誇れる日本53


ホーム

2018年 9 月30日(日)  第 1565回  ク ジラから魚群を守れ
  昨日、産経がクジラ問題を積極的に取り上げて くれ てると喜んだら、何と、今日も書いてくれています。
  昨日、さんざんIWCから脱退しろと書きましたが、産経はIWCに本来の姿を取り戻せと優しく忠告されていました。
  今日は、絶対に脱退してはならないという説です。そんなことで大丈夫でしょうか。

  産経ニュースより    2018.9.24

 【一筆多論】ク ジラから魚群を守れ 佐野慎輔

 4年ぶりに提案した商業捕鯨の再開が否決され、一部には国際捕鯨委員会(IWC)脱退を示唆する発言があったという。

 IWCがクジラの保護に傾き、設立時の「保護と持続的な利用」という趣旨から大きく逸脱したことへの強いいらだちがわ か る。

 しかし、断じて脱退してはならない。

 いまも続く南極海での調査捕鯨はIWCの傘の下にいてこそ実施可能である。脱退後に行えば、動植物の保護を定めた南極 条約 の規定に抵触し、ルール破りだと孤立しかねない。

 太平洋クロマグロやニホンウナギ、いまや大衆魚だったサンマまで海の恵みの枯渇が問題となり、消費大国・日本は微妙な 立場 にある。資源の保護と同時に、漁獲枠の確保も求められている。関連諸国・地域と良好な関係を維持することはいうまでもない。

 まして、太平洋侵出をうかがう覇権国家もある。いらぬ外交摩擦は避けるべきときだろう。

 では、どうしたらいいのか。いらだちはますます募るが、元IWC日本政府代表代理を務めた東京財団政策研究所上席研究 員の 小松正之氏は、「商業捕鯨モラトリアム(一時停止)を逆手に取れ」と話す。

 「商業捕鯨モラトリアムには、資源状態のよい鯨種への商業捕鯨の再開を検討する旨が書かれているが、実現されていな い。ミ ンククジラやニタリクジラ、ノルウェーやアイルランドが捕獲している大西洋の鯨類は資源が健全だ。これをもとに、約束を果た さないモラトリアムは無効だと強く主張していくべきだ」

 小松氏は国際裁判になっても、リスクを感じるのは反捕鯨国だと指摘した。

 モラトリアムのおかげでクジラは増えている。一方で、増えたクジラが海の生態系を脅かしているといわれて久しい。

 調査捕鯨で捕獲したクジラの胃からは、イカやイワシ、サンマやサバなどが大量にみつかる。米国ではサケの稚魚も食べて いる との研究結果もだされた。

 あれだけの体を維持しなければならないクジラは、いったい、どれほど魚類資源を摂取しているのか。資源減少にどのくら い影 響を及ぼしているのか。

 クジラから魚群を守らなければならない。

 クジラを調べることは海の生態系を解き明かし、海洋資源の状況把握につながる。クジラを単独で考えるのではなく、「食 う、 食われる」という生態系、食物連鎖のなかで位置づける。増えすぎたクジラが、連鎖のバランスを崩していることを広く訴えてい く必要があろう。

 そのうえで、適度な間引き、つまり捕鯨が保全のための有効な手段だと理解を求めていくべきである。

 捕鯨は海の生態系と海洋資源を守る。それが持続可能な水産業を担保することにもつながる。国連が掲げるSDGs(持続 可能 な開発目標)に合致しているといえるのではないか。

 IWCの結果を嘆くのではなく、大きな視野で調査捕鯨を総合的な海洋生態系調査として枠組みを変えていきたい。海洋国 家・ 日本がなし得る、人類への大きな貢献だといっていい。(特別記者)

  なる程、理屈は通っていますが日本の反日売国左翼・在日共と同じでどんなに正論を説いても、最初から聞く耳を持たな い奴 らに利き目があるでしょうか。

  どうせなら脱退して、昔夢見たクジラ牧場での養殖を成功させて、世界が食糧難になった時、向こうから助けてください と 言ってくるのを待った方が良いのじゃないでしょうか。

  もう、バカな奴等は相手にしないという考え方も必要なのじゃないでしょうか。
2018年 9 月29日(土)  第 1563回  商業捕鯨否定 IWC本来の姿取り戻せ
  産経はクジラ問題を追いかけてくれています。 16 日 、第 510回の「IWC 脱退の可能性に言及、商業捕鯨再開否決」に次いで、IWCに焦点を当ててくれています。

  私などは、国連と同じで脱退すべきと思ってますが、産経は、IWCに本来の姿を取り戻せと書かれています。あんな組 織に 本来の姿なんてあるのでしょうか。

  産経ニュースより     2018.9.23

 【主張】商 業捕鯨否定 IWC本来の姿取り戻せ

  先週末の国際捕鯨委員会(IWC)総会は、商業捕鯨の一部再開と議決ルールの変更を求めた日本提案を否決 し た。

 日本は外交ルートまで使って、これまでになく活発に活動した。だが、反捕鯨国との溝は埋まらないまま、手詰まり感だけ が 残った。

 失望感に加えて厭戦(えんせん)気分ものぞくが、捕鯨の必要性を求めて、ひるまず現状打破への努力を続けてもらいた い。

 IWCは1948年、「鯨類の保護」とともに「持続的な利用」をうたって創設された。1980年代に始まる商業捕鯨モ ラト リアム(一時停止)以降、保護に傾いて、資源の利用という観点は忘れ去られた感がある。本来のあるべき姿から逸脱して久し い。

 反捕鯨国が加盟89カ国の過半数を占め、米、英、豪など国際的な発言力の強い国が少なくない。保護が強調される要因で あ る。

 一方で重要案件の決定には、4分の3以上の賛成が必要である。このため、何も決まらない状態が長く続いている。日本の 「過 半数での決定」提案は、議決のハードルを下げて膠着(こうちゃく)状態をうち破るねらいがあった。

 賛同を阻まれた要因は、IWCに蔓延(まんえん)する現状維持の心地よさだったのか。商業捕鯨再開との抱き合わせ提案 が否 定的にみられたのだろうか。「敗因」の分析から、次の戦略を練りたい。

 モラトリアムには、「資源状態のよい鯨種には商業捕鯨の再開を検討する」との文言がある。

 IWCの調査では、ミンククジラやニタリクジラに加え、ノルウェーなどが捕獲している大西洋鯨類の資源は健全な状態に あ る。増えすぎた感のあるミンククジラの旺盛な食欲は、食性が似通うシロナガスクジラを圧迫しているともいう。

 絶滅危惧種で捕獲禁止の対象であるシロナガスクジラの不安材料がミンククジラとは何とも皮肉だが、現状では対処のしよ うは ない。世界の人口増に対応する近未来の食糧事情を考えれば、動物性タンパク源としてクジラが大きな役割を担うと想定される。 検討に値する状況にあっても、決められない組織では打つ手はない。

 IWC脱退を言及する向きもあるが、それは最後の手段である。脱退カードを保持しつつ、加盟国の理解を進めていき、 IWC 本来の姿を取り戻したい。

  加盟国の理解なんて得られるのでしょうか。国連と同じで腐りきった組織に何を働き懸けても無理と考えるのは短絡過ぎ るの でしょうか。

  どうせなら、国連と一緒に脱退して新しい組織を立ち上げるのも面白いのじゃないでしょうか。只し、こちらはアメリカ を誘 い込むのは難しそうですね。

  やはり、日本が説得術を身に付けることから始めなければならないのかも。何と言っても、あの八木・佐々木両監督の素 晴ら しい映像を利用することも考えない日本政府ではまともな説得が出来るとは思えません。
2018年 9 月28日(金)  第 1562回  ★寺 脇研・前川喜平がまだ蠢いている
昨日、ねずさんの素晴らしい戦前の道徳教育を取り 上げ、日本を取り戻す為には何とかしてこれを阻止しようとする奴らを一掃しなければならないと書きました。

  偶然でしょうか、その日本再生を邪魔してきた文科省を率いて来た奴らが未だにばっこしていることを何時もの産経抄が 書い てくれています。

  こんなのが教育の中枢に巣食っていたのですから日本の教育がどれ程歪まされたかを考えると恐ろしいものがあります。
  やはり、文科省は解体か廃止が急がれます。

  産経ニュースより      2018.9.24

 【産 経抄】

 道徳が正式教科となり小学校で本格実施され半年が過ぎようとしている。書店のコーナーには相変わらず「親の敵(かた き)」 のように教科化を批判する本が並ぶ。文部科学省の官僚OBの近著もあり怖々(こわごわ)、手に取ってみた。

 ▼寺脇研元文化庁文化部長は『危ない「道徳教科書」』(宝島社)で、監督のバントの指示に従わず強打した「星野君の二 塁 打」という教材を例に、犠牲を強いるなど価値観の押しつけを危惧する。

 ▼前川喜平元次官は『面従腹背(めんじゅうふくはい)』(毎日新聞出版)で、教育への政治介入に「面従」しつつ、考え 議論 するなど「教育の本質」を失うまいと「腹背」してきた苦労を語る。両氏とも道徳教育は重要だと知った上で安倍晋三政権の「押 しつけ教育」を憂えているようだ。

 ▼その前にルールを守る大切さを子供たちにしっかり説いてほしいと小欄は願う。天下り斡旋(あっせん)問題の前川氏に 続 き、高額接待で辞任した戸谷一夫前次官は「道徳などを所管しながら国民の信頼を失墜させた」と謝罪したが、遅かった。

 ▼連休に書店を見て回ると、マサチューセッツ工科大のシェリー・タークル教授の『つながっているのに孤独』(ダイヤモ ンド 社)というインターネット社会の課題を象徴的に示す話題作もあった。ネット上では似た考え方の人が集まり、違う意見や文化に 触れる機会がかえって少ない。教育界でも、専門家が懸念していることだ。

 ▼そこで独善に陥らぬ「心棒」が頼りになる。斎 藤孝明治大教授の『大 人の道徳』(扶桑社新書)は、時を超えた英知はビジネスの場など社会で一層求められている、と指摘してい る。秋 のお彼岸で、先人が築いてきた歴史を思い、心棒となる普遍的価値を学ぶべき大人は、自らを含め多そうだ。

  寺脇・前川は最悪コンビですね。寺脇はあの悪名高いゆとり教育を導入した奴で、前川の講演などをセットしているよう で す。
  反日売国左翼・在日マスメディアが起用するはずです。

  やはり、日本の教育の再生は急がれます。ここをやらずに日本が再生されることは不可能でしょう。
  それにしても、こうした奴等は本当に日本が嫌いなようです。頭が良いとここまで自虐史観に洗脳されるのでしょうか。 虚し い人生でしょうね。
2018年 9 月27日(木)  第 1561回  ★よい日本人を修身教科書に学ぶと
  日本人が劣化して日本史上最悪であることは殆 ど間 違い無いでしょう。それを教育再生などあらゆる方法でせめて先人に追いつくには何を目的にすれば良いのかがはっきりしないの もあるのじゃないでしょうか。

  そんな思いに、何時ものねずさんが答えてくれています。何時ものように是非全文をリンク元で読んでください。

  大和心を語る ねずさんのひとりごとより    2018年09月22日

  よ い日本人を修身教科書に学ぶと

  戦前の修身教科書から「よい日本人」とはどのようなものであったのかをあらためて学んでみたいと思います。
一読して、そこに書かれていることは、日本人が日本人として生きるための、ごくあたりまえの常識だとわかります。
そしてそのことは、日本に住む帰化人や永住権を持つ人達もまた、あたりまえの常識として完全共有し実践すべきものです。

 はじめにひとつの短文を紹介します。
まずお読みになってみてください。
ある本の抜粋です。

   *****
 よい日本人となるには、
いつも天皇陛下、皇后陛下の御徳(おんとく)を仰ぎ、
皇大神宮(こうだいじんぐう)をうやまいたっとんで、
忠君愛国の心をさかんにしなければなりません。
また紀元節・天長節・明治節などの祝日のいわれをわきまえ、
国旗を大切にすることも、
日本人として大事な心得です。

 父母には孝行をつくし、
先生をうやまい、
学校を愛し、
友達は仲良くして助け合い、
近所の人には親切にすることが大切です。

 心をいつも正直にもって、
うちにいても外に出ても行儀を良くし、
堪忍ということを忘れず、
人と協同して助け合い、
また平生(へいぜい)は倹約をまもり、
慈善の心も深く、
人の難儀をすくい、
生き物をあわれむやさしい心がけがなくてはなりません。

 そうして人から受けた恩を忘れないばかりでなく、
規則をよく守って、
人の迷惑になるようなことをせず、
進んで世の人々のために
公益をはかるようにしなければなりません。

 いつも自分の健康に注意して父母を安心させ、
健康な体で学問に励み、
仕事に精出し、
また物をよく整頓し、
心を落ち着けて物事に慌てず、
いざという時にはなんでもできるような
勇気を普段から養っておくことも大切です。

