団塊の世代の部屋(38)

 

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200291日日曜日  第1078話  外交

 30日夜から31日のテレビ、新聞は小泉さんの北朝鮮訪問、金総書記との会談のニュースであふれています。
 あまりに突然のことで、世界中が驚かされたようです。それにしても、思い切ったことをするものですね。小泉さん、どういう考えで決心したのか、想像も出来ません。さすがに、単なる人気取りで、こんな重要なことは決め手はいないでしょうが・・・。
 いずれにしても、誰もできなかったことをやるのは素直に評価しても良いでしょう。兎に角、一歩踏み出すことに意義があると思います。それにしても、こんな思い切ったことが出来るのなら、構造改革の方でもその力を発揮してもらいたいものです。

 ところで、この会談の実現には外務省はどれほどの働きをしているのでしょうか、興味のあるところです。

 と言うのも、Japan on the GlobeNo.255日本大使館の「重大機密」でききしにまさる外務省の体たらく振りを読んだところだったからです。

 それによると、あの瀋陽での事件のごとく大使館員が現地語はおろか英語さえ出来ないことはおかしなことでもなんでもなく当たり前のことなのだそうです。
 と言うのは、大使館の主な仕事は、日本からの政治家などのもてなしや現地の日本企業のトップなどのもてなしが主で、現地の要人との付き合いは殆ど無いからなのだそうです。
 尤も、中には、プロと言える人もいるようですが、そうした現地に溶け込んでかつやくしている人は、大抵、ノンキャリアで出世の道は閉ざされているのだそうです。
 現場で一生懸命働いているプロが報われないこんな組織に、まともな仕事が出来る訳がありません。一刻も早く解体してもらいたいものです。

 ロシアの100億円のプール付き大使館のプールも招待客をもてなすために必要なんて事を言ってましたが、誰を招待するのかわかったものじゃないですね。第1075話の農水省といい、本当に日本の官僚はどうしようもなさそうです。

 今度の、会談を実現させた手腕で官僚組織の破壊と再構築に取り組んでくれれば良いのですが・・・。

やっぱり、無理だろうなぁ!

200292日月曜日  第1079話  長野県知事

 長野県知事選挙は開票2時間、1%の開票率で早くも当選確実が出ました。あの出口調査というのは本当に間違いないのでしょうか。以前の総選挙で一度だけ逆転があったことがありましたが、まぁ、余程のことが無い限りは間違いは無いようなので安心はしてい良いのでしょう。
 やはり、香川県とは違って、投票率も良かったようです。いくら状況が違うといえども、この差は悲しいものがあります。
 それにしても、この差は何でしょうか。旧来の利権政治を完全に否定した長野県民。方や、官僚、それも今外務省と共に最も嫌われている農水省の出身者を何の疑いも無く選んでしまう香川県民。兎に角、改革も望まず、投票にさえ行かなかったのですから何をかいわんやです。まぁ!香川は放っておいて、長野から改革の波が日本中を席巻することを期待しましょう。

 さて、これからが面白いですね、反対派の県議さん達はどう出るでしょうか、負けたら辞任すると言われていた方もおられたようですが、どう出るか楽しみです。どうせ、なんだかんだと理屈をつけて居残るのだろうと思います。もし、言葉通り辞任すればたいしたものです。
 これで、小泉さんのように守旧派に妥協することなく今まで通りの自分のやり方を通して、長野から改革のやり方はこれだという見本を日本中に広めて欲しいものです。
 田中さんのように旧来の政治手法を完全に覆す知事が1人でも増えて行けは、本当の意味の地方からの改革の時代になるかもしれません。
 そうなれば、日本の中央の政治も本当に強い意思があれば変えることが出来るということが国民にも分かるのじゃないでしょうか。選ぶ人さえ間違わなければ、日本もまだまだ望みはあるはずです。何時それに気がつくかでしょう。

期待しています!

200293日火曜日  第1080話  田中知事

 一夜明けて73.78%(前回69.57%)の投票率と2倍以上の差をつけた最終得票数を見ると、日本はまだまだ望みがあるのかもしれないと改めて感じました。もちろん、香川を除いて。
 しかし、読売新聞は、どうもケチをつけたいようです。勝谷さんも「
勝谷誠彦の××な日々。」で指摘していましたが、「積極的支援は少数派」なんて記事を書いていました。記者クラブの廃止を未だに恨んでいるのでしょうか。
 記者クラブが日本を悪くしているという考えは今や誰もが知っている事実であるにもかかわらず未だに、その非を認めようとしない。本来なら、改革の後押しこそが今マスコミのやるべきことなはずなのに、マスコミが権力と組んでこの国を駄目にしているのが良く分かりますね。

 マスコミの利用方法は心得ている田中さんですから、この程度の嫌味は柳に風でしょう。こうしたマスコミや旧来の勢力の考えを完全否定するくらいの強い意思が無いと、本当の改革は阻止されることになると思います。
 殆どの意見が、議会運営の手腕を指摘していますが、そんなことに囚われず何度不信任案を出されてもかまわない覚悟で改革に取り組んで欲しいものです。そのくらいのことをやらないとこの国は変わらないような気がします。

 それが出来るのは、今の所田中さんしかいないのじゃないでしょうか。

 くしくも、Kyosen.com内遊外歓の第408回・「田中康夫不信任」で露呈した民主党のふがいなさ74() 「やはり巨泉さんは一議員でなく、知事か市長になるべきだ」と田中さんが言っていというのを思い出します。 

 やはり、同じ考えの人は分かるのでしょうね。

 そして、同じ内遊外歓の第388回・ボクを励ましてくれた70%の「議員辞職賛成」メールの最後にも良い言葉があります。

 「政治は職業としてやるものではなく、奉仕で行うべきである。政治家としての識見、洞察力などの資質よりも、“選挙に強いこと”が優先されるシステムの下では国家は衰亡する。そのための改革を提唱するが、まずは世襲の追放から始めよう。」

 巨泉さん、相変わらず良いこと言いますね。こうした、従来の枠に囚われない新しい政治家にしかこの国を変えることは出来ないでしょう。政治に金がかかるという呪縛から解き放たれた奉仕の心を持つ政治家の出番です。世襲に代表される利権屋には絶対に出来ないことなのですから。

いよいよ日本も変わるか!

