団塊の世代の部屋
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2007 年7月1日日曜日 第2842回 サマータイム |
第1993回や第2056回で日本には向かないと書いたサマータイムを性懲りもなく導入しようとする陰謀が進んでいるようです。 時事ドットコムより 2007/06/28-21:15 8月の勤務時間を繰り上げ=サマータイム導入へ問題提起−経団連事務局 日本経団連の御手洗冨士夫会長は28日、報道各社とのインタビューで、経団連の事務局職員(約220人)を対象に、8月の勤務時間を現行から1時間繰り上げ、午前8時半〜午後4時にする方向で検討していることを明らかにした。地球温暖化対策として経団連が導入を働き掛けているサマータイム(夏時間)制実現に向け、問題提起するのが狙い。8月の1カ月間のみ、実験的に実施する。 第2642回で一度はこの人ならと期待した御手洗会長にもがっかりさせられましたが、サマータイムまで導入しようとしているとは全く期待はずれです。やはり、自社の利益しか興味のない経営者でしかなかったのかもしれません。 たかがノーネクタイさえ浸透しない社蓄がほとんどの日本の企業でサマータイムが導入されれば欧米とは全く違った結果をもたらすことは間違いなさそうです。朝早くから働いて、夜は今まで通りのサービス残業となり過労死が増えるのが関の山でしょう。 御手洗会長他経団連の経営者の狙いは労せずして労働強化を促進することにあるはずです。 どこまで庶民を食い物にしたら気が済むのでしょうか。 本当に見損ないました! |
2007 年7月2日月曜日 第2843回 ノーネクタイ |
昨日も触れたクールビズのノーネクタイが未だに浸透しない日本にイラつくのは私だけでしょうか。 これほど温暖化が問題になっている今、ノーネクタイさえ出来ない国が本気で温暖化に取り組むとは思えません。日本人ってこの程度なのでしょうか。 私自身は今の職場もノーネクタイで快適な生活を送っています。もう2度とネクタイ生活にも戻りたくないものです。 さて、6月1日の NHKの9時のテレビニュースはクールビズが今年も始まると大々的に取り上げていました。そして、それにクールビスを促進しましょうとコメントするアナウンサーは相変わらずのネクタイ姿でした。今年もNHKを初めとしたテレビ局はノーネクタイでニュース番組をやるつもりはなさそうです。きっと、本当のところは温暖化なんて興味ないんでしょうね。まして、率先してノーネクタイを促進しようなんて気はなさそうです。一体、どういうポリシーで放送事業をやっているのでしょうか。日本の足を引っ張ることには一生懸命ですが、日本の国を導こうなんて高尚な気持ちはなさそうです。 もう一つ、阿部首相がノーネクタイでクールビスを率先しているのが気に入らないのでしょうか民主党はほとんどがネクタイ姿のように思えます。もしこれが本当ならば、なんとも了見の狭いことでしょう。良い物は良いと受け入れることができない政治家がまともな仕事ができるとも思えません。 もう諦めた方が良いのかも! |
2007 年7月3日火曜日 第2844回 サマータイム |
第2842回で取り上げた日本経団連のサマータイム導入、現場から反対がおきているようです。 サマータイム:経団連、試行的導入方針 職員から反発の声 日本経団連の御手洗冨士夫会長が、事務局職員を対象に、8月の勤務時間を1時間繰り上げる「サマータイム」を試行的に導入する方針を明らかにしたことから、職員から反発やとまどいが起きている。 御手洗会長が28日夕、政府の山本有二再チャレンジ担当相と懇談した際に飛び出した。山本氏が「経団連は夏の出勤時間を繰り上げると聞いている。いい話なので、安倍総理にも伝えた」と語り、会長も「政府が主体になって国民運動にしてほしい」と応じた。 実は、まだ経団連の上層部で検討段階の話で、職員にとっては寝耳に水。今のところ職員約220人を対象に、8月の1カ月間、現在の就業時間の午前9時半〜午後5時を1時間早めて午前8時半〜午後4時とする案が有力だ。 幹部職員は「プールや映画に行く時間が増える。ワークライフバランスを見直すいいチャンスだ」と理解を示すが、一般職員からは「絶対反対。朝が早くなって残業が増えるだけ」「外部との会合やセミナーも多く、職員だけ4時に帰れるのか」と反発やとまどいの声が強まる一方。…以下略 毎日新聞 2007年6月29日 幹部職員が賛成で一般職員が反対というのが日本の実態を表していて面白いですね。 そんな恵まれた状況にあると思われる職員でさえサマータイムの導入には残業が増えるだけとの危機感を持っているのです。これが一般の企業の社員ならもっと危機感を持つのは間違いないでしょう。 ここは経団連の職員に頑張って反対してもらいたいものです。妙な国民運動なんて位置づけになって政府が導入したりしたら日本の悲劇です。喜ぶのは、経営者たちだけです。 全く、ばかげている! |
2007 年7月4日水曜日 第2845回 Q‐Ceiis |
第2451回などで何度か取り上げたドイツの太陽電池メーカーのQ-Cellsが心配したとおり大きく成長しているようです。 NIKKEI NET 7月1日より 太陽電池世界2位、独「Qセルズ」日本進出 世界 2位の太陽電池メーカー、独Qセルズが日本市場に進出する。太陽光発電は温暖化防止の有力な手段として市場拡大が見込まれており、首位シャープなどライバルがひしめく日本で自社製品の拡販に乗り出す。欧州で激しくなっている代替エネルギーを巡る競合がアジアでも本格化する。Qセルズは 6月末、都内に支店を開設した。アジアでは香港に統括拠点があり、日本は中国の杭州に続き3つ目の拠点。太陽電池の基幹部品であるセルをモジュールメーカーに販売する。独太陽電池メーカーの日本進出は初めてという。ドイツの売電高価格買取政策に乗って急成長してあっという間にシャープに次いで世界第二位につけた Q-Cellsがいよいよ世界に進出するということでしょうか。その爆発的な成長で一気にトップに出ることも考えられるのじゃないでしょうか。日本のメーカーもうかうかしていられませんね。それにしても、日本の政府の動きのなんと鈍いことか。折角のチャンスをみすみす逃してしまうことになんの罪悪感も感じないのでしょうか。それに比べて、中国・韓国・インドなどもこのドイツ方式の売電価格を採用したそうです。 再生可能エネルギーと固定価格買取制度 2007-07-01 …略 韓国は太陽光発電で発電された電力を、 677.38ウオン(89.41円)/kWhという固定価格で買い取ることを電力会社に義務づけている。2004年にこの制度を始めたとは知っていたのだが、具体的な数字を知ったのは初めてだ。…以下略この分では中国・韓国・インドにも抜かれるのは時間の問題かもしれません。気がついたときには太陽光発電の後進国になっているなんてこともありそうです。 情けない政府を持ったものです! |
2007 年7月5日木曜日 第2846回 自動車販売 |
第2785回で4月の新車販売の不調を取り上げましたが、どうやらその傾向は今年の半年間でもはっきりとあらわれているようです。 日刊工業新聞 07年上期の新車販売、7.4%減−登録車30年ぶり低水準 日本自動車販売協会連合会などが2日まとめた07年上期の新車総販売台数は284万2520台で、2年連続の前年同期割れとなる7・4%減だった。登録車が30年ぶりの低水準で、頼みの軽自動車も失速し「打つ手なし」(自販連)というのが実情だ。下期はホンダの最量販車「フィット」の全面刷新などプラス要因があるが、当初堅いと見られた日本自動車工業会の通年予想(前年比2・0%減の563万台)を割り込むのは濃厚。今後は販売店再編がさらに加速しそうだ。 登録車販売は同10・5%減の178万8440台。上期ピークだった90年の60%弱の水準まで落ち込んだ。一方の軽は同1・7%減の105万4080台と4年ぶり減少だが、過去最高の06年に次ぐ2番目の高水準。 こんな記事を見て、にんまりとほくそえんでいるのは貧乏人で新車を買えない私の僻みでしょうか。 災い転じて福となす! |
2007 年7月6日金曜日 第2847回 イチロー選手 |
