団塊の世代の部屋(76)

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2005111日火曜日  第2235回  水道水

  第1648回でも書きましたが、私は水道水愛飲派です。毎朝、起き抜けにコップ2杯の水道水を飲み、朝食の後も2杯の水道水を飲むことを日課としています。本当は、起き抜けに4杯飲みたいのですが、寒くなって水がつめたくなると流石に苦しくて2杯が精一杯と言うところです。
  仕事中は1gのペットボトルに水道水を入れて持ち歩いています。そして、一日4gの水道水を飲むことを目標としています。
  兎に角、水道水を信じ、水道水命の生活を送っているわけですが、もし、この水道水が何か問題を抱えていれば、もろに影響を受けることになりそうです。信じてはいるのですが、やはり、一抹の不安はあります。

  そんな私を安心させてくれる記事がありました。何時もの安井先生の市民のための環境学ガイドです安井先生、テレビ出演されるそうです。

   「世界一」の誤解 10.30.2005より

  …略

  C先生、「水道水がもっとも安全な水であるということが分かっている人は、最近減ってしまった。なんとも困った話だ」。…中略

  ミネラルウォータと水道水の製造基準の比較です。

  …略

 項目としては、8項目を選択して比較してみたい。

  単位mg/L   MW    水道

(1)カドミウム   0.01  0.01

(2)セレン     0.01  0.01

(3)鉛       0.05  0.01

(4)ヒ素      0.05  0.01

(5)フッ素     2.0   0.8

(6)ホウ素     〜5    1.0

(7)亜鉛      5.0   1.0

(8)マンガン    2.0   0.05

この表の最初の2項目、カドミウムとセレンは、ミネラルウォータも水道水も同じ。しかし、3番目以降は、かなり違う。鉛、ヒ素、亜鉛、ホウ素は5倍も水道水の方が厳しい基準値であり、フッ素、マンガンでも、2.5〜4倍も水道水が厳しい。…中略

 「水道水の基準がどのように作られているのか、というと、水道水を毎日2L飲んでも、健康を害さないように作られているのです。ミネラルウォータの方が4〜5倍基準が緩いとすれば、1日に500mLのボトル一本は安全に飲めますという規格になっていると考えると良いのでは」。…以下略

 どうやら基準は水道の方が格段に厳しいようです。毎日4リットルは飲みすぎかもしれませんが、ミネラルウォーターを飲むよりは余程良さそうです。これから安心して飲みたいと思います。
  只、ペットボトルに入れて持ち歩くのは雑菌の面から余り良くないようですが便利さには勝てません。

マァいいか、なんとかなるでしょう!

2005112日水曜日  第2236回  太陽電池価格

  補助金の終わった太陽光発電、逆風はそれだけではないようです。

  太陽光発電システム → 住宅太陽光発電システム → 2005.10.30 Modulepricesより

  2003年頃と比べると太陽電池価格はやや上昇中。
  
ソーラーバズの調査を見ると、10月も更新。日経を見ると来年にも原料が上がる模様。

 多結晶の価格が意外にも不安定なのはヨーロッパと日本で多結晶太陽電池が加速度的に普及し始めていることがある。

 急いで買えとはいわんが、結晶系太陽電池はもう値段が落ち着いたんじゃないかな。新型かつ結晶系を超えるほどの高効率な素子が出てこない限り、ガツンと安くなることはもうあるまい。…以下略

  大抵のお客さんは、誰もが、まだまだコストダウンが行われるだろうと期待しています。「もっと、安くなるだろうから、その時に考えるよ」との反論を何度聞いたことでしょう。
  私自身も、期待していましたが、こんなことじゃ、いよいよ太陽光発電の前途は暗いようです。
  もしかしたら、住宅用太陽光発電の設置は急激に冷え込むのじゃないでしょうか。そうなると、ドイツに差をつけられる一方になりそうです。
 そうでなくても、パネルメーカーはドイツなどへの高価に売れる輸出に力を入れて、日本の市場をおろそかにしているようで、パネルの入荷は大幅に遅れているようです。

どうなることやら!

2005113日木曜日  第2237回  太陽電池増産

  昨日取り上げた中に、「ヨーロッパと日本で多結晶太陽電池が加速度的に普及し始めている」とありましたが、現場の販売に携わっている私としては、少なくとも日本で加速度的に普及しているとの感覚はありません。
  どちらかと言えば、冷え込んでいるとの思いの方が強い。尤も、私の営業力の無さの所以であるのかもしれませんが。
  又しても、気になる記事がありました。

  1日、読売新聞より

  太陽電池の生産世界最大に増強 

      シャープ葛城工場
  シャープは31日、葛城工場(奈良県葛城市)の太陽電池の生産能力を、11月から約20%増強して世界最大となる年産500メガ・h分にすると発表した。投資額は40億円。今年度の売上高は、前年比28%増の1500億円となる見込みだ。
  シャープは今年9月に、同工場の生産能力を、年産400メガ・hから415メガ・hへ増強したばかり。太陽電池は、日本の他、ドイツなど欧州各国での需要が急速に伸びており、将来の本格的な増産に備えることにした。

  ここでも、「日本の他、ドイツなど欧州各国」とありますが、ドイツは間違いないとしても、本当に日本も伸びているのでしょうか。どうにも信じられません。
  メーカーはドイツへの輸出を優先して日本では品不足としているのを隠す為に日本も伸びていると発表しているのじゃないかと疑ってしまいます。自分のふがいなさを棚にあげているのかもしれませんが、そう思えて仕方ありません。
  ネット巡回で日本が伸びているという証拠を探して見ましたが、見つけることは出来ませんでした。

真実はどうなんだろう!

2005114日金曜日  第2238回  イチロー・琢磨

  2日、偶然でしょうかこの部屋で取り上げているイチロー選手と佐藤琢磨選手の両方の朗報がありました。今年は、二人とも不本意な成績でここに書く回数も去年と比べると格段に少なかったのですが、久し振りに書くことが出来ます。

  まずはイチロー選手。5年連続のゴールデングラブ賞獲得。

  MAJOR JP より

  イチローは来年正月放映のテレビドラマ撮影のため、1日に一時、日本に戻ったばかり。受賞の報に「僕の中では取らなければいけない賞だと思っています。ことしもこの結果を喜んでいる」と話した。…以下略

  古畑任三郎の犯人役の撮影のために何時もより早く帰ってきたんですね。それにしても、5年連続200本安打と盗塁30にゴールデングラブ賞とどれも当然のごとく達成しなければならない重圧は並みの選手じゃ耐えられないでしょうね。全く恐れ入ります。

 さて、佐藤琢磨選手、来年のシートが現実味を帯びてきました。

 緊急発表! 亜久里のF1チーム誕生!

 …略

 新チームのこともさることながら、今日の会見では来年のシート決定が待たれる佐藤琢磨について何らかの発表があると見られ、朗報が期待された。しかし、ドライバー・ラインアップは未定とされ、亜久里氏は、「琢磨とは話をしていますが、他のドライバー数名とも交渉を行っています」と話した。…以下略

  まだ決定ではないようですが、期待が持てます。

  本人も自分のBBSで書き込んでいます。

 [16401] 皆さん、こんばんは!

