団塊の世代の部屋(8

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200651日月曜日  第2416回  省エネ・バッジ

  月並みですがあっという間に5月ですね。歳をとると日が短いというのが身に沁みて感じられます。冬の4か月は一体何をしてきたのだろうかと考えさせられます。とは言いながらも今更あくせくと働く気も無く、のんびりとマイペースで楽しみながら仕事をしたいものです。

  去年は3日から始めたノーネクタイ、ことしは既に4月の後半から始めています。長い冬の間のネクタイも寒い時には苦になりませんが、すこし暖かくなってくるともういけません。体が早く楽にしてくれとうずうずしていたような気がしたのは手前味噌でしょうか。
  
第2246回でも書きましたが、去年は半年間ノーネクタイで過ごしました。一般的な衣替えの4か月よりは長く頑張りましたが、それでもたった2か月長かっただけです。今年は、もう一月くらい延ばしたいなんて密かに思っていたりして。
  それにしても、去年は上手くクールビズの流れに乗れましたが、今年は去年以上に定着するのでしょうか。できれば、冬もノーネクタイが当たり前になるようになってくれないかなと密かに期待しています。

  しかしながら、去年も何度も書きましたが、テレビのニュースキャスターあたりが今年もネクタイをしたままでは望みは薄そうです。何故、テレビ局は率先して省エネを推奨しないのでしょうか。見てる方も暑苦しいし、日本中をノーネクタイに導くくらいの気概を持って欲しいと思うのは私だけでしょうか。

今年こそ!

200652日火曜日  第2417回  鉄道

  第2411回でクルマに排除された路面電車を復活させるべきであると書きましたが、偶然でしょうか、トッテンさんが興味深い主張をされていました。

  No.727 鉄道に公共投資増加を

  ・・・略

  日本のように鉄道網が発達した国で移動手段として車を使うのは、エネルギー効率や環境の面からも無駄だ。しかし道路に比べ、鉄道に投じられる公共投資は極端に少ない。

  国鉄民営化は誤り

  鉄道は公共交通として重要な役割を担っている。安全な鉄道網の維持は社会が責任を持つべきだが、政府・自民党は自動車や電気製品のような輸出産業の利益ばかりを考えていないか。予算配分も高速道路拡張や新空港の整備に集中している。

  国鉄民営化は間違いだったと思う。米や英でも公共部門の民営化で失敗した例がある。JR西日本は(東日本などより財政基盤が弱く)利益偏重にならざるを得ず、脱線事故の遠因となった。・・・以下略

  第1206回第1809回で新幹線のみならず貨物新幹線まで作るべきと書いた私としても、国鉄民営化は本当に良かったのだろうかと疑問に感じていましたが、はっきりと誤りと言われると、やはりそうだったのかと思わず賛成したくなります。
  国鉄民営化は中曽根さんの手柄のように言われていますが、それを目指した小泉さんの郵政民営化と共に果たして本当に必要だったのか疑問なところです。
  余談ですが、くしくも、中曽根さんも小泉さんも自分の人気の為にパフォーマンスで政治をやったと言うところが良く似ているような気がします。
  そして、中曽根さんがケチをつけた靖国参拝中止を小泉さんが復活させたと言うのもなんだかそんな二人の因縁のように思えます。

  こうした政策も歴史が証明してくれると言われていますが、鉄道に関しては環境問題という新しい視点が必要になった今間違いだったと言っても良さそうです。
  一日も早く、クルマ中心の交通体系から長距離は鉄道、市街地は路面電車という公共交通主体の交通体系に移行すべきじゃないでしょうか。

道路よりは安くつくはず!

200653日水曜日  第2418回  派遣労働者

  第2415回で企業や派遣会社に食い物にされている派遣社員制を改めない限り日本の未来は見えないと書きましたが、それを証明するような記事がありました。

  YOMIURI ONLINE より 派遣労働者、平均年収は291万円…厚労省調査

  厚生労働省が実施した派遣労働者に関するアンケート調査で、派遣労働者の賃金が平均月額20万6000円であることが分かった。

  賞与・一時金の支給も約4割にとどまっている。同省がまとめた2005年の事業所規模5人以上の平均給与総額は月額33万4910円で、派遣労働者の賃金水準の低さが浮き彫りになった。・・・中略

  それによると、平均年収は291万7000円で、給与形態も時間給制が半数を占め、月給制は35%にとどまった。諸手当については、賞与・一時金の支給がある人が39・3%だった。

通勤手当を支給されている人も69・8%にとどまり、支給されている場合でも、実費相当分が支給されているのは62・3%だった。・・・以下略(20064302213 読売新聞)

  想像以上に正社員との格差があると思うのは私だけでしょうか。それとも、案外差が無いと捕らえるべきなのか。その差のどのくらいを派遣企業が取っているのか。そして企業の方は何時でも人員整理ができることを利用している。
  こんな雇用状況で本気になって働けるものでしょうか。企業はこれで儲けている気になっているかもしれないが、大事なところで何かを失っているとは思わないのでしょうか。いざと言う時に、会社の為に働こうなんて気には到底なりそうもないのじゃないだろうかと思うのは私だけでしょうか。
  こんな雇用状態を続けていれば、企業の活力は削がれてゆき、何時かはしっぺ返しに合うのじゃないでしょうか。

人を甘く見ると痛い目に合う!

200654日木曜日  第2419回  逆転

  遂に逆転されたようです。ドイツの太陽光発電の急速な増加に日本の一位の座も風前の灯火と言われていましたが、現実となったようです。

   何時もの太陽光発電システム 見積工場ブログより

   その中のリンクYahoo!ニュースより

いずれリンクが切れるので全文を書いておきます。

  太陽光発電世界一はドイツ 日本は2位転落、政策に差

 長く世界一を誇ってきた日本の太陽光発電の容量が昨年、ドイツに抜かれ、2位に転落したとみられることが民間のシンクタンク、環境エネルギー政策研究所(飯田哲也代表)の調査で29日、分かった。

 飯田代表は「ドイツが2004年の法改正で、電力会社などが太陽光発電の電力を買い取る際の価格を引き上げるなどの支援政策を導入した結果だ」と分析。「新エネルギー導入を支援する政策が不十分な日本との差は、今後も大きくなるだろう」としている。

 同研究所によると、ドイツでは04年に50万キロワット、05年には60万キロワット分の太陽光発電装置が設置され、05年末の総発電容量ではほぼ大型原発1基分の157万キロワットになった。

これに対し日本で04年に設置されたのは27万キロワットで、同年末の総容量は113万キロワット。05年の数字は未確定だが、同年末の総容量は140万キロワット前後、最大でも150万キロワット弱にとどまる見通しで、1997年から世界一位だった日本の容量がドイツに追い抜かれたのは確実だという。 (共同通信) - 429179分更新

やはり、去年末には逆転されていたようですね。それにしても、こうして現実のものとなってしまうと、政治の力の恐ろしさを感じずにはいられません。それにしても、不味い政治を行うとどうなるかの見事な見本ですね。
  千載一遇のチャンスをみすみすと逃した今の日本を後世の人たちはどう思うのでしょうか。

恥ずかしい!

