団塊の世代の部屋(32)

 

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200231日金曜日  第904話  消費能力

 政府が総合デフレ対策を決定した。良くは分かりませんが、どうも、またしても金融機関に公的資金をつぎ込んでも救済するということのようです。
 昨日のダイエー救済策といい、遂に不況に負けて構造改革の先送りを決めたのでしょう。結局は、元の木阿弥で、何の問題解決もせずに破滅に向かって突き進むことにならなければ良いのですが・・・。
 尤も、これは、ここまで構造改革を先送りにしたことによって、デフレが進んでしまってどうにもならなくなった結果だと思います。構造改革にはスピードが大事だということです。
 多分これで、日本の国は立ち直るチャンスを失うことになるのでしょう。何かが、そして、どこか根本が間違っている。そう思えて仕様がありません。

 トッテンさんがそんな根本を考えさせることを「No.512 大失業時代」に書いています。

 ・・・略

 消費者が消費をするためには所得が必要であり、ほとんどの消費者の所得は労働による就労所得であることから、企業が人件費削減のために機械化すればするほど、消費者から消費能力を奪うことになります。したがって、機械化がデフレをもたらし、それによって事業がうまくいかなくなるのです。機械化によって失われた所得に代わるものを消費者である国民に提供する方法を見つけない限り、デフレを解決することはできないでしょう。・・・以下略

 まさに今の日本のリストラによる人員整理の矛盾を見事に現しています。消費社会を創出して発展してきた社会が、その根本である消費者から消費能力を奪ってしまったなんて、何とも皮肉で面白いですね。残念ながら、我が家はもろにその渦中です。
 それにしても、無理して創ったものは、やはりどこかで破綻するということなのでしょう。もう一度、人間にとって何が大事なのか考え直すときが来ているのかもしれません。金に振り回される人生はもう沢山。

もっと他の生き方がありそう!

200232日土曜日  第905話  不正表示

 雪印食品や第888話で取り上げた高松市の食肉加工販売会社「カワイ」に次いで、今度は、

 食肉卸業界3位の「スターゼン」(鶉橋(うずらはし)誠一社長、本社・東京都港区)が、国産の牛と豚の産地や品種を偽って表示していたことが27日、九州農政局のJAS(日本農林規格)法に基づく立ち入り検査で分かった。(Yahoo!newsより)

 もう一つ、

 大阪市の松阪肉料理専門店「昭和路」(辻慎二郎社長)が「松阪牛」と表示して店頭販売していた牛肉が、実際には近江牛など別の和牛だったことが28日、大阪府の立ち入り検査で明らかになった。辻社長は府に対し、5年ほど前から原産地を偽っていたことを認めた。 (時事通信)(Yahoo!newsより)

 心配していた通り、どんどん不正が表に現れてきています。まだまだ、こんなものでは終わらないだろうし、この業界全体が不正を行っていると考える方が自然なのかもしれません。しかしながら、こうした不正がまかり通るのは、本物かどうか見分ける力もないのにブランドを有難がる消費者にも責任の一端はありそうに思えます。
 それにしても、どの業界でも、日本の企業の実態なんて大抵はこんなものなのかもしれませんね。全てが、儲けるため、その為には何をやっても良い。儲けたもん勝ちの世界です。そうやって大きくなった会社が、大会社でございと大きな顔をしている。しかし、一皮むけば、その中身は古い自分だけが良ければの体質を未だに引きずっているということだと思います。
 何かと言えば、「顧客満足」などと言っていますが、そこには、顧客という視点は抜けていることは間違いないようです。全ては、見せ掛けのポーズでしかない。

 この金が全ての風潮が、今の日本の閉塞感の元凶と言っても過言ではないでしょう。その上、政・官も全く同じと言うか、もっと酷いのですから、この国が良くなる訳はないですね。

いよいよ、破滅に向かって邁進!

200233日日曜日  第906話  裏会計

 第189話第198話で取り上げ、今年犯人の判決が出た、新潟の女性監禁事件で事件発覚のときに雪見酒マージャンをやっていた警察幹部を覚えていますでしょうか。
 あの無責任ぶりに誰もが怒りを感じたはずです。あれからも警察の不祥事は後を絶ちません。
 今日のサイト巡りで
「論壇」目安箱3月1日でその2人に関するものを目にしました。余りにも呆れる内容だったので、取り上げたいと思います。これが本当だったら、国民を馬鹿にしているとしか言いようがありません。
 それは、当時関東管区警察局長・中田好昭、新潟県警本部長・小林幸二の2人です。2人は、退職金を辞退したのだそうです。ところが・・・、

・・・略

 ところが、確かに国から支給される正規の退職金は支払われなかったのだが、御両人には警察庁の裏会計から本来貰えるはずだった退職金と同額の金が、ちゃっかり支払われていたのである。・・・以下略

 しかも、裏金であるから税金がかからず却って税金分だけ得をしたというのです。しかし、本当ですかね。まぁ、腐りきった官僚組織から見て、きっと、本当でしょうね。
 この間の、
第883話で触れた農水省の熊沢英昭・前次官の9000万円弱の退職金と天下り就職の件といい、官僚の傍若無人ぶりは酷すぎます。どこまで国民をコケにしたら気が済むのでしょう。
 毎日のように報じられる民間企業のリストラによる人員整理や今日(3日)の佐藤工業の倒産などと比べてその役人天国振りは一体何なんでしょう。リストラどころか税金使い放題。そろそろ、国民も立ち上がる時が来ているのじゃないでしょうか。

海外なら、とっくにクーデター!

200234日月曜日  第907話  佐藤琢磨

 第753話で取り上げたF1の佐藤琢磨さん、いよいよ今日(3日)が初戦でした。久し振りにわくわくしながらテレビを見ました。スタート直後の事故で最後尾のスタートだった佐藤選手があっというまに7位。直ぐに5位まで上がりましたが、マシントラブルでリタイア。あっという間に終わってしまいました。面白い展開で期待したのですが残念でした。
 その後は、コマーシャルばかりが目に立ったのでテレビを消してしまいました。結果くらいは見ようと思っていたのですが、そのまま居眠りして気が付いたら終わっていました。

 それにしても、私も、佐藤選手しか興味が無いのが丸わかりのミーハーですが、今日のフジテレビの放送も酷かったですね、F1なんか見たこともないようなタレントのゲストを沢山呼んで、F1に興味の無い素人のフアンをひき付けようとしたのが見え見えでした。
 これこそ、所謂、ワイドショー化というのでしょう。小泉さんや真紀子さんブームと同じように主婦層を取り込もうとしたのでしょうか。
 そういう私も、佐藤選手がリタイアすると直ぐに寝てしまったのですから、大きなことは言えません。しかし、イチロー選手もそうですが、実力で世界に飛び出していった若者をワイドショーの乗りで取り上げるのは辞めて欲しいですね。その力を、じっくりと楽しみたいものです。何といっても本物は見ていて楽しい。

今年の楽しみはイチローと琢磨!

200235日火曜日  第908話  肉骨粉

 第883話第906話で触れた農水省の熊沢英昭・前次官が畜産局長当時(96年)に行われた肉骨粉の輸入に関する対応を3日の「サンデープロジェクト」が取り上げていました。

 それによると、96年3月にイギリスで狂牛病の人への感染が明らかになった為に農水省は4月16日に肉骨粉の使用自粛を行政指導した。この発覚から行政指導の開始までの間、一ヶ月の余裕があった。
 ところが、その一ヶ月の間に通常の月の倍に当たる42トンの肉骨粉が輸入されていた。そして、メーカーはこの一ヶ月の間に在庫処分を終え、出荷も終わっていたそうです。その頃合を見て、4月16日に行政指導が行われたということです。
 つまり、3月の時点で農水省からメーカーに行政指導の開始と、出荷済みのものは回収しないとの情報が知らされていたのである。だから、行政指導が行われたときにはメーカーは全ての処理が終わっており大きな損害を出さずにすんだということです。
 そして極め付きは、今までに出た3頭の狂牛病は全て、この一ヶ月の間に生まれていたということです。

 こんなことをやっているんですね。腹が立つというより呆れる他ありません。こんなことをやってた時の責任者が堂々と退職金を貰って、尚且つ牛肉業界に天下りしようとしていたというのですから、人間とは思えないですね。
 しかし、日本の官僚というのはここまで腐ってしまっているのですね。こんな人達が日本の国を牛耳っているのですから、この国が良くなる訳はないですね。一体こんな官僚がどれだけいることやら、考えるだけで恐ろしいものがあります。多分、上の方は殆どそうなんでしょうね。そうした人だから上にあがれたのでしょう。

どこまで狂っているのか!

