戸大橋をこうした想像を絶するイベントに使おうという発想が無いことに寂しいものがあります。
  去年の
20周年記念に誤魔化し程度のマラソン、それも一部だけを使ってのものしかやらないという情け無いイベントしかできなかった差は一体何なんでしょう。
  あのイベントが世界に紹介されたとのニュースもなかったような気がします。それに比べてこの記事は世界に対して大きな宣伝になったようです。どうせやるならこのくらいインパクトのあるものをやらないと無駄に終わるというものでしょう。

  そういう私も、せいぜい年に一度の瀬戸大橋橋上マラソンくらいしか思いつかないのですから大きなことは言えません。

宝の持ち腐れか!

2009112日月曜日  第3697回  与那国島

  普天間基地移転問題が迷走しています。首相と外務大臣と防衛大臣の意見が食い違いアメリカはあきれているようです。
  それにしてもとんでもない政党を選んでしまったようです。尤も、自民党を選ぶ気にもなれなかったのは私も同じでした。

  一体どんな結末が待っているのか素人の私には想像も付きません。

  そんな素人の私がふと思いついたのは与那国島ことです。

  J-CASTニュースより

  日本最西端の与那国島 自衛隊誘致の是非で議論 2009/8/ 4 18:28

  自衛隊誘致が争点となっていた日本最西端の沖縄県・与那国島の町長に、誘致派の現職が当選した。誘致へ前進したかのようにも見えるが、反対派も少なくなく、簡単には決着がつきそうにない。

  安全確保、地域活性化の観点から要請

  200982日、任期満了に伴う同町長選の投開票が行われ、現職・外間守吉(ほかま しゅきち)氏(59)が、反対派の元町職員、田里千代基(たさと ちよき)氏(51)を破って再選された。

与那国島は沖縄本島から西に約500キロに位置する人口約1600人の島。台湾まで約110キロで、中国と領有権を巡って対立している尖閣諸島もすぐ近くにある。・・・以下略

 ここは前の自民党の防衛大臣が考えてみると発言したあと今度の民主党の防衛大臣が否定したところです。
  皆が反対するキャンプシュワブを止めてこの与那国島へ移転するのはどうなんでしょう。島にも反対派はいるようですが選挙では賛成派の町長が再選されたのですから民意は賛成ですし意外と話は早いのじゃないでしょうか。アメリカがどう考えるかの問題はありそうですが面白いと思いませんか。

素人考え過ぎでしょうか!

2009113日火曜日  第3698回  一体型パネル

  第3516回でも書いたように我が家では30年近く太陽風呂が働いています。もしかしたら我が家の中では一番の働き者かもしれません。
  太陽光発電も30年後に動いてくれていれば有難いのですが、こればっかりは運も作用するでしょうね。

  さて、その太陽風呂と太陽電池を組み合わせて効率の良いシステムが何故出来ないのだろうかと第1377回で書きましたが、どうやらやっと出てきそうです。

  日刊工業新聞より

  GF技研、太陽光発電と熱回収を同時に行う一体型パネル開発 掲載日 20091028

 【静岡】GF技研(静岡県富士市、梅津健児社長、050・1465・3084)は、太陽光発電と熱回収を同時に行う一体型パネル「太陽光電熱パネル(SSP)」を開発した。エネルギー変換効率が約60%と高いのが特徴。中小企業4社と連携し、テスト用サンプルの出荷を始めた。今後、給湯機器メーカーなどと協力して量産化し、2010年秋の発売を目指す。

 GF技研はエネルギー機器開発のベンチャー企業で、資本金は1220万円。静岡県の外郭団体しずおか産業創造機構(静岡市葵区)の運営する投資ファンドが出資している。家庭用に普及している発電のみの太陽光パネルでは通常、太陽光エネルギーの変換効率が20%以下にとどまっているという。SSPは熱エネルギーも一緒に回収することで、変換効率の大幅増を実現する。

  やっと出たか、待ってました。しかし、GF技研さんHPも無いようですしシステムの画像も無いので概要が良く分かりませんが、兎に角、電気と湯の両方を作ることは間違いなさそうです。どんなシステムなのか今後の発表を待ちたいと思います。
  いずれにしても、風呂と電気の両方を賄えて尚且つ太陽電池を冷却して発電効率をあげるということを達成していることを期待します。
  そうなれば、これと、
第3608回で取り上げたエコキュートとの組み合わせも可能になってきそうです。これで家庭のエネルギーは全て賄えるなんてことにもなりそうです。

早く商品を見たいものです!

2009114日水曜日  第3699回  変換効率

 太陽電池の変換効率が上がれば設置面積が少なくてすみます。たとえば今の倍の効率になれば小さな屋根でも家庭で使用する程度の電気なら十分賄えるようになるはずです。そんな日が来る日を楽しみにしていますが、そうは甘くないようです。とは言いながらも毎月のように各メーカーが変換効率のアップに成功したとの発表が続いています。

  日本のトップメーカーのシャープも頑張っているようです。

  Tech-On!より

  変換効率35.8%のシャープの太陽電池,コスト1/10,効率40%も視野に

  「内燃機関の効率に近付いた。変換効率50%を超える夢の太陽電池の実現に向けて,大きなブレークスルーだ」(シャープ)。シャープは,太陽電池の変換効率の最高値を更新して,35.8%を達成した(関連記事)。1000倍で集光すれば,45%を実現できそうだ。

 既に同社の技術者たちは,次の開発に向けて動き出している。目標はコスト1/10,非集光時のセル変換効率40%超である。40%超に向けた研究開発を加速するのは同社だけではない。究極の太陽電池に向けて,技術開発競争が活発になってきた。

 これまでの最高値は,2007年に米NRELNational Renewable Energy Laboratory)が記録した33.8%だった。集光した場合の最高値は,米Spectrolab Inc.200910月の学会で発表したばかりの41.6%である。シャープの今回の成果を含め,いずれも3接合タイプの化合物多接合型太陽電池で実現している。

 太陽電池の変換効率を極限まで高めるには,異なるバンドギャップを持つ材料を組み合わせて,幅広い波長の光を余すことなく利用する必要がある。従来シャープは,作りやすさを優先して格子定数の近い組み合わせで材料を選んでいた。つまり,トップ・セル(3接合構造の上層)がInGaP,ミドル・セル(同,中層)がInGaAs,ボトム・セル(同,下層)がGe,基板がGeだった。・・・中略

  今回の手法は,高効率化だけでなく,将来的にはコスト削減にもつながるという。GaAs基板から切り離す工程は現在,GaAs基板を削り取るなどの手法を用いている。これを将来は,剥離用の層を挟む手法や,剥離したい部分へのイオン注入を利用する手法などによって実現できれば,GaAs基板の再利用が可能になる。GaAs基板は非常に高価なため,この手法が実現すればコストを大幅に削減できるとみる。

 こうした改良によって,「結晶Si型よりも2ケタ高い」と言われている製造コストを,現在の1/10まで下げられるという。現在の用途は人工衛星などにとどまるが,コストが下がればそのほかの用途へも広がる可能性がある。・・・以下略

  変換効率はもうここまで来ているのですね。但し、単価がこれでは家庭用に設置するのはまだまだ夢の世界のようです。2桁高いものが1/10になっても1桁違うということですから夢の又夢かもしれません。

 しかしながら、こうして変換効率が上がっているということは不可能ではないということですから何かの拍子でブレイクスルーが起きる可能性がないとは言えないでしょう。

 もしそんなことができれば未来のエネルギーは全て太陽光で賄うなんてことも本当に夢でなくなるかもしれません。問題は、バッテリーでしょうが、これだって電気自動車の普及に伴って画期的なコストダウンと容量増も可能になるかもしれません。

そんな日は来るか!

