団塊の世代の部屋(67)

ホーム 団塊 分類  

200521日火曜日  第1962回  判決文漏洩

 昨日も触れた、検察の腐敗は相当酷そうです。今日2月1日に、あの元大阪高検公安部長の三井環さんに言い渡される予定の判決文が漏洩しているそうです。

 論壇 → 目安箱 → 平成170129 三井環 元大阪高検公安部長の判決文が漏洩か?!

 2月1日午前10時に大阪地裁(刑事13部)が言い渡す予定の、検察の調査活動費を告発しようとした矢先に、詐欺などで逮捕・起訴された現職検事(起訴後懲戒免職)に対する宣告(判決)文が、外部に漏洩されている疑いが急浮上した。・・・以下略

 他にも

 宮崎学公式ウエブサイト → 日刊ゲンダイの三井環氏への判決文流出記事

 ・・・略

 1月29日付け日刊ゲンダイに、元大阪高検の三井環氏への判決文が某国会議員に送りつけられたという記事が掲載されて東京は大騒ぎになっとるらしいのう。・・・以下略

 これが本当なら大変なことですね。判決文が法廷で読み上げられる前に漏れるなんてことがあれば、前代未聞の事件じゃないでしょうか。
 事実は、1日の午前10時になればはっきりするわけですが、どうなることやら。尤も、もう手は打っているかもしれませんね。

 それにしても、いよいよ日本の国の腐敗も行き着くところまで行ってしまったようですね。

やはり、もう終わりか!

200522日水曜日  第1963回  白目部分が真っ赤

 第1958回で奇跡的に五十肩が治ったことを書きましたが、60歳近くもなると他にも色々と不具合が起きるのは仕方の無いことです。
 それが、初めて起きたのは、未だ、大阪での単身赴任時代でした。あるとき、同僚が私の左目を見て、「真っ赤ですよ!どうしたんですか」と言うのです。鏡を見てみると、確かに、白目のところが真っ赤になっています。どうやら出血しているようです。しかし、少し重苦しい感じはするものの別に痛みも無く、目が見えないわけでもないので、取り敢えずはそのまま様子を見ることにしました。
 何日か経つと、目立たなくなり、何時の間にか元に戻ってしまったので、そのまま忘れていました。しかし、それから、年に一度くらいは同じことが起きています。去年も、10月頃になりましたが、何時ものように放っておくと、又、もとにもどりました。
 何時ものことなので、大丈夫だろうとは思っていながらも、もしかしたら重大な病気が隠れているのかもしれないと、やはり気にはなっていました。

 ところが、31日、読売新聞 「からだの質問箱」に、全く同じ症状の質問がありました。Yomiuri On-Lineにもありました。全文を引用します。

 白目部分が真っ赤に

  1年の間に2回、右目の白目部分が真っ赤になりました。2週間ほどで治りましたが、今後もなるのか心配です。過去に受けた網膜はく離などの目の治療と関係があるのでしょうか。(岡山・29歳女性)

 ◆通常は放置しても大丈夫

 白目は強膜といい、強膜の上を透明な結膜が覆っています。二つの膜の間には細い血管があり、この血管が切れると結膜下出血が起こります。白目は、赤インクを落としたように真っ赤になります。
 目がゴロついたり、はれぼったい感じがしたりするなど、自分で変に思って鏡を見て気付くこともありますが、他人から目が赤いと言われて気付き、びっくりすることが多いようです。
 目に物が当たったりして起こることもありますが、特に何も思いあたる原因のないほうが、圧倒的に多いようです。

 目の表面の血管が切れるのは、何か病気があるせいだと思われがちですが、動脈硬化、高血圧、血液の病気など全身の病気や、以前の目の病気とも、通常は関連がありません。
 結膜下出血は、1〜2週間で自然に吸収され、もとの白目に戻ります。大量に出血し、目が赤黒くなってしまった場合でも、完全にきれいになります。
 眼底出血と違って視力を悪くすることはありませんので、放置しても構いません。時に繰り返し、いつも同じ場所が赤くなることがありますが、そのうちに起こらなくなりますので安心してください。

 ただし、あまりに何回も出血する人や、体の他の部分も出血しやすい傾向のある人(鼻血が出やすいとか、皮膚に赤いアザが出るとか)は、念のため、血液検査で血の固まりやすさなどを調べるのもよいでしょう。
 特に予防法はありませんが、目をこすらない、いじらないようにするのがよいと、私は患者さんにお話ししています。 <井上 治郎・井上眼科病院理事長(東京・御茶ノ水)>

 是ほどズバリ同じ症状に出会えるとは、将に三度目の奇跡かもしれません。それも、面度臭くて、病院にも掛からず放っておいたにもかかわらず、全く問題ないと言うのですから運が良かったというべきかもしれません。これで、又一つ、不安が取り除かれました。

ついているのかな!

