団塊の世代の部屋(46) 

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200351日木曜日  第1320回  インターネット投票

今度の地方選挙で一番感じたのは、この世界にはインターネットが殆ど無関係と言うことでした。というのも、どんな候補者が立候補しているのか見てみようと思っても、HPを開設している議員さんが殆どいないのです。
 我が坂出の市会議員さんでは只1人でした。それも創価学会系でしたから、これはどうも政党が強制的にやっているのじゃないかと想像します。
 それにしても、これほどまでに無関心であることに驚きを感じずに入られません。これじゃ、インターネット投票なんて夢の夢かもしれません。
 尤も、旧態依然の選挙カーを走らせ、お願いしますだけで政策も何も無い人脈だけの草の根選挙ではインターネットの威力も殆ど無さそうですが・・・。
 地方選挙では身近さがそうさせるのか、これでも投票率が国政選挙に比べればダウンしたと言ってもかなり高い数字を示していました。しかし、無党派票や無関心派を投票に向かわせるためにはインターネット投票がどうしても必要になるのじゃないでしょうか。
 しかし、投票率が低い方が組織票が生きる今の選挙では議員さんたちがそんな方法を取り入れることに積極的になるはずも無さそうです。

 今度の選挙に直接かかわった二人がHPにそんな現状について書いていました。

 こちらは、何時もの長尾さんのところです。直接の自分の選挙ではなく応援です。

    Takashi NagaoOFFICIAL WEB SITE → 2003-04-30 表選挙と裏選挙

 ・・・略

 それもこれも、投票率が低いが故に起こる理屈である。残念な言い方であるが、多くの地方統一選挙、特に市町村区議選挙は、選挙に関わる人たちだけで行なわれている選挙といっても過言ではない。政策の訴えを重要視し、浮動票を獲得しようという戦略は、国政選挙のみに期待できるのである。・・・以下略

 これが旧態依然の選挙の現実のようです。

 そして、こちらは自分の選挙で、トップ当選を果たした門真市の市会議員さんの戸田ひさよしの自由自在ホームページ

 自治体議員のHPでアクセス数No.1と豪語している人です。その方がHPと選挙について書いています。

 HPの選挙活用の理論はこれ!(1)(2)

 このなかに朝日新聞の社説を引用しています。

 ・・・略

 パソコンや携帯電話のディスプレー上に表示されるものは、公職選挙法上の「文書図画」に当たる。選挙中は法定外のビラやチラシが禁止されるのと同じように、インターネットによる運動は法律違反になる、というのである。・・・以下略

 選挙が始まったら、HPの更新や候補者の名前を隠したりしなければならないとの解釈のようです。よくもこんな時代遅れなことを言っていますね。

 今回の選挙で、私も感じたのですが、選挙事務所の開設、選挙カー、ポスター、はがきと無駄とも思えるお金が沢山要ります。選挙にお金がかかることを実感しました。こんな体質を変えるにはインターネットは良い武器だと思うのですが・・・。

 戸田さんもその点に触れています

 ・・・略

 数の制限がなければ、お金を持 っている者だけがたくさんのビラを「頒布」できる。これを不公平と考え たのであろう。
確かに、ビラをたくさん作るにはお金がかかる。たくさん作れば作るほ
ど、お金がかかる。
しかし、ホームページの場合は、どうであろうか。アクセスが増えれば
増えるほど、お金がかかるのだろうか。大筋でそんなことはないであろう。
 ホームページでは、お金を持っている人だけが有利になることはない。・・・略

 法律も、候補者も選挙民も新しい時代に対応しようという気持ちが無いのでしょうか。全てをインターネット投票にすることは難しいでしょうが併用することで、金のかからない選挙、無党派層を選挙に参加させることができるなど政治の根幹から改革する手段になりそうな気がするのですが・・・。
 無理やり始めた
住期ネットの住民票コードもこういうところでこそ活かしていくべきではないでしょうか。

何時のことやら!

200352日金曜日  第1321回  ワード2002

今月からこのHPの作成ソフトをワード98からワード2002に変えました。どうして今まで98を使っていたかと言うと、このHPを立ち上げる時に参照させて頂いたワニchanのうぇぶわーるどWordでホームページを作成するための秘訣でワード2000以後大幅に仕様が変わってしまったことを知ったことからでした。
 かなり使い勝手も変わってしまっているし、一番の問題はワニchanによると

 ・・・略

 Word 2000以降のバージョンでのホームページ作成には必ずXML記述がついて回ります。
 これはなぜそのような記述が自動挿入されるかと申し上げますと、
HTML文書でありながら、Word独自のドキュメント文書と同じインターフェースや機能を維持するための設定をしているからです。
 もし、ビジネス文書としても、
HTMLファイルとしても両方共有したいという場合にはXMLの記述は必要ですが、単にブラウザでホームページを表示させるためにははっきり言ってXMLは邪魔です(笑)
 なぜかと申し上げますと、その分ダウンロードにかなりの時間がかかるからです。画像ファイルの表示も驚くほどに時間がかかります
(-_-;)・・・以下略

 ということで、やたらにファイルがでかくなってしまうため、それでなくてもプロバイダーの容量が足らなくなってきた私にとってはどうしても98で続けるしかなかったのです。

 ところが、暫く振りにおとづれて見ると、ワード2002からファイルを保存する際、ファイルの種類を[Webページ(フィルタ後)]を選択して保存するとその問題がなくなるのだと書いてあるじゃないですか。

 そこで、今までこれだけの理由で使ってなかった2002でファイルをこの方法で保存し直してみました。すると、驚いたことに今での98で保存したものよりファイルサイズが2割以上も小さくなるのです。
 これは、思わぬ朗報でした。こうなれば、少々使いづらい所もありそうですが、2002を使わない方はありません。
 ということで、2002で更新を始めました。まだ、リンクの張り方など使い勝手が悪い所や、よく分からない所もありますが、これで慣れて行くしかないでしょう。
 遅ればせながら、やっと2002に移行ということになりました。もう98に戻らなくてもいい事を願います。

ワードにこだわりすぎかな!

200353日土曜日  第1322回  ワード98

 駄目でした2002で保存したファイルをアップロードしてインターネットを立ち上げチェックした見たら、カウンターが表示されていません。
 
ワニchanのうぇぶわーるど → Word2000でホームページを作る際の問題点とは?に書かれているカウンターに不具合が出るがもろに起こりました。

 [Webページ(フィルタ後)]を選択して保存するを実行したのでその問題もなくなっているのかと思っていましたが、どうやらそれは私の勝手な解釈だったようです。

 う〜ん!困りました。
 「どうしょう?」
 取り合えず入り口のページだけバックアップしていた元の98で作ったファイルをアップしてみました。
 「どうかな?」
 恐る恐る、確認してみると、ちゃんとカウンターが復活していました。
 緊急の処置は何とか成功しましたが、これではまたもや98に戻らなければなりません。何かいい方法は無いものかと考えましたが、思いつきません。

 そうこうしているうち、もっと大きな問題があることが分かりました。チエックはIEでやったのですが、何時も使っているOPERAで立ち上げた所、背景が真っ白です。
 慌てて、他もチェックてみると画像が全て出ていません。ワニ
chanの指摘どおりです。アップする前のパソコン上ではそんな問題は起きなかったので安心していたのですが甘かったようです。それにしてもIEの方では問題ないの分かりません。
 実際問題として、今や
OPERAの拡大画面に慣れてしまっている私としては今更小さな字に返るのは億劫です。どうしたもんでしょう。

 やはり、98に戻すしかなさそうです。折角ファイルが小さくなったと喜んだのもぬか喜びでしかありませんでした。
 全部元に戻しました。
OPERAでも無事画像が見えるようになりました。この二日間の格闘はなんだったんでしょう。
 それにしても、98の使いやすい事、慣れているということは楽ですね。

残念でした!

