団塊の世代の部屋(49) 

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200381日金曜日  第1412回  蒼いことばの絆

 先日から、入り口に「蒼いことばの絆」というバナーを貼り付けているのに気がついていただけたでしょうか。
 
勝谷さん殿下さまたちが始めたメールマガジンへのリンクです。

 ・・・略
 各界の文化人や有識者の方々に、北朝鮮拉致問題を切り口とした時事コラムを執筆していただき次回のご執筆者を併せてご紹介いただくといういわゆる「リレー・コラム」形式で、ご執筆いただいたコラムをメールマガジンおよびインターネットを通して広く世間に伝えたいと考えております。・・・以下略

 その創刊号が31日朝、届いていました。創刊号は北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局次長の増元照明さんです。

 ===◇◆◇蒼いことばの絆◇◆◇=======================

 平成15 8 1日創刊号

 ・・・略

 結局、この国においては政府も民間も自分に直接被害が及ぶ恐れのない闘いには、声を上げずに嵐が遠ざかるのを待つ。自らは手を汚すことのない無責任な言葉だけの「宣言」であり、「人権重視」なのだろう。・・・以下略

 この言葉は日頃の自分のことを指摘されているようで堪えます。人間、自分に直接関係の無いことにはどうしても無関心になります。所詮、人の悲しみを自分の悲しみとして感じることが出来る人は余程の人格者であって、それはホンの一部の人でしかないでしょう。
 残念ながら、これが人間の本質なのかもしれません。そして、この無関心さが、この拉致問題をここまで長引かせたことは間違いないでしょう。
 それだけに、その反省の意味でも、被害者家族の悲しい戦いを忘れないようにしたいと思います。
 かといって、私も、何の力も無いので、何ができるわけでもなく、たまたま、
HPを持っているので単にリンクを貼って1人でも多くの人に知ってもらうことの手助けしかできません。力の無いことは悲しいですね。

 それだけに、力のある政府やマスコミの取り組みに歯がゆさを覚えます。どうして、本気で動かないのか不思議です。
 やはり、直接の被害者でない国民1人ひとりの無関心さがそれを許しているということなのでしょうか。

残念です!

200382日土曜日  第1413回  イチロー選手

 今年中に700本安打に届く為には後100本、そうすると250本を超えることになります。ここまで、期待したら気の毒ですが、それでも、もしかしたらやってくれるかもしれないと密かに思ってしまいます。
 1日に守備でセンターとぶつかって後頭部から転倒しましたが、その後の打席で内野安打を打っています。何事も無ければ良いのですが。こうした、怪我が心配ですが、それさえなければ、200本安打は問題無さそうです。
 そうなると、またまた勲章が増えます。

 ・・・略

 ルーキーから2年通算450安打は、1911、12年に“シューレス・ジョー”として知られるジャクソンがマークした459本に次ぐメジャー史上2位の大記録。3季連続200安打を放てば、59年ぶり史上3人目。・・・以下略(毎日新聞2002年9月30日東京夕刊から)

 これは、もう間違いないでしょう。それにしても、三打数一安打で打率が下がるのはきつそうですね。ファンは、一安打では不満を持ってしまうのですから、イチロー選手も大変です。
 そこまで分かっていながら、それでも期待してしまうのがイチロー選手の凄さなのでしょう。

 大リーグ歴代シーズン最多安打打者 大リーグ シーズン安打数50

 これによると、最多安打は275本ですね。これはチョッと無理ですが、三位の257本はもしかしたら・・・。
 こんな期待をしたら、本当に気の毒ですね。しかし、いつかやってくれそうな気がしないでもありません。
 今年で700本、来年は300本で4割。そして、4年で1000本なんてことになったら奇跡です。

夢を見させてくれます!

200383日日曜日  第1414回  日本崩壊

  この部屋を始めた初期に取り上げた第3話の出光佐三さんの出光興産、第6話第89話の美川社長の横河電機も時代に流されているようです。

 2日、読売新聞コラム「人口減社会」 崩れ始めた日本形経営 を読んでがっかりしました。

 ・・・略

 企業を一つの「共同体」とみなす日本的な経営を見直し始めたのは、松下電器だけではない。
 出光興産は、上司が部下を手厚く指導して人材育成を図る「大家族主義」を哲学に掲げ、取締役が部門長を兼任してきた。だが、2006年の株式上場を目指し、四月からは執行役員制に移行するなど、
"普通の会社"への脱皮を始めた。
 横河電機は、内田勲社長の「ユートピアは廃止する」という号令の下、2002年になって、定年退職を丸ごとグループ企業内に抱え込んできた子会社の「横河エルダー」を解散した。・・・以下略

 とうとう、ここまで余裕が無くなって来たんですね。松下幸之助さん出光佐三さん美川英二さんが生きておられたらどう感じるのでしょうか。ついでと言っては何ですが本田宗一郎さんの息子さんの脱税問題もありましたね。
 日本を代表する経営者だった彼らにも今の現状では打つ手は無いのでしょうか。それとも、流石と思わせる経営を見せてくれたのでしょうか。
 今更、そんな夢を見ても仕方ないんですが、ここまでの日本沈没を見せ付けられると、そんな想像をしてしまいます。
 ここまで、世知辛くなってきたのはやはり、
トッテンさん曰く80年代以後の為政者や経営者達の責任なのかもしれません。

 北朝鮮がNGOを使ったりして、拉致被害者家族を人質に不気味な動きを見せています。どうして、国が表に出ないのでしょう。
 一見、関係無さそうですが、こんな所にも、80年代以後、経済でアメリカの戦略に乗せられ、教育などで中国や北朝鮮などに良いようにされた日本の無策が象徴されているような気がします。
 どうやら、この国の衰退はもう止まらないのかも知れません。

どこまで落ちるのか!

200384日月曜日  第1415回  久米栄左衛門

 全国では無名だが、その地方では子どもから大人まで誰もが知っているその地方の恩人とも言える人がいるもののようです。
 小泉首相が取り上げて全国に知られるようになった「
米百俵」の小林虎三郎氏も地元長岡では子供の頃から教えられて皆が知っているようです。

 と言っても日本中でも殆んどの人が知らないでしょうが、我が坂出では誰もが知っているという人がおられます。
 
第1359回でも書いたように、一時は塩田の坂出で全国に名を売っていたものですが、その塩田を開墾したのが久米栄左衛門(通賢)なのです。

 実は見逃していたNHKローカル番組で久米栄左衛門(通賢)が取り上げられるのに気がつきましたが、残念ながら都合で見ることができませんでした。ところが、偶然3日に再放送されるのに気がついて、今度こそはと見たものです。

 塩田の開墾の計画を高松藩に提出し、自分の財産もつぎ込んで完成させたものだそうです。坂出にとっては恩人そのものです。
 昔は、地方地方にこうした人がいたんですね。それに比べると、自分の利益しか考えない為政者が幅を聞かす今の時代が良くなるわけは無いですね。
 それだけ、経済が発展したのと反比例して人間の幅が小さくなったということなのでしょうか。何となく、考えさせられます。

 この久米栄左衛門を久し振りに思い出させてくれたのは、テレビ「開運!何でも鑑定団」でした。もう随分前のことですがドイツの博物館の館長がミニ大砲を鑑定に持ち込んだものが久米栄左衛門の作ったものだったのです。
 それに、500万円の評価が付いて驚いたものです。そして、鑑定士の方が久米栄左衛門を高く評価してくれたので、「へぇ、そんなに偉い人だったんだ!」と改めて興味を持ったものです。
 そのときにも、ここに取り上げようと思ったのですが、書かずに終わっていました。そんなこともあって、特に、今回見逃したのが気になっていたのです。

 さて、面白いことに、この鑑定団の鑑定士が古式銃になると必ず出てくる澤田 平さんで、この番組にも登場しました。そして、どうやら、澤田さんが、久米栄左衛門を再評価すべきと運動してくれているようです。
 四国新聞に「
久米通賢 日本一の測量技師だった」の記事もありました。ここでも沢田さんが通賢を最大限に評価しています。
 それによると、同じ香川出身で全国区の平賀源内や日本地図の伊能忠敬より評価されるべきだそうです。
 香川にも結構凄い人がいたんですね。それにしても、本当に昔は無私の心で地元の為に働いた人があちこちにいたんですね。驚きです。それに比べて・・・。

今もどこかに人材はいるのでしょうか!