200236日水曜日  第909話  非常用の人材

 第852話でも取り上げましたが、安易なリストラに走った企業には未来は無いという私の考えは間違ってはいないと思います。というのも、リストラで残った人達も、又あるかもしれないと疑心暗鬼になり、上の顔色を窺うことに汲々として、本来の力を発揮することがなくなるからです。しかし、まさに、リストラにあった今の私が言うのでは負け惜しみにしか聞こえないかもしれませんね。
 それにしても、政・官・財のえらいさん達の腐敗と不甲斐なさはとどまるところを知りませんね。右へならえの人員削減ばかりやってて本当に大丈夫なんでしょうか。

 5日の読売新聞のコラム「潮音風声」に眉村 卓さんという作家が、そんな右へならへのリストラの風潮に警鐘を鳴らすような面白いことを書いていました。

・・・略

 何年か前に、創業者がどうも有能とは思えぬ社員たちを温存していたのを、二代目の若社長が片っ端から整理した結果、会社は激変の時期に倒産した−−という話を聞いた。創業者は、ふだん目に立たないけれども非常用の人材としてかれらを置いていたのに、それがいなくなったというわけである。・・・中略
 事実かどうか知らないがダイエットし過ぎるといざというときはもろいと聞いた。
 また、いじり回すと大物は育たないとの説もある。・・・以下略

 これですね、これが言いたかったのですが、流石作家の方はうまく書きますね。人間もダイエットし過ぎて脂肪が少ない人は適度な脂肪がある人より寿命が短いという統計もでているそうです。一見、無駄に見えても実は見えないところで役に立っているということでしょう。
 何事も余裕が無くなるとギスギスして良くない証拠です。人員を削減して残った人にサービス残業を強いるような企業が伸びるわけありません。それよりも、
第880話でも取り上げた「雇用創出型」のワークシェアリングで無駄な残業の無い経営でもやってもらいたいものです。

それにしても今の日本はリーダー不在が酷い!

200237日木曜日  第910話  燃料電池

 初めてデジタルカメラを知ったのは1996年始めに兄が買ったカシオのQV10を見せられたときでした。最初はそれが何だかわかりませんでしたし、どう使うものかも解りませんでした。しかしながら、知らないうちに世の中はこんなに進んでいるんだと衝撃を受けたものです。
 その影響もあって、初めてパソコンを買った3日後に
QV10を買っていました。これで、合成写真を作ったりして企画書を作ったのがパソコンにのめり込むきっかけの一つになったと思います。
 あの頃は、24万画素のデジカメも殆ど持っている人もいなくて企画書もインパクトがありました。お陰で結構実績も上げさせてもらったものです。そのご、
QV10の画面のゆがみの為にQV100(35万画素)を購入しました。
 それからのデジカメの進歩は夢のようです。今や35万画素はおもちゃの世界です。しかし、このカシオの
QV10が無ければ今のデジカメの発展は無かったことは誰もが認めるところでしょう。それだけに、私は兄の先見性を未だに自慢に思っています。

 そんなカシオが、またまた、驚かすものを開発したようです。それは、小型高性能燃料電池です。アルコールから水素をとりだして電気を取り出すのだそうです。
 重量は従来の電池の半分で、4倍の寿命があるとのこと。ノートパソコンで20時間持つそうです。
 これは面白くなりそうです。今までのノートパソコンの弱点はなんと言ってもその電池の持ち時間だったと思います。20時間だったら、一日中、安心して使えるはずです。これは、いよいよモバイルの時代が来るかもしれません。そして、デジカメのときと同じように、メーカーの競争によりその持ち時間はどんどん延びることになりそうです。
 私は、今のところ、コストと性能からデスクトップしか使っていませんが、こうなるとノートも気になります。

いよいよ本当にノートの時代が来るか!

200238日金曜日  第911話  サービス残業

 予算案が6日夜の衆院本会議で可決されたそうです。しかし、国会って何で夜にやるんでしょう。
 酷いときには徹夜でやってるときもありました。昼間でも居眠りしている議員が多いのに夜なんかにやってまともに頭が働いているんでしょうか。ただでさえ年寄りが多いのにどう考えてもまともな仕事が出来るとは思えません。尤も、何時も夜の宴会で鍛えているとの噂もありますが・・・。
 
第551話でも取り上げましたが日本人ってどうしてあんなに夜働くのが好きなんでしょうか。企業も、サービス残業が当たり前のようです。きっと、皆、昼間はどこかでサボっているんでしょうね。そうでなければ体力が持つはずがないと思うのですが・・・。
 何で、就業時間に目一杯働いて、定時に止めないのでしょう。その方が、どれだけ中身のある仕事が出来るかわからないと思います。それは、やはり、遅くまで居残っていれば仕事をしていると評価する経営者や管理職の責任が一番大きいのだと思います。それにしても、それを唯々諾々と受け入れる風潮こそが日本人の悪いところだと思います。
 こんな風潮を止める為にも、率先すべき議員さん達がこんなことをやっているから、日本の馬鹿な習慣が何時までたっても改められないのでしょう。

 ところが、7日の日本経済新聞に、思わぬ人が、同じ意見を言ってたことが載っていました。

 怠けてる奴が夜やる

 「(20002年度予算案の衆院本会議での採決を)何で夜中にやるんだろうなあ。普段なまけて遊んでいるやつが夜中にやるんだよ。朝から毎日一生懸命やっていりゃいいんだよ。夜は寝るときですよ」(自由党の小沢一郎党首が6日の記者会見で)

 その通りですね。やっぱり、そう思ってる人もいたんですね。それにしても、こういう考えを小沢さんが持っているとは驚きました。こういう人がトップに立つと日本も少しは変わるのかもしれません。
 しかし、小沢さんは常に言ってることは、正論で納得させられるのですが、人気がないんですね、どうしてなんでしょう。顔つきと、自民党時代の実績の所為なのでしょうか、真紀子さんと正反対の現象ですね。
 小沢さんが、本当に主張通りの政治を実践するのであれば、一番、構造改革の可能性があると思われるのですが、実現しそうもありません。皆、疑心暗鬼なんでしょうね。

上手く行かないものです!

200239日土曜日  第912話  自己診断

 正式の退社は31日ですが、有給休暇の消化に入るのでいよいよ今日(8日)で今の会社とお別れです。これで仕事をしなくて良いのなら最高なのですが、残念ながらそれが許される財政状況にありません。
 せめて、大好きなパソコンに係わる仕事でもやれればと思い、何件か当たってみましたが、面接さえしてもらえないのが現状です。世間はやはり若者を選びます。尤も、こちらが中途半端な技術しか持っていないのも原因でしょうが。
 
第874話でも触れたように、趣味のパソコンではプロの世界には通用しないのが現実です。それでも諦めきれずに、少しでも実力をつけようと図書館通いでSOHOに関する本なども何冊か読みました。明日からの有り余る時間を利用して少しでも勉強しようとパソコンソフト関係の本も何冊か借りてきました。金を使わずに図書館で借りてくるところがせこいですが・・・。

 8日の読売新聞のコラム「家庭とくらし」に、そんな私の心を見透かすかのような記事がありました。

 厚生省の外郭団体「21世紀職業財団」がパソコンの知識や技能をテストできる”自己診断プログラム”を開発して、インターネットで公開し始めたと言うのです。

 出勤前に、チョッとやって見ました。時間が足りなくて全部は出来ませんでしたが、やっぱり、基礎が出来ていないのが良く分かりました。ハードに関しては問題無いのですが、ソフトに関してはまだまだのようです。それでも、これで弱点もわかりました。
 折角時間が出来たので、この機会に少しでもスキルアップしたいと思ってます。諦めずに前に進んでいれば何とかなるでしょう。

 3月4日の日本経済新聞のコラム「ワーキングウーマンへ」で福沢 恵子(ジャーナリスト)さんが書いた「実際にたどり着けるかどうか分からない目標であっても、行動を起こす事で焦りやいらだちはいずれ希望に変わっていく。」という言葉を信じて・・・。

希望を持って!

