誇れる日本


誇れる日本(33)

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 2017 年 1 月 1日(日)  第 927回  単に模倣のための模倣は決して日本のためにならぬ
  
戦後の自虐史観教育で、日 本のものは粗悪品で、欧米のものにはかなわないという考えに私も長い間汚染されてきました。それだけに、欧米の素晴らしい技術を 模倣することこそが日本が発展する基だとも信じこんでいました。

  ネットのお陰、特にねずさんのお陰で、シラス国という民主主義が足元にも及ばない国体を造り上げてきた日本の素晴ら しさも知 りました。もう、何でも欧米が凄いという呪縛から解き放たれました。

  その模倣につて、先人はその危険性に気がついていたようです。これも、ねずさんが書いてくれています。私が取り上げ ているの は、本の一部ですので、全体の素晴らしい話は何時ものようにリンク元で読んでください。

  ねずさんと学ぶシラス国の物語よ り   2016年12月24日

  特 高警察と思想犯たち  
 
  以下に示すのは、昭和7(1932)年に刊行されたある本に掲載された文章です。
ちょっと堅い文章ですが、是非、ご一読なさってみてください。短いものです。

 国家の進運は
 畢竟(ひっきょう)その国家本然(ほんねん)の
 独創的改革によって
 はじめて成就し得るものであって、
 決して模倣によって
 招来(しょうらい)し得るものでない。

 日本には本来、
 建国の昔から貴き伝統があり、
 有難き国風がある。

 ロシアの真似も、
 英国の真似も、
 アメリカの真似も、

 すべてそれらは、
 この国風を長養(ちょうよう)する意味で
 摂取する場合においてのみ
 意義を発揮し得るのであって、
 単に模倣のための模倣は
 決して日本のためにならぬのである。

 その昔
 儒教仏教もこれが国風化したときに、
 はじめてそれは日本国家のものとなり得た事実に鑑み、
 欧米舶来の新思想もまた、
 これを国風化して
 日本開展の一資料たらしむる覚悟が
 なければならぬのである。

 たいへんに濃い文章でが、実はこの文は「特高(とっこう)」と呼ばれた、特別高等警察官の職務手帳である「特高必携」 の冒頭序 文に書かれているものです。
戦前の「特高警察」といえば、思想取締警察として有名で、苛酷な拷問や尋問を行った恐怖の機構組織と、いまどきの多くの 方が思っ ておいでです。…中略


  特高警察はGHQによって解散させられました。
ですからどんなに特高警察を悪し様に言っても、元特高警察の人たちは、反論しませんでした。
しかし、彼らが逮捕した犯人に行ったことは、冒頭の特高必携に書かれた日本人としての必要を、彼ら政治犯とされた人たち としっか りと話し合い、説諭することでした。
話してわかる相手でなくても、わかるまで教導する。
ときに涙を流しながら、一生懸命に彼らと向かい合い、話し合ったのです。

実際、日本の特高警察に逮捕されて獄死した人は、小林多喜二1名です。
世界の思想警察と比べたら、これは限りなくゼロに近い数字です。
しかも、このことは写真を見れば一目瞭然なのですが、当時食糧難となっていた日本において、なぜか特高警察解散に伴って 牢屋から 出てきた思想犯たちは、全員、極めて良好な栄養状態にありました。
特高の刑務所は食事が良い。
これは当時の社会の常識でした。

冒頭でご紹介した「特高必携序文」には、続けて次の記述があります。

「特高警察官は、
 彼等に対してよき薫陶を与え、
 よき反省のための伴侶であり、
 師であり、
 友であることによって、
 職務の実を挙げ得るよう心掛くべきである。
 それは独りその人々の幸福たるのみならず、
 国家のための至福たるべきものである。」

もし本当に、特高警察が、苛烈で鬼のような恐ろしい殺人鬼集団であったのなら、特高に逮捕された人たちは、そもそも出所 できてい ません。
実際、共産主義国で政治犯として逮捕された人たちは、誰も出て来ていません。
なぜなら、裁判もなく、皆殺しにされているからです。
また仮に出てきても、五体満足で出所できた者は誰もいなかったことでしょう。

戦後、GHQによって特高警察は解散させられました。
そして特高警察に逮捕投獄されていた人たちは、口をそろえて特高を「恐怖の国家権力集団」という印象操作を行い、悪しざ まに罵り ました。
かつて特高警察官として、涙を流して説得にあたっていた、まじめで正義感の強い警察官たちの思いは、いかばかりだったこ とでしょ うか。

お読みいただき、ありがとうございました。

  「単に模倣のための模倣は決して日本のためにならぬのである。」は素晴らしいですね。先人はちゃんと知っていたんで すね。
  GHQの工作や反日売国左翼達の教育によって欧米こそ見習うべきものと信じ込まされていたことを考えると、本当に怒 りが込み 上げます。
  かと言って、日本の全てが素晴らしいと言うのじゃなく、良いものは良いとして取り入れてより良いものを造り上げてい くことこ そがこれからの日本の目指すべき道であることは間違いないでしょう。
  その前に、まずは再生ですね。再生と新生です。
2017年 1 月 2日(月)  第 928回  有能な在日外国人、在留1年で永住権
  安倍さんどうしたんでしょう。又しても、とん でもない ことをやりだしそうです。安倍さんが発表していたので困ったものだとは思ってましたが、まさか本当にやりだすとは。
  これはやはり竹中平蔵を筆頭とする経済界の強い圧力に負けたということでしょうか。日韓合意、ヘイトスピーチやカジ ノと立て 続けに、安倍さんの支援者の気持ちを逆撫ですることばかりやっていると思うのは私だけでしょうか。

  産経ニュースより    2016.12.25

  有 能な在日外国人、在留1年で永住権 対象の3分の2は中国籍か 政府が規定緩和検討

 政府は25日までに、在日外国人の中で特に能力が高い研究者や技術者、経営者などが永住権を取得するために必要な在留 期間を現 行の5年から最速で1年に短縮する方向で検討を始めた。国際的な人材獲得競争に勝ち抜くためには大胆な取得要件の緩和が必要と判 断した。現状では対象の3分の2が中国籍とみられる。政府は今後、パブリックコメントなどで広く意見を集めて最終的に判 断し、年 度内の導入を目指す。

 一般の外国人の場合、永住権を取得するためには日本国内に10年間住み続ける必要がある。ただ、経済成長への貢献が期 待される 高度な技術や知識を持った外国人は「高度人材」として例外的に5年の在留期間で取得ができる。

 現行制度では学歴や職歴、年収などを水準ごとにポイント換算し、計70ポイントに到達すれば「高度人材」として法務省 が認定す る。見直し案ではこれを3年に短縮するだけでなく、80ポイントを超える特に優秀な人材の場合は1年に大幅短縮する。

  安倍さんは圧力に負けて歯ぎしりしているのか、それとも笑っているのか。安倍さんはじっと我慢で時期を待っていると 信じたい のですが、もしそうでなければ日本は終わりですね。
  安倍さんを信じたい。
2017年 1 月 3日(火)  第 929回  八木監督が長崎で討論会「捕鯨発信すべき」
  女性が一人で頑張ってくれている、2016年 12月 09日、第 904回の「『ビ ハインド・ザ・コーヴ』米国上映」などで何度も取り上げてきた八木監督が地方を回ってくれているようです。

  この映画を日本人全てだけでなく全世界の人達に見てほしいのですが、女性一人が個人で頑張られているだけに資金難で 苦労され ているようです。
  その応援さえ出来ない負け組の極貧の身が、これほど情け無いと思えることはありません。

  産経WESTよ り    2016.12.23

  捕 鯨批判の米映画に反論 八木監督が長崎で討論会「捕鯨発信すべき」

 和歌山県太地町のイルカ漁や捕鯨を批判した米ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」に反論する映画「ビハインド・ザ・ コーヴ」の 八木景子監督を招いた討論会が23日、鯨食文化が盛んな長崎市であり、八木監督は「クジラが絶滅の危機にあるとの誤った情報を是 正し、捕鯨は良いことだともっと発信するべきだ」と述べた。

 討論会は、捕鯨について考えてもらおうと市民有志が主催し、市民ら約150人が集まった。冒頭に上映された「ビハイン ド・ザ・ コーヴ」では、1970年代に米国がベトナム戦争への批判をかわすため、国連で日本の捕鯨を問題視したことなどが指摘された。

 その後、会場で八木監督のほか、鯨肉卸業者らがクジラを食べる文化を伝える工夫などを紹介し合った。長崎県で食育活動 に取り組 む川島明子さんは「クジラの値段が上がり、食べる機会が減っている。みんなで食べたいという意思表示をして、捕鯨を後押ししてい くことも大切だ」と呼び掛けた。
 
  この映画は、何度も書いてきましたが、政府・外務省・水産省などが全面敵にバックアップして世界に広めるべきです。
  相変わらず、世界からの反発を恐れて腰が引けているのでしょうか、本当に情け無い国です。折角、女性が一人で、こん な素晴ら しい映画を作ってくれたのですから、それを活かさないのは日本人に対する罪でしょう。
2017年 1 月 4日(水)  第 930回  リ メンバー・パールハーバーが和解の合言葉に
   阿比留さんや田村さんの記事のフアンで、この部屋にも何度も取り上げさせてもらっていますが、年末にも「ス テルス化する世界の慰安婦像設置計画」で、解り易い記事を書いてくれると感心した田北田北真樹子にも注目し ていま す。
  その田北さんが、今回の安倍さんの真珠湾訪問でも分り易く、安倍さんの登場以来のアメリカでの安倍さんの評価の推移 を書いて くれています。一寸長いですが、全文を取り上げさせてもらいます。

  やはり安倍さんは只者ではないようです。願わくば、国内の特に雇用問題なども国民の為にやってもらいたいものです。 これも、 財界などの裏があるのでしょう。アメリカと同じようにじっと我慢で戦略を考えてくれているのだと信じたいですね。

  産経ニュースより     2016.12.28

 【安 倍首相真珠湾訪問】「アベ=歴史修正主義者」のレッテルはオバマ政権中枢まで染みわたっていた… 米議会演説を機に 米側に変 化

 首相、安倍晋三は日本時間の28日午前、米大統領のバラク・オバマとともにハワイ・真珠湾で戦没者を慰霊し、先の大戦 で敵国同 士だった日米の和解を演出する。熾烈な歴史戦を繰り広げてきた安倍とオバマがようやくたどり着いた「真の和解」の場ともいえる。


 安倍晋三が首相に返り咲いた直後の平成25年元日。在米ニューヨーク総領事館幹部に一本の電話が入った。旧知の米紙 ニューヨー ク・タイムズ(NYT)の論説担当者だった。

 「翌日の社説でアベを取り上げるから確認したい」

 話を聞くと、「慰安婦=性奴隷」を否定する安倍を「保守反動の歴史修正主義者」だと徹底批判する考えだという。総領事 館幹部は 「あまりにひどい」と事実誤認を正したが、激しい口論となった。

 総領事館幹部は「ある程度納得してくれた」と思ったが、NYT紙は翌2日付で「日本の歴史を歪曲する新たな試み」と題 した社説 を掲載した。安倍が村山談話見直しを示唆したことについても「安倍は右翼ナショナリスト」「日本の戦時中の歴史書き換えへの意欲 を隠さない」「過去を歪曲する」と書き連ねていた。

 こうした偏向した見方はNYT紙だけではなかった。米議会調査局が同年5月にまとめた報告書は、安倍を「強固なナショ ナリスト だ」と断じ、安倍の歴史認識が「地域の国際関係を混乱させ、米国の国益を損なうとの懸念を生じさせてきた」と指摘した。

 朝日新聞など日本の一部メディアが「安倍=歴史修正主義者」というレッテルを貼り続けたことが一因だとみられるが、中 国や韓国 が米議会などで歴史問題に関するロビー活動を続けてきたことも大きい。

 米大統領、バラク・オバマや側近もNYT紙と同じような認識だった。「オバマは安倍に警戒感を持っていた」とある日本 政府高官 は断言する。

 当初は首脳会談も渋り、初会談が実現したのは25年2月下旬だった。ワーキングランチを含む1時間45分間、オバマは 終始冷淡 だった。第2次安倍政権はオバマ政権と冷え切った状態からスタートしたのだ。


 安倍はオバマとビジネスライクな関係を続けてきたが、25年12月26日に安倍が靖国神社を参拝したことで関係は一気 に険悪化 した。

 「日本は大切な同盟国であり、友好国である。しかし、日本の指導者が近隣諸国との関係を悪化させる行動を取ったことに 米国は失 望している(disappointed)」

 在日米大使館は、安倍を批判する声明を発表した。「裏切られた」という意味を含む「disappointed」は同盟 国には通 常使わない。声明を指揮したのは副大統領のジョー・バイデンだとされる。