200385日火曜日  第1416回  先送り

 北朝鮮に残された子供達からの手紙は、案の定北朝鮮の意図が見え見えのようですね。

 地村さんの子供達はご両親が日本で抑留されていると書いているそうですし、蓮池さんは世界中で自分達の帰国という真実を知らないのは子供達だけだと怒りを込めて発言されていました。
 ご家族の怒りと悲しみは想像を絶するものがありそうです。どうして、未だにこんな状態なのでしょう。
 どうみても、この国が真剣に拉致被害者の方達の為に一生懸命に北朝鮮と交渉しているとは思えません。
 社民党や自民党の族議員の抵抗があると言われているが、それにしても、この弱腰は目に余ります。このままでは、日本人は益々、政府を信じることができなくなるでしょうし、諦めの境地に入ってしまいます。そうなれば、北朝鮮やその味方勢力の思う壺です。

 九州の家族4人殺害犯はすでに逃亡した中国人留学生と見られていますが、これも、最近の外国人犯罪を象徴しているようです。
 根は、拉致問題と同じで、難民問題や不法入国などの問題に対して誰も責任を取らず、根本的な手を打つことなく、先送りにしてきたことが原因であることは間違いないでしょう。
 つまりは、自分さえ良ければの精神と危機感の無さによる立法・行政・司法のたがのゆるみが来る所まで来てしまった結果でしょう。
 少子化問題が騒がれるようにもなりましたが、それじゃ、将来、外国人をきちんと入れるのかの対策も根本的に考えることなく何時までもうやむやです。気がついたときには、日本人の居場所は無くなっていたりして。
 海外脱出できない弱者は日本と一緒に滅亡かも。

益々、未来が見えなくなっています!

200386日水曜日  第1417回  自治体病院

 5日のサイト巡りの中で、日本経済新聞の社説のタイトル「赤字続きの自治体病院も再生できる」に目をひかれました。
 これは、もしかしたら、
第268話などで何度も取り上げた奇跡の復活の坂出市立病院のことを書いているのじゃないかなとワクワクしながら本文を読み始めました。

 ところが、思惑はずれでした。坂出市じゃなく埼玉県立4病院を立て直した方をとりあげていました。

 ・・・略

 全国に1006ある自治体病院の実に65%は赤字経営だという(2002年度見込み)。しかしこれは各自治体の一般会計からの繰入金を充てた上での話で、もし繰入金がなかったとすれば、赤字の病院の割合は96%に達する。繰入金の総額は01年度で7200億円余り。累積欠損金も1兆4000億円に上る。・・・中略

 赤字病院が一転して黒字になったのは、同県の病院事業管理者に武弘道氏が就任したのが最大の理由である。鹿児島県出身で九州大学医学部を卒業した武氏は、10年前に鹿児島市立病院長と病院事業管理者となり8年間連続で黒字経営に成功した。その手腕を買われ、埼玉県が県立病院を統括する病院事業管理者にスカウトしたのが2000年夏。翌年にはすぐに黒字になったわけである。・・・略

 ここにも、坂出市立病院を立て直した塩谷泰一院長のようなリーダーがいたのですね。こうしてみると、やはり、リーダーの役割は大きいという事が良く分かります。
 それにしても、96%の自治体病院が赤字ということは、如何に、こうしたリーダーが少ないかということでもあるのでしょう。
 しかしながら、良く考えると、これは病院だけに限ったことでなく、日本の政・官・財にわたって、同じようにリーダーがいないということを象徴していると取るべきなのじゃないでしょうか。リーダーに恵まれない日本の不幸を思わずにはいられません。
 戦後、変に歪められた民主主義がもたらした悲劇と言えば言い過ぎでしょうか。

 さて、一瞬、今回は坂出は無しかなと思っていましたが、最後に、社説は塩谷泰一院長も紹介してくれていました。良かった!

何となく嬉しいですね!

200387日木曜日  第1418回  プリクラッシュセーフティ

 スピードこそが、交通事故の最大の原因であると思っている私は、第1406回で交通事故を半減する為の方策として速度が出ない自動車を取り上げました。
 交通三悪(飲酒運転、無免許運転、スピード違反)という言葉も同じ発想から生まれたことばだと思います。尤も、飲酒と無免許は悪以前の問題でしょう。

 自動車メーカーは別の視点から事故半減を考えているようです。それは、わき見運転による事故を防ぐということです。
 確かに、車の運転に慣れてくるとどうしても緊張感がなくなり、まさかこれくらいで事故なんな起こらないだろうなどと油断して、余所見をしたりして、慌てて急ブレーキを踏むこともショッチュウです。
 そのたびに反省はするのですが、何時の間にか注意力散漫になっていることがあります。最近では運転しながらの携帯電話という新たな問題も起きています。

 MSNニュース → インテリジェンスの業界レポート 

 交通事故死者が半減? 〜自動車の安全を生み出すテクノロジー

 交通事故の主な原因はわき見運転だ。注意が運転から逸れていたためにブレーキを踏むタイミングが遅れたり、慌てて急ブレーキをかけて車体がコントロールを失い、事故がおきる。自動車メーカー各社は、このような事故を未然に防ぐ「プリクラッシュセーフティ」といわれる技術開発に力を注いでいる。・・・中略

 政府は今後10年間で交通事故死者数の半減を目標としており、国土交通省も現実的な数字として2010年までに交通事故死者の1200人削減を掲げている。プリクラッシュセーフティ技術はこうした社会の要請に自動車メーカーが答えたもので、ダイムラークライスラーは2015年から2020年に交通事故そのものを半減できると予想した。国内自動車メーカーも同様に考えており、トヨタも同じく20数年後には交通事故死者が半減すると見ている。・・・以下略

 センサーで前の車の動きを捕らえる方式だそうです。5日の夜10時のNHKニュースでも取り上げられていました。その効き目はありそうでした。技術は進歩しているんですね。
 確かに、こうした装置が全ての車に取り付けられればその効果は絶大なものがありそうです。すでにトヨタのハリアーやホンダのインスパイアが採用しているようですが、オプションで50万円の費用がかかるそうです。
 それでなくても高級車なのですから、今の所、お金持ちにしか手は出ないでしょうね。世の中、やはり金次第ですか。
 しかし、どうせなら、この装置のついている車しか走れないような法律を作ればいいのじゃないでしょうか。
 そうすれば、本当に必要な人以外は公共交通に乗り換える人が増えて、一気に車が減り、交通問題はたちどころに解決しそうです。
 それに、
第1406回のスピードリミッタを取り付けて制限速度を抑えれば効果は倍増です。もしかしたら、交通事故ゼロも見えてくるかもしれません。
 車の値段は高くなりそうですが、命を守る為にはそのくらいのコスト負担は我慢するべきでしょう。

やってみる価値はありますよ!

