団塊の世代の部屋
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2000 年7月1日土曜日 第302話 1周年 |
いよいよ1周年目の月になりました。実は、7月の何日から始めたか覚えてないのですが、この団塊の部屋の第1話が7月17日になっているので、この日が、多分開始日だと思います。 というのも、取り敢えず始めて駄目だったら止めようと思っていたので正確な日を覚えていなかったのです。 まず一年も更新することがあるわけ無いと考えていたのが理由です。それでも、ここまで来れば何とか1周年を迎えらるように続けて行きたいと思いますので宜しくお付き合いをお願いします。 おおよそ、文章を書くことが苦手で、その為に営業をやってきたような人間がこんなことを始めてしまったために、この一年間は、毎日何を書こうかと悩んできました。 しかしながら、今でも、私の文章よりは記事の方が余程面白いのにと思っています。それでも、後ろめたさを持って続けるよりはましかなと思いながらやっています。 見ていてくださった方には、本当に申し訳ないことになってしまいましたが、それこそ「マアいいか!自己満足だ!!」で続けてきました。 その内、面倒になって、最近は、「ええい!どうにでもしろ!」で殆ど見直しをしなくなってしまいました。正直言って、見直すのが怖いのです。 そんなこんなで、文章は分かりにくい、誤字脱字は多い、挙句の果てに何が言いたいか分からないという出鱈目なHPですが、今まで通り、怒りだけは忘れずに思いついたことを書いていこうと思っています。 目標1000話 |
2000 年7月2日日曜日 第303話 人口 |
第258話で取り上げた人口にも関係する、99年人口動態統計が厚生省から発表されたと新聞各紙に載っていました。 それによると、昨年の出生数は117万7千人余りで、去年より2万5千人の減少となったそうです。女性が一生に産む子供の平均数も1.38から1.34に低下したとのこと。2000年ベビーを狙った産み控えもあったのではないかと言われているらしい。 いずれにしても、少子化の傾向は変わっていないということでしょう。一方自殺者は3万1,385人で、過去最高の去年より370人の減少ということです。 男性は過去最高で、特に50代男性が6,182人で去年より209人増加、40代、60代も4千人弱で、景気低迷やリストラの影響があるということである。 何とも、身につまされる話です。この人口統計に、日本人の現状に対する気持ちが見事に表れているのではないでしょうか。これからの日本を背負って行く若い世代の人が、自分の子供を持ちたくないというのは、考え様によっては恐ろしいことでしょう。 それは又別の話として、やはり今の日本の現状はおかしいといえるでしょう。政治の貧困がこの少子化をもたらしたのは間違い無い事のように思えます。 我々、50代の自殺数も根は同じところにあるように思います。要するに、政治も社会も国民の為という視点がないという事である。 戦後の経済発展は企業本体だけの繁栄や、政治家や官僚の腐敗をもたらしただけで、国民を置いてけぼりにしてしまったということだと思います。 それでも、国民は現状を選びましたね! テレビニュースでフランスのマクドナルド店襲撃事件の裁判に対する抗議デモをやっていましたが、アメリカからの農産物輸出攻勢に対する抗議が原因だそうです。自分達の生活を守る為には立ちあがる。これが日本と世界の差だと思いました。 たまには日本人も怒るべきだと思います。 |
2000 年7月3日月曜日 第304話 選挙 |
今回の総選挙で気になったことに、新潟で落選した白川勝彦氏の件があります。 そうです、あの交通違反もみ消し問題の人です。このこと自体は誉められることではないし、責められて当然ですが、その裏に見え隠れするものがもっと問題ではないでしょうか。 第185話と第210話でも取り上げた「政教分離を貫く会」に対する反発で公明党即ち創価学会が関係していると見るのが自然ではないでしょうか。 選挙の時には、中央での協力に反して、他候補を応援するという、所謂、ねじれ選挙をやったのである。これほど露骨な仕返しがあるでしょうか。 こんな陰湿なことがまかり通り、又それできちんとした意見を恐れずに発言している人を落選させる選挙民にも幻滅しました。ああいうのを見ていると、日本人てヤッパリおかしいとしか思えないです。 その中でも、救いは、あの田中真紀子さんが白川さんの応援演説をやっているのを知ったことです。さすが真紀子さんです、党の方針でなく自分の考えで行動しているのは見ていて気持ちが良いですね。 本人は、否定していますが、是非総理にしたい人ですね。中坊さんと、堀田さんをブレーンにしてやってほしいなぁ! それにしても、何処に真実があるか見分けたいですね! もう一つ、中尾元建設相の汚職問題。当然、追究されるべきことですが、その時期が嫌ですね! 公平さが欲しいですね! |
2000 年7月4日火曜日 第305話 そごう |
