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 2016 年 11 月 1 日(火)  第 866回  稲は連作障害がおこらない
  今のような 機械化されていない頃の五反百姓の家に産ま れ、高校まで田圃の手伝いをしていた呑百姓の小倅です。
  そのくせ、今頃になって、そうだったのかと驚かされる記事がありました。と言うのも、連作は良くないというのは聞い ていまし たが、それが、稲作には当てはまらないというものです。そういえば、稲は毎年作っていました。それを当然と思って、それが不思議 とも思ってませんでした。我ながら、その観察眼の無さに、今更ながら呆れてしまいます。

  北國新聞社より    2016/10/13
  
  きょ うのコラム『時鐘』

 ことしも「豊作(ほうさく)」である。16年産米(ねんさんまい)の作況(さっきょう)指数(しすう)は全国平均(ぜ んこ くへいきん)103で「やや良(りょう)」、北陸(ほくりく)だけなら107の「良」となった。39年ぶりの高水準(こうす いじゅん)だという

天候不順(てんこうふじゅん)で水害(すいがい)も多(おお)く、ひどい年(とし)だったとの印象(いんしょう)があっ た。 が、被害(ひがい)は一部地区(いちぶちく)にとどまり、秋(あき)になると国全体(くにぜんたい)で「まずまず」の作柄 (さくがら)に落(お)ち着(つ)く。毎年(まいとし)、作況指数が公表(こうひょう)されるたびに同(おな)じ感慨 (かん がい)を覚(おぼ)える。「水稲(すいとう)は強(つよ)い」と

農業(のうぎょう)には連作障害(れんさくしょうがい)がおきる。同じ作物(さくもつ)を同じ田畑(たはた)に植(う) え続 (つづ)けると収穫(しゅうかく)が落(お)ちたり病気(びょうき)が出(で)やすくなる現象(げんしょう)だ。だから年ごとに植える作物を変(か)え る。障害を避(さ)けるための農民(のうみん)の知恵(ちえ)である

ところが、水稲は延々(えんえん)と同じ田に植え続ける。極端(きょくたん)に言(い)えば二千年(にせんねん)続く連 作であ る。それで連作障害が出ないのは「水(みず)の力(ちから)」(北陸農政局(ほくりくのうせいきょく))だという。稲(い ね)は水の運(はこ)んでくる養分(ようぶん)で育(そだ)ち、水は田んぼの垢(あか)を流(なが)し続ける。土(つ ち)は 水のおかげで年ごとに蘇生(そせい)しているのである

水田(すいでん)と稲の関係(かんけい)はまるで神話(しんわ)だ。瑞穂(みずほ)の国(くに)とは「水(みず)の穂 (ほ)」のことか。古代(こだい)の人々(ひとびと)はこの謎(なぞ)を知(し)って稲づくりを始(はじ)めたのだろう か。 多分(たぶん)わかっていたと思(おも)う。大変(たいへん)な伝統(でんとう)の力である。

  本当に、こんなこと考えもしませんでした。やはり、頭の悪いのは、どうしようもないようです。それにしても、先人の 凄さに改 めて驚かされます。
  もし、稲作が連作が効かないものだったら、飢饉が度々起こっていたと考えると、やはり、知っていたのでしょうね。そ の米を主 食にしてくれた先人に改めて礼を言いたくなります。

  と言うことで、サーチしてみました。

  ウィキペディアより  連 作

  分り易く教えてくれるブログがありました。
  
  ツナギのお米マ ガジンよ り   2015/04/07

  稲 は連作障害がおこらない!?

 みなさん連作障害という言葉を聞いた事はあるでしょうか?あまり馴染みがない言葉ですかね?同じ場所に同じ作物を連続 で栽 培すると、生育が極端に悪くなったり、収穫量が減ったり、病害虫が発生しやすくなるといった現象が発生します。これを連作障 害と言います。

 作物を栽培すると、土中にあるその作物が好む養分が使われ欠乏しやすくなります。その作物を好む病原菌が土中に増えて いき ますし、土中の養分バランスも悪くなります。そして翌年も同じ作物を植えるとさらにその傾向が進み、作物が育ちづらくなって きます。

 連作障害を防ぐために畑では輪作を行い、毎年作る作物を変える事で対応していきます。では田んぼではどうでしょうか? お米 農家さんからは、よく「先祖代々伝わる田んぼでお米を作っている」と聞きますが、稲は同じ土地で毎年作り続けることができま す。野菜では発生する連作障害がなぜ稲にはおこらないのでしょうか。
田んぼに水を張ることがポイント

 田んぼで連作障害が起こらない理由は、「水を張っているから」です。
河川や用水から田んぼに流れ込む水に含まれる養分(山の落ち葉や窒素・リン酸等)を利用できます。水を入れる事で毎年多 くの 養分が田んぼに補給されることになります。また、水の影響で土の中にたまる有害物質が洗い流され、過剰な成分や有害な成分を 流し出し、雑草の発生を抑えてくれます。田んぼに水をためることで、土壌中の酸素が微生物によって使われてしまい、土の 中は 酸欠状態になり、有害な微生物や菌類が死滅してしまいます。酸性だった土が次第に中性になり、稲が育ちやすい環境になってき ます。微生物の活動が鈍くなり根や葉などの有機物の分解がゆっくり進むため、長い時間稲に養分がいきわたります。
気温の変化からも守ってくれる

 水は温まりにくく冷めやすい性質があり、水を張ることで温度の急激な上昇を防ぐことができます。稲を寒さから守ってあ げた り、夏の暑い時期には深水や掛け流しをすることで高温障害をおさえる役割を担ってくれます。何百年にもわたり、同じ土地で米 を作り続けることができる理由は、「田んぼに水を張る」という大発明のおかげなのです。

 もうすぐ田植えの時期ですが、太陽の光がキラキラ映える田園風景には、こんなチカラが隠れていたのです。ツナギでご紹 介し ている農家さんたちの自慢の水田には、どれも綺麗な水が流れ込んでいます。この水こそが美味しいお米の必須条件なのでしょ う。

  その稲を作るために先人は田圃を作らなければなりません。そう考えると、ねずさんが教えてくれた古墳の話を思いだし ます。

  ねずさんと学ぶシラス国の物語よ り  2016/03/13(日)

  古 墳のお話

  改めて、素晴らしい国に産まれたものだと感謝せずにはいられません。こんな国が嫌いな人達を沢山育てた、教育の恐ろ しさを思 わずにいられません。
  一日も早く目を覚まし、先人が作ってくれた日本を取り戻しましょう。
2016年 11 月 2 日(水)  第 867回  政務活動費で「しんぶん赤旗」購入
  赤旗を市町村の職員に無理 やり買わさせる悪どいやり口を、10月 9日 (日)、第 463ー1回の「テ ロに屈して言論弾圧をする行橋市議会」などで取上げてきました。

  ところが、何と、共産党の地方議員が、今や出鱈目の使い方で話題の政務活動費で赤旗を購入しているそうです。
  日頃から、政党交付金を受け取らない党と豪語しているにも関わらず、こんなせこいことをやっているんですね。  

   産経ニュースより    2016.10.24

  共 産党の大阪府議・市議らが政務活動費で「しんぶん赤旗」購入 高裁判決は「支出認められない」

 共産党の大阪府議団と大阪市議団、堺市議団が、税金が原資の政務活動費で党の機関紙「しんぶん赤旗」などを購入してい たことが 23日、分かった。政党の機関紙を購入することに違法性はないが、支出として認めていない自治体もある。共産党は事務所での閲覧 用などと説明しているが、政党交付金を受け取っていない共産党の対応として、疑問視される可能性がある。

 大阪府議会が公開している政務活動費の領収書などによると、平成26年4月から27年3月までの1年間、共産党の大阪 府議3人 が政務活動費から「しんぶん赤旗」「しんぶん赤旗日曜版」などを1部ずつ定期購入していた。府議3人と府議団の購入額は1年間で 約31万6000円に上る。

 共産党の大阪市議団、堺市議団も同じ。大阪市議会が公開している27年度の政務活動費の領収書などによると、大阪市議 6人が 「しんぶん赤旗」などを購入していた。

 また、堺市議団が独自に公開している27年5月から今年3月までの政務活動費の領収書によると、市議5人が「しんぶん 赤旗」な どに支出していた。いずれも1部ずつだった。

 大阪市議団事務局は産経新聞の取材に「ほかの新聞を購読するのと同様に、情報を得るための資料費として計上している。 あくまで 事務所用として取って いる」と説明。堺市議団事務局も「個人の購読分は個人として別に私費で購読しており、政務活動費を充てているのは事務所の閲覧 用。きちんと分けている」と 強調した。

 党中央委員会が総務省に提出した26年の政治資金収支報告書によると、約236億7000万円の収入のうち約 82%が 「機関紙 誌の発行事業・新聞雑誌」によるもの。購読料は事実上、党費の性質がある。最近は党員減から部数も減少しており、志位和夫委 員長は先月の第6回中央委員会 総会で、「しんぶん赤旗」の2万部増を来年1月までの目標に掲げている。

 政務活動費の政党機関紙への支出は、司法の判断が分かれる微妙な問題だ。19年12月に仙台高裁で「政党活動に 基づくも のと解され、支出は認められない」という判決が出た。一方、16年9 月の京都地裁判決では「政党を 経済的に支援し、政党の方針および意向を学習するとの側面があるとしても、政党活動に当たるとはいえない」となっており、見解が分かれている。

  政党交付金を受け取らないことを売り物にして来ただけに、虎の子の赤旗の購読を減らした貢献者の小坪さんを攻撃した い気持ち も分かりますね。
  とは言いながら、中国からの潤沢な金もあるようなので、影響は無いのでしょう。つまりは、中国の崩壊こそが、日本共 産党の崩 壊に直結するのじゃないでしょうか。
2016年 11 月 3 日(木)  第 868回  一 向に進まぬ改憲論議
  いよいよ憲法改正が始まると期待しましたが、 その動き は全く無く、一体どうなっているのかと不満に思っている人は多いのじゃないでしょうか。
  このところの安倍さんの日韓合意やヘイト法など、保守の気持ちを逆撫でするような動きも納得がいかないものがありま す。
  これも、やはり、安倍さんの深慮遠謀が隠れているのでしょうか。

  そんな動きの鈍さのいぶかしさを阿比留さんが書いてくれています。

  産経ニュースより     2016.10.27

 【阿比留瑠比の極言御免】一 向に進まぬ改憲論議 摩訶不思議なのんびりムード 総裁任期延長で余裕?

  わずか3カ月少し前の大騒ぎは、一体何だったのだろうか。自民党、日本維新の会などいわゆる「改憲勢力」 が衆参両 院で発議に必要な3分の2を超えたにもかかわらず、憲法論議が一向に前に進まない。

  発議可能なのに…

 「3分の2」が実現した参院選の翌日、7月11日付新聞各紙は社説で「戦後政治の分岐点」(朝日新聞)、「戦後政治史 の転換 点」(毎日新聞)などと大仰に書き立てていた。すぐにでも憲法が改正されるのかと受けとめた読者もいたろうが、実際の動きは停滞 したままである。

 安倍晋三首相は26日、自民党の保岡興治憲法改正推進本部長と会い、次のように話したという。

 「衆参両院で冷静に政局から離れて、各党が意見を述べ合い、自由闊達に議論して、発議案を国民に分かりやすい形でまと めてもら うことを期待したい」

 「私は政局の渦中、中心にいるから(改憲議論の進め方は)自民党に任せる。政局から離れた環境づくりを大事に議論が成 熟し、国 民からも憲法改正を理解してもらえるよう進めてほしい」

 その言い分はもっともなのだが、自民党ののんびりとした様子には、本当にいいのかと心配になる。そもそも今国会では、 憲法改正 の中身や手続きについて議論する衆参両院の憲法審査会自体、実質的会合は開かれていない。

 自民党と民進党の衆院憲法審査会筆頭幹事が27日の会合開催でいったん合意したものの、最初のテーマなどをめぐって行 き違い、 流れてしまった。来月10日に再開される予定というが、いかにも遅い。

  年内進展望み薄

 今国会の会期末は11月30日であり、もう今年中の進展は望み薄である。というより、現状では来年になっても、安倍首 相が唱え るような自由で成熟した議論はあまり期待できない。

 もともと護憲派と改憲派が混在する民進党は、党内が割れかねないため本格的な憲法論議は避けたい。与党の公明党も、憲 法改正に 反対ではないにしろ、支持母体の創価学会婦人部などに護憲的傾向が強く、先送りは望むところだろう。

 そういう情勢下で、気を吐いているのが日本維新の会である。松井一郎代表(大阪府知事)は24日の産経新聞のインタ ビューでこ う断じた。

 「民進党が入らなくても自民党は(憲法審査会)開会の決断をしてほしい。民進党の国会対策に遠慮する必要はない」

 馬場伸幸幹事長も25日の記者会見でこう強調した。

 「自民党側も、強気の姿勢で審査会を開く努力をしてほしい。国会議員の重要な役割である立法という問題を避けて通って いる状態 では、将来の日本に責任を持つことはできない」

 改憲の「同志」であるはずの維新側からここまで誘い水を向けられたにもかかわらず、安倍首相がなお慎重なのはなぜか。

  総裁再選視野?

 憲法改正は「首相が旗を降ろすことはありえない」(周辺)という大目標である。憲法審査会での議論が、平成30年9月 までの自 民党総裁任期では間に合わない可能性があるとの見方もある中、首相や周囲に焦りが見えないのはなぜか。

 巷間ささやかれているように、年末に衆院解散を断行することで、どうせ年明けには衆院の構成もリセットされるのだから 急ぐこと はないと考えているのか。あるいは総裁任期が3期9年に改正されることで、再選されればあと5年の時間があるとの余裕からか。

 うがちすぎな見方かもしれないが、ちょっと不思議な現状である。(論説委員兼政治部編集委員)

  安倍さんとしては、余りにも平和ボケの国民が信用できないじゃないでしょうか。折角国民投票に持ち込んでも、今の国 民じゃど ちらに転ぶかは判断し難いものがあるのは間違いないでしょう。そうであるなら、やはり、完全に自身が持てるまでじっと我慢するつ もりなのかもしれません。

  つまりは、反日売国左翼や在日の撲滅が先決ということでしょうか。そうです、余命三年の外患 誘致罪作 戦が現実のものになれば、改憲なんてあっという間に実現できるのじゃないでしょうか。果たして、 それを待っているの でしょうか。
2016年 11 月 4 日(金)  第 869回  戦争犯罪 国はアメリカだった!
    日本を本当に理解し てくれていて、それを発信してくれ ているヘンリー・ストークスさんの最新作を、5月 2日 (月)、第 6056回の「戦 争犯罪国はアメリカだった!」で取り上げました。

  その本を、加藤清隆さんが動画で紹介してくれています。


  相変わらず、こんな素晴らしい本を世界に広報する強力な武器として使うと言う発想が無い外務省に怒りを覚えます。
  折角、ネットのお蔭もあり、こうした素晴らしい本が多くなったにも関わらず、全く興味を持たない外務省というのは、 やはり反 日売国左翼の巣窟なのでしょう。
  本当に、解体が必要です。
2016年 11 月 5 日(土)  第 870回  アメリカはなぜ日本を見下すのか?
  昨日のヘンリー・ストーク スさんの本に続いて、またまた、強力なアメリカ人の助っ人が現れ、日本語で本を書いてくれたようです。

  マイケル・ヨンさんが紹介してくれています。

  何と、この著者は、2015年5月 7日 (木)、第 322回の「米 学界に『新風』」で、慰安婦問題を批判してくれた方でした。あれから、この本の出版の為に頑張って管さって いたよう です。

  Michael Yon JP より  Friday, October 28, 2016

   Japan -- I would be interested in seeing some English reviews of this book.

