団塊の世代の部屋214

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2017 年 5 月 1日 (月) 第 6420回  無 知の恐ろしさ
   GHQ によって潰された日本古来の文化である大麻について、15日(土)、第 1031回の「大 地の霊草『大麻』〜日本古来の“大いなる麻”」などで取り上げてきました。  
  動画で、大麻の説明をしてくれた大麻博物館の高安さんが、フェイスブックで、新潮社に対して、記事への抗議文を紹介 しています。

  何だろうとおもったら、週刊新潮が、大麻の本当を知りもしないでとんでもない記事を書いたようです。

  高 安 淳一さ ん が大麻博物館さんの写 真をシェアしま し た。 3時間 前 

  神社さんに対する誹謗中傷が酷すぎるので、さすがに看過できず抗議いたします。
どうぞ、みなさまご拡散のほどよろしくお願いします。



   大麻 博物館   6時間前 

 ご報告です。

 先日言及した週刊新潮の記事に書かれた、麻賀多神社さんへの「オカルト神社」という記述に関して、佐倉藩鎮守 麻賀多神社さんと共に、正式に週刊新潮に抗議する事にしました。

 単に、麻の字が名前に入り、ご神紋が麻をモチーフにしていることが「オカルト」だとしたら、例えば「麻布十番」とかはオカルトスポットだし、麻の葉模様 は オカルトなデザインで、横綱はオカルトグッズを身につけている事になります。

 これは「農作物としての大麻」への偏見を助長し、その存続への影響が大きいため看過できません。

 ご拡散など頂けると幸いです。

 このように悪質な印象操作については、今後、博物館でも可能な範囲で対応していこうと考えています。何かお気づきの報道などありましたら、お報せ頂ける と 幸いです。

  https://headlines.yahoo.co.jp/article…

  昭恵さんには、呆れるしかないですが、大麻について何にも知らない記事を書くのにも呆れます。
  と言うか、これぞ、戦後教育の歪みを証明しています。今の日本人の劣化は、全て、戦後教育が本当の事を教えなかった ことが原因と言っても言い過ぎではないでしょう。

  知らないと言うことは、本当に恐ろしいものです。それも、GHQの企みとそれに乗っかった戦後利得者達が、ここまで 日本人を劣化させたということを考えると、教育の大事さを思わずにはいられません。何とも、恐ろしいですね。

  やはり、教育を取り戻すことが急がれます。ここを放置していると、日本の再生は到底ふかのうでしょう。
 
知らないことは恐ろしい!
2017 年 5 月 2日 (火) 第 6421回  「為 替操作国」見送りにせせら笑う中国
  田村さんの中国に取り込まれたトランプさんの 動画 を、4 月 25日 (火)、第 6414回の「獅子身中の虫はメディアの自虐論」で取り上げました。
  中韓の崩壊だけを生き甲斐に、何とか生きているわたしにとっては、これ程がっかりする話題はありませんでした。
  こうなったら、もう何時死んでも良いのですが、お迎えが来てくれません。となると、やはり、最後の望みとして、田村 さん の予測が外れて中韓が崩壊するのを見届けたいものです。

  ところが、田村さんが、追い討ちを懸けるような現実を書いてくれています。

  産経ニュースより     2017.4.22

 【田村秀男のお金は知っている】
 「為 替操作国」見送りにせせら笑う中国 チャイナマネーと組まざるを得ないトランプ政権

 トランプ米大統領はこのほど、大統領選挙期間中にさんざん繰り返して公約した中国の「為替操作国」認定と制裁関税適用 を見 送った。本人は例によってツイッターで2800万人のフォロワーに対し、「北朝鮮問題でわれわれと協力している中国を為替操 作国とどうして呼べようか」と弁明した。トランプ氏の変節ぶりにあきれた向きも多いが、中国の習近平国家主席による北朝 鮮の 金正恩朝鮮労働党委員長への圧力に期待したわけだ。(夕刊フジ)

 実のところ、中国共産党・人民解放軍のトップが朝鮮戦争で共に血を流した盟友を見限り、おいそれと米国の言いなりにな るは ずはなく、圧力をかけるポーズだけで済ませようとするだろう。とりあえずは北からの石炭輸入は停止したものの、石油輸出は続 けているし、中国の銀行は依然として北向けの外貨送金に協力している。

 都内で会った某解放軍関係者は、トランプ・習両首脳間のやりとりを引き合いに出しながら、「これで米中関係は今後50 年 間、大丈夫」とうそぶいていた。

 これだと試練にさらされているのは、習氏の対応ではなく、「習氏が協力しなければ、為替や通商で強硬策をとるぞ」とい う 「トランプ・カード」の効力ということになる。

 気になるのは、国際金融界の見方だ。英フィナンシャル・タイムズ紙や米ウォールストリート・ジャーナル紙は以前から、 米国 による対中報復関税の適用は米中貿易戦争を招き、世界経済を混乱させると警告してきた。トランプ氏の人民元安誘導批判につい ては、中国当局が外貨準備を取り崩して人民元の押し上げに努力しているので当たらないと擁護してきた。「トランプ・カー ド」 は米英のメディアから冷たくあしらわれており、トランプ氏は習氏とのゲームでは背後から押さえつけられているのも同然なの だ。

 トランプ政権の中でも、対中強硬論を説いてきたスティーブ・バノン首席戦略官・上級顧問は国家安全保障会議のメンバー から 外された。著書「米中もし戦わば」で知られるピーター・ナバロ国家通商会議委員長のホワイトハウスでの影は薄くなっている。

 その代わりに、チャイナマネーを重視するゴールドマン・サックス出身のスティーブン・ムニューシン財務長官やゲー リー・ コーン国家経済会議委員長の発言力が強くなっている。中国の為替操作国指定回避は政権内の実利重視派優勢の表れでもある。ト ランプ政権は強大化する中国のマネーパワーと組まざるを得なくなっているのだ。

 先週末の午前、用あって東京・銀座に出かけてみると、中国人旅行者でごった返すショップばかりが目立つ。一部の店では 中国 から持ち込んだスマホをかざせばただちに代金決済できる。いわば人民元使い放題だ。当局の手でドルに連動する人民元は日本な ど海外で購買力を発揮し、大歓迎を受ける。それは他ならぬ「為替操作」の産物という皮肉な現実だ。(産経新聞特別記者・ 田村 秀男)

  トランプさんが腰砕けで、中国を延命させることになれば、世界は破滅に向かってまっしぐらということになりそうで す。
  やはり、アメリカ人はバカだったのかもしれません。とは言いながら、一縷の望みを持って、じっと待つしかない身が情 け無 い。
  こうなると、北の暴発か、中国の自己崩壊を願うしかないのでしょうか。

何とも、面白くない!
2017 年 5 月 3日 (水) 第 6422回  新 幹線技術「中国移転は失敗」
  未だに日本中を繋ぐ完全な新幹線網を作る事さ えで きず、ましてや、2011年10月27日木曜日、第 4421回の「貨 物新幹線」などで、取り上げて来た貨物新幹線なんて夢の又夢です。

  そのくせ、中韓に技術を盗み取られた象徴のような新幹線技術を教えて盗られたことを反省もしないJR東海や川重のよ うな 企業が、未だに中韓から徹底もせずに従業員を危険に晒しているのですから、やはり、日本の経営者達の劣化は底知らずのようで す。

  産経が、そんなJRの30年史を書いてくれています。

  産経ニュースより    2017.4.22

  新 幹線技術「中国移転は失敗」 いまや日本のライバルに 平成30年史 JRの歩んだ道編(4)

 「ずうずうしくも大ぼらを吹く」「中国の高速鉄道技術は、すでに日本の新幹線をはるかに凌駕(りょうが)している」

 平成23(2011)年7月7日、中国鉄道省宣伝部長の王勇平は、中国国営新華社通信のインタビューにそう答えた。

 川崎重工業などの技術供与をもとに高速鉄道を共同生産した中国の国有メーカーが、「独自の技術」として米国での特許申 請を 目指す動きが明らかになったことについてだ。中国政府がいわゆる“パクリ”疑惑に公式反論するのは異例だ。

 王は「新幹線と北京−上海間の高速鉄道は、同列に論じられるレベルではまったくない」と中国の新型車両が優れていると 主張 してうそぶいた。

 「中国は日本に技術援助したい」

  ■  ■  ■

 王の発言は「高速鉄道の輸出」という野望をむき出しにするものだった。中国が独自開発をあきらめ、日独仏の技術導入を 決め たのは、わずか13年前。だが一昨年には、インドネシアが日本の提案する高速鉄道計画を蹴り、中国案を選んだ。採算リスクま で引き受けて海外展開に突き進む中国は、日本の手ごわいライバルとなった。JR東海名誉会長の葛西敬之は「新幹線は日本 の 宝。中国への技術移転は大失敗だった」と移転の判断を批判する。

 なぜ、虎の子の技術は“流出”したのか。

 日本鉄道システム輸出組合専務理事の村崎勉は「高い技術力を額に入れて飾っていても仕方がない。そうした声が多かっ た」と 振り返る。あるメーカーの幹部は「独ボンバルディアや仏アルストムの中国参入を前に、指をくわえている手はなかった」と話 す。

 JR東日本社長の冨田哲郎は、日本もかつて欧米の技術を学んだことを挙げ、「そうした能力が高ければ、強力なライバル に成 長するのが現実」と受け止める。

 ■  ■  ■

 新幹線とリニアの技術を持つJR東海は、米テキサス州の高速鉄道計画に新幹線で参画。ニューヨーク−ワシントン間には リニ アを売り込む。現地で投じたプロモーション費用はこれまでに50億円を上回る。

 だが、葛西は言う。「新幹線を海外に売って鉄道会社がもうけるビジネスモデルは、成立しない」。海外高速鉄道プロジェ クト C&C事業室長の落合克典はこう説明する。「米国で日本型新幹線やリニアが採用されれば、車両や信号システムなどのメーカー にとって販売先が大きく広がる」。量産効果による調達コストの引き下げが狙いだ。ただ、中国高速鉄道の営業距離は2万2 千キ ロ以上で新幹線の7倍を超える。

 JR東海社長の柘植康英は「われわれの強みは技術支援」としながらも「世界最高の高速鉄道としての技術、海外で通じる 技術 をさらに磨いていかないと、国内はもとより海外展開もおぼつかなくなる」と話す。

 中国もインドネシア高速鉄道の建設は遅々として進んでおらず万全とはいえない。国策として採算度外視で臨む姿勢にはリ スク もある。

 「日本の流儀を押し通さず、現地ニーズにカスタマイズすることが肝心だ」

 JR西日本の社外取締役も務めた工学院大特任教授の曽根悟はそう指摘する。
 ◇

 共助薄れ「分割」は「分断」に

 4年前の平成25年1月、東京・霞が関の国土交通省。国会議事堂を望む大臣官房フロアの一室で、事務方ナンバー2の国 土交 通審議官、本田勝が一人の男に頭を下げた。

 「JR貨物の経営基盤を固めるため、力を貸していただきたい」

 相手は公益財団法人がん研究会常務理事の石田忠正。日本郵船副社長から日本貨物航空の社長に転じ、黒字化を達成した物 流の プロだ。その手腕はがん研でも発揮され、長年の赤字経営を立て直していた。

 JR未上場会社の全株式は国が保有し、人事には政府の意向が働く。本田は「29年4月の分割民営化30年を念頭に、未 上場 4社の経営にもう一段のてこ入れをしたかった」と振り返る。

 JRの会長職に、生え抜きでも官僚でもない民間出身者が就くのは民営化の当初以来のことだった。

 ■  ■  ■ 

 分割民営化で地域ごとに分けられた旅客6社に対し、JR貨物は線路を「借りる」形で全国を1社でカバーする。平均距離 800キロに及ぶ貨物列車を一元的に運行するだけでなく、「黒字路線の稼ぎで赤字部門を維持する『過度な内部依存』を避 ける ため」(旧運輸省OB)だ。

 平成2年度にはバブル景気で経常利益74億円を計上したが、トラック輸送に押され8年度には経常損失106億円。土地 売却 益で出血を食い止める「竹の子生活」となっていた。

 石田は、花形の運輸部門に比べ弱体だった営業部門を強化するため、営業マン数十人を中途採用。営業戦略と列車ダイヤを 一元 的に担う新部署もつくった。

 昨年7月、アサヒビールとキリンビールが発表した、吹田(大阪)−金沢間の貨物列車の共同輸送は「ライバル同士の協 業」と 話題になった。

 吹田行きに比べ、金沢行きは空荷が多い。片道の貨物搭載率が低いなら、運賃を割り引いてでも顧客をつかむ。運賃設定の 権限 を支社に委譲した成果だった。

 石田は話す。「黒字化の直接要因は、徹底した計数管理だ。それ以上に、『俺たち自身がやらなくては』という意識を全社 員で 共有できたことが大きい」

 28年度には不動産など関連事業を除き、鉄道部門単独で黒字に転じた。ライバルであるトラック業界の人手不足を追い風 に、 JR5社目の株式上場を視野に捉えるまでになった。

  数十万円のチケットが瞬く間に完売するなど、人気を集める豪華列車による旅行は各社が競って導入を進めている。だ が、5 月にデビューする東日本の豪華列車「トランスイート四季島」が北海道に上陸するのを除くと、西日本の「トワイライトエクスプ レス瑞風」も、九州の「ななつ星in九州」も、ルートは自社管内だけだ。

 民営化当初、会社をまたぐ在来特急は、本数を減らさない方針が徹底され、全33列車が温存された。そのうち今も残るの は唯 一の寝台列車「サンライズ瀬戸・出雲」(東京−高松・出雲市)を含む計5列車のみだ。

 会社の境界をまたぐ運行について関係者は「やらないわけではない。今後の話だ」と説明する。だが、その言葉には分割が 定着 した今、「一つの国鉄」を取り戻す難しさもにじむ。

 好調のJR貨物もひとごとではない。民営化当初のルールで、旅客6社に支払う線路使用料が格安に抑えられているが、経 営難 のJR北海道を中心に「重い貨物列車が線路の傷みを早めている。負担を増やすべきだ」(旅客会社幹部)と不満がくすぶる。

 JR貨物社長の田村修二は「線路補修コストを対等に負担すれば、当社は一気に赤字転落だ」とルール維持を訴えるが、今 後の 展開は不透明だ。

 相互の共助関係が薄まったJR各社の関係は「分割」から「分断」の色を濃くしている。先送りされた課題が顕在化するな か、 30年の節目を迎えたJR。第2の改革の時期は着実に迫っている。

  この記事をまとめてくれた動画がありました。

【中 国】JR東日本「中国に新幹線の技術供与をしたのは大失敗だった」→図々しく大ぼらを吹く相手から日本の優しさ につ けこまれた結果・・


  葛西さんのような先見の明のある経営者は、今の日本には、殆どいないので しょ うね。本田宗一郎さんが生きておられたら、その怒りはどれ程のものでしょう。

  日本の産業界が、昔の日本の経営の素晴らしさに気がつくのは何時のことでしょうか。それとも、このまま、ジ リ貧 に成って行くのでしょうか。
  反日売国左翼・在日の代表ともいえる竹中平蔵のやりたい放題を許しているような今の日本では、日本再生どこ ろか 崩壊が見えているようです。
  
何時になったら気がつくのか!
2017 年 5 月 4日 (木) 第 6423回  韓 国大統領選挙の行方と町の様子
  宮崎さんが、韓国・英国取材から帰られて、早 速【Front Japan 桜】で、福島香織さんと韓国情報を報告してくれています。

  大統領選挙は、もしかしたら保守が逆転なんてこともありそうだと言われています。


  もしかしたら、大山鳴動して鼠一匹になるかも知れないですね。折角、特亜3国の崩壊を期待していたのに肩透かしを喰 らいそうです。
  何だか、一気に期待が萎んでしまいそうです。特亜3国を潰さないと、結局はアメリカの崩壊ということになるでしょ う。
  トランプさん、絶対に潰さないと大変なことになりますよ。

やるのは、今です!
2017 年 5 月 5日 (金) 第 6424回  「9条に自衛隊書き込む」 「2020年に新憲法を施行」
  安倍さんが、いよいよ腹を括ったようです。遂 に、憲法改正を具体的に表明されました。流石に、もう時間が無いと考えられたのでしょうか。それとも、予定通りの表明 だったのでしょうか。
  2020年と期限を切ったのは、任期中にやるとのの決意表明ですね。もう一つの自衛隊を9条に書き込むというのは驚 きました。
  やはり、平和ボケ日本人を説得して改正するのは、それほどに難しいと考えているのでしょうか。

  産経ニュースより      2017.5.3

 【憲法施行70年】安 倍晋三首相がビデオメッセージで憲法改正に強い意欲 「9条に自衛隊書き込む」「2020年に新憲法を施行」

  ご来場の皆さま、こんにちは。自由民主党総裁の安倍晋三です。

 憲法施行70年の節目の年に、「第19回公開憲法フォーラム」が盛大に開催されましたことに、まずもって、およろこび を申し上 げます。憲法改正の早期実現に向けて、それぞれのお立場で、精力的に活動されている皆さまに、心から敬意を表します。