200294日水曜日  第1081話  マスコミ

 日本ハムに続いて東京電力の社長・会長も辞任です。こう言っちゃ〜何ですが、企業の、特にサラリーマン会長や社長なんてどうせ他人を蹴落として出世してきた人たちだから人間的にはどうかなと思っていますので、こんな問題が出てきても、そんなもんだろうなぁと驚きはしません。
 それよりも、今まで、どうしても表に出なかったものが出てくるようになったことの方に健全さを感じます。こうした内部告発がもっと受け入れられるようにならないと企業の悪行はなくならないでしょう。今表面に現れていることは氷山の一角であることは殆どの人が分かっていることだと思います。
 これまでも、沢山の人たちが、不本意ながらもそうした悪に加担させられながらも組織の論理でじっと我慢の子だったというのが現実だと思います。
 それだけに、内部告発者を勇気ある人として受け入れる社会を作ることが一番の処方箋でしょう。

 ところが、実際は取り締まるべき検察が元大坂高検公安部長・三井環被告の内部告発を誤魔化そうと必死になるような状態なのですから道はまだまだ遠いようです。

 もう一つ、そうした社会を作るために頑張るべきマスコミの酷さが目立ちます。

 3日の読売新聞、コラム、「新社長2002これをやる」の最終回に読売テレビの新社長(68歳)のアンケートが載っていました。

 何と、「徹底して視聴率にこだわる。」「寝ても覚めても視聴率を考える。」なんて事を言っています。

 これが、テレビ局のトップです。完全にただの営利企業です。今の日本の状況を考えたら、嘘でも、「日本を良くする為に・・・」くらいのコメントが出来ないのでしょうか。
 マスコミの社会に対する影響力なんて考えたことも無いのでしょう。きっと、儲けることだけで頭が一杯で日本がどうしたらよくなるかなんてことを考えたことは無いのでしょうね。
 これじゃ〜、下が視聴率に縛られるわけです。マスコミのトップがこんな情けない状態じゃ、日本の将来は、やっぱり暗そうです。
 それにしても、マスコミって年寄りが牛耳ってるんですね。それとも巨人オーナーで読売新聞社社長の渡辺恒雄(75)がトップの読売だけなのか。

老害の最たるもの!

200295日木曜日  第1082話  読売

 昨日、一昨日と続けて読売がチョッとおかしいのじゃないだろうかと思えたことを書きました。
 2日続いたことには何の意図も無く偶然そうなっただけだったのですが、何時ものサイト巡りで、又しても、読売に疑問を呈するものを見つけてしまいました。

 何時もの有田芳生の今夜もほろ酔い酔醒漫録、9月3日です。

 それによると、3日の読売新聞は長野県知事選挙について一行も書いていないのだそうです。他紙はそれなりに取り上げているので、その異常さが目立つようです。

 急いで、我が家の3日付けの読売新聞を取り出してみました。成る程一面には何にもありません。5面に「脱・政党」選挙と言う題の田中さんが各政党の党首が顔を出したダムの前で応援者と乾杯している一こま漫画がありました。
 もう一つ、30面に「民主主義をリハビリ」と題して、ゲレンデでの会見を写真入、3段でそんなに大きくなく取り上げているだけでした。
 こちらは、大阪本社なので東京ほど極端ではないのかもしれません。それとも地方なので締め切りの都合かもしれません。
 4日のも確認してみましたが、こちらは見事にどこにもありませんでした。私も、有田さんの指摘で始めて気がついただけで、別段気にも留めてはいませんでしたが、言われてみれば、何となく読売の意思を感じますね。

 マァ!香川の知事選に比べればそれでも多いですが。それにしても、ぼけっと見ている私なんかは、何の疑問も抱かずに上手く読売の意思に操られているのでしょう。 
 どういう意図があるのかは分かりませんが、マスコミを何の疑問も感じずに受け入れてしまう怖さを感じてしまいました。
 やはり、もっと緊張感を持ってマスコミに接する習慣を持たないと、どこへつれていかれるか分かりません。気が付いた時には取り返しがつかないことになっているということになるのでしょう。
 
第638話でも書いたように読売は惰性で取り続けているだけなんですが・・・。

何となく恐怖です!

200296日金曜日  第1083話  アリストテレスと孔子

 第1070話で法人税の恒久的減税を目指す日本政府に対するトッテンさんの「政府が累進課税によって所得税や法人税を徴収し、それを高齢者に年金として国民に配分する形でなければならない」という説を取り上げました。

 5日の読売新聞の社説によると、

 政府税制調査会(首相の諮問機関)が、来年度税制改正の方向性を提示した。

 小泉首相から三か月前に指示された研究開発・投資減税、消費税の免税点制度の見直しなど五項目の検討事項についての議論を、中間的に整理したものだ。
 配偶者特別控除などの縮小で所得税を増税する一方、企業向けの研究開発・投資減税を拡大し、差し引き一兆円程度の減税を先行させる、としている。・・・中略

 より多くの人が負担を分かち合う制度にするため控除の縮小はやむを得まい。しかし、具体的にどの控除を整理するかは、なお慎重な検討が求められる。・・・以下略

 やはり、トッテンさんの説とは逆の方向に進んでいることは間違い無いようです。この「より多くの人が負担を分かち合う制度」と言うのが曲者のようです。私も誤魔化されていましたが、トッテンさんの説でそのおかしさに気づかされました。

 そのトッテンさんがアシストOur WorldNo.539 不公平な社会保険料でまたまた目を開かせてくれました。

 ・・・略

 社会保険には健康保険、厚生年金保険などが含まれ、保険料率は所得税とは異なり 一定である。

 さらに標準報酬月額の上限が設定され、その上限を超えると保険料は一 定額にとどまる。つまり社会保険料は低所得者ほど負担が大きい「逆進的」 であるといえる。八四年には5・3%だった厚生年金保険は二〇〇二年に は8・675%に、健康保険も4・2%が4・785%になった。・・・以下略

 つまり、政府は所得税の下限が高すぎることばかりを強調して、多くの人が負担を分かち合うことが必要と宣伝しているのですが、その裏にはこんな不公平が隠されていると言うことです。

 職を無くして、この健康保険と厚生年金保険の高さは身に沁みて実感させられました。本当に高いですね。実際に職が無くなっても、健康保険と、厚生年金の支払いは減額もなく待ったなしでした。
 給料天引きの時には、高いとは思っていても実際にその高さを意識することは殆どありませんでしたが、収入の無い中での支払いは必要と分かっていてもきついものがあります。
 このトッテンさんの話で、再確認させられました。

 それにしても、この中で最初にトッテンさんが書いていたアリストテレスと孔子の言葉には我が意を得たりの思いです。先人はこんなことを言ってたんですね。勉強不足を痛感します。

 今から二千四百年も前、アリストテレスは理想の政府を研究し、重要なのは政府の形態ではなく、権力を持つ者がその力を自分や取り巻きのために使うのではなく、公益の実現のために使うことだと言った。

 孔子もまた、支配者がその地位に就いたのは能力や努力より、むしろ幸運からだということを理解した上で、国民の利益のために使うようにと同様のことを説いた。・・・以下略

 凄いですね、アリストテレスと孔子を見直しました。自分のことしか考えない政・官・財の偉いさんはこんな言葉知ってるんでしょうか。立派な人たちだから知ってるのでしょうが、知っててやらないのはどうしてかな?

それにしても良い言葉です!