2002310日日曜日  第913話  理想の企業

 基本的に仕事なんかしたくない私の理想とする会社は、楽しく仕事が出来ることです。しかしながら、仕事をせずに食っていけるだけの境遇にないので、食っていくためにどうしても仕事をしなければなりません。そして、何度か転職も経験してきましたが、その中で自分なりに目指してきたことは、やるからには楽しくやりたいということでした。と思う私は単なる怠け者かもしれませんが、貴重な人生をいやいや仕事をするなんてもったいなくて我慢なりません。
 楽しくやると言うと、どうしても楽をすると言うことに繋がりそうですが、楽しくすると楽にするは大きな違いがあると思います。確かに、無駄な仕事は出来るだけ楽に出来ることを工夫する必要があります。しかし、ここという時の頑張りは苦しいものです。その苦しみも楽しむ心があれば乗り切れるのじゃないでしょうか。そして、そうして成し遂げた仕事が大きな喜びを与えてくれます。
 ところが、どちらかと言えば仕事は苦しいもの、嫌なもので、出来れば口先三寸で楽をしたいと思う人が多いようです。今の日本の企業が閉塞感に囚われているのはそうした人達が社内営業で経営陣になっているからじゃないでしょうか。
 ですから、社内には不満が蔓延して活気もなくなり、仕事も面白くなくなるという悪循環になっているような気がします。
 甘いかもしれませんが、どこかに楽しく一生懸命しごとの出来る企業があっても良いものだと思うのです。自分が企業を起こすことが出来るのなら従業員が心から楽しく仕事が出来る会社にしたいと何時も思ってしまうのです。

 そんな企業かも知れないと思えるのがトッテンさんの経営するアシストです。そんなトッテンさんHPに経営に対する考えが述べられています。それは、今の日本の企業の考え方とは全く正反対ともいえるものです。つまり、従業員に対する考え方の違いです。従業員を利益を得るための単なる労働力と考えるか、人間として、その幸せを考えるかの違いだと思います。この考え方こそ、私が理想と考えるものです。流石、トッテンさんです。
 ところが、その中に、私の想像も付かない考えがありました。

 No.513 「IT社会でなすべきこと:企業として、個人として」に関するご意見と私のコメント(1)

  ・・・略

 「労働によって賃金を得る」という制度を変える必要があるのです。そのためにも、人々が働かなくても快適な生活ができるだけの所得を得られるような社会にする必要があります。そうすれば、もっと多くの所得を得たい人、そして購買力を増やしたい人は働けばいいし、お金に換えられないものを追求したい人はそれを追求すればよくなります。しかし、このためには税制として高額所得や富を持つ人への累進課税が必要です。・・・以下略

 どうです、これは凄いですね。こんな社会、良いですね。世界がこうなればこれこそ理想と言えるような気がします。こんな世界が出来れば、今の世界中の紛争も無くなると思います。しかし、ここまで考えている人はいないでしょうね。ここまで考えることが出来る人だからこそ、従業員を大事にする経営が出来るのでしょう。トッテンさんの会社で働いてみたかったです。

やっぱり、トップ次第!

2002311日月曜日  第914話  

 「政治には金が要る」というと誰もが納得する。そして、全ての議論がそれを認めたうえで行われる。しかし、本当にそうなんでしょうか。どうも、ここがおかしいとは思いませんか。
 派閥を維持するのにも金が要る。だから派閥の領袖は金を集める力が必要であるという理論がまかり通っている。その根本は、選挙に金が要るということのようです。つまりは、選挙に当選しようとすると金が要る。そして、どんなに金を使っても当選したい候補者。おまけに、その政治家を利用しようとする人達がいなくならない限りこの問題はなくならないということです。
 人の心を金で買おうとするから金が必要になるのであって、その前提を崩さない限り今の日本の問題は解決されることは無いのじゃないでしょうか。

 鈴木宗男議員や加藤紘一議員の問題もすべてここに原因があると言っても過言ではないでしょう。
 政治化には、
第378話で取り上げた、「政治家は何のための職業か自分は何のために政治家になったのか」をもう一度考えてもらいたい。そして、石橋湛山という素晴らしい人がいたことを思い出して欲しい。
 そして、有権者である我々国民は
第27話第116話第192話第193話などで取り上げた「たかり根性」を捨てることが必要である。言うは易く行なうは難しの典型ですが、目指すところはここしかないと思います。そうでない限りは、第466話の鈴木宗男議員のような国民をないがしろにした行為がなくならないでしょう。
 人間、金に縛られたら終わりです。必要最低限で良いじゃないですか。そんな気持ちになれないものか・・・。

皆が欲を捨てられるか!

2002312日火曜日  第915話  証人喚問

 会社を辞めて(笑)まで、満を持して待っていた鈴木宗男議員の証人喚問。初めて最初(AM:9時)から最後(AM:11時)まで見ることが出来ました。
 津島委員長が最初に間の抜けたような総括的質問をして、その後、与党自民党から順次各党が質問に立ちました。自民党、公明党は当然おざなりと思えてしまいましたが、野党も迫力ないことおびただしい。あの真紀子さんを病人扱いした達増議員なんて、あのいやらしさは微塵も見えませんでした。
 朝早く起きていたこともあり、大半は居眠りしてしまいました。何のために会社を辞めたのか、全く意味がありませんでした。

 「北方領土は返還されても何の役にも立たない」との発言を記録した外務省の機密文書を持ち出した民主党の質問だけが唯一興味を引きましたが、それも追求は中途半端でした。
 それにしても、10分づつしかない野党の質問時間の短さは馬鹿にしています。あんな時間では、突っ込んだ質問が出来ないのもしょうがない面はあるでしょう。のらりくらりの答弁で直ぐに時間がなくなってしまってました。
 しかし、流石に宗男さんは、役者ですね。反省をしているなどと神妙なところを見せながら、とぼけていました。本当に罪の意識が無いのかもしれません。きっと、並みの神経じゃないんでしょうね。それでも、最後の社民党辻元議員の嘘つき発言に思わず声を荒げて反論していたのが、唯一、恫喝の本性を現したというところでしょう。
 こんな茶番のような証人喚問を見せられて、納得している国民はほとんどいないのじゃないでしょうか。これで、何も無く終わるようだったら自民党もいよいよ終わりということでしょう。

どうするのかな小泉さん!

2002313日水曜日  第916話  拉致事件

 11日の夕方、NHK宗男さんの証人喚問ニュースの後に突然「邦人女性北朝鮮に拉致」と始まりました。
 「うわー又、大変なことが起こった」と見ていると、有本恵子さんのこの事件はどこかで見たことがあります。そうです、他局(どこだったか忘れました。)で以前から何度も取り上げられていた事件でした。何と、今まで、警察庁が認定していなかったのだそうです。あれだけ放送されていたので、まさか認定もされていないとは思ってもいませんでした。今回、よど号事件のメンバーの元妻の供述からやっと断定したということのようです。

 それにしても、なんともふざけた話だと思いませんか。ご両親は14年前(88年)から国や政治家などに訴えてきたのに相手にされなかったのだそうです。
 国家間で、証拠もないのに騒ぎ立てることが問題があるのかもしれませんが、是ほど国民を守ろうとしない国は珍しいのじゃないでしょうか。
 新潟の横田めぐみさんを含めて拉致された人を取り返す交渉に及び腰の国の姿勢はどう考えても納得がいかない。こんなことじゃ、自分の身内に何が起こっても国は何の頼りにならない、自分の身は自分で守るしかないということのようです。
 これが、何時もの身内大事の政治家や警察などの身内ならどんな動きをするのでしょうか。北朝鮮もどうせやるならそんな人達を拉致すれば良いのに。尤も、彼らもそんな危険なことはしないのでしょうが。
 それにしても、これも宗男さんとつるんで悪いことばかりやってる外務省の管轄じゃないのでしょうか。全く、腹が立ちます。

 しかし、今回のNHKの報道の仕方はおかしいですね、まるで、今、起こった事件のような放送でした。初めて見た人には、14年間も国が放置していたことは分からなかったでしょう。やっぱり、お国に遠慮しているのでしょうか。それとも、意識して隠しているのか。なんだか後味の悪いニュースでした。12日の読売新聞は、その背景も書いていましたので全てのメディアが隠しているというのでもなさそうで、その点は安心しました。

偏った、ニュースは怖い!