200655日金曜日  第2420回  最大発電量

  3日は朝から久し振りの快晴を予感させる日差しでした。もしかしたら、今日は今まで何度か記録した最高発電量31KWhを越えるのじゃないかと密かな期待を抱かされました。
  最高の天気の連休の最初ですが、成績がパッとしない事もあり残念ながら今日も仕事でした。尤も、休みでも一日中パソコン三昧で一歩も外へ出ない恐れもありますから、外に出て仕事をしている方が天気が良く分かって良かったのかもしれません。

  やはり、期待どうりの快晴でしたが、心持、遠くの山がぼやけているように感じたのは黄砂の影響が少しはあったのかもしれません。とは言いながらも、このところの酷かった黄砂にくらべれば余程ましと言えるでしょう。
  午後になっても、曇ることも無く青空が広がっていましたが、日本中の何箇所かで夏日を記録した1日程暑くもなく過ごしや一日でした。これは益々、発電量が楽しみです。

  と言うことで、「さてどの位発電しているか」と帰宅早々モニターをチェックです。やりました。今までの記録31KWhを一気に越えて33KWhを記録していました。

  もしかしたら、これが年間の最高値になるかもしれません。しかしながら、完全な青空とは言えなかったような気がしますので、出来ればスカッとした抜けるような青空の下で記録の更新を期待したいところです。

どうなるでしょうか!

200656日土曜日  第2421回  自分が主役

  滅多にドラマを見ることもなくなった私ですが、4日は久し振りにテレビで「釣りバカ日誌」の第一話を満を持して見ました。と言っても、最初の10分位だけです。
  多分、だれも気にも留めていないでしょうが、浜ちゃんが女木島から高松の会社にフェリーでバイク通勤する場面で、高松に着いたフェリーからバイクに乗って下船する浜ちゃんの後ろに小さく自動販売機が写るのです。
  その自販機こそ、私の前職時に苦労して入れ替え交渉をした物だったのです。漫画の大ファンだったので、映画化には密かにキャラクターが合わないだろうと批判的だったのですが、第一回の最初にこの自販機を見つけるや漫画に劣らず大ファンになってしまいました。
  誰も気が付かないこんな場面を見つけてその話をあちこちで吹聴しているのですから単純なものです。映画やドラマのバックにはこうした思いで見ている人も沢山いるのでしょうね。

  偶然でしょうか4日の朝のNHKテレビで金型の職人さんが苦労して作った金型で作られた部品を町で見かけると誇りに思えて嬉しくなるというようなことを言われていました。
  世の中の一つひとつの物には、それぞれ、それに携わった人の思いが詰まっているのでしょうね。
  それぞれの物にはそれぞれに係わった主役がいる。そう思えば、世の中には何一つおろそかに扱えるものは無いのかもしれません。

皆、自分が可愛い!

200657日日曜日  第2422回  黄砂

  3、4、5日で33、30、30KWhと我が家の太陽光発電が開設以来の最大発電量を稼ぎました。3日の33KWhは第2420回でも書いたようにこれも今までの最高値です。
  4日も3日に劣らない快晴でしたが、惜しむらくは遠くの山が霞んで見え、空もスカッとした青空ではありませんでした。3日も最高値を稼いだとはいえ完全な青空ではありませんでした。5日は4日程ではありませんでしたが、3日よりは黄砂の影響があったように感じられました。もし、黄砂の影響が無ければこの三日間でもっと発電量を稼いだのじゃないでしょうか。

  太陽光発電を始めたからという訳ではないでしょうが、どうも今年は例年より黄砂が酷いように感じられます。

  どうやら気のせいでもなさそうです。

   YOMIURI ONLINE より 黄砂大発生、観測日数が過去最悪に接近

  洗濯物やクルマを汚し、健康への被害も疑われる黄砂が、今年は久しぶりに多い。1日までに、全国103か所の観測地点での観測日数が延べ591日に達し、昨年の451日を超えて過去最悪だった2002年の1132日に近づきつつある。・・・中略

  それに加えて、中国の乾燥化だ。砂漠化と沙塵暴の頻発は、長江をせき止める三峡ダムに着工した90年代から顕著になった。・・・以下略

  このあたりも、温暖化の影響と言えば言い過ぎなのかもしれませんが、山峡ダムが影響しているとなると人間の活動が影響していることには間違いなさそうです。
  それにしても、中国が絡むと碌な事が無いと思うのは私だけでしょうか。太陽光発電だけとっても、シリコン原料の値上がりだけでなく黄砂による発電量にまで影響を及ぼしているのですから。

中国恐るべし!

200658日月曜日  第2423回  国勢調査

  第2204回第2294回で取り上げた国勢調査、壮大な無駄遣いを懸念していましたが、どうやら現実のもののようです。

   YOMIURI ONLINE より

  国勢調査、都内11%が未回収…揺らぐ信頼性

  昨年10月の国勢調査で、調査票を提出しなかった世帯が東京都中央区などの都内8区市で20%以上に達し、都全体の未回収率は11・3%(約57万世帯)に上ったことがわかった。・・・中略

  総務省が今年3月に公表した中間集計では、国全体の未回収率は4・1%(前回1・7%)で、都心部の突出ぶりが際立っている。・・・中略

  こうした場合は自治体の担当者が住民基本台帳データを使って補足しているが、引っ越しても住民票を異動していない世帯もあり、調査の精度は落ちる。・・・中略

  地方交付税の配分基準や議員定数の決定をはじめ、行政施策の基礎資料にも使われるため、その信頼性は生命線といえる。

回収率の低下を重く見た総務省は現在、有識者懇談会で国勢調査の改革案を検討しており、7月までにまとめる。(20065430 読売新聞)

  80万人の国勢調査員の苦労も報われなかったのかもしれません。毎日の訪問販売で留守の多さに苦労している身としては国勢調査員の大変さは身につまされるものがあります。今の時代、昔ながらの人海戦術でやることに無理があるのじゃないでしょうか。
  どうせ住民基本台帳で補足するくらいなら最初から
住基ネットでやれば良いことじゃないでしょうか。
  5年に一度の壮大な無駄遣いの予算があれば住其ネットを完璧なものにすることに予算を使った方が余程有意義だと思うのは私だけでしょうか。
  反対運動が激しくなりそうですが、どうせ作るのなら完全なものを作らなければ何にもならない。中途半端な役にも立たないものなら初めから作らなければいいのだし、やるなら何時でも利用できる完璧なものにするべきです。
有識者懇談会なんて無駄の上塗りにしかならないと思うのは私だけでしょうか。

もったいない!

