団塊の世代の部屋(64)

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2004111日月曜日  第1870回  ミネラルウォータ

 ネットの世界を知るようになって、取り分け、拉致問題の存在が表面に現れて、日本の戦後教育やマスコミの偏向の酷さを知り、この歳になってやっと、世のか中の恐ろしさを実感させられました。
 学校で教えられたことやマスコミの言うことは、大抵、素直に信じていたものでした。今でも、注意しなくてはと思いながらも、つい信じてしまっている自分がいます。何といっても、単純で素直な人間(誰が!)ですから。
 特に朝日新聞の偏向は酷そうです。面白い掲示板がありました。

 朝日新聞をみんなで叩き潰す掲示板

 かなり過激ですが、うなずけるところも沢山あります。

 さて、その朝日新聞ですが、「え〜っ!これもか」とびっくりさせられるようなことにも大きな影響を及ぼしているようです。

 市民のための環境学ガイド → 今月の環境 → 10月23日: 東京の水、飲んでみて

 朝日新聞の夕刊トップ。

 朝日新聞といえば、以前、「水道水は飲めないキャンペーン」を張って、日本中をミネラルウォータに追い込んだ責任者である。それが、今回夕刊とは言え、トップ記事で水道水のお奨め。・・・中略

 東京都内の水道使用量は、92年の15億5千万立米をピークに減少中。現在、15億1千万立米。水道水離れのペットボトルの利用もこの一因。都がまとめたアンケートでは、水道水をそのまま処理せずに飲むことが「全くない」という人が50%を超した。・・・以下略

 ミネラルウォータの仕掛け人が朝日新聞だったとは知りませんでした。マスコミの洗脳の怖さを見る思いです。
 
水道大好き人間の私としては、幸い洗脳されませんでしたが、こんな事実を知ると、日本人の付和雷同性に不安を感じると共にマスコミが意図すれば、日本人を洗脳することが如何にた易いことであったかを思い知らされます。
 この力が、戦後の教育や政治の世界で使われたことが、ここまで日本をおかしくしたのかもしれません。ネットの普及によって、やっと、その怖さが表面に現れつつあるところかもしれません。

それにしても怖いですね!

2004112日火曜日  第1871回  軽自動車

 昨日の私の好きな水道水に続いて、今日も私の好きな軽自動車の話題です。今年の売上が好調なのだそうです。

 10月31日の読売新聞コラム「クロスロード」より

 軽自動車の売れ行きが好調だ。2003年秋以降、新型車の発売が相次いだほか、大手メーカによる販売強化や、競合する小型車の不振など販売増につながっている。この調子が続けば、2004年の年間販売台数は5年振りに前年を上回り、規格の変更で車体が大きくなって過去最高となった99年の約188万台に迫るとの見方もある。・・・以下略

 日産やマツダがOEM(相手先ブランドによる生産)で販売しているのも好調だそうです。
 燃費の良い車が増えることは良いことじゃないでしょうか。しかしながら、今の軽は性能が良くなり過ぎて、チョッとアクセルを踏むと直ぐに80Kmくらいは出てしまいます。これで、事故でも起こすと被害は大きくなりそうです。

 香川県の場合、舗装率日本一という道路の良さもあって、幹線道路にはスピードの出る道が沢山あります。40Kmくらいの巡航走行の好きな私ですが、流れに乗る為に仕方なく速度を上げますが、正直あまり気持ちの良いものではありません。
 田舎道をのんびりと走っているときも気の弱い私は、後ろからスピードを出してくる車に気が付いて、スピードを仕方なく上げたり、避ける場所があれば、横に寄って、抜かせたりしますが、「もっとのんびりと走れよ!」と思ってしまいます。
 どういうわけか、狭い道で後ろから猛スピードで走ってくる車をやり過ごすと女性が多いような気がするのは私の思い過ごしでしょうか。
 それにしても、皆、どうしてあんなに急ぐんでしょう。もっとのんびりとドライブを楽しめないものでしょうか。
 ここは、やはり、スピードの出ない車を作ってもらうしかないのかも。

もっとのんびり走りたい!

2004113日水曜日  第1872回  携帯電話

 携帯電話嫌いの私も、仕事で仕方なく持つようになって2年近くなります。持ってみると、やはり、便利です。公衆電話を探す必要もないし、電話番号を覚える必要も無い。いつでもどこでも好きな時にかけることができる。
 その便利さにかまけて、車の運転中でもかかってくればつい手が出てしまうが、ポケットをまさぐるのは危険このうえありません。
 私などは不器用で、走行中にこちらからかけることは出来ないので、必ず車を止めてからかけていますが、器用な人は、平気でかけることができるようです。
 いずれにしても、運転中の携帯電話が危険であることは間違いありません。実際に、携帯電話による事故はかなりの数に登るようです。しかし、11月1日からは少しは減りそうですね。

 31日、読売新聞より

 運転中の携帯電話使用にも罰則、改正道交法1日から

 ・・・略

 運転中の携帯電話の使用禁止は1999年の道交法改正で定められたが、処罰規定が適用されるのは、事故を起こした場合などに限られていた。今後、電話機を持って話したり、メールを送ったりする行為自体が処罰の対象となる。

 反則金は、大型車が7000円、普通車と自動2輪車が6000円、原付きが5000円で、反則金を納付しないと5万円以下の罰金が科される。・・・以下略

 飲酒運転が罰金によって激減したのと同じように、取締りが強化されれば、事故は減りそうですね。それにしても、罰金を取らなければ、マナーが守れないのは人間の本性とはいえ情けないものがありますね。所詮、人間は、残念ながらその程度のものなのかもしれません。
 しかし、これで、すぐに電話にでなくてもある程度は相手を納得させることは出来そうです。いつでも、どこでもの便利さは、いつでもどこでも監視つきということですから。

事故が減ることは歓迎です!

