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誇れる日本(21)

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2016年 1 月 1 日(金)  第561回   日本語は世界で唯一“植民 化”されなかった言語
  日本語の素 晴らしさを、2014年3月 3日 (月)、第 5279回の「日 本語を世界共通語に」などで取り上げたように、ねずさんなどに教えてもらいました。

  その日本がをないがしろにして、小学校低学年から英語教育などと本質がわかっていない文化省がとち狂った方向に進め ているようですが、外人や海外で英語を使って活躍された人ほど、本当に日本の素晴らしさが分かっているようです。

  産経WESTよ り  2015.12.24

    【日本千思万考】 日 本語は世界で唯一“植民化”されなかった言語 国際人たる前に「立派な日本人」であれ

  日本文明は「一国で成立する、主観的な自己認識を持つ孤立文明」

  米国の国際政治学者・サミュエル・ハンチントンは名著「文明の衝突と世界秩序の再創造」の中で、国民国家の視点では なく文明に着目し、世界秩序を分析 しました。前世紀末における世界の文明圏を8つ上げ、その一つとして、日本文明を「一国で成立する、主観的な自己認識を 持つ孤立文明」と取り上げておりま す。ほかにも、フィリップ・バグビーの世界九大文明論にも、マシュー・メルコの五大文明論にも、日本文明が列挙されてい ます。いずれにしても、日本文明 は、他文明とは共通するものが少なく、極めて独自性の高い特殊な民族文化に由来するものであると定義されています。その 根源的なるものはと言えば、「日本 語の特殊性」にあると考えられます。

  欧米でもアジアでもない、ユニークでニュートラルな文化力

  ご存じのように、国力の三大要素とは、「軍事力」「経済力」「文化力」であります。17世紀のウェストファリア条約 以降、20世紀前半の第二次世界大 戦までは、国際紛争の最後の外交的解決手段として戦争が許容されてきたので軍事力闘争が続きました。その後、経済貿易の 自由化を経てグローバル経済競争に 突入すると、国境や民族間の貧富格差の抗争をめぐって、局地戦、宗派闘争、テロ事件が頻発するようになっております。

  今こそ、世界が取り組むべきは、国境なきソフトパワーの典型である文化力によるフェアな折衝、相互理解による互助精 神の発露ではないでしょうか。

  もっとも、こうした活動が第一に期待されていたはずの国連が全く機能しておりません。その最大の欠点は、戦勝5カ国 の持つ拒否権がブレーキとなって、 公平なる裁定が行われないこと、さらには活動経費の負担に問題点が多いことだと思われます。最大の負担比率を持つ米国 が、自国に不利な裁定があるとして、 支払いを留保した際、負担第2位の日本が最大20%強から少なくても11%もの大金(加盟国の最高額)を長期にわたって 負担させられながら、常任理事国に さえなれず、日本の数分の1からせいぜい半分足らずしか拠出金を支払っていない露中英仏などが、強力な発言力をキープし ている不合理さ、不公平さは、日本 人としては看過していいものではありません。

  また、国連公用語として、英語(10億)仏語(1.5億)露語(3億)中国語(13億)スペイン語(4億)アラビア 語(1.5億)の6言語のみが採用 され、母語の多いヒンズー語(7億)や、仏語・アラビア語と差のない日本語、ポルトガル語、ベンガル語などの採用が拒絶 されてきたことにも、納得がゆきま せん。

  さもありながら、やはり文化力を発揮し、世界平和への貢献、相互理解には、言語力の重要性は避けて通れません。しか も、これまで近代世界を武力で、財 力で、文化力で独占的にリードしてきた白人・キリスト教・米欧語族が、ここへ来て、主として経済力で陰りを見せ、軍事力 でも露中の台頭に怯え、イスラム族 の相次ぐテロに脅かされる事態が常在化し始めて居るのです。

  今この状況下で、欧米でもない、アジアでもない、極めてユニークでニュートラルな文化力(欧米とアジア文明を融合さ せており、科学技術的には先端を 担っている上、宗教的にも中立的である)を誇り、かつ、それを支える高度な経済力を備えた日本こそ、混迷するグローバル 時代の新たな世界へとリードすべき であろうかと思量致します。

  日本が二千年来の母語を維持継続できた理由

  日本の文化力が、なぜ世界中で図抜けているかと問われれば、「人類史を通じて、日本語が唯一、植民化されなかった言 語であり、そこに独自の客観的世界観が凝縮されているから」と答えられるでしょう。

  いま世界で一番普及している言語は英語ですが、それは七つの海を支配した大英帝国が植民地化してきた地域が60数カ 国・地域にも及んだからです。同様 に、スペイン語やポルトガル語が中南米を席巻し、英語同様、フランス語も植民地化されたアジア、アフリカへ、そしてロシ ア語もソ連体制下の東欧や中央アジ アに広がりました。

  しかしながらわが日本だけは、中世は元寇の役をしのぎ、幕末の英(朝廷側)と仏(幕府側)両国の植民地化狙いを退 け、内輪揉めは自らの手で“維新”し たことで、中国語・モンゴル語や英仏語による置き換えを逃れてきました。戦後のアメリカ占領下でも、ヘボン式ローマ字化 を通じた英語への誘導にも乗せられ ず、(換言すれば、識字率の高さと日本語教養力の高度成熟度が壁となって)文化大国としての日本が二千年来の母語を維持 継続できたわけです。

  独自外交をしてこなかったことのツケ

  ただ、残念なのは、戦後世界最強国となったアメリカの傘(日米安保)の下に入ったおかげで、冷戦時代に至っても「独 自の外交」をせずに済んだため、未 だに“言語力・折衝力”に劣る外務省や政治家首脳による日本外交の弱点が改善されず、それどころか、ますます国益を損ね る事態が続発しています。また、結 果として、対ソ(対露)や対北朝鮮国交回復が未だにならず、対中、対韓の国交正常化においても、必ずしも外交的に万全を 期したとは言えず、今に至る紛争の 種を残してしまってもいます。

  そこで、喫緊となるのは、語学教育の抜本的な改革ではなかろうかと考えます。大切なのは、英語や中国語で相手側の主 観の世界に身を委ねることではあり ません。「大国日本」の伝統と誇りある日本文化を、まずはしっかりと日本語でわが身のモノとし、それを英語なり、フラン ス語やロシア語・中国語に変換して 相手側へ堂々と伝道することで、初めて対等なる外交が始まることを自覚すべきだと信じます。

  言語を必要としない世界では、漫画や浮世絵、工芸品を通じて、世界中の人々が日本人の文化的感性を感じ、高く評価し てくれているわけですから、奈良平 安文芸、安土桃山芸術、江戸文化、明治近代化文明、そして戦後の技術革新など、日本の歴史や実状、日本人のモノの考え 方、見方などを、もっと外国人にわか りやすく伝えるべきなのです。

  そのための日本語であり、その正訳・意訳語としての外国語の習得こそ、正しい語学教育のあるべき姿ではないでしょう か。情報受信型を脱して、“情報発信型言語力”への転換が急務なのです。

  文科省「一般教育廃止」の衝撃

  ところが、最近わが国の未来を危うくさせるような、とても困った事態が展開されようとしております。

  この夏、文部科学省から、各国立大学長などへ出された「国立大学法人等の組織及び業務全般の見直しについて」と題さ れた通知には、「人文科学系学部・ 大学院については、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に積極的に取り組むように努めること」とありました。これ は大変由々しき問題ではないかと危 惧いたします。

  さっそく、学界や経済界から適切な反論が提起され、言論界からも批判論文が相次いでいます。文科省は文章表現の不備 を認めるということで、何とか騒動 を収めようとしているようですが、実際には、教養課程の一般教育を廃止し、学部の改廃などに着手しているとの報道がなさ れております。

  教養と概念を包含する根本的な知的能力こそ「言語力」であるからして、普通教育であれ高等教育であれ、「国語教育と 外国語教育の重要性」は、それが実 務上に役立つものかどうかというような、表面的、功利的なモノであってはなりませんし、単なる促成栽培的な技能教育に終 わらせては断じていけないと思いま す。国際人である前に、立派な日本人であり続けるには、人間的器量、すなわち教養としての言語力は必要欠くべからざる素 養であると訴求するものです。

  国力の一大要素「文化力」を生かすのは言語力

  目下、慰安婦問題とか南京事件とか、中韓の仕掛ける国際的歴史戦で、わが国はいわれのない屈辱を突き付けられており ます。これも、戦後の自虐史観蔓延 や言語力衰退、外交的失策など、自ら蒔いた種を育ててしまった国策的大ポカであったといえます。ようやく有識者や一部言 論界、国際活動家などを通じて、正 しい反論攻勢が出始めたことを心強く思っております。

  さらに、日本を愛する複数の外国人も応援歌を送ってくれ始めております。今こそ、言語力の最重要性に、多くの国民と 政治家、官僚、実業界、特に言論界 が覚醒し、公正な外交と国際交流に尽力すべきときだと信じます。文科省や外務省の猛省を促すとともに、国民一人一人の発 信力を強め、政治の軌道をただし、 世界から認知される、文化大国日本のリーダーシップを確立すべきだと提言する次第です。  (上田和男

  この上田さんは、2015年1月 2日 (金)、第 598回の「サ ムライ資本主義」などで何度か取り上げさせて頂いた方ですが、何時も、心に沁みる日本の素晴らしさを書いて くれます。やはり、英語圏で実際に活躍されただけに日本の本当の良さが分かっているのじゃないでしょうか。

  それにしても、日本語の素晴らしさを一番分かっているべき文化省が、何にも分からず、その日本語を貶めるようなこと ばかりやっているのですから、日本の省庁の劣化は目を覆いたくなりますね。

  外務省、財務省など反日省庁の文化省も入れる必要がありそうです。やはり、日本は余りにも壊れてしまったと言わざる を得ませんね。官公庁の解体も急がれますが、余りに多過ぎて、手の施しようがないのかもしれません。
  やはり、一からじっくりと取り組むより仕方ないのかも。道は遠そうです。
2016年 1 月 2 日(土)  第562回   日韓合意は安倍総理の判断ミス
  日韓合意に対する意見を聞きたいと思って いた青山さんはアメリカだそうです。飛行機からのラジオ出演で、今回の合意は安倍さんの判断ミスと言われています。

  青山さんも、私などと同じで安倍さんがとち狂ったと思っているようです。やはり、これが、大半の日本人の反応で しょうね。
  私も、余 命さんの意見を読むまでは、青山さんと同じで怒り心頭でしたので、その気持ちは良く分かります。果たし て、実際はどうなんでしょう。

  年明けに、日本に帰ってから続きをやるそうなので、これも楽しみです。

  今回だけは、余命さんの解釈が当たって欲しいですね。  


2016年 1 月 3 日(日)  第563回   安倍談話の内幕
  今回の日韓外相会談における慰安婦問題合意 で、安倍総理に対する非難が湧き上がっています。私は、幸い余 命さんの解釈に出会って、安倍さんの凄さに改めて感心させられましたが、その安倍さんの凄さは、70年談話 やアメリカの議会での演説に見事に現われていたのじゃないでしょうか。

  その、談話の内幕を携わった中西輝政氏の話を水島さんが対談で聞いてくれています。こんな安倍さんが、今更、韓国に 利用されることはないと信じましょう。 

2016年 1 月 4 日(月)第564回   衝撃の反シーシェパード映 画、ついに公開!!
  11月25日 (水)、第 524回の「捕 鯨肯定する『ビハインド・ザ・コーヴ』、東京の映画館で上映へ」などで取り上げたきた八木景子さんの映画を 紹介した動画がアップされました。

  もしかしたら、無料で見れるのかなと思ったら、そうは甘くはありませんでした。この映画は是非見て見たいものですが 極貧と外へは出ない無精者の私としては、まず、可能性は無さそうです。
  それだけに、何時か、YouTubeでアップされないものかと期待していました。それだけに、今回、思わず反応して しまいました。

  と、思いながら、考えたのですが、こんな素晴らしい映画は政府・外務省が買い上げて、世界に拡散すべきじゃないで しょうか。
  と言うのも、このままでは、上映館も多くは無さそうなので、世界に拡散されるのは何時の事か分かりません。
  こんな映画を埋もらせるのは、余りにも勿体ない。何にもしない外務省に500億円もの無駄金を投入するのだったら、 せめて、こうした映画を、その設備で上映すべきでしょう。
  と言うか、500億円でどうせ役にも立たない設備を作るより、この映画を世界に配信する方が余程効果があるでしょ う。  
  

  12月19日に取り上げた「南 京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」の水島さんの映画なども、是非、政府の広報映画として広めてもらいた いものです。
  それとも、こうした映画を使うと、反日左翼に騒がれるのが怖いのでしょうか。何とも、情けないですね。
2016年 1 月 5 日(火)  第565回   西伊豆伝統の鰹文化
  偶然でしょうか、昨日の反シーシェパード映画 でも取り上げた、11月25日 (水)、第 524回の「捕 鯨肯定する『ビハインド・ザ・コーヴ』、東京の映画館で上映へ」で一緒に取り上げていた、魚食の危機をしょ うかいしてくれた有本さんが、今度は、潮鰹という珍しい魚食文化を紹介してくれています。

  鰹節は、同じ四国の高知が有名で、子供の頃からなじみがありましたが、この潮鰹というのは初めて聞きました。日本 は、本当に食生活の豊かな国ですね。

  そうした、素晴らしい漁食の文化がクジラだけでなく、どんどん廃れているのはやはり、日本の食生活の危機とも言って 良いのじゃないでしょうか。
  折角、先人が長い間培ってきてくれた地元に根付いた日本独特の食文化を大事にする必要がありそうです。
  そうしたものを大切に受け継いでいくことが、大量生産に頼る現在の食料自給率の低下を補うことにもなるのじゃないで しょうか。
  やはり、もっと、昔から伝わる、食生活を大事にすることから始めるべきでしょう。究極の地産消と言えそうです。



  動画で取り上げられているカネサ鰹節商店のHPです。

     鰹節(本枯れ田子節)潮鰹(しおかつお)の製造元|カネサ鰹節商店
2016年 1 月 6 日(水)第566回   理屈と人情の経済学
  2日、第 182回の「日 本の素晴らしさを知ろう」などで日本人の素晴らしさを語ってくれている日下さんが新年でも、日本人の素晴ら しさを教えてくれました。