200659日火曜日  第2424回  経営哲学

  最近の企業は第2415回の派遣社員制でも取り上げたように会社の儲けが第一で従業員は使い捨てと考えているような気がします。経営者もどんどん小粒になっているのじゃないでしょうか。

  それでも、もしかしたらと思わせる経営者もいるのかもしれません。第184話で取り上げた京セラの稲盛和夫さんについての興味深い話がありました。

  Japan on the Globe → 443 人物探訪: 稲盛和夫 「世のため人のため」の経営哲学

  ・・・略

 数週間も悩んだ末、稲盛はふっきるようにこう思った。もし、自分の技術者としてのロマンを追うためだけに経営を進めれば、たとえ成功しても従業員を犠牲にして花を咲かせることになる。だが、会社には、もっと大切な目的があるはずだ。会社経営の最もベーシックな目的は、将来にわたって従業員やその家族の生活を守り、みんなの幸せを目指していくことでなければならない。

 何か胸のつかえがスーッととれる思いがした。京都セラミックは、稲盛の個人的な理想実現を目指した会社から、全従業員の物心両面の幸福を追求する会社に生まれ変わった。

  しかし、それでもまだ足りない気がした。自分の人生は従業員の面倒をみるだけで終わってよいのだろうか。自分の一生をかけて、社会の一員として果たすべき崇高な使命があるはずだ。そこで生涯をかけて追い求める理念として「人類、社会の進歩発展に貢献すること」と付け加えた。・・・以下略

  実際に働いたことが無いので判断は出来ませんが、これが本当であれば言うことはありません。願わくば、そんな経営者の下で働いてみたいものです。尤も、還暦も近いこの歳ではもう遅いですが。
  しかしながら、日本の経営者がこんな考えを持って経営に当たってくれれば少なくとも派遣社員や外国人の単純労働者を安くこき使って儲けようなんて発想は無くなりそうなものです。それが、全く逆にどんどんその比率が増えていると言うことは、そんな経営者は殆どいないということでしょう。

残念なことです!

2006510日水曜日  第2425回  休日返上

  太陽光発電の営業成績が悪いのでこの連休は通常通りの営業活動でした。第2423回の国勢調査で書いたように今やウィークディに決定権者に会えることは殆ど不可能ともいえるので、自ずから土・日の営業が主体となります。それだからこそ、このゴールデンウィークは実績の上がらない営業担当者にとっては休むどころではありません。
  どうやら、日本中の太陽光発電の営業担当者も同じような動きをしていたようです。

  何時もの太陽光発電システム 見積工場ブログに面白いものがありました。

  GWいかがお過ごしでしょうか?

  ・・・略

  通常、アクセス数に比例して資料請求の数は大体決まっています。しかし、今回のお休みの間は通常の10倍くらいの比率で資料請求をいただいています。

 目的意識を持って見積工場に訪れていただき、資料請求される方が非常に多いということなんですね。

 ということは、単に太陽光発電に興味を持つ人が増えた!ってことでしたらバンザーイ!なんですが・・・・そんな急に増えるか?

もしかして営業の方がお休みの間も頑張ってらっしゃるってことでしょうか?もちろん、キチンとした営業活動をしていらっしゃればよろしいのですが、中にはよろしくない方も大勢いらっしゃるのが事実です。・・・以下略

  多くの営業の方が休みを返上して活動した結果多くの有効面談が出来たという事なんでしょうね。それが資料請求に繋がったと言う事でしょう。訪問販売の宿命でしょうか。
  それにしても、「中にはよろしくない方も大勢いらっしゃるのが事実です。」は悲しいですね。ところが、現実はそうしたよろしくない方の方が実績を挙げているのも悲しい事実かもしれません。
  真面目で実直な営業より、最初から騙そうとする営業の方を信用する人が沢山いるのも現実のようです。

難しいものですね!

2006511日木曜日  第2426回  雑草

  第2392回に続いて恒例の雑草編です。まだまだ気になる雑草があるのですが、なかなかその名前が分かりません。
  今回は、はっきり言ってネットで見つけたものの、「どうも、これみたい」と、確信がもてないのです。
  と言うのも、ネットにアップされているものは花に焦点が当てられているのですが、私は、それ以前に抜いてしまうので、花を見たことが無いのです。そのためか、どうしてもイメージが会わないのです。
  これまで、名前を突き止めたものも画像と私のイメージがなかなか会わず「これだ」と確信するのに手こずりましたが、それでも最後には何とか確信できたのですが、今回は未だに半信半疑です。

  アメリカフウロ

   http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/amerikahuuro.html

   http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/geraniaceae/amerikafuuro/amerikafuuro.htm

   http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/amerika-fuuro.html

   http://www.babu.com/~xxx/yasou/w/amerikafuro.htm

  私にとっては雑草ですが、ネットにアップしている方々にとっては愛すべき花ということで全く視点が違うためどうしてもイメージが会いません。
  雑草と言う名前の植物は無いと言いますがその通りですね。私にとっては芝生を荒らすにっくき雑草も花を愛する人から見れば花も咲かない只の雑草かもしれません。

面白いですね!

2006512日金曜日  第2427回  放火

  第1184話で瀬戸内海の本島の火事を取り上げましたが、11日の読売新聞を見て驚きました。何と放火だったそうです。別の放火事件で公判中の57歳の女性が「私が火をつけた」と犯行を自供したのだそうです。

   ・・・略

  山火事は15日間燃え続け、防災ヘリコプターでの空中消化が始った1990年以降、延焼期間は全国最長だった。消防団員や自衛隊員ら延べ約3500人が動員され、自衛隊などからヘリコプター約80機が出動した。植林などの復旧費は約15億円にのぼる。・・・中略

  調べに対しては、「イライラしていた。火をつけるとすっきりした」と供述しているという。

  あの大火事がまさか放火だったとは想像もしていませんでした。それにしても、あれほどの火事を起こせば恐ろしくなってもう二度としないのかと思えば、その後も放火を続けていたというのですから驚きます。「イライラしていた」で放火されたらたまりませんね。こういうのも病気ということで減刑されるのでしょうか。

  放火が原因とはいえども、あれほどの大火事になったのは、やはり山に手が入らなくなって積もった腐葉土が原因であることは間違いない。
  ここは、
第2250回でも取り上げた、薪ストーブや五右衛門風呂の復活が待たれるところです。そうすれば、石油の節約にもなるし一挙両得です。

時期は来ているのかも!

2006513日土曜日  第2428回  我が家の太陽光発電

  例月の我が家の太陽光発電、設置から11度目の検針がありました。5月分は4月11日から511日までのデータです。いよいよ来月で一年間です。

  8月、1KW当たり発電量 687÷5.508≒124.7
  9月、1KW当たり発電量 542÷5.508≒98.4
 10月、1KW当たり発電量 454÷5.508≒82.4
 11月、1KW当たり発電量 475÷5.508≒86.2
 12月、1KW当たり発電量 382÷5.508≒69.4
  1月、1KWあたり発電量 400÷5.508≒72.7
  2月、1KWあたり発電量 347÷5.508≒63.0
  3月、1KWあたり発電量 415÷5.508≒75.3
  4月、1KWあたり発電量 575÷5.508≒104.4
  5月、1KWあたり発電量 603÷5.508≒109.5

  第2420回でも書きましたが5月3日に最高の33KWhを達成。4日、5日と30KWhで3日間で93KWhを記録しました。しかし、その後、はパッとしません。  
  どうやら、一日の最高記録は33KWhで終わりそうです。黄砂の影響が少なからずあるように思えます。  

  8月、買電・474(250,224)KWhで8,780円。  1KWhの単価、約18.52円。
  9月、買電・553
(314,239)KWhで10,472円。 1KWhの単価、約18.94円。
 10月、買電・502
(252,250)KWhで8,800円。  1KWhの単価、約17.53円。
 11月、買電・636
268,368)KWhで9,278円。  1KWhの単価、約14.59円。
 12月、買電・940
394,546)KWhで13,158円。 1KWhの単価、約14.00円。
  1月、買電・1174
516,658)KWhで16,847円。 1KWhの単価、約14.35円。
  2月、買電・934
333,601)KWhで12,519円。 1KWhの単価、約13.40円。
  3月、買電・843
293,550)KWhで11,299円。 1KWhの単価、約13.40円。
  4月、買電・823
283,540)KWhで11,159円。 1KWhの単価、約13.56円。
  5月、買電・616
212,404)KWhで8,632円。 1KWhの単価、約14.01円。