200523日木曜日  第1964回  判決文漏洩

 第1962回三井環さんの判決が出ました。大阪地裁での判決はやはり、実刑でした。

 2日、読売新聞より

 ・・・略

 宮崎英一裁判長は、収賄のうち一件を無罪としたが、「検察官の公正に対する社会の信頼を著しく失墜させた」と批判、他をすべて有罪とし、懲役一年八月、追徴金22万2837円(求刑・懲役三年、追徴金約28万円)の実刑判決を言い渡した。検察官が収賄罪で有罪判決を受けるのは初めて。判決は、検察庁の調査活動費(調活費)流用問題に踏み込み、「社会に重大な問題で糾明が必要」と述べた。・・・以下略

 これを、宮崎学公式ウエブサイト → 三井環氏への判決文が書かれた怪文書と比べてみると大きな違いは無いように思われます。判決が事前に漏れたというのは本当かもしれませんね。
 やはり、日本は取り締まるべき警察・検察・裁判所が腐っていると思って間違い無さそうです。

 怪文書の中身にそのあたりを象徴するようなことが書かれていました。

 ・・・略 

 大阪地方裁判所の判決は、大阪高等裁判所の求めに応じて、事前に判決文を渡しているのです。極秘で大阪高等裁判所より最高裁判所に届けられていることでしょう。
 最高裁判所から法務省、最高検察庁にも、流れていると推認できます。・・・中略

 今の司法に自己の良心を有するような人物はほんのひとかけらです。官僚的な上司のご機嫌をうかがい、それに則した判決を日々、粗製濫造、乱発。東京の本庁、または、関東のAランクの裁判所で定年を迎える。何ら、サラリーマンと変化はございません。・・・以下略

 サラリーマンがやりたければ、普通の会社に就職して欲しかったですね。人を逮捕し裁くような大事な仕事に就くのなら、それなりの覚悟と矜持を持って欲しいと思うのは、甘すぎるのでしょうか。

怖いですね!

200524日金曜日  第1965回  衰退

 又しても、トヨタの利益が一兆円を越えるそうです。トヨタの成長が、日本の国に衰退をもたらしているように感じる私としては、複雑な思いです。
 そんな私の疑問に答えてくれるような考えをトッテンさんが書いています。

 ビルトッテンさんのOur World → No.666 社会衰退招く「経済成長」より

 ・・・略

 ではなぜ経済が成長するプロセスで、改善されるべき人間の安寧がそこなわれるのだろうか。その理由の一つは、エコノミストのいう「市場経済」だからだ。何を増やすか、成長させるかを個々の企業が目標を定めている。そしてその企業の目標は利潤であって、国民の幸福や安寧ではないからだ。外国の貧困や飢餓どころか、自国の国民を思いやる気持ちよりも利潤追求を目標とする企業が権力を握る先進国で、経済成長によって社会そのものが衰退に向かうということはあまりにも皮肉なことである。

 「企業の目標は利潤であって、国民の幸福や安寧ではないからだ。」という言葉をどこかで見たことがあると思ったら、第1957回で「それにしても、この国は、本当に国民が嫌いなようですね。というより、自分達の組織に属していない人たちには関心がないといえば良いのでしょうか。」と警察・検察・裁判所を非難したものでした。
 結局は、日本中の上から下まで誰もが、組織の都合が第一で、国民の方を向いていないという事です。これでは、日本の国がおかしくなるのも仕方ないのかもしれません。

 それにしても、経済成長が社会を衰退させるというのは思ってもいなかった発想でした。トヨタの成長に何となく胡散臭さを感じている私の思いは、案外的を射ているのかもしれませんね。

考え過ぎでしょうか!

200525日土曜日  第1966回  果物

 毎日朝食にバナナを1本食べている私ですが、糖尿病による食事療法の為、以前は山のように食べていたミカンも殆んど食べなくなってしまいました。
 私だけかと思っていたら、日本人って余り果物を食べないのだそうです。もっと食べていそうですけどね。

 論壇 → ピジョンボックス → イチゴ[一粒売り]148円 日本の果物消費量は先進国で最下位より

 ・・・略

 国連の食料農業機構(FAO)の消費量統計によれば、日本人の一日一人当たりの果 物の消費量は150グラム弱で、欧米先進諸国には遠く及ばず、韓国、イラク、北朝鮮 などの諸国よりも少ないという結果が出ている。

この統計では、中米のベリーズ[メキシコの東南部、グアテマラの隣接国]=消費 量は約700グラム(日本の5倍弱)=を筆頭に、イスラエル、ギリシャ、イタリアな どの地中海沿岸部諸国、更にカナダ、ノルウエー、アメリカ、ドイツなど、北半球に 属する国がそれに続き、その後に、フィリピン、メキシコ、スペイン、ブラジルなど のフルーツ輸出国が並ぶ。

日本は、オーストラリア、フランス、イギリスなどよりも少なく、中国、ロシア、 パキスタンの諸国よりはやや多いという位置付けになっている。 ・・・以下略

 一粒が148円のイチゴは作るが、安くて自然のままの果物は儲からないから作らない。不景気で支出を絞っている庶民はそんな高価なイチゴを食べられるわけも無く、一体どんな人たちの口に入るのでしょうか。
 何でも、付加価値を付けることに血眼の工業製品と同じことが農産物でも行われており、私も、つい最近までは、そんな風潮を当たり前のように思っていました。
 しかし、これって、やはりどこかおかしいですね。安くて、美味しい、季節の果物を一杯食べられることこそが本当の豊さのような気がします。
 石油を使った温室などで、工業品のような高価な果物を求めることは自然に逆らうことであり、これからの時代には許されなくなるかもしれませんね。尤も、太陽光発電の温室だったら、反対できなかったりして・・・。

いずれにしても、どこかおかしい!

