団塊の世代の部屋(59)

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200461日火曜日  第1717回  薄い太陽電池

 佐藤琢磨選手残念でした。又してもエンジンブローでリタイア。それにしても、表彰台は近そうです。次のレースまで2週間の我慢です。

 さて、太陽光発電の単価が下がらない為か、普及もなんとなく停滞しているように感じられます。政府の補助金政策も相変わらずピントがずれているようですし、ここらで何か画期的な製品でも出るか大幅なコストダウンでも起きないものでしょうか。
 なんて考えていたら、面白そうな記事がありました。

 紙のように薄い太陽電池、シャープが開発

 シャープが、紙のように薄く、曲げたり筒状にしたりできる太陽電池を開発した。年内の量産開始を目指す。太陽光をどのくらい電気に変えるかを示す「変換効率」は28.5%。住宅に取りつける多結晶シリコンの太陽電池が14%程度とされるのに比べ、飛躍的に効率を上げた。携帯電話、衣類、自動車などに付け、移動しながら電化製品に電力を供給することが可能になるといい、太陽電池の普及を加速させそうだ。・・・以下略

 発電効率が素晴らしいですね。しかし、「1〜2年以内に名刺大で1000円程度を目指す。」というのですからコストはまだまだ高そうです。
 これがコストダウンされれば、屋根が小さい日本の家屋でも十分な発電量が得られるかもしれません。
 いずれにしても、発電効率、コスト共にもっともっとコストダウンを進めないと急激な普及は見込めそうもありません。
 効率は研究に任すとしても、大量生産によるコストダウンのためには国の補助システムの後押しがまだまだ必要です。こんなにのんびりやっていては、折角のチャンスを逃してしまうのではないかと心配してしまうのは私だけでしょうか。

はがゆい!

200462日水曜日  第1718回  演出

 第1711回で拉致被害者家族会の怒りを北朝鮮への怒りのシグナルというクライン孝子さんの考えに感心したものですが、全く違った考えもあるようです。

 朝日新聞をみんなで叩き潰す掲示板 の5月31日に興味深い書き込みがありました。

 週刊ポスト2004611日号「拉致家族会バッシング」は仕組まれた

 ・・・略

 その一連の経緯は、実はすべて小泉首相と側近グループが周到に用意した"訪朝失敗隠しの世論操作"だった。

 前出・官邸筋の話は、政治の恐ろしさと権力者の醜さをまざまざと見せつける。

「家族会と総理の会談は、もともとは冒頭だけを撮影する『頭撮り』の予定だった。ところが会談の直前、総理自ら全面公開にするよう指示を出した。家族会がいきり立って罵詈雑言を浴びせることを察知したからだ。その場面を国民に見せれぱ、"そこまでいわなくても"という総理への同情論が出ることまで計算した判断だった。小泉総理は世論を読む天才だが、家族会を悪者にして批判をかわそうという冷酷さにはゾッとした」

 本誌の調べでは、官邸側からテレビ各局に、会談直前に「頭撮りではなく全面公開」と通達があった。それどころか、あるスタッフは会談の部屋が広すぎると文句をいい、"もっと家族と総理が近いほうが、総理がいじめられている印象が強まる"と、露骨に演出効果を口にしていた。

 拉致家族たちを痛めつけ、それを政治利用しようという発想は、金正日と全く同じではないか。・・・以下略 

 全文が WEEKLY ポスト・ドットコム → “いじめられる総理”を演出 にありました。

 これ、本当でしょうか。だとしたら、小泉さんは恐ろしい人ですね。果たして、クライン孝子さんの説とこの週刊ポストの説のどちらが真実なのでしょうか。それとも、もっと違った意図があったのか・・・。

 ただ、何時もは、なかなか家族会に会おうとしなかった小泉さんが、あのとき自分で直接報告するとのニュースに、「何時もと違うなぁ、かなりの反発がありそうなのに、自分で報告するとは、小泉さんもなかなかやるじゃないか。」と意外に感じたのは私だけではなかったのじゃないでしょうか。
 その裏に隠された意図はどちらだったのでしょうか。拉致事件に対する取り組みのゆるさを見ているとポスト説に軍配が上がりそうですね。

恐ろしい!

200463日木曜日  第1719回  月間50安打

 今年は、両松井の影でニュースに取り上げられないこともあるイチロー選手。マスコミに影響されやすい私も今は、佐藤琢磨さんに気が向いています。
 やっと、
第1709回で久し振りに2000本安打に触れましたが、又、話題を提供してくれました。
 4月の不振で、心配していましたが、5月になって複数安打が続き打率も3割3分に近づいてきたので少し安心してきたところ、又、記録を作ったそうです。

 MSスポーツより

 ・・・略

 20018月の1か月間で51安打を放って以来、自身2度目の偉業達成となった。月間50安打を樹立したのは、かつてシンシナティ・レッズなどで活躍したピート・ローズ氏に次いで2人目。・・・以下略

 わずか二人しか達成していないなんて、月間50安打って、凄いんですね。こんな凄い記録を作るほどに打っていたとは全く気が付きませんでした。これじゃ〜、ファン失格ですね。
 この調子で、何とか今年の200本安打と首位打者奪回を達成してもらいたいと思うのは欲張りすぎでしょうか。
 それにしても、もう一度月間50安打を達成すれば一番になるんでしょうね。やっぱりイチロー選手は凄い。

又、元気貰いました!