  4月と比べると大幅に使用量が減りました。暖房も殆ど使っていませんしエコキュートも太陽風呂の恩恵で使用量がへっているようです。
  それでも、今年は、太陽風呂の沸きが悪いような気がします。5月になっても太陽風呂だけで沸いていた日は2,3日しかありません。去年はもっと沸いていたような気がするのは気のせいでしょうか。尤も、25年以上経っているのですから文句は言えません。


  8月、売電、459KWhで12,713円。 1KWh単価、約27.69円。
  9月、売電、313KWhで8,668円。  1KWh単価、約27.69円。
 10月、売電、292KWhで7,700円。  1KWh単価、約26.37円。
 11月、売電、316KWhで7,408円。  1KWh単価、約23.44円。
 12月、売電、221KWhで5,180円。  1KWh単価、約23.44円。
  1月、売電、223KWhで5,294円。  1KWh単価、約23.74円。
  2月、売電、216KWhで5,127円。  1KWh単価、約23.74円。
  3月、売電、270KWhで6,409円。  1KWh単価、約23.74円。
  4月、売電、409KWhで9,782円。  1KWh単価、約23.92円。
  5月、売電、437KWhで10,451円。  1KWh単価、約23.92円。

  売電単価は先月と同じです。買電のアップは何故でしょう。 

   8月、3,933円の収入。去年電気代26,778円比、30,711円の節約。
      都市ガスと灯油(概算)を含めた光熱費全体では35,238円の節約。

   9月、1,804円の支払。去年電気代19,166円比、17,362円の節約。
      都市ガスと灯油(概算)を含めた光熱費全体では22,145円の節約。

  10月、1,100円の支払。去年電気代16,772円比、15,622円の節約。
      光熱費全体で20,122円の節約。

  11月、1,870円の支払。去年電気代12,581円比、10,711円の節約。
      光熱費全体で18,711円の節約。

  12月、7,978円の支払。去年電気代13,676円比、5,698円の節約。
      光熱費全体で13,690円の節約。

   1月、11,553円の支払。去年電気代17,811円比、6,258円の節約。
      光熱費全体で14,303円の節約。

   2月、7,392円の支払。去年電気代15,121円比、7,729円の節約。
      光熱費全体で15,774円の節約。

   3月、4,896円の支払。去年電気代21,980円比、17,090円の節約。
      光熱費全体で24,307円の節約。

   4月、1,377円の支払。去年電気代20,846円比、19,469円の節約。
      光熱費全体で24,334円の節約。

   5月、1,819円の収入。去年電気代11,634円比、13,453円の節約。
      光熱費全体で18,141円の節約。

  4月と比べて節約が大幅にダウンしていますが去年の5月の使用量が極端に少ないのが原因のようです。
  5月になってやっと売電と買電が逆転しました。去年の8月以来です。一年中こうだと良いのですが、そうは甘くないですね。ドイツのように売電単価のアップにならないものでしょうか。
  5月に最高発電量を記録したもののその後は雨が多くてジリ貧です。青空が見たい。

さて来月は!

2006514日日曜日  第2429回  21兆円

  第2241回で売り上げ20兆円の予想に驚いた豊田の業績はそれ以上だったようです。いよいよGMを逆転するのは間違いなさそうです。

   YOMIURI ONLINEより

  トヨタ売上高21兆円、日本製造業で初…GMに肉薄

  トヨタ自動車が10日発表した2006年3月期連結決算(米国会計基準)は、売上高が前期比13・4%増の21兆369億円と、日本の製造業で初めて20兆円を上回った。現在の為替レートで換算すると、世界の自動車業界で、トップの米ゼネラル・モーターズ(GM)の21兆3786億円(2005年12月期)、2位のダイムラー・クライスラー(21兆1077億円)に次ぐ3位だ。・・・中略

  全世界の販売台数では、連結対象外となる海外合弁会社分を含めて、前期より約62万台多い約825万台で、GMに次ぐ2位だ。・・・以下略

  お恥ずかしいことにダイムラー・クライスラーが2位とは知りませんでした。それにしても、来年、一気にトップに踊り出ることになることは間違いなさそうです。
  しかし、これが現実のものとなった時、アメリカの反応はどうなんでしょう。アメリカでの製造が多くなっているので以前ほどの抵抗はないだろうとは言われているようですが、アメリカ国民のプライドをどの位傷つけるのか想像し難い物があります。
  もしかしたら、とんでもないことが起こるようなことはないでしょうか。まぁ、それも面白いかもしれませんが。
  それにしても、トヨタが繁栄すればするほど、日本の国がジリ貧になっているような気がするのは私の考えすぎでしょうか。

そうであれば良いのですが!

2006515日月曜日  第2430回  端緒

  やりようによっては太陽光発電の急激な増加を見込める時に、間の抜けた政府の無策によりしぼんでしまいそうな市場に毎日イライラしながら営業に取り組んでいます。

  しかし、物事は考え方によるようです。

   14日、読売新聞コラム「地球を読む」より

   中国、米超す消費大国 資源枯渇の脅威  レスター・ブラウン 米地球政策研究所理事長

  現在の地球文明が歩んでいる経済の道は、環境を維持できるものではない。このまま行けは経済は停滞し、究極的には崩壊に至るだろう。
  森林破壊、砂漠化、地下水の減少、土壌の浸食、漁獲の激減、気温の上昇、万年氷の融解、破滅的な暴風雨の増加など、人間に起因する環境変化によって、地球規模の経済は徐々に損なわれている。環境科学者たちは、前々から、そう言い続けて来た。・・・中略

  新しい経済の端緒は、西欧の風力発電所群や日本の太陽光発電屋根、米国で急速に増えているハイブリッド車、韓国の山々の森林回復、自転車にやさしいアムステルダムの街路などに見ることが出来る。実際、発展を維持する為の経済建設に必要なあらゆるものは、どこかの国か国々で、既に行われている。・・・以下略

  日本の太陽光発電も経済の端緒と割り切って、今が導入時期と考えれば諦めもつくのかもしれません。
  いずれにしても、私の命のあるうちに環境問題の解決が着くなんてことも考えられませんから、余りしゃかりきにならずにのんびりと「そのうちなんとかなるだろう」位に考えていれば良いのかもしれません。

それにしても勿体無い!

2006516日火曜日  第2431回  風力発電

  レスター・ブラウンさんは昨日のコラムの中でも書いていますが、新エネルギーの中でも風力発電が一番と考えているようです。

  ・・・略

  風力エネルギーの急速な成長には理由がある。豊富に存在し、安価で枯渇せず、広く分布し、清潔、かつ気候にやさしい、これほど長所のそろったエネルギー源は、他にない。・・・以下略

  確かにそうですが、安価ということを除けば太陽光発電の方がもっと優れているのじゃないでしょうか。何といっても、風も太陽光エネルギーによって発生するのですから。
  風も、波も植物や化石燃料も、元はと言えば太陽のエネルギーによって出来ているのですから、その大元の太陽光を利用する太陽光発電こそ究極のエネルギーと思うのは私の単なる贔屓でしょうか。

  面白いHPを見つけました。

  風力発電タービンへの猛禽の衝突

  ・・・略

  風力発電施設とは?

