団塊の世代の部屋(126)

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201011日金曜日  第3757回  年賀

あけましておめでとうございます。

 去年の第3392回に365回を重ね無事第3757回を迎えることが出来ました。今月の11日には連続9年達成が待っています。それにもう365回加えれば10年連続達成と言うことになりますが、果たしてどうなることやら。

  イチロー選手の10年連続200本の達成に負けないように何とか続けて来年を迎えることができればと思っています。

  さてその今年ですが、去年の政権交代により私は選びませんでしたが国民が選んだ民主党の出鱈目振りがどうなるか心配です。本当の恐怖はこれからでしょう。

  いよいよ小沢一郎の思惑である外国人参政権付与法案が通るなんてことになれば今年が日本の終わりの始めの年となる可能性もあります。何としてでも阻止したいものですが、どうなることやら。

  その中でも、我香川県議会が全国に先立って反対の議案を可決したことは誇りにしたい。まだ全国的には10県強の県議会しか反対の可決をしていないようですが、それでも各県にこうした動きがあることはありがたいことです。もっと広まって欲しいものです。

  願わくば我坂出市議会も反対して欲しいものですが、どうなることやら。

 

  参照: 外国人参政権 県議会の「反対」決議−四国新聞社

      外国人参政権に反対する会・全国協議会 公式サイト

      多数の地方自治体で相次ぐ外国人参政権反対決議

    宮崎正弘の国際ニュース・早読み - メルマ!

  いよいよ日本がなくなる年になるのかと思うと怖いものがあります。

なんとしても阻止したいものです!

201012日土曜日  第3758回  裸足

  外出から帰ってきたら一番に靴下を脱ぐのが私の習慣です。家の中では真冬でも絶対に裸足です。靴下を脱いだ後の開放感はたまりません。なんて、日本人でもこんな奴はあまりいないのかも。
  しかし、その靴下を脱ぐことも家の中で靴を履く習慣がない日本だからできることのようです。

  市民のための環境学ガイドより

  2009年を振り返る   12.27.2009

       あわせて日本の国民性を考える

  ・・・略

  A君:西欧人は、夜、居間でも靴を履いているのは、狩猟民族の末裔という伝統を守っているからでしょう。日本人は、家の中で靴を履く習慣がないが、それは水田耕作をやっていたから、という話は、恐らく本当のように思える。・・・中略

 いずれにしても、靴の話と、家でも靴を履いているから西欧にはコタツがない、という話は、今年何回使ったことやら。・・・以下略

  狩猟民族と違って敵の攻撃を余り考えなくていいので家では靴を履かなくて済むとは思ってもいませんでした。
  こうなると日本人が危機感が無いのも四方を海に囲まれ敵の進入を考えることなく農耕民族として暮らしてきたことが原因なのですからあながち責めることもできないものがありますね。
  ここは、責めるより、日本という世界でも恵まれた環境に育ったことを感謝すべきなのかも知れません。

日本に生まれて良かった!

201013日日曜日  第3759回  糖質制限アイスクリーム

  糖尿病のくせに病院にも行かずインシュリンの注射も止めてしまい、食事療法だけで戦っています。
  酒は飲まないが甘いものには目が無かった私としては正月の餡雑煮だけは例外として後は殆ど辛抱しています。
  それでもたまにはケーキや和菓子などを小さく切り分けたものなどを食べたりします。しかし、その中でも、全く口にしなくなったのがアイスクリームです。流石に、あれだけはどう考えてもカロリーが高すぎそうで口にすることができません。カロリーの無いアイスクリームは無いものかと思ったこともありました。
  ところが、そんなものができたようです。

  47NEWSより

 砂糖ゼロでもコク濃厚 べつかい乳業興社 アイス開発 12/26 07:28

 【別海】根室管内別海町の第三セクター、べつかい乳業興社は、砂糖を一切使わず糖尿病の患者も食べられる「砂糖ゼロ!糖質制限アイスクリームミルクリッチ」を開発した。

 同社の「べつかいのアイスクリーム屋さん」シリーズの一つで、牛乳の持つ甘みのほか、アミノ酸から作る人工甘味料アスパルテームを使用。糖質を従来製品の3分の1に抑えた。乳脂肪分は18%で牛乳の風味やコクがあるが後味はさっぱりしている。乳化剤や安定剤は使っていない。

 120ミリリットルで280円、業務用2リットルが3300円。28日から同社のホームページで注文を受け付ける。年間10万個の販売を見込む。問い合わせは同社(電)0153・75・2160へ。<北海道新聞12月26日朝刊掲載>

  これは嬉しいですね。全国で喜んでいる糖尿病患者もいるのじゃないでしょうか。一度食べてみたいものです。
  それにしても今まで無かったのが不思議ですね。これなら甘いもの好きの女性にも喜ばれそうな気がします。案外ヒット商品になるかもしれませんね。そうなると全国でも類似品が出てきそうです。
  そうなると、手軽に手に入るようになるかもしれません。

楽しみです!

201014日月曜日  第3760回  子供手当て

  子供手当てや高速道路無料化などの国民を見下したばら撒き政策を見ているとどう考えても財源が無いと思われるのですが、そんなことは鳩山さんにとっては大して大きな問題でもないし心配するようなことでもないようです。
  それは、あのお母さんからの毎月1500万円という子供手当ての処理を全く知らなかったという発言から分かりました。
  つまり、鳩山さんは日本にも子供手当てをくれるお母さんがいると思ってるのじゃないでしょうか。
  どんなに赤字予算を組もうとも日本のお母さん(果たしてそれがどこの誰かか、それとも国かは分かりませんが)が黙って補填してくれると思っているのですから何の問題も無い訳です。
  これで全ての謎が解けました。それなら何の心配もしていないはずです。どうやらこの推理は当たっているようです。
  民主党を選んだ人達ももしかしたらどこかでそんなことを信じているのかもしれません。きっとあの鳩山さんと民主党なら何とかしてくれるだろうと全てを託すつもりなのでしょう。そうでなければ何時までも下がらない支持率の理由がつきません。

どこまで落ちれば良いのか!

201015日火曜日  第3761回  パナソニック

  第3334回で取り上げたパナソニックの三洋電機子会社化が済み、いよいよ本格的に動き出すようです。
  私が期待していた以上に太陽光発電へ力を入れるようです。面白くなってきそうです。

  YOMIURI ONLINEより 20100101

  パナソニック 環境エネルギーに軸足…2015年度、デジタル家電と逆転

  パナソニックは31日、太陽電池や充電池など急成長が見込まれる「環境エネルギー」事業が主体の企業へと軸足を移す方針を明らかにした。2015年度には、グループの環境エネルギー事業の売上高を現在の倍の4兆円規模に引き上げ、薄型テレビなど屋台骨である「デジタル家電」の事業規模と逆転させる方向だ。09年末に子会社化した三洋電機との相乗効果で、環境エネルギー製品やシステムを幅広くそろえた世界に例のない総合企業を目指す・・・中略

 一方、電気自動車(EV)などの需要拡大で、リチウムイオン電池の世界市場は18年までに09年の5・3倍に、各国の振興策を追い風に太陽電池も15年には3倍に伸びるとの試算がある。

 パナソニックの環境エネルギー事業は、太陽電池や燃料電池といった「創エネルギー」、EVや住宅向けのリチウムイオン電池といった「蓄エネルギー」など。省エネ性能の高い白物家電なども含まれる。こうした分野の連結売上高は、09年3月期に約1兆5000億円にのぼり、三洋も太陽電池や充電池などで約4700億円の売り上げがある。既に三洋との合算で2兆円規模に達しており、「世界一の環境革新企業」(大坪文雄社長)に向けて優位にある。

  第3745回でも書いたようにお世話になっている太陽光発電 診断 - ソーラークリニックの発電ランキングを見てもらったら分かるように、サンヨーの太陽電池HITの発電効率は他のメーカーのものを寄せ付けません。
  しかしながらその単価が高いのでシャープほどにはシェアを抑えていないのが現状です。
  この単価が他社並になれば一気にシェアを上げることは間違いないと思われます。つまりは、パナソニックの資金力でコストダウンを計るか、資金力に任せて単価を戦略として下げれば思惑通りの世界規模への躍進も可能になると思われます。
  是非パナソニックには思い切った戦略で世界を席巻してもらいたいものです。

期待したい!

