団塊の世代の部屋(8

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200671日土曜日  第2477回  横断歩道

  私の通勤路に高校3校・中学1校が集中しているところがあります。通勤のクルマと通学が重なり横断歩道を渡れずに待っている生徒が時々立ち往生していることがあります。
  そんな時も、前の車に付いて流れのままに走ってしまい、「しまった、止まってあげれば良かった」と後悔することが多かった。時々、さっと止まって譲っている車を見ると、「う〜ん!やるな。見習いたいものだ」と反省です。
  と言うことで、最近、横断歩道で待っている生徒を見ると出来るだけ止まるように心がけています。
  ところが、やってみて驚いたのが、こちらが止まっても、歩行者はこちらから顔をそむけて止まったことに気が付かないことが多いのです。どうやら、どうせ止まってくれないと思って敢えてこちらを見ないようにしているようなのです。
 私は私で、まだまだ修行が足りず、「止まっているのに!早く渡れよ」とイライラして余りに気がつかないと思わず走り出してしまうこともあります。これが、一度や二度のことではないのです。

  何故だろうと考えて見たのですが、どうやら、止まってくれることを期待していると裏切られることが殆どなのでなるべく車の方を見ないようにしているようです。このことに思い至った時に、「子どもたちに、譲ってくれることさえ期待できないと思い込ませてしまうほど余裕の無い世知辛い国になってしまったんだなぁ」と愕然とさせられました。もう、皆が譲り合う余裕のある時代は期待できないのでしょうか。

  29日、読売新聞 読者のページ 気流へ自転車通学の中学生の投稿がありました。

  譲り合う心持運転マナーまもる

  ・・・略

  朝、学校に行く途中、私は、工業団地に向かう車がすごいスピードで通っている道路を横断します。車の流れが途切れた合間に横断していますが、なかなか切れず、ずっと待たなければならない時もあります。
  けれど、中にはわざわざ止まって、道を譲ってくれるドライバーがいます。そんな人を見ると、すごく心が温かくなります。
  私も道路を横断しようとする歩行者を見かけたら、自転車を止めて道を譲ろうと思います。・・・以下略

  譲ってこんな気持ちになってくれるのなら率先して実行しないといけませんね。ドライバーが譲ることが当然になれば、顔をそむけることもなくなるでしょう。こんな子どもたちが安心して通学できるように譲り合う気持ちを持って運転したいものです。

やはり、余裕が必要!

200672日日曜日  第2478回  タバコ

  毎朝、会社の周りの清掃をしているのですが、一番目立つのはタバコの吸殻です。車の窓から火が付いたままのポイ捨ても相変わらず目にします。タバコを吸うことは勝手ですが、マナーくらいは守ってほしいものです。
  そんなタバコを止めるチャンスが来たようですが、もう一押しが足らないようです。

 第929回での「国別・たばこの値段」や第2281回での禁煙広報センターのアンケートなどで取り上げたタバコの値上げが1日から実施されたようです。吸わない私としては実際に上がっているかどうかは確認していませんので、されたようですなんていい加減な書き方になりました。

  禁煙する値段は1箱500円 意識調査で過半数が回答 (共同通信) - 623

  ・・・略

  製薬会社ファイザーが実施した喫煙者の意識調査で、値上げ後も喫煙を続けると答えた人の過半数がこのように回答した。一方、今回の値上げ(20本当たり10−30円)で禁煙を考えている人も約35%に上った。・・・以下略

  このあたりは第2281回での禁煙広報センター20051214日−「たばこ価格と喫煙意向」アンケート調査まとまる−と同じですね。

  ・・・略

  たばこ価格が500円に上がれば、51.2%が禁煙し、71.5%が吸う本数を減らす。1,000円になれば、73.4%が禁煙する。・・・以下略

  止めて分かるあの不健康なタバコを止めさせてあげる為にももっと値上げすれば良いのにと思ってしまいます。

  世界の価格もありました。

  6月30日付・読売社説

  [たばこ値上げ]「日本の価格はまだ安すぎる」

  ・・・略

  各国の代表的な銘柄1箱の小売価格は、今年1月現在、イギリスが1045円、米国(ニューヨーク市)が774円、フランスが630円、ドイツは506円となっている。

 欧米が高いのは、各国とも、たばこに超高率の税を課しているからだ。

 イギリスは、価格のうち797円が税金だ。比較的安いドイツも税が390円を占める。これに対して日本は、増税後でも、300円の銘柄でたばこ税と消費税の合計が189円にしかならない。

 増税をこれで終わらせず、ドイツ並みの1箱500円を目指してはどうか。

仮に、たばこの消費量が現状のままなら、国と地方を合わせて年間2兆円以上もの増収となる。・・・以下略

  太陽光発電路面電車など欧米の積極的な取り組みと比べてどうして日本は真剣に取り組まないのでしょうか。
  尤も、一番急ぐべき拉致問題さえ解決できない国には何の期待も出来ないのかもしれません。

情けない話です!

200673日月曜日  第2479回  松江所長

  年末恒例のベートーベンの「交響曲第九番歓喜の歌」がお隣の徳島県の捕虜収容所で始ったことは聞いたことがありますが、詳しいことは知りませんでした。

  今、それを題材にした映画「バルトの楽園」が話題になっているようです。何時ものサイト順路のJapan on the Globeに詳細がありました。

   人物探訪: 松江中佐とドイツ人俘虜たち

  ・・・略

  陸軍省からの呼び出しで、松江は東京に赴いた。そこでは俘虜情報局の将校たちが待ちかまえていた。局長の多田少将が、苛立ったような声をあげた。

   君は捕虜たちからの評判もいいようだが、甘やかせば評判のいいのは当たり前でね。あとで必ずしっぺ返しを食う。陸軍省からの通達だ。板東収容所については、来月から予算を削ることになった。

「なんですと!? 理由はなんですかッ!?」と松江は激昂した。

 捕虜どもに、自由気ままに贅沢をさせる余裕など軍にはない。彼らは敵国の捕虜だ。それを忘れてはならん。

 松江の興奮は収まらない。

 片時も忘れたことはありません。彼らは敵国の捕虜、しかし犯罪者ではない。・・・以下略

   成る程、松江豊寿(とよひさ)所長という凄い人がいたんですね。軍隊の中で上に逆らってまで自分の信念を貫き通すことは余程の胆力が無ければ出来ないはずです。それは、この平和な現代のサラリーマンの世界でさえ出来ない人が殆どであることを考えれば明らかでしょう。
  実を言うとこういう人こそ私の目指すリーダー像だったのですが、足元にも及べなかったことは残念です。

  今の日本にはこうしたリーダーが一番必要とされているように思うのですが、こんな人は人が良すぎて、周りに足を引っ張られてトップに上り詰めることはありえないのでしょうね。

世の中上手く行かないですね!

200674日火曜日  第2480回  価格

  太陽光発電の価格は何処まで下がるのかとお客さんから良く聞かれます。下がることは間違いないでしょうが、それ程余裕が無いことも確かなのです。
  というのも、太陽光発電はパネルの値段だけではないのです。装置を設置する為の工賃など最低限の必要経費があるため意外と下がる要素は残っていないのです。

  何時もの太陽光発電見積工場からのメールサービス「最前線情報レター」に其のあたりが詳しく書かれていました。

  ・・・略

  『太陽光発電って近い将来、半額くらいになるの?』

   これも最近、本当に多い質問なんですよね。

 あとは設置を断念されるときに「半額くらいになるのを待ちます。」っていうお答えも多いかな?