2002314日木曜日  第917話  ムラ社会の崩壊

  私自体がいい加減な人間なので、人のことは余り言えないのですが、近頃気になる言葉遣いが増えていることはまちがいなさそうです。私が一番不思議に感じる言葉にコンビニなどで支払いのときに「○○円からお預かりします」などと言われることです。あの「から」って何でしょうね。「○○円お預かりします」で良いじゃないですか。何で「から、がいるのだろう?」と何時も違和感を感じています。そう思って注意していると殆どのお店でも「から」を使っているようです。使わない方が肩身が狭いのかもしれません。

 3月11日読売新聞コラム「編集委員が読む」にもそんな不思議な表現が取り上げられていました。

 例えば、「コーヒーの方いつお持ちしますか」です。この「方」は、「から」にも通じますね。「コーヒー、いつお持ちしましょうか」で良いじゃないですか。

 それから、「語尾上げ」といって、 話の途中で言葉の語尾を上げ、相手に尋ねるように間を取る話し方。

 そして、「じゃないですか」。 これも、結構気になります。つい「そんなこと知りまへんがな」と答えたくなります。

 それらを取り上げた後、に面白い考えを述べていました。

 ・・・略

 語尾上げや「じゃないですか」が流行する背景について、NHK放送文化研究所の堀田雄大さんは日本社会の構造変化があるとみる。「ムラ社会」が崩壊し、個人個人の常識に共通性がなくなり、相手にどの程度の情報があるかを探りを入れながら話さざるを得ないことが反映しているのではないか、というのである。・・・以下略

  成る程、そんな考え方もあるのですね。それにしても、この「ムラ社会」の崩壊というのは望むところなのですが、言葉に影響してくるとは思いませんでした。

 これは、やはり教育の問題かもしれません。私達団塊の世代も、本当の言葉遣いはそれ程真剣に教わらなかったような気がします。それだけに、本当に正しい言葉遣いができているかと言われるともう一つ自信がないところがあります。戦後の長い間に、そんな自信の無さがこうした言葉の乱れをもたらしてきたのでしょう。

 最後に、「願わくば」は「願わくは」が正解なのだそうです。お恥ずかしいですがこれも知りませんでした。

やっぱり、人のことは言えないです!

2002315日金曜日  第918話  ノンフロン

 フロンがオゾン層を破壊するということで、冷蔵庫やクーラーなどで代替フロンが採用されたり、回収システムが出来たりしました。つい先日も大阪で回収のタンクが一杯になって足らなくなったので、タンクのフロンを放出したなんてとんでもない事件が起きていました。今は、宗男さんや狂牛病など事件が多すぎて余り騒がれなかったようですが、何もないときだったらマスコミが大騒ぎしていたことでしょう。

 ところが、そのフロンに関して、リンクして頂いている、市民のための環境学ガイド皆さん、ノンフロン冷蔵庫を買わないで 03.10.2002と題して面白いことを書いていました。

 それによると、今年の1月に東芝と松下がノンフロンの冷蔵庫を発売したが、環境に対する意識の高さで、予想以上に販売台数が上がっているそうです。
 ところが、このノンフロンが曲者で、イソブタンといって爆発性があるのだそうです。そして、フロンに関しては、上記のようなふざけた事件もありますが、回収のシステムが出来ているので却って代替を使うより安全なのだそうです。そこで、ノンフロン冷蔵庫を買わないで欲しいと言うことのようです。

 面白いですね。回収システムが出来たら使った方が良いという発想は完全に常識の逆を突かれた思いです。
 世の中、何が正しいのか分からないものなんですね。ついこの間までは、フロンは目の仇にされていたというのに、こんなことになっていようとは・・・。 こんなこと、マスコミも全く取り上げないので、殆どの人は知らないのじゃないでしょうか。フロンといえば非常に安定していて毒性も無く、冷媒や洗浄、発泡スチロールにと便利に使われていたのですから、回収システムをきちんとして、もう一度使うというのも考えられても良いのじゃないでしょうか。
 もう一度、見直したら、こんな例はもっとあるのかもしれない。

先入観は怖いですね!

2002316日土曜日  第919話  離党

 なんだかあっけなかった宗男さん。こんなに早く離党するとは、裏取引があったのでしょうか。自民党と外務省を道連れにして辞職してくれることを願っていたのですが、最も、面白くない結果になってしまいました。
 これで、密かに胸をなでおろしている奴が沢山いることでしょう。特に、外務省がほくそえんでいるのが見えるようです。なんたって、あの真紀子さんに使ったと同じリークの嵐でしたから・・・。本当に腐った奴らです。
 しかし、一体、誰の説得があったのか、このままで終わったのでは折角の政治改革のチャンスが遠のいてしまいます。野党もこれで終わらせてしまうようじゃ余りにも不甲斐ない。その上、加藤紘一さんもどうやら離党しそうです。こんな事でうやむやにさせてしまっては、結局は、トカゲの尻尾切りで終わることになってしまいます。

 話は、チョッとずれますが、鳩山さんのあの声何とかならないものでしょうか、迫力のないことおびただしい。ここぞ攻め時という時に、あの声でコメントされるとそれだけで力が抜けてしまいます。別に鳩山さん本人が悪いのじゃないですが、言ってることは良くてもその声で大きく損をしていると思います。リーダーは声も影響するんですね。あれじゃ、残念ながらこのチャンスを活かすことは出来そうも無い。

 それにしても、宗男さんの涙は驚かされました。この間の証人喚問の時にも、前半は、おとなしくしていましたが、もっと、ふてぶてしく図太い方が彼には似合うし、最後まで悪人らしく振舞って欲しかったものです。さすが役者と言うべきでしょうか。
 しかし、真紀子さんの涙へのコメントで顰蹙を買った小泉さんは、今度の宗男さんの涙に何とコメントするのでしょうか、楽しみです。

それとも今度は逃げるか!

2002317日日曜日  第920話  ニンベン

 それにしても、毎日毎日嫌なニュースばかり続きます。本当に、この国はどうなったのでしょう。そして一体どこへ行くのでしょう。
 と心配するようなことを書いていますが、真剣に考えていたら腹立たしさのあまり、気が狂ってしまいます。「どうせ、どうにもなりゃしない」と殆ど諦めきっているから却って耐えられるのかもしれません。
 いつからこの国はこんなにおかしくなったのでしょう。トッテンさん曰く、「
80年代に戦後の教育を受けた人達が社会の中枢を担うようになってから」と言うのは間違いなさそうです。

 15日の毎日新聞コラム「余禄」にも同じような考えが見られます。

 ・・・略

 旋盤工で作家の小関智弘さんは幼少のころ、自動車整備工場の看板に自働車と書いてあったことを記憶している。人力車の車夫は俥夫と呼ばれた。町工場の見習工になった小関さんは、先輩から「機械にニンベンをつけて仕事をするんだよ」と教えられた。

 ところが戦後、「人間をマイナス要因として日本のものづくりは築かれた。人間は失敗しやすい、不平を言う、ムラがある。だからなるべく人間を排除する回路を職場に張りめぐらせた」(「草思」1月号)。この小関さんのエッセーの題は「ニンベンを失う」。いま日本はニンベンを捨てて困り切っている。

 考えさせられる言葉ですね。何のために機械化を促進したのか、全てが儲けの為であって、本来の人間の苦労を少しでも手助けするという優しさをどこかに置き忘れてしまったのかもしれません。
 ただでさえ苦しい仕事を少しでも楽にすることは絶対に必要なはずです。そして、それによって節約できた時間を自分のための時間として自由に使うことこそ機械化や
OA化の目的であるべきだと思います。
 そこに、どこで勘違いしたか、利益第一主義が入り込んでしまったのが全ての間違いだと思います。と言うより、利益を上げることが第一目標であって、その為には手段は選ばないというのが本当のようです。
 そして、その究極が、額に汗して働くことはさげすまれ、バブルに代表される投機やデリバリなど金が金を産むことを計る者が優秀であるとされたのじゃないでしょうか。

 その、風潮の行き着くところが、鈴木宗男さんや加藤紘一さんに象徴される今回の政・官・財の癒着による金集めのような気がします。皆が欲ぼけになってしまったと言うことでしょう。人間はどこに行ってしまったのか。

政治にこそニンベンが必要なのかもしれません!

