誇れる日本60


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2019年 4 月30日(火)  第 1777回   ★★今の日本は、親の遺産で食っている莫迦息子
  戦前の教育を受けた本田宗一郎・松下幸之助・ 井深 大さんなどの錚々たる経営者が一線を引いた80年代以後後を継いだ戦後教育で育った経営者達が、その遺産を食い潰していると 言っては言い過ぎでしょうか。

  それを証明してくれるような素晴らしい本が出版されたようです。何時もの宮崎さんが書評で取り上げてくれています。
  松下幸之助さんの心を書いてくれているようです。そこには、現代の経営者達が忘れたというか、元々持ってなかった考 えが 満載のようです。 

  宮崎正弘の国際 ニュース・ 早読みより  平成31年(2019)4月26日(金曜日) 通巻第6055号

   書評 

 近代 資本 主義の祖も現代資本主義の先駆者も皆が学んだ松下幸之助
その「平和、幸福、繁栄」というPHP思想の根幹は、いかに形成されたのか

   執行草舟悲願へ  松下幸之助と現 代』(PHP研究所)

 本書を読んで何カ所も膝を打ったが、とりわけ満腔の賛意を表したい箇所は、執行氏が「オリンピックとノーベル賞はもう お仕 舞い。いずれなくなる」と予言的発言を展開しているところである。
日頃から評者(宮崎)も周辺には同じことを漏らしてはいたが、文章化したことはなかった。猛反発覚悟でないと、気軽に吐 ける 言葉ではない。
 氏の理由は「ノーベル賞とオリンピックが二十世紀の西欧思想の宣伝としての祝祭を代表する」がゆえに「駄目になる」と し、 さらに「もう存在価値もほとんどなくなっている」(111p)と断言している。快哉を叫びたくなった。
 国連信仰と憲法擁護の大合唱隊も、滅び行く西洋信仰の没落と道行きをともにするのだろう。
 本書は現代資本主義の先駆者としてビジネスマンの多くが学んだ松下幸之助の「平和、幸福、繁栄」というPHP思想の根 幹 は、いかに形成されたのかを論じているのだが、同時に思想書として、現代におけるテツガクの不在を慨嘆されている。
 しかも、本書では一行も論じられていないけれども、松下幸之助は明らかに二宮金次郎の思想に学んでいる。

 本書を読む前の日、評者は函館から夕方便で羽田空港へもどり、その足で半蔵門のホテルへ向かった。
映画「二宮金次郎」試写会前夜祭に出席するためである。制作者のひとり、T氏から強く誘われていた。会場は支援者の集会 とい う印象で、そこで初めて二宮金次郎映画製作の動機、苦労話を聞いた。
 監督やディレクター、主演俳優、制作責任者等のスピーチが続き、すでに小田原と日光では有志の委員会主催で上映され、 大変 な参観者が長い列を作ったという。
 評者(宮崎)が小学生時代、日本中どこの学校にも二宮金次郎の銅像が建っていた。中学時代まで流通していた一円札の肖 像は 二宮金次郎だった。
 懐かしき、古き良き時代があったのだ。
 大きな薪の荷を背中に担ぎ、夢中で読書しながら歩く二宮金治郎は求道者の典型だった。日本人のこころの故郷でもあっ た。道 徳の権化でもあった。その像は松下幸之助の若き日に連なる。
 翌日、こんどは虎ノ門の日消ホールで当該映画の東京初上映会が行われた。雨交じりの中、評者も家内を同道して見に行っ たの だが、開始前から長い列が出来ていた。驚きである。
それほど多くの日本人が、この映画に何かを期待して、列に加わっているのだ。
 二宮尊徳は「経済のない道徳は戯事だが、道徳なき経済は犯罪だ」と諭した。
 令和改元後、新しい一万円札の肖像となる渋沢栄一は、二宮尊徳の弟子筋である。渋沢は 「右手に算盤、左手に『論 語』」と 書き残した。
 基本的に道徳とモラルは異なる。出光佐三は「道徳には美がある、モラルにはない」と断言した。その道徳とモラルの両方 をも たない国と付き合うのは、福沢諭吉が言ったように謝絶すべきだろうが、そのことはこの稿では措く。
 執行草舟氏は本書を通じて松下幸之助という「経営の神様」の「思想」を論じるが、従来の幸之助伝や言語録とは趣きを異 にす る。執行草舟氏は、ビジネスでも成功した実業家だが、根本は哲学者である。それはこれまでに刊行された幾多の著作からも観察 できることである。

 そして執行氏は或る境地に達した。
本書の題名にある「悲願」とは「自分の生命の奥深くから産まれる祈りである。人間の悲しみが生み出す、愛の呻吟なのだ。 それ は国や他者に捧げられた人間の魂が織りなす究極の姿とも言えよう。言葉にはならぬ涙」なのだ。
それが松下幸之助にはあった。
ところが、現代日本人は自分を過大評価し、「たいした人間」、「善人」だと大それた自信過剰の発想をなして、勝手に思い こん でしまった。なんの錯覚に拠るのか、だから日本人は反省することを忘れた莫迦になってしまったのだ、と氏は嘆く。
日本の近未来が暗いのは「真の悪党が上層部にいません」「いまの政治家はすべて人気投票で選ばれた芸能人です。だから本 当の 政治が出来るわけがない」(74p)。
「今の日本人の思考の程度は幼児に近い。(中略)世界でもかなり珍しいほど、怠惰で傲慢で無知な民族になりはてていま す」。
そして「親の遺産で食っている莫迦息子」だとする氏の極論も、決して暴言に聞こえないあたり、本書の魅力のひとつであ る。 

  これは、読んでみたいですね。と言うか、chinaにべったりの今の経営者達に読ませたいものです。でも、読んでも 理解 出来ない可能性もありそうです。やはり、まずは正しい歴史教育からかもしれません。
  それにしても、先人は素晴らしい考えで経営に携われていたことを今更ながらに思い知らされます。この心を経営者達が 取り 戻す可能性はあるのでしょうか。と言うか、取り戻さない限り日本の再生は有り得ないでしょう。

  最後の「親の遺産で食っている莫迦息子」は言い得て妙ですね。もうそろそろ食い潰すのじゃないでしょうか。今が最後 の機 会かもしれません。今を逃せば、いよいよ日本の消滅もありそうです。
2019年 4 月29日(月)  第 1776回   ★真の言論の自由を取り戻そう
世界中を席巻指定るリベラリスト達によるポリティ カル・コレクトネスなる反日売国左翼・在日共も特異なレッテル貼りによって言論空間が息苦しいものになり、日本でも多く の素 晴らしい言葉が使えなくなり、その言葉狩りで政敵や保守を引き摺り落とすことに利用されています。

  そんな腹立たしい風潮に上島さんが【Front Japan 桜】で、警鐘を鳴らしてくれています。これも、後半の皇室貶め問題と根は日本を叩き潰したい特亜3国やアメリカなどの思惑が大きいのじゃないでしょうか。
  
  やはり、「いい加減に目を覚まさんかい、日本人! 」です。

  それにしても、反日売国左翼・在日共は、自分達が何をやっているかに気が付かないのでしょうか。それとも、分かって いて やっているのか。
  やはり、「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」達なのかもしれません。それならこのバ カな 活動にも納得が行きます。

2019年 4 月28日(日)  第 1775回   ★いまあらためて高橋是清を学ぶ
   明治維新以後、日本人の劣化が始まったのは 間違い ないですが、江戸時代の残滓が残っていた明治にはまだまだ凄い人がいたことも確かでしょう。
  今や地に落ちた財務相ですが、先輩には高橋是清という素晴らしい方がいたようです。

