団塊の世代の部屋(72)

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200571日金曜日  第2112回  日本型ビジネス

 先日太陽光発電からの撤退で取り上げたクボタがアスベストで大きな問題を起こしています。
 
第2107回で日本型ビジネスとしてCSRCorporate Social Responsibility)を取り上げました。しかし、クボタだけでなく、今の日本の企業にそれは当てはまらないようです。

29日、読売新聞より

企業の社会的責任(CSR)が叫ばれる中、環境汚染に関する企業の不正が相次いでいる。…中略

例として、「JFEスチールの違法排水・水質データ改ざん」、「三菱地所と三菱マテリアルの土壌汚染を隠してのマンション販売」、「三井物産のディーゼル排気微粒子除去装置データ捏造事件」を上げています。

…略 

これらの企業に共通するのは皮肉なことに、CSRや環境対策を積極的にPRしていたことだ。…中略

CSRを本気でやっていないからだ。商売のため形だけ整えようというのが多くの企業の実態だ…以下略

日本を代表する大企業ばかりがこんなことをやっているのですから驚きです。何となく、私の嫌いなQC活動やISOを思い出してしまいます。殆どが、儲けのためだけに飛びつき、社員に余分な仕事を押し付けているだけと思ってるのは私だけでしょうか。
 経営者が本心から社会的責任を痛感して取り入れているのならこんな不祥事は起こすはずがない。
 こんなことでは、日本型ビジネスを世界の見本にするどころではありません。まず日本の経営者が短期的な儲け主義から脱却することが必要なようです。

もう戻れないのかも!

200572日土曜日  第2113回  恵みの雨

 30日が10KWh、1日が12KWhと2日続けて発電量が設置以来の最低を記録しています。本来なら、もっと晴れてくれれば良いのにと空を見上げて悔しがるところですが、今回は、それどころではありません。
 30日から1日と久しぶりの曇りで、時々申し訳程度の雨が降るだけで、いらいらさせられましたが、夕方からやっと待望の雨になりました。それも、予想以上に激しくふりました。
 取り敢えずは、田植えを終わった稲など農作物にとっては恵みの雨になったはずです。我が家の芝生もこれで暫らくは生き返ったことでしょう。

 後は、早明浦ダムの上流に大雨が降ってくれれば、水不足のピンチから脱出できるのですが、そう上手く行くかどうか、まだまだ心配です。
 それにしても、人間の力は大した事無いですね。ちょっと天候が変わるだけで未だに、水不足から逃れることが出来ないのですから。
 それ程に自然の力が大きいと言うことでしょう。人間が自然を征服しようなんておこがましいのかもしれません。

 早明浦ダムの記事の中に面白いものがありました。

 水力発電所6カ所停止 四国電力

 深刻な水不足を受けて、四国電力は二十九日までに、水力発電所六カ所の運転を停止した。四電は「冬に停止することはあるが、雨が多いはずの夏では珍しい」としている。

 四電によると、今月十七日に徳島県の高野水力発電所が停止したのをはじめ、高知県四カ所、愛媛県一カ所で相次いで止まった。

 出力は六カ所で計約三万三千キロワット。火力や原子力を合わせた四電の発電量全体の1%未満で、不足分は火力で補えるため電力供給に支障はないという。四電には水力発電所が計五十八カ所あり、雨が降らなければ運転停止はさらに増える見通し。

 私が子供の頃には水力発電が主力だったと思っていたのですが今や1%未満とは驚きです。経済発展でそれだけ電気の消費量が増えたということですね。凄まじいものを感じます。
 もうそろそろ、限界を感じるべき時が来ているのかもしれません。水力や太陽光や風力など自然エネルギーだけで生活することは不可能なのでしょうか。

流石に無理そう!

200573日日曜日  第2114回  豪雨

 昨日の恵みの雨は、一転して朝から豪雨となりました。道路はあっという間に水浸し、川は濁流で今にもあふれそうです。昨日までのカラカラ天気で、生半可な雨では今までの水不足を補うことは難しいとはいえ、被害が出るほどの雨になるとは世の中上手く行かないものですね。
 残念ながら、いつもなら、香川に降らない時でも降ることの多い
早明浦ダムの上流には今回は余り降っていないので水不足の解消には程遠いようです。
 それでも、かろうじて4日からの坂出の断水は延期されました。天気予報では明日以降も雨なので
早明浦ダムに降ってくれることを願います。

 それにしても、未だに、水一つ制することが出来ないのですから、人間誇るの文明も大した事無いですね。やはり、自然を制しようなんておこがましい考えは持たないで逆らわない方が良いのかもしれません。

豪雨の所為で、今日の発電量はわずか3KWh。残念ですが、恵みの雨に文句は言えません。それでも、この豪雨で3KWhと言えどもちゃんと発電しているのですから、発電量0の日は1年間で数えるほどしか無いということが実感できました。

恐るべし太陽光発電!

200574日月曜日  第2115回  天気

 今日の発電量は2KWhと昨日を下回りました。昨日は午前中豪雨でしたが午後は止んで曇りでした。今日(3日)は昨日のような豪雨ではありませんが朝から殆ど一日中降っていました。
 それでも、0にはなりませんでしたから大したものです。やはり発電量0は余程のことがないとなさそうです。
 それにしても、発電量でその日の天気が快晴かただの晴れかうす曇だったのか雨も一日中だったのかなどある程度判断できるとは想像していませんでした。これは、結構面白い。

 さて、昨日(2日)の豪雨に今日の一日中の雨で、水不足はかなり回復されたのではないでしょうか。

 早明浦ダムより

 早明浦ダムの貯水率が小幅な回復にとどまった一方、県内各地で二日に百ミリを超える雨量を記録したことから、自己水源となるダムやため池の貯水率は大きく上昇した。同日午後五時現在、十六カ所のダムの平均貯水率は85・6%で、午前零時現在と比べ21・7ポイントの改善となった。…中略

 主要なため池百八十一カ所の平均貯水率は、一日現在で54・0%と平年値(86・0%)を大きく下回っていたが、県土地改良課は「平年並みまで回復するのでは」とみている。しかし、これから農業用水の最需要期を迎えるだけに「早明浦ダムの貯水率が回復しなければ、水事情は依然として厳しい」という。

 2日に県内のダムやため池をほぼ平年並みまでに戻したのですから今日の雨でもうほぼ満杯になったのじゃないでしょうか。
 それでも、
早明浦ダムの方は余り降っていないようなので根本的な解決にはならないというのが厳しいですね。と言うことは、香川県のダムやため池は根本的には香川県の水需要を賄うだけの能力が無いということです。
 こうなれば、脱ダム時代とは言えども、根本的な解決のために
早明浦ダムをもう一つ作って欲しいと思うのは単なるエゴでしょうか。

難しいところです!