200464日金曜日  第1720回  三菱

 中古のミラージュに何年間か乗りましたが、既に、車の運転に興味を失っていた為に、「動けば良いや!」のコンセプトで乗っていましたので、別段、何の不満も無く乗っていました。尤も、三菱の車と言う意識もありませんでしたが・・・。

 それにしても、三菱自動車、どうなるんでしょう。大型車の欠陥問題が終わって、やっと再建に向けてスタートと言う所で、今度の欠陥隠しは致命傷になりそうな気がします。

 6月3日、読売新聞より

 三菱自動車(本社・東京都港区)は2日、同社の1992年―97年製の「ギャラン」「パジェロ」など乗用車17車種、計約15万6400台について、部品の欠陥を隠し、リコール(回収、無償交換)の届け出を怠っていたと発表した。・・・以下略

 公表すべき時に思い切って全てを出すことができなかったことが、結局はここに来て命取りになりそうです。
 
第328話でも書いたように、「そごう」「雪印」とともに、当時は、どうなるかと思っていました。かろうじて、三菱は乗り切ったと思えたのは間違いだったようです。
 ここまで、組織を守る為に消費者をないがしろにしてしまった付けはとんでもなく大きそうです。三菱グループが総力を挙げてバックアップするのか、それとも・・・。

 それにしても、一流と言われる日本の大企業も消費者を騙しては、生き残ることが出来ないという健全な時代になってきたことは喜ぶべきことかもしれません。経営者もそろそろそのことに気が付いても良さそうですが、どうしても組織第一になるんでしょうね。

これも、最初は内部告発!

200465日土曜日  第1721回  アルコール燃料

 第1526回で書きましたように、アイドリングが利かなくて左足ブレーキに挑戦させられたアルコール燃料をもう一度試してみる気になりました。
 6月に入って、
セルフ給油のガソリンも108円に値上がり。アルコール燃料の「クリアス・ネオ」が89円。
 19円
/Lの差は大きいですね。
 冬の間はアイドリングが利かなかったが、暖かくなると大丈夫と言われていたのでこの機会に再挑戦を決めました。

 取りあえず、レギュラーと半々で給油して、恐る恐る、試してみました。心持、アイドリングが不安定になったような気がしますが、気のせいかもしれません。今の所、エンストまではしていないので大丈夫のようです。
 次は、全量入れてみるかどうかですが、まだ決心が付きません。どうしたものか。

 それにしても、ガイアックス分裂高アルコール燃料販売禁止でアルコール燃料はジリ貧のようです。
 「
クリアス・ネオ」はリンクも切れています。ガイアックスはかろうじて残っているようです。しかし、この「クリアス・ネオ」って大丈夫なのでしょうか。どうも怪しそうな雰囲気がありますが、まぁ、得意の「動けば良いや!」のコンセプトで暫く使ってみることにします。

さて、どうなるか!

200466日日曜日  第1722回  七重塔

 第1547回でも書きましたが、歴史的建造物が作られたときにそれにたずさわった庶民のことを考えると複雑な思いになるのですが、その建造物にはやはり魅せられてしまうのは何故なんでしょう。

 そんな、ワクワクするような建造物の話題がありましたね。

 4日、読売新聞

 奈良・東大寺の創建時(八世紀半ば)に建立され、高さ約百bとされる七重塔(東西各一基)の先端を飾った「露盤」(相輪)の部品を鋳造したとみられる遺構と、相輪の部品名や作業工程を記した木簡一点が、奈良市雑司町の童子旧境内で出土し、奈良県立橿原考古学研究所が、3日、発表した。・・・以下略

 百bもの塔があったんですね。知りませんでした。それも、五重の塔じゃなくて七重とは驚きです。
 塔といえば、5重の塔が当たり前で、それ以外では、せいぜい薬師寺の三重の塔しか知らなかった私としては、自分の固定観念に今更ながらに反省です。

 しかしながら、塔を見るとなぜか興奮するのは私だけでしょうか。チョッと思いつくだけでもこれだけありました。

 東寺の五重の塔      日本一の高さ

 法隆寺の五重の塔    最古

 薬師寺 東塔・西塔   三重塔

 室生寺の五重の塔    低い五重の塔

 薬師寺の西塔が再建されたように、東大寺の7重の塔も再建されれば面白いですね。観光客から寄付を集めれば案外実現も夢ではないかもしれません。

見てみたい!

200467日月曜日  第1723回  牛歩

 日本の与野党どちらの政治家さんたちは、一体、何時まで同じことをやっているんでしょうか。
 あの牛歩戦術を見るたびに、むなしい気持ちになるのは私だけでしょうか。法案の中身で徹底的に時間を掛けるのならまだしも、どう考えても決まってしまったことを時間のばしの為だけの為に牛歩戦術を取るなんてのは、税金の無駄遣いの最たるものである。
 中には、殊更目立つような演技をしている人までいる。「そんなことに、一生懸命になる為にあなたは政治家になったのですか?」と聞いてみたくなります。

 久し振りに、勝谷誠彦の××な日々。20040606より

 ・・・略

 聴衆を引き込んで拍手のひとつも沸かせる演説を続けられなくて何の政治家か。民主党は次から候補者選びの時に10時間演説を課せ。牛歩でもフィリバスターでもやることに私は反対はせぬ。しかしその果てに勝利がない場合はただの道化に過ぎない。・・・略

 道化とはよく言ったですね。今や風前の灯火の社民党が昔、よく使っていた戦術を何時までも使っているようでは、今の国民の支持は得られないと言うことが分らないようでは民主党の政権は夢の又夢のようです。
 今度の参議院選挙も投票率の低下で自民党を有利にするだけになりそうです。一体どうしたらこの国の政治はまともになるのでしょう。

情けない!

200468日火曜日  第1724回  ハチク

 何気なくチャンネルを替えた時、「このハチクはおいしい」とタケノコを輪切りにしたようなものをおいしそうに食べている場面に出くわしました。

 『えっ!ハチク」って「破竹の勢い」の破竹のことだろうか。もしかして「破竹」の語源となる竹があるのだろうか』

 気になって、早速調べて見ました。

 Goo辞書 

 はちく-のいきおい ―いきほひ 【破竹の勢い】

〔北史(周高祖紀)〕竹は一節を割ればあとは一直線に割れることから、物事の勢いが激しく、とどめることができないさまにいう。

 たけのこ料理

 「淡竹(ハチク)」

5月頃、九州や関西地方から出回ってきます。耐寒性もあり、北は北海道南部まで栽培されています。皮の色は赤紫色、茎は淡い緑色で白い粉をふきます。肉質が薄く、味はえぐみが少ない淡白な味です。

 どうやら関係なかったようです。

 【楽天市場】あじわいどおり:初夏の味、が詳しい。

 しかし、このリンクはシーズンが終わるとなくなりそうですね。そこで、もう一つ

 タケノコの旬

 いずれにしても、「破竹」とは違ったようです。もしかしたら勘違いして覚えていたのかと心配しましたが、その恐れは無いようです。

 しかし、あわよくば、タケノコを採りたいと庭に竹を植えたくらいタケノコ好きの私も、「淡竹」は食べたこと無いような気がします。もしかしたら知らずに食べたことはあるかもしれませんが、少なくとも、これが「淡竹」といって食べた覚えはありません。

一度食べてみなくては!

