団塊の世代の部屋(89)

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2006121日金曜日  第2630回  派遣制度

  第2618回で消費者金融が派遣会社を経営するのではないかと心配しましたが、もっと危なそうなニュースがありました。

  YOMIURI ONLINEより

  北関連の派遣会社捜索、前社長はミサイルエンジン精通

  在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の「在日本朝鮮人科学技術協会」(科協)の顧問(74)が社長を務めていた川崎市内の人材派遣会社が、無届けで労働者を派遣したとして、神奈川県警外事課は29日、労働者派遣法違反の疑いで、この前社長宅や同社などを捜索した。・・・中略

  調べによると、同社は2004年6月ごろ、厚生労働相に無届けで人材派遣業を営み、群馬県太田市のモーター製造会社に労働者を派遣した疑い。同社は前社長が今年6月に退任した後、妻(72)が社長に就任し、今年10月に人材派遣業の届けを出していた。・・・以下略

  最も恐れていたことが現実に起こっていたようです。第2626回で書いたように、雨後のタケノコのように増えた派遣会社のバックに日本を敵視する近隣諸国の経営者のものがありそうで怖いなと思っていたら案の定でした。
  こんなわけの分からない会社だけでなく、上場企業辺りにもそうした経営者や資本の入ったところが沢山ありそうです。
  政治家やマスコミなど日本の中枢に入り込んだ人達や
パチンコ消費者金融創価学会と日本を蝕む勢力が何と多いことか。この分で行けば日本の国が乗っ取られるのはそう遠くないかもしれませんね。

一体、どうなるんでしょう!

2006122日土曜日  第2631回  ソーラー大作戦

  第2627回でどうも政府の太陽光発電への取り組み方がおかしいと思うのは私だけでしょうかと書きましたが、やはり、他にも同じような疑念を持った人がおられました。

  何時もの、見積工場ブログより

  環境省、大口への助成で設置促進・・・・ってどうなんでしょうか?

  ・・・略

  と書いてありますが、「点から面」に広げることによっての弾みって本当につくのでしょうか?個人設置者ではなく民間の大型プロジェクトへの補助というとどうしても胡散臭さを感じてしまうのは私だけなのでしょうか?・・・中略

  とありますが、地域でまとまるっていうのはなかなか難しいのではないでしょうか?太陽光発電に向き・不向きの家って色々ですよね。各家庭の経済状態も様々・・・

点から面にした時の補助金効果の違いを数値化してその効果をお教え願いたいと思っていますが、皆様はいかが?・・・以下略

  その通りですね。私の言いたいことを見事に言い表してくれています。やはり、第一線で太陽光発電に携わっているものからしたら、こうした大手企業がからむプロジェクトはどうも怪しい臭いがしていけません。ドイツのレートインセンティブ方式という素晴らしいシステムが大きな成果を収めていることが明らかになっているにもかかわらず、それには目もくれず、こんな訳の分からないプロジェクトを始めるのは何故なのでしょうか。やはり、美味しい何かが隠れているのでしょうか。

本当に変な国です!

2006123日日曜日  第2632回  かくし

  第474話で羞恥心を「さちしん」などと間違って覚えてしまったことを書きましたが、これは、生来の横着が原因です。解からない字があっても辞書で調べずに適当に読んでしまって、そのまま覚えてしまったのです。
  画策を「がさく」、画一的を「かいつてき」なんてのもその口です。もっとありそうですが、今のところは気がついていません。それにしても、全く、横着は恥ずかしいですね。

  それに近いものに「剣客」があります。これは辞書で調べてみると「けんきゃく」と「けんかく」のどちらも正しいようです。池波正太郎さんの「剣客商売」は「けんかく」と読んでいるようです。私は「けんきゃく」で覚えてしまっているのでどうも「けんかく」はピンときません。

  なんで突然こんなことを書き出したかと言うと、つい最近何時ものようにカーラジオをで「おはようパーソナリティ道上洋三です」を聞いていたときに、道上さんが「かくし」と言ったのです。最初意味が解からなかったのですが、前後の話からどうも「客死」のことのようでした。私は「きゃくし」と覚えていたので、一瞬「かくし」が間違っていると思い、「道上さんともあろうものがこんな間違いをするんだろうか」と不思議でしたが、良く考えて見ると、「けんきゃく」と「けんかく」と同じことかもしれないと思いついたのです。調べてみると、案の定、両方の読みがありました。
  相変わらずの思い込みでした。しかしながら、私としては、やはり「けんきゃく」と「きゃくし」の方がピッタリきます。これはもう仕方ないですね。

  それにしても、プロと言われる人達も結構おもしろい間違いをするようです。

  渡部亮次郎の「頂門の一針」  642より

  反響

  ・・・略

  旧中山道を「いちにちなかやまどう」とは読まぬこと。どこかの女子アナと誤解されます。旧なかせんどうですぞ。<「いちにちなかやまどう」!。良いですねー。こんなの聞くと「楽しくなります」。

「後ほど」を「あとほど」と読んだNHKのアナウンサーもいましたよ

(笑)。瞬間、何のことやら分かりませんでした。判って、噴出しました。

色々いるんですよ。

「盛り場」を「もりば」と読んだ「がっこ」の先生も居ました。・・・以下略

結構皆思い込んでいるんですね。プロでさえこれですから、私の思い込みなんか可愛いものです。なんて、単なる言い訳ですね。

 旧中山道は「いちにちじゅうやまみち」との説もあるそうです。

いずれにしても、気をつけないと!

2006124日月曜日  第2633回  ホンダ太陽電池

  第2285回第2513回第2570回等で取り上げたホンダの太陽電池がいよいよ発売になるそうです。

  Hondaホームページ より

  2006年12月1日 Honda、太陽電池事業子会社 ホンダ ソルテックを設立し太陽電池事業に本格参入

  Hondaは、自社開発の次世代型太陽電池の製造・販売を行う子会社、(株)ホンダソルテック(Honda Soltec Co., Ltd.)を設立し、太陽電池事業に本格的に参入する。

ホンダエンジニアリング(株)が開発し、ホンダソルテックが製造・販売する太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、従来の結晶シリコン系太陽電池と比較して、製造過程での消費エネルギーを約半分に抑えてCO2排出量を低減した、製造時から環境に優しい太陽電池である。

20069月末に着工した熊本の太陽電池量産工場は、来年秋に年産27.5MW(メガワット)規模で生産を開始する。新工場の稼動に先駆け、ホンダソルテックは来年3月より、ホンダエンジニアリング製のCIGS薄膜化合物型太陽電池の販売を地域限定で開始し、秋以降、熊本の新工場にて量産する太陽電池を全国規模で販売する。

Hondaは、自動車排出ガスのクリーン化、CO2排出量の低減とともに、地球環境に優しい持続可能なエネルギー技術の開発に取り組んでおり、化石燃料を使用しないクリーンなエネルギー源の製造・販売を通じて、地球温暖化防止にさらに貢献して行く。・・・以下略

  製造過程でのエネルギー消費がシリコン系の半分とは知りませんでした。地域限定販売とはどこでしょう。単価はどのくらいなんでしょうか。

  1日のNIKKEI NETにありました。

  ホンダ、住宅用の太陽電池事業子会社を設立

  ・・・略

  20073月から関東地域で工務店などに限定販売し、熊本製作所(同町)で本格生産を開始する07年秋以降は販売先を全国に広げる。太陽電池の価格は未定。・・・以下略

  まずは関東からですか。価格は未定ですね。果たしてシリコン系に比べてどの位安くなっているのか興味あります。

  それにしても、こうしてみるとホンダも本気なのでしょうか。それなら、電気自動車にも力を入れてもらいたいですね。上手く行けば、車とエネルギーの両方を抑えることが出来ます。もしかしたら、世界のトヨタに一泡吹かせることが出来るかもしれませんよ。
  いずれにしても、早く量産と低価格を実現してもらいたいものです。

期待しています!