200575日火曜日  第2116回  早明浦ダム

 4日は、一日中雨でした。その証拠は今日の発電量が2KWだったことでも明らかです。全く太陽光発電は正直ですね。
 香川のダムやため池は平年並みの貯水量に戻ったようです。それでは、問題の早明浦ダムはどうでしょう。

 早明浦ダム

 梅雨前線の影響で、早明浦ダム周辺は三日、まとまった雨が降り、上流域の降水量は一日の降り始めから一六一ミリに達した。四国地方整備局によると、この三日間の降雨で早明浦ダムには約三千七百万トンの流入量が確保できる見込みで、貯水率は40%を超す可能性もでてきた。流入は一週間ほど続くとみられ、当初は十一日にも想定された貯水率ゼロは、降雨がなく三次制限を継続した場合、二週間程度伸びる見通し。…略

 やっと、上流にも少しは降ったようですね。それでも、2週間の延期だけですか。これは、もう少し降ってもらわないと困りますが天気予報ではもうそれ程期待は出来そうもなさそうです。
 こうなると、もう一度、豪雨を望みたくなります。果たして、今後、この夏を乗り切るだけの雨が降ってくれるのか心配です。
 やはり、もう一つ、早明浦ダムが欲しいところですが、これは、余りにも虫が良すぎますね。他に何か良い方法は無いものでしょうか。

雨水の利用も考えないと!

200576日水曜日  第2117回  井戸

 5日も曇り時々雨、昨日よりは空も明るかった。夕方からは雨も激しくなりましたが、今日の発電量は11KWと昼間の明るさを証明していました。
 さて、昨日は雨水の利用に言及しましたが、庭の水遣り位には使えるでしょうが、量の少ない雨水では、いざと言う時にはそれ程役に立ちそうもありません。それでは、いざという時のためにどうするかと考えると、やはり、
第1867回でも取り上げた井戸水がよさそうです。
 我が家にも井戸がありますが、長い間使っていなかったのと、手掘りの浅い井戸なので、ちょっと多く使うとすぐに水がなくなります。これでは庭の水遣りにも足りません。やはり、打ち抜き井戸でないと使い物にはなりません。しかし、打ち抜き井戸は掘るのに費用がかかります。我が家では、今のところそんなお金はありません。諦めるしかなさそうです。

 県も井戸の重要さに気がついているようです。

 5日、四国新聞 早明浦ダム 井戸掘削やポンプ設置 県が農家への助成検討

 …略

 県は九四年に干害応急対策として、農家や農業団体などが実施する井戸や水路、ポンプの新設について、十万円以上の工事を対象に費用の六割を補助。井戸は千百四十七カ所、ポンプは五千四百二十九台が整備された。県が今夏に抽出調査した結果、井戸は85%、ポンプは80%が現在も利用しているか、利用可能だった。…以下略

 前回の水不足の時に随分井戸が掘られたんですね。農家だけに補助金が出たと言うことのようですが、今後は一般家庭にも補助金を出してもらいたいものです。
 雨水と井戸で水不足に備えれば、いざという時にも乗り切れそうです。各家庭でこうした設備をすれば、もう一つの早明浦ダムも必要ないかもしれません。その費用を補助金に回せば、安く上がるかもしれませんね。

エネルギーと水は自給自足!

200577日木曜日  第2118回  大雨増加

 去年の記録的な台風上陸で今まで経験したことが無かった大雨で私も始めて大水を経験しました。
 それでも、あれは台風のもたらした雨だったのですが、最近は台風に関係なく大雨が増えているそうです。地球温暖化の影響は予想以上に深刻な状態なのかもしれません。

 毎日新聞 大雨増加:同一地域に集中傾向 地球温暖化が原因

 1時間に50ミリ以上の雨が降る「短時間強雨」や1日の降水量が200ミリを超える「大雨」の回数が近年、大幅に増えていることが、気象庁の「地域気象観測システム(アメダス)」のデータ分析で分かった。地球温暖化の影響が主な原因とみられ、同庁気象研究所は「昨年の新潟県や福井県のように、同じ地域が繰り返し大雨に襲われるケースが増える可能性が高い」と警告している。…以下略

 そういえば、大雨のニュースが増えているのは間違いなさそうです。先日の豪雨もその一つかもしれません。

 第2100回で取り上げた日照時間トップ陥落の不思議も温暖化の影響のようですし、油断しているうちに状況は刻々と悪くなっているのかもしれません。
 今更の温暖化対策も、もう遅いのかもしれません。それでも、諦めてしまうわけにはいけません。個人の力ではどうにもならないかもしれませんが、出来ることだけでもやって行きたいものです。
 私もクールビズと太陽光発電で少しは貢献しているつもりですが自己満足に過ぎないのでしょうか。

それでもやらないよりまし!

200578日金曜日  第2119回  分ける

 7日は久しぶりの晴れでした。発電量は26KWと今までで2番目。香川県はもう一杯ですが、早明浦ダムにはもっと降ってもらわないとこの夏は大変なことになりそうです。
 そんな香川県でも地区によっては水に不自由しないところもあるようです。しかし、そうしたところもいよいよ水が無くなったらどう動くのでしょうか。

 7日、四国新聞コラム「一日一言」が興味深い考えを書いていました。

 合併効果だそうだ。さぬき市で、水の豊富な山手地区と不足気味の沿岸部の上水道管がつながり、水を融通できるようになった。同じ市で水道代も同じにしたのに、断水する所としない所があったら変だと考えた。しかし、これが合併前なら実現しただろうか。…中略

  問題はそこに暮らす人の心。いくら山手の町に自己水源があって比較的余裕があったとしても、全県的な渇水なら、遠からず不足を招く。自分が困る恐れがあるのに、隣町とパイプをつなげられるだろうか。…中略

自分も満腹ではないけれど、もっとお腹をすかせた相手に食べ物を分けてあげられるかどうか。あなたなら、どうする?