  水島さんとの対談です。

  2015年10月12日に、「ラ グビー外国人選手の『君が代』熱唱」で称賛したラグビーの五郎丸選手のあのキックについての素晴らしい考察 を語ってくれています。
 
   30分頃からです。青木功さんや長島さんについても語ってくれています。やはり、日本人は凄いです。

  最後に安倍さんの素晴らしさを語ってくれています。これは驚きでした。やはり、安倍さんは凄い人のようです。


  やはり、日本の戦前の素晴らしい企業経営が見直される時が来ているようです。従業員を大事にしない世界の経済は捨て 去るべきです。
2016年 1 月 7 (木) 第567回   日本はますます格差社会 に!?
  昨日の日下さんの教えてくれた素晴らしい日本 人が世界の経済を引っ張って行く時代がくれば、世界にとっては望ましいことです。
  ところが、もしかしたら、その素晴らしい日本人を奴隷状態にするような最悪の場合もありうると、河添さんが警告を発 してくれています。

  まさかとは思いますが、戦後の日本企業の堕落振りを見る限り、そうした恐れも無きにしも非ずと納得させられるものが あります。  
  
  
  それにしても、昨日の日下さんが教えてくれたように、西欧の経営が凄いと洗脳された戦後の日本の経営者達がこのまま 経済界に君臨して従業員を大事にしない経営を続けて行けば、日本の崩壊というか世界の崩壊は逃れられないという恐ろしい ことになるかもしれません。
  やはり、日本人が本来の日本を取り戻し、世界を導かなければ、世界の未来は危なそうです。果たして、日本人は目覚め ることができるでしょうか。
2016年 1 月 8 日(金)第568回   「慰安婦像」を「少女像」 と呼び始めた一部メディア
  昨日、第 940回の「日本がワシントンで“告げ口外交”?」で、古森さんの朝日新聞の卑劣なやり口への非難を取り上 げましたが、実は、その前日にも、古森さんの気になる記事がありました。

  その時は、もう一つ、その意味が理解できなかったのですが、2日の朝鮮日報の記事で、その重大さに驚きました。
 
  何と、追い詰められた慰安婦問題を誤魔化して、もっと普遍的な問題と置き換えて、今後も、日本を貶め続けようと言う 意図が隠されているようです。

   ジャパン・インデプスより    2015/12/31

   [古森義久]【「慰安 婦像」を「少女像」と呼び始めた一部メディア】〜問題の本質を薄めようという作為〜

  「古森義久の内外透視」

  慰安婦問題に関する日韓両国政府の合意をめぐっては日本側のメディアの報道になんとも奇妙な現象がある。ソウルの日 本大使館前に設置された慰安婦像を NHK、朝日新聞から読売新聞までが唐突に「少女像」と呼び始めたことである。この慰安婦像の扱いは今後、今回の合意の 韓国側の順守を判定するカギとなる から、この呼称のあり方は重要である。
  日本のメディアはNHKも朝日新聞も長年、このソウルの日本大使館前の像は「慰安婦像」と呼んできた。事実としても そのとおりなのだろう。日本を糾弾 する側では「慰安婦は14歳から20歳までの女性」と断じているから、この像もいかにも若く幼い少女にみえても、その描 くところは慰安婦そのものだろう。

  だがNHKも朝日新聞もいまではこの像を「慰安婦を象徴する少女像」と表現する。慰安婦を象徴するというならば、そ の産物は慰安婦そのものだという意味だろう。だがあえて「慰安婦」とは呼ばず、「少女」と表記するというのだ、一体なぜ なのだろう。

  この新しい呼称はアメリカ国内の各地に建てられた慰安婦像にも適用されそうな気配がある。アメリカでの慰安婦像問題 は私も当初から注意を向け、その動 きを取材し、報道してきたが、その像は最初から最後まで「慰安婦像」である。建てる側も、建てられて、不快感や侮辱感を 味あわされる側も、一様にその像を 「慰安婦像」と呼んできたのだ。

  慰安婦像を少女像という表記に変えることは、慰安婦問題の本質を薄めようという作為を感じさせる。少女像ならそれ自 体はなんの問題もないだろうという ニュアンスが広がる。韓国側の言動を有利にする意味あいがこもる。単に少女の像を建てることは、ギラギラとした政治意図 を感じさせないからだ。

  ところがいかにも若く幼くみえる少女のイメージを利用して慰安婦像を建てることは、まさにこの問題の中心の虚構や誇 大をアピールするプロパガンダ性をずばり実感させる。まさにギラギラした政治意図そのものなのである。

  なぜ「慰安婦像」ではなく「少女像」なのか。「慰安婦を象徴する少女像」とは正確にはなにを意味するのか。この点を NHKも朝日新聞も明確に説明してほしい。

  ここでも、売国反日NHKや朝日新聞どころか、読売新聞までが韓国の工作に加担しているようです。何とも、日本のマ スコミの汚染は酷いものがあります。
  やはり、日本のマスコミの殆どは韓国によって制圧されているようです。

  韓国は、これをアメリカ人の教授をつかって工作しているようです。何とも、執念深い奴ですね。やはり、日韓合意なん てまとまるはずはないですね。

  朝鮮日報よ り   2016/01/02
  慰 安婦合意:米教授「日本の教科書に児童性犯罪として記載必要」

  NYタイムズに寄稿

  「日本が連れて行ったのは成人女性ではなく、13−14歳の少女だった!」

  米国の女性学教授が韓日政府の「慰安婦合意」を報道した米紙ニューヨーク・タイムズの間違いを指摘し、関心が集まっ ている。

  デラウェア大学のマーガレット・D・ステッツ教授は1日、ニューヨーク・タイムズへの寄稿文で「貴紙は昨年12月 29日に報道した記事で、日本軍に 『韓国の女性たち』が連れて行かれたと書いているが、被害者はほとんどが未成年だった。こうした性犯罪は日本の教科書で 教育しなければ、正義が成り立たな い」と指摘した。

  同教授は「貴紙はこの日の記事で、第二次世界大戦時の日本軍売春宿にだまされて、あるいは強制的に連れて行かれた 『韓国の女性たち』に関する紛争が妥 結したと書いた。生存者たちが証言している通り、残酷な性奴隷システムの対象は大人ではなく、13−14歳の少女たち だった」と強調した。

  そして、「荷物のように船に載せられ、アジア各地の戦場に連れて行かれて、毎日のように強姦(ごうかん)された少女 たちは、初経さえ迎えていない年齢だった」とも述べた。

  さらに、「日本の行為は戦争犯罪だけでなく、子どもに対する人身売買と性犯罪だった。これらの事実は日本の教科書に 記述され、西欧の各メディアが報道しない限り、犠牲者のための真の正義は行われていない」と一喝した。

  これでも、安倍さんは辛抱して合意を目指すのでしょうか。とは言いながらも、やはり、様子を見るしかないのでしょう ね。何と言っても、他に安倍さんに匹敵する人がいないのですから。

  これで、合意が出来なかった場合に安倍さんはどうするのでしょうか。そこで、譲歩すれば、流石の安倍さんも政権の維 持は無理じゃないでしょうか。
  ここは、腹を括って、アメリカの要求も退けて欲しいものです。今度ばかりはアメリカも理解するのじゃないでしょう か。と淡い期待をしていますが、やはり、甘いかも。ならば、やはり、ここは決断のしどころでしょう。
2016年 1 月 9 日(土)第569回   既に日本の借金は減ってい る
  2015年12月13日 (日)、第 542回の「反 日財務省は何をしたいのか」などで、財務省の反日振りを暴いてくれている山本・杉田コンビが引き続いて、そ の反日振りを語ってくれています。

  それにしても、財務省はどこまで日本の足を引っ張ったら気が済むのでしょうか。もしかしたら、中韓の出先機関じゃな いでしょうね。案外、そうかもしれませんね。そうでも考えないと、その反日の訳が分かりません。 


  7日、第 187回の「日本と世界経済の行方」や第 567回の「日本はますます格差社会に!?」でも元凶は財務省との話がありました。

  どうして戦後の日本の官僚はここまで落ちぶれてしまったのでしょう。やはり、GHQの工作による自虐史観などの影響 なのでしょうね。
  こうなると、日本再生は、どう考えても売国官僚の整理が必要です。果たして、ふるいにかけたらどのくらいの人が残る ことになるのでしょうか。この際、一人もいなくなっても仕方ないでしょう。兎に角、売国奴は一掃する必要があります。

  外務省だけかと思っていたら、この財務省も相当酷そうです。日本の危機は尋常じゃないですね。恐ろしい限りです。 
2016年 1 月 10 日(日)第570回   与党内の売国奴達
  慰安婦問題の合意で、日本人が嫌韓を高め、こ れだけ騒然としていることに何の考慮もしない発言をする政権与党の公明党や自民党の一部がいることに、日本の政治の堕落 を見せつけられる思いです。

  安倍さんも、こんな政権与党を率いているのですから、弱気になるのも仕方ないのでしょうか。それにしても、本当に、 情けない政治家達です。

  何度も書きますが、前回の選挙で、次世代の党が勝っていれば、安倍さんもここまで苦労することも無かったでしょう が、自分がやった解散ですから、文句を言って行くところもないですね。

    朝 日新聞デジタルより   2016年1月2日

  日 中韓関係「揺るがぬ関係へ」 公明・山口代表

  近隣で最も関係を滑らかにしないといけない国際関係が長らく停滞してきたが、昨年来様々なレベルの努力で改善の方向 へしっかり歩み始めた。日中、日韓 の首脳会談が立て続けに開催され、年末には韓国との間で、慰安婦問題を巡って画期的な合意がなされた。両国が合意をした ことは、不退転の決意で実現してい かなければなりません。

  今年は韓国、中国と首脳会談をする議長国の役割が日本にめぐってきました。日中韓の関係を(停滞状態に)逆戻りさせ ず、揺るがぬ関係へと仕上げていかなければなりません。

  2018年に韓国の平昌、20年に東京、22年には北京と東アジアで連続するオリンピック大会を、三つの国が世界の 国と力を合わせて、成功に導いていきたい。(東京都新宿区内の街頭演説で)

  公明党には何の期待もしていないので、この程度では驚きもしませんが、こんな党と手を切れない自民党に腹が立って仕 方がありません。

  と思ったら、その自民党内に相変わらず韓国にすり寄る奴らがいるのですから何をかいわんやです。

   産経ニュースより     2015.12.31

  【「慰安婦」日韓合意】 日 韓議連会長の額賀氏、元慰安婦訪問へ 韓日議員連盟会長が明かす

  韓日議員連盟の徐清源会長は31日、慰安婦問題での日韓合意に関連し、日韓議連の額賀福志郎会長(自民党)が「近く 訪韓し、元慰安婦の女性らを訪れて 慰労するとの意向を伝えてきた」と述べた。徐氏が所属する与党セヌリ党が明らかにした。額賀氏の詳しい訪韓日程は不明と いう。

  徐氏は日韓合意について「元慰安婦や(支援団体の)韓国挺身隊問題対策協議会は不満だろう」とした上で、「韓日関係 はあまりにも長い間、困難を極めた。妥結により、新たな未来を創造していかなければならない」と述べた。

  一方、日本の一部報道機関が合意をめぐり、両国政府が明らかにしていない内容を相次いで報じていると批判し「両国メ ディアがこうした(敏感な)問題を争うように扱えば、韓日関係は一層こじれるのではないか」と述べ、自制を促した。(共 同)

  なんで、こんな奴らが、日本の議員をしているのでしょうか。選んだ有権者には恥を知ってもらいたいものです。

  今度の選挙で、こうした売国奴達を一人でも落とし、日本の心を大切にする党を躍進させたいものです。日本を救う道は それしかないでしょう。
2016年 1 月 11 日(月)第571回   米政府が排ガス不正のVW 提訴
  1 月 8 日、第 188回の「全車、排ガス基準満たさず 路上測定でEU報告書」でEUや米はVWだけでなく域内のメーカー も守りたいのじゃないだろうかと書きましたが、どうやら、アメリカは、VW叩きにやっと立ち上がったようです。と言う か、準備に今まで掛ったようです。

  やはり、米が本気でやれば、VWの存続にも関わりそうです。果たして、何処までやるのでしょうか。トヨタをやって位 本気になるのでしょうか。  

  ロイターより    2016年 01月 5日

  米 政府が排ガス不正のVW提訴、罰金数十億ドルの可能性

  [ワシントン 4日 ロイター] - 米司法省は4日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)が排ガス規制を逃れる目的で約60万台の車両に違法な装置を搭載し、大気 浄化法(CAA)に違反したとして、同社を相手取り民事訴訟を起こした。

  VW傘下のアウディとポルシェも提訴の対象となっている。

  司法省高官によると、VWは数十億ドルの罰金支払いが求められる可能性がある。

  米環境保護局(EPA)の代理としてVWを提訴した司法省は、排ガス制御システムの不正操作や違反の報告を怠ったこ となど、同社に4件のCAA違反があったとしている。

  司法省高官は「VWが自分たちが何をしているかを知りながら、意図的に法に違反したこと、そしてその結果が健康に とって重大であることをわれわれは訴えている」と述べた。

  司法省は現在、排ガス不正に関連した詐欺の疑いでVWを捜査を進めているが、今回の提訴が同社に対する刑事責任追及 の妨げにはならないとしている。

  ロイターより  2016年 01月 5日

  米 司法省、VWを提訴
 
   【ニューヨーク共同】米司法省は4日、排ガス規制逃れ問題をめぐり、ドイツの自動車大手フォルクスワー ゲン(VW)や傘下のアウディ、ポ ルシェなどに対する民事訴訟を米中西部ミシガン州デトロイトの連邦地裁に起こした。窒素酸化物(NOX)の排出規制で基 準を満たさないディーゼル車約58 万4千台を米国で販売し、大気浄化法に違反したとしている。

  米メディアによると、制裁金の総額は180億ドル(約2兆2千億円)を超える可能性があるという。司法省は「大気浄 化の法令違反へのあらゆる適切な補償を求める」としており、刑事責任を含めVWをさらに追及する構えだ。

   読売新聞    2016年01月05日

    VW に制裁金も、米司法省提訴「消費者欺いた」

  【ワシントン=安江邦彦】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が違法ソフトウェアで排ガス規制を不正にクリアし ていた問題を巡り、米司法省は4日、VWを大気浄化法違反などでミシガン州東部地区の連邦地裁に民事提訴したと発表し た。

  民事制裁金の支払いや違法行為の差し止めを求めている。ロイター通信によると、制裁金は理論上900億ドル(約 10・7兆円)以上になる可能性もあるという。

  訴状によると、VWは米当局による検査時に限って、ディーゼル車から出る排ガスに含まれる有害物質の量を減らすソフ トウェアを利用し、米環境保護局 (EPA)の排ガス基準を満たしていた。この結果、通常の走行時には窒素酸化物(NOx)が基準の最大40倍も排出さ れ、大気汚染を引き起こした。司法省 幹部は「米国人の健康を害し、消費者を欺いた」と指摘している。