第2841回で8か月振りに取り上げたイチロー選手が早くもやってくれました。一時は2分も離されて、当分は2位でも仕方ないとあきらめていた首位のオルドネス選手(タイガース)があっという間に打率を落としてとうとう逆転しました。オールスターも外野部門の一位で選ばれたオルドネス選手を遅ればせながら逆転したのです。もう少し早ければオールスターの一位もあったかもしれません。まぁ、それはそれほど重要なことではないでしょう。それよりも、この一位を確実なものにして、いよいよ4割3000本へ向けて突っ走って欲しいものです。
それにしても、半ば諦めていた打率一位をこんなに早く実現してくれるとは。オールスターまでにもう一度5安打くらいの固め打ちで一位を確実なものするのを見たいものです。 しかしながら、たった一人の力がこれほど日本中の人を元気付けることが出来るのは凄いことですね。 希望を持ちたいものです! |
2007 年7月7日土曜日 第2848回 更新ピンチ5 |
第2836回などで4回に分けて報告させて頂いた今回のパソコンの故障は親切な先輩のお陰で無事稼動するようになりました。インターネットのお気に入りやメールアドレスなども無事残っていたデーターからインポートしたり、コピーしたりでやっと故障前の環境を構築することが出来ました。 それにしても、長い間のOSの安定に油断してパソコンいじりから離れてしまっていた為に基本的なことも忘れてしまっていることに愕然としました。人間興味を失うとダメですね。 と言うことで、 PCは無事稼動したのですが肝心のインターネットが時々繋がらなくなる症状はおさまりませんでした。第2833回で書いたように光のルーターのスイッチオフも常に上手くいくとは限らなくなりました。そこで、NTTに問い合わせてみました。出先から電話したのでその場では解決しませんでしたが、24時間体制で受け付けているので帰って繋いでみて調子悪いようだったら何時でも相談してくださいとやさしく応対して頂きました。 その時の対応では、向こうからこちらのNTTのルータなどは全部見えているようでした。ルーターの電源を何度か落としたことやフレッツ速度測定を何度か試したこともお見通しでした。当然その程度のことは解るとは思いますが、やはり何かすべてを見通されているようで不気味さはありますね。 ところが、その日帰って繋いで見ると問題なく繋がり、その後も症状が出ることもなく一週間くらい経ちました。それで又しても喉もと過ぎれば熱さを忘れるで繋がらな買ったことなど忘れたころに又しても症状が出ました。そこで、 NTTへ相談しました。又しても、向こうからこちらを調べても問題ないとのことでした。そこで、問題は我が家のコレガのルーターにありそうなことが解りました。 今まで、電源オフで繋がったのはNTTのもコレガも同じ電源でオフになるようにしていたので上手く行くこともあったと言うことのようです。それで、NTTの方はオフせずコレガのルーターだけをオフしてみると問題なく繋がりました。やはり、原因はこれだったようです。これからも繋がらなくなってもコレガだけの電源を落とせば問題なさそうです。これで、やっと全ての問題解決です。 それにしても、NTTの対応は素晴らしいですね。相談したお二人とも親切に対応して頂き、最後には問題はこちらのルーターであることが解っても言葉遣いが変わることもありませんでした。 全く、そんなことにも気がつかずに相談してしまって、又しても反省です。 勉強不足! |
2007 年7月8日日曜日 第2849回 スベリヒユ |
第2834回で書いたムラサキカタバミは相変わらず毎日何本かは芽をだしてきます。その繁殖力には感心するしかありません。この勢いから行くと、単純に一月も放っておいたらとんでもないことになりそうです。一年もすれば元通りなんてことにもなりかねない様相です。全くとんでもないものを蔓延らしてしまいました。何とか気長に戦っていつかは絶滅させるつもりです。
さて、家の芝生での雑草との戦いの上に、今や体育館での雑草との戦いが加わりました。冬場の落ち葉と夏場の雑草との戦いは壮絶を極めそうです。 我が家にはないもので勢力を張っているのが肉厚な葉っぱを持ったものです。名前を調べてみました。写真ではもう一つ確信が持てないのですが多分これだろうと言うのがありました。 植物生態研究室(波田研)のホームページですより スベリヒユ これだけ特徴のあるものでも写真ではどうしても確信が持てません。いろんなサイトを探すのですが名前を知らないので特徴と写真で見分けるしかないのですが、これが結構手間がかかります。何か良い方法はないものでしょうか。未だに名前がわからない雑草も何種類かあり暇なときにはサイト巡回してみるのですが見つけることは出来ずにいます。もしかしたらサイトより図鑑のようなものでじっくりと一枚一枚写真を見るしかないのかもしれません。昔、父が図鑑をよく調べていたのを思い出します。やはり同じ歳になったということなのでしょうか。 他にも、 ムラサキカタバミやコニシキソウなど我が家の芝生の常連も蔓延っています。何だか、私の人生、雑草との戦いになってしまったようです。それも、又、楽しからずや! |
2007 年7月9日月曜日 第2850回 年金問題 |
第2790回で年金の手続きを終えたことを書きましたが、その後、社会保険庁の5千万人のデータ不明の問題が表れました。 実は、その高松西社会保険事務所での手続きの時に面白いものを見ました。書類を提出すると担当者がパソコンで確認の操作をするのですが、莫大なデーターから呼び出すのできっと凄い端末なのだろうと興味を持って覗き込んだのですが、何と、その画面はいつか見たあの黒い画面じゃないですか。これは間違いなくDOSの画面じゃないですか。 今時、こんな端末を使っていることに驚きましたが、実際にDOSかどうかは確認せず、それ程予算が厳しいのだろうかと妙に感心したものです。実際に、DOSを使っているかどうかは解りませんが、そんなこともありそうだと思わせる記事を見つけました。 草莽崛起 ーPRIDE OF JAPANより 2007年07月06日 ドロ沼年金問題−あきれた労組の実態 …略 職場にコンピュータが入ると、人員の削減につながるとして徹底抗戦を繰り広げた。 常識離れした覚書はこうした中で交わされたもので、3年前まで続いていた。 関西の社会保険事務所に勤務していた元職員は、当時の様子をこう振り返る。 < 社会保険事務所・元職員>「自治労は反合理化闘争を掲げて、機械化絶対反対と。コンピュータの端末機を見せないというか、パーティション の陰に隠しておいてある。『便利なもの』と来客に思われたら、また余計な仕事が増える」 < 社会保険事務所・元職員>「典型的なのは『コンピュータの横に電話を置かない』こと。電話を置くと仕事が早く進む、仕事が早く進むとそれ だけ次の仕事が入ってくるので、“労働強化につながる”」 なんとも常識外れな理屈だが、元職員によれば大阪や兵庫では、自治労が職場を支配、『反合理化闘争』も突出して激しかったという。 < 社会保険事務所・元職員>「『大阪方式』という言葉がよく言われた。 年金の窓口に来られた場合とか、コンピュータ内の本人の記録をきちっと開示しない、(記録が)複数あることを被保険者や相談者に知らせることを怠るような対応をしていた」 コンピュータのキーボードに至るまで、反合理化は徹底していた。…以下略 こんな職場だったら、新しいシステムを導入するのも反対しそうです。これなら DOSが残っているということもありそうです。マスコミもこの辺りの事をどこも取り上げていないようですが現実はどうなんでしょう。今時 DOSを使っているところはあるのでしょうか。それとも、UNIXでも使っているのでしょうか。素人の私には解りません。もし、そんな古いシステムが残っているとしたら年金問題の根は深そうです。 どうなんでしょう! |
2007 年7月10日火曜日 第2851回 Google |
第2835回で取り上げたGoogleの太陽光発電の設置状況がどんな様子なのか詳しい写真をみたいものだとおもっていましたが、よくわかる航空写真がありました。