2006125日火曜日  第2634回  プラグインハイブリッド

  第2629回で日産の電気自動車を取り上げましたが、今やトヨタに追い上げられてトップからの陥落の危機にあるGMも電気自動車に取り組んでいるようです。

  FujiSankei Business i. 2006/12/1より

  ハイブリッド車、家で充電 米GMが開発表明

  米ゼネラル・モーターズ(GM)のリック・ワゴナー会長兼最高経営責任者(CEO)は29日、米カリフォルニア州ロサンゼルスで開かれているモーターショーで、家庭の電源を使って充電できる「プラグイン型」と呼ばれるハイブリッド車を開発する方針を表明した。環境問題への積極姿勢を印象づけ、ライバルの日本メーカーに対抗する新機軸だが、開発には時間がかかるとの見方も出ている。・・・中略

  実用化されれば現在のSUVよりも燃費が2倍近く向上し、電気だけで10マイル(約16キロ)以上の走行が可能になるという。・・・以下略

  電気自動車というよりハイブリッドのようですが、今のハイブリッドより電気の方に重点が置かれているもののようです。プラグインでサーチしてみました。

  【トヨタ】新型エンジンやプラグインハイブリッドなど環境対応の新技術を発表

  ・・・略

  プラグインハイブリッド――家庭用コンセントから充電、EVモードでの走行距離を大幅延長

今回の会見でとりわけ大きな注目を浴びたのが、家庭用のコンセントから充電・給電が可能な「プラグインハイブリッドカー」だ。現行プリウスにもバッテリー電源のみで走行できる「EVモード」があるが、車載バッテリーの容量を拡大することで、より長い距離でもバッテリー電源のみでの走行ができるようにするというもの。短距離での使用ではバッテリーのみで走行し、長距離に及ぶ移動の際は通常のハイブリッドと同じように内燃エンジンとバッテリーを組み合わせて走行する。・・・以下略

 成る程、家庭用電気で充電するんですね。ここまでくれば電気自動車も近そうです。

 電気自動車についての面白い話題がありました。

 何時もの萬晩報より

 Who killed the Electric Car 20061128日(火)

 1990年代、環境問題から電気自動車にスポットライトが当てられた時期があった。筆者はその時、機械クラブに所属していた。トヨタはRV車のRAV4に電気自動車バージョンを開発し、発売した。400万円という価格は普通のサラリーマンには手が届かなかったが、自動車の明るい未来を見たような気がしていた。同じころGMもまたEV1という電気自動車スポーツカーを売り出した。環境問題に取り組む自動車メーカーの本気が伝わっていた。・・・中略

 しかし、やがてEV1はGM自身の手ですべてリコールされ、事実上、公道から姿を消した。車はリサイクルどころか廃車処分となり、次々と野積みにされた。2003年のことだった。・・・中略

 そうなると世界中にガソリンスタンド網を築いてきた石油業界にとって電気自動車の復活は死活問題となる。電気自動車の普及はとんでもないことになる。

 どうやら電気自動車は石油業界に潰されたようですね。

プラグインハイブリッドについても萬晩報より

 プラグイン・ハイブリッドという新発想 20061130日(木)

  ・・・略

  興味深いのはカリフォルニアの一部環境派住民が、このガソリン・モーター共用車を限りなく電気自動車に近づける改良をして公道を走っているということである。

 この方式をプラグイン・ハイブリッドという。プリウスのトランクに収納されているスペアタイヤのスペースに高性能の大容量リチウムイオン電池と充電器をはめ込み、「1ガロンで150マイル走った」などと楽しんでいるのである。トランクルームに家庭の電気系統に差し込むプラグがあることからこの名前が付いた。・・・中略

 アメリカという国はすごいということをあらためて知らされた。この電池システムはほぼ100万円だから新車のプリウスは400万円くらいになる。ここ数年ガソリン価格が高騰しているとはいえ、日本よりまだまだ安い。環境を重視する人々がこうした高価格車に惜しげもなくお金をつぎ込むのだ。・・・以下略

 そうですね、日本人にはこんなことをする人は殆どいないでしょうね。このあたりは人間のスケールの差でしょうか。
  しかし、ハイブリットも良いですが、最後は電気自動車の方が良さそうです。それに日本には軽自動車があります。安くて小さいものは日本人のものです。これの電気自動車こそが未来のクルマになるべきです。
  そして、プラグインと太陽光発電こそ究極のエコ・カーでしょう。それだけに、昨日取り上げたホンダには頑張ってもらいたいものです。

本当に期待しています!

2006126日水曜日  第2635回  ビル・ゲイツ氏

  第2465回第2481回で取り上げたビル・ゲイツ氏の慈善事業に驚かされたことを書きましたが、又しても驚くべき発表をしたようです。

  Yahoo!ニュースより

  <ゲイツ氏>慈善団体の資産 死後50年以内に全額寄付へ

 【ワシントン木村旬】米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長(51)と妻メリンダさん(42)らが運営する慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金」は1日までに、財団の資産319億ドル(約3兆7000億円、8月末時点)を夫妻の死後50年以内に全額寄付し、活動を終えると発表した。

 同基金は、途上国のエイズ、マラリア、結核の根絶や教育水準の改善などに尽力しており、今後は寄付を拡大する方針も明らかにした。同基金は「我々が取り組んでいる問題を今世紀中にめざましく進展させるため」と、存続期間を限定した理由を説明している。

慈善団体は通常、寄付した残りの資産を運用しながら、永続的な活動を目指すのが通例で、同基金の決断は今後の慈善活動のあり方に議論を呼びそうだ。(毎日新聞) - 1221255分更新

  これは出来そうで出来ないことなんでしょうね。今までにそんな例が無かったことがそれを証明している。皆、慈善事業は名前を残したいのが目的の一つであるからには活動を終えることは望まないからだろう。
  それだけに、こうしたやり方は初めてなのでしょう。それを決めたゲイツ氏はやはり只者ではないようです。
  世の中の金持ちが集めた金をこうして世の中の為に使うことが当たり前の世界になれば良いのですが。

少しは変わるかな!

2006127日木曜日  第2636回  テスラ

  第2634回で何時もの萬晩報より電気自動車の話題を紹介させて頂きましたが、又しても興味深い話題がありました。

  Google創業者らがつくった電気自動車   20061203日(日) 萬晩報主宰 伴 武澄

  ・・・略

  ■ITの成功者たちが開発したTesla

 カリフォルニアの最近の話題は来秋発売予定の電気自動車Teslaではないだろうか。アメリカ全体で殺してしまったGMのEV1をさらに進化させたのは自動車会社ではなかった。Tesla Motorを立ち上げに参画したのはGoogleeBayPayPalの創業者などシリコンバレーを拠点として活躍する人々だった。・・・中略

高額所得者に満足してもらえる性能を電気自動車に求めたのがTeslaなのだ。そう考えると分かりやすい。この発想の転換は興味深い結果をもたらすかもしれない。

というのも、Teslaは7月20日にモデルを発表。カリフォルニアをアリゾナなど地域限定で予約を受け付けていたが、2007年モデルはすでに“sold out”してしまったからだ。日本からは買えないが、カリフォルニアで購入した業者が日本に持ち込むことは間違いない。運が良ければ来秋、Teslaの雄姿を日本の公道で目にすることができるかもしれない。・・・以下略 参考:Tesla Motors

 成る程、金持ち対象の高性能車の特化するとは面白い発想ですね。さしずめプリウスに乗ってアカデミー賞の会場に乗り付けることをステータスとしているというスターさんたちが受け入れそうですね。電気自動車でない旧来のエンジン自動車に乗ることが恥ずかしいという雰囲気になれば面白いですね。
  高いものを金持ちに買って頂く事によりコストダウンが進み、電気自動車がエンジン自動車を淘汰するなんてことになれば素晴らしいですね。
  しかし、これはどこかで見た事があるパターンだと思ったら、太陽光発電と同じですね。どちらが早く広まるか興味がありますね。車の方が早そうな気がするのは私だけでしょうか。

  太陽光発電での充電にも触れていました。

 Tesla Motors → FAQs → Electric Vehicle (EV) Questions → Can the Tesla Roadster use Solar Power?

面白くなりそう!

2006128日金曜日  第2637回  我が家の水道代

  第2577回に続いて5期分の水道料金の検針票が来ましたので比較してみます。

  平成18年2期分 平成18年4月〜平成18年6月

  水道使用量    70立方メートル

  水道料金等    12,390円     177円/立方メートル

  下水道使用水量     70立方メートル

  下水道使用量金等  10,814円    約154円/立方メートル

   合計          23,204円   約331.5円/立方メートル

 

  平成18年3期分 平成18年6月〜平成18年8月5日

  水道使用量         72立方メートル

  水道料金等      12,810円      約178円/立方メートル

  下水道使用料金等  11,214円     155.75円/立方メートル

   合計          24,024円     約333.7円/立方メートル

  前年同期水量         88立方メートル

  

  平成18年4期分 平成18年8月6日〜平成18年10月7日 

  水道使用量    79立方メートル

  水道料金等    14,280円     約181円/立方メートル

  下水道使用量金等  12,610円    約160円/立方メートル

   合計          26,890円   約340.4円/立方メートル

  前年同期水量         82立方メートル

  

   平成18年5期分 平成18年10月8日〜平成18年12月5日 

  水道使用量    62立方メートル

  水道料金等    10,710円     約173円/立方メートル

  下水道使用量金等  9,218円    約149円/立方メートル

   合計          19,928円   約321.4円/立方メートル

  前年同期水量         77立方メートル

  今月の62立方メートルは我が家としては今年一番少ない使用量でした。大きな原因としては、洗濯機の使い方にあるようです。今までは、洗濯機購入時の設定のままでしたが、前期の途中頃から洗濯量に合わせて水量を調節し、すすぎの回数も減らしたのです。
  これは、私でなく奥さんが水道の使用量に危機感を覚えて実行したものです。前期は実行したのが途中だったこともあって成果が良く分からなかったこともありがっかりしていましたが、今期の実績を見て喜んでいました。
  前期比17立方メートル、前年比15立方メートルの減少ですから素直に評価しても良いのじゃないでしょうか。
  それにしても、平均使用量20立方メートルって本当なのでしょうか。節約してやっと1.5倍の我が家としては「信じられな〜い」です。

それにしても、水道代って高いですね!