  金額に大きな開きがあるのが分かりませんが、どちらが本当なのでしょう。いずれにしても、これからが、本当の戦いに なるようです。

  不買運動は余り広がっているようには思えないだけに、この提訴こそがVWの命運を決めそうですね。それにはやはりア メリカの本気度がカギを握るのでしょうね。

  それにしても、マツダを始めとして、日本のディーゼルの反攻が目立ちませんね。相変わらず、武士の情けで遠慮してい るのでしょうか。国内では、称賛されるのでしょうが、対外的には、又しても、甘く見られるのじゃないでしょうか。

  日本も、欧米や特亜に習って、対外にたいしては徹底的に相手の弱点を突くべき時が来ているのじゃないでしょうか。
2016年 1 月 12 日(火)第572回   米VW、販売4.8%減
  昨日は、VWに対して、米がやっと動き出した と書きましたが、消費者の方は、やはり動いていたようで、2015年の新車販売に影響が出てきているようです。
  こうして見ると、EUや日本が躊躇しているのを尻目に、アメリカの本気度が、VWに引導を渡すことになるのじゃない でしょうか。

  果たして、どこまで本気で取り組むでしょうか。これからの動きが楽しみです。
  
  SankeiBizより   2016.1.6

  米 VW、販売4.8%減 15年、規制逃れ響く

   ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が5日発表した2015年の米国での新車販売台数は、排 ガス規制逃れ問題が響いて前年比4.8%減の34万9440台となった。3年連続で前年実績を割り込んだ。

  問題発覚でブランドイメージが悪化。不正を指摘された一部ディーゼル車の販売を中止したことも足を引っ張った。値引 き販売を強化したが落ち込みを補えなかった。

  車種別にみると、小型車「ビートル」が22.3%減。中型車「パサート」も19.1%減った。一方、乗用車「ゴル フ」やスポーツタイプ多目的車(SUV)の「ティグアン」は堅調だった。

  同時発表した15年12月の新車販売台数は前年同月比9.1%減の3万956台。12月として5年ぶりの低水準だっ た。(共同)


   SankeiBizより    2016.1.6

  15 年米新車販売が過去最高 レクサスなど日本勢好調、VWは低迷

  【ワシントン=小雲規生】米調査会社オートデータが5日発表した2015年の米新車販売台数は前年比5・7%増の 1747万499台で、ITバブル期 の00年以来15年ぶりに過去最高を更新した。スポーツ用多目的車(SUV)など大型車が好調だったためで、原油安によ るガソリン価格の低下や景気回復な どが消費者の購買意欲を促した結果となった。

  日本勢では高級車ブランド「レクサス」の販売が過去最高を記録したトヨタ自動車が、5・3%増の249万9313台 で全体の3位。ホンダは3・0%増 で5位、日産自動車は7・1%増で6位で、ともに販売台数が過去最高を更新した。全体の首位は米ゼネラル・モーターズ (GM)で、5・0%増の308万 2366台だった。

  一方、排ガス規制逃れ問題の影響が懸念されている独フォルクスワーゲン(VW)が5日発表した販売台数は、排ガス規 制逃れ問題が響いて前年比4・8% 減の34万9440台。3年連続で前年実績を割り込んだ。昨年12月の販売台数は、前年同月比9・1%減の3万956台 で、11月の24・7%減からは改 善したものの、米国市場全体の9・0%増と比べて不調さが際立つ結果となっている。

  アメリカでの日本車の人気がいよいよ本物になるのでしょうか。と言うより、未だにGMがトップというのも何となく不 信感を覚えます。と言うか、やはり、自国愛でしょうか。その程度は容認しないと気の毒ですね。
2016年 1 月 13 日(水)第573回   「断固たる対応」とは何か
  西村眞悟さんと田母神さんが公明党を叩き潰す 為に次世代の党から立候補してくれた一昨年の選挙を、2014年12月 9日 (火)、第 5560回の「日 本再生の最後のチャンスか」などで取り上げましたが、残念ながら、その覚悟を受け入れてくれなかった情けな い有権者にがっかりさせられたものです。

  今度の選挙でお二人がどこから立候補されるのかは分かりませんが、出来ることなら、あの素晴らしい覚悟をもう一度 「日本のこころを大切にする党」で見せて頂きたいものです。
  青山さんや有本さんも立って頂いてブームを起こせば、政治が一気に変わる可能性があるのじゃないでしょうか。

  その西村さんが、相変わらず、素晴らしい主張をしてくれています。この方が当選しなかったのは、本当に勿体ないこと です。今度こそ見事に返り咲いてもらいたいものです。

  西 村眞悟の時事通信  平成28年1月7日(木)

  「断固た る対応」とは何か

   六日に北朝鮮が行った核実験に対し、安倍総理および官房長官は、「日本の安全に対する重大な脅威で、断じて容認できな い」として「断固たる対応」をとると明言した。
   その「断固たる対応」の内容についての報道を視ると、国連そしてアメリカと共同した、また、独自の、「対北朝鮮制裁強 化」である。

   従って、やはり、我が国の「戦後政治」にある「発想の欠落」について指摘しておきたい。

   (一)まず、数年前、アメリカの情報機関の幹部OBが私に言った言葉を紹介する。彼は言った、「核は既に通常兵器なん だ」

  そして彼は、アメリカとソビエトは、五十年以上も、核を保有し開発しながらせめぎ合いをしてきた、と説明した。
 
  その会話の数ヶ月前だと思うが、アメリカのライス国務長官の意を受けて国務省の幹部が来日し、拉致被害者救出議連幹 部に面会を求め、「北朝鮮が核開発を中止すると言っているので、日本は制裁を止めてやってくれ」と言ってきた。

  私は、日本は拉致被害者が解放されるまで制裁を止めない、と答えた。
 すると相手は、
  「核の恐怖から日本は解放されるんですよ、
  核が如何なる被害をもたらすかレクチャーしましょうか」と言う。
  私は、言った。
  「核の被害を君たちに説明してもらう必要はない。
  日本人は身にしみて知っているんだ。なんなら、こちらから説明しようか。
  核は抑止できる。
  しかし、日本が拉致被害者救出を諦めたら取り返しがつかない。
  日本の第一の優先事項は、国民である拉致被害者救出だ。」

  前述の
  「核は既に通常兵器だ」
  という情報機関OBの言葉は、私が、日本の第一の優先事項は核よりも拉致被害者救出だと国務省に答えておいたとの発 言に対して、彼が、「それは実に正しい」と賛同し、「拉致被害者救出こそ日本のもっと切実な国民の命がかかった課題だ」 と言った次ぎに発したものだ。

  (二)北朝鮮の核と中共の核を「如何に抑止する」かの決断がない「断固たる対応」はありえない。
 即ち、「断固たる対応」とは「抑止力を保有する」ということである。

  北朝鮮は「最強の核抑止力を備えた」と誇示したと報道されている。
  しかし、ならず者にこれを言わせておいては平和を確保できない。
  これを言うべきは日本でなければならないのだ!
 
  そもそも、「抑止力」を持っている国が「制裁」をするから効果がある。
  「抑止力」を持たない国が「制裁を強化」したら危険である。
  抑止力を持たずに「制裁を強化」するのは、為政者として無責任ではないか。

  では、その抑止力を如何にして確保するのか。
  それは、既にアメリカとソビエトが、二十世紀の半分を使ってやってきた歴史を振り返れば分かる。
  特に、昨年亡くなった西ドイツ首相のヘルムート・シュミットが、一九七七年九月に実行した「バランスの回復」つま り、ソビエトの中距離核弾頭ミサイル SS20に対抗して、同じく中距離核弾頭ミサイルパーシングUを導入して「相互確証破壊」の体制を構築したうえで強烈な 軍縮圧力をかけてソビエトに SS20をヨーロッパ方面から撤去させ以って、NATOを核の脅威から解放した決断に学ぶべきである。

  シュミットは、パーシングU導入の前にロンドンで次のように演説した。
  「政治的、軍事的バランスの回復は、死活的に重要である」

  我が国も、此のシュミットの決断に学ぶべきである。

  なお、此のNATOへのパーシングU導入の時、ヨーロッパに「反核・導入反対」の大規模な市民運動が巻き起こった。
  ソビエト崩壊後にモスクワのクレムリン文書から判明したことは、此の「反核運動」はクレムリンが仕組んだことだっ た。
  クレムリンを北京また平壌と読み替えていただきたい。

  (三)アメリカの核の傘について
  「戦後政治」とは、「アメリカの核の傘」という言葉で、思考停止する政治である。
  つまり、幻を現実と信じて疑わない政治である。
  これで、国民の暮らしと命を守れるのか。
  無責任ではないか。
 
  あのオバマ大統領が、サンフランシスコやロサンジェルスが核攻撃を受ける危険を冒して、日本に核の傘をかけて守ろう とするか、誰でもいいから検討したら分かることだ。
 
  オバマに限らず、ワシントンやニューヨークそしてサンフランシスコが核攻撃を受けても日本を守るという考えを持つ者 は、そもそも大統領選で当選できない。

  フランスが核を保有する時、止めてくれというケネディー大統領に、ド・ゴールが言った。
  「アメリカの核の傘がヨーロッパにかかっているというのか。
  では貴方は、ニューヨークが核攻撃を受けてもフランスを守るのか」
  若きケネディーの顔面は蒼白になったといわれている。

  (四)日朝平壌宣言について
  平成十四年九月十七日、平壌で日朝両国の小泉首相と金正日は、平壌宣言を発して日本は北朝鮮に巨額の金を支払って国 交を樹立すると宣言した。
  その中で北朝鮮は、核開発を控えると約束し、ミサイルは打ち上げないと約束した。
  しかし、北朝鮮は、その後、ミサイルは打ち上げるは核実験は繰り返して本日に至っている。
  つまり、日本は騙されたのだ。

  然るに、日本の外務省は、一昨年の五月にストックホルムで行われた「平壌宣言」の精神に則って拉致被害者を再調査す るとの北朝鮮の約束に対して、北朝鮮への送金額の緩和や人員の往来自由化という制裁解除を行った。しかし、再調査などな かった。
  つまり、また騙されたのだ。

  我が国内閣は、此の緩和された送金や人員往来の自由化が、
  この度の核実験にどれだけ貢献したのか点検すべきである。
  また外務省は、何回北朝鮮に騙されれば気が済むのか。懺悔しろ。

  以上、昨夜と本日の報道から、「欠落している」と思われる箇所を指摘した。

  こんなことを堂々と言えるのは西村さん達だけじゃないでしょうか。こうした正論が受け入れられるようにならないと日 本の再生は無理と言うものです。
  次の選挙で、やっと追いついてきた時代を一気に引っ張って行ってもらいたいものです。今度、この方達を落とすなんて 日本の恥です。絶対にあってはいけないことです。
2016年 1 月 14 日(木)第574回   日本の存在感高めるのが文 化外交
  年明け最初の阿比留さんの「極言御免」が、日 本の芸能人の中で、ただ一人とも言えるほど左翼ばかりが目立つにもかかわらず、そんな芸能界におもねることなく日本の名 誉のために戦ってくれている津川雅彦さんを取り上げてくれています。

  文化外交を使命だと思っているのだそうです。これも、外務省がもっと真剣に広めるべき仕事でしょう。結局は外務省は 今まで、何をやってきたのでしょう。
  良く言われているように、日本から来る政治家などの案内や財産形成など、自分の為の内向きのことにしか関心が無いの でしょうか。
  
  やはり、日本の歴史と文化に精通し、日本に誇りを持ち、赴任地の言葉を縦横無尽に操れるような本当のプロの外交官こ そ求められているはずです。そんな外交官が一体、どれくらいいるのでしょうか。

  津川さんの方が、余程、国の名誉のために働こうと言う強い意思を持たれていますね。外交官は恥ずかしくないのでしょ うか。尤も、恥ずかしいなんて感情があるのなら、もっと真剣に仕事しているのかもしれません。やはり、解体か総入れ替え が必要で少ね。

  一日も早くやらないと、日本がどんどん世界からさげすまれるようになるでしょう。

   産経ニュースより     2016.1.9

  【阿比留瑠比の極言御免・特別編】 俳 優・津川雅彦インタビュー 「日本の存在感高めるのが文化外交」…安倍首相はこう言った

   平成28年の第1回の「極言御免」は新年特別編として、太田明広記者とともに取材した俳優で、政府の有 識者会議「『日本の美』総合プロジェクト懇談会」の座長、津川雅彦氏のインタビュー記事を届けます。

   安倍晋三首相には常々、「ついているね」と話しています。理屈では安倍さんの勝利が考えられない状況の中で、自民 党総裁や首相になったのですから。 国政選挙も全部ついている。アベノミクスや安全保障関連法の成立などいろんな画期的なことをしたわけだし、名宰相になれ る器だと見込んでいます。でもそれ だけではなかなか大衆はついてこないから、これだけの高い支持を得ている安倍さんはついているんだなと。

  第1次政権を退いた際のある種の屈辱感や敗北感がプラスに作用していると思います。

  さて、価値の体系が文化です。僕は文化人だから「経済、安全保障の次は文化だ」と、ことあるごとに安倍さんに話して きました。一昨年の暮れにメールを もらい、しめたと思いました。そして昨年1月に会食した際、「何よりの朗報は、暮れに安倍さんから『来年は文化でいきま すかね』との話をもらった。メール に残っているわけだからぜひ実現してほしい」と話した。安倍さんはにこにこと笑っていましたけれども。

 これが、昨年10月にスタートした「日本の美」総合プロジェクト懇談会につながった。

  安倍さんは初会合の際、「日本の存在感を外国で高めるということが、文化外交の何よりの使命だ。それが目的だ」と話 された。プロジェクトの第一歩とし て、今年7月からイタリアで日本の仏像を披露します。国宝級になるとなかなか持っていくのは難しいのですが、約30点の リストがあがっており、たぶんイタ リア側も満足するものが行くと思います。

  今、世界が自然を畏敬する日本文化に注目しています。(海外の主要都市で)日本文化を紹介する「日本博」や時代劇に 加え、国内でも安倍さんが文化宰相として各国大使らを呼び、薪能など日本の美を披露する会の開催を提案しました。

  平成3年に英国で「ジャパンフェスティバル」が開催され、歌舞伎や能などの公演が行われた際のカタログを見ると、僕 がやりたいことを網羅していまし た。相撲から歌舞伎、人形浄瑠璃まで。それを安倍さんに見せたところ、日本博について「30年が明治150年だ。そのと きに向かってやろう」と言われた。

  文化や食、言葉などあらゆるものを日本人は吸収して消化する。その柔軟性が世界平和に最終的に貢献するのではない か。そのことを理解をしてもらうことがプロジェクトの目標です。

  平成23年3月の東日本大震災の時、安倍さんと「東北の人々の我慢、忍耐、礼節という美しい心が世界を感動させたこ とはどういうことか」と議論しました。僕らは日本人として説明できるだろうかと尋ねると、安倍さんは「いや、できない」 と言われました。