200526日日曜日  第1967回  富士山

 パソコンの壁紙も富士山で統一している、富士山大好き人間の私ですが、初めて自分の目で見たのは結婚後のことでした。
 友達の結婚式に出席する為に夫婦でクルマで東京に向かう途中の東名高速道路のサービスエリアから見た冬の富士山の素晴らしさは今でも忘れられないものです。
 それ以後、新幹線に何度か乗りましたが、なかなか姿を現してくれないのに驚きました。最初に見たような富士山にお目にかかるのは余程運が良くないとダメのようです。それだけに、富士山を望める地方に住んでいる人がうらやましくてなりません。あんな雄大な姿を見ながら生活していたら、心も大らかで、豊になりそうな気がするのは考えすぎでしょうか。

 昔は、東京からも富士山が良く見えていたと言うのを知ったのは何時のことだったでしょう。地名に富士見が付いているところが今の残っているそうですが、江戸時代の人たちも遠く望む富士山に心が洗われる思いがあったのではないでしょうか。
 余談ですが、我が坂出市にも讃岐冨士(飯野山)を望む富士見町があります。「富士山は日本人の心の古里」なんてチョッとありふれた表現ですね。
 そんな誰にも愛される富士山が東京から見えなくなってしまったのは高層ビルの所為もあるようです。

 5日、読売新聞コラム「編集委員が読む」にそんな富士山に触れたものがありました。芸術系大学の学生さんの意見だそうです。

 ・・・略 

 「東京は富士を望む町だった。高さの競争などやめて、行き来の道から富士の見える町づくりをしたら、人の心も落ち着いて平和な町になるだろう」。・・・以下略

 大賛成です。折角の富士山を隠してしまった町づくりが人々の心を殺伐としたものにしてしまったと言えば、余りにも安易な考え方のようですが、案外、真理なんてそんなところにあるのかもしれません。

折角の富士山を見えなくするなんて勿体無い!

200527日月曜日  第1968回  ゆとり

 6日、読売新聞日曜版に偶然でしょうか、私が理想としている交通体系の中心をなす路面電車や徒歩の良さについて書いているものがありました。

 コラム「編集部から」より路面電車について、

 ・・・略

 所定時間がくれば機械的に発車するなんて運転士はいない。お年寄りのゆったりした動作にいらつく人も見なかったし、乗り方に迷う観光客には誰かれとなく声をかける。日本から失われたと思っていた当たり前の優しさに触れ、グッと来たのだった。(桂)

 コラム「きもの噺」より歩くことについて、

 ・・・略

 「きもので自転車」にも憧れますが、ひょっとして歩く速さで見えてくる生活が、きものライフに見合ったペースなのかも・・・・・・と思い、久々に普段着きものを取り出してみたのでした。

 スピードを求めることで失ったものは大きいのかもしれませんね。昨日の見えなくなった富士山にも通じるような気がします。
 経済優先で突き進んできたことにより、ゆとりや優しさを失ったとしたら、果たして、それが本当に幸せだったのか疑問ですね。

今からでも、元に戻ってみるのも面白いかも!

200528日火曜日  第1969回  気づかないふり

 郵政の民営化が良いのか悪いのか、私には良く分かりませんが、日本の政府、特に、拉致問題をうやむやにしようとしている小泉さんがやることなら、信用できないと考えた方が正しいのかもしれません。
 その民営化について、トッテンさんが書いています。しかし、民営化についてより、序文が気に入りました。

 ビルトッテンさんのOur World → No.667 吟味すべき郵政民営化

 ・・・略

 最近私が興味をもっているエネルギー資源や環境問題は、それなくしては生きていくことができないほど生活と密接なつながりを持つ。しかし問題があまりにも広範囲でかつ長期的であるために、視野に入りつつも気づかないふりをしている人が多い。ましてその解決策として現在の生活を変えることが提案されれば、変化を拒む人にとっては問題に気づかないふりをすることが一番簡単なのだ。結局、人間は変化と安定を選択しながら生きている。・・・以下略

 この気づかないふりをすると言うのは面白いですね。私の弱点もそこにあるといつも思っています。気づかないふりをすることが一番簡単という言葉にも反省させられます。
 難しい問題、力で及ばない相手など、どうしても、気がつかないふりをして逃げている自分に気がつきながらも「マァいいか!」と自分で自分を慰めていたりします。

これが人間でしょうか!

200529日水曜日  第1970回  野球

 ゴルフの世界ではスモールボールがラージボールに取って代わられたのは、私が、ゴルフを始めてそう経っていなかったから、随分前のことだと思います。
 当時はプロの世界で世界の趨勢であるラージボールにしないと日本の技術が進歩しないと取りざたされたものです。
 プロの世界がラージボールを採用すると、あっという間に、アマチュアの世界もラージに変ったものでした。これは、私もそうでしたが、「プロと同じものを使いたい、俺だって使いこなせるはず」という妙なプライドもあったような気がします。尤も、同じスポーツでボールが違うと言うのもおかしなものですが。

 そんなボール争いがプロ野球の世界でも起きているようです。関西の飛ぶボール、関東の飛ばないボールと言うのがあるのだそうです。大リーグのボールが日本のより、少し大きくて飛びにくいと言うのは有名な話ですが、国内でも、飛ぶボールと飛ばないボールがあるとは、何となく、日本のプロ野球の閉鎖性を見たような気がするのはうがちすぎでしょうか。

 野球場の大きさや、内外野の芝生だけでなく、ボールまで違っているのでは、野球と名がついても大リーグとはまったく違ったスポーツと言われても仕方ないのじゃないでしょうか。追いつけ追い越せは、夢の又夢と言われても仕方ないでしょうね。
 大リーグの傘下に入るにしても、せめてボールや球場だけでも早く統一していた方が良さそうですね。 

野球自体がローカルスポーツなのかも!