7月2日の天声人語に、昨日取り上げた汚職問題と、同じく第225話や第246話で取り上げた「そごう」の救済について、選挙の前だったどうなっていただろうかと言うようなことに触れていた。やはり皆、そう思っているのですね。 「そごう」の件ですが旧長銀の債権で散々伸びて、結局は我々の税金が使われる事になりました。 どう考えても、今回の救済には、銀行救済が裏にあるように思えて仕方ありません。銀行を潰さずに先送りした事が、こうした訳の分からない救済にまでつながっているのです。韓国のように、思いきって潰していれば今頃はすでに立ち直っていたかもしれません。 何たって、現状維持を選んだ国民なんですから! |
2000 年7月5日水曜日 第306話 和 |
第二次森内閣が発足されました。その組閣も発表されましたが、相も変わらない派閥均衡内閣のようです。どうせやる気は無いだろうとは思ってましたが、一方ではもしかしたらという期待感もあるだけにヤッパリ寂しいですね。 やはり、口では美味しい事を言っていますが、本当の危機感は無いようですね。少しでも期待したほうがバカだったのでしょう。 そんなどうしようもない日本を象徴するような政治の世界と同じ様な世界として、千葉すず選手やトルシエ監督問題で、日本の体育協会とか連盟などの古い体質に触れてきました。日本の老人跋扈の縮図を見るようで何とも情けなさを感じたものです。 ご存知のように、ラグビー界のスパースターです。余りに有名で、尚且つ、かっこいい、どちらかと言えば天はニ物を与えるたぐいの人です。ですから、何となく「人間的にはどうなのかな?」などと嫉妬交じりにみてしまうところがありました。 ところが今回のインタビューを読んで脱帽しました。 …略 日本人は゛和 "という言葉がものすごく好きだけれども、全然和してないのではないかと思います。日本人は同じことをするのは好きですが、和というのは、同じことをするのとは全く違うわけです。そして、異質なものが協力することですかと聞かれて、「それでお互いに良さを出すという発想です」と答えている。
それにしても、若い世代にも人材は育っているのですね。こんなリーダーが増えて、色んな世界で受け入れられる時代が来ることしか今の日本が変わることは無いのかもしれません。 政治の世界にはまず期待できないかも! |
2000 年7月6日木曜日 第307話 そごう |
久し振りに会社の近くの食堂で昼食を食べていると、食堂の親父さんが常連の客に向かって大きな声で何か喋っています。 「我々のような小さな店は潰れたって知らん顔のくせに、何で大きいだけで助けるんだ、全く何にも分かっちゃいない。 思わず「そうだ!そうだ!」と言いたかったが、生来の恥ずかしがり屋で言えませんでした。 第305話でも触れましたように、どうも今回の救済劇は、胡散臭いとおもっていましたが、日本経済新聞のコラム「春秋」2000年7月4日(火曜日)を見て、成る程と思いました。 …略 これで納得がいきました。住専のときもそうでしたが、要するに自民党の選挙対策が裏であったという事です。自民党の一番の票田である農家に対する配慮だったのです。 期待できないかも!じゃなくて、出来ない!! |
2000 年7月7日金曜日 第308話 省エネファッション |
第141話や第276話で言っていた、私の大嫌いな夏の背広とネクタイですが、大阪で去年から「関西夏のエコスタイル・キャンペーン」というのをやっているそうです。お恥ずかしいことに、知りませんでした。 2000年(平成12年)7月4日 (火曜日)の読売新聞によると、関西の自治体や経済団体で組織する関西広域連携協議会というのが去年から始めたそうです。 …略 夏のオフィスの空調温度を28度に設定し、省エネを進めようということだそうです。 いいですね!こんなキャンペーンもっと大々的に日本国中でやって欲しいものです。どうして、新聞の片隅にチョコット載せるのでなく、マスコミが音頭を取って一大イベントにしないんでしょうか。特にテレビでもっと取り上げて全国に広げるべきです。今こそマスコミの出番です。 会社や部署によっては、何でもなくやっているところもあるようですが、特に営業職では、相手の会社の担当者が背広でも着ていようものなら要らない気を使うことになります。 中小企業まで運動を広げてもらわないと、私ら下っ端は恩恵に預かれませんがな!あんじょうたのんまっせ!! 日本の国民の足を引っ張っているだけの、政官財が一団となって、この運動を定着させるべきです。その地球に対する恩恵は計り知れないものがあると思います。 たまには良いことしたら! |
2000 年7月8日土曜日 第309話 カジュアルデー |
昨日は、「半袖の人がどのくらいいるかな?」と観察してみました。半袖、ネクタイの人も結構いました。それに上着を片手の人もいました。流石にノーネクタイは余り見かけませんでしたが、思ってた以上に半袖はあるようです。 と言いながらも、今日も何の気なしに何時ものように上着(ジャケット)を着ている自分がいるのに気づきました。 パソコンの段ボール箱の下になっているでしょう。着れるかどうかも見てみる必要ありです。 そんなこんなで、出勤して新聞を見ていると、2000年 (平成12年)7月7日 日本経済新聞のコラム 「春秋」に面白い記事がありました。ウォール街の金融機関を取材していたときのことだそうです。 …略 聞けば、ウォール街の一流金融機関でも服装を普段着にしないと、先端のネット企業に人材を奪われてしまうのだそうだ。…・以下略 どうです、面白いでしょう!アメリカはここまで行っているのです。アメリカの流れはいずれ日本に入ってくるとはいいながらも、この差は何なんでしょうね。 難儀なことですわ! |