  「外国の人から聞かれると思いますよ。答えられないと日本人として恥ずかしいと思うので勉強会をしませんか」と誘 い、安倍さんと「探美会」という勉強会を開きました。

  日本人の美というのは大自然の中にある恐ろしさをも美にする。我慢、忍耐、礼節は自然から教わった道徳なんだと。そ ういうことを勉強してきました。日 本は縄文時代から1万年の平和を築き、平安時代の約350年間、江戸時代は約270年間、とにかく平和な時代を記録して きました。

  日本人より世界の方が日本は戦わない平和な国だと知っている。ヒットしたディズニー映画「ベイマックス」を見たとき に思いましたね。日本の男の子を主人公にして、日本人が作ったロボットは結局戦わない。

  また、大震災の際にイギリスのインディペンデント紙は1面いっぱいに日の丸を描き、日本語で「がんばれ日本、がんば れ東北」と載せた。それを見て感動 して泣いてしまいました。日本にそれだけの好意を持つ、尊敬すらもって励ましてくれている。安倍さんが訪英した際、「新 聞をもらってきてほしい」とお願い しました。今、「安倍晋三」とサインされたインディペンデント紙を自宅に飾っています。

  リーマンショック後、生き方に迷っていた世界の人たちが、財産も土地も家族までも失った東北の人たちの我慢、忍耐、 礼節を見つけ、感激してくれたので はないか。こうした東北の美しくたくましい心を日本人全員が共有することが、世界の期待に応えることではないか。それも 含めて、プロジェクトは指針を持た ないと単に「文化だ、結構でございます」で終わってしまう気がします。

  安倍さんは口に出すことはないが、平成30年までの今の任期いっぱいで終わろうとは思っていないのでは。想像です が。当然、何らかの形で32年の東京 五輪までやりたいのでないかと思うので、そのための工夫をされることを期待しています。聖火台には縄文時代の火炎土器が いい。けっこうみなさん賛成してく れるんですよ。

  成程、安倍さんはオリンピック後までやるつもりなんですか。日本の為にはその方が有難いですね。何と言っても、今、 安倍さん以上の人材がいるとは思えませんものね。
  但し、今回の日韓合意や経済問題のように、もう一つ納得できないところを考え直してもらいたいものです。
2016年 1 月 15 日(金)第575回   平成28年 日本大予測
  桜チャンネルの毎週末、一回の【討論!】1月 3日分がアップされています。日本大予測との題なので、それ程、興味が無かったのですが、加瀬さんや高山さん、加藤さん と私の大好きな人が参加されているので、やはり、これは見逃せないと見始めました。
  ところが、中身は、結局、今、日本の名誉にとって一番の危機とも言える、日韓合意が殆どになり、尚、目が離せなく なってしまいました。

  3/3では、これも日本に取って効き存亡とも言える台湾の選挙を取り上げてくれています。

  こうやって見ると、日本の政治は戦後、本当に何をやってたんだろうと怒りを覚えるばかりです。これを変えることが出 来るのは、今のところ安倍さんしかないでしょうね。

  「日本のこころを大切にする党」の中山恭子さんの覚悟を安倍さんに持ってもらいたいものです。


   3/3の最初にあの国連史上最低の事務総長潘を朴大統領が後継に押していると言っています。とは言いながら、1月 11 日 (月)、第 944 回の 「韓国『慰安婦白書』発刊へ」でも書いたように、国民からの逆風が吹いてきているようです。  

   時事ドットコムより   2016/01/07

  慰 安婦合意撤回へ協力要請=支援団体が国連総長に書簡

  【ソウル時事】慰安婦問題をめぐる日韓合意に強く反発している支援団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺 対協)」は7日、国連の潘基文事務 総長らに対して、合意の撤回に向けた協力を求める書簡を送ったことを明らかにした。国際機関に働き掛ける運動に本格的に 乗り出した。

  挺対協は書簡の中で、日韓合意では日本の国家的犯罪が認定されておらず、「被害者たちは失望している」と強調し、問 題解決と見なすことはできないと主張した。

  潘事務総長は合意を歓迎し、朴槿恵大統領の決断を高く評価しており、対応に苦慮しそうだ。

  さて、どうなるでしょう。精々、国内でもめてください。尤も、それまで韓国が残っていればの話ですが。
2016年 1 月 16 日(土)第576回   VW1000万台割れ
  12日、 第 572回の「米VW、販売4.8%減」で、アメリカでのVWの苦戦を取り上げましたが、やはり、この傾向は どこでも同じようです。

  日本の消費者もきちんと反応しているようです。 
 
   SankeiBizよ り  2016.1.8

  「VW 王国」崩壊 輸入車販売、16年ぶりに首位陥落 ベンツに譲る

  日本自動車輸入組合が8日発表した平成27年の外国メーカー車の販売台数によると、フォルクスワーゲン(VW)は前 年比18・8%減の5万4766台 となり、メルセデス・ベンツに16年ぶりに首位を譲った。VWは米国でディーゼル車の排ガス規制逃れ問題が発覚した9月 以降の販売減が響いた。

  VWは主力車「ゴルフ」「ポロ」が1割以上減少した。一方、メルセデス・ベンツは主力の「Cクラス」などが好調で、 7・1%増の6万5162台と過去最高を記録した。

  外国メーカー車全体は1・6%減の28万5496台だったが、軽自動車を除く国内市場に占めるシェアは9・1%と過 去最高を3年連続で更新した。欧州 メーカーが得意とするクリーンディーゼル車の割合が初めて1割を超え、販売を牽引(けんいん)した。同組合は「28年も プラグインハイブリッド(PHV) などラインアップの充実で堅調に推移する」と予測している。

  その結果は、遂に、世界販売の下落となって現われたようです。
  
  ブルームバーグより    2016/01/09  

  独 フォルクスワーゲン、2015年販売が1000万台下回る−排ガス不正響く

   ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンの2015年販売台数が節目の1000万台を下回った。中 国市場の減速やディーゼル車の排ガス不正が影響した。

   同社の8日発表によると、販売台数は前年比2%減少して993万台。12月は5.2%減ったという。今 年も厳しい環境が続くとの見通しを示した。

  嫌に、そっけない記事なので、もっと詳しいのは無いのかと思っていたら、何と、毎日新聞が詳しく取り上げてくれてい ました。反日売国に勤しんでいるだけかと思ってたら、まともな仕事もするんですね。

   毎日新聞より  2016年1月9日

  VW 前年割れ 巨人を襲った新興国経済の減速と排ガス不正

  独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が8日発表した2015年の世界販売台数は、前年比2%減の993万600 台となり、13年ぶりに前年を割り 込んだ。10年間で販売を倍増させてきたが、新興国経済の減速に加え、世界規模に膨らんだ排ガス不正スキャンダルの追い 打ちを受け、その屋台骨が揺らいで いる。15年の自動車市場は、販売台数1000万台を超える見通しのトヨタ自動車の4年連続首位が確実になった。
   
  「新しい顧客が減り、同じ価格帯で他ブランドの輸入車を買い求める動きが続いている。すぐに好転するとは思えな い」。VWを扱う東京都内の輸入車販売 代理店の関係者は9日、ため息をついた。昨年9月に米国で発覚した排ガス不正は、ディーゼルエンジン車に搭載した違法ソ フトウエアを使って排ガス検査の時 だけ有害物質の排出量を抑え、規制をごまかしていた。対象車が全世界で最大1100万台という未曽有の不祥事に、環境問 題に敏感な先進国の消費者は不信を 深め、VWのディーゼル車がほとんど流通していない日本市場でも15年のVW販売は前年比18.8%も激減。輸入車販売 首位の座を16年ぶりに独メルセデ ス・ベンツに明け渡した。ガソリン安の恩恵で市場全体の販売増が前年比5%超の米国や欧州市場でも、VWは同1〜2%増 にとどまり、事実上の「独り負け」 だ。

  また、不正発覚前から新興国市場の経済減速が販売の重しとなっていた。ロシアは17万4300台で36.8%減、ブ ラジルを含めた南米は55万 8300台で29.8%減だ。VWが世界に先駆けて1984年に進出した中国はシェアトップを維持し続けてきた金城湯池 だが、15年の販売台数は13万台 (3.4%)も減少し354万8600台。中国政府が昨年、景気対策で導入した小型車減税で盛り返しつつあるものの、北 京に駐在する自動車メーカー関係者 は「大幅な値下げと減税でてこ入れしており、どこまで持続できるかは疑問」と明かす。

  今後は、排ガス不正で対象車のリコール(回収・無償修理)と責任追及が待ち受ける。欧州では当局の許可を受けて近く リコールが始まるのに対し、米国で はいまだに不正車の買い取りなど抜本的対応を求める当局との折衝が続く。米環境保護局(EPA)のマッカーシー長官は7 日、「VWが法令を満たすことを切 望しているが、いまだに実現していない」と不満をあらわにした。米司法省は4日、最大数百億ドル(数兆円)規模の民事制 裁金を求めてVWを提訴。同社株価 は提訴後、10%超急落した。

  VWは15年上半期、世界販売台数でトヨタを抜いて首位だったが、15年1年間ではトヨタが首位を維持するのは確実 だ。VWのミュラー会長兼最高経営 責任者(CEO)は、不正発覚後初めて訪米し、11日から始まる北米国際自動車ショーで再建戦略を語る方針だ。トヨタ自 動車の幹部は「(台数を追い求め る)会社目線の経営でなく、顧客の求めを第一に考えるのが重要だ」と指摘する。【竹地広憲、片平知宏、ロンドン坂井隆 之】

  それにしても、思ってたというか期待していた程には大きな影響が現われていないと思うのは私だけでしょうか。それと も、やはり、本当の影響は今年からということなのでしょうか。

  あのとんでもない不正が、この程度の影響で収まるとすれば、世界の人達の民度も、余り大したことないのかもしれませ ん。まさかとは思いますが、こんなものなのでしょうか。
2016年 1 月 17 日(日<)第577回   反証映画『ビハインド・ ザ・コーヴ』
  何時まで、こんな言いたい放題を放って於くつ もりでしょうか。これも、慰安婦問題などと同じで、政府・外務省などの弱腰がここまで調子づかしたしまったと言うこと じゃないでしょうか。

  日本の文化に関することをここまで、好き放題言われることはどう考えても、我慢出来ることではない。お蔭で、安い、 美味しいクジラ肉が貧乏人の私の口にいることは全く無くなってしまいました。

   時事ドットコムより    2016/01/12

  調 査捕鯨再開で日本批判=米豪などが共同声明

  【ワシントン時事】米、オーストラリア、ニュージーランド、オランダの4カ国は11日、共同声明を出し、国際司法裁 判所(ICJ)の捕鯨中止判決を尊重していないとして、日本を批判した。日本が調査捕鯨の再開方針を打ち出したことを受 けた声明とみられる。

  声明は「日本は(判決に)適切な考慮を払う姿勢を十分示していない」と指摘。「殺害を伴わない方法でクジラの管理・ 保全に必要な全ての情報を入手可能であることは、科学的にも明白だ」と強調した。日本の調査船は昨年12月、下関港(山 口県下関市)を出航している。
 
  調査捕鯨をめぐっては、反捕鯨団体シー・シェパード(SS)が洋上で調査船を対象に激しい抗議活動を展開し、危険も 指摘されてきた。声明はこうした状 況を踏まえ、「要員の死傷や資産の損傷、海洋環境への打撃につながりかねない行為を非難する」として、自制を要請。さら に「違法行為には関連する国際・国 内法に従って対処する用意がある」と警告した。  

  偶然でしょうか、くっくりさんが、4日、第 564回の「衝 撃の反シーシェパード映画、ついに公開!!」で取り上げた映画を画像も沢山使って、詳しく取り上げてくれて います。
  八木監督がこの映画に取り組むようになったきっかけや制作の苦労などを詳しく書いてくれていて、この映画を益々、日 本中だけでなく世界に広めるべきだと感じずにはいられません。

  何度も、書きますが、こんな素晴らしい映画を、14日、第 5947回の 「日米戦争を起こしたのは誰か」でも書いたように、あの、外務省に投入する無駄な5000億円を有効に使って、政府・外 務省が全力で世界に広めるべきでしょう。
  外務省に5000億円使ったって、ワインなどに無駄に浪費されることは間違いないでしょう。余りにも、無駄な予 算で す。

  
ぼ やきくっ くよ り    2016.01.11 Monday

  『ザ・ コーヴ』の反証映画『ビハインド・ザ・コーヴ』1月30日公開


  …略

  「正論」2015年12月号の八木景子監督の寄稿【映画「Behind “THE COVE”」ができるまで シー・シェパードよ、真実の力を知れ】を拝読したら、報道や映画ダイジェストでは見えないことが色々と見えてきました。

  八木さんは捕鯨関係者でもなく、これまで本格的な映画制作に関わったわけでもありません。

  ただ、クジラの竜田揚げを食べられなくなると感じて(この感性は大切だと思います)、ひょんなことから太 地町に辿り着いた一般人に過ぎなかったのです。

  太地町が『ザ・コーヴ』の撮影地ということすら知らなかったそうです。

  だからでしょうか、本格的な撮影に入ると、太地町内から「金もうけに来たのか」という声があがったそうで す。

  八木さんは「太地を『ザ・コーヴ』前の静かな港町に戻したいのです」と説明しましたが、理解してもらえ ず、根も葉もない噂が広まったそうです。

  根底に、「そっとしておいてほしい」という思いがあったのだろうと、八木さんは語っています。

  『ザ・コーヴ』の撮影が始まったのは2007年頃ですが、制作チームは当初、「この美しい町を撮影した い」と嘘の申し入れをしてきました。

  彼らは、のどかな港町の人たちの親切心を完全に裏切りました。

  太地の平穏や人々の誇りは、他にもやってきた数多くの「カメラマン」に踏みにじられてきました。

  結果、人々は大きなトラウマを抱えることになってしまいました。
  外部の人を寄せ付けないのは、それだけ傷が深いから。

  無理もありません。
  『ザ・コーヴ』以降も、こんな状況がずっと続いてきたわけですから。…以下略

  ビハインド・ザ・コーヴ
2016年 1 月 18 日(月)第578回   民主議員「拉致を政治利用 したのか」との質問
  安倍さんの怒りはもっともです。民主党の最低 さが又しても露わになりました。本当に、あれだけ下司な人間ばかり集めたものです。日本人の劣化とはここまで来ているの ですね。
  確かに、安倍さんの拉致問題に対する取り組みには納得できないところもありますが、それでも、国内で、その足を、そ れも国会でやる下司な議員がいることに驚きです。
  これじゃ、益々、北朝鮮になめられるだけでしょう。何とも、後味の悪い質問でした。久し振りに、頭に血が上りました ね。安倍さんも、あの程度で良く耐えたのじゃないでしょうか。