200388日金曜日  第1419回  警察官不足

 昨日のプリクラッシュセーフティはさしずめ「衝突予防装置」でしょうか。5日に国立国語研究所が分かりにくい外来語の言い換えを例を発表していました。
 本当に日本人は外来語が好きですね。英語のボキャブラリーの少ない私としては、日本語歓迎です。
 その、衝突予防装置を強制的に導入した場合、交通事故の大幅な減少が見込めるということは、この部屋でも何度も取り上げている
警察官の増員も見送ることができそうです。

 5日、読売新聞コラム「論陣論客」で国松孝次元警察庁長官が人員増について書いていました。

 ・・・略

 警視庁で現役だったころ、刑法犯はせいぜい年間100万件台にとどまっていたが、285万件にまで増えている。・・・中略

 一つには外国人による組織犯罪の増加がある。・・・中略

 OBが言うと、言い訳のようだが、検挙人員は減っていない。発生件数という分母が増えすぎて、いくら検挙しても追いつかないのが現状だ。・・・中略

 日本の警察官は人口五百三十人に対し一人。先進国は三百数十人に一人程度だ。入国管理局や税関の人員とあわせ、トータルとして安全機能を考えるべきで、ある程度コストがかかることは理解して欲しい。一人当たりの事務量が増えすぎているのも問題だ。・・・以下略

 只でさえ人員不足ということは、交通事故の処理に回す警官も足りないはずです。そのうえ、第1357回で書いたように検察の極端な起訴率低下という運用による現場の警察官の士気の低下が問題となっています。

 そこで、この衝突予防装置やスピードリミッタ(速度制限装置?)、そしてこの部屋で何度も書いているように歩行者や自転車などの弱者にやさしい道路と交通体系を整備すれば、交通事故の大幅減少で、処理も少なくなり、今までのように無理に起訴率を下げる必要もなくなるでしょう。そして、そのため、一件の事故にもっと力を入れることもでき、起訴率も上がりそうです。
 そうなれば、交通警官も減らすことができ、その余った人員を犯罪捜査に回すこともできるかもしれません。
 必要な人員を増やすことは必要ですが、無闇に増やすことの怖さもあります。有効な人員増を考えることこそ大事でしょう。

やたらに人員を増やすより良さそうです!

200389日土曜日  第1420回  車転落

 ほんの数日前に、第1417回で坂出市立病院が取り上げられたことで何となく喜んでいたら、とんでもないことで全国版を騒がせてしまいましたね。
 5台もの車が海から引き上げられた事件です。各車に1人ずつの白骨化された運転者が発見されたという衝撃的な事件でした。
 10年間に渡って、時期が違った時に転落したようで各車の傷み具合がそれぞれ違っていました。今の所、事故か自殺かも分からないようで、遺体は香川医大で解剖されるそうです。白骨化されていても解剖されるんですかね。
 8日の読売新聞によると、解剖の結果5人とも水死と出たそうです。転落位置の岸壁からの距離から見て、自殺の線が強いそうです。

 この、林田港は、我が家から車で10分もかからない所で、何時も大勢の人が釣りをしています。釣りはやらない私ですが、仕事の途中で昼寝したりしたものです。あの時も既に転落していたのだと思うと複雑な想いです。
 その港はかなり広いので、免許取立ての時に練習に行ったりするほどです。しかしながら、ニュースでも言ってたように、車止めが低いので、練習には不向きな所もあるのですが、それでも練習できるのはそれだけ広いということです。
 かといって、岸壁に近寄るのは今にも転落しそうで、私でも怖いものがあります。ですから、気の弱い私は、車を止める時にもなるべく岸壁には近寄らず、おまけに海側にフロントを向けないようにするくらいです。当然、、夜なんか近づきたくない場所ではあります。
 それにしても、10年もの間発見されなかったというのは怖いですね。冬場など、夜釣りの人もいないときに落ちたのでしょうか。秋に、透明度が上がるので、改めて調査するそうですが、まだ何台か落ちている可能性もありそうですね。
 しかしながら、まさか坂出でこんなことが起きるとは、きっと、全国でもこんな場所が沢山あるのでしょうね。

 この事件で、拉致事件を思い浮かべてしまいました。多くの行方不明の方の中にはこうした人たちもいるのでしょうか。
 拉致や転落と身近な人がある日突然いなくなることがこんなに沢山あるのは本当に怖いですね。

こんな事で世間を騒がせるとは!

2003810日日曜日  第1421回  校庭の芝生化

 新聞の読者のページを読むのは好きだったのですが、朝日新聞などが自社の方針に沿って世論を誘導する意図を持って投書を選んでいるというような話をサイト巡りの中で目にして以来どうも、「成る程、そう言われれば、そんなこともありそうだなぁ!」と納得してしまい、もう一つ気を入れて読む気が起こらなくなってしまっています。
 そうは言いながらも、気になる投書もやはりあります。

 8日の読売新聞読者のページ「気流」に 第1392回で取り上げた読売新聞コラム「論壇」の校庭の芝生化に反論する投書がドイツ在住の方からありました。

 ・・・略

 芝生に覆われた校庭は一見きれいですが、芝生には多くの虫が生息しています。ドイツには、脳炎を発症させることもあるダニがいるため、一般家庭の芝でも、寝転がってごろごろすることはありません。・・・中略

 また芝生の校庭ではできないこともあります。こちらの子供たちは土が出ている所に行くと、楽しそうに絵を描いていたり土の上に線を引いてゲームをしたりします。土は子供の遊び心や想像力を豊にするという面もあるのではないでしょうか。

 何事にも良し悪しがあるんですね。それなら、土と芝生の両方を持った校庭を作って、それぞれの良い面を活かせばいいのであって、どちらかで無いと駄目と決め付けることも無いような気がします。現にこの方の子供さんが通ってる学校がそうだからこそ良し悪しが分かるのだろうと思います。

 芝生には、多くの虫が生息しているのは確かです。我が家の芝生でも、ミミズからトンボやバッタにコウロギ、トカゲ・ヤモリ、蚊や蜘蛛に蟻、芋虫や毛虫などの昆虫の幼虫とあらゆる生き物がいます。もともと、毛虫の苦手な私は、ぎょっとさせられる時があります。最近はセミの死骸にありが群がっています。虫嫌いの人は嫌でしょうね。
 チョッと目に付く生き物でもこれだけいるのですから、目に見えない微生物などの生き物はきっと無数にいることでしょう。清潔さという面からみると、きっと、とんでもないことなのでしょう。

 しかし、自然とのふれあいの少なくなった現代に、土やコンクリートにしてしまったらこうした虫たちと触れ合う機会は殆んどなくなってしまいます。子供達にとってはそうした経験も必要な気がします。
 
NHKTV番組「ためしてガッテン」で最近多くなったアトピーなどアレルギー体質は子供の時に清潔にしすぎた為に抵抗力ができなかったことが原因であるとの説を紹介していましたが、こぼしたものを拾って食べたり、裸足で遊んだりしていた戦後育ちの我々団塊の世代にはそんなアレルギーなんて関係ないところをみると納得できるものがあります。

 余り潔癖すぎるのも問題ありと言う所です。過ぎたるは及ばざるが如しですね、ある程度のリスクは必要だということでしょう。

全てが良いことは無いですね!

2003811日月曜日  第1422回  捏造

 第1419回で取り上げた警察官増員について、今度は産経新聞が書いていました。

 9日産経新聞コラム「主張」治安悪化 外国人犯罪抑止が原点だ

 ・・・略

 先進国に比べ、絶対的に不足している警察官の大幅増員や交番の充実などを早急に実現して、警察力の強化を図る必要があるだろう。治安回復は、国民の生命、財産を守る第一歩にしなければならない。

 基本的には、私も賛成ですが、こう続けて新聞が取り上げると、「もしかしたら、何か裏でたくらみがあるのかも」と思ってしまいます。
 こうした考え方も
第1400回で書いたように、サイト巡りをする中で、従来のようにマスコミを何の疑問を感じずに信じることの恐ろしさに気がついたからかもしれません。

 そんな怖さを改めて考えさせられることがクライン孝子の日記8月3日〜7日にかけてありました。

 第1228回で取り上げた「南京大虐殺はウソだ!」と関連するものです。この中でこの説を広めたと言われている本多勝一さんが長編ルポ『中国の旅』で書いた「百人斬り競争」で苦しめられた御家族が裁判を起こしたと言うものです。

 http://homepage3.nifty.com/kyoho-enzai/

 嘘で、こんな記事が書かれたとしたらとんでもないですね。
 しかし、一方本多さんは
週刊金曜日 → 風速計 → 私は「敵」なのか で絶対にやってはいけないこととして、

 事実関係がいいかげんなばかりか、事実無根の虚偽・捏造をもとに書くこと。

 と書いています。これだけのことを書いていて、もし「百人斬り競争」が捏造だったら・・・。真実はどちらにあるのでしょうか。

 時代劇で正義の味方が悪人をばったばったと切る場面がありますが、現実には刃こぼれや血糊で人間はそんなに何人も斬れるものではないとの説を信じている私としては、そんなことができることはないと思いますが、どちらが本当なのでしょうか。

何が真実なのか!