投稿者:佐藤琢磨

投稿日:2005/11/01 21:26:53

  …略

 さて、皆さんご存知のとおり、本日、鈴木亜久里さんのF1参戦について発表がありました。
 純日本製チームとしてのF1参戦は、多くの人の夢であり、その実現に向けた挑戦は本当に楽しみ。
 現在、この新鋭チームから正式にオファーを受けており、来期についての交渉を続けています。

 きちんと契約が完了した段階でご報告できると思いますので、もうしばらくお待ち下さい。…以下略

 何とか実現して欲しいものです。来年こそ、二人の活躍をこの部屋で何度も取り上げることが出来ますように期待しています。

他に楽しみ無いんですから!

2005115日土曜日  第2239回  設置費

  第2215回で取り上げた、太陽光発電の補助金中止の根拠としている40万円/kwという数字がどこから出てきたのかについて何時ものようこそ我が家の太陽光発電へが取り上げています。

  → 太陽光発電ニュースNo.308 2005111

  エネ庁と太陽光発電普及協会の話し合い・10月度(議事録)

(太陽光発電普及協会東京支部 高橋元広)

  …略

 井口:光発電設置費40万円/kwは、現在でも個人住宅で70万円/kw・非住宅でも110万円/kwとみられるのに、あまりに安すぎて現実的ではない(出来る筈ない)。どういう経緯でこうなったか。新築か・既築か。トップランナー方式を基準として認めるのか。公式見解なのか。

 課長:いろんな事を勘案して、トップランナー価格でも目標数値達成と考える。

 井口:そのような考えは非常識だ。どのメーカーにも聞いてみよ。平均的な実勢価格が出る。40万円/kwを切るものが何%あるというのか。トップランナー方針に反論することないのか。

 課長:いろいろなことを配慮しても、40万円/kwは当初からの目標値であり、トップランナー的でも目標達成と判断される。

井口:前回は財政審結論のため個人住宅補助は打ち切り(出来ない)という見解が、今回はトップランナー的に目標値達成したので、財政審報告を認めるとなった。ころころ変わる。40万円/kwで出来るから個人住宅は補助金必要ないとなる。こんな非常識な話をあなた方が認めたと言うことになる。(こんなアホみたいな無理解な話を通すとは非常におどろきだ。) …以下略

  トップランナーとは分かり難い言葉ですが、要するに、どこかの業者が特例として出した値段に40万円/kwというものがあると言う意味のようです。
  商売の中には「損して得を取れ」という言葉があります。何か他のものを獲得する為に戦略として、特価を出すということはどんな業界でもあることです。
 極端な例では、以前にソフトの入札で富士通などが一円入札をやった例などがあります。一円でも受注すれば、後の莫大なメインテナンス料が見込めるし、宣伝にもなるという戦略があるのは明らかです。
  そんな極端な数字をもって、それが本来の価格とみなすバカがどこにいるでしょうか。40万円/kwをトップランナーとみなすというのは、一円を当然と見なすのと同じということです。全く、とんでもない考え方です。

話になりませんね!

2005116日日曜日  第2240回  企業優遇

  第2215回でも書きましたが、太陽光発電の補助金にはもう一つおかしなところがあります。それは、住宅用をないがしろにして企業などへの補助の方を暑くすると言うものです。

  太陽光・風力発電トラスト → インデックス・ページ → 2005/10/27 NEDOフィールドテスト事業の予算についての考察

  …略

  ただ海外に輸出したほうが儲かるとなれば企業は日本市場へは出荷せず、当然海外市場へ販売を行うから、その全量が設置されるなどと言うことは無かっただろうが、少なくとも、国民一人当たりの設置量でドイツに抜かれると言うことなどは無かったことは確かだ。
  さらに、他から聞いた話では、この企業に設置されたものなどは特別減価償却として税金の控除の対象となるということである。個人の場合はそうした特例措置は無い。

 何故にこれほど企業だけが優遇されるのだろうか?不思議な国である。…中略

 日本の不幸は原子力に偏った電力政策と既得権益を侵さないでやらねばならないと言うことと、単年度予算の枠組みを変え得ない政治家と官僚の不作為によってこうした経済的にも不合理な形になっている。…以下略

 日本は企業ばかりが繁栄するようになっているのは分かっていましたが、太陽光発電まで企業優遇になっているとは腹立たしい限りです。
  公共施設や企業にも設置することは大切ですが、総量では個人住宅の屋根方が面積が広いのは明らかなのですから、それをおろそかにする訳が分かりません。

何かずれていますね!

2005117日月曜日  第2241回  20兆円

  第2210回第2230回で取り上げたトヨタ、勝谷さんの情報だった奥田会長の外務大臣就任こそありませんでしたがGMを抜き去ることは実現しそうです。いよいよ快進撃は止まるところを知らないようです。

  5日、読売新聞より

  …略

  3年連続の税引き後利益1兆円超を達成する見通し。売上高は初の20兆円に乗せる可能性が高い。…中略

  前年度比では8.6%増で、トヨタは06年(1月〜12月)にも経営不振の米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いて、販売台数で世界首位となる可能性が高まった。…以下略

  06年度850万台を超える見通しでGMは04年度の899万台から減ると見られているそうです。
  それにしても、日本の自動車メーカーがGMを抜く日が来ると誰が考えたでしょうか。売上げも20兆円とは想像もつきません。素直に喜びたいところですが、ネットの世界でいろんな情報を得た今、素直に喜ぶ気になれないのがつらいところです。

  このトヨタの快進撃が日本に何をもたらすか、何度も言っている「一将功なりて万骨枯る」で、気がついたら、残るはトヨタだけなんてことが無いことを願いたいものです。

さて、どうなるか!

2005118日火曜日  第2242回  バナナ

  第1048回第1747回で書きましたが、私は、単身赴任時代に考えた朝食で必ずバナナ一本を食べます。
  単身赴任時代にバナナを房で仕入れて来るのですが、一日一本しか食べないので、残ったバナナはどうしても熟しすぎて食べれなくなったりしていました。
  何か良い保存方法は無いものかと思っていたとき、テレビか何かで、タブーとされていた冷蔵庫に保存する方法を紹介していました。冷蔵庫に入れると、皮は黒く変色して見掛けは悪いのですが、中身は熟成が進まずに長く持つのだそうです。 参考:
バナナの保存方法

  これを知って、バナナの買い置きが出来るようになり重宝させてもらいました。これは今も続けています。

  こんなことはやったことのある者じゃないと分からないでしょうね。そんなこと知らない人が書いたと思われる記事がありました。

  6日、朝日新聞コラム「天声人語」より

  …略

  そんなバナナも風邪をひく。業界用語で、産地の気温異常や倉庫での温度管理のミスで低温にさらされ、果皮が黒ずんだ状態をいう。家庭でうっかり冷蔵庫に入れられるのも、熱帯育ちには酷な仕打ちである。

  この人は、見掛けの悪い黒ずんだ皮の中にどこも傷んでいない実があることを経験したことが無いのでしょう。
  一見常識のように思えるものにも裏はあるのですね。知識の裏にある真実を知らずにひけらかすと恥をかくこともありそうです。
  さしずめ、私など、この部屋でどれだけ恥をかいていることやら。

知らないことは怖いですね!