2005210日木曜日  第1971回  総連

 第1946回で取り上げたNHKへの政治家の介入問題は、とんでもない裏があったことが明らかになってきたようです。
 一時は朝日新聞と
NHKの争いの様相を呈しましたが、そんなものは表面でしかなかったようです。裏で全てを操っているのは朝鮮総連であることが明らかになってきています。
 そのきっかけは、サイト順路、「
殿下さま沸騰の日々『てめーらなめんなよっ!』」の殿下の行動からです。

 2005/02/03 () 【二発目】北国会議員が衆院集会で発言の仰天(怒)。

 先日のフェミ婆集会を追い出されたわたしは、なぜ朝鮮総連が集会を取り仕切っていたのか、そしてなぜわたしたちを追い出したのかについて、VAWWNETに理由を問い質す内容の抗議メールを送っておいた。その抗議に対する回答が今日の午後届いた。・・・以下略

 2005/02/07 () シッポを見せた獲物はデカイぞ(笑)

 ・・・略

 朝日新聞の『記事捏造事件』に端を発した今回の騒動は、いまやあっち系プロ市民の策謀という段階から、北朝鮮=朝鮮総連の謀略の可能性へとその見取図を変化させつつある。この一連の騒動には、幾多の個人団体が関係していることが明らかになりつつあるが、かれらがそれぞれの利益を極大化しようと自己目的的に蠢くためにいっそう全貌がつかみづらい。・・・以下略

 どうやら、日本の国は完全に北朝鮮によって操られているといっても過言ではなさそうです。殿下の集会への参加からその全貌が明らかになってきたことは良かったのですが、

 松井やより講演会で逮捕された私の「不当勾留136日の記」を読むと、殿下もこうした目に会わなかったとは言えません。警察・検察・裁判所にも北朝鮮の息のかかった人たちが沢山いそうです。

 サッカー北朝鮮戦かろうじて2対1で勝ちました。犯罪国北朝鮮がこんな大会に出てこれること事態、日本の不甲斐なさの象徴のような気がします。

いい加減に目を覚まさないと!

2005211日金曜日  第1972回  総連

 昨日取り上げた、「殿下さま沸騰の日々『てめーらなめんなよっ!』」の殿下の行動はやはり波紋を広げているようです。

 同じサイト順路の一つ「JOG Wing 国際派日本人のための情報ファイル」がNo.940で殿下の行動の成果を取り上げていました。

 殿下の20050201の行動が日本の国民の目を覚まさせるきっかけになるのではないかと密かに期待しているのは私だけでしょうか。
 私は、ネットの世界が無ければ、こんな恐ろしい裏があることなど多分一生知ることも無かったでしょう。
 日本の国が政治や教育などで、目も当てられない状態になったのは、全てお人よしな日本人の性情を見抜いた北朝鮮などによる工作活動の成果と言えば言い過ぎでしょうか。

 今日も、北朝鮮は六各国協議には出ないなどと無茶を言い始めています。

 Sankei Webより

 朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省スポークスマンは10日、第2期ブッシュ米政権の対北朝鮮政策に変化がみられないとして、6カ国協議参加を無期限中止し核兵器を増やすとの声明を発表、初めて核兵器保有を公式宣言した。・・・以下略

 ここまできても、小泉さんは経済制裁をする気は無いようです。一体どんな弱みを握られているのでしょうか。 

恐ろしいですね!

2005212日土曜日  第1973回  ミニバン

 最近ある営業研修を受けた時に、面白い話がありました。最近増えているミニバンやSUV車の所有者は家族を大事にしている人が多いというものです。
 それは、この手の車なら家族全員で出かけることが出来るということから考えられるのだそうです。なるほど、そんなものかと感心させられたものです。
 ところが、盲点というものはあるものです。

 名古屋jiko110.com 1/27/2005より

 近年、ミニバンやSUV車を運転している方が増えてきているようです。

車高が高いので運転席に座るドライバーの視点が高くなります。その結果、視界が広がり、遠くまで見渡すことが出来るため、ドライバーが安心感を持ち、快適に運転できる。

このような理由から、高い人気を得ているようです。

しかし、この高い視点のため、逆に死角が出来、ある意味では最も悲惨な事故を引き起こす危険性をはらんできます。・・・中略

車高が高くなると、遠くの視界は広がるのですが、直近の視界、ボディ周りに死角が生まれてしまうのです。そのため、発進時などに身長が1m未満のお子様を発見できない状況が発生するのです。・・・以下略

 もともと、私は、ミニバンの後ろに付くと前が見えにくいので嫌いでしたが、それは、ミニバンに乗っている人が運転しやすいことに繋がっていたのですね。
 家族を大事にする人がミニバンを選ぶことと快適に運転できることには関連性は無さそうですが、折角選んだ車で子供を危険な目に合わせたのでは、本末転倒ですね。

全てが良いことは無いものですね!

2005213日日曜日  第1974回  太陽光発電

 私の好きな太陽光発電は、遅々として進んでいないように思えます。一番のネックは、やはりコストでしょう。今年の補助金も枠がなくなったそうです。
 4月の中旬まで、来年度の補助金は決まらないとか、噂では、今年の4.5万円
/Kwが2万円/Kwになるようです。
 こんなことでは、益々、太陽光発電の普及は遅れそうです。やはり、日本政府は未来の日本なんかには興味が無いのでしょうか。未来の日本を考えるより、今現在の自分の実入りを考えることの方が大事なんでしょうね。

 政府が期待できない以上、技術のブレイクスルーによるコストダウンを期待するしかなさそうですが、今のシリコンを原料とする太陽電池ではスピードを期待することは無理なように思えます。