200354日日曜日  第1323回  高度な経済生活

 ヨルダンの空港で旅客の荷物検査中にバッグの中身が爆発して職員が死亡したとのニュースがテレビで流れて、「ああ、又テロか?」と誰もが思ったでしょう。
 ところが、次に、その荷物を持ち込んだのがジャーナリストであると聞いて、「そんなバカなことがあるんだろうか、何ともレベルの低いジャーナリストがいたもんだ、一体どこの国の人だろう。世界中から顰蹙を買うだろうな。」なんて一瞬思いました。
 その後のニュースで、日本人でしかも毎日新聞の記者でそれも敏腕と言われる部類の人であることが明らかにされて、「日本のマスコミはやっぱり、そこまでボケていたんだ。」と妙に納得してしまいました。
 詳細はまだはっきりしていないようなので、真実はどうか分かりませんがありそうと思えるのが情けないところです。と言うのも、最近、どこのチャンネルを回しても白装束集団のニュースに、「拉致問題などもっとやることがあるだろう!」と何時ものようにマスコミの対応に不審をつのらせていたからでもあります。

 それに、2日の読売新聞コラム「編集手帳」で紹介されていた司馬遼太郎さんの言葉が印象に残っていたせいもあると思います。

 ・・・略

 「記事の正確さが要求される社会は、高度の経済生活が営まれている社会である…」(中公文庫「人間の集団について」)・・・以下略

 そして、

 ・・・略

 広東省で最初の感染者が見つかってから事実の公表まで三か月、伝染病に指定するまで五か月を要した。情報の重さが分からずに「高度な経済生活が営まれている社会」の仲間入りはできない。

 と締めています。「高度な経済生活と記事の正確さ」とは考えさせられます。これを読んで、最初に感じたのが、「日本のマスコミが、そこまで言えることをやっているのか?」という想いでした。

 最近は、「朝日」や「毎日」に比べたらましかなと思っている読売ですが、それでも、「これは自分に対して吐く言葉だろう」と思ってしまったのは私だけでしょうか。

 そんな想いを持っていたときのあの爆発事件でしたから、殊更に、「日本のマスコミって、本当に大丈夫なんだろうか?」と過剰反応して不安を感じてしまいました。
 この事件を3日の読売新聞は編集手帳で非難し一面でも取り扱っていましたが、他の新聞はどうなんでしょう。テレビもさらっと流しているような気もします。仲間内でかばっているのかもしれません。
  こんなことで、高度な経済生活は大丈夫なんでしょうか。白装束集団なんかどうでもいい・・・。

本当にこの国は大丈夫なんでしょうか!

200355日月曜日  第1324回  市民のため

 今度の地方選挙で豊郷町の大野さんの再選や和歌山の旅田さんの刑務所からの当選などおかしなことが沢山ありました。
 末端ではやはり利権で動いていると言う証拠でしょうか。投票率の低さがそれを助ける。この分では日本が変わることは難しそうです。

 豊郷町まで出て行って反対していた田中知事が4月30日の産経新聞田中知事ダイアリーにその原因に言及していました。

 ・・・略

 利権の分配に関して、利権で集われる方々は、候補者の一本化というのができているわけですよね。・・・中略

 住民投票の場合なら明々白々になる結果が、選挙になるとそうではない」と、各地で無党派候補が一本化されなかったことを嘆く。

 直接の利害の結束にイデオロギーの分裂が負けたと言うことのようです。所詮、利益に係わることとなるとイデオロギーはどこかに行ってしまうのですね。こんなことが何時まで続くのでしょうか。

 しかし、その田中さんの影響で長野県はやはり変わっているようです。

 萬晩報 → 住民が望んでいないなら法令は破ってもいい? 20030501日(木) 萬晩報主宰 武澄に長野県で行われた勉強会での素晴らしい言葉が紹介されていました。

 ・・・略

 筆者が革命的だと思ったのは、複数の役人が「制度とか法令は本来、市民のためにある。そうでないのならば、変えていけばいい」「法令が市民のためにならないと判断したら法律を破ったっていい」というような考えを披瀝したからだ。・・・以下略

 良いですねこの考え方。これこそが行政が何の為にあるかをはっきりと分からせてくれる言葉じゃないでしょうか。
 政治家や官僚が何の為にいるかを考えれば、これほどはっきりした結論は無さそうです。こんな簡単なことが分からなくなるのが組織というものの怖さなのでしょう。
 何時の間にか、本来の目的が忘れ去られ、組織の為にしか働かなくなる。今度の地方選挙も根は同じだといえるでしょう。

 そうしたなかでも、長野でこうした発言をする役人が出てきたということは、リーダー次第で変わるといういい例かもしれません。

 田中知事の横田めぐみさんのお父さんを北朝鮮に行かすべきだったという様な拉致問題に対する考えにはもう一つ納得できない所はありますが、やはり只者ではないことは間違い無さそうです。

やはり、リーダー次第か

200356日火曜日  第1325回  番組時間変更

 4月の番組改編でNHKのテレビ番組にちょっとした異変が起こっているのに気が付かれたでしょうか。
 
第788話でも書きましたが、私の朝のリズムとして、衛星放送の7時半からの連続テレビ小説を見ることがあります。
 ドラマが目的か、時計代わりが目的か分からなくなっているところもありますが、やはり、一度見始めると続きが見たくなるものですからおかしなものです。このあたりは、作る方がプロなので、視聴者をつなぎ止めるテクニックを駆使しているのでしょう。どうしても、負けてしまいます。
 ところが、そのリズムをニュースの延長で勝手に、それも開始時間になってテロップ一つで変えられて、「勝手なことするなよ!」と頭にくることが良くありました。

 ところが、4月から始まった「こころ」でこれまでだったら、テロップを流して時間変更になるようなニュースの途中で逆に7時半から「こころ」を放送しますのテロップが流れるようになったのです。そして、きちんと時間通り「こころ」が始まるのです。
 最初は、「あれっ!」と思いました。どうせ今回だけだろうと思っていたのですが、その後もこの姿勢は変わらず、時間通りの放送が続いています。

 大事なニュースを途中で止めるなという意見もありそうですが、私は、この方法の方が気に入っています。
 
NHKがこんなやり方を始めたということは、私と同じような考えの人が沢山いて苦情の投書などもあったということなのかもしれません。
 何時まで続くのか、それともこれが定着するのか、楽しみでもあります。一月続いたということは、今の所、逆の苦情も余り無いのかもしれません。
 こんなことでも、
NHK内部では大論争になっていたりしているんでしょうね。それとも衛星放送だけの試みでしょうか、総合放送の方はどうなのかな。
 願わくば、この流れがナイター延長の中止にもつながって欲しいと言うと、野球ファンの顰蹙を買いそうですね。

でも止めて欲しい!

200357日水曜日  第1326回  電力ピーク

 日頃から常識と思っていることに悪意とも思える情報操作があることを、第1318回のダイオキシンの例で知ったことを書きました。
 悪意を持って書かれたと言えば、
第1228回で触れた南京大虐殺などが代表的なものかもしれません。
 これほどひどい話でなくても、そうした例は多そうです。マスコミなどで当然のごとく取り上げられていることが実際に調べたら全然違っていたと言うことはどうやら沢山ありそうです。

 ダイオキシンと同じ何時もの市民のための環境ガイドにありました。→ 今月の環境(5月2003年) → 5月3日: 夏の電力ピークは、オフィスと工場

 財団法人生協総合研究所の調査で、家庭には責任が少ないことが分かった。家庭の消費電力は、エアコン+高校野球中継のテレビで夏の昼間に多いと言われてきたが、家庭の電力消費は、午後6時〜10時に最大。

一方、オフィスビルの空調・証明の利用が、電力全体の消費パターンに合っている。

 これ本当なのでしょうか。長い間、幾ら高校野球好きといえども昼間の家庭の電力使用でピークになるものなのだろうかと、どこか納得できないものを感じていましたが、きちんとした統計があるのだろうから本当なのだろうと信じていました。
 しかし、こんな調査が出てくるとは、今までの発表は何を根拠としていたのでしょう。単なる推測だったということでしょうか。
 何が原因であれ、電力使用量のピークの時期は変わらないだろうし、特にこれといって問題になることはないかもしれませんが、こんな常識が一人歩きしていることの方が怖さを感じさせられます。
 しかしながら、今年の東京電力の原子力発電所停止による夏場の電力危機を考えると、問題解決の方策を考える基礎データとしては対策の根本にかかわってくる問題になるかもしれません。
 電力会社自体は知っていたのでしょうね。まさか知らなかったなんてことはないと思いますが・・・。知っていて、否定もせずに黙認していたのだとしたら、何か産業界と組んだ意図があったのかも・・・。
 もしかしたら、夏休みを長くさせないためだったりして。ありそうなだけに怖いですね。

 それにしても、常識として植えつけられた情報はもっとありそうです。意図がある場合も無い場合もあるのでしょうが、情報と言うものがこれほど好い加減であるということは肝に銘じる必要がありそうです。
 特に、検証もしないで情報を流したり、平気で情報操作しそうなマスコミが発達している日本では特に必要かも・・・。

 そういう意味では、「57() 5回国民大集会in東京国際フォーラム」を政府やマスコミがどう取り上げるかで拉致問題に対する考えが見えてきそうです。
もしかしたら、突然の白装束集団やたまちゃん騒動の意図がこんな所にあるのかも・・・。

杞憂であれば良いのですが!