 このように自分の行いを慎(つつし)んで、
よく人に交わり、
世のため人のためをはかって、
天皇陛下の御ためにつくすように心がけるのは、
よい日本人となるのに大切なことです。
そうしてこれらの心得を行いに表すには、
すべて真心からしなければなりません。

  *******

 仮名遣いや漢字は、いまの人が読みやすいようにすこし直していますが、これは尋常小学校三年生の修身教科書の最終章で ある 第27に書かれている文章です。
繰り返しますが、これが小学校三年生です。…中略  

  思うに、冒頭にある文面は、外国人が日本国籍を取得しようとする際には、必ず暗唱させ、これを守ると必ず誓約させる べき ものと思います。
すでに日本人になっている者でも同じです。
もし違背すれば、即時日本国籍を剥奪し、国外に追放すべきものです。
それくらい、日本人として、人としてあたりまえのことが書かれている。

 あたりまえのこと実践して生きるということは、実はたいへんに難しいことです。
しかし、すくなくとも、その心がけは、日本に住む日本人が常識として共有すべきものです。

  何とか、こんな素晴らしい日本人を取り戻したいものですが、果たして今の劣化した日本人がこれを受け入れる気概を 持って いるでしょうか。
  その上に、それを絶対にさせたくない反日売国左翼・在日どもが跋扈しているのも大きな問題でしょう。

  とは言え、取り戻すにはこうした教育を地道にやって行くしかないのでしょうね。それには、この教育をどうやって定着 させ るかという大問題があります。

  やはり、まずは、反日売国左翼・在日勢力の一掃から始めるしかないのかも。完全にいたちごっこですね。
  とは言え、それをやる決断をし無い限り日本が再生することは無いでしょう。さて、どうしたものか。
2018年 9 月26日(水)  第 1560回  文科省報告書で接待攻勢の実態浮かぶ
  日本人は、官僚とは優秀で日本の為に働いてく れて いると思わされ、官僚に任せておけば大きな間違いはないのだろうとどこかで信じていたのじゃないでしょうか。特に、外国の政 治家や官僚と比べたら悪事もスケールが小さいことも確かでしょう。

  それは、先人が築き上げてくれたシラス国の素晴らしい恩恵が体に染みこんでいるからじゃないでしょうか。

  その信頼は、戦後GHQの工作等で歴史観を失ったことにより裏切られたと言うことじゃないでしょうか。
  その教育の劣化を齎した中枢の文科省の劣化振りが見事に表に出て来ました。これは、あの売国奴前川の貢献かも知れま せ ん。

  それにしても、その劣化は酷すぎますね。やはり、解体か廃止が必要なようです。
  
  産経ニュースより     2018.9.21

  贈 賄業者との「危うい関係」 文科省報告書で接待攻勢の実態浮かぶ

 文部科学省幹部が絡む贈収賄事件を受け、戸谷(とだに)一夫事務次官(61)と高橋道和(みちやす)初等中等教育局長 (57)が21日、引責辞任した。省内調査の第1次報告書からは、戸谷氏ら幹部が次々と便宜供与を期待して官僚らを抱き 込む 「霞が関ブローカー」の接待に応じていた実態が浮かび上がった。事務次官の引責辞任は2代連続。規律意識の低さが改めて問わ れそうだ。

 報告書は弁護士ら外部有識者による調査・検証チームが幹部職員らへの書面調査や聞き取りなどでまとめた。贈賄罪などで 起訴 された医療コンサルタント会社元役員の谷口浩司(こうじ)被告(47)との会食を認めたのは、戸谷氏と高橋氏、義本博司高等 教育局長(56)、柿田恭良(やすよし)総務課長(53)ら計9人。戸谷氏ら処分された4人はいずれも前国際統括官の川 端和 明被告(57)=収賄罪で起訴=を介して谷口被告の接待を受けていた。

 戸谷氏は文部科学審議官在任中の平成27年10月、東京・四谷の飲食店で川端被告や谷口被告を含む計7人で会合。6人 が銀 座のクラブで2次会に参加した。費用は1人計6万円を上回る程度とみられ、戸谷氏と川端被告は負担しなかった。チームは「戸 谷氏への供応接待」と判断。社会通念上認められない高額接待と結論付けた。

  高橋氏はスポーツ庁次長だった29年6月、谷口被告が設立に関わったスポーツ関係団体の発足記念会に出席。その夜の 懇親 会に参加したが、費用約2万円相当を支払わなかった。同団体がスポーツ庁の委託事業に採択されており、利害関係があると判断 された。

 戸谷氏と高橋氏は、それぞれ元国会議員(当時)や谷口被告が政策顧問を務めていた国会議員との会食だったため、「政治 家は 利害関係者に当たらない」と考えて参加していたという。

 接待額が最も高かったのは、約11万5千円相当に上った義本氏。29年9月、東京・新橋の飲食店での会合に出席し、銀 座の クラブでの2次会やタクシーチケット代も含め接待を受けたとしている。その後、大学入試センターが32年度から導入予定の英 語の民間検定試験に、谷口被告と関係があるとみられるフィリピン・セブ島の英語教材開発会社が参入できるか相談を受けた が、 義本氏には職務権限がないとされた。

 柿田氏は29年4月、川端被告から会計課長就任祝いの誘いを受け、谷口被告も含む4人で会合。川端被告が負担したと認 識し ており、訓告にとどまった。

  さて、平和ボケからまだ覚めていない日本人がこの文科省を解体・廃止させることを許すでしょうか。
  何と言っても、総裁選で売国奴石破を生き残らせた自民党が率いる国なのですから。
2018年 9 月25日(火)  第 1559回  ドコモ社長「日本や弊社の料金、著しく高いとは思っていない」
  公という考えがなく自分達の利益しか考えてい ない 日本の劣化した経営者達を見事に証明するような発言をドコモの社長がしたようです。

  何と、官房長官が打ち上げた値下げに対して、高いとは思っていないのだそうです。この人は、料金の高さが日本の消費 の足 を引っ張っているという認識などないのでしょう。

   SankeiBizより    2018.9.21

  ド コモ社長「日本や弊社の料金、著しく高いとは思っていない」

 NTTドコモの吉沢和弘社長は21日のiPhone(アイフォーン)の新機種発売イベント会場で取材に応じ、 菅義 偉官房長官がたびたび言及している携帯電話料金の値下げについて「日本や弊社の料金が著しく高いとは思っていない」と反論し た。

 吉沢氏は、契約者からも料金値下げの要望が来ていると言及した上で、「料金は、高いか低いかだけではなく、高品質の ネット ワークやショップの対応なども含めたものだと思っている」と指摘。海外の料金と比較して高いとされる点についても「総務省の 内外価格差調査は、長く契約している人向けの割り引きや(毎月1500円割り引く)『ドコモウィズ』などの料金が加味さ れて いない」と不満を述べた。

 吉沢氏は、途中解約すると違約金が必要になる代わりに2年間毎月端末代金が割り引かれる「2年縛り」や、4年分割支払 いで 端末代金が半額になるが、2年ごとに同じプランに再加入する必要がある「4年縛り」についても言及。「2年前提の契約は、端 末購入補助をやらせていただいているのを踏まえて2年は使ってもらいたいということ」と意図を説明。KDDI(au)と ソフ トバンクが導入している4年縛りについても「4年分割支払いで2年後に半額というやり方だと批判される。違うことを考えない といけない」と述べ、端末購入補助の在り方について今後も検討する考えを示した。

  菅官房長官が、値下げを発言した理由をきちんと説明してくれています。これが、理解できないドコモの社長にはがっか りさ せられます。
  尤も、今の日本の経済界には、公の為なんて経営者は殆どいないのじゃないでしょうか。こういう経営者達が中国との友 好な んてほざいているのでしょう。

  産経ニュースより    2018.9.21

  携 帯大手3社、利益高く「おかしい」 菅義偉官房長官

 菅義偉官房長官は21日の記者会見で、携帯電話市場について「(NTTドコモ、KDDIなど大手)3社で(シェア が)9割 だ。利益は7千億円前後あげていて、どう考えてもおかしい」と批判した。菅氏は携帯電話料金の高止まりを問題視し、市場の競 争促進を通じた料金引き下げを求めている。

 菅氏は大手3社が「国民の財産である公共の電波を利用してサービスを提供しているが競争していない。利益率は全業種平 均で 6%なのに20%を上げている」と重ねて指摘。「(携帯端末の継続利用を条件に料金を割り引く)『2年縛り』などは公正取引 委員会から独占禁止法などに抵触する恐れがあるとの指摘まで受けている」とも話した。

 一方、菅氏は携帯電話が広く普及していることに触れた上で「雨や台風の時にライフラインとして国民に広く利用できるよ うに するのが政府の大きな役割だ」と強調した。

 総務省は10月から研究会を設け、料金引き下げに向けた議論を始める。菅氏は「透明でわかりやすいサービスで競争を促 して いくことが大事だ。改革が行われていく中で、国民には(値下げが)感じられるのではないか」と語った。

  ドコモとKDDIは、料金を下げるだけでなく売国奴孫が率いるソフトバンクを叩き潰すという考えも無いのでしょう。
  兎に角、ドコモには日本の企業としての矜持を持ってもらいたいものですが、歴史観の無い経営者にそれを求めても無理 のよ うです。

  やはり、日本の再生は教育からという長い時間が必要のようです。間に会うでしょうか。
2018年 9 月24日(月)  第 1558回  スマホ料金、大容量では東京が世界トップ
  日本の可処分所得の癌とも言えるスマホ料金の 問題 を、8月28日、第 468回の「携 帯料金『OECDの倍』=菅長官」などで、取り上げて来ましたが、ここに来てやっと総務省が価格調査を発表 した ようです。

  長い間日本の消費の低迷を齎した料金を下げさせることをせずに放置してきた政府・総務省の罪は重いでしょう。ここで も、 癒着があるのでしょうね。

  産経ニュースより    2018.9.19

  ス マホ料金、大容量では東京が世界トップ 総務省の内外価格差調査

 総務省が19日発表した平成29年度の電気通信サービスの内外価格差調査によると、1カ月のデータ利用が20ギガバイ トの 場合、東京のスマートフォンの月額利用料金は7022円と世界の主要6都市中最高だった。ニューヨークが6975円、ドイ ツ・デュッセルドルフが5049円、ソウルが5009円と続いた。最も安かったのはパリで2460円だった。

 データ利用が2ギガバイトで比較すると、ニューヨークの5990円、ソウルの3504円に次いで、東京は2680円と 6都 市中3位。ただ、調査は各国のシェア上位3事業者のうち、最も安い料金を比較したもので、東京はソフトバンクの格安スマート フォンブランド「ワイモバイル」の料金だった。

 各都市でシェアトップの事業者(東京はNTTドコモ)の料金を比較すると、東京は20ギガバイトと5ギガバイトで世界 トッ プ、2ギガバイトではニューヨークに次いで2番目の高さとなっている。

  ここは、菅さんに頑張ってもらって早急に下げさせて貰いたいものです。とは言いながら、スマホどころか携帯も持たな いの で恩恵はありません。
  どうか、ネットの料金を一緒に下げてください。これもせめて半額にしてもらいたい。
2018年 9 月23日(日)  第 1557回  ★南京事件で不適切授業 仙台の中学
  腐りきった文科省が統括している日教組とべっ たり なのがあの前川などの事件で明らかになってきましたが、その日教組の教育がどれ程歪んでいるのかはまだまだ闇の中のようで す。
  
  そんな恐ろしい教育の一端が仙台の中学で表れたようです。何と、未だに南京事件をあったと教えていたそうです。
  学校は、一体、どんな管理をしているのでしょうか。と言うか、教師任せで放置なのでしょうか。こんな教師に教わる子 供達 が可哀想です。
  やはり、まだまだ全国でも蔓延しているのでしょうね。元の文科省を解体する方が先かも。

  産経ニュースより    2014.9.19

 「日 本兵は1000人強姦」「脇腹蹴って生死判別」 南京事件で不適切授業 仙台の中学、保護者に謝罪

 仙台市の市立中学校で7月、社会科の50代の男性教諭が、日中戦争時に旧日本軍の南京占領下で起きたとされながら存否 でも 議論 がある「南京事件」について、「1000人の婦人が強姦された」とする真偽不明で残虐性を強調する資料などを使って授業を行い、 一部の保護者から抗議を受けていたことが18日、分かった。学校側は「不適切な言動があった」などとして保護者に謝罪し た。 市教 育委員会も報告を受けており、授業内容について校長会で注意を呼びかけるという。

 同校や市教委によると、男性教諭は指導歴約30年のベテランで、3年生(4クラス)の社会の授業で南京事件を紹介。 「日本 兵は 強姦をした」などと説明し、「死体か死んだふりかは、脇腹を蹴って判別した」などと言って教室内のごみ箱を蹴ってみせたという。