2005119日水曜日  第2243回  タバコ

  昨日、常識と思っていることにも思わぬ裏があるものだと書きましたが、偶然でしょうか、もう一つそんな記事を見つけました。

  国際派時事コラム・商社マンに技あり! → Nov 6, 2005 禁煙者が増えると、じつは医療費が激増する……

  …略

  なんと、禁煙者が増えると、国民の平均余命がのびるので、医療費が激増するのだという。

タバコをたくさん吸うと早死にするのは、事実、というところから議論はスタートする。早死にしてくれれば、死人に医療費はかからない。しかし、長生きすれば、医療費がかかる。そちらの医療費のほうが莫大だ、という話。…以下略

 これは驚きました。禁煙すれば病気が減って医療費もかからなくなるとの説を信じていただけに虚をつかれた思いです。言われてみれば、そう考えられないこともないですね。
  こうなると何が常識か分からなくなってしまいます。しかし、これ本当でしょうか。

 日本政府がタバコの販売をやめないのはもしかしたらこれを知っているからでしょうか。何といっても、医療費の増大に悩まされていますから。

怖いですね!

20051110日木曜日  第2244回  黄砂

  我が家の太陽光発電、7日の発電量が天気が良かった割りに、夜にチェックしたところ気のせいか思ったより少なかったような気がしました。
  何となく、納得できないものの今までのところデーターは常に正直に天気を反映しているので間違いは無いはずです。やはり私の気のせいでしょう。
  と無理やり納得させていたら、夜のテレビニュースで秋には珍しい黄砂の襲来を伝えていました。
  「もしかしたらこれが原因か」、そういえば、すっきりとした青空でなかったような気もします。しかしながら、夏前から晴れても、何時もどんよりとした薄曇が多く本当の青空が滅多になかったので、こんなものだろうと思い込んでしまったのかもしれません。

  8日も朝から晴れていましたが、注意して見ると遠くの山は黄色くかすんでいるようです。空もすっきりとした青空ではありません。やはり、黄砂のようです。

  夜に、発電量を見て見ると、昨日の17Kwhについで16Kwhと晴れていたわりには悪いような気がします。やはり、黄砂の影響と見た方が良さそうです。

  それにしても、秋になれば快晴の真っ青な青空を見れると期待していましたが、期待したような青空には殆どお目にかかってないような気がします。
  
第2100回でも取り上げたように香川県の天気はどうもおかしい。やはり、これも温暖化の影響なのでしょうか。
  となると、当分香川県の日照時間全国一位奪回は無理なのかもしれません。

残念です!

20051111日金曜日  第2245回  紅葉

  季節外れの黄砂の話題に続いて、やはり温暖化の影響と思われる話題がありました。

  Yahoo!ニュース → 紅葉遅く、サクラは早く 温暖化の影響くっきり

  紅葉の長期変化傾向を調べてみると、50年前に比べてカエデの紅葉は15.6日、イチョウの黄葉は10.7日遅くなっていることが、気象庁がまとめた生物季節観測で9日分かった。

 逆にサクラの開花は、4.2日も早まっており、同庁は「地球温暖化で長期的に気温が上昇していることが影響している」と説明、今後さらに温暖化が進めば、日本人の季節感にも影響を与えそうだ。

同庁によると、春はサクラのほかツバキが9.4日、タンポポが6.0日、開花時期が早まり、夏に咲くサルスベリは5.8日、早まっていた。…以下略

第922話でも書きましたが、桜は観測史上最速の開花など前後はあるにしろ毎年早くなっているという気はしていましたが、紅葉まで影響していたとは思っていませんでした。
  桜は、丁度4月の始めの入学式などの時でもあるし、一気に咲いてぱっと散り、満開も一目で分かる所為か見逃すことは少ないような気がします。
  その点、紅葉ははっきりとした時期が分かり難いところもあるのでいつの間にか季節が終わっていたということがあったりするので、早いとか遅いとか意識することもありませんでした。
   それにしても、温暖化の影響が日本の四季の情緒にまで影響しているとは、言われてみれば、当たり前と言えば当たり前のことですが、虚をつかれた思いです。
  日本が亜熱帯になるのもそう遠くないのかもしれません。沖縄のように1月に桜が咲くのでしょうか。紅葉は何時になるのでしょう。無くなるのかな。

興ざめですね!

20051112日土曜日  第2246回  クールビズ

  紅葉も遅れる暖かさが続いていますが、11月に入って、流石に朝晩には寒い日もあります。それでも昼間は上着なしで十分過ごせますし、時にはノーネクタイで十分な日もあります。

  出来れば、ノーネクタイを続けたい気もあるのですが、夏程には気にならないので、一応ネクタイをしています。
  それにしても、今年は、
第2051回で書いたように5月1日から半年間クールビスのお陰で例年に比べるとずっと快適に過ごさせて頂きました。
  これで、冬もノーネクタイになれば最高なのですが、ウォームビズはノーネクタイが売り物ではないようなのでちょっと難しそうです。マァ、そこまで望むのはまだ無理でしょうね。

  それより心配なのは来年のことです。まさか、クールビズが今年だけのことなんてことは無いと思いますが、少し心配です。

  チーム・マイナス6% → 2005111(火)環境省がクールビズの成果について発表に心強い言葉がありました。

  …略

  来年も引き続き、「冷房温度28℃」「クールビズ」の普及を行います。

  もしかしたら、今年だけのポーズかもしれないと危ぶんでいたのですが、これを信じたいものです。
  そして、来年こそ、100%のノーネクタイの定着を期待したいものです。

亜熱帯にネクタイは似合わない!