 バイデンはこの2週間前、安倍に「韓国の朴槿恵大統領に『安倍は靖国に参拝しないと思う』と言っておいた。不参拝を表 明すれば 日韓首脳会談に応じるのではないか」と電話をかけていた。それだけに「裏切られた」と思ったようだが、安倍はもっと激怒し、周囲 にこうぶちまけた。

 「同盟国である米国が中国と一緒になって靖国参拝を批判するとはどういうことだ。中国を利するだけじゃないか。オバマ 政権に戦 略性がないことがはっきりした!」


 この指摘通り、米政府の反応は中韓両国を喜ばせ、欧米での歴史問題に関する対日批判をますます強めた。その裏で中国は 東シナ海 や南シナ海での覇権拡大を着々と進めていた。

 11月23日には、沖縄・尖閣諸島上空を含む防空識別圏(ADIZ)設定を強行した。さらに武力による防衛的緊急措置 を示唆 し、圏内を飛行する航空機に事前報告を求めた。

 安倍は「中国の領空であるかのごときだ。全く受け止めることはできない」と強く反発したが、米側は取り立てて問題視し なかっ た。大統領補佐官(安全保障担当)のスーザン・ライスは米中両国の「新大国関係」構築になお意欲を示し、尖閣諸島に関し「米国は 主権の問題には立場を取らない」と発言した。

 安倍の靖国参拝翌日、NYT紙は「日本の危険なナショナリズム」と題した社説を掲載した。あたかも安倍が東アジアの緊 張を一方 的に高めているかのような書きぶりだった。外交筋はこう解説する。

 「当時、NYT紙とオバマ政権は蜜月関係にあった。社説はオバマ政権の考え方を相当反映していたと見てよい」


 戦後70年を迎えた平成27年4月、冷え切った日米関係に転機が訪れた。

 「米国民を代表する皆さん。私たちの同盟を『希望の同盟』と呼びましょう。日米が力を合わせ、世界をもっとはるかによ い場所に しましょう。希望の同盟。一緒ならできる」

 米上下両院合同会議で、首相の安倍晋三が先の大戦で戦死した米兵に哀悼の意を表した上で、敵国から同盟国となった日米 の「心の 紐帯」を訴えると米議員は総立ちで拍手を送った。

 8月になると安倍は戦後70年の首相談話を発表。「尊い犠牲の上に現在の平和がある。二度と戦争の惨禍を繰り返しては ならな い」「あの戦争に何ら関わりのない私たちの子や孫、その先の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と訴えた。

 この2つの演説後、安倍の歴史観に対する批判は鳴りを潜めた。ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は米議会演説前に 「アベは戦 時中の歴史にどれほど真摯に向き合うのか」と挑発的な社説を掲載したが、演説後は沈黙した。


 一方、歴史問題をテコに日米離反を狙う中国や韓国は失策を続けた。

 米政官界では、安全保障などをなおざりにし、慰安婦問題に固執する韓国政府の態度に疑問の声が相次ぐようになり、「コ リア・ ファティーグ(韓国疲れ)」という流行語が生まれた。27年3月に親韓派で知られる駐韓米大使のマーク・リッパートが親北派の暴 漢に襲撃され、顔に約80針も縫う大けがを負ったことも韓国への心証を悪化させた。

 中国は9月に抗日戦勝70年を記念して軍事パレードを行ったことが裏目に出た。米英独など主要国はほとんど出席を見 送った。

 米紙ワシントン・ポスト(WP)は「中国の反日プロパガンダは国内問題から国民の目をそらす意図がある」と批判。 NYT紙も 「日本を『反省しない敵』と位置づける中国政府の決定は、天安門事件の弾圧で共産党への信頼の危機が生じたからだ」と断じた。

 南シナ海での人工島建設などもあり、米大統領、バラク・オバマも中国への不信を強めていく。

 NYT紙の慰安婦問題に関する記事にも変化が表れた。日本側の主張も取り上げるようになり、12月の慰安婦に関する日 韓合意の 際は、社説で「安倍首相と朴槿恵韓国大統領が慰安婦問題を終了させたことについて高く評価されるべきだ」と説いた。

 この2つの演説後、安倍の歴史観に対する批判は鳴りを潜めた。ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は米議会演説前に 「アベは戦 時中の歴史にどれほど真摯に向き合うのか」と挑発的な社説を掲載したが、演説後は沈黙した。


 一方、歴史問題をテコに日米離反を狙う中国や韓国は失策を続けた。

 米政官界では、安全保障などをなおざりにし、慰安婦問題に固執する韓国政府の態度に疑問の声が相次ぐようになり、「コ リア・ ファティーグ(韓国疲れ)」という流行語が生まれた。27年3月に親韓派で知られる駐韓米大使のマーク・リッパートが親北派の暴 漢に襲撃され、顔に約80針も縫う大けがを負ったことも韓国への心証を悪化させた。

 中国は9月に抗日戦勝70年を記念して軍事パレードを行ったことが裏目に出た。米英独など主要国はほとんど出席を見 送った。

 米紙ワシントン・ポスト(WP)は「中国の反日プロパガンダは国内問題から国民の目をそらす意図がある」と批判。 NYT紙も 「日本を『反省しない敵』と位置づける中国政府の決定は、天安門事件の弾圧で共産党への信頼の危機が生じたからだ」と断じた。

 南シナ海での人工島建設などもあり、米大統領、バラク・オバマも中国への不信を強めていく。

 NYT紙の慰安婦問題に関する記事にも変化が表れた。日本側の主張も取り上げるようになり、12月の慰安婦に関する日 韓合意の 際は、社説で「安倍首相と朴槿恵韓国大統領が慰安婦問題を終了させたことについて高く評価されるべきだ」と説いた。

 安倍とオバマの距離が縮まったのは、平成26年4月23日に東京・銀座のすし店「すきやばし次郎」で開かれた夕食会が きっかけ だった。2人はカウンターですしをつまみながら、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の懸案を協議した。安倍の靖国参拝から4 カ月しかたっていなかったが、オバマは一切言及しなかった。ビジネスライクなのは相変わらずだったが、オバマの目には 「アベは決 断力と実行力がある政治家だ」と映ったようだ。

 2カ月後、2人はブリュッセルで開かれた先進7カ国(G7)首脳会議で顔を合わせた。ウクライナ問題に端を発した対露 制裁をめ ぐり、オバマは仏大統領のフランソワ・オランドと対立。孤立するオバマを救ったのが安倍だった。会議後、オバマは安倍にハグ(抱 擁)で謝意を示した。

 27年になると、オバマ政権の安倍への「色眼鏡」はほぼ消え、日米同盟は再び深化し始めた。4月の安倍の訪米は歓迎 ムードに包 まれた。

 両首脳の蜜月を裏付けるように、3月には大統領夫人のミシェルが初来日し、首相夫人の昭恵は、自らが経営する都内の居 酒屋でも てなした。昭恵は駐日米大使のキャロライン・ケネディとも親交を深め、6月には安倍の地元・山口県で一緒に田植えを体験した。

 
 安倍がハワイ・真珠湾での慰霊を意識するようになったのは、米議会で演説したころだった。

 安倍の祖父で元首相の岸信介も真珠湾を訪れ、国立太平洋記念墓地(パンチボウル)で献花している。現地の日本語紙「ハ ワイ報 知」によると、岸は昭和32年6月、米大統領のドワイト・アイゼンハワーとの会談後にハワイに立ち寄り、「先の戦争から10年以 上経過し、日米にとって真のパートナーシップの新しい時代が始まろうとしている」という言葉を残していった。

 安倍は自らの真珠湾訪問を「戦後政治の総決算」と位置づけ、オバマとともに「和解の力」を世界に向け発信しようと考え ている。 真珠湾攻撃で米国でわき上がった「リメンバー・パールハーバー」という合言葉が、和解の力を象徴する合言葉になることを願って。 この願いがかなうとき、日米の歴史戦は本当の終わりを迎える。=敬称略(田北真樹子)

  やはりアメリカの中国信奉は困ったものだったんですね。それを押し返した安倍さんの辛抱強さは、日本にとっては本当 に有難い ことですね。私のように門外漢が、国内を何とかしてくれと言わずとも、きっと考えてくれていると信じたいですね。

  それにしても、これから「リメンバー・パールハーバー」が、全く違った意味を持つ合言葉になってくれれば、日本に とってはあ の売国外務省が植え付けた卑怯者というレッテルから開放されることになるかもしれません。というか、全力でそうしたいですね。
  本当は、外務省が全力を上げて取り組むべきことですが、やらないでしょうね。やはり、解体して、新しい組織でやるべ きです ね。そんな時が来るでしょうか。
2017年 1 月 5日(木)  第 931回  パールハーバーは和解の象徴
  阿比留さんと田北さんの記事の後になって しまいましたが安倍さんの真珠湾での演説を上げておきます。
  この演説が日本再生の契機となり独立が成功して、世界の模範となる日が来ることを信じて待ちましょう。
  この記事も田北さんです。

  産経ニュースより     2016.12.28

  安 倍晋三首相が真珠湾で演説 「パールハーバーは和解の象徴」「世界は和解の力を必要としている」
安倍首相真珠湾訪問


 【ホノルル=田北真樹子】安倍晋三首相は27日午前(日本時間28日午後)、米ハワイ・真珠湾のキロ埠頭で演説し、か つて敵同 士だった日米を結びつけたのは「寛容の心がもたらした『和解の力』だ」と述べ、「日米はいまこそ寛容の大切さと、和解の力を、世 界に向かって訴え続けていく任務を帯びている」と訴えた。

 安倍首相の演説は「和解の力」と題し、オバマ大統領とともに真珠湾の追悼施設「アリゾナ記念館」で献花し、黙祷をささ げた後に 行われた

 首相は、昭和16(1941)年12月8日(ハワイ時間7日)の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者に対し「この地で命 を落とし た人々の御霊に、ここから始まった戦いが奪ったすべての勇者たちの命に、戦争の犠牲となった数知れぬ無辜の民の魂に、永劫の哀悼 の誠をささげる」と述べ、戦争の惨禍を二度と繰り返してはならないとの「不動の方針」を強調した。

 その上で、真珠湾攻撃に参加して戦死した日本海軍士官の勇気をたたえ米軍が墜落現場に記念碑を建てたように、日本の戦 後復興と 国際社会への復帰を支援した米国民の「寛容の心」に「心からの感謝を申し上げる」と述べた。

 首相は「憎悪が憎悪を招く連鎖はなくなろうとしない。寛容の心、和解の力を世界はいまこそ必要としている」とも指摘。 寛容の大 切さと和解の力を訴えていかなければいけないからこそ「日米同盟は『希望の同盟』なのだ」と説明した。

  「和 解の力」 安倍晋三首相の真珠湾での演説(全文)



  リメンバーパールハーバーが政界平和の合言葉になることを期待しましょう。もう卑怯者 なん て言わせない。
2017年 1 月 6日(金)  第 932回  日米の絆 アリヨシ元ハワイ州知事
  今回の安倍さんの真珠湾訪問の記事で興味深い ものがあ りました。2016年12月13日、第 908回の「二 人の米国人からのメッセージ」で、ねずさんが書いてくれた話の片方の主人公である元ハワイ州知事、ジョー ジ・アリヨ シ氏がこの訪問の意義を語ってくれているものです。

  失礼ですが、まだご存命だったんですね。そのアリヨシさんと安倍さんが旧知で、あのガード下の少年の話を安倍さんが 講演など で語っているのだそうです。安倍さんやりますね。

  産経ニュースより    2016.12.28

 【安 倍首相真珠湾訪問】「謝りにこいという国とは違う」日米の絆 アリヨシ元ハワイ州知事

  「とても感動的だった」。米国初の非白人知事を務めた日系2世のジョージ・アリヨシ元ハワイ州知事 (90)は27 日、真珠湾に沈む戦艦アリゾナの真上にある慰霊施設「アリゾナ記念館」で、安倍晋三首相がオバマ米大統領と静かに黙●(=示へん に寿の旧字体)をささげる姿を見てそう感じた。取材に応じたアリヨシさんは、「命を亡くした方々を慰霊したことを後世に 伝えなけ ればいけない」と語った。(ホノルル 中村将)

 安倍首相は、犠牲者の名が刻まれた壁を前にオバマ米大統領と並び、花輪に3、4度触れて慰霊した後、40秒ほど目を閉 じた。

 「驚きはなかった。いつかはこういう日がくるだろうとずっと思っていた」

 ハワイの日系社会の重鎮。「戦後、日本が苦労していた時代に、祖国の親戚(しんせき)に両親が物資を送っていたことを 思いだ す」と語る。

 「2つの祖国が敵味方に分かれた。育ててくれた国に忠誠を尽くし、家族を守るため死力を尽くした事実に心を揺さぶられ る」

 安倍首相は26日、日系人との夕食会でそうあいさつし、戦中、戦後の日系人らの苦労をねぎらった。

 第二次世界大戦の欧州戦線に派遣された米陸軍第442連隊戦闘団は、大半が日系人だった。3分の2以上がハワイ出身者 とされ、 米史上最多の勲章を授与された部隊だった。アリヨシさんも高校卒業後、陸軍情報部日本語学校に入学し、終戦直後には連合国軍総司 令部(GHQ)の通訳として、廃虚と化した東京に滞在した。