 授業では資料も配られ、「南京は日本軍に占領され、恐しい事件の幕が上がった…」と記述。米国での報道や日記などを引 用 し、 「200人の男性が処刑されるのを目撃した」「昨夜から今日にかけて1000人の婦人が強姦されました。ある気の毒な婦人は37 回も強姦されたのです」などと書かれていた。

 南京事件は中学の歴史教科書の全てに記述されているが、この教諭が紹介した強姦や生死判別行為を記述している教科書は な い。

 校長によると、男性教諭は授業内容について「戦争の悲惨さを伝えるためだった」と説明し、「不快に思った生徒がいたこ とは 申し 訳ない」と反省しているという。校長は「PTAの会合で、不適切な言動と、普段から授業が遅れていたことについて謝罪した」と説 明。「不適切な指導があったことについては申し訳ない」と話した。

 市教委は「生徒の発達段階を考えると、教諭の言動は不適切。多面的に考察するという文部科学省の学習指導要領に照らし て も、資 料は中立性と公正さに欠け、別の見解も示すべきだった」としている。

 問題発覚後、同校は再発防止のため、男性教諭に指導する職員を付け、授業計画を確認するなどの対策を実施しているとい う。

 南京事件 1937年12月13日、当時の中華民国の首都・南京陥落後、旧日本軍の占領下にあった最初の6週間に起き たと され る事件。犠牲者数については中国側は「30万人」と主張。日本国内では、近年の研究で誇大との見方が定着している「大虐殺派」 (十数万〜20万人)、「中間派」(2万〜4万人)、「事件否定派」の3説がある。日本政府の公式見解は「非戦闘員の殺 害や 略奪行為等があったことは否定できない」。

  こんな教師を首にも出来ないのですね。こんなことでは、教育の再生なんて何時のことやら。一番大事なところを放置し てお く政府も、余りにも情け無い。
  やはり、本気で日本を再生する気があるとは思えません。こうなると、政・官・財など全ての解体が必要かも。となると やは り日本はもう消滅しかないのかも。そこまで劣化を放置してきたツケですね。
2018年 9 月22日(土)  第 1556回  杉田水脈さん復活
  杉田水脈さんが久し振りに姿を表してくれたの を、 8月20日、第 450回の「杉 田水脈さんやっと姿を見せてくれた」で、取り上げましたが、相変わらず露出度は少ないようです。

  と、思っていたら産経が総裁選での話題の中で取り上げてくれていました。相変わらずLGBT問題への苦言ですが、別 に活 動を規制しているということはなさそうで安心しました。

  産経ニュースより     2018.9.17

 【自民党総裁選】「私 の夫婦も子宝に恵まれず、つらい」 安倍晋三首相、杉田水脈衆院議員のLGBT発言に心境、「しっかり仕事を」とも  石 破茂 元幹事長は批判

 自民党総裁選に立候補している安倍晋三首相(党総裁)と石破茂元幹事長は17日、TBSの番組収録にそろって出演し た。性 的少 数者(LGBT)への行政支援に疑問があると月刊誌に寄稿した同党の杉田水脈衆院議員(51)について、首相は「まだ若いから しっかりと注意しながら仕事をしてもらいたい」と述べた。

 杉田氏は7月発売の月刊誌でLGBTについて「『生産性』がない」などの持論を展開し、批判を呼んだ。首相は「私の夫 婦も 残念 ながら子宝に恵まれていない。生産性がないというと、私も妻も大変つらい思いになる」と吐露。「多様性を十分理解することが求め られている」と述べた。

 これに対し、石破氏は「(杉田氏は)生産性の理解が全然ない。LGBTの人たちの気持ちを傷つけていいなどということ には なら ない」と断じた。また、杉田氏が比例中国ブロックで選出されていることを踏まえ「私も首相も中国ブロック。1票を入れた方々にわ れわれは説明する責任を負っている」と語った。

  何と、杉田水脈さんと中山成彬さんの対談の動画がありました。どうやらへこたれないようです。

  杉田水脈さんと中山成彰さんは5分ん過ぎから。
 
2018年 9 月21日(金)  第 1555回  客家人・サスーン・蒋介石の時代
  河添さんが、中国が如何にアメリカを味方にし て いったかを詳しく語ってくれている興味深い動画を、9月15日、第 1549回の「★ キーマンは陳香梅とキッシンジャー」で、取り上げました。
  その続編がアップされています。

  中国人というより客家人の恐ろしさは想像以上のものがありそうです。その工作に頭の悪いアメリカが取込まれたという こと でしょうか。

  いずれにしても、世界は腹黒い。やはり、日本人は内外での付き合い方を変える方法を身に付ける必要があります。世界 は、 日本人程民度が高くないことを頭に叩き込んでおくべき。



2018年 9 月20日(木)  第 1554回  ★幼児教育とは何か?
   青山さんの何時もの【答えて、答えて、答え る!】 は、幼児教育でした。日頃から、どういう育て方をされたら青山さんのような人が育つのだろうと思っていたので、これは何時も 以上に興味深く見させて貰いました。

  やはり、お母さんですね。武士の家系で育ったお母さんの武士としての育て方が今の青山さんを作ったと言っても過言で はな いでしょう。

  つまりは、江戸や明治の武家で母親がやっていた教育の伝統が残っていたと言うことです。そう考えれば、江戸から明治 にか けての日本人がどうして素晴らしいのかが想像出来ます。

  やはり、人間は教育次第です。日本がここまで劣化したのは青山さんのお母さんのような子育てが出来る女性が殆どいな く なったということでしょう。
  となると、女性の人権ばかり叫ぶ現代に育てられた劣化した女性に、そうした教育を望むのは不可能かもしれません。果 たし て、日本は再生出来るでしょうか。ちょっと心配になります。  

2018年 9 月19日(水)  第 1553回  日本の憲法と日本人の精神
  中山恭子さんの【夢を 紡いで 】で、久し振りに中山成彬が出られたことを、9 月3日、第 1537回の「定 年が60歳に決められた頃は61歳が平均寿命だった」で、取り上げ、何時ものように2回目もあるのだろうと 待っ ていたら百地章さんの「★ 元号の事前発表の愚」だったので驚きました。
  これは、やはり元号の発表時期を早めると言うとんでもないことが進められていたので警告を発することを急いだから だった のでしょう。

  と言うことで、今回続きがアップされました。今回は、やはり期待通り憲法問題でした。

  「日本のこころ」の時に作成された案を参考に、如何に今の憲法がおかしいかを詳しく解説してくれています。
  何と言って、全文にシラスが入っているのが最高です。やはり、日本の憲法はこうあってほしいものです。  
  
   日本は、「自分を守る力をつける」という当たり前の事が出来ないおかしな憲法を何時まで後生大事に守るつもりでしょうか。
  それで喜ぶのは特亜3国とその指令で動いているとしか思えない「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日 本人 でない者」達だけでしょう。

2018年 9 月18日(火)  第 1552回  ★★幸せを呼ぶ社会システムとは
  このところの日本の国会などで行き過ぎた民主 主義 に怒りを覚えることが多いですが、どうやら一番素晴らしいと刷り込まれてそう思い込まされて来ただけじゃないかとやっと気が 付いてきました。
  それじゃあ、もっと良いものがあるのかと言えば、それこそが、ねずさんが教えてくれたシラス国じゃないでしょうか。

  その日本の素晴らしいシステムを改めてねずさんが教えてくれています。今回は2日間に渡って書いてくれていますの で、何 時ものように全文をリンク元で読んでください。

  大和心を語る ねずさんのひとりごとより    2018年09月14日

  幸 せを呼ぶ社会システムとは

  民衆の所得が増してくるようになると、次にはどうなっていくのでしょうか。
民衆は、ネットの普及なども相まって、自分たちが働けど働けど、その富は自分たちに蓄積されるのではなく、どこかに吸い 取ら れていっていることに気づくようになります。
このことは日本に限らず欧米でもChinaでも同じことで、それまでは資本家が啓蒙家等を利用して偽りの情報を流すこと で民 衆を愚民化してきましたが、それができにくくなります。
すると次のステップとして問題になるのは、金の力による世界の支配、民衆の支配という18世紀以来の世界の形が、果たし て人 類にとって、民衆にとって、本当に幸せを呼ぶ社会システムといえるのかどうかということになります。

 よく、「議論をする」といいますが、議論によって相手を説得して納得させるというのは、学校では可能かもしれません が、た とえば国会などにおける与野党の論戦は、どこまでいっても常に平行線です。
たとえ質疑の際に相手を論破したとしても、論破された側がそれで納得しないことは、国会や南京問題、慰安婦問題などをみ ても 明らかです。要するに堂々巡りにしかなりません。

 南京や慰安婦はさておくとして、国民のために意思決定しなければならない国会がそうしたことでは困ってしまうのです が、実 は このことは議会制民主主義を行う国では、むしろ常識です。
どこの国においても与野党は激しく対立するばかりで、相互が理解しあい納得し合うことはありません。

 それでどうなるかというと、与野党は、理論や正邪ではなく、対立が感情的になり、結果として妬み、恨み、足の引っ張り 合い が はじまる。
議会制民主主義を採用した世界中のどの国も同じですし、いまの日本の国会もそうですし、戦前の日本の国会も同じです。
つまりこれは議会制民主主義なるものが持つ、構造的、あるいは本質的問題点だということです。

 ところが現代の世界では(もちろん日本国内でも)「議会制民主主義こそ、いろいろ問題はあったとしても、人類が考案し た最 高 の社会システムである」とされています。
それが常識であり、これに異論を挟むことは、そのまま反社会的思想の持ち主であるかのように言われたりもします。

 しかし本当にそうなのでしょうか。
そもそも「議会制民主主義」なるものが登場したのは18世紀のフランス革命からです。
フランス革命が1789年で、今年が2018年です。
まだたったの229年しか経っていません。…以下略

  大和心を語る ねずさんのひとりごとより    2018年09月15日 

  三 者関係という日本的思考とは

 律令体制が構築されたのは645年の大化の改新を起点として良いと思いますが、その体制が廃止になったのは、明治18 年で す。
つまり1240年も続けられたのです。
これは世界最長の記録を持つ政治体制です。

 議論は左右の対決によって深まるとされています。
ですから国会には与野党があるし、米国などはそのために二大政党制を敷いています。
また日本の議会には衆参両院があり、米国には上院下院があります。
要するに多様な意見を、最終的に賛成と反対、実行するしないなどのように2つの意見に集約し、これを取りまとめて最後に 採決 をして、意思決定するというのが議会制民主主義のあり方です。…中略

 いまの日本は三権分立といいますが、たとえば国会議員や行政の閣僚には原則として司法権が及びません。
いわゆる議員特権というものですが、そのために、明らかに人心を惑わすような不埒な者が、特定の利権者達の代表となって 議会 を壟断(ろうだん)し、正常な立法府運営を妨げていることは、さまざまな事実が示す通りです。

 政治は、国の悪さをチェックするところだとか、国民の代表だとか、さまざまなことがもっともらしく言われていますが、 悪さ をチェックされなければならないのは、国会議員そのものだし、投票による議員就任が選挙による以上、議員は特定利権者の代表 とならざるを得ません。
政治は、政治権力の行使を伴うものです。
そして権力行使には、必ず責任が伴います。
その責任を負うという仕組みがなければ、それはどのような綺麗事で飾ったとしても砂上の楼閣です。

 これに対し古代の律令システムでは、賛成と反対、実行と不実行、前進か後退かといった議論が左右に分かれて行われるも の の、その意思決定者が別に置かれていました。
そしてその意思決定者は、同時に責任を負う者でした。
もちろん太政大臣は、天皇によって親任されるものですし、天皇による親任は神による親任と同じ意味を持ちましたから、現 職の 太政大臣に至らないところがあったとしても、そうそう簡単にはクビになりません。
 しかし天皇が退位され、次の天皇が即位されたとき、その太政大臣が再び親任されるかは、それは新しい天皇の意思に基づ きま す。
そのため多くの天皇が、きわめて短期間でご退位されています。
なぜならそれは、政治体制を一新するのに必要なことであったからです。

 もちろんこうした体制が、摂関政治によって崩れて失われたという人もいますが、それもまた違うと思います。
律令体制が構築されたのは645年の大化の改新を起点として良いと思いますが、その体制が廃止になったのは、明治18年 で す。
つまり1240年も続けられたのです。
これは世界最長の記録を持つ政治体制です。…中略

 にもかかわらず、責任を負わないトップ、あるいは責任を問えないような政治体制を、あたかも人類普遍の絶対の政治体制 のよ うに考えることはおかしなことです。
現実に、他所の国に原爆を二発も落として何十万人もの人を殺戮していながら、その責任を問えないような政治体制、あるい は国 民を億単位で殺しまくっていながら、その殺人鬼を英雄として称えるような政治体制は、いわば周囲の正常な細胞を殺して自己の 利益だけを図るガン細胞と同じで、20世紀の世界は、そんなガン細胞を、国民的英雄として讃えてきたわけです。
それこそ見直さなければならないことなのではないかと思います。