  ちなみに見積工場経由でご提出いただいているご提案書では、「それって、まず不可能です。ありえません!」

 ニュースレターを最初から読んでいただいている方ならちょっと考えていただければ、おわかりいただけると思います。

 太陽光発電システムの価格構成は、大きく分けて機器代金・工事費・雑材料・各種申請費用会社の利益となっております。

 この中で今後安くなる可能性のあるのはなんでしょうか?工事費や材料費などはもう底値ではないかと思います。

 会社の利益は販売量が多くなれば、多少下げたりも可能でしょうが、会社を運営していくための利益は必要です。工事費なんかは人件費です。みなさんの給料がこれから下がりますか?

  価格全体に占める機器代金はせいぜい50%から60%でしょう。

  仮に今の半額にするとしたら、機器代金を0円近くにするしかありません。しかし、それは不可能でしょう。

しかも、日本経済はようやくデフレを脱却してインフレに移行しつつあります。そして小泉政権の終焉とともに消費税が10%から15%までいくとも噂されています。

となると、その中での半額はないですよね。

とにかくテレビなどの家電製品とは違う、ということをわかっていただきたいんです。

  素晴らしい説明ですね。私の中でもやもやとしていたものがこれでスッキリしました。太陽光発電が家電製品のように買ってきて自分で設置できるものなら今現在の価格でも十分採算を取れるところまで下がっていると言っても良いでしょうが、残念ながら、設置の為の費用が掛かります。そして今、は設置業者がここを血の出る思いで削って競争しているのです。
  それだけに、システムのコストダウンは、設置工事のコストダウンをどう計るかと太陽光パネルのコストダウンとになるわけです。つまりは、今の時点では、メーカー・設置業者・お客様共に我慢の時なのかもしれません。
  尤も、メーカーさんは十分採算の取れる輸出で儲けているのかもしれませんが・・・。

繁栄なき業種かも!

200675日水曜日  第2481回  ウォーレン・バフェット氏

  第2465回でビル・ゲイツ氏の慈善事業を取り上げ、世界の金持ちに見習って欲しいものだと書きました。
  書きながらも、そんな奇特な金持ちがいる筈無いとも思っていました。ところが、驚くべき人がいました。

  6月27日、共同通信より

  ・・・略

  マイクロソフトのビル・ゲイツ会長夫妻の財団に約370億ドル(4兆3000億円)の寄付を発表した米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(75)は26日、「貧しい暮らしを強いられている人々がいるのに“王家の富”を築く考えはない」と述べ、巨額の資産に執着しない姿勢をみせた。ニューヨークでゲイツ夫妻とともに会見した。

 バフェット氏はまた、「子どもは(大富豪としての)地位を受け継ぐべきではない」と語り、親の資産を当てにせず、自ら努力すべきだとの持論を繰り返した。・・・以下略

  ウォーレン・バフェット氏とは米誌フォーブスの世界長者番付ではビル・ゲイツ氏に次いで2位だそうです。
  まさか世界の金持ちにこんな人がいたとは全く知りませんでした。トップ二人の資産を合わせたらかなりの社会貢献が実現しそうです。
  こういう人達がいるとなると金持ちもまんざら捨てたものじゃないですね。目一杯集めて有意義に使ってもらいましょう。
  しかし、ここまで来ると世界の金持ちの寄付を期待したいものですが、流石にそれ程甘くは無いでしょうね。せめて、日本の金持ちから賛同者が出てくれることを期待しますか。

無理だろうなぁ!

200676日木曜日  第2482回  パート賃金

  第2304回第2415回第2418回で企業が安易に正社員から派遣社員へと入れ替え、その待遇の悪さが今の日本の閉塞感の元凶であると書きました。
  もう一つ、パート社員の待遇の悪さもあります。国も分かってはいるようですね。興味深いニュースがありました。

  asahi.comより

   仕事同じならパート賃金社員並みに 厚労省が法制化検討 20060630

  厚生労働省は30日、パート社員と正社員との賃金格差などを是正するためパート労働法を改正して処遇改善に取り組むことを決めた。正社員と同じような仕事をしているパート社員には同じだけの賃金を払うことなどを法律に明記し、企業へ指導を強める方針だ。同省の労働政策審議会雇用均等分科会で議論し、来年の通常国会への改正案提出を目指す。・・・以下略

  これは良い事ですね。正社員とパートの賃金格差が無くなれば、これこそ究極のワークシェアリングと言えるのじゃないでしょうか。
  企業に都合の良い賃金体系がトヨタを筆頭とする企業ばかりが栄え労働者は幾ら働いても楽にならないという日本の社会を作ってきたことは間違いありません。特に、主婦を安くこき使うという安易な経営を助長してきたと言っても過言ではない。
  安易にパートを使うことで、正社員の数を減らしたり給料を下げたりと、企業の都合の良い経営がまかり通ったことにより、亭主の給料を補う為に主婦がパートに出るという悪循環をもたらした。そして、それは子育てに影響したと言っても良いでしょう。
  いずれにしても、企業にばかり都合の良い給料体系が変われば日本の国も変わるような気がします。

早くやって欲しい!

200677日金曜日  第2483回  ミサイル発射

  とうとうミサイルを発射しました。それも7発も。其のお陰で、あのにっくき万景峰号の入港禁止がやっと決まりました。しかし、たった6か月。なんで6か月なのか納得が行かないですね。この期に及んでもまだ腰が引けていると感じるのは私だけでしょうか。

  北朝鮮の船は全部入港禁止かと思ったら、船員の上陸は禁止だが入港は自由のようです。何だかなぁ!ですね。
  テレビニュースで境港で中古の自転車を目一杯積んだ船を映していました。何時も、あんなに中古の自転車を持って帰って何に使うんだろうと不思議に思ってました。修理して、中国に売るという書き込みをどこかの掲示板で見た事がありますが、どうなんでしょう。

  何時ものサイト順路 蒼き星母々〜北朝鮮による拉致被害者・家族を支援する人の集う掲示板に興味深い書き込みがありました。

  東京連続集会19 テキストアップ 投稿者:ぴろん 投稿日: 7 6()130214   引用  編集済 『佐藤勝巳 救う会会長の講演 その1』〜〜拉致問題と最近の朝鮮半島情勢〜〜

  ・・・略

  北朝鮮が船で運んでいく大量の廃棄自転車のスポークがテポドンの外装板に鋳直されている、というくだりでした。

自転車のスポークというのは特殊な合金で、高度な技術力が無いとつくれない代物らしいですね。

中古自転車が、やがてミサイルの外装板に姿を変えて日本に撃ち放される・・・

こんな笑えないジョークが、私たちの日常に当たり前のように存在している恐怖を、この機会に改めて考えるべきでは無いでしょうか?・・・以下略

  これって本当でしょうか。これが本当なら、あの大量の積み込みも成る程と思えます。ありそうですね。

  自転車探検! → スポークに材質を書いていました。

  ・・・略

  スポークの材質は、メッキした硬鋼線(SWRH42A、42B、62A又は62B)、ステンレス鋼(SUS304又は430)およびチタンなど。・・・以下略

  硬鋼線とは、参照:1回 ピアノ線と硬鋼線

  政府はこんなこと知っているのでしょうね。それでいて敢えて止めようともしないとなるとやはり何かあるのでしょうね。
  この国は、完全に北朝鮮に牛耳られているのかもしれません。

もうダメですね!