20051113日日曜日  第2247回  我が家の太陽光発電

  例月の我が家の太陽光発電、設置から5度目の検針がありました。11月分は10月12日から11月10日までのデータです。

  8月の1KW当たりの発電量は687÷5.508≒124.7

  9月の1KW当たりの発電量は542÷5.508≒98.4

  10月の1KWあたりの発電量は454÷5.508≒82.4

  11月の1KWあたりの発電量は475÷5.508≒86.2

  10月よりほんの少し増えました。それにしても、悪いですね。やはり温暖化の影響下があるのでしょうか。

  8月、買電・474(250,224)KWhで8,780円。  1KWhの単価、約18.52円。
  9月、買電・553
(314,239)KWhで10,472円。 1KWhの単価、約18.94円。
 10月、買電・502
(252,250)KWhで8,800円。  1KWhの単価、約17.53円。
 11月、買電・636
268,368)KWhで9,278円。  1KWhの単価、約14.59円

 
  夜の買電が増えていますが、これは太陽風呂の沸きが悪くなった為エコ・キュートの使用が増えた為と思われます。
  単価の下落は、季節別電灯契約で先月は9月分夏価格が半分入っていましたが、今月は1月分全部が冬価格の単価になったからでしょう。


  8月、売電、459KWhで12,713円。 1KWh単価、約27.69円。
  9月、売電、313KWhで8,668円。  1KWh単価、約27.69円。
 10月、売電、292KWhで7,700円。  1KWh単価、約26.37円。
 11月、売電、316KWhで7,408円。  1KWh単価、約23.44円。


  こちらも同じく下がっています。これから来年の6月まで、この単価になるようです。尤も、価格変更があれば当然変わります。
  7、8、9月の夏単価とそれ以外の月の単価はどちらがメリットがあるのか難しいところです。

  8月は、差し引き3,933円の収入。去年の電気代26,778円と比べると30,711円の節約となります。
  都市ガスと灯油(概算)を含めた光熱費全体では35,238円の節約です。

  9月は、差し引き1,804円の支払いと言うことになりました。去年の電気代19,166円と比べると17,362円の節約。
  都市ガスと灯油(概算)を含めた光熱費全体では22,145円の節約。

  10月は、差し引き1,100円の支払い。去年の16,772円と比べて、15,622円の節約。光熱費全体で20,122円の節約。

  11月は、差し引き1,870円の支払い。去年の12,581円と比べて、10,711円の節約。光熱費全体で18,711円の節約。

  やはり、一段と厳しい数字になっています。もう少し頑張って2万円の節約までもって行きたかったところです。残念。

さて来月は!

20051114日月曜日  第2248回  タバコ

  第2243回で禁煙すると医療費が激増するので政府もタバコの販売を止めないのじゃないかと書きました。
  ところが、従来どおり禁煙は医療費の節減になるという説の方がまだまだ主流のようです。

  9日、朝日新聞より

  厚生労働省は8日、医師による禁煙指導を「治療」と位置づけ、公的医療保険の給付対象とする方針を固めた。禁煙指導の促進により、喫煙率は今後15年間で最大、男性26%(03年は47%)、女性9%(同11%)程度まで下がると同省研究班は試算。肺がんをはじめ、心筋梗塞(しんきんこうそく)や脳卒中などの生活習慣病を引き起こすとされる喫煙を減らすことで、15年後の医療費は少なくとも約1846億円抑制できるとみている。…以下略

  やはり、こちらの方が本当のように思えます。それにしても、これだけ正反対の説があるのには驚きます。厚生労働省は反対説を知っているのでしょうか。
  それとも、そんなことは重々承知の上で敢えて従来の説を取って、政府がタバコ販売をやめないことから国民の目をそらしているのでしょうか。

  いずれにしても、禁煙指導を治療として保険の給付をするのは納得が行きませんね。そんなことより、第2114回でも書いたようにタバコの値段を上げれば十分に効果はあるはずです。無駄遣いをするより、値上げで税金を多く取った方が一挙両得だと思うのですがどうでしょう。

無駄遣いの好きな国です!

20051115日火曜日  第2249回  温暖化

  第2247回我が家の太陽光発電は先月の第2218回をコピーしてその上に今月分のデータを足しただけのもので、手抜きと言われても仕方ないものです。どうか、月に一度の息抜きなんだなと思って大目に見てやってください。

  新聞記事にも同じようなものがありました。

  毎日新聞 → <月平均気温>10月も過去最高 気象庁

  気象庁は11日、世界の10月の月平均気温(陸上のみ)が、記録が残っている1880年以降の同月の平均気温を0.82度上回り、過去最高になったと発表した。今年は月平均気温の最高値更新が相次ぎ、6月、9月に続いて3回目。一方、日本の10月の平均気温は、記録が残る1889年以降の同月の平均気温を1.43度上回り、98年に次ぐ過去2番目だった。…以下略

  どうですか、これって、第2119回で取り上げた9月の記事と数値が違うだけで後はそっくりです。新聞でもこういうことがあるのですから、私も許してもらっても良いでしょう。

  それにしても、10月は殆ど上着を着ることが無かったと思っていたら、やはり気温が高かったんですね。

いよいよ温暖化は間違いないか!

20051116日水曜日  第2250回  まきストーブ

  私が子どもの頃、我が家の風呂は五右衛門風呂でした。風呂焚きは子どもの役割だったような気がします。松葉や麦わらで沸かした記憶があります。結構嫌で、サボっていたような気もします。
  何時の頃からか、石油ボイラーになり、今年の太陽光発電の開始と共にエコ・キュートを採用しました。確かに楽にはなりましたが、エネルギーの無駄遣いなんでしょうね。

  香川県の農家ではまだまだ「まき」で炊く風呂が残っています。石油やガス、そしてエコ・キュートなどでは湯温が直ぐに下がってしまいますが、その点「まき」の風呂は火種が残っていれば何時までも暖かいので湯ざめもしなくて良いのだそうです。

  石油の値上がりで「まき」が見直されているようです。

  HOKKAIDO Nikkan Sports → 「まきストーブ」が大人気/原油高騰で今冬の救世主

  今年の冬は、まきストーブで乗り切ろう!現在は主に農家の作業場や漁師の番屋などで使われているが、一般家庭の売れ行きも好調だという。原油高騰による灯油の値上がりで厳しい冬になりそうだが、まきストーブが再び脚光を浴びている。

  鉄製のだるま型を製造している「大和金属」(函館市新川町)では、灯油値上がりがささやかれ始めた8月末から、問屋やホームセンターから注文が相次いでいる。従業員13人の手作業で1日約150台を生産。残業態勢も供給が追いつかない状況だ。同社の高岸良明社長は「今年は異常だね。何とか需要に追いつけるようにしないと」とうれしい悲鳴。同社製品の価格は1台3000円台後半。年間約2万台を生産しているが、今季は約1000台多く生産する予定だ。…以下略

  3000円のストーブとは驚きです。

  参考:週刊てーて ひらく農園から「納屋にまきストーブ」

  安いですが、これはちょっと家の中では使えそうも無いですね。外国製だと20万円から60万円だそうです。私には手が出ません。残念。

  しかし、こうしたストーブや五右衛門風呂が復活すれば、山の落ち葉や枝の需要が増えて、山が復活するかもしれません。そうすれば、マツタケも安くなるかも。

考える必要があるかも!