 何でもかんでも古いものは良いという気はありません。
そうではなく、虚心坦懐に昔の良いところは良いところとして学び、現代の良さと昔の良さを合わせることで、さらにもっと 良い 未来を築いていくことこそが大切なのではないかと思います。

 日本は3万年前の磨製石器の時代から神語りを語り継ぎ、1万4千年の縄文文化を築き、3千年の弥生時代を築き、およそ 二千 年の古代以降の政治体制を保持してきた国です。
それだけの長期間生き延びた体制というのは、それなりに尊重され、学び直されても良いものであるように思うのです。

  何のことはない、日本がこれ程までに劣化したのは、「責任を負わないトップ、あるいは責任を問えないような政治体 制」と いうウシハクの国のシステムを受け入れたからのようです。

  あの無責任な国会議員達を見ていると見事に当たっています。最近は、その上に、日本の中枢までもが自分の本当の意味 理解 出来ずに無責任になっているということじゃないでしょうか。

  日本の再生は、やはり並大抵のことでは出来そうもないようです。それでも、世界は待っている。
2018年 9 月17日(月)  第 1551回  セー リングの大会でイルカショー 非難受け日本連盟が陳謝
   サッカーやスケート等日本のスポーツ協会の 韓国汚 染など国歌意識の無さが日本の名誉を平気で貶めています。
  サッカーの旭日旗問題などその最たる者でしょうが、協会がその危機感を持っているとは思えません。

  そんな中、今度はクジラという今や日本が商 業捕鯨の再開を働き懸けている時に、とんでもないことをやらかしたようです。

  大会の開会式にイルカショーをやり海外の選手からクレームを受け陳謝したそうです。今の、複雑な背景を考慮すること もせ ず安易にイルカショーをやったことも情け無いですが、文句を言われたら直ぐに陳謝したと言うのが最悪です。

  やるのなら、何を言われてもきちんとした日本の文化を主張し絶対に陳謝しない覚悟を持ってやって欲しかった。
  もしかしたら、捕鯨で日本が不当な攻撃を受けているということも知らないのじゃないでしょうか。スポーツバカも良い です が、せめて日本の足を引っ張らないくらいの考えは持って欲しいものです。

  百歩譲って、セーリング協会にそこまで求めるのは酷かもしれませんが、水族館の方は、4月13日、第 1394回の「★ 『イルカ追い込み漁』禁止に反発、新たに1施設がJAZA退会」でも取あげたようにイルカの補充も出来ない とい う危機感も持ってないのでしょうか。

   NHKより    2018年9 月 11日

  セー リングの大会でイルカショー 非難受け日本連盟が陳謝

 東京オリンピックに向けた最初のテスト大会となっているセーリングの「ワールドカップ江の島大会」で9日、水 族館 を会場に行われた開会式にイルカのショーが披露されたことについて海外の一部の選手から「ショックを受けた」などといった声 があがりました。国際セーリング連盟からの非難を受け日本セーリング連盟は「不快な思いをされた方に申し訳ない」と陳謝 しま した。
セーリングのワールドカップ江の島大会は9日、新 江ノ 島水族館で開会式が行われ選手や関係者などおよそ500人が参加しまし た。

 開会式では冒頭にイルカのショーが披露され、日 本セーリング連盟によります と、これについて海外の一部の選手がSNSに 「ショックを受けた」などと書き込みました。これを受けて国際セーリング連盟は10日、日本連盟と実行委員会に対し開会式の 内容について事前の説明がなく、海洋生物の保護の観点からも「遺憾に思う」などとメールで通知したということです。

 国際連盟は「開会式でイルカショーが行われたことに失望している。このようなショーが行われることは容認できない」と 非難 しています。

 日本連盟は「イルカの扱いについては個人や国によって考え方が違い、イルカショーを披露したことは慎重さを欠いていた と思 います。不快な思いをされた方にはおわび申し上げます」と陳謝しました。

 この大会は東京オリンピックに向けた最初のテスト大会として、44の国と地域からおよそ460人の選手が参加して、 11日 から予選レースが始まり今月16日まで東京オリンピックと同じ男女合わせて10種目が行われます。
ワールドカップ江の島大会の開会式でイルカショーが披露されたことについて、ロンドンオリンピックの男子470級の銀メ ダリ スト、イギリスのルーク・ペイシェンス選手はツイッターで「ショックを受けた」などと書き込みました。

 ペイシェンス選手は11日、NHKの取材に応じ「日本の文化を否定するつもりはなく、日本のことは大好きだという前提 はあ るものの、私はイルカショーは好きではありません」と話しました。

 そのうえで「セーリングの選手として海の生き物を大切にしなくてはいけないが、国際セーリング連盟が共催する大会の開 会式 でイルカショーが行われたことに失望したということです」と説明しました。

 また大会に出場している別の海外の選手からは「イルカは自由であるべきという思いがあるので、あまりいいことではない と 思った」とか「僕はイルカが好きだが、ショーのことについてはなんとも言えない」といった声が聞かれました。
日本セーリング連盟会長「慎重さを欠いていた」
日本セーリング連盟の河野博文会長は水族館を開会式の会場に選んだことについて「参加人数を鑑みて受け入れができる施設 を選 んだとともに、江の島らしさをいちばん示せる場所だと考えたためだ」と説明しました。

 そのうえで「イルカのショーは多くの方が喜んでくれたと思うが、イルカの扱いをめぐっては個人や国で考え方が違う中 で、慎 重さを欠いていたと思います。不快な思いをされた方にはおわび申し上げます」と陳謝しました。

  IOCもきっと何も考えてないのでしょう。こうやって日本人が日本の足を引っ張り続けるのでしょう。オリンピックの 為に 日本の鯨食文化が無くなっても良いのでしょうか。と言うか、そんなことまで考えてもいないのでしょうね。

  と、心配していたら最悪の結果になったようです。

  産経ニュースより     2018.9.

  IWC クジラ保護宣言採択 日本の商業捕鯨、再開困難 総会14日閉幕へ

 ブラジルで開かれている国際捕鯨委員会(IWC)総会は13日の4日目の協議で、クジラ保護推進のために商業捕鯨の一 時停 止の重要性などを盛り込んだ「フロリアノポリス宣言」を採択した。日本が提案している商業捕鯨の再開は極めて困難な状況に なった。総会は14日に閉幕する。(フロリアノポリス 共同)

  政府・農水省・外務省の能天気な予測は見事に裏切られたようです。国内で、こんなボケたことをやっているようでは仕 方な いのじゃないでしょうか。

  結局は、八木さんや佐々木さん達の素晴らしい映像を活かすことが出来なかったということでしょう。と言うか、活かす 気持 ちも無いのじゃないでしょうか。 
2018年 9 月16日(日)  第 1550回  戦闘機も高齢化社会 進む軍用機の“寿命”延長計画
  期待した次世代戦闘機の日本独自での開発は、 どう も実現しそうも無い様相で、がっかりしましたが、まだまだ希望はあると思いたい。

  そう思えるのは、7月18日、第 380回の「★IHI が防衛装備庁に戦闘機用エンジンを納入」で、取あげたジェットエンジンの開発のニュースです。是非、実現し て貰 いたいものです。

  ところが、ここに来て面白いニュースがありました。何と、もう時代遅れで引退するのかと思っていた「F−15J イーグル」を延命するのだそうです。

  それにしても、航空機の寿命は長いですね。これは、日々の整備が充実しているからでしょうか。

  産経ニュースより    2018.9.11

 【軍事ワールド】戦 闘機も高齢化社会 進む軍用機の“寿命”延長計画 次はAI

 航空自衛隊の主力戦闘機「F−15Jイーグル」が最新仕様にアップグレードされることが事実上決定した。昭和 56(1981)年に導入が始まって以来、日本の空を守る主役として飛び続けてきたが、いまやゲーム機やスマートフォンにも 劣る性能の電子装備などを、最新仕様に更新するのだ。こうした“旧式機”を蘇らせるための近代化改修や寿命延長改造はい まや 世界の軍隊のトレンドともいえる。日本の社会構造同様「高齢化」する軍用機の世界での対策とは−。(岡田敏彦)

 中身を一新

 改修計画は平成31(2019)年度概算要求の概要」として防衛省が8月末に発表した。F−15戦闘機については、長 距離 巡航ミサイルJASSM(ジャズム)などスタンド・オフ・ミサイルの搭載を含む機体改修と電子戦能力の向上として2機改修に 101億円、また設計変更など関連経費で439億円を計上している。

 JASSMは射程約900キロで、正式名称は「AGM−158 Joint Air−to−Surface  Standoff Missle」。導入の構想は数年前からあり、小野寺五典(いつのり)防衛相は昨年末、「相手の探知範囲 や射程の圏外から日本に侵攻する部隊に対処することで、より効果的かつ安全に作戦を行えるようになる」と導入理由を説 明。 「専守防衛」に反しないと強調していた。

 この改修は、JASSMが最新鋭である一方で、それを搭載するF−15J戦闘機には大幅なアップグレードが必要なこと を示 している。F−15Jは1970年代に開発されており、最も問題なのは電子装備の旧式化とされている。

 レーダーとその情報処理装置、火器管制装置が開発されたのは70年代。民生品に例えれば8ビットパソコン時代のテクノ ロ ジーだった。空力をつかさどる外形やパワーの源となるエンジン(P&W F−100)は現在の視点でも高性能だが、 JASSMの運用となると目標位置のデータリンクなどのため大幅な「中身の更新」が必要だった。

 ただ、航空自衛隊のF−15Jは、これまでにもMSIP(多段階能力向上計画)などによって全約200機のうち100 機以 上が電子装備の更新を受けており、今回の改修は「さらなる最新鋭化」ともいえる。

 全く新たな最新鋭機への買い替えか、あるいは少なくない予算をつぎ込んでの既存機改修か、という二者択一は悩ましい問 題だ が、世界の趨勢は明らかに後者の既存機改修にある。その代表例が米空軍の戦略爆撃機B−52だ。…中略

 老兵は戦い続ける

 米軍ではこうした“延命措置”は一般的で、近年では米空軍の地上攻撃機「A−10サンダーボルト2」に対し、金属疲労 が激 しい主翼の換装プログラムが実施(05年)されたほか、今年3月にはボーイング社が米海軍の艦上戦闘機F/A−18E/F スーパーホーネットの機体寿命延長を含む近代化改修を約7300万ドルで受注。空軍のF−15Cイーグルについても、 ボーイ ング社は設計時の飛行寿命(約8000時間)を遙かに超える32000時間の飛行が可能だとみて試験を行う一方、将来も第一 線で運用するためのレーダー換装などについて研究を行っている。

  米軍以外では、イランがパーレビ王朝時代に導入した米グラマン社製の艦上戦闘機F−14トムキャットを今も使い続け てい ることが有名だ。1974年から計79機が引き渡たされたが、イラン革命で米国との関係が悪化。戦闘機の補修部品が入手でき なくなるなか、部品の密輸や自作、カニバリゼーション(共食い整備)で悪戦苦闘するも、近年はロシアの技術援助で補修を 行い 延命している。

 またパキスタンでは、導入後半世紀を過ぎた仏製ミラージュ3戦闘機が現役だ。AFP通信によると1978年にミラー ジュ再 生工場を設置し、製造元の仏ダッソー社の支援も受けて年間12機のスケジュールで“再生”を行っている。

 次世代は無人機とAI

 とはいえ、こうした延命化は、戦闘機、ひいては航空機の技術革新がスローペースとなっていることが背景にある。第二次 大戦 後の戦闘機は、プロペラ機からジェット機へ、さらに音速の壁を突破し、エリアルールなど最新の流体力学を導入し、可変翼や FBW(フライバイワイヤ)、高性能レーダーの小型化など、次々と新たなテクノロジーが開発され、新たな戦闘機が誕生し てき た。

 ところが現在、最新の革新的なテクノロジーとは20世紀末に開発されたステルス性(レーダーに映りにくい性能)だけと いえ なくもない。最新鋭戦闘機とはレーダーに映りにくいステルスであり、ステルス性能を持たない機体は「そこそこの性能」と「運 用コスト」で評価される時代となりつつある。

 米国やドイツでは、将来の有人戦闘機は多くの無人機を従えて飛び、AI(人工知能)に支えられて戦うものとの見方もあ り、 「老兵」が消えるとき、その後継者はAIとなるのかもしれない。

  やはり、無人機やAIがどうなるかが予測できないので、新しく開発するリスクがありすぎるということでしょうか。
  それにしても、戦争がロボットの時代になると、どうなるのでしょうか。人間も好い加減に戦争の無い世界を作れないの で しょうか。やはり、これは無理なのでしょうか。
  やはり、争いの無かったといわれる縄文時代に帰るしかないのかも。
2018年 9 月15日(土)  第 1549回  キーマンは陳香梅とキッシンジャー
  日本の足を散々引っ張って来たキッシンジャー です が、何故か、トランプさんに重用されているように思えるのが気になることを、2017年8月1日 、第 6512回の「キッ シンジャーは、ロシアに鞍替えしていた」や、2017年12月16日、第 6649回の「米 外交の敗北はキッシンジャー氏の助言か」等で取り上げてきました。