2000 年7月9日日曜日 第310話 躾(しつけ) |
NHKの朝の連続ドラマ「私の青空」が、今、面白い。未婚の母の子育て物語ですが、今、夏休みで、子供が田舎のおじいちゃんおばあちゃんのところへ一人で里帰りしているという場面です。 娘が未婚の母であることを表向き許してない祖父が、孫が可愛いのをグット我慢して、躾をするのである。 孫の将来を考えると、他人に後ろ指さされないようにしてやろうと敢えて心を鬼にしてて鍛えようとするのです。 箸の持ち方、魚の食べ方、後片付け、手伝い、泳ぎなど教えるのですが、これは、考えさせられますね。 どうしてそんな躾をしようとしたのかと言うと、私は、子供の時祖父が同居していたのですが、所謂、箸の上げ下ろしから、靴の並べ方、戸の開け閉めとことごとくうるさく言われたものです。 以前にも 第218話でも触れたことがありますが、テレビドラマ等で、美男美女の食事のシーンで箸の持ち方で幻滅させられる人がいます。ああいうのを見ると、「子供の時の躾というのは本当に大事なんだなぁ!」とつくづく思います。 仕事でもそうですが、体に覚えこませたものほど強いものはありません。何の苦労もせずに出来るのですから。それだけでも、出来ない人より楽にいい仕事が出来るのです。それこそが、躾のありがたさではないでしょうか? 昨日の場面で、近所のおばちゃんが子供達を叱るのをやっていました。そして今の子供の60%は近所の人に叱られた経験が無いといっていましたが、逆に40%も叱られた事があるのかと感心したくらいです。 本当に難しいですね! |
2000 年7月10日月曜日 第311話 若手議員 |
今回の組閣、やはり評判悪いですね。次回の省庁再編の時の最初の大臣を狙っている人が多いので、今回は各派閥で大臣待ちの人を整理するために出した人が主体という事らしいです。在庫一掃内閣と言われています。 田中真紀子さんヤッパリ面白いですね。その旧態依然たる党の体質を批判して、若手議員と「自民党の明日を創る会」を立ち上げました。現在46名になっているそうです。 サンデープロジェクトに石原伸晃、渡辺喜美、河野太郎、平沢勝栄 (第185話)の4人の世話人が出演した。この4人に共通するのは選挙で自民党を批判した事だそうです。自民党が応援してくれなかったから通ったと言っています。 彼らからは、今の自民党を変えようとする熱意が十分に感じられます。彼らは、年功序列、派閥の締め付けで上が物を言わなくなって昔の自由が無くなったし、国民の批判を聞こうともしないのでそれを変えたいために会を創ったのだと言っている。 自民党にもこういった日本の国を憂える若い人達がいるのです。何とかこの力が大きくなって日本の国を変えてもらいたいものです。 ただ、気になるのはこの4人の内3人、それに田中真紀子さんもであるが二世議員である事である。 しかし、誰でも良い!変えてくれるなら。 |
2000 年7月11日火曜日 第312話 同族 |
昨日も世襲議員について触れましたが、政治の世界も経済の世界も日本ほど世襲が多い国はないのではないでしょうか。 尤も、政治家の場合はわざわざ国民が選挙で選んでいるのですから全く、「何をか言わんや!」です。情けないと思わないのでしょうか? 企業の場合も同じでしょう。創業者とその一族とは何の関係も無い筈です。後継者の候補者の一人であるに過ぎないと思います。当然の如く後を継ぐ事はやはりおかしいといわざるを得ないでしょう。 そんなとんでもない話が、読売新聞2000年(平成12年)7月9日 (日曜日)に載っていました。製薬業界二位の「三共」の取締役(57)が、同社の特別顧問に約二千回にわたって無言電話を繰り返し、警視庁世田谷署の取調べを享けていたことが8日、明らかになった。…中略 この取締役は、先月末まで二十五年間にわたって社長を勤めた代表取締役会長(84)の長男にで、1994年に銀行から三共に入社したそうです。 要するに、会長の長男が、世襲に反対した煙たい特別顧問に対して嫌がらせをしたという事でしょう。 何とも、お粗末な話ですが、きっと何処の会社でも多かれ少なかれこれに近い事が行われているのではないでしょうか。これが日本でも大手に入る企業の中でやられているのです。骨のある特別顧問がいたから反対したのでしょうが、大抵の会社では取り巻きによってスンナリと受け入れられるのかもしれません。そして、会社を私してしまっていたことでしょう。 事が公になって一番喜んでいるのは良識ある社員ではないでしょうか。そんな程度の低いのが社長になっていたら東邦生命のように三共もいずれは同じ運命をたどることになっていたかもしれないですものね。 災い転じて福となすでしょう 。 |
2000 年7月12日水曜日 第313話 そごう |