2009115日木曜日  第3700回  リンク切れ

  HPも長くやっているとあちこちでリンク切れになります。HPが廃止されたりアドレスが変わったり、新聞社などは古い記事は殆ど無くなっていてリンクが切れています。
  初期の頃は引用は短くすべきとのアドバイスもありなるべく短くしていましたが、リンク切れに気が付いてからはなるべく全文を引用したりしていますが、余り長いと引用ばかりということになるので困る時もあります。しかし、後で見直した時に何のことだか分からないことになるのでどうしても長くなりがちです。

  今回は、そんな外部へのリンク切れではなく自分のHP内でリンクが切れていることに気が付いてあわてました。
  毎日の記事を後から見ても分かりやすいようにと
分類しているのですが、チョッと以前の記事を探していたらリンクが全然繋がらないのです。もしかしたらかなり長い間こんな状態だったのかもしれません。あわてて原因を調べてみましたが、どうしても分かりません。いろいろやってみてはクリックしてみるのですがやはり繋がりません。
  もう諦めてこの分類自体を削除しようかとも思いましたがあわてることもないと思い直し見ているとどうやらそれらしい原因をみつけました。リンク先のアドレスの拡張子
htm.htm_と余分に _ がついているのです。何時の間にこんなものが付いたのか分かりませんが兎に角これを全部はずさないとリンクは繋がらないのです。ところが今までの3600回以上のアドレスを打ち直さないと行けません。一つ一つ打ち直すのは大変です。正直ちょっと気が萎えそうでした。
  しかし、置換を使えば何とかなりそうだと思い早速やってみました。「編集」→「置換」で
htm_htmに設定して「全て置換」を実行してみましたが上手く行きません。何度やっても駄目でまたしても諦めかけました。
  待てよ、もしかしたらソースの方なら置換できるのかもと考え、早速ソース表示にして実行してみました。何と今度は見事に成功です。有難い、これで3600もの打ち直しをせずに済みました。
  しかしながら問題は何故知らない間に書き換えが起きていたかですが、これは私には分かりそうもありません。きっと知らない間に何処かをいじっていたのでしょう。何といっても原因が無ければ問題は起きないはずですから。特にパソコンはそんな気がします。

  それにしても滅多に使わない業は忘れてしまっているので思い出すのが大変です。やはり日頃から使ってないと駄目ですね。というかもうボケが始まっているような気もします。今回は何とかなりましたが、何時使えなくなるのか心配になります。

もう近いのかも!

2009116日金曜日  第3701回  全量買い取り

  第3668回で取り上げた全量買い取り制度に向けて民主党が本気で取り組むようです。

  時事ドットコムより

  全量買い取り「来年度から」=太陽光発電を促進−菅担当相 1031

  菅直人副総理兼国家戦略担当相は31日、民主党都連の会合で講演し、太陽光、風力など再生可能エネルギーによる発電の全量を電力会社に買い取らせる制度について「来年度からやろうと思っている」との考えを明らかにした。

 菅氏は「(国が)一円もお金を掛けないで、太陽光パネルが増えるやり方がある。全量固定価格買い取り制度を決めればいい」と述べ、全量買い取り制度を導入すれば、国の財政負担を増やさずに太陽光発電を普及させることができると強調した。

 経済産業省は11月から、家庭の太陽光発電などの「全量」買い取りの検討に入り、2年後をめどに結論を出す予定。民主党は、先の衆院選マニフェスト(政権公約)に全量買い取り制度の導入を明記している。 

  第2272回でも書いたように国が一円もお金を掛けないで大きな設備投資ができるのがこの方式のすばらしいところです。やっとそこに気がついたということでしょうか。

  NIKKEI NETより

  再生可能エネルギー、全量買い取りへ 経産省が新組織

 直嶋正行経済産業相は27日の閣議後の記者会見で、太陽光や風力などを含むすべての再生可能エネルギーによる電力全量を電力会社が買い取る制度導入に向けたプロジェクトチームを設置すると発表した。11月から自家消費分以外の太陽光を買い取る制度が始まるが、同制度には2年後に見直す規定があるため「できるだけ早く実施したい」と述べた。・・・以下略

  プロジェクトチームなんて組まなくてもやることはわかっているのですからやるかやらないかを決めればいいのじゃないでしょうか。チームだ組織だと余分なものを作って無駄な経費を使うことばかり考えずに如何にお金を使わずに効果を上げるかを考えるべきでしょう。
  いずれにしても、国民のお金をインセンティブにして国民に投資をさせ電力会社を使って支払いをさせるのですからその間で官僚や政治家がお金をピンはねしないようなきちんとしたシステムを作ってもらいたいものです。

無駄は省きましょう!

2009117日土曜日  第3702回  友達になりたくない

  太陽光発電こそ地球のエネルギー問題を解決する最も効果のあるものだと信じているし、実際に設置して毎日黙って働いてくれているのを実感して満足しています。
  しかし世の中にはまだまだ反論を唱える人が居ます。何時ものサイト順路の
武田邦彦 (中部大学)の先生が痛烈に批判しています。何時も考えさせられる説に納得させられることも多いのですが、こればかりは認めたくないですね。

  太陽電池の技術者たちは何を想う?

  ・・・略

  太陽電池での発電の買い取りが行われる。

普通ならキロワット時24円をその2倍の48円で電力会社が個人から買い取り、その差額は電力費に転嫁する。

なんでこのような変なことを電力会社がするかというと「政府のご命令」だそうだ。独占禁止法に触れるのではないか?政府と企業の談合ではないか?と疑う。

まるで、談合だ。こんな奇妙なことが行われるのは「CO2を削減する」為だそうだ。

「値段が高いのにCO2削減になる」ことを学問的に証明することは出来ない。値段が高いと言うことはエネルギーとか材料を使うことだから、そこでCO2がでる。なにも家庭ででなくても、工場で出れば同じことだ。

でも、日本国には「御用学者、御用研究者」がウヨウヨしていて、役人にとりつき研究費をせびる。彼らは本当は研究者ではないので、お金になれば何でもする。「旦那さん、何をすれば良いのですか?」とご用聞きをするのだから、「値段が高いのにCO2は出ない」ぐらいは朝飯前だ。

かくして、200万円する個人用住宅の太陽電池発電設備の半分を税金でまかない、発電した電気は2倍で買い取ってもらう。それでも(日本全体の)CO2は減るという。

何という醜悪なことだろうか?

まず、太陽電池を設置している家庭は、温暖化を促進し、税金をもらい、電力費を他の家庭に転嫁する。とんでもない人たちだ。そんな自分勝手な人とは友達にはなりたくない。・・・中略

太陽電池の技術者は40年経っても、石油にも原子力にも叶わず、人のお金をもらって4倍(設置に2倍、売電が2倍)の電気を売ろうとしている。

太陽電池を研究している技術者にサムライはいないのか! そんな惨めなことをして、君はなにをこれまで勉強してきたのか!技術者の魂は「より安くて良い技術を提供して、少しでも社会に貢献すること」だったのではないのか!