200358日木曜日  第1327回  たまちゃん

 日本の庶民の命はアザラシの「たまちゃん」より軽そうです。6日の夜のNHKニュースによると、たまちゃんの目の上に刺さった釣り針をどうするかで、会議が開かれていました。
 大きな部屋に集まった何十人かのお役人さんや動物の専門家が、針を取る為にたまちゃんを捕獲するかどうかを検討しているのです。
 結論は、捕まえて針を取り除く方がそのままで放っておくよりストレスを与えることになるだろうから今回は見送って様子を見、もし、傷が悪化するようなら捕獲するということになったそうです。

 その前に、明日のフォーラムを前に、韓国と日本の拉致被害者家族が初めて会合を持ったニュースもありましたが、たまちゃんのニュースの方が長かったと感じたのは私の思い過ごしでしょうか。
 拉致被害者の会議にあれだけの行政の人たちが集まって真剣に心配しているのを見たことが無いように思えるのは、これも思い過ごしでしょうか。
 今まで、日韓両国の被害者の会合が持たれた事が無かったことのおかしさ、そして、明日のフォーラムに先立ってそれが実現したことは、これからの被害者奪回の戦略からしても非常に大きな出来事であるとは捉えられないのでしょうか。

 この対応を見ていると、本当に日本の国はおかしいとしか思えません。やはり、政治家にも官僚にも、そしてマスコミにも拉致問題が解決すると余程都合の悪い人たちがいると考えた方が自然なのかもしれません。

完全に狂っている!

 57() 5回国民大集会in東京国際フォーラム」、会場は5000人であふれ入れないが沢山おられたようです。

 NHK午後7:00のニュースで取り5000人という人数には触れていましたがその雰囲気までは写していませんでした。
 ただ、蓮池薫さんの、「私達が北朝鮮に帰らないことをとやかく言われるいわれはない」との発言に会場が一斉の拍手で盛り上がったのがその雰囲気をかろうじて伝えていました。
 それにしても、あまりにも短い時間でした。もう少し会場の熱気を伝えて欲しかった。この期に及んでもたまちゃんや白装束集団も取り上げていましたが、その意図がどうにも分かりません。あんなものはワイドショーに任せればいいじゃないか。

他の局はどうかな!

200359日金曜日  第1328回  フォーラム報道

 7日のNHK夜10時のニュースでは会場の外で入場できなかった人たちに横田めぐみさんのお母さんがお礼と謝罪の挨拶をしていました。入場者も6000人と言っていました。
 日本の被害者家族が韓国を訪問することも決まったようです。この熱気を見ても政府・外務省は何にも感じないのでしょうか。

 夜の早い私は、各局の取り扱いをチェックできなかったが、北朝鮮・拉致事件支援者掲示板の書き込みを見てみると、フジテレビのニュースジャパンが一番良く取り上げていたそうです。しかしながら相対にその扱いは小さかったようです。
 明けて、8日のテレビを期待していましたが、新聞のテレビ欄を見てもワイドショーは白装束ばかりです。一体どうなっているのでしょう。

 新聞も読売がかろうじて一面で扱っていましたが、ネットで見た限りは他の新聞では見つけることが出来ませんでした。

 現実に朝のテレビも第一に白装束ばかり。その後にやっと取り上げていました。どう考えてもおかしいと思う私がおかしいのでしょうか。

 それに比べてネットは熱いですね。何時もの巡回先の長尾さんも参加されていたようです。こういう人こそ議員になって欲しいですね。
 
勝谷誠彦の××な日々 5月8日付けにもフォーラムの熱気が熱く書かれていました。

 それにしても、ネットとマスコミのこの熱の違いは何なんでしょう。片や参加者20000人、マスコミは精々9000人。両方の思惑がこの数字に表れているのでしょうか。

 勝谷さんの言葉

 ・・・略

 さきほどからラテ欄を見てワイドショウがまだ大会より白キチを先に扱おうとしていることに私は驚愕している。メディアよ。しっかりと目をあけないと大会で繰り返し指摘された戦犯どもと共に貴様らも吊るされると知れ。

 この言葉に私は素直に反応してしまいます。こんなマスコミに情報操作されていて良いんでしょうか。一体、どんな裏があるのでしょう。

やっぱり、この国はおかしい!

2003510日土曜日  第1329回  異常集団

 まだこのHPを立ち上げていなかった1998年2月20日、単身赴任の大阪からの帰省のときのことです。岡山からのマリンライナーが瀬戸大橋の真ん中・与島を過ぎた頃に、車内が何となくざわついていました。それで目を上げると暗闇のなか、何時もと違った異様な光景が目に入ってきました。坂出の方向が所謂照明の明かりとは違って異様に明るいのです。
 何だろうと、注意深く見てみると、橋脚の下の番の州工業地帯にある三菱化成(当時)のコークス製造工場の屋根の上に等間隔に突き出た煙突のようなところから赤い炎が吐き出されているのに気がつきました。
 「一体、何があったんだろう?」と思いながら、家にたどりついて、初めて、送電用の鉄塔が倒れたのを知りました。それで、停電となりコークスの製造に支障が起き、炎を放出していたということのようです。あの赤い異様な光景は今でも思い浮かべることが出来ます。
 当時は全国ニュースでも盛んに取り上げられましたから覚えておられる方もいるのじゃないでしょうか。
 その事件が、今年の2月に
時効になりました。結局何の手がかりも無く事件は終わってしまいました。

 ところが、最近になって、妙な所からクローズアップされているそうです。例の白装束集団がかかわっているのじゃないかという説が出てきているのだそうです。
 他にも、北朝鮮のテロじゃないかと言う説もあるそうです。いずれにしても真相は謎のままですが・・・。

 拉致問題をないがしろにしてまでのその白装束集団に対するマスコミの異常な報道振りにおかしさを感じていることを先日から何度も書いていますが、昨日の勝谷さんのようにネットの中にも怒りを感じている人は多いようです。

 今や、白装束集団の車より報道陣の車の方が多いそうです。そして、その集団と報道陣の近隣のコンビ二利用が異常に増えているそうです。
 実際に確認した情報ではありませんが、白装束集団は、立ち去った後の片付けなどはきちんとして行くが、報道陣の立ち去った後はゴミが散乱したままだそうです。
 これまでの、色んな事件でもそんな報道陣の異常さを見ているだけに、本当にありそうなことだと思えます。どちらがまともな集団なのか分かりませんね。こんなマスコミに情報操作されているのも情けない限りです。

 兎に角、あんな異常な報道を続けていれば、相手を追い詰めることになり、「窮鼠猫を噛む」の状況に追い詰めることになり、却って起きなくてもいい事件が起きそうな気がします。一体、そこまでして何をマスコミは狙っているのでしょう。単なる視聴率稼ぎでしょうか。それとも・・・。

やっぱりおかしい!