Solar Panel Project このページの一番下に「 What do the panels look like?」として航空写真が7枚ありました。なかなか壮観ですね。日本の企業もこのくらいの事やりませんかね。企業で、太陽光発電をやっていないところは社会責任も果たしていない三流企業というレッテルを貼られて世間から後ろ指を指されて恥ずかしくて企業活動ができないなんてことになれば面白いのですが。 特に上場企業にとっては太陽光発電を採用していないことは致命傷になるくらいになっても良いのじゃないでしょうか。 今の様子だと、欧米では逸早くそういう状況が訪れそうな気がします。其の頃には日本の企業は世界からボイコットされているなんて事になっているかもしれません。 特に、環境に悪影響を与えている自動車会社などは今がピークであって、其の頃には太陽光発電もやっていないような自動車会社の車は世界中で不買運動にあっているかもしれません。そう思いませんか、トヨタさん。 ところで、上記の Google本社の写真を見て、もしやと思ってGoogle Earthで本社を見てみましたが、どうやら新しいものには交換されていません。残念ですね。早く新しいものに交換すべきでしょう。拡大地図を表示 この Google Earthがリアルタイムで世界を見られる時が来るでしょうか。そんな事になったら、一日中でも見ていたい。そんな日は来ないだろうなぁ! |
2007 年7月11日水曜日 第2852回 クールビズ |
第2843回でも取り上げたクールビスについての面白い数字がありました。 日刊工業新聞より(既にリンクが切れているので全文を引用します) クールビズ実施6割へ、企業規模問わず浸透−帝国データバンク調べ クールビズを実施する企業が、この夏に約6割に達することが帝国データバンクの調べで5日分かった。すでに前年比9・5ポイント増の41・8%の企業が実施しており、検討中の企業を含めるとさらに増える見込み。とくに中小企業の実施率は06年の27・8%から41・4%に大幅に向上しており、企業規模を問わず、クールビズが浸透したといえそうだ。 今回の調査は6月下旬に全国約2万社を対象に行い、9682社から有効回答を得た。クールビズの実施を「検討中」と回答した企業は16・1%で、すでに実施している企業に加えると、57・9%に達する。 06年の調査では、大企業と中小企業の実施率には19・1ポイントの開きがあったが、今回、両者の差はわずか1・5ポイントとなった。政府方針や取引先の大企業の取り組みなどが主な要因とみられる。 この6割を多いと見るか、それともまだまだ少ないと見るか。この部屋で何度も取り上げている私は当然少ないと見ます。100%は無理としてもせめて90%以上には達して欲しいものです。世の中どんなに熱くてもネクタイが好きだと言う人もいるでしょうからそんな人までに無理強いする必要もないでしょう。 お前たちに下の者の気持ちが解るか! |
2007 年7月12日木曜日 第2853回 芝生 |
もともとは、何もせずに雑草のはびこるままで放っておいたのですが、ご近所の冷たい目に耐え切れず芝生でも植えれば雑草もはびこらないだろうとの浅はかな考えで始めたのですが、これが想像以上に手間がかかることが分かった時には時既に遅しでした。 芝生の中に雑草をはびこらす方が見た目も悪いので、却って雑草退治をせざるを得ない羽目に陥ってしまったものです。其の無間地獄に陥ってもう何年経ったでしょうか。それでも、長年の戦いで、年々楽にはなってきているようです。 兎に角、芝生を甘く考えていると大変な目に会うことは確かです。想像以上に人手がいることになるでしょう。 そんな芝生の話題が7月10日の読売新聞コラム「環境ルネサンス」に取り上げられていました。 以前、 第971話でも取り上げた校庭の芝生化の話題です。しかし、あの時は芝生の上でのスポーツが狙いでしたが、それだけでない効用があるようです。…略 都は今年から10年がかりで、全公立小中2000校の校庭を芝生化するという遠大な計画を立てた。その効果は実証済み。都環境科学研究所が、都内に多い石灰と砂を混ぜ固めた校庭と、芝生の校庭を比べた。芝生は地表面で8.3度も低かった。子供の背くらいの地点の気温も、1.6度低かった。…以下略 こんなに効果があるんですね。そう言えば我が家でも太陽光発電を始めた夏からクーラーの使用料が減ったのも半分は芝生の効果もあったのかもしれません。 こうしてみると、我が家は意外と地球に優しい生活をしているのかも。ちょっと自慢しても良いのかも。 それにしても、ヒートアイランド対策としてもこの2000校の芝生化は子供たちに子供たちに怪我を心配せずに思いっきり遊んだりスポーツができる環境を与えることが出来る効果は大きいのじゃないでしょうか。これぞ一挙両得ですね。 全国に広まれば良いのですが! |
2007 年7月13日金曜日 第2854回 我が家の太陽光発電 |
例月の我が家の太陽光発電、7月分は6月12日から7月10日までのデータです。実質29日分で先月よりも2日少なくなっています。その所為と梅雨の影響もあって今月の発電量は488KWhと先月の781KWhから293KWhの減少です。 まあ、これは水不足の香川県としては梅雨が例年通り来たと喜ぶべきかもしれません。それでも雨量は例年より少なめの事もあって早明浦ダムの貯水量の回復までは至っていません。それでも空梅雨で発電量を稼ぐよりはましと思わなければならないでしょう。 それにしても、九州の集中豪雨がこちらに来れば良いのにと思うのは私だけでは無いでしょう。後は、今度の台風頼みでしょうか。 去年5月、買電・ 616 (212,404)KWhで8,632円 1KWhの単価、約14.01円今年5月、買電・ 488(170,318)KWhで6,891円 1KWhの単価、約14.12円 去年6月、買電・ 527 (198,329)KWhで7,781円 1KWhの単価、約14.76円今年6月、買電・ 367(147,220)KWhで5,720円 1KWhの単価、約15.59円 去年7月、買電・ 485 (220,265)KWhで8,048円 1KWhの単価、約16.59円今年7月、買電・ 338(149,189)KWhで5,757円 1KWhの単価、約17.03円 何と、買電は最低使用量を記録した先月以上に昼・夜ともに減っています。最低記録の更新です。いよいよエコ生活も軌道に乗ってきたのでしょうか。というより人員減が大きいようです。 去年 5月、売電、437KWhで10,451円 1KWh単価、約23.92円今年 5月、売電、487KWhで11,308円 1KWh単価、約23.22円 去年 6月、売電、371KWhで 8,873円 1KWh単価、約23.92円今年 6月、売電、600KWhで13,932円 1KWh単価、約23.22円 去年 7月、売電、320KWhで 8,099円 1KWh単価、約25.31円今年 7月、売電、357KWhで 8,860円 1KWh単価、約24.82円 先月の素晴らしい数字と比べるとがっかりするほどの減少ですが、雨の事を考えると文句も言えません。まぁ、去年よりはましなのですから良しとしましょう。上を見ればきりがありません。 今年 5月、▲4,417円の支払い。去年電気代▲1,819円比、2,598円の節約。 今年 6月、▲8,212円の支払い。去年電気代▲1,092円比、7,120円の節約。 今年 7月、▲3,103円の支払い。去年電気代▲51円比、3,052円の節約。 買電が147 (71、76)KWh減って、売電が37KWhの増加でしたから先月の389KWhの節電効果に比べると184KWhと半減です。とは言え、去年より節電効果が出ているだけでも喜ぶべきでしょう。3年目のスタートとしてはまずまずと言ったところかもしれません。発電量は天候任せですが、売電は努力によって減らすことが出来ます。 去年の一年間の実質支払い7,012円、月585円弱を限りなく0に近づけたいものです。スタートで3000円の減少ですから既に半分を稼いだ事になりますが、そう上手く行くかな。さて来月は! |
2007 年7月14日土曜日 第2855回 選挙 |