  なんと、この男、あの中山恭子さんまで批判しました。本当に最低の男です。こんな男を選ぶ有権者が日本人なのだと思 うと、日本の未来に希望が持てなくなりそうです。

  こんな奴らを撲滅することこそが日本再生には必要です。もう、民主党なんて消滅させましょう。これでも、投票する人 は人間じゃないですね。と言うか、やはり、あちらの人かもしれません。何とも、悲しい質問でした。

  産経新聞がきちんと書いてくれています。

   産経ニュースより    2016.1.12

  【衆院予算委員会】 安 倍首相マジ切れ! 民主議員「拉致を政治利用したのか」との質問に「私が言っていることが真実だとバッジをかけて言 う」とも

    安倍晋三首相は12日午前の衆院予算委員会で、北朝鮮による日本人拉致問題をめぐり、民主党の緒方林太郎氏から「拉致を使ってのし上がったのか」と問わ れ、「議論する気すら起きない。そういう質問をすること自体、この問題を政治利用している」と切り捨てた。また、この問 題を巡る自身の発言について「真実 だ。バッジをかける。言っていることが違っていたら、国会議員を辞める」と覚悟を示した。

  首相は冒頭、北朝鮮の核実験が拉致問題に与える影響について「厳しい圧力をかけながら、対話の窓口を閉ざすことなく 解決に向けて全力を尽くす」と述べた。

  すると緒方氏は、拉致被害者の蓮池薫さんの兄、蓮池透さんによる著書『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血 な面々』(講談社)に「拉致問題はこれでもかというほど政治利用されてきた。その典型例は安倍首相だ」などとする一説が あるとして、首相に認識を尋ねた。

  首相は「いちいちコメントするつもりはない。家族会にもその本に強い批判がある。大切なことは北朝鮮に対して一致結 束し、すべての被害者を奪還するために全力を尽くすことだ」と述べた。

  緒方氏が「首相は拉致を使ってのしあがったのか」と重ねて質問すると、首相は「議論する気すら起きない。その質問を すること自体がこの問題を政治利用しているとしか思えない」と真っ向から否定した。

  また、緒方氏は、本の中に、平成14年に拉致被害者5人が日本に帰国した際、官房副長官だった首相が5人の北朝鮮帰 国を止めようとせず、5人が日本に残る意思が覆らないため結果的に日本に残るため尽力したとする趣旨の記述があることを 紹介し、真偽をただした。

  首相は「当時は5人の被害者を北朝鮮に戻すという流れだったが、私は断固として反対した。これをどう覆すか大変だっ た。他の拉致被害者本人に聞いてもらえればわかる」と否定した。

  緒方氏が「蓮池氏がウソをついているのか」と続けると、首相は「誰かを落とすことは言いたくない。私が言っているこ とが真実だとバッジをかけて言う。違っていたら私は国会議員を辞める」と断言した。

  さらに緒方氏は、一昨年の衆院選の新潟2区で、拉致被害者の親族が活動していたとして「政治利用ではないか」と迫っ た。

  すると首相は「本の引用だけで独自の取材を全くせず、私の名誉を傷つけようとしている。極めて不愉快だ。何の意味が あるのか。20年前、私たちが一生懸命拉致問題をやっていたときにあなたは何をしていたのか」と色をなした。

  その上で「あなたが批判することが北朝鮮の思うつぼだ。そういう工作が今までもあったというのは事実だ。常にマスコ ミを2分し、国論を二分し、この問 題で戦う力を落とそうとしてきたのが今までの歴史だ。大切なことは、すべての拉致被害者奪還のために、一致協力して全力 を尽すことだ」と緒方氏を批判し た。

 最後に首相は「政治利用」との指摘に対し、「こんな質問で、大切な時間を使って答えるのは本当に残念だ。1人の方の本 だけで誹謗中傷をするのは、少し無責任ではないか」と述べ、怒りがさめやらぬ様子だった。


  なんで、こんな奴らが議員で、日本を思う旧次世代の党の「日本のこころを大切にする党」の素晴らしい人達が議員でな いのでしょうか。日本人よ、心から反省すべきです。
2016年 1 月 19 日(火)第579回   拉致問題を民主党に語る資 格があるのか
  阿比留さんが、昨日取り上げた民主党の拉致問 題発言に対して、痛烈な批判を書いてくれています。長い間拉致問題に取り組んできた人程、今回の発言は許せないでしょう ね。本当に、下司でクズばかりそろった民主党です。

   産経ニュースより    2016.1.14

  【阿比留瑠比の極言御免】 拉 致問題を民主党に語る資格があるのか 自分を棚に上げ、またもレッテル貼り?

   在京各紙の13日付朝刊をチェックして驚いた。安倍晋三首相が自らの進退にまで言及した答弁が、ほとん ど取り上げられていなかったから だ。12日の衆院予算委員会で、民主党の緒方林太郎氏が拉致問題をめぐり、「首相は拉致を使ってのし上がった男か」と質 問した件に関してである。

  首相、誰より熱心に

  緒方氏は、拉致被害者の蓮池薫氏の兄で家族会元事務局長の蓮池透氏(後に家族会を離脱)の安倍首相らを批判した著書 を論拠に、首相は拉致問題を政治利 用してきたのかと執拗にただした。首相はこれに対し「私が言っていることが真実であることに(議員)バッジをかける」と 強く否定していた。

  詳しいやりとりについては、13日付産経新聞で報じているため省く。ただ、20年以上前から拉致問題に誰よりも熱心 に取り組んできた安倍首相に対し、緒方氏はよくもこんな露骨なレッテル貼りのような質問ができるものだとあきれた。

  「(緒方氏は)何も分からないからこんな本を真実だと思い、安倍首相の攻撃材料になると質問したのだろう。事実では ないことが明白な本を事実確認もせずに出す出版社もおかしい」

  拉致被害者、有本恵子さんの父、有本明弘氏はこう指摘する。透氏の著書には「薫さん本人も当惑している」(政府高 官)という。

  当初の関心は低く

  「(取り組み始めた)当時は拉致問題は全く誰からも顧みられなかったし、私もずいぶん批判を受けた」

  安倍首相は予算委でこうも述べている。実際、平成14年9月の小泉純一郎首相の初の北朝鮮訪問で、金正日総書記が拉 致を認めるまで、拉致問題に対する国民の関心は薄く、与野党とも問題を軽視していた。

  筆者は小渕恵三内閣の10年秋ごろ、当時の野中広務官房長官と鈴木宗男官房副長官が「(拉致問題などで)北朝鮮を批 判して跳びはねている安倍みたいなやつはけしからん」と話しているのを目の当たりに見た。

  小泉初訪朝の発表後でさえも拉致問題はあまり重視されず、当時の古川貞二郎官房副長官は9月12日の記者会見でこう 述べていた。

  「(重要なのは)拉致問題で何人が帰ってくるこないということではない。そういうことがあればハッピーだが、それよ りまず国交正常化に対する扉を開くことに大きな意義がある」

  筆者は当時、官房副長官だった安倍首相が「小泉さんは拉致の『ら』の字も分かっていない」とうめくように漏らすのを 聞いた。首相はかつて、産経のインタビューに当時の首相官邸の雰囲気をこう語っている。

  「政府の中の何人かの主要な高官が、『大義は日朝国交正常化であり、拉致問題はその障害にしかすぎない』と言ってい た」

  こういう時代にあって、拉致問題に取り組むことは政治利用の道具・材料となるどころか、政治家にとってむしろ不利に 働くことの方が多かっただろう。

  そもそも、民主党に拉致問題で安倍首相を批判する資格があるだろうか。民主党議員で、拉致実行犯で北朝鮮本国では拉 致被害者の監視役も務めていた辛光洙元死刑囚の助命・釈放嘆願書に署名した人の名前は何人も思いつく。

  それも菅直人元首相、江田五月元参院議長、千葉景子元法相…。民主党政権で主要ポストにいた人物ばかりである。民主 党は、自分のことは棚に上げる癖をもう少し直さないと再び国民の期待を集めることなど無理な話だろう。(論説委員兼政治 部編集委員)

  本当に、よくもこれだけ売国奴が揃ったものですね。これも、南北朝鮮の戦後の工作によるものなのでしょうね。と言う か、日本人じゃないのかもしれません。
  日本の平和ボケによって、ここまで日本は付け込まれてしまったことを考えると、本当に恐ろしいものがあります。あの まま、民主党政権を続けさせていたら、今頃、日本は終わっていたかもしれませんね。
  やはり、安倍さんが復活してくれたのは日本にとっては土俵際の打っちゃりと言っても良いのじゃないでしょうか。これ も、八百万の神様のお蔭かも。
2016年 1 月 20 日(水)第580回   先祖が見守る家造り
  2015年11月25日 (水)、第 144 回の「神 様と住まう日本の家」を紹介してくれた葛城奈海さんの木造住宅の続編がアップされています。

  今度は、新築の大黒柱を、ひいおじいさんが自分の山に植えてくれた成長した木から切りだして使うと言う、素晴らしい 家族を紹介してくれています。

  以前、ねずさんが書いてくれていた、昔の家は、代々、周りに植えた木で建て替えするという話を思い出しました。その ソース元は残念ながら、見つけることが出来ませんでしたが、こうした素晴らしい伝統は残って欲しいですね。
  
  それにしても、先人が残してくれた森林を活かそうという動きが少しずつ出てきていることに、ここにも、日本の再生の 可能性を見ることが出来て、嬉しいですね。
  

  その日本の伝統の素晴らしさを外国人が絶賛してくれているのも考えさせられます。こんな動画も桜チャンネルがアップ してくれています。

【美 の世界・国のかたち】竹本忠雄、日本とフランス「ルーツとルーツ」の対話[桜H28/1/8]
 

  参考;ア ンドレ・マルロー

  偶然でしょうか、この動画の中に、我が坂出のサヌカイトが出てきます。  

   サヌカイトの話題は、20分過ぎからです。

  ツ トム・ヤマシタ

  来歴[編集]
  5歳よりピアノを始め、8歳より打楽器を始める。学生時代より地元の京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団 等に参加した後、1964年、17歳で 渡米し、ニューヨークのジュリアード音楽院で学ぶ。1967年にボストンのバークリー音楽院に入学。シカゴ室内管弦楽団 との共演などを通じてキャリアを積 んでいく。小澤征爾指揮、ニューヨーク・フィルの演奏会で武満徹作曲の打楽器協奏曲「カシオペア」のソリストなどを務め る。
  1970年に渡欧し前衛音楽家として活動を始める。1971年、イギリスにて実験芸術集団レッド・ブッダ・シアター を主宰[2]。アルバム『ツトム・ヤマ シタ』を発表。その後は映画音楽やバレエ音楽も手がける。1973年にはプロデューサー、作曲両部門でグラミー賞にノミ ネートされる[2]。
  1976年にアルバム『GO』、アメリカ・ツアーを記録した『GO LIVE』、1977年に『GO TOO』を発表。このプロジェクトにクラウス・シュルツェ、アル・ディ・メオラ、スティーヴ・ウィンウッド等が参加した。
帰国後、舞台創作などマルチ・アーティストとして活動を展開する[2]。近年ではサ ヌカイトによる打楽器を創作し、2005年からサヌカイトを用いた宗教的なアプローチも行っている[3] [4]。…以下略

  SANUKITE〜サヌカイト〜

  ツトム・ヤマシタ - SANUKITE〜サヌカイト〜

  讃 岐岩

  讃岐岩(さぬきがん、sanukite、サヌカイト)は、名称のもとである香川県坂出市国分台周辺や大阪府と奈良県 の境にある二上山周辺で採取される非常に緻密な古銅輝石安山岩。固いもので叩くと高く澄んだ音がするので、カンカン石と も呼ばれる。
なお、サヌカイトという名称は、明治政府に招かれ、日本各地の地質を調査したドイツ人地質学者ナウマン博士が、讃岐岩を 本国に持ち帰り、知人のバインシェンク博士が研究して命名した。
2007年、日本の地質百選に選定された(No.096「サ ヌカイト」)。

  我が家にも、このサヌカイトが沢山転がっています。というのも、昔は、この石を土台や石垣として使っていたようで、 今でも、そうした名残が沢山あります。今は、そうしたものもコンクリートに取って代わられているいるようで、風情が無く なっています。
2016年 1 月 21 日(木)第581回   慰安婦像撤去は信頼して 待ったらいい
  今回の日韓合意の元凶を作ったあの売国奴が言 いたい放題を言っているようです。この男には本当に日本人のこころというものが全くないようです。ここまでの恥知らずと いうのは一体何なんでしょう。やはり、日本人とは思えないですね。

  ここまで、好きなことを言わせておいて、自民党は、今後も、放し飼いにしておくつもりでしょうか。このまま、腰が引 けた対応を続ければ自民党は終わりですね。もう、日本の国に信頼できる政治家は殆どいないのは間違いないですね。

  期待できるのは、「日本のこころを大切にする党」だけですね。

  記事は相当長いので、全文はリンク元で読んでください。もし我慢して読めるのなら。

  産経ニュースより     2016.1.14

  【河 野元官房長官TV出演詳報】 「慰安婦像撤去は信頼して待ったらいい」 (1/9ページ)

  河野洋平元官房長官は14日夜のBSフジ「プライムニュース」に出演し、昨年12月の慰安婦をめぐる日韓合意に関 し、在ソウル日本大使館前に設置され た慰安婦像の撤去について「基本的には韓国政府の努力を待たなくてはいけないと思う。われわれは信頼をして待ったらいい と思う」と述べた。番組内での主な やり取りは以下の通り。

  −−昨年末の慰安婦問題の日韓合意についてどう受け止めているか

  「去年の暮れに突然に合意ができて大変喜んでいるが、いずれにしても両国政府とすれば、従軍慰安婦の方々が相当高齢 になられて、これは急がなきゃいけ ないということもあって決断をするということになったんだろうと私は思っていて、ざくっと言えば、よくぞ決断をなさった と私は素直に敬意を表したい」

  −−よくぞ決断をしたというのは両方か

  「両方です」

  −−割合的には韓国の方が背負った方が多いと見る向きもあるが、政治的な負担度は

  「本来、精神的には、加害者の立場である方が精神的にはうんと重い荷物を持っていたはず。ただそれが第三者から見れ ば、どういうふうに見えるか。これ は見方それぞれだが、私は安倍晋三総理も相当重い気持ちを持っておられたに違いない。それを決断をされた。これは国内に もいろんな意見があるわけだ。それ を承知の上で、安倍総理は決断をされた。やっぱり非常に不満を持たれた方も国内にあると思うが、それはやや総理と似たよ うなお考えの方々が不満が多かった わけなので、決断しやすかったといえば、しやすかったろうし、逆に言えば、この決断には思い切りが必要だったかもしれな い。そういう意味から言えば、(安 倍首相と朴槿恵韓国大統領の)両首脳ともに、非常に重い決断をなさったと思う」