2003511日日曜日  第1330回  プロ市民

 何時までもアマチュアでプロになりきれない私はプロという言葉に憧れのようなものを持っています。
 
第1042話でそんなプロの凄さに感心しいたら、読者の方から、お前は給料ドロボーで日本を駄目にした張本人だとのメールを頂いて、ぐうの音もでませんでした。
 イチロー選手など一流プロや職人さんの世界などを見る度、自分の不甲斐なさに落ち込んでいます。

 ネットの中で、最近そのプロという言葉でこれはなんだろうというのを見かけることがあります。それは、「プロ市民」です。
 最初に見たのは、今度の地方選挙でも話題になった豊郷町の校舎問題の時でした。ある
HPで、ウェブマスターが建て替え反対運動を支持する意見を書かれていましたが、すぐに削除され、あれは裏があって「プロ市民」が絡んでいるという反論がメールでがあり、調べて納得したので削除したとのことでした。

 その時に、「なるほど現地には現地の色々な事情があるんだろうなぁ」と漠然と感じていました。
 この時点で「プロ市民」という言葉にも何となく、胡散臭いものを感じ、プロという言葉が汚されたような嫌な思いも少し感じましたが、別段調べることもしませんでした。

 ところが、今度の「57() 5回国民大集会in東京国際フォーラム」参加レポート集の中で再びその言葉を目にしました。

 あの、中に入れなかった人たちの中で主催者に文句を言う人たちもあったようです。

 「10000分の4000の風景」という題のレポートにそうした騒ぎを起こす人に対して使ってました。

 ・・・略

 「あいつら、きっとプロ市民だな」

幻九郎は、さらりとコメントした。敵は北朝鮮なのである。にもかかわらず、こうして会場に入り損ねた来場者の不満を主催者に向けさせようとするアジは、全共闘世代の時代遅れなお家芸である。見渡せば、文句を言っているのは、ほぼ例外なく、五十歳から六十歳の団塊バカだった。・・・略

 やはり、いい言葉では無いようです。ついでに団塊の世代も嫌われているんですね。戦後教育の歪が出ているのでしょうか。残念です。

 そこで、サーチしてみました。

 「プロ市民」って、元々は良い意味だったんだよが最初に使われた意味から、今の使われ方にも触れていて良く分かりました。

 職業的運動家で資金源があって、それをバックとして反対のための反対運動に専念している人たちのようです。

 元は、もっといい言葉として使われていたようです。もったいないですね。それにしても、本当にプロ市民なのか単なるバカな団塊の世代の親父なのかどちらなんでしょう。
 どちらにしても、情けないですね。やはり、日本を駄目にしたのはプロになりきれない私のような団塊の世代の責任も大きそうですね。

反省!

2003512日月曜日  第1331回  安寿と厨子王

 私達の小学校の頃は授業で映画鑑賞というのが時々ありました。体育館でやる時もあれば映画館まで出かけるときもありました。授業と違って楽しかったことを覚えています。今はもうないのかな。
 そんな映画の一つに安寿と厨子王の漫画映画がありました。何時ものように楽しみで行ったはずですが、私は未だにこの映画を思い出すと、胸が苦しくなり涙が出そうになります。特に安寿のことをおもうともう駄目です。
 悲しい映画というのは未だに苦手ですが、これほど後を引く映画はありません。こういうのをトラウマと言うのでしょうか。できることならば、2度と見たくないと思っています。特に人前で見る勇気はありません。

 その安寿と厨子王が11日の読売新聞コラム「編集手帳」と毎日新聞コラム「余録」で同時に取り上げられていました。
 どちらも、「
57() 5回国民大集会in東京国際フォーラム」での曽我さんのお母さんを思う心に打たれてのことのようです。舞台も佐渡島とは何たる偶然でしょう。

 毎日新聞は、溝口健二監督の映画「山椒大夫」。読売新聞は森鴎外の小説、「山椒大夫」からということで書いていましたが、この人たちも、私と同じ漫画を見たことがあるのかもしれません。
 それにしても、あの悲しさを実際に今も実際に味わっている方たちが沢山いるということを政治家・官僚・マスコミの方たちはどう考えているのか。

 小泉さんが5人の被害者に帰国以来始めて会ったというのは、良かったと言えども、今まで何故会わなかったのかの疑問の方が大きいものがあります。小泉さんもあのフォーラムの熱気を見てこれはまずいと感じたのでしょうね。今度ばかりは、この日本国民の思いを軽く見ると大変なことになりそうですね。

 ところが、勝谷誠彦の××な日々。5月11日に社民党の保坂展人議員の取り巻きの一人が「救う会?あれは極右の団体です」なんて言ってたと書いていました。

 本当なんでしょうか。人の悲しみもこういう風に考えることが出来るとは驚きです。こうなると人間とは思えませんね。こんな考え方が拉致問題の解決の邪魔をしているのでしょうか。組織や自己保身がこんな考えの底にありそうです。こんな議員や官僚達が沢山いるとしたら国民の感情が全く分かっていないのでしょうね。

根は深そう!

2003513日火曜日  第1332回  運転マナー

 香川県の運転マナーが悪いと言うのは良く聞きます。確かに素晴らしいマナーとはいえないかもしれませんが、私自身は走っていて取り立ててそう感じたことは無いような気がします。ということは、同じような運転をしているということになるのかもしれませんね。
 確かに、時々腹が立つ運転に出会うこともありますが、そんなのはどこでも同じで運転手によるもので地域性なんて思ったこともありませんでした。

 ところが、何時もの巡回の柳原三佳HP → 掲示板 (5月5日)〔1070〕で高知通運の取締役が起こした飲酒運転での事故についての書き込みに讃岐路劣悪運転マナーのなぞとしてリンクが張られていました。

 何で、高知の事故に香川の運転マナーが出てくるのか分かりませんが、他所の人にとっては香川も高知も同じ四国ということで区別がつかないんでしょうか。

 踏み切りで一旦停止をしないとか、トンネルで点灯しないとかウインカーをぎりぎりまで出さないとか本当に他県と比べてこれほど悪いとは・・・・。

 私自身はこの面では香川県人とは全く違っていると言う自負は持っていますが、確かにこんな傾向はあるのかもしれません。
 しかし、この調査地点は問題がありそうな場所だと思います。あの高松の踏み切りは広い道路を横切っているもので非常に分かりにくいもので、チョッと油断したら見過ごしてしまうような所だと思います。
 そして、我が坂出の金山トンネルもトンネル内の明るさは点灯する必要がないと思える明るさだと思います。この最悪の数値は、そんな場所の選定も影響しているのじゃないでしょうか。と少しは弁護させてください。

 といっても、それでマナーの悪さが割引されるほどのものではないかもしれません。流石、10万人あたりの死亡者が全国ワースト1を続けていただけのことはあるのかも・・・。

 同じ四国新聞の系列テレビでもつい最近そのマナーの悪さを取り上げていましたが、その原因として、香川県の舗装率全国一位と車の台数の少なさ、それに横道(つまりは交差点の多さがあるのじゃないかとも言っていました。
 走りやすい道に車が少ないからどうしても他の車に注意することを忘れてしまうのかもしれません。

それにしても恥ずかしい!