20051117日木曜日  第2251回  石油

  第1950回で石油のピークが過ぎたと書きました。誰もが、そんなものかと信じていると思っていたのですが、世の中そんなに単純ではなさそうです。
  自動車業界に勤めている友人と話していると、「石油は絶対に無くなることはないので心配することはない」と言うのです。彼の話によると、石油は地球の中で次から次へと作られて湧き出て来るのだそうです。どうやら、自動車業界では密かに信じられているのかもしれません。
  そんな説が一部であることはネットのなかで目にしたこともありましたが、まさか、そんな説がまかり通っているとは思ってもいませんでした。

  早速、サーチして見ました。ありました。

  石油資源は無尽蔵? 2005.07.28 更新

  …略

  だが最近、これらの懸念を根底から覆すような説が注目されつつある。「石油無機起源説」と呼ばれるものだ。従来、石油は数億年前の動植物の死骸が堆積して化石化し、地熱と地圧の影響を受けて生成されたと説明されてきた。この化石を多く含む泥岩を根源岩といい、その上に堆積物が厚く累積した堆積盆地と呼ばれる場所で、さらにいくつかの条件が整って初めて、油田が形成される。これが有機起源説である。それに対して無機起源説は、もともと地球深部に大量に存在する炭化水素が、地殻の断裂を通じて地表に向けて上昇し、油田を形成したという。これは19世紀末から存在していた説だが、実際、堆積盆地ではなく、その下にある基盤岩の内部から油田が発見される例が少なからずある。…以下略

  電気新聞 → 715日付 原油の無機起源説に脚光‐高まる見直し議論、エネルギー情勢に影響も

  …略

  無機説は1870年代、元素記号の周期律表で知られるロシアの化学者メンデレーエフ氏が唱えたのが始まりで、旧ソ連地域を中心に継承されてきた。1970年代には米コーネル大学名誉教授だった故ゴールド氏の「地球深層ガス説」が注目を集めたが、あくまで少数派だ。

   参考:トーマス・ゴールド著(丸武志訳)未知なる地底高熱生物圏-生命起源説をぬりかえる

  何と、大分古くからある説なんですね。今まで、生物の死骸から出来ていると信じていましたが、果たして、どちらが正しいのか。
  しかし、無機起源説が正しいとしても限界はあるようです。

   教科書が書きかえられる?より

  …略

  もし、この地球深層ガス説がただしければ、石油の可採年数はあと500年といわれています。…以下略

  50年が500年になったとしても根本的な解決にはなりませんね。単に先延ばしになるだけのことです。近い将来の子孫にうらまれるか、もう少し先の子孫にうらまれるかの差でしかありません。
  ここは、やはり限界が近いとして根本的な解決を目指すべきでしょう。

出来るかな!

20051118日金曜日  第2252回  多結晶シリコン

  第2007回第2236回でも取り上げた太陽電池の値上がりは避けられないようです。

  Yahooニュース → 株式ニュース → トクヤマ、多結晶シリコン来期3割値上げ目指す

  …略

  4月からの国内向け価格が10%値上げされた効果が大きかった。多結晶シリコンは、半導体のウエハーや太陽電池に使われ需要は旺盛だが、一方で供給サイドはITバブル前後の市況変動に苦しめられた経緯から多額の資金を要する設備増強には慎重で、需給が逼迫している状況が続いている。

  現在は来年度の価格交渉中で、トクヤマは30%前後の値上げを目標としている。昨年度は10%の値上げが満額認められた。多結晶シリコンは現在、国内向けと輸出が半々程度で、国内向けに関しては今回の価格交渉の結果は4月以降の反映となるが、輸出については1月から反映され、その分については現時点の通期の業績予想には反映されていないという。…以下略

  参照:トクヤマ → 製品情報 → 多結晶シリコン

  3割も値上げになるとパネルの値段にもかなり影響するでしょうね。一体どれほどの値上げになるのか心配です。
  補助金も無くなった今、パネルの値上げなんてことになると住宅用の太陽光発電の市場が一気に冷え込んでしまう恐れもありそうです。

  こんな時に補助金を止めてしまう政府の考えが分かりません。きっと、環境問題なんて本当は興味ないんでしょうね。
  何といっても、京都議定書の舞台である京都国際会議場を議定書を批准しなかったブッシュさんと小泉さんが対談する場所に選定するなんてことを平気でやるくらい無神経なのですから、真剣に環境問題を考えているとは到底思えませんね。

太陽光発電の前途多難!

20051119日土曜日  第2253回  シリコン

  太陽電池の強みは原料のシリコンがどこにでもあるものだと思っていたのですが、販売に携わるようになって初めて原料が中国や北欧からの輸入に頼っていて、それがコストアップの原因であることを知りました。

  ネットでそのあたりを調べて見ましたが、なかなか見つけることが出来ませんでした。それでも、何とか、何社かの企業のHPからそれらしきものを見つけました。

  株式会社SUMCO → シリコンFAQ より

  …略

  シリコンは、英語で silicon といい、地球上では酸素に次いで2番目に多く存在する元素です。元素記号は Si で、日本語では珪素(ケイ素)とも呼ばれています。…中略

  実は、私たちの足元にある土や砂、石の主成分が珪素、シリコンなんです。しかし、シリコンは酸素と非常に結びつきやすくて、大部分は酸化物(SiO2)の形でしか存在していません。このSiO2の形のものを、珪石(ケイ石)といいます。…以下略

  やはり、どこにでもあるんですね。それが何故輸入でないといけないのでしょうか。

  キンセイマテック株式会社 → 製品紹介 → 金属シリコン

  …略

  金属シリコンは純度の高い珪石を原料に、オイルコークスや木炭を配合、電気炉で溶融し、取鍋に抽出したあとで、破砕、整粒して造られます。

金属シリコンは生産に膨大な電力を消費するため、国内生産はおこなわれておりません。現在は中国を中心に、オーストラリア、ノルウェー、ブラジルなどで生産されており、当社ではこれらの国から輸入された金属シリコンを粉砕・加工分級しております。…以下略

  成る程、電力が必要なんですね。アルミと同じですね。納得。それにしても、太陽電池の原料が電気を食いすぎて日本で作れないなんて皮肉ですね。何かおかしい。

   日本産珪石を使っている企業がありました。しかし、金属シリコンには製造していないようです。

  三河珪石株式会社 → 珪石,珪砂とは?

  建材等に使われているようです。ゴルフ場のバンカーの砂としても使われているんですね。何だか勿体無いような気がするのは私だけでしょうか。

  折角、原料があるのに電気代が高くて製造できないなんて悔しいですね。何か良い方法はないものでしょうか。

納得できないです!

20051120日日曜日  第2254回  勝手な評価

  19日、第2235回で取り上げた市民のための環境学ガイドの安井先生のテレビ出演、日本テレビ系列の「世界一受けたい授業」を見ました。

  今まで、テレビで何度か拝見したことはありましたが、殆ど一瞬の間でしたので、今日こそどんな方かじっくりと拝見しようと楽しみにしていました。私も結構ミーハーですね。

  さて、先生なかなかハンサムですね。白髪でソフトな紳士と言う感じです。話し方も、ソフトで好感度は高そうです。
  この部屋で私が、この人はと取り上げた人たちもネット巡回の中で、考えていたのと違っていて、評価を買えざるを得ない人が沢山いました。例えば、週刊金曜日の本多氏とかトヨタの奥田さんなど。
  私の大好きなトッテンさんだって、拉致問題などでは意見が会いそうもないように全てに意見が一致することはなさそうです。
  しかし、今のところ、安井先生に関しては最初から変わらない印象のままの数少ない人です。今後も、これまでと変わらないでいて欲しいものです。

  尤も、安井先生の場合は他の経営や政治などとジャンルが違っているのが大きいかもしれません。私が知らない知識を教えてもらっているだけなので、勝手に尊敬しているだけのことかもしれません。
  それにしても、素晴らしい人ってなかなかいないものですね。

私が言えた立場でもないですが!