2006129日土曜日  第2638回  2極化

  この部屋でも何度も2極化を取り上げてきましたが、その概要についてははっきりとした数字は分かっていませんでした。
  想像していた以上の数字が出ていました。

  Yahoo!ニュースより

  世界人口の1%、富の4割占有=個人資産平均は日本首位−国連大学

 世界人口の1%が個人総資産の4割、2%が半分以上を所有する一方、全体の半分の貧困層は総資産の1%しか持っていない−。国連大学世界経済開発研究所(ヘルシンキ)は5日、世界の個人資産に関する研究結果を発表した。調査では、日米独などの最富裕層が世界の富を独占、国際社会に激しい格差があることが改めて浮き彫りとなった。

それによると、2000年の世界の個人資産は125兆ドル(14375兆円)で、世界の国内総生産(GDP)の合計値の約3倍。生活費の格差を調整して算出した世界平均は、1人当たり26000ドルだが、日本は181000ドル、米国も144000ドルでずばぬけて高く、インドの1000ドルなどと大きな格差があった。 (時事通信) - 125231分更新

 1%が4割とは凄まじい数字ですね。ここまで極端な偏りがあるとは想像を絶するものがあります。半分の貧困層で総資産の1%というのも恐ろしい数字です。
  こんな数字をみると、
2・6・2の法則を思い出してしまいます。この数字も嫌な数字と思っていましたが、この富の配分に比べたらまだ可愛いものかもしれません。

 しかし、ここまで格差があるとビル・ゲイツさんの慈善事業も焼け石に水かもしれません。1%の人達に半分でも慈善事業に提供してもらうことは出来ないものなのでしょうか。そんなに沢山持ってもまだ足らないのでしょうか。もったこと無い私には分かりません。

私も持ったら出さないかも!

20061210日日曜日  第2639回  我が家の水道代

  我が家の水道代でも書いたように、太陽光発電で光熱費の削減を喜んでいる一方で水道代がとんでもないことになっていることが分かり愕然としています。
  もともと水道を節約するという意識はそれ程でなく、風呂・洗濯・トイレなども普通に使っていました。その上に、夏場は芝生の水遣りが増えるので平均よりは多く使っているかもしれないという意識はありましたが、それ程危機感を持っていたということもありませんでした。
  しかし、下水道が整備されたことにより水道代が約倍になったことと、一方で太陽光発電によって光熱費が劇的に下がったこともあり、その高さが急に気になり出しました。何と言っても、今まで漫然と使っていた水道代が2倍になるのですからこれは堪えます。確かに、下水が完備されて清潔になったような気はしますし、恩恵は感じるのですが、倍額には疑問を感じます。
  そんなとき、面白い記事を見つけました。

  EICネット → H教授の環境行政時評(第47講 その1

  ・・・略
  朝日新聞が独自の取材でそのワースト
15の自治体を発表したんだけど、破綻の理由で目立ったのが、下水道整備だ。なんと15のうち5つの市町村が原因として下水道整備をあげている。

Aさん―なぜそんなことになるんですか。

H教授―バブル崩壊前、ウルグアイ・ラウンド【11】で内需拡大を求められ、国が自治体に公共投資を求めた結果、多くの市町村が下水道整備に飛びついた。当時の建設省は下水道普及率を9割に上げるなんて馬鹿なことを言ってたからね【12】。だけど、下水道てのは都市部以外の地域じゃものすごい金食い虫なんだ。

 Aさん―でも、水洗化と河川浄化のためなんだから仕方がなかったんじゃないですか。

 H教授―当時はすでに小型合併処理浄化槽が普及しはじめてたし、農業集落排水事業なんていう農村下水道のようなものもあった。そうした地域ではこうしたものの方がはるかにコストパフォーマンスがいいんだ。

 このことは前から心配していたんだけど【13】、こうした事実を突きつけられると、やはり愕然とする。飛びついた市町村の自己責任といえばそうなんだけど、下水道の面的普及に血道をあげた──いや、今でもあげてるのかな──旧建設省にも問題はあると思うよ。・・・以下略

  成る程、単純に下水が良いとは言えないんですね。坂出程度の町では金食い虫なんですね。それでなくても、水道代の高いところですから下水道整備で倍額になるのは正直堪える物があります。環境の為には喜ぶべきなのでしょうが、複雑な思いです。

  こうなると、何とか節水して自衛しなくてはなりません。何か良い方法はないものかとサーチしてみました。

  面白いHPがありました。

  水道代削減の決め手 中水利用 中水って何??

  ・・・略

  そうなんです。中水とは、上水と下水の中間に位置する水を利用する過程の言葉で、普通は上水道からでてくる水道水を生活用水として利用し、その後、私たちは下水道に放流します。中水は、上水として生活用水に使った水を下水道に流すまでにもう一度再利用するという方法(道)のことをいいます・・・以下略

  風呂や洗濯の排水をタンクに貯めてそれをトイレで使うと言うものです。そうすると、使用量が減りますから下水分と一緒に倍の節約になります。良い方法ですけど、面倒くさがり屋の私にはハードルが高そうです。しかし、この考え方は参考になります。

取りあえず、節水から!

20061211日月曜日  第2640回  道路特定財源

  道路特定財源の見直しは結局玉虫色の決着となり先送りが決められた。難しいことは分からないが、余った税金を無駄に使いたいだけじゃないのかと思えて仕方ありません。そんなことより本当にやらなければならないことはもっと沢山あるだろうに。
  さしずめ車社会の見直しで歩行者や自転車優先の道路とか公共交通の整備とか、もっと言えば、環境税の代わりとして太陽光発電の普及に使うとかあるだろう。

  9日の四国新聞コラム「一日一言」が代弁してくれていました。

  来年にも自転車の歩道通行が実質認められる。増え続ける自転車絡みの事故を受け、約三十年ぶりに道交法が改正されるという。とはいえ自転車王国香川では歩道通行が当たり前。むしろ今までだめだったことに驚く人も多かろう。・・・中略

 しかし法改正で自転車が狭い歩道に乗り入れるようになれば、今度は歩行者が危ない。昨年の自転車対歩行者の事故は十年前の五倍近いのに、法改正でさらに増えかねない。また歩道のない道路だと、何の対策にもつながらない。

 解決策としては、もっと歩道を増やすことだ。それも強引に乗り入れる必要のない広い歩道が増えればいい。さらに言えば、車道や歩道と別に自転車専用道路があるのが望ましい。

 社会は今まで車を優先させすぎた。交通弱者を置き去りにしてきた。香川も車なしでは生活できない苦しさの中、全国有数の道路整備と引き替えに公共交通を衰退させた。そろそろ車だけのための道路は控えてはどうか。

いつものあいまい決着となった道路特定財源問題だが、道路に使うなら交通弱者のために生かしてほしい。地方では一歩先行く香川だが、もう一歩先に行ってみるのも悪くない。

  こうした使い方で今までの車社会を代えれば、交通事故の減少にもなるし、車の減少で石油の消費量も減り、環境にも良いと良いことだらけである。こんな税金の使い方こそ目指すべき方向である。どうせトヨタを筆頭とした自動車産業や石油業界などの反対で潰されるのだろうが、もうやるべきことは見えているのだから先延ばしは何の益もないはずです。

早くやりましょう!

20061212日火曜日  第2641回  我が家の太陽光発電

  例月の我が家の太陽光発電、2年目6回目の検針がありました。12月分は11月11日から12月10日までのデータです。

  去年の実績 1KW当たり発電量

  7月、 433÷5.508≒77.6(6月16日〜7月11日)
  8月、 687÷5.508≒124.7
  9月、 542÷5.508≒98.4
 10月、 454÷5.508≒82.4
 11月、 475÷5.508≒86.2
 12月、 382÷5.508≒69.4
  1月、 400÷5.508≒72.7
  2月、 347÷5.508≒63.0
  3月、 415÷5.508≒75.3
  4月、 575÷5.508≒104.4
  5月、 603÷5.508≒109.5
  6月、 544÷5.508≒99.8

  今年の実績 1KW当たり発電量

   7月、 475÷5.508≒86.2(6月12日〜7月10日)
      去年と同じ稼働日(6月16日〜7月11日)で比べると418でした。
                   418÷5.508≒75.9と去年より悪くなっています。
   8月、 611÷5.508≒110.9 前年124.7比88.9%

   9月、 599÷5.508≒108.8 前年98.4比 110.6% 

  10月、 533÷5.508≒96.8  前年82.4比 117.4% 

  11月、 517÷5.508≒93.9  前年86.2比 108.8% 

  12月、 285÷5.508≒51.7  前年69.4比 74.6% 
       

  先月までの好天続きを喜んでいたら、今月はがらっと変わって今までの貯金を全て吐き出すような悪天候続きでした。
  発電量0kwhが1日、1kwhが4日と一月にこれだけ発電量の少ない日が続いたことは今までに無かった。月間発電量も285kwhと開設以来の最低を記録しました。7月までの減少分をそれ以後で取り返したと思っていたら一気に吐き出してしまいました。上手く行かないものですね。

  去年11月、買電・636(268,368)KWhで9,278円 1KWhの単価、約14.59円
  今年11月、買電・544
(244,300)KWhで8,310円 1KWhの単価、約15.28円

  去年12月、買電・940(394,546)KWhで13,158円 1KWhの単価、約14.00円
  今年12月、買電・698
(285,413)KWhで9,963円。 1KWhの単価、約14.27円 