奇麗事を言うのは簡単ですが、いざという時になれば簡単にはいかないでしょうね。どうしたって自分が可愛いですから出し惜しみもするでしょう。私など一番に出し惜しみするかもしれません。
 そうした、危機の時こそ、人の本当の姿が出てきそうで怖いものがありますが、自分がその時に当たって人に恥じない行動が取れる自信はありません。

情けないですね!

200579日土曜日  第2120回  クール・ビズ

 ロンドンの同時多発テロ、危機意識のない日本で起こらないのが不思議なくらいです。何時かは、標的になる時が来そうです。

 さて、クール・ビズの浸透が思ったほど進んでいないようです。どこに原因があるのでしょうか。

 8日、読売新聞

 クール・ビズ導入企業2割

 …略

 中小企業からは「銀行や上場企業が真っ先に実施しないと、中小がやりたくても社内だけで終わってしまう」などの声が寄せられた。資金の借入先や、大手の取引先に先行して軽装に踏み切ることには遠慮があるようだ。
 クール・ビズ浸透のかぎを握るとみられる大企業、金融機関では、それぞれ半数近くが「(取り組みの)予定なし」と回答した。…以下略

 情けないですね。こんな大企業の名前を公表して不買運動でも起こして欲しいと考えるのは私だけでしょうか。
 
第2107回で取り上げたCSRCorporate Social Responsibility)や第2108回で取り上げたNo.685 石油依存減らす施策をなど社会に責任を果たすことを考えて経営に当たるべきであり、大企業は特にその先頭に立つべき立場にあるはずです。それが、省エネに無関心であることは、それだけでも社会からはじき出されても文句は言えないのではないでしょうか。それ程に、今、地球はエネルギー危機に直面しているはずです。
 それでも、エネルギーの節約より儀礼を取るのは馬鹿としか言いようが無い。

全く、何を考えているのか!

2005710日日曜日  第2121回  シースルー型

  第1377回で透明な太陽光セル(産業技術総合研究所 → 透明な太陽光電池の試作に成功を取り上げ、太陽風呂と組み合わせれば、太陽エネルギーの有効利用ができるのにと書きました。
 方式は同じではないようですが、透明な太陽光発電システムは出来上がったようです。

 9日、読売新聞

 シャープは8日、光を通すシースルー型などの太陽光発電システムが可能となる新方式の太陽電池の量産を、9月に始めると発表した。…中略

 新方式は、太陽光を通しやすい結晶薄膜シリコンとアモルファスシリコンの二つの技術を融合した。住宅用などに使われて主流となっている結晶形に比べて、原材料のシリコンの使用量が最大で100分の1程度にとどまる。シリコン価格は世界的に高騰しており、生産コストの低減が見込めるという。…以下略

 生産能力は同社の太陽電池全体の3〜4%にとどまるそうです。

シャープ → 薄膜太陽電池モジュールの量産を開始

使い道はいろいろ考えることが出来るのでしょうが、私としては、太陽風呂と組み合わせて欲しい。
 と言うのも、今の住宅用の太陽光発電システムはパネルの表面温度が上昇すると変換効率が落ちるので効率から言えば冬の方が良いのです。しかし、日照時間は夏の方が長いので発電量は夏の方が多くなります。その為、一番発電量が多いのは4月5月頃になります。だから、夏にはパネルの温度を下げることが出来れば発電量がもっと増えるわけです。
 そこで、透明なパネルの下に水を通せば、パネルの温度を下げるのとお湯を沸かすという一挙両得のシステムが出来上がるのじゃないでしょうか。

どこかやらないかな!

2005711日月曜日  第2122回  トコロテン

 第1350回で糖尿病の食事療法にトコロテンを食べていると書きましたが、先日のテレビ 発掘!あるある大事典2 61回『寒天で本当にヤセるのか!?』612(日)21002154放映 でトコロテンを毎食事前に食べると食事の量が減りダイエットや糖尿病にも良いと紹介されました。
 私の素人療法もまんざら的外れではなかったようです。それどころか、間食代わりにしか考えていなかった私にとってはもっと食べても良いと分かったことが驚きでした。「これは、もっと食べて空腹感を誤魔化せるな」と密かにほくそ笑みました。
 ところが、その翌日からスーパーの売り場からトコロテンが消えてしまいました。毎食前どころか、全く食べることが出来なくなってしまいました。全く、テレビの力はすさまじいですね。

 八十八名物のところてん【清水屋】を見ると

 只今、ご注文が混み合っております。大変申し訳ございませんが、商品の発送にニ週間〜三週間程お待ちいただいております。ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承くださいませ。

 とありました。どうやら注文が殺到しているようです。天然の海草であるテングサが原料のこういう商品は直ぐに増産することは難しいでしょうね。
 というわけで、今日までトコロテンを食べることが出来ませんでしたが、やっとスーパーに残っていたとのことで、久しぶりに味わうことができました。果たして、明日からはどうでしょう。

 このテレビの力を拉致事件の解決などもっと有意義なことに使って欲しいものです。拉致事件よりダイエットの方が視聴率が取れる平和ボケの日本の行方はどうなるのでしょうか。

どこか変!

2005712日火曜日  第2123回  更新

 17日で一年間休み無しの更新達成ですが、久しぶりにピンチです。このところ、更新は前日の10時前に終わらせるようにしていました。前後することはあっても何とか日にちが変わる前には終わっていたのですが、遂に今日は日にちが変わることになりました。
 仕事もなるべく残業などは早めに切り上げ、酒席にも参加せず(酒が嫌いなだけですが…)ひたすら毎日の更新を続けてきましたが遂にこんな日が訪れてしまいました。
 一つには、一度途切れるともう2度と更新しないような脅迫観念の所為でもありますが、やはり、折角続けたものは続けるだけでも意義がありそうな気がするからでもあります。

 といって、続けるためだけにこんな文章につき合わされるのでは、訪れてくださっている方に申し訳ないと反省もしています。そこのところは、馬鹿なやつだと笑ってお許しください。今日は、急に会議で帰宅が11時を過ぎてしまってのピンチです。

 しかし、私と違って毎日すばらしい日記を書かれ多くの訪問者のいる 殿下さま沸騰の日々『てめーらなめんなよっ!』 の殿下が日記を休まれるそうです。

 …略

 新しい仕事の関係で帰宅が遅くなることが多く、さりとてブログ書きには調べものをしなければならず、最近の自分のブログはどうしても「やっつけ」的な内容になっていることを自覚していました。仕事とブログ書きとのバランスが取れる自信ができてから、再開したいと思います。…以下略

 私のように続けるためだけなんて情けない事は言わず、中身を重視して潔く休まれるのですね。その余りの違いに恥じ入ってしまいます。
 それにしても、必ず毎日読ませていただいていた殿下の日記が見れなくなるのは寂しい限りです。一日も早い再開を期待しています。

毎日が寂しい!