 日本を訪れた際、言葉を交わした靴磨きの7歳の少年が忘れられない。背筋を伸ばして一生懸命に働いていた。おなかが空 いている だろうと思い、ピーナツバターとジャムをぬったパンを渡した。少年は礼を言ってパンを受け取ったが、食べずに道具箱にしまった。 3歳の妹が腹をすかせて家で待っている。一緒に分け合って食べるのだという。

 悲哀を感じた。だが、苦難で国も家族も大変なときに、自分も何かやらねばと子供ながらに思ったその精神に、アリヨシさ んは心を 打たれた。「米国は日本の早期回復を望み、復活は実際、早かった。奇跡に近かった」と振り返る。

 安倍首相の祖父、岸信介元首相と父、安倍晋太郎元外相と親交が深く、首相とも親しい間柄だ。だから、安倍首相はこの7 歳の少年 のエピソードを講演などで好んで語る。

 謝罪ではなく、慰霊だった。「米国は首相に謝ってほしいといったことはなく、首相も自らお越しになった。謝りにこいと いう国と の違いは大きい」。アリヨシさんはこう語り、日米の関係が、歴史認識で日本を揺さぶろうとする中国などの国とは違うことに触れ、 「真珠湾攻撃の生存者と首相の握手はすばらしかった」と改めて述べた。

 「オバマ大統領は間もなく任期を終えるが、国のトップ同士の関係だけでなく、これをきっかけに、国民同士のつながりも 一層深ま ることを期待する」と、日米関係の未来を見据えるように話した。

■ジョージ・アリヨシ氏■ 1926年3月、ハワイ・ホノルル生まれ。終戦直後、連合国軍総司令部の通訳として東京で勤 務。その 後、ハワイ大マノア校、ミシガン州立大、同大法科大学院を修了。ハワイ州議員などを経て1974年12月から3期12年、同州知 事を務めた。
   
  素晴らしいご縁ですね。オバマさんもハワイで育ったのならもう少し日本について知っていてほしかったですね。それと も、逆の 感情もあるのでしょうか。
  と今更オバマさんよりトランプさんですね。果たして、本音はどこにあるのか。
2017年 1 月 7日(土)  第 933回  稲田朋美防衛相、就 任後初の靖国参拝
  終戦記念日の靖国参拝を見送り、あの売国奴の 質問に悔 し涙を流した稲田さんが、安倍さんに同行した真珠湾慰霊から帰って靖国に参拝したようです。
  その胸の内は分かりませんが、やっと肩の荷を下ろしたのじゃないでしょうか。願わくば、安倍さんも参拝してほしかっ たのが大 方の日本人の想いではないでしょうか。
  安倍さんには、トランプさんと一緒に参拝という真珠湾慰霊以上に日本に取っては素晴らしいセレモニーの為に取ってお きましょ う。

  産経ニュースより      2016.12.29

 【靖 国参拝】稲田朋美防衛相、就任後初の靖国参拝 保守派支持つなぎとめで判断

 稲田朋美防衛相は29日、東京・九段北の靖国神社に参拝した。稲田氏の靖国参拝は今年8月の防衛相就任後初めて。「防 衛大臣  稲田朋美」と記帳し、玉串料は私費で納めた。参拝後、稲田氏は記者団に「今の平和な日本は戦争で家族とふるさとと国を守るために 出撃した人々の命の積み重ねの上にある。忘恩の徒にはなりたくない」と述べた。

 稲田氏は26、27両日の安倍晋三首相による米ハワイ・真珠湾訪問に同行し、28日に帰国したばかり。稲田氏は記者団 に、首相 の真珠湾訪問やオバマ米大統領による5月の被爆地・広島訪問に触れながら「最も熾烈(しれつ)に戦った日本と米国が今や最も強い 同盟関係にある。そういうことも報告し、未来志向に立って日本と世界の平和を築きたいという思いで参拝した」とも説明し た。

 稲田氏は例年、8月15日に参拝してきたが、今年はアフリカ東部ジブチでの自衛隊の活動視察のため参拝を見送った。稲 田氏自身 は参拝の意向を持っていたが、米国や中韓両国との関係悪化を懸念した首相官邸の難色を配慮したとされている。稲田氏は自民党保守 派の若手リーダーと目されてきただけに不満の声が上がっていた。国会審議で靖国参拝をめぐる言行不一致を指摘され涙ぐむ 場面もあ り、「自衛隊を預かる身として資質に欠ける」(自民党国防族)とも批判された。稲田氏は支持基盤となる保守派の支持をつなぎとめ るためにも靖国参拝が必要だと判断したとみられる。
 
   何時もの「東アジア黙示録」さんが、今回の真珠湾慰霊を感動的に書いてくれています。どうやって調べるのだろうと毎回 感心させ られます。

  その中で、稲田さんの靖国参拝も感動的に評価してくれています。

   東アジア黙示録より   2016/12/30 

  有 終の「謝罪なき世界」演説…“暗号”だった真珠湾奇襲

  75年の時を超えて安倍首相が輝くパールを掬い上げた。任期最終盤でオバマ大統領が成し遂げた大仕事。プラハ演説を 凌ぐ歴史 的なスピーチが我が国を“謝罪の輪廻”から解脱させる。…中略

  ホノルルに到着した安倍首相は初日、太平洋地域での米軍戦没者らが埋葬されるパンチボウル(国立太平洋記念墓地)を 訪問。続 いてマキキ日本海軍墓地で献花した。

 ここは初めて海外で整えられた日本海軍墓地で、明治9年から同32年にかけて病いで斃れた水兵など16柱の御英霊が眠 る。 1860年の咸臨丸寄港以降、我が軍の艦艇は頻繁にハワイで錨を下ろしていたのだ。

 海上自衛隊の護衛艦が寄港した際、乗組員は必ずこの歴史ある墓地をお参りし、鎮魂碑に花を手向ける。安倍首相の隣には 稲田防衛 相の姿があった。慰霊の旅の終着点に靖国神社を選んだことが素晴らしい。…以下略

  何時ものように、画像もたっぷりで膨大な量です。是非、リンク元で読んでください。
2017年 1 月 8日(日)  第 934回  ク ビを切らない
  こんな素晴らしい経営者がおられたんだと、 1999年 7月25日日曜日、第 3話や2012年11月15日(木)、第 4806回の「出 光佐三」で取り上げてきた出光さんですが、ネットをやるまで、こんな素晴らしい経営者を知りませんでした。
  もし、知っていたら、就職したかった。と言っても、向うがお断りだったでしょう。  
 
  それにしても、百田さんのお陰で有名になって、多くの日本人が、こうした素晴らしい経営者がいたことを知ったことは 日本に とっても有意義でしょう。

  この出光さんの凄さを理解できない経営者が、今の日本を牛耳っているところに大きな問題があるということでしょう。 こうした 経営者が、出光さんに少しでも近づこうと目覚めれば、日本も変わるのじゃないでしょうか。

  何時ものように、ねずさんが詳しく書いてくれています。全文を是非リンク元で読んでください。 

  ねずさんと学ぶシラス国の物語よ り    2016年12月28日

  海 賊と呼ばれた男 出光佐三物語

  この記事を最初にアップしたのが、6年前の2010年3月22日です。
そのときのタイトルは「社員は家族だ 出光佐三」というものでした。
ありがたいことに、いまこの物語が、百田さんによって「海賊と呼ばれた男」という小説になり、映画になっています。

そこで、あらためてタイトルを「海賊と呼ばれた男」として、リニューアルしてみたいと思います。
こちらは小説よりも短いものですが、ある程度の人物像と経緯経過がわかりますし、たくさんの学びがあろうかと思います。

「題名のない音楽会」というテレビ番組があります。
この放送は、昭和39(1964)年8月から続くご長寿番組で、東京12チャンネルで放送されています。
もともとこの番組は、TBSとの専属契約を打ち切られて苦境に陥っていた東京交響楽団に、出光佐三さんが、新たな活動の 場を与え てあげようと企画した番組です。

番組は、番組途中でCMを入れない構成であることでも知られていて、現在もそれは守られています。
番組スポンサーは出光興産です。
一社だけの提供です。

番組途中でなぜCMが入らないかというと、番組スポンサーの出光興産の創業社長である出光佐三(いでみつさぞう)氏の 「芸術に中 断は無い」という考えに基づくものです。

その出光佐三氏に有名な言葉があります。
「社員は家族だ。
 家計が苦しいからと
 家族を追い出すようなことができるか?
 会社を支えるのは人だ。
 これが唯一の資本であり今後の事業を作る。
 人を大切にせずして何をしようというのか。」

昨日書いた岩崎弥太郎もそうですが、どこまでも会社は「利益のために存在する」のではなく、「人のために存在する」とい う考え方 です。
昨今では、儲けのために人をないがしろにする会社が多くなりましたが、ではそうした会社が長く継続して生き残れているか という と、答はNOです。

世界に、創業から200年以上経過する会社は5,586社(計41カ国中)あるそうです。
このうち半分以上の3,146社が日本の会社です。
さらに創業千年以上の会社が7社、
500年以上が32社、
100年以上になると、その数5万社以上です。

それだけご長寿企業がたくさんあるということは、終身雇用、儲けよりも人という、日本的経営の考え方が、正しい、もしく は理にか なっているということになります。
出光佐三氏は、終生自分は、社長でも会長でもない。
どこまでも出光商会の店主であるという考え方を押し通しました。

具体的には次の4つの理念を掲げ、これを終生守り抜いています。
それは、
 (1) クビを切らない
 (2) 定年を設けない
 (3) 出勤簿を作らない
 (4) 労働組合をつくらない
というものです。
これを出光佐三氏は、出光の「四無主義」と呼びました。

ひと目見ておわかりいただけますように、これは戦後、欧米からマネジメント手法として輸入され、いまではごくあたりまえ になって いる、
 リストラをする
 定年制を敷く
 勤怠管理を徹底する
 労組を置く
といった、現代企業があたりまえとする考え方の対局にある考え方です。

なぜ対極になるかというと、これもまた出光佐三氏の言葉があります。それは、
「社員は、雇用しているのではない。家族なのだ」
というものです。
佐三氏は、これを「人間尊重主義」、「大家族主義」の経営哲学と呼びました。
要するに、昔からある日本式商店の経営哲学です

出光佐三氏は、明治18(1885)年、福岡県赤間村(現・宗像市)で生まれました。
生家は、地元で藍問屋を営んでいて指折りの資産家でした。
ご先祖は、大分にある宇佐八幡宮の大宮司だったそうです。
宇佐八幡宮というと、和気清麻呂の物語に出てくる御神託をいただいた、あの神宮です。

佐三氏は、小学校に入った頃は、病弱でしたし、ひどい近眼でした。
そのために本が読めない。
また、視力が弱くて体力も弱い。
そこで佐三氏は、本を読んで学ぶかわりに、常に「なぜか、どうしてか」と必死で考える習慣を身につけたそうです。…以下 略

  このクビを切らないという凄さに感動します。それに比べて、非正規社員なんて情け無い雇用をして平気な顔をしている 経営者は 恥ずかしいと思わないのでしょうか。
  と言うか、やはり、グローバリズムを捨て、ローカリズムで日本の伝統的な経営を取り戻すことこそが日本再生の目指す べき方向 であることは間違い無いでしょう。

  安倍さんが、そこに気がついていないように思えるのが心配です。
2017年 1 月 9日(月)  第 935回  移民難民・ 裏事情
  河添・杉田コンビの、 2016年 12 月 24 日(土)、第 919回の「移 民難民・ 裏事情」の続きです。

  安倍さんを信じているのですが、これだけは分からないのが移民受け入れの問題です。余程、劣化した経済界の要求が強 いので しょうか。
  あれ程反対だった、日韓合意も、最近の韓国の暴走を見ていると、もしかしたら安倍さんはこれを狙っていたのかとも思 え無いで もないですが、それでも、やはり、世界への発信が無いのがおかしい。

  それ以上に、やはりこの移民受け入れは納得が行かないものがあります。

  川添さんが、移民難民のおそろしさを詳しく語ってくれていますが、安倍さんは、こうした情報は入らないのでしょう か。それて とも、経済界の圧力に抗しきれないと言うことなのでしょうか。  