2003812日火曜日  第1423回  現場主義

 第921話でも書きましたが、トヨタのかんばん方式やQC活動というものもう一つ好きになれません。
 それは、どうしても、企業の都合を従業員に押し付けているような気がするからです。しかし、少し考えを変える必要があるかもしれません。

10日の「サンデープロジェクト」 特集 ものづくり日本 特別編 〜“カイゼン”で赤字工場が甦った〜 で 株式会社オージェイティー・ソリューションズ という会社を取り上げていました。

 この会社はあのトヨタとリクルートが共同出資で、トヨタの現場で改善の経験を長年培ってきたOBがそのノウハウをつかって中小企業の人材を育成することを目的として作ったものだそうです。

 「そこまでするか、余計なお世話だなぁ」と思ってしまった私はやはり変わり者でしょうか。

 しかし、そのOB達の改善のやり方を見ていると基本は無駄な動きをなくして如何に楽に仕事をするかが基本となっているように思えました。その積み重ねが大きな改善につながっているようです。
 常日頃から、ものぐさで、どうしたら楽できるかという考えの下に生きている私としては、この考え方は賛成できます。
 どちらかと言えば、改善は企業の搾取と捉えていたので驚きでした。それにしても、トヨタの
OBの人たちの真面目さの方にもっと驚かされますが・・・・。

 なんで、あんなに真面目にやれるんだろうかと疑問に思っていましたが、番組の最後に紹介されたこの会社のトヨタのOBの全員が一致して言う言葉が「うちの会社は、会長、社長が兎に角現場に来るんだ」と聞いて、トヨタの強さの秘密を見た思いがしました。
 成る程、こんな秘密があったんですね。あれだけの大企業のトップが本当に現場を見て回っているとしたら驚きです。真面目な従業員にとってはたまらないでしょうね。

 以前、これもサンデープロジェクトで財部さんが、ゴーンさんが来る前のトヨタと日産の違いは、「日産にはトヨタの経営陣のような本当の車好きがいないことだ。」と言っていたのを思い出しました。

チョッとトヨタを見直しました!

2003813日水曜日  第1424回  風力発電

 第1376回で取り上げた神鋼電機の小型風力発電機、やはり注目を浴びているようです。

神鋼電機ホームページ  → 弊社小型風力発電装置お問合せについてのお詫び

 弊社の新製品として先般発表いたしました、小型風力発電装置は、爆発的な人気を呼び、連日数百件の引合いと同時に、この商品をぜひ販売したい、とのご依頼が殺到しているため、関係部署のスタッフ約10名が全力で対応にあたっておりますが、対応が追いつかない状況となっております。 ・・・以下略

 準備ができていなかったんですね。それ程画期的な製品だとは思わなかったのでしょうか。
 私のような太陽光発電派でも、価格が
2030万円台だったら、もし失敗しても損害が小さいのでチョッとやってたいと思うくらいですから、かなりの人が興味を持ったことは間違い無さそうです。その消費者の気分をつかみかねたのかもしれません。

 どうやら、風力発電に追い風が吹いているようです。

 10日、読売新聞 コラム「地球を読む」 「風力」欧米で主力に(レスターブラウン米地球政策研究所理事長)より

 ・・・略

 世界の風力による発電能力は、仮に地球上の陸地の内開発可能なのが10%だけだと仮定しても、2020年に全世界で予測される電力需要量の2倍に相当する。・・・中略

 過去十年間にわたり、風力はエネルギー資源として、世界で最も急速に成長し続けてきた。1995年の4,800メガ・ワットから2002年の31,100メガ・ワットへと増大した。6倍を超える驚くべき成長である。
 風力の人気が高いはそれが豊富に存在し安価で枯渇せず気候にやさしく清潔だからである。これらの特徴に太刀打ちできるエネルギー源は他にない。・・・以下略

 残念ながら、私が太陽光発電にこだわっている間に世の流れは風力発電に傾いてしまったのかもしれません。

 しかし、コストさえ克服できれば、太陽光発電の有利さは間違いないのですが・・・。

 JPEA 太陽光発電協会 → もっと知りたい太陽光発電 → 太陽エネルギー より

 地球に到達する太陽エネルギーは大気圏外で1u当たり1.38kW、地表では、1u当たり1kW程度となる。

 又、地球全体が太陽から受けるエネルギーは、地表や海面で熱に変わり、ごく一部が風や波、海流などを起こすエネルギー源となる。更に化石燃料も太陽エネルギーが地中に蓄積されたものである。

 地球全体に降り注ぐ太陽エネルギーを100%変換できるなら世界の年間消費エネルギーを僅か1時間で賄うことが出来ます。

 たった1時間で年間の消費量が賄えるとは、今更ながら、太陽エネルギーの大きさに驚きます。風もこの太陽エネルギーから発生したものということを考えると、やはり、太陽光を直接変換できれば是ほど効率のいいものは無いのじゃないでしょうか。
 何とか、革新的な技術で大幅なコストダウンが行われることを期待したいものです。なんていったって、太陽光発電は静かですから。

 いずれにしても、どちらか一方にこだわることなく、両方の長所を生かして共に発展して行くことこそが目ざすべき方向であることは確かでしょう。

太陽光発電頑張れ!

2003814日木曜日  第1425回  異常気象

 梅雨前に台風が来たと思ったら、その後は何時までも梅雨が明けないと変な天気が続きました。
 8月になってやっと長梅雨が明けて夏になったと思ったら、夏の天気は2、3日しか続かず、大型台風10号が直撃。
 台風が去っても、何時もの台風一過の青空は短く、その後も愚図ついた天気が続いています。
 夏の甲子園大会が決勝戦を迎える頃には外野に赤とんぼが飛び秋風が吹く例年のことを考えると、今年の夏はとんでもなく短そうです。それとも、残暑が長くなるのでしょうか。

 東北では、梅雨明け宣言がないままに夏が終わりそうだと言います。大変な不作のおそれもありそうです。
 ヨーロッパでは逆に記録破りの猛暑だそうです。

 12日、日本経済新聞コラム「春秋」

 ・・・略

 欧州総局によると、冷房がなくてサウナ状態になるロンドンの地下鉄に乗客の苦情が殺到、交通局が10万ポンドの賞金を出して「車内を涼しくするための秘策」の募集を始めた。140年以上も活躍した「チューブ」はどこへ行く。・・・以下略

 地下鉄に冷房の要らない国から来た背広を着て苦しんでいる日本って何でしょうね。しかし、これで、イギリスから夏の背広がなくなったりしたら面白いのですが・・・。

 こんなことを言うと顰蹙を買いそうですが、ヨーロッパと逆のこの冷夏は、生活するには過ごしやすくて助かっています。暑苦しくて寝付けない夜の為にクーラーをつけたのも今までに片手で数える程も無いくらいです。

 もう一つ、ふと気がついたらその冷夏を象徴するような現象が身近にありました。

 例年、夏は水不足もあって世間に気を使いながらの芝への水遣りが大変なのですが、何と、この夏一度も芝生の水遣りをしていないのです。
 これには、気がついて驚いてしまいました。お陰様で楽をさせていただいていますが、このまま、一度も水遣りをしないで終わるのでしょうか。しかし、農作物や経済への影響を考えたら単純に喜んでいいのやら・・・・。

不気味です!