 面白い物を見つけました。

 JGS → プレスリリース

 2004年7月31日 読売新聞朝刊 

 夢の太陽光発電システム 国の研究開発事業に

 徳島のベンチャー企業開発  効率2倍 コスト5分の1

 徳島大学工学部出身者でつくるベンチャー企業が開発した太陽光発電システムが、経済産業省が産官学の共同研究を費用面で全面支援する2004年度の「地域新生コンソーシアム研究開発事業」に選ばれた。シリコンを使った従来の太陽光発電の2倍以上の発電効率で、コストは5分の1に抑える新技術といい、研究者は「産業構造を変えるほどの夢の発明を実用化させたい」と意気込んでいる。・・・以下略

  → NApollo

 ・・・略

 「NApollo」はカーボンナノチューブ(CNT)の熱電子放出理論を応用した発電装置です。

 現存する太陽電池は全てシリコン(Si)の光電効果を利用した発電方式であり、シリコンの波長吸収領域から青色帯域近辺の狭い範囲の光エネルギーしか電気に変換することができませんでした。これに比べ「NApollo」は基本的には太陽光熱から得られる熱を電気に変換できる仕組みですから、変換帯域という領域がありません。

 このため太陽光発電においては理論上、太陽光熱エネルギーの全てを電気に変換することが可能です。・・・以下略

 ジェイジーエス研究所

 ・・・略

 「現在の太陽光発電の設備は数百万円すると思う。シリコンとカーボンナノチューブとの素材の相違、発電効率の相違、などから比較して数十分の一のコスト低減が可能なるのでは」と期待する。

  「我々が開発したカーボンナノチューブで太陽光発電をする技術は、世界のエネルギー構造を変える技術である」と自信を持つ。「残る技術的課題は真空技術の問題であったり、絶縁の問題であったりだ。要は、大量生産技術への移行に向けた課題」と展望する。・・・以下略

 こんな製品が開発されていたとは知りませんでした。これが本物なら、太陽光発電が世界のエネルギーの主流となることも夢ではなくなるかもしれません。

是非実現してほしい!

2005214日月曜日  第1975回  北風政策

 第1972回などで、如何に日本が北朝鮮の工作に犯されているかを書きましたが、そんなことはないと思っている人たちもいるようです。

 五十嵐仁の転成仁語 

 2月12日(土)「北風政策」は「冬」を長引かせるだけではないのか?

 ・・・略

 日朝平壌宣言以降、今日に至る経過を見れば、日本の「北風政策」が北朝鮮の態度を硬化させ、頑なな対応を引き起こしてきたのではないかとの疑念が浮かびます。日朝国交正常化交渉を軌道に乗せていれば、今回のような態度表明はなかったでしょう。拉致問題でも、もっと多くの情報が明らかになったかもしれません。・・・以下略

 第1946回NHKの事件もそうでしたが、五十嵐さんの最近の日記は、どうも私とは正反対の考えが多いようです。最初は、勉強になる考えが多いと、参考にしていたのですが、近頃は、ちょっと付いて行きかねる考えが多くなったように思えます。
 これは、五十嵐さんの意見が変わったというより、私が、拉致事件を知るようになって、考えが変ったことの方が大きな原因だと思います。
 私としては、ネットによってこうした考え方に変ってきたと思っていますが、昔からの自分の考えを持っている人たちは容易には考えを変えることが出来ないのでしょうか。
 それとも、私のような単純な人間が上手く洗脳されているのでしょうか。

どっちでしょう!

2005215日火曜日  第1976回  グローバリゼーション

 昨日の五十嵐さんじゃないですが、「この人は良いなぁ!」と取り上げてきた人たちも、全てにおいて意見が一致するということはないようです。
 
クライン孝子さんも、小泉首相を庇い過ぎるところは賛成できかねます。しかし、所詮、考え全てが合うなんてことはありえないことであれば、皆さんの良いところを採用させて頂くことこそが読者冥利に尽きるのかもしれません。
 それにしても、インターネットなかりせば、こんな面白い思いを味わうことも無かったことを考えると、ネット様様です。

 さて、そんな中でも、最初から変らなく賛同できるのは、トッテンさんかもしれません。と言いながらも、トッテンさんも、拉致問題に関しては余り積極的では無いようです。しかし、弱いものに対する視点は変らないようです。

 Our World → No.668 真のグローバリゼーション

 生産性向上のツールを導入しても、向上分だけ社員の労働が楽になるか、または労働時間を短縮するのではなく、余剰社員を解雇するという選択肢を経営者が選べば、新しい技術は社会を破壊するツールとなるだろう。これを防ぐためには、コミュニティーのリーダーや企業経営者、政治家や官僚が利己的ではなく全体的な視点からわれわれが向かうべき社会像を持ち、それを築いていく必要がある。しかし過去20年間を振り返ると、どうやらそれは機能していなかったようである。・・・以下略

 「利己的ではなく全体的な視点からわれわれが向かうべき社会像を持ち、それを築いていく必要がある」は、素晴らしい視点ですね。
 日本のリーダー達がこの視点を失って、自分の利益しか考えなくなってから、この国の没落が始まったのでしょうね。もう二度と元には戻らないように思えるのは私だけでしょうか。
 果たして、この国は軌道を修正して立ち直ることはあるのでしょうか。

どうも、無理みたい!