  買電は今月も昼・夜ともに大幅な減少です。これも天候の所為が大きいようです。去年の12月は既に暖房なくしてはいられない寒波でしたが、今年は日照不足の割りに暖冬なのが良かったようです。

  

  去年11月、売電、316KWhで7,408円  1KWh単価、約23.44円
  今年11月、売電、330KWhで7,662円  1KWh単価、約23.22円

  去年12月、売電、221KWhで5,180円  1KWh単価、約23.44円
  今年12月、売電、184KWhで4,272円  1KWh単価、約23.22円

  発電量の大幅減の割りに売電量はそれ程減っていません。これも暖冬のお陰のようです。何が幸いするか分かりませんね。
  売電単価は先月と同じで去年に比べてわずかですが下がりました。買電はそれに比べてこれもわずかですが上がっています。嫌な傾向ですね。

  

   去年11月、1,870円の支払い。前年電気代12,581円比、10,711円の節約。
      都市ガスと灯油(概算)を含めた光熱費全体では18,711円の節約。

   今年11月、648円の支払い。去年電気代1,870円比、1,222円の節約。

   去年12月、7,978円の支払い。前年電気代13,676円比、5,698円の節約。
      都市ガスと灯油(概算)を含めた光熱費全体では13,698円の節約。

   今年12月、5,691円の支払い。去年電気代7,978円比、2,287円の節約。

  買電が242(109、133)KWh減って、売電が39KWh減少でしたから203KWhの節電効果です。前年比の74.6%の発電量なのに逆に去年より節約になっているとは驚きです。日照不足による発電量の減少を暖冬による暖房費などの減少が補ったようです。こうなると、発電不足を嘆くわけにはいけませんね。面白いものですね。

さて来月は!

20061213日水曜日  第2642回  週刊金曜日

  我ながら人を見る目の無さにがっかりさせられることが度々です。この部屋でも素晴らしいと取り上げた人に、「もしかしたらちょっと違うんじゃないかな」と思わされたものです。さしずめトヨタの奥田会長なんかは代表的な例かもしれません。
  その後を継いだ日本経団連会長であるキャノンの
御手洗さんもその考えに共感できる人と期待したのですが、最近は、企業減税やホワイトカラーエグゼンプションの導入を政府に求めるなど「やっぱり、只の経営者か」と思わせるところが見え出しました。

  最近、一番驚かされたのは、初期の頃良く取り上げさせてもらった佐高信さんです。第2161回でも触れましたが在日であろうと考えが合い尊敬できれば別に問題は無いと思っていました。ところが嫌な記事を見てしまいました。

  極右評論より 

  20061201日 「御皇室」中傷芝居に憤激した!

  20061205日 まだ怒りが収まらない!

  ・・・略

  『週刊金曜日』が主催して11月19日、東京・日比谷公会堂で開かれた「ちょっと待った! 教育基本法改悪 共謀罪 憲法改悪 緊急市民集会」。そこでトンデモないパフォーマンスが行なわれたというのだ。どんなパフォーマンスか。・・・以下略

  天皇・皇后両陛下を侮辱するパフォーマンスを演じたのだそうです。ここに書くのも嫌な内容なので、リンクで見てください。
 そして、この司会が佐高さんだったのだそうです。流石に、ここまで来るとちょっと引いてしまいます。しかし、これは本当のことなのでしょうか。これが本当だとすると、日本の国はいよいよ危ないですね。

心配です!

20061214日木曜日  第2643回  輸出戻し税

  偶然でしょうか、昨日ちょっと触れた日本経団連の奥田前・御手洗現会長の話題をきっこの日記が取り上げていました。第2413回で取り上げた輸出戻し税についてです。

  2006/12/11 () 経団連は売国連

  ・・・略

  奥田碩にしても、御手洗冨士夫にしても、何でこんなに消費税の大増税を連呼するんだろう? だって、消費税を上げたら、消費者はゼイタク品を買わなくなるから、奥田碩のトヨタにしたって、御手洗冨士夫のキャノンにしたって、売り上げが下がっちゃうんじゃないの? それどころか、御手洗冨士夫に至っては、自分の会社の社員たちに、残業代を払うことすら法律で禁止しようとしてるほどのドケチなのに、何で消費税の大増税を推し進めてるんだろう?‥‥って、思う人もいるだろう。でも、これには、ものすごいカラクリがあるのだ。実は、消費税が上がれば上がるだけ、コイツラがガッポガッポと儲かっちゃうシステムになってる。それが、大企業に甘い汁を吸わせるために作られた「輸出戻し税」なのだ!・・・中略

  この「輸出戻し税」ってのは、「ニポンで消費してるニポン人からは消費税を巻き上げられるけど、外国の消費者からはニポンの消費税は取れないから、輸出する商品には消費税をかけなくていい」ってことになってて、それにともなって、「輸出する商品を作るための材料などにかかってた消費税は、申請すれば、あとから返してくれる」ってことになってる。そして、この「あとから返してくれる」ってのが、「輸出戻し税」ってワケだ。・・・以下略

  この輸出戻し税って本当に無茶苦茶ですね。こんなところで儲けた上に昨日も書いた企業減税やホワイトカラーエグゼンプションでも儲けようなんて、日本経団連は狂っているとしか思えません。一体どうしたのでしょうか。

  それどころかまだこんなことを考えている。

  FujiSankei Business i. 2006/12/9

  メガバンク、政治献金再開へ 顧客へ還元の声高まる?

  三菱東京UFJ銀行をはじめとするメガバンクが、政治献金を9年ぶりに再開する方向で最終調整に入っていることが8日わかった。日本経団連から献金の再開を要請されていたが、公的資金を完済したことから環境が整ったと判断した。三菱東京UFJ銀は3000万円を軸に調整しており、今月下旬に開かれる取締役会で正式に決め、年内にも払い込む見通し。みずほフィナンシャルグループ(FG)や三井住友FGも追随するとみられる。・・・中略

  ただ、メガバンクは不良債権処理に伴って膨らんだ赤字である税務上の繰越欠損金が残っているため、法人税の納付を免除されたまま。政治献金を再開することで、顧客や株主への利益還元を求める声がさらに強まる可能性がある。

  完全に狂っていますね。裏でこんなことをやっていて増税しようとはどういうつもりなのでしょうか。貧乏人は人間じゃないと言うことなのでしょうか。これでも暴動を起こさない日本人って一体何なんでしょうか。
  それにしても、政・官・財のこの狂い様はもう救い様が無いのでしょうか。日本の終わりは近そうです。

何とか自分を守らないと!

20061215日金曜日  第2644回  花つくり

  久し振りに良い話題を見つけました。今、話題になっているいじめ問題を花をつくることで無くした教育長の話です。

櫻井よしこブログより

 20061209日 「 いじめ・不登校・校内暴力ゼロを“花づくり”で実現した旧真田町 」

・・・略

 「生命の大切さをどう教えるべきか、試行錯誤でした。小動物の飼育、野菜やコメづくり、いろいろ試みましたが、そのなかで生徒たちが最も反応したのが花壇だったのです。春花壇も秋花壇も、土づくりから始めさせます。土を深く掘り、堆肥を加え、塊をほぐして種をまく。発芽から葉の成長、つぼみが育ち開花するまで毎日、水やりをする。世話をしなければ、花はしおれる、枯れる。この過程を通して、生命とはそういうものだと心に刻んでいきます」・・・以下略

今まで問題の起きた学校には「花」が無かったというのは面白い視点ですね。私も、そんな発想はありませんでした。今度から、学校の側を通るときには注意して見てみたいものです。
  それにしても、こんな良い例があるのに他には波及していないのでしょうか。勿体無いですね。
  評判の悪い教育委員会ですが、数は少ないですが、こんな素晴らしい人もいるんですね。本当に真剣に取り組むリーダー一人でこれだけ変われると言うことは、全国のリーダーが如何にいい加減にしか取り組んでいないと言う証かもしれません。

こんな良い事は広がって欲しい!