20051121日月曜日  第2255回  ピーク発電量

  秋も終わりに近くなって、このところ、やっと秋晴れと言える青空が見られるようになりました。とは良いながらも午前中は晴れるのですが、午後には曇ってしまうという日が3日連続し、20日にやっと雲が多いながらも夕方まで晴が続きました。
  晴が続かないのも温暖化の影響だろうかなどと考えていましたが、営業で伺った農家のお客様によると、3日続いて天気がくずれるのは今頃の天気にはありがちなことなのだそうです。
  何でも、温暖化に結びつける悪い癖がついてしまったようで、反省です。

  それにしても、太陽光発電を開始してから毎日の天気に過敏になったのは我ながら笑えてしまうくらいです。
  もし設置していなければ、営業していてもこれほどには毎日の天気を気にすることはなかったと思うと、人間(私だけかも)と言うものは所詮損得が絡まないと真剣にならないものなんだなぁと今更ながらに思い知らされます。

  さて、そんな秋晴れの日に瞬間発電量が4,300Wを記録するのを目にしました。薄い雲の切れた間から強い陽射しが射したときに偶然その数字を目にしました。
  多分、今迄の最高値じゃないでしょうか。設置した直ぐの頃に瞬間的に4,000Wを超えたのを目にしましたが、今回の方が高かったのじゃないでしょうか。
  気温の低い晴れた日の方が転換効率が高いと言うのは嘘じゃなかったようです。これから冬に向かって最高値を更新することがあるのか楽しみです。

  しかし、こうなると、新しいモニタが欲しくなります。我が家のモニタは残念ながら新しいのが出る前だったので、その日の最高値が記録されないためその瞬間に立ち会って自分の目で確認するしかないのです。
  それだけに、今回の4,300wが今までの最高値であったかどうかは分からないのです。

残念です!

20051122日火曜日  第2256回  CIS太陽電池

  第2253回で取り上げたシリコン不足の問題、コストダウンが根本的に解決できるのであれば良いのですが、もしその可能性がないのであれば、他にもっとコストのかからない方式を開発する必要がありそうです。そんなものが可能なんでしょうか。

  サーチして見たらありました。

  昭和シエル石油株式会社 → 次世代型CIS太陽電池 商業生産に関するお知らせ 2005/08/10

  2007年より次世代型CIS太陽電池の商業生産を開始することを決定しましたのでお知らせいたします。…中略

  4. CIS太陽電池とは

  CISとは主原料である銅(Copper)インジウム(Indium)セレン(Selenium)の頭文字をとった薄膜系の太陽電池です。このCIS太陽電池の特長は以下の4点です。

  1)   従来型の結晶シリコン系太陽電池とは異なる全く新しい構造の薄膜化合物系太陽電池です。

  2)   シリコンを使用しないので、結晶系で危惧されている原料不足問題に影響されません。

  1. 鉛やカドミウムなどの物質を使用していない環境対応型商品です。…以下略

  こんなのが開発されていたんですね。勉強不足でした。原料は確保できるとしてコストはどうなんでしょう。

  NEDONEWS-Vol.18-166-特集1-3より

  …略

  CIS太陽電池の光吸収層(銅、インジウム、セレン)は大きな光吸収係数をもつことから、数μm程度の薄膜で高効率な太陽電池になる。また、ガリウム、硫黄を加え、四元化合物、五元化合物と多元化することで太陽光スペクトルとの整合が最適になるように制御できる。

以上のようにCIS太陽電池は、変換効率が高く、薄膜で作製でき、光劣化が無く、青板ガラス等安価な基板上に形成できるため、低コストで量産化が可能であり、次世代太陽電池として多いに期待されている。…以下略

 コストも問題ないようですね。こうなると期待したいですね。

早く実現してもらいたいものです!

20051123日水曜日  第2257回  トヨタ

  第2241回で取り上げたトヨタの世界一達成はいよいよ本物です。トップのGMがこけたようです。

  NIKKEI NET クルマより

  米ゼネラル・モーターズ(GM)は21日、2008年までに9工場と3サービス拠点の北米12拠点閉鎖を柱とする大規模なリストラ策を発表した。…中略

リチャード・ワゴナー会長は同日の記者会見で、2008年末の生産能力が「2002年時点に比べ200万台少ない420万台になる」との見通しを示した。

 一体、GMに何があったのでしょうか。トッテンさんが書いています。

  コラム(Our World) → No.705 米自動車メーカーの危機

 …略

 まず最近米国で販売された自動車の半分以上はSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)という多目的車である。これは大量のガソリンを必要とし、従って環境汚染も大きいことで知られている。しかし高価で利益率が高かったため、両社はそのもうかる車を製造し販売することに熱中した。ガソリンの高騰により、もっと安価で利益率の低い車にシフトすることは彼らにとって容易ではない。今後ガソリンの高騰が続けば、消費者のSUV離れは加速し、市場は縮小していくだろう。…以下略

 以前のオイルショックのときにも大型車にこだわってシェアを落としたビッグスリーなのに、のどもと過ぎれば熱さを忘れるで又しても燃費の悪い車に傾斜していたんですね。
  京都議定書を認めないだけのことはありますね。省エネなんてことは眼中に無いということなのかもしれません。そして、石油の高騰で再び足を引っ張られたとは懲りない会社です。根っからの楽天家なのでしょうか。

 一方、一人勝ちのトヨタも表面はプリウスなどで環境を考えているようですが、裏もありそうです。

  nikaidou.com → 経済犯科帳 → トヨタは人の不幸の上にある。

 …略

 多数の納入時間待ちをするトラックが冷・暖房をかけてアイドリング停車しています。さらに彼らは効率を上げるために発注単位を小さくするから、納入便数が増え渋滞を引き起こし、無駄な排気ガスを撒き散らします。…以下略

  所詮は、自分さえ儲かればの企業同士の戦いであって、従業員も消費者も環境も眼中に無いのでしょう。
  そんな自分勝手な企業のどこが勝とうが人類や地球の為にはなりそうもない。

考え直す時では!