2005713日水曜日  第2124回  クール・ビズ

 第2120回でクール・ビズの定着を妨げる銀行や大企業を取り上げましたが、まだまだ敵は多そうです。

 Yahoo!ニュース(産経新聞) - 7111528分更新より

 通勤電車や商業施設 環境問題よりお客優先

 夏のビジネス軽装「クール ビズ」がスタートして一カ月余り。地球温暖化に配慮して冷房を高めの二八度に設定する代わりにネクタイなしで仕事をするという試みだ。ところが、通勤電車の車内やレストランなどの商業施設で冷房の設定温度は例年とほとんど変わっていない。「温度に対する感覚は個人差がある」「せっかく涼を求めに来たお客さまに悪い」。現状のままでは服装の話題ばかりが先行し、環境問題は二の次という“本末転倒”の結果に終わってしまうかも…。(石井奈緒美)

 お客様優先とは地球環境より儲けの方が大事なのを隠す逃げ口上と思うのは私だけでしょうか。確かに、客の苦情や減少は大変でしょうが、国を挙げての省エネを成功させようというくらいの気概を見せる企業があってもよさそうなものです。
 折角のチャンスを無駄にして、それほどまでに、このむし暑い日本でネクタイや上着を着たい人たちがいることが私には信じられません。
 こうなると、クール・ビズ不採用や冷房28度を守らなかったら罪になるくらいの法律でも作らないとだめなのかもしれません。

全く、本末転倒もはなはだしい!

2005714日木曜日  第2125回  世界一

 今年の春先太陽光パネルが入荷難になり受注しながら工事にかかれないという常態が続きました。メーカーは製造の遅れのようなことを言っていましたが、ドイツなど海外へ優先的に輸出したのが真相だったようです。
 ここにきて、又、入荷が遅れそうな噂です。又しても、輸出に回しているのでしょうか。メーカーにとっては一円でも高く売れるところへ売るのは当たり前だと思っているのでしょう。

 世界一を誇っていた日本の太陽光発電の設置量がいよいよ危なくなりそうです。

 Ashi.comより 日本の世界一危うし、太陽光発電 独に抜かれるか 20050710

 95年に米国を抜いて以来、世界一を続けてきた日本の太陽光発電の年間設置量が、04年に初めてドイツに抜かれた。ドイツの伸び率は日本を大きく上回っており、世界で断トツだった累積設置量でもドイツが急迫、逆転の可能性も出てきた。国は脱石油戦略の一つに「世界一の太陽光先進国」を掲げている。新たなてこ入れ策を迫られそうだ。…中略

ドイツは、太陽光や風力などの電力を優遇価格で買い取るよう電力会社に義務づけているが、04年8月から太陽光の買い取り価格を大幅に引き上げた。その結果、住宅用のほか、サッカー場などの広い屋根に設置したり、鉱山跡などにメガソーラーと呼ばれる1000キロワット級の大規模発電所の建設が進んだりしており、一気に普及したという。…以下略

国の政策の不味さが見事に現れたと言えますね。日本の世界一は国の政策でなく国民の意識の高さで達成されていたものであることは明らかです。しかし、それも、ドイツの政策によって風前の灯火ということです。
 やはり、お金の力には負けますね。このままでは、今年で補助金が最後になる日本との差はますます開くことになりそうです。
 ここは、やはりドイツ方式を早急に導入することが国の目指すべき方向でしょうが、金にならないと政治家も官僚も動かないんでしょうね。

勿体無い話です!

2005715日金曜日  第2126回  タバコ

 前を走っているのクルマからスッと手が伸び何かが捨てられる。火のついたままのタバコである。とんでもないことだが、これが意外と多いのである。一体、どういうつもりなのか、火事でも起きたらどうするつもりなのだろうかと不思議でならない。自分のクルマは汚したくないが、道路が汚れることや何かに火がつくことなど想像もしないのでしょうね。
 実際は、それ程の悪意は無いのかもしれませんが、タバコのみのマナーの悪さは目に余るものがあります。クルマからでもポイ捨てするくらいですから、吸った後どこへでも捨てるのは当たり前のようです。
 会社で毎朝外回りの掃除をしていますが、隣にうどんやがあることも原因の一つか、一番多いのが吸殻と爪楊枝です。捨てる人にそれ程悪いことをしていると言う意識はないのかもしれません。つまりはタバコというものがどこにでも捨てたくなるところがあるのかもしれません。
 それなら、喫煙者が減れば良いのかも知れません。ところが、日本ではお国が奨励していることもあってなかなか減りそうもありません。

 論壇 → ピジョンボックス → 平成170711 たばこと肺ガン、因果不明の判決

 長年の喫煙が原因で、肺ガンになったなどとして、患者や遺族らがたばこ産業 (JT) と国に合計6、000万円の損害賠償と広告の差し止め等を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁がこのほど原告の請求を棄却した。

 控訴審の判決理由は 「たばこの有害性は十分解明されておらず、依存性も弱い」 というものであった。…以下略

 一度止めて見たら、その強烈な匂いなどからどんなに不健康なものを吸っているか気がつくのですが止めなければ分からないところが弱点ですね。
 私も、別に誰がタバコを吸おうと気にはならないのですが、やめて分かるあの不健康さを知っているだけに出来れば皆に「止めて良かった」という気持ちを味あわせてあげたいという気持ちはあります。
 
第2110回で取り上げたパチンコと同じでどちらも中毒性があり殆ど役に立たないものの双璧ではないでしょうか。

皆さんやめませんか!