20061216日土曜日  第2645回  異常気象

  第2641回我が家の太陽光発電で今月の発電量が今までで一番悪いことを書きましたが、その後も13日に限りなく0に近い1kwh、14日は0kwhを記録するなど相変わらずとんでもない天気が続いています。この分で行けば1月分は更に最低記録を更新するかもしれません。そんなことが無いことを祈るしかないですね。

  さて、これも温暖化の所為と言うのは安易かもしれませんが、世界もおかしな天気が続いているようです。

  Sankei Webより

  欧州500年ぶりに「暖かい秋」

  【パリ=山口昌子】欧州は今年、500年ぶりの暖かい秋に見舞われており、平均気温が例年より数度も高かったことが判明、地球温暖化が確実に進んでいることを印象付けている。

 仏ルモンド紙が8日報じたところによると、スイスの気象研究家は「約1500年以来の欧州の気象条件」に関する直接、間接のさまざまな情報を収集・研究した結果、今秋がもっとも暖かいとの結論に達したという。

 パリは8月、雨が多く、気温も朝晩が5、6度で、日中も10度前後と冷夏だったのに対し、9月、10月、11月は好天が続き、日中は気温が十数度になることも多かった。12月に入っても同様に暖かく、5日の仏南部マルセイユの気温は18度に達した。

 フランス気象庁によると、9、10、11月の平均気温は例年の気温より2・9度高かったことが判明。記録が開始された1950年以来、最も高い気温になった。また05年は通年より平均1・4度高かったが、今秋は温度差がさらに広がりそうだ。

オランダや英国も今年が「3世紀以来の暖かい秋」であることを明らかにしている。

 500年振りとは驚きです。そんな古いデータが揃っているとも思えませんが、それでも、異常であることは間違いなさそうです。
 自然にも影響も出ているようです。

 Greener World → 12月13日 ヨーロッパは異常な暖かさ

 ・・・略

 アルプスのスキーリゾートは雪不足で人工雪でしのいで来たが、ようやく雪が降り始めた。デンマークでは蝶が飛び、いつもならとっくに閉鎖しているフィンランドのゴルフ場はまだプレーできる。春作物が芽吹いてしまい、農民が寒さで芽がやられることを心配している。

 ロシアではクマが冬眠せず、モスクワ市内にはヒナギクやスミレが咲いている。例年なら凍り付いている127日のモスクワの気温は7℃まで上昇した。ドイツでは花粉症、スウェーデンでは季節外れの洪水。・・・以下略

  オーストラリアでも異常気象が続いているようです。(リンクが切れていますので全文を引用します)

 オーストラリアの干ばつ、過去1000年で最悪になる可能性=政府当局者 (ロイター)記事

  11月7日、オーストラリア政府の当局者は、最近の干ばつが過去1000年で最悪の規模になる可能性があると指摘した。

 [キャンベラ 7日 ロイター] オーストラリア政府の当局者は7日、最近の干ばつが過去1000年で最悪の規模になる可能性があると指摘した。豪政府は、長期的な水資源の確保について非常時の計画を練り始めた。

 干ばつは既に5年以上続いており、オーストラリアの農地の半分以上に被害が出ている。これまでは過去100年で最悪の干ばつと見なされてきた。

 だが、主要河川のマレー川・ダーリング川流域の担当委員会の当局者らは7日、州や連邦の当局者を集めて開かれた水資源に関するサミットで、現在の干ばつを分析した結果、過去1000年で最悪になる可能性があると語った。

 こちらは1000年ですか。何だかスケールが大きな話ばかりで不気味です。やはり素直に温暖化と考えるべきなのでしょうか。
  いずれにしても、最悪事態を覚悟して早急に手を打つべき時が来ていると考えた方が良いのじゃないでしょうか。

もう遅いのかも!

20061217日日曜日  第2646回  変換効率

  太陽光発電が何となく、停滞してしまっているような気がしているのは私だけでしょうか。そんな中、久し振りに明るいニュースがありました。

  technobahnより

  ボーイング子会社、太陽電池のエネルギー変換効率の世界記録を更新

【テクノバーン】(2006/12/7 18:03)ボーイング社は7日、同社の子会社で太陽電池の製造開発を手掛けているスペクトロラブ社がエネルギー変換効率40.7%の太陽電池の開発に成功したことを発表した。

米コロラド州ゴールデンの米国立再生可能エネルギー研究所により確認されたもので太陽電池のエネルギー変換効率の世界記録を更新したものとなる。

今回、スペクトロラブ社が世界記録を更新した太陽電池は「Terrestrial Concentrator Solar Cell」というタイプのもので衛星などに使われている太陽電池と同じテクノロジーが利用されたものとなる。

家庭などで利用されている民生用太陽電池のエネルギー変化効率は高くても20%で、40.7%という変換効率は一般用太陽電池の2倍以上という数値になる。

  参考:

  Boeing Spectrolab Terrestrial Solar Cell Surpasses 40 Percent Efficiency

  Spectrolab → Products - Terrestrial - Concentrator Cells

  英語なので詳細を理解することは出来ませんでした。情けないですね。いずれにしても、40.7%なんて変換効率が実現するのであれば太陽光発電の未来は明るいかもしれません。太陽光発電こそ未来のエネルギーの主力と信じている私としては早くコストダウンを成し遂げて市場に出てきて欲しい。

待ち遠しい!

20061218日月曜日  第2647回  マネーゲーム

  野球はイチロー選手しか興味のない所為でもないですが今回の松坂選手のポスティングシステムによる大リーグ移籍騒動は、本人には責任はなさそうですが、その金額の余りの大きさに何となく白けた思いがしました。余りにも暴騰しすぎた金額に大リーグの前途の危うさを感じてしまったのは私だけでしょうか。

  金額と言えば、もう一つ嫌なニュースがありました。

  YOMIURI ONLINEより

  米ゴールドマン太っ腹、社員ボーナス平均7300万円

  【ニューヨーク=大塚隆一】純営業収益約377億ドル(4兆4109億円)、純利益約95億ドルと過去最高の収益を上げた米証券大手ゴールドマン・サックスがボーナスを大盤振る舞いしている。

 12日に年度末の決算発表をした同社によると、社員に支給する報酬の総額も過去最高の約165億ドル。世界に約2万6500人いる社員1人当たりの支給額は平均で約62万ドル(約7300万円)になる。その大半はボーナスとして支払われるとみられる。

 ボーナスは仕事の内容や実績で大きな差がある。CNNテレビによると、最高経営責任者(CEO)クラスで2500万ドル(約29億円)程度。稼ぎ頭のトレーダーはもっと多い。ABCテレビは1億ドル(約117億円)に達する例もありそうだと報じた。

一般社員の受給額はがくんと落ちるが、それでも新入社員のボーナスで10万ドル(約1170万円)を超えるとみられている。ウォールストリートの給与水準は金融市場の活況もあり、ニューヨークの平均の約5倍に達している。

 ボーナスを含んだ年収の平均のようですが、それにしても豪勢なものですね。しかしながら、こんなことが許されていいのでしょうか。こんなマネーゲームでとてつもない利益を上げる会社があるということはそれだけ損害をこうむっている者もいるということでしょう。
  金が金を産むマネーゲームには何の生産性も無いということは何かを作って付加価値を産むということが無いということだし、サービスを提供すると言うことも無い。つまりは、他人の金を搾取しているだけと言えば言い過ぎでしょうか。
  いずれにしても、野球にしても、金融にしても行き過ぎたお金の動きはどこかで誰かが犠牲になっていると言うことなのではないのでしょうか。

どうもすっきりしません!

20061219火曜日  第2648回  路面電車

  第2599回などで、何時もこの部屋で未来の日本の交通体系の中心になるべきと書いている路面電車がパリでも復活だそうです。太陽光発電も路面電車も日本はどんどん遅れていくのでしょうか。日本の政治家さんたちは何を考えているのでしょう。自分の利益だけなんでしょうね。

  毎日新聞より

  パリ:70年ぶりに路面電車 渋滞緩和、大気汚染減目指す

 パリ市に路面電車が約70年ぶりに復活し、16日運行が始まった。

 深刻化する交通渋滞を緩和し、大気汚染を減らすためパリ市などが約3億1000万ユーロ(約479億円)かけて導入した。開通したのはパリ南部の約8キロの区間で、1日当たり約10万人の乗客が見込まれている。

パリ市は路線の拡大も検討している。(パリ共同)

 同じ記事を Infoseekニュースより

<路面電車>パリで69年ぶりに走る 渋滞対策などで復活 (毎日新聞)

 パリ市南部で16日、市電(路面電車)が運行を開始した。パリに市電が走ったのは69年ぶり。市南部の東西7.9キロの区間で1日10万人の利用客を見込んでいる。渋滞と大気汚染緩和の切り札としてドラノエ市長が導入を決めた。線路沿いには芝を、沿道に花樹を植えるなど環境に優しい公共交通機関をアピールする。

 参考:海外LRTニュース・ひろい読み

    :LRTのある風景

 そんなことはどうでも良いのですが、同じ毎日新聞からの記事というのに微妙に違いますね。いずれにしても、日本も早く何とかしないと本当に世界から遅れてしまいそうです。

 第2539回でも取り上げましたが、日本中を路面電車を中心とした交通体系に代えるには規模の小さな町が多くて無理なのが現状です。しかし、考え方によっては出来ないこともなさそうに思えます。と言うのも、面白い話題を見つけたのです。

 渡部亮次郎の「頂門の一針」  659より

 最も衰退するのは秋田

 ・・・略

 佐貫さんはこれを最近の国勢調査から、少子高齢化現象を分析したもので、現存する2217市町村のうち成長都市(人口が増えた市町村)611都市276%に過ぎず、残り1606都市は衰退市町村だと言う。724%に上る。

地域別に見ると衰退市町村比率が高い順で東北893%、北海道884%、四国851%、と9割近い市町村が人口減により衰退している。

さらに県別に衰退都市比率が高い5つの県に焦点を当てると第1位が秋田県で965%だ。以下青森県958%、新潟県930%、高知県912%、福島県 902%となっている。積雪寒冷地に集中している。同じ東北でも岩手、山形、宮城がワースト5に入っていない。・・・以下略

 人口減少になった日本を一から見直したらどうでしょう。地方はますます過疎が進むのですから、いっそのこと地方都市は県庁所在地など一カ所にまとめてしまうのです。その代わりに、その中心都市は、一から街を作り直すのです。もちろん中心は路面電車、歩行者と自転車です。そうなると、郊外は工場や農家だけになり農地も大規模化が出来ます。
  郊外は車(当然電気自動車)の利用が出来ますが、市内には入れないようにします。こうなれば、公害問題もエネルギー問題も大きく改善されます。
  もちろん一から見直すためには土地の所有問題が絡んできてどうにもならないでしょうから、ここでこそ
土地の公有化を取り入れるのです。このくらいのことをやらないとこの国はもうどうしようもないような気がします。

どうでしょう!