  その日本の敵キッシンジャーと中国の女スパイ陳香梅を河添恵子さんが詳しく掘り下げてくれています。何度が続くよう なの で楽しみです。

  それにしても、川添さんが以前から警告してくれている中国の女を使ったスパイ活動は凄まじいものがあります。お人好 しの 日本人なんて赤子の手を捻るようなものでしょう。
  そんな捻られた政治家や財界人が今も沢山いるのでしょう。だからこそ、未だに中国から撤退出来ずにのめり込んでいる ので しょう。

  動画の最後の、トランプ「一つの中国の原則に何故我々が縛られなければならないか」には、元気付けられます。
  トランプさんこそ救世主じゃないでしょうか。途中で取り込まれないことを願います。

2018年 9 月14日(金)  第 1548回  ★★米国黒人社会と日本のお話
  昨日、GHQの洗脳で、自虐史観に犯された日 本人 が目も当てられないほどに劣化してしまったことを書きました。

  偶然でしょうか、ねずさんが先人がどれ程素晴らしかったのかを書いてくれています。これも、何度読んでも涙なしには 読め ません。

  これは、2017年11月4日 、第 1234回の「★ 黒人社会を変えた日本人の偉業」でも杉田水脈さん達が話してくれていますが、やはり現代の日本人全てに見て 貰い たい。

  何時も以上に長いので、是非全文をリンク元で読んでください。

  大和心を 語る ねずさんのひとりごとより    2018年09月09日

  米 国黒人社会と日本のお話

  ある日のこと、デュボイスは東京の帝国ホテルのフロントで勘定を払っていました。
そこにいかにも典型的な米国白人女性が、さも当然であるかのように彼の前に割り込んできました。
ところが帝国ホテルのフロント係は、女性の方を見向きもせず、デュボイスへの対応を続けました。
デュボイスの勘定が終わったとき、フロント係はデュボイスに深々とお辞儀をすると、その厚かましいアメリカ女性の方を向 きま した。

 米国人の「W・E・B・デュボイス(William Edward Burghardt Du Bois)」は、1868年にマサチューセッツ州で生まれ、1963年に亡くなった人です。
米国黒人として初の博士号をハーバード大学で取得しています。
そして米国黒人の公民権運動指導者であり、ブラック・ナショナリズムの先駆者であり、全米黒人地位向上協会の創立者とも なっ た人です。

 彼は昭和11年(1936)に、満洲で1週間、Chinaに10日、日本に2週間滞在しました。
そしてそのときの体験を「ピッツバーグ・クリア」紙に、
『忘れがたい経験』と題してコラムの連載をしています。
その中に次のようなお話があります。

 ある日のこと、デュボイスは東京の帝国ホテルのフロントで勘定を払っていました。
そこにいかにも典型的な米国白人女性が、さも当然であるかのように彼の前に割り込んできました。
ところが帝国ホテルのフロント係は、女性の方を見向きもせず、デュボイスへの対応を続けました。
デュボイスの勘定が終わったとき、フロント係はデュボイスに深々とお辞儀をすると、その厚かましいアメリカ女性の方を向 きま した。

 フロント係の毅然とした態度に、デュボイスは、これまでの白人支配の世界とは違った、新しい世界の幕開けを予感しまし た。
「母国アメリカでは
 けっして歓迎されることのない一個人を、
 日本人は心から歓び迎え入れてくれた。
 日本人は我々1200万人の米国黒人が、
 同じ有色人種であり、
 同じ苦しみを味わい、
 同じ運命を背負っていることを、
 心から理解してくれているのだ」…中略


 米国政府は、日本兵のことを「残虐な未開人」と印象操作しました。
これに対しデュボイスは「ピッツバーグ・クリア」紙で次のように語っています。
「ビスマルク沖海戦で米軍は
 多数の日本の艦船を沈めた後、
 波間に漂っていた多くの日本兵を
 マシンガンで皆殺しにした」

「本土爆撃では
 わざわざ人の多く住んでいる場所を選んで、
 大人から赤ん坊まで無差別に殺した」

「広島と長崎に原爆が落とされた時、
 何万という人間が一瞬にして殺された。
 これを残忍と言わずして、
 何を残忍と言うのであろうか」

「軍隊の中で
 差別に苦しめられていた黒人兵が
 白人のために、
 同じ有色人種である日本人と
 戦わなければならない理由は、
 なにもない」

「ある白人指揮官は、
 黒人部隊の95%は
 戦う気力がまったくない、
 と判断を下している。
 黒人兵の間では、
 やりきれない気持ちが。

 次のようなジョークがある。
 『墓石にはこう刻んでくれ。
  白人を守ろうと、
  黄色人種と戦って
  命を落とした黒人
  ここに眠る』と。」

 デュボイスは大戦中、日系移民が米国の市民権を持っていても強制収容所に入れられたことについて、
「米黒人社会は非常に大きな衝撃を受けた」と書いています。
理由は、
第一に日系アメリカ人だけが収容され、ドイツ系もイタリア系も収容されなかったのは、あきらかに人種偏見のせいであると いえ ること。
第二にアメリカの市民権を持っている日系人さえもが強制収容されるなら、黒人にも同じ事が起こる可能性があること。

そして彼は、11万5千人もの日系人が、一度にアメリカ人としての自由を奪われるのを、われわれ黒人は黙って見過ごすと いう のかと述べ、ロサンゼルス・トリビューン紙のコラムニストとともに、全米黒人向上協会に呼びかけて次の決議文を提出していま す。
「我々は、
 人種や肌の色によって
 差別され、
 米国人としての
 当然の権利を
 侵害されることに
 断固として
 反対していかなければならない」

 大東亜戦争終戦の後、黒人社会は収容所から解放されて戻ってきた日系人を歓迎し、温かく迎えました。
彼らは日系人のために仕事を探したり、教会に招いたりしてくれました。

 第一次世界大戦が終結した1919年、パリで講和会議が行われました。
このパリ講和会議は、第一次大戦の惨禍を再び繰り返すことがないために「国際連盟」を創設しようという会議でもありまし た。
このとき米国の黒人たちが最大の注目したのが日本でした。

 日本は、国際連盟規約に「人種平等の原則」を入れるという提案を掲げて講和会議に参加したのです。
日本の全権使節団は、パリに向かう途中、ニューヨークに立ち寄りました。
このとき「ボストン・ガーディアン」紙の編集長モンロー・トロッターなど、黒人社会の指導者4人が、
「世界中のあらゆる人種差別と偏見をなくすことに尽力してほしい」
という嘆願書を日本の使節団に渡しています。
米国のウィルソン大統領が講和会議の議長役をするというのに、それをさしおいて、わざわざ日本の使節団に嘆願をしたので す。

「我々(米国)黒人は、
 講和会議の席上で、
 人種問題”について
 激しい議論を戦わせている日本に、
 最大の敬意を払うものである」
これは全米黒人新聞協会が発表したコメントです。

 こうした一連の動きを見れば、人種差別に苦しむアメリカ黒人社会が、
「有色人種でありながら世界の大国の仲間入りした日本」
に、人種平等への旗手としての期待を濃厚に持っていたことがわかります。

 パリ講和会議で、日本の「人種差別撤廃法案」は16カ国中、11カ国の賛成票を得ました。
けれども議長であった米国大統領ウィルソンの
「全会一致でない」
という詭弁によって退けられました。
全米の黒人たちは自国の政府の措置に怒って、このとき全米で数万人の負傷者を出すほどの、大規模な暴動を続発させていま す。…以下略

  我が先人は何とも素晴らしい人達だったのでしょう。これも、シラス国のお陰ですね。何とか、日本を再生して、こうし た先 人達に追いつき追い越し、世界に貢献する日本にしたいものです。
2018年 9 月13日(木)  第 1547回  日本を狂わせた洗脳工作
  ホンダの幹部で、退職後にGHQの工作を「日本人を狂わせた洗 脳工 作」発表してくれた関野通夫が、新しく「日本を狂わせた洗脳 工作」 を書いてくれたようです。一瞬同じじゃないかと思い間すが、日本人と日本の違いがあります。

  この本を、何時もの我那覇さんが「おおきなわ」で取り上げてくれています。このところ、この我那覇さんの本の紹介に 目が 離せません。
  こうした本を若い時から読んでいれば人生も変わるでしょうね。我那覇さんの覚悟が身に染みます。

  それにしても、GHQが日本に仕掛けた、ウォー・ ギルト・インフォメーション・プログラム(英語:War Guilt Information Program、略称:WGIP)とは、何とも恐ろしいものです。
  我が先人が長い間掛って育んできた日本人をたった70年でここまで劣化させことを考えると、やはり教育や情報が如何 に大 事であるかを思い知らされます。
  そんな教育を平気で日本の子供達に教える人達が未だに跋扈していることが信じられない思いです。
  やはり、「いい加減に目を覚まさんかい!日本人!」ですね。

  参考:「教 育勅語と修身」小池松次
2018年 9 月12日(水)  第 1546回  シー・シェパード、日本での活動再開
  一時、勢いを無くしていたと思われていた シー・ シェパードが、又しても蠢きだしたようです。それも太地町を標的にしているようです。全く、しつこい奴等です。

  これも、折角、8月30日 、第 475回の「ブ ラジルは捕鯨への理解を 八木監督」や8月4日、第 1507回の「★ 『おクジラさま』米国で劇場公開へ」などで取り上げた両女性監督が頑張ってくれているにも関わらず、相変わ らず 商業捕鯨を目標にしているような政府・外務省・農水省などの腰の引けた対応が原因でしょう。

  やはり、お二人の映画を世界に広報して、日本の文化を心から理解してもらうことが必要です。そうなれば、シー・シェ パー ドが何をやろうと恐れることもないでしょう。

  産経 WESTよ り     2018.9.6

  シー・ シェパード、日本での活動再開 和歌山県へ活動家派遣 イルカ漁を「残忍な大虐殺だ」と非難

 和歌山県太地町で9月1日に始まった追い込みイルカ漁をめぐり、反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の創設者、ポー ル・ワ トソン容疑者(67)=国際手配中=が現地に活動家を派遣し、抗議活動を再開することを宣言した。太地町の漁師を「悪党ど も」と表現した上で、漁を「残忍な大虐殺」と非難。フェイスブック上の自身のサイトで「シー・シェパードはサポートを必 要と している」と訴え、太地町役場や太地町漁協組合などの電話番号、Eメールアドレスなどを掲載し、支持者らに抗議メッセージを 送るよう呼び掛けている。

 ドイツから国外逃亡、米国に滞在

 ワトソン容疑者は日本の海上保安庁が2010年に、調査捕鯨妨害事件の共犯として立件。12年5月にドイツで身柄拘束 され たが、保釈中に当局の監視の目をかいくぐり国外逃亡した。その後、フランスなどでの滞在を経て、現在は逃亡中に結婚した妻と ともに米国内で暮らし、団体の活動を続けている。

 日本側の要請を受け、国際刑事警察機構(ICPO)が国際手配している。ドイツから逃亡したことで、ICPOは容疑者 の情 報提供を求める「青手配」から、加盟国に対し、国内法上可能であれば身柄拘束を求める「赤手配」へと手配書のレベルを格上げ したが、米国当局は事実上、ワトソン容疑者の身柄拘束を拒否している。

 SSは昨年、資金難に加え、日本へ派遣する活動家を集めることができなかったため、太地町での妨害活動をあきらめた が、今 年は現地での活動を再開。漁が始まる直前、日本の入管当局は太地町に向かおうとした30代半ばのオーストラリア人女性を関西 国際空港で上陸拒否にした。

 男性活動家が太地町に滞在

 しかし、SSはドイツ・ベルリン在住とみられる男性活動家を1人、現地に派遣することに成功した。SSの活動家として は初 来日のため、入管当局が入国を阻止できなかったとみられる。

 この活動家は太地町近辺に滞在し、ツイッターやフェイスブックなどで、漁の様子を連日、報告している。団体はターゲッ トの 焦点を、世界各地でイルカショーを行う水族館を閉館に追い込むことに切り替えており、野生イルカを水族館に供給している太地 町の漁師たちへの圧力を高めている。

 ワトソン容疑者は自身のフェイスブック上などで日々、太地町の漁師たちへの非難声明を更新。「日本政府がシー・シェ パード のボランティアを上陸拒否したにもかかわらず、われわれは(太地町の)現場に戻ってきた。私たちのボランティアは危機にあっ ている。サポートが必要だ」と述べている。(佐々木正明)