2005716日土曜日  第2127回  活性酸素

 世の中、何が正しくて何が間違っているのか、本当のところは分からないようです。後世になって初めて真相が分かるというものも沢山ありそうです。
 さしずめ、このところ被害者が明るみに出てきたアスベスト(石綿)など、その最たるものかもしれません。
 私が始めて石綿なるものを知ったのは、我が香川の偉人平賀源内が
石綿で布を作ったという話を何かで読んだときでした。そして、その特性を生かして現代ではあらゆるところに使われてきた。ところが、その石綿が、今や最も人を害するものであるのですから分からないものです。

 もう一つ、今度は逆の意味で面白い記事がありました。

 今や、健康を害するものとして、何かと目の敵にされている活性酸素についてです。

 Yahoo!ニュースより 老化に活性酸素関与せず 日米チーム、従来の説否定

 老化の有力な原因の一つとされてきた「活性酸素」が、実は老化に関与していなかったとの研究結果を、東大食品工学研究室の染谷慎一(そめや・しんいち)特任教員らと米ウィスコンシン大、フロリダ大のチームがまとめた。…中略

 活性酸素は、体を酸化させ、遺伝子や細胞膜を傷付ける有害物質とされる。従来、活性酸素がミトコンドリアを攻撃して老化を促すと考えられていた。その働きを抑える抗酸化効果をうたった健康補助食品などが市場をにぎわせている。…以下略

 本当でしょうか。活性酸素をやつけるとのうたい文句で市場にあふれている健康食品はみんな方向が間違っていると言うことになりそうです。一体、どこが健康に良かったのでしょうか。こうなると笑うしかなさそうです。
 なんとなく、健康に良いとのうたい文句に何の疑問も持たずに踊らされている消費者は一体何なんでしょう。

皮肉ですね!

2005717日日曜日  第2128回  6周年

 第318話第668話第1032話第1397回第1763回と回を重ねて、7年目に突入です。
 なんだかんだとピンチを迎えながらも今年も一年間休み無く続けることが出来ました。続ける苦しさは相変わらずですが、生活のリズムにもなっていることは確かです。続けるだけになっている様相もありますが、「マアいいか!それも一つの方法、何かの役に立っているかも…」と自分を慰めながら続けています。
 又、一年が始まるわけですが、今年はどうなるか、ある意味自虐の楽しみでもあります。

 さて、恒例の祇園祭も今年は宵山が土曜日と暦と天気に恵まれて人出は最高になりそうな気がします。
 その祇園祭に関する面白い記事がありました。

14日、読売新聞

 祇園祭の山鉾の一つ「放下鉾」(京都市中京区)の保存会が13日、お囃子の太鼓の音や吹く風に合わせて、ろうそくの炎のように揺らいで見える”ハイテク電球”の提灯100個を鉾に取り付け、試験点灯した。
 戦後まもなく、ろうそくの代わりに電球を使用するようになっており、京都市内の半導体メーカーが「ハイテク技術で昔に戻る」をテーマに開発した。センサーが音や風、ざわめきの振動を感知し、ふさわしい揺らぎを表現する。…以下略

 なかなか面白いことをやりますね。それにしても、当たり前ですが昔はろうそくだったんですね。火事の恐れもあったでしょうし、消さないように管理が大変だったでしょうね。当事者でない私としては、一度昔のろうそくを再現するのも面白いと思ったりします。

無責任ですね!

2005718日月曜日  第2129回  世代交代

 今でこそ、ゴルフを止めていますが、一時はシングルを目指して(気持ちだけで努力はせず)いた私にとって、ジャック・ニクラウスと言えば憧れの的でした。スイングの連続写真を参考に練習したものです。結局ものにはなりませんでしたが…。
 そのニクラウスが今回の全英オープンで4大大会からの引退を決め決勝進出を目指しましたが、残念ながら予選落ちになりました。
 無敵の帝王も歳には勝てません。それにしても65歳ですから、他のスポーツと比べたらその選手生命の長さは際立っています。

ゴルフに比べると格段に短いのが野球でしょう。長い人で40歳過ぎですが、それは本当に稀な事だと言えます。
 その野球で大リーグへの道を開いた野茂選手が引退のピンチです。デビルレイズから戦力外通知を受けました。どこかが拾ってくれればいいのですが、どうなるでしょう。

 Yahoo!スポーツ ニュースより

 …略

 球団は今後10日間、保有権の放棄を告知するウエーバーにかけてトレードの可能性を探るが、他球団から獲得の申し込みがない場合、野茂は自由契約となって自由に移籍交渉をするか、マイナー契約をするかの選択となる。

 AP通信によると、野茂は今後について「メジャーで投げ続けたいので、他球団から声がかかるのを待つ」と答えた。仮に大リーグの他球団が獲得に乗り出さなかった場合でも、日本でプレーするつもりはない、との姿勢を示した。

 日本を見限った野茂さんだけのことはありますね。最悪の場合引退ということになりそうですが、それも仕方ないでしょう。あの帝王ニクラウスだって去ってゆかねばならないのですから。
 それにしても、スポーツの世界のように力が無くなったら引退というある意味潔くも冷酷な実力の世界に比べて、政・官・財の世界の老害にはがっかりさせられます。
 つまりは、実力を測る基準がないということが老人を跋扈させる原因と言えるようです。大抵の人間は自分の力を過大評価するそうですから。

難しいところです!

2005719日火曜日  第2130回  発電効果

 我が家の太陽光発電発電データ毎月分をアップしました。発電開始からはじめての検針の後、去年のデータを四国電力に問い合わせていたものが今日届いたものです。

 検針日が11日なので、6月12日から7月11日までの実績が7月分となりますので、完全な一月の実績とはなりませんが、参考にはなりそうです。

 買電が473KWh(夜間・236KWh、昼間・237KWh)で7,907円(16.72円/KWh)。
一方売電の方は300KWhで7,509円
(25.03円/KWh)、差し引き398円の支払いとなりました。
 去年の電気代17,448円が398円で済んだということですから17,050円少なくなったと言うことです。ガスと灯油(参考値)も入れると、21,322円の節約となります。
 売電の単価25.03円と買電単価16.72円の差8.31円も貢献しています。オール電化による
季節別時間帯別電灯契約が効いているようです。

 7月に入って、梅雨で発電量が落ちたにもかかわらず、まずまずの結果ではないでしょうか。発電量のピーク時期は過ぎていますから、今後は来年の4月ごろまでは節約額は減少するはずです。どのくらいの実績が出るか一年間が楽しみです。

 毎月この位の効果があれば、ローンの支払いも全く負担なしとなるのですが、そこまでは無理でしょう。
 それにしても、思っていた以上の効果で大満足です。

今後が楽しみ!