200678日土曜日  第2484回  慈善事業

  第2481回で取り上げた世界の長者番付第1のビル・ゲイツ氏と2位のウォーレン・バフェット氏が組んだ慈善事業はやはり話題になっているようです。

  萬晩報 → 20060706() 慈善事業ベンチャーキャピタル

  ・・・略

  世界1と2位の大富豪の協力で生まれる慈善事業の規模は、600億ドルになり日本円に換算すると約6兆6千億円である。この額は、国連の今年の通常予算の約35倍となる。ロックフェラー財団やカーネギー財団があるが、設立時の寄付を現在の価値で換算するとそれぞれ、76億ドル、41億ドルであり、今回のバフェット氏の寄付は370億ドルであり.桁違いの規模である。途上国40カ国のGDPの合計を超えるスケールである。大富豪の協力は世界を変えるパワーがあると言っても過言でない。・・・中略

  国連の予算の35倍とは凄いですね。有名なロックフェラー財団やカーネギー財団も足元にも及ばないほどの規模とは恐れ入ります。

  ゲーツ・バフェットの例が起爆剤となり事業に成功した富豪は、慈善事業に取り組む例が増えると予測される。20年後には、ゲーツ財団よりもっと大きな財団がたくさん存在すると考えられる。・・・中略

  これは私が期待したよりも凄いことになっていますね。これが本当に起こるのであれば、二極化もまんざら捨てたものではないかもしれません。中途半端な金持ちが自分さえ良ければの無駄遣いをするより、大きく稼いできちんとしたポリシーを持って慈善事業に取り組んでくれる方が世界は良くなる可能性がありそうに思えます。
  国家が絡むと政治家や官僚が自分の懐に入れてしまい末端まで恩恵が届かない恐れが大きいが、個人富豪がその能力を活かして睨みを利かせればそうした不正も防げるかもしれません。

期待して良いんでしょうか!

200679日日曜日  第2485回  ノブレス・オブリージ

  第1788回で取り上げた日本の武士道に通じるノブレス・オブリージを久し振りに目にしました。

  7月7日付・よみうり寸評より

  〈ノブレス・オブリージ〉という言葉がある。〈身分高き者の義務〉と訳される。「現代のノブレスとは、志を持つ者である」・・・中略

  いずれにせよそのような人物は高度の義務感を持たねばならない。・・・以下略

  ここでは、日銀の福井総裁にからんで取り上げていますが、私は、昨日書いた大富豪の慈善事業を思い浮かべてしまいました。
  つまり、大富豪こそ、その実力にしろ、運にしろ「莫大な財産を手に入れた者の義務」というものがあるのじゃないでしょうか。
  金持ちといえども必ずしも自分の実力だけで儲けた訳じゃないでしょう。そこには運もあるでしょうし、周りの人の助けもあったはずです。たまたま、他人より恵まれて金が手に入ったと思えば、それは預かり者であって、それを他人の為に差し出すのが当たり前という考えがあっても良いのじゃないでしょうか。
  金持ちが「金持ち・オブリージ」の心を持てば、官僚や政治家に掠め取られる税金より有効なお金の使い方が出来るのかもしれません。

甘いかな!

2006710日月曜日  第2486回  耐用年数

  軽自動車大好きの私がこれからの日本のクルマを第459話で書きましたが、其の中で、耐用年数を20〜30年としました。
  書きながら、そんなに長く使うクルマはないだろうと思っていましたが、あるんですね。

  7日、YOMIURI NETより

  皇室専用車、トヨタ開発のリムジンを宮内庁に納車

  天皇、皇后両陛下が重要な行事の際に使われる皇室専用車として、トヨタが開発したリムジン「センチュリーロイヤル」(8人乗り)の1号車が7日、宮内庁に納車され、報道陣に披露された。

 現在の皇室専用車「ニッサンプリンスロイヤル」(全5台)が製造から約40年たち、車両の維持が困難になったため、切り替えられることになった。大きさは全長約6メートル、幅約2メートルでプリンスロイヤルとほぼ同じだが、快適性のため後部座席の空間を広げ、ステップを低くしたほか、低公害車化した。

価格は1台5250万円で、今年度から3、4年かけて計4台導入される。

 30年どころか40年も使ったとは恐れ入りました。整備(参照:レクサス消し飛ぶ!! センチュリーロイヤル)も大変だったでしょうね。
  しかし、やりようによってはクルマも40年使えると言うことです。今の日本の技術なら40年使えるクルマを作ることは十分可能なのじゃないでしょうか。その代わり、今までの、大量生産・大量消費という考え方は根本から変える必要がありそうです。
  メーカーは嫌うでしょうが、省資源を考えればこれからの時代はこうなっていくべきなのではないでしょうか。メーカーは縮小されるが、整備の業界は発展するはずです。どちらを目指すべきかは明らかなのじゃないでしょうか。
  いよいよ、ものを大事に使う「もったいない」の精神に戻る時代が来ていると思ってるのは私だけでしょうか。

やれば出来る!

2006711日火曜日  第2487回  江戸時代

  昨日、資源の節約の為にも耐久性のあるクルマにすべきと書きましたが、まだまだ現代社会の便利さに毒されているようです。
  世界が目指すべき究極の社会は日本の江戸時代に実現されていたようです。

   Japan on the Globe → 幸福なる共同体を創る知恵 → 平和の海の江戸システム → 平和と環境保全のモデル社会-江戸

   ・・・略

  近代世界システムは、地球は無限大だという前提のもとで、フロンティアに植民地を求め、地球資源を収奪した。しかし狭くなった地球で、その前提はもはや成り立たない。狭い地球上で核戦争が起きれば、人類全体が死滅し、またこれ以上の資源・エネルギーの使用は、地球環境そのものを破壊する。

そろそろ人類は、近代世界システムを卒業して、狭い地球の中で、肩寄せ合いつつ、限られた資源を有効に使って生きるすべを学ばなければならない。そのためにも、近代世界システムから自発的に離脱して、平和で自然と共生する社会を作り上げた江戸日本が良き先例を示している。
 
我々日本人はその先祖の優れた知恵を、世界に提供する使命を持っている。

 「限られた資源を有効に使って生きるすべを学ばなければならない」。これほど、世界が目指すべき道をはっきりと示している言葉は無いのじゃないでしょうか。
  其の理想社会を江戸時代が達成していたことに驚かされると共に、飢饉や身分階級など封建時代の悪いところばかりを教えられた教育に今更ながら恐ろしさを感じてしまいます。
  しかしながら、今の便利な社会を経験した身から江戸時代に戻ることは不可能でしょう。もし、今の便利さと江戸時代を両立させるとすれば、江戸時代の人口3千万人に戻すことが必要なのじゃないでしょうか。

人口が問題!