200469日水曜日  第1725回  ハマコーさん

 月曜日のたけしのテレビタックル」は日本の政治に対する鬱憤を晴らす為の娯楽番組として割り切ってみていると結構笑えるし、本質を突いた所もあって、毎週楽しみにしています。
 ハマコーさんの無茶苦茶と思える発言にも、「一理あるなぁ」と思える発言が多く、現役時代は「あれが政治家か」とバカにしていたのに、見直したりしたものです。

 しかしながら、北朝鮮の拉致問題になると何時もの切れがなくなり、発言が北朝鮮擁護に傾くのを、「どうもおかしいなぁ、ハマコーさん、何か隠しているな」と感じたのは私だけでしょうか。

 7日の放送は、一段と激昂していたようです。遂に、「拉致問題の前に戦前の日本を反省する必要がある」なんて、社民党や共産党のようなことを言い出しました。
 やっぱり、この人は余程北朝鮮に弱みを握られているようです。こうした人たちが自民党には沢山いるんでしょうね。
 それが、拉致問題が解決することにより自分達のやってきたことが明らかになることを恐れて邪魔をしている理由なのでしょう。
 尤も、このハマコーさんほどハッキリと態度にでるのはある意味では可愛いのかもしれません。もっと悪い奴らは裏で必死になって拉致問題解決の邪魔をしているのでしょう。
 まさか、こんなことになるとは思わず北朝鮮から利益をむさぼっていたのでしょう。しかし、それもいずれは明らかになるでしょう。いや、なって欲しい。

悪いことはできない!

2004610日木曜日  第1726回  トヨタ

 第1698回で取り上げた、一兆円を超える税引き後の利益を上げ我が世の春を謳歌しているトヨタ。
 「そんなに儲けてどうするの?」と、ねたみと共に何となく胡散臭さを感じているのは私だけでしょうか。
 同業他社に比べて極端に少ない従業員数からきつい仕事をさされているんじゃないのだろうかと同情していましたが、それだけでは無いようです。

論壇 → 目安箱 → 平成160607 H P 拝見しました

・・・略

 まずトヨタというと下請け等の関連企業への部品のコスト削減についてかなりの殿様商売を行っています。  これは有名な話なのでご存知でしょう。  「トヨタ様と取引できているのだから、うち(トヨタ)相手に利益出なくても、最上の信頼を得る事ができるからよそで利益取れよ!」と平気で言い放ちます。・・・中略

 1兆円の利益はそういった「年貢を巻き上げる田舎の悪代官」が多くの犠牲者から年貢を巻き上げた結果であると思っています。  トヨタに勤務する社員たちのモラルの低さにも呆れてしまいます。・・・以下略

 どこまでが本当かは分りませんが、ありそうと思うのは私の僻み根性の成せる業でしょうか。
 下請けや関連企業をいじめてまで儲けて何が嬉しいのでしょう。

 もう一つトヨタに関する興味深いものがありました。

 萬晩報 → ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(2)20040607日(月) 萬晩報通信員 園田 義明

 まさしく「一将功なりて万骨枯る」です。

日本はトヨタのものなのでしょうか!

2004611日金曜日  第1727回  銀行印

 今時の預金通帳には以前のように「はん」が押していないそうです。それは、通帳を盗んだ犯人がパソコンで簡単に印鑑の偽造をして、難なく預金を引き出すという犯罪が増加しており、それを防ぐ為に通帳に「はん」を押すことを止めたのだそうです。
 テレビのニュースで見たときには、「パソコンの進歩も考え物かな」と驚いたものでした。とは言いながらも、そんなことは忘れていました。

 ところが、見事に身をもって経験することになりました。たまたま、口座振替の申込をする必要がおきたとき、通帳に「はん」が無いのでどの印鑑を使ったのかが分からなくなってしまったのです。
 そこで、適当にこれだろうと思われる印鑑を使って申込をしました。何とも我ながら好い加減です。
 ところが、案の定、後日、「口座確認不能のお知らせ」のはがきが届き、「届出印鑑相違」の為に口座確認ができなかったので、早急に再度申込をするようにとの事です。

 慌てて、銀行に通帳と何本かの印鑑を持って確認に行きました。窓口でどれが契約の印鑑か確認を依頼すると、しょっちゅうあるのか、快く確認してくれました。
 その確認方法は、パソコンか何かに取り込んでいる画像(10センチ角くらいの液晶画面)と実際の印鑑を紙に押印したものを照らし合わせるというものでした。
 パソコンで偽造される印鑑の確認が画像として処理されている印鑑というのも何となく皮肉さを感じさせられました。

 それにしても、こうなると、通帳にどの印鑑を使ったか記憶していないと不便ですね。かといって一緒に保管していたのじゃ泥棒の思う壺でしょうし。
 どうせなら、印鑑を廃止して、パスワードにすればどうでしょう。尤も、これもすぐに忘れるので通帳に書いておいたりして・・・。

どうも不便です!