 日本 ― この本の英語の書評が見られたらよかったのですが。
これは日本語が達者なアメリカ人によって書かれた日本語の本です。

 著者とはいつも話し合ってきました。常に事実に注意をはらう非常に頭の切れる人です。今朝も日本/米国/韓国/中国の 件につい て 彼と電話で話しました。

 著者はジェイソン・モーガン博士です。

 彼の意見は傾聴に値します。
   
  ア メリカはなぜ日本を見下すのか? - 間違いだらけの「対日歴史観」を正す - (ワニブックスPLUS新書) 新書 – 2016/8/24 ジェイソン・モーガン (著)
  
商品の説明
内容紹介

米国歴史学会を痛烈に批判し話題となった
新進気鋭の米国人歴史学者、初の著書!

「日本について学べば学ぶほど、
『自分の国の見方がおかしい』と思うようになった」

「なぜ日本だけが謝罪を求められるのか?」
先の大戦において、米航空母艦の乗組員であった祖父から
「国の為に自分の命を捧げる日本の特攻隊員の潔さ」を
教えられたのをきっかけに日本研究の道を志した
気鋭のアメリカ人歴史学者が、
偏見に満ちた米国の「対日歴史観」に喝を入れる!
日本が新しい一歩を踏み出すための必読書。

アメリカはなぜ日本を見下すのか?
その答えを一言で表現すれば、アメリカの政治、学会、 メディアが、
人種差別的、進歩主義的なリベラル陣営に よって支配されているからである。
日本人自身が戦後教育によって自虐的歴史観を刷り込まれてしまったということも否めない。
しかし、そのような状況を作ったのも結局アメリカである。
私がいきついた結論は、アメリカのみならず
世界が抱く誤った対日歴史観を早急に再検討する必要があるということだ。
――「はじめに」より
  段々、日本の信実を発言してくださる外国人が増えてきているのは有難いですね。それに比べて、未だに、日本の足を 引っ張るこ とばかりやっているとしか思えない外務省には、怒りを覚えざるを得ません。
  こうした欧米の方が書いてくれた日本の信実の本を、外務省が世界に広げずにどうするのでしょう。本当に、日本が嫌い な人達の ようです。やはり、解体しかなさそうです。
2016年 11 月 6 日(日)  第 871回  日本の中の日本の敵
  今日は、篠原常一郎さん特集のようです。週末 の【討 論】にも出演されていました。日本の問題点を、古森さんや河添さんなどと語ってくれました。
  多くの問題点ばかりで、日本の政治の体たらくを思い知らされ、本当に、日本はどうなるのだろうと心配になります。

  その中でも、篠原さんが、自衛隊の南スーダンでの駆けつけ警護が、どれ程危険かを教えてくれたのが衝撃でした。あれ では、現 地の隊員の方達に死ねと言っているようなものです。安倍さんも本当に許すつもりなのでしょうか。

  その他にも、慰安婦問題などは全て冷戦が終わった時に、共産党や朝日新聞が自分達の食い扶持を確保する為に作り出し たことを 教えてくれたのにも驚くととも、やっぱりそうだったのかと納得できます。
  要するに、日本は反日売国左翼を撲滅しない限り再生は不可能ということでしょう。

    共産党については、2時間30分頃から。


  反日売国左翼の元締めはやはり共産党のようですね。いずれにしても、反日売国左翼や在日を撲滅しない限り日本の政治 は良くな らないでしょう。
  
  ここは、もう、余 命三年の外患誘致罪作戦にすがるしかないのかも。安倍さんも、これを期待してじっと我慢しているのかも知れ ません。 しかし、もし、これが上手く行かなかったら、日本の将来は無さそうです。
  それだけ、日本人が劣化してしまっているし、その所為で、政治家はもっと劣化しているのじゃないでしょうか。その元 凶の大部 分は、やはり、共産党以下の反日売国左翼供と在日でしょう。今こそ一掃の正念場です。
2016年 11 月 7 日(月)  第 872回  日本をつくる天皇の仕事
   加瀬英明さんと馬渕睦夫さんの対談の動画がアップされました。これは、見逃せないと早速見ましたが、やはり素晴らしい。
  ねずさんに、国体やシラスなどを教えてもらって、この歳になってやっと日本の素晴らしさを知っただけに、この動画で も、全く 知らないことばかりに、今更ながら、恥ずかしくなります。
  それにしても、お二人とも、もの凄い知識量です。どうやって勉強してきたのでしょうか。それとも、やはり、頭の出来 が違うと 言うことなのでしょうか。そうとしか思えません。 


  いずれにしても、こうやって日本の歴史を知ることが出きるとは、これもネットのお陰です。
  日本人全てが、こうした知識を得ることが出来れば、日本の再生は自然と成るのじゃないでしょうか。
  やはり、根本は教育ですね。歴史も知らず、金が全ての価値観から抜け出ることこそ、日本再生の道です。
2016年 11 月 8 日(火)  第 873回   移民問題、二つの進路「大御宝」への道
   自民党が経済界に負けて、移民を 進めることを企んでい るようですが、あの人達には、欧米で今起きていることが理解でき無いのでしょうか。
  それとも、分かってはいるが、自分の利益の為には国を売ることも仕方無いと思っているのでしょうか。一体、何の為に 政治家に なったのでしょうか。単なる金儲けの為に就職口でしかないのでしょうか。何とも、情けないですね。

  そんな、情けない政・財・官に比べて、こんな素晴らしい、日本が採るべき道を教えてくれている人がいます。
  かなり長いですが、日本の人口減を克服する素晴らしい話なので全部取り上げさせてもらいます。
   
  国際派日本人養成講座より   2016/10/30

  No.975 移民問題、二つの進路 (下)「大御宝」への道

 国民が安心して結婚し、子供を産み、仕事ができる社会を作れば、労働移民は不要となる。

  ■1.少子化の原因は未婚者の増加

 前号[a]では「洗国」 というシナの恐るべき戦略を紹介して、安易な移民受け入れが、国民生活にどのようなコストとリスクをも たらすかを考察した。

 しかし、それだけでは移民受入れ論者の説得には不十分だ。彼らが「移民は必要」と主張する人口減少や労働力不足などの 問題をど う解決するのかを、提案しなければならない。この問題を三橋貴明氏の『移民亡国論』[1]や政府の統計を参考に本号で考えてみよ う。

 まずは人口減少の問題を先に取り上げよう。人口減少が食い止められれば、そもそも労働力不足の問題も相当に緩和される からだ。

 人口減少の理由は、少子化、すなわち生まれる子供の数の減少である。昭和46(1971)年から3年間の第二次ベビー ブームで は、出生数は年間200万人を超えていたが、昭和59(1984)年には150万人を割り込み、平成25(2013)年は約 103万人まで落ち込んだ。[2]

 出生数の減少には、以下の二つの仮説が考えられる。

(1) 晩婚化、女性の職場進出などで既婚女性が産む子供数が減っている。
(2) 未婚の男女が増えている。

 統計的に見れば、(1)ではなく、(2)が真の原因となっていることは明らかである。既婚女性が生む子供の数(有配偶 出生率) は90年代に千人あたり66人と最低を記録したが、その後は緩やかに回復し、2010年代は79.4人と80年代をも上回ってい る。

 (2)を未婚率で見ると、「30〜34歳」男性の未婚率は1970年にはわずか11.7%だったのが、2010年には 47.3%にもなっている。すなわち、1970年代には30代前半で独身だった男性は10人に一人強だったのが、今や半 分近くに も達している。女性の未婚率も同様に上昇している。

 すなわち未婚者が増えているから、子供の数も減っている、という、ごく当然の現象が起きているのだ。

 ■2.結婚したくともできない多くの成年男女がいる

 未婚が増えた理由は種々考えられるが、有力な原因は実質賃金の低下や雇用の不安定である。厚生省の調査によると、現在 の日本で 約600万人の男性が年収200万円以下で暮らしているという。その多くはパート、アルバイト、派遣などで雇用自体が不安定だ。

 女性では年収200万円以下は1180万人もいるが、パートタイムの主婦も相当含まれているので、以下、男性を対象に 考える。

 男性で月収十数万円、それもいつ失業するか分からない状況で、結婚して家庭を持とうとするのは難しい。未婚男性の約 85%は 「いずれ結婚するつもり」と答えながら、結婚への障害として挙げられているトップが「結婚資金」、2位が「結婚のための住居」で ある[3]。その結果が「30〜34歳」男性で半数近くが未婚という結果なのである。

 わが国は皇室が国民を「大御宝」と呼んで、その安寧を代々祈られてきた。そういう国で、結婚したくともできない多くの 成年男女 がいる、という事自体が大問題ではないか。

 ■3.「移民400万人」より「日本国民400万人出生増」

 仮に、何らかの政策によって、これらの人々の所得を上げ、雇用が安定したとしよう。そして独身男性6百万人のうちの三 分の一の 2百万が結婚して、平均2人の子供を持ったとすると、4百万人の子供が生まれることになる。

 4百万人の子供が増えたら、政府が受け入れようと提言した移民20万人の20年分に相当する。日本語もよく話せない、 文化も習 慣も異なる移民400万人と、日本で生まれ日本人として育った400万人のどちらが良いかは言うまでもない。

 さらに大きな違いが、その裏にある。移民を受け入れれば、国内の賃金ベースがさらに下がり、雇用も不安定になるので、 未婚率が 今以上に悪化し、少子化が加速する。移民を増やした結果、日本人の少子化が進んだのでは、さらに移民を増やさなければない、とい う悪循環にはまることになる。

 逆に、未婚率を下げることで出生数が増えれば、その出産、教育、結婚、家庭作りと、新たな消費需要が生まれ、経済発展 の原動力 となる。さらに彼らが成人して仕事につけば、税金を払って国家財政にも寄与する。まさに「子は国の宝」である。

 多くの未婚者の生活水準をあげて、結婚できるようにすることで、善循環を生み出すことができる。どのように彼らの収入 を上げる かは、後で考察しよう。

 ■4.子供を産みたくても産めない

 経済的理由が少子化を招いている事を示唆するデータがまだある。

 子供一人を持つ夫婦が、「もう一人子供が欲しい」という出産願望は、「25〜29歳 89.8%」「30〜34歳  79.0%」と非常に高い。すでに子供二人を持つ夫婦でも「もう一人欲しい」という夫婦は「25〜29歳 47.5%」 「30〜34歳 28.3%」もいる。[1, p222]

 しかし、実際の夫婦の出生児数は2人を割っている[4]。上記の強い出産願望と現実の出生数のギャップを見ると、子供 を産みた いのに産めない、という夫婦が相当数いることが窺われる。理由はやはり経済的理由や住居の制約だろう。

 弊誌633号「『明るい農村』はこう作る 〜 長野県川上村の挑戦」では、「信州のチベット」と呼ばれていた寒村が、高級レタスの栽培で農家の平均年収が25百万円にもなり、東京から多くの女性も嫁い できて、平均出生率(一人の女性が一生に生む子どもの人数)は1.83と全国平均より0.5人も多い、という事例を紹介 した。 [a]

 産みたいのに産めない、という状況を示すもう一つのデータが、人工妊娠中絶である。近年は毎年20万件程度で推移して おり、そ の理由の多くが「経済的理由」である。もちろん母体保護など別の理由もあるが、出産と育児・教育の負担を減らせば、せっかく授 かった赤ちゃんを産めないという悲劇は大きく減らせるだろう。[1, p222]

 わが国は経済大国といいながら、低収入から結婚できない、結婚しても子供を作れない、子供を授かっても産めない、とい う点で、 経済力が国民の幸せに結びついていない面があり、その結果が少子化となっているようだ。こういう国民の不幸を差しおいて、移民に よる穴埋めを図ろうとするのは、政治として本末転倒ではないか。

 ■5.30万人の生活保護受給者を再教育する

 次に、労働力不足の問題を考えてみよう。国内には、労働力として活躍できていない層がある。たとえば、30万人近くも いる「働 けるにも関わらず、生活保護を受けている日本国民」。三橋氏は、こういう層をなぜ教育して、資格を取得させ、労働市場に送り出さ ないのか、と問う。

__________
 労働市場から退出したままの「日本国民」を「人材」(即席であっても)に育成するためならば、それこそ政府はいくらお 金を使っ ても構わない。

 たとえば、働けるにもかかわらず生活保護を受けている30万人の「人材予備軍」に対し、1人100万円のコストをかけ たとして も、「わずか」3000億円の支出ですむ。・・・

 3000億円のコストで、即席ではあっても「人材」に成長した、あるいは人材に成長する可能性がある「日本語が堪能」 でコミュ ニケーション上の問題も起きない「専門職30万人」を、需要が拡大している分野に送り出すことができるのだ。[1, p116]
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 仮に生活保護費用が、1人あたり平均月10万円だとすると、年間で120万円。人材育成に100万円を投じたとして も、それで 彼らが職を得て、生活保護を脱することができれば、10ヶ月で回収できる。さらにこれらの人々の多くは税金を払うようにもなるだ ろう。

 金銭的な問題だけでなく、人は誰でも世間のお荷物になるより、自分の力を十分に発揮して、世のため人のために貢献した いという 気持をもっている。そういう充実感を30万人の人が味わえるようになるだけでも、大きな価値がある。

 ■6.高齢者の活躍

 もう一つ、未開拓の人材のプールが高齢者層である。平成26(2014)年の日本人女性の平均寿命は86.83歳で3 年連続世 界一。男性は80.50歳で3位。長寿国として世界に誇れる記録である。我々の周囲には70代、80代で元気なご老人をよく見か ける。

 平成25(2013)年の統計では、65歳以上70歳未満の高齢者人口は869万人[5]。この大半は定年後で無職と 思われる が、たとえば70歳まで働けるようにすれば、その半分のみが就業したとしても、やはり400万人以上が生産労働人口に加わる。

 移民を毎年20万人、20年間受け入れるのと同数の労働力人口がすぐに生まれるのである。それも日本語に不自由しない だけでな く、人生経験も職業経験も豊かな人々なのだ。しかも高齢者が働ける環境を作れば、それだけ元気になって医療費も減るだろうし、年 金の原資不足も緩和されるだろう。

 現代医学の急速な進歩により、2045年には平均寿命は100歳に到達しているだろうと予測されている。そういう時代 に60代 半ばで定年退職して、あとは暇を持てあましつつ、年金暮らしをする、という事自体が、時代にあわなくなってきている。

 弊誌926号「『寿命100歳』時代の生き方」でも紹介したように、高齢者の雇用を生み出す会社も健闘している [b]。我が国 は高天原の神々でさえ、田畑を耕したり機織りをしたりして働いている。体が動く限りは働いて世の中のお役に立つことが幸せなの だ、というのが、我が国の労働観である。

 高齢者が働ける環境作りを進めることは、国家にとっても、企業にとっても、そしてお年寄りの生き甲斐のためにも良い施 策であ る。

 ■7.労働人口不足が呼んだ高度成長

 以上は、人口減少を食い止め、生産年齢人口を増やすための余地がまだまだある事を示したが、それでもまだ人手不足の状 態であっ たら、どうするのか、という反論が寄せられるかもしれない。

 人手不足が日本経済の縮小をもたらすのだろうか。三橋氏はその可能性を明確に否定する。かつての高度経済成長時代は、 人手不足 の中で、いや、人手不足だったからこそ実現した、と氏は主張する。