  どうして、政府や官僚は日本の名誉を挽回することに興味が無いのでしょうか。やはり、日本の歴史を一から教えるしか なさ そうです。
  まずは、政治家と官僚への歴史教育が急がれます。 
2018年 9 月11日(火)  第 1545回  ★日本の再生こそ世界を救う
  ビル・ゲイツ等を筆頭に何故世界の経営者達は あん なに莫大な所得を欲しがるのでしょうか。ゲイツは、少しは罪の意識があるのか財団を作って貢献しているようですが、どうも信 用はできません。
  と思っていたら、何時ものねずさんが素晴らしい説を紹介してくれています。これも何度も読んだはずで、ここにも書い たよ うな気もするのですが、やはりもうボケが相当に酷くなっているようで、探し出すことが出来なかったので取り上げます。
  
  この中で、「『金儲(もう)けは悪いことですか?』と問ふた人が居た。
 悪事に決つてゐるではないか。
 それが目的なら。
 それがけじめを辨(わきま)へぬなら。」と言うのがありました。これは良いですね。

 この「金儲けは、それが目的であり、けじめをわきまえぬなら」は、胸にストンと落ちます。どうやら世界二はこうした考 えが 無いようです。それが、この1%の金持ちと99%の貧乏人と言う異常な世界を造り上げたということでしょう。
  今それと戦ってくれているのが皮肉なことに1%に属するトランプさんというのも歴史の皮肉でしょうか。

  何時ものように、全文はリンク元で読んでください。

  大和心を語る ねずさんのひとりごとより    2018年09月05日

  日 本の再生こそ世界を救う

  日本が再び目覚めるということは、日本が上になるとか、そのために戦争をするだとか、誰かひとりの英雄が出て、強権 力を 持って世界を支配下に収めるとか、そういうことではなくて、民衆の心が、豊かに安全に安心して自然と共存して暮らすことを大 切に思う、そういう社会をよろこびと楽しさのある平和の中で築こうと、一歩を踏み出していくということです。
そしてそれこそが、神様がつくりたかった社会といえるのではないかと思います。
そのことを10年前に帝塚山大学名誉教授・伊原吉之助先生が書かれた論考から再考してみたいと思います。

  【正論】「日本の再生」こそ世界を救ふ帝塚山大学名誉教授・伊原吉之助
────────
■蔓延(はびこ)る賤民資本主義
────────
強欲資本主義が世界を横行してゐる。
悪(あく)の野蠻國(やばんこく)が三つある。
米國、Russia、China。

三者に共通する野蠻は、他者を際限なく貪(むさぼ)る者を野放しにしてゐる點(てん)にある。
これでは世界は修羅(しゅら)の巷(ちまた)になるほかない。

「金儲(もう)けは悪いことですか?」と問ふた人が居た。
悪事に決つてゐるではないか。
それが目的なら。
それがけじめを辨(わきま)へぬなら。

給食費を拂(はら)つてゐるから、
「戴(いただ)きます」
「御馳走(ごちそう)様」
と言ふ必要はないと言つた母親が居(ゐ)た。
植物にせよ動物にせよ、生ある物の生命を戴いて生きることへの感謝の念が根本にあり、育てた人、調理した人への謝意も含 むこ とを忘れた罰當(あた)りな發言(はつげん)である。

このやうに、日本も腐つて来た。
責任ある地位に居ながら、税金や利權(りけん)にたかるだけで責任を果さぬ「背任横領の徒」が蔓延(はびこ)つてゐる。
とつくの昔に占領が終つて獨立(どくりつ)した筈(はず)なのに、日本弱體(じゃくたい)化の占領政策を政府もメディア も後 生大事に守つてゐるのでこんなことになつた。

略字・漢字制限・現代假名(かな)遣(づか)ひは、戰後育ちに戰前の書物を讀(よ)ませぬための日本文化断絶(だんぜ つ)策 だつたのに、政府もメディアもひたすら遵守(じゅんしゅ)してゐる。
こんな政府もメディアも「反日の元兇(げんきょう)」と言はざるを得ない。
────────
■野蠻國へ退化するか
────────
正統を護持せずに、何で日本が日本で居られやうか。
私は5年前の5月に「反日蔓延る不思議の國日本」を、
昨年3月に「動物文明から植物文明へ轉換(てんかん)しやう」をこの欄に書いた。
再讀三讀して頂きたい文章である。

日本は元禄以降、つまり18世紀に世界最初の文明國を築いた。
勤勉實直(じっちょく)・薄利多賣・見ず知らずの他人を信用してかかる高信用社會(かい)である。
西歐(せいおう)が高信用社會を築くのが19世紀だ。
RussiaとChinaは現在に到るまで、やらずぶつたくりの低信用社會の儘(まま)に留まつてゐる。
米國は原住民も黒人も排除した「市民」だけで造つた人造共和國である。

移民社會だけに、下層民を信用してゐない。
だから大統領を選ぶのに一般國民の直選にせず、大統領選擧人(信用ある名望家)を選ばせる間接選擧を採用して現在に到 る。
共和國(國民が市民共同體を形成し、自由で平等で友愛の間柄)と帝國(人民は雜多で不自由・不平等・差別)の二重構造な の だ。

日本は天皇家を宗家とする家中心の安定した社會構造を持つてゐた。
それを占領軍が民法を長子相續(そうぞく)から均分相續に變(か)へた。
それ以來、家も近隣社會も國民共同體もばらばらに分解した。
そこへ慾惚(よくぼ)けと邪魔臭がりに基くやらずぶつたくりの利己主義が蔓延して、今や野蠻國に退化しつつある。 …以下略

  やはり日本人が目覚めて日本を再生し、世界にその素晴らしさを広めることこそが求められているのじゃないでしょう か。

  何時かそんな日が来てほしいものです。

  そのためには、やはり「いい加減に目を覚まさんかい!日本人!」ですね。


  ありました。やっぱり取り上げて居ました。

  2017年03月13日、第 998回の「★★ 日本の再生こそ世界を救ふ
2018年 9 月10日(月)  第 1544回  ★元号の事前発表の愚
  来年は、最悪の平成以上にとんでもない時代に なり そうな予感がしますが、それを期待する奴等が画策している元号の事前発表も、そんな狙いがあるのかもしれません。

  何時もの中山恭子さんの【夢を 紡いで】で、ゲストの百地章さんがその元号の事前発表の愚やそれを画策する小賢しい官僚に警鐘を鳴らしてくれています。

  こんな下らない問題が起きるのも、GHQにより本当の歴史を教えられなくなったことが原因でしょう。
  こうした伝統を熟知しているべき宮内庁が腐敗しているのですから再生は難しそうです。


  先人が造り上げて来た権威と権力の分離という民主主義より素晴らしいシラス国の信実を知らないことは何とも恐ろしい こと です。
  この日本の国体というかけがえのないものが破壊されようとしていることに日本人が目覚めることができるでしょうか。
  まさに、「いい加減に目を覚まさんかい!日本人!」です。ここに日本の将来が掛っています。
2018年 9 月9日(日)  第 1543回  統 一朝鮮は日本の災難
  何と、3日連続で宮崎さんの書評を取り上げま す。 今回は、「韓 国 を助けるな、教えるな、関わるな」で、有名になった古田博司さんの本です。やはり韓国もののようです。
  痛快に朝鮮を虚仮にしてくれているようです。

  宮崎正弘の 国際ニュース・ 早読みより  平成30年(2018年)9月3日(月曜日) 通巻第5813号

  書評 

 「半 島は 廊下だった」。ゆえに民族のアイデンティティは「反日」で糾合しかない
   自由・韓国の死が刻々と近付き、トランプは韓国を見限った

 古田博司『統 一朝鮮は日本の災難』(飛鳥新社)

 韓国の文在寅政権は北朝鮮との統一に猛進している。極左の活動家が大統領となって国家を率いるのだから、まして国民に アイ デンティティが稀薄ゆえに、北朝鮮との統一に動くのは、むしろ当然の論理的帰結である。
 法治主義を謳いながら、司法は権力と癒着している。司法の独立などというのは絵空事、正統性を欠如した国柄だから、歴 史の 捏造は日常茶飯、卑劣という概念がない民族だから、専制政治に奇妙な憧れを抱く。李朝の後継を金王朝と位置づけるのだ。
 米朝首脳会談が象徴した出来事は何かといえば、トランプは韓国に見切りをつけたという明白な、地政学にとって近く変動 的な 近未来のシナリオが手に取るように読めることになったことである。
 古田教授は言う。
 「朝鮮は地政学的に『行き止まり廊下国家』を余儀なくされており、守ることが困難なため、為政者は伝統的に無責任な統 治要 領をつちかい、これも近現代まで継続し」てきた。
 となると中朝関係は、「腐れ縁のように助け合い、状況次第で互いに平然と裏切るが、それを背信として恨むことなく、こ の関 係が中国共産党と朝鮮労働党のように近現代まで継続している。これを『相互不信的幇助関係』と呼ぼう」(65p)。
 となれば、朝鮮人のアイデンティティを探し求めることは歴史学の徒労とも言える。
 古田教授はこう続ける。
 「韓国のあがきは一体何かといえば、それは『島化』して分からなくなってしまった自分の出自の再構築であろう。いわば 他律 性の歴史から自立性の歪曲史観をひねり出すためのあがきなのである。そのためにトルネードのごとく韓国は日本を巻き込み続け た」(73p)。
 全編これ直球的剛速球、評者(宮崎)にとっての読後感は爽快というより、あきれ果てる隣国への哀れみだった。

  それにしても、つくづくお気の毒な国ですね。同じ地球でも地形によって真反対の国ができてしまうことの恐ろしさを思 い知 らされます。
  間違っても、あちらに産まれたくないですね。やはり、日本に産まれただけで大儲けです。喜びを噛み締めましょう。

  お気の毒ではありますが、やはり統一して消滅して頂くことこそが世界への貢献でしょう。序でに中国も道連れにしてく れれ ば最高です。特亜3国の消滅で世界に大貢献することで歴史に名を残してください。
2018年 9 月8日(土)  第 1542回  ★戦場の悲哀を描いた名書がGHQ禁書となって埋もれていた
   昨日に続いて、何時もの宮崎さんが素晴らし い本を 紹介してくれています。何と、GHQに禁書されていたいたものを復活させたそうです。
  実際に支那事変で戦った兵隊さんの記録だそうです。つまりは、全線での日本兵の行動が如何に中国が捏造していること とと 違っているかが良く分かると言うことです。これは貴重な本です。
  こういう本を、世界に広報すべきですが、政府・外務省にはそんな考えは露程もないのでしょうね。

  宮崎正弘の 国際ニュース・ 早読みより  平成30年(2018年)9月1日(土曜日) 通巻第5811号 

  書評 

 戦場 の悲 哀を描いた名書がGHQ禁書となって埋もれていた
  支那事変の最前線で戦った日本軍兵士の真実の記録

 松 村益二『(復刻版) 一等兵戦死』(ハート出版)

 現代日本人の記憶からすっぽりと抜け落ちてしまったのが、戦争のこと、とくにシナ大陸で勇敢に戦った祖父たちの真摯な 姿。 そこには美しい日本人の精神が残っていた。
 本書は戦後、GHQの命令で禁書に指定され、書店、倉庫、図書館から消えていた。本書は昭和十三年上半期の直木賞候補 にも なった作品だ(同期の受賞は橘外男、芥川賞は中山義秀だった)。
 それにしても、なぜ、こうした戦記モノまでGHQは禁書としたのだろう。ヤマトダマシイを永遠に消し去れば、日本がふ たた びアメリカに牙をむくことはないと考えたのは事実だろうが、禁書措置で物理的に排除すれば、それでサムライの精神、日本人魂 を消去できるとでも思ったのだろうか?