2003815日金曜日  第1426回  謝罪

 交通事故を起こしても「絶対に謝ってはいけない」なんて常識が定着したのは何時頃からでしょうか。
 事故を起こせば、何があっても「ごめんなさい、大丈夫ですか」が日本人としての常識であったはずなのですが。これこそ、アメリカの多すぎる弁護士の生活の為か、何でも訴えるという訴訟社会の悪い影響の受け売りの最たるものじゃないでしょうか。
 今では、保険会社から加害者に「被害者に謝りに行くな」との指示があり、本当は謝りに行きたいのに行けないことがあるというようなことも言われています。本当なのでしょうか。
 こうした風潮は、権利意識が過剰になったことにより、人間関係がギスギスしたものになった一番顕著な例じゃないでしょうか。

 そんな嫌な世の中で、今回の「西部警察」の撮影現場で起こした事故に対して渡哲也社長の取った態度は久々に日本人の心を見た思いがしました。

 事故のニュースが流れた時、渡哲也さんはどうするのだろうと思ったのは私だけじゃなかったと思います。
 その対処は素早かった。早々に、製作の中止を決め、被害者にも事故を起こした本人と共に謝罪に伺い、その後の記者会見も自らきちんと誠意を持って答えていました。その態度が記者会見でも言われていたように、被害者の「製作を止めないで下さい」の言葉を言わせたのだと思います。
 実質上の経営者と思われる専務に全てを任せるという方法もあっただろうと思いますが、それをしなかったことに渡さんの「社員の起こしたことは責任者の自分が責任を取るのは当然」という今の日本で忘れられた大事な気持ちが現れているのじゃないでしょうか。
 ここまで言うと、「人気商売だから当然のこと」、逆に「受けねらいだ」との反論もあるかもしれませんし、褒めすぎという意見もあると思います。
 しかし、「絶対に謝ってはいけない」の変な常識が蔓延に対する警告と受け取る為にも良い事だったと取りたい。
 それこそ、撮影に保険がかけられているかどうか分かりませんが、石原プロにとって、この中止は倒産にもつながりかねない事態だろうと思います。それだけに、中止を決めたその心を素直に受け止めたいものです。

久々にすがすがしいものを見た!

2003816日土曜日  第1427回  夏の背広

 第1425回に異常気象に触れましたが、幾らなんでももう暑くなるだろうとおもっていました。しかし、14日の朝は一段と冷え込みました。窓を開けて寝ていたので朝方寒さで目が覚めて思わず布団をかぶっていました。

 14日は梅雨と同じ気圧配置で日本中が雨のようでした。坂出も朝から一日中、よくもこれだけ降るもんだというくらい止むことなく夜まで降り続きました。梅雨でもこれほどの雨は滅多にお目にかかることは無いくらいです。
 それでも、来週からは晴れ間が続くとの天気予報ですが、ここまで冷夏が続くと、生活しやすいと喜んでいるわけにも行かないかもしれません。

 その第1425回でヨーロッパの猛暑でイギリスの背広がなくなれば面白いと書きましたが、同じようなことを考える人もいるようです。

 14日、産経新聞コラム「産経抄」より

 ・・・略

 ヨーロッパ各国では軒なみ国内の最高気温が記録され、フランスはパリ市内だけで五十人以上の“熱波死者”がでているそうだ。イギリスでは暑さによって鉄道線路が変形し、ダイヤが大幅に乱れた。英国紳士がセビロを脱ぎ、ネクタイをはずしたかどうかまでは報告がないが…。・・・以下略

 是非、どうなったか調べて欲しいものです。きっと、英国紳士といえども異常な暑さが続けば背広は脱ぐはずです。もし、イギリスが日本の夏のような暑さだったら、英国紳士も背広なんて着ることはなかったでしょう。
 そんな背広を後生大事に着ている日本人って何なんでしょうね。本心では夏の背広やネクタイなんて殆んどの人が御免こうむると思っているのに回りの思惑に囚われて踏み出すことができないのですから・・・。

日本人ってやっぱり変です!

2003817日日曜日  第1428回  スピードリミッタ−

 第1406回で取り上げたスピードリミッターが9月から大型トラックに採用されるのだそうです。

 14日、朝日新聞社説 「トラック事故――暴走を止めるには」 を読んで知りました。

 ・・・略

  9月以降に発売されるトラックには、時速90キロ以上は出せなくする装置の取り付けが義務づけられている。すでに走っている車についても、05年8月末までに装置を取り付けなければならない。・・・以下略

 全く知りませんでした。早速検索してみました。

 Auto ASCIIから

 大型トラックにスピードリミッター義務付けに [2000121]

国土交通省、トラックへのスピードリミッターを法制化[2001831]

 大型車スピードリミッター問題、決着へ [200374]

 ・・・略

 これにより、新車は9月から一斉に、使用過程車は9月から3年かけてすべての大型トラックにリミッターが装着される見通しになった・・・以下略

 どうやら、あの前についている3個のランプは廃止になったようです。全く知りませんでした。

 ハコビーヤ! → スピードリミッター装着を控え、意見が割れるより、国土交通省の見解です。

 ◇ 既に8000両の新車にスピードリミッターを装着し、運行している。

 ◇ トラック800万両のうち、装着義務に該当するのは約30万両のみであり、この割合    から、懸念されているほど支障はでないと考えている。

 ◇ そもそも速度制限を遵守した上での健全な物流体系を構築すべきである。

 ◇ 大型車の高速道における死亡事故の4分の1が速度超過が原因である。

 ◇ 物流2法を改正する際には、「正直者がバカをみない」物流にしようという考えで進めてきた。

  その通りです。政府も考えているんですね。業界や族議員の反対に負けずに頑張ってもらいたいものです。これが成功すれば、乗用車にも取り入れて欲しいものです。
 これを成功させるかどうかは、上記の「正直者がバカをみない」ようにきちんと取締りをするかどうかで決まりそうです。
 何時ものように、骨抜きにされてしまって何時の間にかうやむやになってしまうことが怖いですね。
 しかしながら、こんな良いことをもっとマスコミは取り上げて欲しいものです。業界の者しか知らないのでなく、国民皆が知ってその成り行きを監視することが大事なはずです。業界の圧力でもあるのでしょうか。

しかし、これは期待したい!

2003818日月曜日  第1429回  大停電

 本来ならこの夏東京で起きると思われていた大停電がニューヨークで起こりました。過ごしやすい冷夏は東京の電力危機にとっては天の恵みだったようです。

 しかし、今回のニューヨークの停電は前のときより規模が大きかったそうです。多くの人が野宿したようです。それにもかかわらず治安は維持されたようです。

 第1252回で取り上げた前ジュリアーニ市長の人員増での取り締まり強化による犯罪の減少が、この停電で見事に生かされたということでしょう。同じことがおきたら、東京はどうなったでしょう。

16日産経新聞コラム「主張」米・加大停電 危機管理の好事例とせよ

・・・略

 しかしニューヨーク市では一九六五年と七七年の二回、落雷などで大停電を経験、その際発生した放火や略奪の教訓が生きて、パタキ・ニューヨーク州知事が非常事態宣言を出したものの、略奪などの犯罪行為はほとんどなかった。

 逆に、今の日本じゃ、何が起きてもおかしく無さそうです。もう一つ面白い視点がありました。

16日 日本経済新聞 社説1 北米の大規模停電から何を学ぶか

 ・・・略

 停電への備えという意味では、ニューヨークと東京と大差はない。地下鉄や鉄道の電源バックアップ、病院やホテルの自家発電、膨大な数の人間をのみ込んでいるオフィスビルの備え、情報機器、端末を襲う電源喪失や過電流……。節電は頭のすみにあっても、停電を想定した最低限のセーフティーネットができていない。燃料電池や太陽電池など小型・分散電源の活用も一案だ。・・・以下略

 その通りですね。太陽光発電など小型・分散電源はやはり必要でしょう。工場の動力や地下鉄や鉄道となると難しいかもしれませんが、ビルや家庭などの最低限の電気は太陽光で準備はできそうです。それだけでも混乱は十分防げます。

 日本では、これから大きな地震が来ることは間違いないのですからその時の為にも分散電源は準備すべきです。

 ただ、太陽光発電も今の売電方式では、停電時は非常用のコンセントから電気が取れるようになっているといえども、こうした緊急時や夜の対応が難しそうです。

 しかし、岡村研究所のキャパシタが実用化されて緊急時には独立電源として使えるようになればこの問題も解決しそうです。

いずれにしても急ぐべき!