2004114日木曜日  第1873回  環境税

 税金が上がるのはどんなに少なくても大反対であるが、そうとばかりも言えない税金が決まりそうです。

 2日、日本経済新聞より

 環境省は1日、地球温暖化対策の手段として検討している環境税の最終案をまとめた。石炭や石油などの化石燃料に、ガソリン換算で1リットル当たり1.5円を課税し、2006年の導入を求めた。・・・中略

 最終案では、化石燃料を使う事業者のほか、電力やガスも利用料金に上乗せする形で課税する。課税額は電力1キロワット時当たり0.25円、都市ガス1立方メートル当たり1.4円。税収は年間5000億円弱を見込んでいる。・・・以下略

 これだけでは、無駄遣いしている税金を節約すれば良いじゃないかと言いたくなりますが、2日の朝日新聞の社説を読むと、そうとも言えないかなと思えます。

 ・・・略

 約1兆円の税収は、風力や太陽光など自然エネルギーを広めたり、省エネ機器への買い替えを後押ししたりする事業に使うという。・・・以下略

 私の好きな太陽光に使われるのなら考え直しても良いかなと思ってしまいます。この財源で、レートインセンティブ方式を採用すれば、太陽光発電装置の設置が一気に進むかもしれません。そうなれば、いよいよ日本が、世界のエネルギー大国になることも夢ではなくなります。

楽しみかも!

2004115日金曜日  第1874回  連絡船うどん

 第1132話で書いた、連絡船のうどんが帰ってきたようです。

 11月2日 読売新聞香川版より

 要望にお答えして「連絡船うどん」復活

 瀬戸大橋が建設されるまで四国と本州を結んでいた宇高連絡船の名物「連絡船うどん」がJR高松駅構内に復活した。

 ・・・略

 味は当事のまま。連絡船になじみ深い高齢者から特に人気が高く、一口食べた瞬間、「これ、連絡船うどんちゃうか」と驚く客や、連絡船で岡山へ通ったころの話をする客もいるという。・・・以下略

 連絡船のデッキのうどんやを経営していた同じ会社が再現したということなので期待が持てそうです。

 学生時代に帰省するとき、連絡船に乗ると、一目散にデッキに走り、やっとありついたときの嬉しさを思い出します。

 実際には、出来たてじゃなくつくりおきのうどんなので味としては落ちるはずなのですが、長い間うどんに飢えた身にとっては、あの連絡船のデッキで食べたうどんの美味しさは忘れられないものがあります。出来たての上手さとは違った味わいがありました。

 この記事を読んで、「これは、是非食べに行かなきゃ」と思ったのは私だけじゃないでしょう。きっと、行列が出来ているんじゃないでしょうか。

懐かしい!

2004116日土曜日  第1875回  ネクタイ

 大方の予想どうり、旧体制が押していると思われる楽天がライブドアに勝って、パリーグ参戦を認められた。
 Tシャツにジャケットのノーネクタイでなく背広にネクタイの無難な方が選ばれたと言うことです。

 これだけで、私は、日本のプロ野球は何も変らないのじゃないかと思ってしまいます。つまりは、変化を嫌う旧体制の人々が旧態依然の論理で選択したということです。

 そのことを、萬晩報 → 20041103() 球界を開放系へ(9)決め手は赤字補填能力 成田好三 が、見事に書いてくれています。

 ・・・略

 しかし、参入球団を審査するNPBには、そうした新しいシステムを導入する考えなど毛頭なかった。彼らが参入球団に求めたのは、「われわれと同じシステム、親会社による赤字補填にあなた方は耐えられるのか。その意思はあるのか」ということだけである。・・・以下略

 相変わらず、企業の宣伝の為のプロ野球という考えから離れられないのである。これでは、今までどおりプロ野球は衰退していくしかないはずである。
 プロ野球が、独立して利益を上げるようになるように変革して行くことこそ目指すべき道であるはずなのに、そうした考えは全く無いのですから、先は見えています。
 そうした、考えが、ネクタイを選んだということでしょう。これでは、やはり、大リーグに組み込まれるしかなさそうです。
それが証拠に、日本のプロ野球に愛想を付かした選手達の大リーグ志向が止まらないようです。選手が愛想を付かすプロ野球をファンが見放すのは当たり前ではないでしょうか。

早くそうならないかな!

2004117日日曜日  第1876回  京都議定書

 ブッシュ大統領が再選され、アラファト議長の寿命もつきそうというこの時期に、第561回で取り上げた京都議定書がやっと発効されるようです。

 5日、日本経済新聞より

 ロシア大統領府は5日、地球温暖化の防止を目指す京都議定書の批准案にプーチン大統領が署名したと発表した。これでロシアの批准手続きは完了し、京都議定書は来年2月上旬にも発効する見通しとなった。・・・以下略

アメリカが参加しないままで一体どのくらいの効果があるのかは分かりませんが、取り敢えず、世界が温暖化防止の為に動き出したということは良しとすべきでしょう。
 日本も
第1873回で取り上げた環境税のようにやっと腰を上げ始めたと言う所でしょうか。
 今更、間に合うかどうか疑問ですが、このまま放っておいて地球の滅亡を待つより、一歩でも環境を良くする為に動き出すことに意義がありそうです。
 私の大好きな太陽光発電にも追い風になるかもしれません。いよいよ、日本が、エネルギー大国として世界に貢献するときが来るかもしれません。

一日も早く!

2004118日月曜日  第1877回  消える名車

 昭和41年(1966年)高校卒、43年普通免許取得。この頃の人気車種と言えば、パブリカ、カローラ、サニー、ファミリアなどでした。それより少しグレードの高い車がコロナ、コロナマークII、ブルーバード、スカイラインなどでした。
 子供の頃には自分が自動車に乗るなんてことは夢にも思っていませんでしたが、この頃になるとモータリゼーションの熱にうなされたように、車雑誌を眺めて、あれが欲しい、これが欲しいと欲望を膨らませたものです。

 一世を風靡した懐かしい車名が市場から消えているそうです。

 7日、読売新聞 消える名車

 「マークII」(トヨタ自動車)「サニー」(日産自動車)「ファミリア」(マツダ)――。誰もが車を持てるという日本のモータリゼーションの一時代を築いた名車たちが、次々と消えていく。背景には、消費者の世代交代に伴う自動車市場の変化や自動車メーカーの戦略転換がある。・・・以下略

 コロナ、カリーナ、ローレル、ブルーバード、セドリックやグロリアも消えたそうです。流石に、カローラは残っていますね。ミニバン人気で昔からのセダンの人気下落が背景にあるようです。
 そういえば、最近は訳の分からない名前の車の宣伝ばかりが目に付いていました。最近の車を見てもどれがどんな名前の車か分らなかったのは、興味がないこともありますが、そうした背景もあったのかもしれません。カローラの名前が消える日も近いのでしょうか。
 フォードT型から始まった大量生産時代が終わって多品種少量生産の時代が自動車にも押し寄せてきたことのようです。こういう変化に強いカンバン方式のトヨタが、益々反映しそうな気がします。

それにしても時代は変っているんですね!