 憲法改正は、自由民主党の立党以来の党是です。自民党結党者の悲願であり、歴代の総裁が受け継いでまいりました。私が 総理・総 裁であった10年前、施行60年の年に国民投票法が成立し、改正に向けての一歩を踏み出すことができました。しかし、憲法はたっ た一字も変わることなく、施行70年の節目を迎えるに至りました。

 憲法を改正するか否かは、最終的には、国民投票によって、国民が決めるものですが、その発議は国会にしかできません。 私たち国 会議員は、その大きな責任をかみしめるべきであると思います。

 次なる70年に向かって日本がどういう国を目指すのか。今を生きる私たちは、少子高齢化、人口減少、経済再生、安全保 障環境の 悪化など、わが国が直面する困難な課題に対し、真正面から立ち向かい、未来への責任を果たさなければなりません。

 憲法は、国の未来、理想の姿を語るものです。私たち国会議員は、この国の未来像について、憲法改正の発議案を国民に提 示するた めの具体的な議論を始めなければならない。その時期に来ていると思います。

 わが党、自由民主党は、未来に、国民に責任を持つ政党として、憲法審査会における具体的な議論をリードし、その歴史的 使命を果 たしてまいりたいと思います。

 例えば、憲法9条です。今日、災害救助を含め、命がけで24時間、365日、領土、領海、領空、日本人の命を守り抜 く。その任 務を果たしている自衛隊の姿に対して、国民の信頼は9割を超えています。しかし、多くの憲法学者や政党の中には、自衛隊を違憲と する議論が、いまなお存在しています。「自衛隊は、違憲かもしれないけれども、何かあれば命を張って守ってくれ」という のは、あ まりにも無責任です。

 私は、少なくとも私たちの世代のうちに、自衛隊の存在を憲法上にしっかりと位置付け、「自衛隊が違憲かもしれない」な どの議論 が生まれる余地をなくすべきであると考えます。

 もちろん、9条の平和主義の理念については、未来に向けてしっかりと、堅持していかなければなりません。そこで、「9 条1項、 2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」という考え方、これは国民的な議論に値するのだろうと思います。

 教育の問題。子供たちこそ、わが国の未来であり、憲法において、国の未来の姿を議論する際、教育は極めて重要なテーマ だと思い ます。誰もが生きがいを持って、その能力を存分に発揮できる「1億総活躍社会」を実現する上で、教育が果たすべき役割は極めて大 きい。

 世代を超えた貧困の連鎖を断ち切り、経済状況にかかわらず、子供たちが、それぞれの夢に向かって頑張ることができる、 そうした 日本でありたいと思っています。

 70年前、現行憲法の下で制度化された、小中学校9年間の義務教育制度、普通教育の無償化は、まさに戦後の発展の大き な原動力 となりました。

 70年の時を経て、社会も経済も大きく変化した現在、子供たちがそれぞれの夢を追いかけるためには、高等教育について も、全て の国民に真に開かれたものとしなければならないと思います。これは、個人の問題にとどまりません。人材を育てることは、社会、経 済の発展に、確実につながっていくものであります。

 これらの議論の他にも、この国の未来を見据えて議論していくべき課題は多々あるでしょう。

 私は、かねがね、半世紀ぶりに夏季のオリンピック、パラリンピックが開催される2020年を、未来を見据えながら日本 が新しく 生まれ変わる大きなきっかけにすべきだと申し上げてきました。かつて、1964年の東京五輪を目指して、日本は大きく生まれ変わ りました。その際に得た自信が、その後、先進国へと急成長を遂げる原動力となりました。

 2020年もまた、日本人共通の大きな目標となっています。新しく生まれ変わった日本が、しっかりと動き出す年、 2020年を 新しい憲法が施行される年にしたいと強く願っています。私は、こうした形で国の未来を切り拓いていきたいと考えています。

 本日は、自由民主党総裁として、憲法改正に向けた基本的な考え方を述べました。これを契機に、国民的な議論が深まって いくこと を切に願います。自由民主党としても、その歴史的使命を、しっかりと果たしていく決意であることを改めて申し上げます。

 最後になりましたが、国民的な議論と理解を深めていくためには、皆さま方、「民間憲法臨調」「美しい日本の憲法をつく る国民の 会」のこうした取り組みが不可欠であり、大変心強く感じております。

 憲法改正に向けて、ともに頑張りましょう。

  既に、動画も上がっていました。足立さんも出席されています。相変わらず、面白い。

  この安倍さんの決意であっても改正できなければ、もう未来永劫無理なのじゃないでしょうか。と言うより、日本は消滅 しているかも知れません。  

日本人よ好い加減に目を覚ま せ! 
2017 年 5 月 6日 (土) 第 6425回  ヘ リのように垂直離着陸可能な電動飛行機
  電動飛行機や空飛ぶ自動車などを何度も取り上 げて来ま したが、ここに来て、いよいよ実用化が見えてきているようです。

  まずは、電動で今までとは全く違った方法で、ヘリコプターのように離着陸する飛行機です。

  GIGAZINEより   2017年 04月 21日

  ヘ リのように垂直離着陸可能な電動飛行機「Lilium Jet」が初の飛行試験に成功、都市交通を劇的に変化させる可能性

 米軍のオスプレイの様に垂直離着陸ができ水平飛行もできる垂直離着陸機(VTOL機)を、なんと電気エネルギーでまか なう という世界初の電動VTOL機「Lilium Jet」が、見事に、オリジナルサイズでの初フライトに成功しました。最大時速300キロメートル&航続距離300キロメートルの小型電動ジェット機 Lilium Jetは、滑走路不要で離着陸でき、排ガス問題や騒音問題とも無縁なので、近い将来の都市交通を激変させる可能性を秘めています。

 Lilium | Mission
 
 Lilium Jetが初フライトで、見事に垂直離着陸&水平飛行を成功させる様子は、以下のムービーで確認できます。



  こんなのが出来たんですね。こうなると、益々、バッテリーのブレイクスルーが待たれます。今は、不可能のように思え ます が、きっと、何時か実現するはずです。

  こちらは、以前に取り上げた空飛ぶ飛行機です。デザインが変わったようですが、何と、発売が近いそうです。

 GIGAZINEよ り    2017年04月22日

 空 飛ぶ自動車「AeroMobil」がついに予約開始、最終プロトデザインや量産時期・価格など総まとめ

 自動車から飛行機へと自由自在に変身する夢の移動手段「空飛ぶ自動車(スカイカー)」として、最も実用化が近いと 期待されている「AeroMobil(エアロモービル)」が、ついに実用化の目途をつけ予約販売を開始しました。空 飛ぶ自動車の実用化に手が届く位置まで来たAeroMobilのこれまでの足跡と、市販バージョンとほとんど同じと 言われる最終プロトバージョンの「AeroMobil 4.0」の動力性能や、市販バージョンの価格・発売時期をまとめました。

  AeroMobil: Flying Car

 世界中のド肝を抜いた「AeroMobil(バージョン3.0)」の2014年のテスト飛行は、以下のムービーで確 認できます。



  これも、面白そうですが、遊びの要素が強そうです。

  SankeiBizより      2017.4.25

  水 上限定の「空飛ぶ車」 米ベンチャー年内発売

 米IT大手グーグルの共同創業者、ラリー・ペイジ氏が支援するベンチャー企業、キティホークは24日、水上に限定 して 飛行する新たな乗り物の試作品をインターネット上で公開した。米メディアは「空飛ぶ車」と名付けて一斉に取り上げた。

 正式名は「キティホーク・フライヤー」で年内に米国で発売する。価格は不明。水上バイクに翼を付けたような形状 で、翼 の下に多数のプロペラが付いている。広報担当者は「実際に売り出す製品は見た目などが変わる」としている。

 キティホークがネットに公開した動画では、水面の数メートル上空を前後左右に飛行したり、垂直に上昇、下降したり する 様子が紹介された。同社によるとプロペラの動力源は電力。米航空当局から混雑していない区域に限った飛行許可を既に得て おり、免許は必要ないという。(共同)


  それにしても、油断をしていたら、何時の間にか様相が変わっています。世界の研究者さん達は頑張っていますね。

人間が思ったものは実現する!
2017 年 5 月 7日 (日) 第 6426回  末 期高齢者に延命効果なし
  一日も早く、楽に死にたいと思っている卑怯者 の私 は、尊厳死についての話題を、 4 月 19日(水)、第 1035回の「本 人が望まなければ救命措置せず」などで、何度も取り上げて来ました。
  日本も、やっとその動きが出てきたようですが、医療費の増大の面からも、一日も早く取り組むべきでしょう。
 
  前回は、厚生労働省のアリバイ作りくらいに思って、余り期待していなかったのですが、余りの医療費の増大に、本気に なら なければと思いだしたのでしょうか、面白い数字を出してきたようです。

  SankeiBizより     2017.4.27

  末 期高齢者に延命効果なし 抗がん剤治療、ガイドライン作成へ

  政府と国立がん研究センターが、高齢のがん患者への抗がん剤治療は延命効果がない可能性が高いとする調査 結果 をまとめたことが27日、分かった。厚生労働省は結果を踏まえ、年齢や症状別のがんの標準治療の提供に向けたガイドラインを 作成する方針。患者の年齢や容体に見合った費用対効果の高い治療法を推進し、患者のQOL(生活の質)向上や、拡大する 社会 保障費の抑制につなげる。

 調査は国立がん研究センターと厚労省、経済産業省が主体となり、2007年から08年までに同センター中央病院を受診 した 70歳以上のがん患者約1500人を対象に実施。患者をがんの種類別に分類し、抗がん剤による治療を中心に行った場合と、体 や精神の痛みを和らげる「緩和ケア」に重点を置いた場合との生存期間を比較した。

 その結果、主に肺がん、大腸がん、乳がんを患った末期(ステージ4)の高齢患者については、抗がん剤治療の有無にかか わら ず生存率は同程度だった。

 肺がんの患者を比較した場合では、受診後の生存期間が0〜20カ月は抗がん剤治療を受けた患者の方が多かったが、40 カ月 以上存命したのは抗がん剤治療を受けなかった患者だけだった。75歳以上では10カ月以上生存した割合は抗がん剤治療を受け なかった患者の方が多く、生存期間も長かった。また、胃がん、肝がんについては、高齢の患者数が少なかったため、評価結 果の 公表を見送った。

 日本では、がん治療実績の情報開示などが進まず、高額な抗がん剤治療が、費用に見合った延命効果があるかを検証する データ はなかった。政府は、この調査結果を基に、年齢や症状ごとに適切な治療を行うための診療プログラムの作成などを進める。

  やはり、良く言われているように、高齢者への抗癌剤治療は、治療の苦しさはあっても、却って寿命を縮めることになり そう です。
  治療費で稼ぎたい病院には嫌われるかも知れませんが、こういう患者の為にならない無駄な治療は止めて、やすらかに死 なせ てもらいたいものです。
  患者にも良く、膨大な医療費の削減にもなるのですから、これは、早く進めてもらいたいですね。

若者に負担を負わせたくない!
2017 年 5 月 8日 (月) 第 6427回  カー ター元大統領に北朝鮮特使を打診か?
  トランプさんも国内の反対勢力に、腰が引けて きた のでしょうか。この期に及んで、あのジミー・カーターを引っ張り出そうとしているようです。本当ですかね。

  何時もの、宮崎さんが、取材旅行から帰られて、早速、書いてくれています。やはり、宮崎さんの取材旅行などでの休み の時 は、面白い記事が無くて寂しいですね。
  
 宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより   平成29年(2017)4月28日(金曜日)弐 通算第5271号   

 宮崎 正弘 の国際ニュース・早読み  <トランプ政権、ジミー・カーター元大統領に北朝鮮特使を打診か?

 トランプ政権、ジミー・カーター元大統領に北朝鮮特使を打診か?
   北朝鮮への圧力に平行して話し合いも模索へ

 フィナンシャルタイムズが4月27日付けで報じている。
 トランプ大統領は秘策の一つとして北朝鮮へ、ジミー・カーター元大統領を特使として派遣する打診をしているという。

 94年の北朝鮮危機のおりにも当時のクリントン大統領は、土壇場でナン上院議員の派遣を中止させ、かわりにカーター元 大統 領が金日成から招待をうけていた話を思い出して、「私人」としての訪朝を促した。

 平壌に飛んだカーター元大統領は、あくまでも「私人」として、金日成と長時間の話し合いをなした。
そして、IAEAの駐在査察の継続、使用済み燃料の再利用中止と引き替えに軽水炉支援(合計13億ドルを米国は支援した のだ が)、これらによって米国は国連の制裁決議促進を一時停止するなどの合意を得た。

 この北朝鮮の首領様と米国の「私人」との合意を、しかしながらクリントン政権が追認した。

 たしかに、1994年の危機は回避されたが、結局、米国は北朝鮮が約束を反古にしたため、臍を噛むこととなった。

 そのカーター元大統領を、また引っ張り出すのは愚策ではないのかとワシントンには懐疑論も飛び交っているという。

  これだけは止めてもらいたいですね。北を延命させれば、中国と違った意味で世界にとっての癌にしかならないでしょ う。
  トランプさん、どうか初心を忘れず、中・北、を叩き潰してください。ついでに、韓国もお願いしたいですね。この特亜 3国 を潰しておけば、世界も静かになって住み易くなるというものです。

  宮崎さん、イギリスと韓国へ行かれていたそうです。


  韓国は、本当に緊張感がないんですね。驚きです。と言うか、この期に及んで、連休で韓国旅行をする日本人も同じです ね。 もしかしたら、向こうの人なのでしょうか。
  残念ながら、当分攻撃は無さそうですね。

 特亜3国、早く滅びろ!
2017 年 5 月 9日 (火) 第 6428回  パ キスタン、中国との「鉄の同盟」に決定的な亀裂
  最近は、中国の崩壊が余りに遅いので、待ちく たび れて、やはり、この目でみることはできないのじゃないかと半ば諦めの境地です。
  とは言いながらも、何時もの宮崎さんの情報を読むと、これで、何で崩壊しないのか不思議で仕方無い。

  今回も、そんな記事を書いてくれています。どう考えても、これで崩壊しないことが信じられません。


  宮崎正弘の国際 ニュー ス・ 早読みより    平成29年(2017)4月29日(土曜日) 通算第5272号   

 宮崎 正弘 の国際ニュース・早読み <パキスタン、中国との「鉄の同盟」に決定的な亀裂

 パキスタン、中国との「鉄の同盟」に決定的な亀裂
  一帯一路プロジェクトの要。インドネシア新幹線に続いて深刻な暗雲


 習近平の夢は、「一帯一路」(シルクロード構想)という世紀のプロジェクトを成功に導くことである。アジア一帯に覇権 を確 立するという中国の壮大な野心の実現だ。

 すでに東シナ海と南シナ海を事実上、軍事制圧し、次はロンボク海峡とマラッカ海峡の要衝であるインドネシアには新幹線 プロ ジェクト(ほぼ挫折中)。

陸続きのラオス、ミャンマーへは水力発電所プラント、そしてスリランカに潜水艦寄港のハンバントラ港工事(これはほぼ完 成) とコロンボ沖合に人口島、新都心建設(工事は三年遅れで始まったが先行きは暗い)、バングラデシュへも東南端のチッタゴン港 湾工事計画。
いずれも「海のシルクロート」の通り道。同時にインドを囲む大戦略の一環でもある。

パキスタンのグアイダール港工事は、将来的に中国海軍の空母、潜水艦、軍艦の基地化を狙い、その先がジブチだ。すでに後 者の ジブチ政府とは合意し、中国は一万人の軍駐留規模の基地を建設する。

 パキスタンと中国は半世紀を超える「軍事同盟」である。パキスタンは事実上の軍事政権、しかも核武装国家。パキスタン には 中国との合弁による戦車工場もイスラマバードの近郊にある。

 基本的にイスラム国家のパキスタンが中国と軍事同盟を組んできたのは地政学的理由が筆頭で、インドとの敵対関係から、 中国 の援助を必要だった。しかし無宗教の中国を、高潔なイスラムの理想を掲げるパキスタン民衆が快く思うはずがない。

 パキスタンの反中国感情は末端のレベルで苛烈、中国人労働者への襲撃、テロ事件が起こっている。
 おまけにグアイダール周辺はイスラマバード中央政府に敵対的な部族が支配する治安の悪い地区として悪名高い。

 ▼もともと発想が貧弱すぎたのだ

 中国はパキスタンの西南端グアイダール港工事を請け負い、一本のバースは完成したが、ほかは工事中。このグアイダール 港か ら延々と道路建設、パイプライン敷設工事を敢行中で、中国との国境へいたる。
これを「パキスタン回廊」と呼ぶ。
中国とパキスタンの友好のあかし、同盟の強化の中軸にあるプロジェクトだと位置づけた。