20051124日木曜日  第2258回  中坊さん

  第1487回第1612回で取り上げた中坊公平さんの記事が23日の読売新聞の片隅にひっそりと載っていました。

  中坊弁護士廃業を決定 

  元日本弁護士連合会(日弁連)会長の中坊公平氏(76)が、旧住宅金融債権管理機構(整理回収機構)社長当時に不適切な債権回収をしたとされる問題で、日弁連は22日までに懲戒請求を却下した大阪弁護士会の決議を支持し、請求人の意義申し出を棄却。これを受け、日弁連と大阪弁護士会は中坊氏の登録抹消請求書と退会届を受理した。…中略

中坊氏は03年10月、弁護士廃業を表明、登録抹消などを求めたが、懲戒請求の審査中で、不受理だった。
  中坊氏は代理人を通じ、「寂しいことですが、当時の最高責任者として責任を取らせていただいた」とコメントした。

 第2254回でも書きましたが、この部屋を始めて以来私が高く評価した人達が何人もその評価を下げてきました。
  しかし、中坊さんに関しては、未だに何となくすっきりしないところがあります。悪と戦う為にはこちらもそれなりの悪も必要だと思うのは私だけでしょうか。

偶然でしょうか、その整理回収機構の興味深い記事が同じ日に載っていました。

 …略

 整理回収機構は22日、破たんした在日朝鮮人系の16の朝鮮信用組合引き継いだ不良債権のうち、約628億円は個人や法人の名義を使って在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に融資されたものだとし、朝鮮総連を相手取り、全額の返還を求める訴訟を東京地裁に起こした。…以下略

 やっと朝鮮総連に挑むところが出てきた。こういうのこそ中坊さんに思う存分やって欲しかったですね。

勿体無いかも!

20051125日金曜日  第2259回  ブログ

  このHPを立ち上げる時にはまだ無かったブログなるものを知ったのは今年か早くても去年のことだったと思います。
  最初にブログ(
blog)という言葉を見ても何だか分かりませんでしたが、ネットで調べて、どうやら我が「団塊の世代の部屋」のように毎日更新する日記形式のもので、HPのように自分で作るものじゃなく、プロバイダーなどが面倒なことはやってくれるもののようだと理解しました。
  こんなのが最初からあったら楽だったのにとも思いましたが、もともとは、勉強の為に立ち上げたHPであったことを考えれば、それなりに意義もあったかもしれないと自分を慰めたものです。
  その後、巡回するHPの中にも、ブログを平行して立ち上げるところが増えて来ました。流れはブログに傾いているようです。いずれは経験の為にも立ち上げて見ても良いかなとも思いますが、今現在でさえ毎日の更新に追われている状態でこれ以上時間を割けばただでさえ差し支えている本業がおろそかになりそうで怖くて手が出せません。
  何時の日にか、このHPがまだ続いていれば考えても良いかなと思っています。

  そんな心境の時に面白い記事を見つけました。

  週刊アカシックレコード → blog判廃刊

  …略

  このたびmelma.com 051130日をもってmelma!blogのサービスを打ち切り、blog開設者の記事本文や読者の方々の投稿コメント、トラックバックを含む、既存データのすべてを、他サイトに引き継ぐことなく、廃棄すると発表しました。

これに伴い、小誌も同時にblob版を廃刊させて頂きます。短い間でしたが、しばしばご覧頂き有り難うございました。

この、melma!blogの突然の打ち切り通告は、「ブログ命」と思い定め、「ブログは毎日書くべきもの(日記)」と(勝手に?)思い込んで、連日せっせと(書くネタがないときにも無理して)記事を書いたり、コメントに返答したり、トラックバックしたり、と努力してアクセスを獲得して来られた熱心なブロガー(blogオタク?)の方々にとっては、いままでの努力が水泡に帰するわけで、悪夢のような話です(たとえ、他社のブログサービスに移行して、再度ブログを開設しても、以前の記事やトラックバックに基くアクセスは完全には復旧できませんので)

独自にファイル(記事)データを管理できる、従来型のホームページと異なり、ファイル(記事)の扱いをすべてプロバイダーに「あなた任せ」にするブログならではの悲劇と申せましょう。今後はブログサービスを利用することも「毎日書く」こともお控えになり、「ネタのあるときだけ(出典や情報源や論拠を明示した資料的価値のある、何か月後に読まれても読者増につながるような)記事を書き、(おもにメルマガで)定期購読者を獲得する」方式をご検討なさいますよう、老婆心ながらおすすめ申し上げます。…以下略

  これは驚きですね。考えて見れば、相手に全てお任せなのですから、方針の変更や経営不振などによって止めることもありえる訳ですね。これは怖いですね。
  我がHPもプロバイダーの都合でアドレスが変わったこともありましたが、データは管理できていたのでそれまでのデータを失うと言うことはありませんでした。しかし、面倒ではありました。それでも、自分が書いたデータを失うよりは余程ましでしょう。

  以前、プロバイダーのミスでHPのデータが全てなくなってしまった企業がプロバイダーを訴える事件もありました。その時、成る程、プロバイダーのサーバーに場所を借りているのだから、そのハードディスクがクラッシュすればこんなこともあるのかと納得して、データのバックアップに気をつけるようになりました。
  尤も、失って困るほどのことも書いてはいませんが、それでも愛着はあります。

  しかし、考えて見れば、すべて相手任せであればこんなことはこれからもありそうですね。

パソコンにバックアップはつきものですね!

20051126日土曜日  第2260回  球状シリコン

  第2256回で取り上げたCIS太陽電池に対抗して従来の結晶シリコン系太陽電池メーカーも頑張っているようです。

  NIKKEI NET より

  京セラ、低コスト太陽電池投入へ・シリコン使用5分の1

  京セラは原料のシリコン使用量を現行の5分の1に減らした新型太陽電池を開発、2006年度中にも出荷を始める。太陽電池の材料となるシリコン相場が半導体の在庫調整の進展などで高騰しているため、シリコンを球状にする新手法で大幅な削減を可能にした。シャープも「省シリコン」の新製品の量産を始めており、普及につながる価格引き下げ競争を呼びそうだ。

新型品の名称は「球状シリコン太陽電池」。01年に滋賀県東近江市の専用工場で研究開発に着手し、このほど実用化にめどをつけた。

 5分の1とは凄いですね。そうなるとコストダウンも大きそうです。シャープも頑張っているようですからもしかしたら価格の低下も期待できるかもしれません。
  国の政策が期待できない以上、メーカーに頑張ってもらうしか太陽光発電の普及は難しいと心配していただけにこのニュースはうれしいです。これを機会に、太陽光発電の設置が爆発的に増えれば良いのですが。

 しかし、球状シリコンと言えば、以前取り上げたクリーンベンチャー21を思い出します。期待して待っていたのですが、もしかしたら同じものなのでしょうか。
  どちらにしても、コストダウンが進むことは大歓迎です。

早く出てきて欲しい!