40年、豊富な研究費で研究し、それでも4倍もかかるものが「環境に良いはずはないから、販売を止めてくれ」と何で重役に言えないのか?なんで製造を止めないのか?・・・中略

「大量生産すればコストが下がる」などとさらに追加してごまかすことは止めて欲しい。企業なら、今の技術でどの位、生産すればコストがどうなるかは簡単に計算できるのだから。 

補助金をもらうということは他人のお金だから「乞食」だ。それももう、研究を開始して40年なのだから。(平成21111日 執筆)

  何とも強烈です。こんなことを言われると太陽電池信奉者の私としてはちょっと落ち込みます。とは言いながらも、将来の石油や石炭の枯渇によるエネルギー危機を克服するのは太陽光発電しかないと信じています。
  正直言って私も温暖化とか
CO2削減にはそれ程興味はありません。しかしながらエネルギーだけは絶対に確保しておく必要があると信じています。私の子供の頃のエネルギー使用に戻ればかなりの節減にはなりますが、それでもエネルギーなしの生活には戻りたくないし、未来の人達にそんな苦労をさせたくはありません。
  そのためにも、太陽光発電で最低限の生活ができるように準備することは現代に生きてエネルギーの恩恵に浴した我々のせめてもの責任と言いたい。
  果たして先生の説と私の願望とのどちらが本当になるでしょうか。それとも全く違った解決法が開発されるのか楽しみです。

どうなるでしょう!

2009118日日曜日  第3703回  ペイバックタイム

  昨日取り上げた武田邦彦 (中部大学)先生余程太陽光発電が嫌いのようです。

 太陽電池と聞くと懐かしい

  ・・・略

  内容は「太陽電池は、省エネルギーにならない。設置に必要なお金(資源)を回収するのに20年以上かかる」という内容だった。

私としてはマジメに計算をして、20年から30年という結果が出ていたので、その研究の結果をそのまま書いたのだった。

忘れもしない、その文藝春秋が本屋に並んだその日の午前10時頃。

家に電話がかかってきた。なぜ、10時に家にいたのか、すでにそれを思い出すことが出来ないが、電話の先はテレビ朝日の人気番組「ニュースステーション」のディレクターだった。

「先生、困るじゃないですか。この前のニュースステーションで久米宏が「太陽電池のペイバックタイム(投資したお金をどのぐらいで回収できるか)は3ヶ月」と放送したばかりですよ。それなのに20年以上かかるなんて、書かれたら困るんですよ」

私はいささかビックリして、

「20年は私の計算ですから、そちらの計算と違っても仕方がないですが、間違ってはいません。もし問題なら番組で説明します」

と返事した。その電話はそれで終わった。

偶然だろうが、それからあまりお呼びが来なくなった。・・・以下略

  これは話が噛み合ってないのじゃないでしょうか。先生の言われるように設置費用を回収するのは確かに当時なら20年以上で正しいでしょう。それにオール電化による夜の電気が安くなる契約にすると上手くいけば15年になり、今回の買い取り価格48円なら10年も可能でしょう。
  ニュースステーションのディレクターの言う3か月とは「エネルギーペイバックタイム(
EPT)」のことで太陽電池を製造する時に使ったエネルギーを回収するのに太陽電池の発電で3か月かかるという意味で使っていると思われます。尤も、ディレクターがそれを理解しているようには思えないし、3か月というのも短すぎます。

  いずれにしても、製造するのに掛かったエネルギーの回収を「エネルギーペイバックタイム」と言い、投資したお金の回収期間を「ペイバックタイム」と言うのでは全く意味が違います。先生はそのあたりのことは分かっているはずなのにわざとエネルギーを除けて投資金額で話しているように思えます。
  そんなに太陽光発電を嫌わないでください。取り付けたら毎日が楽しいですよ。投資金額の回収には20年近く掛かるかもしれませんが、ただの消費財だったら20年すれば何にも残りませんが太陽電池は投資した金額は一応回収できるのです。そしてその間毎日発電状況を楽しみ節電が身につき、おまけに環境にも貢献していると考えることも出来ると考えると結構お得だと思いますよ。

楽しくやりましょう!

2009119日月曜日  第3704回  グリーンな信号

  街路灯に太陽電池という商品は色んなメーカーが取り組んでいるようでインターネットでも良く見ますがそれと良く似た信号機に太陽電池というのは余り見ません。尤も、信号機は警察利権も絡んでいるという噂もあるように一般商品とは違うので宣伝されることはないのでしょう。しかしながらあっても良さそうなものですが案外盲点なのでしょうか。

  いつもの革新的発明と製品情報にありました。

  グリーンな信号

 鳥かごの形をした信号。ソーラーパネルを搭載し、太陽光を受けて、それを動力源とする。デザインがとてもかわいくて、自然にやさしい。

  これは良いのじゃないでしょうか。LEDの信号機も増えてきたようですし、これに太陽電池を使えばかなりの節電になりそうです。昼間は太陽電池で賄い夜や発電が足りない時は普通に電気を使えば信号が止まるということもないでしょう。
  日本中の信号機を
LEDと太陽光発電の組み合わせにすればその節電効果は大きそうです。
  こうしたちょっとしたことからでも手を打っていけば気が付けば意外と大きな成果に繋がって行くのじゃないでしょうか。

まずは始めることです!

20091110日火曜日  第3705回  ソーラークリニック

  我が家の太陽光発電のデーターも開設依頼5年目に入りましたがまだまだ性能の低下は無いように思えます。しかしながら比べるものが無いのでどうしても思い込みで判断することになりそうです。
  そこで、サイト順路にも入れている
太陽光発電 診断 - ソーラークリニックに登録することにしました。
  毎月のデーターをアップすると
登録発電所に早速登録されました。

  登録発電所 ここからデーターの分析を見に行くことができます。

  10月のデーターも送りましたので近いうちに

  太陽光発電ランキング:月間発電量(パネル1kWあたり)

  に載せて頂けるのじゃないでしょうか。
  これで他の発電所と比べることが出来るので順調に稼動しているかどうかが判断しやすくなるはずです。

チョッと楽しみ!

20091111日水曜日  第3706回  デマンドタクシー

  第3549回で取り上げた我坂出市のような小さな地方都市で車主体の交通体系から脱却するには良いかも知れないと書いたデマンド交通が香川県でも始まりました。

  四国新聞社−香川県のニュースより

  デマンドタクシーの実証運行開始/まんのう町  2009/11/02

 高齢化が進む中、移動手段の少ないお年寄りの外出を支援する「デマンド乗り合いタクシー」の実証運行が2日、まんのう町で始まった。実証期間は2011年度末まで。町などは今後、町民の意見を聞きながら利用しやすいサービスを目指す。

 同タクシーは、乗客の自宅から病院や公共施設など希望の目的地まで、ドア・ツー・ドアで運ぶ県内初の取り組み。同町では、合併前の旧3町間の交通格差解消が課題で、行政や交通事業者、町内各種団体などで組織する町地域公共交通協議会(会長・栗田町長)が対策を検討してきた。

 運行は、平日の午前8時から午後5時まで旧町域単位で行い、1日計19便。3台の車両はいずれも客が9人まで乗れるワゴンタイプで、同タクシーの愛称「あいあいタクシー」のロゴなどを入れた黄色いプレートを車体に張って走る。利用は事前登録制で、これまでに約600人が登録した。

 この日、町役場であった出発式で、栗田町長が「気軽に利用でき、末永く愛される乗り物にしたい」とあいさつ。町内のタクシー業者3社がプレートを受け取り、運行を開始した。

  余談ですが、このタクシーの名前についての話題があります。リンクさせて貰っている勝手気ままな日記帳あいあいタクシー

  まんのう町は弘法太子が改築した日本一のため池満濃池のある町です。香川県でも徳島との県境に近い過疎の町といっても良いでしょう。町域もかなり広いところです。こうした町でこのデマンドタクシーが上手く行けば香川県中のどこでも成功する可能性があるということになるでしょう。
  何とか上手く運営して成功させて貰いたいものです。そうなれば我坂出市でも導入するきっかけになるかもしれません。
  郊外から市街地へはデマンドタクシーで来て、街中は整備された自転車道や歩道で移動する。これなら地方都市でもクルマ主体の交通体系を変えることが出来るかもしれません。
  本音は路面電車が欲しいのですが、無理は禁物ですね。地方都市でも十分採算の合う交通体系でなければ長続きはしないでしょう。

成功を期待します!