  何時ものねずさんが詳しく書いてくれています。今の日本にもこうした人はきっといるのでしょうが、その力を発揮出来 る場 に着けないということでしょう。

   ねずさん のひとりごとよ り    2019年04月23日

  い まあらためて高橋是清を学ぶ

  不況時には政府がどんどんとお金を使い、景気が上向いたら、すこしブレーキをかける。
そんな簡単なことが、財政健全化とか、軍事費削減とかいった綺麗事の言葉でできなくなる。
政治は現実です。お題目では国は良くならないのです。…中略

  不況時には政府がどんどんとお金を使い、景気が上向いたら、すこしブレーキをかける。
そんな簡単なことが、財政健全化とか、軍事費削減とかいった綺麗事の言葉でできなくなる。
政治は現実です。お題目では国は良くならないのです。・・・以下略

  
  やはり、きちんとした国家観と歴史観を持った有能な人が日本を率いる地位に着けるような時代を取り戻す必要がありま す。
  尤も、一人ではどうにもならないでしょう。安倍さんを見ているとその思いを強くします。 
2019年 4 月27日(土)  第 1774回   ★MMT(現代貨幣理論)おカネの真実を知ろう!
  三橋さんが【Front Japan 桜】で、バブル以後の日本が何故これ程までに停滞して来たのかを分り易く解説してくれています。
  どう考えても財務省の罪は重すぎますね。やはり経済を知らない東大法学部が跋扈しているのが原因なのでしょう。
  それでも、信実の日本の歴史を知り、きちんとした国家観や歴史観を持っていればこれ程酷いことにはならなかったの じゃな いでしょうか。

  この動画は、国民全員に見てもらいたいものです。



  それにしても、国益より省益というのは人間の業でしょうか。これも、公より私という情けない国家観の無さが成せる業 なの でしょう。
  そう考えると、江戸時代がどんなに凄かったかを思い知らされます。これもねずさんのお陰です。
2019年 4 月26日(金)  第 1773回   ★佞臣達が女系天皇実現に必死 まさに逆賊
  何と、阿比留さんが逆賊と呼ばれているそうで す。 何という認識でしょうか。余程国家観や歴史観が狂っている奴が言っているのだろと思ったら小林よしのりだそうです。なる程。 お前が逆賊じゃないか。こういう奴等が多いのでしょうね。と言うか、国体を知らない人達が女系天皇を認めていることは間 違い ないだけに、やはり、解決は教育しかないですね。

  八幡和郎さんが、その逆賊達を佞臣だと鋭く指摘してくれています。


  皇室問題はやはりBBさんです。このところの女系側の必死の動きを警告してくれています。

   BBの覚醒記 録よ り    2019-04-22

  「眞 子さま小室氏結婚」を主張し始めたメディアの悪質 《拡散自由》

  やはり、教育の改正が急がれますが、宮内庁の改革も急がれます。本当にGHQの狙いは見事に利いています。
2019年 4 月25日(木)  第 1772回   ★日本に本当の国家主権はあるのか?
  終末恒例の【討 論】は、このところの日本政府の腰の引けた対応を反映して見ていても気が重くなる話題ばかりです。
  今回も、やはり皆さん国を憂う発言で沈鬱な雰囲気でした。と言うか、皇室問題を筆頭に元気の出るような話題が無いの が本 当でしょう。

  これも、結局はGHQの企みが見事に成功した証拠だと馬渕さんが指摘されていた通りでしょう。
  やはり、時間は懸かるでしょうが、教育を改正して日本人に本当の歴史や国体をきちんと教えることから始める必要があ りま す。そうしない限り反日売国左翼・在日教師が自虐史観を植え込んで行くでしょう。

  日本が滅びるか、教育改革が間に合うかの勝負でしょう。


  それにしても、こんな素晴らしい国が、GHQの仕組んだ企みでここまで劣化するのですから、教育の恐ろしさを今更な がら 思い知らされます。
  その大事な教育の場が反日売国左翼・在日共に乗っ取られたままではどうにもなりません。
2019年 4 月24日(水)  第 1771回   ★★政治利用される譲位特例法付帯決議
  いよいよ日本解体勢力の仕上げが始まりそうで す。 その黒幕がChinaなのかそれとも内部なのか、あるいは両方が組んでいるのかは分かりませんが、無事譲位が終わった後に皇 位継承問題として一気に仕掛けてくるのじゃないでしょうか。
  果たして、安倍さん一人で防ぐことが出来るでしょうか。まさに令和の和気清麻呂です。

  中山恭子さんの【夢を紡いで 】で、八木さんが皇位継承を詳しく語ってくれています。


  こんな問題は国民が歴史を知っていれば有り得ないことですが、GHQに仕掛けられた恐ろしい罠に日本人の殆どが掛 かって しまっているのですからどうにもなりません。ここは、やはり安倍さんに縋るしかなさそうです。
2019年 4 月23日(火)  第 1770回   ★何 分 の一でもいいから忠孝の為に命を懸ける気持持って欲しい
  井上和彦さんの「虎ノ門ニュース」の昭和の英 雄シ リーズ。今回はあの回天を打ち出した潜水艦の機関士杉田さんのはなしでした。

  何とも、重いものを背負われている人生です。何と、回天の乗組員と最後の握手を交わし、戦後、それをお母さんに報告 する という経験をされているのです。こんな重いものを一生持ち続けるその強さに感動します。

  若者には、「忠孝の為に命を懸ける気持ちでやった。何分の一でもいいからそういう気持ちで日本を守ってもらう。 ちょっと で もい いから、そういう気持ちを持ってもらいたい」 の言葉です。

  まさに、平和ボケ日本人への心の底からの言葉です。


  今の日本人がこの重さに耐えられるでしょうか。やはり、教育の差なのじゃないでしょうか。
2019年 4 月22日(月)  第 1769回   ★IWC脱退「評価」7割 
  外務省が唯一得点を稼いだと言えるIWC脱退 を自 分の手柄のように発表しているようです。ついでに安倍さんや河野さんの外交も自分の手柄だと思っているのでしょうか。

  ところが、折角の自慢も、WTO敗訴で帳消しのようです。と言うか、やはり外務省は一日も早く解体すべきでしょう。 何と いっても、日本より他国の為に仕事をしていると言っても間違いないのですから。

  産経ニュースより     2019.4.17

  IWC 脱退「評価」7割 外務省世論調査 9割が東アジア「厳しく」

 外務省は17日、平成30年度の外交に関する国内世論調査の結果を発表した。商業捕鯨再開を目指し、クジラ資源の管理 を担 う国際捕鯨委員会(IWC)から脱退する政府の決定について「評価できる」と「どちらかといえば評価できる」の合計が67・ 7%に上り、7割近くが肯定的であることが分かった。

 「東アジア地域を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しているか」との問いに対しては、「とてもそう思う」「ややそ う思 う」と回答した人が合計86・7%(29年度も86・7%)と9割近くに達した。外務省は「北朝鮮の核・ミサイル開発や中国 の透明性を欠いた軍事力の強化」などが影響しているとみている。

 安倍晋三首相や河野太郎外相が「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」として積極的に海外を訪問していることについては、 「評 価できる」「どちらかといえば評価できる」の合計が75・6%(29年度79・1%)で、「どちらかといえば評価できない」 「評価できない」の合計19・8%(同16・6%)を大きく上回った。