 目算が狂った。
 すでに拙作でも途中経過報告的にレポートしてきたが、パキスタン政府が悲鳴を挙げたのである。

 第一に政府の歳入が増えるどころか、中国のもちかけてきた世紀の大プロジェクトが、歳出増となって外貨準備も底をつい た。
 理由は中国の工事現場の治安悪化、そのためにパキスタンは軍の治安部隊を15000名も割いて、中国の労働者の警備に あた る。
 ついでに言えば中国人労働者とは囚人が殆どで、工事が終われば現地解散(つまり棄民)、現地に溶け込まないでコミュニ テ イィをつくる。このチャイナタウンの新型が、いまアフリカ諸国で顕在化し、典型がアンゴラ、ジンバブエで起きている反中国暴 動である。 

 第二にパキスタン政府は、その誇り高き沽券にかけても、このプロジェクトを中国との合弁企業体が主契約者としているた め、 利払いがすでにかさみ始め、利息の返済が滞っているばかりか、将来のローンがパキスタン経済を破壊する危険性に気がつきだし た。この資金回転が目的のひとつとして中国はAIIBを設立した。

 つまり将来の不良債権は、AIIBと、これまで巨額を貸し込んできた中国の国有銀行が負うことになる。

 ちなみにグアイダール港工事、道路、パイプラインの「パキスタン・中国回廊」のプロジェクトは総額560億ドル。
 工事完成までプロジェクトには免税措置がとられているため、歳入がなく、利払いの延滞は2017年4月現在ですでに 12億 ドル。免税が事由によりアテにした歳入は32億ドルだった(数字はいずれもアジアタイムズ、2017年4月28日)。

 第三は「一帯一路」プロジェクトは中国とパキスタン両国のウィンウィン関係をもたらすはずだったのに、パキスタンには 一切 の裨益しないことが、分かった。
 つまり、工事現場で地元の雇用はない(労働者は中国から連れてくる)。地元のレストランもホテルもふるわない(中国人 はテ ント村などで自炊するから)。

 歳入増どころか、パキスタンは利払い遅延状態に陥った。したがって中国の描いた一帯一路は、コストから見ても蹉跌は明 らか であり、金銭的負担にいずれ耐えられなくなるだろう。パナマ運河に対抗しようとして中国が建設を始めた世紀のプロジェクト 「ニカラグア運河」も、昨秋からすでに工事中断に追い込まれているように。

  それにしても、これだけの金や国内での無駄使いなどを、人民の為に使っていたら、今頃は、日本の生活水準も追い抜い てい たのじゃないでしょうか。
  所詮、ウシハクの国は、人民の為の政治なんてないのでしょう。こんな国が、世界制覇でもしようものなら人類は不幸の どん 底でしょう。
  
  金の亡者の世界では、中国を延命させることしか考えないのでしょうね。やはり、こんな国を存続させるべきじゃないで す ね。腰の引けたトランプさんのもう一度の奮起を願うしかないのかも。

トランプ頼みです!
2017 年 5 月 10日 (水) 第 6429回  種 子法廃止法案を可決
  何だか怪しそうな法案が、こそっと可決された よう です。ところが、ネットを検索しても、殆ど記事がありません。
  辛うじて、Yahoo!ニュースで見つけたのが日本農業新聞 の記事ですが、その新聞でも記事を探すことが出来ませんでした。と言うことで、孫の関係するので大嫌いですが、仕方無く取り上げます。

  何と、日本政府が種子法なるものをこそっと可決したそうです。こうなると、あの遺 伝子組み換え作物のシェアの殆どを押さえているモ ンサントが何か企んでいるのじゃないかと思ってしまいます。アメリカからの圧力でしょうか。
  

  記事の意味自体は、良いのか悪いのかの判断は私の知識では無理です。

  Yahoo!ニュースより
  
  種 子法 廃止法案を可決 予算確保へ付帯決議 参院農水委

  日本農業新聞 4/14(金) 7:01配信

 参院農林水産委員会は13日、稲、麦、大豆の種子生産を都道府県に義務付ける主要農作物種子法(種子法)の廃止法案を 与党 などの賛成多数で可決した。法廃止で都道府県の種子生産が後退することへの懸念があることを踏まえ、政府に対して都道府県の 種子生産の予算確保や外資による種子独占の防止に努めることなどを求める付帯決議を採択した。廃止法案は14日の参院本 会議 で可決、成立する見通し。

 廃止法案に賛成したのは自民、公明、日本維新の会で、付帯決議はこの3党に民進を加えた4党が共同提案、賛成した。

 政府は、種子法に基づき都道府県が自ら開発した品種を優先的に「奨励品種」に指定し、公費を使って生産、普及させてお り、 民間の種子生産への参入を阻害しているとして、廃止する考え。国会審議では、種子法廃止で都道府県が種子生産の予算を確保す る際の根拠がなくなることや、民間、特に外資が種子生産に参入し独占されかねないなど、懸念の声が野党から出ていた。

 付帯決議では政府に、都道府県の取り組みの財源となる地方交付税を確保し、予算を差配する都道府県の財政部局も含めて 周知 徹底に努めるよう要請。都道府県の育種素材を民間に提供するなど連携の際は種子の国外流出を防ぐこと、外資を念頭に「特定の 事業者」が種子を独占し弊害が生じないよう努めること、品質が確保されるよう種苗法に基づき、基準を定め運用することも 求め た。

 政府は、農業競争力強化法案などを根拠に地方交付税の確保を関係省庁に訴えることや、公的機関の育種技術や品種など知 的財 産が海外に流出しないよう民間と契約を結ぶ、都道府県が行ってきた種子の品質検査は種苗法の告示に位置付け直すなどの方針を 示している。付帯決議を受け、政府はこうした方針を徹底する方針だ。

 13日の参院農林水産委員会では、農業機械化促進法の廃止法案も与党などの賛成多数で可決した。種子法廃止法案と合わ せた 2法案について、衆院農林水産委員会では一般質疑を5時間、参院農林水産委員会では一般質疑を5時間、参考人質疑を2時間 行った。

  頂門の一針に永冶ベックマン啓子が、この件に関わりそうな話題を投稿してくれています。カボチャの記事は、省いてい ます のでリンク元で読んでください。

  頂 門 の一針4339号より  2017・4・29(土)

  800年前のカボチャ
          
  永冶ベックマン啓子

 アメリカの考古学の学生達が、ビスコンシンの昔のインデアン集落地域で 土壌発掘調査をしている時、素焼きのような器を見つけ丁寧に堀り出し た。ワクワクしながらその蓋をソッとあけてみると、その中には多くの明 らかにカボチャの種が保存されていた。・・・中略
 
 植物の種は、直射日光が当らなく、暗く極端な湿度が無いという一定の条 件の場所ならば、ほぼ無限に近い命があるという事です。当に不老不死の 世界がここにあり、何時か目を出し成長して、花を咲かせ実をつけて、ま た子孫を残し増やす為に大切な種を作る、という重要明確な目的を持ち、 ほぼ永遠の命で仮眠できるという事です。

 ある一定の季節の温度や湿度の条件下でしか発芽しないように、種は自ら 強力な酵素阻害物質/アブシジン酸やトリプシンインヒビターを持ち保護 するように仕組まれている。

 それゆえ生の種は例えばぶどう、すいか、林檎、柿、みかん、また玄米、 大豆、小豆などはそのまま人が食べては、酵素阻害物質に毒性があり健康 障害を起こす。

 本年3月23日の日本の国会では主要農作物種子法の廃止法案が自民党と公 明党の賛成多数で可決・成立となった。この法案は「種子法」とも呼ば れ、日本の種子を守っていた規制を撤廃して海外に開放するという内容。 遺伝子組み換えで、この種の神秘的とさえ言える大自然の法則に反して、 お金儲をしたいという愚かな人間の浅知恵の技術で、自殺する種を作った のは“大自然の創造主神への冒涜”であり、それを日本が許すならば日本人 も自殺への道をゆっくりと歩みだしていると考えられる。既に、GM 食品 を日本人は世界でも一番多く消費している。

 今ドイツでは、化学会社バイエルと死神企業モンサント社の合併に強い反 対運動が起きている。ドイツはGM食品は禁止されている。 (在ミュンヘン)

  やはり、何かありそうですね。バイエルのモンサントの合併のニュースは驚きましたが、流石に、反対がきつそうです ね。こ の合併の裏には、何かありそうで不安です。

  それにしても、日本政府は、何が目的なのでしょうか。安倍さんが、未だに自由貿易を叫んでいるのも気になります。ま だ、 グローバリズムを信じているのでしょうか。目を覚ましてもらいたいが、竹中平蔵を側に置いているようでは望み薄です。

  実は、この永冶ベックマン啓子の記事で、個人的に気になったのが、生の種を食べるのは害と言うものです。この部屋で も書 きましたが、今や、私は、身体実験の一環として、ぶどうなどを種も皮も食べているからです。とは言いながら、これが、毒なら 死期が早くなって良いかも。

それにしても、種子法が気にな る!
2017 年 5 月 11日 (木) 第 6430回  ト ランプさん記者会主催の夕食会欠席
  トランプさんも、異常な特亜3国やグローバリ スト 達に足を引っ張られて、思惑通りには行ってないようです。
  とは言いながら、その反対派の手先であるマスコミに対しては、初期の方針を貫いているようです。ここに屈したら、そ こで 勝負は終わりかもしれないだけに、トランプさんには頑張ってもらいたいものです。
  
  時事ドットコムより   2017/02 /2
   
  ト ランプ米大統領、記者会主催の夕食会欠席へ=メディアとの対立深刻化

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は25日、ツイッターで、「ホワイトハウス記者会主催の夕食会に今年は出席しな い」と 述べた。記者会と政権や議会幹部、有名人らが参加する夕食会は毎年恒例の行事で、今年は4月29日に行われる予定。トランプ 大統領とメディアの対立が深刻化していることが背景にあるとみられる。

 メディア攻撃、自身は虚偽発言=誤り認めず責任転嫁−米大統領

 トランプ大統領はこれまで、自身に批判的なCNNテレビなど一部のメディアを「フェイク(偽)ニュース」と断じ、「国 民の 敵」などと繰り返し中傷してきた。24日にはスパイサー大統領報道官のぶら下がり取材で、CNNやニューヨーク・タイムズ紙 を含む多数のメディアが参加を拒否され、メディア側の猛反発を招いた。
 ワシントン・ポスト紙によると、夕食会は1921年に始まった。過去には81年にレーガン大統領が暗殺未遂事件で負傷 し、 欠席したことがある。ただ、レーガン氏は電話を通じてスピーチを行った。記者会はトランプ大統領が出席しなくても、夕食会を 開催する方針。
 夕食会では、大統領がジョークを交えたスピーチをするのが伝統。オバマ前大統領は昨年、「来年は別の大統領がこの場に 立っ ているだろう。彼女が誰かは誰にも分からない」とクリントン元国務長官の勝利を「予言」して出席者を笑わせた。

  バカなオバマの後がクリントンにならなくて本当に良かったですね。とは言いながらも、トランプさんの苦戦が心配で す。本 来の目的であったはずのグローバリズムや中国の崩壊を見せてもらいたいものです。

  この欠席について、加藤清隆さんが、何時もの宮崎さんのところへ投稿してくれています。それに対する宮崎さんのコメ ント もあります。

  宮崎正弘の国際 ニュー ス・ 早読みより   平成29年(2017)5月1日(月曜日)弐 通算第5275号 

  宮 崎正 弘の国際ニュース・早読み< 天安門事件記念館、香港で再開 

  ▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS ●読者之声

 (読者の声1)NHKニュースによると、私もかつて所属していたホワイトハウス記者会が、記者会主催の恒例行事にトラ ンプ 大 統領が欠席したと非難している。
1920年から続いているとかいうこの行事に記者たちは正装で臨む。まず第1に、「そんな格好している暇があったらもっ と取 材しろ」と言いたい。
 さらに重要なことは、ホワイトハウス記者会は昨年の米大統領選の際、一丸となって「フェイクニュース」を流し、トラン プ候 補の足を引っ張り、対抗馬のヒラリー候補の当選を画策した。
その結果、大多数の社が大統領選見通しを間違うという大失態を演じた。その後、どこかの社の社長らが謝罪し、責任を取っ たと いう話は寡聞にして知らない。このことは日本の報道各社も同様。
 恒例行事で記者会幹事のロイター通信の記者は「我々は国民の敵ではない」とスピーチしていたが、真実を報道しなかった 時点 で既に「国民の敵」の資格十分。そのことも理解できないようなら、ホワイトハウス記者会はそう遠くない将来に解散することに なるだろう。
(加藤清隆)

(宮崎正弘のコメント)日本の新聞記者会も同じ体質を濃厚に保っていますが、米国のジャーナリズムって、出発の時からイ エ ローでしたね。
ありもしなかった「旅順大虐殺」の歪曲創作報道とてハースト家が出していた新聞ですし、あのピュリツァ賞なんて、いかが わし さに溢れています。

  良いですね。お二人の言われるように、ジャーナリストの劣化は日米共に極限まで来ているのじゃないでしょうか。
  ここは、トランプさんに頑張ってもらって左翼マスメディアを叩き潰してもらいたいものです。左翼メディアが本当のこ とを 報道しだしたら世界は一気に変わるかも知れない。
  と言うか、もう少しで、ネットが、既存のマスメディアを逆転するときが来るでしょう。その時こそが、時代が変わる時 で しょう。

以外と近いかも!
2017 年 5 月 12日 (金) 第 6431回  ドゥ テルテ比大統領、中国軍艦に乗艦
  期待していたドゥテルテ比大統領が、窮地に 陥っている のじゃないかと思われる記事を、4月 25日 (火)、第 661回の「フィ リピンを中国の『虎穴』から誘い出せ」で、取り上げました。

  心配したように、どうも動きがおかしいですね。気になる記事がありました。何と、中国の軍艦がフィリピンに入港した だけ でなく、ドゥテルテさんが乗船したのだそうです。
  ここまで行くと、完全に中国に取り込まれたのじゃないでしょうか。心配です。  

  時事ドットコムより     2017/05 /01

  ドゥ テルテ比大統領、中国軍艦に乗艦=合同演習に「同意」

 【マニラ時事】フィリピンのドゥテルテ大統領は1日、自身の地元である南部ダバオに停泊中の中国海軍のミサイル駆逐艦 「長 春」に乗艦した。駆逐艦は親善訪問が目的だが、中国軍艦のフィリピン入港は近年なく、ドゥテルテ政権以降の両国の「蜜月ぶ り」を示す形になった。
 ドゥテルテ大統領は乗艦後、軍艦入港について「信頼醸成の一環で、われわれが友人であることを示すものだ。だから私は 歓迎 しに来た」と強調。今後両国海軍による合同演習についても「同意した」と語り、今後南部のミンダナオ島周辺海域で行う可能性 があると明らかにした。
 比海軍によると、中国軍艦の比入港は2010年以来。中国が南沙(英語名スプラトリー)諸島で人工島の整備を進めて以 降初 めてとなる。

  トランプさん、早く手を打たないと大変なことになりそうですよ。と思ったら、ホワイトハウスに招待していたそうで す。
     
   CNN.co.jpより     2017.05.01 Mon
  
  トラン プ 氏、フィリピンのドゥテルテ大統領をホワイトハウスに招待
 
 フィリピンのドゥテルテ大統領。ホワイトハウスに招待されたという

 (CNN) 米国のトランプ大統領がフィリピンのドゥテルテ大統領と電話会談を行った際、ドゥテルテ氏をホワイトハウスに招待していたことが1日までに分かった。トラ ンプ氏とドゥテルテ氏は北朝鮮問題などについて協議を行った。

 ホワイトハウスの声明によれば、トランプ氏とドゥテルテ氏は4月29日、「友好な話し合い」を行い、東南アジアにおけ る地 域 の安全保障やフィリピンの麻薬戦争について協議した。

 声明ではドゥテルテ氏のホワイトハウス訪問について時期や実際にドゥテルテ氏が訪問するかどうかなどについては明らか に なっ ていない。トランプ氏はまた、11月のフィリピン訪問を楽しみにしていると伝えたという。11月には東アジアサミットなどが 開催され、トランプ氏はフィリピンを訪問する。

 麻薬戦争に関連した治外法権的な殺人といった人権侵害を行っているとして批判を受けている指導者をホワイトハウスに招 待す る ことについては、疑念も引き起こしそうだ。

 ホワイトハウスのプリーバス首席補佐官はABCの番組で、招待を支持する姿勢を示した。北朝鮮の核の脅威や北朝鮮政府 に対 応 するにはフィリピンや他のアジア諸国にも働きかけることが重要だとの見方を示した。プリーバス氏は人権問題は重要だとした上 で、北朝鮮をめぐる問題の方が優先されると指摘した。