2005216日水曜日  第1977回  京都議定書

 いよいよ、京都議定書が発効になる日が来ました。と言って、何が変るのか良く分りません。
 しかし、去年の台風の上陸数などを考えると、何かをしなければならないときが来ているのは間違いないような気がします。それでは、何をすべきなのかも良く分かっていない。

 市民のための環境学ガイド → 京都議定書いよいよ発効 02.13.2005 より

 ・・・略

 原則その1:地球の限界を認め、省資源・省エネが解決への基本的なスタンスであること。

原則その2:京都議定書は、国際的な分業の枠組みである。準備ができたところから、率先して参加するような枠組みだと理解すべきである。

原則その3:産業界の当事者に、10年後、30年後、100年後といった見通しを語ってもらう。

原則その4:技術で解決できる範囲には限界があるということ。・・・以下略

 「準備ができたところから、率先して参加するような枠組み」というのが良いですね。なんだかんだと難癖をつけるより、まずやってみることが大事である。
 特に、日本はこういうときにこそ率先垂範で世界を導いて行きたいものです。それが、日本の常識は世界の非常識と言われる日本が生きる道のような気がするのですが、どうでしょう。こういう非常識なら歓迎されそうです。

特に根拠はありませんが!

2005217日木曜日  第1978回  太陽電池

 京都議定書の発効に関連した太陽光発電にも動きがあるようです。

 16日、読売新聞より

 三洋電機がハンガリーで建設している太陽電池パネルの組み立て工場プロジェクトに、国際協力銀行(JBIC)が552万ユーロ(約7億2000万円)を融資することが、15日、明らかになった。・・・中略

 欧州ではドイツが、太陽光や風力など再生可能なエネルギーを利用した電力を送電会社が高く買い上げる制度を導入するなど、支援制度が整っている。また、世界の太陽電池は三洋の他シャープや京セラなど日本企業がリードしており、JBICの融資を、日本企業のシェア(市場占有率)拡大に役立てる狙いもある。

 太陽光発電に融資してくれるのはありがたいですが、国際協力銀行(JBICなんてのがあるのはお恥ずかしながら知りませんでした。銀行が整理淘汰されている時代に、そんな銀行があるなんて、なんだか、胡散臭そうに感じるのは考えすぎでしょうか。
 きっと、沢山の高給取りがいるんでしょうね。うらやましい限りです。

 それはさておいて、太陽電池メーカーの海外進出は止まらないようですね。その割りに、日本での普及は遅々として進まないように思うのは私だけでしょうか。何故、ドイツの買い上げ方式(レイトインセンティブ)が日本で採用されないのか、不思議でしょうがありません。

こんな事で良いのか!

2005218日金曜日  第1979回  北朝鮮

 ライブドアの堀江社長、今もノーネクタイで通していることは、評価しますが、どことなく怪しさも漂わせているように感じてしまうのは、単なる私の僻みでしょうか。

 その堀江さんが今、騒がせている日本放送買収問題。狙いは、産経新聞を日本経済新聞に対抗する経済新聞にすることと言っているようです。ところが、その裏に、とんでもない噂がありました。

 Nikaidou.comより

 ・・・略

この一連の事件には「北」が絡んでいる。かなりの大物だ。また、当サイトが睨んだとおり、孫正義も関係していた。これは捜査当局ですらつかめていない大謀略であるが、横浜の某ライトウイングは一部をすでに把握している。・・・以下略

 本当でしょうか。もし本当だとしたら、北朝鮮の工作はここまで来ているのかと恐怖を感じずにはいられません。
 それでなくても、
第1972回でも書いたように、日本の国は北朝鮮に牛耳られていると言っても過言ではない状態なのに、これ以上北朝鮮の思うままに操られるとなると、この国はどうなってしまうのか、考えるだけでも恐ろしい。
 拉致問題をきちんと追及している産経新聞を狙ったものとしたら、次は読売でしょうか。

まさか!

2005219日土曜日  第1980回  コーヒー

 毎日6杯以上のコーヒーを飲む私にとって、ありがたい記事がありました。

 18日、読売新聞より

 コーヒーを毎日飲む人は殆んど飲まない人に比べ肝がんになる率が約半分――。公正労働者研究班が実施した大規模調査で、コーヒー摂取量と肝がん発生率の関連がわかった。・・・中略

 「一日五杯以上飲む」人では飲まない人の四分の一。

 タバコも酒もやらない私の唯一の嗜好品ともいえるコーヒーですが、まさかこんな朗報が飛び込むとは思ってもいませんでした。
 酒は、もともと余り飲めないし、そう飲みたいとも思わないので何の苦痛もありませんし、タバコも比較的苦労せずに止めることが出来ましたが、コーヒーは以前自動販売機の仕事だったこともあり、お茶代わりにブラックを薄めの温めで飲む習慣が身についてしまっています。
 やめようと思えば、止めれるとは思いますが、それ程気にもしていなかったので止めようともせずに飲んでいました。

 しかし、そうは言いながらも、こうしたニュースは妙にホッとさせられますね。

チョッと、健康おたくかも!

2005220日日曜日  第1981回  コーヒ−2

 昨日のコーヒーの話、必ずしも真実とも言えないようです。

 市民のための環境学ガイド → 「今月の環境」(2月2005年) → 2月17日: コーヒーで肝がんのリスク半減?

 日本の国立がんセンターによる大規模調査の結果。飲む量が多いほど効果があるという。研究チームは、9万人を超える男女を10年間に渡って追跡。334名が肝細胞がんと診断された。その結果、日常的にコーヒーを飲む人が肝臓がんになる率は10万人あたり214人。ほとんど飲まない人の場合は547人だった。1日1〜2杯よりも、3〜4杯の人の方がリスクが減っていた。

 コーヒーが肝臓がんに対するリスクを減らす可能性のあることが指摘されたのは、初めてではない。しかし、肝臓に障害があるとコーヒーが飲めなくなるが、結果的に飲んでいる人は肝臓が丈夫な人で、肝臓がんにかかり難く見えるという可能性も否定できない。

 面白いですね。肝臓が丈夫だから、コーヒーを何杯も飲める。だから、そうした人は肝臓がんにかかり難いように見えるとは全く笑ってしまいますね。
 こうなると、調査というものを何でも頭から信用するのも考え物のようですね。しかし、所詮は何が真実であるかは後世にならないと分からないだろうし、それどころか、新たな事実が発見されて、全く違った結果になることもありそうです。
 つまりは、訳の分からない調査に一喜一憂することなく、自然体で生活することこそが健康に一番良いということなのかもしれません。

気にしないのが一番かも!