殆どの日本人は、今の日本はおかしい、何とかしなければと思っているのに、誰もそれをしようとしないのは何故なんだろう。 マスコミもこぞってそんな論調ですが、そんなリーダーが出てくると、今度は又、逆の論調で足を引っ張りそうな気がします。 いずれにしても、何処かおかしい日本ですが、そのおかしい日本でも皆がおかしいと思う事は同じようです。 政府、自民党も流石に黙っているのは危ないと思ったのか内部からの批判も出てきています。 もしかしたら、動きがあるかもしれないですね。これが認められると今後どれだけ同じようなのが出てくるか知れないのですから大変です。 何といっても、今までに、銀行から免除を受けたのはゼネコンで飛島建設、青木建設、佐藤工業、フジタ、長谷工コーポレーションとあり、今又、ハザマが1,040億の債権免除を要請しているのです。 総ては銀行が煽って債務になり、そして、それを免除して、その付けは皆、国民の税金にかかってきているのです。常に諸悪の根源は銀行にありです。 今までは、かろうじて表立って国が債権免除しているのはないですが、中身は所詮同じことだと思います。 しかし、この「そごう」問題のようにマスコミが騒ぎだすと上で述べたように、政府も渋々動きを見せています。 そのマスコミが、本当の仕事を忘れて、権力や、スポンサーに迎合したり、反対のための反対のような事をせずに、この国を本当に考えた報道をすればこの閉塞感を打ち破れるのではないでしょうか。 この「そごう」の問題がそのきっかけとなって、いい流れが日本に起きてくればいいのですが。そして、何でも先送りをする悪弊を辞めてキチンと現実の問題に取り組む日本になって欲しい物です。 それが出来ない国民じゃないと思いたい! |
2000 年7月13日木曜日 第314話 雪印 |
雪印乳業の食中毒事件ですが、被害者の方には気の毒ですが、是ほど思わぬ進展を見せるとは思いませんでした。 雪印の是ほどの醜態を見ていると、根本的な対策を取らずなんでも先送りにしている日本の将来を暗示しているようです。 とうとう、21工場閉鎖にまで発展しました。検査が表向きですが、作っても売れないのでそれなら検査といって休んだ方が消費者に少しでも受け入れられると読んだのでしょう。余りにも遅かった対応に比べて、消費者の反応はすばやかったのかもしれません。 売上1兆円の内、今回の1週間位の工場閉鎖で直接の減収は50億円だそうです。しかし、買い控えや、関連業者への損害賠償など何処まで広がるかは分からないでしょう。 これだけの会社が立ち直れないということになったりすると、その影響も「そごう」とどちらが大きいか分からないように思います。ここにも当然農協が絡んできますのでその意味でも興味があります。自民党さん大変ですよ! こりゃ、見逃せませんね! 世界第二位の国とおごっていた何処かの国が驕りの頂点から没落して行くのと全く同じ現象に見えます。 |
2000 年7月14日金曜日 第315話 そごう |
「そごう」問題、とうとう結論が出ましたね。政府自民党も流石にここまで非難の声が上がるとどうしようもなかったようです。最後には、足切りにきましたね。あの亀井政調会長からの電話で背中を一押しというところでしょうか。 民事再生法の適用を申請したと言うことです。是は TWOTOPが申請したのと同じで、この4月から、会社更生法が適用まで長くかかるのを早くするために和議の代わりに施行された法律だそうです。倒産する前に申請できるところが今までとの大きな違いでしょうか。経営者も残って経営に携われるのだそうです。 いずれにしても、金融再生委員会の債権免除問題が国民の怒りを買った事は間違い無いようです。あれ以来売上は20%近く落ち中元商戦も不信を極めたようです。亀井会長の後押しもありましたが、国民のそっぽが一番答えたようです。 今回の報道で一番面白かったのは、読売新聞にあった記事でした。4月の銀行の債権免除が決まった時に水島会長が「銀行は今まで充分利子を取っているのだから、免除は当たり前、要らない時に幾らでも借りてくれと言ってきたのは銀行なんだ」というような事を言ったそうです。 これで、ゼネコンも逃げられなくなりましたね! |
2000 年7月15日土曜日 第316話 アマスポーツ |
雪印がスキー部の活動を中止するそうです。あのジャンプの原田選手の所属する所です。原田選手が仕方ないとインタービューで発表していました。 余りに唐突で、どうもスケープゴートのような気がします。あの経営陣の危機感の無さから考えても何だか、つじつま合わせに見えてしょうがないです。裏に経営陣の、誤魔化しが見え隠れするような気がしまが、考え過ぎでしょうか? つい最近もユニチカのバレー部の廃止が発表されました。前身はあの我が坂出市の隣りの宇多津町出身の大松博文監督が率いる東洋の魔女で有名な日紡貝塚なのです。 どう見ても、アマチュアスポーツに真剣に取り組んでいる経営者がいるようには見えません。利用できる時は散々宣伝しておいて、チョット経営がおかしくなると直ぐに廃止してしまうのは余りに無責任と言えるのではないでしょうか。 本当にリーダーのいない国ですね! |
2000 年7月16日日曜日 第317話 老害 |