 また、6月に大阪市で開催する20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で議論する課題の中で関心のある分野を複 数聞 いたところ、最多は「海洋プラスチックごみ問題」で49・3%だった。「気候変動・エネルギー」(48・1)%、「世界経 済・貿易」(42・4%)と続いた。

 調査は3月21〜24日に、電話番号を無作為に発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施し た。対 象は全国の都道府県の18歳以上の男女1000人。

  WTO敗訴には、自民党が騒いでいるようですが、どうせこれもアリバイ工作じゃないでしょうか。これも遺憾砲で終わ るの じゃないでしょうか。
  兎に角、常に覚悟を持って本気で日本の為に働くなんて気概は持ち合わせていない人達のあつまりですから実績は伴いま せ ん。何とも情けない限りです。

  産経ニュースより     2019.4.17

  WTO 敗訴、自民会合で政府批判「負けてはならぬ戦い」

 自民党は17日、水産・外交両部会・水産総合調査会合同会議を開き、韓国による福島県など8県産の水産物の輸入禁止措 置な どをめぐる世界貿易機関(WTO)上級委員会の報告書について議論した。出席議員らからは、日本側の事実上の「敗訴」となる 判断となったことに「完全に外交の敗北だ」などと政府の責任を厳しく追及する意見が相次いだ。

 会議には外務省、水産庁など関係省庁の幹部や漁業関係者が出席した。全国漁業協同組合連合会の岸宏会長は、上級委の判 断に ついて「敗訴以外の何ものでもない」と述べた上で「漁業者に大きな、大きな失望感を与えており、わが国の水産物の信頼を損な う恐れもある」と風評被害への懸念を表明した。

 宮城県の漁業組合幹部も「ホヤは春から夏にかけて収穫される。シーズンが始まるという矢先にこのニュースを聞いて本当 に がっかりしている。漁業者はこれからどうしていけばよいのか動揺している」と訴えた。

 衆院宮城6区選出の小野寺五典前防衛相は「政府の責任は大変重い。漁業者に対してしっかりと補償をしていかなければな らな い」と述べ、漁業者の救済対策を講じる必要性に言及した。

 党水産総合調査会長の浜田靖一元防衛相は「この戦いは負けてはならない戦いであったはずだ。結果を出せずに言い訳を聞 いて もしようがない。前向きなことを政府としてちゃんと出してください」と述べ、このテーマで会合を重ねる考えを示した。

  どうして、国交断絶に踏み切る出来ないのか。それだけで、覚悟の程が分かると言うものです。韓国との問題は、それだ けで 終わるのですから。それが出来ないのは単に本気じゃないということでしょう。悔しかったらやってみろ。絶対に出来ないでしょ う。何といっても、日本がどうなろうと自分さえ良ければの人達の集合でしかないのですからそんな覚悟があるはずない。
2019年 4 月21日(日)  第 1768回   ★フェミニストが軍人達の命を奪い、世界最強の軍隊を弱体化させた
  フェミニズムやポリティカル・コレクトネスな ど左 翼の口当たりの良い面と向かって反対仕難いレッテル貼り作戦で、世界はボロボロにされています。
  アメリカが特に酷いようですが、日本も良く似たものです。この行きすぎた左翼の戦略を何とか潰さないと世界は大変な こと になりそうです。と言うかもう終末に近いのかも知れません。

  そんな恐ろしい未来をマッ クス・フォン・シュラーさんが書いてくれたようです。何時もの宮崎さんが書評で取り上げてくれています。
  シュラーさんと言えば、この部屋でもカリフォルニアの水不足による危機を取り上げさせてもらいました。

  そのフェミニズムによる軍隊の弱体が日本にも影響するのだそうです。それは、本を読めとの宮崎さんが書かれていま す。
  ここでは、フェミニズムの酷さだけを取上げています。

  宮崎正弘の国際 ニュース・ 早読みより  平成31年(2019)4月16日(火曜日)弐 通巻第6043号   

  書 評 

 フェミニストが軍人達の命を奪い、世界最強の軍隊を弱体化させた
いずれフェミニズムが米国を崩壊させるという暗澹たる近未来を予測

 マッ クス・フォン・シュラー日 本に迫る統一朝鮮の悪夢』(ハート出版)

 在日四十五年の元米国海兵隊員シュラー氏は歴史研究家でもある。
 評者(宮崎)も、一度だけお目にかかったことがあるが、結婚式の牧師をやっています、と自己紹介されたときは驚いた。
すでに多くの著作があり、親しんだ読者も多いと思われるが、『アメリカ人が語る日本の歴史シリーズ』第三弾になる。しか も英 語と 併記された新型スタイルの本である。
本書には秀吉が切支丹伴天連の日本侵略の野心を見抜いたが、そのあたりの経緯も詳しく書かれている。
 しかも、この新作は朝鮮戦争勃発シミュレーションを軸に、じつは米兵が頼りない。自衛隊がしっかりしなければ危機を乗 り切 れな いというのに、日本はまったく軍事音痴ときている実態を暴露している。
 ――守るべきは憲法九条ではない。この日本という祖国ではないのか。
 ――それなのに日本人は戦争の足音に気がついていない
と、シュラー氏は真摯に警告を発する。
 なぜ米兵は駄目なのか。沖縄には歩兵と砲兵の海兵隊しかいないうえ、昨今の米軍はフェミストとかの珍現象に巻き込ま れ、 まった く士気が低下しているというおそるべき現実についての考察がある。
 おりもおり、シカゴ市長にはLGBTを公言する黒人女性が当選したかと思いきや、こんどはLGBTで、インディアナ州 サウ スペ ンド市長のピート・ブデジェッジが、大統領選挙に出馬すると表明した(4月14日)。
 くわえて少数派を過度に尊重し、むしろ全体の調和を壊すのがポリティカル・コネクトネスであるという指摘は満腔の賛意 であ る。
 軍隊の中に同性愛がはびこると、行動が乱れ、規律の維持が難しくなる。女性は戦闘現場の最前線にだすべきではないの だ。と ころ が、オバマ政権は、率先してアメリカ軍を弱め、ポリティカル・コネクトネスを重視し、米国の分裂を一層促進した。
 ようやくトランプになって秩序の回復が叫ばれているが、もはや取り返しが付かない悲惨な状況を露呈するに至ったとい う。
 フェミニストが軍人達の命を奪い、世界最強の軍隊を弱体化させ、いずれフェミニズムが米国を崩壊させるだろうと暗澹と した 近未 来、もし、その状況下に朝鮮戦争が起きれば、いったいどうなるのだろう。
 このシミュレーションと対策は本書を読んでいただくしかない。

  それにしても、フェミニズムが軍隊にまで影響するとは想像もしませんでしたが、考えてみれば当然なのかも。
  それが朝鮮戦争が勃発したとき日本にどう影響するのでしょうか。興味深いですね。弱くなったアメリカ軍に頼っても日 本を 救ってくれないということでしょうか。
  やはり、日本は独立して、自分で自分を守れということかもしれません。当然ですが、これもフェミニズムによる憲法改 正反 対で潰されるのでしょうか。反日売国左翼・在日共を放置しておくとそうなるでしょうね。さて、それでも日本は憲法改正しない のでしょうか。結局は、消滅を選ぶのかも。
2019年 4 月20日(土)  第 1767回   ★菅官房長官「慎重な手続き必要」 安定的な皇位継承策めぐり
  最近は、反日売国左翼・在日野党は当然として 政 府・与党に巣食う売国奴として二階・菅・公明党を日本の敵と確信するようになりました。