2002318日月曜日  第921話  上位30

 中国など発展途上国への工場移転による製造原価の削減で競争相手に打ち勝つ。今までは、当然のこととして受け入れられていました。しかし、これは、自分さえ良ければの考えでしかなかったと言うことかもしれません。
 今の日本と中国の貿易問題は、ニクソンさんがの頃の日米繊維問題と全く同じ状況です。その後の、家電製品、自動車と日本の輸出構成でアメリカの業界が今の日本の企業と同じように衰退していったことも全く同じ状況です。
 そして、本田を筆頭にアメリカに現地生産を始めて初めて貿易問題が下火になった。今それと同じことが中国と日本で、逆の立場として起こっていることは誰もが認めるところでしょう。
 要するに、アメリカに甘えてダンピングなど無茶な輸出攻勢をかけて成長してきた付けが回ってきていると言うことでしょう。同じことを中国にやられていると言うことだと思います。

 こうした現象は国が発展していくためには仕方ないことで必要悪だと思っていましたが、トッテンさんはそうじゃないと言っています。

 トッテンさんNo.514 「IT社会でなすべきこと:企業として、個人として」 に関するご意見と私のコメント()

 ・・・略

 日本は、必須なものの輸入代金を稼ぐために輸出しているのだと一般に考えられていますが、実際には日本の大企業の過剰な輸出に他の国(主に米国)が苛立たないようにするために、必要ないもの、あるいは日本に害となるものを輸入しているのです。確かに数十年前の日本は必要な資源を輸入するために輸出をする必要がありました。

 しかし今日、日本の輸入の60%は日本に不必要な、役に立たないものであり、上位30社の輸出企業が過剰な輸出ができるよう他の国をなだめるためのものなのです。・・・以下略

 この上位30社の為に、日本が今、苦境に陥っているということだと思います。これは、結構真実を突いているように思います。これは第869話でもトッテンさんが言ってるように自分さえ儲ければの考えが根底にあるようです。
 例えば、確かに、トヨタは今年の利益が一兆円を突破しそうだと言われる世界でも有数の企業になりました。日本人として誇りに思うところもあります。しかし、よく考えるとあの私の嫌いな
QC活動やかんばん方式など、乾いた雑巾を絞るような合理化を進め、下請けや従業員に犠牲を強いてきた結果でもあると思います。
 そして、世界を相手に発展したが、その為に貿易摩擦を起こし、日本バッシングが起こり日本の市場を明け渡すことの原因になったことは明らかです。極端なことを言えば、トヨタの繁栄の為に日本中が犠牲になったと言えなくも無いのです。そして、最終的には相手国に工場を建てることになってしまった。その上、世界中の企業が競ってそのトヨタ方式を取り入れることにより競争がエスカレートしていった。

 要するに、真面目に頑張りすぎて余裕が無くなってしまったと言うことだと思います。人を大事にする考えでなく利益第一で進んだことが昨日も言ったように、人間に自分の時間をもたらすことなく仕事に追い詰められることになってしまったように思います。
 トヨタを代表する企業のくそ真面目さが却って裏目に出たと言うことでしょう。もっと、のんびりと楽しくやってりゃ良かったというのは言いすぎでしょうか。努力の果てがこれじゃ悲しすぎます。

もう少しのんびりやりたい!

2002319日火曜日  第922話  

 高松の桜の開花が18日に宣言されました。観測史上一番早いそうです。桜といえば、花見です。
 桜の花は大好きなのですが
酒嫌いの私にとって花見の宴会は余りうれしくないものの一つです。第436話でも書きましたが、美味しいとも思えない酒を無理やり飲まされる辛さは飲める人にはわからないでしょう。しかし、大抵の場合、断りきれずに飲むようになる人が殆どです。私のようにかたくなに拒んでいると変わり者、付き合いの悪い奴と言うことになり日本の社会では住みにくいものです。
 もう一つ困るのは、タバコは、今や健康に良いと思ってる人は殆どいないので、「吸いません」と堂々と言えるようになりましたが、酒に関しては百薬の長と言われ、「飲めません」と言ってもなかなか通らず、どうしても肩身が狭いのです。

 ところが、18日のNHKクローズアップ現代」で興味深い説が取り上げられていました。何と酒の弱い人が酒を飲み続けると癌になりやすいと言うのです。

 酒はアセトアルデヒドを分解する能力によって、飲める人と飲めない人とに分けられるということは最近は知られるようになって来ました。日本人は飲める人5:飲めない人1:余り飲めない人4の割合だそうです。飲めない人というのは奈良漬でも酔うということで全く飲めない体質です。これも最近は知られるようになって来ました。
 ところが余り飲めないが無理すれば飲めるという人が問題なのです。私もこの中にはいります。
 そして、この余り飲めない人が20〜30年一定量(日本酒3合、ビール中ビン3本・焼酎コップ半分など)飲み続けていると一般人の10〜15倍も食道癌や咽頭癌になる恐れがあるのだそうです。
 飲めない人も毎日飲み続けていると飲めるようになったと錯覚するが、実際はアセトアルデヒトが分解できないで、それが癌の原因になると言うことだそうです。

 東北北海道・高知・九州の一部などもともとの日本の土着民族が飲める人が多く、西日本地区に多い渡来人が飲めない人が多いとの分布図が紹介されていました。そして、面白いというか、興味深いのは、食道癌の多いのは飲める人が多いところの方が飲めないところより多いのだそうです。
 どう考えても逆のような気がするのですが、何故かというと、強い人が多いところでは飲む機会が多く、弱い人も付き合いで飲むことが多くなるからと言うことのようです。

 ここに、日本の酒飲み社会の問題点がもろに出ています。宴会の席での無理強いの悪癖がもたらす悲劇と言えるでしょう。
 日本社会で生きていくために最初は好きでもない酒を無理に飲むことにより、強くなったと喜んでいたら、そこに食道癌という落とし穴が待っていたなんて気の毒な話です。それも百薬の長と信じていたのに。
 しかし、こうした学説が知れ渡ることにより、馬鹿な酒席の無理強いが無くなれば、これも良いかなと思います。タバコと同じように「飲まない権利」が当然になる日が来て欲しいものです。

一日も早く!

2002320日水曜日  第923話  新幹線

 チョッと日が立ちましたが、15日は山陽新幹線が岡山までの開通してから丁度30周年だったそうです。
 そういえば、学生時代は京都から急行「鷲羽」で宇野まで4時間、それから連絡船に1時間乗って高松へ、予讃線に乗り換えて坂出まで1時間弱と6時間かかっていたことを思い出します。夏休み・正月・春休みの年3回帰省もその時間を考えるとヨイショがいったものです。
 それが、単身赴任のとき大阪から岡山まで新幹線。岡山からマリンライナーで瀬戸大橋を渡って2時間弱で坂出です。新幹線の恩恵をつくづく感じたものです。これが、
フリーゲージトレインで新幹線が四国に乗り込んでくるともっと早くなります。1時間半もあれば大阪まで行けそうです。

 それにしても、こんな便利な新幹線が日本中を縦・横断していないのは不思議でしょうがありません。そして、今や高速道路と供に公共事業削減の槍玉に上がっています。私も無闇な公共事業には当然反対ですが、新幹線だけはあっても良いと思います。
 しかしながら、本来なら、既に開通していて当然であって、出来ていないこと自体が、政治の怠慢だと思います。
 
第615話でも取り上げたような鈴木宗雄さんや加藤紘一さんに代表される政・官・財の税金泥棒がなければ、とっくに出来上がっていたのではないでしょうか。それだけでも、その後の経済効果は計り知れないものがあったと思われます。それを考えると、本当に腹立たしいものがあります。今からでも遅くない、新幹線くらいは鹿児島から北海道まで縦横に開通して欲しいものです。道路も必要ですが、取りあえずは新幹線。

これだけは今からでもやって欲しい!