20061220日水曜日  第2649回  従業員確保

  第2623回で取り上げたワールドのような従業員確保の動きは静かに広まっているようです。人手不足の危機感を感じる企業が増えてきているようです。今に、バブルの時のように人員を募集しても応募が全く無い時代が来るかもしれません。そうなれば、我が世の春を謳歌している人材派遣会社なんてのも成り立たなくなりそうです。是非そうなって欲しいものです。

  nikkansports.com より

  客より従業員、丸井が定休日増へ

  丸井が、今年は元日を含め年2日だった定休日を、来年から月1日程度に増やすことが7日、分かった。従業員の労働条件を改善し、人材を確保するのが主な狙い。百貨店各社が、売り上げを伸ばすため定休日を減らしてきた中、丸井の方針転換で、他社にも追随の動きが出る可能性がある。 丸井は27ある全店で、来年1月は1日と24日、2月は28日を休業日とし、春商戦本番の3月は毎日営業する。4月以降の定休日の設定は、1−3月の営業結果を踏まえて検討する。

 定休日拡大は売り上げ減につながりかねないが、景気回復に伴う人手不足で接客が手薄になる懸念があるため、従業員確保を優先させることにした。丸井の1996年の定休日は、年に24日あった。

百貨店各社は90年代以降、営業日や営業時間を増やしており、高島屋と三越の定休日は元日だけ。高島屋は「人材確保は重要な課題だが、すぐに定休日を増やす考えはない」と慎重姿勢だ。[20061271238分]

 良い傾向ですね。来年からは正月もさいてい3日間休んでくれれば、以前のように静寂間のあるどこか心がピシッとするような正月三が日が戻ってくるかもしれません。尤も、今更おせちを作るのに困るかも。

 もう一つ面白い記事がありました。

 読売新聞12月17日付・編集手帳

  電気設備資材などを製造する未来工業という会社が岐阜県にある。従業員は男性が570人、女性215人。全員が正社員でもある◆そろそろ正月休みの計画を立てている人も多いだろうが、未来工業の今度の正月休みは、23日から来月10日まで19連休を予定している。何しろ年間の休日が140日もある。しかも1日の労働時間は7時間15分。残業は基本的に禁止だ◆この4月からは、定年を70歳に引き上げた。70歳までの10年の幅で社員が自由に退職時期を選ぶことができる。60歳を過ぎて雇用を継続する場合、賃金を大幅に下げる企業が多いが、同社の制度では60歳時の賃金が維持される◆低賃金に長時間労働では社員にやる気が起きるわけがない。会社のために努力しようという気にならない。こうした理念に基づいている。これで業績が悪ければ説得力に欠けるが、何年も経常利益で二けたの伸びを続ける優良企業でもある・・・以下略

  こんな会社があるんですね。どうせサラリーマンをやるならこういう会社で働いてみたいものですね。うらやましい。
  この正月休みは青色発光ダイオードの
日亜化学を思い出します。どちらにしてもきちんと儲けていないとできないことではありますが、それでも、ゴールドマン・サックスのようなマネーゲームで儲けている会社よりは余程好感が持てるのは私だけでしょうか。こんな会社が増えたら、日本人も幸せになれそうです。

そんな時代は来ないか!

20061221日木曜日  第2650回  

  第2500回等で日本のクルマは軽で良いと書きましたが、軽にも色々あるようです。以前から必ずしも軽が良いとは限らないとの主張だった何時もの市民のための環境学ガイドが詳しく取り上げていました。

  軽自動車 環境買い物案内  12.17.2006

  ・・・略

  C先生:このように少々調査しても分かるように、かつ、毎回言うように、日本の軽は、異形の規格なのだ。こんな自動車を作ろうとする海外メーカーは無いようなバランスの悪い規格なのだ。わざとやっているのなら国土交通省も立派なものだが。そのために、もっとも重要な環境性能である燃費が犠牲にされている。・・・中略

  B君:軽自動車は、戦後日本の工業国化を狙う政策としては極めて重要だった。しかし、現在のような状況になって、なおかつこの規格を維持し、税金や保険金を割り引く必要性はどこにもない。

  A君:むしろ、車重、燃費、で規格を作って、環境負荷の小さな車には、税金や保険金を割り引くことの方が、今後の日本の産業の行く末を睨んだ選択だと言えるでしょうね。

  B君:その通り。燃費を規制すれば、車重は減るから、燃費だけ決めれば良い。例えば、燃費が40km/L以上の車は、軽自動車として税金、保険金は割り引く、といった方向に早く転換すべきなのだ。

  C先生:先日来述べていることだが、2100年に自動車なるものが存在しているとしたら、恐らく、燃費は200km/Lぐらいになっている必要があるのではないか。当然、1.5人乗り(+子ども)で、もしも、家族でどこかに行く場合には、これを何台か繋いで協調して走行できる。・・・以下略

  成る程無理があると言うことですね。やたらに居住性などを求める為に車重が重くなりすぎて燃費を悪くしているのでは本末転倒です。
  燃費で税金を割り引くと言うのは良いかも知れませんね。今の軽を以前のようにもう少し小さくして余計なかざりを無くすればもっと燃費は良くなるはずです。寸法と、燃費で税金を割り引く方が燃費だけよりは良いのじゃないでしょうか。何と言っても、大きければ余分な原材料を使いますから。
  どちらにしても今の軽も何れは無くなるべきでしょう。尤も、上記のような燃費が200km/Lになるのも良いですが、その寸法で電気自動車の方がもっと良さそうです。

さてどうなるでしょう!

20061222日金曜日  第2651回  昭和シェル石油

  第2633回のホンダのCIGS薄膜化合物型太陽電池に続いて第2256回で取り上げた昭和シェル石油CIS太陽電池の動きを見つけました。しかしその内容には問題を含んでいるように思えます。

  てくてくjpより

  昭和シェル石油、太陽電池パネル初年度から半数を海外へ出荷 [ 20061204 1000 ]

  昭和シェル石油は07年1月から量産を始める太陽電池パネルの半数を初年度から海外市場へ出荷する。優遇策で需要が急増しているドイツを中心とした欧州市場からの強い引き合いに対応する。国内向けよりも1ワット当たり100円程度高い価格で販売できるという。そのため当初の生産規模は小さいものの、収益性は確保できる見通しで、太陽電池事業では初年度の黒字化も視野に入った。

同社は化合物半導体を応用したCIS(銅、インジウム、セレン)太陽電池を開発。商用化を目指して宮崎県に専用工場を建設し、試作運転に入っている。生産量は一般家庭5000戸分に当たる年2万キロワットでスタートする。国内では系列の液化石油ガス(LPG)販売事業者や住宅メーカーを使った販売網の構築を急いでいるが、事業を軌道に乗せるために当初から採算のいい海外へも積極的に売り込む。

欧州を中心に太陽電池の需要は急伸し、主材料となる多結晶シリコンは高騰。CIS太陽電池はシリコンを使わないため価格競争で有利という。同社は需要拡大とともに宮崎工場の能力増強を急ぐ方針で、生産規模の拡大と併せて現在は手作業によるモジュール工程の自動化にも取り組む。(日刊工業新聞)

  やはり、日本国内よりドイツなどへ売った方が儲けになるんですね。1ワット当たり100円高いということは1kwあたり10万円です。これだけの差があればメーカーとしてはそちらに売るのが当然でしょうね。
  メーカーを責めるよりは日本政府の政策を責めるべきでしょう。去年の10月で止めてしまった住宅用の補助金。
第2631回でも書いたように現在行われている産業用の補助金は大手メーカーでなければ取り扱えないような大掛かりなものであり、ここでも税制と同じように資金のある大手に有利なシステムになっているように思えます。
  こんなことをやっているとますます日本の太陽光発電は後進国になってしまうでしょう。製造は世界一で設置は後進国なんて恥ずかしいことになってしまいそうです。どうやら、日本の未来を象徴しているようです。

この国の将来が怖い!