最も目立つものは、発電用タービン、いわゆる風車です。数十年前の風力発電初期では比較的小型だった風車も、現在では大型化がすすみ、直径4590m、高さも高いものでは130m以上になる巨大なものです。回転数は1分間に1030回程度ですが、風車の羽(ブレード)が長いものでは40mを超えるため、ブレード先端の速度は時速150300kmという新幹線並みのスピードとなります。タービンの耐用年数はそれ程長くなく、せいぜい1617年程度とされています。・・・以下略

 耐用年数は太陽光発電の方が有利なようです。何といっても、太陽電池には稼動部分がありません。これほど耐用年数に有利なものはないのじゃないでしょうか。動くところがないということは、故障の原因が少ないということです。

 もう一つ、興味深いところがありました。

 ・・・略

 それではどうしてブレードにぶつかるのでしょうか?それには我々ヒトの目にもおこる「モーション・スメア」という現象によるものであると、実際にアメリカチョウゲンボウを使用した生理学的実験で明らかにされています。これは高速で動く物体に接近する際に起こる現象で、簡単に言えば「接近に伴って網膜のとらえる物体の動きが速くなるため、網膜の感知能力がその速さについて行けなくり、ある距離まで接近して限界が来ると、急に物体が存在しないように(すなわち透明に)見えてしまう」というものです。・・・以下略

  参考:鳥に風車の羽根(ブレード)が見えなくなるわけ

  鳥が何故、あんなにゆっくり回っているように見える羽根にぶつかるのか不思議でしたが、こんな理由があったんですね。

  こうなると、いよいよ太陽光発電の肩を持ちたくなります。問題はコストだけです。これだって、シリコンという地球に最も多く含まれる元素を安価に取り出すことが出来れば問題は解決です。最も多く含まれると言うことは最も安価になる可能性も高いと言うことですから。

何時かそんな日が来る!

2006517日水曜日  第2432回  団塊

  16日の読売新聞の真ん中を開いてびっくり、全面を使って団塊の世代へのエールが載っていたのです。上3分の1に文章が、下3分の2には群れになって走る馬の白黒写真。
   折角ですから全文を書かせてもらいます。

         団塊は、資源です。

    団塊は熱
    いるだけで密度の違う空気を放つ

    団塊は波
    引いたかと思えばまた寄せてくる

    団塊は数
    ばらばらに見えてたちまち整列をする 

    それが自覚的であれ無自覚であれ
    団塊はその塊で 前にある壁を蹴散らし
    あとには瓦礫と足跡と道を残す 
    埃っぽく騒々しい しかしそこには痛快がある

    日本はこれからも年齢を重ねていく
    しかし老いとはちがう何かが待っている気がする
    かってどの時代 どの国でも起こっていないことを
    団塊がしでかしてくれる気がする

    団塊はエネルギー
    しぶといしぶといエネルギー
    きっと団塊は死ぬまで退場しない
    あとの人々は半ばあきれながらも楽しそうに
    彼らの背を追いかけていく

  一体何処の宣伝かと見て見ると、右下の隅に小さく宝島社とその下にHPのアドレスがhttp://tkj.jp/dankaiとありました。

  ネットの中では何かと批判の多いような気がしていた団塊の世代をこんなに評価して頂くと「商売が上手いなぁ!」と覚めた目で見つつも嬉しくなります。尤も、その世代に属しているというだけで何の取柄もない私としては内心忸怩たるものはありますが・・・。

  生まれたときから競争という宿命を負った団塊の世代も2007年には退職を迎え取り敢えずはひと段落となります。そしていよいよ第二の人生を歩むことになるわけですが、悠々自適の老後を約束されているのは勝ち組と言われるホンの一部の人たちではないでしょうか。
  退職後は何にもしないで過ごしたかった私も残念ながら負け組みとして死ぬまで仕事をしなくてはならなくなってしいました。同じような境遇の人たちも沢山いるはずです。仕方なく「死ぬまで退場しない」ことになりそうですが、数の多さが日本に何かをもたらすことになるのかもしれません。

   それにしても、宝島社、上手い宣伝をしましたね。多くの団塊の世代を見方につけたことでしょう。

やるもんだ!

2006518日木曜日  第2433回  

  クルマなんか動けば良い、走って曲がって止まることができればそれで十分と長年主張してきた私の説が受け入れられる時代がきたようです。尤も、この主張の裏には高いクルマは買えないという経済力の無さを隠す意味もあったりします。
  
第2394回でも取り上げたように軽自動車の人気が高まっています。いい傾向です。面白い調査結果が載っていました。

   FujiSankei Business i → 自動車の関心は? 「単なる移動手段」44% ガリバー研調査

  ・・・略

  それによると「単なる移動手段」と答えた比率が最も高く44%。二位の「家族・友人とともにくつろぐための時間」を27ポイントも上回った。「デートの必需品」はわずか1%で、「代わりの移動手段があれば、車でなくてもよい」という考え方に通じると同研究所はみる。・・・中略

  また、どういったタイミングで自動車の購入を検討するのかという問いに対しては、「所有する車が古くなったと感じたとき」が最も多く46・6%。二位は「所有する車が故障したとき」で31・4%だった。日本自動車工業会(自工会)の二〇〇五年度調査によると、乗用車の使用期間は六・八年。性能の向上に伴い長期化しており、調査結果を裏付ける回答結果となった。・・・以下略

  いよいよクルマがステータスシンボルから実用としての道具に変わってきたということでしょう。「単なる移動手段」であり「単なる消費財」でしかなくなったのですから、外観などどうでも良いのです。やっと、日本もクルマに対して大人の目を持てるようになったと言うことではないでしょうか。
  動けば良いのであれば、必要最小限の装備でコストも安ければ良いはずです。つまりは、自動車会社にとっては必要以上に無駄な装備をすることによる高売価のクルマが売れないと言うことです。無駄の無い、小さくて軽いクルマが増えれば燃費も良くなり、資源の無駄使いも減ると言うものです。
  トヨタの高級車戦略のレクサスが伸び悩んでいるのもそうした流れの一つであれば良いのですが。無駄な高級車に乗ることが恥ずかしい時代がそこまで来ているのかも。

  究極は、「代わりの移動手段があれば、車でなくてもよい」の言葉を生かして公共交通の整備による脱クルマ社会です。

日本人も大人になって来たのかな!

2006519日金曜日  第2434回  雑草

  第2426回に続いて又しても恒例の雑草編です。又一つ、気になっていた名前を突き止めました。
  この草はコンクリートや石畳の継ぎ目などによく生えています。小さいので注意しないと気がつきませんが、結構勢力を伸ばしています。多分、ちょっと気をつけてみれば、何処ででも目にすることが出来ると思います。
  芝生にもよく生えてきますが、油断するとあっという間に根を張っていて、結構抜くのに力が要ったりします。

  ネットで散々探しましたが、やっと、これに違いないと確信がもてました。

   ツメクサ

   ツメクサ 爪草

   ツメクサ

  ツメクサでもシロツメクサとは違っています。シロツメクサ(クローバー)の名前の由来は『詰め草というのは,昔,外国からの輸入品の梱包に際して品物の隙間を埋めるために使われたからということらしいです。』だそうです。

  こちらのツメクサは葉が細くて尖っていて鳥の爪のようだからだそうです。それにしても、ネットの威力は凄いですね。雑草の名前一つでもこれだけ沢山の方が丹念に調べてアップしてくれているのですから。感謝、感謝。
  それでも、名前を知らないのですから、一つひとつの写真を見て回ってこれに違いないと確信を持てるまでには随分時間が掛かります。
  身近に、詳しい人が居れば最高なんですが・・・。

そうは甘くなさそうです!