  移民の受け入れより、日本の教育を改革して日本人を有効に使うことこそ急がれます。経済界の劣化した経営者の圧力な んか跳ね 飛ばしてください。本当は、経営者達の教育こそ必要ですね。もちろんあの竹中の追放も。
  安倍さんは、竹中が大嫌いと高山正之さんが言ってましたが本当でしょうか。どうにもおかしい。
2017年 1 月 10日(火)  第 936回  日本に感謝の意思を表明しよう
  何時もの宮崎さんが、読者の声で素晴らしい話 題を取り 上げてくれています。何と、あの日本の仇とも言えるクラマスワミのスリランカの弁護士さんが日本をきちんと理解してくれている本 を英語で出してくれたそうです。

  これは、素晴らしい応援です。何時も言いますが、こうした素晴らしい本を、日本政府・外務省は、世界に広めようと努 力しない でしょうね。

  宮 崎正弘の 国際ニュース・早読み <中国のジニ係数は0・73、国家統計局の公式発表でも0・462


  宮崎正弘の国際 ニュース・ 早読みより  平成28年(2016)12月26日(月曜日)弐 通算第5148号   

  読者の声

  (読者の声2)日本の真珠湾攻撃が西欧の支配からのアジア解放の引き金となった
セナカ ウィーララトゥナ,弁護士(スリランカ)
 スリランカで弁護士をされているセナカ・ウイーララトゥナさんという方が、去る12月8日に上記のタイトルの英文の論 をイン ターネット発信していることを谷本幸夫様よりご紹介いただきました。
 読んでみますと、実に的確な歴史事実に基づいた論です。これは全世界に紹介するに値する論文であると思いまして、早速 ウイーラ ラトゥナさんにコンタクトして、「史実を世界に発信する会」 とそのニュースレターを紹介して、論文を我々のサイトに 掲載する許可を求めました。快くご了承いただきまして、ここに全論文をご案内する次第です。
 論文の最後に、ウィーララトゥナさんは、言っております。「アジア人の心を民地主義から解放し、日本に感謝の意思を表 明しよ う」と。新しい流れ、歴史をとりもどす流れがアジアで起こりつつあることを感じます。我々日本人がこういう期待に応えないようで は、誠に申し訳ないことになります。
 日本語訳:http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Senaka.pdf
   (「史実を世界に発信する会」茂木弘道)

  これだけでも有難い話題ですが、何と、その上に、ヘンリー・ストークスさんの英語版も出版されたそうです。

   宮崎正弘の国際 ニュース・ 早読みより 平成29年(2017)1月3日(火曜日) 通算第5151号   (臨時増刊 号)

  宮 崎正弘の 国際ニュース・早読み 人民元6・6%下落、上海株式13%下落、国有銀行3・6万人解雇

   読者の声1)『史実を世界に発信する会たより』 12をお届けします。
 http://www.sdh-fact.com/CL/tayoriNo.12.pdf
元ニューヨーク・タイムズ東京支局長のヘンリー・ストークスさんの『英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝 社)の英語 版の出版につきましては、No.11でご案内しましたが、11月25日にアメリカで出版されました。
我々が国際的に歴史戦を戦っていくうえで、またとない強力な武器になってくれると考えています。そこでこの本の献本キャ ンペー ン、また外国人の友人へのプレゼントキャンペーンを行うことにいたしました。
是非とも皆様のご理解、ご支援をお願い申し上げます。
ニュースレターは、日本語版、英文版をemail で発信しております。日本語版3500、英語版4000の宛先に送っております。
   (「史実を世界に発信する会」代表代行 茂木弘道)
  
  今日取り上げた新春対談の日下さんが言われるように、日本の素晴らしさが段々世界に理解される時が来ているのかも知 れませ ん。
  こうして、外国の方達がきちんと先人の素晴らしさを取り上げてくれているにも関わらず、未だに日本人が自虐史観に犯 されてい ては余りにも恥ずかしいですね。

  やはり、小堀さんが言われるように教育ですね。
2017年 1 月 11日(水)  第 937回  日本人が世界に誇れること
  暫く放送がなかった【Japan Spirit 】がアップされていました。これが又、昨日の外国の方達の本の話題と同じで、日本の素晴らしさを出版してくれた方の話題です。
  これ程褒められると、自分を振り返って恥ずかしくなります。やはり、日本人が目覚めることが急がれます。


  こちらは、ねずさんが江戸時代の素晴らしさを語ってくれているシリーズで、浮世絵の凄さを語ってくれています。


  浮世絵や日本画は油絵に劣るかのように教育されてきて未だに、そうした先入観があ りますが、ねずさんなどネットのお陰で仏像や日本建築に日本画や浮世絵の素晴らしさを実感できるようになりました。
  我が先人は、本当に凄い。

  それにしても、これ程素晴らしい歴史を持った国に産まれたことを心から感謝したいですね。お隣の国のように誇るべき 歴史の無い国に産まれなかったことの幸せを噛み締めたい。
2017年 1 月 12日(木)  第 938回  祭りの力
  子供の頃は町内のだんじりに乗せてもらった り、小学生 になるとだんじりを引っ張ったりと、祭りに喜んで参加していたのが、中学生になった頃から何故か離れて、学生時代も、社会人に なっても全く縁も興味も無くしこの歳まで来ました。
  そんな私ですから、どちらかと言えば、祭りで沢井でいる人達を、良い歳して良くやるなと冷たい目で見ていたもので す。

  ところが、葛城奈海さんの産経新聞の、「これぞ地域共同体の力の源であろう」記事を読んで、そうだったんだと、納得 するもの がありました。

  あの祭りの中に溶け込めなかった自分の狭量さを思い知らされた気がします。ネット三昧で足腰の衰えた今、もう参加す ることも ないでしょうが、それでも、祭りの意味を改めて考え直すきっかけになったのはあり難かった。
  そうでなければ、日本中に未だに祭りが残っている訳がないでしょう。やはり、日本は凄い国ですね。  

  産経ニュースより    2017.1.5

 【葛城奈海の直球&曲球】勇 壮「秩父夜祭」に垣間見た「祭りの力」「日本の原点」

 心躍らせる太鼓囃子(ばやし)の音に乗って、10トンを超える勇壮な山車6台が引き回される秩父夜祭。昨年は、大祭の 12月3 日が土曜だった上に、直前にユネスコ無形文化遺産の登録が決まり、40万人近い人出でにぎわった。

 春のお田植(たうえ)祭で武甲山(ぶこうさん)から降り、里に五穀豊穣(ほうじょう)をもたらした龍神様が、再び武甲 山へ帰 る。その恵みに感謝する秩父神社の例大祭である秩父夜祭は、形を変えた新嘗(にいなめ)祭でもあり、すべては神事を中心に進行し ていく。

 豪華絢爛(けんらん)な彫り物に彩られた山車は、私が目にした中近(なかちか)町会でいうと、1400の部材にばらし て保管さ れ、祭りごとに男たちが総出で組み立てる。くぎなどは使わず、伝統的な木組みの工法が継承されている理由は「金属を使うと、引き 回しの揺れと重さに堪えられないから」。

 「太鼓ならし」と呼ばれるお囃子の練習にも立ち会った。大太鼓1、小太鼓6を1時間ほど打ち鳴らし続ける。渾身(こん しん)の 力でバチを振り下ろす大太鼓は1分ほどで、小太鼓は10分ほどで交代していくのだが、全体としてはまったく切れ目なく、ひとつの 有機体として躍動し続ける。血湧き肉躍らせる響きと、たたき手の男っぷりにほれぼれしただけに、本番で彼らの姿が山車の おなかに すっぽり納まってしまったのには驚嘆した。「われわれはF1でいうならエンジン」と、そこに美学を感じているところが、また粋で はないか!

 昼間は扇、夜はちょうちんを振って「ホーリャイ」と掛け声をかけ、山車の顔となるのが、「囃子子(こ)」と呼ばれる4 人衆だ。 長年地域のために貢献したと認められた者だけが就ける、一生に一度きりの栄誉だという。

 「秩父の誇り」「毎年このために生きている」と熱っぽく夜祭を語る人々を見て思った。これで郷土への愛着や団結心が生 まれない わけがない。これぞ地域共同体の力の源であろう。だからこそ、東日本大震災で家々もお社もすべてが流されてしまった地域で「何を おいてもお祭りの復活を!」という声が沸き起こったに違いない。

 新しい年が明けた。私は祭りに日本の底力の原点を見た思いで魂が震えた。


 【プロフィル】葛城奈海

  かつらぎ・なみ やおよろずの森代表、防人と歩む会会長、キャスター、俳優。昭和45年東京都出身。東京大農学部 卒。自然環 境 問題・安全保障問題に取り組む。予備役ブルーリボンの会広報部会長、林政審議会委員。著書(共著)に『国防女子が行く』(ビジネ ス社)。

  何時もの海幸山幸で、その秩父祭りを詳しく取り上げてくれています。


  祭り嫌いと言いながら、祇園祭に魅せられているのですから、私も素直じゃないです ね。

  この秩父夜 祭はその祇園祭と飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭の1つだそうです。こうした祭りが残っているのも、日本が ずっと平和で豊な国だった証でしょう。やっぱり凄い国です。
2017年 1 月 13日(金)  第 939回  民主化が進むウズベキスタンの今
  何時もの、中山恭子さんの【日いづる 国より】の年初は、ゲストが中山成彬さんでした。このご夫婦を見ていると、何で、この人達が中枢で働けないのかと悔しくなります。

  これだけ日本を考えてくれている政治家がどれだけいるでしょう。これも、結局は国民が平和ボケの証拠ですね。
  
  成彬さんが、去年の漢字を金じゃなく国とか国家とすべきだったと言われていましたが、その通りですね。

 成彬さんが、20分過ぎから、バブルの時の卒業生が未だに非正規社員などで苦しんでいることを語ってくれています。 22分過ぎ に成彬さんが、その原因であるあの売国奴竹中平蔵に苦言を呈したことが今やその通りになっていることを語ってくれています。

  結局は、日本人が本物を見分けられなかった付けが今来ていると言うことでしょう。

  その竹中を未だに使っている安倍さんの経済政策だけは賛成できません。


  次の総理は、中山ご夫妻のどちらでも良いですね。そんなことが現実になれば、日本の再生は一気に進むでしょう。それ が、夢で あるのが、日本の悲劇でしょう。
2017年 1 月 13日(金)  第 939ー1回  皇室の歴史的大転換か?
   有識者会議なんて怪しげなものに任せて、結 局はおかし なものになりそうです。

  これで、GHQが仕込んだ、皇室の崩壊による日本の国体の破壊が完成しそうです。

  水島さんが、警告を発してくれています。但し、保守の弱みでしょうか本体の劣化は語りません。


  こちらを見れば、宮内庁の汚染が良く分かります。


  休んでいたBBさんも、この危機に休んでいる場合じゃないと書いてくれています。 やはり、皇室問題はここが一番ですね。

  BBの覚醒記録よ り   2017-01-11

  朝 鮮創●による皇統乗っ取り近し? 《転載ご自由に》
2017年 1 月 14日(土)  第 940回  トヨタにも批判の矛先
  トランプさんのトヨタへの 批判に対して、トヨタも経済界もマスメディアも反論していますが、やはり、トランプさんのグローバリズムからナショナリズムへの 移行に反対と言うことでしょうね。つまりは、グローバリズムの恩恵を受けている奴等が足掻いているということじゃないで しょう か。

  ブルームバーグが産業界の反論を載せてくれていますが、流石、日本の経営者達はまだトランプさんの本気度が分かって いないよ うです。
  こんなマネーゲームに狂った経営者達が、日本を率いているのですから日本の経済が良くなる訳はないですね。

  ブルームバーグより    2017 年1月6日
  
  ト ランプ次期米大統領、トヨタにも批判の矛先−保護主義懸念も

  トランプ氏は5日、ツイッターへの投稿で「トヨタ自動車は米国向けのカローラを生産する工場をメキシコのバハに新設 すると 言っている。とんでもない!米国に工場を建設しろ、さもなければ高い関税を支払え」とコメントした。

  トランプ氏のツイートの数時間前、トヨタの豊田章男社長は東京都内で開かれた賀詞交歓会でフォードのメキシコ工場計 画撤回に 関して質問を受けた際、自社のメキシコでの操業計画についてはトランプ氏の判断を考慮する意向を示し、米国での自動車生産増加は 政治情勢と関係なくいつでも考えていると述べていた。
「トランプ政権と協力」

  トヨタによると、メキシコに新工場を開設しても、米国での生産や雇用が減ることはないという。同社広報担当のスコッ ト・バジ ン氏はトランプ氏の批判を受け、「トヨタは消費者と自動車業界の最善の利益のためトランプ次期政権と協力することを待ち望んでい る」との立場を電子メールで表明した。