200297日土曜日  第1084話  環境開発サミット

 南アフリカ・ヨハネスブルクで開かれていた「持続可能な開発に関する世界首脳会議(環境開発サミット)が閉幕しました。
 やらなければならないことは分かっているのに結局はうやむやに終わってしまったようです。自分さえ良ければの人間のエゴを抑えることはそれ程に難しいと言うことなのでしょう。

 特に環境面では、持続可能な開発のカギを握る再生可能エネルギー(太陽発電や風力発電など)導入について、欧州連合(EU)の「10年までに全エネルギーに占める割合を15%にする」という具体的な数値提案がアメリカや日本の反対で支持されなかった。

 こんな具体的な数字を提案してくるEUは流石に環境に対する危機意識が凄いですね。それに比べて、アメリカと日本の何とも情けないこと。アメリカは、京都議定書からも離脱しているほどぼけているので論外としても、何故日本が反対するのでしょう。
 この部屋でも何度も書いているように、日本には太陽光発電の技術があります。これを生かして世界に貢献できる最高のチャンスだったはずです。
 特に、今回の東京電力のトラブル隠しで原子力発電に対する信頼が大幅に落ち込み、これ以上の新設は当分望めそうも無いのですから。この際、問題のある原発から何の問題もない良いことだらけのソーラーに切り替えましょう。
 6日の「ニュースステーション」でやっていたインドネシアのダムのように住民に訴えられるような無駄な
ODAの何%かをソーラーパネル生産につぎ込めば、世界に貢献できるだけでなく、日本の不景気も吹っ飛ばすことも出来ます。失業率の減少にもなり、高卒の求人倍率が0.5倍なんてこともなくなるでしょう。

 こんな千載一遇のチャンスを逃してしまうなんて、もったいない。小泉さんも、世界のリーダーとして名を残し、日本を世界中から尊敬される国にすることが出来たはずです。

 6日の朝日新聞、「天声人語」に「アメリカは何故嫌われるのか」のテーマで会議がアメリカで、5、6日 の2日間開催されているとありました。

 日本こそ、「何故、日本は嫌われるのか」の会議を開く必要があると思いますが、どうでしょう。

もっと単純に行かないのか!

200298日日曜日  第1085話  軽自動車

 第458話第459話でも書きましたが、狭いに日本では軽自動車をもっと有効に利用することが、環境の面からも必要だと思います。
 自家用の小型・普通車は排気量や大きさ・重さでもっと税金で差をつける。以前のように3ナンバーは特に高くするべきでしょう。
 そして、長距離は
パークアンドライドで公共交通を利用して、自家用車は近距離だけにする。その為には長距離の高速利用は今以上に値上げするのも一つの手だと思います。
 そして、尚且つ、通勤・通学・買い物などは出来るだけ
自転車を利用するとなれば、これだけでも、その環境に与える効果は大きいものがあると思います。

 7日の読売新聞コラム「数字を読む」に日本の車の保有台数のうち、軽自動車の占める割合が28.4%(2077万台)で前年同期(3月)の27.6%から1%近く上がっているそうです。

 これだけ軽自動車の比率が増えていると言うことは、日本人も馬鹿じゃないですね。この上、上記のように税金で差をつければ、この比率はもっと高くなるでしょう。

 そして、昨日も書いたように、太陽光発電の採用を促進して、家庭用分だけでも太陽光発電で賄うのです。
 これだけのことを徹底してやり、後は風力発電・バイオマスなどあらゆる方法を加えることで加速度的に日本のエネルギー問題は殆ど解決されるのじゃないでしょうか。
 その頃には、車も燃料電池が実用化になり、エネルギーと環境問題は克服されることになるかもしれません。

兎に角やれることから始めるべき!

200299日月曜日  第1086話  管理ネット

  携帯電話嫌いの私が第946話でも書いたように会社の方針で2ヶ月ほど持って、あらためて、その便利さゆえの怖さを再確認したものです。
 チョッと油断するとすぐに1万円くらいは使ってしまうかもしれません。全てが悪いとは言いませんが、無駄な使い方が多いことも間違いなさそうです。

 少し古くなりますが、8月23日、日本経済新聞 社説2 「携帯電話料金をもっと安く」にその凄まじいまでの使用料に関しての記事がありました。

 NTTドコモが携帯情報サービス「iモード」の利用料を月額3万円を超える部分について3分の2に割り引くと発表した。iモード利用者は約3400万人、該当者はわずか23%だが、19992月のサービス開始以来初めての値下げという。だがこれ以外にも音声通話料はかかるわけで、果たして十分な値下げ措置といえるのだろうか。

 凄いですね、メールだけで3万円を越えるのですから、一体どれほどのメールを打つとこれほどの料金になるのでしょうか、この上に通常の通話料が加わるとなると、私には想像を絶するものがあります。
 パソコンでやればいくら打っても定額であることを考えると、2割の割引なんてバカにされたようなものです。使う方も、使う方ですが、何時までも料金を下げずに日本の景気の足を引っ張っているドコモにも呆れてしまいます。

 ひも付きが大嫌いな私には耐えられませんがそれほどまでに常に誰かとつながっていたいものなのでしょうか。
 只でさえ、住基ネットなどのように何とかして人を管理しようとする変な力が働いている時代に敢えて自分からその中に飛び込んでいくことも無いだろうにと思う私はやはり変わり者なのでしょう。

 その管理の究極のような話が、8日の「サンデーモーニング」でイギリスでベッカー選手のファンの女の子が誘拐され殺された事件から、子供に信号機を埋め込んで常に行動を把握する装置が話題になっていると紹介されていました。

 植えつけられた女の子が、「行ってはいけないと言われたところへ行けないのがつらい」と言ってましたが、ここまでやるかとぞっとするものがありました。確かに子供が心配なのは分かりますが、自分の目を離れた時にはどこかで腹をくくる必要もあるはずです。それが、子離れであり、親離れと言うものでしょう。
 いくら、凶悪事件が増えて心配とはいえども、常時監視はどう考えてもやりすぎのような気がするのは私だけでしょうか。
 何となく、広まりそうな気がして不気味なものがあります。その内、住基ネットのように、とんでもない官僚が日本人全員に装置を植え付けて管理する必要があるなんて言い出しそうです。

心配すればきりがない!

2002910日火曜日  第1087話  ザ・スクープ

 9月11日が近づくにつれ同時多発テロを取り上げる番組が増えています。「ザ・スクープ」も放送終了前のカウントダウン特集として2週続けて取り上げていました。
 あの同時多発テロは、7年前にフィリピンで逮捕されたテロリスト達のアジトから発見された書類から「ボジンカ作戦」という名前で計画されていたものと全く同じであったそうです。アメリカはその情報を手に入れていながら、余りにも荒唐無稽な作戦として、歯牙にもかけなかったということのようです。
 それが、本当か、それとも政府の何らかの意思があったのかどちらでしょう。

 こうやって、相変わらず頑張っている「ザ・スクープ」も今月一杯で終了です。唯一、マスコミの良心とも言える貴重な番組がなくなってしまったら、本当のことを知る機会がなくなってしまうことになります。

 テレビ朝日報道番組「ザ・スクープ」存続を求める会も頑張っているようですが、案外、訪問者数が増えていないようです。もっと爆発的に増えるかなと思っていたのですが残念です。

 その存続を求める会からメールが来ました。

 署名活動ご協力のお願い!