2005720日水曜日  第2131回  持続可能な社会

 いよいよエネルーギー不足の時代が近づいているようです。

19日、日本経済新聞社説 

多様化と省エネでエネルギー安定図れ(7/19)

 原油はじめエネルギー価格の高騰が世界を揺さぶっている。米WTI原油は今月に入って一時、1バレル62ドル台に乗り、最高値を更新した。中国経済の成長などに伴い世界的にエネルギー需要が急増し、需給が逼迫(ひっぱく)してきたことが基本的な原因だ。今、原油や天然ガスが現実に調達できなくなっているわけではないが、数年先には、より深刻な状況になりかねない。…以下略

最近は、こうした記事が増えてきました。流石に、マスコミも何時までも無関心を装うわけには行かなくなったと言うことでしょうか。そのエネルギー危機を救う太陽光発電の設置は相変わらず遅々として進んでいません。
 それでも、悲観するばかりでもないようです。トッテンさんが面白い考えを書いていました。

  トッテンさんのOur World → No.689 持続可能な社会への希望

 …略

 国家が行う追加投資による見返りが減少した例として挙げたローマ帝国は、経済が維持できなくなって崩壊した。しかし、それがもたらしたものは混乱や困窮ではなかった。ローマ帝国は崩壊したが、多くの国民は重税から解放されて生活状況は改善した。われわれが直面しているのは石油の減耗だけではなく、水や森林その他の天然資源も同様だ。

そう考えたとき、現代の社会や政治、経済の制度が崩壊に向かい、新しい制度に変わる可能性にあるという希望に焦点を当てればよい。急激な崩壊は痛みや苦しみを伴うかもしれないが、マヤ文明が何百年もかけて衰退した歴史を考えると、われわれはより持続可能な社会への再考に長い時間をかけることもできるということだ。

成る程、ローマ帝国の崩壊も悪いことばかりじゃなかったんですね。エネルギー不足で経済至上主義が崩壊することになれば意外とのんびりとした人間らしい生活を取り戻すことになるかもしれないとしたらそれも面白いかもしれませんね。
 一部の金持ちと大部分の貧乏人の2極分化より、金に支配されない自然に任せた生活の方が人間にとっては幸せなのかも。

そんな時代を見て見たい!

2005721日木曜日  第2132回  パチンコ

 第2110回で取り上げたパチンコについて、勝谷さんが大垣共立銀がATMにスロットを導入したことに対する批判の中で痛烈な言葉を浴びせています。

 勝谷誠彦の××な日々。 → 20050720

 …略

 私はこの国の住民が愚民化をはじめたのはパチンコの浸透とその射幸性が上がったことそしてそれにハマる低能に無制限に金を貸し出す高利貸しが蔓延した時からだと思っている。サラリーマン増税だの消費税値上げだのと言う前にパチンコ屋と高利貸しに立ち行かないほどの高い税金をかければ国庫も潤い国民の民度も元に戻る一石二鳥だと説いているのである。それなのに銀行は高利貸しのマネを始めただけではなくこんどはパチンコもどきもやるというのか。…中略

 パチンコ狂いが高利貸しのむじんだの地蔵だのからジャブジャブ金を引っ張るように親という財布に寄生して。高利貸しの金には利息がつくが親の金は無利息だ。しかしそれはやがて人生の負債となって親と子ども両方を無間地獄に叩き落とすだろう。パチンコ狂いが勝手にサラ金地獄で死んでいくのはめでたいがその金が拉致や核開発に使われていることも忘れてはならない。

 銀行のスロットのニュースを見た時、直ぐにパチンコを連想して、なんて馬鹿なことをやるんだろうと思ったものですが、勝谷さんが見事に書いてくれてすっきりしました。
 しかし、あのサラ金を一体誰が利用するのか不思議に思っていたのですが、パチンコが元凶だったとは気がつきませんでした。私が思っている以上にパチンコは日本の国を蝕んでいるのですね。
 どうやら、日本の国は完全に北朝鮮に牛耳られていると言ってもいいのかもしれません。

なんとも怖いですね!

2005722日金曜日  第2133回  梼原町

 第1579回で間伐材の利用で成功した梼原(ゆすはら)町を取り上げましたが、太陽光発電でもユニークな取り組みをしていることで知られています。

 それは、風力発電を導入して、その売り上げを太陽光発電の補助金としているというものです。

 Neps → 梼原町風力発電所

 …略

 もうひとつは、自然から得た財源なのだから、やはり自然エネルギー導入を通してみなさんに還元したい、という発想から、太陽光発電を導入したいご家庭への助成を行っています。(助成額:20万円/kw。上限4kw=80万円 )…以下略

 やりますね、中越武義町長さん。これだけの補助金があれば太陽光発電も十分採算が取れます。これが、ドイツのインセンティブ方式ならもっと良いですが、そこまで求めるのは酷かもしれません。
 それにしても、リーダによってこれだけのことが出来るのですね。日本中の自治体の首長がこうした考えを持って実行すれば、日本の環境問題特に京都議定書の目標達成も夢ではないかもしれません。
  尤も、総理大臣がその気になればもっと簡単に出来そうですが…。小泉さんにその気は無さそうですね。

見習って欲しいものです!

2005723日土曜日  第2134回  不作為

 アスベストが体に悪いと言われだしたのは相当前のことだったように思います。当然、使用禁止になって、古い建物などからも回収されたものだと漠然と信じていたような気がします。
 今になって、突然犠牲者が公になり、アスベスト事態もあらゆるところに残されていることが明らかになりつつある。一体、誰が手を抜いたのか。

22日の産経新聞コラム「産経抄」がそのあたりを見事に書いていました。

 …略 

 昭和五十一年五月、労働省は各都道府県労働基準局長にアスベストの有害性を指摘、予防策をとるよう通達を出した。ところが「労働行政では労働者以外、眼中になかった」(西博義・厚生労働副大臣)ばかりに工場周辺住民にまで目配りが及ばなかった。

  縦割り行政の弊害で厚生省など他省庁と連携できず、国をあげての対策がとれなかったのだ。お役人だけの責任ではない。首相、あるいは担当大臣が大号令をかければ、役所は動く。政治の「不作為」が大きな問題なのだ。…以下略

  この体質は未だに変わっていないようです。誰もが責任を取ろうとしないで、うやむやのうちに忘れ去られて気がついた時には取り返しのつかない事態に陥ってしまっていて対策に莫大な費用がかかってしまう。
  戦後の日本は全てがこれと同じ「不作為」によって運営されてきたと言っても過言ではなさそうです。
  教育などその際たるものではないでしょうか。拉致問題もそうです。結局は本当に国を思うリーダーが不在と言うことになりそうです。

望むことが無理なのか!