2004119日火曜日  第1878回  雑草

 相次ぐ台風や秋雨のお陰で芝生の水遣りから逃れることが出来ましたが、その半面、草抜きができませんでした。
 と言っても、わずか一月程でしょうか、気が付いたら、あちこちにあの憎っくき
カラスノエンドウが伸びてきているじゃないですか。
 ここ数年の格闘のお陰で、今年当たりは、そろそろ絶滅したかもしれないと密かに期待していたのですが、やはり甘かったようです。
 例年より遅れた分、かなり成長していて既に双葉の時期を過ぎ、先端のひげが巻き始めているものまでありました。なんとも手ごわい相手です。
 しかし、良いこともありました。やはり、長年の格闘の成果か一日で何とか始末が付きました。
 それに、何時もは、まだ生え初めで双葉の状態なので芝生の陰に隠れて見つけ憎くて手間取ったものですが、今回は、成長している分見つけやすく抜くのも抜きやすかったのです。
 雑草も余り小さな時に目を皿にして探して抜くより、ある程度成長を待って抜いた方が、楽なようです。と言いながらも、見つけてしまうとどうしても抜いてしまうので、毎日抜くより、何日か見て見ぬ振りをして、敵の成長を待つことも必要かもしれません。

 何だか、昔の戦略の書にでも出てきそうな方法ですね。しかし、そうは言いながらも、敵の成長を待つ間の精神的ゆとりというか胆力も要求されそうです。
 しかしながら、草抜きも、やりながら、こんなことを考えさせられるのですから案外無駄にはなっていないのかも。

と慰めてみたりして!

20041110日水曜日  第1879回  木の自転車

 子供の頃は、肥後の守(小刀)で毎日のように木を削って遊んだものです。金属加工なんて出来ませんから、何かを作るとなると材料は常に木や竹でした。
 それが高じて、高校の頃にはラジコンの模型の船(戦艦大和)を作ったりしたものです。それだけに、未だに木には愛着があります。

 そんな私も驚くような木の自転車を作った人がいるそうです。

 9日、読売新聞コラム「ざっく・ばらん」木製にこだわり夢走る

 ・・・略

 載れば、違いはもっとはっきりする。特に毎日乗る人、長距離を乗る人には、疲れが全然違う。活動拠点を置いているミラノの道は、古い石畳や路面電車の軌道で、段差が多いんですが、タイヤが当たった時の振動が丸い感じなんです。・・・以下略

 ピノキオをもじって「キノピオ」と名づけたそうです。実物は worksで見れます。

 やはり、木のフレームは綺麗ですね。こんな自転車にのってサイクリングしたら楽しそうですね。
 振動が丸いという表現もなんとなく納得させられるものがあります。こんなものが出来るのなら、木の用途はもっともっと広がりそうです。
 
第1579回で取り上げたように日本の森林を見直す良い機会にもなるのじゃないでしょうか。折角の財産を放っておくのは勿体無い限りです。森林を見直せば松茸も復活するかもしれませんよ。

自然回帰の時かも!

20041111日木曜日  第1880回  さぬきの夢2000

 香川と言えば、「さぬきうどん」とその人気は相変わらずのようです。我が家の前の「彦江うどん」も土曜日には遠くから来られるお客さんが列を成しています。
 そのうどんの原料の小麦粉がオーストラリア産というのは今では誰でもが知っているほど有名です。そこで県の農業試験場が、香川県産の小麦が使われるようにしたいと開発したのが「さぬきの夢」。

これは、プロジェクトX → 149回 76日放送「さぬきうどん 至高のうまさとは」にも取り上げられました。

 その「さぬきの夢2000」を冒涜する事件が起こりました。

9日、四国新聞より

 香川県農協が、原料の大半にオーストラリア産小麦粉を使用しながら、「さぬきの夢2000小麦粉100%使用」と不正表示した讃岐うどんを販売していたことが八日、分かった。香川県は、日本農林規格(JAS)法と景品表示法に基づき、原因究明や再発防止を指示した。県農協はすでに、店頭の商品をすべて回収している。県を挙げて「さぬきの夢」ブランドの普及に取り組んでいるだけに、業界全体にとって大きな痛手となりそうだ。・・・以下略

 讃岐うどんの人気がこれで落ちることはないと楽観したいですが、人気なんてものは水物ですからどうなることやら。
 それにしても、農産物の振興に力を注ぐべき農協が一番に足を引っ張ってしまうとは情けない限りですね。
 それでなくても製造量の少ないと言われる「さぬきの夢2000」の人気に便乗した安易な製品を企画したりするからこんなことになるんでしょう。所詮、儲けることしか考えていないと言う事でしょう。

農協危うし!

20041112日金曜日  第1881回  中国

 潜水艦で領海侵犯はするは、裏から北朝鮮を支えたり、日本をさんざん悪者にする教育をしたりと、やりたい放題の中国にやっと日本の政治家も堪忍袋の緒が切れたのでしょうか。第1493回でも取り上げたODA(政府開発援助)に手を付ける気になったようです。それとも、単なるポーズでしょうか。

 10日、読売新聞コラム「編集手帳」

 ・・・略

 日本にすれば、金は出ていく、軍事的な脅威は増す。いいことはない。参議院が対中円借款の廃止・縮減を求める調査報告書をまとめた。お人よしの援助を見直す動きは、遅きに失したとはいえ当然である・・・以下略

 毎年3万人を越える自殺者、企業の中国への進出が影響しているはずです。最近では、新潟の地震や史上最高の台風襲来による被害者と日本に中国に金をばら撒く余裕はないはずです。本当に、苦しい国なら兎も角、日本を目の敵にする中国に金をむしりとられる謂れはない。

 そんな怒りの集まった掲示板もありました。

 チャンネル桜 → 掲示板 → 対中ODAの全廃を!!!!