 昭和31(1956)年から48(1973)年までの20年近くもの間、日本のGDP(国内総生産)の平均実質成長率 は 9.22%にも達している。しかし、この間の生産年齢人口は平均で1.7%程度しか伸びていない。慢性的な人手不足で、地方の中 学卒業生が都会に集団就職をして、「金の卵」と大切にされた時代だった。

 人口が1.7%増えれば、それに伴い経済規模も1.7%は膨らむ。逆にいえば、9.22%の経済成長のうち、人口増に よる部分 は1.7%に過ぎない。残りの7.5%はコンピュータ化、自動化などを含む一人あたりの生産性向上によるものである。高度成長期 の民間企業設備投資は、実質年平均17.33%もの率で伸びていた。

 人手不足だから、賃金が上昇する。企業は賃金上昇をカバーしようと、自動化設備やコンピュータ投資によって生産性を上 げようと する。すると設備メーカーやコンピュータメーカーの売上げが増える。そしてそれらの企業に部品材料を売ったり、サービスを提供し たりする企業も売上げが増大する。

 一方、就業者の方は高い賃金を貰って、結婚して家や車、家電製品を買う。こうした生活水準の上昇によって、消費需要が 増大す る。それがまた人手不足を呼び、賃金を上げる。

 人手不足が、生産性向上のための投資需要を呼び、賃金上昇によって消費需要も増やす。かつての高度成長は供給と需要が 両輪と なって、人も企業も、そして社会全体も豊かになっていったのである。これこそ国民を大御宝として、その安寧を実現する道だろう。

 高度成長時代に「人手不足だから外国人労働力の導入を」という安易な逃げ道に行かなかったのは幸いだった。この時、外 国人労働 力を入れていれば、設備投資は冷え込んで投資需要は増えず、賃金は下降して消費需要も冷え込み、高度成長は腰砕けになっていただ ろう。

 ■8.「洗国」への道か、「大御宝」への道か

 85%近くもの結婚願望を持つ青年が経済的制約に縛られずに結婚できる社会、2人、3人と子供を産みたい夫婦が自由に 産める社 会、そして70代、80代でも働きたい老人が働ける社会。それが国民を大御宝として大切にする国のあり方だろう。

 労働移民により人件費を安くして企業の利益を上げたいという近視眼的な政策だけでは、どういう国家を作りたいのか、と いう国家 観が全く見えない。多くの国々の移民導入失敗から見れば、その道は移民による無法地帯を作り、国民の安定した生活を破壊する道 だ。わが国では、さらにシナの「洗国」工作に乗ぜられる危険も大きい。

 外国人労働者を入れるかどうか、というのは、短期的な政策的選択の問題ではなく、長期的にどういう国家をめざすのか、 という次 元で考えなければならない。企業の目先の利益だけでなく、国民が労働者として、消費者として、そして生活者として、物言いをすべ き問題なのである。
(文責:伊勢雅臣)

  経済界の偉いさん達に、是非読んでもらいたいものです。当然、政治家や官僚にも。

 外国人を安く使って儲けようなんてさもしい考えは、日本には無かった考えでしょう。やはり、戦後の自虐史観洗脳で劣化 した人達 の考えです。
 一日も早く目を覚ましてもらいたいものです。日本が壊れてしまってから気が付いても、その時は取り返しがつかないと言 うか、消 滅しているのじゃないでしょうか。
2016年 11 月 9 日(水)  第 874回  【技能実習制度に盲点】消えた中国人
  移民問題の根本的解決方を、8 日(火)、第 873回の 「移民問題、二つの進路『大御宝』への道」で教えて貰いましたが、目先の利益に目が眩んだ経営者 達が企ん だ技能実習制度が、大きな問題を起こしているようです。

  人件費を下げる為に、こんな姑息な手段を作りだして日本の雇用体系を劣化させた罪は、余りにも大きいと言えるのじゃ ないで しょうか。 

  産経新聞が、詳しく取り上げてくれています。  

  産経ニュースより    2016.10.31

 【技 能実習制度に盲点】消えた中国人 5年間で1万人超 昨年の失踪外国人が最多 治安に影響も

 働きながら技術を学ぶ「技能実習制度」で来日した外国人の失踪が昨年5800人を超え、過去最多に上ったことが30 日、法務省 への取材で分かった。全体の約半分が中国人で、現行制度成立後の統計によると、平成23年からの5年間で計1万人超が失踪してい る。多くが不法滞在となっているとみられ、国内の治安にも影響を与えかねないことから、捜査当局は警戒を強めている。

 法務省によると、昨年失踪した技能実習生は5803人で、これまで最も多かった一昨年の4847人を約千人上回った。 失踪者数 は23年に1534人だったが年々増加しており、5年間で4倍弱となった。

 昨年の失踪者を国別にみると、中国が3116人で最も多く、ベトナム(1705人)、ミャンマー(336人)と続い た。中国人 実習生の失踪は26年には3065人で、2年連続で3千人を突破。23年から5年間の累計は1万580人となった。

 技能実習生の摘発も絶えず、26年の摘発者数は全国で961人に上り、25年の約3倍に急増。期間を越えて国内に居続 ける「不 法残留」や、実習以外の仕事をする「資格外活動」などの入管難民法違反罪が約4割を占める。空き巣などの窃盗罪で摘発されるケー スも多い。一方で、実習生は人件費が日本人と比べて安いことから、労働条件の悪い人手不足の現場に投入されるケースが続 発してい る。

 こうした状況の中で政府は、受け入れ企業・団体の監視態勢強化▽対象職種の介護分野への拡大▽滞在期間の延長−などを 盛り込ん だ外国人技能実習制度の適正化法案と入管難民法改正案を国会に提出。今月25日の衆院本会議で可決されており、今国会中に成立す る見通しだ。

 技能実習制度 開発途上国の外国人を最長3年間、国内企業で受け入れ、技術を身につけてもらう制度。平成5年にスター トし、 22年の入管難民法改正で現行の仕組みに変わった。対象職種は農漁業や機械・金属、食品製造など今年4月1日時点で74。人を相 手にするサービスは含まれていない。昨年、同制度で来日した外国人は約19万2千人で、今年は6月末時点で21万人を超 えてい る。

 【用語解説】技能実習制度

 開発途上国の外国人を最長3年間、国内企業で受け入れ、技術を身につけてもらう制度。平成5年にスタートし、22年の 入管難民 法改正で現行の仕組みに変わった。対象職種は農漁業や機械・金属、食品製造など今年4月1日時点で74。人を相手にするサービス は含まれていない。昨年、同制度で来日した外国人は約19万2千人で、今年は6月末時点で21万人を超えている。

  それにしても、儲けるためには何をやっても良いという浅ましい考えがここまで蔓延してしまったのは、やはり、竹中・ 小泉の責 任は大きいでしょう。
  とは、言いながら、それを安易に受け入れた経営者達の罪も同等じゃないでしょうか。その反省も無く、この制度を変え てまで、 まだしがみ付こうとしている日本企業の堕落は、もう修正が効かないのでしょうか。
  というより、やはり、自虐史観の排除からでないとどうにもならないのかもしれません。果たして、こんなことで日本再 生ができ るのでしょうか。
2016年 11 月 10 日(木)  第 875回  もはや意味不明の護憲派主張
  反日売国左翼・在日が、追 い詰められて足掻いているのか、どうもこのところあちこちで騒がしいように思えるのは、やはり、余命三年の外患 誘致罪作 戦が効いているのでしょうか。
  と言うのも、国会の旧民主党の訳の解らない動きといい、反日売国左翼マスメディアの形振り構わない売国奴振りが目立 ち過ぎま す。

  そんな例の一つでしょうか。何時もの阿比留さんが、護憲派の主張を意味不明と書いてくれています。

  産経ニュースより     2016.11.3

 【阿比留瑠比の極言御免】も はや意味不明の護憲派主張 押し付け憲法論をめぐる論理の混濁

 もはや護憲派勢力は、自分たちが一体何を訴えているのか訳が分からなくなっているのではないか。3日の憲法公布70年 に先立つ 2日付朝日新聞の社説「未完の目標に歩み続ける」を読んで、率直にそう感じた。

 社説は、戦後の占領下で日本政府が作成した憲法改正案には「国民主権」の言葉はなかったと説き、こう指摘する。

 「それが今の姿になったのは、連合国軍総司令部(GHQ)が国民主権の明記を指示したからだ」

 ならば朝日新聞は「押し付け憲法論」の立場にあるのかというと、そうではないからややこしい。「日本国憲法が米国主導 で生まれ たのは事実だ」(8月17日付1面コラム)と認めつつも、あくまで押し付けではないと言い張るのだから分かりにくい。

 2日付の社説にはこんな一文があった。

 「憲法それ自体は一片の文書にすぎない。自由・平等・平和という憲法が掲げる普遍的な理念にむかって、誕生時の重荷を 背負い、 時に迷い、時に抵抗を受けながらも、一歩ずつ進み続ける。その営みによって、体全体に血が通い、肉となっていく」

 一読、文意がよく理解できたという人がどれほどいるだろうか。筆者は繰り返し読んでも何を言っているのか腑(ふ)に落 ちない。 かろうじて「誕生時の重荷」とはGHQが草案を書いたということだろうかと判読したが、誤読かもしれない。

 「時に抵抗を受けながらも、一歩ずつ進み続ける」の部分については、護憲派の反対に遭いながらも、逐条的に改正を続け てより良 い憲法にしていくという意味かしらんとも考えたが、そんなわけもあるまい。

 また、別の部分では「憲法に指一本触れてはならない、というのではない」とわざわざ断っている。

 本心では憲法改正にとにかく反対だし、憲法がGHQ製だとは認めたくないのだけれども、憲法信者・憲法原理主義者だと は思われ たくないので、抽象論に逃げて言い訳しているようで論理が混濁している。

 9月1日付当欄でも取り上げたが、米国のバイデン副大統領は8月15日の演説であっけらかんと「日本国憲法を、私たち が書い た」と述べているのである。

 駒沢大名誉教授の西修氏によると、ブッシュ前米大統領も就任前の1999年11月の演説でこう語った。

 「われわれは、日本を打ち負かした国である。そして食料を配給し、憲法を書き、労働組合を奨励し、女性に参政権を与え た」

 憲法を押し付けた側が当然の事実としてそれを認めているのに、押し付けられた側が必死に否定しようとしても無駄な抵抗 である。

 そもそもGHQは自分たちの占領目的に合致するように憲法草案を作ったのであり、その目的の一つは間違いなく日本の弱 体化だっ た。護憲派は、それを無理に擁護しようとするから「不合理ゆえにわれ信ず」的な信仰の告白のような主張となるのだろう。

 「一時はメディアや野党の改憲反対キャンペーンによって改正反対派が増えていたが、最近は世論も冷静になってきた」

 安倍晋三首相は最近、周囲にこう語り、憲法改正は「急がば回れ」の姿勢で取り組む考えを示している。確かに、護憲派が 力めば力 むほど、国民はしらけるものかもしれない。(論説委員兼政治部編集委員)

  ネットの無い時代は、好きなように国民を騙していましたが、ネットの威力が発揮されるに従って、今まで騙してきた事 がバレ、 国民が嘘に踊らされなくなってきたことに、あせっているのじゃないでしょうか。

  とは言いながら、まだまだ、目覚めてない国民の方が多いのは間違いないようです。この人達が、一日も早く、一人でも 多く目覚 めることを期待したいものです。
  そうなれば、今まで、散々我々を騙してきた反日売国左翼マスメディアは、急速に方向転換して生き残りを計らなくて は、潰れる しかなさそうです。
2016年 11 月 11 日(金)  第 876回  剥げてきた
  高山正之さんのスカッとする発言を、8月 1日 (月)、第 774回の「『変 見の作りかた』#51 ダイヤの輝き」や 11 月 4 日 (金)、第 6242回の「大 麻・GHQが禁じた意味」などで、取り上げてきました。
  ここまで、はっきりとアメリカや朝日新聞の正体をバラしてくれると、本当にもやもやを吹っ飛ばしてくれます。
  やはり、この高山さんの一連の動画が地上波で放送されるようになってもらいたいですね。
  というか、NHKを解体して、国営放送で放送すべきです。


  それにしても、高山さんも命は大丈夫でしょうか。
2016年 11 月 12 日(土)  第 877回  グ ローバリズムの恐ろしさ
  グローバリズムの恐ろしさについて、今、馬渕 睦夫さん が一番きちんと発言してくれている ので、何度も取り上げさせて貰っています。
  最近は、反グローバリズムを説く方も増えて来ていて、ネットではこちらの方が優勢じゃないかと思えるくらいで す。

  そうした中、何と、9月 6日 (火)、第 810回の「英 語化は愚民化!? 英語偏重教育に潜むワナ英語」で、日本人の英語崇拝に警鐘をならしてくれた施光恒さ んが、英語化にはグローバリズムの罠があるとも教えてくれています。
  やはり日本は、日本語こそを世界共通後にする必要があります。つまりは、日本語化こそがシラス国の日本の素晴ら しさを世界に広げるためにも必要なのです。



  三橋さんが、グローバリズムの恐ろしさを、日本の東京一極集中やEUのドイツ一極集中を例に、分り易く解説 してくれ ています。これは、日本人全てに見てもらいたい。

  三橋さんのグローバリズムは、11分頃から。

【Front Japan 桜】グローバリズムとドイツ一極集中 / 規制改革ホットラインの顛末[桜H28/11/4]


  グローバリズムの最大の悪はマネーゲームと考えていた私にとっても、こう したグ ローバリズムの恐ろしさのいろんな説が出てくるのは有り難いですね。
  それにしても、グローバリズムは恐ろしい。まさに、世界は腹黒いです。
2016年 11 月 13 日(日)  第 878回  古事記の宇宙
  ねずさんの古事記の出版を 楽しみに待っているのですが、今のところは気配もないようです。どうも、このところ急がし過ぎるのじゃないでしょうか。じっと、 我慢で待つしかなさそうです。

  そんなねずさんが、古事記の面白そうな本を紹介してくれています。何と、宇宙の誕生に関わるのだそうです。

  ねずさんと学ぶシラス国の物語よ り   2016/11/01(火)

  古 事記は科学を先取りしている?