2005724日日曜日  第2135回  平均気温

  第2100回で取り上げた香川県の日照時間の低下はどうやら本物のようです。梅雨明け以来、毎日晴れてはいるのですが、やたら蒸し暑く、スカッとした青空にはお目にかかれません。いつも、もやがかかったようなうす曇で夕方には暑さもそれ程ではない感じです。
  太陽光発電を始めて
毎日の発電量を記録するまでは、こんな天候には気がつかなかったのですから現金なものです。
  それにしても、これも温暖化の所為だとすれば、思っているより温暖化は既に深刻な状態なのかもしれません。

  気になる記事がありました。

  Yahoo!ニュースより 

  6月の世界気温は過去最高 地球温暖化の影響で

  6月の世界の平均気温が、1880年の統計開始以来、最も高かったことが22日、気象庁の解析で分かった。

 同庁気候情報課は「地球温暖化と、数年から数十年周期の気候変動の高温期に当たったため」と原因を分析している。

 同課によると、6月の世界の平均気温は、平年より0・64度高く、これまでの記録だった98年の0・62度を上回った。

 特に日本からインド東部、欧州西部、北米東部、南米北部などで高温が目立ち、スペインやモロッコ、ウルグアイでは、平年を4度以上も上回った地域があった。

 日本は、平年に比べ1・36度高く、過去4番目の記録だった。

異常高温のため、インド東部やイタリア、スペインなど欧州西部では、熱波に見舞われ、死者が出る被害も出ているという。(共同通信) - 7221938分更新

 1880年から統計が開始されていたとは驚きです。6月単月だけが最高だからと言って温暖化の所為とは言えないかもしれませんが、何かおかしいのは間違いなさそうです。
  ここは、やはり真剣に対策を考えるべき時が来ていると考えた方が良さそうです。手遅れとは思いますが、太陽光発電の普及に少しでも役に立ちたいものです。

結構苦戦しています!

2005725日月曜日  第2136回  パチンコ

 第2110回でパチンコの換金システムの問題を取り上げましたが、世の中にはこの換金システムを合法化しようとしている人たちもいるそうです。

 チャンネル桜 → 掲示板 → 民主党、パチンコの換金を完全合法化へ パチンコ汚染された民主党

 …略

 『法律案』では店舗内で玉を現金に交換できる「現金提供可バージョン」と、景品を第三者機関に買い取らせる方法で実質的に換金を合法化する「買い取らせ可バージョン」に分けられ、「現金提供可バージョン」では、賭博行為や賭博の開帳を禁ずる刑法第185条及び第186条は適用しないと規定したうえで「遊技場営業者は、賞品として客に現金又は有価証券を提供することができる」と明記している。…以下略

 とんでもないことですね。やはりこの国は完全に乗っ取られているようです。何をされても文句を言わず黙々とまじめに働くバカな日本人はその人の良さに付け入れられ、気がついたら身ぐるみはがれて奴隷の身分に落ちていたと言うことになりそうな気がします。
  こうなると身を守る方法は、手を出さないことしかなさそうです。

掲示板への「老婆心」さんの書き込みが日本人の取るべき道を示しています。

 …略

 結局、日本人が滅んで朝鮮人が儲かるのが現代の日本なのである。日本人ならパチンコとサラ金だけには行くなよ。』

出来るかな!

2005726日火曜日  第2137回  クール・ビズ

  チーム・マイナス6%が西川きよしさんを使ったコマーシャルを盛んに流しだしましたね。クール・ビズの浸透ももう一つのようなので力を入れてきたのでしょうか。それとも、マスコミとの間に何かあるのでしょうか。
  それにしても、NHKを筆頭にどうしてテレビのアナウンサーは何時までもネクタイを外さないのでしょう。よほど、省エネが嫌いなのでしょうか。それとも、興味が無いのでしょうか。

  Yahoo!掲示板で私の気持ちにぴったりの書き込みを見つけました。

 2005/ 7/24 7:56 メッセージ: 1049 / 1071

 クールビズに関して、外観的な議論が多いようですが、地球環境悪化の深刻な問題であり、ノーネクタイがお客様に対して失礼だという、旧来からの考えをまず払拭してほしいと思います。

 車社会と過冷房、過暖房のエネルギー多消費社会が、どんな結果をもたらすか?を考えると、目先の相手より未来に生きる子孫に対し失礼だとの認識と、エネルギー浪費社会は未来の地球環境に対し済まないとの罪悪感を持てば、ノーネクタイがだらしないとの感覚で見ることが無くなるでしょう。

 これが、全てですね。省エネより儀礼を重んじる人たちの心のバリアを取り除くことこそが必要なようです。
  公式の場にはノーネクタイでは駄目なんて姑息な考えを改めない限りクール・ビズの定着は難しそうです。だからこそ、全ての儀礼を廃止し、例外は無くすることです。
  極端に言えば、公式の場こそ率先してノーネクタイにするべきです。そして、多くの国民の目に触れるテレビの率先は言うまでもありません。テレビ局は何を恐れているのでしょうか。
 視聴者がアナウンサーのノーネクタイを非難するとでも思っているのでしょうか。それ程に国民が馬鹿だと思っているのかもしれませんね。

何とか定着して欲しい!

2005727日水曜日  第2138回  クール・ビズ

  昨日、クールビズが本来の目的以外のところで議論されていると書きましたが、偶然でしょうか、

  26日、読売新聞コラム「今日のノート」が 「本来の目的は」と題してクールビズについて書いていました。

  …略

  洋服は明治になり政府が官の制服に採用するが、今のような背広にネクタイ姿が一般化するのは、実は戦後になってからである。…中略

  郵政民営化法案で波乱含みの永田町あたりでは、推進派と反対派によってクールビズかどうかに分かれているとの説が出て、TVに見入れば、うなずくこともある。…中略

  そもそもは、地球温暖化防止のために提唱された。冷房設定温度を上げ節電しようというわけで、ファッション論議ばかり先行しがちな中で、本来の目的をお忘れなく。(塩 雅晴)

  郵政民営化反対派の綿貫民輔氏や亀井静香氏のネクタイ姿はことさら目立っていますし、民主党の岡田党首もいつもネクタイ姿です。
  あれだけでも、彼らが如何に狭量であるかが分かるような気がします。例え、対立していようとも、「良い物は良い」との度量を見せて欲しいものです。
  特に岡田党首など間違って総理にでもなったら日本のエネルギー問題をどうするつもりなんでしょう。クールビズも排除するのでしょうか。何でも反対の勝手の社会党を思い出して不愉快になります。もっと、おおらかな気持ちになってもらいたいものです。自分がどれだけ民主党の足を引っ張っているのか分かっているのでしょうか。
  今、もし、民主党に総理大臣を任せられるだけの党首がいたなら日本の国は救われるはずです。

残念です!