201016日水曜日  第3762回  交通事故死

 第3399回などで毎年取り上げてきた交通事故死者数の減少傾向が一段と進んできたようです。

  四国新聞社より 2010/01/02 

  57年ぶりに交通事故死4千人台/9年連続減、警察庁まとめ

 2009年1年間の全国の交通事故死者数は、前年より241人(4・7%)少ない4914人で、1952年以来57年ぶりに4千人台となったことが2日、警察庁のまとめで分かった。

 死者数の減少は9年連続で、過去最悪だった70年(1万6765人)の29%まで減った。警察庁は、シートベルト着用率が向上したほか、飲酒や速度違反などを原因とする悪質で危険性の高い事故の減少が原因と分析している。

 交通事故死者数は52年まで3千〜4千人台で推移していたが、高度経済成長とともに急増し、59年には1万人台となった。70年に最多となった後、いったん減少したが80年代に再び増加。93年ごろから減少傾向が続いている。

  ついに5000人を切ったんですね。素直に良い傾向と喜びたいところですが、事故数自体は余り減っていないようなのが気に掛かります。
  公共交通主体の交通体系への変更などにより交通量が減少したというような根本的な傾向ではないだけに景気の回復などで又しても上昇に転じるなんて事がありそうな気がします。
  折角の減少傾向を本物にするためにも温暖化対策やエネルギー問題を前面に打ち出して公共交通主体の交通体系への変換を葉かって貰いたいものです。
  そのためには、高速道路の料金値下げは避けて欲しいものですが、どうやらそんな考えはなさそうです。マニフェストにこだわって、国の未来を誤らないようにして欲しいのですが、どうやら今の民主党にはそんな考えはなさそうです。

どうなることやら!

201017日木曜日  第3763回  自転車道

  昨日も書いたように、エネルギーの無い日本が高速道路無料化など時代の要請に逆行したような政策を取ろうとしている時に、石油産油国で面白い取り組みが始まっているようです。

  時事ドットコムより 2009/12/29

  900キロ超の自転車道計画=ガソリン文化に挑戦−ドバイ

 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国で、将来的に総延長900キロ超に及ぶ自転車専用道の建設が進められている。交通渋滞の緩和や生活習慣病対策の「切り札」として期待されるが、安価なガソリン価格を背景に自動車利用に偏る中東で「自転車文化」が浸透するには課題も多そうだ。

 ドバイ道路交通局によると、第1段階では120キロの自転車道を整備し、既に一部が完成している。将来的に都市鉄道「ドバイメトロ」のすべての駅を自転車道で結ぶ計画で、短距離の通勤やスポーツとしての自転車利用を促進する狙い。

 ただ、中東地域では、自転車は荷物運びなど「労働者の乗り物」のイメージが強い。また、イスラム教の保守的な考え方もあり、女性が屋外で運動するのに抵抗感を持つ人も多く、自転車利用には壁がある。

 ドバイで自転車店を経営するウォルフガング・ホフマンさんは「自転車がドバイに根付くには時間がかかると思うが、スポーツとしての魅力や健康への配慮から関心は着実に高まっている」と話している。

  アラブ首長国連邦のマスダールシティのように産油国がエネルギー危機を見越して太陽光発電で全てのエネルギーを賄う都市づくりを始めているのに、何故一番エネルギー危機を感じなくてはならない日本が石油エネルギーの無駄遣いになる政策を取ろうとするのか、全く分かりません。
  如何に国の未来より自分たちの選挙が大事なのかが良く分かる行動としか言いようがありません。
  そこまで日本の国民はバカではないと思うのは私だけでしょうか。と言うか未だに鳩山さんを認める人が半分もいることが信じられません。

もっと真剣に政治をしてくれ!

201018日金曜日  第3764回  twitter

  サイトめぐりをしているとあちこちでTwitter,twitterとうるさいし、あの鳩山さんまでやりだしたなんて言うので、正月のネット巡りの合間に、何にも知らずに毛嫌いするのもなんだからと、どんなものか試してみることにしました。

  ところが、そんなに頻繁に書き込むこともないし、特別連絡を取りたいという仲間が居る訳でもなく、かといって他人の短いつぶやきを見てもこれといって興味を引かれるものがある訳でもありません。
  これは、余程目的を持ってやってる人じゃないと長続きしないのじゃないでしょうか。とは言いながらも、これも最初の印象だけなので果たしてどんな効果があるかはまだまだ分からないといったところです。
  試しに始めてみるかと始めたこの部屋だってなんだかんだと言いながらも10年も続けてきた変わり者の私ですから、もしかしたらのめり込むなんてこともあるかもしれません。

   取りあえず、画像も投稿できるようなので自分への連絡のような使い方でもしてみるかなと思っています。

  dankaida

どうなることやら!

201019日土曜日  第3765回  畑の上発電所

  我が家の太陽光発電は映像でも分かるように屋根の上でなく鉄骨を組んだ上に折板の屋根を葺き、その上に太陽電池を取り付けたものです。これはお金が余っていたのではなく、我が家の屋根が小さすぎて2kW程度の太陽電池しか載らないために苦肉の策で設置したものです。そのために採算面から言うと殆ど採算は取れない状態です。今回の固定買取制度でかろうじて元が取れるかもしれないと言うところじゃないでしょうか。
  尤も、好きで設置したものですから後悔はしていないし、
毎日発電量を記録したりして結構楽しませてもらっています。
  それでも、もう少し安いのがあればもっと我が家のような方式の設置も増えるだろうにと思っていました。
  ところが、面白い設置方法の記事がありました。

 西日本新聞より  2010/01/01

 農漁村、場所を選ばず太陽光利用 畑の上も「発電所」 九大名誉教授がつり橋構造考案 熊本で実証実験へ 201011

 低炭素社会に向けて普及が期待される太陽光発電の地産地消≠農漁村で広く進めようと、九州大学の太田俊昭名誉教授(構造工学)のグループが、つり橋構造で太陽光パネルを空中に張り巡らせる新発電装置を考案した。パネルの下のスペースも耕作地などとして利用可能で、傾斜地や海岸でも設置できるのが特長だ。熊本県内で実証実験を計画、2月にも装置設置の準備に入る。農水省も農漁村活性化の方策として注目している。

 「メガソーラー空中発電」と名付けられた新装置は、直径20〜30センチのコンクリート製柱を建てて上部をケーブルでつなぎ、太陽光パネルを取り付ける仕組み。パネルの間隔を空けることでパネル下部への採光が可能。台風なども想定した強度で設計し、柱は耐久性を高めるため、太田氏が改良した炭素繊維強化プラスチックで補強する。

 現在の太陽光発電システムでは、パネルを設置する建物や整備地が必要で、農漁村での大規模な発電は難しい。これに対し、新装置は整地が不要な上、パネルが地上5〜7メートルに浮いた状態になるため、ビニールハウスや養殖池などの上に設置することが可能。傾斜地や海岸、牧草地でも建てられるほか、耕作放棄地の有効利用にもつながる。

 土地の形状を変えずに設置範囲を広げることでコストダウンを図りやすい利点もあり、現在は発電力1キロワット当たり60万〜70万円かかっている設置費用を、20万〜30万円に抑えることを目指す。・・・以下略

  下部への採光が可能というのは良いですね。我が家の下部は芝生を植えているのですが、日照時間が短く雨が当たらないので他の場所と比べて葉が細く、緑になる時期も遅く、かろうじて生き長らえていると言う感じです。
  それだけに採光と雨が可能であることはその下で農作物を作るのも可能だと思われます。
  この方式が上手く行けば農地の上に太陽光発電が可能になるので設置可能面積が飛躍的に増えることになり、いよいよ全エネルギーを太陽光発電でなんてことも夢ではなくなるかもしれません。

段々面白くなってくる!