  実は昨日、有料で発行している「ねずさんのひとり ごとメー ルマガジン」(略称:ねずマグ)」に、古事記に描かれた創成の神々と5組の男女神についての記事 を書いたのです。

すると不思議な偶然というか、そのメルマガを配信したすぐ後に、郵便屋さんがやってきて、青林堂さんで新しく出た竹内睦 泰著『古 事記の宇宙』という本が届きました。

この本は、武内宿禰の第73代の末裔で、武内宿禰の名を受け継いでおいでの竹内睦泰が書かれた本で、代々口伝で伝えられ た竹内文 書の真意の一部を本になさっておいでです。
この方が以前に出された『超速・日本史の流れ』は、なんと50万部を超えるヒット作になっています。

その竹内氏が出された、しかも古事記に関連する本ということで、なんだか気になって、すぐに開封して読み始めたら止まら ない。 50分ほどで完読してしまいました。
そして驚きました。
私が昨年7月にねずブロで書いた「神々 の創成」にまつわる話と、同じ内容が前段に書かれていたのです。
つまり、竹内家に伝わる伝承と、私が古事記の字句から読み解いた内容が一致していたわけです。
これは嬉しいことでした。…以下略

  何時ものように、リンク元で全文を読んでください。日本の歴史は凄まじいものがありそうです。こんな素晴らしい古事 記を教え ない日本の教育は狂っているとしか言いようがないですね。何とも、勿体ないことです。

  何と、杉田水脈さんがその著者の竹内さんとこの本について聞いてくれています。


  こちらも、著者の動画です。リンクだけ貼っておきますので、興味ある方はどうぞ。
 
 【11 月1 日配信】特別番組「古事記の宇宙〜古神道的考察」前編 竹内睦泰・山村明義・倉山満【チャンネルくらら】

  【11 月 3日配信】特別番組「古事記の宇宙〜古神道的考察」後編 

  こうなると、ねずさんの古事記が益々読みたくなります。何時になるのでしょう。
2016年 11 月 14 日(月)  第 879回  中国とドゥテルテ比大統領の埋まらぬ溝
  ドゥテルテさんが何を考えているかは、安倍さ んとの対 談で分かるかなと期待していましたが、両方を天秤にかけているようなしたたかさを見せつけられたようで、頭の悪い私には、判断が つきませんでした。

  そんな疑問に答えてくれるような記事を産経新聞が書いてくれていますが、これも、私には判断つきかねます。

  産経ニュースより    2016.11.6

 【国際情勢分析】
 南 シナ海の仲裁裁定は「なかったこと」? 中国の棚上げ主張と「勝者」ドゥテルテ比大統領の埋まらぬ溝

 南シナ海問題をめぐって中国とフィリピンは「争いの棚上げ」に合意した−。中国外務省が初めてこう明言したのは、習近 平国家主 席(63)とドゥテルテ比大統領(71)の首脳会談が北京で行われた10月20日から6日後。東京でドゥテルテ氏と安倍晋三首相 の会談が開かれる数時間前のことだった。フィリピン側にいたっては未だに「棚上げ」合意について言及していない。

 中国側が主張するように、南シナ海での中国の主権主張を退けたオランダ・ハーグの仲裁裁判所の裁定について両国は「棚 上げ」に 合意し、一定の決着をみたといえるのか。

 「劇が終わって役者と観客はみな劇場を離れたのに、伴奏の楽団だけが劇を続けさせるために同じ曲を繰り返し演奏してい る」

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は10月31日付の社説で、仲裁裁定への順守を求める日米に対し、こう諭して みせた。 仲裁手続きの主役≠ナある中国とフィリピンはすでに裁定の棚上げで合意し、2国間の対話による解決への道を歩み出したというわ けだ。

 その証左として環球時報は、双方の対立が先鋭化していたスカボロー礁(中国名・黄岩島)近海にフィリピンの漁船が戻 り、同礁を 実効支配する中国の公船も漁の妨害をしていない現状を挙げる。中国外務省の華春瑩報道官は10月31日にこう述べた。「中国側は 黄岩島で正常な管轄権を行使している。ドゥテルテ大統領が関心を持つ問題について、中国側は友情に基づき適切な対応を 行ってい る」

 つまり、スカボロー礁の主権をめぐって中国側は一切譲歩していないが、中国に友好的なドゥテルテ氏に免じて漁は認めよ うという 趣旨だ。裏返せばドゥテルテ氏が「非友好的」な立場をとれば、すぐに漁の取り締まりに転じることを示唆している。

 習−ドゥテルテ会談の直後、中国の劉振民外務次官は記者団に対し、スカボロー礁については議題にならなかったと説明し た。また 会談翌日に発表された共同声明もこの問題には一切触れておらず、あくまで非公式なやりとりであったことがうかがえる。フィリピン 側の出方を注視した暫定的な措置なのだ。

 中国は仲裁裁定を「紙くず」と切り捨て、「なかったこと」「終わったこと」として無効化を狙っている。だがスカボロー 礁近海で 一時的にしろフィリピン側の漁再開を認め、軍事拠点化も抑制せざるを得なくなったこと自体が、中国の違法行為を認定した裁定の効 果ともいえる。

 漁再開について米国のブリンケン国務副長官は10月29日、訪問先の北京で記者団に「仲裁裁定に合致した動きだ」と歓 迎の意向 を示した。

 ドゥテルテ氏は南シナ海問題や仲裁裁定をめぐり、安倍首相との会談で「われわれは常に日本の側に立つ」「判決に基づい た話しか できない」と述べている。では、争いの「棚上げ」があったとされる中国側との交渉ではどのような主張を展開したのか。ドゥテルテ 氏自身の発言を基に再現してみよう。

 ドゥテルテ氏「スカボロー礁はフィリピンのものだ」

 中国側「われわれは南シナ海のほぼ全域において領有権を持つ」

 ドゥテルテ氏「こちらは裁定における勝者だ。決して譲歩しない」

 中国側「この問題は平和的に、血を見ることなく解決できる。ただ時間はかかる」

 ドゥテルテ氏「オーケー。われわれが得た仲裁裁定について、そのうち議論しよう。この裁定から離れることはない。われ われは主 権問題で勝利したのだ」

 そもそも中国側の専門家も、ドゥテルテ氏に仲裁裁定を放棄させることの困難さを認識している。中国南海研究院の呉士存 院長は首 脳会談前に、環球時報への寄稿で「“勝者”であるフィリピンに裁定を完全に放棄させるのは絶対に容易ではない」と指摘。スカボ ロー礁の問題が原因となって会談が膠着(こうちゃく)しないために、「フィリピン側に中国の主権を尊重させる前提で、黄 岩島周辺 を含めた漁業協力について探ることも一つの選択だ」と主張した。現在の中国側の動向は、ほぼこの提言に沿ったものとみてよさそう だ。

 勝者の立場である仲裁裁定は堅持しつつも、中国の経済支援を引き出したいフィリピン。スカボロー礁の軍事拠点化は進め たいが、 ドゥテルテ氏の「独立外交路線」への転換を利用して米国との引き離しも図りたい中国。双方は「一時的な議論の先送り」という点で は一致したが、根本的な対立構造は何も解決されていない。(北京 西見由章)

  結局は、ドゥテルテさんの腹の中ということでしょうか。やはり、一筋縄では行かない人なのでしょうか。それとも、腹 には何も 無く、その場その場の言いたい放題の人なのでしょうか。
  それ程、単純な人では無いと思いますが、もしかしたら、日米中が束になっても、歯が立たないもの凄い人かも知れませ ん。
  安倍さんも、深謀遠慮も良いですが、ドゥテルテさんの何者をも恐れない気概も必要じゃないでしょうか。
  日本が独立するためには、強硬策もとらなければならないこともあるでしょう。
2016年 11 月 15 日(火)  第 880回  国家指導者の晩節、韓国を笑えず
  韓国が崩壊に向かってまっしぐらなのを、お気 の毒に と、心配して笑いが止まりません。
  まさか、予定通りの大統領攻撃が、こんなに早くなるとは思ってなかっただけに、驚きですが、もしかしたら、これは慰 安婦問題 で挺対協の効き目が無くなった北の新たな陰謀かもしれないですね。どうせなら、南北戦争で徹底的に潰し合いをやって一緒に消滅し てくれれば最高なのですが、どうでしょう。

  その、韓国恒例の大統領問題について、何時もの阿比留さんが韓国を笑っている場合じゃないと、日本も似たり寄ったり と警告し てくれています。 

  産経ニュースより   2016.11.7

 【阿比留瑠比の視線】日 本には現職首相相手に訴訟を起こし争っている元首相も… 国家指導者の晩節、韓国を笑えず 

 10月30日付本紙では、大野敏明編集委員が、旧満州(現中国東北部)で抗日独立運動を指導したとされる金日成(キ ム・イルソ ン)と名乗る人物が日本の旧陸軍士官学校出身だったことを新資料を基に報じていた。本名は金顕忠(ヒョンチュン)というのだそう だ。

 金日成といえば、北朝鮮元主席で民族の英雄であり、現在の最高指導者、金正恩朝鮮労働党委員長の祖父にあたる。もっと も当時、 金日成を自称する者は複数いて、金日成元主席自身も本名は金成柱(ソンジュ)で伝説の英雄の名前を権威付けに使っただけだとされ る。

 筆者は以前、これら金日成の一人が率いる匪賊(ひぞく)部隊と銃撃戦を交えたという当事者の話を聴いたことがある。元 大本営陸 軍部参謀で、戦後は伊藤忠商事会長を務めた故瀬島龍三氏である。

 昭和10年夏頃、満州東部の治安確立のため機関銃中隊を率いていた瀬島氏は、白頭山系の森林地帯で、匪賊討伐のため道 なき道を 駆け巡っていた。

 「金日成の部隊から銃撃を受け、九死に一生を得たこともあった。もっとも本物かどうかは分からないが…」

 瀬島氏はこう語っていた。翌11年5月ごろまでの約1年間の任務だったが、軍人生活を通じて、唯一の前線指揮官として の日々 だったという。

 前置きが長くなったが、瀬島氏は中曽根康弘元首相のブレーンだったことで知られる。ただそれだけでなく鈴木善幸、竹下 登、海部 俊樹の各首相の要請を受けても、陸士人脈を生かして非公式の特使として韓国政府との経済協力など各種調整や関係改善に尽力してい た。

 55年には、後に大統領となる全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)両氏(ともに韓国陸士11期) に会い、 「軍の先輩」として日本をはじめ北朝鮮や米国との関係についてアドバイスもしている。

 筆者も編纂(へんさん)に関わった瀬島氏の著書『幾山河』には、63年1月、退任間際の全大統領をソウルの青瓦 台(大統 領府)に訪ねた際、「退任後のあり方」について助言を求められ、こう答えた場面が出てくる。

 「退任後のあり方だが、これを一歩誤ると、(中略)有終の美ではなくなってしまう。退任後は次の最高責任者を陰 に陽に助 けていくことが大切でしょう。それが最高責任者だった者の国家に対する責務だと思います」

 全氏は同年11月、親族による横領や収賄の責めを負う形で、ソウル東北150キロの極寒の地にある禅寺に自ら籠 もること になる。

  全氏だけではない。跡を襲った盧氏、金泳三(キム・ヨンサム)、金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)、李明博 (イ・ミョンバク)の歴代大統 領はみな親族や側近、自身の不正蓄財や収賄事件、さらに自殺などで退任後、不名誉な話題を呼んだ。次の最高責任者を支えるど ころではなく、石もて追われる ように去った。

 そして現在の朴槿恵(パク・クネ)大統領もまた、友人に機密資料を提供して国政に介入させていた疑惑で国民に謝 罪するな ど、窮地に立たされている。とても退任後に次の大統領を助ける余裕など持てまい。

 大統領経験者がみな刑事事件に巻き込まれて権威を失墜させるような韓国のあり方は異様に見えるが、翻ってわが国 の場合は どうか。

 中曽根氏や海部氏をはじめ、村山富市氏、小泉純一郎氏、鳩山由紀夫氏…と国会議員を引退しても特に疑獄などに 引っかかる ことなく、それぞれ自由に活動を続けている。

 だが、そのうち何人が国家国民のため自分を殺して後の首相らを助けてきただろうか。むしろ、党利党略による政治 的思惑や 自己顕示欲、嫉妬心などから足を引っ張りがちな傾向すらうかがえる。

 中には現職の首相相手に訴訟を起こして地裁、高裁と連敗した揚げ句、最高裁に上告してまで争っている元首相まで いる。こ れでは、韓国のことを笑えない。(論説委員兼政治部編集委員・阿比留瑠比 あびるるい)

  最後の元首相は阿比留さんの言うアレですね。アレは、あちらの人だと思われるので、やはり、同じ行動を取るのでしょ う。
  それにしても、戦後70年の工作で、日本がどんどん韓国に似てくるのが何とも恐ろしいですね。
  先人が長い間かかって造り上げてきた素晴らしい日本も、わずか70年で、ここまで劣化するのですから、工作といえ教 育とは恐 ろしいものですね。
2016年 11 月 16 日(水)  第 881回  ここに来て「モテ期」を迎えた民進党だが
  昨日に続いて、阿比留さんが旧民主党を見事に コケにに してくれています。と言うか、あれ程クズな議員が集まっている党というのも珍しいのじゃないでしょうか。
  あの党の議員を選ぶ有権者が居るということが、日本の劣化の証拠でしょう。何とも、自虐史観とは恐ろしいものです。 と言う か、やはり、日本人じゃないと考えるべきなのでしょうか。

  産経ニュースより     2016.11.10

 【阿比留瑠比の極言御免】こ こに来て「モテ期」を迎えた民進党だが、自信過剰で失敗した前歴

 各種世論調査での政党支持率は相変わらず10%前後の低水準にもかかわらず、民進党がここにきて「モテ期」を迎えてい る。新た に付き合いだした共産党のアプローチにまんざらでもない民進党に、もともとのパートナーである連合がじれて共産党との間で奪い合 いとなっている。

 「連合は最大の支援団体で、最大限尊重している。ただ、選挙区での他の政党との(協力の)ことまで、口を出すところと は思って いない」

 民進党の蓮舫代表は7日の東京都内での講演で、こう語った。連合が次期衆院選での共産党との協力について、慎重な対応 を求めて いることを牽(けん)制(せい)し、共産党との協議を深める考えを示したものである。

 野田佳彦幹事長も同日の記者会見で「野党4党の協議を加速化して、最大限、議席獲得できるように努力したい」と述べ た。

 長年にわたり候補者の電話作戦やポスター貼りなどで民進党を支えた糟(そう)糠(こう)の妻である連合の要求を袖にし て、私を とるのか連合をとるのかと選択を迫る共産党に寄り添った形だ。

 共産党の志位和夫委員長は先月27日の記者会見で「連合に従う道を選ぶのか共闘に取り組む道を選ぶのか」と求愛し、小 池晃書記 局長も「ここをはっきりさせてほしいのです」(4日付の本紙インタビュー)と言い寄った。

 冒頭の蓮舫氏の言葉は、この猛アタックへの回答だとも言える。「共産党は目指す国家観が全く違う」(神津里季生会長) と民進党 を引き留めようとしてきた連合は、踏んでも蹴ってもついてくる「げたの雪」だと侮られたのだろう。

 政権交代を果たした民主党(現民進党)の鳩山由紀夫首相が就任翌日の平成21年9月17日、最初に首相官邸に招いた客 が連合幹 部たちだったことを思うと、隔世の感がある。

 もっとも連合側も、やられっぱなしではない。自民党が1日に党本部で開いた「働き方改革に関する特命委員会」(委員 長・茂木敏 充政調会長)にはちゃっかり逢見直人事務局長が出席し、こんなエール交換を行っている。

 茂木氏「連合とは政策的に近いところがある」

 逢見氏「連合が実現を求めてきた政策と共通する部分も多い」

 連合は、共産党系の全国労働組合総連合(全労連)と対立してきた経緯がある。自民党への接近は、今は共産党に魅せられ ている民 進党を振り向かせようという手練手管かもしれないが、「嘘から出た実(まこと)」ということわざもある。

 民進党が自分はモテると過信すると、自民党と連合が本当に両思いになることだってあり得よう。そうなると、捨てられる のは民進 党の方となる。

 民進党には、どうせ向こうからすり寄ってくるだろうと自信過剰となり、失敗した前歴がある。

 衆参両院で与野党の議席が逆転する「ねじれ」が生じていた菅直人政権の22年秋の臨時国会では、当初は公明党の協力を 得るつも りだったところ、高慢な態度が嫌われてふられてしまう。

 すると今度は政治の方向性が異なるたちあがれ日本に粉をかけ、次には鳩山政権時代に「離縁」した社民党にすがりつこう とした が、もう相手にされない−。

 「俺たちはモテない男」。当時、民主党幹部らはこう自嘲し合っていた。現在、連合と共産党に二股をかけている民進党の モテ期 は、果たしていつまで続くだろうか。(論説委員兼政治部編集委員)