20061223日土曜日  第2652回  人口

  第2603回などで何度か取り上げてきた日本の人口の減少が予想以上に大きそうです。

  FujiSankei Business i.より

  厚労省が55年の出生率1・26に下方修正、人口3800万人減少 2006/12/21

  厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は20日、2055年までの日本の将来推計人口を発表した。最も実現性が高い中位推計によると、合計特殊出生率(女性が生涯に産む子どもの平均数にほぼ相当)は「1・26」で、02年の前回推計値1・39を大きく下方修正。総人口は05年の1億2777万人から55年には8993万人と、半世紀で約3800万人減少すると予測。65歳以上人口は05年から約1100万人増え3646万人となるなど、少子高齢化に歯止めが掛からない将来像が浮かび上がった。

 年齢層別で見ると、年少(0〜14歳)人口が同期間で約1000万人、生産年齢(15〜64歳)人口が約3800万人それぞれ減少。一方、老年(65歳以上)人口は大幅増加し、「5人に2人」が高齢者となる。総人口は46年に9938万人と1億人を割り込む。 ・・・以下略

  46年に1億人割れで、55年に9千万人割れですか。果たしてどの位で止まるのでしょうか。それとも消滅するのか興味深いですね。一体この国がどうなるのか見てみたいものです。私も100歳まで生きれば1億人割れまでは見ることが出来そうですがそれ程の生命力はありそうも無い(予想では70歳前後かな)ので見ることは諦めましょう。
  それにしても、日本政府はこの国をどうするつもりなのでしょうか。どう考えても、真剣に将来を心配しているようには思えません。自分の利益しか考えていない人達がそんな先のことを考える訳もありませんね。期待する方が間違っていますね。

こうなると、第2648回でも書いたように、各県の県庁所在地へ人口を集中させ一から街作りをやり直すのです。環境に配慮した良い国造りが出来そうに思えます。

ピンチをチャンスに!

20061224日日曜日  第2653回  温暖化

  第2641回で書きましたが、11月後半からの天候は相変わらず不順続きです。太陽光発電量も0や1が目立っています。
  私の方は7月後半から11月前半までの好天気で発電量の多さに喜んでいましたが、世間では野菜の出来すぎで価格下落が起き、キャベツや白菜の廃棄処分が行われたりしていたと思ったら、一転してこの不順です。この分では、正月明け当たりには一転して野菜の値上がりなんてことが起こりそうな気がします。
  それにしても、今年は一年を通して変な天気でした。やはり、温暖化の影響と考えるのは単純すぎるでしょうか。少し前になりますが、嫌な記事がありました。

  Sankeiwebより

  2040年夏、北極の氷ほぼ消滅

  【ワシントン支局】地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスの増加をこのまま放置すれば、北極の氷はこれまでの4倍のスピードで減少、2040年夏にはほぼ消滅するという試算結果が12日、米国地球物理学連合の学会誌「地球物理学研究レター」で発表された。

 これまで70年夏ごろには消滅するとの予測も出されていたが、今回、30年早い結果となった。

 米国立大気研究センターとワシントン大などの研究グループが過去のデータをもとにスーパーコンピューターを使って分析した。その結果、今後10年間で、北極の氷の範囲は600万平方キロメートルから約3分の1の200万平方キロメートルにまで縮小し、2040年夏には、現在厚い氷に覆われているグリーンランドやカナダの北部沿岸に氷がわずかに残るだけになってしまうという試算が出た。冬には再び氷結するが、厚さは現在の4分の1程度になってしまうという。

 英BBCによると、そのメカニズムについて、研究チームの1人は「氷が縮小するにつれ、北極海に暖かい水が流れ込む。広がった海域は太陽光を吸収してさらに水温が上昇、より氷が解ける循環が起きる」と分析している。

毎年9月の時点で、氷が解けていくペースを試算すると10年間で北極の氷は約8.59%減少。2060年9月には氷は完全になくなっているという。 (2006/12/12 21:48)

  今年の天候をみているとこんなとんでもないことも単純に笑い飛ばすことも出来ないところがあります。もし、これが本当に起こればどうなるのでしょうか。2040年と言えば、偶然でしょうか、昨日の日本の人口一億割れと同じ頃です。これは何としても100まで生きてどうなるか見てみたいものです。それでも、2040年と言えば、今の若い人達は殆どがまだ生きて体験することになりそうです。

果たしてどうなるやら!

20061225日月曜日  第2654回  ディープインパクト

  とうとう終わってしまいましたね。第2583回でも書きましたがオーナーの金儲けの為にもう見ることは出来ないのです。
  私のように自分の腹が痛まない多くのファンはもう一度フランスの凱旋門賞に挑戦する姿を見たかったのじゃないでしょうか。金持ちオーナーが損をしようが関係ないですものね。
  とは言うものの、それが実現しても、きっと今年と同じように日本の馬に勝たせ無い為にあらゆる手が打たれることになりそうな気がします。柔道やスキーのジャンプやF1などでヨーロッパの人達が日本に勝たせない為にルールをも平気で変えるのを見ていると、伝統を誇る競馬の世界ではもっと露骨な手を打って来そうです。
  それでも競馬のことなど殆ど知らない、単に強いもの見たさだけの私にとっては又一つ楽しみが減りました。

  ディープインパクトが引退レース飾る!…有馬記念

 20061224日(日) 1548分 スポーツ報知

第51回有馬記念は、24日、中山競馬場の芝2500メートルを14頭が争い、このレースを最後に引退するディープインパクトが優勝した。・・・中略

 武豊騎手「プレッシャーはあったが、ディープがよく頑張ってくれた。2年間一緒に過ごせたことは本当に幸せだった。ファンの熱心な声援に力づけられた」

 池江泰郎調教師「もうこれが最後かと思うと胸がいっぱい。何も言うことはない。一番の思い出は、夢の夢だったダービーを取ったとき。ディープにありがとうと言いたい」

 にわかファン以上に関係者の方がもっとやりたいのじゃないでしょうか。本当に残念です。来年の競馬の人気は急下落になると思うのは私だけでしょうか。

もっと見たい!

20061226日火曜日  第2655回  トヨタ

  第2561回で06年で生産台数、07年で販売台数が世界一になりそうと書いたトヨタの新しい予想が出ていました。

FujiSankei Business i.より

 トヨタ、来年の世界生産942万台 GM抜きトップ確実

 トヨタ自動車の渡辺捷昭(かつあき)社長は22日、名古屋市内のホテルで記者会見し、ダイハツ工業と日野自動車を含めたグループの2007年の世界生産台数を06年見込み(904万台)に比べ4%増の942万台とする計画を発表した。販売台数は、6%増の934万台を見込む。

 現在、世界トップの米ゼネラル・モーターズ(GM)の06年の生産見込みは918万台で、経営不振にあえぐなか、07年の大幅な上乗せは困難とみられており、生産と販売の両面でトヨタが世界一に立つことがほぼ確実となった。・・・以下略

 06年の生産台数は予想に反して抜けなかったようですが07年に生産・販売とも世界一になるんですね。
  果たして、アメリカがすんなりと受け入れるのでしょうか。それとも、昨日のディープインパクトでも書いたように、日本に負けることを嫌う欧米人の反撃があるのでしょうか。いずれにしてもトヨタの世界一が日本に何かをもたらしそうに思えます。それが、良いことならば良いのですが、どうもそんなに甘くなさそうな予感がするのは私だけでしょうか。

果たしてどうなるか!

20061227日水曜日  第2656回  2050年

  第2652回の日本の人口一億人割れが2046年、第2653回の北極の氷の消滅が2040年との予想に又一つ同じ頃の予測がありました。

  iza(イザ!)より

  アジアの10億人以上が水不足に 2050年、地球温暖化で

  地球温暖化の影響で、2050年ごろにはアジアの10億人以上の人々が水不足にさらされるほか、沿岸地域の水没やコレラのまん延、食料の高騰など深刻な影響が起きる可能性があるとの予測が、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第2作業部会がまとめた新たな報告書案に盛り込まれていることが18日、明らかになった。

 今世紀末ごろと予測される約40センチの海面上昇の結果、アジアの1300万−9400万人が浸水被害に見舞われると推定。海面上昇が1メートルに達すれば、日本でも東京、大阪などの400万人が危険にさらされるとした。

IPCCは、温室効果ガスの排出削減だけで影響を防ぐことは難しいとして、防災対策の強化や水資源保全策の充実の必要性を訴えている。・・・以下略

 これは是非とも今世紀中頃まで生きて、この目でこの予想が当たるかどうか見てみたいものです。尤も、期待させたノストラダムスの予想と同じように外れてくれれば良いのですが。今度ばかりは単なる予言とは違うだけに当たる確率は高そうな気がします。
  残念ながら生命力のない私が2040年(93歳)を見れるとは到底思えません。しかし、最近興味深い事件がありました。

  23日産経新聞コラム「産経抄」より

 ・・・略

 一方、兵庫県の六甲山で遭難、3週間ぶりに救出された35歳の男性はこの間「冬眠状態」になっていたという。体温が極度に下がったためで、ヘビなどの変温動物が冬眠するのと同じ理屈だ。おかげで食べ物だけでなく水すらひと口も飲まなかったのに助かったらしい。

 ヒトも人工的に体温を下げ、体の動きを鈍くすれば冬眠できると言われる。お天気博士の倉嶋厚さんは『季節おもしろ事典』の中で「百年後の日本を見るために、冬眠することにしました」などというあいさつ状がくるようになるかもしれないと書いている。

 しかしいくら可能になっても、今「冬眠」するのは考えものだ。厚生労働省の推計によれば、日本の人口は急激に減り続ける。40年後には1億人を割り、100年後には4000万人台になっているという。冬眠から目覚めてみて、寂しい思いをするだろうからだ。・・・以下略

  焼肉のたれをなめて生き延びたとのニュースでしたが、実際は体温低下による冬眠状態だったそうです。それだけに冬眠は実現するかもしれません。しかし、2040年以後を見てみたいが寂しい思いは嫌ですね。

それでも見てみたい!