  トヨタの株価は6日の取引で続落。一時、昨年11月9日以来の日中下落率となる前日比3.1%安となった。他にメキ シコに生 産拠点を持つ日産自動車は同2.8%安、ホンダが同3.3%安、マツダが同4.2%まで下げた。メキシコに生産拠点を持たない富 士重工業は一時、同1.9%安、スズキは同1.6%安となった。

  トヨタは既に米ミシシッピ州の工場でカローラを組み立てており、2015年初め時点で累計50万台余りを生産した。 同社はメ キシコでカローラ工場を建設する計画だが、新工場の建設予定地はグアナフアト州アパセオエルグランデ。同社は米国との国境沿いに あるメキシコのバハカリフォルニア州ティファナに工場を持っており、ピックアップトラック「タコマ」を生産している。

  トランプ氏の自動車業界批判は、人件費の低い国に長年にわたり生産拠点を移してきた米製造業を再生させる公約に沿っ た動き。 同氏は今週、ゼネラル・モーターズ(GM)がメキシコで「クルーズ」の一部車種を生産していることをやり玉に挙げていた。フォー ド・モーターは同氏から数カ月にわたって批判されていた16億ドル(約1850億円)規模のメキシコ工場新設計画を撤回 した。

  ミシガン・マニュファクチャリング・テクノロジー・センターのアナリスト、ダン・ルリア氏は「トランプ氏のツイート は、自動 車メーカーにメキシコでの生産増強を慎重に考えさせる上で役立っている」と述べた。SBI証券の遠藤功治アナリストは、トヨタが メキシコにカローラ工場を建設しても、世界の自動車大手の中では最もメキシコ依存度が低いと指摘。実質的な収益影響はほ とんどな いが、プロパガンダとしてトヨタの名前が使われたのだろうと電話取材で述べた。

 「変えるつもりない」

  トランプ氏の発言を受けて、ホンダ広報担当の建部輝彦氏は「メキシコの工場は既に立っているもののみで建設中のもの はない。 関税が極端に高くなるようなことがあれば変わる可能性はあるが、今のところ大きな方向として変えるつもりはない」。マツダ広報担 当の平英樹氏は「工場を建設する際は長期的な視点で考えないといけない。メキシコ工場の重要性は変わらない」とコメント した。

  日産自のカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は5日、米ラスベガスでトランプ氏の「米国第一」のスタンスにつ いて問題 ないとコメント。「われわれは米国で極めて大きな市場を持っていると聞いている。貿易と雇用の両面での恩恵を相応に得たい」と述 べ、「私は『国境を閉ざす』とは聞いていない」と語った。日産自はメキシコでの自動車生産首位。
保護主義への懸念

  富士重の吉永泰之社長は5日の都内での賀詞交歓会で、メキシコに生産拠点を持つ計画は今後もなく、トランプ氏の政策 から受け る影響は「それほどない」と述べた。トランプ氏が大統領に選ばれた「根っこにある保護主義的な考え方やうねりの方が人類として心 配。世界が良くない方向に行くし、日本も影響を受ける」と話した。

  6日付の共同通信によると、ソニーの平井一夫社長もトランプ氏のトヨタ批判に関連し、人、モノ、金や情報が自由な形 で流れて いくことを担保するよう各国のリーダーにメッセ―ジとして出していきたいと企業活動の自由を訴えた。

  これを機会と捉えて、日本の経営をバブル以前の先人が築いてくれた素晴らしい雇用体系の経営を取り戻そうという発想 は無さそ うです。
 グローバリズムとマネーゲームが日本経済をここまで壊してきたことに未だに気がついていないのでしょう。

  残念ながら、産経抄も同じようです。 

  産経ニュースより    2017.1.8

 【産 経抄】

 感情に火がつくと、人の行いは色よい果実をもたらさない。

 ▼ある農夫が、農園を荒らし回るキツネを捕まえた。前から腹に据えかねていたらしい。尻尾に火をつけて野に放ってい る。むごい 仕打ちを見ていた神様は、七転八倒するキツネを農夫の丹精した麦畑に導いた。実りを告げる金色の穂波がどうなったかは、お察しの 通り。怒りに任せた行動にはしっぺ返しが待っている。

 ▼このイソップ物語に重なるのは、直情径行を地で行くトランプ次期米大統領にほかならない。「米国に工場を造れ。さも なくば高 い関税を払え」とはメキシコに新工場建設を計画するトヨタ自動車への批判だが、「従わねば火だるまに」との脅しに聞こえ、手法と しては愚劣に映る。相手はキツネではない。豊田章男社長の言葉を借りれば「良き企業市民」である。

 ▼フォード・モーターにも同じ脅しをかけ、メキシコ工場の新設を頓挫させているから見境がない。トヨタが米国内の生産 拠点で 13万人以上を雇用している現実は、どうやらトランプ氏の胸に響いていない。貿易摩擦の懸念も、自説を改める材料にはならないの だろう。つぶやき一つ、指先一つで世界的企業の足元に火をつける。厄介な人に権力を与えたものである。

 ▼経済とは−。飲みもしないウイスキー一樽(たる)をはるかに値の張るメス牛1頭分のカネで買うことだと、A・ビアス は書い た。100年も前の風刺をトランプ氏が真に受けたわけではあるまい。自国の経済にとって芳しいことはないはずだが、「米国第一」 の熱で燃え立つ感情の矛先は安価な品を生む海外の生産拠点に向かっている。

 ▼日本の経済界が期待感に浮つくのも考えものである。トランプ相場の先に待つのは「火の車」ということもある。

  結局、日本は、未だに何が日本をここまで悪くしたかに気がついていない人達が率いているということですね。こんなこ とでは、 日本再生の絶好の機会を逃してしまうのじゃないでしょうか。
2017年 1 月 15日(日)  第 941回  GHQ に改悪された皇室典範
  お恥ずかしいですが、皇室典範なるものがある のを知っ たのは、ネットをやっていたからです。それまでは、そんなものがあることを全く知りませんでした。
  日本国民として余りにも恥ずかしいことですが、教えてもらったことも聞いたことも無かったのですから、仕方ないの じゃないで しょうか。と言うか、嫌われものの我々団塊の世代で知っていた者が何人いるでしょう。やはり、教育というのは大事ですね。

  さて、その皇室典範もあの憲法を押し付けたGHQによって改悪され、昭和天皇が改正を望まれていたのだそうです。

  江崎さんがフェイスブックで書いてくれています。これも全く知りませんでした。

  江 崎 道朗

  1 月7日 23:42 ·

 〇天皇のご意思に基づいて皇室典範改正ができることを願われていた昭和天皇
 ――天皇をロボット扱いする一部の議論に対する違和感

「昭和天皇実録」の発行を受けて、以下のような原稿を書いたことがあるので、紹介します。
 ポイントは、昭和天皇は、天皇の意思に基づいて皇室典範を改正できるようにしておきたかったが、占領軍の反対でそれが だめに なった、ということです。現在の皇室制度改革論議との関連で敢えて載せておきます。

 日本敗戦後、アメリカを中心とするGHQは、憲法と皇室典範を全面的に改悪しましたが、その経緯について読売新聞は 『昭和天皇 実録』を踏まえ、こう解説しています。

《(昭和)21年2月13日、GHQは国民主権を柱とする憲法改正草案(GHQ草案)を日本政府に交付する。天皇の地位 は、「統 治権の総攬者」から「象徴」に改められていた。
 司令部作成の草案は、同22日に幣原喜重郎首相から天皇に提出されたが、実録に天皇の反応の記載はない。ただ、当時、 内閣書記 官長だった楢橋渡は、伝聞として「陛下は、やむをえないだろうと言われたということを聞いた」と、昭和30年代に内閣に設置され た憲法調査会で語っている。
 3月5日夕、政府とGHQの間でまとめた憲法改正草案要綱が出来上がる。その直後、幣原は参内した。新憲法は国民が決 める形式 になったが、明治憲法の改正規定に沿って、天皇の意思による改正案のため、勅語を仰いだ。天皇は、形式や発表については内閣に一 任した。
 ただ、皇室の家族法とも言われる皇室典範が国会の議決を要することになったことから、典範改正の発議権の留保や、堂上 華族(も ともと公家だった華族)を残す可能性について下問した。しかし、その夜の閣議で、岩田宙造司法相から、天皇の意向による提案が出 ること自体が問題になるとの発言があり、修正は断念される。
 天皇は、5月31日のマッカーサーとの第2回会見で、新憲法作成への助力に謝意を述べた。
 一方、天皇の弟たちは新憲法に違和感を抱いていた様子が、実録に記されている。高松宮は46年5月30日、天皇らとの 夕食後の 歓談時に<新憲法草案は主権在民がはっきりしすぎており賛成しかねる>と述べた。三笠宮さまは、帝国憲法改正案の帝国議会への提 出を可決した6月8日の枢密院会議で、皇室財政や典範改正への皇族の参与について再考を願い、採決を棄権して退席してい る。》 (読売新聞2015年9月9日朝刊)

 この記事で注目すべき点は二点あります。

 第一に、現行憲法の制定に対して、昭和天皇は「やむをえない」とおっしゃられ、昭和天皇の弟君である高松宮殿下が現行 憲法に反 対であったことです。
 敗戦後も、自らを「神の裔」であるとの考えを変えなかった昭和天皇が、厳格な政教分離を明記した現行憲法に違和感をお 持ちに なったことはある意味、当然のことかと思います。
 
 第二に、皇位継承などを定める皇室典範改悪に際して昭和天皇が「皇族による皇室典範改正の発議権を認める」ことを求め ました が、政府に反対され、断念したことです。
 皇室典範は皇室の家法であるにもかかわらず、その改正について皇室は何ら関与できません。そのため小泉内閣のとき、皇 室の伝統 と異なる女系天皇を認める皇室典範改正案を政府が提案しましたが、皇室は何ら発言することができませんでした。

 今回の『昭和天皇実録』によって昭和天皇が皇室典範改正の発議権を皇室がもつことを願われた事実が明らかになった以 上、まず皇 室典範改正に皇室が関与できる仕組みを整えることが政治の大きな課題であると思われます。

  昭和天皇がこんな悔しい思いをされていたにも関わらず、憲法と同じく改正しようとしなかった政治の怠慢にがっかりさ せられま す。政治家が庶民と同じ程度の知識しかなく、日本を良くする心構えも無いようでは、やはり日本は劣化するばかりでしょう。

  江崎さんが同じフェイスブックでこんなことも書いてくれています。
     
  4 時間前

 戦前の日本についてのある文献を読んでいたら、皇室軽視の帝国大学を憂い、事なかれの文部省に対抗して学風改革運動を 進めたあ る民間研究所に出光佐三さんが資金援助をしていたことが記されていた。

 国家社会主義にかぶれ、皇室の伝統を軽視するアカデミズム

 その問題をわかりながら、何も手を打たない、事なかれの文部省

 皇室を思う民間有志による言論活動とそれを支援する一部篤志家

 なんだ、いまの日本と少しも変わっていないではないか。

  戦前もかなり劣化していたんですね。と言うか、戦前から蔓延っていた反日売国左翼が戦後の敗戦利得者として生き残っ たこと が、その劣化を広めたということでしょう。

 それにしても、出光佐三さん、戦前から活躍されていたんですね。やはり、筋金入りの愛国者だったようです。
2017年 1 月 16日(月)  第 942回  守 ろうと精一杯努力します
  何で戦後の日本人は70年もの間、GHQに押 し付けら れた憲法を一字一句も変えずに後生大事に守ってきたのか、どう考えても不思議でした。如何に、劣化した日本人と雖も、余りにもお かしなことです。

  そんな疑問を、何時ものねずさんが払ってくれました。何時ものように、是非、全文をリンク元で読んでください。

  ねずさんと学ぶシラス国の物語よ り   2017年01月09日

  秩 序を大切にする日本人

  …略

  日本は、大東亜戦争によって国家が解体された昭和二〇年から昭和二七年までの間、独立した国家ではありませんでし た。
当時の日本は、「連合国統治領日本」という「エリア」でした。

 その間日本の支配者となったGHQは、日本の憲法や政治、教育を根本から解体し、愛国心は悪、国を守る思想は悪、公徳 心を持つ こと、伝統や文化を大切にすることも悪だという認識を日本国中に広めました。
逆らう者は容赦なく公職追放されました。
そして日本には、人間として国家として、万国共通の「あたりまえ」の常識さえも非常識とされるレールが敷かれました。
レールが敷かれたのは、たったの七年間の占領統治時代です。
けれどそのときに敷かれたレールを、後生大事に六十年も守り続けているのも日本人です。

 なぜなら日本人は「秩序」を重んじ「和」を大切にするからです。
たとえ理不尽であっても、たとえ間違っていても、いったんそれが「秩序」として確立されたなら、それを守ろうと精一杯努 力しま す。

 けれどそのことが結果として、日本社会を「破壊」と「闘争」のルツボに引き入れ、大震災という災難からの復興さえもま まならな い様相を招いているなら、もうそろそろ日本は、日本社会の秩序の根幹となっているそのレールを敷き直す時期にきていると思いま す。