昨日も触れましたが、最近経営者の情けなさが目立ちます。雪印の社長もそうでしたが、第312話で取り上げた、「三共」も酷いものです。 河村喜典会長は取締役に、長男の河村善則取締役は非常勤の取締役に降格と13日の臨時取締役会で決まったそうです。 しかしながら、会長が怖くて辞めさせられなかったのが本当のようです。会長は、「三共」の中興の祖ともいわれ、「メバロチン」等で、会社をここまで発展させた功労者であり、ワンマンだったそうです。 社員もその功労は認めており、取引先からの人望もあり、素晴らしい経営者であったそうですが、最後の詰めを誤ったということでしょう。 引き際と言うのはそれほどに難しい物かもしれません。そして今の社長は会長の傀儡なので強く出ることが出来ないのが本当の所のようです。今回のことで、会長親子の退陣を期待した従業員が一番失望したのではないでしょうか。 社長というものは、得てして後継者に自分の言うがままの人間を選ぶというのは本当なのですね。 今一番の話題の経営者「そごう」の水島会長は本店と各店から取締役として報酬を得ており総額が四億円前後となっていた。 この二人とも、優秀な経営者としての晩節を汚すことになったのは、回りにイエスマンだけを集め、裸の王様になってしまったということでしょう。 水島会長88歳、河村会長84歳。権力とはここまで人を醜いものにするものなんでしょう。そんなに儲けてどうするんでしょう。金はあればあるほど欲しくなるとか言いますが、人間、欲は際限がないという事ですかね。一度は、そういう目にあってみたいですけどね。 第152話で取り上げた本田宗一郎さんと藤沢さんの場合となんという違いでしょう。 それほど難しいということでしょう。 |
2000 年7月17日月曜日 第318話 1周年 |
とうとう、と言うか、やっと、と言うか1周年を迎えることが出来ました。第302話でも触れましたが取り敢えずで始めたので何時からだったかよく分からないので、この部屋の最初の日付をもって開始日としようと思います。 くしくも、第285話と第297話で取り上げたことのある祇園祭の日です。あのとき女性を引き手にと言ってたら今週のニュースで山鉾の組みたて後の引き始めに女性が参加していました。いずれは女性参加の時代が来ると思われます。 「平成女鉾」なんてのは見たい人も参加したい人も沢山いるんじゃないですかね。伝統なんて創るもので守るものじゃないような気がします。 総ての伝統も、一番最初は始めてなんですから。 その次の 第298話で提案した「瀬戸大橋ウォーキング」も今週から土日祭日に明石大橋で始まったそうです。やはり、点検用の通路を使っていました。瀬戸大橋の点検用通路より大分広そうでしたが…。それにしても、あれは所詮、明石海峡横断であって瀬戸内海横断じゃないですからね、歩いて瀬戸内海を渡れるのは、やはり瀬戸大橋だけなのです。そこの所は分かって欲しいです。 いずれにしても、このぶんなら、近い内に、「瀬戸大橋ウォーキング」も現実になりそうですね。 どうして誰でも思い付くこんな良いことをもっと早くやらないんでしょうね。 東京湾のアクアラインも期間限定で値下げしたそうですが、何故、折角作ったものを有効に使うという発想が出来ないのでしょうか。そこには、親方日の丸の考えが染み付いているように思います。 さて、16日のサンデープロジェクトで田原さんがそんなリーダー不在の日本の総理に石原慎太郎をとゲストに招いて盛んに盛り上がっていました。 何とかしてくれそうに見えるんですね! |
2000 年7月18日火曜日 第319話 エアドウ |
エアドウの浜田輝男社長(59歳)が亡くなりました。何とも気の毒ですね。 7月10日に二号機が就航してから4日後のことでした。私は、言っちゃ悪いが、運輸省と航空3社、それに北海道民に殺されたのだと思います。 寡占で高い航空運賃を崩して、北海道の発展に尽くしたいと航空3社に戦いを挑んで、新しい航空会社を立ち上げたが、戦い半ばにして倒れた。 つまり、このあたりは、日本にリーダーが不在の原因でもあるように思います。自分を捨てて社会の為に何かやろうとしても、回りが寄ってたかって足を引っ張る。マスコミに一番その傾向があるように思えるが、それもやはり、国民のレベルがそうさせるのではないでしょうか。 これこそ、レベル以上の指導者がでないということでしょう! |
2000 年7月19日水曜日 第320話 世襲 |
「三共」や「そごう」と企業の世襲について触れましたが、もう一つ世襲物を続けます。 第311話で「自民党の明日を創る会」について「世襲議員が多いのがなんだかなぁ」と言いましたが、同じように「サンデープロジェクト」を見て書いた面白い記事が2000年7月11日(火) 産経新聞のコラム 「産経抄」にありました。 …略 「自民党の明日を創る会」で42人も参加しているという。日本ほど二世議員が幅を利かしている先進国はないと思うが、言葉が過ぎるのを承知で書けば… 中々手厳しいですね、口の悪い私もここまでは言いませんでしたが、ズバリと指摘しています。流石、産経さんですね。他の新聞じゃここまでは書けないでしょう。 何と言っても、この歳と力の無さで飛び出すと家族を路頭に迷わせることになることが怖いのです。と言いながら、本当は、自分自身が通用しないのが怖いのかもしれません。所詮、言い訳に過ぎないのでしょう。負け犬の遠吠えと言われても仕方ないのかもしれません。 やはり、行動の伴わない文句は迫力が無いです。それだけにこのコラムはこたえました。 しかしながら、私のような底辺の庶民とは違って彼 (彼女)等は生活の心配が要らないように銀のスプーンをくわえて産まれてきたのですから、その有利さを活かして日本の国を良くして欲しいものです。彼(彼女)等は親達の良いところも悪い所も見てきているのでしょうから、それを参考に出来ると思います。 それを活かしてこの国を改革してくれれば、世襲議員も認められることになるでしょう。 第105話のような武士道の教育を政治家として子供の時から受けることにより国の為に働くということなら、もしかすれば本当の政治家の家系というものが意義があるものとして受け入れられるかもしれません。 その恵まれた人生を、国を食い物にするためで無く、良くするために活かしてください。 お願いします! |