  −−保守色の強い首相だからこそ合意ができたというのはどういう意味か

  「それはかつて、米国が中国との間に、国交の正常化をしてニクソン(大統領による)訪中というのを実現をしたことが ある。キッシンジャー(米大統領補 佐官)外交で根回しをして、突如として北京を訪問して、米中関係を正常化した。あの時にもニクソンは定評のあるタカ派の 人で、タカ派が大統領のうちは、み んなできないと思っていたが、逆に終わってみるとニクソンだからできたとみな言った。ちょっと似たような感じだ」

  −−日韓合意の直後、自民党の稲田朋美政調会長が、慰安婦像の撤去が先で、元慰安婦支援のための新財団への10億円 は後にすべきだと。稲田氏以外の他 の議員からも多数出た。さらに自民党の桜田義孝元文部科学副大臣は14日の部会で「職業としての売春婦だった」と。それ を犠牲者だったかのように「宣伝工 作に惑わされすぎだ」と発言した。後で発言撤回したが、自民党の中に日韓合意に不満があるのでは

  「今度の発言は、党の中堅議員ですよね。中堅議員がこういう発言をしたというのは、私はまったく驚きで、まったく勉 強していないというか。知識がない というか。そしてこういうときにこういう発言を平気でするという政治家として。そういうセンスというのが、全く私には理 解できない。こういうことはあって はならんことだし、政治家としては失格だ」

  −−稲田氏が代表された意見で、10億円出すのと撤去と、絶対撤去が先でないといけない。ただ撤去に関しては、韓国 は努力目標と言っている。努力とい いながら、その撤去が前提でなければ10億円を出せないというのは、日韓合意に対する理解度の問題か。そうじゃなくて、 根っこの深い問題なのかあえて言っ ているのか

  「私は日韓関係をどういうふうに持っていくかという大局的な見方を政治家としてすべきだと思う。そういう見方ができ なければ、今の状況の中で政治はで きない。まして総理が決断をされたというときに、10億が先か、撤去が先か、なんて議論ばかりをしているというのは、問 題がないわけではないが、問題は もっと大局的に見れば、ここで日韓関係を正常化するというか、日韓関係の中にあったトゲを抜いて、そして前向きの日韓関 係をつくっていこうという大きな決 断をしたというものを支持するかしないかという問題だ。ああいう言い方をすれば、それはもう韓国側にももちろん言い分は ある」

  「私は岸田(文雄)外相が非常に今度よくやられたと思う。直接、ソウルへ行って、韓国側の外相とあれだけ、きちっと 話をして。私は岸田外相の決断は あったと思うが、そういうことは、総理としても外相としても、日韓関係をうまく持っていく、健全な形に持っていくこと が、日韓両国関係のみならず、平和と 安全とか繁栄とかそういうことを考えれば、ここは大事な判断だということでおやりになった」

  「そういう理解が全くなくて、ただ単に一部をつかんで、あれこれするというのは私は意味がないと思う。そうじゃなく て、これで日韓関係というのが、ず いぶん長いことぎくしゃくしていたものが、乗り越えて、これからまさに未来志向で行こうということを歓迎して、それが非 常に重要な判断だということを歓迎 して、前向きでやっていく。私は韓国側だって決して、そういう考え方を否定するものではないと思う。お互いに理解し合う かたちで、あそこで合意したこと は、外交交渉上よくある話で、そういうことは、一番大事なことは何かということをつかんでおくことが大事だと思う」

  この期に及んでも、この男には自分がやったことがどれ程日本を貶めているかの自覚が無いのでしょうか。と言うか、 分っていてやっているだけにその罪は 余りにも大きいですね。何で、日本は、ここまで卑劣な男が大きな顔をして闊歩しているのでしょうか。何とも、情けないで すね。
2016年 1 月 22 日(金)第582回   尖閣諸島最新レポート
  台湾の人達が、今度の選挙で、目覚めて来たの に反して、日本は未だに、反日売国左翼によって汚染されたままと言うか、益々、悪くなっているのじゃないかと思わせられ ます。

  特に、外務省・財務省などの官僚の反日売国左翼振りが酷いような気がするのは私だけでしょうか。

  反日省庁と言えば、公明党に汚染された国土交通省も怪しさ満載です。そんな、現状を長尾さんが尖閣問題の現状で明ら かにしてくれています。
  長尾さんは、尖閣に水島さん達と何度も行かれているだけに、その怒りは収まらないでしょうね。

  長尾たかしの・・・未来への メッセージより   2016-01-17

  尖 閣諸島最新レポート

  「如何でしたか?」
   「これ見ればわかるだろうっ」
 と、帰港後、海上保安庁の臨検担当者に聞かれたS漁師は、怒りの表情を見せながらクーラーボックスの蓋を開 いて見せた。

   すべてカラッポだった。

   尖閣諸島漁業活動の全てに協力してくれているS漁師とは先月12/13に那覇市内でお会いしました。同 席したH氏と共に、「尖閣はエライ ことになっている、全く漁ができねぇんだよ」と危機感を募らせ現状を切々と私に語ってくださった。中国公船のやりたい放 題で日本の実効支配がますます危ぶ まれていると。「日本は弱いね」とS漁師のつぶやきが胸に突き刺さる。

   私もかれこれ1年半の間尖閣諸島の群青色を見ていません。同時に1年半の間、日本のマスコミによって尖閣諸島の今を伝える映像が撮られていません。今回、 S漁師達が漁船2隻で私達の意も汲みつつ、ビデオカメラを持って1/14(尖閣の日)に魚釣島で漁業活動に行ってもらっ たのです。

   私達が漁協活動に行かぬ間に、現地は元の現状に逆戻りという深刻な事態に陥っていました。

   漁業活動を始めた頃、海上保安庁は私達の活動を妨害する姿勢でした。中国公船が近づくと、領海侵入をし ているあちら側を追い払うでもな く、我々に向けて「上陸はしないでください」「中国船には近づかないでください」と繰り返すのです。私達は上陸はしませ んし、中国船には近づきません。し かし、中国船は上陸するかもしれませんし、中国船が私達の小さな漁船に近づくのであり、海保の警告はアベコベです。私達 を守るという目的で海保のゴムボー トが漁船周りを周回するので泡が立ち、魚群探知機も使えない、魚も逃げる。漁業の妨害行為としか言えないのです。

   それが、10数回と活動を継続することで海保との信頼関係が生まれ、海保も漁業の妨害にならないように 遠目で見守ってくれるようになり、 毎回大漁。「尖閣諸島の魚」を永田町の議員会館に持ち込み、赤坂の料理職人の皆さんに捌いてもらい、各級議員の皆さん や、漁業活動を支えてくれた皆様に振 舞ったこともありました。

   しかし1年半前、水産庁が漁業活動従事者に関する通達を出したことで、漁師見習い、それも初めて乗船す る者がいる場合出航ができなくなっ てしまったのです。漁業振興を進めるべき省庁が運用上漁師見習いの初乗船を認めない。こんなことがあるのでしょうか? どうやって、若い漁師達を育てるのでしょうか?「尖閣に行くから乗船を認めないのではありませんか?」と質すと「そうで はない」と言い張る。結果、今日に 至っています。

   そして、今回の漁業活動では、中国公船が領海侵入をして尚、追い払うことなく、矛先はS漁師達の漁船。S漁師達に漁場から出て行くようにと言わんばかり に、漁船を追尾したという報告を受けています。これは漁船安全確保のためと云うのが大義名分でしょうが、漁業活動の妨害 に他なりません。海保が取るべき行 動は、漁業活動の円滑な実施を担保するために、中国公船に向けた対処が執行されるべきだと強く主張します。

   尖閣諸島までの航路は波が高く天候も変わりやすく危険です。そして、片道8時間かかります。燃料コストも半端ではありません。空っぽのクーラーボックスを 見た海保職員は言葉が出なかったそうです。「陸と海で指示の中身が違うんだろうなぁ」とH氏。

 昨年政府は、中国軍艦による尖閣諸島の領海侵入に備え、新たな対処方針を決め中国政府に通達。国際法に基づ く無害通航を認めず、海上警備行動を発令して自衛隊の艦船を派遣し、中国軍艦に速やかな退去を促すという新方針です。

   それでも、今回の事態なのです。

   尖閣諸島の先祖から伝わる漁場を、「先島の海人」に取り戻す責務は、私達政治家にあることを肝に命じて います。早速動きます。

  こんなのを見ていると、日本の省庁の酷さに、ほとほと呆れます。安倍さんがどれだけ一生懸命やろうとも、外務省や財 務省と同じようにしれっとして足を引っ張るのですから、本当に気の毒です。

  もう日本の省庁は一度、全て解体して立て直すしかないのじゃないでしょうか。それにしても、自虐史観の弊害は想像以 上のものがあるようです。官僚の採 用試験には歴史が必須ですね。日本の国を誇れないものを官僚にするのは百害あって一利なしです。これだけは、急ぐべきで す。
2016年 1 月 23 日(土)第583回   重大犯罪が起きれば、奉行 は切腹
  ねずさんが教えてくれた中で、衝撃だったの は、2013年8月16日 (金)、第 5080回の「20 年間で0人」で取り上げた江戸時代の八代将軍吉宗の時の治安の素晴らしさです。
  正直言って、こんなことがあり得るのだろうかと驚きました。しかし、それ程に日本人の民度が高かったと言うことなの でしょうね。
  それにしても、これが真実とすれば、人類史上奇跡とも言えるのじゃないでしょうか。そう考えると、今との格差に愕然 としますね。
  
  それでは、何時から、その素晴らしい日本がここまで堕落するようになったのかが不思議でした。その疑問に、又して も、ねずさんが答えてくれました。

  これも、やはり、明治維新からのようです。こうしてみると、明治維新というのは、本当に日本にとっては、良かったの か悪かったのかと思わざるを得ませんが、と言って、今まで、鎖国を続けていれば、日本は消滅していたでしょうね。時代と 言うのは過酷なものです。
  と言うか、やはり、日本人は、世界が腹黒いことをきちんと認識して、内と外の違いを基本に世界と付き合う技術を身に 着けることが絶対に必要ですね。

  何時ものように、全文は是非リンク元で読んでください。日本人の凄さに感動させられます。現代の日本人がこうした先 人に追いつく時代が来るのでしょうか。

  小名木善行 ねずさんの ひとりごとより   2016年01月17日

  台 湾で二千人の警察官の命を救った日本人

  …略

  戦前、台湾で警察官といえば、エリート中のエリートでした。
当時は、警察官になることは、東京帝大に合格するよりむずかしいことと言われたほどです。
台湾において、警察官はそれだけ名誉ある職業であり、人々から尊敬される職業でした。

  その台湾で、いまも神として祀られている警察官がいます。
  廣枝音右衛門(ひろえだおとえもん)といいます。

  廣枝音右衛門は、明治38(1905)年に、神奈川県小田原市で生まれた人です。
  逗子の開成中、日大予科と進み、昭和3(1928)年、佐倉歩兵第57連隊に入隊して軍曹となりました。
任期満了で除隊したあと、湯河原の小学校教員などをしていたのですが、昭和5(1930)年に台湾に渡り、競争率100 倍という超難関の試験に合格して、台湾、新竹州で警察官を拝命しています。

  この時代の台湾の警察官の役割は、日本本土の警察官と違って、日本の江戸時代の与力、同心などの系譜を引く、明治時 代の駐在さんに近い存在でした。
  ですから治安活動は、犯罪の予防に重点が置かれ、さらに治安維持を兼ねて台湾の人々の教育や文化水準を内地の日本人 と同等にまで引き上げる任務を負いました。

  すこし詳しく説明すると、いまの日本の警察は「起きた事件を捜査したり、犯行現場に駆けつけて犯人を逮捕する」役割 ですが、もともとの日本の奉行制度というのは、そうではなくて、犯罪が起こることを予防することが最も大切な役割とされ ました。
  逆にもし管内で重大犯罪が起きれば、奉行は切腹だったわけです。
ですから奉行の配下である与力や同心は、犯罪を未然に防止するために、長屋毎に番所を設けたり、質の悪い極道者は、親分 さんのところで厳しく面倒をみてもらったり、とにかく犯罪が起きないように万全の対策を施していたわけです。


  ですから牢屋も、悪いことをした人が入れられるところではありません。
悪いことをしそうな人が泊められるところでした。
  また、事前に、してはならない「悪いことは何か」を、明確にしておくために、民間の指導をしっかりと行いました。
  こうすることで、江戸時代は、きわめて少数の与力、同心で、世界最高水準の町の治安が保たれたわけです。

  明治時代の駐在さんの多くは、元、武士たちであったため、こうした江戸時代の与力や同心の伝統が濃厚に残り、ですか ら特に田舎に行きますと、駐在さんの信用は極めて高いものであったりしたわけです。

  ところが中央における警察行政は、国内で酷い事件が起きても責任を問われないお役所仕事となったため、徐々にこうし た伝統が薄れていって、ついには戦 後には、警察官は、起きた犯罪しか対応できない存在となり、昨今では、点数のために原付きバイクを取り締まるには熱心だ けれど、重大犯罪はお座なりという 体制、体質が出来上がってしまいました。
  もちろん、現場の警察官には、まだまだ命がけで真剣に職務を遂行する警察官がたくさんいますけれど、中央の警察行政 は、責任を問われないお役所行政になってしまっていると言われています。

  一方、台湾では、官僚化した国内の警察組織を嫌い、本来のあるべき昔の奉行所スタイルが貫かれました。
  これには、三代目台湾総督の乃木希典、四代目の台湾総統として約8年を過ごした児玉源太郎の影響が濃厚にあったと言 われています。

  ですから廣枝音右衛門が着任した頃の台湾の警察官は、まさに犯罪を未然に抑止するための駐在さんであり、人々の生活 の中に入って、治安の良化に務める人であったわけですし、そんな適正を厳しく審査したからこそ、倍率100倍の超難関で もあったわけです。…以下略

  それにしても、責任を問われないと言うことは、ここまで人間を堕落させるのですね。恐ろしいことです。
2016年 1 月 24 日(日)第584回   民主党政権下で決定された 「枠組み」の検証を
  1月 1日、第 5934回の「誇 張されすぎた被曝リスク」や 8日、第 5941回の「『も んじゅ』と『規制委員会』の真実」で、取り上げたように民主党政権で行われた日本破壊とも言えるとんでもな い原発の停止が日本を、未だに苦しめています。
  政府、自民党が、何で、あの無茶苦茶な政策を取り消すことが出来ないのかと、相変わらずの腰の引けた取り組みにも怒 りを覚えます。