 日本人が持っている本来の美質と社会のルールが齟齬をきたし、それが修復不能なまでに社会を混乱させ、日本社会の発展 さえも犠 牲になっているのです。
いま私たちに必要なことは、日本人として父祖から受け継いだ日本の心を取り戻し、日本社会のルールそのものを変革するこ とだと思 います。…以下略

  この「たとえ理不尽であっても、たとえ間違っていても、いったんそれが『秩序』として確立されたなら、それを守ろう と精一杯 努力します。」こそが、70年も押し付け憲法を守ってきたのですね。
  これは、本当に腑に落ちました。これこそが、先人が築き上げてきた日本の精神なんですね。明治維新以来、少しずつ壊 されてき たと雖も、今も日本人に根付いている心なのでしょう。
  それは、国内では通用しても、海外の民度の低い人達には理解できないことなのでしょう。それだけに、世界の人にも理 解できる 日が来るように再生された日本人が広める責務があるのじゃないでしょうか。世界も、それを待っている。
2017年 1 月 17日(火)  第 943回  江戸からくり人形と雇用のお話
  昨日に続いて、今日もねず さんの腑に落ちる話です。この部屋で、バブル以後に壊された日本の雇用体系をもう一度取り戻す必要があると書いてきました。

  それを、ねずさんが分り易く書いてくれています。これこそ、日本が取り戻すべき雇用体系です。マネーゲームによって ボロボロ にされた日本の素晴らしい雇用体系を再生しましょう。

  何時ものように、是非、リンク元で全文を読んでください。

  ねずさんと学ぶシラス国の物語よ り   2017年01月10日

  江 戸からくり人形と雇用のお話

  …略

  西洋にせよ東洋にせよ、文化遺産とか美術品などは、ことごとく王侯貴族のものです。
王侯貴族のために造られ、王侯貴族が楽しみ、王侯貴族の富を象徴するものでした。
庶民のための文化、庶民の楽しみのための文化物や工芸品となると、極端に数が減ります。

 けれども日本の場合、庶民の楽しみが、第一でした。
技術も庶民のために多くが開発されました。
そうしてより高い技術が、競い合って磨かれてきました。
そしてそれらは、どこまでも庶民が楽しみ、庶民の生活にうるおいを与えるものとして開発され、技術が磨かれてきました。
そしてそのことは、雇用にも活かされていました。

 江戸時代までの日本は、人がどこまでも大切にされた社会です。
商店も、物流も、製造業も、すべては人のためにあるものでした。
ですから、たいせつなことは、いかに儲けるか、そのためにいかに人件費を減らすかではなく、ひとりでも多くの人が食べて いけるよ うにしていくことに価値が置かれていました。

 ですから価値があるのは、儲かっている企業ではなく、ひとりでも多くの人を養ない、食べていかせることができるお店、 あるいは 藩、あるいは地主農家が、偉い人でした。
そういう社会観念が、世の中の中心でした。

 このことは、いまの世の中でいうならば、大企業は、儲かっていて利益が大きいから価値ある企業なのではなくて、それだ け大勢の 人 を養っているから社会的な価値のある企業だったのです。
そして、人を養うということは、終身雇用すること、つまり死ぬまで面倒をみることが、雇用主にとってはあたりまえのこと でした。
ですから、財力のある人は、進んで書生を養ったし、家政婦のような形で女性たちに雇用の機会を与えていました。

 平成以降、企業は利益を出すために、生産拠点を安い人件費の海外に移転するということがさかんに行われるようになりま した。
そして国内ではリストラを行い、企業収益の確保を図りました。
けれども、それによって国内産業が空洞化し、逃れられない不況が根を下ろし、雇用までもが圧縮され、人が人を粗末にする ようにな りました。
最近では、企業内の所得格差も、トップと末端の社員では、100倍以上の開きがあるような企業もざらにあるようになりま した。

 しかし社会全体を見てみると、結局のところ、人を大切にしている企業が生き残っています。
人は石垣、人は城なのです。
洋風化した企業は、短期的に利益を極大化させ、成功したように見えても、瞬く間に衰退します。
また、どんなに古くからある企業でも、道を踏み間違えれば、存続はできなくなります。
世の常です。…以下略

  今の劣化した経営者どもに、これを読ませたいですが、きっと読んでも分からないのじゃないでしょうか。80年代に一 線を退い た本田宗一郎さんや出光佐三の後を継いだ戦後教育で育った経営者達から日本経済は右肩下がりになってしまったということでしょ う。
  株主重視で、従業員を金儲けの道具と考えるような経営が持て囃される時代は終わりにしましょう。   
  と、書いていて、もう一つ思い至りました。

  昭和天皇の時代が終わり平成になって、日本の中枢が狂って来たのと同じ動きですね。とうとう自分の意志を認めさせま したが、 次の世代はもっと悲惨になりそうです。その次まで日本再生はなさそうです。
2017年 1 月 18日(水)  第 944回  VW、 世界販売首位へ
  倒産するのじゃないかと期待していたVWが、何と、トヨタを抜いて世界一の販売台数にな るそうです。どうも納得が行かないですね。

  欧米の人達は、あのとんでもない不正を許すのでしょうか。なんて、不思議に思っていたら、やはり裏が あったよう です。何と、中国で売上を伸ばしたようです。流石、ドイツですね。


   産経ニュースより    2017.1.11

  VW、 世界販売首位へ 16年、1031万台 トヨタ超えほぼ確実

 ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は10日、2016年のグループの世界販売台数が前年比3・8%増の 1031万 2400台だったと発表した。VWとしては過去最高。通年で4年連続世界販売1位のトヨタ自動車を抜いて首位に立つことがほぼ確 実になった。

 VWは15年9月に発覚した排ガス規制逃れ問題の影響や一部新興国の景気減速に苦しめられているが、中国市場で販売を 大きく伸 ばした。

 トヨタは昨年12月、16年のグループ世界販売台数が1%減の1009万台になるとの見通しを示していた。

 VWの地域別は、問題が最初に明るみに出た米国が2・6%減、景気の冷え込むロシアが4・3%減。ブラジルも33・ 9%減と大 きく落ち込んだが、規模の大きい中国市場が12・2%増で全体の販売台数を押し上げた。(共同)

  VWは、余程追い詰められているのじゃないでしょうか。生き残るために、イチかバチかで今や崩壊が間違い無い中国に 懸けたの でしょう。
  これは、きっと命取りになるのじゃないでしょうか。中国の崩壊とともにVWの崩壊も間違い無いでしょうし、ドイツ本 体も危な くなるのじゃないでしょうか。

  ドイツが崩壊すれば、ECも危ないでしょう。何だか、とんでもない年になりそうですね。と言うか、いよいよ日本の時 代ですね。
2017年 1 月 19日(木)  第 945回  空の神兵と出光
  高山さん正月も寝込まれていたようです。この 動画では お元気そうなので一安心ですが、健康に気を付けて多くの日本人を目覚めさせる為に活躍してもらいたいものです。

  今回は、8日(日)、第 934回の「ク ビを切らない」でも取り上げた出光にも関係するパ レンバンへの落下傘での降下による石油基地奪取作戦を書き残された方と高山さんの本を、その息子さ んをゲス トに呼ばれて語ってくれています。  

【Front Japan 桜】日本の軟骨外交 / 空の神兵と出光−奥本康大氏に聞く / どうする宗教国家・イラン[桜H29/1/11]


  日本の軟骨外交では、相変わらずの毒舌が楽しいですね。この毒舌で朝日や外務省を徹底的に叩き潰して下さい。 
2017年 1 月 20日(金)  第 946回  日本人はごまかし、ごまかし生きてきた
  三島由紀夫さんの未公開テープが公開されたよ うです。 何と、TBSが放送禁止で保管していたのを放送したのだそうです。何故、今放送したのでしょう。何か裏がありそうですね。

  憲法9条についても語っているようです。

  産経ニュースより    2017.1.12

  三 島由紀夫「平和憲法は偽善。憲法は、日本人に死ねと言っている」 TBSが未公開テープの一部を公開・放送

 作家、三島由紀夫(1925〜70年)が自決する9カ月前の昭和45年2月に死生観や憲法観などを語った未発表の録音 テープの 一部内容が12日夕、TBS系報道番組「Nスタ」で放送された。テープは東京・赤坂のTBS社内で見つかり、これまで「放送禁 止」の扱いでアーカイブ部門の責任者が歴代、保管してきたという。

 TBSによると、テープには、三島が英国の翻訳家、ジョン・ベスター氏と日本語で対談した音声が約1時間20分にわ たって録音 されていた。三島がテープの中で、遺作となった小説「豊饒の海」の第3部「暁の寺」について「ちょうど今朝、朝の9時に、『暁の 寺』というのが完結したんですよ」と語っていることから、45年2月19日に録音されたものとみられる。三島は「豊饒の 海」第4 部「天人五衰」を書き終えた直後の同年11月25日、東京都新宿区の陸上自衛隊市ケ谷駐屯地で割腹自殺した。

 番組で放送された録音テープの内容は次の通り。

 ■自身の小説について

 三島「僕の文学の欠点は、小説の構成が劇的すぎることだと思うんです。ドラマチックでありすぎる。どうしても自分でや むをえな い衝動があるんですね。大きな川の流れのような小説は僕には書けない」

 ■死について

 三島「死がね、自分の中に完全にフィックスしたのはね、自分の肉体ができてからだと思うんです。死が肉体の外から中に 入ってき た気がするんです」

 ■自らの行動について

 三島「僕の小説よりも僕の行動の方が分かりにくいんだ、という自信がある。僕が死んでね、50年か100年たつとね、 『ああわ かった』という人がいるかもしれない。それでも構わん。生きているうちは人間はみな何らかの理由でピエロです」

 ベスター氏「神様がわれわれに…?」

 三島「人形芝居をやらせている。人生でね、ひとつの役割をね、パペット・プレーを強いられているんですね」

 ◇

 また、TBSによると、テープにはこのほか、次のようなコメントが残されていたという。

 ■自身の作品について

 「僕は油絵的に文章をみんな塗っちゃうんです。僕にはそういう欠点があるんですね。日本的な余白がある絵ってあるで しょう。そ れが僕は嫌いなんです」

 ■憲法について

 「平和憲法は、偽善です。憲法は、日本人に死ねと言っているんですよ」

 ■美について

 「美とは、何か。自分の一回しかない時間を奪い、塗りつぶし陶酔する濃密なかたまり」

 ■このインタビューについて

 「これは、ひとつのコンフェッション(告白)なんです」

 ■思想の主張について

 「僕は今の日本じゃ、言葉を正すこと以外に道はないんだろうなって思い詰めている。文体でしか思想が主張できない」

 ■子供時代の気持ち

 「僕は、ショーウインドーで見た空気銃が欲しいね、欲しいねって友達と話していた。それが何十年かたって、どうしても 鉄砲が欲 しくなったのと同じでしょうか。あっはははははは。かかかかか」

  憲法については、こちらの方が詳しく書いてくれています。

  産経ニュースより    2017.1.12

  三 島由紀夫「憲法9条2項がいけない」「日本人はごまかし、ごまかし生きてきた」 TBS「NEWS23」でも放送

   ■憲法9条について

 三島「僕、憲法9条が全部いけないって言ってるんじゃないんです。つまり、人類がですね、戦争しないってことは立派な ことで す。第2項がいけないでしょ。第2項がとにかく念押しの規定をしているんです。アメリカ占領軍がね。念押しの指摘しているのを日 本の変な学者がね、逆解釈してね、自衛隊を認めているわけでしょ。そういうことをやって、日本人はごまかし、ごまかし生 きてき た。二十何年間。で、僕は大嫌いなんですよ、そういうことは。僕は、人間はごまかしてね、そうやって生きていくことは耐えられな い。本当、嫌いですね」

  三島さんは、自虐史観に置かされた平和ボケの日本人に絶望していたのじゃないでしょうか。日本人を目覚めさせるため に、自刃 したのでしょう。

  西村幸祐さんがフェイスブックで詳しく考察してくれています。

  西 村 幸祐

  8 時間前

  三島由紀夫録音テープ、発見の意味


  三 島由 紀夫 : 自決9カ月前の肉声(音声提供・TBS) - 毎日新聞

  あの時、平和ボケで何も感じなかった私も、ネットのお陰で、今になって三島さんの考えが理解できるような気がしま す。
  あの時代に、これだけ日本人に対して警告を発してくれていたのですから、時代に先行し過ぎていたということでしょ う。と言う か、それ程に日本人の劣化が酷すぎたということでしょう。
  今こそ、日本の救世主として生き返ったのじゃないでしょうか。と言うか、まだ、早いようですが、いずれ、日本人が目 覚めた時 こそ、日本の英雄となるのかも。
2017年 1 月 21日(土)  第 947回  人類史の転換点と古事記
  ねずさんのお陰で、日本の素晴らしさに目覚 め、日本こ そが世界を導く時が来るのじゃないかと思えるようになりました。