2006520日土曜日  第2435回  路面電車

  第2411回で書いた富山の路面電車が18日の読売新聞にも「全国初の次世代型路面電車  脱「車社会」へ期待 街づくり構想カギ」として取り上げられていました。その中に、興味深い数字が載っていました。

  ・・・略

  日本の路面電車は、ピークだった戦前の1932年(昭和7年)には、65都市に計1480`の路線網があった。しかし、高度成長期に道路渋滞の原因とされて次々に廃止され、現在17都市で219`まで縮小した。しかし、ここにきて、LRTの導入で路面電車の再生を検討しているのは、京都市や大阪・堺市など約60都市にのぼる。・・・以下略

  60都市が検討しているとは日本の国も捨てたものじゃないですね。いずれ石油資源がなくなることは明らかなのですから、一日も早くクルマを捨てて路面電車を中心とした公共交通主体の交通体系に換えるべきです。そうなれば、交通事故による犠牲者も大幅に減ることでしょう。どう考えても、良い事ばかりと思うのは私だけでしょうか。

  第2433回で取り上げたように「代わりの移動手段があれば、車でなくてもよい」という人が増えてきた今、路面電車の復活に追い風が吹き出したと言えるでしょう。

今がチャンス!

2006521日日曜日  第2436回  中国

  拉致問題が教えてくれた中国・北朝鮮・韓国の異常さと、その国に取り込まれ操られている日本の政・官・財の人達。このままでは、この国の未来はなさそうです。

  取り込まれた人達

   橋本元総理 日中友好7団体の代表団団長として中国へのこのこ出かけて胡錦涛国家主席言いたいことを言われても反論もなし。

    マスコミ  共同通信社長を団長とする日本メディアの北朝鮮訪問団

    北城経済同友会代表、靖国神社参拝自粛提言

  どうしてこんな奴らがのさばっているのでしょうか。自分の利益の為なら日本の国がどうなっても良いんでしょうね。腹立たしい限りです。
  しかし、こうした人たちのおかしな行動も拉致問題が表面化していなければ、何の疑問も抱かなかったのかもしれません。そういう意味では、拉致問題は日本人の目を覚まさせてくれたのかもしれません。
  そして、その諸悪の根源は中国と言えそうです。とは言いながらも、まだまだ大半の人は危機感を持つところまでは行っていないのが現実なのかもしれません。

  そんな中国に関する気になる記事がありました。

  20日、読売新聞より

  中国社製パソコン、機密情報以外で使用…米国務省決定

  【ワシントン=貞広貴志】米国務省は18日、昨秋に中国資本のパソコン・メーカー、レノボ社から大量購入したパソコンの使用を「機密情報でない業務に限定する」方針を決めた。

 外交機密が中国製パソコンで取り扱われることに懸念を表明していた下院議員への書簡で明らかにしたもので、水面下で激しい情報戦争を繰り広げる現在の米中関係を象徴する措置となった。

 国務省は、レノボ社のパソコン1万6000台を計1300万ドル(約14億4300万円)で調達、うち少なくとも900台は米国と在外公館を結ぶ機密ネットワーク上で使われることになっていた。中国のパソコン大手、聯想(レノボ)集団は2005年5月、米国の大手IBMのパソコン事業を買収し、米市場に本格進出を果たした。・・・以下略

  IBMが売却するときアメリカで問題になりましたが結局は阻止出来なかったのがこんな問題になってきたのですね。
  パソコンは奥が深すぎて、本当にこんなことも出来るのか分かりませんが、ありそうなだけに怖いですね。
  21世紀はどうやら世界の命運は中国に握られているようです。

とんでもないことです!

2006522日月曜日  第2437回  中国

  昨日取り上げた経済同友会の北城代表が総理に謝ったそうです。そして、同じ同友会でも関西は全く考えが違うようです。

  草莽崛起 → 060520

  ・・・略

  国民からの強い批判を受けての謝罪なのでしょうが、商売のために靖国参拝批判をしたら、大変な反発に驚いて、今度は、小泉首相に謝罪です。中国に謝り、小泉首相に謝る。信念など何もない姿を見て、本当に情けなくなりました。こんな人々がわが国の経済界を牛耳っているのかと思って憂鬱になっていたところ、産経新聞が、関西経済同友会の報告書を紹介していました。・・・以下略

  同友会に関東と関西があるとは知りませんでした。それにしても、片一方が全体の発言のように発表したのでしょうか。それともマスコミが敢えてその違いを隠しているのか。

  もう一つ、昨日の中国製パソコンの件で面白い説がありました。

  日本軍事情報センター → 最新情報 中国のパソコンに情報漏れの恐れ?米国務省 1万6000台” 排 除 ”

  ・・・略

  これが米議会のロビスト政治の実態である。安くて、それなりの性能を持つ中国製パソコンに脅威を受けた米企業が、ロビスト活動で中国製パソコンを排除したのだ。中国と聞いただけで、アメリカの先端技術を盗むスパイのイメージを利用している。納入した中国製パソコンのどこかに暴露ソフトなどが仕掛けられ、やがて眠りから覚めて情報活動するというSF物語である。
  もし中国がそんなことを企めば、アメリカの先端技術で簡単に探知(発見)できるし、それが真実なら中国企業は致命的な打撃を受けることが確実である。しかし数人の米議会や国務省職員の軽薄な愛国心が中国のスパイ活動に反応し、中国製品を排除する政策を決定したのだ。これが、さらに一般市民(社会)に影響し、中国製パソコンは危ないという話しが広がっていく。さらには中国人を見たらスパイと思えというような社会風潮にまで成長していくのだ。・・・以下略

  成る程、私が単純すぎましたか。それにしてもアメリカもやりますね。しかし、日本の様に政・官・財の中枢が中国に取り込まれているよりは余程ましなのではないでしょうか。
  さしあたり、日本の外務省のパソコンが何処の製品か調べて見たら面白いかもしれませんね。

もしかしたら!