いよいよ参議院選挙が公示になりました。この部屋を始めてもうすぐ 8年が経ちこの17日から9年目に入るのですが、8年も経つとリンクしたりサイト巡回しているところにも閉鎖や休止など色々な変化があります。所謂ウェブマスターにもさまざまなできごとがあるようです。びっくりしたのは先月の 松本弁護士(交通事故被害者の会)の鉄道への飛び込み自殺(真実はどうなのでしょう)でした。交通弱者の味方として頑張っていた人に何があったのでしょうか。こういう人にはもっと頑張って欲しかったですね。もう一つ驚いたのが代議士を目指す人が何人か現れたことです。 まずは、 長尾たかしさんが大手の生命保険会社を退職して衆議院に民主党から大阪の八尾で立候補した時でした。どちらかと言えば私と同じ右寄りの考えだけに民主党からの立候補には驚いたものです。未だ夢を果たせず苦戦されています。そして、今回の参議院選挙では、 酔醒漫録の有田芳生さんと、極右評論の瀬戸弘幸さんです。最近はもっぱら瀬戸さんの考えにうなづくことが多く毎日の巡回を楽しみにしています。私の巡回が拉致問題や国を憂えるところが主体になっている所為かどうかはわかりませんが少ないリンク先で 3人もの人が議員を目指すというのはやはり何か不思議な気がします。民主党、国民新党に新風と 3人とも党が違うのも不思議な思いもしますが、私自身がこの部屋を始めた頃にはどちらかと言えば左寄りだったのが巡回で啓蒙されて戦後の自虐史観に気が付いて右寄りになったのも影響しているようです。 特に既成政党がたよりにならない今回は新風の瀬戸さんに注目しています。戦後の自虐史観でぼろぼろになった日本を立ち直らせるきっかけになってほしいものです。 兎に角、今の日本を何とかしないと未来は真っ暗です。 何とかしたい! |
2007 年7月15日日曜日 第2856回 世界最大 |
太陽光発電の営業から足を洗って暫く経ったので、最近の現場での動きは良く分かりませんが、どうも荷動きはかんばしくなさそうです。政府の政策のまずさがこれほど市場に影響しているのに手を打とうという動きも見えないようです。それに比べて世界は動いているようです。世界との差は開く一方のになりそうです。 CNN.co.jpより 世界最大の太陽光発電施設、米カリフォルニアで建設へ 2007.07.10 ロサンゼルス(ロイター) 米サンフランシスコのクリーンテック・アメリカ社はこのほど、世界最大の太陽光発電施設を、カリフォルニア州フレスノ近郊に建設すると発表した。 同社によると、面積は約2.6平方キロメートルで、ドイツにある世界最大の太陽光発電施設の約7倍の広さがある。ドイツでも現在、より大規模の発電施設が計画されているが、今回発表されたものは、それよりもさらに約2倍の大きさになるという。 完成は2011年の予定。発電量は80メガワットで、約2万1000世帯の電力をまかなうことができる。発電した電気は、地元の公営エネルギー会社への販売を計画している。 クリーンテック社のビル・バーンズ最高経営責任者(CEO)は6日、「これほどの大規模施設は、エネルギー産業に変革をもたらすほどの影響力をもつだろう」と述べ、ドイツに替わってカリフォルニアが世界の太陽光発電の中心になるとの見通しを明らかにした。 アメリカも動き出したら早そうです。アメリカが本気になったら日本が抜かれるのもあっという間でしょうね。アメリカだけでなく中国や韓国も動き出しているようです。 少し古いですが、 CNET Japnより中国で世界最大の太陽光発電所を建設へ 山谷 剛史 2006/11/30 14:22 オアシスの町、または世界的な有名な仏教洞窟のあることで知られる観光地の甘粛省敦煌で、世界最大の出力の太陽光発電所が建設されることが 11月20日、中国の複数メディアより報じられた。その発電容量は10万キロワット(100メガワット)。中国メディアによると、現在世界最大の太陽光発電所は、ドイツのライプチヒにある33500枚のソーラーパネルによる5メガワットクラスの太陽光発電所であると報じており、中国に建設されるこの太陽光発電のスケールが桁違いのサイズであることが想像ができる。…以下略韓国も負けていません。これも少し古いですが。 Yahoo!ニュースより 世界最大の太陽光発電団地、全羅南道新安に建設 5月3日15時56分配信 【新安 3日聯合】全羅南道新安郡に世界最大規模の太陽光発電団地が建設される。10日に団地建設の起工式を行う。これに先立ち郡は3日、LG CNSと1万キロワット級の太陽光発電団地建設投資に関する覚書(MOU)を締結した。MOUに基づき、LG CNSは来年までに840億ウォンを投じ、智島邑台川里の2万6000坪の敷地に、約4000世帯の電力供給が可能な電力生産施設を建設する。また、 10日から建設に入る東洋建設産業も1500億ウォンを投じ、台川里一帯の20万坪に2万キロワット級の超大型太陽光発電団地を建設する。来年9月に完工する予定だ。中国や韓国にも抜かれてしまうのは余りにも情けないですね。ここまで日本の政府が動かないのはやはり電力と政治家が既に原子力でやることを決めてしまっているのかもしれません。そうでなければこの余りにも酷い無策振りの理由が分かりません。 そうでなければ良いのですが! |
2007年7月16日月曜日 第2857回 ドイツ |
昨日は世界の大規模太陽光発電の話題を取り上げましたが、それではドイツはどうなんだろうとサーチしていたら面白い記事を見つけました。 ドイツ大使館より 成長が加速するドイツのソーラー業界 ドイツは太陽光発電の分野では世界をリードする存在として一目おかれています。連邦太陽光経済団体連合会 (BSW)の発表によると、ドイツの太陽光発電装置メーカーは、世界市場で継続的にシェアを伸ばしています。そのおかげで、昨年1年間で国内のソーラーセルメーカーは、生産量が67%も増えました。石油とガスの価格高騰もあってソーラー温水装置は今、空前のブームを迎えています。連邦太陽光経済団体連合会(BSW)のカルステン・ケルニッヒ代表は、ドイツは既に「ソーラーヴァレー」への道を歩んでいると見ています。連合会の算定によると今では、世界中に設置されたソーラーセルの4分の1はドイツ製です。 5年前の世界市場では、ドイツのソーラーセルの市場シェアは10%弱しかありませんでした。「南ヨーロッパ市場だけでも、太陽光発電市場の規模は2010年までに今の10倍になる見通しです」とケルニッヒ代表は話しています。同氏は、ドイツと似たような魅力的な優遇措置が導入されることで、スペインやイタリアやフランスやギリシアで太陽光発電装置の需要が急増し、ドイツのメーカーの売り上げも急増するものと見ています。連合会の発表によると、ドイツでは全国で 4万人を超える人がソーラー業界で働いています。ドイツ国内には100万基を超えるソーラー装置が設置されていますが、その95%は屋根に設置されたソーラーパネルです。ソーラー関連企業がドイツには約5,000社あり、昨年の売上高は37億ユーロでした。ソーラー技術を駆使した温水システムと発電システムのメーカーはドイツに約150社あります。新たな企業進出は、ドイツ東部にあるテューリンゲン州やザクセン州やザクセン・アンハルト州、それにブランデンブルク州が大半を占めています。これ以外の州でも太陽がエネルギー媒体として利用されています。ニーダーバイエルン地方のポッキングという町では、 2006年4月に世界最大の太陽光発電所が送電を開始しました。62,500枚のソーラーモジュールからなる発電所の出力は10メガワットで、プロジェクト指揮者のマルティン・ブーハー氏の話では3,300世帯に電気を供給することができます。投資総額は4,000万ユーロでした。連邦太陽光経済団体連合会 (BSW)の発表によると、ドイツ国内にある太陽光発電装置の電力供給量は600メガワットを超えています。 「4万人を超える人がソーラー業界で働いています」に反応してしまいました。以前から、日本政府が戦後の頃のように太陽光発電に予算を傾斜配分すれば失業対策とエネルギー問題の解決の一挙両得になると書きましたが、それを見事にドイツが実現しているのじゃないでしょうか。 どうやら日本は方向を間違ったようです! |
2007 年7月17日火曜日 第2858回 8周年 |