 多くの日本人の気持ちが現れていると考えるのは私だけでしょうか。それにしても、中国のやりたい放題は何とかならないものでしょうか。

これが外交なのでしょうか!

20041113日土曜日  第1882回  林業

 第1879回で木の自転車を取り上げましたが、偶然でしょうか、12日のNHKテレビで、四国にビタミン「森はよみがえる・林業は21世紀の成長産業だ」で木の見直しを取り上げていました。

 シロアリから自分自身を守るための匂いを出す徳島杉や県の公共施設は全て木造にする愛媛県、我が香川はどんぐり銀行などを紹介していました。

 特に、愛媛県の木造の学校や体育館は見るからに素晴らしいものでした。体育館では火事や地震に耐えられるように工夫を凝らしていましたが、却って丈夫なものが出来たそうです。やはり、木は良いですね。何といっても、気持ちを安らげるものがあります。
 高知の小学校では木の校舎で不登校生がなくなったなんて嘘のような例も取り上げていました。それ程に癒されるものがあるということでしょうか。

 いずれにしても、公共施設を木造にすると言うのは良いアイデアかもしれません。日本中の公共施設を木造にすれば、日本の森林の荒廃はあっという間に解消されるかもしれません。
 無駄でしかなかった公共施設を木造にすることにより利用者が癒されるだけでなく森林がよみがえるとなるとこれぞ一挙両得です。

全ての県で採用して欲しいですね!

20041114日日曜日  第1883回  中国

 中国の潜水艦の領海侵犯に関する話題がネットで飛び交っていますね。

 神浦 元彰さんは11月12日(金)であの潜水艦は事故か故障を起こしていると言っています。

 ありそうですね。

 一方、勝谷さんは中国政府の対応について

 勝谷誠彦の××な日々。 → 20041113

 ・・・略

 支那潜水艦の領海侵犯を正式に断定した日本政府が町村外相に命じて支那の王毅大使を呼びつけたことに対して「大使は地方にいる」としてやってきたのは程なる公使であった。http://www.asahi.com/politics/update/1112/007.html。面子だけで外交をやっている支那らしい対応である。支那じゃないんだよ。日本国だよ。地方ったってどこにいても半日あれば戻ってこられるじゃないか。なぜ外相は「大使が戻るまで待つ」と言えなかったのか。・・・以下略

 それでは、大使はどこにいたのかと思ったら・・・

 Yahoo!ニュースより

 互いに尊重し解決策を 領海侵犯事件念頭に王毅氏

 中国の王毅駐日大使は13日午後、和歌山県高野町で講演し、中国海軍の原潜が日本領海を侵犯した事件を念頭に「中日間には波風もあるが、お互い尊重し合い、落ち着いて解決策を探ることが求められる」と述べ、冷静に対処する必要があるとの考えを示した。

 王毅大使は、日中両国関係に影響を及ぼす問題として、歴史認識と台湾問題を指摘。「軍国主義の象徴的存在であるA級戦犯を正当化すれば、中国国民の心が傷つけられ、中日関係の基盤を覆すことになる」と、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を強くけん制した。・・・中略 (共同通信) - 1113184分更新

 なんと和歌山で靖国参拝を非難していたとは、全く、日本を舐めきっていますね。ここまで白々しいことが出来るのは日本人を全くバカにしているのか、それとも分っていて尚且つとぼける外交戦術なのか。
 しかし、いくら平和ボケの日本人と雖も、ここまでコケにされれば、目も覚めそうなものですが・・・。

まともな外交を!

20041115日月曜日  第1884回  ディスク容量不足

 PCの部屋うどんの部屋も長い間途切れてしまっています。それも、この部屋の更新にこだわる余り、余裕が無くなってしまったのが原因です。その上、ネタ切れもあって、なにかあっても、こちらに書いて誤魔化していることもあります。

 と言いながら、今日はPCネタです。

 我がPCも相変わらずの前世紀の遺物のような仕様で動いていますが、流石に寿命が近づいているようです。
 この夏は、サーバーに使っている方に熱暴走があり、いよいよダメかと諦めかけましたが、良く調べてみると、電源のファンが止まってしまってその熱がこもって
CPUが暴走しているようでした。そこで、電源を本体から取り外して、外に出してやると何とか暴走も収まったので、当分はこれで行く事にしました。まさに、綱渡り状態です。

 そして、今回はこのHPの更新など私がメインで使っているPCにディスクが一杯との警告が出るようになりました。
 随分前から出てはいたのですが、その都度「ディスクのクリーンアップ」で誤魔化していたのですが、いよいよ殆んど空きが無くなってしまったようです。
 と言うのも、
Win98やWin2000の時のパテーションを使っているので、Cドライブが6ギガ弱しかないのです。ところが、WinXPはどんどん勝手にファイルが大きくなってしまうので、殆んどのアプリケーションソフトをDドライブなどに引っ越して逃げていたのですが、それも限界のようです。今時の100ギガ以上のHDDならこんな苦労も無いのでしょうね。

 さて、どうしたものか、いらないファイルを削りたいが、XPになってから、殆んど勉強していないので、どれを削除して良いものかさっぱり分りません。それでも、それらしきものを削除していったら、関連付けがなくなって動かないソフトがでてきました。最悪なのは更新に必要なソフトがおかしくなったことです。これでは、今日の更新が出来なくなってしまいます。
 そこで、困った時の「
Windows.FAQ

 [w2k/XP] パフォーマンス → ページファイルやスプールファイルの場所を最適化するには?が使えそうでした。

 Windows XP の場合

[スタート][コントロールパネル] から「システム」を起動します。

[詳細設定] タブをクリックし、パフォーマンスの「設定(S)」ボタンをクリックします。

[詳細設定] タブをクリックし、仮想メモリの「変更(C)」ボタンをクリックします。

ページファイルの場所をアクセス競合の少ないと思われるドライブに変更します。

 調べてみるとページファイルは約590MBもあるじゃないですか、これをDドライブに逃がせば十分な空きが出来そうです。
 早速設定してみました。見事に空きが出来ました。そういえば、98の頃にはスワップファイルと言っていたもので、常に
Cドライブ以外に設定していたものです。
 慣れてしまって、勉強しなくなるとこんな簡単なことが分らなくなってしまうんですね。まだ削りすぎたファイルの影響が残っているようですが取りあえず使えそうです、これでこの極貧
PCとの付き合いももう少し伸びそうです。

ということで更新できました!