  一体、政府、自民党は誰も声も挙げないのかと思っていたら、あの西田さんが声を挙げてくれていたようです。


  こうやって、声を挙げる人が殆どいないのも、あの民主党に政権を取らせた、戦後の行き過ぎた民主主義でしょう。
  その行き過ぎた民主主義が蔓延らせた反日売国左翼のマスコミなどを恐れた腰の引けた自民党が、それを許してきたとい うことです。本当に、国のことを考えれば、例え、どんなに反対されても真剣に戦ったはずです。
  つまりは、戦後の政治家の劣化が、ここまで、反日売国左翼を育てたと言うことです。未だに、慰安婦は単なる売春婦と の発言を責められると、直に撤回してしまうというのでは、まだまだ期待できそうもないですね。

  その点、常に、国を思って発言してくれている「日本のこころを大切にする党」は、本当に貴重な党です。自民党員がこ の党の人達の水準に達すれば、日本の再生も間違いないのですが、その望みは無さそうですね。
  やはり、次の選挙で「日本のこころを大切にする党」の躍進を期待するしかなさそうです。
2016年 1 月 25 日(月)第585回   民族国家が破壊される!?
  二極化については、何度も取り上げてきました が、改革されることも無く益々、酷くなってきているようです。
  何と、たった62人が36億人と同じ資産額を持っているのだそうです。不思議なのですが、この62人の人達は貧乏人 が苦しんでいるのを見ても何にも感じないのでしょうか。と言うか、そんなに貯めても満足しないのでしょうか。
  中には、バフェット氏のように社会貢献活動をやられている人もいるようですが、それでも、資産の大部分を投げだして までやっている人は殆どいないでしょうね。

  と、私のような底辺の人間が何を言っても、負け惜しみにしか聞こえないでしょうね。
 
  日本も、戦後、朝鮮人がやりたい放題で、日本の資産の大部分を取り込んでしまい、日本の素晴らしい伝統が壊されてい ますが、それでも、日本人には自分さえ良ければという考えは余りないのじゃないでしょうか。
  それが証拠に、日本の経営者で世界の経営者のように、とんでもない報酬を取ろうとする人は、殆どいないのじゃないで しょうか。

  これこそが、日本が長い間かかって作り上げてきた日本人のこころでしょう。その素晴らしいこころは戦後70年で崩壊 してきたとは言え、まだまだ、完全には壊されていないような気がします。

  今だからこそ、まだ、その心を取り戻す日本再生が間に会うのじゃないでしょうか。  

  CNN.co.jpより    2016.01.18

  貧 富の格差増大、上位62人と下位36億人の資産が同額

   上位62人の資産額は下位36億人の資産額と同じだという

  ニューヨーク(CNNMoney) 世界の富裕層の上位62人が保有する資産は、世界の人口全体の下位半数が持つ合計と同じ額に達していることが18日までに分かった。貧困問題に取り組む非 政府組織(NGO)オックスファム・インターナショナルの報告で明らかになった。

  オックスファムは今週スイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に向け、米経済誌フォーブスの長者 番付やスイスの金融大手クレディ・スイスの資産動向データに基づく2015年版の年次報告書を発表した。

  それによると、上位62人と下位半数に当たる36億人の資産は、どちらも計1兆7600億ドル(約206兆円)だっ た。

  富裕層の資産は近年、急激に膨れ上がっており、上位グループの資産はこの5年間で計約5000億ドル増えた。一方、 下位半数の資産は計1兆ドル減少した。10年の時点では、上位388人の資産の合計が下位半数の合計に等しいという結果 が出ていた。

  また、上位1%の富裕層が握る資産額は、残り99%の資産額を上回る水準にあるという。

  オックスファム・アメリカのガウェイン・クリプキ氏は、世界の富が「ピラミッドの頂点に位置するごく一部へ急速に集 中しつつある」と指摘する。

  富裕層と貧困層の所得格差も拡大を続けている。1日あたりの生活費が1・90ドル未満という極貧ライン以下の生活を 送る下位20%の所得は1988年から2011年までほとんど動きがなかったのに対し、上位10%の所得は46%も増加 した。

  一方で富裕層の税金逃れは総額7兆6000億ドルに上っていると推定される。オックスファムは格差縮小に向け、世界 の指導者にこうした問題への対策を改めて呼び掛けた。

  河添さんが、どうしてそんなに金を持って何をしたいのだろうと言う私の疑問に答えてくれている動画がありました。成 程、日本人には、そうした気持ちはないようです。
  そんな、黙って働くことの好きな民度の高い日本人を支配しようと狙っている人達がいるようです。やはり、世界は恐ろ しい。


2016年 1 月 26 日(火)第586回   アジア諸国との上手な付き 合い方
  昨日、日本の作り上げてきた素晴らしい経営を 取り戻すべきと書きましたが、櫻井さんが、その日本の素晴らしい経営を東南アジアで実現している日本の中小企業の見事な 例を取り上げてくれています。

  これこそ、日本の大企業のサラリーマン経営者が忘れてしまった素晴らしい日本の経営です。
  
   櫻井よしこ オフィシャルサイトよ り   2016.01.02 (土)

  「成 功果たした中小企業の“親父”が教えるアジア諸国との上手な付き合い方」

  『週刊ダイヤモンド』 2015年12月26日・2016年1月2日号  新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽  1114

  創業から70年、正社員59人、週4日で1日5時間勤務のパート社員45人の伊藤製作所が、日本的中小企業経営で世 界に羽ばたいている。環太平洋経済 連携協定(TPP)の時代に入ったいま、最も大きな成長が見込まれるのが独自技術を持つ中小企業だ。伊藤製作所の成功 は、他の中小企業を成長に導く貴重な ヒントになるだろう。
 
  同社は金型製造会社である。代表取締役社長の伊藤澄夫氏は1995年にフィリピンのマニラに、2013年にインドネ シアに進出した。大成功の鍵は日本の中小企業の経営方式を大事にすること、その心は「会社は家族」だという。
 
  フィリピンもインドネシアもかつて日本軍が進出した国々だ。中国は2年後にユネスコの世界記憶遺産に「性奴隷として の慰安婦」を登録すべく準備中だ が、中国単独の申請ではなく「日本軍の犠牲になった」国々との共同提案にすることをすでに明らかにしている。韓国に加え てフィリピンやインドネシアが対象 に含まれている。
 
  伊藤氏もこの歴史的背景、日本の敗戦直後、とりわけフィリピンには強い反日感情があったことを忘れてはならないと強 調する。それがいま、最も親日的な国になっていることに、日本人として感謝することの大切さも説いている。
 
  95年のフィリピン進出は、かつての戦争で傷つけた人々の子孫の幾人かを幸せにしてやりたいとの思いもあったと、氏 は著書『ニッポンのスゴい親父力経営』(日経BP社)に書いている。
 
  だが、最初からうまくいったわけではない。マニラ進出当初は中国系企業との合弁事業だった。社長は中国系フィリピン 人で、社員を「上から目線で厳し く」指導した。02年、会社が50キロメートルも離れた輸出加工区に移転することになったとき、社員の7割が辞めると言 いだした。その他の事情もあり、相 手が合弁の解消を申し入れてきたとき、大きな変化が起こったのだ。

  「日本企業独資となったことが分かるや、ほぼ全社員が新会社で働きたいと申し出てきたのです」「400年以上にわた る植民地支配で虐げられた彼らには、優しいボスが必要なのだなと感じました」と、伊藤氏は振り返る。
 
  こうして、伊藤氏は「日本の親父」としての経営方式を確立していった。氏は日本の中小企業の強さを五点に集約する。 (1)社員全員が会社と仕事を愛し 離職率が少ない、(2)チームワークが良く、後輩の指導が好き、(3)良い製品を作ることを生きがいにしている社員が圧 倒的に多い、(4)日本刀、奈良の 大仏様、ゼロ戦や戦艦大和、新幹線などモノづくりへの誇りをしっかり持っている、(5)もったいないの精神を忘れない、 である。
 
この5点の実践を、フィリピンでもインドネシアでも伊藤氏は目標とした。具体的にどうするのかを知りたいと読者の皆さん は思うに違いない。1つだけその心意気の例を示そう。
 
  インドネシア進出を、当初、伊藤氏は考えていなかった。現地のアルマダ社から合弁を申し込まれたとき、丁重に断っ た。ところがアルマダ社のCEOは直 談判のため、子息を連れて突然来日した。伊藤氏は名古屋駅前の一流ホテルのスイートルームを確保し、一行の滞在費を全額 負担した。

  「合弁を進めるなら相手の負担でよいが、お断りするのなら、相手に恥をかかせず、丁重に扱う。これが日本の中小企業 の親父のやり方」と伊藤氏。
 
  感銘を受けたCEOの合弁への思いは強まり、働き掛けは、伊藤氏がインドネシア進出を決意するまでさらに7カ月も続 いた。財閥の当主であるこのCEO は、破格の好条件で伊藤製作所を迎えた。日本人の誠実さと技術力、教え惜しみせず、共栄を喜びとする真の優しさ、これこ そ中国が最も恐れる日本の強さであ ろう。

  良いですね。やはり、グローバルスタンダードなどと囃されて、日本の大企業が捨ててしまった素晴らしい日本のこころ は通じるのですね。とは言うものの、このこころは中韓には通じないので、中韓だけは国交断絶が必要です。

  さて、日本の企業が日本の企業が忘れて、利益に走ったために、日本でも二極化が広がってしまいましたが、安倍さん も、それに気が付いてくれてのでしょうか、「同一労働同一賃金」を打ち出してくれたようです。

  これは、経済問題では賛成できなかった安倍さんに初めてもろ手を挙げて賛成させてもらいます。これを、実現させれ ば、少子問題など今の日本が抱える多くの問題が解決に向かうはずです。
  もちろん、消費税の増税も必要なくなるでしょう。これは、是非、全力で実現させてもらいたいものです。 

  時事ドットコムより  2016/01 /19

  「同 一労働同一賃金」を実現=安倍首相、施政方針演説で表明へ

  安倍晋三首相が22日に行う見通しの施政方針演説の骨格が19日、固まった。雇用形態にかかわらず、職務内容に基づ き同じ賃金を確保する「同一労働同一 賃金」の実現を目指す方針を打ち出す。賃上げの拡充と併せ、アベノミクスの果実の国民各層への浸透に努める姿勢を示す。 また、夏の参院選での争点化を視野 に「憲法改正の国民的議論を深めたい」との意向を明らかにする。

  首相は演説で、1億総活躍社会、経済、地方創生、外交の四つの重要課題に挑戦する決意を示す。
  1億活躍関連では、「同一労働同一賃金」を目玉の一つに据え、正規雇用と非正規雇用、男女の間の賃金格差解消を図る 方針を掲げる。労働界や野党側も実現を訴えてきたテーマに本格的に取り組むことで、参院選での支持拡大を狙う。

  また、妊娠や出産を理由に退職などを迫る「マタニティーハラスメント(マタハラ)」防止のための施策を推進する考え も示す。

  外交政策では、5月に開催する主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の議長国として対テロなどの議論を主導したいとの 意向を表明。昨年末の慰安婦問題に関 する日韓合意は「最終的かつ不可逆的な解決」だとして理解を求めるとともに、韓国を「戦略的利益を共有する最も重要な隣 国」と捉え、一層の関係改善に努め る考えを示す。

  昨年大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)について、首相は日本経済の持続的な成長につながると強調。攻めの農業 への転換など国内対策に万全を期す方針を説明する。消費税の軽減税率についても「逆進性の緩和」といった導入の意義を訴 える。 

  安倍さんも少しは目覚めてきたのでしょうか。これを機会に竹中平蔵など日本を壊す者を遠ざけて、昔からの日本のここ ろの経営を取り戻すことに取り組んでもらいたいものです。
2016年 1 月 27 日(水)第587回   台湾先住民側の逆転敗訴確 定
  日本の司法も、少しは正常になりつつあるか と、25 日、第 958 回の 「桜内前議員、吉見教授に勝訴」で、密かに喜んでいたのですが、日本の左翼は、そんなに甘くなかったよ うです。
  
  今度は、NHK訴訟で、とんでもない判決が出ました。高裁で素晴らしい判決が出ていたのですが、最高裁に持ち込まれ たものです。     

   産経ニュースより     2016.1.21

  NHK “差別表現”訴訟 台湾先住民側の逆転敗訴確定 「『人間動物園』などの表現が原告の名誉を傷つけたとはいえない」

  日本の台湾統治を扱った番組が名誉毀損(きそん)に当たるとして、出演した台湾先住民のパイワン族の女性がNHKに 損害賠償を求めた訴訟の上告審判決 で最高裁第1小法廷(大谷直人裁判長)は21日、「放送によって原告の社会的評価が低下したとはいえない」として、名誉 毀損を認めてNHK敗訴とした2審 東京高裁判決を破棄、原告側の請求を棄却した。原告側の逆転敗訴が確定した。

  問題になったのは平成21年4月放送のNHKスペシャル「シリーズJAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等 国”」。1910年に英国で開かれ、 パイワン族の生活を紹介した日英博覧会の写真に「人間動物園」とテロップを表示し、西欧諸国が植民地の人々の生活を見せ 物にしたことを日本もまねたと紹 介。父が博覧会に参加した原告の女性が番組に出演した。

  同小法廷は番組について「日本が台湾先住民を差別的に扱っていたことを指摘した内容」と指摘。「視聴者が、原告や父 が動物と同様に扱われるべき者と受け止めるとは考え難く、表現が原告の名誉を傷つけたとはいえない」とした。

  1審東京地裁は「歴史的事実を紹介したに過ぎない」と原告側敗訴としたが、2審は「深刻な人種差別的意味合いを持つ 言葉で、女性の名誉を傷つけた」として、NHKに100万円の賠償を命じた。

  原告側弁護団は「不当な判決だ」とコメントし、NHK広報部は「主張が認められた正当な判決」としている。

  桜チャンネルが報告の動画を上げてくれています。

【NHK 集団訴訟敗訴】許すまじ最高裁不当判決、草莽崛起の道とパイワン族への配慮[桜H28/1/21]


  この裁判が高裁で勝ったときに、2013年12月 6日 (金)、第207回の 「NHK 敗訴」で、取り上げましたが、その時の動画を、この裁判が分かり易いように、もう一度取り上げてお きます。


  それにしても、日本の司法の反日左翼汚染は並大抵のものじゃないですね。日本の汚染は、本当に恐ろしいところまで来 ています。
  これも、余命三年作戦で一掃出来ないものでしょうか。
2016年 1 月 28 日(木)第588回   強権的だったのはどっち だ?
  「日本のこころを大切にする党」の中山恭子さ んの素晴らしい質問に比べて、人間としても、議員としても全く評価できない者たちのあつまりであるような民主党の質問に は腹が立つばかりです。
  あんな議員を選んだ有権者は、あんな質問を見て、恥ずかしいと思わないのでしょうか。と言うか、恥を感じる人達はあ んな議員を選ばないのかもしれません。

  何時もの、阿比留さんが、その民主党の酷さを痛烈に批判してくれています。何時もながら、すっきりします。

   産経ニュースより    2016.1.21

  【阿比留瑠比の極言御免】 民 主・岡田代表「独裁批判」は鏡を見た方がいい 強権的だったのはどっちだ?