2004612日土曜日  第1728回  太陽電池

 第1717回の薄い太陽電池に続いて、今度は増産とシャープが元気ですね。

10日、読売新聞

 シャープ新庄工場太陽電池生産増強

 ・・・略

 年間発電能力換算で248メガ・hから315メガ・hに引き上げると発表した。約40億円を投じて生産ラインを増設し、今月中に稼動させる。2004年度は、発電効率の高いタイプを主力にし、国内向けは前年度比30%増の約150メガ・hを生産する。また、海外向けは、欧米を中心に需要が伸びるとの見込から、前年度の2倍となる約160メガ・hの生産を目指す。

 もっともっと増産して、早く価格が半分くらいまで下がって欲しいものです。そうなれば、爆発的に普及すると思います。
 それにしても、輸出の方が多いということは、やはり、ドイツの
アーヘンモデルなどの効果でしょうか。
 今は日本での普及に力を入れて、コストダウンを計るチャンスだと思うのですが、我が政府はどうもその気がなさそうに思えます。それなら、欧米の需要増による増産でコストダウンを計ってもらって、その恩恵を受けるという方向の方が実現が早いのかもしれません。
 それにしても、折角のチャンスを生かすことの出来ない日本政府は本当に歯がゆいものがあります。

結局は外国に頼るしかないのか!

2004613日日曜日  第1729回  トヨタ

 第1720回でどうなるかと書いた三菱自動車、留まるところを知らないリコール隠しの表面化で益々危なくなってきましたね。
 全国の自治体の殆んどが購入を見合わせるそうです。工場のある自治体は見直しはせず応援する意向のようです。三菱を扱っている農協はどうするんでしょうか。ここまで来ると、立ち直りは難しいかもしれません。
 と思っていたら、
第1726回で取り上げたばかりのトヨタについて同じ論壇目安箱に面白い話がありました。

   平成160611 三菱至高のランサーエボリューション

 ・・・略

 三菱は、もしかしたらトヨタが買収しようとしているのではないでしょうか。  そのために、三菱の株価を下げるために何らかの情報操作をした・・  なぜトヨタが三菱を買収したがるか。  それには理由があります。

 トヨタには、ビッグネームのスポーツカーが無い、という事です。  マツダはRXシリーズ、スバルはインプレッサ、 日産はGT-R、ホンダはNSX、そして三菱のランサーエボリューション。  トヨタには、対抗できる純粋スポーツカーが無いのです。・・・以下略

 本当でしょうか。真実は分りませんが、三菱自動車を潰さない方法としてはトヨタが買収するしかないのかもしれません。
 しかし、そうなると益々トヨタの一人勝ちです。トヨタの力が強大になり遂に日本はトヨタのものになりそうです。

怖いですね!

2004614日月曜日  第1730回  佐藤琢磨

 カナダGP、金曜日のフリー走行2はトップタイム。土曜日のフリー走行3はトラブルで走らず、フリー走行4で4位。何となくいやな予感がしますが、予選は日付が変わるので付き合わずに寝ました。
 13日の朝、恐る恐る予選の結果を
The Official Formula 1 Websiteで確認。何と琢磨選手17番です。何があったのかとRacing-Live.comをチェック。どうやらスピンしたようです。
 今度こそ、優勝もあるかと期待していましたが、これでは表彰台は難しそうです。又しても残念なことになりました。
 一発勝負は難しいですね。なかなか結果がでませんが、辛抱強く応援したいものです。とは言いながら、やはり寂しいですね。ここは、完走と入賞を期待しましょう。
 予選の成績次第では、夜中の決勝を見るつもりになっていましたが、これでゆっくり寝れそうです。朝起きてチェックすることにします。

 それにしても、この2週間は本当に待ち遠しかった。幸い今度は1週間で次のアメリカ
GPがあるので何とか辛抱できそうです。
 しかし、是ほどまでに待ち遠しい
F1は初めてです。それも、佐藤琢磨さんのあの前向きな考えと強い意志の力に実績が伴ってきて、今度こそはと期待を膨らませられるからでしょう。

次こそは!

2004615日火曜日  第1731回  佐藤琢磨

 更新を何時もより早く終わらせて10時過ぎに就寝。予想通り2時頃に目が覚めたので、F1の中継を見ることにしました。
 琢磨さんがどこまで順位を上げるか期待してみていました。10位まで上げた所で、又してもエンジンブロー。
 お陰様で、もう一度寝ることが出来ました。何時ものように5時に起き
Racing-Live.comをチェックすると優勝は何時ものごとくミハエル・シューマッハでした。

 Yahoo!掲示板 → F1 → Fight!琢磨! を除いてみると夥しい書き込みで読むのに疲れます。
 流石に今回の予選ミスとリタイアで賛否両論です。期待が大きいだけにこのところのリタイアで風当たりは酷くなっています。
 それもこれも、「日本人ドライバーでこれまで、これだけ期待で熱くさせてくれた人がいなかった」ということのようです。
 年寄りの小父さんが夜中に起き出してまで応援したくなる琢磨さん。一週間後のアメリカ
GPで何とか挽回して欲しいものです。

頑張れ!

2004616日水曜日  第1732回  プロ野球

 ここのところ、佐藤琢磨さんのことばかり書いていますが、今年はイチロー選手以上に気になります。
 しかし、日本の若者の世界での活躍は私達団塊の世代の時代には到底考えられなかったことでした。団塊の世代のジャンボ尾崎選手の内弁慶振りが代表的なのじゃないでしょうか。
 それに比べると、世界で実力を平然と発揮できるようになった若者達に尊敬の念を感じずにはいられません。

 そんな世界で活躍する日本選手をテレビやインターネットで見られる時代に日本だけにしか通じないようなものはどうしてもジリ貧にならざるを得ないのじゃないでしょうか。
 その代表的なものが日本のプロ野球のような気がします。野茂選手が切り開いた大リーグへイチロー選手や両松井選手などトップ選手が続き、実力を発揮しているのを見るとどうしても日本のプロ野球が味気ないものに見えてしまうような気がします。

 第1141話で心配したように、今度の、近鉄とオリックスの合併問題もそうした大リーグ人気に押されたことも原因の一つであることは間違い無さそうです。
 高くなった選手の年俸を賄うだけの人気を得られないとすれば、年俸を下げるか、チームを手放すしかないのは当然の結果でしょう。
 一リーグに統一するという案も出ているようですが、人気から言えば仕方なさそうです。どうせなら、一チーム作って大リーグへ組み込んでもらった方が面白いかも。

舞台は世界!

