団塊の世代の部屋(66)

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200511日土曜日 第1931回  年賀

 fuji05

あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 6回目の正月となりました。4年連続の更新も何とか続けることができました。と言っても、続ける為だけの更新になってしまいましたが、「マァいいか!良しとしよう」と自分を慰めています。さて、今年はどうなることか。

 大晦日に雪です。明け方の雨が何時の間にか雪になって、夜が明けた頃には積もっていました。昼過ぎまで降り続いて融けることなく残っているので元旦も雪景色のようです。
 こんなことは私の覚えている限りでは始めてだと思います。大抵は2月か3月、それも年に一回あるかないかが普通です。
 それだけに、雪を見ると妙に気分が高揚して嬉しいのですが、12月一杯続いた異常なぽかぽか陽気が最後に来てこの大雪ですから、平成16年の異常気象の締めくくりのような気がして不気味さを感じてしまいます。
 もしかして、これが例年の春先の天気の先取りとすれば、冬をとばして春が来ているのかも。ひょっとすると、桜が2月に咲くかも・・・。

今年も、何かありそう!

200512日日曜日  第1932回  京大

 年末の中国に続いて、年明け早々、中国関連で嫌な話題になりますが、李登輝さんが母校の京大で入門を断られたことがネットで飛び交っているにもかかわらず、日本のマスコミは何処も触れていません。

 E-Magazine

 京都大学が李登輝氏を門前払い

台湾のテレビ局TVBSの報道によると、李登輝氏は本31日、予定通り母校である京都大学を訪問しようとしたところ、同大学は中国の圧力に屈し、門前払いを行なった。そのため李登輝氏は、校門から10メートル離れた場所から母校を眺めただけで、引き返さざるを得なかった。今日になっての突然の門前払いについて大学側は、自治法によって警察官は構内に入れず、李氏の安全確保に問題があるため、などと説明した。

 チャンネル桜 → 掲示板 → 京都大学が李登輝氏を門前払い

 1日の読売新聞は恩師との61年ぶりの再会については書いていますが、門前払いについては全く触れていません。
 卒業生を門前払いする京大にも幻滅しますが、それ以上に、そのことを全く取り上げようともしない日本のマスコミはどうしたんでしょう。
 やはり、日本のマスコミは中国や韓国・北朝鮮など近隣の国に牛耳られていると考えるべきなのでしょうか。
 31日の
NHK紅白歌合戦でも、気になる場面がありました。韓国の人気俳優をゲストとして紹介する時に、多くの日本人が韓国の横暴にあっけに取られ韓国に違和感を感じたたあの日韓共催のサッカーワールドカップをとりあげ、あれ以後、日韓の親睦が深まったかのごとく表現していたのです。
 
NHKが是ほど韓流ブームを無理やり演出するのには、余程、韓国を持ち上げなければならない深い理由があるのでしょうか。

 いずれにしても、日本のマスコミが狂っていることは間違い無さそうです。一体、裏に何があるのでしょうか。

不気味です!

200513日月曜日  第1933回  人口減

 第477話第847話で取り上げた日本の人口減少、いよいよ現実味を帯びてきたようです。

 1日、読売新聞より

 2004年の出生数が、1899年(明治32年)の集計開始以来、最低の110万7千人(前年比約1万7千人減)となる見通しであることが、厚生労働省の人口動態統計の年間推計でわかった。・・・中略

 一方、死者数は、2年連続で百万人を超え、102万4千人(前年比9千人増)と戦後では1947年(113万8238人)に次いで2番目に多くなる見込み。・・・以下略

 そして、同じ1日の社説より

 ・・・略

 日本は、来年2006年をピークに、人口の急激な減少という明治以来初めての”国勢”転換期に入る。
 とりわけ、生産年齢人口は、今後30年間にわたり、世界最速のペースで減少し続ける。・・・以下略

 1947年と言えば、我々団塊の世代の生まれた年です。生まれたのも多ければ、死んだのも多かったんですね。これは知りませんでした。

 平成16年版 少子化社会白書(全体版) → 第2節 出生数の減少と出生率の低下によると1947年の出生数は約270万人だそうです。1年間で約156万人増えていることになります。去年の約8万人増とくらべると、とんでもない違いですね。

 こうしてみると、我々団塊の世代が一生競争だと言われた意味が今更ながらにひしひしと感じられます。しかしながら、その数が日本の右肩上がりの経済の要素の一つであったこともまちがいなさそうです。
 いよいよ、人口減の時代が始まるわけですが、この始めての経験を、今まで、右肩上がりの恩恵に浴してきた日本の政・官・財の人たちに乗り越えることができるのでしょうか。

怪しそう!

200514日火曜日  第1934回  太陽電池

 チョッと古くなりますが、12月30日のNIKKEI NET三洋電機、太陽電池生産能力を15倍にという記事がありました。

 三洋電機は太陽電池の生産能力を2010年までに現在の15倍の年間1000メガ(メガは100万)ワットに高める。まず2006年度までに大阪府内の工場に新ラインを設置、年産能力を4倍の250メガワットに引き上げる。・・・以下略

 15倍とは凄いですね。いよいよ太陽光発電の時代が到来でしょうか。首位のシャープを追撃するのだそうですが、そのシャープはどのくらい生産しているのでしょうか。

 太陽電池 年間生産能力を世界最大の400MWに拡大

 シャープは、国内外の旺盛な需要に対応するため、奈良県の葛城工場(町の合併により新庄工場から名称変更)に太陽電池セルのラインを増強し、年間生産能力を従来の315MW(メガワット)から400MWに拡大、2005年1月より稼動します。・・・以下略

 シャープは既に400MWですか。果たして、三洋が1000メガを目指す2010年にはどのくらいになっているんでしょう。面白そうですね。

 もう一社、京セラも調べてみました。

 京セラソーラー・メキシコ工場 開工式 発表日:20041213

 ・・・略

 現在、当社の太陽電池生産能力は月産12.5MW(年産150MW)であり、20058月に、その1.6倍となる月産20MW(年産240MW)まで生産規模を拡大します。・・・以下略

 こちらも、やる気十分ですね。

 いずれにしても、日本の太陽電池メーカーが競争することで、単価が下がることを期待したいものです。
 家庭用の太陽光発電の爆発的な普及には、まだまだ値段がネックとなっていると思われるだけに、やはり、もう一段のコストダウンが必要です。
 未だに、ドイツのレイトインセンティブ方式を導入できない日本政府の対応を待つには遅すぎます。ここはやはり、メーカーのコストダウンに期待を持たざるを得ません。
 といいながら、日本政府の対応如何では殆んどが海外に流れてしまうことになりそうで心配です。

今年こそは期待したい!