2005728日木曜日  第2139回  人口減少

  第1984回で取り上げた男性の人口減少の新たな数字発表があったようです。

    Yahoo!ニュース → 日本の男、初めて減る…「人口減少社会」到来間近

 総務省は27日、住民基本台帳に基づく人口調査結果(3月31日現在)を発表した。男性の人口は6207万6658人で、前年同期に比べて1万680人(0・02%)減り、1968年の調査開始以来、初めて減少に転じた。

 総人口の伸びも前年同月比0・04%増と過去最低の伸び率で、日本の経済成長や社会保障制度などに大きな影響を及ぼす「人口減少社会」の到来が間近に迫っていることを浮き彫りにした。

総人口は1億2686万9397人で、前年より4万5231人(0・04%)増加した。増加数と増加率はともに過去最低だった前年を下回り、さらに鈍化した。…以下略 (読売新聞) - 7272037分更新

 第1984回での数字は

 総務省は21日、昨年10月1日現在の推計人口を発表した。国内の総人口は1億2,768万7千人(男性6,229万5千人、女性6,539万2千人)。

 半年違いとは言えども総人口は既に減っているなどちょっと数字は合わないような気もしますが、男性の人口が減っていることには違いはなさそうです。
 それにしても、同じ総務省の発表で数字のつじつまが合わないというのもおかしなものですね。どちらが本当の数字なのでしょうか。
 秒単位で変化する人口と言うのはそれ程に掴みきれないというのが本当のところなのでしょう。国民総背番号制でコンピューターで管理すれば常に本当の数字を掴めるのかも知れませんが、それがどれほどの価値があるものかは分かりません。
 しかし、せめてつじつまくらいは合わせて欲しいと思うのは私だけでしょうか。マア!大勢に影響はなさそうですが。

いよいよ人口減が目の前に!

2005729日金曜日  第2140回  青空

  27日は朝から久し振りに青空でした。空を見上げて、「そうだ、この青い空が本当の晴れだ!」と今までのスカッとしない霞のかかったようなうす曇の日々のおかしさを思ってしまいました。

  実際、春以後、こうした青空を見ることは無かったような気がします。それが今日突然何故だろうと考えると、直撃をそれたとはいえ、台風明けのためのようです。

 台風明けでないと青空が見えないなんてことは今まで経験したことが無かったと思います。何軒かの農家のおじいさんやおばあさんに聞いて見ましたが、やはり薄曇にきがついていておかしいと言っていました。
 それ程に、青空の見えない今年の香川の天気は異常だと言えるのじゃないでしょうか。一体何があったというのでしょう。温暖化の影響とかんがえるのが自然でしょうね。

 第2100回で取り上げた日照時間のトップからの陥落もこうした天候が影響しているのでしょうか。

 それにしても、正直なもので青空を証明するかのように27日の発電量は28KWhと設置以来の最高を記録しました。やはり青空が無い薄曇の晴れの影響は発電量に相当影響しているようです。残念ですが、天候には勝てません。再び、香川が日照時間日本一を取り戻す日は来るのでしょうか。

 温暖化の影響だとすると奪回は当分夢でしょうね。

悔しいですね!

2005730日土曜日  第2141回  電気料金値上げ

  原油の値上がりと円安で石油元売りがガソリンの卸売価格を2か月連続で値上げするそうです。小売の値上げもあるのでしょうね。
 いよいよ金持ちでないとクルマに乗れない時代の前兆でしょうか。早く、公共交通の整備をしてもらわないと近い将来貧乏人はどこにも行けなくなる時代が来るかもしれません。
  ガソリンの値上げに比べると動きがなかった電気料金も、とうとう上がるようです。

  29日、読売新聞

  電力10社と都市ガス大手3社、10月から値上げ

 東京電力など電力10社と、東邦ガスを除く都市ガス大手3社は28日、電気料金とガス料金を10月から値上げすると発表した。…中略

 原油価格の高騰で原燃料費が上昇したためで、値上げ幅は標準家庭で1か月あたり54〜201円。電力、都市ガス各社が値上げに踏み切るのは半年ぶりだ。…以下略

  一時的な値上がりか、それともこのまま高騰を続けるのか分かりませんが、長い目で見ると基本的には安くなる要素は無いのではないでしょうか。
  いよいよ、太陽光発電の出番ですが、その対策は余りにも遅々として進んでいません。今の設備費や売電価格では爆発的な広がりは期待できそうもありません。
  政府の対策を期待したいところですが、何といっても、欲ボケの議員さんたちが身入り(リーベート)の少ないと思われる太陽光発電に力を入れそうな気配はなさそうです。

一体どうなるのか!

2005731日日曜日  第2142回  ハイブリッド電車

 昨日原油の値上がりで貧乏人はクルマに乗れなくなるので「公共交通を整備してもらわないと」と書きましたが、偶然でしょうか30日の読売新聞コラム「顔」が面白い路面電車を紹介していました。

 …略

敷地内の試験コースを路面電車が静かに走る。途中、架線に接したパンタグラフを折り畳んだが、電車はそのまま走り続けた。…中略

 ディーゼル鉄道と違い排ガスはもちろんない。ブレーキで生じるエネルギーを電池に蓄え、架線が無い区間でも時速40`以下なら30`近く走れる省エネ電車だ。…中略

「マイカー中心の都市交通は見直されていくはず。路面電車を復活させたい自治体に向いている」。…以下略

 現場ではこうして地道に研究している人もいるんですね。架線がなくても良いのなら、バス路線との入れ替えも出来そうです。これを上手く使って、路面電車の復活が起きて欲しいものです。
 できれば、田舎にも欲しいところですが、営業的に難しいので、軽の電気自動車で我慢せざるを得ないかもしれません。
  いずれにしても、貧乏人には乗れないクルマの時代はそこまできているような気がします。路面電車を主体とした公共交通の整備が急がれる。

早くしないと!

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