20041116日火曜日  第1885回  拉致問題

 第1883回で中国に怒りをぶつけましたが、その中国の庇護の下にあると思われる北朝鮮が又しても日本をコケにしています。

 15日、Sankei Webより

 ・・・略

 それによると、北朝鮮側は安否不明の拉致被害者10人に関して2002年と同様に「8人死亡、2人未入国」と表明。物証の中には北朝鮮側が「横田めぐみさん=失跡当時(13)=の遺骨」と説明したものも含まれていた。横田さんの生徒手帳や自筆のメモなど、他の拉致被害者関係も含め資料や写真を多数受け取った。政府は提出された遺骨を早急に鑑定する方針で、その他の物証についても分析し、拉致問題解明につなげたい考えだ。・・・以下略

 ここまでバカにされて尚且つ経済制裁を実施しようともしないこの国は一体どうなっているんでしょう。小泉さんを筆頭に大半の政治家はどんな弱みを握られているのでしょうか。
 この国の上層部やマスコミなどは完全に北朝鮮や中国の傀儡となってしまっているのかもしれません。そうでなければ、是ほど酷い扱いを受けても何もしようとしない理由が分りません。
 やはり、この国はもう駄目なのかも知れません。

あきらめしかないのか!

20041117日水曜日  第1886回  7つのコンテナ

 ネットでは、北朝鮮と小泉さんに対する怒りとが渦巻いています

 蒼き星々 北朝鮮による拉致被害者・家族を支援する人が集う掲示板

 も最近に無く書き込みが多くなっています。小泉さんに対する怒りは止まる所がありません。
 昨日も書きましたが、小泉さんのあの態度はどう考えても致命的な弱みを握られているとしか思えません。
 それとも、国民の怒りを最高潮にすることにより北朝鮮に対する経済制裁を国民の総意として実行する為にわざと自分を悪者にしているのでしょうか。どう考えても、それほど深謀遠慮があるようにはおもえませんが・・・。

 気になるものがありました。

 酔夢ing voice 西村幸祐 20041115

・・・略

 7つのコンテナがチャーター機で運び込まれたが、5つは空で2つのコンテナの内1つは訪朝団の荷物が入っていた。・・・以下略 

 本当でしょうか。何の為にこんなことをするのでしょうか。小泉さん得意のパフォーマンスとも言われているそうですが、そこまでして国民を欺きたいのだとすれば、その真意はなんでしょう。

 やはり、深謀遠慮でしょうか。しかし、どんなに好意的に考えても、そうは思えません。自分の弱みを隠す為に、国民を売ったと考える方が自然なようです。

とんでもないですね!

20041118日木曜日  第1887回  食糧支援

 与野党の政権交代を陰ながら阻止してきた自民党の最大功労者とも言える民主党の岡田代表でさえ、今回の北朝鮮に対して経済制裁が必要と述べたのに対して・・・。

 17日、Sankei Webより

 日朝協議と別に食料支援 首相が党首討論で表明

 小泉純一郎首相は17日午後、岡田克也民主党代表との党首討論で、北朝鮮に対する食糧支援について「今回の(日朝実務者協議の)件とは別だ。国際機関を通じて出すべき時に出す」と述べ、日朝実務者協議の結果とは切り離して残り12万5000トン分の食糧支援を実施する考えを示した。・・・以下略

 「北朝鮮の努力が認められる」や、「食糧支援を実施する」と言うのですから、小泉さんはいよいよトチ狂ったとしか思えません。
 もしかしたら、凡人には思いも付かない深謀遠慮があるのかと密かに期待したのは、やはり考えすぎだったようです。
 万に一つの奇跡を期待した私が馬鹿だった。小泉さんは日本をどうしたいのでしょう。あの横田めぐみさんの拉致された当事の不安そうな表情の写真を見ても何の感情もわかないのでしょうか。自分のやっていることが恥ずかしくないのでしょうか。

それほどまでに自分が可愛いのか!

20041119日金曜日  第1888回  肥満

 18日、読売新聞コラム「今日のノート」が毎日マクドナルドを三食一月食べ続けるというアメリカ映画を取り上げていました。その中で、気になったものがありました。

 ・・・略

  しかし、米国では現実に三人に二人が太り過ぎ、という肥満傾向が進んでいて単純に「個人の問題」で片づけてしまう訳にはいかない事態が起きている。
 成人の平均体重がこの十年で4.5`増えたせいで旅客機の燃料コストが年間約300億円増加した。
 その分、二酸化炭素の排出量が増えるわけだけから、これはもう地球レベルの深刻な問題である。・・・以下略

 なるほど、肥満が、飛行機にこんな影響を及ぼすとは想像しませんでした。体重の増加が地球温暖化にも影響しているということでしょうか。
 
第1866回、省エネジャンボを思い出しました。片や貨物機ですが、塗装を止めて150`の減量を稼いでいるという話に何となく胡散臭さを感じていましたが、こんな努力も、肥満で吹っ飛んでしまうということです。

 こうなると、飛行機の運賃は体重別料金にした方が良いのじゃないでしょうか。40`の女性と100`を越す肥満の人が同じ運賃と言うのは、考えようによっては違って当然かもしれません。
 何と言っても、飛行機は空を飛ぶのですから、重さの影響は、列車や自動車より格段に大きいことは間違い無さそうです。
 二酸化炭素を多く排出する人には多く運賃を払ってもらうのは地球温暖化が問題になっている現代では当然ですね。

こんな運賃が採用されたらもめそうですね!