2010110日日曜日  第3766回  雑草

  第3282回ムラサキカタバミとの戦いもあれからはところどころで芽は出してくるものの一時ほどの勢いも無く、見つける度に一つずつ殲滅して行けばなんとななりそうな様相になり、第3435回以来何と一年近くもあの激しかった雑草との戦いについて書いていませんでした。
  というのも、我が家の芝生は長年の戦いによる成果でしょうか殆ど雑草が目立たなくなり、たまに気になって抜きはじめても一時間もあれば片が付くので、段々と油断するようになりそれでも手が負えなくなるなんてことも無くなりました。そうなると益々、戦うことを忘れてしまい、気が付いたら一月以上も放ったらかしなんてことも増えてきました。
  それでも、余り油断をするとしっぺ返しを食いそうなので、いざ久し振りにと始めてみても、所々で目に付くくらいでやっぱり直ぐに終わってしまいます。

  これはもしかしたら、あの長い雑草との果てしない戦いもどうやら終わりを迎えたと言うことなのかもしれません。
  こうなるといつ終わるともないと思われた長い間の戦いも無駄ではなかったのかもしれません。最盛期には余りの果てしなさに何度も白旗をかかげて敵の軍門に下ろうとしたこともありましたが、何とか諦めずに続けてきた努力がやっと報われたようです。
  ここは素直に自分の努力を認めてこれからは楽をさせてもらいますか。とは言いながらも、ここで油断をすると又元の木阿弥なんてことにもなりかねないので、そこは気を引き締めて時々は注意をして見回ろうとは思っています。

本当に終わりならありがたい!

2010111日月曜日  第3767回  2階建て道路

  7日に取り上げた自転車道についての面白い記事がありました。これも海外の話題です。益々日本の取り組みの遅れが気になります。その内、世界で一番道路政策の貧困な国と言われるようになりそうな気がします。

  nikkei BPnetより

  歓迎! 自転車ツーキニスト様ご一行

 ・・・略

  「自転車専用レーン」で精神的にも爽快に

 ブリスベン市役所も必死に後押ししている。2012年には8パーセントの人を自転車通勤にすることを目標に掲げ、その実現のために各種施設をフル回転で整備している。

 まずは、市内のあちこちで「自転車専用道路」を敷設。これは、車道とはまったく違う場所にあるか、並行して入っていたとしても路面の高さが違うもの。つまり自動車と接触する心配はまったくない。ただ、いかにオーストラリアの国土が広く、都市部でもまだまだ自然が残っているとは言え、周辺部も含めれば人口200万人のブリスベン。自転車専用道路用を新たにつくるスペースは、そう簡単に見つかるものではない。

 というわけで、次善の策となるのが、既存の道路につくる「自転車専用レーン」。これは車道とは同一平面上にあるが、自動車は入れないレーンを定めるのだ。

 これらにより、「車の間を縫うことなく、自宅から市の中心部まで通勤できるようになったわ」というのは、30代の前半の女性ツーキニスト、ジェインさん。「サイクリングっていうのは、本来爽快なものでしょ? でも以前は車にぶつけられないかと心配しなちゃいけなかったら、逆にストレスがたまっていたと思う。でも今は、通勤で運動しながら精神的にも爽快になれるから、サイコーよ」・・・以下略

  ここは、第3689回でも書いたように自転車とクルマを同一平面上で走らせないようにしようとする努力がなされているようです。
  この自転車や歩行者とクルマを同一平面上に走らせないことが出来れば交通事故は激減するはずです。何か良い方法はないものでしょうか。

  ふと思いついたのですが、第3738回でも書いた、高速道路の中央分離帯に線路を引くのと同じ発想で、道路の中央分離帯の上や道路全体を2階建てにして自転車と歩行者専用とするのはどうでしょう。確かに、コストは掛かるでしょうが、これなら交差点も完全に分離されるので交通事故は起きないでしょう。
  2階建ての部分を通るのは自転車や歩行者なので強度もそれ程必要ないので、意外と低コストでできるかもしれません。
  日本中の道路を2階建てにすれば万全ですが、これは流石に現実的ではないので、せめて市街地だけでもこの方式を取り入れればどうでしょう。

夢物語か!

2010112日火曜日  第3768回  世間体

  私が子供の頃、親や祖父からよく言われたのが「世間体」でした。それは、行動の基本に世間の目を常に意識することでした。つまりは、悪いことや卑怯なこと礼儀はずれな行動をして人様から後ろ指を指されないようにしなさいということである。
  その締め付けが厳しかったが故に、悪いことや卑怯なことは別として敢えて悪ぶって礼儀をわきまえないような行動をとるようになった気がします。若気の至りだったのでしょうが、その性格は未だに治らず、世間を狭くして生きてきたようです。
  しかし、最近のこの国の犯罪や礼儀や道徳の荒廃を見るにつけ、たがが外れないような行動をさせるためには法律だけでなく「世間体」というものも必要なのかもしれないと思います。

  そんなことを考えさせてくれる言葉がありました。

 宮崎正弘の国際ニュース・早読みより

  加瀬英明『徳の国富論』(自由社)

 ・・・略

 「江戸の人々は共通の価値観のもとで生活していたから、『世間体』がなによりも大事だった。世間体は、世間態とも書き、世間のひとびとに対する対面を意味し、見栄でもあった。世間の人々との人間関係が、天と同じように重要だった。ユダヤ・キリスト・イスラム教のように絶対神を想定することで、同じ価値観のもとに人々を結束させる文化もある。しかし、日本の場合は、社会そのものが人を見守る天であり、人々を束ねる役割を果たしていた」(本書44p)。・・・中略

  「日本国民は先の大戦で敗れた時にも、未曾有の困難によく耐えて、うちひしがれることがなかった。廃墟の中から立ち上がって、世界第二位の経済大国を築くことができた。それは江戸時代に培われ、日本を支えてきた精神のおかげだった。そうならば、いま私たちが直面している危機は、経済が停滞したことによってもたらされたのではない。精神が蝕まれて、日本人を日本人たらしめている心が失われようとしているからである」(242p)。・・・以下略

  相互監視の窮屈さを嫌った私も、放任すると何をするか分からない人間にとってある程度の相互監視は必要なのかもしれないと考えるようになりました。
  人間、罰が無く、恥を感じる心がなくなるとたがが外れてどんどん落ちて行くのが本性かもしれません。
  そうであるなら、やはり「世間体」のような規範も必要なのでしょう。

残念ではありますが!

2010113日水曜日  第3769回  この国

  第3742回で「この国」という言葉を取り上げましたが、続編がアップされていました。

  JOG Wing 国際派日本人のための情報ファイルより

  No.1639 「近代化」とは?(天下の無法松)

 ・・・略

  こで、考えなければならないことは、20世紀後半頃から言われている「科学技術の暴走」です。

 そして、「科学技術の暴走」とはつまるところ、「理性の暴走」であり、「科学技術の暴走」とは「理性の暴走」であることにまだ人類は十分に気付いていないのです。

 その典型的人物が「坂の上の雲」や「龍馬が行く」の著者、司馬遼太郎なのです。司馬氏の「この国」と言う言葉遣いには自分は歴史をあくまでも客観的に冷静に、つまり理性的に眺めることができるのだと言う「思い上がり」と、あくまでも理性的でなければならないのだと言う、「思い込み」があるのです。・・・中略

  戦後、外国からは良く、日本人は顔が見えないと言われていますが、その理由の一つに「この国」と言う言葉遣いがあるのではないでしょうか。日本から主体性が無くなり、どこに総理大臣がいるのか分からない、日本に政府があるのか無いのか分からない、これが平成22年正月の我が国の実態ではないでしょうか。これは何も総理大臣だけでなく、一般社会にしてそうです。どこに父親がいるのか、どこに母親がいるのか、分からない。どこに教師がいるのか分からない。どこに社長がいるのか分からない。そして、どこに自民党総裁がいるのか分からない。つまり、現在の日本国からは責任の主体が無くなり、一億総白痴化ならぬ一億総評論家となっているのです。・・・以下略

  成るほど、日本の外交下手ももしかしたらこんな総評論家的気質が影響しているのかもしれません。
  あれから私も、この部屋を書くときに気をつけているのですが、やはり「この国」と書いてしまいます。気が付いて、訂正しようと思ったりもしましたが、「いや、待てよ、自然に我が国とかけるようになるまで放っておこう」と考え直し、そのままにしました。
  評論家というのは一番無責任な立場であり、是ほど楽な立場は無いでしょう。つまりは、私も、楽な方に楽な方にと卑怯な道を選んでいるのでしょう。
  これは、難しいこと、困難なことに直面すると直ぐに逃げ出そうとする私の性格がそのまま現れているのでしょう。
  と言いながらも、ここでも評論家的書き方で逃げているようです。

こんな性格、治るかな!