 われわれの「ザ・スクープ」存続を求める会の行動は、シンポジウムで終わりではありません。9月6日、上智大学で会の世話人の今後の方向についての打ち合わせを行いました。この内容は、会のホームページで近日中に報告します。そこにも書いてありますが、9月27日にテレビ朝日の定例の社長会見がありますが、その前に緊急に全国規模で署名活動をしようということになりました。存続を希望される皆様が、この署名活動にご協力していただけるなら用紙は、「ザ・スクープ」存続を求める会のホームページからダウンロードしてプリントアウトして下さい。全国からなるべく多くの署名を集め、存続を求める声が全国でこれだけ多いことをテレビ朝日の社長に示したいのです。そこでテレビ朝日の社長会見の前にテレビ朝日社長に直接会い、今回の署名簿と今まで自然発生的に集まっている署名簿とを一緒に社長に手渡してスクープの存続を強く要望するつもりでいます。皆さんのご協力が是非とも必要なのです。ご協力を宜しくお願いします。

「ザ・スクープ」存続を求める会 発起人世話人 藤田謹也より

 要望書の使い方からダウンロードした要望書を印刷して9/24必着で

 107-0052

 東京都港区赤坂2−2−21

 永田町法曹ビル506号

 藤田謹也

  へ送って欲しいと言うことです。

ご協力お願いいたします!

2002911日水曜日  第1088話  球状太陽電池

 第1084話でも取り上げたところの太陽電池について、9日朝のNHKニュースが興味深い技術を紹介していました。
 球状シリコンといって、従来のウエハーを薄く切断するものでなく1ミリ程度の直径の球形にするというものです。従来の方式はウエハーの切断によって作るためにどうしてもロスが大きいのだそうです。
 それに比べて球状は切断くずのロスが無くその分原料代でも大幅なコストダウンが可能と言うことです。
 それだけでなく製法が4階の高さから液状シリコンを真空の筒の中を落下させる間に無重力で表面張力により球状ができるというもので製造コストが大幅にダウンできるのだそうです。

 さらに、従来のパネルは太陽光に対して直角で発電効率が100%になるのだが角度が変わると効率が落ちる、ところが、球状の場合、100%は無いが、角度が変わっても球状であるために常に一定の角度を確保することになり、効率が80%で一定する。だから、一日中の効率は球状の方が良くなるのだそうです。

 これは、画期的ですね。これが本当ならば、コストの問題は一気に解決と言うことになるかもしれません。

 早速ネットで調べてみました。

 KYOTO SEMICONDUCTOR CORPORATION

 それによると、球状マイクロソーラセルといって、直径が1〜2mmのシリコン単結晶だそうです。

 21世紀の新エネルギー−太陽光発電 によると

 コストが従来のものの15程度に下がるということですので、発電システム全体としては現在の半分以下の100万円程度になります。したがって電気料金も3〜4年 で0になりますので、これが実用化されれば住宅用や中小事業所用として急速に普及するようになるものと思われます。

 こんな凄い技術が開発されているとは・・・、益々、日本の進むべき道がはっきりしてきたのじゃないでしょうか。これなら、補助金も殆ど必要なくなるかもしれません。
 政府は、一刻も早く、この球状マイクロソーラセルを実用化することに力を注ぎ、世界のエネルギー問題を解決すべきです。

未来は明るいかも!

2002912日木曜日  第1089話  (まき)の実

 第1018話で書いた、裏で見つけた槙の木、あれから、何時、実が熟れるか楽しみにしていました。と言いながらも、実が貧弱なので食べるのは無理かなと心配しながらも時々チェックしていました。
 ほんの、2、3日前には、そんな気配も無かったのですが、今日、何気なくチェックしてみると、何と熟れているのがありました。それも、思っていたより大粒の実です。十分食べられそうです。

 腕も、カメラ(QV100)も悪いので、相変わらず分かりにくいですが、真ん中の上側の赤紫のところが熟れた実です。左の黄色いのはまだ熟れていません。下側の緑は、熟れないのだそうです。子供の時は、そんなことしらないから何時も両方が熟れているのを探したものです。いくら探しても、なかったはずです。

 食べたら、「そうだ!こんな味だった」と思い出しました。甘くて渋みが残る昔ながらの懐かしい味がしました。いまどきの子供はこんな味は嫌いなんでしょうね!

やっと、念願がかないました!

2002913日金曜日  第1090話  箱物

 第912話でも書きました図書館通いも、職業訓練中は、余裕が無いのと学校の図書館も利用できたのでお休みしていました。しかし、訓練も終わり職の目処も立た無いので、又通うことにしました。
 
卒業の日に早速借りに行ったので、今週が返還日でした。実は、この図書館は、坂出市で無く隣の宇多津町なんです。と言うのも財政の苦しい坂出の図書館は昔の中学校の建物をそのまま利用しているもので、住宅街の中にあり、建物も古く、閲覧室も快適とはいえません。
 それは、無駄な箱物を作らないと言う面では良いことではあるのですが、読みたい本が見つからないこともあって、隣町の新しい図書館を利用しているのです。パソコンの本も比較的新しいのが揃っているので重宝しています。
 これが、絵に描いたような
箱物行政の代表的な建物なのです。それだけに利用するのは快適です。でも、「維持費が大変だろうなぁ!」と密かに心配してしまいます。

 このユープラザうたづの入り口ホールに古代ローマのシーザーかと思える彫像があるのです。なかなか、粋な物を飾っているなと思っていましたが、何と、その彫像の購入(970万円)で、宇多津の町長が160万円のリベートを受け取ったとして受託収賄容疑で今週始めに逮捕されたのです。
 早速、本の返却を兼ねてその彫像をじっくりと見てきました。我ながらミーハーですね。シーザーかと思っていたのは8月(オーガスト)で有名なローマ皇帝アウグストゥスと台座に書いていました。
 どのくらいの価値のあるものかは分かりませんが、160万リベートを払っても儲かるのですから相当上乗せされているのは間違いなさそうです。私の大好きな、「
何でも鑑定団」で鑑定してもらったら面白いと思うのは不謹慎でしょうか。

 しかし、彫像一つで160万ですから、建物にはどれくらいの金が動いているか、想像を絶するものがありそうですね。

こうやって、税金は食い物にされる!

2002914日土曜日  第1091話  栗林動物園

 最後に行ったのは就職して間もない頃ですから30年前くらいになると思います。大阪の天王寺動物園でした。ゴリラの動きが面白くて、結構子供の気分になって楽しんだことを思い出します。行けば、それなりに癒されるものもあるのでしょうが、なかなかその気にならないものです。子供でもいないとまず行く機会はなさそうです。
 それに、何といっても、サファリパークやテーマパークなど競争相手が雨後のたけのこのように全国に出来ましたから、対抗するためには旧来のままの施設では到底太刀打ちできないことはあきらかでした。尤も、そんなテーマパークもディズニーランド以外は殆どが閉鎖したり、赤字と言うのが現実のようです。
 バブルの頃にリニューアルして大規模になった愛媛の砥部動物園のような自治体の動物園もオープンの時は賑わいましたが今では苦戦しているようです。

 2日続けてローカルな話でが、栗林公園の入り口にある開園73年目の栗林動物園が今月末で休園、来年の9月末で閉鎖されることが決まったそうです。
 私も、子供の頃に何度か行った記憶がありだけで、全くご無沙汰でした。それでも、やはり何となく寂しい気持ちにはなります。
 ここは、自治体でなく財団法人(と言っても個人のようなもの)だったので、自治体経営と違って経営難には抵抗し切れなかったと言うことのようです。

 動物園というものが、今の時代に必要なのかと言う議論もあるようですし、日本の動物園も、動物を見せるというものから、種の保存のために繁殖を考える時代になっているそうです。その為に、全国からライオンならライオンだけを集めて繁殖を促進するというような担当動物園を決めているそうです。その為、最近は、像やキリンなどがいない動物園もあるそうです。もう、見世物としての動物園の時代は終わったのかもしれません。
 ナマケモノの飼育で繁殖回数世界一を誇った栗林動物園も時代の流れには勝てなかったのでしょう。残念ですが仕方がないところでしょう。

  怖いのは、政治家・官僚・ゼネコンなどが、箱物で儲け様なんて不埒な考えを起こして、「香川県にも動物園が必要だ自治体で新しく作ろう」なんて言い出さないかということです。砥部にも、徳島・高知にもありますからそちらへ行きましょう。高速もあることですし。

これ以上税金の無駄使いは止めましょう!