2004617日木曜日  第1733回  弱み

 ネットの世界で、今まで考えも付かなかった情報や考え方などを沢山教わりましたが、できれば知りたくなかったという情報もあったりします。

 さしずめ、小泉さんに関するこの情報など、その際たるものかもしれません。これぞ「まさか!」と思いたい。

 論壇 → 目安箱 → 平成160614

 ・・・略

 10日の国会で齋藤勁参議院議員は、「小泉総理のレイプ事件がインターネット上で躍っている」旨の発言をした。・・・以下略

 これぞ、有名税かそれとも真実か。まさかとは思いますが、訪朝後の小泉さんの態度を見ていると、こうした情報を北朝鮮につかまれて脅されているのじゃないかと思いたくなるほどです。

 それが、曽我さんをはじめ拉致被害者家族を悲しませているとしたら何をかいわんやです。

 「悲しみの海を彷徨」、曽我ひとみさんが長文手記発表

 こうなると、人間日頃の行動が大切ですね。それにしても、どこからつつかれても何一つ弱みの無いなんて人がどれだけいるでしょうか。特に、為政者の中に。
 弱みをつつかれて、それをきちんと認めて反省できる人間であることほど難しいことは無いでしょうが、少なくとも、人の上に立つ人間にはそのくらいの覚悟は持って欲しいものです。

まず、無理でしょうが!

2004618日金曜日  第1734回  プール熱

 今年は、プール熱が流行っているので注意が必要と朝のテレビでやっていました。今時は海で泳いだことが殆んど無い人も多いようです。
 私の子供の頃にはプールなんてものはお目にかかったことがありませんでした。確か、中学の3年の時に初めて学校にプールができた記憶があります。
 その頃から、全国の学校にプールが作られたんでしょうね。その後、スイミングスクールなるものも流行り。どこの自治体もこぞってプールを作ったものです。

 瀬戸内海という海があり、子供の頃には、仲間同士で時には海水浴場にも行きましたが、大抵は近くの防波堤などで泳いだり潜ったり飛び込んだりと一日中遊んでいたので、子供心に、「泳ぐ所なんてどこにでもあるのに、何でプールなんて作るんだろう」と不思議に思っていたものです。
 確かに、経済の高度成長に伴い公害で一時は海が汚れて、海水浴場も汚染された時もあったので仕方ない面もあるのでしょうが、海水浴場を埋め立てたので、プールを作ったなんて笑えるような例もあります。今考えれば、あれも、政・官・財の癒着の賜物だったのかもしれません。

 海に囲まれた日本で、泳ぐのはプールばかりというのも何となくそんな経済優先の世相を反映していると思うのは私だけでしょうか。そして、その結果として、プール熱が流行っているなんてのは皮肉としか思えません。

 いくら、化学の発達で、プールの水の浄化がされているといえども、狭いプールに大勢の人が入れば限界はあるのでしょう。24時間風呂のレジオネラ菌を思い出します。
 果たして、最近は綺麗になったと言われる海とどちらが綺麗なのでしょうか。

海は広い!

2004619日土曜日  第1735回  ふやけたそら豆

 偶然でしょうか、昨日書いた海水浴を思い出させる話がありました。

 18日、読売新聞 コラム 「ティータイム」 食べてみたいふやけたそら豆

 先日、七十九歳の祖母とそら豆の皮をむいていたら、祖母が「おばあちゃんが子供のころは、そら豆がいいおやつだったんよ」と言った。
 ”ほうろく”という素焼きの鍋で、そら豆を煎ってふきんに包み、服の中へ入れてそのまま川で泳ぐのだそうだ。ひとしきり泳いだら、ふきんの中のそら豆が水を含み、ふやけていて絶品という。・・・以下略

 このおばあさんは川だそうですが、私は海でした。母が縫ってくれた口を閉じる紐がついた袋にそら豆を入れて腰に結んで泳ぐのです。塩水でふやけたそら豆は塩味が利いてこのおばあさんのよりきっと美味しかったと思います。

 美味しいものがあふれた現在、子供達はこんなものには見向きもしないのでしょうね。尤も、プールじゃこんなことやるとそれこそ病気になりそうです。
 それにしても、
第1706回の「ゆすらんめ」といい、おやつなんて気の利いたものは何も無かった昔の方が美味しいものがあったような気がするのは単なる懐古趣味でしょうか。

歳の所為かも!

2004620日日曜日  第1736回  若者

 終末の佐藤琢磨さんのアメリカGPを今か今かと待っていたら、「私を忘れちゃいませんか」と言うように、丸山茂樹選手が同じアメリカで開かれている全米オープンゴルフで初日・二日目とトップに立ったニュースが飛び込んできました。
 もしかしたら、もしかするかもしれませんよ。二人が同時に優勝なんて事になったら、最高ですね。
 それにしても、日本の若者の
世界での活躍は本当に素晴らしいものがあります。実力をきちんと発揮できるその精神力は団塊の世代が代表する過去の内弁慶の日本人には考えられなかったものです。特に、丸山選手の「笑顔の暗殺者」なんてのは、以前であれば、顰蹙を買ったものでしょう。佐藤琢磨さんの有言実行も過去にはまず見られなかったものです。

 これは、もしかしたら、日本人に大きな変革が起こっている証かもしれません。子供達の凶悪事件などもその中に含まれるのかもしれません。つまりは、従来の日本人の尺度でははかることのできない時代になりつつあるのかもしれません。
 多分、スポーツの世界だけでなく政・官・財にも同世代で世界の通用する人材がいるのじゃないでしょうか。世界に通用しない外交の世界なんか若者に任せてみたいものです。

 いっそのこと、壊れてしまった日本を率いている今の政・官・財の老人達を30代以下の若者に入れ替えたらどうでしょう。
 もしかしたら、日本が立ち直る方法はこれしかないのかもしれませんよ。

思い切った世代交代!