2000 年7月20日木曜日 第321話 金利0% |
金利0%の異常が相変らず続いている。 7月17日日銀は金利を上げようとしていたが、そごう問題で景気の回復に支障がきたすことを恐れ、又先送りです。 16日のサンデープロジェクトで石原知事が言っていたが、裏ではアメリカからの圧力があるそうです。世界の経済の為とか言って、結局はアメリカの景気の為である。日本には製造業で儲けさせて、そこで入った金はアメリカが吸い取るのである。 その上、国内では、庶民の事は何にも考えず、族議員の言うまま税金の無駄遣い。ここまで日本を悪くした銀行や企業が喜ぶばかりである。 そして、それを誤魔化す為に増税を持ち出してきている。本末顛倒もはなはだしい。この国の政府はどこまで国民を誤魔化し、すべの問題を先送りしたら気が済むのだろう。 本当に心底腐っている! |
2000 年7月21日金曜日 第322話 トルシエ |
サッカーの釜本さんが強化本部長を辞任。なんでも、今度の森内閣で政務次官になったので政治の方が忙しくなって両立が出来ないとの理由だそうです。協会には副会長のまま残るそうです。 表向きはそうですが、流石にサポーターのブーイングを見ればいられなくなったのが本当の所でしょう。それでも、辞めるだけエライかもしれませんね。第317話で言った様に人間、引き際が大事ですから…。 裏には、何でも、協会役員を半々で占めている、早稲田と慶応のOB争いもあったという噂ですが、もし本当なら、情けない限りです。 もう一つの千葉選手の調停は8月にスポーツ仲裁裁判所( CAS)の担当者が東京へ来て行われるそうです。こんな二つの事件について、日本経済新聞 2000年(平成12年)7月18日 (火曜日)のコラム「大機小機」が面白い表現をしていました。 …略 これは、今騒がれているIT革命についてのコラムの中で、こんな社会にITをいれても効果が少ないという事を言うために使われていました。 良いものを取り入れて現状を少しでも良くしようというので無く、自分の立場をどう守るかが発想の原点なのですから、例え良いものであっても自分の立場が悪くなりそうだと思ったら寄ってたかって潰しにかかるのでしょう。 そんな姑息な社会では、革新的なことは起こり得ないのかもしれません。何時も入っているように、戦後のように何らかの方法で、一機に、若者の頭を抑えている老人が社会の中枢からいなくなってしまわない限りどうにもならないのかもしれません。 望みは無いのでしょうか? |
2000 年7月23日日曜日 第323話 PC |
PCの部屋でも書いたようにKanさんに提供してもらったFMVとの格闘でこちらがおろそかになってしまいました。 本当にパソコンは難しいです。きっと土ツボに入るだろうなと覚悟はしていましたがやっぱりでした。 動く目処までは何とか行きましたが、今のところはインターネットが不安定でチョット使えません。落ち着いて再挑戦します。 しかしながら、PCばかり増えましたが、まともに動いているのが無いというのが我ながら凄いと思います。 折角安定しても又、いじるので何処かに不具合を抱えてしまいます。基本的に何も解かっていないのが好奇心だけでいじっているのに問題があるのですが、動いた時の感動が忘れられないのでしょう。 ソフトの一つも使いこなせないのに、何だか、本末顛倒のような気がしますがどうも止められそうも無いですね。 世間は、沖縄サミットで沸いている(そうでもなさそうかな?)のに「なんだかなぁ!」の休みです。 変な感想! |
2000 年7月24日月曜日 第324話 扇千景 |
今日(23日)のサンデープロジェクトは久し振りに面白かったです。 今度の組閣で、中尾元建設大臣の賄賂問題の為、なり手が無くて押しつけられた扇千景建設大臣が出演しました。 扇千景といえば、若かりし時は大女優でありご主人は人間国宝の中村雁治郎(?)さん。あの中村玉緒の義理の姉である。正直言って何であの人が政治家になったのか不思議でした。タレント議員のはしりのような人である。 それは、今までの利権に群がる自民党の大臣のように利権を利用しようというような考えが初めからないということである。そう言う意味では、やはり生活に余裕のあるという事も政治家の条件の一つかもしれない。それに女性と言っても従来の男か女かわからないような人から比べると、何と言っても女優だった人なのだからこれほど女性を表すに最適な人もいないかもしれない。 情報開示を旗印に、日本を良くしようという意欲も見えました。それは、フランス、ドイツ、イタリアなどの公共事業を如何に法律で競争させて透明性を持たすかの努力をしているかの勉強もしている。そして、日本にはそんな法律が無いので何としても法律を作りたいとの意欲を見せていた。 それから、600ページもある建設白書について廃止したいし、他の省庁の白書も廃止する提案をしたいとも言っていました。ホームページを開いて、建設省の中から提案を募集しているそうである。兎に角、利権に群がる従来の政治家と違った新しい視点で古い体質の建設省を変えようという意欲がみえるのが良い。 ヤッパリ、女性の時代かも! |