2002915日日曜日  第1092話  ザ・スクープ

 「ザ・スクープ」も今回(14日)を入れていよいよ残り3回となりました。今回は第701話でも触れた、フィリピン女 性ロザールさんの事件を取り上げていました。
 9月4日の二審の判決があったが、その中身は日本の恥と言っても良いものだと思います。一審での不当な捜査や証拠採用などは否定したものの判決は同じ8年間の懲役というものでした。明らかに、冤罪と思えるものを認めずに無理やり有罪にしようとしているとしか思えないものです。
 鳥越さんが、「どうして日本のマスコミはこうした事件をきちんと報道しないのでしょうか?」と何度も言っていましたが、この番組がなくなると、益々、我々は権力にとって都合の悪いことは何にも知らされない状態に追いやられることになります。
 知らないことはある意味幸せかもしれませんが、それは単に心を捨てただけと言えるのじゃないでしょうか。そして、権力によって不当な扱いを受けている人たちを放って置くことは、同じことが自分の身に何時降りかかるかもしれないということだと思います。
 他人の痛みは分からなくても、自分の痛みは分かります。そんな目にあいたくないなら、権力の不当な力を見張る必要があるはずです。自分の身に降りかかってからでは遅いのです。
 その為には、「ザ・スクープ」ような番組が増えることこそ大事であり、無くなるなんてとんでもないことです。しかし、流れはどうも逆のようです。こうなると頼りはネットです。

 このロザールさんの事件をサーチしてみると、同じような冤罪事件が何件もありました。とくに、アジア系の人たちに対する日本の扱いにはどうにもおかしなものがあります。

 ロザール事件のページ

 ゴビンダ裁判から日本が見える

 第1036話で取り上げた入国管理の実態もありました。

 入管収容施設問題を考える

 こんな酷いことをしている国は世界でも珍しそうです。日本人のどれだけの人がこんな酷いことが行われていることを知っているでしょうか。やはり、ネットに頼るしかないのかもしれません。

日本って、本当に野蛮な国のようです!

2002916日月曜日  第1093話  王族

 14日のTBSの「ブロードキャスター」をHPの更新をしながら何気なく左目で見ていました。
 その為に、詳細は分からないのですが、何でも中東の王族(多分サウジアラビアだと思うのですがはっきりせず)のスペインの田舎町での夏休みを取り上げていました。
 その金遣いの凄まじさが紹介されていたのです。移動にベンツを50台(?)借り上げ、100万以上の衣装や12万円の腕時計をありったけ買占めるなどその金遣いの荒さは、日本人には信じられないものがありました。
 何でも、サウジアラビアの一人当たりの
GNPは日本の3分の1ということです。その大部分を王族が占めている。

 久し振りに、吐き気がしました。彼らは一体何者のつもりなのでしょう。国民が貧困に苦しんでいるのを知りながら、平気で、あんな金の使い方が出来るなんて、人間とは思えません。きっと、本人達は、それが当たり前として育っているので何の罪の意識もないのでしょう。
 それにしても、能力に何の違いも無い人間が、たまたま生まれたところが違うだけで完全に自分の能力と勘違いしているんでしょうが、疑問を感じることは無いのでしょうか。

 しかし、世界は広いんですね、こんな中世の封建制度が未だに残っているとは。その立場を利用して国民を幸せにするなんて気持ちは無いんでしょうか。
 こんなことが未だに許されているとは、分かってはいながらも、現実に見せ付けられると、どうにも我慢が出来ないものがあります。

 しかし、あんなのを見せ付けられると、日本人が可愛くなりますね。いまどき、あそこまでの酷さは日本では見られないでしょう。尤も、規模の大小はあれども、同属経営や二世議員なども根は同じだとおもいますが・・・。
 これに比べると、
第1090話で取り上げた宇多津町長の税金の掠め取りなんか可愛いものです。かといって、政・官・財の不正が許されるわけではありませんが・・・。

 多分、あの国は、そんなに長くないと思います。いくらなんでも国民が許さないでしょう。

 「
ブロードキャスター」のバックナンバーに河原雄三のはっきり言う ぞぅ第百七十八回(1月16日)失業増大で勢い増す反体制運動巡礼月前にサウジ情勢緊迫化という面白い記事がありました。

 ・・・略

 箱モノなどの公共事業や補助金、王族の無駄遣いなどで蓄えが枯渇。放漫財政のツケ は日本に次ぐ規模の借金(財政赤字)を生み、極端な貧富の差や王族の腐敗に対する民衆の不満が、若者たちを過激なイス ラム原理主義運動へと駆り立ててきた。・・・以下略

やっぱり、長くなさそうです!

2002917日火曜日  第1094話  北朝鮮

 昨日の王族も許せないですが、それ以上に酷いのが17日に小泉さんが訪問する北朝鮮の金正日総書記を筆頭とする指導者達でしょう。
 特に、共産主義を唱えながら国の指導者が世襲というのでは封建時代の王族となんら違いはない。漏れ聞こえてくるその中身は、封建時代より酷そうです。

 何時もの巡回先、Japan on the Globe258 The Globe Now 北朝鮮高官の決断に亡命した元高官が語る内情の詳細が書かれています。

 ・・・略

 金正日は独裁権力を掌握することしか関心がなかったので、現実の経済を心配する実務者たちは敗北主義だとして遠ざけられ、経済を知らない、しかも金正日に無批判に付き従う党幹部たちが経済運営を牛耳った。・・・以下略

 典型的な二世の独裁です。尤も、こうしたことは、大なり小なり日本の企業でも起こっていることです。権力と言うのはそれ程に魅力のあるものなのでしょう。
 そして、たった一人の権力欲の為に多くの国民が犠牲になっていることを思うと人間の恐ろしさを感じずにはいられません。
それにしても、北朝鮮だけでなくアメリカ・日本と国家のトップに二世、三世が多いのも不気味です。

 しかし、こんな一筋縄ではいかない恐ろしい国に行って、パフォーマンスだけが目的のような小泉さん大丈夫なんでしょうか。体よく利用されるだけにならなければ良いのですが・・・。

どんな結果になるか!