 北朝鮮は4月29日にミサイル発射を行うなど、米朝関係は緊張が高まっている。ミサイル発射の数時間前には、ティラー ソン 米 国務長官が国連の特別会合で、北朝鮮への圧力強化を呼びかけていた。

 米原子力空母カール・ビンソンは朝鮮半島近海へと派遣されたほか、米原潜ミシガンは韓国・釜山に入港。米海軍はまた、 日本 や 韓国と共同訓練を実施している。

  11月は、遅いですね。もっと早く招待して、ドゥテルテさんを取り込んでもらいたいものです。フィリピンが中国に付 いた りしたら南支那海は完全に中国のものになりそうです。日本に取っては、これだけは、絶対に許せ無いことだけに、気になりま す。
  ここは、安倍さんの仲介を期待したいところです。安倍さんのトランプ説得が急がれます。
 
安倍さんお願いします!
2017 年 5 月 13日 (土) 第 6432回   ルー ピーが、ソーラー シェアリング
  地球のエネルギー問題を解決する最高の武器に なるの じゃないかと、この仕事に携わりたいと販売の世界に飛び込みました。
  営業力の無さなどもあり、今は、完全に身を引いていますが、密かに、何時かブレイクスルーで、コストダウンが実現さ れ、 原発にも劣らない価格になることを夢見ていました。

  その飛び込んだ太陽光発電の世界で、一番腹が立ったのが、菅・孫の売国コンビニよる定額買取価格のとんでもない高値 での 買取でした。
  あれによって、一番利益を得たのは、ソフトバンクじゃないでしょうか。金の亡者である外国企業にも市場を荒らされま し た。
  この業界が、本来のメーカーなどによる、技術革新などでの正常な成長は、完全にこわされたと思うのは私だけでしょう か。

 今や、ジリ貧に陥ってしまった国産のメーカーですが、何とか生き残って、エネルギー問題解決に頑張ってもらいたいもの で す。

  その太陽光発電に、又しても、旧民主党から放り出されたルーピーが、2015年 4 月 9 日(木)、第 5667回の「ソー ラー シェアリング」などで取り上げて来た農地への設置にしゃしゃり出て来たようです。
  菅・孫コンビの上に鳩山まで、日本の太陽光発電業界を壊すつもりでしょうか。

  産経ニュースより     2017.4.23

  鳩 山由紀夫元首相「畑や水田にソーラーパネルを設置すると、作物がよく育つ」と“珍説” 「信金の相談役が言ってい た」に 「農業知らない妄言」「思いつきで薄っぺら」と批判殺到も擁護の声も

 鳩山由紀夫元首相(70)が「畑や水田の上にソーラーパネルを設置すると、作物を育てながら太陽光発電できる」「その ほう が作物がよく育つ。一挙両得で、農家への所得補償は不要となり、原発も不要となる」などと23日までに相次いでツイート。こ れに対し、「現場を見ないでものを言わないで」「田畑の上にパネルを設置し、太陽光をさえぎるのはおかしい」などと批判 や異 論が殺到した。

 鳩山氏は、畑や水田にソーラーパネルを設置することで作物を育てながら太陽光発電できる、という説を「信金の相談役か ら伺 いました」として、22日夜に以上の書き込みを相次いでツイッターに投稿した。

 これに対し、「畑や水田の上にソーラーパネルを設置したら畑や水田に日光が当たりません。突風や台風対策にも多大な金 と人 手がかかる」「不作の年は発電量も収穫量も共倒れになる」「農業を知らない輩の妄言」「いまだに真顔でこんなことを」「東大 出ても光合成を知らないという現実」「思いつきでモノを言う薄っぺらさは相変わらず」などと批判や異論が殺到した。

 これに対し、「ソーラーシェアリングというやつですね。震災後に発達してきた事業なので、あまり知名度は高くないかも しれ ません」という肯定的ととれるツイートも少数ながらあった。

 一般社団法人「ソーラーシェアリング協会」 のホームページ(HP)によると、「ソーラーシェアリング」は、耕作地に架台を設け約3m上空にスリット状の太陽光パネ ルを 隙間を開けて設置し、光飽和点を超える太陽光を利用して、営農を続けながら太陽光発電を行う仕組み。

 平成25年4月に農水省が公表したガイドラインで、耕作を継続しながら太陽光を行う「ソーラーシェアリング」が容認さ れた とも考えられる、として、同協会は農業の高齢化、後継者不足を解決できる可能性があるとしている。

 作物がよく育つかどうかは協会のHPの記載などを見てもよく分からないが、鳩山元首相が投じた一石。今後普及し、「原 発不 要」となるかどうか、注目される。(WEB編集チーム)

  普通なら、有名人が言及すると市場も活気づくのでしょうが、菅・孫・鳩山なんて反日売国奴が絡んできたら、又して も、太 陽光発電の足を引っ張りそうです。

本当に、最低の奴等です!
2017 年 5 月 14日 (日) 第 6433回   太 陽電池の変換効率50%超えた
  昨日のルーピーの話題の中で、太陽光発電のブ レー クスルーによるコストダウンを期待していると書きました。

  ちょっと古い記事ですが、そんな期待に応えてくれそうな開発が日本で行われているそうです。何と、変換効率が50% 越え だそうです。これが、本物であれば、太陽光発電が世界のエネルギー問題を解決してくれるのじゃないでしょうか。

  産経ニュースより    2017.4.7

  太 陽電池の変換効率50%超えた 神戸大が新技術「理論上63%」発電コスト下げ実現めざす

 太陽光エネルギーを電気に変える太陽電池の変換効率を50%以上にまで引き上げる技術を開発したと、神戸大大学院工学 研究 科の喜 多隆教授らの研究グループが6日、英科学誌「ネイチャーコミュニケーションズ」電子版で発表した。研究グ ループ による と、製品化が実現すれば、発電コストの大幅な引き下げにつながるとしている。

 太陽電池は、半導体を利用して太陽光エネルギーを電気に変換するが、これまではエネルギーの多くが半導体を通り抜けて し まっていたことで、変換効率は46%が最高だったという。

 研究グループは、透過するエネルギーの抑制を目指し、ガリウムヒ素とアルミニウムガリウムヒ素を材料とする2種類の半 導体 を組み合わせて実証実験を行った。その結果、変換効率は50%を超え、理論上では最大63%まで変換効率を高められるとい う。

 今後は電機メーカーと協力して3年以内の製品化を目指す。喜多教授は「2種類の半導体を組み合わせたシンプルな構造の た め、製品化のコストも低くなる」としている。

 産経さんの記事はあっさりしていますが、詳しい記事がありました。

  スマートジャパ ンよ り   2017年04月12日

 「発 電コスト7円/kWhの実現へ」:神戸大学、変換効率が50%超える太陽電池構造を発表

 神戸大学は、従来セルを透過して損失となっていた波長の長い太陽光のスペクトル成分を吸収して、太陽電池セルの変換効 率を 50%以上まで引き上げることができる技術を発表した。
[長町基,スマートジャパン]

 神戸大学工学研究科の喜多隆教授らの研究グループは、新しい太陽電池セル構造を提案し、従来セルを透過して損失となっ てい た波長の長い太陽光のスペクトル成分を吸収して変換効率を50%以上まで引き上げることができる技術を開発したと発表した。

 従来の単接合太陽電池の変換効率の理論限界は30%程度であり、入射する太陽光エネルギーの大半が太陽電池セルに吸収 され ずに透過するか、あるいは光子の余剰エネルギーが熱になるなどして利用されていない。

 このような損失を抑制して、変換効率限界を引き上げる太陽電池セル構造の提案、実証が世界中で精力的に行われている。 神戸 大学によると、現在の世界最高水準の変換効率は4接合太陽電池の46%。太陽電池の変換効率が50%を超えると発電コストは 大幅に下がり、2030年に日本が目標とする発電コスト7円/kWhが実現できるとしている。

 喜多教授らは透過損失を効果的に抑制するため、異なるバンドギャップの半導体からなるヘテロ界面を利用した太陽電池を 透過 するエネルギーの小さな2つの光子を用い、光電流を生成する新しい太陽電池セル構造を開発した。

 左=ヘ テロ界面を利用した太陽電池構造と2光子(図中の黄色と赤の矢印)のアップコンバージョンの様子。半導体1 だけ だと本来は透過するような赤矢印や黄色矢印の光が吸収されて電流を大幅に増加させるという/右=変 換効率の理論予測。ヘテロ界面を形成する2つの異なるバンドギャップの変化に応じて効率が変化する。最大変 換効 率は63%だ (クリックで拡大) 出典:神戸大学

 変換効率が最大で63%となる理論予測結果を示すとともに、この太陽電池セルのユニークなメカニズムである2光子によ る アップコンバージョン(エネルギー昇圧)の実験実証に成功したという。実証された損失抑制効果は、これまでの中間バンドを利 用した方法に比べて100倍以上にも達しており、その有効性が明らかになったとする。

 今後、最適な材料を利用した太陽電池セル構造の設計を行い、変換効率に関する性能評価を進めることで、発電コストを大 幅に 引き下げることができる新しい超高効率太陽電池としての応用が期待されている。

 なおこの研究は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)高性能・高信頼性太陽電池の発電コスト低減技術開 発・革 新的新構造太陽電池の開発における超効率・低コストIII‐V化合物太陽電池モジュールの研究開発で実施された。

  これは、凄いですね。何とか実用化して欲しいですね。間違いなく、世界のエネルギー問題の解決になるでしょう。  

  となれば、太陽光発電の弱点を補うバッテリーです。ここでもブレークスルーが待ち望まれるところです。

  と思ったら、こちらも、素晴らしいものが出来そうです。

  PC Watchよ り    2017年4月6日

  リ チウムイオンの15倍。カーボンナノチューブを使った超高容量な「リチウム空気電池」

    若杉 紀彦
 
 国立研究開発法人物質・材料研究機構は5日、従来のリチウムイオン電池の15倍に相当する高い蓄電容量を実現したリチ ウム 空気電池を開発したと発表した。

 現状のリチウムイオン電池は、小型で高電圧、長寿命だが、蓄電容量に相当するエネルギー密度がほぼ限界に達している。 そう いったなか、リチウム空気電池はあらゆる二次電池のなかで最高の理論エネルギー密度を持つ「究極の二次電池」とされ、蓄電容 量の劇的な向上と大幅なコストダウンが見込まれる。

 これまでは、少量の材料での電池反応を調べる基礎研究が中心だったが、空気極材料にカーボンナノチューブを用い、空気 極の 微細構造などを最適化することで、リチウムイオン電池の2mAh/平方cmに対して15倍となる、30mAh/平方cmとい う蓄電容量を実現した。

 今後は、セルを積層したスタックの高エネルギー密度化や、空気から不純物を取り除くなどの研究を進める。

  これも、日本です。何だかもの凄いことになりそうですね。この両方が実用化されれば、いよいよ、世界のエネルギー問 題 は、解決されそうです。

何とも、楽しみです!
2017 年 5 月 15日 (月) 第 6434回  大 英帝国の栄光と挫折
  何時もの宮崎さんが韓国と英国からの取材から 帰ら れたことを知り、韓国はともかく、何故、今、英国なのだろうと不思議でした。やはり、EC離脱でしょうか。

  その真意を書いてくれています。やはりEC離脱ですね。  

  宮崎正弘の国際 ニュー ス・ 早読みより  平成29年(2017)5月6日(土曜日) 通算第5280号   

 宮崎 正弘 の国際ニュース・早読み <大英帝国の栄光と挫折

 大英帝国の栄光と挫折
  BREXITで景気停滞かと思いきや

 ロンドンのホテルでこの原稿を書いている。猫の目のように天気は氷雨かと思えば雹(ひょう)に変わる。まるで英国の政 局を 彷彿とさせてくれる。
 昨年のBREXIT(英国のEU離脱)という衝撃は世界の経済秩序への挑戦となった。同時にグローバリズムに対する英 国民 衆の反撃でもあった。
 この反グルーバリズムの動きが欧州全体に拡がり、フランスでオランダでナショナリズム勢力が強くなった。旧東欧諸国は 軒並 み保守系が政権を握る政治状況となり、昨秋には「アメリカン・ファースト」を強く訴えたトランプが大統領選挙で勝った。
 
 トランプをあれほど警戒したウォール街が株価高騰に転じたのは奇妙でもあり、しかし皮肉にも米国経済の好況を示してい る。
 グローバリズムを真っ先に言い出したのは英国である。
 つねに世界の規範モデルを提唱し、その先頭を走り、途中で不都合になると止める。それが英国の歴史的な習性だ。日英同 盟を 強引に提唱し、日本を巻き込んだかと思うと、不都合になれば、さっさと日英同盟を解消し、あげくに第二次大戦では日本に敵対 した。
 EUから真っ先に逃げ出すのも英国だ。
 金本位体制を提唱し、やがて放棄したのも英国。その金融を支配するのがザ・シティだ。 世界金融はウォール街が支配し てい るように見えるが、基本的な規範を策定しているのはいまもロンドンのシティである。この点で英国と米国は深く繋がる。
 
 日本の金融業界は銀行も証券も、シティに一大拠点を築いてきた。EUから脱退となれば関税特典などのメリットが失われ るか ら エクソダスが始まり、自動車など日本のメーカーも工場の分散を検討している。米国がTPPからの離脱を表明し、メキシコ進出 が無駄となりそうな日本企業の戸惑いがある。

 だとすれば、BREXITO以後の英国の現状を見ながら、次に何が起こるのかの予測のポイントを探ろうと筆者はリバ プー ル、チェスターなど英国各地を回った。
 驚かされたのはビルの建設ラッシュだ。日本の報道とまったく違う風景である。
 産業革命の嚆矢となった蒸気機関の発明も元々は繊維産業の合理化が動機でありEUへの加盟は農産品の輸出拡大が動機 だっ た。

 各地をまわって緑豊かな牧草地、隅々まで開梱された田畑を見ると、こんにちの英国は農業大国でもある。
 英国は新移民のポーランド系をはじめインド系とナイジェリアなど旧植民地だったアフリカ諸国と香港からの大量移民で外 国人 労働者だらけである。元気を失いつつあるジョンブル精神に代替するように活発な投資を敢行しているのが中国勢である。

 香港の李嘉誠グループも新都心開発、高級住宅地開発で大金を投じている。ロンドンのチャイナタウンの活況と凄まじい投 資 ラッシュだ。
 嘗て七つの海を支配した大英帝国は政治軍事パワーこそ衰退したが、世界の経済ルールを主導するという矜持を失ってはい ない と思った。

  なる程、英国は、落ちぶれたりと雖も油断なら無い国のようですね。それにしても、金融はしぶといですね。この金融業 界を 規制しない限りグローバリズムとマネーゲームによる2極化を追放することは無理でしょうから、このシティとアメリカのウオー ルストリートを叩き潰す必要があります。
  果たして、そんな日が来るでしょうか。

何とか来て欲しい!
2017 年 5 月 16日 (火) 第 6435回  燃 える氷、愛知県沖で産出成功
  青山夫妻が取り組んでくれている日本だけでな く政界の エネルギー問題を救うことになる可能性のあるメタンハイドレートの産出試験について、3月 2日 (木) 第 6360回の 「『燃 える氷』4月に愛知県沖で産出試験」で、どうも反対勢力が、アリバイ作りにやっているのじゃないかと不安を 覚え ました。
    
  青山さんが、それを取り上げてくれるかと、3月 13日 (月)、第 6371回の「表 層型メタンハイドレート開発を取り巻く状況の変化」でも取り上げましたが、日本海沖での進展については語ら れま したが、この太平洋側の試掘に対しては言及されませんでした。
  やはり、どうも反対勢力の動きとしか思えない私は、狭量すぎるのでしょうか。

  その産出が成功したそうです。  

  SankeiBizより     2017.5.5

  メ タンハイドレート、天然ガス産出 愛知・南海トラフ海域の地層で成功

  経済産業省は4日、「燃える氷」と呼ばれ、次世代燃料と期待されるメタンハイドレートについて、愛知県沖 の東 部南海トラフ海域の地層から天然ガスを取り出すことに成功したと発表した。海洋でのガスの産出は2013年の前回試験に続い て2回目。商業化を目指した最終段階と位置付けられており、3〜4週間の連続産出を目指す。

 試験は国の委託を受けた独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)などが、地球深部探査船「ちきゅ う」 を使って実施。水深約1000メートルの海底から約300メートル掘り進んだメタンハイドレートの層で、水とメタンガスに分 解して採取する作業を始め、メタンガスの生産を確認した。

 今回は、民間主体の開発に移行するために、安定してメタンハイドレートを生産できるかどうかが最大の課題となる。

 成功すれば、経産省や資源開発会社などは18年度中に19年度以降の開発事業の工程表を作る計画。

 前回は約2週間の連続産出を目指したが、採掘の際に巻き上がった砂が設備に詰まるなどのトラブルが発生し、6日で産出 を打 ち切っていた。

  どう考えても、青山さんが主張されている日本海側の方が実用化に有利なのにも関わらず太平洋側に拘る意味が分かりま せ ん。
  やはり、これは、既得権益を持っている勢力がやっているとしか思えません。杞憂であってくれれば良いのですが、どう にも 信じられません。
  青山さんの口から、あれは青山さんも参加している試掘であるとの証言が欲しいところです。 

さて、どっちでしょう!