200515日水曜日  第1935回  交通事故死者数

 去年より一日遅れですが、今年も、同じ話題を。

 3日、読売新聞より

 昨年1年間の全国の交通事故死者数は、前年より344人(4・5%減)少ない7358人で、1956年以来、48年ぶりに7500人を下回ったことが、警察庁の2日の集計でわかった。

 死者の減少は2001年から4年連続。死者が1万6765人を記録して「第1次交通戦争」と呼ばれるようになった70年以降、最も少ない死者数となった。・・・中略

 しかし、事故発生件数(速報値)は95万1371件、負傷者数(同)も118万1585人でいずれも過去最悪となる見通しで、厳しい状況に変わりはないという。・・・以下略

 死者が減少しているのは喜ぶべきことですが、事故発生件数と負傷者の増加を考えると手放しで喜んでばかりはいられないようですね。
 飲酒運転の罰則強化やシートベルト着用率の増加によるところが大きいようですが、こんなことは根本的な解決とは言ません。やはり、事故の起こらない交通体系を考えることこそがやるべきことであるはずです。

 つまりは、この部屋でも何度も書いていますが、新幹線や路面電車などの公共交通の整備と市街地へのクルマの乗り入れ制限やクルマと自転車と歩行者の完全分離などによる根本的な対策こそ目指すべき方向であるはずです。
 そして、これは当然エネルギー削減にも大きな効果をもたらします。是ほど、未来の日本にとって良いことを何故やらないのか不思議でしようがありません。

昨日も取り上げた太陽光発電と共に、日本のやるべき方向はこれしかありません。これなら、政・官・財のたかりやさん達も大好きな予算を十分配分できるじゃないですか。尤も、無駄遣いだけは御免蒙りますが。

どうしてやらないのか!

200516日木曜日  第1936回  交通事故死者数

 昨日に続いて去年より一日遅れで同じ話題です。

 3日、四国新聞より

 香川県警交通部が二日にまとめた二〇〇四年の交通事故状況によると、香川県内の事故死者数は昨年より十人少ない八十六人で、現在の交通統計方式となった一九六六年以降で〇二年に次いで二番目に少なかった。人口十万人当たりの死者数も全国ワースト九位(前年ワースト七位)とわずかに改善。しかし、発生件数と負傷者数が昨年より3―4%増加したほか、重点対策として取り組んでいた高齢者の犠牲者数などが半数を超えた。・・・中略

 昨年の香川県内の事故発生件数は一万三千三百五十九人(前年比3・4%増)、負傷者は一万六千七百九十五人(同4・2%増)で、昨年に続きともに過去最悪を更新。事故死者のうち、香川県警が重点対策として取り組んだ六十五歳以上の高齢者の割合は53・5%を占めるなど、「夜間」「交差点」とともに軒並み半数以上を占めた。・・・以下略

 死者は減ったが事故自体は増えているというように、やはり、全国と同じ傾向ですね。都道府県では北海道が13年連続ワーストワンだそうです。これで思いつくのが、道路整備が良い所に事故が多いのじゃないかということです。
 北海道は何処までも真っ直ぐな道が多いと聞いています。一方、香川は舗装率が全国一で、スピードの出易い道が多い。つまりは、道路をどんなに良くしても、事故が減ると言うことには繋がっていないのじゃないでしょうか。
 そして、全国どこも同じような傾向があるということは、何時までも、クルマ優先の道路整備を進めている限りは事故の減少は期待できないといえるのじゃないでしょうか。
 つまりは、昨日も書いたように、交通体系の根本的見直ししか解決方法はないということだと思います。

もういい加減で、考え方を変えましょうよ!

200517日金曜日  第1937回  マスコミ

 第1927回ですスマトラ沖地震の津波による被害の報道の仕方がおかしいと書きましたが、どうやらその後の報道にもとんでもない操作があったようです。
 年末から正月3が日は、例年と変らない娯楽番組のオンパレードで地震のニュースは殆んどありませんでした。4日になって、やっと少しずつ報道されるようになった。その裏には、折角用意した正月番組を変更したくないという思惑があったと言われているようです。
 それだけでなく、政府、外務省なども日本人の行方不明者数を意図的に隠していたようです。

 西村幸祐 20050104

 ・・・略

 三が日終わった途端にスマトラ沖大地震の被害状況を日本メディアが伝え始めた。どうも日本のメディアはおかしい。正月特番を潰したくなかったから?民放がそんな理由ならNHKが積極的に報道するべきだった。第一報に接した時に死者は2万人と予測したが、被害は想像の10倍になりそうだ。1月4日現在、国連の緊急救援担当調整官は15万人の死亡が確認されて、今後、犠牲者の数は数万人増える可能性があると話している。欧米メディアが連日特番を組んでいたのと対照的だ。・・・以下略

 勝谷誠彦の××な日々。20050104

 ・・・略

 年末の時点で「邦人行方不明者600人」と報じていたならこの年末年始は違ったものになっただろう。あのテレビの糞白痴番組の多くも中止になっていたに違いない。まさかそんな事を配慮して情報統制をしたのならこの国はもう終わっている。

 これが本当なら、大変なことですね。日本の国は完全にマスコミによって操作されていると言うことです。
 日本人の犠牲者が他の国の観光客に比べて極端に少ないことを不思議とは思いながらも、まさかこんな操作が行われているとも気づかなかった自分のバカさ加減に愛想が尽きます。
 それにしても、この国のマスコミは、完全に狂っているようです。これでネットが無ければ、私も、こんなことに気が付くことも無なかったでしょう。
 拉致問題で、この国をおかしな方向に導こうとしている教育やマスコミのおかしさに気が付かされ、今もまた、こんな姑息なマスコミの報道の仕方を目の当たりにして、何を信じれば良いのか恐ろしい限りです。
 情報はすべからず疑ってかかり、自分で考え判断するしかないようです。尤も、それに気づかせてくれたネットの情報だって、自分で判断するしかないのですから・・・。

今頃、気付くのも遅いですね!

200518日土曜日  第1938回  直流ハウス

 今の、太陽光発電システムの弱点は直流を交流に変換するパワーコンディショナーという装置が高価な上に家電と同じように寿命が10年前後であることです。
 発電パネル自体は可動部分が無いこともあって、変換効率のダウンはあるとしても半永久的とも思える寿命があると言われています。それだけに、パワーコンディショナーの寿命が装置全体のコストアップにつながっていると言えるでしょう。これが、パネルと同じような寿命があれば太陽光発電の弱点は大幅に克服されそうです。

 萬晩報に面白い記事がありました。

 直流ハウスでエネルギー革命は可能か!?

 ・・・略

 昨年末、三重県にある燃料電池の実証装置をみせてもらった時、発電する直流を交流に直すのに6%の電力ロスがあると聞いた。電球とモーターを使用する家電製品以外は家電製品の中でまた直流に直すからさらに6%のロスが生まれ、行って来いで12%のロスが発生することを知った。

 12%もロスがあるのなら、そのまま直流で使えば、地球環境の上でも大きなメリットがあるはずだ。現代社会を維持する上で12%ものエネルギー削減はほとんど不可能なことだが、直流で使えば、その不可能なエネルギー削減が可能になる。・・・中略

 将来的にエネルギーが分散型発電時代になることは容易に予想される中で、すべての家電製品が直流で使えるような「直流ハウス」の開発を提言したい。・・・以下略

 エジソン時代の直流・交流論争

 ・・・略

 電気は初め、直流だったが、“送電”のために交流が開発されたのである。100年を経てその送電の必要がなくなれば、直流に戻ってもおかしくないのである。

 これは面白そうです。「直流ハウス」が実現できれば、太陽光発電もパワーコンディショナーが必要なくなり、大幅なコストダウンになります。その上、変換ロスが無くなるとなれば一挙両得です。
 そして、
ナノゲートキャパシターが実用化されれば、家庭のエネルギーは完全に独立したものが可能になります。これぞ、太陽光発電の究極の姿と言えるでしょう。

是非とも実現して欲しい!