2010114日木曜日  第3770回  パナソニック

  第3761回で取り上げたパナソニックの太陽電池への取り組みはかなり本気度が高いようです。

  Tech-On!より 2010/01/08

  パナソニック,三洋電機のHIT太陽電池に1000億円規模を投資 

 パナソニックは,2010年度の経営方針を発表した(ニュース・リリース)。その中で,太陽電池事業の拡大のために,三洋電機が生産する「HITHeterojunction with Intrinsic Thin layer)太陽電池」の増産に向けて,2015年度までに新たに1000億円規模の投資を行うことを明らかにした。

 パナソニックは太陽電池事業について,「業界最高水準の三洋電機の技術力と,パナソニックおよびパナソニック電工の販売チャネル,エネルギー・マネジメント技術,建材・電材技術などを掛け合わせることで事業を拡大」する。その結果として,2012年度には国内1位(そのときの生産能力は850MW/年),2015年度には世界3位以内(同1.5GW/年)を目指すとした。

 ただし,三洋電機も200911月に同様の目標を発表している(ニュース・リリース)。生産能力は,2010年度に600MW/年,2015年度に1.5GW/年としていた。

 なお,三洋電機の太陽電池事業は,2008年時点で国内3位,世界で10位以下となっている。

2012年に日本一ですか。これは結構きついのじゃないでしょうか。こうなるとシャープも黙って入られないでしょうね。果たしてどんな手を打ってくるか。
  競争が激しくなってくればそれだけ価格のダウンも激しくなってくるでしょうから、普及のも加速がかかりそうです。
  と言うか、パナソニックには何度も書いているように今の太陽電池
HITの価格を思い切って他社の多結晶並の値段に落として一挙にシェアトップを奪うくらいの戦略を取って欲しい。
  そうなれば、世界のトップも狙えてくるのじゃないでしょうか。いや、是非狙って欲しい。それでこそ、日本の太陽電池の生産が再び世界一となることも夢ではなくなります。
  まだ可能性はある、世界のエネルギー大国への夢。

頑張って欲しい!

2010115日金曜日  第3771回  京都

  第2024回などで京都の寺院などの屋根に透明な太陽電池を設置できるようにならないかと書きましたが、それ程でなくても景観上から京都の設置が遅れているのだそうです。

  毎日jpより

  未来を築けるか:再生可能エネルギー(その1) 太陽光<家庭> /京都

  ◆太陽光<家庭>

 ◇導入件数、伸び悩み−−景観政策、補助制度が影響

 ・・・略

 だが、府内の導入は全国的に見れば遅れている。新エネルギー導入促進協議会の都道府県別まとめでは、府内は08年度までで計8044件で全国23位。全国総数は45万6894件で、全国の2%の府内人口では9137件の計算となるのに比べ、1000件以上少ない。大幅に増える見込みの09年度も、全国的な伸びに比べると低いという。府の09年度目標は新規導入2000戸以上、府新総合計画の導入目標は10年度までに1万5000戸だが、達成は困難だ。

 京都議定書採択を契機に環境先進地を目指す府内で進まないのはなぜか。府や京都市、関係機関などの担当者でつくる「京都太陽エネルギー利用設備普及懇話会」が09年夏に実施した検討では二つの理由が挙げられた。一つは京都市の新景観政策の影響で、景観との調和のために他地域に比べて設置費が割高になり、手続きも煩雑で、消費者も業者も敬遠しがちという。もう一つは独自の補助制度を持つ自治体が他県に比べ少ないこと。府(最大出力1キロワット当たり2万5000円分のポイント)の他は京都市(同8万円)▽宇治市(同3万円)▽亀岡市(同3万円)▽久御山町(同5万円)だけだ。・・・以下略

  補助金は自治体によって無いところも多くあるので一概には言えないと思いますが、景観問題というのはやはりあるのでしょうね。

 ここはやはり透明なフイルム状の太陽電池に頑張ってもらいたいものです。まずは、神社仏閣で試して上手く行けば屋根が大きいだけに需要は大きいものがありそうです。

 どこか頑張ってやるメーカーはいないものでしょうか。世界への良い宣伝にもなりそうに思うのですがどうでしょう。

まだ、夢かな!

2010116日土曜日  第3772回  我が家の太陽光発電

  例月我が家の太陽光発電、1月分12月10日から1月12日までのデータです。34日分で先月より5日多い稼動日数です。
  定額買取制度が始まって2度目の検針日です。先月はその恩恵をかなり蒙りましたが、今月はどうでしょう。
  売電は402k
Whと最悪に近かった先月の308kWhと比べると大幅なアップになっています。雨も少なく比較的晴が多かったようです。とは言いながらも去年の実績404kWhほぼ同じでした。

去年12月、買電、623(175,448)kWhで8,341円 1kWhの単価、約13.39円

今年12月、買電、550(155,395)kWhで7,302円 1kWhの単価、約13.28円

 去年1月、買電、819(247,572)kWhで11,512円 1kWhの単価、約14.06円

今年1月、買電、909(290,619)kWhで11,744円 1kWhの単価、約12.92円

  買電が嫌に増えています。去年と比べてそれ程寒かったとも思わなかったのですが、何に使ったのでしょうか。チョッと納得の行かない数字です。

   さて売電は、

去年12月、売電、262kWhで6,217円  1kWh単価、約23.73円

今年12月、売電、236kWhで11,328円  1kWh単価、約48.00円

去年1月、売電、280kWhで6,871円  1kWh単価、約24.54円

今年1月、売電、290kWhで14,256円  1kWh単価、約48.00円

    去年1、4,641円の支払。今年の支払▲2,512円と比らべると、7,153円の節約となりました。
  買電が90(43、47)k
Whと大幅な増加です。、売電19kWh増とこれはほぼ同じと言うところでしょう。
  買電の増加が気になるところですが、思い当たるところはありません。もしかしたら売電単価のアップにどこか気が緩んだのかもしれません。
  これだけの買電の増加にかかわらず買電単価が14.06円から12.92円と1.14円も下がっているため232円しか買電が増えていないのが驚きです。
  その単価の下落と売電価格48円のお陰で▲2,512円と一年間で一番条件の厳しい一月をマイナスの支払いで終えることが出来ました。
  後、2月さえ乗り切れば年間通じて毎月支払いマイナスも実現しそうです。


1年目の年間電気代 31,518円

2年目           7,012円

3年目          ▲2,689円

4年目          ▲5,499円  

5年目 7月、〜1月   ▲23,776円

  それにしても、今月の買電の増加は気になります。そんなに油断した覚えは無いんですけどね。

  参考:使用料金表

さて来月は!