20091112日木曜日  第3707回  バドミントンの羽根

  体育館勤務になってから不思議に思っていたことにバドミントンのシャトルの羽がありました。何でも合成樹脂の良い物がある時代に未だに鳥の羽を使っているのだそうです。もっと良い物が安くできるのじゃないかと指導者の方に聞いてみたら、天然の羽にはかなわないのだそうです。そんなものかなと納得しながらも何となくしっくり来ないものがありました。 しかし、メーカーさんんもその当たりは何とかしようと思っていたようです。

  MSN産経ニュースより

  ミズノが人工羽根のバドミントンシャトルを開発 1026

 ミズノは26日、天然羽根に近い弾道を実現した人工羽根のバドミントンシャトルの開発に成功したと発表した。鳥インフルエンザや食習慣の変化などの影響で、ガチョウなど水鳥の羽毛は価格が高騰し、安定供給の観点から人工羽根に期待が集まっていた。来年1月10日に初中級者の練習用から発売を開始し、将来的にはトップレベル用の発売も視野に入れている。

 ミズノは天然羽根シャトルの構造や特性を徹底的に分析。重心位置や空気抵抗を工夫することで、天然の飛行性能に近づけた。素材に発泡ポリエチレンや強化ナイロンを使用することで、天然の3倍近い耐久性も実現した。

  オープン価格を予定しているが、天然より2〜3割安価になる見込み。ミズノは「学校のバドミントン部では、活動費に占めるシャトルの経費の割合が大きい。負担低減と練習環境改善で、競技人口低下に歯止めをかけたい」と意気込んでいる。

 参考:MIZUNO → 天然に近い飛翔性能を実現 人工羽根バドミントンシャトルコック開発に成功

  鳥インフルエンザがこんなところにまで影響していたんですね。それでもそれがきっかけで人口の羽根が開発されたとすればバドミントンをする人たちにとっては朗報といえるのじゃないでしょうか。まだまだ、天然の羽根との動きが違うそうですが、何のことはないルールで天然ものを禁止すれば良いのじゃないでしょうか。

 こんなことを言うとあちこちからクレームが起きそうですが、何時までも鳥の羽根を使うわけにはいかないのじゃないでしょうか。そうであればこれを機会にルールを変えましょう。

  尤も、時代が変わって石油枯渇の時代になれば逆に天然ものに帰るなんてことになるかもしれませんね。

時代は動いている!

20091113日金曜日  第3708回  バイオ樹脂

  昨日のバドミントンの羽根で石油枯渇の時代になると人工羽根は天然物より高くつくようになり又天然物に帰ることになるかもと書きましたが、もう一つの解決法、バイオ樹脂という手もありそうです。

  NIKKEI NET 8日より

  植物由来バイオ樹脂、耐熱性最高水準に 帝人、275度まで対応

 帝人はセ氏275度の熱にも耐えられるバイオプラスチック(樹脂)を開発した。従来より50度前後高く、植物由来では世界最高レベルの耐熱性で、自動車のエンジン回りにも初めて使えるようになるという。5年以内の事業化を目指す。

 バニラ香料の成分であるバニリンから作る。間伐材などから抽出した成分をいったんバニリンに変え、触媒や化学反応を工夫し耐熱性を向上させた。

  石油がなくなると燃料は太陽光発電などで賄うとしてもプラスチックはどうなるのだろうかと心配してしまいますが、こうしたバイオ樹脂が本物になってくれれば杞憂に終わるのかもしれません。
  バイオも燃料としての利用は歓迎できませんが、こうした樹脂は期待したいものです。
第2945回でも書いたように、そのバイオも米やトウモロコシ、サトウキビなど食料となるもので作るのでなく焼却処分されるものや食料油のように利用した後のものから作るのは大歓迎です。
  このあたりも人類の英知で克服できる日もきっと来るでしょう。

密かに期待しています!

20091114日土曜日  第3709回  タバコ税

  毎日の落葉との戦いが最盛期になろうとしていますが同じように毎日必ず落ちているのがタバコの吸殻。よくもこれだけ飽きずに毎日ポイ捨てできるものです。きっと同じ人なんでしょうね。
  それにしても、毎日自分が捨てたタバコが必ず掃除されていると言うことには気が付かないのでしょうか。もし気が付いているのなら少しは遠慮しそうな気もするのですが、そんな人達に人並みの気遣いを期待する方が甘いのかもしれません。
  そして、タバコのポイ捨て程ではありませんが
ガムの吐き捨ても相変わらず減る様相はありません。最近では体育館の床にこびりついているのがあり驚かされました。外はまだしも、自分たちが使っている床にガムを吐き捨てるってどんな神経をしているのでしょうか。きっと自分の家の中でも吐き捨てしているんでしょうね。スポーツをやる資格が無いといえばスポーツをやる人を高く買い過ぎているのでしょうか。
  

  そんなタバコとガムについて面白いことを書いているのを見つけました。

  何時もサイト巡回のせと弘幸Blog『日本よ何処へ』より

  タバコ税を大幅引き上げへ

  ・・・略

  健康問題を言うなら他にもやるべきことは沢山あります。最近タバコを吸える場所がドンドン減っていますが、パチンコ店なども全面禁止にすべきではないか?

 更に路上で吸いからをポイ捨てするから環境上も良くないと言うなら、ガムなども吐き捨てにする輩が多いので、メーカーのロッテなどにも迷惑料として課税したらどうでしょう。・・・以下略

  今回のタバコの増税の話題の中にあったものです。瀬戸さんはタバコの増税に反対のようですが、私は、タバコのポイ捨てが減るのなら大歓迎です。
  その上、ガムの吐き捨てへの迷惑料なんて最高ですね。ガムが500円くらいになれば吐き捨ても少しは減るでしょうか。これは是非やって欲しいものです。
  韓国贔屓の鳩山さんにはロッテに打撃になることはできないでしょうね。その点、タバコの方は日本嫌いでやるかも。

どうなるでしょう!

20091115日日曜日  第3710回  我が家の太陽光発電

  例月我が家の太陽光発電、11月分10月13日から11月11日までのデータです。実質30日分で先月より3日少ない稼動日数です。
  いよいよ定額買取制度が始まって最初の検針日です。果たして既に新価格になっているのかどうか。

去年10月、買電、461(202,259)kWhで8,042円 1kWhの単価、約17.44円

今年10月、買電、455(191,264)kWhで7,556円 1kWhの単価、約16.61円

去年11月、買電、557(196,361)kWhで8,109円 1kWhの単価、約14.56円

今年11月、買電、502(166,336)kWhで7,067円 1kWhの単価、約14.08円

  去年より昼間も夜も買電が減っています。微妙に天候の恩恵でしょうか。それとも節約意識が功を奏したのか。それとも誤差のうちか。

 さて売電は、

去年10月、売電、321kWhで8,686円  1kWh単価、約27.06円

今年10月、売電、401kWhで10,542円  1kWh単価、約26.29円

去年11月、売電、304kWhで7,213円  1kWh単価、約23.73円

今年11月、売電、357kWhで8,325円  1kWh単価、約23.32円

  新価格の買い取りはやはり来月の検針からのようです。
  
去年10、896円の支払。今年の支払▲1,258円と比らべると、2,154円の節約となりました。
  買電▲55(▲30、▲25)、売電53の増加。発電量も420から457と37k
Whの増加です。去年より天候が良かったのでしょうか。買電、売電、発電と3拍子そろった好成績です。こんなことは滅多にないことです。少しずつと言えどもバカにならないものです。


1年目の年間電気代 31,518円

2年目           7,012円

3年目          ▲2,689円

4年目          ▲5,499円  

5年目 7月、〜11月   ▲17,238円

 7〜11月と去年▲6,189と比べて11,049円の節約となりました。やはり天候に恵まれたのでしょうか。
  残念ながら、11月分は新価格にはなっていませんでしたが、何とか支払いマイナスを達成しました。今年は4月以降連続マイナスを続けています。来月から太陽光発電の一番苦手な12・1・2月を迎えますがいよいよ新価格の買い取りが始まるのでもしかしたら年間通じてマイナスということも夢ではなくなるかもしれません。

 参考:使用料金表

さて来月は!