2006523日火曜日  第2438回  御手洗氏

  久し振りに良い記事がありました。略するのが勿体無いので全文を引用します。

  第338話485話で取り上げた御手洗毅さんと御手洗富士夫さんの話題です。

 読売新聞、22日付コラム「編集手帳」より

かつてGHQ運動を社内で展開した会社があった。といっても、連合国軍総司令部の略称ではない。Go Home Quickly(=早く帰宅せよ)の頭文字だった◆運動を始めたのは産婦人科医を兼任する社長だった。医者らしく社員の健康を願い、早く帰宅させる。社員が元気でなければ会社はうまくいかない。そういう考えから始めた◆完全週休2日制も導入した。今でこそ一般的な制度だが、1967年の導入当時、日本で初めての試みだった◆その社長はキヤノンの創業者の一人、御手洗毅氏だった。「みんな同じ釜の飯を食って、その会社によって生きているんだから、その会社をどうしたら繁栄させるか考えよう」(キヤノン史 技術と製品の50年)と趣旨を説明している。現在も「新家族主義」という社是として受け継がれている◆バブル崩壊後、従業員をリストラの対象とする風潮が広がった。低賃金の中国に対抗し、デフレの中で生き残りを図る。追い込まれた末の選択だった。とはいえ、終身雇用に代表される日本的経営に大きな傷跡を残した◆キヤノン会長兼社長の御手洗冨士夫氏が24日、日本経団連の会長に就く。毅氏のおいに当たる。安易なリストラを戒め、社員を大事にする本来の日本的経営へ「帰宅」させてほしい。新しい財界総理に期待したい。

  最初は素晴らしいと思ったのに後半は何だかなぁと失望させられたあのトヨタの奥田会長の後を継ぐわけですが今度こそ期待できそうな人ですね。
  今の日本の企業の社員を大事にしない風潮を変えてくれるかもしれませんね。中国へのむやみやたらの進出にも警鐘を鳴らされていたと記憶しています。
  バブルを経て閉塞感に陥った後、今度は小泉さんの政策による2極化で殆どの人が前途に希望を持てなくなってしまったこの国を変えてくれるかもしれません。

私も期待します!

2006524日水曜日  第2439回  トヨタ

  第2429回でGMとの逆転を取り上げ、昨日も少し触れた奥田会長のトヨタの勢いは止まるところを知らないようです。いよいよ世界一を確実なものにするつもりのようです。
  
第2413回でも取り上げた消費税の還付も一層多くなることでしょう。いくら儲けたら気がすむのでしょうか。

  22日、読売新聞より

  トヨタ、10工場海外に新設…10年までに1千万台へ

 トヨタ自動車が、2010年までに自動車組み立て工場を世界各地の計10か所で新たに稼働させ、生産能力を大幅に引き上げる計画をまとめたことが21日、明らかになった。

 トヨタの05年の世界生産台数は736万台と、米ゼネラル・モーターズ(GM)の905万台に次ぐ世界2位。今後5年間で約300万台上積みし、北米事業の不振で工場閉鎖を計画するGMを抜いて、世界トップを狙う。・・・以下略

  こうなると、逆転した後、あっという間に差をつけダントツになりそうですね。日本の企業がトップになることを素直に喜ぶべきなのかも知れませんが、どうも胡散臭いものを感じてしまう私は天邪鬼なのでしょうか。
  いずれにしても、昨日のキャノンと比べて、社員を大事にしていそうも無い自分さえ良ければの代表のように思えるトヨタの繁栄は日本の凋落につながりそうな気がして仕方ありません。

杞憂であればいいのですが!

2006525日木曜日  第2440回  年間発電量

  我が家の太陽光発電は5.508KW(153W×36枚)です。2005年6月16日の発電開始以来、24日で5,515KWhを達成しました。
  これが何なのかと言えば、KW当たりの発電量が1,000KWhを達成したと言うことです。
  なぜ、この数字にこだわるかと言えば、今、お客様に年間どの位発電するのですかと問われた時に約1,000KWhと答えさせて貰っているからです。つまり、これが我が家の発電量でも証明されたということです。

  しかしながら、第2422回でも書いたように5月3、4、5日で開設以来の発電量を記録した時には、もっと早く達成するだろうと期待していたのですが、その後の梅雨のような天候の為に24日まで掛かってしまいました。

  私をやきもきさせたこの天候はどうやら想像以上に深刻なものになっているようです。

  24日、毎日新聞コラム「余録」より

  日照不足と卯(う)の花

  ・・・略

  このゴールデンウイーク明けから続くぐずついた天気をめぐり気象庁はにともなう農作物管理などへの注意を呼びかけた。本州を縦断するようにのびた前線の影響により、今月20日までの日照時間は東・西日本の太平洋岸で平年の60%程度にとどまっているというのだ
  実際には卯の花に影響はなくとも、一部野菜には生育遅れが見られ、すでに市場でも値上がり傾向という。麦の収穫への影響も懸念されている。・・・以下略

  香川県はここまでは悪くないようですが、酷いところでは50%を割っているようなところもあるようです。
  このまま梅雨に入ってしまうようなことになれば被害も出てきそうです。そんなことにならなければ良いのですが。
  それにしても、太陽光発電は正直です。おてんとうさま通りの発電しかしません。たまには逆らって多く発電すれば良いのに。

なんてね!

2006526日金曜日  第2441回  日照時間

  昨日香川県の日照時間はここまで悪くないようですと書きましたが、そうは甘くなかったようです。

  25日、四国新聞コラム「一日一言」より

  っと雨が上がったのに、天気予報はまた雨模様。いわゆる走り梅雨だ。渇水県の県民としてはありがたく思うべきなのかもしれないが、ここまで続くと戸惑う人も多い。・・・中略

  しかも今月は日照時間が記録的に少ない。ただでさえ真夏より光が弱い時期なのに、これでは雄しべや雌しべもその気になるまい。実の生育にも余計に時間がかかってしまい、結果的に出荷量が一割程度減っているという。・・・以下略

  日照時間が記録的に少ないとは想像もしていませんでした。正式なデータは無いものかと探して見ましたが、見つけることが出来ませんでした。気象台の発表記事がありました。

  tenki.jp(アメダス) → 長期予報 → 四国地方 1か月予報

  予報期間 5月20日から6月19日 平成18年5月19日高松地方気象台 発表

  <向こう1か月>

  <特に注意を要する事項>

  この2週間、四国地方では日照時間が極端に少ない状態が続いています。今後1か月も平年に比べ曇りや雨の日が多いことが予想されます。農作物の管理などには十分注意してください・・・以下略

  やはり、少なかったようですね。今後1か月も悪いとなると、一年間の発電量は最後に来て伸び悩むことになりそうです。
  我が家の太陽光発電のKW当たりの発電量が1,000KWhをどれだけオーバーするか楽しみにしていたのですが、これでは多くを期待できそうもありません。
  やはり、
香川の日照時間の減少は本当のようです。

残念です!

2006527日土曜日  第2442回  クールビズ

  第2416回でも書いたように今年は4月の末からノーネクタイを始めています。やはり、ノーネクタイは良いですね。天候不順で肌寒い日もありますが、今更ネクタイに上着を着ようという気にはなれません。
  5月も末になって衣替えも近づいた所為か、クールビズの話題がちらほらと見られるようになって来ました。何とか、去年以上に盛り上がって欲しいものです。
  良い動きも出てきているようです。

  チーム・マイナス6%より

  三越が、来訪者に「クール ビズでお越しください」と呼びかけ 2006524()

  チーム員企業である三越は、61()より、全店において、「クール ビズでお越しください」という呼びかけを実施することになりました。

三越のクール ビズへの積極的な取組の一環として実施されるこのキャンペーンは、納入業者のみなさんをはじめ、三越への来訪者に対して、クール ビズでの訪問を呼びかけていくもの。

「ご来社の際にはクール ビズ スタイルでお越しいただくことを推奨しています」などと書かれたポスターやスタンドを社内に掲出し、商談などで来社される方々にも、クール ビズの実践を呼びかけていくそうです。

  これは良いですね。三越だからお客様かと思ったら納入業者などが対象なんですね。これは、業者からは喜ばれるのじゃないでしょうか。企業を訪問する場合はどうしても相手の思惑を考えてノーネクタイは躊躇する場合がありますが、こうしてきちんと呼びかけてくれていれば安心して訪問することが出来ます。
  上場企業が率先してこうした運動を始めてくれれば去年以上の盛り上がりは十分期待できそうです。

楽しみです!