200519日日曜日  第1939回  循環型社会

 太陽光発電の普及を願うのは、あくまでも、今の便利な生活水準を維持することを前提としている。しかし、本当に地球の未来を考えるのなら、便利さをある程度辛抱する生活を受け入れることが必要と言えそうです。

 そんな生活をトッテンさんが書いています。

  アシスト:ビル・トッテンからのレター → No.662 日本人が歩むべき道

 ・・・略

 さらには日本には手本となる素晴らしい歴史がある。簡素な生活に必要なものは何でも製造し、文化的にも非常に洗練されていたほぼ完全な循環型社会だった江戸時代だ。そして弱肉強食の競争ではなく、稲作を中心に織りなされてきた長い「和」の歴史である。生きるために自然を必要以上さく取することのない道教的な価値観。それこそが日本人が歩むべき道(タオ)だと思う。

 今の便利な生活を捨てて、江戸時代の生活に戻ることは殆んど無理だと思いますが、資源が無くなれば、必然的にそうせざるを得ないのは明らかです。
 そんな江戸時代の生活に戻らない為にも、太陽のエネルギーを直接変換できる太陽光発電の普及こそ残された道と考えるのですが、どうでしょう。太陽エネルギーを直接利用することこそ本当の循環型社会と言えるのではないでしょうか。何といっても、石油を代表とする資源は、元はと言えば、全て太陽の力によってもたらされたものなのですから。

 それにしても、もうそこまで来ていると思われるエネルギー資源の枯渇に対して日本の政府の対応は余りにも鈍いと思うのは私だけでしょうか。何処を向いて政治をしているのか、全く信じられない思いです。

早く手を打たねば!

2005110日月曜日  第1940回  NHK国際テレビ放送

 第1937回でスマトラ沖地震の報道のおかしさを取り上げましたが、どうやら、もっと、とんでもないことをやっていたようです。そして、外務省も・・・。

 団藤保晴の記者ネット「インターネットで読み解く!」 → 大津波で問うNHK国際TV放送の失態

 ・・・略

 アジア・アフリカで広く見られるNHKの国際テレビ放送が東京発のニュースで「スマトラ沖でM8.3の地震がありました。かなりの被害があった模様です」と流しながら「日本での津波の影響はありません」としかコメントしなかったのである。

 インド洋の島国モルディブに、半年遅れの新婚旅行に来ていた「リーマン成金計画☆生きてるだけで丸儲け☆」の作者は、朝6時に大きな揺れを感じて目を覚ます。7時過ぎにテレビのチャンネルをNHKに回して上述のニュースを聞いて「ガクッ。『知りたいのはモルディブへの影響に決まっとるやろ!』とTVに虚しいツッコミを浴びせ、朝食に向かう」・・・以下略

 日本でボケているのは何時ものことなのでそれほど驚きもしませんでしたが、世界に流すニュースでこんなことをやっていたとは、情けない限りですね。それにしても、NHKがこんな放送をやっていることもしりませんでした。
 もし、このとき津波情報を流していれば、それを見た日本人観光客などの動きによって、多くの現地の人たちが助かったかもしれません。
 現地には津波情報が無かったことが当たり前のように報道されていますが、その裏に、こんな失態が隠れていたとは想像もしませんでした。
 いつも、海外での事故や災害の時に「日本人の犠牲者はいません」などと顰蹙もののコメントを流しているのを見て、何となくしっくりしないと思っていましたが、そんなときにも、同じようなコメントをそのまま世界に流していたんでしょうね。そして、その習慣が今回も、何の疑問も抱かずに、そのまま流されたと言うことじゃないでしょうか。
 折角、多くの人を助けることができたかも知れないチャンスをみすみす逃したことを深く反省してもらいたいものです。

全く、何をやってんだか!

2005111日火曜日  第1941回  外務省

 昨日のそして外務省もと書いたものについて。

 団藤保晴の記者ネット「インターネットで読み解く!」 → 大津波で問うNHK国際TV放送の失態より。

 ・・・略

 もっともっと公的な義務を忘れている例として、酷い現地報告がある。「そよかぜ日記」の2005-01-06 スリランカ津波被害者の手記」は女性が書いた長文レポートだ。・・・以下略

 その手記より

 ・・・略

 するとパスポートの再発行には10250ルピー(約1万円)が必要でお金は貸せませんというではないか。愕然とする。津波より怖い日本大使館!・・・以下略

 他にも外務省の対応について、

 勝谷誠彦の××な日々。20050110

 ・・・略

 被害者を出した先進各国は大量の職員を派遣してただちに帰国書類の発行と母国までの足を確保した。もちろん書類の発行などは無料で足は政府が派遣した無償の特別機である。翻ってわが日本国。帰国証明書の発行には902バーツを請求なさる。2バーツは紙代だそうである。パスポートも現金も流出した被災者たちには金を貸してくださる。もちろんその中から902バーツ払えというのである。なんという慈愛に満ちた国家に私たちは住んでいるのであろう(嘲)。各国の人々が政府差し回しの直行便で帰国するなか同胞被害者たちはタイ政府の飛行機でバンコクへと向かう。各国は国旗を持った職員たちが出迎え市内のホテルでの休息そしてここからの帰国便はすべて無料。翻ってわが日本国は…書くまでもないだろう。・・・以下略

 大使館の日本人に対する扱いが酷いという話はニューヨークのツインビルテロの時にもネットで話題になっていましたが、未だに変っていないようですね。
 拉致問題に対する対応といい、日本の外務省は日本の国民のことには全く関心が無いようです。国民の税金を誤魔化すことや自分達の身を守ることには熱心なようですが、それじゃあ、一体、何の為にあるのでしょうか。却って、最初から無い方が費用が掛からないだけ良いかもしれません。
 まったく、日本の国に「外務省がなかりせば、国民の心はのどけからまし」ですね。

情けない!

2005112日水曜日  第1942回  日付間違い

 毎朝、6時前に、ネットで5大紙のコラムを見て回るのですが、面白い現象があります。常に更新されているのが、読売の「編集手帳」と産経の「産経抄」。7時前でないと更新されないのが、朝日の「天声人語」と日経の「春秋」、午前中にはされないのが毎日の「余録」。ちなみに、四国新聞の「一日一言」は7時にはまだですが午前中には更新されます。
 読売は配達された新聞で読みますが、この配達が最近は時間がまちまちで、生活のリズムを狂わせられています。そのため、ネットで読むときもあるのですが、必ず更新されています。
 こうしてみると、何となく、今の各紙の経営状態を表していると思うのは私だけでしょうか。
 最近、偏向報道で人気を落としている朝日、毎日が特に最近遅くなったような気がします。日経も遅れ気味です。

 そんなことを思いながら11日の朝も巡回していましたところ、NIKKEI NET:社説・春秋がどこかおかしいのです。
 何と、日付が12日になっているのです。思わず、他紙やパソコンの日付を確認してしまいました。やはり、11日に間違いありません。
 私も、この部屋で日付を間違えてアップしたこともあり、「こりゃ、担当者はお目玉くらうだろうなぁ」と要らぬ心配をしてしまいました。これが、本紙で起きたら大問題でしょうね。 その点、ネットは修正も可能なのでそれほど問題にはならず「笑い話」ですむのかもしれません。
 さて、何人が気が付いたでしょうか。大事にならないうちに修正されれば良いのですが。と思っていたら、案の定、午前中のうちに11日に修正されていました。いずれにしても、担当者が責任を取らされないことを願います。

 と言いつつ、どこかに会社の勢いが出ているのかなと要らぬことを考えてしまいます。

嫌な読者ですね!