2006712日水曜日  第2488回  我が家の太陽光発電

  例月の我が家の太陽光発電、2年目の検針がありました。7月分は6月12日から7月10日までのデータです。いよいよ2年目に突入です。

  7月、1KW当たり発電量 433÷5.508≒77.6(6月16日〜7月11日)
  8月、1KW当たり発電量 687÷5.508≒124.7
  9月、1KW当たり発電量 542÷5.508≒98.4
 10月、1KW当たり発電量 454÷5.508≒82.4
 11月、1KW当たり発電量 475÷5.508≒86.2
 12月、1KW当たり発電量 382÷5.508≒69.4
  1月、1KWあたり発電量 400÷5.508≒72.7
  2月、1KWあたり発電量 347÷5.508≒63.0
  3月、1KWあたり発電量 415÷5.508≒75.3
  4月、1KWあたり発電量 575÷5.508≒104.4
  5月、1KWあたり発電量 603÷5.508≒109.5
  6月、1KWあたり発電量 544÷5.508≒99.8

  今年の実績

  7月、1KW当たり発電量 475÷5.508≒86.2(6月12日〜7月10日)
      去年と同じ稼働日(6月16日〜7月11日)で比べると418でした。
                   418÷5.508≒75.9と去年より悪くなっています。
  梅雨とは言えど例年の梅雨の合間の快晴が殆ど無かったように思います。毎日、降りもしないし晴もしない、一体どっちなんだと言いたいようなどんよりとした曇り空が多かったような気がします。8月にはもう少し稼せいで欲しいものです。

  去年7月、買電・473(236,237)KWhで7,907円。  1KWhの単価、約16.72円。
  今年7月、買電・485
(220,265)KWhで8,048円。  1KWhの単価、約16.59円。

  第2457回で書いた値下げの影響でしょうかそれとも夜間の比率がアップしたからなのでしょうか単価が少し下がっています。
 燃料費調整単価が7月は1KWhにつき0.86円。8月分から0円になっています。

  検針票に注意書きがありました。

  7月1日から電気料金がお安くなりました。なお、7月分の燃料調整単価は、6月30日までの料金に適用されます。
  燃料調整費が0円になるので実質値下がりと言うことでしょうか。よく分かりません。

  去年7月、売電、300KWhで7,509円。  1KWh単価、約25.03円。
  今年7月、売電、320KWhで8,099円。  1KWh単価、約25.31円。
  

  売電単価は去年より上がっています。分かりませんね。来月を見て見ましょう。

   去年7月、398円の支払い。去年電気代17,448円比、17,50円の節約。
      都市ガスと灯油(概算)を含めた光熱費全体では21,322円の節約。

   今年7月、51円の収入。去年電気代398円比、449円の節約。
      これも、稼働日数の違いが出ているようです。実質の比較は来月からです。

   来月から本当の意味の前年比が出てきますが、去年は8月度の成績が良すぎたので、今年は厳しそうです。クーラーなしで我慢できるでしょうか。

さて来月は!

2006713日木曜日  第2489回  耐用年数

  太陽光発電の営業で必ず聞かれる質問に、「耐用年数はどの位?ローンや減価償却が終わった頃には取替えだろう」があります。
  確かに15年・20年経たないと採算が取れないシステムに2・3百万円を投資するのですから耐用年数は気になります。
  メーカーも
シャープが1966年長崎県尾上島に灯台用太陽電池を設置したものが今も稼動していますとの説明はしますがはっきりとした年数はうたっていませんでした。
  少し古い記事ですが、シャープが耐用年数を公式に発表したものがあります。

  FujiSankei Business i → 太陽電池の耐久性向上 シャープが7モデル 月産6万2000台2006/4/14

  ・・・略

  太陽電池モジュールの耐用年数は約二十五年とされている。電池と電池をつなぐ配線材が温度変化によって伸縮し、トラブルの原因になるとされていた。このため新型モジュールでは、配線材が電池に接触しないようV字の溝を設けることで、過度な温度の変化があっても配線材の伸縮性を低減させる人工衛星用電池で培った技術「ストレスリリーフ構造」を採用、課題を克服した。「耐用年数は従来モデルと比べて約40%アップの三十五年以上になる」(富田孝司常務)という。・・・以下略

  25年とされていたのは知りませんでした。お恥ずかしい。それが35年ですか。これもあくまでも推測でしかないでしょうね。
  残念なのは、私自身もこの耐久性の結果を見ることは殆ど期待できないところです。どんなに甘く見積もっても後20年も生きると80歳になりますから、まぁ不可能でしょう。

さて、実際は!

2006714日金曜日  第2490回  エアバスA380

  第2234回等で取り上げたエアバスとボーイングの戦いに新たな局面が出てきたようです。
  ジャンボより大きな
エアバスA380とボーイング社の超高率(Super Efficientボーイング7E7の戦略の違いがどうなるかが見ものでしたが、緒戦はボーイングのようです。

   Infoseekニュース → エアバスの受注半減 今年上期、ボ社の4分の1 (共同通信)

【パリ10日共同】欧州の航空機大手エアバスは10日、今年上半期の航空機受注が前年同期の276機に比べて半減以下の117機にとどまったことを明らかにした。AP通信によると、ライバルの米航空機大手ボーイング社は439機と約4倍を受注しており、エアバスにとり危機的状況だ。
  燃費の悪さが指摘される次世代中型旅客機A350の販売不振が要因。エアバスは6月、次世代大型旅客機A380の引き渡し遅れを発表。親会社の株価急落を招き、今月2日、エアバスと親会社はそろって経営トップを入れ替えたばかり。今後は販売戦略の見直しが急務となりそうだ。・・・以下略

 A380が遅れているんですね。大型機より中型機での競争になっているようです。

  エアバス、16月の受注は前年から半減・引き渡しは増加 (ロイター)

 ・・・略

 エアバスはここ数カ月間、ライバルの米ボーイング<BA.N>に遅れをとっている。長距離双発ジェット機のA350型機はボーイングの対抗機種787型機に売り上げで大きく水をあけられており、航空各社は設計を改良したA350型機が売り出されるのを待っている状態。・・・以下略

  超高率(Super Efficientボーイング7E7こそがボーイング787型だそうです。ということはボーイングの中型機戦略がエアバスの大型戦略に緒戦は勝ったということでしょうか。
  しかしながら原油の値上がりやA380がこれからどう影響するのか予断を許さないところでしょう。まだまだ波乱はありそう。
  と言うより、いつまで飛行機の時代が続くのでしょうか。

見ものです!