2004621日月曜日  第1737回  佐藤琢磨

 どうしても我慢できずに20日の夜中に起きだし、The Official Formula 1 WebsiteYahoo!掲示板 → F1 → Fight!琢磨!生放送実況する会でアメリカGPの予選の実況をチェックしてしまいました。

 フリー走行2で又しても事故を起こしてしまったので心配していたのですが、見事に立ち直り、最終予選で3位になりました。やはり、期待に答えてくれました。

 実を言うと、こんなこともあろうかと、土曜日(19日)に20日の更新を早めに済ませ、9時過ぎには就寝。2時過ぎに起きだしたのです。大阪でのISDNによるテレホーダイ時代を思い出しました。

しかし、こうなると、今日(20日)もこの更新を早めに済ませて、寝ざるを得ないでしょう。幸いと言ったら語弊がありますが、21日は台風直撃で仕事になりそうもありませんので・・・。
 それにしても、これだけ期待でワクワクさせてくれる日本人の
F1ドライバーが現れてくれるとは、佐藤琢磨さまさまです。
 今度こそ、結果を出してくれそうな気がします。

それでは、おやすみなさい!

 と言う訳で、午前2時前に起床。

 とうとうやってくれました。スタートはシューマッハ選手にブロックされている間に一人に抜かれ4位。その後後方での事故でペースカーが入り、ピット作戦のミスなどで、今日も駄目かと諦めかけましたが、それからが凄かった。
 次々と前車を抜き去り、とうとうフェラーリーの2台に次いで3位でフィニッシュ。最後の方は、エンジンが又してもブローしないかとドキドキでしたが何とか持ってくれました。

 作戦ミスが無ければ優勝もあったかもしれない走りでした。これで、益々期待が高まります。次までの2週間が待ち遠しい。

2004622日火曜日  第1738回  太陽光

 琢磨さんの活躍に酔いしれていたら、台風前の雨の中早朝に何時ものように配達されていた読売新聞に、もう一つ嬉しい記事を見つけました。

 太陽光など新エネルギー産業、3兆円規模に育成へ

 経済産業省は20日、太陽光や風力などの新エネルギー産業を、2030年までに基幹産業の一角を占める3兆円ビジネスに育てる目標を掲げた「新エネルギー産業ビジョン」を策定したことを明らかにした。・・・中略

 新エネルギーのクリーンなイメージを「グリーン証書」などの形でブランド化し、企業などがイメージアップに利用できるような制度も整備する計画だ。新エネルギー市場への新規参入や起業を促す税制面の優遇制度なども検討する。・・・中略

   経産省は、こうした施策を実行することで、太陽光と風力、バイオマスの3分野の市場規模は、2003年の4500億円から、2030年には6倍強の3兆円になると見込んでいる。・・・以下略

 「補助金頼みではなく、市場環境を整備して産業としての競争力を高める政策に転換する必要があると判断した」そうですから、日本も、やっとやる気になったようです。本気なら面白くなりそうですね。
 こうなれば、早急に補助金に変わる
アーヘンモデル(レイトインセンティブ方式)の採用を是非とも実現して欲しいものです。

少しは良い方向に向かいそう!

2004623日水曜日  第1739回  僕の方こそ

 第1186話で産経新聞のコラムから「古来、日本人は、たとえ重い罪を犯した場合でも、その非を認め、謝罪するものに対しては、法的処分はともかく気持ちの上では寛大であった。それが日本人の美徳の一つでもあった。」という言葉を取り上げました。
 この素晴らしい美徳がなくなった原因の一つに、交通事故などで絶対に「先に謝ってはいけない」なんて訴訟天国アメリカから持ち込まれたと思われる悪しき習慣があると思うのは私だけでしょうか。
 何でも、損得で考えることが当たり前になったことで日本がギスギスとした住みにくい社会になってしまったと言えば甘すぎるのかもしれませんが、せめて日本の国内、日本人同士くらいはこうした美徳を残したいものです。

 同じ産経新聞のコラム「産経抄」の21日に日本もまだまだ見捨てたものじゃないと思う記事がありました。

 ・・・略

 『僕のほうこそ』(福岡県・五十九歳)。小学五年生の息子が自転車に乗っていて車にはねられ、病院に運ばれて何とか一命をとりとめた。加害者の大学生が病室を訪れ、恐る恐る震える声で「ごめんね」と謝った時、息子は苦しい息の下で「僕のほうこそ」といったという。

 だれにとっても思いがけない言葉だったが、それを聞いて大学生は声をあげて泣いた。後になって彼は「あの時ほどうれしかったことはありませんでした」といった。その後息子と大学生の交流が始まった。そのひと言によってみんなの心が救われたというのだった。・・・以下略

 素晴らしいですね。こんな素晴らしいことが当たり前として受け入れられる社会にもう一度もどる必要があるのじゃないでしょうか。
 確かに、日本の常識は世界の非常識ですが、こうした美徳まで世界に合わしてしまったことは間違いのような気がします。
 訴訟社会にそんな甘さは通用しないと言われそうですが、こうした心こそ、グローバルスタンダードにしたいものです。

日本にも良いものはある!

2004624日木曜日  第1740回  佐藤琢磨

 私が佐藤琢磨さんに注目したのは第753話でも書いたように2001年の10月のことでした。
 単に日本人と言うだけでなく、その経歴を見て、これは只者ではないかもしれないと興味を持ったものでした。
 そして、2002年のデビューから2003年のテストドライバーとしての移籍、一年間の休みを終え今年の再デビューと追いかけてきたものです。
 トラブルに会いながらもこれは行けそうと思わせる走りを見せてくれてはいましたがなかなか結果に結びつかずにイライラさせられたものです。しかし、今回の3位で一気にその鬱憤を晴らしてくれました。

 世間も、ここに来て琢磨選手に注目し始めたようです。雑誌などからの取材の申し込みも増えているそうです。しかし、彼は、もっと上を目指しているはずです。優勝から、チャンピオンへとその目標は留まるところを知らないようです。そして、それを実現させる強い意志が彼の真骨頂でしょう。だからこそ熱く応援できるのです。