2003819日火曜日  第1430回  レーザービーム

 第1413回でイチロー選手に無茶苦茶な期待を書きながら、ファンの心理でこんなこと書いていたら又調子が悪くなるんじゃないだろうかと心のどこかで心配していました。
 案の定、あのあくる日あたりから、ヒットが途切れたり、出ても一安打という日が続き打率もあっという間に3割4分を割ってしまいました。幸い、他の選手が伸びていないのでトップは守っていますが、どうにも心配です。
 と言いながらも、満塁ホームランがあったりして17日現在3割4分2厘、安打数175本まで持ち直してきているので少しホッとしているところです。もう欲はかきませんので200本安打と首位打者だけはお願いします。

 その、心配していた時に、あの大リーグ初年度依頼の素晴らしい守備を見せてくれました。第590話で書いたレーザービームです。このときもヒットが出ずにがっかりしていた時でした。

 MAJOR.JP → イチロー、“レーザービーム”でマリナーズの危機救う

 ・・・略

 しかし、試合のハイライトは7回表にやってきた。1死一塁の場面で、エリック・ヒンスキー三塁手がライト前にヒットを放つと、一塁ランナーのリード・ジョンソン左翼手はサードに向かった。すると、「走るとは思わなかった」と後に話したイチローが、三塁に矢のような送球を投げてジョンソンを刺した。ボールをリリースした瞬間に「アウトにできる」と感じたというイチローは、あの場面をこうも振り返る。「1年目に、オークランドで同じようなスローがありましたけど、あれ以降、あのタイミングで走ってくれるランナーというか、チームがほぼいなくなりましたから、そう意味では退屈していたんですけどね。だから、しめしめというところも、なくはなかったです」。・・・以下略

 このレーザービームもあの時と変わらないくらい凄いものでした。しかし、一度目のように鳥肌が立たないのは仕方ないのでしょうね。
 あれを当然と思わせるイチロー選手がそれだけすごいということなのでしょう。それにしても、暫く、あれ程のレーザービームが見ることができないと思っていたら、敵が用心して走らなくなっていたんですね。これも凄いですね。
 やはり、打撃だけでなく、守備も走塁も超一級のイチロー選手の面目躍如と言う所です。
 しかし、3割4分を割っただけで不満を感じさせるのですから何とも桁違いの選手です。ファン真理で欲をかいて余り期待しすぎると又調子を落としたらいけないので、そっと見守ることにします。
 心配したとおり18日は4打数ノーヒットでした。どうも本調子じゃなさそうです。

やはり書かない方が良いのかな!

2003820日水曜日  第1431回  冤罪

 第1230回で書いた鳥越さんが「ザ・スクープ」で取り上げた岡川事件に対する地検が不起訴を決めたことを18日のテレビ朝日「スパーモーニング」でも取り上げていました。

 結局あの告発に対して、大分地検は嫌疑なし「不起訴」の通知を岡川さんに送ってきたそうです。
 秋に咲くはずの季節外れのセイタカアワダチソウやお茶の花が8月末の事故現場の写真に写っているというどう考えても警察の捏造としか思えない写真を無視したのです。

 事件の概要が警察のHPにありました。

 大分県警察本部 → 大分県佐伯市における交通事故捜査等の経緯について

 真実がはっきりすれば、彼らの面子が丸つぶれになるから、徹底的に守るつもりなのでしょう。完全に自浄作用が出来なくなっていますね。組織が腐りきってしまっているのでしょうか。心配です。

 このように、「ザ・スクープ」のような番組は例外であって、大抵の事件はマスコミ報道などで、紛れも無い真実と思い込んでいます。ところが、実は真実とは正反対とも言えるとんでもない事件だったということがあり、マスコミ報道を鵜呑みにしてしまっている自分のうかつさに驚かされることが多くなっています。
 そうしたことは、何度もこの部屋でも書きましたが、ネットの世界を知ってから格段に増えました。

 最近ではクライン孝子の日記 7月27、28日8月17日の日記で衝撃を受けました。何とあの神戸事件の17歳の少年の犯罪というのがでっち上げだというのです。

 神戸事件のページ

 警察と検察がでっち上げ、マスコミが後押ししたというものです。

 これって、本当でしょうか。これが本当なら、とんでもないことが行われていると言うことです。まさか、あれ程日本中を騒がせ、法律まで変えることになった事件が冤罪とは想像もしませんでした。
 ここまで、日本の国は腐っているのでしょうか。恐ろしい限りです。

 しかし、この部屋で取り上げてきた、徳島の「隠された真実」や猪野沙織さんの桶川ストーカー事件筋弛緩剤混入事件など一連のおかしな事件を知っただけにありそうにおもえてしまいます。

本当にこの国は大丈夫なのでしょうか!

2003821日木曜日  第1432回  マイナスイオン

 第1420回の車転落に続いて、又してもかんばしくない話題で坂出市が世間を騒がせています。
 ネット巡路の
市民のための環境学ガイド → 「今月の環境」(8月2003年) → 8月19日: セルミ医療器、薬事法違反で営業停止命令

 ここのWebmasterである安井教授が日頃から疑問を提起しているマイナスイオンを売り物にしている会社が何と坂出にあったのです。何時の間にこんな会社ができていたのでしょう。全く知りませんでした。

 7月23日: マイナスイオンまだ生存中にも取り上げられていたのですが、それが、坂出の会社とは想像もしていませんでした。

 ここを訪れるようになって、このマイナスイオンやミネラルウォーターなど根拠の無いものがマスコミなどで取り上げられて、消費者が必要以上に影響されていることを知りました。
 特に、何でもミネラルウォーターで水道水を嫌う風潮に警鐘を鳴らされていることに我が意を得たりの思いを持っています。
 と言うのも、私は、以前から水道水派とも言えるほどで、特に、あるときから、お茶の代わりに水道水をペットボトルに入れて持ち歩くようになったほど水道水を愛好していることもあったからです。
 折角美味しい水道水があるのにガソリンより高くて、本当に美味しいとも思えないミネラルウォーターを飲む意味があるとはどうしても思えなかったのです。尤も、実際は、生来のケチ精神が出ているだけともいえますが・・・。

 実際のところ、マイナスイオンやミネラルウォーターが本当に根拠の無いものかどうかは分からない所もありそうですが、マスコミに踊らされて無批判に信用することだけは避けたいものです。

それにしても今月は坂出市の月でしょうか!