 次の証言がでてくる。
 「僕たちは敵を撃退せしめた。彼らの部隊の宿舎になっていた民家を掃湯したとき、家の中に支那の婦人が裸体にされて手 足を 縛られて死んでいた。婦人は臨月だった。
 彼女の肉体には残虐のかぎりが尽くされていた。彼らはどうして自分のきょうだいを虐殺しなければならないのか。僕たち には 解くことにできない謎である。支那の農民が殺されている。素はだかにひきむかれて無造作にころがっている。敗残兵が着物をは いで農民に変装して逃亡するのだ」
 自分たちの残酷、残虐を隠蔽するために、南京大虐殺とかの作り話が必要だった。だが、通州事件で目撃されたシナ軍隊、 特殊 殺人部隊の残虐は、日本人には想像が出来ない地獄絵図だった。
 そして戦争の最前線では、兵士達の過酷な時間が流れ、戦闘に明け暮れ、束の間の休息、突然の戦友の死。
 「僕は『戦友』という言葉が嫌いだった。しかし戦線に立って、この『戦友』という言葉の深さを知った」
涙なしには読み終えることが出来ない作品が甦った。

  国の成り立ちの違いが特亜3国の人達を自分を守る為には何をしても良い、自分さえ良ければの人間に育て上げたことを 考え れば気の毒とも言えますが、そんな同情をしたところで奴等が日本人に感謝することは無いということを日本人は身に染みこませ る必要があります。
  そうして、もう2度と奴等と付き合うなとの憲法を子孫の為に残しましょう。日本人とは違うのです。
2018年 9 月7日(金)  第 1541回  神道は日常を律するこころの信仰
  このところ、何時もの宮崎さんの書評に興味深 い本 の紹介が多くて、この部屋は宮崎さんの記事ばかりの様相です。
  とは言え反日売国左翼・在日マスメディアには興味を引くような情報が殆ど無いのが現実なのでこれも仕方ないかなと考 えて います。
  それにしても、宮崎さんの中国情報に敵うマスメディアが無いというのは余りにも情け無いと言うか、宮崎さんが凄すぎ るの かも。

  さて、今回は、「マンリオ・カデロ、加瀬英明『神道が世界を救う』と言う神道についての興味深い本です。

  宮崎正弘の 国際ニュース・ 早読みより   平成30年(2018年)8月30日(木曜日) 通巻第5809号

  書評 

 神道 は日 常を律するこころの信仰、フィロソフィー=人生哲学だ
  教典もない、信徒もいない。神社境内には異教徒でも誰でも入れる

 マ ンリオ・カデロ、加瀬英明『神道が世界を救う』(勉誠出版)

 神道を語らせたら、この二人ほど適切な語り部はいないだろう。
 カデロ(サンマリノ大使)は、在京外国大使団の長(在日外交団長)も努められる人だが、サンマリノに自ら音頭を取って 神社 を建立されたほど日本文化、歴史に造詣が深い。
 加瀬氏は外交評論家として八面六臂の活躍をされているが、他方で『論語』など中国古典、漢籍に明るく、そのうえ神道に 詳し いことは氏の著作『ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか』を読めば納得がいく。
 それはともかく神道は「宗教ではない」「信徒がいない」「教典がない」。したがって経文もない。「天国」も「地獄」も な い。
 神道は自然崇拝であって、合理・主知の近代の智恵とは無縁の、自然な姿から発生し、争い事は好まず、また寡黙である。
日本人の特性を形づくってきたのは、やはり神道が基軸だったのだ。
 神道がやや歪んだのは、まず仏教伝来があって、「かたち」が必要となり鳥居が出来た。この対談では仏教が日本に渡来し て神 道化したのであり、神仏混淆ではない、と従来の宗教解釈に異論を唱えられる。
 戦国期、切支丹バテレンがやってきたため、神道に解釈学が流行する。カデロ大使はイエズス会という訳語は誤りであり、 ただ しくは「イエス軍」だと言えば、加瀬氏は「いまのタリバンやアルカィーダのような過激派だった」という。
 江戸期には国学の興隆があって、さらに明治維新では廃仏毀釈という過激な国学思想が産んだ攘夷運動に神道が巻き込ま れ、戦 後はGHQが神道を宗教と誤解して、あやまった政策を押しつけたため、現代日本人の認識に誤謬がでた。
 日本古来の神道は宗教ではない。
 本来、神道は古事記、日本書紀にあらわれた神話が象徴するように、日本の歴史の根幹には日本人の神への崇拝、崇高なも のへ の憧れが底流にあった。

下記の対話箇所が、おそらく本書の真髄である。
 カデロ 「神道は宗教というよりも、人々の日常を律している『ライフスタイル』――生活態度か、『フィロソ フィー』ーー人 生哲学だといったほうが、よいのでしょう」
 加瀬 「宗教が理性にもとづいている信仰であるのに対して、神道は心の働きです。こころの信仰です」
 こころのなかを覗けるのは神のみである。合理主義やニヒリズムに覆い尽くされた日本の近代、その西洋的理性が、いま崩 壊し つつあるときに、哲学不在の日本で、もっとも見直されるべきこころの信仰であるとして、二人は広範に語り合いを続ける。

 カデロ大使が言う。
「(伊勢神宮の式年遷宮に外交団長として招かれた折)、暗闇のなかで篝火が勢いよく燃えさかる、漆黒の静まりかえった境 内で 式典が行われ、神々しい時間がすぎてゆきました。深く感動しました。時間がたつのを忘れて心が揺さぶられました。じつに神秘 的な体験でしたね」
加瀬氏は「深い自然がそのまま神威をなっており、古代から変わることがない社殿によって、心が休まり洗われます」
AI革命とか、スマホ全盛の、合理主義と主知主義が蔓延し、グローバリズムとかの共産主義と酷似した考え方が流行する現 代と いう精神の荒廃状況のなかで、神道の見直しが今後も本格化するだろう。

  この部屋でも書きましたが、小学校では神道をアニミズムとして世界の宗教より一段下の古い宗教だと教えられ、長い 間、そ う信じて来ました。
  ところが、これもネットのお陰で、神道こそが宗教戦争で世界を混沌とさせている一神教を包み込みその戦争を終わらせ るこ とが出来る大切なものであることを思い知らされました。
  つくづく日本の凄さを思わずにはいられません。神道と、シラス国の日本こそが世界を救うことが出来るのは間違いない で しょうが、そんな時は来るのでしょうか。

  まずは、日本人が、「いい加減に目を覚まさんかい!日本人!」を自覚して先人の心を取戻すことが先決です。それが出 来れ ば必然て来に日本の出番が来ることでしょう。
2018年 9 月6日(木)  第 1540回  ★ 安倍政権のエネルギー政策はまだアレと同じ
  週末恒例の青山さんの【答えて、答えて、答え る!】は、今度も中身が濃いものでした。

  まずは、メタンハイドレートなどの予算に対する怒り。
  8月13日、第 6889回の「  ★安倍政権のエネルギー政策は菅直人政権と瓜二つ」で、取り上げた櫻井よしこさんの記事をその通りと発言。

  後半は、8月17日、第 1520回の「★ 原爆投下でチャーチル英首相が7月1日に最終同意署名」で取り上げた、原発投下に同意署名したチャーチル が、日 本を戦争に引き摺り込んだ張本人であることを教えてくれました。何のことはない、日本はチャーチルに翻弄されたということの ようです。
  やはり、あの時代はスターリン・ルーズベルト・チャーチルと大悪党共が揃っていたようです。


  中韓では、青山さんの時節である「させて頂く」など、特に政治家が多用する馬鹿丁寧な使い方に怒りを込めて語ってく れて います。
  これは、実は私も何時の間にか影響させられていたようで、この部屋でもやたら丁寧な言葉を書いているのじゃないかと 反省 しています。
2018年 9 月5日(水)  第 1539回  ★ナショナリストvsグローバリストの経済政策論争の結末
  昨日に続いて宮崎さんが書評で藤井厳喜さんの 『国 境ある経済の復活』という素晴らしい本を紹介してくれています。
  藤井さんはトランプさんの当選を予言していたように分析が他の人達とは一味違ったものがあり、それが核心を突いてい ると 思います。
  それだけに、このナショナリスト対グローバリストの争い論には興味が沸きます。

  宮崎正弘の 国際ニュース・ 早読みより  平成30年(2018年)8月31日(金曜日) 通巻第5810号 

  書評 

 ナ ショナ リスト vs グローバリストの経済政策論争の結末
  トランプ政権内部で衝突し、後者が敗れ、米中貿易戦争が始まった

  藤井厳喜『国境あ る経 済の復活』(徳間書店)

 この本を読みながらしきりと評者が題名から連想したのは木内信胤が残した傑作『国の個性』(プレジデント社)だった。
グローバリズムという危険で面妖な経済思想を排除し、その国には、その国の歴史と商習慣に則った個性的な経済政策に戻る べき だとする主張だが、宮沢政権、橋本政権の当時、日本の経済論壇主流から木内理論は殆ど顧みられなかった。
木内氏は日本独自の金利体系確立を説かれ、また為替は固定制度の復活が日本にふさわしいと力説された。国家の利益を守る ため である。
しかし、その後も国家の解体を狙う危険思想=グローバリストの嵐は止まず、怪しげな経済政策が積極的に推進された。
アメリカの亜流にすぎない大前健一とか、竹中平蔵とかが活躍し、「国境なき経済」、すなわち「ボーダレス・エコノミー」 が声 高に説かれ、相当程度に実践され、その間違った処方箋はいまなお、日本の経済界、論壇、メディアの中心にある。

 本書は、そうして考え方は「基本的に間違いである」と正面からの挑戦状である。つまり、グローバリズムを影であやつる 「タックスヘブン擁護派」が、ウォール街を根城に推進してきた経済政策は「現在の国家秩序や国際関係を破壊する悪の根 源」と 位置づけている。
 そしてトランプ政権で何が起きたか。
 ナショナリストとグローバリストの経済政策の角逐はホワイトハウスの内部で激化した。
ムニューチン財務長官、ロス商務長官らウォール街派が敗退し、その責任を問われてゲーリー・コーン国家経済会議委員長が 辞任 し、クドローと交替した。米中貿易戦争が始まった。グローバリズムが敗れたのだ。

 さて本書の副題は「世界貿易戦争で敗北する中国とドイツ」となっており、逆にこれからは「日米同盟とロシアが組んで、 中独 同盟に対抗し、韓国は消滅する」と大胆な予測を展開する。
 多くの読者にとっては次の二点は目から鱗が落ちることだろう。
 第一にトランプ v 金正恩会談(6月12日、シンガポール)は米国側の成功とみていること。
第二に米露主要会談(7月17日、ヘルシンキ)は80%の成功でトランプが得点を上げたと総括していることだ。メディア の分 析と百八十度異なる理由は本書にあたっていただくことにして、同様な見解を近日刊行される評者との対論(藤井厳喜vs宮崎正 弘『米日露協調で韓国消滅、中国沈没』、海竜社)でも詳しく議論している。

 藤井さんはトランプのしかけた中国との貿易戦争のバックボーンは、ピーター・ナバロ(通商製造業政策局長)だと分析さ れ、 親中派のキッシンジャーはトランプ政権内部でも影響力を失ったと直近の米国内の動向を分析している。
 たまたま手にした今週号の『TIME』(9月3日号)も、ナボロを6ページにわたってカラーで特集しており、「トラン プ大 統領にもっとも影響力を及ぼしている」と大書している。
 TIMEに拠れば、もともとナバロは民主党でありヒラリーの支援者だった。自らも政治家に立候補したこともある。自由 貿易 主義の信念はいまも変わらず、何がナバロをして反中国派のチャンピオンに押し上げたからと言えば、不公平で卑怯な中国の振る 舞いにあったのだ。

 ナバロはウォールストリートジャーナル(電子版、4月18日)に寄稿して、「法治を無視した中国の政府主導経済が貿易 シス テムを脅かす」と概括した。
 本書はこの論文に着目した。
 「チャイナこそ、世界一の保護貿易の実践者」であり、その「独裁体制が、あらゆる側面で市場経済を歪め、チャイナの経 済覇 権獲得を促進している」とナバロは指摘する。
第一に米国からの知財盗取、第二に関税障壁によって中国進出の外国企業を統制し、第三に出鱈目な政府補助金と減免税によ る自 国企業の保護という不公正、第四にチャイナファンドの世界企業買収である。これらの政策により、中国は軍事力強化をやり遂げ たのだから、米国としては対中制裁に打って出るべし、とナバロは強くトランプ大統領に勧告した。
それが実践されたのだ。
 ナバロはこう結んでいる。
 「大統領にはアメリカの労働者、農家、企業が味方している。チャイナの経済侵略によって犠牲を強いられている世界の 人々 は、トランプ大統領を支持して当然である」と。

  まさに、我が意を得たりのワクワクするような本ですね。

  日本の平和ボケ財界人や政治家の全てに読んで貰いたいものです。この動きを理解出来ずに未だに中国に投資しようとし てい る経営者は自社を破滅に導いていることに気付くべきです。
  その間違いが自社だけならともかく世界をも破滅に導くことに好い加減に気付いて貰いたい。

  まさに、「いい加減に目を覚まさんかい!経営者達!」です。
2018年 9 月4日(火)  第 1538回  ★ヒトラー はルーズベルトの挑発をことごとく黙殺した。
  又、衝撃的な本が出版されたようです。何と、 あの 日本を戦争に引き摺り込んだルーズベルトは、散々挑発したヒットラーに黙殺されたので代役として日本を見つけたのだそうで す。
  これは、全く想像もしていませんでした。ルーズベルトの異常さが又してもしょうめいされるのでしょうか。

  あのフーバー大統領の『裏切られた自由』を翻訳してくれた渡辺さんの翻訳本だそうです。

  何時もの宮崎さんが書評で紹介してくれています。
  
  宮崎正弘の 国際ニュース・ 早読みより  平成30年(2018年)8月29日(水曜日) 通巻第5808号

    書評 

 ヒト ラー はルーズベルトの挑発をことごとく黙殺した。
  米国は「東洋にヒトラーの代役」(つまり戦勝国史観の悪役)を捜しあてた

 チャールズ・カラン・タンシル 渡 辺惣樹訳『裏口からの参戦』(草思社)