2010117日日曜日  第3773回  9年連続

  気が付いたら、11日の連続9年間更新が過ぎていました。ここまでなんとか続いてきました。ここまで来たら、来年の11日には連続10年をなんとしても達成したいものです。
  今年は、イチロー選手の10年連続200本安打もあるので是非一緒に達成したいと密かに思っています。イチロー選手の記録と同じに扱っては恐れ多すぎますが、そこはフアン心理と大目に見てやってください。
  それにしても、継続というのは結構きついものがあります。今でこそ、それ程負担を感じることはなくなりましたが、初期の頃は一日中更新が気になっていたこともありました。こんなことでは到底続きそうもないと思ったものですが、何時の間にかそれ程のプレッシャーも感じなくなってきたようです。
  と言いながらも、チョッと油断すると途切れそうな思いは常にあります。ここまで、続けてこれたのは単純に考えても大きな病気もしなかったことも大きいものがあります。糖尿病を抱えながらこの歳で、10年も健康でいられたのはある意味奇跡かもしれません。ありがたいことです。

  なんてことを考えるのも、この正月に私のパソコンの先生でもあった義弟が長い肝臓病との戦いもむなしく60歳で亡くなってしまったこともあります。
  この歳になると何時も死というものが身近に感じられ、何をするにもあと何年元気でいられるだろうかという思いが付きまといます。
  しかし、そんなことでひるんでいたのでは何にも出来ません。ここは開き直って、死ぬまで元気に行き続けましょう。

憎まれっ子世にはばかるです!

2010118日月曜日  第3774回  コンビ二

  第3624回などで取り上げたコンビ二の弁当の値引き販売はその後どうなっているのか、単身赴任時代と違ってコンビ二には全く縁がなくなってしまったので情勢がつかめません。マスコミも殆ど取り上げないので全く分かりません。
  しかし、
第3545回で取り上げた太陽光発電は動き出しているようです。

  NIKKEI NETより

  セブンイレブン、200店で太陽光発電 11年2月末までに全国展開

 コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパンは太陽光発電装置の店舗への導入を本格化する。2011年2月期末までに太陽光パネルなどを設置した省エネ型店舗を全国で200店強展開する。政府が求める温暖化ガス削減に対応すると同時に、環境重視の姿勢を消費者にアピールするねらいがある。他のコンビニ大手でも追随する動きが広がりそうだ。

 セブンイレブンは現在、東京などの8店舗に太陽光発電装置を設置している。今月22日に京都市内に新規出店する店舗を太陽光パネル、発光ダイオード(LED)照明、太陽光トップライトを組みあわせた新型の省エネ店とするのを皮切りに、来年2月末までに同タイプの店舗を約110出店。ほかに約90の既存店にも太陽光パネルを設ける。(07:28)

  相変わらず数は少ないようですが、動きが無いよりはましと言うものでしょう。あの太陽電池を設置するには最適な全国のコンビ二の屋根に太陽電池が載るのは何時のことでしょうか。
  それにしても、最も考えるべき24時間営業の廃止はどうなったのでしょうか。この太陽光発電で逃げを打ったことにならないようにして欲しいものです。

やっぱり、夜は寝ましょう!

2010119日火曜日  第3775回  坂の下の沼

  やっと検察が小沢幹事長の秘書を逮捕しましたが、本人の逮捕はあるでしょうか。外国人参政権などで日本を売ろうとしている彼を止めるのは検察しかないのがなんとも悔しいですね。
  せめてもの憂さ晴らしになりそうな面白い言葉がネットで評判になっています。

  日本には謎の鳥がいる。その正体は誰にもわからない。

中国から見れば「カモ」に見える。アメリカから見れば「チキン」に見える。

欧州から見れば「アホウドリ」に見える。日本国内では「サギ」と思われている。

オザワにとっては「オウム」でしかない。でも本人は自分のことを「ハト」だと主張している。

私には、それは日本の「ガン」に見える。

  上手いこと考える人がいるもんですね。江戸時代の落首を思い出します。
 もう一つ私が気に入った言葉がありました。

  杜父魚文庫ブログより

  シランプリンス作「坂の下の沼」 平井修一

  ・・・略

鬼畜米英蘭豪との戦では不覚をとったが、明治維新以来の142年、日本は平成の御世まで成長してきた。「坂の上の雲」をずっと見てきたが、これからは「坂の下の沼」へと進んでいく。「ダメ、絶対」と言っているのに「ちょっと、お試し」と容共左派に浮気したツケはずいぶん高くつくだろう、ま、自業自得だから、せいぜい苦労するがいい。

  「坂の下の沼」とはよく言ったものです。是ほど、今の日本の国を象徴している言葉は無いのじゃないでしょうか。
  マスコミに踊らされて自分の考えを持たずに選んだ重荷の責任を自分たちて取るしかなさそうです。
  白紙投票しか出来なかった私も阻止できなかった責任を取らされるのでしょう。
  しかしこうした言葉でしか憂さを晴らせないのはなんとも悔しい。

諦めるしかないのかも!

2010120水日曜日  第3776回  ターニングポイント

  若き日にパイロットに憧れ入社試験で見事に落とされた私としては、まさかあの会社が倒産するとは夢にも思いませんでした。
  アメリカの航空業界の様相を見ていればそんなことが起きるのもあたりまえなのでしょう。
  チョッと古いですが、そんな日航の破綻と日本のそれを上手く組み合わせた面白い記事がありました。

  MSN産経ニュースより

  【産経抄】1月13日

 ・・・略

  JALの失敗の責任を歴代の経営者と従業員だけに帰するのはフェアではない。JAL乗り入れを前提に不採算確実な空港をあちこちにつくり、無定見な航空行政を続けてきた国土交通省や政治家たちも同罪である。

 人間はとことん失敗しないと気がつかない動物ではあるが、JALにも引き返し可能なターニングポイント(分岐点)があったはず。それに経営者も政治家も気付かなかったがために今日の事態を招いたわけだが、外国人への参政権付与も大失政へのターニングポイントになりかねない。

  鳩山首相は「日韓併合100年というタイミング」を理由にあげたが、そんな軽い気持ちで違憲の疑いのある法律を出していいのか。それとも成立に熱心な小沢幹事長の一喝が怖いのだろうか。マニフェストにも載っていないものを強行するのは、日本国民への裏切り行為である。

  この外国人参政権がもし通れば、後世の日本人が「あの時の能天気な日本人が我々をこんな目に合わせたのだ。」と憎しみを込めて非難することになるのかもしれません。これほど大きなターニングポイントがあるでしょうか。
  昨日も書いたように検察に任すしかない無能力が何とも歯がゆい。

何とか、夜明けのターニングポイントに!

2010121日木曜日  第3777回  大規模太陽光発電

  日本の太陽光発電が世界のトップに立つためには住宅用の設置だけではその面積の小ささを数で補うしかありませんが、それは不可能と言うものでしょう。
  何とか、産業用など大規模な設備を促進する方法を取らないと希望はなさそうです。
  やっと国も少しはその気になってきているようです。

  NIKKEI NETより

  太陽光発電、工場の導入後押し 経産省方針、立地法の規制見直し

 経済産業省は工場での太陽光発電設備の導入を後押しするため、敷地内の緑地や環境関連施設の割合を定めている工場立地法の規制を見直す方針を固めた。敷地面積の25%以上の確保を義務付けている「環境施設」に太陽光発電設備を加え、温暖化ガスの排出削減に役立てる。

 15日に開いた産業構造審議会(経産相の諮問機関)の小委員会で、工場立地法の改正案の骨格を示した。今年度中に小委員会の合意を得た上で一般からの意見を募り、今夏までに省令と告示の改正を目指す。

  しかし、この程度ではまだまだ焼け石に水です。世界の大規模太陽光発電はずっと先を行っているようです。

  以前から、世界の大規模太陽光発電施設の一覧のようなものがあれば良いのと思っていましたが、ありました。

  World's largest photovoltaic power plants

  Top50-Solar

  このサイトでの大規模発電所の上位はスペイン、ドイツが殆どです。中国や韓国も頑張っています。それに比べて我日本は目も当てられない状況です。

追いつくのは大変そう!