20091116日月曜日  第3711回  太陽の恵み

  太陽光発電を始めてから太陽の恵みを実感することが多くなりました。特に、日の翳った寒い日にさっと太陽が顔を出したときの暖かさはその有難さを一番感じるときです。人間は太陽によって生かされていると思い知らされる時です。
  その太陽と地球の奇跡とも言える位置関係やその地球に生まれた人間の奇跡、そしてその中でも恵まれた今の時代の日本に生まれた奇跡。奇跡が積み重なって今生きている有難さをもっと感謝すべきでしょう。
  そんなことを考えさせてくれる記事がありました。

  Japan on the Globe 国際派日本人養成講座より

 Japan On the Globe(622)

 ・・・略

  4.太陽エネルギーの恵み

 もう一つ有り難いことは、地球が太陽から無尽蔵のエネルギーを供給されていることである。太陽から地球に届けられるエネルギーの総量は、石油換算で約130兆トンであり、これは人類が一年間に消費するエネルギーの石油換算量約90億トンの1万4千倍以上である。言わば36分間の太陽エネルギーで人類の1年分のエネルギーが賄(まかな)える勘定になる。

 したがって、太陽から供給されるエネルギーのほんの一部でも活用できれば、石油も石炭も原子力も要らない事になる。本来、地球には「エネルギー問題」など存在しないはずなのである。

  太陽エネルギーの利用手段というと、まず思い浮かぶのが太陽光発電だが、それだけではない。太陽で温められた大気が上昇気流を生み、その空隙にまわりから空気が流れ込んで風が吹く。風力発電とは、太陽が生み出した風からエネルギーを取り出すものである。

  また、太陽熱によって蒸発した水分が、山の上まで運ばれて、雨が降り、それが集まって川となる。水力発電も太陽エネルギーがもとになっているのである。

同様に、海の温められた表層と冷たい深層の温度差を利用す「海洋温度差発電」も、太陽エネルギーを利用する一手段である。

さらに、トウモロコシなどから燃料を作り出す「バイオマス」も、植物が太陽エネルギーを光合成によって変換・貯蓄したものである。

こうして見ると、まさに地球は、太陽光の恵みをふんだんに受けている「有り難い星」である、と言わざるを得ない。・・・中略

  我が国は、古来から天照大神、すなわち太陽神を「生きとし生けるもの」を養い育ててくれる最高神として崇めてきた。日本語の「ヒ」は、太陽の「日」であり、人間が使う「火」であり、太陽から与えられた生命力(霊)を宿したのが「霊止(ヒト、人)」「日子(ヒコ、男子)」「日女(ヒメ、女子」である。さらに我が国は「日の丸」を国旗に掲げる「日の本」の国である。

 今、生まれようとしている太陽エネルギー文明は、「生きとし生けるもの」とともに豊かで平和な世の中を創り出す、という自然観に基づくものとなろう。それを推し進めるのは、「日の本」の国の世界史的使命である、と言えよう。(文責:伊勢雅臣)

  この部屋で何度も日本の常識は世界の非常識と書いてきましたが、もしかしたら日本の常識を世界に広めることが必要なのじゃないかと思われることもあります。その一つがこれなのでしょうか。
  日本の国旗がくしくも太陽を現しているのも何か考えさせられるところがあるような気もします。
  太陽の恵みを感じる日本が太陽光発電で世界をリードするのも案外意味があるのかもしれません。

  兎に角、今の時代の日本に生まれたという奇跡をどれだけ喜んでも足りないでしょう。今生きてるだけで地球誕生以来世界の歴史上のどんな人達より恵まれていると言っても過言ではないでしょう。
  そんな日本が気に入らずに売国することに必死な人達って何なんでしょうね。

不思議です!

20091117日火曜日  第3712回  鉄道会社買収

  第2481回で取り上げたビル・ゲイツ会長夫妻の財団に約370億ドルもの寄付をしたウォーレン・バフェット氏の興味深い記事がありました。

  @niftyニュースより

 バフェット氏が4兆円で鉄道会社買収 2009114日 

 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ社は4日、鉄道会社のバーリントン・ノーザン・サンタフェを440億ドル(約4兆円)で買収すると発表した。バフェット氏にとっては過去最大の買収案件となった。1株あたりの価格は100ドル。

 バークシャー社によると、バフェット氏は今年6月時点ですでに、バーリントン社の株式を22.6%保有する筆頭株主だった。バフェット氏は「わたしたちの国の将来は効率的な、また、よく整備された鉄道システムによっている。米国は今後とも鉄道事業を伸ばしていくべきだ」と買収理由を明かした。

 バーリントン社はテキサス州フォートワースに本社を置く、米国2位の鉄道会社。貨物、穀物の輸送のシェアは北米で1位。買収提案を受け入れたバーリントンは「バークシャーファミリーに加わることができ、光栄に思う」としている。

  バフェット氏と言えば、この人の投資はこれから伸びるであろう企業に投資するという基本に沿ったものなのでデリバティブのような所謂マネーゲームとはチョッと違っていると考えているのでマネーゲーム嫌いの私もそれ程毛嫌いはしていません。
  彼がどこに投資するかを世界中の投資家が参考にしていると思われます。
2008年に中国の電池・電気自動車メーカーBYDに投資したことでも世間を騒がせましたが、今度は鉄道会社ですか。
  これは彼が環境を重視している証拠でしょうね。その中でも、今度の鉄道会社への投資は日頃の私の主張である自動車主体の交通体系から鉄道などの公共交通を主体とする交通体系への移行が実現するというだと考えられるので歓迎します。
  それにしても、アメリカの鉄道会社に目をつけたとなるといよいよアメリカが車社会から鉄道社会への回帰に向かうと予測したと言うことでしょうか。
  路面電車や鉄道を片っ端から潰してきたといわれた
GM第3593回)の現在の姿を考えると興味深いものがあります。これを機会にもう一度鉄道全盛期が来れば面白いのですが。

どうなるでしょう!