2006528日日曜日  第2443回  ハチク

  歳の所為かこのところ物忘れが酷くなったような気がしてなりません。人や物の名前は当然のごとく一度で覚えられませんし、直ぐに忘れてしまいます。その程度ならいいのですが、お客様との約束まで忘れそうで怖いものがあります。そろそろ、アルツハイマーの心配もしなければならなくなってきているのかもしれません。

  今日(27日)もそんな事を自覚させられることがありました。実は、去年と同じお客様のところでハチクを頂いたのです。そういえば、去年も頂いて、それをこの部屋に書いたなぁと検索して見たら第2075回に書いていました。
  ここまでは記憶にあったのですから良いのです。ところが、去年も「ハチク」を頭から「破竹」と思っていたものが実際は「淡竹」であったことに驚いたはずなのに、そんなことは見事に忘れて、またしても、「破竹」と思って「淡竹」のことは全く頭に残っていませんでした。
  我ながら、これには呆れてしまいました。これは、やはり、相当に物忘れが酷くなっているようです。本気で心配した方が良いのかも知れません。
  今、話題になっている渡辺謙さん主演の映画
「明日の記憶」の若年性アルツハイマー病と言いたいところですが、老人性アルツハイマー病といった方が合っていそうです。
  尤も、今更心配したって何の解決にもなりそうもないので、気にしないことにしましょう。そのうち、そんな心配もきっとまた忘れてしまって、新たな感動を経験できて良いかもしれません。

マァ、いいか!

   それはそうと、去年も感心したリンクがまだ繋がっていました。リンク切れの多い中、珍しいかも。

   たけのこ料理

  【楽天市場】あじわいどおり:初夏の味

  タケノコの旬

2006529日月曜日  第2444回  電気自動車

   第2063回の電気自動車や第2321回軽自動車『i(アイ)』を取り上げた三菱自動車がこの二つを合体した軽の電気自動車を開発しているそうです。

   28日、読売新聞より

   三菱自、電気自動車「i(アイ)」で開発

  三菱自動車は、近未来的なデザインの軽自動車「i(アイ)」をベースに次世代電気自動車を開発する方針を明らかにした。

 電力会社などの協力を得て2007年から公道での実証試験を始め、システムの安定性や使い勝手を検証する。200万円以下の価格を目指す。

 次世代電気自動車は高性能で寿命が長いリチウムイオン電池などを活用。1回の充電で走れる距離は、同社の現行の電気自動車の150キロから、250キロに延ばすのが目標だ。充電方法は、家庭のコンセントと、高電圧の急速充電器の両方に対応させる方針だ。・・・以下略

   そのデザインで注目した『i(アイ)』は街中でも時々見かけるようになりました。なかなか魅力的なデザインで結構目立ちます。私としては、フロントのデザインは好きですが、リアの処理は気に入らないものがあります。もう少しシンプルに箱型の方が良かったような気がします。
  先に発表していた軽の電気自動車をこの「
i(アイ)」を使うことにより開発を早めようと言うことのようです。
  魅力的なデザインの軽の電気自動車は大歓迎です。クレーム問題で燃料電池車を開発する余力の無い三菱が苦肉の策として軽の電気自動車に賭けたとの話もありますが、理由はなんであれ電気自動車の時代が来るべきと信じている私としてはその成功を期待します。

楽しみです!

2006530日火曜日  第2445回  振り子式新幹線

  第1014話で取り上げた振り子式の新幹線がいよいよ実現のようです。公共交通の要としての新幹線網が絶対に必要だと思っている私としては昨日の電気自動車と同じく大歓迎です。新幹線で長距離、在来線で近距離、市街地は路面電車と自転車に歩き。郊外は軽の電気自動車。これこそが私の理想とする交通体系であることはこの部屋でも何度も書きました。いずれ、世の中はその方向に進まざるを得ないはずです。そうであれば、一日も早く取り掛かるべきと思うのは私だけでしょうか。

  次世代新幹線N700系

  ・・・略

  新幹線として初めて車体傾斜システムを採用

  空気バネを活用した車体傾斜方式を採用し、新ATCや制御伝送と組み合わせることにより、高性能・高信頼性の車体傾斜システムを開発しました。これにより、東海道区間では現在、速度制限をしている曲線区間においても速度向上が図れ、最高270km/h走行が可能となります。

日本の新幹線としては車体傾斜システムの採用は初めてであり、300X試験車両などで長年開発してきた成果を採用したものです。・・・以下略

  素晴らしい技術ですね。日本の誇るべき技術でしょう。しかし、こうした技術も良いですが、本来ならば、もう1本カーブの少ないスピードを出しても安全な新幹線網を作っても良いのじゃないでしょうか。そして、今の新幹線は貨物として使うのです。そうなれば、無理してスピードアップを図ることも無く楽にスピードを出せる安全な新幹線網が出来上がるはずです。
  脱クルマ社会を目指す為にも高速道路の延長を止め、それよりはずっと安く出来そうな新幹線網を作るべきでしょう。

もうその時は来ている!

2006531日水曜日  第2446回  

  スバル360、ホンダN360、マツダキャロル、コニーなど、私が免許を取った昭和43年頃の全盛だった軽自動車です。小型車のカローラやサニーが大衆車として出始めた頃です。
  360ccのエンジンは非力でアクセルを目一杯踏んでもなかなか加速しないこともあって幹線道路のトラックの間などを走るのは怖かったものです。
  あの頃の軽に比べると今のはエンジンも倍近い660ccになり車体も大きくなって昔のカローラやサニーより良く走るかもしれません。ここまで性能が上がると敢えて小型車に乗る必要も感じられません。このあたりも、軽が売れている理由の一つでしょうね。

  トヨタはダイハツを傘下に収めて軽の方も抜かりなくやっています。日産はスズキのOEMでお茶を濁していましたが、軽の売り上げ増にそうも行かなくなったようです。

  30日、読売新聞より

  日産 スズキと車両相互供給  大筋合意 軽自動車の拡充図る

日産とスズキが、車両を相互供給することで大筋合意したことが29日、分かった。スズキは軽自動車「モコ」以外に、OEM(相手先ブランドによる生産)供給する軽自動車を1車種増やす。・・・中略

 日産は、昨年10月から今年4月まで7か月連続で国内販売台数が前年実績を下回るなど販売不振に陥っている。このため、需要が増えている軽自動車の車種を拡充し、販売面のテコ入れを図る。・・・以下略

 とうとう日産も背に腹は代えられなくなってきたようです。ゴーンさんも日本の軽の強さに驚いているのじゃないでしょうか。
  
第2433回でも取り上げたように日本人も大人の選択ができるようになって来たと喜ぶべきじゃないでしょうか。願わくばこの流れが定着して、その後は第2444回でも書いたように軽の電気自動車へと移行して行って欲しいものです。
  そして、小型・大型などの高価なクルマとの差額で太陽光発電を設置すべきと考えているのは私だけでしょうか。その太陽光発電で電気自動車の充電をする時代が速く来て欲しいものです。

  いずれにしても、今後は省エネのクルマが主流になるべきだし、もっと進めば、公共交通主体で、クルマは従ということになるべきです。

早く来ないかな!

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