2002321日木曜日  第924話  雑草

 5年早く突然やって来た「毎日が日曜日」ですが、残念ながら本当のハッピィリタイアメントじゃないので心から楽しむわけに行かないのが辛いところです。
 そう言いながらも、このところは毎日サイト巡りで一日中
PCの前で暮らしていました。しかし、久し振りに何気なく庭を見ると、暖冬異変の影響でしょうか芝生が雑草で覆われてしまっていました。マメ科の雑草でツルが伸びて芝が見えない状態です。まさかこんな次期にそれ程延びていると思っていなかったのが油断でした。

 仕方なく、重い腰を上げて草抜きに挑戦することにしましたが、半端じゃない伸び方のため全くはかどりません。やっぱり手抜きは駄目ですね。去年一年、殆ど手入れをしなかった付けが来たようです。いつもこうなってから後悔するのですが時既に遅しです。この雑草を退治するには根気良く毎日手で抜いていくしかなさそうです。
 それにしても、雑草って何でこんなに生命力があるんですかね。芝生を植えたのも本はと言えば余りにも雑草が酷いので芝生を植えれば防げるかと思ったのが最初でした。確かに、セイタカアワダチソウのような大きな雑草は生えなくなりましたが、それで済むほど甘くありませんでした。
 毎年、毎年これでもかと言うようにどこからとも無く生えてきます。それも不思議なことに、その年によってメインに生えてくるのは違った種類なのです。もちろん、
やタンポポなど地下茎のものは毎年生えてきます。その上に、毎年違った種類の雑草が生えてくるのです。それが今年はマメ科のものです。これも毎年生えてはいたのですが、今年はこれがメインです。萱やタンポポに劣らず根が深くやっかいなやつです。

 何とか楽をする方法がないかとサイト巡りをして見ましたが、どうやら芝生を本当に綺麗にしようとするととんでもなく手間がかかりそうです。とてもじゃないですがこんなに手間をかける訳にはいきません。本当のハッピィリタイアメントまで待たなければ無理でしょう。

 以前、ゴルフ場で使う農薬が問題になって使用禁止になりましたが、それは、芝生の雑草に良く効いたそうですが今はそんな良いものは無いそうです。残念です。ということでやっぱり雑草は手で抜くしかなさそうです。政・官・財の雑草も根気良く抜いていくしかないのかも・・・。

今年もどうなることやら!

2002322日金曜日  第925話  イタリア

 昨日も言いましたが、毎日サイト巡りで一日が終わる生活に、「ボチボチ考えなきゃいかんなぁ!」と反省しています。そこで、「今日はソフトの勉強でもするか」と考えながら新聞のテレビ欄をみていると、NHKで朝の8時半過ぎから「決定版・イタリア美術100選」なんてのがあるじゃないですか、思わずチャンネルを合わしてしまいました。
 昼の時間を挟んで午後の3時半過ぎまで延々6時間の番組でしたが、結局最後まで見てしまいました。折角の決心もイタリア美術の前に簡単に吹っ飛んでしまいました。

 しかし、古代ローマからルネッサンス、現代と圧倒的な美術品を見せられると、あっという間のようでした。それにしても、その余りにの量の多さに、6時間じゃ表面をなぞるだけだったように思えたのも仕方ないところでしょう。
 あの量を見せ付けられると、日本とは比べ物にならない蓄積を感じてしまいます。歴史の長さの差もありますが、石と木の文化の差もあるように思います。木はどうしても火に弱いので、長い蓄積もあっという間に灰になってしまう。
 それ以上に自分達の文化を誇りに思う気持ちが強いというのもありそうです。日本の場合は、明治の廃仏毀釈やお城の取り壊し、そして、海外への流出などによって本物が失われたのも大きそうです。

 その点、石は強いですね。中世の建物が未だに現役として使われているのを見ると、「こりゃ、かなわないなぁ」と思ってしまいます。
 以前、やはり
テレビで見たベネチアの上空からの屋根のオレンジ色を今回も見ることが出来ましたが、あの町並みのす晴らしは何度見ても圧倒されます。あれこそが伝統なんでしょうね。
 ゲストの中尾彬さんが画家志望の若いときベネチアで何ヶ月かを暮らしたとき屋根ばかりを書いていたといっていましたが、私もそうするだろうなぁと妙に共感してしまいました。それにしても、あのオレンジ色の屋根は瓦なのかレンガなのか・・・?

 建物の素晴らしさといたるところにある彫刻に絵画、本当に圧倒されます。イタリアのデザインが今でも世界をリードしているのも、子供の頃からこうした本物に囲まれて、実際に見たり触ったりして育ったのが大きいはずです。この差はそう簡単に埋まりそうも無いように思えます。

本物にはかなわない!

2002323日土曜日  第926話  女性議員

 真紀子さんは、海外メディアに小泉さんは嫉妬していると言って、またぞろマスコミを騒がせ、辻元清美さんは政策秘書の報酬ピンはねでたたかれています。
 日本のマスコミに愛想をつかして海外メディアだけのインタビューに答える真紀子さんのやり方はうまいやり方という人と気が狂ってるという人と賛否両論です。言ってることは筋が通っているのですが、実際はどちらなのか、私には想像もつきません。
 そして、辻元さんは、赤軍派と関係があり北朝鮮の擁護して、拉致問題より北朝鮮への援助の方が先と言っているそうです。そうでないことを願いたいが、どうやら、根拠の無い噂でもなさそう。これが命取りになりそうですね。

 将来は総理かと言われていた元気の良い女性議員二人がどちらもピンチである。折角、駄目な男に代わってこの国を何とかしてくれるかも知れないと期待していたのに残念です。
 それにしても、ベテランの議員は与党も野党も胡散臭そうなのばかりだし、チョッと元気の良い女性はこうやって足を引っ張られて力を発揮できない。若手は言うだけで実行力は無さそうだし、一体、日本の政治家は何を考えているのでしょうか。本当に危機感のないことおびただしい。日本って本当に危なそうですね。

 小泉さんは、本当に改革を諦めてしまったのでしょうか。それとも、起死回生の手を打つ気があるのか、全く分かりません。完全にお先真っ暗です。やっぱり、真紀子さんが本物であることを願うしかないのでしょうか。

どちらにしても、手遅れかも!

2002324日日曜日  第927話  岡本兄弟

 学生時代の下宿は4畳半で隣の部屋とはふすま一枚でした。隣の学生は京大生で何時も山登りをしているそうで殆ど姿を見たこともありませんでした。部屋が臭くてふすま越しに臭ってくるのがたまらなかったのを覚えています。そんなうえに、たまに帰ってきているときは「うるさいなぁ!」という感じで、話をすることも無く「やっぱり、京大生って変わっているな。」と毛嫌いしていたものです。だから顔を見れば分かるくらいで直接話をしたこともありませんでした。その頃から私も変わり者でしたけど・・・。

 卒業して、その下宿を引き払って香川に帰って直ぐだったと思いますが、あの赤軍派の日航機ハイジャックが起こりました。ニュースを見てびっくりしたのは犯人の1人が岡本武、そう、あの隣の部屋の男だったのです。流石にあの時は驚きました。
 「あの下宿も捜査されたんだろうなぁ!俺のところへは取り調べに来たりしないのかな?」なんて考えたりしましたが、何もありませんでした。

 それから、テルアビブの乱射事件のときに岡本武の弟の公三が犯人の1人として逮捕されました。何の関係も無いのですが、なんとなく気になっていました。

 今日(23日)の「ザ・スクープ」で鳥越俊太郎さんのその岡本公三とのインタビューが放送されました。

 あの兄弟の故郷や学生時代の話を聞くと、ちょっとした運命の悪戯であの逆の立場にいても不思議じゃなかったのかもしれないと思えました。彼らは、なまじ頭が良かっただけに真面目に日本の将来を考え、革命しかないというような先鋭的な考えを持つようになったのでしょうね。
 当時は、「あいつらは何やってんだ」とノンポリを決め込んでいましたが、今考えてみると、その手段には賛成できないものの、「きっと国を思う純粋な心は本当だったんだろうなぁ」と思えます。そんな純粋な心を忘れた人達が今の日本を危機に陥れたのかもしれません。
 あの時代に巻き込まれてなければ、岡本公三も全く違った人生を歩んでいたのだと思うと一概に非難出来ないような気もします。イスラエルでの投獄生活での後遺症を負った今の彼の穏やかな笑顔を見ると複雑な思いがします。
 人生のほんの一瞬をすれ違っただけの兄弟ですが、何となく気になっていました。今日、少しでもその育ちの一端を見れたことで、少しは彼らの気持ちが分かったかなという思いです。

本当の革命は今こそ必要なのかも!