  ところが、流石はねずさん私なんかとはスケールが違います。既に確信されているようです。

  何時ものように、是非、リンク元で全文を読んでください。ここは、最後の結論だけを取り上げます。

  ねずさんと学ぶシラス国の物語よ り    2017年01月12日

  人 類史の転換点と古事記

  …略

  私達日本人はいま、神話を通じて、シラス(知らす、Shirasu)、ウシハクや、魂の大切さ、本来、地球上のすべ て(もっ というなら宇宙のすべて)は、神々のものであって、我々はそれをお借りしているにすぎないといった、日本に古くから伝わる概念を 取り戻しつつあります。

 そしてその輪は、おそらくこの数年の間に日本人の常識となり、向こう20年のうちには世界の常識として広がっていきま す。
私たちはいま、大きな人類史の転換点にいるのです。

 そしてその人類史の転換を促しているのは、まぎれもなく古事記なのであろうと思います。

  20年ですか、流石に、その時を身ることは出来そうもないし、そんなに生き卓もないですが、このお二人には、それを 実現させ てもらいたいですね。


  どちらでも良いですが、安倍さんの後をお願いしたいですね。恭子さんの方が度胸があるかも。
2017年 1 月 22日(日)  第 948回  30年間結 果が出せない日本の少子化対策
  河添・杉田コンビが、反日 売国左翼・在日の日本解体作戦の恐ろしさを、2016年09月19日、第 823回の「家 族を解体 させたい左派勢力」などでなんども警告してくれています。

  それは、日本の人口減の原因でもあるのは間違い無いでしょう。今回から、3回に渡って、少子化対策を取り上げてくれ ます。

  慰安婦問題と同じで、女性が女性に警告を発してくれるのが一番効き目があるのじゃないでしょうか。


  日本中の女性に見て貰いたいですが、見て貰いたい人ほど見ないのでしょうね。全く、反日売国左翼・在日はどうにもな らないで すね。やはり、一日も早い一掃しかないのでしょう。
2017年 1 月 23日(月)  第 949回  共謀罪は世界の常識
  このところ、産経抄さんが慰安婦問題などを分 り易く纏 めてくれていて、頭の悪い私にとっては有難い存在です。

  今回も、あの反日売国左翼・在日が必死で反対している共謀罪について分り易く書いてくれています。
  これは、解り易くて、腹にストンと落ちました。

  産経ニュースより     2017.1.17

 【産 経抄】共謀罪は世界の常識 

 いわゆる「ロス疑惑」の主人公、三浦和義氏は、妻一美さんの銃撃事件について、日本では無罪が確定している。ところが 平成20 年2月、米自治領サイパン島に滞在中、ロサンゼルス市警に逮捕された。容疑の一つは、日本の司法制度にはない共謀罪だった。

 ▼カリフォルニア州法によれば、2人以上による犯罪行為の共謀を立証すれば、実行犯を特定する必要はないという。三浦 氏はロス に移送された直後に自殺した。裁判が行われていれば、共謀罪について日本でもう少し理解が深まったかもしれない。

 ▼もっとも、政府がこれまで創設をめざしてきた共謀罪は、米国の法律とはまったく違う。あくまでテロなど重大犯罪を謀 議する団 体が対象である。それでも、共謀罪を盛り込んだ組織犯罪処罰法の改正案は、野党などの反対で3回も廃案になってきた。

 ▼「居酒屋で同僚に『上司を殴る』などと相談しただけで処罰される」。こんな誤ったたとえ話がまかり通ってもきた。そ こで政府 は、適用対象を暴力団など「組織的犯罪集団」に限定して明文化した。共謀罪の名称も「テロ等準備罪」に改めた。テロ対策は、3年 後に開催を控えた東京五輪・パラリンピックの最大の課題となっている。少しの猶予も許されない。

 ▼テロ組織に対応する国際組織犯罪防止条約は、共謀罪を盛り込んだ国内法の整備を締結の条件としている。締結していな いのは、 先進7カ国では日本だけだ。それどころか、国連加盟国のなかでも11カ国にすぎない。

 ▼テロの事前情報がやりとりされるネットワークからはずれ、蚊帳の外に置かれたままでいいはずがない。共謀罪を敵視す る政党や メディアは、日本が孤立を深めテロの標的となるのを座視せよ、とでもいうのか。

  頭の狂った反日売国左翼・在日の人達は、これでも反対するのでしょうが、野党が反対するのは、まさに売国奴としか言 いようが ないですね。と言うか、やはり、日本人じゃないのでしょうか。そうとしか考えられないですね。
  そうであれば、日本を破壊するために必死で働いているのも理解できます。
2017年 1 月 24日(火)  第 950回  世界の大富豪上位8人の資産、下位36億人の富に相当
  グローバリズム・マネーゲーム大嫌いの私です が、この 記事には驚きました。ここまで二極化が進んでいるとは想像を絶するものがあります。

  できたら、このビルゲイツさんなどの8人に、そんなに金を集めて、その裏で、貧困に喘いでいる人達についてどう思う かをイン タビューしてもらいたいものです。

  この部屋でも何度も取り上げてきたゲイツさんもバフェットさんも慈善運動に力を入れられていますが、それも所詮は資 産の一部 だと思うのは私だけでしょうか。

  ロイターより     2017年 01月 16日

  世 界の大富豪上位8人の資産、下位36億人の富に相当=報告

 1月16日、国際非政府組織(NGO)オックスファムは、世界で最も裕福な8人の資産が、世界人口のうち下位50% (約36億 人)の合計額とほぼ同じだとする報告書を発表した。写真は世界経済フォーラムのロゴ。ダボスで15日撮影(2017年 ロイター /Ruben Sprich)
 1月16日、国際非政府組織(NGO)オックスファムは、世界で最も裕福な8人の資産が、世界人口のうち下位50% (約36億 人)の合計額とほぼ同じだとする報告書を発表した。写真は世界経済フォーラムのロゴ。ダボスで15日撮影(2017年 ロイター /Ruben Sprich)

 [ダボス(スイス) 16日 ロイター] - 国際非政府組織(NGO)オックスファムは16日、世界で最も裕福な8人の資産が、世界人口のうち下位50%(約36億人)の合計額とほぼ同じだとする報 告書を発表した。

 報告書は貧富の差がかつてないほど拡大していると指摘。中国とインドに関する新たなデータについて、世界人口のうち下 位50% の 資産額が当初の予測よりも少ないことを示唆しているとした。

 最新のデータを基に計算すると、2016年には当時推定された62人ではなく9人が、2010年には43人が世界人口 の半分に 当 たる36億人の資産と同等の資産を所有していたことになるという。

 報告書では、多くの労働者の収入が伸び悩んでいるのに対し、最富裕層の収入は2009年以降、平均で年間11%増加し ていると 指 摘。オックスファムのマックス・ローソン氏は「大半の人々にとってより有益な資本主義の運営方法がある」と語った。

  そのグローバリズム・マネーゲームからナショナリズムの動きを促進してくれるのじゃないかと期待しているトランプさ んを目の 仇にしているのはこの8人の人達の仲間なのでしょうか。


  それにしても、余りにも異常な二極化ですね。幾ら何でも、何とかしなければならないでしょう。やはり、日本の素晴ら しい文化 を広める必要がありますね。
2017年 1 月 25日(水)  第 951回  韓 国・朝日が反対するのだから正解だ?
  ネットの世界では常識になっている言葉です が、反日売 国左翼マスメディアが絶対に取り上げない言葉を、阿比留さんが、とうとう書いてくれました。
  と言うか、産経新聞が今まで書いて無いかどうかについては、検証してないので、これが始めてかどうかは分かりませ ん。まさ か、書いて無いなんてことは無いとは思うのですが、産経も全てが賛成できるとは言えない主張もあるので何とも言えません。

  ここは、素直に、阿比留さんの記事を楽しみましょう。  

  産経ニュースより    2017.1.19

 【阿比留瑠比の極言御免】韓 国・朝日が反対するのだから正解だ?

  韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置された問題について、17日付の韓国紙、朝鮮日報が面白い分 析を加え ていた。「安倍首相の政権基盤固めに貢献する韓国人」と題するコラムがそれである。

 コラムは、(1)李明博前大統領による竹島(島根県隠岐の島町)上陸(2)朴槿恵大統領が慰安婦問題と日韓関係全体を 結びつけ たこと(3)現在の次期大統領候補らが日韓合意を覆すと主張していること−が、いずれも安倍晋三首相を利したとしてこう説いてい る。

 「釜山の少女像報復措置により安倍晋三首相の支持率は5ポイント上昇した(NHK調べ)。韓国人が安倍首相をさらに強 くしたの だ」

 確かに、駐韓大使を一時帰国させるなどの日本の対抗措置に関し、国民は高く評価し、内閣支持率も上昇している。7日付 の社説で 政府を「ここまで性急で広範な対抗措置に走るのは冷静さを欠いている」などと厳しく批判した朝日新聞の直近の世論調査では、内閣 支持率が4ポイント上がった。

 また、対抗措置についても75%が「妥当だ」と答え、「妥当ではない」は15%にとどまっている。朝日は、安倍首相が 戦後70 年談話を出した際も社説で「この談話は出すべきではなかった」と酷評したが、直後の自社の世論調査では談話を「評価する」国民の 方が上回り、世論にはしごを外されていた。

 政官界では、法案審議などをめぐり、「朝日が反対するのだから正解だ」との冗談とも本気だともとれる言い回しが流通し ている。 韓国同様、朝日新聞が反対してくれるので安倍政権が強くなるのかもしれない。

 そして近年、その傾向はますます明確化しているのではないか。韓国や朝日の情緒的・感情的な反発に、国民の方が辟易し ているか らだろうと思う。

 もちろん、メディアが世論に迎合する必要もないが、それにしてもなぜ国民意識と離れて、どんな場所に立っているのか。 ヒントと なる本が、ともに元朝日新聞記者である長谷川煕、永栄潔両氏の対談集「こんな朝日新聞に誰がした?」(ワック)である。

 例えば昨年2月にジュネーブで開かれた国連女子差別撤廃委員会で、外務省の杉山晋輔外務審議官(現次官)が、慰安婦問 題への朝 日新聞の影響に言及した際に、朝日が紙面ではその部分に触れず、外務省に抗議した件についてはこうだ。

 永栄氏「朝日の一報にはそのことがすっぽり抜かしてあった。他紙で杉山発言の詳報を読んだ時は震えが来ました。(中 略)いわば 編集局ぐるみでやってしまった秘匿報道だからです」

 長谷川氏「卑怯も卑怯で、これではもはや新聞とは言えない。(中略)朝日は読者を馬鹿にしきっているのです」

 また、両氏は朝日新聞が呪文のように唱え続けている「立憲主義」に関しても疑問を呈している。

 長谷川氏「護憲派勢力に利用される目くらましの言葉になっている。(中略)こうした言葉の捻(ね)じ曲げは非常に危険 です」

 永栄氏「読者を思考停止に追い込み、自分らの考えを刷り込んで、それに従わせようとしている感じ」

 このほか朝日新聞に対し、中国当局の言うがままに旧日本軍の住民虐殺説を広めた本多勝一記者の記事検証を求めるなど、 内部事情 を熟知する2人の話だけに説得力がある。

 弊紙もOBからこのように叱られ、読者にあきれられることのないよう、姿勢を正したい。(論説委員兼政治部編集委員)

  日本の政治家も中韓や朝日新聞の主張の反対をやれば間違いないのですから、こんな楽な商売はないですね。もしかした ら、頭を 使ってないのでしょうか。


  もしかしたら、日本は世界一恵まれた国かも知れませんね。とは言いながら、この反日達もたまにはまともなことを主張 すること もあるかもしれないので、やはり、自分の頭を使ってもらいたいものです。
  余り、楽に慣れると、頭が退化してしまい、自分が日本の為に働くべき政治家であるということを忘れてしまうのじゃな いでしょ うか。いや、既に、忘れている人の方が多そうです。
2017年 1 月 26日(木)  第 952回  日本人が守るべきもの
  今、注目している上島さんの何時もの 【Front Japan 桜】ですが、今回も素晴らしいです。何と、日下さんの最近の本を取り上げてくれています。
  あの日下さんの素晴らしい考え方に沿って、日本人が守るべきものを熱く語ってくれています。

  これは、日本人全てに見て貰いたい。


  この中でも語られている日本人の劣化は、結局は教育とマスメディアが原因です。この両方を改革すれば、日本人は一気 に目覚め て日本再生も間違いないでしょう。日本人にはそれだけの資質があります。
  本当のことを知れば、日本は一気に変わると信じます。
2017年 1 月 27日(金)  第 953回  ついに日本繁栄の時代がやって来た
  昨日、日下さんの本「優位戦思考と暗黙智〜日 本人が守 るべきもの」の話題でしたが、今日も、宮崎さんが日下さんの本『ついに日本繁栄の時代がやって来た』を取り上げてくれています。
  時代が日下さんに追いついてきたということでしょうか。

   宮崎正弘の国際 ニュース・ 早読みより  平成29年(2017)1月20日(金曜日) 通算第5170号 

 宮崎 正弘の国 際ニュース・早読み  <中国の外貨準備、急減中。米国債まもなく1兆ドルを割り込むか?   