2005113日木曜日  第1943回  中村修二

 第1596回で取り上げた青色ダイオードの中村修二さんの訴訟の和解が成立しましたね。

12日、読売新聞より

 青色LED訴訟の和解成立、中村教授に8億4400万

 ・・・略

 和解条項では、同社が中村教授に計6億857万円の発明の対価を支払う。支払額は遅延損害金(利息)を含む約8億4400万円で、発明の対価をめぐり企業が支払う金額としては、「味の素」が人工甘味料の製法を開発した元社員に支払った和解金の1億5000万円を上回り、国内では史上最高額となる。・・・中略

中村教授の話「和解金額に納得していないが、弁護士の助言に従った。発明対価の問題のバトンは後続のランナー、1人1人の技術者に引き継ぎ、本来の研究・開発の世界に戻りたい」・・・以下略

 何となく、落ち着く所に落ち着いたという感じでしょうか。200億に比べるといかにも少ないようですが、中村さんとしてもやたらに金額にこだわるより今後の技術者への正当な評価や地位向上に道を開いたことに満足を感じているのではないでしょうか。
 このまま、金額にこだわるより、その潔さの方が中村さんの評価を高めるように思うのは私だけでしょうか。

良かった!

2005114日金曜日  第1944回  カローラ

 第1480回で取り上げたカローラが再び首位に立ったそうです。

 11日、NIKKEI NETより

 2004年の新車販売、「カローラ」が2年連続首位

 日本自動車販売協会連合会(自販連)が11日、2004年の年間新車販売ランキング(軽自動車を除く)を発表した。トヨタ自動車の「カローラ」が173301台で、2年連続で首位となった。2位はホンダの「フィット」で03年と変わらず。日産自動車の「キューブ」は03年の4位から3位に浮上した。・・・以下略

 相変わらず、トヨタの快進撃は止まらないようです。いまや、GMを追い抜くのも時間の問題と思えます。
 しかしながら、この頑張りが、
第1480回でも書いたように日本の国の停滞の原因と思えて仕方ないのです。

 団藤保晴の「インターネットで読み解く!」→ グローバル競争社会化の元凶は日本が、成る程と納得できるように取り上げています。

 その中でリンクされている、68回「日本の自動車産業が開いた禁断」より

 日本的生産システムはパンドラの箱を開けた

 ・・・略

 日本の専売特許のように思われていた「リーン生産方式」は、世界中に広まってしまった。私はこれがもてはやされた始めた頃から、ふたつの点で懐疑的だった。まず、労働は人間文化であり、社会の存在のありようと密着している。その国の労働のありようを根こそぎ変えることが許されるのか。・・・以下略

 これが、見事に真理を突いていると思いませんか。乾いたタオルを絞ると言われるトヨタの生産方式が世界に広まって、生産効率は上がったかもしれませんが、そこで働く人たちが幸せになれたのでしょうか。底なし沼の競争に突入しただけのことのように思えるのです。
 生来の怠け者の私には、そんな息抜きのない効率一辺倒の仕事が人間に幸せをもたらすとは思えないのです。適当に、遊びのある仕事で良いのじゃないでしょうか。

甘いのでしょうか!

2005115日土曜日  第1945回  中村修二

 第1943回で中村修二さんの和解を良かったと書きましたが、ご本人は納得していないようですね。

 12日、NIKKEI NETより

 ・・・略

 和解を受けて緊急来日した中村教授。充血した目で「高裁は山ほど提出した書面をまるで読まず、最初から和解金額を決めていた。これで正義の判断といえますか」と声を荒らげ「これだけが言いたくて日本に来た。日本の司法システムは腐っている」と切り捨てた。・・・中略

 中村教授は「勝つ可能性が0.1%でもあれば最高裁まで闘おうと何度も弁護士に頼んだ」と明かした上で「判決になればさらに額が下がるし、最高裁は法律論しか争わない。結果が同じなら打つ手がない」と和解を決断した理由を述べた。・・・以下略

 一方、日亜化学工業の社長は、12日、同じNIKKEI NETより

 ・・・略

 小川社長は和解にこぎ着けたことに対して「(青色LEDは)1人の天才が仕上げたように流布されているが、今回の和解で開発にかかわった若い技術者たちの名誉が回復したという点で意義を感じている。一審判決後、控訴審で全力をつくし、当社の主張が完全に認められた」と感想を述べた。・・・以下略

 どちらが、本当なのか分りませんが、どちらの主張も極端に走っていると感じるのは私だけでしょうか。選手の年俸の高騰がプロ野球事態の存続を危うくしている日米両プロ野球の年俸の高騰問題を思い出してしまいます。
 所詮、経営者と、社員の利害が一致することはないということなのでしょうか。両者が譲り合って共存することはできないものでしょうか。

なんて、甘すぎますか!

2005116日日曜日  第1946回  内部告発の裏

 物事には見方によって、全く違った解釈があるものです。

 14日、読売新聞に載ったこの記事に関して、ネットで全く正反対の意見がありました。

 「NHKに政治介入」 プロデューサー内部告発 

 ・・・略 

 昨年末にNHKの内部告発窓口「コンプライアンス(法令順守)推進委員会」に2001年1月に放送した番組で、「政治介入を許した」として、調査を求めたことを明らかにした。・・・以下略

 このプロデューサーの立場での意見は私の何時ものネット巡回路の

 五十嵐仁の転成仁語より 

 1月13日(木) 「戦争できる国」への布石の数々

 ・・・略

 過去の侵略戦争を美化するためのマスコミへの政治介入が明らかになりました。2001年1月、旧日本軍慰安婦制度の責任者を裁く民衆法廷を扱ったNHKの特集番組で、中川昭一・現経産相、安倍晋三・現自民党幹事長代理が放送前日にNHK幹部を呼んで「偏った内容だ」などと圧力をかけていたことが判明したからです。・・・以下略

 1月14日(木)関係者は勇気をもって本当のことを話しなさい

 ・・・略

 何よりも、この告発は長井さんには何のメリットもないという点が重要です。逆に様々な不利益を受け、下手をすれば社会的に抹殺されてしまいかねない大きなリスクがあります。現に、大々的な総反撃が始まっています。・・・以下略