2010122日金曜日  第3778回  センター試験

  戦後教育で自虐史観を植えつけられている子供たちには大学受験にまで罠が仕掛けられているようです。

 MSN産経ニュースより  2010.1.17

  センター試験に「外国人参政権容認」?の設問 (1/2ページ)

 16日に実施された大学入試センター試験の現代社会の問題の中で、最高裁が外国人参政権をあたかも憲法上問題ないと容認する立場であるかのように判断させる記述があり、インターネットの掲示板などで批判の書き込みが相次いでいる。識者からも「不適切」との声があがっている。(安藤慶太)

 問題は、日本の参政権に関する記述として「適当でないもの」を4つの選択肢の中から選ばせるもので、憲法改正の国民投票の投票資格や被選挙権の年齢などをめぐる選択肢とともに、「最高裁判所は外国人のうちの永住者等に対して地方選挙の選挙権を法律で付与することは憲法上禁止されていないとしている」と書かれていた。

 問題の正答は、「衆議院議員選挙において、小選挙区で立候補した者が比例代表区で重複して立候補することは禁止されている」という明白な誤りの記述で、外国人参政権に関する選択肢は「誤りではない」ことになっている。・・・中略

   この選択肢の記述には出題終了後からネット上で出題内容が不適切だとする批判が起こっている。

  百地(ももち)章日大教授(憲法学)は「不適切な出題。外国人参政権付与に法的にも政治的にも多くの批判があり、まさに今重大な政治的争点になっている。判決自体はあくまで憲法に照らし認められないという立場なのに、傍論の一節のみを取り上げて、最高裁の立場とするのはアンフェアで一方に加担している」と話している。

  大学入試センターは「試験問題は教科書を基礎として出題している」とし、この設問については「多くの『現代社会』の教科書で言及されているこの最高裁判決を、選択肢の一つとして取り上げた」とコメントしている。

  もし私がこんな試験を受けたら点を取るために目をつぶって正解を選ぶのでしょうか。
  それにしても、こんな教育を受けているとは本当に日本の教育はどうなっているのでしょうか。こういう教育をしておいて、外国人参政権を持ち出せば、素直な子供たちは教わった通りに判断することでしょう。
  どうやら、この国に対する工作はとんでもないところまで行っていると考えた方が良さそうです。道理で、是ほどまでに酷い鳩山政権の支持率が大きく落ち込まないはずです。
  長い年月で仕掛けられた工作から抜け出すのはもう無理なのでしょうか。

教育って怖いですね!

2010123日土曜日  第3779回  量子ドット型

  太陽電池の変換効率は第3258回でも取り上げた量子ドット型が最も可能性があるそうです。相変わらず理論は読んでも分かりませんが、兎に角、研究は動いているようです。

  ECO JAPANより

  注目の新技術「量子ドット太陽電池」 理論的な変換効率は60%超

 文/山根小雪(日経ビジネス)

  革新的な新型太陽電池「量子ドット太陽電池」が注目を集めている。シリコンなどの半導体を使う従来の太陽電池に、ナノテクノロジーと量子力学の新理論を適用。驚異的な性能を実現できる可能性を秘めた新技術である。

 現在主流の結晶シリコンを使う方式では、太陽光を電気に変える(※)変換効率は、30%が限界といわれる。ところが量子ドット太陽電池は理論的には60%もの高効率が可能だ。研究段階だが、東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構長の荒川泰彦教授とシャープのグループなどが16%台を確認している。

 量子ドットとは、大きさが約10nm(ナノは10億分の1)のナノ結晶構造のこと。半導体でできた微小な“箱(粒子)”で、中に電子を閉じ込めてある。太陽電池は、半導体に光が当たり電子が動くことで電気が流れる。シリコンなどを使う既存の太陽電池は、光が当たると、半導体の中で電子が自由に動き回る。この電子のうち、電極に移動した電子の分だけを電気として取り出せる。電極に移動しない分は電気として取り出せないため、発電効率が下がる。一方、量子ドットに閉じ込められた電子は、電極へ効率良く移動する。・・・中略

   量子ドットは1982年に東大の荒川教授が世界で初めて発表した理論だ。「当時はナノサイズの粒子を製造するなんて無理だといわれた。90年代に入って製造方法が見つかり、レーザーなどの分野で研究が活発化した」(荒川教授)。現在は世界各国の研究チームが、レーザーや太陽電池、医療用途での開発でしのぎを削っている。・・・中略

 ナノテクノロジーを使って微小な世界で電子を緻密に制御できれば、大幅な性能アップが望める。実用化は2020年代ともいわれる未来の技術だが、その潜在力は計り知れない。

  2020年と言えばそう遠くはないですね。本当に実現すれば太陽光発電で世界のエネルギーを賄うことも夢ではなくなりそうです。
  最近は地球温暖化も疑問が持たれているようですが、何度も書いているようにエネルギー問題としての太陽光発電こそ本命と思っている私としてはこうした技術が本物になることを期待します。日本の教授の理論というのも嬉しいですね。
  技術立国日本が世界のエネルギー問題を解決するなんてことになればこれほど嬉しいことはありません。

何とかモノにして欲しい!

2010124日日曜日  第3780回  LED

  我が家の照明は蛍光灯のままで念願のLEDは何時のことやらという状態です。尤も、試しに一つ二つやってみても良いかなと言う程度でそれ程真剣に考えているわけではありません。費用体効果から考えると貧乏な我が家には当分は高嶺の花です。

 それに、我が家の照明程度では削減してもそれ程の効果も無さそうです。しかし、数がまとまれば大きな数字になるものです。そんな記事がありました。

  NIKKEI NET Biz Plusより 119

  高島屋全店、LED照明に 12年までに15万個、電気代5分の1

 高島屋は全売り場で2012年までに白熱電球の一種であるハロゲンランプを発光ダイオード(LED)照明に切り替える。東京都が4月から導入する大型施設を対象にした二酸化炭素(CO2)排出規制などに対応し、省エネ型照明を採用、コスト削減もねらう。企業に省エネ管理の強化を求める改正省エネ法が4月から全面施行されることもあり、商業施設などでLED導入が加速しそうだ。

 高島屋は商品や売り場を目立たせるため、店舗照明の一部に光が強く使用電力が多いハロゲンランプを使っている。今後3年かけて東京や大阪など全国18店舗のハロゲン推計15万個弱をLEDに置き換える。投資額は30億円前後を見込む。

 同社によると、百貨店のCO2排出量のうち約4割を照明に使う電力消費が占めている。ハロゲン全廃で電気代を従来の約5分の1に圧縮し、冷房効率の向上でCO2排出を7%以上削減する計画。年間5億円強のコストを減らす。

  高島屋には及びませんが三越もやるそうです。

  18日読売新聞より

  日本橋三越にLED電球

  ウシオライティング(東京都中央区)は昨年12月、白熱電球の形状と光を再現した同社製のLED電球=写真=が、東京都中央区の日本橋三越本店に採用されたと発表した。

 売り場のシャンデリアや壁面の照明器具の白熱電球計303個が、同社のLED電球に交換された。これにより、年間約5万2000キロ・ワット時の消費電力量が削減できる見込みという。

  店舗照明をLEDに交換すると言うことはディスプレイ用にも十分耐えられるということなのでしょうね。わが体育館の照明である水銀灯などもLEDに換えることができるようになるのも近いかも。そうなると工場などの照明も一気に交換が進むのかもしれません。早くそうなって欲しいものです。

  それにしても大企業が取り組むと数字が大きくなりますね。大企業が全てLEDに切り替えるとどのくらいの効果が出るのでしょうか。案外馬鹿にならない数字が出そうですね。

 こうやって、大企業が先陣を切って大量に採用すれば、思ってた以上に早く単価が一気に下がるかもしれません。そうなれば我が家でも採用できるようになるかもしれません。

早くそうなって欲しい!