  と 思っていたら、8日の「虎ノ門ニュース」で、本の一瞬でしたが、あれ は、私達とは違う方だと発言されました。

やっぱり!
2017 年 5 月 17日 (水) 第 6436回  米 軍の北朝鮮攻撃早くて六月
  トランプさんが、本当に特亜3国を崩壊させる か、 それとも金に転んだかが分からず、気が揉める毎日です。
  最悪なのは、トランプさんが金に頃んで、矛先を日本に向けて来ることです。未だに、グローバリズムを信奉しているよ うに 思える安倍さんだけに貿易で徹底的に搾り取られるなんてことにならないことを願いたいものです。

 何時もの宮崎さんが、北攻撃は、あったとしても空母三隻体系が整う6、7月だと書かれています。やってくれるのなら待 ちま すが、果たしてどうなることやら。

  宮崎正弘の国際 ニュー ス・ 早読みより   平成29年(2017)5月7日(日曜日) 通算第5281号  <前日発 行> 

 宮崎 正弘 の国際ニュース・早読み  <米軍の北朝鮮攻撃、「もし」があるとしても早くて六月、あるいは七月

 米軍の北朝鮮攻撃、「もし」があるとしても早くて六月、あるいは七月
   空母攻撃群は三隻以上なければ戦争にならない

 シリアの空軍基地へのミサイル攻撃(4月7日)は、地中海洋上の米海軍駆逐艦からで、象徴的に打ち込んだだけだった。
戦線の拡大も継続もトランプ大統領は意図していなかった。ロシアの軍事施設は巧妙に攻撃目標から外された。左翼メディア から こっぴどく叩かれるトランプだが、不動産ビジネスで鍛え、幾多の裁判闘争を闘ってきただけに大胆にみえて細心である。

 セルビアへの空爆は、かのクリントン政権下で行われたが、「5000メートル上空からの介入」といわれ、地上軍の派遣 はな かった。バルカン半島はつねに世界大戦の火薬庫であり、セルビアに泥沼の介入は最初から回避されていた。
 そればかりか、NATOのイタリア空軍基地には最新鋭の英国ハリアー、米国のA10が配備されていたにも拘わらず「安 全が 確保されない限り出撃できない」として、使用されなかった。
 デモクラシー国家では、目の前のアルバニア人が大量に虐殺されそうな状況でもパイロット一人の命が尊重された。リアル ポリ ティックスの現場で現実に起きたことである。

 湾岸戦争では空母攻撃群が六隻態勢だった。四日連続の空爆が行われ、イラク前線の基地、防空壕、兵站線はこなごなに粉 砕さ れた。もとよりイラクに制空権がなかった。

 「大量破壊兵器がある」としての予防的先制攻撃とされたイラク戦争では、兵站を含め15万人の兵力が投入された。
その前のアフガニスタン侵攻では、パキスタンばかりか、タジキスタン、キルギスに米軍の兵站が置かれ、モスクワも上空通 過を 認めた。欧州にあった兵器システムまでが移送された。

兵站の準備状況から言えば、米軍の北朝鮮攻撃は少なくとも、空母攻撃群が二隻日本海に入り、もう一隻が佐世保か、横須賀 入り する時だろう。
三隻目の空母が朝鮮半島を目指している気配はいまのところない。ということは間近の北朝鮮攻撃は考えにくい。
 
 北朝鮮は核実験を延期して、韓国の大統領選挙の様子を見ている(というより工作員が文在寅政権の誕生を画策してい る)。
文政権誕生となれば、南北統一を北が有利な条件で進められ、べつに軍事攻勢に打って出る必要性も稀薄になるからである。

 ▼アメリカは朝鮮半島に介入する気がない

 すでにアメリカには韓国を守るためにアメリカ人の若い血を犠牲にする必要性を感じていない。
第一に韓国は反米国家であり、韓国主導の南北統一は想定しにくくなった。
第二に韓国軍はモラルが低迷し、戦争に打って出る気力が薄弱である。
となれば、アメリカの利益は武力威嚇で北朝鮮と交渉し、アメリカ本土に届くICBMの開発を凍結させ、核兵器の小型化開 発を 凍結することである。
この目的が達成されれば、日本に届く核ミサイルは容認しかねないだろう。

 エドワード・ルトワックは新著のなかで次のように言う。
「日本にとってほぼ利益のない朝鮮半島において、北朝鮮が、暴力的な独裁制でありながら、使用可能な核兵力まで獲得しつ つあ る一方で、韓国は、約5000万人の人口規模で世界第11位の経済規模を誇りながら、小国としての努めさえ果たしていない。
国家の「権力」というのは、結局のところ、集団としての結束力をかけ算したものであるが、韓国はこれを欠いている。アメ リカ が長年にわたって軍の指揮権の譲渡を提案しているのに、韓国が継続的に拒否しているのも、その証しだ。
それとは対照的に、日本は、新たな独立状態を獲得しつつある。これは、日米の対ロ施策の違いからも、新たな責務を担おう とす る日本の現政権の姿勢からも明らかだ」(『戦争にチャンスを与えよ』、奥山真司訳。文春新書)

 つまるところ、北朝鮮はアメリカとの核凍結、もしくは1000キロ以遠を飛ぶミサイルの凍結という条件で取引に応じる ので はないか。

 しかし、そうなったときに、日本は1000キロの射程に入るから、独自の外交と交渉努力が新たに必要であることを戦略 家の ルトワックは同時に示唆している。

  トランプさんが金に転ばないことを願うしかないですが、何だか、怪しそうなニュースが出てきました。何と、習が、ト ラン プに太平洋司令官を更迭しろと言っているそうです。本当でしょうか。それ程までに虚仮にされても、トランプは金を選ぶので しょうか。   

  産経ニュースより     2017.5.6

  中 国、米太平洋軍司令官の更迭要求 北朝鮮圧力の見返り

 中国の習近平指導部がトランプ米政権に対し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への圧力を強める見返りとして、米中が対 立し ている南シナ海問題などで対中強硬姿勢を示すハリス米太平洋軍司令官(海軍大将)を更迭するよう求めていたことが6日、分 かった。米中関係筋が明らかにした。

 ハリス氏は日系米国人。先月、原子力空母カール・ビンソンに北朝鮮付近へ向かうよう命じるなど、太平洋地域の安全保障 の実 務をつかさどる。主権国にとって軍司令官人事は内政の重要事項で、他国が更迭を求めるのは外交上極めて異例だ。

 4月6〜7日に米フロリダ州で行われたトランプ氏と習国家主席の初首脳会談に合わせ、中国の崔天凱駐米大使が米側に要 求を 伝えた。また経済関係についても、トランプ政権に対して中国の「為替操作国」認定を見送るよう求めた。

 トランプ政権側は更迭要求を拒否したとみられる。(共同)

  結局は、何があっても自分で自国を守る体制を整えるしかないのですが、それが一番出来ないのが今の日本というのが、 余り にも情けないですね。戦後の付けが一気に来るのでしょうか。

  一番良いのは、中国が北の制裁で真っ二つに割れて内乱になることですが、そんな美味しい話が上手く行くでしょうか。

もしかしたら、日本の終わりか も!
2017 年 5 月 18日 (木) 第 6437回  恐 怖の中国による土地買占め作戦
  このところのアジアの動きがおかしいですね。 中国 が最後の足掻きでしょうか、どんどん取込んでいるように思えます。
  もし、世界が中国の延命を助けるバカなことをやれば、気が付いたら、世界は中国のものになっていたなんてことに成り かね ません。
  好い加減に中国を叩き潰すべきです。やはり、トランプさんが本気になってくれることが一番の近道でしょうが、これ が、こ のところの動きではおかしいだけに不安です。

  何時もの宮崎さんが、マレーシアの危うさを書いてくれています。それどころか、北海道が益々危なそうです。

 宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより   平成29年(2017)5月8日(月曜日) 通算第5282号  <前日発行> 

 宮崎 正弘 の国際ニュース・早読み <マレーシアは中国人が土地を買い占め、大規模なコミュニティ建設を始めた

 北海道の水資源や土地買い占め、100万人の中国人移住計画があるらしいが
  マレーシアは中国人が土地を買い占め、大規模なコミュニティ建設を始めた

 マレーシアに危機意識が拡がっている。
 「南シナ海のマレー海域の岩礁を取られ、人口島をつくられたばかりか、こんどはマレーシアの土地まで大規模に買い占 め。中 国人の投資は歓迎しない」と不満が昂じている。

 ジョホール・バルはシンガポールに隣接していることもあって、建設ラッシュ。殆どが中国人の投資である。この側にフォ レス トシティがある。
「このままのペースで進んでしまうと、あと二十年もしたら、マレーシアは中国領になってしまう」

 ラジブ首相の投資歓迎路線は間違っていると国会でも問題となった。
「中国人の投資は常軌を逸している。大学を作り、空港に投資し、発電所を建設し、インフラを整備し、鉄道も敷設してい る。あ たかも二十年後の自国領を目指しているかのごときではないか。海外からの直接投資は歓迎だが、国家的な戦略的資源を買収する ことは直接投資とは言えない。歓迎できない」(ザイド前法務大臣)。

 不動産投資への中国人の熱狂はすでに世界的であり、バンクーバー、シドニーで価格高騰、庶民が手を出せなくなって中国 人投 資家への不満が爆発しているが、そうしたレベルの話ではなく、国家の枢要なインフラ投資に直接手を出していることはマレーシ アの経済ナショナリズムを刺戟してあまりある。

 過去三年間で、マレーシアにおける不動産投資の、じつに46%が中国からの投資であることが分かった(アジアタイム ズ、 2017年5月6日)。

 とりわけ懸念されているのは、中国企業が造成しているフォレストシティ建設で、すでに70万戸のマンションの概要が見 えて きた。
中国人による中国人のための新都市をマレーシアの国内に誕生させようとしているのだ。

 「まさに中国からの移住を目論んでいる。工業団地や製造業の進出のための投資ではない。国の中に国をつくる投資であ り、こ れを外国直接投資のカテゴリーに入れるべきではない」(マハティール前首唱)。

 マレーシアの人口構成はマレー系に加えて、華僑が30%、インド系が10%という多民族国家だが、インド系はそうした 移住 計画の都市作りには着手していない。マレーシアにとって新しい脅威が、いま目の前に現れた。

 いずれ北海道も、こういう事態がやってきそうな気配である。

  何とも恐ろしい国です。世界よ目を覚ませ。特に、日本の企業は好い加減に目を覚まして、撤退せよ。

  偶然でしょうか、その北海道の危機を渡部昇一さんが、最後の出演で取り上げてくれています。この動画は、日本人全て に見 てもらいたいものです。渡部さんの遺言かも知れません。

   27分頃から、創価学会が牛耳る国交省が国を売ることを促進していることを語ってくれています。
  孫・菅コンビが企んだ太陽光発電も、やはり戦略として利用されているようです。

 国交省が中国の日本占領をやり易くするように手助けしているのですから、もう日本は終わりですね。
 安倍さんも、こんな反日売国左翼・在日達と戦わなくてはならないので、あの辛抱作戦しか無いのかも知れません。
 国交省を公明党に与えなくてはならないような状況では、安倍さんも譲るしかないのでしょう。
  結局は、国民が目覚めてこうした反日売国左翼・在日達を一掃するしかないのです。果たして、間に会うのでしょうか。

【大 道 無門】渡部昇一氏 最後のご出演〜宮本雅史氏と「国境」を語る[桜H29/5/5]


  日本人の最大の敵は日本人であることは間違いないですね。その日本人が、 本当 の日本人かどうかも分からないのですから、何とも無防備なことです。

大丈夫か日本!
2017 年 5 月 19日 (金) 第 6438回   福島・浪江の火事「放射性物質拡散」
  安倍さんが、ジッと辛抱の匍匐前進を続けて、 原発 問題を放置しているので、反日売国左翼・在日がやりたい放題です。
  福島の山火事で放射性物質拡散するなどとネットで騒いでいるようです。

  それを、後追いした、反日売国左翼メディアがあったようです。何と、和歌山の新聞だそうです。もしかしたら、二階が 裏で 動いていたりして。

  産経新聞が詳しく取り上げてくれています。

  産経ニュースより    2017.5.8

  福 島・浪江の火事 「放射性物質拡散」コラム掲載の和歌山地方紙「紀伊民報」が“謝罪”

 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域になっている福島県浪江町の国有林で発生した火災をめぐり、インターネット上 で放 射性物質の拡散や、健康不安をあおる無責任な書き込みが相次ぎ波紋を広げている。一部地方紙はコラムで「放射性物質飛散」の 可能性を指摘。実際は裏付けのない誤った情報だったが、福島県が火消しに動かざるを得ない状況となっている。

 4月29日に発生した山林火災は浪江、双葉両町に広がり、少なくとも約20ヘクタールを焼いた。発生1週間を過ぎた6 日に 鎮圧状態となった。ただ、火災をめぐっては、ネット上で不確実な情報が今も飛び交っている。

 短文投稿サイトのツイッターでは、火事により「(放射性物質が)花粉のように飛散する」といった危機感をあおる書き込 みが 多数見られる。福島第1原発を視察した主人公が鼻血を出すなどの描写で物議を醸した漫画「美味しんぼ」の原作者、雁屋哲さん は自身のサイトに「福島で森林火災・強風により放射性物質飛散中」と題する文章をアップした。

 和歌山県南部を拠点とする地方紙「紀伊民報」は2日付(1日発行)の1面に、石井晃編集局長のコラムを掲載。知人経由 の情 報とした上で「放射能汚染の激しい地域で山火事が起きると、高濃度の放射線物質が飛散し、被ばくの懸念がある」とし、「政府 も全国紙も、この現実にあまりにも鈍感過ぎるのではないか」などと記した。

 しかし、火災現場近くの3カ所に設置されている可搬型の放射線監視装置(モニタリングポスト)では、火災の前後で空間 線量 率に大きな変動はない。福島県の担当者は「双葉町や大熊町などに設置されている既存のモニタリングポストでも大きな変化は確 認されていない。周辺環境に影響が及んでいる事実は一切ない」としており、県のホームページでも、こうした事実関係を説 明し ている。

 東京工業大の松本義久准教授(放射線生物学)は、「原発事故直後、植物の表面に降った放射性物質(セシウム)は、風雨 で流 されたり、落ち葉や生え替わりによって多くが土壌に蓄積されたりしているとみられる。植物内部に放射性物質はほとんど残存し ていない状況といえ、草木が燃えることで放射性物質が風で拡散されるということは考えにくい」とする。

 今回の騒ぎを受け、紀伊民報は9日付(8日発行)の同紙に「数多くの批判を頂いた」「陳謝する」などとしたコラムを掲 載。 石井編集局長は産経新聞の取材に、「除染のできていない山林で火災が起き、放射性物質の拡散を心配して書いた文章だった。だ が不安は杞憂(きゆう)であり、それによって多くの方に心配をかけ、迷惑を与えたことは申し訳なく思っている」と語っ た。

  一応謝ったようですね。左翼新聞にしては根性なしですね。ここは、二重国籍を知らん顔している代表が居座る民進党の 恥知 らずに習うべきでしょう。

  同じように原発を反対している新潟の知事が、ツイッターでやりたい放題のようです。これも、産経さんが詳しく書いて くれ ています。結構長いので、全文はリンク元で読んでください。

  産経ニュースより    2017.5.6

  百 田尚樹氏は「もはや危険人物」…新潟・米山隆一知事のSNSが止まらない 投稿は「娯楽」 執務中?の書き込みも

 短文投稿サイト「ツイッター」上での発言が波紋を呼び、記者会見で反省の言葉も口にした新潟県の米山隆一知事(49) が、 相変 わらずソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)への投稿に励んでいる。“反省”後も、埼玉大の長谷川三千子名誉教授が 産経新聞の「正論」欄で展開した憲法改正論を批判。民進党を離党した長島昭久衆院議員や作家の百田尚樹さんの言動にも注 文を つけ るなど、県政以外の話題への突っ込みはとどまるところを知らない。

 「この方独自の悪意に満ちた解釈をして現憲法をやたらと貶(おとし)め、ひいては現憲法下の日本全体をひどく侮辱して いる ので す」

 米山知事は4月21日、フェイスブック上で長谷川名誉教授をこう痛烈に批判し、続けて「一体この方のどこが愛国なので しょ う」 とこき下ろした。

 長谷川氏は産経ニュースにも配信された正論の欄で、日本国憲法第9条第2項について「条文通りに守ると、国家の力はゼ ロに なり ますから、事実上わが国の主権は消失する。つまりわが国の憲法原理『国民主権』を不可能にしてしまう」として、欠陥条項だと指摘 していた。…中略