2003514日水曜日  第1333回  交通事故死者数

 偶然でしょうか、12日読売新聞、香川版コラム「元気BOX」に香川の事故死の減少が続いていることが載っていました。

 香川県内で2002年の交通事故死者数の減少率は38.1%

 ・・・略

 昨年亡くなったのは前年より51人少ない83人。2年連続で全国最悪だった10万人あたりの死者数(8.11人)も、ワースト22位まで挽回した。飲酒運転の厳罰化など昨年6月の道交法改正、交差点での取り締まり強化や高齢者への交通指導などの効果だという。

 今年も4月末現在で22人と前年同期比38.9%(14人)の減。・・・以下略

 「ワースト22位まで挽回した」って表現も面白いですね。順位が悪いほど良いという事ですね。
 1位から22位ですから中位くらいの位置というところです。これなら、威張りは出来なくても大恥にはならないかもしれません。
 それ以上に、その傾向が今年も続いているという所が良いですね。一年だけだったら、偶然ということもありそうですが、同じような減少傾向が続いているということは、飲酒運転の罰則強化や警察の取り締まりの強化などが効いているようです。
 全国以上にその数値が下がっているということは、香川県警の努力もあるのでしょうが、香川県の人が全国の人より、罰則強化により反応した「せこさ」ということかもしれませんね。
 いずれにしても、こんな数字だけはいくら減少しても減少しすぎということはありませんから大歓迎です。
 車が存在する限りは不可能でしょうが、願わくば、何時の日か、日本中から交通事故なんて無くなって欲しいものです。 

 それにしても、結局は罰則の強化が一番効き目があるというのが人間の悲しさですね。しかしながら、これは紛れも無い現実の姿だと思います。
 今の日本の国の乱れは、全てここにあるのかもしれません。為政者達から末端まで、罰則の強化と取り締まりの徹底しかこの国を良くする道は無いということの証拠のような気がします。

チョッと、残念!

2003515日木曜日  第1334回  遺伝子組み換え米

 第1303回でも書きましたが、糖尿病との格闘が続いています。無理やり食事を制限して、インシュリン注射を止めていますが、月一回の血液検査での数値は残念ながらチョッと悪くなっています。
 その為、先月からは、飲み薬を処方されています。インシュリン注射の中止は何とか認めてもらっています。やはり、インシュリンの出が悪いのでしょう。
 かといって、これ以上食事療法にも無理がありそうなので様子を見ています。何とかインシュリン注射だけでもこのまま止めることが出来ればいいのですが。

 14日の朝のテレビ「とくダネ!」のキャスター小倉智昭さんが面白い記事を取り上げていました。
 小倉さんも糖尿病で毎日食事の前にインシュリン注射をしているそうです。それだけに目に付いたのだと思いますが、何とインシュリンの分泌を促す米が遺伝子組み換えで開発されたというのです。

 調べてみたら、読売新聞にも載っていました。小さな記事で気がつきませんでした。

 ・・・略

 日本製紙などは12日、糖尿病治療に効果のある遺伝子組み換え米の開発に世界で初めて成功したと発表した。早ければ2006年にも商品化する計画。・・・中略

 インシュリン分泌を促す別のホルモン「GLP-1」を多量に含む。毎食茶碗一杯程度、GLP-1を約500_・c含む量を食べれば、投薬治療に匹敵する効果があるという。患者への提供は医師の指導の下で行う方針だ。

 ご飯を食べて、インシュリンが分泌されるなんてこんなのが本当に出来たら、最高ですね。インシュリン注射の離せない人たちにとってこんな朗報はないかもしれませんね。2006年か、待ち遠しいですね。
 色々と、批判の多い遺伝子組み換え食品ですが、こういう方向もあるとしたら一概に非難するわけにはいかないですね。何とかものになって欲しいものです。

楽しみです!

2003516日金曜日  第1335回  助けてあげる

 歳を取ると、一番感じるのが体力の衰えでしょうか。そんな体力の衰えを、寝だめが出来なくなったことと、2時間ドラマを見る気力がわかなくなったことに感じています。
 しかしながら、14日の夜の「北朝鮮拉致 “めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる”」は万難を排して見てしまいました。

 めぐみさんが帰らなかった日からのご家族の苦悩を改めて思い知らされました。自分の家族があんな目にあっていたら、果たして、私はあの被害者家族の皆さんのように耐えることが出来たか自信がありません。
 同じ思いをされている家族がもっと沢山いることを考えると、今更ながらに、日本の政治家達と外務省に怒りを感じずにいられませんでした。
一番悪いのは金正日としても、それに匹敵するだけの責任は戦後の政治家・官僚・マスコミなどにあることは間違い無さそうです。
 一番見せたい政治家や官僚はきっとこのドラマは見ていないでしょうね。というか、恥ずかしくて見れないのじゃないでしょうか。尤も、そんな恥ずかしいなんて殊勝な心を持っていると考える方が甘いのかも・・・。

 しかし、この事件が起こり、ご家族の方達の努力で、事件が明るみに出て来たことで日本人が戦後の教育や政治が如何に偏ったものであったかを知ったのじゃないでしょうか。
 少なくとも、私はこの事件を知って以来そうした思いを強く持つようになりました。
 
第1333回で書いた罰則の強化の問題も根は同じような気がします。余りにも行き過ぎた人権意識がきちんと罰することを避けてきたともいえるのじゃないでしょうか。
 
第1324回で取り上げた「制度とか法令は本来、市民のためにある。そうでないのならば、変えていけばいい」の全く反対のことをやってきたということでしょう。本当に必要なことは何かを真剣に考える時が来ているということだと思います。
 少なくともそれに気がついた人たちが最後のシーンにも取り上げられていた、「
57() 5回国民大集会in東京国際フォーラム」へ集まったのだと思います。

これで日本も変わるかも!

2003517日土曜日  第1336回  鉄塔倒壊

 未だに収まらない白装束集団報道。警察も何やら無理やり理由をつけての捜索と本当にそんなことやってていいのか。余程の裏があることをつかんでの捜査か、それとも逆に大きな事を隠すためなのかと不思議に思う毎日。

 第1329回で鉄塔倒壊事件と白装束集団が関係しているとの噂があると書きましたが、それに便乗したような事件が起きました。

 15日読売新聞

 14日、高松市の朝日新聞高松支局に、白装束の団体「パナウェーブ研究所」の報道を止めるよう求め、同市中山町の五色台青峰山頂(499b)のテレビ電波塔のボルトを外し、「次は倒す」と再度の犯行を予告する封書の”脅迫状”が届いた。

香川県警が調べた所、同山頂の県防災行政無電電波塔(高さ30b)で計十本のボルトが外されているのが見つかり、建造物侵入と器物損壊容疑で捜査。・・・以下略

 15日四国新聞コラム「一日一言」

 ・・・略

 きっとパナウェーブ研究所が電磁波にからんで電波塔や送電鉄塔に強い関心を持っていることを、テレビやインターネットで知ったうえでの犯行なのだろう。悪戯は退屈の証明だが、本当の日本はそんなにヒマではない。・・・略

 杜撰な手口からいたずらと見られるようですが、それにしても人騒がせなことです。これもバカなマスコミの騒ぎに載せられたのか、それとも好意的に取ってマスコミへの抗議の意味か。幸い大きな事故には繋がらなかったから良いようなものの、とんでもないことをするものです。
 しかしながら、こうして、坂出市の東西両端でこんなことが起こるということはやはり地元の人間と考えた方が自然なんでしょうね。日本の中心坂出を狙うとは犯人もなかなかやるもんです。
 それにしても、実際問題として、誰も注目しないような地方でこんなことがた易く行われるということは、本気でテロを仕掛けられたらひとたまりもないということでしょう。
 本当にいたずらであれば良いのですが、それだけでは無いかもしれないという恐れは残ります。何が起こってもテロと結び付けて考えてしまうようになったということは恐ろしいことです。

本当に物騒な世の中ですね!

2003518日日曜日  第1337回  公的資金

 16日の夜は11時過ぎに寝ました。そして、17日の朝の新聞、「りそなホールディングが政府に公的資金1兆円超を申請する」を見てびっくりでした。とうとう来る時が来たということでしょうか。
 とうとうと言うか、やっとと言うか、長い間の先送りが遂に表面に出てきたということでしょう。さて、これからどうなるのでしょうか。

 一気に経済崩壊に進むのか、それとも今までと同じで一時は騒いでもその内何事も無かったかのように誤魔化されていくのでしょうか。
 しかし、今までは、なんだかんだ言いながらも日本経済に少しは体力が残っていたような気がしますが、果たして、今このショックに耐えられるだけの体力が残っているのか不安を感じます。
 いずれにしても、横並びで誤魔化してきた一社がこうなった以上次から次へと明るみに出てきそうに思えます。果たして、そうなった時に日本はどこまで持ちこたえられるかですね。

 しかしながら、これを機会に公的資金の投入をせずに倒産させて、一気に日本を一度破綻させてしまって、戦後にたまった政・官・財の澱を一掃して、一から出直すという方法もありそうです。
 どのくらいの犠牲者が出るかは想像を絶するものがありそうですが、どうせ何時かはやらない限り、何時までも良くなることはないとなれば、それもいいのじゃないでしょうか。
 先送り先送りでツケを回されての生殺しよりは良いかも。さしずめ、私なんかは一番に犠牲になりそうな気もしますが・・・。

さてどうなるか!