2003822日金曜日  第1433回  レオマ

 昨日に続いて地元ネタです。レオマ・ワールドが来年のゴールデンウィーク前を目処に再開されるそうです。
 
ゴールドタワーも再開されています。第1221回第1237回で取り上げた瀬戸大橋真ん中の与島のフィッシャマンズ・ワーフも京阪から経営が変わって4月から再開されていると思うのですが実際には、運賃が高くて行っていないし、HPも無くなってしまったようなのでどんな様子か分かりません。あの運賃の壁で与島での仕事から遠ざかって以来一度も訪れたことはありません。
 本当に近くて遠い瀬戸大橋を実感します。どう考えても折角作ったものが活かされないのはもったいないですね。
 しかし、これで瀬戸大橋開通を当て込んで作られた大型レジャー施設3軒が一度は閉鎖に追い込まれながらも規模を縮小して再開されることになりました。取り敢えずは地元にとって喜ぶべきことだと思います。

 あとは、通行料金次第でしょう。

 何時ものサイト巡路萬晩報に丁度関連するものがありました。 → 高速道路を需要サイドから考える  20030818日(月) ジョージワシントン大学客員研究員 中野 有 

 ・・・略

 多くの国で生活してきたが、日本ほど道路等の公共財を使用するのに高くつくところはない。ほとんどの国は、無料である。料金徴収は、インフラ整備が整っていない途上国では許されるが、経済大国、日本がいまだに公共財が市民のために機能していないのはおかしな話である。・・・中略

 例えば、瀬戸内海の橋を渡るための不当な料金を徴収する関所がなくなり、また高速道路がハイウェーから、フリーウェーに変われば、ドライブが楽しくなり、国から料金を徴収されなくとも、市民の意志で、ちょっと贅沢をしようという気分になる。さらに物流の活性化により新鮮な安い地方の特産品や海産物も都会に流れる。地方も都会も生き生きし、地方分権もすすむ。・・・以下略 

 その通りですね。何時までこんなことをやるつもりなのでしょうか。日本の国が途上国と同じ状態なのは、政・官・財が途上国以下で、自分達の利益を手放したくないのが最も大きな原因だと思います。
 こうしたバカな構造を改革してくれるかと淡い期待を寄せた小泉さんも結局は自分のことしか考えていないようです。
 拉致被害者を取り返すための何の手も打たない今の状況を見ているとそうとしか思えません。マスコミは未だに北朝鮮の美女軍団を追いかけている。本当に好い加減にしてほしいと怒りがこみ上げてきます。

他にすることあるだろう!

2003823日土曜日  第1434回  身を重んずる

 万景峰号の入港さえ阻止できない日本の国や、マスコミの美女軍団報道に毎日いらいらが募ります。上から下まで本当にこの国は狂ってしまったのでしょうか。

 そんな気持ちで何時ものサイト巡回していましたが、クライン孝子さんの22日付けの日記「売国奴政治家は血税をムダにしないで辞職して下さい」を読んで、我が意を得たりで、チョッと溜飲を下げました。

 ・・・略

 日本、舐められてますねえ。
それもこれも利権や女性で弱みを握られている一部のあかんたれ政治家や外務省高官のぶざまな結果がこんな形で返ってきている。・・・中略

 まず、長老議員で総理まで務められた中曽根さん、宮澤さん、あなた方、税金を食うのはこれくらいにして、一日も早く若者に道を開けて、バトンタッチして下さい。それでこそ、立派な引き際、男の花道というものでしょう。お願いします。

 相変わらず過激ですが、これが、大多数の国民の気持ちじゃないでしょうか。この体たらくを見ていると小泉さんも結局は拉致事件を自分の人気取りに利用しようとしただけで、本気で取り組む気は無さそうに思えます。所詮は老害の元総理たちと同じで自分さえ良ければでしかないのです。

 22日、読売新聞コラム「編集手帳」に「憲政の父」と呼ばれた尾崎行雄さんが昭和二十五年に詠んだといわれる歌がありました。

 国よりも党を重んじ党よりも身を重んずる人のむれ哉(かな)…

 こうしてみると、少しは骨があったと思っていた昔の人でさえ今と同じだったということのようです。政治家なんて、所詮この程度のものなのでしょう。期待する方が間違っているのでしょう。

残念です!

2003824日日曜日  第1435回  新幹線

 今や、自家用車は軽の中古、車には全く興味が無いどころか出来れば車の運転などもしたくない私ですが、第554話で、若気の至りでフェアレディに乗っていたことがあると書きました。
 そのとき、ばね下荷重が少ないほど乗り心地が良くなると聞きかじり、なけなしのお金をはたいてコスミックというアルミホイール替えました。しかし、今考えれば、タイヤも太くしたことでばね下荷重が減らなかったのじゃないかと思えます。
 その為もあってかアルミホイールにした効用は体感できませんでした。尤も、私のドライビングテクニックではその能力を引き出すことも出来なかったのでしょうが・・・。

 久し振りにそんな昔の恥ずかしい話を思い出したのも23日の読売新聞の

 「新幹線時速350` ”切り札” アルミブレーキ台車軽量化成功」 という小さな記事に目が留まったからです。

 ・・・略

 車輪に2枚ずつ取り付ける鋼鉄製アルミブレーキディスクをアルミの合金製に替えたもので、ディスクの重量が半減、車輪が四個付く「台車」一組あたり二百八十`・c軽くなった。・・・中略

 振動を低く抑え、安定した走行性を保つ目安になるのが「バネ下重量」と呼ばれる車軸一本あたりにかかる荷重。・・・中略

 500系の車輪に装着した試験走行では、振動の低下が確認された。試験は三百`までの速度で行われたが、計算上三百五十`を超えても効果を発揮しそうだという。

 やはり、ばね下荷重は効果があるんですね。しかし、完成した技術だと思っていた新幹線はまだまだ進化しますね。それにしても改良される所ってあるものですね。
 思わぬ改良を進めて、今の線路のままでまだまだスピードが上がるのでしょうか。こうなれば、いっそのこと、車輪もアルミなんてことを思ったりしますが、流石にこれは強度上できないんでしょうね。
 それにしても、進化を続ける新幹線に感心させられます。この技術をもっと活かしたいものです。高速道路の建設は止めても新幹線網は完成して欲しいものです。何といっても、開業以来事故死が無いのが凄いです。

もったいない!

2003825日月曜日  第1436回  太陽光発電

 第1432回のマイナスイオンでも取り上げた安井教授が自宅に太陽光発電を設置したそうです。

 市民のための環境学ガイド → 太陽電池設置の理由  08.24.2003

 今月の環境7月6日で導入することを決めたとあり、「今月の環境」8月20日に発電開始したそうです。

 太陽電池は、環境負荷を下げるのか? 多分yes。しかし、これはしばしば議論になる。様々な要素が絡む問題で、答えはそんなに簡単には出ない。

 このような問題に対してある種の感覚を得るために、今回、太陽発電装置一式を自宅屋上に設置してみた。今回のケースに限って言えば、経済的に決して成立するような行為ではなく、環境負荷的にも問題が無いとは言えないだろう。・・・以下略

 やはり、太陽光発電の現状は安井教授でも簡単には結論を出せないところがあるようです。しかし、環境問題を語るに於いて、自分で実践することは素晴らしいと思います。
 この部屋で
太陽光発電を何度も取り上げている私としては、いつか我が家にも取り付けたいと常に思っていながら経済的問題で実践できない自分に内心忸怩たるものがあります。

 もう一つ、うどんの部屋でも取り上げた、勝谷誠彦臨時革命ペ−ジ → 勝谷誠彦の××な日々 2003/05/14 によると勝谷さんも軽井沢の家に太陽光発電装置を設置したようです。いよいよ太陽光発電の時代がやってきたのでしょうか。

 確かに、太陽光発電も、初期のころから比べると価格も大分下がり、採算が取れるところまでもう一歩という所まで近づいてきたとは思いますが、本来であれば、もっと値段も下がって今の何倍も普及していてもいいはずです。
 それが、この程度におさまっているのには、政府の政策のまずさがあるようです。やり方によれば、今頃は、世界のエネルギー救世主として世界中から尊敬されるだけのチャンスがあったはずです。
 
第1391回でも触れたように、ドイツのアーヘン市で始まったレートインセンティブ方式による急激な普及と比べると、その差は歴然です。

 どうして日本はこれほどに無策なのかと悲しくなります。どう考えても、真剣に地球の未来を考えているとは思えません。

もったいないことばかり!