  書評 しょひょう BOOKREVIEW 

 冴え渡る日下節、今日も明日も元気で楽しい
  日本が世界史のプレーヤーに躍り出る時代が来た

 日下公人『ついに日本繁栄の時代がやって来た』(ワック)

 『WILL』に連載されているコラムから選別し、並べ替えて加筆した集大成。目から鱗の一冊でもある。
 なにしろ日下氏が言うのは世間一般、とりわけ官僚の世界からは異次元の話、ものの見方が異星人的である。日下ファン は、これを 「日下節」と読んで重宝している。
 アベノミクス第一弾は三本の矢だが、金融出動、財政出動までは快適なエンジンだった。途中で息切れしたのは何故か。
 新しいアベノミクスとは『日本出動』にあり、日本が発信するメッセージが次の世界を牽引するとその基本は楽天主義であ る。
 かく言われる。
 「新しい模範国として、日本はまもなくトップになるような気がする。それはこれまでリーダーだった国から新しい提案が でてこな いばかりではなく、日本は言わず語らずの裡に新しいことを次々と提示しているからである。(中略)
 相変わらず欧米追従が進歩発展の道だと思っているらしいが、そんな考えはまもなく日本の半分だけになり、絶滅危惧種と して残る ことになる。残り半分は欧米追随以外の道を歩む人で、いまは墜ちこぼれとか、ニートとか、変人とか、遊び屋のなかにいる。
 山中伸弥教授は京大や神戸大では『ジャマナカ』扱いだったらしいが、ノーベル賞委員会が心を入れ替えて東洋重視、応用 重視にな ると、日本での評価が変わった」

 日米構造協議の延長になったTPPは、日本が裨益するところとは何もなく、アメリカが一方的に押しつけようとしていた 貿易ルー ルだが、雲散霧消した。
日下氏は早くから、そう主張されてきたが、トランプの出現でTPPは本当に雲散霧消となる。
 アメリカからルールを提示されて、たちまちその対応をとってきたのが日本。しかし、そろそろ日本がルールを決めてアメ リカと 侃々諤々のルール協議をはじめるときが来ている、と日下氏はあらためて自尊自立の精神を、やさしく面白い比喩を多用して、諄々と 説かれるのである。
 息抜きの清涼剤として有益な一冊である。

  この日下さんの発想は凄いですね。日本の素晴らしさを再認識させてくれます。日本人が、皆日下さんのように日本の素 晴らしさ を知り、自信を持って世界と対峙することができれば、日本の時代は直ぐそこですね。
  それにしても、半分は欧米追随が残るというのも面白いですね。変人の私は、少し時代が早かったのかも。何て、自分で 慰めてい ます。
2017年 1 月 28日(土)  第 954回  政治家とマスメディアが闘う時代
  何時もの中山恭子さんの【日いづる 国より】のゲストは、ケント・ギルバートさんです。

  ケントさんは、目覚めてからそれほど経ってないと言われていますが、気がついてから猛勉強されたのでしょうね。今 や、並の日 本人では到底対抗できないでしょう。

  そのケントさんと同じ考えに、何時も言葉少ない中山さんが何時もより良く喋られ、声も弾んで嬉しそうでした。あんな 中山恭子 さんは滅多に見られないのじゃないでしょうか。


  トランプさんがどう動くかより、やはり日本人の覚悟ですね。独立か消滅かの岐路かもしれません。果たして、日本人は どちらを 選ぶのでしょうか。
2017年 1 月 29日(日)  第 955回  皇 室・皇統を考える
  週末恒例の【討論】は、水 島さんが13日、第 939ー1回の 「皇 室の歴史的大転換か?」などで危機を訴えている皇室問題です。錚々たるメンバーで、今まで全く知らなかった ことも沢 山あり興味深いものがありました。

  つまりは、こうしたことを全く知らない国民のアンケートで譲位問題を判断すること自体が間違っているのは明らかで す。

  こんなことを書いている私も 、ネットでねずさんなどに教わるまでの、ほんの数年前までは、天皇の意味さえ分かって いません でした。
  つまりは、戦後教育から完全に排除された国体や皇室など日本の根幹に関わることを国民全てが知る必要があるというこ とです。 こんな日本にとって一番大切なことを知らない国民が、譲位問題を語るのは根本的に狂っています。

  早急に、教育とマスメディアの改革をしないと日本が無くなります。敵は、それを狙っている。


  天皇陛下か、その回りかは分かりませんが、兎に角、日本を崩壊させようとする勢力が動いているとしか考えられないで すね。

  やはり、BBさんが 命を削って警告してくれている通りでしょう。
2017年 1 月 30日(月)  第 956回  日本の強さの源は「家族」
  日本の女性の素晴らしさを 語ってくれる何時もの【CGS河添恵子・杉田水脈 女子のインテリジェンス】、22日(日)、第 948回の「30 年間結 果が出せない日本の少子化対策」の続きがアップされています。
  三回シリーズの二回目です。今回は、アジア、特に台湾が以外と日本と違うというのが興味深かったです。

  日本の家族は、どうやら世界的に見ても特異なもののようです。と言うか、先人が長い間懸けて到達した最高のものだっ たのじゃ ないでしょうか。

  その素晴らしさを知った敵が、反日売国左翼・在日を使って、その強みを壊そうとしているのじゃないでしょうか。それ は、昨日 の皇室問題と同じ根っこじゃないでしょうか。  
 

  やはり、どうあっても日本人の目覚めが急がれます。このままでは、完全に日本は消滅です。
2017年 1 月 31日(火)  第 957回  野田幹事長が宮中の一部と結託
  青山さんが、虎ノ門ニュースで衝撃的な発言を していま した。何と、あの腐敗した皇室問題は、中国の工作であり、その尖兵となっているのが、これも完全に反日の旧民主党の野田幹事長だ と言うのです。これは、驚きました。
  これが、本当だとすると大変なことです。と言うか、鳩山・菅の売国コンビに比べて、比較的バッシングの少ない野田も とんでも ない売国奴だったということです。と言うか、最大の売国奴と言っても言い過ぎではないでしょう。何と言っても、日本を消滅させる には最高の方法ですから。

  虎ノ門ニューズは消滅するので、誰かがアップしてくれるのを待ってましたが、まだありませんでした。
  そこで、青山さんといえばくっくりさんなので、直ぐにとんでみました。やはり、きちんと書いてくれていました。

   ぼ やき くっくりより   2017.01.23 Monday

  国 会開会式で陛下の威厳・野田幹事長が宮中の一部と結託・ご譲位問題は中国の大チャンス…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

  …略

  (11)タイ 民間が服喪明け 国王死去100日

 これ本当です。
 タイの知り合い、けっこういるが、あっという間に服喪の雰囲気が薄れてびっくりしてると。

 これは中国共産党の戦略がいくつもあります。
 その中で大きなものが三戦。中国が公表している。

 (1)世論戦=世論を中国寄りにする
 (2)心理戦=そのために心理につけ込む
 (3)法律戦=議会に手を伸ばして法律を変えさせる

 要するに不当な工作。
 それを公然と公表している。
 
 心理戦の中で大きなものが、実は諸国の国王、皇帝、日本で言えば天皇陛下のご存在を亡きものにするというのが重要な戦 略のひと つ。
 ここは公表していないが、中国側と議論してきた時に僕ははっきり知ることができた。

 日本の天皇陛下のご存在が一番強固。
 2600年、125代も続いている例は他にありませんから。
 世論戦、心理戦で言うと、女性宮家をつくれとか、母系(女系)天皇でもいいじゃないかとか、愛子内親王に即位していた だこうと か、そういうふうにやってくるのは、中国の工作が非常に影響している。
 中国の工作は巨額なお金を伴う。

 有名大学の先生だからって安心しちゃだめですよ。
 研究費みんな足りませんから。
 先生の中には、はっきり言って私腹肥やす人もいないわけじゃない。
 具体的な名前も知ってます、言いませんが。

 そういう工作を天皇陛下をめぐる日本の世論に、長いこと仕掛けてきてる。
 同時に、タイに対しても徹底的にやってきた。

 タイの王室は前プミポン国王のお人柄もあって、非常に強固な国民の支持があった。
 僕はタイの王室に注目してて、第二次世界大戦の前、列強に侵されてない国は日本と、日本に併合されて一緒だったおかげ の韓国 と、タイだけが植民地になってなかった。
 韓国は逆にあの時に日本と一緒になってなかったら、間違いなくロシアを中心とした国の植民地になっていた。
 タイは自力でいわば上手く泳いで、独立を確保してきた。
 そういう意味からも中国は注目していて、タイの国王の存在を弱らせることについて、時の政権や軍部に食い込み、徹底的 に工作し てきた。

 したがって、プミポン国王はこないだ亡くなった時にはまた改めて存在が注目されたが、かなり長い間、ほとんど影響力が 失われた 状態だった。
 お体が悪かったのも事実だが、しかし本当の影響力というのは、病床に伏してらしても、ひと言二言で影響力あるもので す。
 だから相当影響力が失われてたところで亡くなって、しかもカリスマ性の薄い新しい国王だから、中国にとってはほとんど 目的を達 した状態。
 だから100日経ったらもう薄れつつあるって、当たり前のように見えるけれども、世論戦、心理戦の影響が実ははっきり 現れる。
 全部、事実に基づいて、いま僕はお話ししてる。

 ということは、いま始まった国会は、3月いっぱいは予算だが、それが終わると、4〜6月はほとんど全部、ご譲位が中 心。
 野党が、恒久的な制度にしろとか言ってます。
 そういうふうに持って行くと、必ず、男子で皇位継承できる人がお一人しかいらっしゃらないから女性宮家をやっぱりつく れとか。
 民進党の野田幹事長は、宮中の一部と結託してます。
 誰とは言わないが、複数いて、僕は全部名前知ってます。
 総理の時代から結託してて、今も続いてる。
 だから野田さんはそこに仕掛けてきてて、というか、幹事長になった目的のひとつはそれであると、僕は考えます。

 だから恒久的な制度にする、制度全体をいじる云々というのは、日本が、父系(男系)だから辿れる、母系(女系)になっ たら、 あっという間に王朝が変わってしまう、それを変えることが背後にある大きな目的である。
 僕の話は全部つながってる。

 日本共産党は国会開会式に幹部が出るようになったが、天皇を護持するとは全く言ってません。
 だいたい共産党ができるわけがない。共産主義と合わない。
 共産党は共産主義がダメだと言ったことはなく、暴力革命しません、議会制でやりますと言ってるだけで、あくまで共産 党。
 したがって、天皇陛下のご存在と合うわけがない。
 その共産党も強固に制度化すべきだと言ってるというのは、これ全部後ろでつながってる話で、それがしっかりとたとえ ば、中国に とってはプラスになると。

 中国の工作の結果、日本共産党が動いてるとは言いません。
 でも、全体としては中国が喜ぶ結果に持って行こうと野党陣営が動いてるのは間違いないです。

 100日って長いと言うかもしれないけど、昭和から平成に移って100日経って、私たちの昭和天皇を偲ぶ気持ちって、 そんな早 く薄れましたか?
 100日って1年の3分の1もない。
 世の中は動いても、心の中に脈々と昭和天皇のご存在が生きていた。
 タイの人から僕が聞いてるのは、むしろ心の問題で、あっという間に忘れられた存在になると。
 それって、中国の工作の影響が感じられる。

 たとえばネパールの王制はもう破綻した。
 それから中国がいま一番力を入れてるのがブータンで、工作活動をいまやってる。
 最後が日本。
 今上陛下のご存在がご譲位によって変わるというのは、中国にとったら大チャンスなので、そういう意識をちゃんと持たな きゃいけ ない。…以下略

  中国の恐ろしさに改めて驚かされますが、歴史を教えられなかった日本人の平和ボケがこれを許したことも間違い無いで しょう。
  今が、最後のチャンスです。今、目を覚まさなければ、日本は国体を破壊されて消滅間違いなしです。
  こんな素晴らしい国を消滅させれば先人に何と言ってお詫びすれば良いのでしょう。と言うか、世界も破壊されるでしょ う。

  日本人よ目を覚まそう。

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