2006715日土曜日  第2491回  富の再配分

  第2418回等で取り上げたように金持ちと貧乏人の格差がどんどん広がる世の中になってしまいました。
  どうしてこんなことになってしまったのか、このあたりはやはりトッテンさんが一番分かりやすく説いてくれているようです。

  ビル・トッテン関連情報 コラム(Our World) → 題名:No.738 富の再配布のための改革

  ・・・略

  国の歳入はほとんどが国民から徴収する税金であり、その年の一般会計歳出のうちの不足分を、政府は国債を発行して補てんしている。国債とはつまり借金であり、政府が、人にお金を貸すことができるくらい金持ちの個人や金融機関などからお金を借りるのである。・・・中略

  では、借金の利子にあたる利払い費は誰の手に渡っているのかといえば国債を買った人だ。それは一般庶民ではなく、富裕層の個人や銀行や投資会社である。つまり減税という恩恵を受けている富裕層や企業が、政府にお金を貸すことでさらにもうかる仕組みになっている。・・・中略

  政府が借金をすることは、つまり納税者である一般庶民から富裕層へ、下から上へ富の再配布が行われるということだ。・・・中略

  国家の借金を減らすための方法はある。まずは、現在富裕層や企業に与えられているさまざまな控除を大幅に減らすことである。そしてそれと同時に、富裕層をさらに富ませるだけで新たな雇用の創出になっていない大企業などへの補助金を削減する意味でも、所得税率、法人税率の累進性を高める。これだけでも大幅な税収の増加になる。・・・以下略

  成る程、下から上への富の再配分ですか。国債をこんな風に考えたことはありませんでした。
  金が金を産むのは今に始ったことではありませんが、バブルの前の頃はそれでも一生懸命働いていればそれなりに豊になれるという希望のようなものがありました。
  しかし、何時の頃からか累進課税がゆるくなり、気がついたら金持ちは税金が少なくなりより金持ちになり、貧乏人は増税によりより貧乏にと差は開くばかりになってしまいました。
  自分は中流の下位にはかろうじてぶら下がっていると思っていたのが、気がついたら下流であえいでいたという思いの人が少なくないのじゃないでしょうか。かく言う私も其の中のひとりです。
  何とか、中流の尻尾につかまる位までは這い上がりたいところですがどうなることやら。

やはり税制か!

2006716日日曜日  第2492回  キリン

  第2490回でエアバスとボーイングのシェア争いを取り上げましたが、普通、シェア1位と2位の逆転は滅多にあるものじゃない。
  その珍しい例であるアサヒとキリンのシェアに異変があったようです。

  FujiSankei Business i. 2006/7/13

  キリン5年ぶり首位 上期出荷量 「第3のビール」牽引

  ビール各社が12日発表した2006年上期(1〜6月)のビール、発泡酒、第3のビールを合わせたビール類の出荷量(課税ベース)で、キリンビールの市場シェアが37・6%となり、37・3%だったアサヒビールを抜き、上期としては01年以来5年ぶりにトップに立った。 ・・・中略

ただ、キリンが年間首位を維持できるかは予断を許さない。アサヒが、出遅れていた第3のビールで新製品「ぐびなま。」を投入し巻き返しを図った4〜6月だけをみると、アサヒが38・2%と、キリンの37・0%を上回っている。また、アサヒはビールの市場シェアでは、上期としては過去最高の50・0%を達成した。・・・以下略

  アサヒがキリンを逆転した時には驚きましたが、キリンも頑張りますね。一度逆転されたらそう簡単には立ち直れないと言われる中で良く挽回してきたものです。
  しかし、
ボーイングもキリンもガリバー状態を誇っていた企業の底力と言うものでしょうか。こうなると、トヨタに抜かれそうでルノーと日産との提携を噂されているGMの底力を見て見たいものです。
  世界一に手の届きそうなトヨタもここに来てRV「ハイラックスサーフ」のリコール問題が表面化しただけに油断は禁物でしょう。

世の中、何が起きるかわかりません!

2006717日月曜日  第2493回  7周年

  第318話第668話第1032話第1397回第1763回第2128回と続け今日から8年目に突入です。
  何時の頃からか途切れることへの強迫観念に追われ始め、今日こそ途切れるのじゃないかと思いながらも何とか続けてくることが出来ました。少なくとも3周年から今日まで4年間は一日も休まずに来ることが出来ました。とは言いながらも続けることが第一で中身はやっつけになってしまっていることもショッチュウです。そんなのに付き合ってくださった方には本当に申し訳なく思っています。
  しかし、「やれるところまでやってやろうじゃないか」と開き直ったことも良かったのかもしれません。我ながら4年間休みなしに続けられたことには驚いています。もっと他にやることがあるのじゃないかととも思いますが、半ば意地ですね。さて、何時まで続くことやら。

  さて、恒例の祇園祭、今年は海の日と重なって宵山と連休です。去年は土日と暦と天候に恵まれましたが今年はどうなるでしょう。

  祇園祭 今年は“よいよいよい”尽くし 曜日配列最高、経済効果330億円

  FujiSankei Business i. 2006/7/15

  京都の夏の風物詩、祇園祭がいよいよ本番。今年は、祭り前日の宵山(よいやま)が日曜日、クライマックスの山鉾巡行(やまほこじゅんこう)の17日が祭日と、これ以上ない最高の日並び。人出は昨年の130万人を超える予想もあり、関連ビジネスも熱気を帯びてきた。・・・中略

  見物客は2004年が120万人、日並びが良く天候にも恵まれた昨年が130万人。京都府警察本部によると、今年は「天候次第」と条件付きながら、1994年に記録した「135万人に迫る」と予想している。・・・以下略

  祭日もこういう風に活かされると面白いですね。それにしてもよく集まりますね。これも継続の力かも。景気も良くなっているのでしょう。

さて、今年はどうなることやら!

2006718日火曜日  第2494回  電気料金値上げ

  第2457回で取り上げた電気料金の値下げ、何処が値下げになっているのか良く分かりませんでした。
  実際に
今月の料金表を見ても何処が下がっているのか良く分かりませんでした。7月から燃料調整費が0円になっているのが分かったくらいです。
  ところが今度は値上がりがあるようです。

  asahi.com より 

10月の電気料金値上げを示唆 東京電力社長 200607142211

 東京電力の勝俣恒久社長(電気事業連合会長)は14日の記者会見で、10月から電気料金を上げる可能性を示した。原油高が続いているため、「(燃料価格の上昇分を電気料金に反映させる)燃料費調整制度に基づき、値上げの方向にいくのではないか」と述べた。

同制度によると、4〜6月分の発電燃料費の上昇分が10〜12月の電気料金に転嫁される。今月末に6月分の燃料費がまとまり次第、引き上げ額が決まる。

  全く分かり難い料金の上に分かり難い燃料費調整制度なんてもので値段が上がったり下がったりしたのじゃ消費者のどれだけの人が理解できているのか疑問です。
こんな分かり難い料金体系を使っていること自体が消費者のことを考えていない証拠だと言えば言い過ぎでしょうか。
  いずれにしてもこれだけ原油が値上がりしている時に上げたり下げたりと1年の内に何度も値段が変わるのも芸の無い話じゃないでしょうか。そんな手間を省けばコストダウンも計れるような気がします。

本当に分かり難い!

2006719日水曜日  第2495回  電池飛行機

  第2194回で取り上げたように人力飛行機の進歩は初期の頃の「鳥人間コンテスト」から比べると想像を絶するものがあります。
  あの進歩振りを見ると、もしかしたら、人力飛行機が普通に飛び回る時代が来るのかもしれないと想像してしまいます。
  そんな人力飛行機で面白いことをやっていました。

  単3電池で空飛ぶ 松下電器と東工大 世界初 160本で59秒 FujiSankei Business i. 2006/7/17

  ・・・略

  市販の単3乾電池160本を動力にしたプロペラ機が有人飛行に成功した。乾電池だけを動力にした世界初の試みで、飛行時間は59秒。公認記録として申請するという。

飛行機は松下電器産業が東京工業大、同大の学生サークルと協力して開発し、実験。幅31メートル、重さ54キロの機体が学生1人を乗せ、ふわりと浮き上がった。飛行距離は391メートル、最大高度は5.2メートルだった。テスト飛行を繰り返し、15日に挑んだが、機体に不具合が見つかり中止。2日目の挑戦で成功した。・・・以下略

 松下のCMの為のプロジェクトだそうですが面白いことやりますね。こうなると、電気飛行機なんてのも実現可能かもしれません。となると、その次は太陽光発電飛行機も夢じゃないかもしれません。なんといってもあの主翼の広さは太陽電池に最適でしょう。後は重量の問題だけです。案外実現は近いかも。

  参考:Oxyride.jp 有人飛行プロジェクト

どこかがやってるかな!