  二階・公明党はとっくに売国奴と確信していましたが、3月30日、第 1746回の「★★★ 菅官房長官が女性宮家で日本を壊す」で、菅官房長官もやはりそうだったんだと確信するようになりました。こ れが 真実かどうかは分かりませんが、ありそうには思えます。

  その官房長官が安定的な皇位継承策で慎重な手続きが必要と発言したようです。元凶がこんな発言を堂々と発表する恐ろ しさ を改めて思いました。
  
  産経ニュースより     2019.4.15

  菅 官房長官「慎重な手続き必要」 安定的な皇位継承策めぐり

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は15日の記者会見で、安定的な皇位継承について「国家の基本に関わる極めて重要な 問題 だ」とした上で「女性皇族の婚姻による皇族数減少などの問題はさまざまな考え方があり、国民のコンセンサス(合意)を得るに は十分な分析、検討と慎重な手続きが必要だ」との認識を示した。

 安定的な皇位継承策の検討をめぐっては、大島理森衆院議長が15日、東京都内で行った講演で「いよいよ政治の場で考え なけ ればならない時期が近づいている。大きな政治課題だ」と強調した。皇太子さまの新天皇即位に伴い、国内外の賓客を招く中心儀 式「即位礼正殿の儀」などが行われる今秋以降の議論開始を訴えた。

 菅氏は記者会見で「しっかり対応していきたい」と語った。

 それにしても、良くもこれだけ白々しい発言が出来るものです。やはり政治家は恐ろしい。

 安倍さんも、この中で戦うのは大変でしょう。こうなると、何とか次もお願いしたいものです。
2019年 4 月19日(金)  第 1766回   ★水間さんも週刊新潮の記事を語る
  週刊新潮のとんでもない記事を、17日、第 1764回の 「★朝敵と化した週刊新潮を絶対許さない」で、取り上げました。
  水間さんもこの記事を取り上げてくれています。それにしても、水間さんが反日売国左翼・在日マスメディアに取り上げ られ ないのが良く分かります。
  どうやら私が目覚めた情報の出所が水間さんだったと言うのも沢山ありそうです。つまりは、反日売国左翼・在日供に 取って は尤も許されざる敵ということのようです。   


  「虎ノ門ニュース」で、大高さんも水間さん情報と断って皇位継承問題を分り易く説明してくれています。

  水間さんの記事をもっと広める必要がありそうです。やはり、足で稼いだ記事は強い。
2019年 4 月18日(木)  第 1765回   ★シラス主義とウシハク主義
  「虎ノ門ニュース」でも活躍している武田邦彦 さん が、ねずさんのシラスとウシハクを取り上げてくれています。それをねずさんがフェイスブックにアップしてくれています。
  何だか、面白い展開です。

  ところで、シラスとウシハクは私もねずさんに教わったことを何度も書きましたが、武田さんも知らなかったようです。 とな ると、やはり戦後教育を受けた者は誰も教わってないということです。
  こんな日本の根幹を教えさせなかったGHQの恐ろしさに今更ながら驚かされますが、それ以上に、それを全く復活させ よう としなかった政府や教育界の不甲斐なさというか卑怯さに驚かされます。戦後の政治家や教育者達はもしかしたら反日売国左翼・ 在日ばかりだったのでしょうか。

  ねずさんのお陰で少しずつシラスとウシハクという世界に誇れる民主主義が知られてきていることに日本の目覚めを感じ ま す。
  国民全員が、このシラスとウシハクと言う国体を知るようになれば、皇室破壊の企てなんかに迷わされる国民は皆無にな るで しょう。
  当然、女系天皇なんてバカな話も出てこないでしょう。早く、そういう時代に戻さなければなりません。

  
  それにしても、こんな凄い国体を造ってきた先人の凄さを思い知らされます。これを消し去ろうとしたGHQの恐ろしさ にも 驚かざるを得ません。本当に世界は腹黒い。
2019年 4 月17日(水)  第 1764回   ★朝敵と化した週刊新潮を絶対許さない
  どうやら皇室破壊工作が本格化してきたようで す。 敵もあせっているのでしょうか。何が何でも女系天皇を実現させたいようです。と言うことは日本の崩壊を狙っていると言うこと です。
  これは、何があっても防がなくてはなりません。

  水島さんが怒り心頭で緊急行動もやってくれるようです。これをアップしたときには終わっていますが日本にとっては最 大の 危機なので取上げておきます。


  後半は、11日、第 6830回の「★ 安倍首相は『令和』機に消費税と決別を」で、取り上げた産経の田村さんがゲストです。  


  それにしても、皇室の内部からと思われるこの動きは自分が日本を壊そうとしていることが理解出来ていないのでしょう ね。 それとも、分かってやっているのでしょうか。

  やはり、平成から令和とどんどん悪くなりそうな予感がしてなりません。 
2019年 4 月16日(火)  第 1763回  ★皇位継承問題は、安倍さんの時にやらないと無理
  今日も皇室シリーズです。「虎ノ門ニュース」 で、 竹田恒泰さんが皇位継承問題でズバリと信実を指摘してくれました。
  やはり、この問題を解決できるのは安倍さんしかないということです。安倍さんの後を継ぐ総理候補達に、本当の日本の 歴史 を理解し、正しい国家観と歴史観を持っている者が居るとは思えないからです。
  こうなると、安倍さんの続投こそ望まれます。この問題をはっきりと解決せずに辞めれば、日本の消滅も間違い無いで しょ う。何と言っても国体が破壊されるのですから。

  それにしても、皇室・国体破壊を工作している敵も必死のようです。果たして安倍さんが撃退してくれるのでしょうか。
2019年 4 月15日(月)  第 1762回  ★ 「象徴天皇」はGHQの押しつけとは言えない
  何だか皇室シリーズのようになっていますが、 何 と、宮崎さんが小堀桂一郎さんの『象徴天皇考』を書評で取り上げてくれています。

  相変わらず宮崎さんの商標は分り易くて面白い。

  小堀さんは、2018年8月20日、第 1233回の「★★ 御代替わりの前に天皇陛下の御親拝を」などで取り上げたように靖国への天皇陛下の御親拝を強く望まれていま す。

  あの天皇陛下では不可能でしょうが、その次はもっと不可能でしょう。

 とは言え、この天皇御親拝だけは絶対に実現しなければ日本の国体が壊れます。秋篠宮まで待つのは辛いものがあります。
  小堀さんもその危機感からでしょうか、素晴らしい考えを『象徴天皇考』で唱えてくれているようです。何とGHQの押 しつ けた象徴天皇を利用するのだそうです。
  すこし長いですが、全文を取り上げさせてもらいます。

  宮崎正弘の国際 ニュース・ 早読みより   平成31年(2019)4月10日(水曜日) 通巻第6039号 <特大号>

  書評 

 象徴 天皇 のあり方を模索され、敢えて超法規的行動をとられた今上陛下
  「象徴天皇」はGHQの押しつけとは言えない

 小堀桂一郎『象徴天皇考』(明成社)

 ことしが皇紀二千六百七十九年であることを知らない人々が新元号の号外を奪い合った。結婚式を耶蘇教の教会であげ、初 参り は神社へ行き、葬儀は仏教で行う人々だから、べつに不思議な現象とは言えない。
 神武天皇の肇国以来の歴代天皇の諡名を諳んずる日本人はいまや皆無に近いのに、正月の一般参賀は二十万人近い国民が列 に並 んで数時間も待って天皇一家にご挨拶をした。
 新元号が「令和」と決まると、突如、太宰府に観光客が押し寄せた。太宰府天満宮は遣唐使廃止を建言した菅原道真を祀る 神社 である。