20091118日水曜日  第3713回  自転車を生かそう

  これからの交通体系は都市間は公共交通で結び市街地は路面電車と自転車と歩行を主体とすべきと何度も書いてきましたが、案外その動きは早いのかも知れません。温暖化もそうですが、一番は石油資源の枯渇が一番大きな動機になりそうな気がします。何といってもエネルギー不足を克服するしかないのですから。

  NIKKEI NETより

  社説 「低炭素で豊かな生活」問われる企業(11/16)

  ・・・略 

  自転車を生かそう

 3つめは暮らしの舞台である町の未来の姿だ。中心部に住宅や都市機能を集め、公共交通機関を充実させるコンパクトシティーづくりが叫ばれている。世代をまたぐ長期計画として気長に取り組むことになる。

 とりあえずいまのインフラを生かし、環境負荷の小さい移動手段の競争力を増すことを考えてほしい。例えば欧州にならい、JR、地下鉄、バスなど異なる種類の乗り物を、初乗り運賃なしで自由に乗り継げるよう検討してはどうか。大都市ではロンドンのようにエコカー以外のクルマが中心部に乗り入れるとき課税することも考えられる。在宅勤務の推進も通勤のための移動を減らす。

 自転車を交通体系の中にきちんと位置づけることも有力な手段だ。電動アシスト付き自転車の年間販売台数が原付き(ミニバイク)を超えたいま、安全面から見て緊急の課題でもある。車道の一部を自転車専用帯とし、保険などのサービス、通勤時のルールも整備し、駅などに修理場付き駐輪場を設けるのもいい。

 快適なサービス、お得なモノ、心地いい移動を選んだら、結果的に温暖化防止につながった。精神論よりも、そうしたビジネスの提供や社会システムをつくることが大切だ。

  エネルギー不足で生活の質を落とすことは私のような子供の頃にそんな生活を経験した世代には意外と難しくないような気がしますが、それ以後の世代には本当に苦痛になるでしょう。
  そうであれば、本質的な質を落とさずにどこまで省エネに耐えられるかということになりそうです。その限界が自転車あたりになりそうな気がします。何といっても、歩くことに比べたらこんなに便利なものは無いですから。

いよいよ自転車の時代!

20091119日木曜日  第3714回  5人乗りベロタクシー

  昨日の自転車を生かそうにも関連する第3446回で取り上げたベロタクシーに新型ができたそうです。運転手がチョッとかわいそうな気もしますが、電動アシストもついているしそれ程負担はないのかもしれません。

  そう言えば、私の子供の頃には人力車を自転車で引っ張るようなのが残っていたような気がします。あれが蘇ってきたと言えそうです。やはり時代は人力に戻るべきなのかもしれませんよ。

  MSN産経ニュースより

  大型化でエコ度アップ 自転車「ベロタクシー」に5人乗り

  東京都心部で運行されている自転車タクシー「ベロタクシー」に5人乗りの大型タイプが開発され、東京国際フォーラムで2日、試作車が披露された。

 従来車の運転手1人乗客2人に対し乗客4人に。東京五輪招致でもアピールされた「環境」に優しい乗り物として、運行するNPO法人「環境共生都市推進協会」(東京)は平成23年春の運行開始を目指している。

  参考:5人乗り自転車を公開(動画あり)

  観光地などは特にクルマを禁止してこれでのんびりと周ってもらうようにすれば情緒に浸れて気分もゆったりとしそうです。日本中の観光地でやりませんかね。
  これに、レンタル自転車と路面電車があれば最高でしょう。さしずめ京都あたりをこの考えでやれば良い街になりそうです。

いずれそんな時代が来るかも!

20091120日金曜日  第3715回  ベネチア

  第925話第1220回などで何度か取り上げてきたベネチアについての興味深い記事(動画)がありました。

  動画ニュース - 47NEWS

  「ベネチアは死す」 市民が抗議の「模擬葬列」

  第1220回でのおばあさんの「、考えたこともない。何たって、世界一美しい町にすんでいるんだから」という言葉も通用しないくらい生活しずらくなってしまったと言うことでしょうか。
  観光地として生きるのもやはり生活と言う面から考えると考え物なのでしょう。観光客相手で生活している分には我慢もできるのでしょうが、純然たる生活者にとっては何のメリットも無いのかもしれません。

考えさせられます!

20091121日土曜日  第3716回  出荷増

  第3629回4―6月の太陽電池国内出荷、82%増と急拡大−補助制度が効果に続き7〜9月の出荷が発表になっています。

  NIKKEI NETより

  太陽電池の出荷、過去最高 7〜9月、国内は2.6

 太陽光発電協会が16日発表した太陽電池の出荷統計によると、国内出荷と輸出を合わせた7〜9月の総出荷は前年同期比31%増の397545キロワット(発電能力ベース)となり、3四半期ぶりに過去最高を更新した。余った電力を買い取る制度の拡充などで、国内が2.6倍に急増。景気低迷で落ち込んでいた輸出もリーマン・ショック前の水準に回復した。

 国内出荷は住宅用が2.7倍に増えた。国や自治体の補助金制度に加え、発電した電力のうち余った分を従来の2倍の単価で電力会社が買い取る制度が11月に開始。投資回収までの期間が10年程度に短縮されることから、制度開始を前に新規の需要が拡大した。

 総出荷のおよそ3分の2を占める輸出は前年同期比3.5%増の26861キロワットだった。主力の欧州向け輸出が前年同期とほぼ同じ水準に回復。オバマ政権が積極的な普及策を進める米国向けは1.5倍に伸びた。

  前回の国内出荷82.5%と比べると2.6倍(260%)は急激な伸びですね。いよいよ国内需要も本物になってきたといえるのでしょうか。
  しかしながら良く見ると、この国内需要も輸出に比べると3分の1でしかないというのですからあまり喜んでいる場合でもないのかもしれません。国内需要の小ささはその大部分が住宅用だからである。
  住宅用も大きく伸ばす必要は当然ですが、産業用が延びない限りは世界をリードすることは難しそうです。海外のような所謂メガソーラーがどんどん設置されない限り住宅用だけでは世界に追いつくことは望めそうもありません。
  本当に、エネルギー自立を目指すのであれば住宅用だけでなく産業用を伸ばすための政策が望まれます。ここが一番電力会社などの抵抗がきついところでしょうがこれをやらなければ何時までたっても本当のエネルギー自立はできないでしょう。

果たして本気になるのか!

20091122日日曜日  第3717回  休活

  第350話のワークシェアリングなどで何度も取り上げてきた日本人の休暇の貧しさは相変わらずというか派遣社員の増加や不況の影響もあって益々酷くなっているようです。
  有給休暇を消化して労働者の権利を有意義に使おうなんて主張をしていたバブル前の日本はどこに行ってしまったのでしょうか。
  久し振りに有給休暇なんて言葉を目にして改めて最近の日本の落ちぶれようが身にしみました。

  四国新聞社より

  11月18日付・休活

 ・・・略

 雇用者30人以上の企業で有給休暇取得率は46・7%、30人未満の企業でも同じ数字が出た(2007年)。企業規模にかかわらず半分以上の有休が未消化で、その日数の総計は4億3千万日。その完全取得が実現すれば―と試算が行われた。

 余暇消費支出が増え、それに伴う雇用増による消費支出も増える。これらに投資効果を合算すると15兆6300億円の経済波及効果が得られる。また経済活動活性化がもたらす新規雇用と休暇増による代替雇用の創出を合わせると、187・5万人の雇用が生まれるという。・・・以下略

  現実との乖離はどんどん広まって休暇なんて夢の世界になってしまったような気がするのは私だけでしょうか。今や食べることに精一杯で休みなんて言ってた時代が懐かしいばかりです。
  本当に、この国はとんでもない方向に進んでしまったようです。そして、それを何とかしようなんて意思は政治の世界にはあるようにも思えず、どちらかと言えばもっと悪い状態に日本を導こうとしている人達が政権を取って分かりもしない政治をやっているように思えてなりません。
  有給休暇を消化しようなんて言ってた頃が日本の一番良い時代だったなんてことにならないことを望みます。

もう夢かもしれません!