2003826日火曜日  第1437回  無責任

 結局万景峰号は入港しましたね。何とも腹立たしい限りです。この怒りを何にぶつけたら良いのか・・・。
 それにしても、昔は、アメリカの空母入港の時に海上封鎖やデモで気勢を上げていた人達はこういうときには何にもしないんですね。

 多くの警官や保安官が動員されて物々しい警戒体勢がひかれていますが、あれを見ていると「もったいない!あれだけの人数が動員できるのなら日頃から交通事故の防止や防犯に人員が割けるだろうに一体どれだけ税金の無駄遣いをしたら気が済むのだろう」と思ってしまうのは私だけでしょうか。

 政府が毅然とした態度を取って、入港を禁止すればあれ程の大げさな人員体制をとる必要もないはずです。誰も責任を取ろうとしないことによる究極の税金の無駄遣いといえるのではないでしょうか。
 それにしても、大山鳴動ネズミ一匹とはあのことでしょうね。日本の先送りの典型的を見せ付けられた思いです。
 ああやって、何に対しても、責任を取ることなくうやむやにしてきたことが、拉致被害者を何十年も苦しめてきたことは間違い無さそうです。全てにおいてのこの無責任な先送りが、今のどうにも怒りの持って行き様の無い日本を作ってしまったのでしょう。

誰か何とかできないのか!

2003827日水曜日  第1438回  太陽光発電

 実は、25日から再就職しました。シャープの太陽光発電システムを取り扱っているリフォームの会社です。

 ネット巡回で偶然見つけた募集を見て、太陽光発電の営業ということに興味を持ち応募してみました。幸い、なんとか採用されました。試用期間3か月で正式採用が決まります。

 ということで、太陽光発電にかかわる事になりました。外から見ているのと中から見るのでは違った面も沢山ありそうです。沢山の目からうろこもありそうです。
 日本の太陽光発電が何故もっと広まらないのか、問題点は何なのか、現場から実情を見るいい機会でもあります。

 こうして、折角縁あって太陽光発電にかかわることが出来たので、こだわりを生かして第二の人生を楽しんで頑張りたいと思っています。

 通勤時間が車で1時間弱かかり、終業も遅いので体力が心配です。更新が危なくなりそうです!

ピンチです!

2003828日木曜日  第1439回  出航

 26日、万景峰号は結局何事も無かったごとくわずか9時間遅れで出航したようです。国土交通省は船舶安全性検査「ポートステートコントロール(PSC)」で5つの是正命令出したが何の役にも立たなかった。

 そのうえ、入港時に新潟県港湾事務所は拉致被害者家族の人たちには人数制限をし、旗竿などは持ち込ませず、尚且つ埠頭まで徒歩を強要、それに引き換え北朝鮮の出迎えには在日朝鮮人に国旗の持参を許したうえにバスも許可したという。
 それでなくても、あの、家族の人たちが抗議の声を上げる向こう側で旗を振って乗客を歓迎する総連関係者の映像の異常さは多くの日本人に怒りを覚えさせたはずである。その裏にこうしたおかしな扱いがあったことを知って、その怒りは倍増したのは私だけではなかったはずです。
 ここまで、政府が弱腰を見せ付けるのは裏に何らかのたくらみがあってのことなのでしょうか。それとも単に人の悲しみが分からないだけなのか。

 27日からの6か国協議もきっと我々を落胆させてくれるに違いない。本当に、この国の政治家はどうなっているのでしょう。
 この結果次第で、幾らなんでも日本の国民は立ち上がるのではないでしょうか。それでも、何にも言わずに諦めるとしたらいよいよこの国の未来も見えたと言えるでしょう。

正念場です!

2003829日金曜日  第1440回  西郷隆盛

 第1299回で取り上げた西郷隆盛の肖像画が見つかったそうです。

27日読売新聞コラム「いずみ」

 ・・・略

 西郷隆盛(1827−77)の肖像画を描いた掛け軸が、大分県日田市で見つかった。日田出身の僧侶、平野五岳(1809−93)の作品で、教科書などでおなじみのいかつい肖像と異なり、柔和な儒者の雰囲気を漂わせている。・・・以下略

 見比べてみましたが、確かに人並み以上に目も大きく眉も太いが、あの見慣れた肖像画の桁外れの大きさとはとはずいぶん違っています。目と眉の間も結構離れています。かなり違っていますね。まぁ、どこにでもいそうなおじさんという感じでしょうか。
 果たして本物なのでしょうか。といっても、今更、誰にも分からないのだから証明することはできないでしょう。
 長い間、日本の理想の指導者のイメージとして定着した罪な西郷さんの肖像画がこれで見直されることを期待したいところですが、まず無理でしょうね。
 しかし、ああいうイメージの指導者が牛耳ってきた日本の現状が今の体たらくですから、もう好い加減変わっても良さそうな気がします。

 この時期に見つかったということに今までの古いイメージの日本の指導者達の退場の時が来ている兆しと取りたくなるのは希望的観測が強すぎなのでしょうか。
最も、あんな体型の指導者は今時余り見られないようですが、せめて
中身は見習って欲しいものです。

好い加減に変わって欲しい!

2003830日土曜日  第1441回  アルコール燃料

 第1395回で取り上げた2003/5/22/17:13nikkansports.com 高アルコール燃料販売禁止が実施されたようです。

28日読売新聞

 サトウキビなどを原料に作るアルコール、「バイオエタノール」を3%まで混ぜた自動車用ガソリンの販売が28日、解禁される。・・・中略

石油などの化石燃料と違い、二酸化炭素(CO2)を吸収して育つ植物が原料の為、燃料に使ってCO2が発生しても、国際的にも新たな排出とみなされない。・・・中略

しかし、エタノール混合ガソリンがガソリンスタンドで売られる見通しは立っていない。日本はエタノールを輸入に頼らざるを得ず、ガソリンより割高なことも影響している・・・以下略

 何だか分かりにくいですね。要は、アルコール燃料は実質上締め出されたと言うことなのでしょうか。
 ガイアックスはどうなるのでしょう、私の入れているクリアスも販売禁止なのでしょうか。それにしても、分かり易い国ですね。石油業界の思惑通りに族議員が働いた結果でしょう。
 国民や日本、それに地球の将来より自分達の利益が一番。見事なものです。よくもここまで露骨なことが出来るものです。
 
太陽光発電にアルコール燃料と国は良いものが普及することを妨げることばかりしています。全ては、自分達が甘い汁を吸うために群がる業界の利益を計るため。つまりは自分の利益だけである。

本当に分かり易い!

2003831日日曜日  第1442回  イチロー選手

 大変です、イチロー選手が絶不調です。一時は1分以上開いていた打率がどんどん下がりとうとう3割3分3厘を割って2位に転落です。あのイチロー選手が3本に1本の安打が出ないのです。一体どうしたのでしょう。これほどの不調が訪れようとは・・・。
 
第1430回で感じた不安が的中してしまったようです。この調子では200本安打さえ危ないかもしれません。私が、257本なんて欲をかいたのが足を引っ張ってしまったのでしょうか。
 私の数少ない楽しみであり元気の素のイチロー選手のこの絶不調は、バブルを謳歌して、その後にとどまることを知らない底なし沼に落ち込んだ日本を思い起こしてしまいます。
 北朝鮮に毅然とした態度を取れない日本に絶望状態の今、イチロー選手まで絶不調では何を楽しみに生きていけばいいのか・・・。

 と、あえてイチロー選手に失望を感じたように書いてみました。これで、うまくいけば逆に絶好調になりそうな気がします。うまくいってくれ・・・。

まさかこのままってことは!

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