 副題は「ルーズベルト外交の正体 1933−1941」である。分厚い翻訳本、しかも上下二巻。渡辺惣樹氏の名訳。斯 界に 衝撃を与え続ける翻訳者は、どうやって、このたぐいの名著原典を探し出すのか、不思議である。
 本書は1952年に「戦勝国史観」に対するアンチテーゼとして刊行され、米国の歴史学界において、一部の歴史学者から は高 い評価を得たが、ルーズベルト大統領一派は、攻撃、侮辱を重ねて、本書を排斥した。チャールズはジョージタウン大学などで教 鞭を執ったが、晩年は左翼からの罵倒によって恵まれない環境のなかに生涯を終えた。
 真実を言う学者は、どの世界でも冷遇されるものである。
 しかし66年ぶりに日本で甦ったのだ。
反日家だったルーズベルトは、国民世論が絶対的に参戦反対というムードの中で、じつは軍の高層部も日本との戦争には反対 だっ た。それならば、謀略を仕掛けて日本に真珠湾攻撃をしでかすように仕向け、まさに「裏口」から第二次世界大戦へ雪崩れ込ん だ。その具体的なルーズベルト政権の騙しの方法がどうであったかを歴史を溯って詳述する。
 まずドイツだった。しかしルーズベルト外交の裏の意図をヒトラーは戦略的に先回りして、読んでいた。
ヒトラーはアメリカの挑発に乗らなかった。黙殺したのだ。

 反日戦争屋のスティムソンが、1940年に陸軍長官となった。矛先は明瞭に日本に向けられた。
スティムソンは、日記にこう書いた。
 「問題はいかにして日本に最初の一発を撃たせるかである。もちろん、それが我々にあまりにも危険であってはならない が。。。」
 その翌日にハルは日本に最後通牒を突きつけたのだ。
ヒトラーが拒否した役回りを日本の政治家にふることをルーズベルトは決めた。
 「ルーズベルトはシグナル役を東洋に見つけた。そして真珠湾攻撃が起きた。彼が待ちに待った死の曲を演奏するシグナル とな る事件を日本がおこしてくれた」。
 直前までの和平交渉からハルノートへいたるまでの表向きの歴史は、すでに多くが語られた。日本が戦争回避に必死だった こと は誰もが知っている。
問題は「語られなかった」水面下の動きだった。
米軍は「天気予報」の暗号で「東の風、雨」というダミー暗号から、日米開戦が不可避となってことを事前に知っていた。こ れら の詳細は本書にあたっていただくことにして、真珠湾攻撃当日、次のホワイトホウスのなかの動きの描写はきわめて印象的であ る。

 「真珠湾攻撃の報が届く前のホワイトハウスの執務室は穏やかだった。外から入る電話を遮断していた。大統領は、切手の コレ ク ションを静かに整理し、ポプキンズは大統領の愛犬ファラと戯れていた。そして運命の午後一時が過ぎた。しばらくして日本軍に よる真珠湾攻撃をしらせる報が届いた。そうしてアメリカはあの大戦に引きずり込まれた。そして大戦が終わった今も、共産 主義 国と戦い続けている有様である」

 翻訳者の渡辺氏はフーバー大統領の『裏切られた自由』、フィッシュの『ルーズベルトの開戦責任』の翻訳もこなしたが、 この 本 をもって日本人インテリに『是非読んで欲しい三部作』としている。

  何とも世界は腹黒いですね。人の良い日本人は結局は良いように利用されたと言うことでしょう。
 渡辺さんの、日本人インテリに『是非読んで欲しい三部作』と言われるのに大賛成です。と言うか、政治家や官僚はこの3 部作 からの試験を通らないと資格なしということにすべきです。
 そうやって、本当の歴史を知った者だけに日本の政治や行政をやってもらいたい。当然司法もそうですね。
 それに加えて海外で仕事をする人達にも必読です。そうすれば、日本の再生も一気に進むでしょう。 
2018年 9 月3日(月)  第 1537回  定年が60歳に決められた頃は61歳が平均寿命だった
  マハティールさんの大活躍を見ていると、6月 15 日、の「★ 自民参院比例『70歳定年』形骸化?」で、取り上げた定年制の見直しもあるのじゃないかと思えてきました。
  結局は、選ぶ方の責任でもあるということでしょう。あの国会議員達、特に野党の連中を見ていると、日本人を信頼でき かね ますが、目覚めればもう少しましになりそうな気はします。

  そんなことを思わせてくれるお二人が、久し振りに【夢を 紡いで】に登場してくれました。

  経済問題。 消費税・内部留保を給料に。公共事業など盛りだくさんですが、その中で、この議員定年制や経済界の話題 が興 味深いものがありました。

    何と、定年が60歳に決められた頃は61歳が平均寿命だったそうです。つまり、年金は一年払えば良かったと言うことです。これ じゃ基金が足らなくなることは有り得無いですね。
  私はもう2度と働きたくは無いですが、定年延長も選択肢としてはありそうです。それでなくても、労働力不足で外人を 使い たがる経営者達には考えて貰いたいものです。

  となると、政治家への定年制も止めざるをえないでしょう。何となく、ここに日本の今の停滞の解決策がありそうに思え ま す。

2018年 9 月2日(日)  第 1536回  ネットでふりがなは無理なのか
  ネットをやっていて、一番不思議なのが「ふり が な」を使えないことです。たまにというか滅多にないのですが、ふりがなを使っている文を見つけて、そのタグを知りたいとソー スを見てみるのですが、頭の悪い私にはどれがそうなのか見つけることが出来ずにいます。

  そんなふりがなについて産経抄さんが取り上げてくれています。この中で使われているふりがなも漢字の上に小さくじゃ なく 後ろの()の中です。やはり、まだ出来ないのでしょうね。

  昔の活字を拾っていたころは大変だったでしょうね。あのふりがなのお陰で本や新聞も取っ付き安かった効用はあるで しょう に、何とかネットで復活出来ないものでしょうか。
  需要が無いから開発しないのでしょうか。

  産経ニュースより    2018.8.26

 【産 経抄】

 国民の識字率が低かった頃、印刷物の漢字には全て振り仮名がついていた。難解な字の読み方を教えてくれる、親切で小さ な活 字を「黒い虫の行列」「ボウフラ」と嫌ったのは明治生まれの作家、山本有三である。

 ▼書いた文章の横に別の文字を添える手間が、許せなかったらしい。「なさけない国字の使い方」と、昭和13年の論文で 廃止 を唱えた。戦争前夜の慌ただしい空気が、欧米に引けを取るまいとする作家の筆をとがらせた面もあろう。「活字哀史」に隔世の 感を覚える。

 ▼地下の作家先生には、これも活字文化の「今」としてお許しを願おう。小紙をくまなく精読される方は、すでにお気づき かも しれない。東京本社管内の最終版を例に挙げれば、22日付の1面で「金足(かなあし)農の昭和野球 故郷重ねた」と、見出し に振り仮名を添えている。

 ▼この1週間では「高御座(たかみくら)」「大和堆(やまとたい)」もあった。読み方は記事に書かれているものの、読 まれ るとはかぎらない。見出しや写真で記事をえり好みする人が増え、読めない見出しは敬遠される。忙しい読者の目を紙上につなぎ 留めるため、小さな活字の登板となった。

 ▼わが国では振り仮名を「ルビ」とも呼ぶ。宝石のルビーが語源という。言葉に光沢や奥行きを与える点で、日本の活字文 化が 生んだ宝石といえるだろう。確かに「悪(あ)しき慣習」が「あしき」では語感の憎らしさに欠けるし、「醍醐味(だいごみ)」 が「だいごみ」では味気ない。

 ▼新聞には、記事という多くの小箱があり、それらを覗(のぞ)くために見出しという取っ手がある。隅々にちりばめた情 報や 主張という宝を読者に見つけてもらうためにも、筆力を研がねばと自戒する。(見出しのない1面コラムはなおのこと)。小欄の 心の声にルビを振れば、こうなる。

  とは言いながら、ネットは辞書が直ぐに使えるのでちょっとその気になれば簡単には読めるのですが、やはり、それさえ 面倒 がるのは私だけでしょうか。

  サーチしてみたらありました。何と、ホームページビルダー12に、そんな機能があるようです。全く知りませんでし た。
  只し、全てが無料でなければならない私としては使えません。かと言って、ソースを打つのも面倒です。
  
  Cafi Netつながる情報技術より

  難しい漢字にルビ (ふり がな)を付ける

  …略
  実際の表示です。 雛罌粟 ホームページビルダー12の HTMLソースです。 雛罌粟

(ひなげし)


  <ruby><rb>雛罌粟</rb><rp>(< /rp><rt>ひなげし</rt><rp>)</rp>< /ruby><br>
  …以下略
2018年 9 月1日(土)  第 1535回  自衛隊2万人が欠員

    ただでさえ定員の少ない自衛隊ですが、何と、2万 人も欠員があるのだそうです。やはり、憲法で認めらていない上に自虐史観の犯された日本では当然なのじゃないでしょうか。

  最近、少し更新が増えたように思える加瀬さんがブログで書いてくれています。この数字はやはり衝撃ですね。
  これを、この秋に憲法改正を実現させて、一日も早く定員を満たす必要があります。

  加 瀬英明のコラムより    Date : 2018/08/23 (Thu)

  日 本を守るD 憲法改正で9条に自衛隊保有を明記せよ
 
     8月に防衛省が28年ぶりに、自衛官の採用年齢の上限を、今年10月から6歳引き上げて、32歳にすることを発表した。

     少子化によって、応募者が減少しているからだというが、いま、はじまったことではない。陸上自衛隊の定員が15万人と定められているのに、2万人が欠員 となっていて、13万人しかいない。

     少子化のために、全国で定員に届かない大学が多いが、このような大学の学生の質は当然低い。自衛隊員のなかには、国際的な水準からみて、優秀な隊員が少 なくないといっても、定員を満たすことができないために、全体の質と士気が低い。

     海上自衛隊も定員に満たないために、護衛艦が定員に満たない人数で、出航している。

     東日本大震災では、予備自衛官に招集をかけたが、1パーセント以下しか、招集に応じなかった。即応予備自衛官も招集に応じた者は、半分以下だった。

     そのうえ、若者が自衛隊に応募しないために、自衛隊は世界のなかで、もっとも高齢化した軍隊となっている。旧軍では陸軍の中隊長は20代だったのに、陸 上自衛隊では40代末か、50歳が珍しくない。自衛隊は世界一の“おじん隊”となっている。

     予算がないので、必要な装備も不足している。北朝鮮のミサイルに対して、全国にPAC3ミサイル迎撃ミサイルが17ユニット(部隊)配備されているが、 半径25キロあまりを守ることができる。

     東京には防衛省構内に1ユニットが展開していたが、米朝首脳会談の結果、北朝鮮の脅威が遠ざかったと判断して、撤収された。PAC3は飛来するミサイル に対して、2発の迎撃ミサイルを発射して、空中で破壊する。

     PAC3は1ユニット当たり、16発のミサイルを持つことが定められているものの、防衛省にあったユニットは、予算が不足しているために、8発しかな かった。1発が4億円するが、全国のユニットのなかには、2発しか持ってない部隊もある。

     これも、憲法に自衛隊の存在が書かれていないからだ。

     国民が国防意識を回復するために、大至急、憲法第9条に自衛隊を保有することを、書き加えなければならない。これは全面的な改定ではないから、「憲法改 正」というより、「憲法修正」と呼ぶべきだ。

     平成があと8ヶ月あまりで終わるが、私は平成を憲法修正が果たせなかったことによって、記憶したい。

  それにしても、これで、良く中国が攻めて来無いものです。まだ勝ち目が無いと判断しているのでしょうか。それと も、流石 に理性が働いているのでしょうか。
  とは言いながら、トランプさんの攻撃で崩壊が確かになっているだけに起死回生の自棄糞攻撃を始める恐れもありそ うです。
  平和ボケ日本は、それでも憲法改正はしないのでしょうか。


ホーム

平成30年

3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
平成27年






7
8
9
10
11
12
平成28年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
平成29年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
平成30年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

1999 年

 

 

 

 

 

 

7

8

9

10

11

12

2000 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2001 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2002 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2003 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2004 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2005 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2006 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2007 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2008 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2009 年

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2010 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2011 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2012 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2013 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2014 年

1

2

3

4

 5

6

 7

8

9

10

11

 12

2015 年

1

2

3

4

 5

6

 7

8

9

10

11

 12

2016 年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2017 年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2018 年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

  成26年



7
8
9
10
11
12
平 成27年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
平成28年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
平成29年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
平成30年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
平成25年









10
11
12
平成26年
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
平成27年
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
平成28年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
平成29年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
平成30年 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12


inserted by FC2 system