2000 年7月25日火曜日 第325話 IT革命 |
同じ23日のサンデープロジェクトで、もう一つ興味深いものがありました。サミット関連ですが、今回の目玉でもあったITについてです。 私も良く知らないのですが、月尾嘉男教授という方とイーアクセスの千本倖生社長という専門家が出演して現在の問題点を指摘していました。 コンピュターの普及率 19位 インターネット 21位 携帯電話 17位 IT投資額 アメリカの半分 ざっとこんな所です。余りにも酷いと思いませんか?世界一のように言われている携帯電話でさえこの順番です。インターネットに付いては以前にも 第290話で触れたように韓国にも負けているのじゃないでしょうか。この状況で、アジアに対して、IT関連について150億ドルの援助をすることを決定したそうです。これほどまでにIT後進国の日本が他の国に援助とは何を考えているのでしょう。その一部の金で日本のインターネットの接続料は無料になるのじゃないでしょうか。 他の国は、拍手はしてもはっきりとは金額を提示して無いそうです。要するに、乗ってこなかったということです。これはどうもアメリカあたりが仕組んだことらしいです。 またもや、アメリカは又日本にお金を出させて自国の勢力を伸ばすことに利用しようとしているようです。この後でもやってましたが沖縄の米軍に思いやり予算とか言って毎年2000億円以上提供しているそうです。それはこれからも減ることは無いだろうと言ってました。 どうして世界一の借金国の国民の税金を世界にばら撒いて、そのくせ国民の金利はゼロなんて事が出来るのでしょうか。どう考えてもおかしい。世界中にバカにされているのが見え見えである。 何でも、金で解決しようとする日本政府。そこには何の哲学もない、ただ言われた通りに「はいはい」と従うだけである、まるで上司の顔色ばかりを見ている日本の企業そのままじゃないですか。 世界の金づる日本! |
2000 年7月26日水曜日 第326話 中古パソコン |
今回、第323話やPCの部屋の第103話で書きましたように、Kanさんの好意で捨てると言われていたパソコンを引き取らさせていただきました。 その復活への格闘記はPCの部屋に書いていますので興味がある方は見てください。 苦闘の中で思ったのですが、すさまじい技術の進歩の中で、こうやって修理するだけの価値がなくなって捨てられるパソコンの数はどれほどあるのだろうか? そんなことを考えていると、2000.7.29 ◆週間東洋経済 編集室から に同じようなことを考えている人がいました。…略 廃棄パソコンが他の家電と違うのは、壊れたからすてるのでなく、まだ使えるのに、捨てる点です。日本全体のパソコン関連ゴミの量は莫大なものでしょう。これは、関係者すべてで考えなければならない問題だとおもいますが……。 (福永) 捨てるくらいなら、もっと有効に使ってやりたいじゃないですか。ましてや、未だに使ったことのない子供達が沢山いるのですから。 しかしながら、近視眼的発想で儲ける事しか考えていないメーカーはまずやらないでしょうね。 それにしても、勿体無い! |
2000 年7月27日木曜日 第327話 タイガーウッズ |
少し、時間が経ってしまいましたが今週の初めにタイガー・ウッズが全英オープンで優勝。今年の全米オープンに続いて今年二つ目の所謂メジャーと言われる大会を制し、ニクラウスを抜いて史上最年少のグランドスラマーとなりました。 ゴルフをしない人でも今やこの世界の英雄を知らない人は殆どいないでしょう。近頃、ゴルフから遠ざかっている私でもこの快挙にに興奮したものです。 10年前なら、それこそ朝からTVにかじりついていたことでしょう。今じゃネットの方に夢中です。人間何が起るか分からないものです。 グランドスラムとは上記の大会に後、全米プロとマスターズの二つを加えた大会を全部制覇することである。今までに、ニクラウス、ゲーリープレヤーと後一人くらいいるかどうかの快挙なのです。二回通りやっているのは、ニクラウスだけのはずです。まだ一年間で全部勝った人はいないはずです。 「何だ!小父さん、どうして突然こんな事を書き出したんだ!」とビックリしたのじゃないでしょうか? そんな私ですので、タイガー・ウッズのような選手が現れるとやはり興味があります。アフリカ系の父とタイ人の母との間に生まれ、小さい時からゴルフの英才教育で育てられ、大学の時には全米アマを二年連続で制覇。その頃から将来のゴルフ界を背負って立つと言われていました。 こういう人を見ると人間というのは育ちでこれほどまでの事ができるのかと感心します。産まれた時には、多少の素質の違いはあるにしても、皆その可能性を持っていたはずです。 それにしても、同じように産まれてきて、同じような環境で育っても、同じようなるとは限らない。やはり本人次第ということでしょうか。 人間って不思議ですね! そして彼がマイノリティーの出身ということも意味があるように思います。アメリカでは以前はゴルフもマイノリティーは門戸を閉ざされていたのです。あのマスターズに名前は忘れましたが黒人選手がはじめて出場したのもまだそんなに前の事ではありません。 チョット話がそれてしまいました! |