2002325日月曜日  第928話  議員辞職

 敵の不正を攻撃するとき、特に相手が大きな組織に属している場合は、相手につけ入れられないように自分の身辺を整理しておくのは当然じゃないでしょうか。と言うのも、私の勤めていた会社(3月31日までは、席がある)でも、年寄りを辞めさせるとき、日頃の小さな不正を楯にとって辞めざるを得ないように追い込んでいました。
 例えば、単身赴任者に、週末、定時より早めに帰省するように勧めていて、いざとなるとそれを指摘して鬼の首を取ったように責めるのです。見ていた腹が立ちましたが、表面的には負けです。
 そんなこともあって、私は週末には必ず定時にタイムレコーダーを押してから帰省していました。敵に大義名分を与えたら負けです。

 今度の、辻元清美さんの政策秘書の報酬ピンはね事件を見ていると、そんなことを思い出しました。皆がやっているからと、誘惑に負けて同じ事をやっていたら、いざとなるとそんなことは理由にはなりません。やってないことを証明出来ない限りはどうしようもないのです。

 それにしても、今日(24日)の「サンデープロジェクト」、おかしかったですね。田原さんも辻元さんを持ち上げるばかりで、見ていて「一体どうしたんだろう?」という感じでした。
 何か、上手く乗せてしゃべらそうとの目論見があってやっていたのかもしれませんが、何時もとは全く違って気持ち悪かったですね。
 辻元さんもここは変に小細工せずにあっさりと議員辞職をしてみたらどうでしょう。そうなると加藤さんも宗男さんも辞めざるを得なくなるでしょう。そして、名義借りの議員を調査して該当者全員責任を取らせれば一気に政界大掃除ができます。殆ど残らなかったりして・・・。こんな面白いことはないでしょう。
 「それでこそ辻元、良くやった!」と一躍名を上げ、次回の選挙での帰り咲きも間違いないでしょう。それこそ本当の禊というものです。そうなれば、堂々と政治改革に取り組めるし、本当に総理も見えてくるかもしれません。

思い切って辞任しませんか!

2002326日火曜日  第929話  タバコ

 第922話で酒について触れたところですが、酒といえばつきものはタバコです。 私は、第278話でも書いたように、幸いにもチエーンスモーカーから脱出して20年近くたちます。今から考えると良く止められたものだと思います。
 なんて言うと、さも意志が強かったように聞こえるかもしれませんが、実を言うと、あの時も今と同じように失業中でタバコ代がバカにならなかったのも原因の一つだったのです。それでも今になって思えば、何が理由であっても止めることが出来たのは幸運だったといえるでしょう。確かに、止めるまでは苦しかった思い出がありますが、その後一本も吸っていないように、止めてから吸いたいと思ったことは殆ど無かったと思います。吸いたいという苦しみを味わうことがなかったことだけは助かっています。

 たまたま、食堂で読んだ23日の産経新聞のコラム(題は忘れました)に、禁煙のことを書いていました。

 それは、オーストラリアへの旅行の時に飛行機で禁煙を思いついたというものでした。そして、向こうに着いたらタバコ代が600円(うろ覚え)もしたので丁度止める良いきっかけになったというものだったと思います。

 これを読んで、タバコなんて税金の率が高い日本が一番高いと思っていたので意外でした。もっと税率の高いところがあるんですね、何でも日本が高いと思い込むことは間違いだと思い知らされました。
 これで思い出すのが、去年の末だったかに日本がタバコの値上げを見送ったことです。これなら、日本もまだまだ値上げの余地はありそうです。

 そこで、調べてみました。チョッとデータは古い(95年)ですが「国別・たばこの値段」がありました。日本は16番目です。イギリスでは20%の値上げで16%消費が減ったそうです。
 これは、やはり日本も上げるべきかもしれません。税収も増えるし、止めようと思いながらもきっかけがつかめない人も、私のように、金の切れ目が縁の切れ目で、止めることが出来るかもしれません。特に興味半分で覚える若者の喫煙が減るかも・・・。
 そして、それ以上に止める人が増えれば医療費の削減にも繋がります。火事も減るでしょう。 これこそ一挙両得以上です。
 他の増税は嫌ですが、これだけはやっても良いのじゃないでしょうか。感謝する人もいると思いますよ。

他の増税は嫌ですが!

2002327日水曜日  第930話  外形標準課税

 辻元清美さん、粘りましたが結局辞任しましたね。今後の、加藤さんと宗男さんの動向がどうなるか楽しみです。恥知らずな人達だけに一筋縄ではいかないでしょうが、悪あがきすればするほど自民党離れが進むことになりそうです。ついでに、秘書の名義貸しの問題も表沙汰にしてもらいたいものです。
 果たして、これを野党が上手く利用することが出来るかが問題です。一体どうなるか楽しみですが、それ以上に自分達に火の粉が降りかかることを恐れてうやむやにしそうな恐れもありそうな気がします。ということになると、これまでのスキャンダルと同じで結局は闇の中ということになりそうです。これが一番ありそうなところが情けないところですね。

 さて、もっと腹立たしニュースがありました。第200話などで何度も取り上げた外形標準課税の判決が出たのです。

 東京都が導入した大手銀行に対する外形標準課税条例をめぐり、第一勧業など大手18行が条例の無効確認や課税処分の取り消しなどを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。藤山雅行裁判長は「外形標準課税は地方税法の規定に違反して、違法で無効」と述べ、課税処分を取り消し、銀行側がすでに納めた税金約724億円の返還と183000万円の損害賠償を命じた。全面敗訴となった都は判決を不服として控訴する方針。(NIKKEI NETより)

 う〜ん!なんとも腹立たしいですね。石原知事は控訴するそうですが、どうなることやら。銀行嫌いの私にとって、こんな痛快な税金は無かったのですが・・・。結局、地裁は常識を取ったのでしょう。
 日本をここまで駄目にした一方の責任者である銀行がこれで高笑いしていると思うと、それだけでむかつきます。この三月で上記の18行の何軒かが潰れればよかったのにと思うのは私だけでしょうか。
 どうやらこの国はどんなに悪いことをしてでも支配層に行ったものの勝ちということのようです。分かってはいても、こうも政・官・財で「やった物勝ち」を見せ付けられると、この国の先行きに絶望しか感じられません。

本当に、腹立たしい!