2002918日水曜日  第1095話  拉致

 誰もが、もしかしたらと思いながらも生存を信じていただけに何とも重い結果でした。それにしても、生存者がたった4人とは想像を絶するものがありました。余程に生活環境がわるいのでしょう。そこまで悪化しているからこそやっと拉致を認めたのでしょう。何とも腹立たしい限りです。
 ご家族にすれば、詳細の解らない、あんな簡単な死亡発表だけでは信じることは出来ないでしょう。詳細が分かるまでは諦めきれるものではない。あの発表は余りにも誠意と言うものが感じられないものです。まだまだ何かを隠していると思えても仕方ないでしょう。

 こうなると、政府や外務省の取り組みの遅さの責任が、一層、問われることになるでしょう。ご家族の怒りも政府・外務省に向けられているように思えたのは私だけでしょうか。
 北朝鮮への怒りは当然ですが、やり場のない怒りを政府・外務省にぶつけたくなるのは当然の気持ちだと思います。
 行動の遅れがこうした取り返しのつかない結果を招くことは、昨日、福岡での立てこもり事件で、人質の女の子が殺されたことでも衝撃を受けたばかりでした。

 全ては、先送りのつけといえるでしょう。それにしても国交正常化の調印だけは早かった。ご家族の方が、「余りにも拙速、始めから調印は決まっていたようだ」とコメントされていたのが素直な気持ちに思えました。
 これじゃ〜、全く、やられ損です。一体、この国の政府はどこを見ているのでしょうか。どう考えても、国民の気持ちはないがしろにされているとしか思えない。

なんとも、すっきりしない!

2002919日木曜日  第1096話  拉致

 18日、新聞の一面のコラムはすべて拉致問題でした。それはネットも同じでした。右も左もなく、やはり生存者4人しかいなかった衝撃は日本人にとってとてつもなく重かったということだと思います。
 調印も早過ぎることが納得できないという意見と、世界平和のためには仕方ないと小泉さんを褒めるものもありました。どちらが正しいのか私には解りません。

 自分の頭では考えられないので、何時もの勝谷誠彦の××な日々酔醒漫録でお二人がどう書かれているかを見に行きました。

 勝谷さんの怒りは3話に渡って激しく書かれていました。鳩山さんの発言や共産党、社民党の過去の北朝鮮擁護発言、そして、野中・森・石井さん達に議員を辞めろとの激しい言葉に納得し共感できるものがありました。
 確かに、17日の共産党の志井さんや社民党の土井さんのインタビューを見ていると顔が引きつっているようでなんとも迫力がありませんでした。しかし、どうせ誰も皆、ほうかむりで責任も取らずにすませるのでしょう。

 有田さんの怒りもまけてませんでした。そして、こちらは亡くなった方の情報の少なさに怒り、北朝鮮の情報操作を取り上げていました。その中で、びっくりしたのが、第927話で書いた「よど号事件」の岡本武の後日談でした。死んだとは聞いていましたが、何と、脱出に失敗して捕まっていたのですね。
 それにしても、勝谷さんといい有田さんといいやはり沢山の情報を持っているんですね。それとも、こんなことを知らなかったのは私だけなんでしょうか。

 しかしながら、とんでもない国にその国を擁護する議員達。日本もとんでもない国なんですかね。これからの交渉も一筋縄では行きそうもなさそうです。

先が思いやられます!

2002920日金曜日  第1097話  銀行保有株買取

 外務省が、拉致されて亡くなった人たちの死亡日を隠していたようです。2日経って、電話で遺族に電話したそうです。一体何を考えているのか全く理解できません。隠して何になるのでしょう。他にも隠していることが沢山ありそうですね。人の心が無いのでしょうか。

 その拉致問題で国民の目がそれている間に、又とんでもないことが行われようとしているようです。日銀の銀行保有株の買取です。どうやら、何が何でも、この国は最後まで銀行を守りたいようです。
 日銀の速水総裁によると対象は対象は都銀
11行、プラス地銀の大手行10数行だそうです。又、8〜10兆円(?)の金がつぎ込まれることになるようです。又しても、根本的な手を打たずに先送りで誤魔化そうとしているのでしょう。そこまでの金をつぎ込むのなら、痛みは伴っても一気に潰してしまって一から出直した方が余程勝負が早そうです。
 どうやら、政府内部でも日銀に賛成の柳沢伯夫金融担当相と反対の竹中平蔵経済財政担当相というように意見の不一致があるようです。竹中さんは、はずされたのかも・・・。

 株価市場はこれを評価して値上がりしているようですが、何時まで持つか疑問です。もっと大きな崩壊に向かって進んでいるのでなければ良いのですが・・・。
 それにしても、どうしても潰したくないんですね。一体何があるのでしょう。 バブルを煽って日本をここまで落ち込ませた諸悪の根源ともいえる銀行をどうしてそこまでして救済しなければならないのかどうしても分かりません。

 大嫌いな銀行の経営者達がしてやったりと裏でほくそえんでいると思っただけでも腹が立ちます。理性じゃなく感情です。なんであいつらの為に犠牲にならなければならないのか、所詮、弱気をくじき強気を助ける政治のようです。

究極の先送り!

2002921日土曜日  第1098話  中村修二さん

 味の素の元社員が人口甘味料の特許の正当な対価として20億円の支払いを求める訴えを起こしているそうです。これも、第706話でも取り上げた青色発光ダイオード(LED)の中村修二.さんが起こしている訴訟に触発されたのではないでしょうか。
 日本でも、三菱化学の
1億円を超える報奨制度やホンダが青天井にする動きもあるそうです。

 その中村さんの訴訟の判決が19日、東京地裁であった。「日亜に特許の権利を譲渡するとの黙示の合意があった」と日亜側への帰属を認めた。(日本経済新聞)

 つまり、特許権は会社側にありということです。この判決に多くの企業側はほっとしているようです。しかし、対価としての20億円の支払いの方はまだ判決が出ていないそうです。どの程度の金額が妥当と言えるのかは私には、分かりませんが、実際には2万円しか払われていないというのもどうかなと思います。
 日本の理科系の人たちの待遇が悪いことで理科系に進む学生が少なくなっているという現状からも早急に改善されるべきことでしょう。
 企業ばかりが儲けるのでなく、貢献者にはきちんと報いることで優秀な人材も確保できるというものです。兎に角、日本の場合は企業ばかりが儲けて、従業員の待遇がおろそかにされる風潮が強すぎますから。
 あぶく銭を儲け、日本のバブルを煽った金融機関に優秀な学生がこぞって行きたがるという風潮はやはりおかしいと言わざるを得ないでしょう。尤も、金融機関に対する逆風の中、今は、流石にそんな学生も減っているのじゃないかと希望的観測をしていますが・・・。

 スポーツや芸能、金融などの何億もの収入を見せ付けられると、優秀な人間はどうしてもそちらに目が向くのは仕方ないところでしょう。それだけに、中村さんが、こうした訴訟で勝つことに意義があると思います。
 しかし、アメリカの経営者や大リーグで見られるような自分の業界の首を絞めるような極端な報酬は考えものでしょう。中村さんもそこまでは望んでいないでしょう。
 いずれにしても、理科系のヒーローにに正当な報酬は必要でしょう。あぶく銭の世界が脚光を浴びるようでは駄目なことだけは今の世界を見ていると明らかでしょう。

正当な評価を!