20091123日月曜日  第3718回  デマンドタクシー

  第3706回で取り上げたまんのう町のデマンドタクシーが順調にすべり出したようです。

  YOMIURI ONLINEより

  デマンドタクシー人気

まんのうで運行スタート

 ・・・略

 まんのう町は、県内自治体で3番目に広いが、人口密度は1平方キロあたり99・7人と県内最下位で、高齢化率は30%を超えている。路線バスは、旧琴南町など一部地域でしか走っておらず、車を持たない多くのお年寄りらは、買い物や通院に使うタクシー代が負担になっていた。・・・中略

 利用できるのは登録した町民で、630人が事前に登録。その後、口コミで広まり、18日現在で730人にまで増えている。通院に使った同町炭所西の主婦斎藤ヒデ子さん(81)は「足の調子が悪く、外出の機会が減っていただけに、本当に助かる」と話す。

 利用者は初日が36人で、その後は1日32〜16人で推移。採算ラインとされる1日40人には届いていないが増加傾向で、町商工会の栗田義郎事務局長は「問い合わせが殺到しており、今後も多くの人に利用してもらえそう」と期待している。実証運行は2012年3月までの予定で、その後、本格運行に移行するかを決めるという。・・・以下略

  採算ラインが一日40人ですか。これが多いのか少ないのか良く分かりませんが、もう少しで採算に乗ると言うところでしょうか。
  今のところは評判も良いようですから何とか採算ラインに乗ってもらいたいものです。そうなれば他の自治体でもやってみようと言うところが増えてくるはずです。検討を期待したいものです。

  それにしても人口密度が香川県で最下位というのが良いですね。ここで成功すれば他はもっと可能性があるといえるかもしれません。

  日本で一番面積の小さい県である香川の人口密度は日本でも多い方だと勝手に思っていましたが、どのくらいなのかサーチしてみました。

 ウィキペディアより

    人口密度

   5 日本 343

   香川県 545

    「都道府県市区町村」より 全国の市 人口密度ランキング

   356 坂出 640.65

  やはり狭いだけあって日本の平均よりは高いようです。まんのう町も少ないと言いながらも46・位岩手県や47・位北海道よりは多いのですから条件としては良い方なのかも知れません。

是非、成功して欲しいものです!

20091124日火曜日  第3719回  奈良公園のシカ

  第3715回で観光客増に悩むベネチアを取り上げましたが、日本でも観光客のマナーで困っているようです。

  MSN産経ニュースより

  ごみ食べさせられ中毒死…天然記念物・奈良公園の鹿が激減

 国の天然記念物に指定されている奈良公園(奈良市)のシカの生息頭数が4年連続で減少して1100頭を下回り、平成以降で最少となったことが、財団法人「奈良の鹿愛護会」の調査で19日、分かった。交通事故や野犬の被害に加え、近年は観光客のごみを食べて死んでしまうシカが増加。中には故意にプラスチックの弁当ケースなどを食べさせるケースもあり、関係者は「来年は『平城遷都1300年祭』があり、マナーの悪い観光客が増えないか心配」と頭を抱えている。

  “神の使者”への嫌がらせ止めて

 愛護会によると、奈良公園のシカは古代から生息し、松尾芭蕉の俳句に詠まれるなど、神の使いとして信仰の対象とされてきた。明治時代の廃仏毀釈(きしゃく)や太平洋戦争時の食糧難で頭数が激減したが、愛護会や市、奈良県などの保護で増加。平成元年に1100頭を超えて以降の頭数は1100〜1300で推移していた。ところが、18年の1248頭から4年連続で減少し、今年は1052頭に。ピークだった6年の1293頭と比較すると、200頭以上減った。

 原因は、病気や交通事故、野犬の被害のほか、ポリ袋やプラスチックの弁当ケースなどのごみを食べたことによる中毒死が目立つ。愛護会には「観光客がわざとごみを食べさせている」との通報も相次いでいるという。

 このほか、観光客が与える餌で栄養過多や体調不良となったり、本来は左右対称であるはずのシカの角に異変がおきて体のバランスが悪くなったりするシカも現れているという。

 来年に「平城遷都1300年祭」の開催が控える奈良市は観光客が増加傾向にあり、昨年は過去最高の1435万人を記録した。愛護会の池田佐知子事務局長は「奈良を訪れてくれる人が増えるのはうれしいが、ルールを守らない観光客が増えるとすれば心配。シカが嫌がったり、生態系をゆがめるようなことはやめてほしい」と話している。

  観光客というよりも日本人全体のモラルが悪くなっているのじゃないでしょうか。海を漂うプラスチックゴミをくらげと間違って海亀などが食べて犠牲になるなんて話も聞きますが、まさか鹿にわざとゴミを食べさせる人がいるなんて想像も出来ません。
  とは言いながら、我体育館の周辺のタバコのポイ捨て、ガムの吐き捨て、弁当ケースやプラスチックゴミの散乱などを見せ付けられるともうこの国のモラルの低下は救いようがないのかもしれないと情けなくなる毎日なので、そんなことも有り得るのだろうと納得してしまいます。
  それにしても、日本の国ってこんなに酷かったのでしょうか。気が付かなかっただけで昔からこんなものだったのか、それとも本当に悪化しているのか。いずれにしても、このままで良いとは思えません。

何とかしなくては!

20091125日水曜日  第3720回  Susan Boyle

  第3505回第3540回第3547回で取り上げた奇跡の歌姫スーザン・ボイルさんがCDデビューするそうです。

  YOMIURI ONLINEより

 英国の「歌姫」ボイルさん、デビューCDに予約殺到

 【ロンドン=大内佐紀】動画投稿サイト「ユーチューブ」で歌を披露する姿が流れ、一躍人気者になった英国人スーザン・ボイルさん(48)のデビューアルバムに予約が殺到している。

 ネット通販大手のアマゾンは「英国や米国などで過去最高の予約数になった」とし、23日の発売と同時にヒットチャートのトップに躍り出ると予想している。実際の予約数は公表しないという。

 アルバムのタイトルは「夢やぶれて」。CDジャケットには、4月に英国のスター発掘番組に登場した時とは別人のように洗練されたボイルさんがほほ笑む。同番組で好評を博したミュージカル「レ・ミゼラブル」の名曲「夢やぶれて」をはじめ、マドンナ、モンキーズなどのカバー12曲が収録されている。

200911211156 読売新聞)

  歌は心【完全版】/スーザン・ボイル (日本語字幕つき)

  決勝/スーザン・ボイル (日本語字幕つき)

  中傷で一時は決勝出演を取りやめそうになったりして心配しましたが優勝は逃したものの見事に準優勝を勝ち取りました。
  その後の記事も見ることはなかったのでどうなっているのかなと思っていたら見事にデビューしたようです。又しても世間の話題をさらうのでしょうか。周りの力でどう返信しているのかにも注目が集まりそうです。
  それにしても、向こうの人は実力を本当に見分けるのが凄いですね。日本だったらこうはいかないような気がします。何たって外見一番ですから。

ぢょっと情け無い!