2005221日月曜日  第1982回  イチロー

 長いシーズンオフをじっと我慢していましたが、いよいよキャンプが始まりました。と言っても、イチロー選手はまだキャンプには参加していないようで、日本人大リーガーのキャンプインのニュースにも取り上げられていませんでした。
 しかしながら、今年のシーズンインまでの辛抱もあと少しです。去年の想像を絶する成績の後だけに今年はどうなるのか期待と不安の入り混じる複雑な心境です。あれ以上の成績を上げることができたら、奇跡かもしれません。それでも、期待させる何かがあるのは確かです。

 チョッと、古いですがそんな期待を持たせるイチロー選手の凄さを書いたものがありました。

 JOG-Mac No.376 イチロー、現代の求道者

 ・・・略

 イチローは宮本武蔵や柳生石舟斎、山岡鉄舟といった剣聖と並べてみると、よく似合うだろう。我が国の「求道」の伝統を引き継いだ「現代の求道者」なのである。・・・以下略

 是ほど、イチロー選手をズバリと表現してくれるとファンとしては本当に嬉しいですね。長距離バッターの大リーガーの薬物疑惑がクローズアップされている時だけに、イチロー選手の求道者振りがもっともっと評価されるようになるかもしれません。

待ち遠しい!

2005222日火曜日  第1983回  坪内さん

 第225話などで何度か触れた来島ドックの坪内さんの名前を久し振りに見つけました。

 21日読売新聞 地方版のコラム「かがわ」より

 本当に偉い人は威張らない

 ・・・略

 坪内さんは私財を会社再建のために投げ出し、経営からあっさり身を引く。・・・中略

 病院に残された坪内さんのカルテはゆうに二千枚をこえる。ずっと主治医をされていた尾崎光泰院長は、坪内さんほど医師や看護師の指示に従順でだれに対しても感謝の言葉を欠かさなかった患者はいなかったという。・・・以下略

 久し振りの記事で、坪内さんの素晴らしさを知り、何となくホッとした気持ちになりました。やはり、魅力的な人だったようです。
 前社長の自殺など世間を騒がせている西武グループの総帥堤義明氏をその正反対として思わず思い浮かべてしまいましたが、真実はどうなのでしょう。
 絶頂期は、持ち上げるだけ持ち上げ、躓くと知らん顔のマスコミに踊らされて、本当の人となりを知ることもありませんでしたが、こうして、少しでもその後の良い情報を知ることができて何となく暖かい気持ちにさせられました。
 一世を風靡した経営者たちが沢山晩年を汚して消えていきましたが、そうした人たちの本当の姿を追求することこそ、経営者はどうあるべきかの良い教訓になるはずだと思うのですが、そうした本などを余り見かけることが無いように思うのは私が知らないだけなのでしょうか。

本当の姿が見たいものです!

2005223日水曜日  第1984回  人口減

 第1933回で取り上げた日本の人口減が既に男性で起きているのだそうです。成る程、男女の平均寿命の差からみるとそんなこともありえるのですね。

 22日、読売新聞より

 総務省は21日、昨年10月1日現在の推計人口を発表した。国内の総人口は1億2,768万7千人(男性6,229万5千人、女性6,539万2千人)。・・・中略

 特に、男性は9千人(0.01%)減り、戦後初めてマイナスに転じた・・・中略

 サラリーマンの海外赴任の増加などを反映し、男性が3万千人減少した。・・・以下略

 海外赴任までが影響しているとは何だか男の悲哀を感じてしまうのは私だけでしょうか。

 それにしても、いよいよ人口減が現実のものとなってきましたね。これが、日本の衰退をもたらすのか、それとも、減少を逆手に取って、江戸の昔を取り戻した余裕ある社会を取り戻すのかある意味では楽しみです。しかし、団塊の世代がそれを体験できることは無さそうです。
 尤も、100まで生きて見事に見届ける人も結構いそうですね。

私は無理だろうなぁ!

2005224日木曜日  第1985回  公共交通

 単身赴任時代の大阪では、もっぱら地下鉄やJRなど公共交通を利用して、クルマを運転することが殆んど無かった私ですが、香川に帰ってからは、クルマばかりで、公共交通を利用することは殆んどなくなってしまいました。
 公共交通が大好きな私でも、クルマが無ければどうしようもないのが現実です。尤も、時間を無視すればクルマを利用しなくても済むのでしょうが、残念ながら、そんな余裕はありません。と考えること自体が余裕の無さなのでしょう。

 23日の四国新聞コラム「一日一言」が面白いことを書いていました。

 ・・・略

 マイカーと公共交通の依存度は四国で九対一という。高齢過疎化、利用者減少でバス路線は相次ぎ撤退。数年前には気にしていなかったが、本当に必要な時期にその利便性が享受できない不幸な時代になった。事態は悪循環。・・・以下略

 九対一ですか、是ほど酷いとは思いませんでした。これでは、益々公共交通を利用することは不便に耐えることになるようです。
 クルマの運転などしたくない私のような者も仕方なく運転せざるを得ない。お年よりも公共交通を利用したくても、あまりの不便さに仕方なく運転しているということのようです。
 そして、それが、交通事故の多発にも繋がっているとしたら、やはり、どこかで見直す時が来ているのかもしれません。

これぞ悪循環!