2000 年7月28日木曜日 第328話 裸の王様 |
「そごう」「雪印」に続いて今度は「三菱自動車」のリコール隠し問題と日本の一流と言われる企業が次々と考えられないような不祥事を起しています。 一体どうなっているのでしょうとは言いません。これらの企業に共通しているのは、経営者が裸の王様になっていたという事のように思います。 このように、そういう日頃からのトップの姿勢が、何かが起きた時、第一に考えるのは組織の中での保身、まずどうやって自分のミスを責任転化するかというような内向きの発想になるのだと思います。 日本の組織はそれでなくても内向きなのですから、トップが余程気をつけて、常に耳に痛い事も受け入れる態度を見せていないとどんどん腐って行くのだろうと思います。だから、大きな組織ほど、下まで風通しを良くすることは難しいはずです。 「雪印」の工場の再開が名古屋工場など一部始まったようですが、まだスーパー等は扱いをどうするか考えているようです。一度失った信頼が何処まで回復するか見ものだと思います。三菱自動車だってどうなるか分かりません。 何処の会社も同じ爆弾を抱えていると思います。 明日はわが身! |
2000 年7月29日金曜日 第329話 危機管理 |
先日のサミットの時に、クリントン大統領が乗ってきた飛行機が有名なエァーフォースワンだと思いますが、アメリカでは大統領と副大統領が同じ飛行機で移動する事はないそうです。それは、所謂、危機管理で、二人が同時に事故に会わないようにという事だそうです。 小渕総理が亡くなった時にも話題になりましたが、アメリカは大統領にもしものことがあった場合に備えて17番目までの緊急の代理を決めているということでした。 日本も、小淵さんの件があって、遅れ馳せながら今度の組閣で何人かの順番を決めていました。 それにしても、日本という国は平和ボケと言われて久しいですが、こんなところにも大きな違いがあることを思い知らされます。 昨日の「雪印」等も、危機管理の欠如と言われています。この当りが、良く言われる狩猟民族と農耕民族の違いなのかもしれません。 そんな時に、『読売新聞 2000年 (平成12年)7月28日金曜日に竹下氏葬儀の「チャーター便」 首相、閣僚ら国会議員220人同乗「大丈夫?」』という面白い記事を見つけました。文字通り29日に行われる竹下元首相の葬儀に参列するため、自民党が用意したチャーター便に乗っていくそうです。 丁度、「コンコルド」が墜落した後だけに問題になっているそうである。事故があろうがあるまいがこの危機感の無さは凄いとしか言いようが無い。 冗談にしても顰蹙を買うでしょうが、このチャーター便が落ちれば、もしかしたら日本の将来は開けるかも知れないと思ってしまったのは私ぐらいでしょうか? チョット過激でしたね!申し訳無い!! |
2000年7月31日月曜日 第330話 グランドスラム |
一周年目の今月も今日で終わりです。このところ毎日の更新にチョッと詰まってきています。昨日もPCの部屋だけになってここは更新できませんでした。 早くも、ネタ切れになってきたようです。何とか、気力を振り絞って続けていきたいと思っていますが、「どうなるかな?」というのもあります。 そんな時、偶然ここを見ていただいた方お二人からメールを頂きました。こんな下手な文章を読んで下さっていることが分かって少し元気が出てきました。有難うございました。 もう少し、途切れることを恐れずに何時もの「マアいいか!」で、余裕を持って更新していきたいと思います。 さて、そのうちのお一人横山様(ご本人に苗字掲載の許可を頂きました)から有難い情報を頂きました。 第327話で取り上げた、グランドスラムを達成したのは後2名で、ボビー・ジョーンズ、ジーン・サラゼン、であるということです。言われて思い出しました。マスターズの創始者でもあるボビー・ジョーンズ、そしてこの人はアマチュアで年間グランドスラムも成し遂げた偉大なひとです。ただし、マスターズは取っていないと思います。選手じゃなくて主催者ですものから出場してないのかな?ジーン・サラゼンは日本でその名前を冠した大会もあったのでご存知の方も多いと思います。残念ながら亡くなられて、大会のゲストでお見かけすることも出来なくなりました。 サンドウエッジを発明されたことでも有名な人です。 ここで、もう一度メールがありました。ベンホーガンもそうですということです。その後、ネットでも検索してみましたが、案外ヒットしません。いずれ何かで調べて報告したいと思います。 もう一つ、水泳に黒人選手がいないのは何かあるのじゃないでしょうかという疑問に対して、「あと、黒人の水泳選手はいないのかと書いてありますが、黒人は筋肉の密度が他の人種に比較して高いそうです。そのため、浮力が得られにくいと聞いたことがあります。自分も元水泳選手でしたのでわかりますが、疲れてくると沈んで行くので、大変不利です。些細な事ですが、オリンピックレベルでは大きな差になります。」という情報を頂きました。 最初に書いたように、マンネリに陥ってキチンと裏付けを取らずに書いてしまったことを反省させられました。グランドスラマーにしても調べれば分かったはずなのについ手を抜いてしまった結果です。 チョッと堅くなりましたね! |