 五十嵐さんは全面的にこのプロデューサーを信じているようです。しかし、これも何時もの順路の

 酔夢ing voiceより 西村 幸祐 2005/01/13 () メディアの犯罪 朝日&NHKTBSの報道ファシズム 

・・・略

 記事自体が昨年末にNHKの内部告発窓口に告発した「現場責任者」のリークの形になっている。だが、これはリークに見せかけた連携プレーである。なぜなら本田雅和記者は3年前からこの特集番組について取材に応じたVAWW-NETジャパンがNHKを相手に起こした裁判の取材をしていからだ。だから、今頃3年ぶりに亡霊のように<民衆法廷>という茶番が蘇ったわけだ。そして、今この時点で亡霊が現れた事が重要だ。結論から先に言えば、3年前もそうだったように今年は教科書採択の年である。何が何でも日本が悪であり、そのために従軍慰安婦だろうと南京虐殺だろうと強制連行であろうと、とにかく日本=悪という命題を証明するために、どんな捏造でも歴史歪曲でもやろうという、反日への暗い炎を燃えたぎらせた人々が、結集したイベントが必要なのだ。・・・以下略

 クライン孝子の日記 

 2005/01/14 () 危機一髪でしたねえ(1) 戦後の反日偏向報道に手が入ったということね(2)

 ・・・略 

 外部の多数の愛国的な識者から番組編成監視委員会を作り、公正な報道が復活するように厳しくプロデューサーの評価人事を行い、NHKを国民の手に取り戻す必要があります

 勝谷誠彦の××な日々。20050114

 ・・・略

 安倍さんや中川さんの申し入れは背後の支持者と番組内容を考えれば政治家としては当然の活動である。問題はそれが「圧力」や「政治介入」になりうるかどうかというNHK側の姿勢であって左マイマイが白痴踊りをしているのはともかく朝日新聞までもがそういう視点ではしゃいでいるのは見苦しい。・・・以下略

 Irregular Expressionが一番分りやすそうです。

 五十嵐さんの説は無理がありそうですね。これは、どうやら、北朝鮮あたりが裏で糸を引いているようにも思えます。

 それにしても、日本のマスコミは恐ろしいほどに中国・北朝鮮・韓国などのシンパに侵略されているようです。こんな人たちが作る番組で日本人が洗脳されてきたのですから、日本の国がおかしくなるはずです。

こんなことが分るのもネットのお陰!

2005117日月曜日  第1947回  太陽光発電

 Nef(財団法人新エネルギー財団)によると住宅用太陽光発電の補助金の残りが少なくなったようです。

 14 住宅用太陽光発電導入促進事業の残応募申込み枠約5,000件のお知らせ

 今年度は、前年度キロワット当たり9万円だった補助金が半分の4万5千円になったので、設置軒数が落ちるかと思いましたが、残りが少なくなった所を見るとほぼ同数の設置軒数にはなったようですね。来年度の補助金は2万円程度になりそうな噂です。
 それにしても、日本政府の取り組み方をみていると、本当に太陽光発電を促進する気があるのか疑問です。
 日本のメーカーは、増産を決めながらもそんな日本を見限ったかのように
海外進出を進めているようです。こんな事で、良いのでしょうか。

 最近は、新しい技術のニュースもすくなく、このままでは太陽光発電の前途はどうなることかと心配になります。

 と思っていたら、ありました。

 衣服に織り込める太陽電池、カナダの大学が発明

 ・・・略

 この太陽電池は太陽の赤外線を活用し、衣服や紙などの素材の表面に柔軟性のあるフィルムを形成できるとしている。

 このフィルムは日光のエネルギーの30%を利用可能な電力に変換できる――現在使われている太陽電池のベストプラクティスである6%よりもはるかに高い。・・・以下略

 これが、ブレイクスルーになるのかどうかは分かりませんが、何とか、変換効率のアップとコストダウンに貢献して欲しいものです。
 というのも、今の政府の取り組みのままでは、太陽光発電の普及は遅々として進まないと思われるからです。シャープが日本中の屋根に太陽光発電を取り付けたいとコマーシャルを流していますが、こんなことじゃ、それは、夢の又夢に終わりかねない。

政府は何を考えているのか!

2005118日火曜日  第1948回  持続可能な都市

 昨日書いたように、私が、エネルギー問題解決の切り札と信じている太陽光発電の普及が遅々として進みません。となれば、あとは省エネ生活をするしかなさそうです。

 トッテンさんのOur World → No.663 持続可能な都市築く一歩に より

 ・・・略

 われわれの工業文明も、これまでの文明と同じように今終わりの始まりにある。人類の歴史をふりかえればこれは不自然なことではない。過去において消滅した文明は、富を蓄積し、強大な軍事力をもち、領土拡大が頂点に達してからしばらくして崩壊が始まっている。その背景には井戸の枯渇や木を切り過ぎるなど、資源を使い果たしたり、または生態系を破壊したことも要因となった。・・・中略

 複雑になりすぎた社会をもっとシンプルに、大きくなりすぎた人間のエゴを持続可能な大きさに戻していこう。2005年、われわれは石油資源を使わなくても可能な活動やプロセスへ転換し、持続可能な都市、Civisを築く一歩を踏み出すべきである。

 さて、今の人類史上に於いても、又、世界中でも一番恵まれていると思われる生活水準を引き下げることが今の日本人に出来るでしょうか。
 しかし、それ以外に人類の未来を救うことができないのであれば、やるしかないはずです。しかしながら、今の人たちには、その未来は来ないのですから、自分のこととして真剣に考える人がどれだけいるでしょうか。人間なんて、それ程立派とは思えないのは私だけでしょうか。
 それでも、現実に石油資源が無くなれば、いやでも生活水準は落ちるのですから、「なるようになるさ」と放っておくのも一つの方法かもしれません。しかし、それでは、余りにも情けない。未来の人たちに恨まれるでしょうね。
 それがいやなら、どうやっても対策を打つことが必要でしょう。そして、生活水準を落とさずにエネルギー問題を解決する方法は、太陽光発電しかないと思うのですが、どうでしょう。

単純すぎるでしょうか!

2005119日水曜日  第1949回  井戸

 阪神淡路大震災や新潟地震をでの被災地のニュースを見る度に思うのが、電気、ガス、水道などライフラインのことです。
 どうすれば、イザというときにライフラインを確保できるかと考えていましたが、電気はこの中でも復旧が一番早いので比較的問題が無さそうです。問題はガスと水道。ガスは、今はやりのオール電化という方法もあり、太陽光発電を設置していれば、昼間だけでも何とかしのげそうです。そのうちに電気は復旧されるでしょう。
 問題は、水です。飲料だけでなくトイレなどが一番困るようです。昔のように、地域や家庭に井戸があれば良いのでしょうが、水道の発達した今、殆んど使われなくなってしまっています。それに井戸は場所もとるので、田舎なら問題ないかもしれませんが、都会では場所を確保するのも難しそうです。
 我が家にも、私が子供の頃にはまだ使っていた井戸が残っていますが、長い間使っていないこともありどんな様子か見たことも無い有様ですから、イザと言う時には使えそうもありません。

 このように井戸といえば大きな穴を掘ったものと思っていたところ、あるとき、偶然、直径10センチくらいのボーリング用のパイプを作っている鉄工所の御主人と話す機会があり、いろいろと聞いていると、今時の井戸はそのパイプの太さでボーリングすることで、簡単にできるのだそうです。これは良いことを聞きました。

 早速、調べてみました。

 ドリコ株式会社 → 災害対策用給水システム

 滑ロ義ボーリング → 地下水の利用法

 株式会社 サクセン → 井戸の掘り方

 なるほど、やっぱりあるんですね。知らなかったのは私だけのようです。

 水再考(全50回) → 第32回地下水(2)「防災の面でも井戸を奨励」というのもありました。

 イザと言う時の為にポンプは手動式が良さそうです。

 ついでといってはなんですが、

 東南アジアなどで日本人によるボランティアの井戸堀で有名になった上総掘り(かずさぼり)がありました。

 こうした、井戸を各家庭や町内会などで掘っておけば、イザと言う時に役に立つはずです。

太陽光発電+井戸で災害を乗り切りましょう!