2003519日月曜日  第1338回  イチロー選手

 今年は、何時も以上に明るいニュースが無いように思うのは気のせいでしょうか。私にとってその原因の一つにF1の佐藤琢磨さんがドライバーシートを失ったことと、イチロー選手が松井選手の報道の陰に隠れているのと、その所為でもないのでしょうがもう一つ成績が上がっていなかったことがあります。
 
F1なんて、殆ど忘れてしまっている状態です。忘れた頃にサイトも覗いてみますがやはりそれ程興味は覚えないですね。レース自体は常勝シューマッハが苦戦して例年とは違った展開が起きているので面白いのでしょうが、ここに琢磨選手がいたらと、つい思ってしまいます。

これも愛国心の一つなのでしょうか。それ程、愛国心なんて持ってなかったと思っていましたが、どうしても日本人の活躍を期待してしまうのはおかしなものです。この感情は、拉致被害者の問題で一段とはっきりしてきたような気がします。こんな感情が人間の自然な感情とすると世界平和の難しさというのも仕方が無い所なのでしょうか。

 しかしながら、心配していた、イチロー選手がここに来て遂に実力を発揮してきました。
 18日も先頭打者ホームランを含む3安打で3割1分まで打率も上がってきました。
 この調子を続けて、今年も首位打者にからんでもらいたいものです。3年連続の200安打も楽しみです。
 しかし、自分の生活には何の関係も無いのに何でこんなにわくわくするのでしょう。本当に人間って感情の動物ですね。

楽しくなってきた!

2003520日火曜日  第1339回  徳島県知事選挙

 19日の朝、イチロー選手の結果と第1285回でも取り上げた徳島県知事選挙の結果がどうなったか楽しみでテレビニュースと新聞を見ました。
 イチロー選手は3安打で打率3割1分8厘まで上げていました。いよいよエンジン全開でしょうか。この調子で楽しませて欲しいものです。

 もう一つの結果は、不信任決議案を可決された大田正・前知事、残念ながら敗れていました。自民党が全面的に力を入れた新人の官僚上がりの知事が誕生しました。
 結局、徳島の人たちは旧来の政治を受け入れたということなのでしょう。まだまだ、利権政治は根強いですね。所詮、自分の利益が一番ということのようです。
 自民党の応援に対して、大田さんを応援する野党党首のニュース、特に土井たか子さんの応援を見たときに嫌な予感がしたのが当たったのかもしれません。
 今更ですが、大田さんは野党の応援なんか拒否して勝手連だけの応援に徹した方が良かったのじゃないでしょうか。自民党は嫌だが、野党はもっと頼りないというのが今の大半の国民感情のような気がするのは私だけでしょうか。

 流れが変わりそうで変わらないのは、結局、豊郷町長と同じように反対派候補に人材を得ることが出来なかったのが一番大きな敗因なのかもしれません。難しいですね。

 それにしても、日本は、こうやって、変わることが出来ずに、皆で崩壊に向かって進んでいるので無ければ良いのですが。

期待に応えてくれるのはイチロー選手だけ!

2003521日水曜日  第1340回  情報操作

 白装束集団から新型肺炎(SARS)を発症した台湾の医師の足取りへとテレビ放送は一変しています。どうしてここまで、どの放送局も足並みをそろえることが出来るのか不思議です。
 マスコミは、兎に角、騒ぎを大きくして不安を煽ることに熱中しているとしか思えません。
SARSは侵入を防ぐ為に全力を注ぐことが当然であって、そのことを騒ぐならともかく、既に終わってしまったことを、必要以上に騒ぎ、不安を煽ることには何も得る所は無さそうです。視聴率を上げることだけが目的なのかと思えて仕方ありません。
 そして、その煽りに、すぐに、必要以上に反応するのが日本人のようです。その為に、台湾の医師が泊まったり訪れたところにキャンセルが相次いでいるそうです。
 あまりに騒ぐから、20日になって今更のように
JRや地下鉄の駅を消毒したりしていましたが、どう考えても「今更遅いだろう、もう関係ないだろうに!」と思ってしまいます。ニューヨークのテロで沖縄への修学旅行などがキャンセルされた話を思い出します。

 マスコミは煽ることより、正しい情報を伝えることで騒ぎを収めることの方がやるべきことではないかと思うのは私だけでしょうか。
 この程度のことでここまで騒ぎが大きくなることを考えると、もし北朝鮮の工作員が自ら
SARSに感染して日本中を移動して菌を撒き散らしたらどうなるのだろうと恐ろしくなります。

 それに比べて、毎日新聞の記者の爆発事件や曽我ひとみさんの北朝鮮の住所を報道した朝日新聞の問題などは、殊更に小さく扱っているような気がしてなりません。
 これが、政府とかマスコミ以外の人が起こした事件だったら、この程度ではすまなかったはずです。毎日新聞の
社長の処分も発表されていましたが、これもこの程度ではすまなかったのじゃないでしょうか。朝日新聞に関しては、上部の責任問題にも触れていません。完全に意図してやったことと思われてもしかたないのじゃないでしょうか。
 もしかしたら、白装束集団報道はこれらから目をそらせる目的だったのかも・・・。

 これだけ身内に甘い体質を持ったマスコミとその情報操作に簡単に乗せられる日本人の体質が今の閉塞感に繋がっていると言っても良いのかもしれません。
 こんなこともネットを巡回するようになって、初めて考えるようになったような気がします。

まだ気づいていない人が多そう!

2003522日木曜日  第1341回  インシュリン

 第1334回でインシュリンの分泌を促す遺伝子組み換え米が開発されたという糖尿病患者への朗報について書きました。
 今又、新たな技術が開発されているのだそうです。すい臓の代わりに肝臓からインシュリンを分泌させ、糖尿病を治療することに成功したそうです。世の中、進んでいますね。

 21日読売新聞コラム「サイエンス」より

 ・・・略

 肝臓、すい臓とも腸から分化した組織で、近い関係にあることから肝臓の細胞に代替させることにした。小島委員は「将来的には注射一本で糖尿病の完治が可能になるかもしれない」と期待する。・・・・以下略

 肝臓とすい臓が腸から分化したものなんて全く知りませんでした。人間の体の不思議を思い知らされます。
 なんでも、これも遺伝子組み換え米と同じように遺伝子を使って肝臓にインシュリンを作らせるようにしたのだそうです。それにしても注射一本というのが良いですね。
 そうなると、肝臓も腸で代替させるなんてことも将来は実現するのでしょうか。そうなれば、糖尿病以上に多そうな肝臓病患者さんにも朗報です。

 何かと批判のある遺伝子組み換えですが、こういうのは大歓迎です。まだまだ、安全性の確立など実用化までは遠いのでしょうしが一日も早い実現を期待したいものです。
 つい最近、全ての遺伝子が解析されたとのニュースがありましたが、これからこうした治療法がどんどん開発されることになるのかもしれません。
 やたらに、長生きして治療費の高騰をもたらすなんてことも心配ですが、取りあえず期待したいものです。

待ち遠しい!