 4月15日には、北朝鮮に関する百田尚樹さんの過激な表現のツイートを見逃さず「もはや危険人物でしょう」と断言し た。

 県政と関係のない投稿で軋轢(あつれき)を招くような事態が再発する懸念は、消え去らない。ツイッターの発言が注目さ れて 県外 でも知名度を上げつつあるとはいえ、投稿が新潟県知事として「立場をわきまえた」範囲に収まる内容なのか、県民は注視している。

  原発反対の反日売国左翼・在日の蔓延が、これ程酷くなるまで放置してきた平和ボケ日本人ですから、安倍さんが匍匐前 進方 針をとるのも分からなくはないですが、もう少し、本気を出してもらいたいものです。
  と言うか、匍匐前進ができるのが、安倍さんのたぐい稀な精神力なのでしょう。 

じっと見守るしかないのかも!
2017 年 5 月 20日 (土) 第 6439回  鹽 竈(しおがま)神社
  何時も楽しみにしている葛城さんの【海幸 山幸の詩 】は、宮城県塩竈市の鹽竈(しおがま)神社の桜でした。
  多くの種類の八重桜が綺麗に咲いていました。とは言いながら、私としては、鹽竈神社の方に興味があります。
  何と言っても、我が坂出市は、私の子供の頃は教科書にも載っていた程、塩田で知られたところだったからです。

  塩釜さんと呼ばれている塩釜神社もあります。塩釜神社の祭りを塩釜さんともいっていました。と言うか、塩釜神社なん て坂 出だけだと思い込んでいました。相変わらずのバカです。


  志波彦神社・鹽竈神社 公式サイ ト

   塩竈神社|香川県坂出 市 - 八百万の神

  余談ですが、この塩釜神社は、私の子供の頃は市内の国道沿いにあったのですが、市街地の開発なのでしょうか、今や瀬 戸大 橋が通っている山に移転してしまい、殆ど訪れることも無くなりました。
  その山の
  坂出市が、それ以後全く発展しなくなったような気がするのは、考え過ぎでしょうか。

  なんて、書いていたら、どうやら国道の拡張工事だったそうです。

  古 のロマンのまち「さかいで」

  鹽竈神社(しおがまじんじゃ)別名:坂出神社

 聖通寺山中腹にある鹽竈神社は,1828(文政11)年,坂出塩田の安全・繁栄を祈願して,宮城県塩竈市の鹽竈神社か ら, 中湛甫の地に勧請したものです。1837(天保8)年,新たに社殿を明神町(現:中央町)に建立しましたが,旧国道11号線 (現:県道33号線)の拡幅に伴い,1964(昭和39)年10月坂出塩田を一望する聖通寺山中腹に移築されました。
境内には久米通賢と松平頼恕を祀る坂出神社があり,通賢や津島寿一の銅像もあります。

  何と、宮城県の鹽竈神社から勧 請したんですね。まさか、こんな縁があったとは、全くしりませんでした。

相変わらずの無知です!
2017 年 5 月 21日 (日) 第 6440回  我 が家の太陽光発電
  例 月我 が家の太陽光発電、5月分、4月11日から5月12日までのデータです。 稼働日数は、32日 分で前月と同じ、前年よりは一日少ない結果でした。

   先月は、ネット三昧で全く外に出なかったと書きましたが、流石に、雑草が心配になって、意を決して外に出てみました。想像通り、雑草さんは休みもなく思 い切り蔓延っていました。
  と言うことで、少しずつ外に出て戦う決心をしました。ところが、ネット三昧で弱った化らだが耐えきれませ ん。 30分もすれば、体はふらふら、腰は痛くて限界です。やはり、動かないとダメですね。それでも、何日か続けて1時間 くらいまでは耐えれるようになりました。
  一応、雑草との戦いも一段落したので一安心ですが、敵は、毎日成長するので、油断はなりません。

 さて、買電です。

去年4月、買電、668(194、474)kWhで  10,652円 1kWhの単価、約15.95円

今年4月、買電、933(239,694)kWhで  14,838円 1kWhの 単価、約15.90円

去年5月、買電、 488(154,334)kWhで 8,455円 1kWhの単 価、約17.33円

今年5月、買電、 675(154,341)kWhで 9,365円 1kWhの 単価、約18.54円

 さて、売電は

去年4月、売電、 454kWhで 21,792円   1kWh 単価、約 48.00 円

今年4月、 売 電、393kWhで 18,864円   1kWh単価、約 48.00 円


去年5月、売電、445kWhで  12,360円   1kWh単価、約 48.00円

今年5月、売電、515kWhで  24,720円  1kWh単価、約48.00円


 去年5月、▲12,905円の支払。今年の支払▲15,355 円と2,450円 の節約となりま した。

   売電量は、去年より70kWh多く、使用量が17kWh多いという天候に恵まれた結果でした。と言うか、このところ全く節電の意欲が無くなってしまってい るのがなさけないところです。

  何時もの早明 浦 ダムは、 99%と、発電量から心配していたのですが、意外でした。

   設置前年年間電気代 207,928円  

    1年目の年間電気代    31,518円
  2年目           7,012円
  3年目           ▲2,689円
  4年目         ▲5,499円
  5年目        ▲74,717円
  6年目         ▲116,383円
  7年目        ▲90,784円
  8年目        ▲83,581円
  9年目        ▲37,314円
  10年目           ▲47,607円
  11年目         ▲48,792円

  11年目  7月〜5月   ▲35,178円
    12年目 7月〜5月       ▲8,870円

  参考:使 用料金表

  4、5月と、雨が少なかったようなので、早明浦の値水量は心配していたのですが、今のところは大丈夫そうなので一安 心で すが、こればっかりは、あっという間に減るので油断はできません。やはり、水は生活の基です。水がなくなると何にも出来ませ ん。
 
さて、来月は!
2017 年 5 月 22日 (月) 第 6441回  無 謀な軍拡は老いる中国の焦りか
  中国の世界制覇戦略で一番怖いのが、有り余る 人口 を、世界に進出させて、内側から崩壊させる方法です。
  平和ボケの日本は、政治家が、留学生や研修に観光客と率先して中国人を呼び込んでいるようなものです。本当に、日本 の政 治家はどうにもならないですね。

  と、その人民輸出戦略を恐れていたら、その人口が中国の命取りになるという考えがあるようです。

 何時もの阿比留さんが、詳しく書いてくれています。 

   産経ニュースより     2017.5.12

 【阿比留瑠比の極言御免】無 謀な軍拡は老いる中国の焦りか

 中国の習近平指導部がトランプ米政権に対し先月、南シナ海問題などで対中強硬姿勢を示すハリス米太平洋軍司令官(海軍 大 将)を、更迭するよう求めたという。外交上、極めて異例な内政干渉である。

 ハリス氏が原子力空母「カール・ビンソン」の北朝鮮付近への派遣を決めたことや、日系米国人であることが気に入らな かった のかもしれない。いずれにしても、挑戦的かつ傍若無人な要求というほかない。

 直接関係はないが、ちょうど10年前の2007年5月、当時のキーティング米太平洋軍司令官(海軍大将)が中国軍幹部 と会 談した際に、「ハワイ以東を米国、以西を中国で管理しないか」と2分割支配を提案された件を連想した。

 経済力と国際影響力を強めてきた中国からは、自信とも背伸びとも、また焦燥とも受けとれるさまざまな発信がみられる。 国際 的孤立の危険を冒してまで南シナ海の軍事要塞化を進め、領土的野心を隠そうともしないのはなぜか−。

 政府関係者に薦められて米紙ニューヨーク・タイムズの元上海特派員でジャーナリスト、ハワード・フレンチ氏の著書 『Everything Under the Heavens(すべては天の下に)』を斜め読みしたところ、いくつかヒントを得た。

 それによると、中国にはもともと地理的な意味でも、概念としても国境は存在せず、2千年来、中華皇帝は天の下のすべて に対 する当然の支配権を持つとされてきたものである。

 そして、かつての中華秩序と領域の回復という「大目標に成功するか失敗するかは、現職リーダーである習近平の正統性を 決め るだけでなく、さらに、中国共産党の生死をも左右することになる」とされる。

 また、「中国の究極の目標は、東南アジアや日本を新しい朝貢体制に組み込むこと」だけではなく、「この地域の米国のパ ワー にとって代わることである」という。

 同書はこうした前提の上で、「中国の行動は、危機感や自国への疑念から生まれている」と指摘し、こうも断じている。

 「習近平たちは、中国が(欧米によって作られた)『天下』の形を変えられるチャンスは、いまが一番大きく、チャンスは 二度 と来ないと考えている」

 その上で理由をいくつか挙げているが、中でも中国が抱える最大の障害は人口問題だとし、次のように書いてあるのが興味 深 い。

 「中国は、想像を超えたスピードで発生する高齢化の入り口にいる。十分に近代化できていない国が、労働人口が急速に減 少す る中で、社会保障システムを構築しなければならないという、歴史上、類のない状況に中国は直面する」

 同書によると、中国の出生率は過去30年間に2・5から1・56に下がり、一人っ子政策の緩和(昨年1月に廃止)は期 待通 りの効果を上げていない。50年には65歳以上の高齢者人口が3億2900万人に上り、労働力人口比率が世界最低水準にまで 縮小する。

 当然、現在の軍拡路線は維持できなくなっていくことになる。従って中国は、老いて身動きできなくなる前に、取れるもの はす べて取っておくとの決意で行動しているというのである。

 こうした見方がどこまで的を射ているのかはともかく、中国と向き合う上ではこの人口問題という要素を、10年、20年 とい う時間軸の中で考えることが重要なのは間違いない。(論説委員兼政治部編集委員)

  なる程、中国が、こんな危機感を持っていたとは思いませんでした。最大の武器が最大の危機になるとは皮肉なもので す。と 喜んでいる訳には行かないですね。本気で、世界を取りに来るつもりがありそうなだけに怖いものがあります。

  それにしても、2013年7月4日(木)、第 5037回の「地 球の人口問題」などでも書いてきたように、地球は人口が増えすぎましたね。人類が抱える根本的な問題は、こ の人 口増にあることは間違いないでしょう。
  人類も同じですが、食料があり、敵がいなければ動物は際限なく増えるのが恐ろしいいですね。やはり、人口を減らすこ とこ そが世界平和の目指すべき方向だったりして。

顰蹙を買いそうですね!
2017 年 5 月 23日 (火) 第 6442回  JR 貨物 苦節30年で鉄道黒字
  JR貨物こそが日本を救う交通体系であること を、 2011年10月27日、第 4421回の「貨 物新幹線」などで書いてて来ましたが、どうやら追い風が吹き出したようです。

  何と、30年振りの黒字を達成したそうです。何があったのでしょうか。

  産経ニュースより     2017.5.11

 【経済インサイド】旅 客各社に比べて光が当たらなかったJR貨物 苦節30年で鉄道黒字の春 「復活」の原動力は?

 日本国有鉄道(国鉄)の分割民営化から丸30年の節目となった今春、JR貨物が「快挙」を達成した。不動産や物流など の関 連ビジネスを除く、本業の鉄道事業が単体で黒字に転じたのだ。JR旅客6社のように脚光を浴びてこなかったJR貨物。トラッ ク輸送にシェアを奪われ、国鉄改革の議論の中では“安楽死論”さえささやかれた鉄道貨物が、21世紀に華麗な復活を成し 遂げ た背景には何があったのか。

 モーダルシフトを次々獲得

 平成26年12月14日。「アベノミクス解散」による総選挙の投票が行われた日曜日、東京は晴天だった。

 大井競馬場(品川区)にほど近い東京貨物ターミナル駅では、流通大手イオンの岡田元也社長とJR貨物の石田忠正会長が 固い 握手を交わしていた。岡田社長は「お客さまのエコロジーへの関心は高い。鉄道貨物の活用には大きな可能性がある」と述べ、石 田会長も「(トラック輸送を鉄道に転換する)『モーダルシフト』の本格始動を告げる号砲だ」と力を込めた。

 アサヒビールやネスレ日本などイオンに商品を納める複数メーカーが、年末の書き入れ時に向けて東京・大阪間で共同輸送 する 貨物列車「イオン号」。その出発式での光景だ。

 複数の荷主が専用列車で共同輸送するのは、1日約500本の列車を運行するJR貨物で初めての試みだった。

 この8カ月後には、アサヒビールとキリンビールが貨物列車での共同輸送をすると発表、「ライバル同士の協業」として話 題に なった。関西の工場から北陸方面へ向けたビール・飲料の出荷を、従来のトラック輸送から鉄道輸送に切り替える施策だった。

 JR貨物は近年、こうしたモーダルシフトの需要を順調に取り込んでいる。その結果、幹線コンテナ列車の貨物積載率は 25年 度の76.5%から27年度に80.2%へ向上し、鉄道事業が黒字化する原動力となった。

 トラック運転手不足の深刻化や、環境負荷の低減に向けた国の補助金制度などが追い風となっていることも事実だ。それに 加 え、JR貨物の「自助努力」も実を結んだといえる。

 「民間会社」へ、もう一段の脱皮

 4年前就任した石田会長は日本郵船出身で、日本貨物航空や公益財団法人がん研究会の経営を立て直した「プロ経営者」 だ。そ の実績をもとに、JR貨物の改革に取り組んだ。

 たとえば、JR貨物が走らせている列車ごとの収支データを全国の各現場に毎日配信し、情報共有する仕組みを導入した。 その 上で、貨物の積載率が往路・復路や曜日によって偏っているならば、“空気を運ぶ”より運賃をディスカウントしてでも荷物を集 める−。そうした柔軟な運賃設定の権限と収支確保の責任を、全国6支社に委譲した。

 また、花形の運輸部門と比べて弱体だった営業部門を強化するため、即戦力となる営業マン数十人を中途採用し、営業戦略 と列 車ダイヤの設定を一元的に担う新部署もつくった。

 その結果として実現したのが、平日と比べ空荷が多い日曜の列車を使う「イオン号」であり、大阪行きと比べ空荷が多かっ た金 沢行きの列車を使うアサヒ・キリンの共同輸送だ。

 一連の改革について、同社関係者は「民間の物流会社なら当たり前の施策かもしれない。従来は国鉄の感覚を引きずった 『内向 き思考』が強く、民間会社になりきれていなかった」と評価する。

 石田会長は「鉄道黒字化の直接要因は、徹底した計数管理だ。しかしそれ以上に、『俺たち自身がやらなくては』という意 識を 全社員で共有できたことが大きい」と満足げに語る。

 実現するか、完全民営化

 潮目は変わった。かつて仕事を奪われ続けたトラック業界では運転手不足が深刻化し、ネット通販の急増に追われる宅配業 界も 効率化を迫られている。JR貨物にとっての追い風だ。

 東京貨物ターミナル駅では現在、マルチテナント型の大規模物流施設「東京レールゲート」が4年後の完成に向け建設中。 東京 港国際コンテナターミナルや羽田空港に隣接する地の利を生かし、「陸海空運の結節点」を目指す。

 こうした鉄道事業以外の収益源を多角化し、経常利益100億円を安定計上するのがJR貨物の今後の目標だ。その先に、 JR グループで5社目となる株式上場、完全民営化も見えてくる。

 もっとも、火種がないわけではない。

 自前の線路をほとんど持たないJR貨物は、分割民営化当初からのルールとして、旅客6社に支払う線路使用料を格安に抑 えら れている。

 JR貨物の田村修二社長は「線路補修コストを対等に負担すれば、当社は一気に赤字転落だ」とルール維持を訴えるが、経 営難 にあえぐJR北海道を中心に「重い貨物列車が線路の傷みを早めている。負担を増やすべきだ」(旅客会社幹部)と不満がくすぶ る。貨物列車とは直接の接点がない一般乗客も、この線路補修コストの負担を通じてJR貨物を支えている形だ。

 JR貨物のコスト負担は収益力に比例させるべきなのか、鉄道貨物輸送が国民生活に果たすべき役割とはなにか−。線路使 用料 のルールをめぐる議論には、こうした観点が欠かせない。(経済本部 山沢義徳)

  なる程、トップが代わっていたんですね。企業の経営はやはりトップ次第だと言うことですね。
  やはり、トラック業界から貨物を取り返すべきですね。そうなれば、人員不足も、環境問題も解決されるし、災害時にも 大き な力を発揮できるでしょう。
  その為には、やはり、国が、交通体系の変更を目指して、新幹線貨物網を造り上げるべきです。これをやれば、景気も復 活で す。