2002922日日曜日  第1099話  ザ・スクープ

 この番組がなくなったら、警察や検察は、ほっとするでしょうね。最後に長野キャスターが「私達は権力と戦います。」と締めていましたが、思わず「よく言った!」と感心してしまいました。長野さんもどこからかの圧力で仕事がなくなるのじゃないかと心配します。

 カウントダウンの最後の2回目は、第519話でも取り上げた事件の続き、「決定版!仙台点滴事件のウソ〜凶器は筋弛緩剤でなかった!?〜」でした。

 証言を都合の良いように書き換えたり、鑑識さえおかしいという内容でした。ああやって、犯人は作られていくのでしょうか。あれでは、どんな人間でも犯人にすることが出来ます。
 
第1092話で取り上げたロザール事件のページと同じで、犯人を最初に決め付けて、それに合わせた話を作っていくことが当たり前のように行われていると言っても良いのかもしれません。
 確かに、大抵の犯罪の10中8,9は状況証拠などから判断していっても大きな間違いは起きないのかもしれません。それに安住して、安易な思い込みで決め付けることが日本中で平気で行われているとしたら、何時、それが自分に降りかかるか分かりません。本当に怖いことです。

 それだけに、何の疑いも無く漠然と、マスコミや権力の発表は、何時も正しいと思い込んでいたバカな私を目覚めさせてくれた「ザ・スクープ」に今更ながら感謝します。分かってはいてもどうしても信じてしまう怖さ、そして、物事には必ず裏があることを改めて教えてもらいました。
 これこそが、ジャーナリズムの醍醐味と言えるのじゃないでしょうか。「無知な庶民を啓蒙して、権力と戦う」ことこそが、マスコミが目指す道である。そうでなければ、心から愛することが出来る、本当に住みやすい国はできないでしょうね。

どう見ても、逆に進んでいる!

2002923日月曜日  第1100話  ジャンボ

 第1068話で流石のジャンボ尾崎も歳には勝てず、優勝から遠ざかっている事に触れましたが、久し振りに優勝争いに加わって期待させてくれました。ということで、ANAオープンを見ながら書いています。
 17番を終わってジャンボが一打リードしました。これはもしかしたら久し振りの優勝が現実のものになるかも・・・。
 勝ちました。やはり嬉しそうですね。何とこの大会は30年前に初優勝で今回が7回目だそうです。それにしてもこれだけの長い期間をトップで維持するということは、いくら選手寿命の長いゴルフといえども並大抵のことではないでしょう。たいしたものです。
 相変わらずの強気の優勝インタビューをやってましたから、これで又、シニア参加が遠ざかりそうです。世界での活躍も見たいファンとしては複雑な心境です。
 なにはともあれ、同年代としては素直に祝福したいと思います。しかし、往年の圧倒的な強さはもう見られそうもありませんが、それは仕方のないことでしょう。

 去年は毎日楽しませてくれたイチロー選手が何となく元気が無いようで、こちらも、何となく元気の出なかった今年ですが、久し振りに元気をもらいました。
 イチロー選手も2年連続の200本安打は大丈夫のようですが、まさかと思った首位打者も逃がしてしまったようです。8年連続首位打者は途切れてしまいました。残念です。
 ゴルフと比べると、やはり選手生活は圧倒的に短かそうです。だから年棒が高騰するのかもしれません。選手生活より残りの人生の方が比べ物にならないくらい長いのですからある程度は仕方ないのかもしれません。
 しかしながら、
第1098話でも書いたように、正当な報酬と言うのは難しいものですね。

なんにしても、久し振りの団塊の世代の活躍は嬉しい!

2002924日火曜日  第1101話  イチロー

 昨日書いたイチロー選手、見事に200本安打達成しました。今年は去年と違って8月になってから元気が無かったので心配していましたが、何とか達成してくれました。ルーキーから2年連続200本安打は大リーグで7人目だそうです。それも最後の選手は48年も前の話らしいので、最近ではイチロー選手が始めてということらしいです。調子が悪いといっても、そこはやはり並の選手とは違うようです。

 前半の調子では間違いなく首位打者と思っていたのですが、スト騒ぎがファイトをなくしたのじゃないかと言う人もいました。純粋に野球にかけている彼にしたら、そうした雑音でやる気がなくなったのかもしれません。際限なく高騰した年棒がこんなところにも影響しているのでしょうか。やはり、何事も行き過ぎは良くない証拠でしょう。

 私は、どちらかと言うと、去年の内野安打が多いのを気にして、無理に引っ張ったり強打しているような気がしました。その為に、左方向への内野安打が減ってしまったのが原因じゃないでしょうか。彼ほどの選手でもやはりそんな批判も気になるのでしょう。ファンは勝手なものですから・・・。
 綺麗なヒットも良いですが、あの足での内野安打も醍醐味があって結構楽しみだったのでちょっと残念な気もします。

 今年は、もうこれ以上はどうしようもないでしょうが、来年は3年連続200本安打と首位打者への返り咲きを目指して頑張って欲しいものです。何といっても、気の滅入ることの多い最近の日本を元気付けるにはイチロー選手の活躍に勝るものはないですから。

彼なら出来るでしょう!

2002925日水曜日  第1102話  よど号

 第927話第1096話でも書いたように、「よど号ハイジャック事件」はどうしても気になります。特にあの岡本武氏、何のかかわりもありませんが、人生の一時期を話しもしたことは無いと言いながらもふすま一枚で隣同士で住んでいたのですから、せめてどんな育ち方をしてどんな考えを持っていたのだろうかなど知りたい思いは常にあります。

 23日に日本テレビがこの「よど号事件」をドラマ化したものを放送しました。もしかしたら、「犯人達の背景なども描かれているのかな」と期待してみました。
 確かに、改めて、どんな事件でその後の経過として何があったかということは分かってそれなりに見たのですが、これではたんなるドキュメントであって、何となくはぐらかされた思いでした。これなら、「
よど号、赤軍派にハイジャックされる」の経過を詳しく描いただけでしかなかったと思います。

 何時もの酔醒漫録923を読むと、有田さんも同じように消化不良を感じたようです。

 「ドラマとしてはよく再現をしていると思った」と書いています。

 拉致事件やよど号犯人達の帰還などで騒然としているこの時期に放送したということは、何らかのメッセージを発したかったのかと思ったのですが、これではブームに乗ったタイトルで視聴者を引き付けるだけのワイドショー並みの単なる視聴率稼ぎ番組でしかなかったようです。
  尤も、そんなものだろうとは半ば覚悟してみていましたからそれ程の落胆はありませんでした。現実にどんなことが実際に機内で起きていたのかが分かっただけでもよしとしましょう。
 それにしても、もう少し背景に詳しく切り込んで欲しかったと思った人は少なからずいたのじゃないでしょうか。今のマスコミにそれを求めるのは無理なのでしょうか。

本当に消化不良でした!