 太宰府長官だった大友旅人が梅花の宴を開いて詠んだ「初春令月、気淑風和」から万葉の学者によって「令和」が選ばれた 由で あり、従来の観光客は天満宮しか参観しなかったのに、太宰府跡地も訪れるという新現象が見られ、地元はPRに力を入れるとい うニュースに接した。
 つい先だっての海外旅行に評者(宮崎)が携行したのは林房雄『神武天皇実在論』と『天皇の起源』、そして産経取材チー ムの 『神武天皇は実在した』だった。
前者弐冊は半世紀を経ての再読、いや三度読みかえし、ようやく内容を咀嚼できた。後者も二回読んだのだが、神武東征とい う神 話の残る地名や伝説を元に、観光ガイドブックにはまったく掲載のない、伝承されたゆかりの場所を探検隊のようにゆくので、地 図を横に置かなければならない。

 さて小堀先生の本書を論じる前に、読書事情を書いたのも、日本国憲法が謳う「象徴天皇」と前掲の書とに密接な繋がりが ある からだ。
 昭和天皇までの論壇における天皇論の近代的論理には納得できない点が多い。
 神武天皇以前の自然崇拝、原始的浸透の成り立ち、神武天皇の大和朝廷確立と以後の天皇統治の性格、さらには武力を用い た雄 略天皇、天皇親政を復活した後醍醐天皇との対比、くわえて令和改元の象徴天皇との差違は説明の必要もないほどに明確である。

 しかし、カムヤマトイワレビコノミコトが、なぜ後世に神武天皇と諡されたのか。ワカタケルはなにゆえに雄略天皇と諡さ れた のか。
武断政治の象徴から奈良、平安を経て源平では征夷大将軍が天下のまつりごとを動かしてきた。武士にとって帝は権威であ り、祭 祀王であった。つまりその時代から天皇は国民統合の「象徴」であり、戦乱から江戸時代の安泰期ともなると天皇は庶民からは忘 れられた存在となり、井伊直弼の日米修好条約の「無勅許」によって目覚めた維新の志士らが、突如天皇親政を思い出したの だ。
そして西?も大久保も天皇を玉(ぎゃく)の隠語で呼び、政治利用が維新回天のダイナミズムを産みだした。

 明治天皇は軍服姿、昭和天皇も大東亜戦争の時代には軍服に白馬、まさにヤマトタケルやスサノオか、いや神武東征、そし て雄 略天皇である。
仁?天皇のような悠久の平和のイメージが時代によっては激変する。今上陛下はまさに平和ニッポンを象徴される。
 新渡戸稲造、岡倉天心が、本書で彗星の如く蘇り、彼らの天皇論を思い出させる。
 つまり新渡戸稲造の『武士道』は明治三十二年(1899)に英語で書かれ、世界中に翻訳された。邦訳がでたのは英訳か ら十 年後だった。
このなかに「我々にとりて天皇は、法律国家の警察の長ではなく、文化国家の保護者でもなく、地上において肉身を有ち給う 天の 代表者であり、天の力と仁愛とを御一身に兼備したまう」として事実上の天皇象徴論を述べている。
 岡倉天心の『日本の覚醒』も明治三十七年に英語で刊行され、江戸時代の天皇認識に触れて、「帝は彼ら<徳川幕府>に とって はシンボリズムであった」と叙した。
すでに明治時代から、日本を代表した論客らが、天皇象徴論を唱えていたのである。

本書のもう一つの重大箇所は天皇陛下の靖国神社御親拝に関しての考察である。
 小堀氏はこう主張される。
 御譲位について陛下自らの御表明は「陛下の個人としてのお考えを法制の上で実現するために、憲法の規定とは離れた次元 で、 つまり超法規的措置の執行を求めて先ず直接に国民の理解を得ようとされた行動」だった。

 小堀氏はこう続けられる。
「憲法尊重は所謂建前であって。現に憲法二十条三項に謂ふ国の宗教教育、宗教活動の禁止の条項は宗教学校への国費の補助 とい ふ形で空文化している」(中略)「米軍占領中の神道指令の横暴と同様な酷薄な政教分離原則の要求」は、国法が政治権力の下位 に立つという「行政の方便」でしかない。
すなわち現行憲法は敗戦国ニッポンが、勝った「米国への臣従の誓い」のたぐいであり、ときに超法規で臨むべきときがあ る。
したがって小堀氏は、下記のようにまとめられる。
「大東亜戦争での戦没者一般への慰霊も<象徴としての>お務めに一環であるとするならば、それは戦没者達の『魄』の眠る 戦跡 地に向けてであるよりも、彼らの『魂』が帰り来て祀りを受けている靖国神社は詣でてこそ十全に果たされるはずだ、という霊の 論理とうふものがある。天皇の靖国神社御親拝は、国家が英霊に対して果たすべき、それこそ是亦言葉の本来の意味での象徴 的な 慰霊鎮魂の義理である」
 感銘深い余韻を味わいながら本書を閉じた。

  素晴らしいですね。小堀さんは皇室・国体の崩壊を心から心配されているからこそこういう考え方に行きついたのでしょ う。
  ところが、これが理解出来ないのが、今の皇室と反日売国左翼・在日共と言えば言いすぎになるでしょうか。
  これもやはりきちんとした歴史教育を取り上げられた所為ではあります。教育で正当な国家観と歴史観を持てば、靖国参 拝を しない国民は殆どいなくなるでしょう。
  やはり、根本的解決はそこにしか無いのかも、一体何時のことになるでしょうか。
2019年 4 月14日(日)  第 1761回  ★本当に大丈夫なのか次の時代
  最悪の「平成」からもっと最悪の「令和」にな りそ うな予感がしてならないのですが、その証拠のような記事がありました。

  西村幸祐さんがフェイスブックに上げてくれているリンク元を読んで驚きました。やはり女系天皇を画策している恐ろし い勢 力がこんな記事を書かせているのじゃないでしょうか。

  その頂点はもちろんあの方です。皇室が男系男子の意味が理解できずに女系天皇を画策するようでは日本も終わりでしょ う。


  それにしても、こんな記事が平気で書かれることに日本の劣化の象徴を見た思いです。こんなことで日本の再生は出来る ので しょうか。

  秋篠宮系統への引き継ぎが出来た時に初めて再生が動き出すのかも。
2019年 4 月13日(土)  第 1760回  ★新元号発表を4月1日にした深い意味
  昨日の、小野寺さんのヤフオクは長い間くす ぶって いた話題を表に出した勇気におどろかされました。
  もっと衝撃だったのが、水間さんの命を懸けた、3月3
0日、第 1746回の「★★★ 菅官房長官が女性宮家で日本を壊す」に取り上げた衝撃の発言でした。

  兎に角、いま皇室で日本を破壊する恐ろしい工作が行われていることは間違い無いでしょう。

  今回の譲位騒動から元号発表にもそんな思惑が蠢いているのも間違い無いでしょう。

  青山さんがそんなおかしな動きを「虎ノ門ニュース」で語ってくれています。

  一月前の発表におかしさを感じていましたが、安倍さんの必死の防戦があったと は考えもしませんでした。それにしても、敵の企みは恐ろしいものがあります。
  今や、これに気がついて防戦一方の安倍さんに頑張ってもらうしかないようです。なんといっても、その首謀者が内 部におられるのですから。
2019年 4 月12日(金)  第 1759回  ★★マスコミをも黙らせた「皇室の大事件」
   アイヌ新法やchinaによる北海道侵略な どで、 警告を発してくれている小野寺さんが、何と皇室問題に踏み込んでくれました。まさか、小野寺さんから皇室の問題が出てくると は思ってなかったので驚きましたが、もしかしたら水島さんが噛んでいるのかも。
  いずれにしても、有耶無耶にされたヤフー事件を取り上げてくれたのは有難いですね。これで、次の時代が吹っ飛ぶには 時間 がなさすぎますが、それでも、こうやって表に出すことに意義もありそうです。