第318話、第668話、第1032話、第1397回、第1763回、第2128回、第2493回と続け今日から9年目に突入です。 何気なく始めてしまったものの何時しか強迫観念のようなものに取り付かれ毎日の更新を続けるうちとうとう8年間が経ってしまった。こうなると今度は10年を目指したくなってしまいます。 とは言いながらも後2年間続ける事が出来るかは全く自信が持てません。しかしながら挑戦する楽しみはあります。まぁ、肩肘はらずになるようになるさの精神でいきましょう。どうなることやら。 さて、例年通り、17日の祇園祭りですが、今年は休みが一日ずれて17日はウィークディになりましたが、宵山が連休なので去年並みの人では確保できるかもしれないと思っていましたが、4号台風に襲われてしまいました。しかしながら、15日には通り過ぎてしまったので宵々、宵山は大丈夫のようですから意外と影響は無かったかもしれません。 それにしても、2年前の 第2180回の時と同じように早明浦ダムの危機は一回の台風で解消されました。これは一体何を表しているのでしょうか。自然の力の凄さでしょうか。それとも異常気象なのでしょうか。いずれにしても、不気味です! |
2007 年7月18日水曜日 第2859回 企業番付 |
トヨタの躍進は停まる気配を見せませんね。世界企業番付で6位に躍進だそうです。 FujiSankei Business i.より トヨタ、6位に躍進 米誌の世界企業500社番付 2007/7/13 米経済誌フォーチュンが11日発表した今年の世界企業500社番付(2006年売上高ベース)によると、米小売り最大手ウォルマート・ストアーズが2年ぶりに首位に返り咲いた。トヨタ自動車は8位から6位に躍進し、自動車業界トップの米ゼネラル・モーターズ(GM、5位)に迫った。 ウォルマートの売上高は前年比11%増の3511億ドル(約42兆8000億円)。前年1位の米石油大手エクソンモービルは2位に後退したものの、原油価格の高止まりを背景に純利益では395億ドル(約4兆8000億円)と首位を維持した。 また、3位に英蘭系のロイヤル・ダッチ・シェル、4位に英BPが入るなど、石油会社は売上高上位10社のうち6社を占めた。自動車は3社だった。 日本勢ではトヨタのほか、37位にホンダ(前年は31位)、40位にNTT(同24位)、45位に日産自動車(同41位)、48位に日立製作所(同38位)がランクインするなど、67社が名を連ねた。国別では米国(162社)に次ぐ2位だった。(ニューヨーク 時事) トヨタの 6位も凄いですが、上位10社の顔ぶれを見ると、トップのウォルマート以外は自動車会社3社と石油会社6社じゃないですか。之を見ていると、地球温暖化問題が真剣に考えられるとは思えませんね。もしかしたら、石油業界は温暖化や枯渇問題で危機感を煽って値段の高騰を画策しているのかもしれないと思えます。 自動車会社も一見危機感を感じているように見せて、トヨタのハイブリットやヨーロッパのディーゼルへの移行や燃料電池車、バイオエタノールなどで新しい車に買い換えさせようとしているのじゃないでしょうか。 そうした目先の誤魔化しで消費者の目をくらませ、根本的に公共交通主体の石油を使わない交通体系に持っていくべき方向であることを気づかせないように必死になっているのじゃないかと考えるのは私だけでしょうか。 近距離は太陽光発電を利用した電気自動車、長距離や貨物輸送はは鉄道を主体とした公共交通こそが目指すべき道であるからには自動車会社も電気自動車の開発に主力を注ぐべきじゃないでしょうか。 石油会社はその後押しとしてどんどん石油を値上げすれば良い。その金で太陽電池の製造を始めコストダウンに貢献してもらったら良いでしょう。 言い過ぎかな! |
2007 年7月19日木曜日 第2860回 ホンダ |
昨日、自動車会社と石油会社に目指すべき方向が違うのじゃないかと非難したら偶然でしょうか第2826回でも取り上げたホンダが太陽光発電に本格的に乗り出すようです。 NIKKEI NET 7月16日より ホンダ、光発電に本格参入・全国200店展開 国内メーカー各社が家庭向けの省エネルギー製品の開発・販売を加速している。ホンダは 2009年春までに全国200の販売店網を整備して家庭向けの太陽光発電システムに本格参入。東芝グループは白熱電球に比べ消費電力が7分の1の発光ダイオード(LED)照明を発売した。京都議定書が定める温暖化ガスの排出削減目標の達成には家庭の排出抑制が大きな課題。各社は省エネをキーワードに新たな市場を開拓する。家庭の 05年度の二酸化炭素(CO2)排出量は1億7430万トンと日本全体の14%を占め、京都議定書の目標の基準年となる1990年度より約4割増えた。その6割が電力消費による間接的な排出。日本の自動車業界が石油危機を機に低燃費車の開発で世界シェアを高めたように、最先端の省エネ製品を開発できれば世界に市場が広がる可能性がある。(07:00)ホンダの本音がどこにあるかは分かりませんが、兎に角、太陽光発電に取り組むその姿勢を素直に評価したいと思います。 参考: 2007年6月12日 ホンダソルテック、薄膜太陽電池の販売を開始是非やって欲しいものです! |
2007 年7月20日金曜日 第2861回 全庁舎屋上 |
第2811回で取り上げた安倍首相の政府庁舎への太陽光発電設置の指示による計画の概要が出てきたようです。 YOMIURI ONLINEより 太陽光発電パネル、政府庁舎300棟に6年かけ設置 2007年7月15日(日) 政府は2007年度から12年度までの6か年で、全国の政府庁舎の屋上に太陽光発電パネルを設置する計画を進めている。 対象は約300棟で、一般家庭約2500世帯の発電をまかなえる年間約1000万キロ・ワット時の発電が可能になる見通し。また、今後新築する庁舎については、積雪などで十分な日照量が確保できない場合を除き、すべての庁舎に太陽光発電を導入する方針だ。地球温暖化対策の一環。 国の庁舎のうち、一定規模の太陽光発電パネルが設置できる建物は、地方の税務署や社会保険事務所などを含めて約3000に上る。政府は今後、さらに太陽光発電導入の対象を広げていく方針だ。 たった300棟で年間1000万キロ・ワットですか。ということは設備としては1000分の1の発電の発電能力と言うことですから1万キロ・ワットということです。 第2856回 で取り上げた世界の大規模発電所のスケールと比べてなんと小さな事でしょう。結局は本気じゃないということなのでしょう。 さすが日本、もう先は見えたかも! |
2007 年7月21日土曜日 第2862回 レンタル自転車システム |
自転車通勤を始めた初日に、いざ走り出した途端に「あれっ!何かおかしいぞ」と違和感を覚えました。それは、自転車にはバックミラーがないので後の様子が分からないことでした。 車で常にバックミラーで後方確認慣れてしまっていたので、後方の様子がわからないことがものすごく怖いのです。後の様子を見るためには後を振り返るしかありません。これには我ながら驚きました。。人間、慣れとはおそろしいものです。バックミラーを付ければ良いのですが根本的にやはり自動車と自転車が同じ道を走ることが間違っているのじゃないでしょうか。こうなるとやはり自転車道が欲しくなります。 自転車と言えば、 第2828回で取り上げたパリのレンタル自転車の記事が又ありました。時事ドットコムより 2007/07/15-20:44 環境に優しい自転車を=パリ全域でレンタル制度−仏 【パリ15日時事】環境に優しい自転車をもっと利用してもらおうと、パリ市は15日、市内全域を網羅する自転車レンタル制度をスタートさせた。フランスでは既に、南東部のリヨンで同様の制度が成功。慢性的な交通渋滞に悩む大都市パリも車の交通量を抑えるため、導入を決めた。 「ベリブ」と呼ばれるパリの制度は、市内の道路約300メートル置きに、貸自転車の駐輪機と専用パス発券機を備えた無人のサイクルポートを設置。利用者はここでパスをクレジットカードで買って自転車を借り出し、目的地のポートで返す仕組みだ。当初は計750カ所、年末までに1500カ所のポートが設けられる。備え付けられた貸自転車は約1万台。 パリは環境問題に本気で取り組む気ですね。昨日も取り上げた政府による太陽光発電のような表面だけで誤魔化そうとする政策と違って交通体系を本気で変え様としているようです。 それに比べてわが日本の余りにも国民を馬鹿にした原発重視の環境対策はいずれ大きな問題を起こしそうです。今回の地震による柏崎刈羽原発のダメージでもそのいい加減な対策はばれ始めているのじゃないでしょうか。 それでも怒らない日本人! |