2002926日木曜日  第1103話  民主党

 この国の不幸は腐敗した自民党を持っていることが大きな原因であることは間違いないが、それに対抗して取って代わる気概のない政党が無いことが一番大きいのかもしれない。
 鳩山さんを党首に選んだ民主党の罪は深い。そして、そんな迫力のない鳩山さんに取って代わるだけの魅力のある対抗者さえいないことが最も不幸である。
 民主党には日本の国を改革しようという意思が全く無いということでしょう。口では改革を叫んでも、彼らにとっては、国や国民なんてどうでも良いのであって、自分達が次の選挙で当選すれば良いというのが見え見えである。それは、元旧社会党から元自民党までの顔ぶれを見れば単なる利害関係だけで集まっていることがそれは、元旧社会党から元自民党までの顔ぶれを見れば、単なる利害関係だけで集まっていることが明らかである。その限界が、候補者の顔ぶれであり、それを選んだ民主党である。

 この結果は、立候補者の顔ぶれを見た時から分かっていたことであるのかもしれません。日本中があっと驚く立候補者を出せなかったことで国民は完全にしらけてしまったということだと思います。その空気さえ分からないのが民主党だと言うことです。
 これで又、北朝鮮との国交回復への道をつけて支持率を伸ばした小泉さん率いる自民党が次の選挙でも勝ち、日本の改革は完全に止まり、もう立ち上がることが出来なくなるかもしれません。

 全ては、国民の責任とはいえ、こうした時代に、人を得ることが出来ない日本の不幸が身に沁みます。

絶望しか見えない!

2002927日金曜日  第1104話  失跡

 最近はPCばかりで、字を書くことが全くといって良いくらいなくなりました。その所為か、簡単な漢字の読みも分からなくことが多くなりました。
 今日も何気なく読売新聞を読んでいたのですが、拉致事件の中で拉致された時のことを失跡時
(しっせきじ)と書いているのです。
 「しっせき」という字をあまり使ったことが無かった所為もあって何の疑いも無く「しっそう」と思い込んで、「しっそうじ」読んでいたのですが、ふと気がついて、『あれ?これは「しっそう」とは読まないんじゃないかな』と思いつくと訳が分からなくなってしまいました。そこで改めて辞書で 「しっそう」をひいてみるとやはり「失踪」が出てきました。やはり間違いはなさそうです。
 「しっせき」をひくと「失跡」が出ました。意味は同じだそうです。この使い方は知りませんでした。しかし、駄目ですね、思い込みが激しいと、こんな簡単なことも「あれっ!どうだったかな?」と一瞬分からなくなってしまいます。
 もしかしたら、ボケの始まりでしょうか。それにしても、ここまで頭がぼけてきたらチョッと怖いものがあります。

 その所為か、第763話でも書いたように相変わらず誤字・脱字が多くて顰蹙をかっているのじゃないかと心配しています。尤も、こちらの方は、「マアいいか!」のいい加減な性格のほうが災いしているようです。どうしても、もう一度見直すのを忘れてしまったり、思い込みで間違いに気がつかないことが度々あります。
 「これじゃ〜いかん!」と思いながらも、何時までも治らないのが現実ですが・・・。

反省だけなら・・・!

2002928日土曜日  第1105話  ドコモ

 第1086話で、その凄まじい利用料金について書いたNTTドコモが又しても腹立たしいことをやっています。

 第934話でも取り上げたように2002年春の決算で米AT&Tワイヤレスなど海外の出資先企業の株式評価損を経常し、一兆円前後の特別損失をだしたことは記憶にあたらしいところです。

 27日の読売新聞によると、春以後も株式評価損が収まらず、9月中間連結決算で5000億円前後の特別損失を出すことが26日に明らかになったそうでう。

 春の決算では、第946話で、経営者は刑務所に入れろとその腹立たしさをぶつけましたが、それどころかその上に5000億円の上乗せです。本当にこの怒りはどこにぶつけたら良いのでしょう。

 それにしても、本当に日本人っておとなしいですね。これだけのことをやられても、皆、嬉々として携帯電話にしがみついている。
 雪印や日本ハムでは行き過ぎと思えるほどの反応を示したのに、電力会社の原発事故隠しと同じように独占企業の横暴には黙って辛抱ですか。マスコミも全くといって良いほど騒ぎませんし、何とも情けないと思いませんか。
 せめて、「不買運動」じゃなくて「不掛け運動」くらい起こしませんか。尤も、それさえ辛抱できないほどに携帯中毒になっているのでしょうね。ドコモの思う壺です。

 あの1兆5000億円を通話料値下げに回したら、どのくらいの値下げになったのでしょうか。その値下げ分は、何時も言っているように、他の物への消費に回って、日本経済の活性化に役立っていたはずです。
 それをみすみす、どぶに捨ててしまったのですから、経営陣の罪は重すぎます。それでも、罰せられることも無く相変わらずのうのうと高給を食んでいるんでしょう。

全く、何でもありです!

2002929日日曜日  第1106話  ザ・スクープ

 28日は、今、最も注目されている「北朝鮮」がテーマでした。「ザ・スクープ」がとうとう最後の日になりました。
 
テレビ朝日報道番組「ザ・スクープ」存続を求める会の活動も予想していたこととはいえやはり流れを止めるわけには行かなかったようです。
 この番組がなくなることで、多くの弱者が切り捨てられていくことになりそうです。先週も、ニュースステーションで徳島の駅前で起きた事故を取り上げていました。16歳の少年が横断歩道ではねられたものです。その杜撰な警察の対応には怒りを覚えます。
 同じ徳島の事件「
隠された真実」を思い浮かべました。その中の報告・日記の「事件経過報告と日記消えた家族 26.Sep.02」にも触れられていました。

 こういう事件を、取り上げてくれるのは「ザ・スクープ」しかありませんでした。日本中でこのように切り捨てられて踏み付けにされている人たちが数え切れないほどいるだろう事は想像に難くありません。何時、自分の身に降りかかるかを考えると本当に怖いものがあります。
 拉致問題も、根は同じことだと思います。如何に、国民がないがしろにされているかの象徴といえるでしょう。

 各放送局が、競ってこうした番組を持つことこそがマスコミの望ましい姿といえるのでしょうが、現実は逆なのですから情けない限りです。闇に葬り去られる事件が増えそうな気がしてなりません。

 今後はスペシャルという形で何ヶ月かに一回放送するそうです。第一回は10月24日のPM2:00からだそうです。これを、元に戻すことが出来るかどうかは、日本人のレベルが試されているのかもしれません。

今日が、日本のマスコミの良心が終わった日で無ければ良いのですが・・・・!

2002930日月曜日  第1107話  陰謀

 第1103話で書いた民主党、やっと役員人事が決まったようです。国民が期待している政権交代の最大のチャンスを潰す旧来通りの人選を行い、若手の反感を買い、自民党を喜ばせた。
 「サンデープロジェクト」に民主党の若手が出ていましたが、鳩山さんと中野さんは逃げたようです。

 ふと、鳩山さんについて思いついたことがあります。あの人は、きっと自民党の隠密作戦を帯びて党を飛び出したのじゃないでしょうか。そう考えると、みすみすチャンスを逃そうとするあの動きの意味も説明がつきます。
 民主党の中の旧自民党員を見ているとどう考えても、他に自民党を飛び出した意味があるようにみ見えません。
 
第1076話でも書いた熊谷さんなんか、どう見ても自民党の中の自民党の議員に見えて仕方ありません。
 それ以外にも長野県の知事選挙で自民党と一緒に田中さんを排除しようとした元首相の羽田さんなんて人もいます。
 どう考えても、今の政治を変えようとしている人たちとは思えません。どうやら、国民は、自民党の陰謀に乗せられたのかもしれません。

 こうなれば、民主党と自民党の若手が一緒になって新しい党を作ることしかこの国を変える方法は無いような気がします。

そんなことは起きないだろうなぁ!

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