20091126日木曜日  第3721回  ワイヤレス送電

  第3672回で取り上げたワイヤレス送電技術が実現性を帯びてきているような気がします。

  京都新聞より

  移動する物体にワイヤレス送電

 線路に沿って移動する物体にワイヤレスで送電する技術を、龍谷大理工学部の粟井郁雄教授(マイクロ波工学)のグループが開発し19日、発表した。走行中の電気自動車の充電にも生かせるといい、実用化に向け、企業との共同研究を近くスタートさせる。

 電線などで結ばすにワイヤレスで送電する研究は、停止中の電気自動車の充電などに生かされているが、走行中の自動車に関しては応用できる技術がなかった。

 粟井教授は、マイクロ波を流した直線の線路の上を移動する回路に電力を供給することに成功した。回路は、マイクロ波の波長に応じて銅線をU字形に曲げて作製してあり、線路の磁場と電場の影響で起電力が発生する。

 マイクロ波を流した銅線を埋め込んだ木の板の上を、回路を積んだミニチュアのパトカーを移動させると赤色灯やヘッドライトが点灯する実験も行った。

 粟井教授は「走行中の電気自動車の充電に応用できれば、充電中の待機という問題を解決できる。LRT(次世代路面電車)などにも応用できる」と話している。

  道路を走りながら充電できるのであればバッテリーの搭載は最小限度で良いでしょうしもしかしたらなしでもいけるかもしれません。こうなるとクルマのデザインも自由自在になり想像もつかないものが現れてくるかもしれません。
  とりあえず幹線道路にはこの設備を完備し、そこまで行くための最小限度のバッテリーさえ積んでおけば後はどんなデザインも自由とゆうものです。たのしくなりそうですね。
  
LRTにも使えるのも楽しみです。いよいよ交通体系が変わる時が来るのかもしれません。

  参考:日経エコロジーリポート → 製品化が間近 電気自動車向けの非接触充電システム

  EE Times Japan → 3 近距離送電技術 電磁誘導方式でも自由に

待ちきれません!

20091127日金曜日  第3722回  しゃくし

  鍋物の中の豆腐を取ろうとすると普通の杓子では出汁と一緒に取れてしまうし箸では崩れて取りにくい。かといって杓子と穴の開いた杓子を用意するのは面倒だし場を取って邪魔になる。なんてくだらないことで悩んでいるのですが、そんな悩みを解決してくれるものを見つけました。ありそうでなかったのかもしれません。

 革新的発明と製品情報より

  杓子と穴じゃくし

  液体と固体を切り離すことができるこし器とひしゃくとの折衷。実用性重視の革新的なキッチンツールで、食器洗いの負担を軽減される。ハンドルが長くて、握りやすい。ステンレス製。

  今までなかったのでしょうか。これぞコロンブスの卵かもしれません。これは意外と受けそうな気がします。
  チョッと大ぶりでごっつそうなのでもう少し角度を付けてその真中からハンドルを出して小さめにまとめたら使いやすそうな気もしますが、きっとこれがいろいろやってみた結果最上だったのでしょう。

使ってみたいものです!

20091128日土曜日  第3723回  コイ

  第1151話第2982回などで何度か取り上げてきたブラックバスやブルーギルなどの外来種による生態系の破壊問題はどこにでもあるようです。
  ブラックバスの敵は鯉でというような話題がありました。

  時事ドットコムより

 外来種コイ、五大湖に迫る=侵入阻止へ瀬戸際の攻防−米

 問題のコイは「ビッグヘッドカープ」「シルバーカープ」など繁殖力が強い品種。1970年代に養殖場を浄化させる目的で米南部に輸入されたが、洪水で近隣の川へ逃げ出し、イリノイ川などを経て北上。今やミシガン湖にまで生息範囲を広げようとしている。

 ビッグヘッドカープは食欲旺盛で、体重45キロを超える成魚も。シルバーカープはボートのエンジン音に反応して水中から飛び上がり、人にけがをさせる恐れがあるという。

 米当局は最後のとりでとして、ミシガン湖につながる水路に電気でコイを撃退する装置を設置。12月に予定する同装置の保守作業の際に、駆除用の薬剤を入れることも計画している。だが、米大学の調査で先週、同装置を突破したコイが湖から約13キロにまで近づいた可能性が浮上し、当局は早急な対策の練り直しを迫られている。(2009/11/23-15:41

  どこも人間の都合で連れてこられたものが想像以上に繁殖してしまったという同じようなことが起きているんですね。所詮は浅はかな人間の行動が元だと言うことです。

  しかし、「コイ」と言うからてっきり日本の鯉のことだと思って写真を見るとどうも違うようです。ということでサーチしてみました。

  「ビッグヘッドカープ」は「コクレン」、「シルバーカープ」は「ハクレン」だそうです。

  青魚倶楽部:コクレン倶楽部 → コクレンとハクレンの比較写真

  写真はコクレンにそっくりです。コイ目 コイ科 アブラミス亜科 コクレン属だそうです。

  コイ科なんて書かれると日本の鯉だと思ってしまいます。こんなところにもマスコミの悪意を感じてしまうのは私の考えすぎでしょうか。
  それでもこの記事は写真が入っているだけ良心的なのかもしれません。

  こんな記事にさえだまされそうになるのですから意図をもって日本を貶めようとする最近の日本のマスコミに日本人がころっと騙されるのも仕方が無いのでしょうか。
  今頃になって、マスコミに騙され民主党を選んだ日本人がその民主党の酷さに気が付いてももう取り返しが付かないのかもしれません。

怖いですね!

20091129日日曜日  第3724回  放送時間短縮

  温暖化対策が騒がれていますがこれだけ騒いでいるのにマスコミ絶対に触れないことがあります。それは、オイルショックの時にあれだけ自粛自粛の嵐の中で行われたネオンの消灯やテレビの深夜放送中止です。
  今回は不思議なことに話題にも上りません。前回の自粛で余程痛い目に合ったのでしょうか。
  単純な私は一番にテレビの深夜放送や当時はなかったコンビ二の24時間営業の中止を思いつきましたが、マスコミはそんなことには一言も触れません。と言うことは余程裏に都合の悪いことがあるのでしょうか。
  百歩譲って民間のテレビ局は放送時間の短縮がコマーシャル料の減少に直結するので只でさえ落ち込んでいる収益の落ち込みを考えると黙っていたい気持ちも分からないではない。しかしながら国民のお金を徴収しているのでそんなことは関係のない
NHKが全くそのそぶりも見せないのはどうしたことでしょう。
  最近の
NHKの国賊的な放送内容と何か関係があるのでしょうか。不思議です。
  そう言えば、何時もの
武田邦彦 (中部大学)には特設スタジオCO2を25%削減するのはNHKから始めて下さいなどNHK非難が一杯です。読んでいて一々納得させられます。武田先生とは太陽光発電に関しては意見が一致しませんが他は殆ど同意できるものばかりです。

  兎に角、温暖化対策というよりエネルギー問題の解決には太陽光発電など新エネルギーだけでなく如何に無駄なエネルギー消費を減らすかをもっと考えるべきだと思うのですが、どうみてもその当たりの論議が少ないように感じるのは私だけでしょうか。

どうもおかしい!

20091130日月曜日  第3725回  ソーラークリニック

  第3705回で登録した太陽光発電 診断 - ソーラークリニックに10月分の診断結果が発表されています。
  登録名はマア小父の発電所です。

 月間発電量(パネル1kWあたり):200910

  207番目/426番中 90kWh/kW

 

  月間発電指数200910

  ※発電指数=発電量÷最寄3地点平均予測発電量×100

  366/426   97 

 

  年間発電量(パネル1kWあたり)200811月〜200910

  150/303   1126kWh/kW

 

  年間発電指数200811月〜200910

  ※発電指数=発電量÷最寄3地点平均予測発電量×100

  222 /303   103

  

  発電量(パネル1kWあたり):設置以来の平均月発電量

  206/470   94 kWh/kW

 

  発電指数:設置以来

  ※発電指数=発電量÷最寄3地点平均予測発電量×100

  319/470   102

  上位は変換効率の良いサンヨーが占めているようです。我が家の成績は中の下というところでしょうか。あまり嬉しい数字ではないですが、マァこれも甘んじて受け入れましょう。とりあえず変換効率が大きく落ちているという兆候はないような気がします。
  この数字を毎月チェックしていれば大きな不具合が出た場合は気が付きそうです。

楽しみが増えました!

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