2002328日木曜日  第931話  大きな字

 去年位からでしょうか、各新聞が活字を大きくするようになったのは。お陰さまで、視力のめっきり弱くなった私は、その恩恵にあずかっています。一番良く見る、TV番組欄も大きくなって助かっています。
 これによる情報量の減少はどのくらいになるのか良く分かりませんが、そんなに不自由していないところを見ると、それ程影響は無いのかもしれません。文章も長いものより、簡潔で短いものの方が説得力があるように思えますし・・・。そう言いながらも、この部屋の文も長くて分かりにくいところがあるのは反省しているのですが・・・。

 これには一つ理由があります。本来は、私もこんなに長く書きたくなかったのです。しかし、自分の力では毎日の更新のネタがすぐに無くなりそうなので、この部屋のやり方であるいろんなメディアから印象に残ったものを引用するという方法をとることにしました。
 ところが、これが引用文の方が主体になると著作権の問題があるという指摘を頂き、本文を長くすることになったのです。その為にどうしても無駄な表現が増えているのじゃないかと思います。このあたりのことは、
第220話第223話で取り上げています。
 それにしても、我ながら、いつまでたってもまともな文章が書けないことににはがっかりします。尤も、それ程真剣に考えている訳でもないので、しょうがないと半ば諦めてはいます。

 さて話がずれてしまいましたが、新聞の活字が大きくなって見易くなったのに比べて、サイト巡りには小さい字が結構あって苦労しています。興味深いサイトを見つけても字が小さいために途中で投げ出してしまうことがあります。PCの部屋の第149話で触れた方法で字を大きくしてみることも出来るのですが、やはり面倒です。
 もっと、年寄りに優しい大きな字を使ってもらえると有難いのですが、そうも行かないようです。ああいう
HPは、やはり若い目の良い人がつくっているのでしょうね。ブラウザーの方で簡単に大きく出来れば良いのですが、文字のサイズを最大にしてもどうにもなりません。私は今、IE6.0を使っているのですが、サイズを大きく出来るようなブラウザーがあるのでしょうか?ご存知の方がありましたら教えていただけないでしょうか。

わびしい話です!

2002329日金曜日  第932話  外人社長

 すこし、前(26日)になりますが、三菱自動車工業はロルフ・エクロート副社長(59)を6月末に社長に昇格させる人事を固めた。(NIKKEI NET)と載っていました。
 なんとも寂しいですね。これで、日産、マツダと日本の基幹産業である自動車会社の3社が外国人社長ということになります。資本が入った段階でこうなることは分かっていたにしても、現実のものとなると複雑なものがあります。これは、日本人の経営者が外人に劣るという事でしょうか。かろうじて、トヨタとホンダが残ったというところです。業績もこの2社が他社を引き離しています。
 まぁ、経営者が外人であろうが日本人であろうが従業員にとって良ければどちらでも良いのですが・・・。本当に優秀なのであれば、総理大臣以下閣僚も外人さんにやってもらっても良いと思います。 

 これをみると、第921話で取り上げた上位30社、それもトヨタの1人勝ちがはっきりします。トヨタも悪気があったのではなく、必死で生き残りのための努力をした結果が、「一将功なりて万骨枯る」という結果をもたらしたということなのだろうと思います。
 それが、自動車業界だけでなく日本全体にも当てはまることに恐ろしさを感じます。くそ真面目の怖さと言ったら良い過ぎになるのかもしれませんが、「乾いたタオルを絞る」という従業員・関連会社・取引会社に犠牲を強いるような経営がもたらした悲劇と言えるかもしれません。
 自動車の日本経済発展への貢献は誰もが認めるところでしょうが、その反面、交通事故による犠牲者や道路族が食い物にしている高速道路問題など負の面も大きいものがある事も忘れる訳にはいけません。今更、その便利さを手放せないだけに考えさせられるものがあります。本当に、幸せになったのかといえば、どちらとも言えないものもありそうです。

 やっぱり、トッテンさんが言うようにグローバリズムを無批判に取り入れた報いが来ているのかもしれません。為替も「上位30社の輸出企業が過剰な輸出ができるよう他の国をなだめるためのもの」と言えると思います。アメリカに上手く乗せられたと言うことでしょうか。今密かに進められている税制も逆累進性に代表されるように持てるものと持たざるものの二極化へ、これもアメリカを真似しようとしている。貧乏人には厳しい時代です。
 それにしても、一生懸命努力した結果が、これじゃ〜、やってられませんね。もう一度根本から考え直すべきかもしれません。といって、日本にそんなことできる政治家はいそうもない。

やっぱりトッテンさんに総理をしてもらうか!

2002330日土曜日  第933話  誓文払い

 クリアランスセールというポスターを見たのは単身赴任時代の梅田の地下街でした。「クリアランスセール」って何だろう?」と直ぐには分かりませんでした。「クリアランス」は私の中では「隙間」という意味しかありませんでしたが、どうやら「安売り」のような感じはしたのですが確信はもてませんでした。
 帰って調べてみると「在庫一掃の大売り出し」と出ていました。「流石、大都会の大阪ともなると何でも英語なんだなぁ」と感心したり、「そこまで英語が必要なのか?ほんとに皆分かっているんだろうか、大阪には似合わないのじゃないかな?」とも皮肉な見方もしました。田舎じゃそんな言葉を聞いたことが無かっただけにどこかなじまなかったものです。

 29日の読売新聞のコラム「編集手帳」に「誓文(せいもん)払い」という言葉を取り上げていました。

 ・・・略

 陰暦10月の行事がある。かっては色町の遊女が商売の駆け引き客に嘘をついた罪を神仏にわびた。お払いを済ませてひと安心。また一年の間、手練手管の嘘に身を任せたという。
 今は商店街などで、掛け値なしの安売りの催しにこの言葉を使う場合も少なくない。・・・以下略

 懐かしい言葉です。そうです、本来の意味は知りませんでしたが、子供の頃はこの「誓文払い」という言葉を聞くと年末の大安売りのにぎやかさを思い出しわくわくしたことを思い出しました。
「クリアランスセール」も悪いとは言いませんが、こんな粋な言葉があるのに使わないのも惜しいような気がします。尤も、若い人には「何、言ってんだ、小父さん古いなぁ!」と言われそうですね。
 それでも、知らずに使っていた昔からの言葉というのは知った時の驚きがあって面白いですね。
 昔の教育で、「読書百篇意味自ずから通ずる」というのがあったと思います。意味も分からずに素読で古典を暗礁している寺子屋の場面を映画などで良く見たものです。あのころは、「意味も分からないのに覚えても何にもならないだろうに・・・。」と思っていましたが、歳をとっても、子供の頃に覚えた文がすらすらとでてくるというのは、見ていても「あぁ、この人、やるなぁ、これぞ教養!」とつい尊敬してしまいます。無駄に思える努力意味があるものだと反省させられたものです。もっと、そういう教育を受けたかったなぁという気持ちにさせられます。
 日本の古いものが何でも駄目だというのも考え直す必要があるのかもしれません。4月から始まるゆとり教育に反したような昔からの教育法にも良いものはありそうです。

本当の教育って何でしょうね!

2002331日日曜日  第934話  一兆円

 29日にくしくも二つの一兆円が新聞紙面に載っていました。一体、一兆円ってどのくらいの金額なのか、一生縁がないだけに見当もつきません。

 29日の読売新聞より

 NTTドコモが2002年3月期決算で、米AT&Tワイヤレスなど海外の出資先企業の株式評価損を経常し、一兆円前後の特別損失を出すことが28日明らかになった。

 29日NIKKEI NETより

 トヨタの2001年度(20023月期)連結の売上高は8%増の145000億円程度の見通し。本業のもうけを示す営業利益は前年度比26%増の11000億円とみられ、国内企業で初めて1兆円を突破。

 NTT嫌いの私としては、このドコモの数字には怒りを覚えます。高い通話料で儲けた金を海外で無駄遣いする。こんな経営をしてもなんら責任も取らない。この一兆円を通話料の値下げに使ったらどれほどの経済効果をもたらしたかを考えると、はらわたが煮えくり返ろうというものです。
 それでなくても、NTTグループが日本の経済の足を引っ張っていることは間違いないのに、反省するどころか、こんなとんでもない無駄をやっているのですから、経営者は総退陣して欲しいものです。ところがこんな
経営者論壇平成140206)に限って自分が貢献者だと思っているのですから救いようが無い。

 一方、トヨタは第932話でも書きましたが、NTTとは違って一生懸命努力していることは認めます。しかし、その真面目さが同じように日本の足を引っ張っているとしたら皮肉なものです。
 日本のことを考えない、いい加減な会社と、一生懸命が過ぎる会社のどちらもが一兆円という数字で日本の国を間違った方向に引っ張っていっているとは・・・。

どこか狂っている!

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