  このままでは「令和」が恐ろしい時代になるような気がしてなりません。一日も早く「令和」の次の時代が来ることを願 いま す。

  皇室問題は10分30秒頃から。


  この問題と言えばBBさんです。この小野寺さんを取り上げ、この事件を詳しく書いてくれています。どうぞリンク元で 読ん でください。画像もたっぷりです。
 
  BBの覚醒記録よ り     2019-04-07

  不 祥事を闇に押し込め、ダークな即位 《拡散・保存希望》
2019年 4 月11日(木)  第 1758回  ★国連で活動するNGOの実態
  相変わらずのやる気のない外務省の体たらく を、3 月 27日、第 2115回の「★★ 外務省の変化を待っている暇は無い」で、取り上げたように山本優美子さんが教えてくれてました。

  今回はその続きで、国連で反日売国左翼・在日共のNGOの活動を詳しく時系列で報告してくれています。
  その中でも、特に日弁連と部落解放同盟の活動が活発なようです。その活動を山本さんや杉田水脈さんが気がつくまで放 置し ておいた外務省の罪は本当に大きいですね。  


  ニセ慰安婦問題やニセ徴用工問題などは、特亜3国の日本貶め活動は全て日本の反日売国左翼・在日供が火付け役なのに は呆 れるしかないですね。
  如何に政府・外務省が腰が引けていたかが良く分かります。この罪は余りにも大きいですね。
2019年 4 月10日(水)  第 1757回  ★イチロー選手3度国民栄誉賞辞退
   イチロー選手の引退で、政府が国民栄誉賞を 言い出 したとき、又余計なことを言い出したなと思ったものでした。それでも、イチローさんも引退したことだし今度は受けるのだろう かと興味はありました。
  しかし、流石イチローさん見事に断ってくれたようです。やはり、イチローさんはこれでなくちゃ。
  これぞ日本人の矜持でしょう。こういう人は、今の日本には殆ど居なくなったのでしょう。貴重な存在です。

  百田さんも賞賛してくれています。

  イチローさんにはこの矜持を崩さないで貰いたいものです。勝手な願望です。 
2019年 4 月9日(火)  第 1756回  ★★あの偉人が我々に遺したメッセージ
   ねずさんが、新しいシリーズの動 画を初めてくれて います。今回は、何度も取り上げてくれている西郷さんですが、やはり動画で見ると新しい発見があります。と言うか、見逃して いただけののような気もします。

  今回も南洲翁遺訓ですが、改めて心に染みます。西郷さんは日本人の劣化を予想していたようです。まさに、西郷さんが 言わ れたことを捨て去ったのが今の日本じゃないでしょうか。

  つまりは、西郷さんの心に戻れば日本は見事に再生されるでしょう。只し、維新の人達にも出来なかったことを劣化した 今の 日本人が成し遂げられるとは思えないのが残念です。それとも、日本人なら出来るのでしょうか。
  願わくば、西郷さんの心を取戻し、世界を導く日本になってもらいたいものです。


  改めて、西郷さんの凄さを思い知らされました。
2019年 4 月8日(月)  第 1755回  ★本当に戦ってくれた人が若者達へ
  井上和彦さんの「虎ノ門ニュース」恒例の昭和 の英 雄は、99歳の牧勝美さん。飛行機の整備士として戦い、沖縄戦では同期の戦友を相手の滑走路に着陸するという特攻に見送っ た。

  その牧さんが若者達に残してくれた言葉。


  やはり先人は現代の日本人とは全く違います。戦時とは言え、今の日本人にこの覚悟があるでしょうか。
2019年 4 月7日(日)  第 1754回  ★「日本は今崖っぷち」「新たな風を吹かせます」
  水間さんが衝撃的な告発を、3月30日、第 1746回の 「★★★ 菅官房長官が女性宮家で日本を壊す」で、命を懸けてやってくれたことを取り上げました。
  これまでも、地道に取材されて衝撃的な情報をアップしてくれていた水間さんですが、今回の菅官房長官とそのバックの 皇后 陛下を告発したのは、大きな手術をされて命を懸ける覚悟をされたようです。

  ということで、水間さんの動画を探してみましたが、どうやら水間さんの活動は10年以上前の雑誌などに衝撃的な記事 を多 く書かれていたそうです。
  今、ネットで広まっている情報も水間さん発のものが多いそうです。お恥ずかしながら私が目覚めたのも水間さんのお陰 のも のが沢山あるようです。
  
  その水間さんがどんな仕事をして来たかを語ってくれています。まさに衝撃です。この動画に続いて次々と衝撃の事実を 語っ てくれています。どうやら発表が10年以上早すぎたようです。
  と言うか、今でもまだ衝撃的過ぎて、俄には受け入れられないのじゃないでしょうか。つまり、当時はまだネットもまだ な かったので、その土壌が出来ていなかったということのようです。
  その水間さんの労作が、ネットで広がり多くの人が目覚めて受け入れられる土壌が少しずつ出来てきて、今ならある程度 は受 け入れられるようになったということでしょう。

  それだけに、今体を壊されたことは残念ですが、全てを語られる気になったことは日本にとっては有難い事でしょう。
  どうか、健康を回復されて今までの悔しさを思う存分晴らして下さい。


  どうやら、GHQや戦後利得者達による嘘の多くを明らかにしてくれたのは水間さんのようです。
  それにしても、二階・菅・公明党の恐ろしさ、菅を裏で操る皇后陛下などまだまだ受け入れられない保守も多いのじゃな いで しょうか。日本の闇は深い。
2019年 4 月6日(土)  第 1753回  ★「それは違う。私が言ったのは『旧宮家全部の復帰はない』ということだ」
  阿比留さんがご自分の記事をフェイスブックで リン クしてくれているので見に行ったら幸い有料じゃなかったので久し振りに全文を読むことが出来ました。

  その中で、3月26日、第 1742回の「★ 安倍首相、旧宮家の皇籍復帰に言及」で、取り上げた
皇籍復帰発言で、GHQが決めたものを自分の代で覆すことはないと言ったことに保守陣営の反発が大きいことについて、安 倍さ んが否定していると書かれています。
  これは、興味深いですが、何故安倍さんは否定の会見をしないのでしょうか。味方である保守陣営の誤解を解かないと、 それ でなくても最近の同行で安倍離れが目だっているだけに心配です。
  敢えてやらないのはやはり反日売国左翼・在日共が騒ぐのを避けているのでしょうか。

      
  そのところだけを取上げておきます。

  …略

 「(旧11宮家の皇籍離脱は)70年以上前の出来事で、皇籍を離脱された方々は民間人として生活を営んでいる。私自身 が (連合国軍総司令部=GHQの)決定を覆していくことは全く考えていない」