思いきってやるべき!
2017 年 5 月 24日 (水) 第 6443回  大 風呂敷の「一帯一路」
  壮大な夢は楽しくてワクワクしますが、それが あの 中国が考えているのでは、一気に興味が無くなってしまいます。
  もし、これを、日本が取り組めば素晴らしいものになるだろうし、世界に大きく貢献できるのじゃないでしょうか。
  とは言いながら、環境とかグローバリズムから考えると、もうそんな時代じゃないのかもとも思ってしまいます。それ も、邪 悪な国中国がやれば世界を混乱に落とし込むことは明らかでしょう。つまりは、どうしても阻止しなくてはならないものです。

  その壮大な夢も、どうも危なそうです。何時もの、宮崎さんが「一帯一路」を詳しく書いてくれています。

 宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより   平成29年(2017)5月15日(月曜日) 通算第5290号  

 宮崎 正弘 の国際ニュース・早読み <大風呂敷の「一帯一路」(シルクロード)、北京で会議は踊ったが

大風呂敷の「一帯一路」(シルクロード)、北京で会議は踊ったが
  2030年までのプロジェクト総額は26兆ドル(3000兆円)
 
 5月14日から、北京で習近平の政治生命をかけた「一帯一路フォーラム」が開催され、プーチン、ドウテルテ(比大統 領)、 アウンサン・スーチー、米国からはトランプ特使としてポテンガー代表、日本からも経団連会長、自民党幹事長等が参加した。
 当面、中国は具体的プロジェクトに1130億ドル(邦貨換算で13兆円)を追加支出するとした。

 習近平は基調演説で「アジア、欧州、アフリカの全ての国に裨益する」と獅子吼したが、直前の「祝砲」は北朝鮮からだっ た。
 金正恩は、当日の午前五時半ごろ、日本海へ向けて新型ミサイルをお見舞いした。

 ともかく巨額の打ち上げ花火、未曾有の金額、それこそ天文学的な数字が鼓吹されている。起債の裏付けは何もなく、中国 の銀 行が「シルクロード基金」に追加出資を余儀なくされた。中国開発銀行が2500億元、中国輸出入銀行が1300億元を追加融 資。すべては口約束だ。

 中国が計画している一帯一路プロジェクトは、構想されたプロジェクトが、もし、2030年までにすべて遂行されると仮 定す ると、その投資金額は60兆円になる。
 すでに中国の経済専門家さえも、この数字に疑問符をつけている。

 シルクロート基金は400億ドルの規模で設立され、いままでに60億ドルを15のプロジェクトに投資し、現在20億ド ル を、カザフスタンのプロジェクト投資にあてる最終審議中だ。この基金を、あと600億ドル増資するというわけである。

 AIIBの資本金は1000億ドルだが、現在までに決まった融資は僅か20億ドル。そもそも、AIIBは、まだスタッ フが 百人しかおらず、審査作業ができる状態ではない。日米は、この妖しげな銀行には参加しない。

 BRICSの方は原油価格低迷で、蹉跌している。ようやく原油代金の回復基調でロシアとブラジル、南アの通貨が回復軌 道に 乗ってはいるが。。。


 ▼構想と現実のあいだには巨大なギャップが存在している。

 ADB(アジア開発銀行)が問題視しているのは、計画投資額60兆ドルと、現実に投資されてリアルな金額との巨大な ギャッ プである。それこそ、中国お得意の大風呂敷も、こうなると破天荒すぎて、開いた口がふさがらないというところかも知れない。

 シルクロートの目玉は次の五つである。
(1)ロンドンー上海を繋ぐ鉄道(これは完成した)

(2)パキスタンのグアダール港から新彊カシュガルまでの鉄道、ハイウェイ、光ファイバー網の建設。現場のバロジスタン で は、反パキスタン政府暴動と中国人へのテロが頻発。工事が遅延している。暴動はおさまりそうにない。

(3)トルクメニスタンから上海へのガスパイプライン(これは完成)

(4)テヘランー北京の鉄道(カザフスタンから中国への鉄道網は完成しているので、残りはテヘラン ー カザフ間工事で あ る)。

(5)アジア一帯へのカスパイプライン(ミャンマー沖合から雲南省間は完成)

 このうちの(1)と(3)は既に完成しているから新しい計画とは言えない。

 他方で、挫折もしくは中断のプロジェクトにはメキシコ新幹線のキャンセル(37億5000万ドル)、タイの新幹線の白 紙 化、コロンボ沖合人口島建設(11億ドル)の大幅な遅延、インドネシア新幹線の工事開始遅延と支払い条件の再交渉等々。
 マレーシアも中国と交渉中だった新幹線プロジェクトを日本に乗り換える方針という。
 
「世紀のプロジェクト」は、まさに前途多難である。

  二つも完成しているんですね。何とも恐ろしい。金の亡者供が資金提供でもして、まかり間違ってこんなものが出来上が る と、世界は終わりかも知れません。
  そんな危機を考えずにのめり込もうとしている二階や経済界は、正に売国奴としか言いようがない。まさか、安倍さんも 同じ 考えとは思いませんが、これだって、分かりませんね。

やはり、中国の崩壊が待たれま す!
2017 年 5 月 25日 (木) 第 6444回  ドゥ テルテさん、対中で「面従腹背」?
  台湾と共に、フィリピンを日本の身方にするこ とは、南 シナ海を占領して日本のシーレーンを押さえようとしている中国に対抗するためには絶対に必要です。

  それだけに、12日 (金)、第 6431回の「ドゥ テルテ比大統領、中国軍艦に乗艦」などで取り上げてきたように、ドゥテルテさんが気になります。       相当に、したたかな人なのか、中国を手玉に取っているようにも思えますが、本心が どこにあるのは分かりません。 

  産経ニュースより     2017.5.15

  ドゥ テルテ比大統領、対中で「面従腹背」? 南シナ海で実効支配強化

 【シンガポール=吉村英輝】フィリピンが南シナ海の実効支配の強化を着々と進めている。ドゥテルテ政権は中国からの経 済支援を引き出す狙いから、中国の南シナ海に対する主権主張を全面否定した国連海洋法条約に基づく仲裁裁定を棚上げし た。外交では対中融和姿勢を継続する一方、中国の力による現状変更に対抗すべく、主権を堅持する姿勢は崩していない。

 現地メディアによると、フィリピン国軍は11日、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島にある、フィリピンが実 効支配するパグアサ(英語名・ティトウ)島で建築資材の搬入を始めたと発表した。ロレンザーナ国防相が先月21日、同島 を視察し、滑走路の補修や電力関係の施設の建設計画を表明していた。

 同島には、軍関係者約120人と一般住民約200人が居住。ドゥテルテ大統領は、6月12日の独立記念日に訪問して国 旗を立てる意向をいったんは示したが、中国の反発で中止すると態度を変えた。

 ただドゥテルテ氏は、同諸島にあるパグアサ島などを含む環礁の保護強化を4月に国軍に命令。中国の反発にも、この指示 は撤回していない。海軍は雨期に入る7月を前に同島への資材運搬を終了させる予定だ。

 また、ピニョル農相は11日、フィリピンが領有権を主張するルソン島北東沖の「ベンハム隆起」について、名称を「フィ リピン隆起」へ変更する案をドゥテルテ氏が承認したと発表した。周辺海域は排他的経済水域(EEZ)だと主張し、他国に よる海底資源探査の活動を禁止した上で、浅瀬に建造物を構築し違法漁業の取り締まりを行う意向も示した。

 ベンハム隆起については、国連大陸棚限界委員会が2012年、フィリピンの領有権主張を認めた。だが同隆起のある海域 で昨年7月から12月にかけ、中国の探査船が侵入していた疑いがあり、ドゥテルテ氏は今年3月、主権の保護を指示した。

 フィリピン沿岸警備隊は今月上旬、同隆起周辺海域の巡回に着手。日本政府から提供された巡視船1隻を現場海域に初めて 派遣し、中国船の再侵入の警戒に当たっている。

  トランプさんの動きがどうもはっきりしないので、最悪の場合はトランプ、ドゥテルテが揃って中国に取り込まれる恐れ もありそうです。そうなって、シーレーンを押さえられたら日本は終わりです。まさか、そこまでのことは無いと思いたいと ころですが、こればっかりは、金が絡むので分かりませんね。

  こういう時の為に、メタンハイドレートのような自前のエネルギーを実用化する必要があるのですが、16日、第 6435回の「燃 える氷、愛知県沖で産出成功」でも取り上げたように、青山さんの足を引っ張る勢力がいるのですから、もう日 本は終わりかも知れないですね。

常に日本の敵は日本人!
2017 年 5 月 26日 (金) 第 6445回  「日 本は敵」「核実験で打撃」
  朝鮮学校への補助金を未だに出している自治体 があるよう ですが、05月10日、第 1429回の「千 葉市、朝鮮学校補助金、交付せず」のように止めるところが増えてはきているでしょう。
  と言うか、補助金を出すことが信じられません。結局は反日売国左翼・在日が怖いのじゃないでしょうか。

  これも、戦後日本人の劣化による「触らぬ神に祟りなし」の卑怯者精神そのものでしょう。

  その腰の引けた卑怯者対応で、日本人を舐めきった北が、調子に乗って言いたい放題です。

  産経ニュースより     2017.5.15

 「日 本は敵」「核実験で打撃」朝鮮総連が学習資料作成 日米への敵対視強化

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が日本を「敵」と位置付け、ミサイル発射や核実験を強行している北朝鮮の金(キム) 正 (ジョ ン)恩(ウン)朝鮮労働党委員長をたたえる学習資料を傘下団体向けに作成していたことが15日、分かった。朝鮮総連関係者が明らかにした。2月の正恩氏の 異母兄、金正(ジョン)男(ナム)氏殺害事件を受け、正恩氏の偶像化推進と動揺する組織の引き締めを図 ることが目的。朝鮮総連は韓国大統領選で北朝鮮寄りの左派政権が誕生したとみて、韓国と比べ、より日米を敵対視する姿勢を強めそうだ。

 関係者によると、学習資料は表紙を含めて18ページ。3月から4月にかけて、朝鮮総連本部が都道府県別にある各地方本 部に 配布した。

 学習資料では、「米国やその追従勢力である日本が軍事的圧迫と制裁を立て続けに強めてきた」と批判。その上で、昨年の 北朝 鮮の 核実験と「光明星4号」と称する長距離弾道ミサイル発射について「敬愛なる(金正恩)元帥様は、武器実験を繰り返し、敵に無慈悲 な打撃を与えてやつらの気勢をそいだ」と評価。日米を明確に「敵」と位置付け、核実験を強行している正恩氏を支持する姿 勢を 打ち 出した。

 さらに、「国防分野での輝く勝利は、祖国人民に民族的な誇りを与え、米国と日本に恥じ入る破滅を与えた」ともアピール し た。

 また、正恩氏の人柄については「敬愛する最高領導者、(金正恩)元帥様は、領導のための格別な風貌をお持ちになってい る。 常に 勝利への道に祖国を導く卓越した領導者である」と賛辞。加えて「誰もまねることのできない非凡さと驚異的な能力で、国力を最上の 境地で輝かしている」「朝鮮人民は偉大なる太陽である元帥様に仕える」などと神格化した。

 正男氏殺害事件をめぐっては、複数の朝鮮総連幹部らが内部の非公式会合で「遺体は正男氏と確認されていない」「マレー シア 当局 が(猛毒の神経剤)VXによる毒殺を主張しているだけだ」と部下らに説明。「マレーシアには米中央情報局(CIA)のアジア拠点 があり、事件は米韓による謀略である」と断定していた。

 朝鮮総連内では、こうした説明を受けても「正男氏は北朝鮮当局に殺害された可能性が高く、気の毒だ」と正恩氏に反発す る声 が噴 出し、動揺が広がっていた。

 朝鮮総連は産経新聞の取材に対し、「応じない」としている。

  北にすれば、これほどに扱い易い国は無いでしょう。ちょっと脅せば、何でも受け入れる卑怯者国家を嘲笑ってやりたい 放題 です。
  何と言っても、拉致被害者を取り返しにも来ない日本をバカに仕切っているでしょう。それでも、憲法改正もしない卑怯 者国 家ですから消滅するだけでしょう。それでも良いのですか。

    先人も諦めているで しょう!
2017 年 5 月 27日 (土) 第 6446回  イ ンドは「一帯一路」を事実上ボイコット
  習金平が生き残りを懸けて取り組んでいる、 24日 (水)、第 6443回の「大風呂敷の『一帯一路』」などで取り上げた壮大な計画は、どう考えても上手く行きそうには思 え無 いのですが、欲にまみれた国が腰が引けながらも参加しようとしているようです。

  とは言いながら、9日、第 6428回の「パ キスタン、中国との「鉄の同盟」に決定的な亀裂」で、何時もの宮崎さんが教えてくれたように、亀裂も生じて きて いるようです。

  そのパキスタンとの問題がインドにも影響を与えているようです。これも、宮崎さんが書いてくれています。 

  宮崎正弘の国際 ニュー ス・ 早読みより   平成29年(2017)5月17日(水曜日) 通算第5293号 <前日発 行>

 宮崎 正弘 の国際ニュース・早読み <インドは中国の「一帯一路」フォーラムを事実上ボイコット

 インドは中国の「一帯一路」フォーラムを事実上ボイコット
  中国はパキスタンを経済植民地にしようとしてCPECを建設

 中国が「一帯一路(シルクロード)」構想の重要なプロジェクトとして位置づけているのがパキスタンのグアダール港から 新彊 ウィグル自治区のカシュガルまでの「中国、パキスタン経済回廊」(CPEC)である。

 インドはこれを「パキスタンを植民地化しようとしている」と中国を激しく批判してきた。グアダールからハイウェイ、鉄 道、 光ファイバー網を建設すれば、まさにインドへの軍事的脅威となるからだ。

 ところが、現場のパロチスタン州の住民の大半も、このシルクロード建設に反対している。バロチスタン地方の人口は 800万 だが種族的には数種の部族が分散盤踞し、言葉と言えばバローチ語、パシュトーン語、ブラーフィ語、ペルシア語である。

 警備のパキスタン軍へのテロが繰り返され、北京の「一帯一路」フォーラム開催中にも、九名が殺害された。すでに中国人 労働 者への誘拐、殺人も数知れず、中国人は囲みで隔離された空間に暮らしている。
 工事現場を守備しているのはパキスタン軍15000名である。

 なぜ、こういう事態となっているか。それはバロチスタンがパキスタンに所属している歴史的背景に不満であり、いつでも 分離 独立のチャンスを窺っているからだ。
古代からみれば、この地方がパキスタンに編入されていること自体がおかしい。大英帝国がサイクスピコ条約のように、双方 に独 立を保証するという二枚舌外交の結果とも言われるが、人種も言語も違えば、風習もまったくことなり、パロチスタンの民は、パ キスタンという人口国家を認めない立場の武装ゲリラが活躍している。
 
 隣のアフガニスタンに盤踞する武装ゲリラのヘクマチアル元首相も、この地を経てイランに潜伏したり、またパキスタン は、こ の人口過疎地で核実験を繰り返したため、地元民の恨みが強い。

 州都のクエッタは港ではなく山岳地帯、むしろアフガニスタンに近いため、ゲリラが頻繁に出入りしている。
 しかも、この地方の武装ゲリラに武器を支援してきたのが旧ソ連、じつに複雑に入り組んだ場所に中国は軍港を建設してい るの だ。

  インドへの新幹線の輸出で、中国の巻き返しがあるようにもネットでは騒がれているようで心配していましたが、「一帯 一 路」フォーラムを事実上ボイコットと言うのは、こころ強いものがあります。インドが中国に取り込まれるなんてことになると日 本に取っては命取りになりかねないと思われだけに、ここは油断せずに取込んで欲しいですね。

  それにしても、二階のような売国奴が跋扈する自民党や欲ボケの産業界のように、日本の中に本当の敵が蠢いているのが 本当 に情けないですね。
  世界のためにも叩き潰さなくてはならない中国に金が欲しくて力を貸すことの恐ろしさを自覚してもらいたいものです。

欲には勝てないのか!
2017 年 5 月 28日 (日) 第 6447回  窮 地のトランプにプーチン大統領から応援歌
  グローバリズムとマネーゲームで我が世の春を 謳歌 している勢力と、その下僕のマスメディアが、トランプさんを弾劾しようと必死のようです。
  ロシアへの機密情報漏洩と騒ぎ立てていますが、どうなることやら。と言うか、折角トランプさんがこれまでの格差社会 を変 える為に選ばれたにも関わらず、それを何度してでも防ぎたい勢力こそ叩き潰す必要があります。

  何時もの、宮崎さんが詳しく取り上げてくれています。

  宮崎正弘の国際 ニュー ス・ 早読みより   平成29年(2017)5月17日(水曜日)弐 通算第5294号

 宮崎 正弘 の国際ニュース・早読み <トランプ大統領がロシアの機密情報を漏洩した?