  折角の機会ですから、反日売国左翼政党は一緒になって消滅してくれれば、劣化しきった日本の政治も少しは変わるの じゃないで しょうか。
  後は、それ程変わらない自民党をどうするかですが、反日売国左翼議員の滅亡を目にすれば、少しは心を入れ替えるの じゃないで しょうか。

  とは言いながらも、やはり、日本人が目を覚まさないと、それも難しそうです。
2016年 11 月 17 日(木)  第 882回  放射能がうつる
  反日売国左翼が原発反対を叫び、恐怖を撒き散 らして日 本の足を引っ張り続けていることに腹が立って仕方ないことを何度も書いてきました。

  そんな反日売国左翼の嘘が、子供達にも大変な影響を起こしているようです。そんな売国奴どもを放置して何の手も打た ない政 府・自民党にも腹が立ちます。

  安倍さんも、この産経抄を読んで反省してもらいたいものです。

  産経ニュースより    2016.11.11

 【産 経抄】「放射能がうつる」

 歌人の俵万智さんは、東京電力福島第1原発事故の後、息子を連れて、仙台市から沖縄・石垣島に移り住んだ。「身勝手」 「神経質 すぎる」。そんな批判の声に対して、決然と詠む。〈子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え〉。

 ▼福島県いわき市に住む高木佳子さんは、子供とともにとどまる決意をした。「どうして逃げないんですか?」。無神経な 質問に対 しては、沈黙を返すのみである。〈逃げないんですかどうして? 下唇をかむ(ふりをする)炎昼(えんちゅう)のあり〉。『鑑賞日 本の名歌』から引いた2首である。

 ▼住み慣れた土地から離れるにしろ、とどまるにしろ、苦難の日々が続く。そんな被災者にとって、腸(はらわた)が煮え くり返る ニュースであろう。福島県から横浜市に自主避難した市立中1年の男子生徒が、市立小学校で4年にわたっていじめを受け、不登校に なっていたことがわかった。

 ▼小学2年で転入してまもなく、同級生から名前に「菌」を付けて呼ばれたり、暴力を振るわれたりするようになった。 「(原発事 故の)賠償金をもらっているだろう」。5年生になると、遊ぶ金をせびられるようになる。金額は多い時に10万円にものぼった。東 京新聞によると、父親が当面の生活費として親族から借りていたものだった。

 ▼父親が学校に相談しても、同級生への指導は行われなかった。昨年12月に市教育委員会に調査を申し入れ、ようやくい じめが認 定された。生徒は、修学旅行にも卒業式にも参加できず、今も学校に通えていない。

 ▼「放射能がうつる」。東日本大震災直後、避難先で心ない言葉を浴びせられた子供がいた、と聞く。非道な仕打ちを受け ながら声 を上げられない子供は、他にもいるのではないか。

  日本字の劣化はここまで来ているんですね。反日売国マスメディアの攻撃が怖くて本当の事を言わずに放置している日本 政府の罪 は重いですね。
  こんな腰の引けた政府に憲法改正なんてできる訳ないですね。やはり、日本人の劣化は救い様がないところまで来ている ようで す。好い加減に目を覚まさないと、本当に再生なんて夢になるでしょう。

  そのいじめられた生徒の手記がありました。

  時事ドットコムより   2016/11 /15
  
  原 発避難でいじめ=「ぼくはいきる」手記公表−横浜

  公表された男子生徒の手記

 東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に避難した中学1年の男子生徒(13)が、転校先の市立小学校でいじめを 受け、不登校になっていたことが分 かった。生徒側の代理人弁護士は15日記者会見し、生徒が不登校の間に書いた手記を公表。生徒は「なんかいも死のうとお もった。でも、しんさいでいっぱい 死んだからつらいけどぼくはいきるときめた」とつづっていた。
 弁護士によると、男子生徒は2011年8月、小学2年生で転校し、6年生まで断続的にいじめを受けた。ランドセルを 引っ張られたり、名前をもじって 「○○菌」と呼ばれたりした。担任はいじめを行った同級生らにその都度注意したが、生徒は3年生だった12年6月から 10月まで不登校になった。
 登校を再開した後、「プロレスごっこ」と称して暴力を振るわれ、いじめはエスカレート。5年生になった14年には、 ゲームセンターで遊ぶお金や食事代な どを生徒が負担するようになった。生徒は家から現金を持ち出し、1回5万〜10万円、計150万円を同級生らに渡した。 生徒は14年5月から再び不登校に なり、そのまま卒業した。
 生徒はノートに「ただこわくてしょうがなかった」「ばいしょう金あるだろと言われむかつくし、ていこうできなかったの もくやしい」などと書き留めていた。
 手記の公表は両親と生徒が希望した。生徒は「いじめられても、生きてほしいという気持ちを込めて公表した」と話してい るという。
 横浜市教育委員会は「転入時のいじめ以外は、いじめと認識できていなかった」と説明。学校と市教育委の対応が不十分 だったと認めた。当時の校長や担任らに聞き取りを行い、再発防止策を検討するという。

  これも、反日売国左翼の根拠のない原発反対の風潮が齎したものと言えば言い過ぎでしょうか。どうしても、旧民主党の アレの無茶苦茶なやり方に腹が立って仕方ありません。
  もっと腹立たしいのが、国民に真実を知らせて原発を再稼働しようとしない安倍政権のやり方です。一体、何を恐れてい るのでしょう。それとも、辛抱して待つだけの素晴らしい手があるのでしょうか。

  高山正之さんが、何時もの『変見の作りかた』で、1ミリの嘘を徹底的に論破してくれ低ます。


   参考:オ クロの天然原子炉

  安倍さんも、高山さんの言われることを発表すればどうですか。やはり、反日売国左翼が怖いのでしょうね。
  と言うことで、余命三年作戦に よる一掃を待っているのでしょうか。そうであるなら辛抱のしがいもあろうと言うものですが、果たしてどうなるのでしょ う。
2016年 11 月 18 日(金)  第 883回  安倍晋三首相が対トランプ外交で速攻
   選挙前に、アメリカでヒラリーとの対談だけ を行った安倍さんに、もしトランプさんが当選したらどうするんだと思ったのは私だけではなかったでしょう。
  これも、あの反日売国外務省の素晴らしい仕事だろうと思ってました。

 ところが、安倍さんが速攻でトランプさんとの対談を決めたのに驚きました。まさか、あの外務省が、そんな素早い仕事を するとは思えないし、一体何があったのだろうと不思議でした。

  その疑問に、何時もの阿比留さんが詳しく答えてくれています。

  産経ニュースより     2016.11.11

 【米 大統領にトランプ氏】安倍晋三首相が対トランプ外交で速攻 トップダウン志向2人、ウマが合うか

 「できるだけ早い時期にトランプ氏に会って、日米同盟の重要性や意義について話をしなければならない」

 安倍晋三首相は米大統領選に共和党のドナルド・トランプ氏が勝利した9日夜、周囲に繰り返しこう語り、早期の会談実現 に意欲を示していた。

 政治家経験も軍歴もない初の米大統領となるトランプ氏の外交・安全保障観には、まだ「真っ白」な部分が多いとみられ、 そこをいち早く安倍カラーに染めるためだ。特に中国に対しては、日米が歩調を合わせることが何より重要である。

 安倍首相は10日の初のトランプ氏との電話会談で、早速こう提案した。

 「私は近くアジア太平洋経済協力会議(APEC)に行く。その途中、17日だったらニューヨークでもそれ以外でも、あ なたに会えるのだがどうか」

 トランプ氏は「グッド・アイデアだ。私はその日はニューヨークにいるので、会談でも食事でもオーケーだ」と即答した。 この会談実現は、外務省は一切事前調整しておらず、2人がトップダウンで決めた。

 政府関係者によると、安倍首相とトランプ氏の会話は打てば響くようなテンポのいいもので、トランプ氏は日米同盟の重要 性を指摘 し、安倍首相の業績に敬意を表していたという。「オバマ大統領よりうまが合うかもしれない」(外務省幹部)との見方もある。

 日本国内では、9月の国連総会に出席のため安倍首相が訪米した際、民主党の大統領候補だったヒラリー・クリント ン氏とだけ会談したことが、トランプ氏とのしこりになるのではないかとの危惧も出ている。

 だが、実は日本政府はこのとき、トランプ氏側にも会談を申し入れていた。結果的に本人は出てこなかったが、安倍 首相はト ランプ氏のアドバイザーの一人で投資家のウィルバー・ロス「ジャパン・ソサエティー」会長と会談している。ロス氏はこのとき、こう話したという。

 「トランプ氏は選挙向けに強い言い方をしているが、非常に現実的で論理的な思考ができる人だ」

 トランプ氏に関しては、在日米軍の撤退・削減や日韓の核武装容認に言及していることから、何を言い出すか分から ないという警戒が国内外で強い。

 ただ、安倍首相としてはむしろ、膨張する中国をにらんだ今後の日露関係や日比関係の強化が進めやすくなった部分 もある。 オバマ氏はロシアのプーチン大統領やフィリピンのドゥテルテ大統領に対し感情的になっており、日本に一定のブレーキをかけていたが、トランプ氏にはそれは ない。

 「トランプ氏は今は保護貿易主義的なことを言っているが、米国がどれだけ自由貿易の恩恵をうけてきたのかについて も話したい」

 安倍首相は周囲にこうも語る。今後、トランプ氏が在日米軍の駐留経費負担増を日本に強く求めるなど、日米同盟のあ り方の根本的な見直しを迫られる可能性もあるが、首相ははっきりと指摘する。

 「そうなれば、それを日本の対米自立のきっかけにすればいいんだ」 (阿比留瑠比)

  なるほど、外務省の仕事じゃなく、やはり安倍さんの強い意志だったようです。トランプさんを上手く取り込ん で、日本の独立を実現させてもらいたいですね。

  只し、経済面では、どうも安倍さんはグローバリズムに犯されているようで、折角トランプさんがナショナリズム に変えようとしていることに反対のようなのが残念です。
  早く目を覚まして、グローバリズムからナショナリズムに変更し、マネーゲームを禁止させてください。

  トランプさんの当選でのあの異常な株価の動きを見れば、如何にマネーゲームが狂っているかが分かりそうなもの です。マネーゲームは金持ちをより金持ちにして2極化を酷くすだけです。
  持たざる99%が益々不幸になだけです。もう世界は気がつき始めています。日本だけが逆方向に行こうとしている ように思えて不安です。

2016年 11 月 19 日(土)  第 884回  トランプ外交に打ち勝つ日本人とは
  戦後の日本の男の不甲斐なさを思い知らせてく れた、18日 (金) 、第 503回の「トランプ勝利と対米自立への道」での、当時はまだ面識もない西部邁さんご夫婦のお母様が、戦後2、3年経った時に全く別の場所で、放ったとい う「日本の男ときたら、たった一度戦争に負けただけで腰を抜かして、全くもう」という強烈な言葉にも通じる話題をねずさ んが書い てくれています。

  先人の凄さと、戦後の男の情け無さの対比に涙が出ます。まさに、情け無い私の人生そのものです。 

  ねずさんと学ぶシラス国の物語よ り   2016年11月12日

  ト ランプ外交に打ち勝つ日本人とは

  これからはじまるトランプ米国とのお付き合いに、もっとも必要と思われる人をご紹介したいと思います。

GHQにモンローという米国人検事がいました。
彼は東京裁判のときに、海軍の戦犯を暴くことが任務でした。
なかでも南東方面での艦隊事案が担当です。
そこは激戦地でした。
事実を知っている我々からしたら、戦時国際法を遵守した日本軍が、どうして国際法を無視して残酷な行為をしていた米軍検 事に法廷 で裁かれなければならないのかと不服ですが、それが敗戦というものなのだから仕方ありません。

モンローは、日本の戦時国際法違反を突き止めるため、南方最大の日本海軍基地であるラバウルの調査を行いました。
そして、ラバウルの指揮官であった草鹿任一(くさかじんいち)中将と出会いました。
そして話をするうちに、すっかり草加中将に心服してしまったのです。

モンローは、草鹿を「オールド・ジェントルマン」と呼びました。
そして自分から、草鹿元海軍中将のもとに何度も出かけました。
そしてその草鹿中将のために、東京裁判における海軍関連の事案を全部取り下げるために資料を集め、
結局「Case is Dismissed」、つまり立件そのものを見送っています。…中略

  最近の日本人は、怒らなくなったといわれます。
顔を真っ赤にして怒る者がいると、怒っている事柄や内容ではなくて「怒っている」そのこと自体が、みっともないとか、い い年をし てとか、非難の対象にされたりもします。
けれど草鹿中将が、敵さえも味方にしてしまったのは、彼が裸の人間として、腹の底から正義のために怒ったからです。

喜怒哀楽というのは、人間の自然な感情です。
ときにその感情を爆発させてでも、不条理は不条理として許さない。
あらゆる泥を自分からかぶる。
そして常に部下たちとともにある。

日本人は、これを日本人に対してだけでなく、差別され迫害され続けていた東亜の人々に対しても、まったく同様に行ってき ました。
だから日本人は、いまでも尊敬され続けているのです。

その東亜のある島で、
「日本人の顔なんて絶対に見たくもない!」と、日本人とは会おうともしないご老人がおいでになりました。
写真家の池間哲郎さんは、
「いったいどういう人なのだろう」
と、そのご老人に会いに行きました。
場所は、激戦の島、ペリリュー島です。

何度も何度も訪問したそうです。訪問するたびに、会うことを拒まれました。
それでも訪問しました。
そしてついに、面談に成功しました。
ご老人は言いました。
「ペリリュー島には、日本人の兵隊さんの遺骨がたくさん残っている。
 けれど、戦後の日本人は、それをほったらかしにしている。
 そんなのは日本人じゃない。
 そんな酷い日本人になど、会いたくない。
 ペ島にいる日本人の兵隊さんたちのご遺骨は、
 自分たちが守る。」

そうです。そのご老人は、あの中川州男大佐に、若い頃、他の島民たちとともに、命を助けられた、あの島民のなかのひとり だったの です。
やさしかった日本人のことを、だからいまでも忘れない。
そんなやさしかった日本人のことを、遺骨さえもほったらかしたままにしている戦後の日本人なんて、そんな人達は日本人 じゃな い!、
日本人じゃないなら、それは似非日本人なのだ。
そんな似非日本人など、会う必要などない。
だから、そのご老人は、日本人に会おうとしなかったのです。

池間先生は、そんなご老人(男性1人、女性一人)と、会って取材をされています。
先日、池間先生の講演会で、そのお話を伺い、そしてその動画を見せていただきました。
お二方とも、パラオ人というより、もはやそのお顔は、戦前の日本人のお顔になっていました。
そして、お婆ちゃんの方は、歌まで作っておいででした。
「ペ島の遺骨は、私たちが守る
 ずっとずっと私たちは一緒」
と、そんな内容の歌です。

みなさん。本気で日本を取り戻しましょう。
私は、戦後の高度成長や、70年間の平和、そしてパブル期に少しは良い目をみさせていただき、浮かれさせてもいただくこ とができ た私たちの世代で、これからの私たちの子や孫の未来のために、何かひとつでも良いことを遺して行きたいと思うのですが、みなさん はいかがでしょうか。

  「日本人の顔なんて絶対に見たくもない!」は、「日本の男ときたら、たった一度戦争に負けただけで腰を抜かして、全 くもう」 とともに死ぬまで忘れられない言葉になりそうです。

  GHQの企みとは言え、ここまで堕落してしまったのは、やはり、日本人にどこか欠陥があるのでしょうね。
  お上が、シラスの精神で素晴らしい統治をやってくれていたから、お上の言う通りというのが完全に身についてしまって いるのか もしれません。
  余りにも有難い国に産まれた弱点でしょうか。この弱点をきちんと認識して、事に当たるべきですね。