2010125日月曜日  第3781回  自転車専用ワイヤー

  第3767回で2階建ての道路はどうでしょうと書きましたが、世の中にはもっと面白いことを考える人がいるようです。

  WIRED VISIONより

  自動車の上を走りぬける自転車専用ワイヤー  2010120

  『Kolelinia』は、自転車用のハイ・ワイアだ。つまり、細い自転車専用レーンが道路の上に張られていて、自転車は地上の自動車の上を走り抜ける、というコンセプトだ。

非常にSF的で未来志向的なアイディアにも見えるし、最も馬鹿げた交通システム案にも見える。

Koleliniaでは、まず、自転車のタイヤが通る溝がある。これはチューブを半分にカットしたような形状で、自転車が落ちないように支えてくれる。そして、ハンドルの高さにはガイドケーブルが張られていて、ここに自転車からの支持装置を接続することで、安定度を高めるという。理論的にはうまくいくはずだ。

最も交通渋滞のひどい所とか、高くから見ると景色が素晴らしい観光の名所などでの利用が考えられている。ただし、欠点も多い。まずは、溝でタイヤを固定すると、自転車は著しく不安定になるはずだ(自転車のタイヤの動きには遊びが必要なのだ)。ハンドルが固定されることも不安定を誘うだろう。

それに、自転車は固定されていても自分が落ちるということもありうる。安全ロープを装着していれば道路への激突は避けられるかもしれないが、通勤するのにもう少し簡単な方法を、いくつか考えつくことはできると思われる。

ということで、このアイディアはよろしくないが、しかしこれが気に入らないというわけではあない。車の上を飛ぶように走るというのは素晴らしい。Koleliniaがそれをうまく実現しないならば、本物の「飛ぶ自転車」を作ればいいのだ。

  参考:空中自転車レーン

  これは、確かに怖そうですし、沢山の自転車が一斉に走るのはむずかしそうですが、費用面から考えるとかなり安価にできそうです。

 これはやはり観光など特殊な用途に向きそうですが、一般の交通体系に組み込むのは問題がありそうです。しかし、この費用の掛からない方式は参考にすべきかもしれません。

 この間の2階建て道路も上の自転車や歩道は強度は余りいらないので、以前はやった簡易2階建て駐車場のように網のようになった簡単な鉄板を路面にすることでコストを下げれるのじゃないでしょうか。
  いずれにしてもこんなアイデアが出るくらいですから何時かアッと驚くような発想で2階建て道路ができることもあるかもしれません。

夢はかなうか!

2010126日火曜日  第3782回  カーシェアリング

  第2712回第3207回などで取り上げたカーシェアリングが日本でも定着しそうな様相のようです。
  何時も私が24時間営業を非難しているコンビ二が参入を考えているそうです。

  エコロジーオンラインより

  コンビニ参入で、普及にけて動き出したカーシェアリング

  欧州で発祥し、近年、日本でも注目され始めているカーシェアリング。だが、車両の設置場所が、利用者の自宅から不便な場所にあるなどの理由から、これまで普及が進んでいなかった。それが最近になり、コンビニエンスストアを拠点として活用するケースが増えてきており、普及に拍車がかかりそうだ。

コンビニ大手のサークルKサンクスと日本カーシェアリングは、コンビニ店舗を利用したカーシェアリングサービス「i-share(アイシェア)」を開始すると発表した。まずは121日から、東京都内のサンクス4店舗でサービスをスタートさせ、2010年中に、東京・神奈川・千葉・埼玉の約200店舗に広げる計画だ。その後、関西地区や中京地区をはじめ全国への拡大を検討していくという。 ・・・以下略

 参考: Business Media より

  2010年は「カーシェアリング元年」になるか (1/3)

  増えてきたとは言えまだまだほんの一部なのでこれからが本当に定着するかどうかというところでしょう。多くの人がクルマを持つことの不経済さからこの方式の有利さに気付き、手軽に利用できる拠点が増えれば、もしかしたら大きな市場を形成することになるかもしれません。尤も、田舎まで広まるかどうかは難しいところのようです。その広まり具合は日本人の意識の問題になりそうです。
  いずれにしても、このシステムが広まり、無駄なクルマが走ることが減れば環境やエネルギー問題の解決にも貢献できるでしょうし、交通事故の減少にも繋がるでしょう。

果たして、どうなるか!

2010127日水曜日  第3783回  フォークでご飯

  大学に入って直ぐの頃、初めて知り合った同級生と学生食堂でランチを食べることになりました。田舎から出てきた私はナイフとフォークを使うランチなんてしゃれたものを食べるのは初めてでした。
  その友人は戸惑う私を他所に都会育ちらしく手馴れた様子でナイフとフォークを使って食べ始めました。そして、驚いたことにアルミ(立ったかどうかは良くは覚えていませんが)に盛られたご飯を器用にナイフでフォークの背中に乗せて食べたのです。
  そんな食べ方なんか始めて見たので、どうやって自分のご飯を食べたか覚えていません。これは大変なことになった、早くあの食べ方を覚えないと満足にご飯も食べられなくなるとそれから必死で練習したのを覚えています。
  幸い、その食べ方をマスターしたのは案外早かったような気がします。学生時代はそれを当然のように学生食堂でランチを食べたものです。

  しかし、就職して、気が付いたら今度はそんな食べ方は間違いだと言われるようになっていて、又しても回りの雰囲気に負けて右手にフォークを持ってスプーンで食べるようにすくって食べるようになりました。
  最近はそんなことを気にせず日本人は箸で食べれば良いとの説に従って箸で食べるようになりました。全く、自分というものが無くて恥ずかしい限りです。

  それにしても、お皿にご飯を盛ること自体がおかしいのじゃないでしょうか。ご飯は茶碗と箸で食べるのが一番美味しい。とは言いながらも養殖に茶碗は見たことが無いので無理なのかも。
  色んな食べ方をしてきたわけですが、私としては、皿に盛ったご飯はフォークの背中に乗せる食べ方が一番食べ易かったように思います。今更、それをやる勇気が無いのも情け無いところです。

  ネット巡回であれはイギリス式の食べ方だという説を見たので、早速サーチしてみました。
  皆さん悩んでいるようで、たくさんヒットしました。

  フォークの背にライスをのせて食べるの?

  ファミレスでの洋食 フォークの背にご飯をのせますか? : 生活・身近な話題 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

  イギリス式というのは本当のようですが、これも米を食べる習慣はないようなので、器用な日本人が編み出した方法なのじゃないでしょうか。
  ご飯は、やはり茶碗と箸で食べたいですね。こうなれば洋食に取り入れさせたいものです。

無理かな!

2010128日木曜日  第3784回  LED

  第3780回で大企業の採用などで価格下落も近いかもと期待したLEDの動きは本当に期待できるかもしれないようです。

  MSN産経ニュースより  2010.1.20

  シャープが小型LED電球発売

 シャープは20日、「E17」と呼ばれる口金が直径17ミリの小型発光ダイオード(LED)電球を2月26日に発売すると発表した。同社は昨年夏に、家庭用のLED電球事業に参入したが、これまで「E26」(直径26ミリ)タイプの商品のみだった。小型タイプもラインアップに加えることで機種数は9から13に増加。商品数拡大で、LED電球全体の売り上げ増を図る。

 E17タイプのLED電球は全長67ミリ。E17の口金で現在、中心的に使われている白熱電球と同じ大きさで、明るさも同等。一方、消費電力は4・5ワットと白熱電球の約5分の1だ。

 同社によると、国内の電球市場のうち、約3割がE17タイプ。今後、LEDへの買い替えが期待できるという。

 E17タイプの市場想定価格は4千円。同時に、E26タイプの新商品(7千円)も発売する。

  参考:LED電球:シャープ

   ECOマネジメントより

  家電や住宅、野菜栽培にまで進出ついに拡大期を迎えたLED市場

 メーカも本気のようですね。こうなると、白熱灯から蛍光灯に切り替えることにも熱心だった日本人ですから、その生真面目さを発揮して案外近いうちにLEDへの切り替えが大規模に起きるかもしれませんね。
  そうなると、益々、価格の下落が期待できそうです。これはもしかしたら太陽光発電よりそのスピードは速くなるかもしれませんね。
  太陽光発電と
LED、それに電気自動車となると温暖化ガス25%削減なんてのも案外すんなりと達成されたりするかもしれません。そうなれば日本が世界の救世主なんてことになるかもしれません。
 こうなるといよいよ我が家にも
LEDを付けたくなってきます。

もう少しの辛抱か!