 安倍晋三首相は、3月20日の参院財政金融委員会でこう述べた。これが首相が旧宮家の皇族復帰に否定的な見解を示した と報 じられたが、首相は周囲に本意をこう漏らす。

 「それは違う。私が言ったのは『旧宮家全部の復帰はない』ということだ」

 また、首相が女性宮家創設に傾いたのではないかとの見方に関しても「意味がない」と否定している。…以下略

  いずれにしても分かり難い発言ですね。これが本気であるのなら憲法改正・消費税凍結と共に公約としてダブル選挙に 打って 出てもらいたい。この機会を逃せばもう可能性は無くなるでしょう。
2019年 4 月5日(金)  第 1752回  ★新元号を寿ぐ
  新元号「令和」に対する解釈がいろいろ飛び かって いますが、やはり、ねずさんの解釈が気になります。どんな解釈をしてくれているのか楽しみにしていました。

  流石ねずさん、「和(なご)み令(せ)しむ」だそうです。どういう解釈でしょうか。是非、何時ものようにリンク元で 読ん でください。

  ねずさんのひとりごとよ り    2019年04月02日
 
  新 元号を寿ぐ

  …略

  明治は「知らすを明らかにする」で、日本は世界に向けて人種の平等を高らかに、明らかにしました。
大正は「大いなる正義」で、大正デモクラシーは、民衆の時代の幕開けを示しました。
昭和は「和を昭(あきら)かにする」で、日本は全力をあげて世界の植民地支配を終わらせました。
平成は「平らかと成る」で、いろいろなことはありましたけれど、振り返ってみれば、右肩上がりの成長ばかりが人々の幸せ には ならないということを、日本は世界に示した31年間となりました。

 では、新しい元号の「令和」は、どのような時代を示すことになるでしょうか。

 令和は「和(なご)み令(せ)しむ」で、和を根幹にすることを御神意とすることを示した元号です。
対立や闘争ではなく、和こそが大事であるということを、これからの日本は世界に示すことになります。…以下略  


  和を世界に知らせるですか。そうなって欲しいですね。それが出来るということは、日本は消滅せずに残っているという こと です。
  次の代「令和」が、最悪の平成よりもっと最悪になるのじゃないかと常日頃から書いて来ただけに、そうあってくれれば 有難 いです。
  そんな素晴らしい時代になる前にどん底を経験してそこから立ち直る姿が世界を動かすなんてことになるのじゃないかと 考え てしまうのは私だけでしょうか。
  いずれにしても、どん底から立ち上がれる日本を世界に見せることには意義がありそうです。

  さて、どんな時代になるでしょう。
2019年 4 月4日(木)  第 1751回  ★「日の丸・君が代」教員らに強制 ILO、政府に是正勧告
  今度は、ILOがおかしなことを是正勧告して きた ようです。ここにも反日売国左翼・在日共の働きかけがあるのでしょう。
  全く、世界組織には碌なのが無いですね。それに付け込み利用する反日売国左翼・在日共も、もう手口がバレているにも 関わ らず懲りない奴等です。

  そして、それを報じる東京新聞の嬉しそうなこと。完全に仲間でしょう。読んでいても気分が悪くなる記事です。全く、 どこ の新聞でしょう。あの記者を平気で官邸に送り込む新聞社だけのことはあります。

  東京新聞より     2019 年3月30日
  
 「日 の丸・君が代」教員らに強制 ILO、政府に是正勧告ILO

 学校現場での「日の丸掲揚、君が代斉唱」に従わない教職員らに対する懲戒処分を巡り、国際労働機関(ILO)が初めて 是正 を求める勧告を出したことが分かった。日本への通知は四月にも行われる見通し。勧告に強制力はないものの、掲揚斉唱に従わな い教職員らを処分する教育行政への歯止めが期待される。

 ILO理事会は、独立系教職員組合「アイム89東京教育労働者組合」が行った申し立てを審査した、ILO・ユネスコ教 職員 勧告適用合同専門家委員会(セアート)の決定を認め、日本政府に対する勧告を採択。今月二十日の承認を経て、文書が公表され た。

 勧告は「愛国的な式典に関する規則に関して、教員団体と対話する機会を設ける。規則は国旗掲揚や国歌斉唱に参加したく ない 教員にも対応できるものとする」「消極的で混乱をもたらさない不服従の行為に対する懲罰を避ける目的で、懲戒の仕組みについ て教員団体と対話する機会を設ける」「懲戒審査機関に教員の立場にある者をかかわらせる」ことなどと求めた。

 一九八九年の学習指導要領の改定で、入学式や卒業式での日の丸掲揚と君が代斉唱が義務付けられて以来、学校現場では混 乱が 続いていた。アイム89メンバーの元特別支援学校教諭渡辺厚子さんは「教員の思想良心の自由と教育の自由は保障されることを 示した。国旗掲揚や国歌斉唱を強制する職務命令も否定された」と勧告を評価している。

 これまで教育方針や歴史教科書の扱いなどを巡る勧告の例はあったが、ILO駐日事務所の広報担当者は「『日の丸・君が 代』 のように内心の自由にかかわる勧告は初めてだ」と話している。 (佐藤直子)

  ここまで日本を貶めて何が楽しいのでしょう。やはり、どう考えても、「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけ れど 日本人でない者」としか思えません。
  それにしても、日本の汚染は究極まで来ていますね。隣の大気汚染を笑っていられません。売国奴汚染を調べたら日本が 断ト ツの政界一でしょう。これは間違いなさそう。
2019年 4 月3日(水)  第 1750回  ★杉田水脈さん の女性の社会進出と少子化対策質問
  杉田さんが持論の女性問題を質問してくれてい ま す。何時もながら歯切れが良くて小気味良いく見ていても楽しくなります。

  今回は、最後の男の稼ぎで生活出来る政治が肝です。やはり、男が外で働き家族を屋しない、女性は家庭で子育てと家事 で世 の中を裏で操り、過程の権力者でいて欲しい。
  その中で、外で活躍したい女性はそうすれば良いし、男でも家事が子育てをしたければすれば良いだけのことじゃないで しょ うか。やはり、男女の違いはあるのです。

  これこそが日本が目指すべき方向じゃないでしょうか。

  杉田さんがフェイスブックで報告してくれています。 
杉 田 水脈 自由民主党 内閣委員会 衆議院 2019 03 27


2019年 4 月2日(火)  第 1749回  ★わ び・さびとシラス国
   最近は欧米から観光で来日される方達が、言 及する 程に世界的にも有名に知られるようになった
「わび・さび」ですが、日本人もこの言葉は大好きじゃないでしょうか。

  ところが、この「わび・さび」は、日本だからこ産まれた言葉のようです。つまりは、国が安定しているからこそ産まれ た言 葉ということです。言わば、余裕の産物のようです。

  それを、ねずさんが「天皇のシラス国」だからことだと書いてくれています。そして、それを忘れているのが今の日本だ と警 鐘を鳴らしてくれています。わび・さびがシラス国と繋がるとは想像もしていませんでした。

  何時ものようにリンク元で全文を読んでください。

  ねずさん のひとりごとよ り    2019年03月28日 

  わ び・さびとシラス国

  「わび・さび」はうつろいゆくものに見出す価値観で、日本文化の精華であり、日本が失ってはならない高度な文化で す。
けれどこのことは、我が国が「天皇のシラス国」という変わらぬ一点の不動の価値を持つからこそ、生々流転、うつろいゆく 政 治、うつろいゆく権力、うつりゆく自然や草木などに「わび・さび」を感じるという独特の文化となったのです。
この一点を失えば、「わび・さび」の文化も消滅します。…中略
 