20041120日土曜日  第1889回  7つのコンテナ

 第1886回で取り上げた7つのコンテナ、どうやら小泉さんの陰謀ではなかったようです。

 クライン孝子の日記 → 2004/11/18 () 空っぽコンテナは機体バランスを取るためだった

 ・・・略 

 コンテナは合計11個、このうち飛行機の運航に必要な機材を全日空が積み込むために4個が使われ、政府代表団の荷物を入れるために1個が使われ、残りの6個は飛行機の運航に際して、機体のバランスを維持するためにカラのままであったがそのまま積載して帰ってきたとの説明でした。

 政府代表団が持ち帰ったいわゆる物証はすべて手荷物として機内に持ち込んで帰国した。従って、コンテナの数とか中身などについて何かを人為的に操作をしたということは一切なかった。・・・以下略

 小泉さんの陰謀は、勘繰り過ぎだったようです。しかしながら、自国の総理大臣をここまで信用できないのは悲劇としか言い用が無いですね。これも、国民の自業自得なのかもしれませんが、チョッと度が過ぎています。
 これが、国民の総意を盛り上げる為の小泉さんの陰謀であったならどんなに良いでしょう。しかし、どう見てもそれはありそうも無さそうです。

悲しいですね!

 余談ですが、「機体のバランスを維持するため」で思い出しました。そんなソフト、航空貨物搭載シュミレーションソフトウエア「NEWS95」を作っている企業が我が坂出にあるのです。
   
サヌキットジャパン → 株式会社サヌキットジャパン会社案内

 今度も使われたのでしょうか。

20041121日日曜日  第1890回  環境税

 第1873回で取り上げた環境税、すんなりとは行かないようです。

 13日、読売新聞

 環境税、来年度導入見送りへ…政府税調で結論出ず

 政府税制調査会(首相の諮問機関)は12日の総会・基礎問題小委員会で、環境省が2006年1月の導入を求めている環境税について、集中審議を行った。環境税で温室効果ガスの排出が抑制できるとする賛成意見と、抑制効果はないとの反対論が対立し、結論は出なかった。・・・以下略

 もう決まったことかと思っていたら、何のことは無い、今まで通りの反対論により先送りのようです。これからの世界が目指すべき当然と思われることも、一致団結して取り組むということは所詮無理なようです。結局は導入されないことになるのでしょうか。

 ところが、

 市民のための環境学ガイド → 反環境税意見広告に何を見るか では違った見方をしていました。

 ・・・略

 これまでダンマリを決め込んできた産業界が、一斉に「環境税」に反対し始めたということは、いよいよ2007年までには、環境税が実施されるという予兆である。・・・以下略

 なるほど、こういう考え方もあるんですね。産業界も成立しないと高をくくっている間は表立って反対することも無いが、危ないとなると、一斉に反対するということですか。
 こういう考え方をしたことのない単純な私としては、又しても勉強させられたというところです。
 それにしても、素晴らしいと思われる税金も、今までの税金の使われ方を見ると、素直に賛成できないのは仕方の無いことでしょうね。 

 私だって、本当は、今の税金の無駄遣いをなくすることで、環境税なんか十分賄えるはずだと思っています。太陽光発電に使われるというから賛成しているのです。

心からの賛成は無理というものです!

20041122日月曜日  第1891回  COP3

 相変わらず、英語の略語に悩んでいます。最近、悩んでいるのが京都議定書COP3とヒートポンプ式の給湯器エコキュートで使われているCOP3です。
 どちらも環境に関係あるものですが、同じものなのかそれとも違ったものか判然としないのです。こんな時こそネットの威力を発揮すれば良いのですが、毎日時間に追われている所為と、緊急の疑問でもないので忘れてしまっていました。

 ネット巡回に余裕が出来たので調べてみました。

 まずは京都議定書の方から

 COP3

 国連気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)

 The 3rd Session of the Conference of the Parties to the United Nations Framework Convention on Climate Change

気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3、京都会議)

 とてつもなく長い会議の名前の略のようですね。こんなもの覚えることは出来そうもありません。これは会議名であるということだけを理解することにします。

 さて、もう一つのCOP3

 四国エナジーサービス株式会社 住宅電化 給湯 にありました。

 エコキュートは、ヒートポンプ技術を使って「空気の熱」を利用してお湯を沸かす新しい給湯器です。エネルギー消費効率がこれまでより3倍程度と高い(COP※=3.0以上。圧縮機への電気入力1に対し、大気熱を効率よくくみ上げることで3以上の出力が得られる)ため、従来の給湯器に比べ3分の1のエネルギーでお湯を沸かすことができます。

 COP;Coefficient of Pertfomance (エネルギー消費効率) 消費電力あたりの加熱・冷却能力を表したもので、冷凍容量または加熱量と、それを得るために冷凍機またはヒートポンプに与えたエネルギー量の熱量との比のこと。この値が大きいほど効率が良くなります。

 もう一つ 

 四変テック株式会社 → 電気温水器 → 用語解説 より

 COP エネルギー消費効率(Coefficient of Performance)=給湯能力÷消費電力で算出し、数値の大きい方が効率が高いことを示します。

 全く違ったものでした。これで、やっとすっきりしました。それにしても、同じ環境に関するものだったので、もしかしたら関連があるのだろうかと疑問に思っていたのですが、単なる偶然だったようです。
 たかが26字しかないアルファベットの略語は同じものが沢山ありそうです。紛らわしいですね。

困ったものです!