2007 年7月22日日曜日 第2863回 トヨタ |
第2859回で世界企業番付でGMに続いて6位になったと書いたトヨタがそのGMをとうとう抜きそうです。 NIKKEI NETより トヨタ、1―6月の世界販売台数で初のトップに トヨタ自動車は 20日、2007年1―6月の世界販売台数を明らかにした。子会社のダイハツ工業と日野自動車を含めた実績は前年同期比8%増の471万6000台となり、米ゼネラル・モーターズ(GM)の467万3572台(1.7%増)を上回って世界一になった。トヨタが半期ベースで販売世界一になるのは初めてになる。 …中略4―6月期のトヨタの世界販売は前年同期比7%増の236万8000台。1―3月期はGMを約9万台上回ったが、4―6月期では約4万台下回った。北米の不振が続くGMもアジアや欧州などでは好調を維持しており、76年ぶりとなる首位交代をめぐる競争は年末までもつれ込むことになりそうだ。 いよいよ世界一の自動車メーカーの地位も夢じゃないようです。しかし、世界一にふさわしい企業理念を持って日本の将来を導くような会社であってくれればと願うのは私だけでしょうか。 asahi.comより プリウス充電、家庭で トヨタが試験へ、実用化は世界初 2007年07月19日 家庭用コンセントから充電できるトヨタ自動車の「プラグインハイブリッド車(HV)」が、月内にも公道の走行に必要な試験自動車の国土交通相認定を受ける見通しになった。走行試験で実証データを集め、世界初の実用化を目指す。低公害ディーゼルエンジンなど環境技術が多様化する中、通常のHVよりも更に環境負荷を抑えることで「トヨタのコア技術」(渡辺捷昭社長)とするHVの優位性を高める戦略だ。 トヨタのプラグインHVは現行のプリウスをベースに開発。大容量の充電を可能にするため、従来のHVに搭載しているニッケル水素電池を、リチウムイオン電池に変更した。プラグインHVの認定を申請しているのはトヨタのみで、認定後は愛知県豊田市などの公道で安全性などを確認し、官公庁へのリース販売などから実用化を目指す。 プラグインHVは、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて走る従来のHVに、家庭用の電源からも充電する仕組み。従来のHVはブレーキを踏んだ時のエネルギーなどを電気に変えて走行時に使っていたが、家庭で充電した電気も活用することで、電気モーターだけで走行できる距離が延び、燃費が改善する。 また、より環境に優しいとされる電気自動車は1回の充電で走行できる距離が短いのが欠点だ。プラグインHVはガソリンエンジンを組み合わせることで、充電切れの不安が消える。 ただ、量販化にはコスト削減とともに、電気モーターの走行距離をさらに延ばすための電池の改良が不可欠だ。現状は1回の充電で走行できる距離が15〜20キロ程度とみられ、電池の大容量化や長寿命化などが課題となる。 ハイブリッドにはそれ程魅力を感じていなかったのですが、プラグインとなるとぐっと魅力を感じてしまいます。と言うのも、毎日の通勤や買い物など近距離だけならバッテリーだけの使用で済んでしまいそうだし、バッテリー切れの心配もいらないとなるとバッテリー頼りの電気自動車より使い勝手は良さそうだからです。 久し振りにトヨタを応援したくなりました! |
2007 年7月23日月曜日 第2864回 原発 |
柏崎刈羽原子力発電所の黒い煙を最初にテレビで見たときにはドキッとしましたが、その後の問題なしとの発表で安心したものです。ところが、どうやらそんなものでは済まないようです。どうも、とんでもない問題が隠れているように思えます。 YOMIURI ONLINEより 東電、柏崎原発に自前消防車配備へ…消火の遅れ受け 7月19日 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原子力発電所の変圧器から出火し、消火作業に手間取った問題を受け、東電は19日、同原発内に自前の消防車を配備する方針を固めた。 東海地震の想定震源域にある中部電力浜岡原発には2台の消防車が備えられているが、東電は、原発は火災発生の可能性が低いとして消防車は置いていない。柏崎刈羽原発については、国際原子力機関(IAEA)が2005年に防火対策の不備を指摘していた。 今回の火災は、16日午前10時13分の地震発生直後に起きた。所内の消防団が消火を試みたものの、地震の影響で消火栓につながる配管が破損して思うように水が出ず、初期消火に失敗した。119番通報は地震発生から14分後の10時27分に行ったが、柏崎市消防本部から到着した化学消防車などが火を消し止めたのは、出火から約2時間後の午後0時10分だった。 その間、火災は事実上、放置され、黒煙が立ち上る様子がテレビの映像で流れ続けた。今後は所内の消防団が消防車を出動させ、素早く消火できるような体制作りを急ぐ。 東電は、火力発電所には万一の火災に備えて消防車を配備している。 同じく YOMIURI ONLINEより 7月21日原発の消火体制不十分、化学消防車配備は5社のみ 中越沖地震 新潟県中越沖地震に直撃された東京電力柏崎刈羽原子力発電所で火災が発生した問題を受け、原発など原子力施設を保有する国内11社が20日、施設内の消火設備や連絡体制に関する緊急調査書を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。…中略 各社の調査書によると、全社が原発に自衛消防組織を設置している。ただ設備については、8社が施設内に消防車を配備していたが、化学消防車があるのは原発を持たない日本原燃も含め5社にとどまった。消防署への専用回線を備えているのは4社の原発だけだった。…以下略 驚きましたね、まさか原発に消防車が配備されていないとは、要するに火事は想定されていなかったんですね。何でも連休で消火班の人員も少なかったそうです。道理で消火が遅れたはずです。 それにしても、原発とは火事も出ない程安全であるとの自信があったというのも怖い話です。地震にもそれほど危機感は持っていなかったと言うことなのでしょうか。我々素人とプロの原発に対する認識度はそれ程に違うということなのでしょうか。 果たして、この刈羽原発の被害は発表されている程度で済んでいるのでしょうか。もしかしたら修復不可能な程のダメージを受けているのじゃないかと勘ぐってしまいます。 そんなことを思わせる対応の早さに何となく胡散臭さを感じてしまったのは私だけでしょうか。 しかしながら、考えようによっては、今回のこの問題は太陽光発電にとっては追い風になるかもしれません。 と言うのも、今までは、私も、原発に対しては核融合によるエネルギー問題の全面解決を期待していたので、敢えて反対はしてこなかったのですが、その可能性も見えてこないし、ここまでもろいとなると賛成には回りにくいものがあります。 そうであるならば、いよいよ太陽光発電の出番でしょう。特に太陽光発電には今回のような地震で停電になっても昼間に少しでも発電していれば自己電源として使える分散型としての強みがあります。 我が家の太陽光発電には 1500Wまで使えるコンセントがモニターの横に備え付けられているので停電になれば発電さえしていれば、モニターで連系から自立に切り替えることにより使えるようになります。これだけでもお湯を沸かしたり炊飯器を使うことも出来るはずです。停電により何も使えないよりずっと有利です。100 VなのでIHなどは使えませんが、電熱器ならつかえますから簡単な煮炊きは問題無さそうです。問題は水ですが、これは井戸を掘っていれば、トイレなども対応可能です。こうして、自己電源と水源を用意している家庭が多ければ多いほど今回のような地震にも耐えやすくなるでしょう。 将来どうなるか分からない原子力に莫大な金をつぎ込むよりその金を太陽光発電の買取に回した方が災害にも強く、環境にも優しい世界に貢献する日本をアピールできるはずです。 是非、やって欲しいものです! |