2010129日金曜日  第3785回  ドイツ式

  日本では固定価格買取制度が12月から実施され買取価格は実際に48円/kWhになりましたが、その本家であるドイツが太陽光発電のドイツ式{FIT(フィードインタリフ)・アーヘンモデル}の見直しを行っているようです。
  全量買取と価格の高さが問題とされていたのがここに来て見直しとなったようです。

  時事ドットコムより

 太陽光発電への補助金削減で波紋=業界は倒産増加を懸念−ドイツ

 【フランクフルト時事】ドイツ環境省が打ち出した太陽光発電に対する補助金の大幅削減方針が波紋を広げている。手厚い支援を受けて成長を謳歌(おうか)してきた太陽エネルギー業界では一転、「倒産が増える」との悲鳴も上がる。

 ドイツの再生可能エネルギー法では、風力や太陽エネルギーなどで生産された電気の買い取りを電力会社に義務付けている。この制度により、同国では太陽エネルギー産業が急成長。今や「約6万人の雇用」(独環境省)を支える一大産業に発展した。

 環境省は20日、住宅の屋根などの太陽光パネル発電に対する補助金を4月1日から一律15%、農地の場合の補助金を6月1日から25%それぞれ削減する方針を発表した。

 同省は背景として、太陽電池価格や設置コストが大幅低下、生産能力急増を背景に世界的にも2009年に初めて供給過剰に陥ったことなどを指摘する。

 「過剰だった補助金の適正化」という環境省の主張に対し、独太陽エネルギー業界連盟は、今回の措置が既に決まっていた補助金の年間削減率9%からの上積みだけに、「太陽電池部門における倒産の波と数万人規模の雇用喪失」を警告。連盟のクラマー会長は「メルケル首相の環境政策は破棄されたも同然だ」と憤る。(2010/01/23-19:56

  もともと、太陽電池の価格によって見直すことになっていた買取価格なので価格の見直しは当然なのでしょうが、それ以上の値下げが問題になっているようですね。
  日本も、民主党が全量買取を打ち出していますが、何事も極端になると長続きしません。確かに少しでも高く買ってくれるのはありがたいのですが、無理は駄目ですね。せいぜい全量買取で今の48円まででしょう。ドイツのように買電単価の3倍ともなるとやはり何処かに無理が来ることになるのでしょう。
  民主党も、ばら撒きで国民を騙すより、長く続く本当の政策を取って欲しいものです。
  一度は、甘言に乗せられてあなた方を選んだ国民といえども、それ程バカではないと信じたい。

なんて、甘いかな!

2010130日土曜日  第3786回  反ウォール街

  第3432回の地域通貨や第3471回のカジノ経済などでいい加減にマネーゲームを止めさせることを考える必要があると書きましたが、思わぬところからそんな動きがでてきているようです。

  SankeiBizより  2010.1.25 19:28

  オバマ米大統領の“反ウォール街”エスカレート 金融市場が不安定化  (1/2ページ)

 【ワシントン=渡辺浩生】オバマ米大統領の「反ウォール街」姿勢が、金融市場の不安定要因になっている。金融機関への課税や新規制案を発表し、マサチューセッツ州上院議員補選で民主党が予想外の敗北となったのを契機に、有権者の不満を転嫁するかのような銀行たたきをエスカレートさせている。バーナンキ連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会承認問題まで飛び火する形となり、市場を動揺させている。・・・中略

  ところが、オバマ大統領の金融界に対する敵意は、自らの支持率の低下と反比例して強まっている。

 「われわれはあなたたちのお金を取り戻す。わずか10セントでもだ」。挑発的な言葉で大手金融機関約50社を対象に、「金融危機責任税」を課す方針を発表したのは今月14日だった。

 19日にマサチューセッツ州補選で共和党候補に敗北すると、2日後の21日、商業銀行によるヘッジファンド投資の禁止や金融機関の肥大化を制限する1930年代の大恐慌時以来の大転換という新金融規制案を発表。「彼ら(金融界)が戦う気ならこちらも戦う用意がある」と再び挑発した。

  22日のオハイオ州の住民集会でも「彼らのすることには統制がきかない」と新規制を正当化。11月の中間選挙で当選が危うい民主党議員も、大衆迎合的なウォール街たたきに便乗し、月末に任期切れのバーナンキ議長にまで矛先が向かった。・・・以下略

  トッテンさんによるとオバマさんはウォールストリートの金融業界からのバックアップで当選したので彼らの意に反するような政策を取るはずが無いとのことでしたが、ここにきて一体どうしたことか敵意をあらわにしだしたようです。
  鳩山さんほど酷くは無いがそれでも言葉だけで成果の現れないことで支持率が下がって危機感を覚えたオバマさんが起死回生の策として金融業界への規制を打ち出したのでしょうか。
  その意図が何であれ、金融業界にマネーゲームを止めさせる方針を打ち出したことは歓迎すべきじゃないでしょうか。
  兎に角、世界からマネーゲームを止めさせない限り一部の金持ちと大部分の貧乏の構図は酷くなることはあっても良くなることは無いと思われます。ここは、オバマさんに頑張って貰ってその流れを世界に定着させて貰いたいものです。それこそ、ノーベル平和賞に相応しい大統領としての名声を後世に残すチャンスではないでしょうか。

本当にやって欲しい!

2010131日日曜日  第3787回  HDD

  パソコンの自作にのめり込んでいた頃HDD(ハードディスク)は容量も少なく値段も結構高かったものです。ですから1G(ギガ)が出た時に驚き、それが1万円にまで価格が落ちてきてやっと増設できたものでした。
  それが、何時の間にかテラなんて時代になっているのに気が付いて驚いたものです。しかしながら、その容量の急激な増大と価格のダウンに何が起きたのだろうと思いながらも、そんなもんなんだろうと勝手に自分で自分を納得させていたものです。
  ところが、やはり裏には大きな技術のブレイクスルーがあったようです。

  読売新聞 コラム「顔」より

  今年の日本国際賞を受賞する東北工業大理事長 岩崎 俊一さん 83

  あらゆる情報を記憶するハードディスク駆動装置(HDD)は、情報社会の主役だ。来年度世界で出荷される6億5000万台はすべて、この人が発明した「垂直磁気記録方式」に代わる。
  
HDDは情報を小さな磁石に記録する。磁石を水平に並べる従来方式は、記憶容量に限界があった。「ならば垂直に立てよう」。コロンブスの卵的な発想で、1977年に新方式を開発。商品化まで時間はかかったものの、容量は飛躍的に増えた。・・・以下略

  ウィキペディアより

 垂直磁気記録方式

  垂直磁気記録方式(すいちょくじききろくほうしき)は、磁化膜(磁性体)に対して垂直に磁化する記録方式。1975年当時東北大学教授の岩崎俊一により、従来の水平磁気記録方式に対する優位性が提唱された。六角板状バリウムフェライトなどの磁性体を使った垂直磁気記録テープは1970年代後半に実用化された。また1980年代にはMOで採用、近年では磁気ディスク、特にハードディスクドライブにも採用されはじめている。・・・以下略

  参考:映像による日立グループ紹介

  こんなことが起きていたんですね。それも日本人の発明とは、驚きました。それにしても、お金がなくなってハードの世界から遠ざかってしまった付けは大きいですね。こんなことも知らなかったなんてチョッと悲しいものがあります。
  それにしても、パソコンがこんなに安くて高性能になったというのに自作から遠阪ざるを得ない我が身の情けなさが身にしみます。
  ここはやはり、昨日も書いたようにオバマさんにマネーゲームを退治してもらいたいものです。
  とは言いながらも、もう自作の道に戻ることはないでしょうね。

くやしいなぁ!

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