  その情け無さが、台湾など中国の周辺国への戦後の無関心でしょう。ここでも、戦後の日本人は腹の底では信頼されてな いのじゃ ないでしょうか。


  余りにも先人に申し訳ない。
2016年 11 月 20 日(日)  第 885回  TPP 反対の確信犯か
  旧民主党の程度の低さは目 も当てられませんが、そこに餌を与えて調子づかせる自民党の大臣がいるのですから、自民党の程度の低さも同じようなものでしょ う。

  なんといっても、今回の国会では、あのTPPの通過を散々延ばしたあの大臣でしょう。

 産経新聞が、「しくじり先生」との素晴らしい名前をつけて痛烈に非難しています。

  三人を取り上げていますが、今回は一人だけを取り上げますので、残りはリンク元で読んでください。  

  産経ニュースより    2016.11.14

 【政界徒然草】TPP 「しくじり先生」3人衆 山本有二農水相に西川公也、福井照両氏 自民ゆるみの“重量打線” 

  自民党の「ゆるみ」が止まらない。今国会最大の焦点である環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案と 関連法案 が10日、ようやく衆院を通過したが、政府・与党が当初目指していた10月中の衆院通過からはずるずると後退した。その足を引っ 張ったのは、緩慢プレーの象徴ともいえる山本有二農林水産相の度重なる失言。まさに永田町の「しくじり先生」の称号をほ しいまま にしている。

 10日の衆院本会議。山本氏の不信任決議案を共同提出した民進、共産、自由、社民の野党4党を代表し、福島伸享衆院議 員(民 進)が壇上で、約30分にわたり提案理由を読み上げた。

 「TPPの議論が深められなかった一番の責任は山本氏にある。国民と国会の信頼を失った。自ら辞そうとしない神経は非 常識の極 みだ」

 閣僚席のひな壇にポツンと一人だけ、さらし者のように着席する山本氏は心中はいかばかりだったのか−。不信任決議案は 与党など の反対多数で否決されたものの、山本氏は本会議散会後、殺到する報道陣に対し「大変ご迷惑をかけた。これから誠心誠意、説明に努 めていきたい」と平身低頭だった。

 今国会の裏MVPを獲得しそうな目立ちっぷりを示す山本氏は、衆院高知2区選出で当選9回。すでにベテランといえる。 実は第1 次安倍晋三内閣で金融・再チャレンジ担当相を務めている。

 政治記者からは「飲むと愉快なオジサン」「記者へのサービス精神は抜群」「結構、情報通」などなど、意外と言っては失 礼だが、 なかなかの好感度を誇っている。

 ただ、今回の山本氏の失言を振り返ると、内容以上にタイミングが悪いとしか言いようがない。衆院特別委員会でTPP審 議の真っ 最中の10月18日、山本氏は佐藤勉衆院議運委員長のパーティーでこう言い放った。

 「強行採決をするかどうかは佐藤さんが決める」

 与党が野党の理解も得ながら丁寧に丁寧に審議を進めようとしていたさなか、「強行採決」の4文字はタブー。しかも農政 トップの 閣僚が触れたことに当然、野党は反発した。与党は10月28日だった当初の衆院通過目標を今月1日にずらすしかなかった。30日 までの今国会の会期末との見合いで、TPP承認案は参院で採決しなくても自然承認される「30日ルール」適用の期限だっ たから だ。

 「これ以上は譲れない」(与党幹部)。いわばデッドラインだったが、与党は山本氏の失言の余波が予想以上の広がりをみ せたた め、1日の衆院通過すら断念せざるを得なくなった。それでも、与党は1日、「2日に特別委採決−4日に衆院本会議採決」という日 程で野党と合意した。

 ところが、当日夜に山本氏の“失言砲”がまたも炸裂。同じ派閥の同僚議員のパーティーで、最初の強行採決発言を引き合 いに「冗 談を言ったらクビになりそうになった」と軽口を叩いたのだ。

 会場を沸かせるための「ネタ」だったかもしれないが、ガラス細工のような与野党調整で合意にこぎつけた衆院通過の日程 を一瞬で 壊しかねない失言に、与党は強い憤りをみせた。

 「与野党で合意したその夜に…センスを疑うな」「山本有二じゃなくて、山本“有事”だ」
  
 「野党は山本氏のクビをとりにくるだろう」とこぼす与党側の懸念は的中。野党側はここぞとばかりに、格好の攻撃材料と とらえ、 勢いづいた。1日の合意はご破算になり、2日の委員会採決は見送りとなった。すったもんだの末、10日に衆院を通過したが、当初 目標から13日遅れ。今国会の会期延長は既定路線になりつつある。…以下略

  この大臣は、本当のバカだろうとは思いますが、これだけのバカな失言を、これだけ絶妙のタイミングで言うということ は、もし かしたら、確信犯かもしれませんね。
  高知の選出とあの石波波ということを考えると、TPPを吹っ飛ばすことにより、高知の支持者と石波の次の目を狙った のじゃな いでしょうか。
  あのタイミングの良さを見ると、ありそうに思えるのは私だけでしょうか。尤も、そこまで腹が据わっているとは思えな いので、 やはり、単なるバカでしょう。
2016年 11 月 21 日(月)  第 886回  日本の方が恵まれていると感じたこと
  杉田水脈さんがデンマーク視察のリポートを書 いてくれています。フェ イスブックで視察について書かれていたので、リポートを待っていましたが、やっと載ったと言う思いです。

  やはり、杉田さんの目線は反日売国左翼の欧米が何でも正しいとのそれとは違って、きちんと本質を捉えています。
  リポートを読んでいると、やはり、旧ソ連の子育ては社会でという行き過ぎたものがあるようです。民主主義の行き過ぎ でもありますね。

  産経ニュースより   2016.11.12

 【杉田水脈のなでしこリポート(19)】女 性の社会進出が進むデンマークへ視察に行ってきました 日本の方が恵まれていると感じたこと

  子育ても介護も国がしてくれて、働く上で男女平等が保証されるとはどういうことなのか。女性の社会進出が 進むデンマークへ、その実態を探る視察に行ってきました。

 以前から、「高福祉高負担」の北欧の国々をもっと見習うべきという有識者も多く、「女性活躍推進法」に見られるように 今の政府もその政策を参考にしていると思われる部分があります。 

 デンマークは北欧の国の1つであり、バルト海と北海に挟まれたユトランド半島、その周辺の数々の島を含めた立憲君主制 国家です。デンマークの王室は日本 の次に古い歴史があります。面積は約4・3万平方キロメートル、人口は約570万人。人口規模でいうと私が住んでいる兵 庫県(約552万人)とほぼ同じで す。今回の視察に際し、マレーヌ・ライダル氏(デンマーク人で世界で活躍するホテルウーマン)の著書「デンマーク人が世 界で一番幸せな10の理由」を読ん で予習していきました。

 実際に現地で、自治体の首長、元国政大臣、公的機関、教育機関など様々な立場の方々のお話を聞くことができました。 「杉田水脈のなでしこリポート」で は、これから3回にわたり、「女性の社会進出」「教育」「社会システム、移民問題、その他」についてデンマークの今を報 告していきます。

 第1回目の今回は女性の社会進出についてです。働く上で完全に男女平等が確立されているデンマーク。その現場はどう なっているのでしょうか。

 視察初日にヘルシンギョア市のベネディクテ・キエア市長を訪問しました。ヘルシンギョア市はデンマークの北部に位置 し、海を挟んで対岸にはスウェーデン が望めます。昔は通行税で潤い、近代は造船業で栄えた都市です。デンマークには98の基礎自治体があり、彼女を含む11 人の女性市長がいらっしゃいます。 キエア市長の前職は国会議員で、大臣の経験もあります。その前は県議だったそうです。市長に就任されてから42歳で出産 し、育児休暇を取得したそうです。

 彼女は、「女性の社会進出を支える基盤(保育所はほぼ100%入れる、男女共に育休制度が充実しているなど)が確立さ れているが、女性管理職や女性政治 家は増えない。何がハードルなのかわからない」と語りました。意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、デン マークは「クオーター制」に代表され るような割当制度は採用していません。逆に「男女平等ではない」という考え方です。

 同じ日の午後に訪問した成年教育機関「フォルケフォイスコーレ」(詳しくは次回「教育」の回で説明します)のオーレ校 長(男性)は、「女性の地位向上や 男女平等が進むと少子化がさらに進む。デンマークでも、晩婚化や離婚の増加(離婚率は48%)が問題になっている」と指 摘されました。管理職や政治家と いった意思決定に関わる女性が増えない理由については、「女性と男性の意識の差ではないか」とおっしゃいました。

 視察3日目には、「KVINFO」(クビンホ)と呼ばれる平等と多様性のビジョンに向けて取り組む団体を訪れ、女性の 社会進出についてお話を聞きまし た。「男性の収入に頼って生活している女性はいない」という説明があったので、「デンマークには専業主婦はいないのです か」と質問すると、「一部のセレブ にはいる。これは個人的見解だが、これだけ頑張って女性の社会進出の基盤を整えてきたのに、専業主婦になりたいという女 性がいると、はっきり言って困る」 との回答で、実際には専業主婦も専業主婦になりたい女性もいるとのことでした。

 女性は自治体など公的な職場で働く人が大多数で、逆に男性は民間の職場で働く人が多いとのこと。すごく合点がいきまし た。日本でも公的機関の方が女性進 出の制度が整っています。民間企業よりも利潤追求をしない公的機関の方が働き方を追求しやすいという理由があります。… 以下略

 2016.11.13
【杉田水脈のなでしこリポート(20)】
 「民 主主義は進み、妥協するのが下手になった」…デンマークで聞いた興味深いエピソード

 2016.11.14
【杉田水脈のなでしこリポート(21)】
 デ ンマークに日本が学べることはそう多くありませんでしたが…

  【Front Japan 桜】でも報告してくれています。

  デンマークは7分頃から。11月 4日 (金)の「蓮 舫氏を東京地検に告発へ」で取り上げた 岡さんは、24分頃から


  頭で考えた理想のようですね。人間の本質を全く考慮し低ないのじゃないでしょうか。杉田さんが言うように日本の方が 恵まれているようです。
  余り住みたいとは思えない国のような気がします。こうした国にしたい反日売国左翼に汚染された日本も放っておいたら こうしたとんでもない国になりかねません。
  早急に、彼らを一掃して、デンマークの良いものは取り入れながら日本の素晴らしさを取戻す必要があります。
2016年 11 月 22 日(火)  第 887回  日本の不安定要因を克服せよ
  私もそうですが、トランプ大統領で、日本の独 立が実現 することを期待しています。しかし、それは、余りにも情け無いですね。やはり、日本が本気になってやらない限り、所詮は実現しな いのじゃないでしょうか。

  そんな、日本の不甲斐なさを、西村眞悟さんがズバリと書いてくれています。西村さんは、常に本質をズバリと書いてく れるので 気持ち良く読めます。
  この西村さんが、未だに議員として復帰できないのが日本の情け無いところです。西村さんが、国会で、こうした発言を しても反 日売国左翼が何にも言えなくなる時が来ない限り日本の再生は難しいのじゃないでしょうか。
  
  西村眞悟の時事通信よ り    平成28年11月16日(水)

  トランプ の不確定 要因よりも日本の不安定要因を克服せよ

 トランプ氏のアメリカ大統領当選に対して、そのトランプという人物の「不確定要因」の分析が盛んだが、不動産屋が、突 然、新し い大統領になるのだから、「不確定」は当たり前だ。
 
 従って、トランプよりも、まず、今我が国が注視し克服すべき事態は何かを見つめよう。それは、韓国・朝鮮半島の「不安 定要 因」、ロシアのプーチンの「隠された対日戦略(野望)」そして、中共内部の「不安定要因」と習近平の「野望」である。
 その上で、
 我々は最大の注意を我が国内部の次の要因に向けなければならない。
 それは中共とロシアの我が国内に対する工作活動と、その中共・ロシアの工作に迎合する勢力によって展開される我が国内 の「運 動」である。
 その「運動」は、「日本国憲法」を教条的に掲げて平和主義を煽って国民の思考を麻痺させて、我が国が直面する具体的危 機を国民 が察知することを阻み、我が国を、中共の野望さらにロシアの野望の「絶好の餌場」にしようとするものである。
 
 その「工作活動」と連携する
 我が国内の「運動」の目に見える「現象」が、日本共産党の野党連携戦略(人民戦線戦略)と蓮舫の民進党、そして、反基 地闘争と 反安保法制運動また反原発運動である。

 これらの「運動」が成功すれば、我が国は、トランプの「不確定要因」に関係なく、中共とロシアの「掌中に落ちる」。
 これは、悪夢であろう。
 一度、民主党政権という悪夢に落ちた我が国は、今度は、二度と再起できない最も悲惨な悪夢が、
 反戦平和といういつもの手法を駆使して、忍び寄っていることを自覚しなければならない。
 
 要するに、
 我が国の「日本国憲法」と「スパイ防止法なき国家体制」が、我が国のみならず、東アジアの最大の「不安定要因」なので ある。

 我が国の北の領土である国後・択捉に、ロシアは軍事基地を建設している。
 我が国の南のシーレーンを扼す海洋に、中共は軍事基地を建設している。
 その我が国の北と南に軍事基地を建設した中露両国は、共に軍艦を相前後して東シナ海の我が国領海を通過させ、本年六月 には、南 シナ海で合同軍事演習をしている。
 そして、
 この中露の工作活動のエージェントは、我が国内にうようよいるのである。
 其の結果、我が国家中枢とマスコミに、警戒心がない。
 そして、来月、
 ロシアのプーチン大統領が、安倍総理の長州の家に来ることを
 ホストになったからといって、
 日露両首脳の家族つき合いが始まったかかのように錯覚している。
 プーチンから見れば、子供か。
 プーチンが、
 西太平洋に出ようとする帝政ロシア以来のロシアの執念を秘めていることと、KGB(ソ連国家保安委員会)であることを 忘れては ならない。
 さらにプーチンは、百十年前と同様、ロシアの朝鮮半島進出を決して諦めてはいない。

 今、中共とロシアに対する警戒を怠ることは、百二十年前と百十年前に、決死の覚悟であらゆる犠牲を払って、日清、日露 戦争を戦 い抜き、現在の日本を確保してくれた先人、靖国神社に祀られる英霊に申し訳がないではないか。

 要するに、
 トランプ氏の「不確定要因」が何であれ、我が国が、今、為すべき急務は、国防体制の確立と国防力の増強なのだ!
 現在の安倍政権が、この実践に向かうことができないのならば、自公の政権は、野党である蓮舫の民進党よりも危険だ。

 さて、我が国の急務を述べた後で、マスコミ命名の「トランプ現象」について述べたい。
 
 日経の論説の見出しに、「反グローバル 解なき拡散」とあったのが象徴的だ。
 つまり、マスコミは、アメリカは、今まで「グローバル」であったが、トランプで「反グローバル」に転じることを「懸念 する」論 調が主流なようだ。
 何故、「懸念」するのかといえば、アメリカは、今まで自国のみのことを考えずに、世界の秩序維持と安定と繁栄のために 力を注い できたが、トランプで、アメリカは自国のみになる、だから困ると言うわけだ。
 つまり、アメリカの「グローバル」が正当で「反グローバル」は不当という前提だ。