  民主党の岡田克也代表や社民党の福島瑞穂前党首がこのところ、自民党が憲法改正の具体的な項目として例示する緊急事 態条項について、ナチス・ドイツの 権力獲得過程になぞらえた発言をしている。この人たちは、レッテル貼りのほかにやることはないのかとげんなりし、その論 理破綻には開いた口がふさがらな い。

  「法律がなくても首相が政令で(国民の)権利を制限できる。恐ろしいことだ。ナチスが権力をとる過程とはそういうこ とだ」

  岡田氏は15日のBS朝日の番組収録でこう語った。収録後には記者団に「ヒトラーが政権をいったん取った後、議会を 無視して権力、独裁政権をつくった」とも指摘したが、緊急事態条項は果たしてそんなに危険なものだろうか。

  西修・駒沢大名誉教授(憲法)によると、1990年以降に制定された102カ国の憲法すべてに緊急事態条項が設けら れている。これらの国々はみんな独裁政権の圧制下にあえいでいるとでもいうのか。

  第一、ナチス台頭への深刻な反省から出発したドイツ憲法でも、緊急事態条項は定められている。岡田氏は無理やりなこ じつけで、安倍晋三政権への不安や恐怖をあおろうとしているとしか思えない。

  そんなことをつらつら考えていたら、民主党の輿石東参院副議長が今期限りで引退すると表明した記者会見を報じた小さ なベタ記事が目についた。日経新聞の18日付朝刊は、こんな輿石氏の言葉を紹介していた。

  「言いたい放題、やりたい放題やらせてもらったので心残りはない」

  これを読み、民主党政権時代のあれこれが走馬燈のように脳裏に浮かんだ。本当に彼らは好き勝手に振る舞っていたなあ と−。

  「教育の政治的中立を担保しつつ、これからも子供たちのための運動を続けていく」

  18日付の山梨日日新聞朝刊には、輿石氏の記者会見に同席した山梨県教職員組合(山教組)の梶原貴委員長のこんなコ メントが載っていた。山教組は輿石氏の出身母体だが、梶原氏の言葉はまるでウケ狙いのギャグのようだ。

  特定政党の議員の記者会見に同席している時点ですでに政治的に中立とは言えないし、輿石氏は平成21年1月にはこう 発言しているからである。

  「日教組は政権交代にも手を貸す。教育の政治的中立などといわれても、そんなものはありえない」

  輿石氏は民主党幹事長当時の24年2月には、気に染まぬ報道をしたテレビ各社の記者を次のように恫喝もしている。

  「そんなことをやっていると電波を止めるよ。政府は電波を止めることもできる。そうなったらみんな給料ももらえなく なって歳費削減どころじゃないぞ」

  輿石氏は報道機関の幹部を国会に呼びつけて事情聴取を行うなど、言論統制の意図を隠そうともしなかったが、民主党か ら反省の弁を聞いたことがない。それどころか、岡田氏は輿石氏に次期参院選への出馬要請すら行ったとされる。

  このほか、民主党政権では「民主主義は期限を区切った独裁」と言い放ち、閣僚が国会で虚偽答弁をしても必ずしも政治 的・道義的責任は問われないと閣議 決定した菅直人元首相、自身の発言について「書いたらその社は終わりだ」と脅かした松本龍・元復興相…と強権的な言動は 枚挙にいとまがない。岡田氏はま ず、鏡を見た方がいい。(論説委員兼政治部編集委員)

  こんな、日本に対する愛の無い反日売国議員など、今度の選挙で、一人残らず消えて欲しいものです。その代わりに、 「日本のこころを大切にする党」が当選すれば、日本は一気に再生が進むはずです。

  もういい加減、そんな時代を実現しましょう。
2016年 1 月 29 日(金)第589回   事実関係で反論する国際広 報体制を
  外務省解体と新しい組織を作れと、何度も書い てきましたが、その気持ちを見事に代弁してくれる提言を櫻井よしこさんがしてくれました。

  今回の日韓合意を評価していたので、櫻井さんは、やはり、政府に取り込まれているのだろうと思っていましたが、主張 すべきところはしてくれたようです。

   誰が考えても、今の日本の外交は、外務省がやっている限り、どうにもならないのは明らかでしょう。本来なら、解体 すべきですが、それをやるのは時間が掛かるので、流石に現実的ではないので、やはり、全く別組織を立ち上げることこそが 現実的というものでしょう。

  それだけに、こうやって提言をしてくれたことが、安倍さんの後押しになって、実現してもらいたいものです。
 
   産経ニュースより     2016.1.22

  反 日キャンペーンに対抗 「事実関係で反論する国際広報体制を」 歴史問題で櫻井よしこ氏の国基研提言

  民間シンクタンク「国家基本問題研究所」(櫻井よしこ理事長)は22日、国会内で記者会見し、事実無根の反日キャン ペーンが国際的に拡大し続けているとして、国際広報を担当する専門部署の政府内への設置など、国際広報体制構築のための 政策提言を発表した。

  提言は(1)「事実関係に踏み込んだ体系的歴史認識の国際広報」を担当する専門部署を外務省とは独立した形で政府内 に設置(2)国会は反日キャンペー ンへの反論を政府の任務とする「わが国の名誉を守るための特別法」(仮称)を制定(3)国際広報における官民協力体制の 構築−が柱。外務省がこれまで避け てきた、誤った情報に反論する態勢作りを求めている。

  櫻井氏は、昨年12月の慰安婦問題に関する日韓合意が安全保障の観点などから評価されても、「歴史問題で、わが国は 依然としてひどい誤解を受けたままだ」と指摘。その上で、「歴史問題の事実を冷静にしっかり発表し続けていかなければな らない」と訴えた。


   公益財団法人 国家基本問題研究所

    2016.01.22 (金)

  政策提言を発表「歴 史認識に関する国際広報体制を構築せよ」

  国家基本問題研究所は平成28年1月21日、櫻井よしこ理事長、西岡力企画委員が、萩生田光一内閣官房副長官に、 「歴史認識に関する国際広報体制を構築せよ」と題する政策提言書を手渡しました。

  翌22日、衆議院第二議員会館第一会議室で、国会議員及びマスコミ関係者に向け、その内容を発表いたしました。

  政策提言書の全文はこちらから
  <日 本語
  <英 語

  安倍さんにも、外務省の酷さには懲りているはずですから、これを機会に腹を決めてもらいたいものです。
2016年 1 月 30 日(土)第590回    自 国語が使えるあなたがた日本人が羨ましい
  今年の元旦に、第 561回の「日 本語は世界で唯一“植民化”されなかった言語」を取り上げ、日本の素晴らしさを書きました、

  その植民地されなかった言語の有難さを、実際にそういう目に会った外国人の方達の切実な言葉を何時もの、「国際派日 本人教養講座」が取り上げてくれています。

  これを、読むと、先人の有難さを改めて思わざるを得ません。本当に、凄い国に生まれたものです。やはり、日本語こそ 世界共通語にすべきですね。世界に、こんな凄い言葉はないでしょう。

  国際派日本人養成講座より   2016/01/24

  No.935 国際派日本人のための英語学習法とは 〜 読者の体験から  

  英語教育に関するお便りを通じて、国際派日本人のための英語学習法を再考する。

   前号「国際 派日本人にお勧めの勉強法」 [a]には多くのお便りをいただいた。米国駐在十数年の元銀行マン、プロの通訳・翻訳者、英語教育専門家など、この分野 で一家言ある人々から、ご意見をい ただいた。それらの中には、前号で語り尽くせなかった論点もあるので、これらの方々からのお便りを紹介しつつ、一緒に考 えてみたい。

   ■1.「自国語が使えるあなたがた日本人が羨ましい」(「北米駐在十数年の元銀行マン」さん)

  完全に同感です。私が海外に駐在して知ったこと

 1.東南アジアなど旧植民地国の人が英語が上手なわけ

   彼らは真顔で言いました。「植民地にならず自国語が使えるあなたがた日本人が羨ましい。自分たちは英語を話さなければ生きていけないのです。」

 2.日本を知らなければ相手にされない。

   ビジネスの場面でも、社交でも、学校でも、こちらが日本人だと知ると必ず訊かれることは「日本ではどう なの?」。本や雑誌を取り寄せて日本の政治経済、伝統文化、歴史などを慌てて勉強する駐在員や子女の多かったこと・・・

 3.あなたのご意見は?

   「わが社の調査部によれば・・・」とか「大方の見方は・・・」と前置きして話し始めると途中で遮られ「あなた自身の意見が聞きたい」と言われ冷や汗をかき ました。

   結論:英会話力が問われる場面は殆んどありませんでした。

  ■伊勢雅臣:

  「自分たちは英語を話さなければ生きていけないのです」というのは悲痛な言葉ですね。改めて、英語を話せなくとも十二分に生きて行ける日本の有り難さを感 じます。

  「日本を知らなければ相手にされない」とは、多くの在留邦人が感じていることだと思います。弊誌の読者に海外在住の方が多いのも、これが原因でしょう。い くら英語ができても、日本の事を知らなければ、単なる二流の英米人に過ぎません。海外の人々が出会いたいのは「一流の日 本人」なのです。

  「英会話力が問われる場面は殆んどありませんでした」とは、学校や受験勉強などで、英文法をある程度やられていたからだと推察します。文法力があれば、会 話力は現地ですぐに伸びます。逆に文法を知らずに耳から覚えるだけでは論理的なコミュニケーションはできません。


  ■2.「フィリピンの本屋では英語の本しかなかった」(久夫さん)

   前にフィリピンの本屋に行った時、英語の本しかなくて、タガログ語の本がほとんどなかったことを思い出 しました。母国語で大学レベル以上の知識が学べることは本当に恵まれているし、幸せなことだなと感じます。

  外国語は、英語英語にこだわらず、自分の趣味というか性格に合った言葉をひとつ身につければいいぐらいの 感じが一番いいのかな?と思います。国際人になるには英語ができないと、という馬鹿な考えはやめたほうがいいです。

  それよりも、自分の性格や相性に合う外国語を一つ身につけるだけで国際感覚は十分に養えるのではないかと 思います。要は得意言語をひとつ探せばいいということです。

  自分にとっては英語よりも中国語の方が性にあっていたし、勉強するのも苦ではありませんでした。

  ■伊勢雅臣:

  旧植民地では、知識階級は旧宗主国の言語で勉強、読書、仕事をします。フィリピンで英語を解しない人は知 的階級ではないので、本など読まず、従ってタ ガログ語の本など置いてないのですね。国民が英語を話す知的階級と、タガログ語しか話せせない一般大衆に、階級分離して しまいます。国民の同胞感という点 では、これは大きなハンディです。

  我が国では、国民の分厚い中間層そのものが知的階級であり、日本語だけで知的教養を得られる、という幸福 な状況にあります。

  なお、国際社会はいろいろな民族、文化、宗教が百花繚乱の状態で、「英語だけが外国語ではない」というの は、大切な国際常識です。タガログ語を勉強す る日本人がいれば、フィリピンの一般大衆の文化や心情を共感を持って理解できるでしょう。そういう多元的な国際理解をで きることは、国際社会を生きていく 上で財産となります。

  我が国は、植民地にならずに済んだお陰で、明治時代からフランス語やドイツ語も含め、いろいろな国々に主 体的に学んできました。日本人は日本語だけで 大学まで勉強できますが、その分、世界のいろいろな言語を自由に学んで、世界中の国民と親しくおつきあいができる、そん な国になると良いですね。


  ■3.日本の自動車工場の素晴らしい人柄の職長さんたち(直美さん)

  英語を教える仕事、通訳者、翻訳者として仕事をしてきた私としては、仕事をするためにそれなりの努力、勉 強を重ね実績を積んできましたが、海外で仕事をするのに必要なのは英語ではなく、仕事ができることだというのはその通り だと思います。

  しかし仕事が、たとえば英語圏でできるということは、すなわち英語で十分にコミュニュケーションが取れる ということです。そのコミュニケーションをと れるに十分な知識、経験、実績があるからこそです。英語はコミュニケーションをするためのツールとして役立つ力があれば よいということです。…以下略

  2015年1月 8日 (木)、第 604回の「や はり素晴らしい先人」でも取り上げたように、その素晴らしい言葉が生き残ったのは、明治の人達が悪戦苦闘し て「翻訳語」を造りだしてくれたからです。その長谷川三千子さんの動画をもう一度上げておきます。

  第1回から7回までありますが、全部でも、それ程長くないので、全部上げておきます。

  日本語を残してくれた有難さは、第7回を見れば、良く分かります。本当に我々は、素晴らしい先人に感謝しなければな らないことを思い知らされます。何とも、素晴らしい国に生まれたものです。

2016年 1 月 31 日(日)第591回   長谷川三千子氏 〜憲法改正を考える〜
  昨日に続いて、長谷川三千子さんの素晴らしい 話の動画を上げたいと思います。昨日は、翻訳語を作ってくれた明治の先人でしたが、今日も、明治に作られた憲法の話で す。

  明治の人達も、江戸時代の人達と比べれば、欧米の影響でかなり劣化していると思われますが、現代人と比べれば段違い に素晴らしい人達だったことが分かります。

  ここまで劣化してしまった現代日本人は、先人に追いつくことが出来るでしょうか。と言うか、まず無理でしょうが、何 年かかっても日本人は先人の素晴らしさに追いつき、追いこしてもらいたいものです。それは、世界にとっても期待すること ろじゃないでしょうか。
  

  長谷川さんも中山恭子さん達と同じように腹が座っていますね。やはり、今の男は女性にはかなわないですね。と言う か、日本の男は、女性に勝ったことは無かったのかもしれませんね。それが分かっていたからこそ、日本では女性が尊重され たのじゃないでしょうか。
  国が、おかしな方向に行き出したら、女性が立ち上がって、修正し、後は、アホな男に任せるなんてことをやってきたの かも。

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2011 年

1

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9

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2012 年

1

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2013 年

1

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12

2014 年

1

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2015 年

1

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2016 年 1
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平 成26年



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平 成27年 1
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平成28年 1
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平成25年









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平成26年
1
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平成27年
1
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平成28年 1
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