20041123日火曜日  第1892回  社会貢献

 第1890回に続いて市民のための環境学ガイド → 反環境税主張その2 11.21.2004に面白い記事がありました。

 ・・・略

「これまで、人間は、2回の環境革命を成し遂げた。第一回目は、1100010000年前頃のヤンガードリアス寒冷期に農業を始めたこと。第二回目は、1620年ごろの寒冷期が産業革命の引き金を引いたこと。そして、第三回目は、これからである。そして、第一回目も第二回目も、人間の欲求にあわせた革命であったから成功したが、第三回目はむしろ人間の欲求を抑える方向。したがって、この第三回目は難しい」。

 実際その通りではある。しかし、まだ希望が無い訳ではない。まだ、人間には、これまでの革命で使っていない欲求があるからだ。それは、「社会貢献を行うことによって、世間から認められたい」という欲求。これが、旨く活用できれば、第三回目の革命も成功する可能性が無いとは言えない。

 なるほど、人間は農業を始めることにより安定して食料を手に入れることが出来るようになり、産業革命によって便利さを手に入れたのですね。
 しかし、その便利さを追求することにより環境の悪化を招いてしまった。そして、今度は、その便利さを我慢する必要が出て来たということです。
 一度手に入れた便利さを何の見返りも無く手放すことは人間の欲望に反するから、必要とは思いながらも、なかなか進展しない。

 太陽光発電が良いとわかっていながらも爆発的に普及しないのもその価格に欲望を満たすだけの価値が認められていないということなのかもしれません。
 しかし、「社会貢献を行うことによって、世間から認められたい」という欲求がこの停滞を打ち破ることができるかもしれませんね。
 日頃から、「お金と屋根のある人には、ボランティアで太陽光発電を始めてもらいたい」と思っていた私の考えに通じるものがありそうです。

そうは甘くないか!

20041124日水曜日  第1893回  ゆったり

 第1839回で取り上げた一人乗りの電気自動車でのんびりと走れる時代が来れば良いと思いますが、現実は全く逆の様相を帯びている毎日を過ごしています。
 道路の良い香川県では空いた幹線道路では軽自動車で時速80`も出さないと流れに乗れないことは日常茶飯事です。そして、その横を、サッと抜いていく軽自動車は100`は軽く出ているのじゃないかと思われます。こんな状態で事故でも起きると大変なことになりそうで怖いのですが、かといって、マイペースで制限速度を守ると却って流れを乱してもっと怖いことになりそうです。
 なんとか、のんびり走ることができる環境にならないものかと思いますが、当分無理そうですね。

 そんな私の気持ちを代弁してくれているような記事がありました。

 読売新聞日曜版のコラム「旅ゆ〜ん!」 →  → コリントス駅(ギリシャ) より

 ・・・略

「バスは停車や急ハンドルが多くて落ち着かないわ」・・・中略

「仕事は疲れる。ゆったりできる列車がいい」・・・以下略

 良いですね、こんなのんびりした気分で公共交通を利用する生活がしたいものです。毎日命を賭けて軽自動車を運転するのはできれば避けたいものです。
 しかしながら、田舎の公共交通の無い交通体系ではそんな生活を望むのは無理かもしれません。
 早く石油が無くなって、公共交通が主体で、車と言えば太陽光発電で走る一人乗り電気自動車が当たり前の時代にならないものでしょうか。

早いほど良い!

20041125日木曜日  第1894回  強気

 イチロー選手と佐藤琢磨選手のシーズンが終わり、来年の開幕までの長い休みが続いています。
 イチロー選手のヒットに一喜一憂したり、琢磨選手のフリー、予選、本選と手に汗握るドキドキもないので精神的には良いのかもしれませんが、やはり寂しいですね。

 久し振りに、琢磨選手を新聞で見ました。

 23日、読売新聞にJRA日本中央競馬会が18、19面を使って武豊選手との対談を載せたものです。その中で、武選手の発言に印象深いものがありました。

 ・・・略 

 なめられないよう、きつい乗り方をしていたら対応が変りました。

 佐藤  きつい乗り方って?

 武  譲らない、引かない、押されたら押し返す、強気で制す。佐藤さんの走りも強気だよね。ヨーロッパGPでフェラーリのバリチェロとやりあってたし。

 武選手、よく見ていますね。確かに、佐藤選手もあのレースから一段と注目されだしたような気がします。
 武選手も見た目の優男振りと違って、その根性は凄そうですね。一流選手の精神力の強さを見せ付けられた思いです。
 やはり、世界で活躍しようという人達は並みの精神力じゃないんですね。これでないと世界で戦うことはできないのでしょう。

 何となく、中国や北朝鮮などにコケにされても反論もできないなど、世界で通用しない日本の外交の弱点を思い出してしまいました。

やるべきことはやらなくちゃ!

20041126日金曜日  第1895回  みかん

 私事ですが、以前は毎日何十個と食べていたみかんを殆んど食べなくなったのは、単身赴任の為でした。赴任前には地元坂出のみかんを生産者から直で買っていたのでいつも沢山手が届く所にあったから気にもせずに常に食べていたものです。
 ところが、単身赴任では自分で重いものを買ってくるのが面倒で、食べなくなってしまったものです。
 単身赴任が終わって、坂出に帰ったところが、今度は糖尿病で好きなだけ食べることができなくなってしまいました。その割には、風邪を余りひいてないのも不思議な気がします。

 そんなみかんに関する面白い記事がありました。

 25日、読売新聞より

 相次いだ台風の被害で、愛媛県は34年間守り続けた温州みかん生産量日本一の座を明け渡すことが24日、農林水産省の生産出荷予想で分った。生産量は昨年の12%減となり、これまで2番手だった和歌山県が初の一位となった。・・・以下略

 香川県もみかんの生産が多いのですが、愛媛ほどではないようです。それにしても、生産量の順位が台風の影響で変るとは、今年の天候異変がこんなところにまで及んでいるんですね。愛媛の人にしたら、くやしいでしょうね。
 しかしながら、来年も今年と同じように台風が来ないとは限りません。台風以後にも雨が多かったり、温度も例年より高いそうですから、異変が今も続いているということかもしれません。みかんの生産量の変化が来年も続く可能性もあるかもしれません。
 いよいよ、亜熱帯化が定着してきているのかもしれません。みかん自体が採れない時代が来るかもしれませんね。

来年はどうなるのでしょう!