20061228日木曜日  第2657回  ドイツの失敗

  ドイツのアーヘンモデルなど太陽光発電への取り組みを高く評価して何度もこの部屋で取り上げましたが、考え方によっては全く評価されない場合もあるようです。面白い考えを見つけました。

  関空RC → ロータリー卓集2005〜2006年度 → 「ドイツのエネルギー政策の失敗」

  1.ドイツの電気代はなぜ高いのか

1994年と2004年の電気代を比較すると(日本を基準値100とすると)

  1994年 日本100  米国78 イギリス65 フランス74  ドイツ84

  2004年 日本100 米国108 イギリス70 フランス79 ドイツ114              

ドイツの電気代が高いことが分かる。新エネルギーという美名のもとに風力発電を積極的に導入したツケが回っている。

  2.シュレーダー首相の失敗

  ・・・略

  緑の党はイデオロギー的に環境派。原子力に反対のみならず、産業界・教育界の反発を招いた。景気は低迷し、失業率は上がり、国家財政は苦境に立たされている。発電の半分以上は石炭で、しかも瀝青炭よりも褐炭の方が多いという環境に悪い国。環境税を導入したにも関わらず、課税対象から石炭を除いている。イデオロギー的環境派は、ドイツは環境に優しい国と盛んにPRしているが、全体としては先進国の中で一番悪い国。・・・以下略

  確かに、ドイツの電気代は10年間で一番値上がりしているようです。原子力の増設を止め、風力や太陽光を促進する為に売電価格を高く設定していることによる価格高騰であることは明らかです。
  それは、行き過ぎであると良く批判もされています。確かに行き過ぎという面があることは否定しませんが、将来の環境を考えて積極的に取り組むその姿勢を単純に否定していいのでしょうか。
  日本の太陽光発電が進まないのは、
第2619回で取り上げた電気事業連合会や経済界などにこうした考えがあるからなのでしょうね。この人達は地球の将来より自分たちの儲けの方が大切なのでしょう。自分たちが儲けることが出来れば、地球などどうなっても良いのでしょう。

全く情けない!

20061229日金曜日  第2658回  サンヨー

  第2471回で取り上げたサンヨー、経営再建中に得意の電池でも三菱電機製の携帯電話に使われたリチウムイオン電池が異常発熱して破裂する恐れがある問題を起したりして苦戦しているようです。
  そんな中、太陽電池に力を入れるようです。

  日刊工業新聞社ビジネスラインより

  三洋電、欧州で太陽電池増産

  三洋電機は太陽電池を欧州で増産する。欧州市場向け生産拠点のハンガリー工場(ドログ市)に数十億円を投じ、07年秋に生産能力を現状の55メガワット(メガは100万)から2倍以上に拡大する。生産能力を順次高め、08年度中にも3倍の165メガワットに引き上げるとみられる。欧州各国で電力会社が太陽光発電の電力を高く買い取る制度が始まり、売電目的の需要が急増しているのに対応する。欧州攻略を経営再建の柱に位置づける。

  ハンガリー工場の敷地内に新たに建屋を建設し、設備を導入する方針で、07年後半にも新ラインを稼働させる。新ラインを立ち上げた後、新棟内に第2ラインを整備するとみられる。三洋はすでに欧州の生産増強を表明しているが、当初の見込み以上に需要拡大しているため、さらに生産拡大が必要と判断した。

 ハンガリー工場は光電変換するデバイス(セル)にフレームや電極などを取り付け、最終製品に仕上げる工程を受け持つ。07年後半までに基幹部品のセルの生産能力を現状の約1・5倍に高める計画で、基幹部品の増量に合わせて組立工程も増強する。欧州市場の伸びはドイツがけん引していたが、ここにきてイタリア、スペイン、ギリシャなどで補助制度が始まり、需要が急伸している。・・・以下略

  やはり欧州で増産ですか。イタリア、スペイン、ギリシャも補助金制度が始ったとなるといよいよメーカーも日本市場は視野の外でしょうか。ハンガリー工場は他社と同じように組立工場ですね。セルの増産は国内と発表しています。

  20061219日 HIT太陽電池セル生産計画(07年度〜08年度) コア事業への集中投資を推進 島根三洋に大型投資、セル生産の新建屋建設

  ・・・略

  07年度は、二色の浜工場において約90億円を投資し、新たに生産設備を導入することで、二色の浜工場におけるセルの生産能力を現状の115MWから210MWに拡大します。07年度における三洋電機のセル生産能力は、島根三洋とあわせて260MW体制となります。

08年度は、島根三洋において、約100億円を投資し、20089月の稼動目指して新建屋を建設。島根三洋におけるセル生産能力を現状の50MWから140MW体制とします。08年度におけるセル生産能力は、二色の浜工場と合わせて350MW体制となります。・・・以下略

  第2471回でも書いたように変換効率の良いHIT太陽電池という製品を持っているのですから、価格を下げて日本でシェアを取る政策を取って日本の太陽電池の設置増に貢献するつもりは無いのでしょうか。一社くらい日本の未来のために頑張ってもらえないものでしょうか。

言う方が酷か!

20061230日土曜日  第2659回  2050年

  26日には関東方面に季節外れの冬の嵐が襲来したそうです。何でも、日本の南に夏の高気圧があり、北の冬の寒気団が降りてこられず、その境目で低気圧が発生したものだそうです。これもまた、温暖化の影響と言えるのでしょうか。いずれにしても、我が家の太陽光発電の発電量は低空飛行を続けています。どうやら今月も最低記録を達成しそうです。暖かいのは助かりますが、日照時間の少ないのには閉口します。

  第2656回で取り上げた2050年に触れた記事が又ありました。

  27日、読売新聞 コラム「論点」進む地球温暖化 グレアム・フライ 駐日英国大使

  ・・・略

  確かに、気候変動の最大の影響は長期的なものというのは真実である。現在排出されている温室効果ガスは、100年以上大気中にとどまり、長年にわたって様々な結果をもたらす。しかし、地球の平均気温はすでに0.7度上昇しており、私たちはすでにその影響を目の当たりにしている。このまま現在の状態が続けば、2050年までに平均気温が2〜5度上昇し、危険な影響を及ぼす気候変動を起す確立は90%を超える。・・・以下略

  根拠とするデータの出所が書かれてないので何処までが本当かは分かりませんが、ここでも2050年が目処になっています。こうなると、どうしても2050年が見てみたくなります。尤も、そこまで行かなくても後10年から20年経てばある程度の兆しは見えてくるでしょうね。一年でも長く生きて、地球や日本の未来を見てみますか。「憎まれっ子世にはばかる」で恨まれそうですね。

どうしたもんか!

20061231日日曜日  第2660回  三菱太陽電池

  第2658回のサンヨーに続いて第2332回で取り上げた三菱重工の増産の記事がありました。

  日刊工業新聞社ビジネスラインより

  三菱重工、長崎・諌早工場を増強−薄膜太陽電池を増産

  三菱重工業は、アモルファス(非晶質)と微結晶を一体化したタンデム型の薄膜太陽電池の生産を、世界で初めて年10万キロワット台に乗せるなど合計同12万8000キロワット規模に大幅拡充する。長崎造船所・諌早工場(長崎県諌早市)の設備増強に08年から百数十億円を投じることを決めた。

 アモルファス太陽電池は世界的に市場が拡大している。同社は独自開発したタンデム型で電気変換効率11%を実現しており、量産化によって現在の1万4000キロワットを09年までに9倍に引き上げる。

 太陽電池は現在、結晶系が主流で、生産規模は05年が世界全体で172万キロワット。うち薄膜系は10%にも満たないが、変換効率が低い半面、大幅なコストダウンが期待できるメリットもあり、近年、市場が急速に膨らんでいる。三菱重工では現在のアモルファス電池生産の3倍以上の需要が舞い込んでいる。

 諌早工場ではすでに、08年までに計6万4000キロワットへ拡充することになっているが、需要増に対応して08年には12万8000キロワットへさらに倍増する大型投資を連続して行うことを決めた。6万4000キロワット時点で、このうち5万キロワットは効率を高めたタンデム型となる。

 08年からの3期目の投資では新工場を建設し、12万8000キロワット規模に倍増する。増産の内訳はアモルファス電池1万4000キロワットに対し、タンデム型が5万キロワット。工場完成は09年で、これによりタンデム型だけで10万キロワットの生産規模となる。

同社の太陽電池事業はドイツを最大仕向け地とし、95%が輸出。増強分は海外中心に展開する。

  95%が輸出とは驚きです。サンヨーや第2651回昭和シェル石油以上にはっきりとドイツ向けをうたっています。
  ここまで各メーカーが日本を捨てて輸出に向かっている現状を見て日本政府は何にも感じないのでしょうか。まさか知らないなんてことは無いでしょうね。
  政府も政府ですが、メーカーも単純に儲けだけで輸出に精を出せば良いと思っているのでしょうか。メーカーが揃って政府に働きかけることは出来ないのでしょうか。他の商品と違って日本の将来のエネルギーに係わる生産財なのですからもっと政府を動かすことを真剣にやるべきではないでしょうか。
  さもなければ、メーカーは儲けたけれど日本はエネルギーが無くなって破綻していたなんてことになって世界の笑いものです。

来年はどうなるんでしょう!

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