2005120日木曜日  第1950回  石油ピーク

 無くなる、無くなると言われながらも実感が無い為か、節約することも無く湯水のごとく使っている石油がいよいよピークを迎えているようです。

 市民のための環境学ガイド → 「今月の環境」(1月2005年)

 1月16日: 強まる石油ピーク説

 朝日新聞

 00年以降、産出量が頭打ちになったり横ばいや減少に転じる「石油ピーク」を迎えた産油国が相次ぎ、すでに11ヶ国がそんな状態。

 世界の石油開発業界では、新規油田の発見が急減したこともあり、「地球全体の石油ピークが近い」との説が強まっている。

 00以降、英国、ノルウェー、オマーン、コロンビア、パキスタン、コンゴ、オーストラリアの7ヶ国が減少局面に入り、横ばいになった国も、中国、メキシコなど4ヶ国。90年代後半に、エジプト、シリア、ガボン、アルゼンチンなど6ヶ国が減少に転じた。・・・中略

 一方で、中国などの新興市場の石油需要は今後も急速に膨らむ見通し。「現存油田を従来の採掘技術で生産するだけなら、15年後には需要の半分が賄い切れなくなる」(欧州の石油メジャー幹部)。

 発掘技術の進歩や値段の高騰で、生産量は減らないとの説もありますが、ここは、素直に、資源には限りがあると捉えるべきだと思います。
 そして、それはいよいよ現実のものとなってきているということのようです。さて、人類は、危機を危機として捉え、手を打つ知恵を発揮するのでしょうか。それとも、どうしようもなくなるまで、何の手を打つことも無く突き進むのでしょうか。
 今の、太陽光発電の普及の遅さを見ると、どうやら土壇場まで何の手を打つことも無く突き進みそうと思うのは私だけでしょうか。

結果を見てみたいものです!

2005121日金曜日  第1951回  外来種

 第1151話などで何度か取り上げた外来種の増殖を防ぐ法律「特定外来生物被害防止法」ができたそうですが、大きな問題を抱えているようです。

 20日、日本経済新聞 社説

 何とも不可思議な決定だ。北米原産のスズキ目の淡水魚、オオクチバス、いわゆるブラックバスが、日本の淡水生態系を破壊する外来生物であることを認めながら、環境省はその移動や輸入を禁じる決定を、半年間先送りした。昨年公布された「特定外来生物被害防止法」は、対象生物を今月末までに指定し、5月末に施行する予定で、同法は最大の狙いであるブラックバスの処遇が宙に浮いたまま、心もとない船出となる。

 釣り具メーカーや釣具店、バス釣りの愛好者などの猛烈な圧力に、環境省は指定を当分は見送る公算が大だとみられている。バス釣りの市場規模など「利」を論じるのは大切だが、利益が正当な「理」にかなっているかがまず問われるべきだ。・・・以下略

 面白いですね、誰かがこっそりと放流した外来種があっという間に全国に広がり、それを釣る人が増えて、商売が成り立つようになった後で取り締まろうとしても、その人たちが既に圧力団体になるほどに増えてしまっていたとは笑うしかなさそうです。
 所詮、今の世界は、「利」には勝てなくなってしまっているという良い例かもしれません。もうここまで来たら、「なるようになるさ」と見守っていたらどうでしょう。
 日本の人口も来年から減少することですし、もしかしたら、日本人も外人に淘汰されているかもしれません。
 何時の間にか、日本列島は、人も動物・植物も外来種の天下になっていた、なんて、ブラックユーモアでは済まないようなことも考えられそうです。

 昨日も取り上げた石油と同じで、便利さや利を追って、自然を無視して増殖した人類も、最後は自然にしっぺ返しを食らって、滅亡への道を歩むしかないのかもしれません。

やはり、未来を見てみたい!

2005122日土曜日  第1952回  外来種2

 昨日のブラックバスの処遇が一転して変ったそうです。何があったんでしょう。

 21日、朝日新聞より

 国内生態系に影響を及ぼす「特定外来生物」の指定作業で焦点になっていたブラックバスの一種オオクチバスについて、環境省は21日、指定に関する議論を半年間先送りする方針を転換し、6月の外来生物法施行時から適用される、指定第1陣のリストに盛り込むことを決めた。小池環境相が先送りを認めない考えを表明し、担当部局に再検討を促したことで事態が急転した。31日に開かれる哺乳(ほにゅう)類なども合わせた指定の全体会合で、決定する見通し。・・・中略

 指定されると、釣り自体が禁止されるわけではないが、適切な管理のため輸入、移動、飼育、放流などが規制される。・・・以下略

 さて、今更、外来種の撲滅ができるのでしょうか。無駄な努力のような気がしないでもないですが、どうなりますか。
 それにしても、小池さん、やりますね。果たして、圧力団体「日本釣振興会」の反撃に耐えられるでしょうか。お手並み拝見ですね。
 「日本釣振興会」は、圧力団体としては規模が小さいのかもしれませんが、まがりなりにも、大臣が圧力に負けずにこういう判断を下すことは良いことじゃないでしょうか。
 小泉さんも、どんな圧力があるのか知りませんが、この小池さんの気概を見習って、拉致問題に毅然とした態度で取り組んで欲しいものです。

望む方が無理か!

2005123日日曜日  第1953回  裏金問題

 第1631回などで取り上げた、北海道警察の裏金問題は未だに解決されずにうやむやにされようとしているようです。
 警察や
検察の裏金問題を見ていると、組織に取り込まれた人間の弱さというか、情けなさを嫌というほど思い知らされます。
 私も、そんな組織に属していたら、きっと同じことをしていただろうと想像できるだけに、警察や検察という人を取り締まるべき組織でそんな悪事が当たり前のように行われていることに情けなさも倍増します。

 それでも、少しは気骨のある人もいるようです。  

 21日、読売新聞より

 現職警官 裏金を告発

 ・・・略 

 現職の県警地域課鉄道警察隊の巡査部長仙波敏郎さん(55)が、「上司に領収書を偽造するよう求められたが、拒否した。組織ぐるみで裏金を作りプールしていた」との疑惑を”内部告発”した。現職警官が公の場で捜査費不正支出について証言するのは全国でも初めてという。・・・中略

 昇任試験を終えた79年7月、当時の勤務先の県南部の署の副所長から「領収書を書いていないから通らない」と言われたという。・・・以下略

 これが、正義の味方であるべき警察のやることでしょうか。こんな人たちが、悪事を取り締まろうなんておこがましいとしか言い用がありません。
 どうせ、そこまで腐っているのなら、受刑者あたりを警官にした方が、最初から信頼もしないので、何があっても、幻滅もしなくて良いかもしれませんね。警官をみたら泥棒と思えなんて洒落にもなりません。

 それにしても、現職で証言するのが全国でも初めてというのも、さすが警察組織と感心すべきかもしれません。しかし、これを契機として、もっと内部告発者がでてこないと、警察も検察も疑惑をもみ消してしまい、知らん顔でしょうね。人間がいる限り不正はなくならないのでしょうか。

人間って、怖いですね!