2006720日木曜日  第2496回  雨の祇園祭

  第2493回でクライマックスの山鉾巡行の17日(月曜日)が祭日の海の日と最高の日並びに恵まれた祇園祭りの人出がどのくらいになるだろうかと期待して書きました。
  ところが、上手く行かないものですね。どうやら天候に邪魔されたようです。

  18日、読売新聞より

  雨の山鉾巡行13万人を魅了 祇園祭

  祇園祭のクライマックス、山鉾巡行が17日、京都市中心部で披露され、約13万人(午後1時、京都府警調べ)を魅了した。4年ぶりに雨となり、人では昨年より11万人少なく、・・・中略

  今年は”本番”3日前の「宵々々山」から巡行まで週末と祝日が重なったが、雨で、4日間の見物客は昨年より24万人少ない106万人にとどまった。

  これぞ「とらぬ狸の皮算用」でした。今年の梅雨の長引きがこんなところに影響するとは、世の中思い通りには行きませんね。135万人の過去最高どころか100万人を割りそうな恐れがあったんですね。思惑はずれの商売人さんも沢山いたことでしょう。

  それにしても、今年の日照時間不足の太陽光発電と同じで天候商売は思うようになりませんね。これも温暖化の所為と言えば笑われそうでが、何となくそんな気にさせる長梅雨です。

気の所為なら良いんですが!

2006721日金曜日  第2497回  地産地消

  第2172回でトッテンさんの石油が無くなれば大量破壊兵器が使えなくなるので戦争がなくなると言う興味深い説を取り上げました。
  もう一つ面白い考えを見つけました。今の日本の農業問題を考えるのに役立ちそうです。

  豊かな石油時代が終わる

  現代文明を疑おう(その1)

  ・・・略

  「石油ピーク」の影響は、まず車、船、航空機などの運輸システムに現れるでしょう。これはグローバリゼーション、国際物流のあり方を一変させ、そして国際企業の仕組みを激変させるかもしれません。原油の価格の高騰から船賃はすでに高騰し、航空運賃も上昇しました。

  これはグローバリゼーションの逆、すなわち集中から分散、地産地消(地域で生産されたものを地域で消費すること)の時代の到来を暗示するようです。人類生存の原点は言うまでもなく食料ですが、今の日本は世界中から食料を輸入します。自給率は40%と世界でも最低水準です。野菜ですら日本で作らないのです。この農業も石油から作る化学合成物質なしには存続しません。石油が滞ったら日本はどうなるのでしょうか。・・・略

  香川県の農家は5反百姓と言って精々5反程度の田んぼを耕す零細農家が殆どです。農業だけでは到底食べて行くことは出来ないのでサラリーマンとの兼業でやってきました。   戦後三ちゃん農業で頑張ってきた人たちも今や70歳以上となり跡継ぎも無く近所の手前田んぼを荒らすことを気にして意地で続けているのが現状のようです。
  この状態では後10年もすれば香川の農業はどうなってしまうのかと恐ろしくなります。其の頃になって、石油がなくなり、地元で農作物を作ろうとしても手遅れになっているのじゃないでしょうか。
  こうして、毎日のように農家の現状を目にしていると日本の農政の先見の明の無さを思い知らされます。米が値下がりして、何でも安けりゃ良いと単純に喜んでいた自分のバカさ加減にも今更ながら反省させられます。
  地元で作ったものを地元で消費すれば輸送に使われる無駄なエネルギーが必要なくなるというのは農業の未来を考える上で大きな要素になりそうです。
  案外このあたりに未来の日本の方向が見えているのかもしれません。何といっても、石油は無くなるのですから。

意外と面白いかも!

2006722日土曜日  第2498回  Google Earth

  第2393回で面白そうと紹介したGoogle Earthちょっといじってみたものの時間が無いのと基本的に世界の都市の位置が良く分かってないこともあって十分に楽しむことが出来ずにいました。
  例えば、パリの街を見ていても、エッフェル塔や凱旋門くらいがやっと分かるくらいで、ルーブル博物館もどれだか分からないままでした。何といっても実際に行ったことも無いし市街地地図を見たことも無いのですから分からないのが当たり前なのかもしれません。

  ところが、NHKで18日頃からよる10時から「ハイビジョン中継 世界遺産フランス縦断の旅」というのが始り、2日目がパリでした。そこで、以前から世界のニュースなどの時に其の場所を同時に見たいと思っていたのを試して見ました。
  番組が始ると同時にGoogle Earthを立ち上げエッフェル塔へ。番組はセーヌ川をエッフェル塔からノートルダム大聖堂まで船で下りながら両岸の建物等を紹介するというものでしたので、それに沿って位置を確認しながら地図をなぞって行きました。
  これが結構面白くて、番組のお陰で、ルーブル博物館の場所も分かりましたし、パリがシテ島というセーヌ川の中州が発祥の地であることも知りました。そして、そのシテ島にノートルダム大聖堂があることも分かりました。
  知ってる人にとっては、そんなことも知らないのかと笑われそうですが、何にも知らない私にとっては新鮮で結構楽しめました。
  願わくば、
Google Mapのように地図と一緒に見ることが出来るようにしてもらいたいものです。それも日本語の地図だったら最高なのですが。そうなれば、老後は一日中Google Earth三昧かも。出不精の私にとっては実際に現地に行くより魅力的です。

何時か実現するかな!

2006723日日曜日  第2499回  昭和天皇の言葉

  日本のマスコミはやはりおかしいですね。自分に都合の良いものは何の検証もせずに取り上げるようです。

  20日、NIKKEI NETより

  昭和天皇、A級戦犯靖国合祀に不快感・元宮内庁長官が発言メモ

昭和天皇が1988年、靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に強い不快感を示し、「だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と、当時の宮内庁長官、富田朝彦氏(故人)に語っていたことが19日、日本経済新聞が入手した富田氏のメモで分かった。昭和天皇は1978年のA級戦犯合祀以降、参拝しなかったが、理由は明らかにしていなかった。昭和天皇の闘病生活などに関する記述もあり、史料としての歴史的価値も高い。

  この記事にたいして、どこの新聞社もこのメモが本物かどうかの確認もせずに取り上げているようです。それほど靖国参拝を止めさせたいのでしょうか。

 産経は流石にちょっと違いました。
  
ZAKZAKより

  朝日新聞、社説に二面性…皇室の発言に対し

 朝日新聞が皇室に対する二面性を露呈している。

 同紙は21日付の社説で「A級戦犯合祀(ごうし) 昭和天皇の重い言葉」として、昭和天皇が靖国神社へのA級戦犯合祀に不快感を示されていたことについて、「賢明な判断だったと思う。中国などが合祀を問題にする前の主体的な判断だったことを重く受け止めたい」などと評価。「だれもがこぞって戦争の犠牲になった人たちを悼むことができる場所が必要だろう」と訴えた。