2003523日金曜日  第1342回  平和ボケ

 北朝鮮による拉致事件から戦後の日本の歪を知るようになって来ました。その中でも、かねてから公然の秘密として噂されていた麻薬や精密機器が遂に明るみに出て来ましたね。

 アメリカの上院政府活動委員会の小委員会で、北朝鮮からの亡命者の証言によると、ミサイルの部品の90%が万景峰号で日本から密輸されたものであり、麻薬の密輸は日本が一番のお得意先だというものです。

 まだ証明されていないとはいえこれが間違いの無いことは明らかだろうと思います。しかしながら、ここまで、食い物にされて尚且つ、政府は福田官房長官の発表を聞いている限り事実がはっきりするまでは手を打つつもりは無さそうです。

 非武装中立こそ理想だと信じていた完全な平和ボケだった私でさえ、これほどに日本の国が食い物にされ、麻薬で国民がどれほど蝕まれているかもわからなくても動かない政府というのは一体なんだろうと思わざるをえません。
 それに、日本国民を犠牲にした麻薬での儲けやミサイル部品でミサイルを作り世界に輸出しているとなると、日本だけの問題でなく、世界中にその被害が及んでいるということです。
 日本人だけが犠牲になっているのなら、それは日本人の平和ボケがもたらした自業自得で終わるかもしれませんが、それが世界中に影響を及ぼしているとしたら、日本の問題だけで終わらすことは出来ないでしょう。
 単なる、日本の常識、世界の非常識という世界の笑いものでは済まされません。世界に対する責任を問われても仕方が無いというものです。では済まされそうもありません。

 この期に及んでも、ぐずぐずしている日本政府には余程にそれが出来ない理由があるのでしょうか。
 やはり、北朝鮮に洗脳されていると言われても仕方の無いような、社民党や自民党の一部、日教組、マスコミなどの勢力が邪魔をしていると言うことなのかもしれません。

 何と、北朝鮮が挑戦するように万景峰号が6月9日に新潟港に寄港と発表したそうです。完全に舐められていますね。さて日本政府はどう出ますか、これをそのまま許すようでは国民は政府を見放し、世界では笑いものでしょうね。

平和ボケもここまでくると笑っていられませんね!

2003524日土曜日  第1343回  手抜き工事

 5月20日のNHK「クローズアップ現代」“手抜き工事”はなぜ行われたのか〜橋の耐震工事の落とし穴〜 は分かっていながらも日本の国はここまで腐っているのかと衝撃を受けました。

 あの神戸の大震災で橋脚の倒壊という衝撃的な映像は忘れることが出来ません。その教訓から現在の橋脚を補強しようという工事で手抜きが行われていたのです。

・・・略

県が発注した橋の耐震補強工事で、設計変更の手間を惜しんでボルトが意図的に切断され、123の橋のうち4分の1以上にあたる33の橋で重大な欠陥が見つかった。16もの業者が、検査データを改ざんし、日常的に行っていたと見られるこの手抜き工事。不況に苦しむ建設業界の下請け構造や甘い検査体制など、様々な課題が浮かび上がってきている。すでに同様の欠陥工事が中部管内の国道で次々と発覚、国土交通省も異例の緊急全国調査に乗り出した。・・・以下略

 補強のためのボルトを打つときにコンクリートの中の鉄筋にボルトが当たって工事の手間がかかり予算内で収まらないために、ボルトを短くするというものでした。
ボルトを短くすると当然強度が足りなくなるため、何のための補強か分かりません。補強工事で手抜きをして補強を意味の無いものにするのですから、これほど無茶苦茶な話はありません。それなら工事をしない方が予算を使わないだけずっとましと言うものです。
 これじゃ〜、業者に只でお金をくれてやっているようなものです。

 そして、それが問題になると、今度はダイヤモンドの刃先の突いたドリルを使って鉄筋ごと穴を開けてボルトを打つことまでやっているというのです。ここまで来ると、全く何が目的の工事なのかということが無視されてしまっています。全く何をかいわんやです。

 それにしても、目的を忘れたこのやり方、どこかで見たことがありますね。そうです、日本の政治家や官僚のやり方そのものです。国民を忘れて、自分や組織が一番。
 自分達が何の為に存在しているかが完全に意識から抜け去っているのです。
第1324回で書いた「市民のため」と全く逆ですね。
 流石、この政・官ありてこの財あり。見事に上から下まで自分さえ良ければです。

この体質はもう救いようが無いのかも!

2003525日日曜日  第1344回  東邦生命

 中国へご機嫌伺いに行った与党三党の幹事長が、マスクをして国会へ。それに向かって、守旧派のげじげじ眉が吼えていました。
 見ていた私は、国会議員全員が
SARSにかかってお亡くなりになってくれたらもしかしたら日本の国の夜明けが来るかもしれないと思わず想像してしまいました。それくらいしか、この国を変えることが出来ないと思うだけでがっかりします。

 腐っているのは政治の世界だけではありません。70歳でエベレストに登頂した三浦雄一郎さんの快挙が一面に載った23日の読売新聞最終面に同じ70歳台の人間のニュースが小さく載っていました。

 1999年6月に経営破綻した東邦生命保険の清算人が、太田清蔵元社長(77)と多田暢元副社長(70)を相手取り、違法な迂回融資で会社に損害を与えたとして、総額10億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、東京地裁であった。・・・中略

 裁判長は「取締役としての注意義務に違反した」と述べ、請求通り10億円の支払いを命じた。
 判決によると、太田元社長らは1990−93年、東邦生命からノンバンクを経由して、実質的に破綻していた太田家の資産管理会社に計120億円を融資。少なくとも計27億円以上が焦げ付いた。・・・以下略 

 このHPを始めた頃に第26話第31話第32話で取り上げた佐藤守さんが告発した太田社長に今頃やっと判決があり、マスコミは殆ど報道しないで終わりのようです。

 佐藤さんをはじめとして多くの社員や顧客を苦しめたとんでもない経営者の判決をこんな風にさらっと流してしまうようでは同じような無責任で極悪非道な経営者を無くすることなど夢のまた夢でしょうね。
 この太田元社長の言動は、あの金正日とそっくりですね。権力とはやはり蜜の味なんでしょうね。特に生まれただけで手に入れた権力となると他人の痛みを想像することも出来ないのでしょう。
 同じような人間が世界中で弱いものをいじめているんでしょうね。所詮人間なんてこの程度のものなのか。

寂しいですね!

2003526日月曜日  第1345回  ブッシュ発言

 ブッシュ大統領がとうとう拉致問題について発言しました。米テキサス州クロフォードにあるブッシュ米大統領の私邸で小泉首相との会談後の共同会見でのことです。

 Sankei Web より

 ・・・略

 ブッシュ大統領は日本人拉致事件にも触れ「日本人の行方がすべて完全に解明されるまで、米国は日本としっかり連帯することを約束した」と述べた。・・・以下略

 小泉さんも腹をくくったのでしょうか。これで、今までのようにはぐらかしたような発言は出来ないのじゃないでしょうか。
 これで、北朝鮮もいよいよ追い詰められたことを悟らざるをえないでしょう。金正日がどう出るか見ものです。
 やけくそで自暴自棄に陥るか、それとも諦めるか、いずれにしても結末は近いかもしれません。
 今まで、北朝鮮の肩を持っていた、政党・政治家・外務省などはどう動くのでしょうか。これも興味あります。

 テレビニュースで横田めぐみさんのご両親がブッシュ大統領の発言に対して、遂に動いたかという感慨を持たれたように喜んでインタビューに応えていた(少なくとも私にはそう思えました。)のが印象的でした。やっと、ここまで来たかの思いが一杯なのでしょうね。もう少しの辛抱かもしれません。

 それにしても、この期に及んでも横に並んでいた小泉さんから同じ言葉が無いのは何故なんでしょう。と思ったら、小泉さんも発言したそうです。テレビニュースでやっていました。
 小泉さんの最近の総裁選に対する強気発言はこのあたりの決心から出ているのかも。

もう少しかも!