2005124日月曜日  第1954回  右肩上がり

 真面目に一生懸命努力をしていれば、余程のことがない限り、何時かは生活が楽になると信じて仕事などにも辛抱してきたが、どうやらそんな楽観的な考えは通用しなくなってきているようです。

 21日、四国新聞コラム「一日一言」より

 ・・・略

 「親よりも子ども時代が貧しくなることがある」というのは、よく知られた先進国の条件だ。成長の余地が乏しくなった先進国では常に右肩上がりとは限らない。西欧では常識だが、日本はバブル崩壊後に初めて経験したことだ。バタバタしないで生きよう。あらためてそう思う。

 そうか、西洋では常識だったんですか。そういえば、四大文明やローマ帝国など、昔栄華を誇ったところは、例外なく停滞してしまっています。歴史をみれば、未来永劫繁栄を享受することはどうやら不可能のようです。
 そうは言いながらも、今度こそは違うと思いたいのが人間の性というものでしょうか。しかし、今の日本を見ていると、やはり、歴史をくつがえすことは出来ないのかもしれないと悲観的になりそうです。

 ここは、やはり、腹をくくって、足るを知るの精神で、バタバタしないで生きることを目指すべきなのかもしれません。

出来るかな!

2005125日火曜日  第1955回  外務省

 第1941回で今回のスマトラ沖地震の時の外務省の被災した日本人に対する対応の酷さを書きました。
 
勝谷誠彦の××な日々。20050123によると、流石の外務省も、少しは反省したようです。

 朝日新聞

 被災者の渡航証明書無料に 外務省、津波被害で批判受け

 外務省は、海外で日本人が自然災害や大事故に巻き込まれてパスポートを紛失した場合、「帰国のための渡航証明書」の発行手数料を無料化する方針を決めた。スマトラ沖大地震による津波でパスポートを流された日本人約80人から旅券法の規定通りの手数料を徴収したことに、批判の声が寄せられたことを受けたもの。今回の津波災害で徴収した手数料の返還も検討している。・・・略

 津波より怖い日本大使館!も、やっと、人並みの人情と言うものが分ったのでしょうか。それとも、単に非難をやり過ごす為の一時的な対応でしょうか。全く、何処を向いて仕事をしているのやら。
 本当に国民の方を向いているかどうかは、次にどこかで、災害にあったときでないとわからないのかもしれません。

 どうして、日本国民は、こんな薄情な外務省を持つことになったのでしょうか。全く腹立たしい限りです。そして、国民のことを何とも思っていないというこの体質が見事に現れているのが、拉致問題と言えるのではないでしょうか。
 そろそろ、自分達は誰の為に仕事をしなければならないのか分かって欲しいものです。

期待する方が間違っているのでしょうか!

2005126日水曜日  第1956回  裏金問題

 第1953回で取り上げた、捜査費の不正支出を内部告発した愛媛県警地域課鉄道警察隊の巡査部長仙波敏郎さん(55)がいじめられているようです。

 25日、読売新聞より

 ・・・略

 同課通信司令室への異動を内示した。・・・中略

 仙波巡査部長は「県警のイメージがさらに悪くなるから(内示)を考え直してほしいと幹部に申し出たが、拒否された」としたうえ、20日の内部告発後、県警から2日間計7時間事情を聞かれたことを明らかにし、「取調べのような雰囲気で、弁護士の同席を希望したが断られた」と説明した。・・・以下略

 警察や検察という正義の味方であるべき組織が、自分達の悪事を隠す為には何でもするというのですから恐ろしいですね。
 仮にも、警官になろうという人たちは、人並み以上の正義感を持った人たちだと信じたいのですが、そんな人たちも、ひとたび組織に入ると、組織を守る為の組織の論理に取り込まれてしまうということなのでしょう。組織の恐ろしさですね。
 万事がお金の時代とは言えども、正義の味方であるべき人たちが金の為に平気で誇りを捨てるのですから、大阪市の職員が税金を食い物にするのも当然かもしれません。

人間って!

2005127日木曜日  第1957回  桶川ストーカー事件

 凡人の私は、毎日の生活に追われ、ともすれば他人の不幸を忘れてしまいそうになります。というか、完全に意識から外れてしまっていると言うのが本当のようです。

 そんなことを思い出させる、判決がありました。第1258回等で、何度も取り上げていた桶川ストーカー事件に関するものです。

 26日、読売新聞

 埼玉県桶川市で1999年、女子大生猪野詩織さん(当時21歳)が刺殺された事件で、詩織さんの両親が「殺害されたのは埼玉県警が適切な捜査を怠ったためだ」と主張して、埼玉県に約1億1000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が26日、東京高裁であった。

 秋山寿延裁判長は、計550万円の支払いを命じた1審・さいたま地裁判決を支持、原告・県双方の控訴を棄却した。・・・以下略

 26日、朝日新聞

 ・・・略

 判決言い渡しは裁判長が双方の控訴棄却を告げ、15秒で終わった。

 「これでおしまいなのかとぼうぜんとし、愕然(がくぜん)とした。詩織の無念がまったく消えない。こういう司法でいいのか。非常に残念だし、怒りが爆発するような気持ちでいます」と父親の憲一さん(54)。しかし、記者会見の後、京子さんは「でも私たちがへこたれたらまた泣く人が出る。がんばらなくては」と語った。・・・以下略

 昨日の裏金問題といい、警察、検察、そして今日の裁判所と、日本の犯罪を取り締まるべき組織が全て、腐っているのでは、この国がおかしくなるのも仕方ないのでしょうね。
 それにしても、この国は、本当に国民が嫌いなようですね。というより、自分達の組織に属していない人たちには関心がないといえば良いのでしょうか。
 人間の本性として、そうした心理になるのはある程度仕方がないことかもしれませんが、国民を守るべき組織であるならば、せめて、他の組織よりはまともであって欲しいと望むのは甘すぎるのでしょうか。

全く、救いようが無い!