20041127日土曜日  第1896回  豪雨

 今年の天候異変で一番感じたのは雨の強さでした。第1861回でも書きましたが、我が坂出でこれだけの強さの雨が長時間降り続けたのは、私も初めて経験しましたが、お年寄りに聞いても、だれもが始めての経験と言われていました。
 果たして、これが今年だけのことか、それとも日本の亜熱帯化として定着するのか不気味です。
 我が坂出でさえ、あれ程の雨が降ったくらいですから、全国での記録的回数の豪雨も当然なのかもしれません。

 26日、読売新聞より

 今年の集中豪雨発生回数、過去29年間で最多

 台風の上陸が過去最多の10個を記録した今年、集中豪雨の発生回数もすでに過去29年間で最も多くなっていることが、気象庁のまとめでわかった。

 24日までに「1時間降水量50ミリ以上」(滝のように激しい雨)が全国で延べ468回、1日あたりの降水量「200ミリ以上」(大雨警報に相当)が463回、うち「400ミリ以上」が30回。いずれも、無人雨量観測網「アメダス」が稼働した1976年以降で最多だった。

  来年からもこの状態が続くとすれば、日本の治水も根本から考え直す必要があるのではないでしょうか。
 何となく、公共工事に群がるゼネコンあたりが喜びそうな気がして不気味です。

どうなることやら!

20041128日日曜日  第1897回  パイロット

 昔、パイロットに憧れて、色弱であるにもかかわらず試験を受けて見事に落ちたこともある私にとって気になるニュースが相次いでありました。

 26日、四国新聞

 防衛庁は26日までに、パイロット要員の採用基準のうち遠距離裸眼視力について、現行の「両眼とも0・6以上」を来年度から「両眼とも0・2以上」に引き下げる方針を固めた。受験生の視力低下を踏まえた措置だという。・・・以下略

 27日、読売新聞

 「団塊の世代」のパイロットが60歳を迎え、大量に退職する時代を目前に控え、航空各社が、ベテランパイロットの囲い込みに乗り出している。

 国土交通省は今年9月から、パイロットの乗務年齢を65歳にまで引き上げ、大学新卒にほぼ限られていた各社の採用条件も、自費で操縦士免許を取得した人にまで緩和する動きが広がっている。・・・中略

 現在、日本の航空会社に勤務しているパイロット約6400人のうち、定年の60歳を迎えるのは年間約100人。しかし、1970年のジャンボ機就航に合わせて大量採用された「団塊の世代」は、他の世代と比べて際だって数が多く、この世代が60歳を迎える2007年以降は、年間250300人ペースにまで増える見通しだ。・・・以下略

 どうやら、パイロットの不足が背景にあるようです。この1970年の大量採用された「団塊の世代」というのは、わたしが受けた試験で採用された人たちのようです。これで、やっと、あの時、新聞にパイロットの採用試験の募集が載った訳が分りました。
 あの時、試験に合格していれば、定年後も安泰だったんですね。そう思うと残念ですが、仕方ありません。
 それにしても、これは、早期退職などで社員を減らしている今の企業も、イザとなれば、我々「団塊の世代」に頼らなければならない時が来る前兆かもしれませんよ。

そんなことはないか!

20041129日月曜日  第1898回  風力発電

 太陽光発電が伸び悩んでいると感じるのは私だけでしょうか。それ以上に風力発電も伸びているようには感じないのですが、世界ではそうでも無いようです。

 第1424回で取り上げたレスターブラウン(米地球政策研究所理事長)が28日の読売新聞コラム「地球を読む」に再び、風力発電について書いています。

 ・・・略

 風力発電のコストは、過去20年間、直線的に下がり続けてきた。近代的な風力産業は、1980年代初めにカリフォルニアで誕生したが、当時の風力発電所の発電コストは、1`・h時当たり38kだった。いまや多くの風力発電所が、1`・h時当たり4kで電力を生産している。最近の長期供給契約の幾つかは、1`・h時当たり3kで結ばれている。価格は依然として下落しているのである。・・・以下略

 3kといえば、約3円ということですね。これは安いですね。これじゃ、その10倍以上と思われる太陽光発電は太刀打ちできそうもないですね。
 装置の巨大化がコストダウンを可能にしたということのようです。

 ・・・略

 当時の風力発電塔の平均的な高さは約36bだが、最新のものは約90bと、30回建てビルに相当する。これによって、利用可能な風の量は何倍にも増えた。・・・以下略

 太陽光発電がこれに対抗するには、変換効率のアップと、コストダウンしかありませんが、前途は厳しそうです。
 しかしながら、一般家庭に設置可能な安価な風力発電と併用で生き残る道はあるかもしれませんね。
 いずれにしても、自然エネルギーで家庭のエネルギーを全て賄える時代が来ることこそが必要であるのですから、競争により両方がより効率アップとコストダウンを実現することは大歓迎といえそうです。

早くそんな時代にならないかなぁ!

20041130日火曜日  第1899回  太陽光発電

 日本で、太陽光発電が遅々として進まないのに比べて、ドイツではどんどん進んでいるようです。その差は、太陽光発電の買取価格の差にあることは明らかです。
 太陽光発電の電力買い取り価格が日本の20円
/1kwh台に対して、ドイツでは75円にもなるそうです。
 この買取価格なら日本でも急速に広がることは間違いありません。風力発電も恐れるにたらずですね。
 しかしながら、今の価格では、いくら日本人が環境に関心があっても、償却に20年近くも掛かることを考えると、なかなか踏み切れないのも当然かもしれません。日本の政府の脳の無さがつくづく情けないですね。

 太陽光・風力発電トラスト → 太陽光発電は日本より日照の少ない欧州で進む

 ・・・略

 ドイツは阿呆な日本人が買うベンツ、BMW,アウディ、ワーゲンなどの環境を食い潰す自動車という消費財を輸出して自国内にせっせと環境負荷のない生産資 本財、それもエネルギー生産デバイスに設備投資してるんですよ。・・・以下略

 これは痛烈ですね。どちらが利口か誰が考えても分りますね。こんなばかな政策しかとることのできない政府。政治家や官僚はどう考えているのでしょうか。
 まさか、知らないなんてことは無いのでしょうね。それとも、やはり、原子力などが絡む何か裏があるのでしょうか。

全く情けない!

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