 トランプ大統領がロシアの機密情報を漏洩した?
  政権内の機密をメディアに漏らした「内部の敵」がいることが、もっと深刻では?

 左翼メディアの暴走ぶりは相も変わらずだが、いま議論の焦点は、5月10日にトランプがロシア大使ならびにロシアの外 務大 臣と会談したおりに、ISに関しての情報を与えことに絞られている。
実査しには、IS撲滅の共同作戦に情報の共有を企図したからで、むろん、大統領にその権限はある。
メディアの過剰な批判はあたらない。

 情報を供与した「同盟国」に失礼という解説も、国名を上げての証拠がなく、たぶんイスラエルだろうが、それならイスラ エル から抗議があがっているかといえば、それもない。それより問題はトランプ政権の内部に「敵」が潜んでいることである。

 そのほうが国家安全保障問題の文脈では、もっと深刻な問題である。
トランプ大統領が国務省、国防相の副長官クラスの人事を遅らせている最大の要素は、まず「内部の敵」を炙り出すことに置 かれ ているからだ。

 そもそも米国のリベラルなメディアは大統領と一緒に国家の命運を真剣に考え、ともに国益のために共同歩調をとって歩む とい う気持はさらさらない。トランプを追い詰め、可能なら大統領弾劾に持って行きたい。気に入らない人物だから、国家の命運よ り、かれらが気に入らない指導者の排斥が最大の目的となっているのである。

 この点は、日本の大手メディアとまったく同じである。
安部首相の些細な問題を、針小棒大にスキャンダラスに報道し、なんとしてでも安部首相の足を引っ張りたい某新聞、某テレ ビの 論調を見よ。

 大統領弾劾に関して言えば、ニクソンのウォーターゲートと完全に異なり、証拠がないうえ、上院は共和党が多数派、最高 裁判 所判事も保守派が多数派である。
弾劾を報じているメディアやジャーナリズムは、かれらの希望を一方的にがなり立てているだけである。

 安全保障上、北朝鮮の核ミサイルと同様な危機が迫った。
 5月12日に起きた「ワナクライ」事件は、ロシアへの機密情報云々より、遙かに危険な事態の出来と言える。
 北朝鮮にもハッカーの天才がいるという恐るべき現実が浮上したからだ。

 これまでにもハリウッド映画製作会社にハッカー攻撃を仕掛け、あるいはバングラデシュの中央銀行から91億円を不正に 送金 させたりの「実績」がある。
 従来、北朝鮮はインターネットに遅れ、コンピュータ技術は後進国とされたが、猛烈なシステムの改革によってコンピュー タ教 育を拡充し、学校でもデルのコンピュータで授業をしている。


 ▼北朝鮮のハッカー部隊は先進国レベルに達している

 なにしろ核開発、大陸間弾道弾をつくってのけた独裁体制。アメリカ本土をねらうICBMの完成は秒読みに入った。付随 する コンピュータ技術、エンジンや合金技術が躍進した背景がなければ出来ないことである。

 北のハッカー部隊はいまや7000名規模に膨れあがり、しかも、この部隊は通信事情の悪い北朝鮮からではなく、中国遼 寧省 の丹東や瀋陽のホテルに陣取って、世界にウィルスをばらまく作戦を展開している。

 「ワナクライ」では英国の医療機関やロシア内務省、フランスのルノー、在英日産などに被害がでた。時差で遅れたが、日 本で もJR東日本、東急電鉄、川崎市水道局、そして日立製作所に被害が出た。

 ところが金融機関が被害を免れている。これはバングラデシュの中央銀行事件以後、北朝鮮制裁で、世界の銀行のシステム から 排斥したこと。銀行など金融機関がセキュリティ強化を行ったことなどにより、また被害が多かった国々はマイクロソフトの最新 バージョンを使っていなかったことが主因とされる。

 だが、ワナクライ事件など、これから起こるであろう大規模なハッカー犯罪の嚆矢でしかなく、世界同時に金融システムが 奇襲 され、あるいは原発が襲われるなどコンピュータのテロが惹起される可能性が日々高くなっている。

 こんなおりに内政的危機を回避し、世界のリーダーと連続的に面会して大胆なメッセージを用意しているのがトランプの戦 略で ある。

 トランプは就任後初の外遊に出発する。それも九日間である。
 サウジアラビア、イスラエル、バチカン、そしてブラッセルとイタリアである。
 サウジとはオバマ前政権が冷却化させた2国間関係の劇的な改善をなし、イスラエルとは、パレスチナ問題でおそらく大胆 な提 案をするだろう。

 ブラッセルはNATO首脳会議であり、従来の米欧関係の要であり、同盟関係の再確認と強化が唱われるだろう。
そして、バチカンとの関係修繕のあと、トランプはイタリアでG7に望む。 

  トランプさんの覚悟がどの程度のものかは分かりませんが、グローバリズムを潰すためにも頑張ってもらいたい。もし、 トラ ンプさんが潰されたら、次はないかも。そうなると、地球も終わりかも知れない。

  何と、プーチンさんがトランプさんに応援歌だそうです。    

 宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより   平成29年(2017)5月18日(木曜日)弐 通算第5296号 

 宮崎 正弘 の国際ニュース・早読み <窮地のトランプにプーチン大統領から応援歌

 窮地のトランプにプーチン大統領から応援歌
  「ラブロフ外相との会話報告を読んだが、機密はなにもなかった」

 5月17日、ソチで記者会見に臨んだプーチン大統領は、記者団の質問に答えるかたちで、さきのトランプ大統領とラブロ フ外 相との会談内容の翻訳報告書に触れ、「機密に値するような内容はなかった」とした。

 「アメリカの政局は精神分裂症に冒されている」とも発言したとクレムリンに近いRTレポートが報じた(ワシントンタイ ム ズ、5月17日)。

 「もし米国連邦議会が、会談内容を知りたいのであれば、ロシアはそれを提供する容易がある」とプーチンはさらに踏み込 んで 発言しており、窮地に陥ったかにみえるトランプ政権への助け船。
明らかに米国に貸しを作って、ロシアは外交上の得点を稼ごうとする作戦だが、これではまるで応援団。

 「トランプ大統領が会話した内容に機密があったとしても、大統領は情報源を知らない」(マクマスター大統領安全保障担 当補 佐官)。

 したがって大統領が機密情報を漏洩したということにはならない、というのがホワイトハウスの立場である。
むしろ、過剰な報道を続ける米国のリベラル・メディアの体質(まったく日本の左翼新聞と野党のつまらない駆け引きや、些 末な 事件を針小棒大に騒ぐのは同じ穴の狢だが)が深刻な問題であることには間違いがないだろう。

  プーチンさんもグローバリズムには反対しているようなので、ここは強力してグローバリズムとマネーゲームを撲滅して もら いたいものです。
  安倍さんにもそうしてほしいのですが、今のところは、どうも逆の動きなのが気になります。やはり、竹中平蔵なんかを 重用 しているようでは望み薄でしょう。

  何とか、安倍さんが目を覚まして、トランプさんと強力してグローバリズム退治に乗り出してもらいたいものです。

そんな日が来るでしょうか!
2017 年 5 月 29日 (月) 第 6448回  プー チンも「一帯一路サミット」に不快感
  習の大風呂敷の一帯一路に集まる国は、一体ど こまで信 じているのか、それとも、取り敢えず取逸れが無いようにと様子を見ているのか、もしかしたら本当に信じているのかが、不思議 で仕方ありません。やはり、世界は腹黒いようです。

  そんなことを思っていらた、プーチンさんが不快感をもっているのだそうです。何時もの宮崎さんが、書いてくれていま す。

  宮崎正弘の国際 ニュー ス・ 早読みより   平成29年(2017)5月19日(金曜日) 通算第5297号  <前日 発行>

 宮崎 正弘 の国際ニュース・早読み <インドは欠席した。じつはプーチンも「一帯一路サミット」に不快感

 インドは欠席した。じつはプーチンも「一帯一路サミット」に不快感
   ユーラシア横断鉄道はロシア通過部分があまりにも少なすぎないか

 世界が興奮で湧いたかに見えた。一帯一路に投じる総額が26兆円って、本当か。
 5月14日から北京で開催された習近平の一大劇場=「一帯一路」サミット。中国のカネと投資を期待して29ヶ国から国 家元 首クラスが集合したが、興奮と期待は失望に替わって終幕した。
 トルコのエルドアン大統領も、カザフスタンのナゼルバエフ大統領の出席していた。

 ロシアのプーチン大統領は中国とのビジネス拡大を最大の目標として、参加した。
しかし結果は「中国の構想は結局、『チャイナ・ファースト』であり、ロシアの国益に裨益するプロジェクトは殆どない」と いう のがロシア側が下した結論という。

 プーチンは口にこそ出さなかったが、「約束された投資額より、実際は少なく」、目玉の一つだったユーラシア横断鉄道 は、 『北 京からリスボンまで』が目標だが、蓋を開けてみれば、ロシア領内を通過する部分が極端にすくない。大半が新彊ウィグル自治区 からカザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンを通過する。モスクワ ー カザンの鉄道敷設は、中国の貿易ルート に接 続するためだけの提案でしかなく、とどのつまり貿易相手国として中国の対ロシアの位置づけは『附録』ということである」とす るのがロシア側の感覚なのである(米「ジェイムズタウン財団」発行の『ユーラシア・ディリー・モニター』、17年5月 17日 号)。

 最近の中国ロシア貿易をみても、ロシアからは武器と原油、ガス。中国からは工業製品、加工食品と雑貨であり、たしかに 武器 を大量に買うとロシア側が黒字になるが、このところはロシアの赤字が継続していて、不満が募っていた。
 
 ロシアは一帯一路プロジェクトそのものには反対していないがアジア、とりわけ旧ソ連だった中央アジアイスラムへの共同 プロ ジェクトを望んできた。

 「厳密にこれまでの実績を査察すれば、ロシアは中国の一帯一路に懐疑的とならざるを得ない」(アレキサンダー・ガブレ フ 『カーネギー財団』研究員、ニューヨークタイムズ、2017年5月13日号への寄稿)。
 ロシアとの共同ゴールを謳いながらも実践していることは中国だけの裨益であるとロシアの専門家も総括をし始めた。

 中露両国の貿易は2018年に800億ドルに達すると予測され、ロシアはあからさまな一帯一路プロジェクトへの不満を 述べ ていないが、中国と欧州をむすぶシルクロードの鉄道部分はシベリアをバイパスして中央アジアからカフカスへ抜ける。
全貨物のわずか1%しか、ロシア領内を通過しないという、現実を前にすれば、プーチンがサミットでの演説に笑みがなかっ たこ とに納得がいく。

  なる程、ロシアの取り分が少ないということですか。結局は、どこの国も金が全てのようです。
  どこの国の政治家も、自分の国さえ良ければなのは分かりますが、それで中国を延命させた時の恐ろしさは考えないので しょ うか。中国を生き残らせれば、いずれ自分の国も犠牲になるとは考えないのでしょうか。

  やはり、中国の崩壊は権力闘争による内部からの崩壊を期待するしかないのでしょうか。その権力闘争について、河添さ んが 詳しく語ってくれています。


  それにしても、共産党独裁政権は、本当に恐ろしいですね。これだけ、出鱈目な政治をやっていても、簡単には崩壊しな いの ですから、やはり内部闘争しかないのかも知れないですね。

もう、何でも良いから崩壊して く れ!
2017 年 5 月 29日 (月) 第 6448ー1回  佐藤琢磨、インディ500優勝!
 青山さんの【虎ノ門ニュース】を見ていたら、最 後に、佐藤琢磨さんがインディ500優勝と叫ばれて、吃驚しました。
 慌てて、HPを見にいくと。あ りました。F1からインディに移って、一勝目位まではチェックしていたのですが、その後、気になりながらも、殆どチェッ クしていませんでした。

  それにしても、凄いですね。良く、ここまで頑張りましたね。やはり、只者じゃなかったですね。F1に返り咲いて欲し かったが、もう歳なので諦めていましたが、こんな凄いことをやってくれるとは、本当に良かったですね。やはり、あの前向 きな考え方の成果なのでしょう。

  佐 藤琢磨、インディ500で優勝!

  2017-05-29 06:16:05

 本日、決勝レースが行われた第101回インディ500において、佐藤琢磨が日本人ドライバーとして史上初の優勝を飾り ました。
皆さまからのご声援に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
詳細は追ってご報告いたしますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

  TSエンタープライズ  

  SANSPO.COMより     2017.5.29

  佐 藤琢磨、インディ500優勝!日本人初の快挙「信じられない勝利」

 世界三大レースの一つといわれる米国伝統の自動車レース、第101回インディアナポリス500マイル(インディ 500)は28日、米インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウエーで決勝が行われ、元F1ドライ バーの佐藤琢磨(40)=ホンダ=が日本人初優勝を果たした。

 インディ500は1911年に第1回大会が開催され、他の三大レース、F1シリーズのモナコ・グランプリ、耐久レース のルマン24時間と並び世界最高峰と称される。

 予選4番手の佐藤は自己最高の2列目からスタート。積極的にレースを進め、残り5周でトップに立ちゴールした。これま での日本勢の最高順位は2003年に高木虎之介がマークした5位。

 佐藤は10年からインディカー・シリーズに参戦し、インディ500には今回が8度目の出場。13年には米カリフォルニ ア州ロングビーチで行われた第3戦でシリーズ初優勝を果たした。F1シリーズでは04年の米国グランプリで日本人最高タ イの3位をマークしている。(共同)


  最近のF1でのホンダの不甲斐なさに、興味を無くしていただけに、琢磨さんとホンダの両方におめでとうと言いたい。

2017 年 5 月 30日 (火) 第 6449回  中 国が比に戦争警告
  アメリカや日本がきちんと応援しないので、 ドゥ テルテさんの動きがおかしいのじゃないかと、25日 (木)、第 6444回の「ドゥ テルテさん、対中で『面従腹背』?」で、取り上げました。
  そこに付け込んで来たのか、習がとんでもないことを言ったようです。  


  産経ニュースより    2017.5.20

 【緊迫・南シナ海】「天 然資源採掘するな」 中国が比に戦争警告 習近平主席がドゥテルテ氏に

 【シンガポール=吉村英輝】フィリピンのドゥテルテ大統領は19日の演説で、中国の習近平国家主席と会談した際に、南 シナ 海で領有権を主張して天然資源採掘を実施した場合、「戦争になる」と警告されたことを明らかにした。ロイター通信などが伝え た。

 ドゥテルテ氏は15日、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」がテーマの国際会議に合わせ、北京で習氏と会談。そ の 際、「(南シナ海の係争海域は)私たちのものだと主張し、海底油田の掘削をするだろう」と話したという。

 その発言に習氏は、友好的ながら決然として「現在の良好な関係を維持したい。だが、その問題を強行するならば、戦争に な る」と返答したという。

 習氏はまた、中国の南シナ海での主権主張を全面否定した国連海洋法条約に基づく仲裁裁定について、現在は応じないが、 将来 は議論すると約束したという。ドゥテルテ氏は、ベトナムなどがフィリピンに続いて提訴する事態を警戒しているとの見方を示し た。

  ドゥテルテさんも習に言いたいことは居ったようですが、返事が酷すぎますね。それを公表したのは、流石ドゥテルテさ んで すね。本音はやはり中国を嫌っているのじゃないでしょうか。
 
  いずれにしても、こんな脅しを世界は許して良いのでしょうか。というより、全く騒ぎにもなってないですね。
  こんなことを許しているから、益々付け上がるのでしょう。結局は、トランプさんの動きを待つしかないのかも。

  ここでも日本の覚悟が必要ですが、安倍さん何時まで匍匐前進で行くのですか。世界だけでなく国内でも待ちくたびれて 支持 者が離れて行きそうな気がします・

もう、腹を括りませんか!
2017 年 5 月 31日 (水) 第 6450回    種子法廃止は日本農業を滅ぼすのか?
  これは、日本を滅ぼすのじゃないかと思えるよ うな とんでもないことだと思い、5月10日、第 6429回の「 種子法廃止法案を可決」を、取り上げましたが、あれ以後も、日本のマスメディアはどこも騒ぎ立てることもな く静 かです。

  ところが、桜チャンネルが、【Front Japan 桜】と【討論】で、取り上げてくれました。

 私が思っていた以上に大変な問題のようです。安倍政権や自民党は、一体何を考えているのでしょうか。余りにも勉強不足 なの か、それともアメリカの圧力なのか。
 と言うか、どれ程の圧力があろうとも絶対に守るべきことが分かってないのでしょう。やはり、日本の政治の劣化は極限ま で来 ているようです。

  この動画は、日本人皆に見てもらいたいものです。



   政治家の劣化に、愕然とさせられます。公の為に働こうなんて政治家は、本の一握りなのでしょう。これも、所詮は、 国民 のレベルです。
  せめて、青山さんのような政治家が増えることを願うしかなさそうです。

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