20051127日日曜日  第2261回  CO2濃度

  温暖化なんて無いという説もあるようですが、CO2が増えているのは証明されたようです。しかし、CO2の増加が果たして温暖化の原因であるのかどうかは意見が分かれているようです。

  Yahoo!ニュースより

 65万年間で今の濃度が最高 大気中のCO2

 【ワシントン24日共同】南極で採取した氷柱を使って昔の大気中の2酸化炭素(CO2)濃度をスイス・ベルン大などのチームが分析、現在のCO2濃度は約65万年前までさかのぼっても過去最高であることが分かった。25日付の米科学誌サイエンスに発表した。…中略

 その結果、この年代のCO2濃度は180―290PPmと判明。産業革命以降に急上昇し、現在は380PPmに達したCO2濃度は、65万年前までさかのぼっても過去最高であることが分かった。…以下略(共同通信) - 1125626分更新

  CO2が温暖化の原因かどうかは分からないとしても、可能性があるのなら、やはり、出来るだけの手を打つべきじゃないでしょうか。どうにもならなくなって、やっぱりそうだったと分かった時には手遅れなのですから。それなら、削減に努力して、その後に関係なかったと分かった時点で止めれば済むことです。その方が、どちらにしても被害は小さそうです。

やるだけやってみましょうよ!

20051128日月曜日  第2262回  球状シリコン

  第2260回で取り上げた京セラの球状シリコンのニュースはその後どこにも載らないし、京セラのHPにも何の発表もないようです。こんな画期的なニュースなのにこの扱いはどうしたことでしょう。もしかしたらガセネタでしょうか。ちょっと心配です。

  私がこの球状シリコンに期待するのはシリコンの量が5分の1と言うのも魅力ですが、それ以上に発電効率に着目するからです。
  と言うのも、不思議なもので
我が家の太陽光発電の発電開始以来、それまで当たり前だと思っていた発電効率が気になって仕方がないからです。
  太陽電池は太陽光に直角のときが一番効率よく発電します。だから、折角設置した太陽電池を何とか太陽光に対して常に直角にして、少しでも有効に使えないものかと考えてしまうのです。
  しかしながら、パネルが常に太陽光に直角になるようにするためには大変な装置が必要で、そのコストを掛けるだけの効果は得られないと言うのが業界の常識なのです。
  分かっていても、自分の物となると何とかならないものかと思うのは生来のケチ故でしょうか。反射板をつけたらどうだろうかなんて考えたりしますが、どう考えても上手く行きそうもありません。大体私が考え付く位ならとうに実現しているはずです。

  それを実現してくれそうなのが球状シリコンなのです。

  京セミ株式会社 → スフェラーの特徴

  …略

  また、太陽が季節や時刻に応じて様々な位置をとるため、安定した電力を得るには常に太陽を追跡してその向きを変える必要がありました。スフェラー®は、あらゆる方向の光を取り込めるので、反射光・散乱光も余さずキャッチ。太陽を追跡する余分な動作も不要です。「球」の受光面が、これまでになかった発電効率を実現するのです。

  これが実現すれば発電効率は飛躍的に上がりそうです。これで原料が5分の1となるとコストパフォーマンスは相当大きくなりそうです。これが、今回の京セラの発表のものと同じかどうかは分かりませんが、近いものなら今の価格からどのくらい下がるのか楽しみです。
  それにしても、きちんとした発表がないのはおかしいですね。

ガセでないことを!

20051129日火曜日  第2263回  

  私のタバコ嫌いについては何度も書きましが、実を言えば、マナーの面と臭い、最近では間接喫煙の問題もありますが、それらを除けばそれほど嫌いではありません。自分のリスクで飲む限りはいくら吸おうが良いのじゃないかと思っています。

  実は、本当に嫌いなのは酒の方なのです。節度を守って楽しく飲んでいる分には何の問題もないのですが、酒に飲まれた人たちの立ち居振る舞いは見ていても情けないものがあります。酒乱ともなれば、家族や周りの人たちのどれ程迷惑をかけるか計り知れないものがあります。
  そして、飲めない人に無理強いする。酒の飲めないものにとって宴会の席は苦痛でしかありません。特に、これからシーズンとなる忘年会や新年会の度に、なんでこんなものがあるのかと腹立たしいばかりでした。
  最近はそれでも、車の運転をするのでと言えば無理強いする人も減ってきたようで、以前よりは宴席での酒も少なくなってきたようです。しかし、まだまだ下戸の肩身は狭いものがあります。
  タバコより酒の方が、余程他人に迷惑を掛けると思っているのは私だけでしょうか。

  それでも、禁酒が声だかに騒がれないのには「酒は百薬の長」などと社会的に認められているのが原因の一つであり、それだけに、私も酒が嫌いであることを大っぴらに書くことをためらっていました。
  しかし、やっと面白い記事を見つけました。

  何時もの市民のための環境学ガイド → リスクメーターではかるリスク 11.27.2005より、

  …略

  B君:ここでは、20.事故と22.アルコールが圧倒的なリスクになっている。多分その通りだと思われる。

  A君:世界中で、アルコールによって寿命が延びているのは、余り酒を飲まない日本の女性だけだった。本当に貴重な例外と言えたのだ。しかし、最近では、アルコールをたしなむ女性が増えたので、はたしてどうなったか。…以下略

  例外が日本の女性だけだったとは知りませんでした。やはり、「酒は百薬の長」なんて怪しいものだったようです。
  この説が日本でもっと広がって皆が酒のリスクを認めるようになれば、日本の夜の盛り場の景色も変わるかもしれません。もっと言えば、飲酒運転もなくなり、交通事故による悲劇も大幅に減少しそうです。

期待したい!

20051130日水曜日  第2264回  パチンコ

  第2220回等で何度も取り上げたパチンコですが、その被害は直接のものだけでなく間接的にも我々の生活を脅かしているようです。

  nikaidou.com → 貴様ら!他の人のいうことも聞いてくださいよ。 → インテリジェンスを考える 第723回。11/27(日)より

  北朝鮮に送金しているパチンコ屋へ行くより日本の為にオートレース場に行け!!

  …略

  そしてその事で日本繁栄のきっかけの一つであるオートレースという文化がこの日本から消えつつある事に怒りを覚える。他にもある。競馬、競輪、競艇という日本国家が認めた公営ギャンブルがある。それが今、どれもパチンコで興行が赤字になり、存亡の危機になっている。諸君、日本を守る為に是非オートレースという文化を守って欲しい。

更にパチンコという産業で私服を肥やす売国、在日達を根絶するきっかけを作って欲しい。日本を守る事はこういう事からでも出来るのだ!…以下略

 パチンコのために公営ギャンブルが赤字になっているとは気がつきませんでした。そういえば、我が坂出市の隣丸亀市には競艇場がありその儲けで丸亀市の税金は坂出市に比べてずっと安いと言われてきていました。
  ところが、何時の頃からか、競艇は赤字に陥り、税金も上がり、以前のような差は無くなっていると噂されていました。成る程、その裏にはこんなことがあったのですね。
  まさかパチンコに客を取られているとは思ってもいませんでした。以前は、パチンコをする人は勝ては競艇や競輪(高松、観音寺)に行くし、逆もあると聞いていたので、どちらかが影響を受けるとは思っていませんでした。
  と言うことは、パチンコがギャンブル性が大きくなった影響で競艇や競輪に行く余裕がなくなったということでしょうか。
  ギャンブル自体お勧めはしませんが、パチンコに取られるよりは公営ギャンブルに落として貰いたいものです。

日本危うし!

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