 ところが、2月2日付の社説では、「寛仁さま 発言はもう控えては」として、寛仁親王殿下が女性・女系天皇に異議を唱えられたことに対し、「憲法上、天皇は国政にかかわれない。皇位継承資格を持つ皇族も同じだ」「発言が政治的に利用される恐れがある」「発言を控えては」などと、言論封殺まがいの苦言を呈しているのだ。

 同じ新聞の社説で、これだけ主張に差があるとは驚くしかない。皇室を政治的に利用しているのは一体誰なのか。

  一体、日本をどうしたいのでしょうか。

  本当かどうか分かりませんが、面白いものがありました。

  昭和天皇の発言のメモ...実際は藤尾文相の発言のメモ

 これが本当なら完全に国民を馬鹿にしていますね。

  勝谷誠彦の××な日々。20060721によると

  ・・・略

  私は今回の「スクープ」がこの時期に日経新聞から出たことを心から惜しむものである。日経には今日にもガサが入るという情報がある。しかも支那に魂を売り渡し続けた財界人どもが信奉する新聞である。・・・以下略

  日本の国より自分の会社の都合が一番のようです。

一体何が本当なのでしょう!

2006724日月曜日  第2500回  

  第2468回で軽自動車がシェアを伸ばしていることを歓迎しました。「狭い日本そんなに大きなクルマで何処へ行く」と大きなクルマに乗ることを恥ずかしいと思うように仕向けたいものです。
  軽自動車業界が更なるシェアアップに取り組んでいるようです。

  FujiSankei Business i. 2006/7/21

   軽自動車販売が好調 性能や設計で男性客を狙え

  女性ユーザーが7割を超える軽自動車に、男性を意識した商品を開発・投入する動きが広がっている。乗用車全体に占める軽自動車の販売比率が3台に1台に膨らむ中、斬新な設計や走行性能を男性に訴求することで、さらなる市場拡大を促すのが狙いだ。「男の軽」の登場により、好調な市場が、さらに活性化する可能性もある。(今井裕治)・・・以下略

  女性ユーザが7割とは驚きです。と言うことは、男はまだまだ体裁にこだわる馬鹿が多いということでしょうか。
  いずれにしても、政府もこの傾向を利用して日本は軽自動車で十分という税制にするべきです。軽より大きな小型車や普通車からはたっぷりと税金を取れば良いのです。
  軽以外に乗るにはたっぷりと税金を払い、尚且つエネルギーの無駄遣いをする馬鹿な奴と肩身が狭い思いをしなければ乗れないような雰囲気を作りましょう。

  移動は徒歩か自転車が主体。それ以外は公共交通。自動車は公共交通の無いところだけ例外的に使う。

いずれこんな時代が来る!

2006725日火曜日  第2501回  

  夏場の雑草とりの敵は暑さと共に蚊の襲撃があります。そのため、草抜きするときは蚊取りスプレーが必需品となっています。
  昔ほど蚊が居なくなったといえども田舎の家の外ともなるとまだまだしぶとく生き残っています。温暖化が進むと熱帯産の蚊による伝染病の恐れもあるそうです。昔ながらの蚊取り線香も良いのですが、根治は無理のようです。

  面白い記事がありました。

   asahi.com → 10円玉で蚊、撃退 日本銅センター 20060721

  ・・・略

  「墓地の花入れに10円玉を入れると、蚊がわかない」という言い伝えを銅センターの担当者が知って、日本環境衛生センターに実験を委託した。

 まず「ヤブ蚊」ともいわれる一般的な蚊、ヒトスジシマカの幼虫(ボウフラ)を銅製の容器で飼ったところ、すべて羽化せずに死んだ。一方、ガラス製の容器では9割が羽化して蚊になった。

 次に、都会で1年中発生するチカイエカで実験した。この蚊の幼虫で殺虫剤に抵抗性があるものを、繊維のように細い銅線と一緒にガラス容器に入れたところ、やはり全滅。入れない場合は、8割が羽化した。

銅を入れた容器の水からは銅イオンが検出された。濃度は最大約1ppmで人体には無害という。・・・以下略

  これは面白そうですね。外の水溜りには必ず銅を入れておけばもしかしたら蚊を根絶することが出来るかもしれません。殺虫剤などで環境を汚染することも防げるかもしれません。
  尤も、今度は銅による汚染が騒がれそうな気もします。

それでも、やってみる価値はありそう!

2006726日水曜日  第3502回  信号なし

  第2069回でオランダで信号をなくする方式を取り上げましたが、「JAFMate 8.9 海外交通ニュース」に詳しく載っていました。

     オランダ 
   信号機をなくした交差点

  欧州で、これまでの常識を破る道路づくりが実験され、その成果に交通安全関係者が注目し始めている。オランダ北部の市場町オーステルヴォルデの交差点では8年前、信号機、標識、歩道の縁や柵が取り払われ、中心部はレンガを敷いただけの四角い広場になった。ここでは歩行者、自動車、バスが無秩序に交じり合う。お互いに相手の目を見ながら、周囲の状況を観察して通り抜ける。当初は誰もがとまどったが、改造以来けがを伴う事故はゼロ。1日4500台の車が通っている。
  1日に2万台が通るドラフテンの大型交差点も、3年前に信号機や歩車道の境界が外され、四隅に噴水のあるロータリーに改造された。ここでも歩行者とドライバーはお互いに視線を交わしながら進む。車の時速は32Km以下に落ち、事故は20%減った。・・・以下略

  ロータリーといえば私の最初の仕事で住んでいた今治市(愛媛県)に駅前と港にあったような記憶があります。当時は夜中にロータリーを爆走する暴走族とそれをはやし立てる観衆が話題になったものでした。あのロータリーは今もあるようです。

  この方式の良さは、歩行者も運転者もお互いに相手を信頼することが必要だということでしょう。お互いの目を見て相手の動きを見極めると同時に譲り合いの精神が要求される。
  これで思い出すのが
第2477回で書いた、横断歩道でこちらが止まっても顔をそむけてこちらに気がつかないことです。つまり、こちらは車が止まってくれるなんてことを全く期待していないのです。それだけ人間不信が浸透してしまっているということなのだと思います。なんとも寂しい話です。
  この無信号を増やすことで日本人にお互いを信頼するという心を取り戻すことが出来るかもしれませんね。

やってみる価値はありそう!

2006727日木曜日  第3503回  譲る

  昨日も書いた第2477回の横断歩道での不信感について考えさせられる言葉が機能と同じ「JAFMate 8.9 P.30」にありました。先生(こもだ)と生徒(佐藤)さんの対話です。

  セーフティ・ドライブの「コツ」 「お先にどうぞ」が身を守る

  佐藤  「譲る」といえば、信号のない横断歩道で渡ろうとしている歩行者がいても、止まる車が少ないと言われていますよね。
  ・・・中略

  佐藤  確かに、私が歩いて横断歩道に差しかかったとき50m以上離れたところにいる車でも、まず止まろうとしないですよね。こちらが渡り始めてしまえば止まるんだろうけど、それもちょっと怖いし・・・・。

  こもだ  なぜか人は、車に乗ると先へ先へ急ごうとするものなんだ。そういう自分の心理にブレーキをかけ、いつも「何かあったら譲ってあげよう」という気持ちを持ち続けることが、安全運転の最も大切なコツといえるだろう。
 ・・・以下略

  「車に乗ると先へ先へ急ごうとするものなんだ。」とは見事にドライバーの心理を言い表していますね。何故か人は車に乗ると人格まで変わる。と言うか、本性が現れるのかもしれません。車の持つ魔性とでも言いましょうか。それだけに、車に乗るときには自分を見失わないようにとの覚悟が必要なのかも知れません。

  「何かあったら譲ってあげよう」という気持ちを運転する人が皆持つことができれば交通事故は激減するでしょうね。
  明日からは、この言葉を忘れないようにして見たいと思います。

出来るでしょうか!