2007 年7月24日火曜日 第2865回 沈黙は金 |
常識と思い込んでいることが実は全く違っていることがあり驚かされる時がなあります。 6月30日、読売新聞 編集手帳 沈黙は金、という。西洋伝来の格言は、「雄弁は銀」とつづく。はっきり自分を主張することを美徳とする西洋人が雄弁を低く評価したのはなぜだろう◆「岩波ことわざ辞典」によれば、格言の起こりは19世紀中ごろのドイツで、当時の西欧諸国は銀を基準にした貨幣制度、いわゆる銀本位制が大勢であったという。古人はどうやら現在の意味とは逆、「雄弁の銀」を上位に置いたつもりで格言をこしらえたらしい…以下略 これはわが人生にも関係してくる話ですが、我々日本人は「沈黙は金」を重視してきたと言っても過言ではないでしょう。古くはテレビコマーシャルにも三船敏郎の「男は黙ってサッポロビール」なんてのがあったくらいです。 私自身も、口下手なのをこの言葉を言い訳に自分を納得させて努力を怠ってきたつけが今に繋がっています。今頃気が付いても手遅れですが。 慰安婦問題や南京虐殺などやってもいないことをさも本当にやったかのように非難されるなど日本の外交のまずさにもこんな日本人の意識が現れているのじゃないでしょうか。そして、それは今でも日本の国が世界に誤解される原因になっているようです。 それが、全く違った意味だったとすれば「沈黙は金」は日本を間違った方向に導いたと言えるかもしれません。一つの言葉の解釈が日本の歴史を変えたとしたら恐ろしいものがあります。とは言いながらも、暗黙の了解や阿吽の呼吸などの言葉を持つ日本人には都合の言い解釈だったのかもしれません。 それにしても、沈黙と雄弁のどちらを取るか日本の将来が係っているかもしれません。どちらをとるべきか問題です。 やはり、雄弁は金でしょうか! |
2007 年7月25日水曜日 第2866回 江戸しぐさ |
私、 坂出市立体育館のお掃除小父さんは、横を走るさぬき浜街道の歩道の掃除を日課としています。その距離はせいぜい100メートル程度でしょうか。量は圧倒的に少なくなりますが、夏でも落ち葉との戦いがあります。しかしながら、それは自然との戦いなので諦めもつきます。許せないのは、タバコの吸殻と空き缶やペットボトルにレジ袋に入れたゴミなどのポイ捨てです。殆ど毎日なにがしかの物がすてられているのできっと常習者が何人かいるのでしょう。 その歩道はそれ程人通りの多い道でも無いのにそんなありさまなのですから人通りの多いところはもっとひどいのじゃないでしょうか。 それにしても、日本人のこの質の低下は何時からなのでしょう。毎日の掃除で日本人の将来を思わされてしまいます。 そんな気持ちでがっかりしていたところ、面白い記事を見つけました。 何時もの、 Japan on the Globe 国際派日本人養成講座より国柄探訪: 花のお江戸の繁盛しぐさ 江戸っ子たちは粋なしぐさで、思いやりに満ちた共同体を築いていた。 …略 5.往来しぐさ 花のお江戸は路上で行き交う人も多い。その往来を気持ちよくするために、様々な江戸しぐさが生まれた。道路は「江戸城に続く廊下」と考えられ、ゴミを捨てたり、唾を吐いたりするのは、とんでもない行為とされた。歩きながらタバコを吸うこともなかった。混んだ道を早く走ることは危険なので「韋駄天しぐさ」と言って禁じられた。…中略9.「なぜ僕らにこの美しいしぐさを教えなかったのですか」 埼玉県の教育委員会で江戸しぐさのビデオを作成したことがあった。それを観た中学2年生の男子生徒が感想文に「なぜ大人たちは僕らにこの美しいしぐさを教えなかったのですか」と書いた、という。…以下略 やはり、最近のマナーの酷さは戦後教育の悪さから来ていると考えた方がよさそうです。現代人は江戸時代の人たちに恥ずかしくて顔を会わせることができませんね。 こんな素晴らしい文化を捨ててしまった現代の教育はやはり考え直すときがきているようです。この中学生の「なぜ大人たちは教えなかったのですか」を肝に銘じる必要がありそうです。 長い戦いが要りそうです! |
2007 年7月26日木曜日 第2867回 世界最速ネット回線 |
モデムから ISDN、ケーブルネット、ADSL、光と乗り換えて来て、暇さえあればパソコンに向かってインターネット三昧の依存症とも言えそうな私ですが、そのインターネットで未だに分からないことがあります。それは、スピードです。確かに初期のモデムよりISDNは早かった。ケーブルネットからADSLではその速さは実感できなかった。 究極と思って採用した光も体感は期待ほどではなかったような気がします。今でも、つながりが遅くイライラする場面もよくあります。究極の速さと思った光がこの程度とするとインターネットの速さって一体何なんでしょう。回線より、やはり、パソコンの能力が関係するのでしょうか。 そんな疑問を感じている私の頭をもっと混乱させるような記事がありました。 CNN.co.hpより 世界最速のネット回線 スウェーデンの75歳女性が所有 2007.07.22 ストックホルム(AP) 映画まるまる1本のダウンロードを2秒で完了ーー。スウェーデンの75歳の女性が利用しているそんな通信環境が、一般住宅向けのインターネット回線では世界最速だとして話題になっている。 スウェーデン南西部カールスタッド市に住むシグブリット・ロスバーグさんは、1秒間に40ギガバイトのデータをやりとりできる超高速の光ファイバー回線を所有。市通信当局者によると、これは一般家庭の通信速度の数千倍に相当し、世界で最も高速と思われるという。 この回線が誕生した発端は、市当局者とロスバーグさんの息子ピーターさんが「インターネットの速度には限界がないことを証明しよう」と意気投合したこと。 2つのルータ間で中継機器を使わずにデータを送受信する技術を使い、女性の自宅に回線を設置した。 「この回線を引く前は、母はコンピューターを持ってさえいなかったんだ」とピーターさん。ロスバーグさんは現在、自分でインターネットを使っているという。 ただ、もっぱらウェブ版の新聞を読むだけで、超高速回線を存分に活用しているとは言いがたい様子だ。 インターネットの速度には限界が無いとは驚きです。光こそ最高の速さと信じていたのに光でもスピードに差があるということのようです。 それにしても、どんな体感スピードなんでしょう! |
2007 年7月27日金曜日 第2868回 トヨタ |
第2863回のプラグインハイブリッドカーで少し見直したトヨタですが、基本的に、第2798回・第2826回・第2851回などでも書いたように、太陽光発電に冷淡なことに腹立たしい思いをしていました。 ところが、そのトヨタがとうとう太陽光発電を採用するそうです。 日刊工業新聞より トヨタ、工場の環境対応強化−愛知・堤工場に太陽光発電導入 トヨタ自動車は23日、環境調和型の工場づくりを目指す「サステイナブル・プラント」活動を始めると発表した。自然エネルギーの活用や工場内緑化を通じた地域貢献、生産性向上による省エネルギーなどが柱。まずハイブリッド車(HV)「プリウス」を生産する堤工場(愛知県豊田市)で、自動車工場では世界最大級となる太陽光発電を導入する。 堤工場は同活動のモデル工場とし、定格出力約2000キロワットの太陽光発電システムを導入。工場外壁には光触媒塗装を施して窒素酸化物などを浄化、バイオ緑化技術で工場緑化も進める。太陽光発電などで二酸化炭素(CO2)の排出量を年間5%削減する見込み。高岡工場(愛知県豊田市)では生産効率を大幅に向上させた革新的な新生産ラインを導入。09年の第2ライン稼働時に年間35%のCO2削減を見込む。国内外の工場で同様の活動を展開する。 いよいよトヨタが動き出すんですね。採算が合わない限りやら無いと言っていたと言われていたトヨタが始めると言うことは採算が合うようになったのか、それともさすがのトヨタも採算ばかりを言って太陽光発電を採用しないことの恥ずかしさを知ったのか。メーカーはどこのでしょうね。 KW当りの単価はどのくらいなのでしょう。興味深々です。いずれにしても、太陽光発電にとっては良いニュースじゃないでしょうか。これを契機に日本の企業の屋根に太陽光の流れが起きて欲しいものです。トヨタの全工場と関連工場への設置も期待したいものです。 しかし、こうなってくると、いくらトヨタ嫌いの私でも、少しは期待しないと行けませんね。尤も、トヨタのやることですから何か裏があるのかもしれません。とは言いながらも、ここは素直に喜びましょう。 面白くなりそう! |