 23日の読売新聞が 琢磨 快挙 のタイトルで取り上げていました。

 ・・・略 

 挑戦4年目にF1への最終関門とされる英国F3選手権で12勝を挙げ、王者となった。死後10年を経ても人気のある天才レーサ、アイルトン・セナ(ブラジル)と、全く同じ成績だ。佐藤が常にホンダ系チームに所属していることで見落とされがちだが、佐藤は日本人として初の「国際標準」のF1ドライバーでもある。鈴木亜久里氏が「自分達とは違うレベルで戦える可能性を持つ選手」と大きな期待を寄せるのは、そのためだ。・・・以下略

 毎日、政治・経済など気の滅入るような碌なニュースの無い中で、こんなに元気を与えてくれる琢磨さんに感謝感謝です。久し振りのヒーローかも。

 それにしても、夢を実現させる強い意志には只脱帽しかありません。我が人生において是ほどの目標を持ったことも実現に対する努力をしたことも無いことに反省させられるばかりです。願わくば、人生の前半で彼に会いたかったものです。

本当に勇気付けられます!

2004625日金曜日  第1741回  左足ブレーキ

 第1524回で左足ブレーキを始めたと書き、その理由は、第1526回でアルコール燃料であると書きました。
 しかしながら余りに面倒なので、アルコール燃料を中断していましたが、暑くなったのとガソリンの値上がりでもう一度試してみる気になったと
第1721回で書きました。
 最初は半分ずつにしていたのですが、順調なのでガソリンの方を減らしてみました。ところが、やはり、全量をアルコール燃料にすると、アイドルが不調になり油断すると交差点で止まります。そこで今は、三分の一くらいガソリンを入れています。
 それで、大分安定して来ましたが、まだ時々スローが効かずにエンストする時があります。仕方なく、もう一度、左足ブレーキを復活することにしました。
 まだ無意識では右足が出てきたりとぎこちない所もありますが、かなりスムーズなブレーキ操作に近づいてきてはいます。もう少し慣れればなんとかなりそうです。人間慣れればできるものですね。

 F1 Live [21/06/04 - 01:50]土曜日FIA記者会見 で偶然左足ブレーキに触れている所を見つけました。

 ・・・略

 ルーベンス、ドライビングを変えたと言っていましたが、どう変えたのかもう少し詳しく教えて頂けますか?

バリチェロ: シーズンが始まってから、左足も少し使って運転するようになったんだ。でも僕は右足が利き足だから、両足を使っているよ。サッカー選手が両足を使うようにね。シーズンが進むに連れて良くなってきたね。・・・以下略

 F1でも左足ブレーキを使うんですね。他のドライバーはどうしているんでしょうか。今年になってやりだしたと言うことは余り当たり前ではないのかもしれません。
 しかし、あのスピードで「かっくんブレーキ」をやったら一発でスピンでしょうね。私の左足ブレーキとは次元が違うようです。

早くものにしなくちゃ!

2004626日土曜日  第1742回  教育

 第1585回でセンター試験に出されたとんでもない問題を取り上げて、戦後教育の怖さについて書きましたが、又してもとんでもないことがあったようです。根は深そうです。

 25日毎日新聞 → 日本史試験:「自衛隊派遣に賛成」は0点 愛知の高校

 愛知県の県立高校の3年生で実施された日本史の中間試験で、イラク戦争に関する考え方を問う記述式の設問があり、自衛隊派遣に肯定的な解答をした場合、配点を0点とする一方、否定的な解答をすれば5点と評価していたことが24日、分かった。・・・中略

 日本史担当の教諭が、自分が担任するクラスだけを対象に通常の試験問題以外に、「イラク戦争についてどう思うか」と問う記述式の問題を課した。試験後、教諭はクラス全員に対し、解答例と配点を記したプリントを配布。そこには「自衛隊派遣に賛成」と記述したり、設問自体に疑問を示すような解答は「低俗な例」で0点。逆に「派遣に反対」などと解答すれば、「模範解答」として5点を配点すると記されていた。・・・以下略

 本当にこんな教師がいるんですね。やはり日本の教育はとんでもないことになっているようです。 
 授業の中でこうした問題を議論したりすることはあっても良いと思いますが、試験の問題として、ましてや正解があるなんてことは考えられないことです。
 これが、例外中の例外であればまだ救いようはあるのかもしれませんが、それにしても、こんな教師に教えられた生徒は良い迷惑としか言い用がありませんね。

 戦後50年で想像以上に教育は歪んでいるようです。戦争を反省する余り、左に振れすぎたんですね。極端な右も困りますが、左も同じようなものでしょう。
 こんな偏った教育が日本を歪めてきた原因の一つであることは間違い無さそうです。何年かかるか分りませんが、どちらにも偏らない正常な状態に戻すことが必要でしょう。

そんなことができるのか!

2004627日日曜日  第1743回  寄生者

 第1729回などで何度もトヨタの一人勝ちを取り上げてきましたが、又一つ面白い物を見つけました。近代経済システムは寄生システムであるというものです。

 阿修羅  → 「寄生性」&「知的謀略」が国際金融家や国際商人の“危険因子” − トヨタなど日本の国際商人(輸出優良企業)も“危険因子”を持ちつつある −

 ・・・略

輸出が100%であれば、国家(共同体)内の人たちは、輸出するための財を生産する手段としてしか見えなくなります。(輸出比率が高くなるほど、国家(共同体)のことはかまわないという意識になります)

国内で売れなくても広い世界で売れればいいのですから、国内は売れる品質の財を安く生産できる体制さえあればいいという気持ちにもなります。

それがさらに進めば、外国にもっと安く生産できる場所があるならそこで生産したほうがより多くの利益が得られると判断し、それを実行に移すことになります。・・・中略

会長が「消費税率16%」や「カジノ公認」そして「年金削減」を主張している日本経団連の会長であり、副社長が英国で物議を醸す発言したり、1兆円の経常利益を上げながらベースアップ0としたトヨタ経営者の言動は、まさに彼らの「寄生性」を物語るものです。(それらの政策が日本という共同体をいかにおかしくするものであるかは、これまでも書き込みをしたように経済論理できちんと説明できるものです)