2006728日金曜日  第2504回  パワーコンディショナ

  第2458回で取り上げた各社のパワーコンディショナの変換効率で只一社表示のなかったシャープが新製品を出すそうです。

  シャープ、運転状況を確認できる太陽光発電用高効率パワーコンディショナ2機種を発売

  ・・・略

  シャープは、住宅用太陽光発電システムにおいて、業界トップクラスの電力変換効率(出力3kWタイプ:94.5%、4.5kWタイプ:94.0%)を実現したパワーコンディショナ2機種を8月1日より発売いたします。

 当社独自のストリング機能(太陽電池の入力枚数が異なっていても電圧を調整する機能。)を継承する新開発DC/DCコンバータの採用により、例えば4.28kWの太陽光発電システムでは電力変換効率を従来比3%向上させ、年間約148kWhの発電量増加を実現しました。・・・以下略

  従来は90%程度だったようですからやっと他社並みになったというところでしょうか。尤も、従来、シャープのパワーコンディショナは他社と違ったストリング機能(上記)や落雷に強い仕組み(高周波絶縁トランス)や接続箱機能の内蔵などを採用している所為で変換効率が悪くなっているという説明でした。
  其のあたりを克服して他社並みになったということであれば歓迎すべきでしょう。

  モニタリングサービス太陽光発電用高効率パワーコンディショナを発売)は要りませんが、変換効率アップは欲しいですね。無償バージョンアップはしてくれないだろうなぁ。

残念!

2006729日土曜日  第2505回  シリコン

  第2252回第2376回第2405回等で原料のシリコンの不足での太陽電池の値上がりを取り上げました。
  地球上に一番多いといわれるシリコンが不足することに納得が行かなくて腹立たしい思いをしていましたが、少しは動きがあるようです。

  NIKKEI NETより

  JFEスチール、太陽電池向けシリコン原料を自社生産

  JFEスチールは26日、太陽電池向けシリコン原料の生産を始めると発表した。従来は原料を太陽電池部材へ加工するだけだったが、原料生産まで範囲を拡大する。環境意識の高まりで太陽電池が急速に普及する一方、シリコン原料の供給が追いついていないため自社生産に踏み切る。

 生産するのは太陽電池原料のソーラーグレードシリコン。西日本製鉄所倉敷地区(岡山県倉敷市)で年産100トンの生産設備を10月から稼働させる。JFEが生産するソーラーシリコンは以前から太陽電池向けなどに使われている多結晶シリコンよりも生産設備への投資額が割安で済むという。

JFEスチールはこれまで、原料を購入して太陽電池用部材のウエハーを生産していた。太陽電池は、同電池で発電した電力の買い取り制度がある欧州を中心に急速に普及した。このためシリコン原料の需要が拡大、供給が追いついていないため、安定確保には自社生産が必要と判断した。

  久し振りの朗報ですね。尤も、年産100トンというのはどのくらいのシェアになるのか。

  シリコン産業の現状と課題によるとトクヤマの’06年の生産計画が1600トンだそうですから量としてはまだまだですね。
  それにしても、こうした大手がシリコンの生産に乗り出してくれば先行き希望が持てます。

  参考:JFEスチール株式会社

      太陽電池向けシリコン原料製造技術の確立および実機プラント建設

少しは動いているのか!

2006730日日曜日  第2506回  日照時間

  香川県も27日にやっと梅雨明けしました。現金なもので朝からクマゼミがシャンシャンと鳴いています。気象庁の梅雨明け宣言がなくてもセミがちゃんと教えてくれます。
  もう一つ梅雨明けをはっきりと告げてくれるものがあります。太陽光発電です。27日28KWh、28日29KWhと今月の最高値を記録しています。なんと正直なものでしょう。これでやっと最悪の日照時間を脱出です。

  それにしても、今年の日照時間は酷いものでした。

  24日、読売新聞より

  7月の日照時間、平年の4−5割…居座り梅雨

 長引く梅雨の影響で、西日本で記録的な日照不足となっている。今月1日から23日までの日照時間は近畿、中国が平年の42%、四国で50%にとどまっており、7月の過去最短記録を更新しそうな勢いだ。・・・中略

23日までの日照時間は兵庫県豊岡市で38・9時間(平年同期の36%)、京都市36・5時間(37%)、松江市51・2時間(42%)、徳島市58・4時間(43%)など。大阪市も60・1時間(47%)にとどまる。・・・以下略

  四国で50%ということですが、香川県はこれほどは酷くなかったような気がします。そこで我が家の発電量で比較して見ました。日照時間の比較ではありませんが、殆ど同じと考えても良いのじゃないでしょうか。

  期間:7月1日〜23日

  去年:404KWh 

  今年:329KWh

  前年比:約81%

  やはり、50%までは酷くなかったようです。それにしても、春先からの日照時間は去年よりかなり少なくなっていることは間違いありません。これも温暖化の影響と単純には言えないのかもしれませんが、どこかおかしいのは間違いないでしょう。

さて、この夏はどうでしょう!

2006731日月曜日  第2507回  雑草

  第2157回第2223回で書いた花の美しさに抜くことをためらった為に我が家の芝生に蔓延ってしまったムラサキカタバミを今年は遂に退治することを決めました。
  例のごとく
ラウンドアップを刷毛で塗る方法をとりました。しかし、その数の多さと芝生を痛めないようにするためにかなり苦労をしました。注意深く塗っていても余りの量の多さに、最後の方にはつい手抜きになってしまい芝生にもラウンドアップが付いてしまいました。
  それにしても、ラウンドアップの威力は凄い。塗った1.2日後には効果が現れて、あっという間に殆どの
ムラサキカタバミは跡形も無く消えてしまいました。手抜きの所為で周辺の芝生も少し枯れましたが、其のうち生えてくるでしょう。

  これで、やっと我が家の芝生の雑草は殆ど退治することが出来たと喜んでいましたが、そんなに甘くはありませんでした。
  気がつくと
第1786回第2158回などで取り上げたコニシキソウが既にあちこちから芽を出していたのです。
  これは、芝生の中を横に伸びるので屈んで良く見ないと気がつかないので気にはなっていたのですが、ムラサキカタバミの根治に喜んで、油断していました。
  これも、ラウンドアップで根こそぎにした方が良いかも知れませんが、芝生を痛めずに塗るのはムラサキカタバミ以上に難しそうです。当分は根気良く抜くしかなさそうです。

  長年の戦いのお陰で全体的には雑草の蔓延りは少なくなり、以前ほど手が掛からなくはなっているのですが、完全に終わることはなさそうです。

まだまだ、戦いは続く!

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