2003527日火曜日  第1346回  アニカ・ソレンタム選手

 パソコンをやりだして、ゴルフを止めてしまってから不思議なもので日曜の午後には必ず見ていたトーナメント中継も全くといっていいほど見なくなってしまいました。
 尤も、必ずパットのシーンを見ながら眠っていましたから、どこまで好きだったのか疑問も残りますが・・・。
 女子ゴルフも岡本綾子さんの華麗なスイングにあこがれてよく見ていたものですが、アメリカツアーを引き上げてからは殆ど見ていません。
 そして、何時の間にか時代はアニカ・ソレンタム選手の時代になってしまっていました。あのタイガー・ウッズ選手以上の強さを誇っているようです。

 MSNジャーナル → ソレンスタムはウッズを超えている? 2003515日 マーティ・キーナート

 そのアニカ・ソレンタム選手の男子ツアーへの挑戦は、残念ながら予選を通過できませんでした。
 流石の女王も世界中の注目を集めた中で、たった一回では実力を発揮できなかったようです。なんでも、これが最初で最後の挑戦だそうです。チョッと残念ですね。もう少し挑戦してもらいたいものです。
 というのも、マラソンに代表されるように女性の記録は男性にどんどん追いついてきていますが、筋力の差はいかんともしがたいものがあります。ゴルフも飛距離では到底かなわないでしょうが、テクニックでは負けないのじゃないでしょうか。
 スポーツの世界で、もし、女性が男性と対等に戦って勝てる可能性があるとすれば、それはゴルフのような気がするのですが、どうでしょう。

 第1068回で同じキーナートさんが書いたものを取り上げたように、ゴルフはジャンボのように例外といえども団塊の世代が未だに現役で頑張ることができている稀なスポーツです。それだけに、女性でもチャンスがあると思うのです。

もっと見てみたい!

2003528日水曜日  第1347回  自動車1人勝ち

 自動車メーカ11社の3月期決算が出ていました。トヨタ1兆4千億円の経常利益を筆頭にホンダ、日産とスズキの4社が売上高と営業利益が過去最高だそうです。
 どうして、自動車ばかりがこんなに元気がいいんでしょう。その元気が日本の経済に反映されないのも不思議ですね。

 その元気な自動車メーカの陰に隠れてこれで良いんだろうかという気になる記事がありました。

 26日読売新聞コラム「論点」 自転車生かす基盤整備を

 ・・・略

 筆者はオランダ、ドイツ、ベルギーなど西欧で自転車を走らせて交通状況を調べたが、歩道で自転車通行が認められているのは、先進国では日本くらいである。そして、「交通弱者」として歩道をあてがわれた形の自転車は今や、歩行者に対しては加害者になってしまっている。・・・以下略

 何時までも自動車優先の日本の貧しさを痛感します。自動車に追いやられた、自転車が歩行者を傷つける。やはり、強いものと弱いものが一緒に通行することには無理があると言うことです。
 自動車の繁栄の陰の交通事故にいつまでほうかむりをするつもりでしょうか。経済も大切ですが、人間の命はもっと大切じゃないのでしょうか。
フライブルク市のような町作りが日本に広まるのはいつのことか。

もう見直しても良い頃!

2003529日木曜日  第1348回  手抜き工事

 アルジェリア、東北、インドネシア(?)と連続して大地震が起きていますが、何となく不気味さを感じてしまいます。地球は一つだけにこういうものは続くのが当たり前なのでしょうか。

 東北の地震は震度の割には最初はあまり被害が無いのかと思っていましたが、時間が経つにつれそれなりの被害が出ているようです。
 特に、新幹線の橋脚23本の損傷は、倒壊こそ無かったもののコンクリートの剥落は
第1343回で取り上げたばかりのあの阪神大震災を思い出させるものでした。橋脚というのはやはり強度はそんなに強くないもののようですね。

 NIKKEI NET28日社説によると

 ・・・略

 阪神大震災以来、道路や鉄道の橋脚補強が進められているが、今回の橋脚は地盤が安定しているとして、補強の対象にはなっていなかったという。・・・以下略

 つまり、あの補強工事はここはやられていなかったのですね。尤も、あの補強方法は今回のコンクリート剥落には関係無さそうな気がします。
 今回の地震は、阪神大震災以上のマグニチュードだったと言うことで、あの損傷は当然のごとく捉えられているようですし、補修によって運転も再開されましたが、あのコンクリートが剥落した映像を見て、又、手抜きじゃないのだろうかと思ったのは私だけでしょうか。
 どうもああいうのを見ると、すぐに疑いを持ってしまうのは我ながら疑り深くなったものだとチョッと反省します。
 しかしながら、これだけ政・官・財の癒着をずっと見せ付けられていると、こんな嫌な性格になるのも仕方ないのじゃないでしょうか。信じろと言う方が無理かもしれません。

手抜きでないことを願っています!

2003530日金曜日  第1349回  外務省

 第1345回でブッシュ大統領の発言にいよいよ拉致事件の解決が現実のものになりそうと喜びましたが、その裏でとんでもないことが行われようとしていた事を知り、驚きました。

 28日産経新聞コラム【主張】より

 ・・・略

 先の日米首脳会談で、北朝鮮に対して「対話と圧力」で臨む方針が確認されたにもかかわらず、外務省が作成した記者団への説明資料では「圧力」の文字が削除されていた。歴史的な会談の中身を改竄(かいざん)しようとした日米両国首脳への背信行為である。

 問題の外務官僚は、小泉純一郎首相の訪米に同行した田中均外務審議官だ。・・・以下略

 外務省が狂っているのか田中氏が狂っているのか、とんでもない話です。こんなことが許されるのでしょうか。
 もし、阿倍官房副長官が気がついて修正しなかったら発表は全く逆の意味になり、世界の笑いものになっていたでしょう。本当に恐ろしいことです。
 どうして、ここまで北朝鮮をかばうようなことをするのか、こうなると、田中氏は北朝鮮に余程弱みを握られているのじゃないかと思わざるをえなくなります。
 それにしても、外務省というところは全く変わらないですね。こうなると問題はあるにしろ田中真紀子さんのあの破壊パワーが懐かしくなってきてしまいます。

 同じ28日の読売新聞にこれは福田官房長官と阿倍官房副長官との対立も含んでいると書かれていました。
 あの福田官房長官の国民を小ばかにしたような態度や口振りは本当に我慢ならないものがあります。田中真紀子さんの問題のときにも福田官房長官の意図があったようですし、外務省を裏で操っているとしか思えません。この人も、北朝鮮に弱みを握られているのでしょうか。きっと、多くの国民が同じように疑惑を感じているのじゃないでしょうか。

 それにしても、そんな獅子身中の虫を排除できない小泉さんもおかしいですね。これも、何か弱みをつかまれているか、それとも巷間で言われているように元の親分の息子に頭が上がらないのでしょうか。

そんなことで、国の政治をするなよ!

2003531日土曜日  第1350回  一本箸

 糖尿病で食事療法でカロリーを抑えると何時も空腹感を覚えてしまうので、何とか良い方法は無いものかと考え思いついたものにトコロテンがあります。

 これなら、カロリーもないし空腹感を押さえるのにいいかもしれません。もともと、トコロテンは大好物だったので一石二鳥です。ということで、間食でお菓子類を食べることに変えてトコロテンを毎日のように食べています。満腹感を覚えるほどの量は食べていませんが、少しは気がまぎれるような気がします。

 そのトコロテンに関する面白い記事がありました。

 28日読売新聞コラム「潮音 風声」高野 澄(作家)

 ・・・略

 それでもかまわない。夏祭りの日、屋台の店、立ったまま、一本箸でトコロテンを啜って汗を押さえる。二本箸は邪道。

 一本箸って何でしょう。聞いたことがありません。

 何時も食べている坂出のトコロテンの製造元のHPで調べてみるとありました。

 八十八名物のところてん【清水屋】 → ところてんQ&A

 Q.どうして、ところてんはお箸一本で食べるのですか?

 詳しくは解りませんが、当店に名古屋からたくさんのお客様が来られますが、割箸を割らずに食べております。 こちらでは、2本のお箸で食べるので驚いて話を聞くと、そちの方では一本箸で食べるそうです。ですから、一本のお箸で食べるのは三河地方だけの習慣ではないでしょうか。

追加:新潟県でもところてんを、お箸一本で食べるそうです。

 やっぱりあるんですね。日本って狭そうで広いんですね。あの只でさえ滑ってつかみ難いトコロテンを一本箸で食べるとは想像も出来ませんが、それでないと駄目な人もいるんですから。人間って育ち方次第でこれだけかわるんですね。

面白い!

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