彼らは、自覚していないとしても、日本や日本国民を宿主とする寄生者の価値観や論理を日本の国策にしようとしているのです。・・・以下略

 帝国主義の代わりに企業が同じ事を行っているのが現代と言えば良いのでしょうか。つまりは、寄生するものが無くなれば、外にそれを探しに行くという拡大主義である。拡大が永久に続くということはあり得ないということはネズミ講と同じですね。
 しかしながら、そのシステムの中に入ってしまうと、その限界が見えなくなるようです。それが、ネズミ講や企業の拡大主義が無くならない理由なのかもしれません。
 破滅に向かってひた走っていると言えば言い過ぎでしょうか。上位の者が儲けて、下の者が破滅するシステムはまさしくネズミ講そのものですね。

 これこそ、第921話で取り上げたトッテンさん曰く、拡大主義の上位30社の為に日本の国が犠牲になっているということですね。
 そのことに気が付いているのがトッテンさんだけで、日本の経営者や政治家・官僚などが気が付いていないということが日本の悲劇です。

本当に気が付いていないのだろうか!

2004628日月曜日  第1744回  寄生者2

 阿修羅昨日の続きにはまだまだ興味深い言葉があります。

 「原理論」に対するレスです

 ・・・略

 いいものを造って適正な価格で買ってもらうという姿勢から、利益を出すためなら詐欺でもなんでもやる、いいものを造って売るのではなく売れる仕掛けを用意すればいいんだという風潮の蔓延は、経済社会が広く寄生者の価値観に侵食されていることを物語っています。・・・中略

過去(歴史)も忘れ去り、将来に残すツケも考えずに、刹那的金銭欲・物欲に走る人々を賛美する状況は悲劇を通り越して喜劇と呼べるものです。

寄生者は、枯れてしまった宿主を捨て去り、新しい宿主を探せばいいのですが、宿主は、残された残骸のなかで生存を維持するしかありません。

寄生者ではないのに、「小泉改革」や新自由主義の信奉者は、日本をそういう未来を向けて動かしています。・・・以下略

 見事に、今の世界を表現していますね。世界中がこの寄生者論で進んできた結果が富の二極化をもたらした事は間違い無さそうです。
 国内で宿主が無くなったら世界へ探しに行く。戦前はこれが帝国主義であり、戦後はそれを企業が受け継ぎ、グローバル経済ともてはやされた。しかし、それは次から次へと宿主を取替えて最後には行く所がなくなってしまうということでしかない。
 世界は広いのでまだその手法が続いているが、何時かは限界が来ることは明らかである。
 しかしながら、大半の寄生者自身がそのことを分かっていないことが問題なのではないでしょうか。それだからこそ、トヨタのように只ひたすらに真面目に努力を続ける。それが、どんな未来をもたらすのか想像できないままに破滅に向かって行く。

 第745話で取り上げたトッテンさんのグローバル化に対する警告はやはり正しかった。

破滅するまで進むんでしょうね!

2004629日火曜日  第1745回  老化現象

 最近、老化が酷くなっています。物忘れの酷さには我ながら「これが老化というものか」とがっかりさせられることが多くなっています。その中でも、特に思い込みによる物忘れが激しいようです。

 日曜日の更新が遅れていたことに気づかれたでしょうか。何時ものように土曜日の夜に更新を済ませたと思って全く疑いもしませんでした。
 ところが、日曜日の夜に息子が「お父さん、更新してないよ!」と言うのです。自分では信じきっていただけに、最初は何を言ってるのか分りませんでした。
 チェックしてみると、果たして更新されていませんでした。自分では、更新したものと思ってつゆほども疑っていなかったので慌てました。
 幸い、用意していた月曜日の分と一緒に更新しましたが、思わぬところで更新が途切れる所でした。最大の原因は、思い込みによりチェックをしなかったことに尽きます。

 それにしても、どんなに簡単で分りきっていると思っていることでも、きちんとチェックすることの大事さを痛感させられました。特に、老化の自覚症状があるのですから。

 それでも、今回は初めてのことなので、果たして、たまたまなのか、それとも、本当に老化現象なのか様子をみてみたいところです。

もう一度やったら間違いないかも!

2004630日水曜日  第1746回  アルコール燃料

 第1721回で書きましたアルコール燃料「クリアス」、相変わらずアイドリング不調のまま使っていました。取り敢えずは使えているので、調子に乗って、ガソリンを1/31/4に減らしてみました。
 ところが、やはりスローが不安定になり時々エンストしたりと面倒です。それでも、騙し騙し使っていましたが、遂にやられました。
 29日、朝一番に交差点の赤信号で先頭で止まったところ、案の定エンストです。その時は、「又か」と、何時ものように気にもせずセルを回してエンジンを再スタートしようとしましたが、全くかかりません。
 後ろについた車が怒りの目を向けながら追い抜いていきます。最初は、「えらいかかりが悪いなぁ」と、そんなに深刻には考えていませんでしたが、何度やってもかかる気配なしです。
 「これは不味い」後ろからクルマが来るので、何時までも止めておくわけにも行かないので、仕方なく手押しで路肩にクルマをよけてやりました。こんな時には軽自動車は良いですね。普通車だったら大変です。
 ひとまず、後ろの車を気にする必要もなくなったので、もう一度落ち着いて再スタートを試してみましたが、やはり駄目でした。仕方なく、修理工場に電話をして来てもらい工場まで牽引してもらいました。
 どうやら、アルコール燃料が原因のようです。同じような症状の車が何台か来たそうです。残ったアルコール燃料を抜き取り、ガソリンを給油しただけで何事も無くエンジンがかかりました。
 幸い、いまのところそれ以上の不具合は出ていないようです。

 それにしても、「クリアス・ネオ」、心配したとおり、駄目でしたね。う〜ん、残念。折角、安くてよかったんですけど、これぞ、「安物買いの銭失い」です。

 仕方なく、ガソリンに戻すことにします。それとも、少しは「クリアス・ネオ」を入れてみるか・・・。

懲りてませんね!

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