2005225日金曜日  第1986回  内部告発

 24日、読売新聞が二つの内部告発の記事を並べて載せていました。一つは、トナミ運輸の違法カルテル内部告発問題、もう一つは愛媛県警の捜査費不正支出問題
 トナミ運輸にいたっては1974年から30年にもわたって昇格をさせなかったというもの。愛媛県警も報復人事での異動とどちらも組織のせこさ満載というところでしょうか。日本の組織のいやらしさが厭というほど感じられて本当に情けないですね。

 捜査費不正支出の告発の先輩北海道警の原田さんが松山の集会に出席したそうです。

 北海道新聞 道警裏金問題 → 「告発者守れば警察よくなる」 松山の集会で原田さん

 愛媛県警の捜査費不正支出を内部告発した地域課通信指令室の巡査部長仙波敏郎さん(56)の同級生らが結成した「仙波さんを支える会」は二十二日、松山市内で、北海道警を告発した元釧路方面本部長の原田宏二さん(67)らを招いて集会を開催し、市民ら約五十人が参加した。

 原田さんは「私は裏金に手を染めたが、仙波さんは染めていない真の告発者。仙波さんを守ることは愛媛県警や社会をよくすることにつながる」と訴えた。仙波さんは「県民から信頼されないと、犯罪の検挙率は上がらない」とあらためて強調した。

 それにしても、この捜査費不正支出、一体何時まで長引かせるつもりなのでしょう。この問題をうやむやにするようでは、警察が良くなることは期待できそうもありません。
 そんなに、組織の犯罪を認めることが怖いのでしょうか。潔く認めて、出直す気持ちにはなれないものなのでしょうか。

期待する方が無理なのか!

2005226日土曜日  第1987回  高峰譲吉博士

 何時ものネット順路のJapan on the Globe → No.383 サムライ化学者、高峰譲吉(上)を読んで、明治の日本人には素晴らしい人がいたことに改めて感心したものでした。

 ・・・略

 大勢の飢えた人々を一度に救える道があるとしたら、それは「舎密」なのではないか。・・・以下略 

 「舎密」とは「セイミ」と読んで、化学のことなのだそうです。日本で最初に人造肥料を作り、その陰で「高峰式元麹改良法」として、特許も取る研究もしていたのだそうです。そして、その特許がアメリカの企業に認められアメリカに招聘されたと言うのですから、明治にそんな人がいたとは驚きです。

 偶然でしょうか25日の日本経済新聞コラム「春秋」にその高峰譲吉博士が紹介されていました。

 ・・・略

 消化酵素のタカジアスターゼも、副腎皮質ホルモンのアドレナリンも、世界的に需要を広げた。・・・略 

 そんな有名な人だったんですね。知らなかったのは私だけだったのかも。それにしても、明治の日本人がアメリカで大成功していたとは愉快ですね。

日本人あなどるべからず!

2005227日日曜日  第1988回  タバコ

 この間は、京都議定書が発効されたと思ったら、今度はタバコ規制枠組み条約だそうです。何でもかんでも規制されるのは余り感心しませんが、こんなものはいくら規制しても良さそうです。

 26日、読売新聞

 喫煙による健康被害を防ぐための「たばこ規制枠組み条約」が27日に発効するのをにらみ、「喫煙大国」と言われてきた日本でも、たばこ広告の制限など、さまざまな対応が進められている。ただ、欧米で取り組んでいる大幅値上げで消費を抑える「価格政策は実施されそうに無く、実効性を疑問視する声も根強い。・・・中略

 条約は、2003年5月の世界保健機関(WHO)総会で採択され、ノルウェーやカナダ、日本など57か国が批准している。批准国には、発効から5年以内にたばこ広告を原則禁止することや、3年以内に包装の30%以内に健康被害に関する警告表示を載せることなどが求められる。・・・以下略

 タバコもいよいよ肩身が狭くなっているようです。しかしながら、喫煙が減ったと言いながらも、まだまだ撲滅には程遠いようです。
 一時は「チェリー」を
3箱のヘビースモーカーだった私の経験から言っても、一日も早く止めた方が良いと思いますが、なかなか止められないから困り者です。
 それだからこそ、欧米で取り組んでいる大幅値上げをしてあげれば、多くの人たちが救われ事になると思うのですが、相変わらず先送りの精神で手を打ちませんね。

自分で止めるしか無さそう!

2005228日月曜日  第1989回  野球

 プロ野球のキャンプなどシーズン近しとマスコミが騒いでいますが、今更と思えるニュースがありました。

 25日、読売新聞より

 プロ・アマ交流拡大、元選手の一時的指導解禁

 日本学生野球協会は25日、東京都内で評議員会を開き、元プロ野球関係者(選手、監督、コーチ、球団職員経験者など)による高校生への一時的指導を解禁するなど、プロ・アマの交流を進める規定の改正を承認した。・・・以下略

 小さな時から、本物のプロの技に触れることこそ上達の極意のはずが、そのプロの世界との接触を禁じてきた日本の球界というのは信じられない世界と言えるのではないでしょうか。どれだけ、野球界の発展を阻害してきたか想像を絶するものがありそうです。
 それがやっとすこしだけ変ろうとしているようです。それでも、全面的に解禁ではないところが情けないですね。
 それでなくても、人気選手の流出で大リーグに人気を取られてしまって風前のともしび状態の日本の野球界(私が思っているだけですが)が、少しは危機感を持ってきたということなら救いはあるのかもしれません。

そうなら良いのですが!

ホーム 団塊 分類

inserted by FC2 system