2007 年7月28日土曜日 第2869回 ガッツポーズ |
第1795回で柔道のガッツポーズを非難して、逆に剣道ではそれをすれば負けになるというルールを評価しました。 最近、それを思い出すような場面を大相撲で見てしまいました。朝青龍の態度の悪さは相変わらずであきらめていますが、今回は重量昇進を決めた琴ミツキがガッツポーズをしていたので驚きました。まさか国技と言われている相撲であんな場面を見るとは思っていませんでしたが、私が知らなかっただけで最近は当たり前になっているのでしょうか。 流石、朝青龍の態度を改めさせることが出来ないだけに全体に礼儀が失われてしまっているのかもしれません。 それにしても、柔道以上に相撲には似つかわしくないと思うのは私だけでしょうか。ちょんまげを結い伝統と格式のある相撲が単なる勝ち負けだけの競技になってしまってはその存在意義が問われることになるのじゃないでしょうか。柔道以上にピンチのような気がします。 この名古屋場所では初めて新弟子検査がなかったことや 4月に入ったばかりの新弟子の急死はリンチだったとの噂など良くないニュースが続いているのを見ると大相撲の凋落は停まらないような気がします。せめて剣道を見習ってガッツポーズをすれば負けになる決まり手でも取り入れてもらいたいものですさしずめガッツポーズ負けですか。 厳しすぎるでしょうか! |
2007 年7月29日日曜日 第2870回 更新ピンチ再び |
仕事を終えて帰宅。何も考えずに何時も通りにパソコンのスイッチを入れ、着替えなど一連の動作を終えて、さて、とパソコンを見ると立ち上がらずに停まっています。いやな予感がしたが、なんでもないだろうともう一度スイッチを入れなおして様子を見てみると、やはり、途中で止まる。よく見てみると、どうやら HDDを認識していないようです。前回のトラブルと同じ症状です。とは言いながらも最近の調子の良さに、まさかまたしてもHDDが壊れたとも思えないので、たまたま認識されていないだけで何度かやれば問題なく立ち上がるだろうと甘く考えていました。ところが、何度スイッチを入れなおしても、認識されません。 これは駄目かもしれない。さて、どうする。最近の快調さに甘えて又しても今日の更新分のバックアップを取っていません。このままでは、今日の更新が難しいかもしれません。予備機で更新は出来ますが、もう一度今日の分を思い出しながら書くのも気力が湧きません。 と言うことで、前回の故障の時は失敗した立ち上がらないメインの PCのHDDを取り外して、予備機のデーターとして使うように取り付けて立ち上げてみました。祈るような気持ちで見ていると、今回は無事立ち上がりました。どうやらHDDはダメージを受けていないようです。と言うことは、マザーボードの問題かもしれません。取り合えず、認識されたメインの PCのHDDから今日の更新分のデーターをコピーして何とか更新を終えることが出来ました。そして、又、元のメイン PCにHDDを戻して、再びスイッチを入れてみましたが、やはり認識されません。もうどうしようも無いのかもしれません。とは言いながらも、どんな故障も一晩置くと何の問題も無く立ち上がると言う経験を何度もしているので、今回も「マァ!いいか、明日も駄目なら考えよう」とそのままにして寝ました。 さて、翌朝、メインと予備を同時にスイッチオン。さてどうなるかと見ていると、何と、メイン機が無事に立ち上がってくるじゃないですか。やっぱり、一晩置きは正解でした。ところが、今度は予備機が立ち上がりません。一体どうなっているのやら。こちらはもう一度スイッチを入れなおしたら無事立ち上がりましたが、どうも、どちらも何時お亡くなりになってもおかしくない状況かもしれません。 いよいよ極貧 PCともお別れの覚悟が必要なのかもしれません。とは言いながらも、何とか誤魔化しながら一日でも長く使って行きたいと思っています。こんな調子ですから、今回は、何とか更新が途切れずにすみましたが、書く気力が無くなって途切れるか、 PCの故障と言う物理的原因で途切れるか分からなくなりました。さて、どうなることやら! |
2007 年7月30日月曜日 第2871回 更新ピンチ再び2 |
さて朝無事に立ち上がった PCですが、仕事から帰って、果たして今度も無事に立ち上がるかどうか神に祈る思いでスイッチオン。昨日の騒ぎは何だったんだろうかと思わせるように何の問題も無く立ち上がりました。とは言いながらも、突然フリーズするのじゃないだろうかと内心ビクビクもので使っていましたが、今のところ何のトラブルも起こらず快調そのものです。 それではあれは何だったんだろうか。もしかして、パソコンも私の早朝ネットに付き合わされて寝不足だったのでしょうか。 一番考えられるのは、梅雨明けによる突然の暑さによる熱暴走です。それなら、まだ涼しい朝早くには問題なく立ち上がって、夜に立ち上がらなかった説明はつきます。しかし、その後は夜も無事に立ち上がっているのだからこれももう一つ根拠に乏しいものがあります。とは言いながらも、どう考えてもこれが一番ありそうな原因だと思われます。 と言うのも、今パソコンを使っている部屋は太陽光発電を設置して以来エアコンの使用を控えて、なるべくなら扇風機で我慢していることもあって結構温度は上がっているのです。扇風機の首を振って私と両方に当たるようにはして使っているのですがそれが不満だったのかもしれません。 私だって暑いのを我慢しているんだから少しは気を使って辛抱してくれれば良いのですが、機械にそれを望むのは酷というものでしょうか。 となると、扇風機をパソコンに常時当てるようにして、私が辛抱するか。それとも、エアコンをつけるか。それが問題です。 梅雨が明けて、朝早くからのセミのうるさい鳴き声に悩まされながらも、窓を開けて省エネに努力していると言うのにパソコンの為にエアコンを使うのも何だかなぁ。 さて、どうする! |
2007年7月31日火曜日 第2872回 更新ピンチ再び3 |
第2836回でPCを助けて頂いた恩人から今度のピンチに対して、ウィルスの恐れを指摘されました。 実を言えば、私はアンチウィルスソフトは入れていません。と言うのも、Win95でパソコンを始めた頃に、ウィルスソフトの悪さでパソコンの不具合を何度も経験して、それ以来入れないことにしたのです。 その代わりと言っては何ですが、ウィンドウズのアップデートは常にやっていますし、メールもSPAMfighterというフリーソフトで防御しています。そのお陰かどうか、今まではウイルスにやられて苦労したと言うことも無かったので敢えて入れようとも思いませんでした。我が家の赤貧PCが未だ現役と言うのもそのお陰もあると思っています。 ところが、昨日晩インターネット中に突然再起動がかかりました。フリーズすることはあってもこんな事は余り経験がありません。もしかしたら本当にウィルスにやられたのかもしれません。 ダウンロードしてインストール。早速スキャンしてみるとたった一つですが出ました。トロイの木馬のようです。直ぐに削除しました。さて、突然の再起動は収まるでしょうか。 トロイが入っていたのは Winnt → system32 → driversフォルダーの中でした。これで思いついたのは、先日、ビデオカードのドライバーを更新した事です。たしかこのフォルダーにインストールされていたと思いますので、この時に入ったのかもしれません。こうなると、何時までもアンチウィルスソフトは使わないなんて言ってられないかもしれません。そうなるといよいよ極貧パソコンの出番も無くなりそうです。さて、どうするか。 それにしても、誰がウィルスなんかを作るのでしょう。コンピューターの進歩が止まってしまったような状態になっているのはこのウィルスの所為と言っても言い過ぎじゃないでしょう。なんでこんな事をするんですかね。ウィルスがなければインターネットの世界は飛躍的に発展していたでしょうに、人間の悪意ってしょうがないですね。 もったいない! |