2005128日金曜日  第1958回  奇跡2

 第1527回でゴルフの中島選手のレッスン番組を見ていて、長年苦しんでいた左膝の痛みが治ったことを書きました。
 あの奇跡の出来事から、一年以上経ちましたが、今も左膝は全く傷むことも無く快調な生活を送っています。こんなことってあるんですね。本当に中島・石渡さまさまです。

 しかしながら、私にはもう一つ右肩の痛みがありました。この原因は、無理な体勢でパソコンを長時間使っていたときに突然痛み出したものです。これは、左膝程は長くは無いのですが、それでももう2年位にはなります。
 酷い時には、上着を着ることも大変でした。特に、座った状態で、右横や後ろのものを取ろうとすると、激しい痛みで飛び上がるほどでした。
 左膝の奇跡を経験してから、この右肩の痛みも、何か良い治療法があるのじゃないかと、インタネットで五十肩などを調べて見たりもして、肩の動かし方などやってみましたが、どうにもなりませんでした。半ば、諦めていたのですが、又しても、奇跡が起きました。

 26日のNHKテレビ「ためしてガッテン」が五十肩を取り上げていたので、もしかしたらと思いながら見ていました。

 その中で、五十肩を予防する体操として「ひじまる体操」が紹介されました。以下にやり方をそのまま引用します。

 「ひじまる体操をマスターしよう!」

 ポイント1 ゼロポイントに近い位置のシャツをつまむ

※ゼロポイントとは、肩の筋肉がもっともリラックスしている位置。(頭の後ろで手を組んだ状態)

ポイント2 はじめは小さく、だんだん大きく回していく

※右肩、前後。左肩、前後でワンセット。両肩をバランス良く動かすことが大事です。

ポイント3 からだ全体で動かす

※腰や背骨など、からだ全体を動かすことによって、五十肩の予防や治療の他に、腰痛などの予防にも効果があります。水泳のようなからだの全身運動にもなります。

ポイント4 毎日3分 右1分、左1分、両方1

※あくまで目安です。だんだん慣れてきたら回数を増やしましょう、さらに効果が期待できます。

 こんな運動はしたことがなかったので、もしかと思いやって見ました。この運動は、肩甲骨が良く動くのが良いのだそうです。確かに、肩甲骨が良く動くようです。
 気のせいか、少し痛みが和らいだような気がしました。と言いながらも、そう何度も奇跡は起きないだろうと半信半疑でした。
 ところが、一夜明けても、肩の痛みが無いようです。試しに、パソコンの前に座った状態で、右後ろのものを取ってみました。何と、何の痛みも無く取れるじゃないですか。
 又しても、奇跡は起こったのでしょうか。暫く様子を見てみたいと思います。

 それにしても、知らないということは恐ろしいですね。二つの痛みが、偶然テレビを見ることで知った方法で、こんなにも簡単に治ってしまうとは。
 もしも、病院などに掛かっていたらもっと早く治っていたのかもしれませんが、病院嫌いの私としては、テレビ番組様様です。

ありがたい!

2005129日土曜日  第1959回  傷の治療

 2回の奇跡で、長年の膝と肩の痛みが無くなって信じられない思いで喜んでいます。持病の糖尿病のインシュリン注射も止めて2年近くなりますが今の所何とか問題なく過ごしています。これで、益々病院通いが遠ざかりそうです。
 しかし、歳を取ると足腰が弱ってくるのは仕方ないところで、何かにぶつかったり、転んだりが多くなり、擦り傷や生傷が絶えないような気がします。というより、一度怪我をすると、治りが悪くなったというのが実感です。

 その傷の治療で、面白いHPがありました。

 国際派時事コラム「商社マンに技あり!」で知りました。

 新しい創傷治療

 創傷ケアの「常識の嘘」

 家庭でできるすりむき傷,裂傷,熱傷の治療−皮膚外傷のラップ療法−

これを見ると、今までの傷の治療は完全に逆のことをやっていたということのようです。消毒とガーゼが傷を治すのに害があるというのですから、一体今まで何をやってきたのかと驚かされます。
 それにしても、最先端を行っていると思っていた医療の世界で、こんな根本的なことさえ分かっていないとは信じられない思いです。
 世の中の常識と思われることが、如何に根拠の無いことか思い知らされます。きっと、こうしたことはまだまだ沢山あるのでしょうね。これで、私の、病院嫌いは益々進みそうです。良いのか悪いのか。

マァいいか、なるようになるでしょう!

2005130日日曜日  第1960回  人口

 第477話で明治維新の頃の人口を3000万人だったと書きましたが、その数字には裏づけがあったようです。

 29日、毎日新聞コラム「余録」より

 明治政府による初の全国戸籍調査が1872(明治5)年の1月29日に行われたことで、きょうは人口調査記念日だという。この時の原データは約3311万人だが、かなり調査漏れがあることが分かり170万人近く上乗せした推計値がよく使われる。
 130年余の間に日本の人口は何と約3・7倍にふくれ上がったわけである。・・・中略

 江戸時代の人口は初期から中期にかけて倍増して約3100万人になったところで頭打ちになった。同著によると背景には女性の晩婚化と豊かさによる少子化があったというから、歴史は繰り返す・・・以下略

 3000万人という数字は推測だろうと思っていましたが、まさか明治の初めに戸籍調査があったとは知りませんでした。やはり、国を治める基本は人口の把握にあるということでしょうか。
 それにしても、増えたものですね。人口の増加が今の日本の繁栄をもたらした要因の一つであることは間違い無さそうですが、もし、3000万人という人口で今の生活が維持できるのであれば、もっと住み良いかもしれませんね。
 これから、人口が減少に向かうことが避けられないのですから、その中で、今の生活を維持することができれば、案外、今のようなギスギスした所の無いのんびりとした良い国になるかもしれませんね。

難しいかな!

2005131日月曜日  第1961回  清廉潔白度

 日本の公務員の税金の無駄遣いや裏金などのニュースを見る度に腹を立てながらも、「そうは言いながらも、日本の公務員は世界の中では真面目なほうなのだろうなぁ」と、どこか日本人を信じていました。ところが、そうでも無いようです。

 論壇 → ビジョンボックス → 平成170128 後を絶たない公務員の不祥事

 ・・・略

 ベルリンに本部がある非政府組織(NGO=NON GOVERMENT ORGANIZATION)のTI TRANSPARENCY INTERNATIONAL=国際的な透明性の意=トランスペアレンシー・イン ターナショナル)がこのほど世界各国の汚職度指数を発表しました。それによりますと、日本の清廉潔白度は、146ヶ国・地域の中で、24位とされています。

一見、上位にランクされているようですが、日本は先進国の中でも経済的にも一、 二を誇る大国として知られている国です。それが、文化的、倫理的な面で他の先進諸国に遅れを取り、残念ながら過去5年間で最低を記録しているのが現状です。

潔白度の一位に輝くのは、北欧のフィンランドで、二位が南半球に属しているニュージーランドです。三位は再び北欧に戻ってアイスランドやデンマークが並びます。そして第5位にはアジアが現れますが、赤道直下の国シンガポールが登場しています。

では、先進主要国はどうだったのでしょうか。イギリスが11位、ドイツが15位、アメリカが17位で、フランスが22位の順です。その後、日本が24位と言うわけです。ちなみに最下位は、バングラデシュとハイチが並んでいます。・・・以下略

 清廉潔白度など、どうやって調べるのか分りませんが、俄かには信じられない思いもありますが、世界から見れば、そう見えると言うことなのでしょうか。
 先進国の中でも、下位に位置づけられているとは、情けないとともに、今更ながら、日本人をどこかで信じたがっていた自分の甘さを思い知らされたような気がします。
 これが本当ならば(きっと本当なんでしょう)、日本人の正義感も大したこと無さそうです。
 こうなれば、根本的に取り締まる方法を考えるより仕方なさそうです。尤も、その取り締まるべき、警察・検察・裁判所の腐敗が酷そうですから、何処から手を付ければ良いのやら。

末期症状なのかも!

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