 しかし問う、アメリカが、かつて、自国の利益を無視して、世界のために政策を掲げたことがあったのか。
 アメリカは、自国の利益(マネーゲーム)のために、グローバルを掲げていたのだ。
 アメリカは、グローバルを掲げて、アメリカの利益の為に、我が国に郵政民営化、規制緩和、非関税障壁撤廃、銀行のビス 規制等々 の攻勢をかけた。
 しかしトランプは、そのマネーゲームは、アメリカの為にならないと主張して当選したというわけだ。
 何故なら、マネーゲーム即ちグローバルは、真面目に働く者が馬鹿を見るからだ。
 従って、トランプの当選を支えた者は、マネーゲームのなかで馬鹿を見たと思ってきたプアーホワイトと呼ばれるアメリカ 人であ る。
 無国籍の、マネーゲーマーではない。
 彼らのなかには、かつてTV番組で見た
「大草原の小さな家」で育った懐かしいアメリカ人も含まれている。 
 
 私は、かつて、我が国の最大の敵は、冷戦期まではインターナショナリズム(コミンテルン)で、現在は、マネーゲームの グローバ リゼーションだ、とこの通信で書いた。

 従って、私は、日本の「土人」として、アメリカの「土人」であるトランプと彼の当選を喜ぶ「土人」にその当選おめでと うと祝意 を表したい。
 ヒラリーでなくて良かったのうと。
 その上で、不動産屋のトランプにかまさねばならない。
 「貴君は、アメリカの防衛ラインを何処だと思っているのか」
 「今は、西部劇の時代では無いんだぞ」と。
 そして、
 「アメリカの防衛ラインは、オホーツク海と日本列島に沿って広がる西太平洋だ」
 「ここを守っているのは日本と第七艦隊である」
 「日本がここを守らなければ、ワシントンとニューヨークに
  中共とロシアのSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)が落下するぞ」
 「とにかく、ユーラシアの中共とロシアの西太平洋への侵攻は、
  アメリカの死命を制するぞ」と。

 この九月に、
 外務省にヒラリー・クリントンとの会見をセットされて、まことに素直に会見し、トランプ当選で、世界注視の中で目算が 外れたと 見られた安倍総理が、手の平を返して、いそいそと(と、見られても仕方がない)、十七日にトランプ氏に会いに行くようだが、決し て慌ててご機嫌伺いに来た三下のように軽く見られてはならない。
 相手は不動産屋のアメリカの「土人」だ。
 強引な地上げをしたことも、強引な地上げに対抗したこともあるのが不動産屋だ。
 つまり、かましあいのプロだ。
 従って、遠慮なく、冒頭から、
 
 アメリカの国防と日本の国防が不可分であることを突き付けねばならない。
 
 トランプは、直ちに理解する。
 それは、当選後の彼の言動を観れば分かるではないか。

 なお、最近、
 昔の漫画の「冒険だん吉」や産経連載の「少年ケニア」以来、お目にかかれなかった「土人」という懐かしい言葉に出会っ たので、 本通信で使った。
 何と、よく分かる言葉であろうか。
 僕は日本の「土人」でトランプはアメリカの「土人」だ。
 それにしても、土人発言を非難した蓮舫は土人ではないが、やはり我が国の主要な所に、土人でない者が多いのは、トラン プではな いが、我が国の危機である。然るべく、壁を造るなりすることだ。

  土人でない者が多いは、面白いですね。これからは、日本人を土人と表現することを決めましょう。
  そうなれば、反日売国左翼も差別と騒げなくなるでしょう。    
2016年 11 月 23 日(水)  第 888回  「土人」は「差別」なのか
  昨日の西村慎吾さんの日本人を土人と呼ぶとい う素晴らしいアイデアを取り上げました。
  偶然でしょうか、何時もの阿比留さんが、「極言御免」で、その土人発言を取挙げてくれています。こちらも面白いです よ。
  文の良し悪しを判断できる私ではないのですが、阿比留さんの文章は分り易くて、すんなり腹に落ちるのです。それこそ が、上手さなのでしょうか。

  産経ニュースより    2016.11.17

 【阿比留瑠比の極言御免】「土 人」は「差別」なのか

 鶴保庸介沖縄・北方担当相が8日、沖縄県の米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)移設工事反対派に対 し、大阪府警の機動隊員が「土人」と 発言したことについて、「差別であるとは断定できない」と述べたことが尾を引いている。鶴保氏は「人権問題であるかどう かの問題で、一方的に決め付けるの は非常に危険だ」と指摘したが、野党やマスメディアは一斉に反発した。

 例えば民進党の蓮舫代表は、9日の党参院議員総会でこう批判した。

 「問題ではない、差別ではないって、どういうことなんでしょうか。担当大臣がこんな考え方で、沖縄に向き合うことがで きるんでしょうか」

 この問題について16日付の朝刊各紙では、日経新聞1面コラムと産経新聞の作家の曽野綾子氏のコラムが、対照的な見方 で取り上げていた。

 日経コラムは「そんな言葉を繰り出した『心』が見えて悲しい」と書いた上で、こう断じていた。

 「もちろん活動家が浴びせる罵声だって相当なものではあろう。しかし、だからといって『土人』は許されない」

 一方、曽野氏のコラムは次のように正反対の見解を示している。

 「私は父のことを『東京土人』とか、『東京原住民』とかよく書いている。私を含めてすべての人は、どこかの土人、原住 民なのだが、それでどこが悪いのだろう。『沖縄の土人』というのは、蔑称だと思う蓮舫氏の方こそ、差別感の持ち主だと思 われる」

 試みに手元の辞書で「土人」の意味を引くと、岩波国語辞典では「(1)土着の住民、土民(2)原始的生活をする、土着 の人種」とある。また、広辞苑には 「(1)その土地に生れ住む人。土着の人(2)未開の土着人。軽侮の意を含んで使われた(3)土でつくった人形。土人 形。泥人形」と記されていた。

 どちらも(1)の意味なら何の問題もない。(2)の意味で使ったとすると確かに不適切だが、かといって直ちに「差別」 に結びつけるのも無理があると感じる。だとすると、鶴保氏の言葉は本来、問題視されるようなものではないはずである。

 「相手が差別だと感じたならばそれは差別なのだ」という論調も見かけるが、そんなに恣意(しい)的に「差別」をつくっ ていいものか。差別とは、決して安易にもてあそんでいい言葉ではない。それこそ、安直な言葉狩りや言論弾圧を招きかねな い危険な発想である。

 この「土人発言」問題をめぐっては、評論家の呉智英氏も「週刊ポスト」(11月18日号)のコラムで、こう主張してい た。

 「私は三十年以上前から何の問題もないと主張してきた。事実、当時普通に使われていた言葉である」

 「土着という言葉を知らない無知な輩(やから)が『土に汚れた人』の意味だと『差別認定』して騒いでいるのだ」

 ちなみに10月に沖縄県に出張した際、現地の人たちとの間でこの話題になった。沖縄県警関係者から話を聴いたというあ る市議によると、「土人発言」をした機動隊員は、工事反対の活動家らにあらかじめマークされていたのだという。

 激高しやすいと目を付けられ、ビデオカメラの前で不適切発言をするように仕向けられたのだろうという話だった。

 「自分が狙われていることが何で分からないのか」

 県警関係者はこうこぼしていたとのことだ。真偽は確かめられないので「断定できない」が、ありそうな話ではあ る。(論説委員兼政治部編集委員)

  反日売国左翼の揚げ足取は、本当に底意地が悪く、その上、限りなくしつこいですね。もしかしたら、性格に重大な欠陥 があるのでしょうか。何だか、どこやらお隣の国方達にそっくりかも。

  それにしても、あの機動隊員が目を付けられていて、仕向けられたというのも、ありそうで怖いですね。そんなことを思 いつくその底意地の悪さに背筋が寒くなります。所詮、お人好しの日本人がかなう相手ではなさそうです。
  あの、レッテル貼りの上手さといい、やはり、日本人じゃないのかも。
2016年 11 月 24 日(木)  第 889回  日 本の神々が待ち望む日本人の目覚めとは
  今日は、凶悪な中国を延命させ利益を貪ろうと する腹黒 い世界の話題を沢山取り上げましたが、ここでは、そんな中国や腹黒い欧米とは違って素晴らしかった国の話題です。
  そんな国が、戦前あったようです。

  何時ものねずさんが何時ものように目から鱗の話をしてくれています。その中でも、現人神と私権奉還は素晴らしい。
  
  何時も以上に長いので、是非、全文をリンク元で読んでください。

  ねずさんと学ぶシラス国の物語よ り   2016年11月18日

  日 本の神々が待ち望む日本人の目覚めとは

  …略

  さて、ここからが今日のテーマです。
日本史には、二つのターニングポイントがあります。
それが「7世紀」と「19世紀」です。

「7世紀」には、支那からの外圧によって国内が統一されました。
そして「大化の改新」が行われて日本が天皇のもとに統一されています。
「19世紀」には欧米列強からの外圧があって、日本が再び天皇のもとに統一されて、明治に至っています。
これが「明治維新」ですが、これは実は7世紀の大和朝廷の仕組みを、形を変えて復元したものということができます。

「7世紀」の大化の改新で、もっとも大きな出来事は、天皇を国家最高の権威とし、政治権力との切り離しを行ったことで す。
このことは、実はもっと古い時代にも同じことが起きたのかもしれません。
たとえば、天照大御神様の時代、あるいは大国主神の時代、迩々芸命の時代等、もしそれが1200〜1300年おきに繰り 返されて いる出来事だとしたら・・・などと考えると、日本は本当に、なんと奥行きの深い国なのだろうかなどと思ってしまいます。

さて、この権威と権力の分化ということは、たとえば、支那の皇帝を考えると、たいへんにわかりやすいものです。
支那の皇帝は、権威と権力の両方を併せ持つ絶対的支配者です。
皇帝が世の頂点にあり、そこから世の中の全てが上下と支配と隷属の関係におかれます。

支那にはもともと「天帝思想」があって、その天帝は、天を司る絶対的支配神です。
皇帝は、その天帝から地上世界における絶対的支配権を与えられた人です。
この絶対的支配権のことを「天命(てんめい)」といいます。

支那の皇帝には名字、つまり姓がありますが、天命を受けた皇帝が世に厄災を振りまくようになると、天命が別な姓を持つ他 の者に革 (あらた)まります。
天命が与えられる者の姓が易(か)わることを「易姓」といいます。
天命が革(あらた)まることを「革命」といいます。
この二つの語が並ぶと「易姓革命」になります。…中略

  その意味では、19世紀にはじまる明治の御維新は、実はいまなお現在進行系であるのかもしれません。
というよりも、明治以降に歪んだ天皇現人神論(これでは支那皇帝と同じ)や、占領統治によって歪んだ私たちの国の国体 を、いまい ちど整備し直して、本来のシラス国日本に戻るための大改革が必要ではないかと思います。
では、その大改革とは、どのようなものでしょうか。

もともと日本は、土地も建物も人も、すべては、政治権力の行使をしない天皇のものです。
天皇が「政治権力の行使をしない」ということは、独裁を防ぐために、これは必要な、古代からの日本の知恵です。
ただし、すべてのものは、天皇のものという、これは私権の制限です。
戦後の日本は、個人主義の蔓延で、欲をかいた者が得をするという、欲望社会になっています。
これを根幹から覆すのは、すべては天皇のものとする、つまり日本人は、私権のすべてを天皇にお返しする。
これは、日本の民衆による「私権奉還」です。
この「私権奉還」を実現すると、土地所有などの私権は制限され、公共の福祉が常に優先されることになります。

私権奉還しても、誰も困ることはありません。
所有権が、占有権と名前が変わるだけです。
現に英国ではいまでも、所有権を持つのは英国王だけです。

本来のシラス国日本を取り戻すため、
天上に神々がおわし、
天皇が民を代表して天皇の民を慈しみ、
その天皇に親任された臣が、天皇の民への政治を司り、
民が豊かに安心して安全に暮らせる世の中にしていく。
そこにすこしでも歪みや間違いがあれば、神々は国に天罰を下します。
ところがその間違いを訂正しようとするならば、悪鬼悪神がそれに抵抗します。
その悪鬼悪神とは、人々の私的な欲望のことをいいます。

私的な欲望よりも、私心を持たずに公益を優先する社会にすることが、結果としては人々に幸せを招きます。
そしてそれを実現してきたからこそ、日本は、民度の高い、平和な国家を保持してきたのです。
だいたい、今生限りの命しか持たない人間が、私的利益の独占のために土地や人を私有するという考え方自体が、すこし考え たら誰に でもわかることですが、横暴です。

このことに目覚めることが、実は、「おほみたから」が目覚めるということであり、日本が目覚めるということなのではなか ろうかと 思います。
日本の神々は、そのことに日本の民衆が気付く日を、ずっと待ち望んでおいでなのではないかと思います。

  シラス国と現人神は、どうにも違和感があったのですが、ねずさんが現人神は間違いとはっきりと言ってくれたので、す んなりと 納得できました。これは、素晴らしい。

  もう一つの「私権奉還」も良いですね。これなら、公共工事でゴネ得による予算の暴騰も押さえる事ができます。
  これなら、新幹線と貨物新幹線などの公共交通網も整備できるでしょう。クルマ主体から公共交通への交通体系も可能に なるで しょう。エネルギーと環境の改善も夢ではないでしょう。
  こんなことができたら凄いですね。それも、日本人が日本の素晴らしい歴史を知ることが基本です。と言うことは、教育 とマスメ ディアの改革が必要。出来るでしょうか。
2016年 11 月 25 日(金)  第 890回  しらす国の憲法へ
  今回の、中山恭子さんの【日いづる 国より】は、参議院選挙に「日本のこころ」から立候補してくれた矢作直樹さんがゲストです。

  中山恭子さんが、憲法にシラスを入れるべきだと主張、矢作さんも当然だ、世界に無い言葉なら、直さら世界に広げるべ きと熱く 語ってくれています。
  


  「日本のこころ」は、こんな素晴らしい党なのに、残念ながら、また一人離党です。 とうとう2人だけになってしまいました。
  中山恭子さんが一人になっても、次の選挙で世間をあっと言わせたいですね。この党を消滅させるのじゃなく、他に消滅 させるべ き党は沢山あります。

  NHK NEWS WEBより    11月18日

  こ ころ 和田政宗参院議員が離党

 日本のこころを大切にする党の和田政宗参議院議員は記者会見し、党勢拡大を実現できず区切りをつけたいとして、18日 付けで離 党したことを明らかにしました。

 この中で、和田政宗参議院議員は「力が及ばぬところもあり、党勢拡大をできなかった。区切りをつけるために、きょう離 党届を出 して受理された」と述べ、18日付けで日本のこころを大切にする党を離党したことを明らかにしました。

 そして、和田氏は、当面無所属で活動するとしたうえで、「安倍政権と政策の親和性は高いと思っており、しっかりと応援 する立場 で行動していきたい」と述べました。

 和田氏は平成25年の参議院選挙の宮城選挙区で、みんなの党から立候補して初当選しました。

 そして、みんなの党の解党を受けて、おととし当時の次世代の党に移り、後身の日本のこころを大切にする党で活動してい ました。

  もし、日本のこころが消えるなんてことになれば、日本も消滅でしょう。何とも情け無いですね。

2016年 11 月 26 日(土)  第 891回  日本のこれからの統治のあり方とは
  何時ものねずさんが、24 日(木)、第 889回の 「日本の神々が待ち望む日本人の目覚めとは」に続いて、偶然でしょうか、昨日の中山恭子さんの「しらす国の憲法へ」 とも通じる日本の統治のあり方を書いてくれています。

  ねずさんと中山さんが連携してシラス国を広めてくれているのでしょうか。私のように、棺桶に片足を突っ込んでから やっと知っ たなんてことにならないように、日本人全てに知らせてもらいたいですね。
  この日本の国の基本を教えられなかったから、戦後の劣化が、これほど酷くなったといっても言い過ぎではないでしょ う。
  こんな素晴らしい国に産まれた幸せを噛み締めながら生きるのと、反日売国左翼のように日本が大嫌いで生きるのとで は、その人 生は大違いでしょう。

  何時ものように全文はリンク元で読んでください。

  ねずさんと学ぶシラス国の物語よ り

   古 くて新しい日本のこれからの統治のあり方とは

  世界中の国々は、ほんの近世まで国の施政者と民衆の関係を、支配者と被支配者の関係、言い方を変えれば「王様と奴 隷」の関係 として構築してきていました。
そのような世界にあって、日本はなんといつの時代かわからないほどの昔に、「民衆を代表する支配者よりももっと偉い人」 という制 度を構築し、これを定着させました。
それが「シラス(知らす、Shirasu)」という統治です。

ヨーロッパが、王権の絶対的支配からようやく脱したのは18世紀のことでした。
市民という言葉が誕生したのも、フランス革命以降です。
けれどその市民の誕生のために、どれだけの命が断頭台の露と消えたか。
それほどの戦いをもって、市民ははじめて王権からの支配から逃れています。

世界を見渡せば、21世紀の今日においてもなお、独裁的支配者のもとに民衆が隷属させられている国は多々あります。
そうした世界にあって、日本は、権力者よりも上位の存在を置き、その上位の存在によって、民衆を「おほみたから」とする という体 制を構築し、これを保持してきたのです。
日本という国の凄みの根源が、ここにあります。…中略

  戦前の日本が犯した間違い・・民度が高いのに戦争を防げなかったこと・・その理由の根幹は、無責任議会と、その無責 任議会が 構成した内閣にあったのではないか。
そのように思えるのです。
その議会や、議員制内閣が、では「なぜ、責任を問われない存在」となっているのか。
私は、それは議員という社会システムにあると思っています。

票を集めて、議員にさえなってしまえば、責任を問われないのです。
これはおかしな理屈です。
議員こそ、責任を問われるべき存在だからです。
なぜなら、権力と責任は常にセットだからです。

三権分立といいますが、裁判所にしても、議会にしても、内閣にしても、それは権力機構です。
権力機構であれば、民に対する責任が生じます。
責任があるなら、その責任を果たせなかったとき、当然、その責任を問われるべきです。
そしてそれは、命をもって贖われるべき責任です。
なぜなら、権力者は、民の命を預かっているからです。

政治家に責任ある政治を行ってもらうためには、制度そのものに欠陥があってはなりません。
この問題を、日本は、はるか古代において、民衆を天皇の「おほみたから」とする「シラス(知らす、Shirasu)」と いう制度 をもって解決しました。
私たちは、日本が生んだ、古くて新しい日本の、権力と責任を両立させるという、素晴らしい制度である「シラス(知らす、 Shirasu)」を、いまいちど、考え直し、社会に復活させるべきではないかと思います。

  日本人の劣化の代表が政治家なのかも知れませんね。何と言っても、反日売国左翼や在日のやりたい放題に腰が引けて、 憲法改正 にも真剣に取り組むことをしなかった政治家の劣化が、ここまで日本を堕落させてしまったのも間違い無いでしょう。
  
  何と言っても、一番腰の据わった政治家である中山恭子さんの党・「日本のこころ」が消滅の危機というのが日本の今の 堕落振り を良く現しています。
2016年 11 月 27 日(日)  第 892回  日本共産党と組むのはお得?
16 日(水)、第 881回の「こ こに来て『モテ期』を迎えた民進党だが」でも取り上げたように、旧民主党と共産党が選挙に勝つ為に必死です が、日本 の足を引っ張るしかやらない政党なんか消滅子てもらいたいものです。
  と言うか、一緒になれば、流石の平和ボケの日本人もその胡散臭さに気が付いて、一気に消滅に繋がるのじゃないでしょ うか。是 非、合併を目指して最大限頑張ってください。

  河野・杉田コンビが、その共産党の恐ろしさを詳しく語ってくれています。4回シリーズ懦そうですが、取り敢えず2回 分を取り 上げます。    

  国民の為なんてことを考えていない共産党はプロパガンダが上手い。つまり、幹部が国民から搾取して大金持ちになる為 には何で もするということでしょう。


  共産党は野党連合政府を目さしているそうです。何とも恐ろしいことを考えているようです。どうあっても、消滅しても らう必要 があります。 
   
  産経ニュースより    2016.11.15

 【共 産党7中総】志位和夫委員長「野党連合政府」樹立を打ち上げる 目立つ強気姿勢 「日米安保廃棄」など政策提示

 共産党は15日、第7回中央委員会総会を東京・千駄ケ谷の党本部で開いた。志位和夫委員長は幹部会報告で、民進、共 産、自由、 社民の4野党による選挙協力が成果を挙げているとして野党共闘を加速させ、次期衆院選後には4野党による「野党連合政権」樹立を 目指す考えを強調。野党共闘への姿勢があやふやな民進党を念頭に「本気の共闘」が必要とも指摘し、主導する意向を示し た。

 総会では、来年1月に開く第27回党大会で示す決議案を協議したが、志位氏には共闘に手応えを感じている様子がにじん だ。

 「(長年政界にあった)共産党を除くという『壁』は崩壊した。野党連合政権は先々の目標ではなく、焦眉の急だ」

 志位氏は幹部会報告でこう強調し、次期衆院選では憲法改正発議に必要な「改憲勢力3分の2体制」を打破する目標を掲げ た。

 志位氏はさらに踏み込み、「野党が本気で安倍晋三政権の打倒を目指すならば、どういう政権を作るか国民に示す責任が生 まれる」 とも指摘。民進党の蓮舫代表の発言を念頭に「綱領や将来像が違っても国民の切実な願いにこたえ、当面の一致点で協力することが政 党間の共闘の当たり前の姿だ」とも述べ、「野党連合政府」の樹立に向けた前向きな合意が得られるよう尽力する考えも示し た。

 志位氏が強気の姿勢を示すのは、共産党が主導し、7月の参院選に続いて10月の新潟県知事選でも野党系候補を勝利に導 いたとい う共闘の成果が背景に ある。この日の幹部会報告でも、党が堅持する基本政策として「日米安全保障条約の廃棄を求める国民的多数派の形成」「原子力発電 所の再稼働路線をきっぱり 中止」など民進党が簡単に受け入れられない内容を並べた。

 4野党は17日に政策責任者会議を開き、次期衆院選の共通政策作りに向けた協議を始める。志位氏は4野党の選挙 協力を成 功させるため「豊かで実りある共通政策を作る」ことを求めたが、民進党最大の支持団体の連合の反発は必至だ。

  志位氏は次期衆院選で、比例代表の得票数で第3党を目指す目標も提示。同時に「野党共闘の努力と一体で小選挙区の必勝区を 『攻勢的』に設定し、党の大幅議 席増に挑戦する」とも述べた。候補者調整には4党の相互推薦を条件とするだけに、野党共闘を利用した党勢拡大の思惑も色濃く にじむ。(水内茂幸)

  もし、日本国民がこんなことを許すような事があれば、それは日本の終焉ですね。まさかとは思いますが、劣化した日本 人だけに もしかしたらあり得るかも。
2016年 11 月 28 日(月)  第 893回  皇室・皇統の問題を考える
  桜チャンネルで、小堀桂一郎さんが今上陛下が 騒がして いることで、皇室・皇統問題を詳しく説明してくれています。
  これだけ詳しい方が有識者会議や参考人に選ばれていないのもおかしなところですね。信実を語られると困る勢力がある のでしょ うね。

  と言うか、一番、皇室・皇統の意味が分かっているはずの方が、波紋を投げかけたことに、どうも怪 しいもの を感じてしまいます。日本の中心が傾いてしまっては日本は終わりでしょう。

  さて、この動画で興味深かったのは、あの新渡戸稲造さんが当時から天皇を象徴と英語で書かれていたと言う話です。
  ねずさんが言われていたように、現人神は問題があるし、やはり象徴が以外と本質を捉えているのかも知れませんね。

  新渡戸稲造さんについては、36分過ぎから、39分頃からは、武士道にも 書いてい たことを紹介してくれています。

【特 番】 皇室・皇統の問題を考える −小堀桂一郎氏に聞く−[桜H28/11/20]


  それにしても、GHQの工作は効き過ぎですね。殆どの日本人が国体を知らないのですから。それに加担しているのが、 敗戦利得 者の学者達というのも何とも情けない。
2016年 11 月 29 日(火)  第 894回  タイ国王の「友好の絆」忘れるな
  「虎ノ門ニュース」のケンちゃんカズちゃんで お馴染み の井上和彦さんが、産経新聞にタイとの結びつきを書いてくれています。

  こういうのを読むと、日本軍が東南アジアでどれ程評価されていたかが良く分かります。その先人を貶めつづけ、靖国参 拝を批判 する反日売国左翼や中韓には本当に腹が立ちます。

  この中で、タイの国王が靖国参拝しようとしていたのを、あの反日売国外務省が阻止したと書いてくれています。外務省 ほど日本 を貶めてきた省は無いでしょうね。

  産経ニュースより    2016.11.22

 【正 論】タイ国王の「友好の絆」忘れるな ジャーナリスト・井上和彦

 タイのプミポン国王が10月、88歳で逝去した。70年前の1946(昭和21)年に即位。日本の戦没者へひとかたな らぬ思い を寄せ、皇室との深い関係を築いてきた国王だけに、惜しまれてならない。日本がアジアに果たす役割を高く評価し、日本を支持して きたのがタイである。両国がいかに親密な関係にあったかを、現代史から探ってみたい。

 ≪列強のアジア進出に共に戦う≫

 《日本国及「タイ」国ハ相互ノ独立及主権ノ尊重ノ基礎ニ於テ両国間ニ同盟ヲ設定ス》。昭和16年12月に締結された 「日泰攻守 同盟条約」(日タイ軍事同盟)の第1条である。その成立過程では、日本軍のタイ進駐が先行したため両軍の間で小規模な戦闘もあっ たが、条約締結後は同盟国として大東亜戦争を戦った。タイ政府は、翌年1月に米英に対して宣戦布告し連合軍と戦闘状態に 入ってい る。しかし、こうした事実は今ではほとんど忘れられているようだ。

 大東亜戦争前夜、アジア全域は欧米列強の植民地であり、独立国は日本とタイだけだった。欧米列強の侵略を阻止・追放す るには日 本とタイが共闘することが不可欠であり、つまり日タイ同盟は「最後の防波堤」だったのである。

 タイは同盟締結前から日本を支持してきた。満州国をいち早く承認し、満州国をめぐる問題についてリットン調査団が提出 した報告 書の同意確認でも、42カ国が賛成したなかで棄権票を投じている。

  またタイは、日本がABCD包囲網で兵糧攻めにあっていたとき、生ゴムと綿を日本に供給した。この決断をしたのが当時のピブ ン首相だった。同盟が締結され るや、ピブン首相は中国国民党の蒋介石に対して「同じアジア人として日本と和を結び、米英の帝国主義的植民地政策を駆逐すべ きである」という勧告の電報を 打っている。(『アジアに生きる大東亜戦争』展転社)

 ≪「身を殺して仁をなした日本」≫

 タイ国民の中には、同国に進駐した日本軍を「占領軍」とみなした人もいたようだ。しかし、後に首相となるクク リット・プ ラモード氏は、自らが主幹を務めたサイヤム・ラット紙に戦後、次のように書き記している。

  《日本のおかげで、アジアの諸国はすべて独立した。日本というお母さんは、難産して母体をそこなったが、生まれた子供はすく すくと育っている。今日東南ア ジアの諸国民が、米英と対等に話ができるのは、一体誰のおかげであるのか。それは身を殺して仁をなした日本というお母さんが あったためである》

 タイには『クーカム』というドラマがある。戦時下の日本海軍士官とタイ人女性の恋愛小説(邦題『メナムの残 照』)をもと に1970年にテレビドラマ化されて以来何度もリメークされ、映画化されている。もし日本軍とタイの人々との関係が良好でな ければ、このようなドラマが制作されることはなかっただろう。

 防衛面でも戦前からタイには日本から兵器供与が行われていた。タイの発注を受け、潜水艦4隻を含む多くの戦闘艦が 日本で建 造された。昭和12年に横須賀で建造されたメークロン号などはその後長くタイ海軍で使われ、いまも完全な姿で保存されてい る。また戦時中、一式戦闘機「隼」や九五式軽戦車なども供与されていた。

 だが昭和20年8月15日、日本は無条件降伏した。このときタイは速やかに日本との同盟を破棄し、締結した協定を すべて無 効とする行動に出た。タイが王室と独立を保ち続けるためには苦渋の選択だったに違いない。

 ≪靖国神社に鎮魂の誠をささげた≫

 連合軍はタイに戦犯裁判の実施を通告した。タイは自国が独自に裁判を行うとして、ピブン元首相ら10人を逮捕・抑 留した。 しかし翌年3月、“戦争犯罪人”の処分に関する法律は無効であるとして全員を釈放している。(前掲書)

 それから約10年を経た昭和30年、戦時中タイ駐屯軍司令官だった中村明人元中将がタイに招待され、国民から大 きな歓迎 を受けた。タイの人々が日本へ寄せていた思いの表れだった。

  昭和38年5月、プミポン国王が来日し、天皇陛下と会見した。プミポン国王は靖国神社参拝を希望したというが、日本の外務省 が難色を示したため、代わって 中村元中将が参拝した。社報『靖國』(38年7月号)に掲載された中村元中将の手記によれば、NHKホールで開かれた歓迎音 楽会の休憩時間にプミポン国王 が中村元中将を別席に招き、靖国神社と千鳥ケ淵墓苑に参拝してもらいたいとの意向を伝えたのだという。

 同年6月4日にはプミポン国王からの生花が神前に供えられ、鎮魂の誠がささげられた。この日のことは『靖國神社 百年史』 にも記されている。

 プミポン国王は日本との関係を重視し、戦没者に対しても敬意の念を忘れなかった。現代に生きる日本人は、プミポ ン国王が 守り続けた両国友好の絆を維持していかなければならないだろう。(ジャーナリスト・井上和彦 いのうえ かずひこ)

  素晴らしい先人に比べて、今の日本人の劣化は目を覆うものがあります。今の日本人が東南アジアへ行って、日本人だと 言うのは 余りにも恥ずかしすぎます。きっと、向こうの方たちも呆れているでしょうね。何とも恥ずかしいことです。
2016年 11 月 30 日(水)  第 895回  和田の鯨〜これまでも、そしてこれからも
  子供の頃にお世話になった あの美味しい鯨の肉が、シーシェパードに代表される外国の左翼による捕鯨禁止運動によって殆ど食べられなくなってし待っていま す。
 
 その捕鯨禁止の欺瞞に挑んでくれている、10月17日 (月)、第 851回の「ア カデ ミー賞選考委員に挑む『ビハインド・ザ・コーヴ』」などを取り上げ的ましたが、国内で、そうした運動 に含まれ ないツ チクジラを有効に利用しているところがあることを葛城奈海さんが紹介してくれています。

【葛 城奈 海・海幸山幸の詩 #20】和田の鯨〜これまでも、そしてこれからも[桜H28/11/16]

 こうやって、日本の伝統を守ってくれているところがあるのは嬉しいですね。何時の日か、大手を振って鯨を堪能 できる日 が来てほしいものです。
 というか、鯨肉が地球を救う日も来るのじゃないでしょうか。何時か、鯨の牧場も実現して、地球の食料不足を補 うように なるかもしれません。
 
 参考: 外房捕鯨株 式会社

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