 これに対し日本人は、絵画でも彫刻でも庭園でも、変化そのものを楽しもうとします。
典型的なのが日本庭園で、季節ごとの美しさのみならず、庭園内のどの位置からでも、違った角度で楽しめる。
つまり、変化することを楽しむことを前提として造園されています。
そしてその変化によって失われていくものの中に、わびしさや、さびしさを感じる心を大切にしようとし、これが
「わび、さび」という美意識につながっていくわけです。

 では、日本人はなぜ、そのような変化するものに美を見出そうとするのでしょうか。
実はこれには理由があります。
変化に美を見出すのは、片方に「不動のもの」があるからなのです。
千年経っても変わらない不動のものがあるから、経年変化するものを容認し、さらにその中に美を見出すのです。
もっというなら、万古不易(ばんこふえき)の不動の価値があるからこそ、うつろいゆくもの、変化するもの、失われていく もの を愛(め)でようとする心が養われるのです。

 このことは、逆に「不動のもの」がないときを考えるとわかりやすいかもしれません。
「不動のもの」がなければ、得ることばかりをもてはやすことになります。
たとえ造花であっても、目を奪うような豪勢なものであれば、それで良いということになるのです。

では、私達日本人にとっての「万古不易の不動のもの」とは、一体何でしょうか。
それが「天皇のシラス国」ということです。
これ以外は、すべて枝葉末節です。

 幾千年の昔から、天皇によって我が国の民衆は黎元(おほみたから)とされてきました。
そして民衆が「おほみたから」であればこそ、たとえば統治者層である武士たちの合戦も、武将同士が互いに民・百姓を守る ため に武士たちだけで行われてきました。
つまり我が国における唯一絶対の真実というのは、
「民衆こそが神につながる天皇のおほみたからである」
という一点に尽きます。
このことを「シラス」といいます。

 「わび・さび」はうつろいゆくものに見出す価値観で、日本文化の精華であり、日本が失ってはならない高度な文化です。 けれ どこのことは、我が国が「天皇のシラス国」という変わらぬ一点の不動の価値を持つからこそ、生々流転、うつろいゆく政治、う つろいゆく権力、うつりゆく自然や草木などに「わび・さび」を感じるという独特の文化となったのです。
この一点を失えば、「わび・さび」の文化も消滅します。   


  「わび・さび」の文化だけは無くしたくないですが、今や国自体が消滅しそうな危機に陥っているのも間違い無いでしょ う。 何とか、再生して貰いたいものです。 
2019年 4 月1日(月)  第 1748回  ★忠犬ハチ公と日本型循環経済モデル

    忠犬ハチ公の話もねず さんが何度も取り上げてくれていますが、今回は、日本型循環経済も教えてくれています。
  それが、ハチの飼い主だった上野博士の研究だったのだそうです。この日本型循環経済は良いですね。なる程、先人 はこうい う考えで経営されていたんですね。

  その中で、「肝心の日本人が、そのことをすっかり忘れている」と書かれていますが、それこそが日本の最大の問題 でしょ う。特に、平和ボケの劣化した経営者達に読んでもらいたいものです。

  これも、ねずさんに教えてもらった「田分け」に通じる「田頼(たより)」という言葉にも言及してくれています。

  何時ものように全文をリンク元で読んでください。

   ねずさん のひとりごとよ り    2019年03月27日 

  忠 犬ハチ公と日本型循環経済モデル

  ザキトワさんもプーチンさんも、ともにロシアの人であり親日家として知られる人です。
彼らが日本を慕ってくれるのは、日本が軍事的に強いからでも経済力があるからでもありません。
循環経済モデルによって、国民みんなが幸せに生きるための知恵が日本に備わっているからです。
肝心の日本人が、そのことをすっかり忘れています。
それはとっても残念なことです。

 東京・渋谷駅の待ち合わせ場所としても有名なハチ公前広場。
そこに置かれているのが、忠犬ハチ公像です。
秋田犬のハチは、飼い主が死亡した後も、駅前で飼い主の帰りを待ち続けた「忠犬」として知られ、最近ではその物語が ハリウッ ドでリチャード・ギア主演で「HACHI」という映画にまでなりました。
近年では、その影響からかフィギュア・スケートのアリーナ・ザキトワ選手が愛犬として飼い始めたことでも一躍有名と なり、ま たプーチン大統領の愛犬もまた秋田犬です。

 さて、忠犬ハチ公の物語ですが、これは実際にあった出来事で、渋谷に住んでいた東大農学部教授の上野英三郎(うえ のひでさ ぶ ろう)博士と、その愛犬ハチの物語です。

 上野博士は、三重県津市のご出身で、生まれが明治28(1895)年。
東大農学部を卒業後、東大大学院に進学し、そのまま東大教授にまで栄達した逸材です。
その上野博士が専門としたのが「農業土木」で、各個人がそれぞれ所有する農地を合算して広大な農地とすることで、農 業生産を 担う集団的経営体の育成を図りながら高生産性農業の展開に必要となる生産基盤を整備し、食料自給率の向上に資するというもの でした。

 現代でもそうなのですが、世界の一般的経済モデルは「労働によって得た財を、労働者を所有する者が蓄える」という もので す。
少し考えたらわかることですが、この経済モデルは、一方通行的に富が集められ集積されますから、常に新たな富を生産 し続ける 必要があります。
生産だけで間に合わなければ、さらに収奪が必要で、このことがかつては植民地支配につながっていたし、現代において も先進諸 国の富のために、多くの資源国は途上国と呼ばれ、貧困が支配しています。

 これに対して日本型経済モデルは「労働によって得られた財を、みんなで合算してみんなのために遣うことで経済を回 す」とい う 経済モデルです。
この場合、収奪の必要がないばかりか、循環によって生産性や人々の生活の安全性が向上し、居住者全員が利益の分配に あずかる ことができることになります。
一億総中流などといったものも、こうした循環モデルが基礎になります。

 上野博士は、こうした日本型経済循環モデルを、農業政策に活かそうとしたもので、古い言葉ではこれを「田頼(たよ り)」と 呼んでいたものです。
そして上野博士の愛犬だったハチは、実はそうした日本型経済モデルの象徴です。…中略

 上野博士は、こうした日本型経済循環モデルを、農業政策に活かそうとしたもので、古い言葉ではこれを「田頼(たよ り)」と 呼んでいたものです。
そして上野博士の愛犬だったハチは、実はそうした日本型経済モデルの象徴です。

 プーチン氏や、リチャード・ギア、あるいはザキトワが秋田犬を飼うのは、単に秋田犬が可愛いとか利口だということ だけでは な いのです。
ハチが象徴しているのは、忠犬ということだけではなくて、実はその後ろに日本型経済モデルによる民衆の明るい暮らし (昔はこ れを「明るい農村」という言葉で表現しました)という文化性があるからなのです。
(単に外見がカッコいいとか可愛いというだけなら、他に優れた犬種がたくさんあります。)

 もっというと、「農業土木」というのは、農地の区画整理、用排水施設、農道、客土、暗渠排水路の設営、共同経営隊 の組成と 運 営と非常に広範なものです。
それらを総合的事業としていくのに際し、単にお金持ちである上の人にこれを要求する、あるいはお金を出してくれる人 を自分た ちの選挙で選ばなければ、一方通行型経済モデルでは工事のための資金が出ません。
昨今の日本でも、これらの工事はあくまで、政府や行政が予算を付けてくれなければ、誰も工事を行うことができない。

 ところが日本型経済循環モデルでは、地域住民の人々が、自分たちでこれらの工事を推進することが可能になるわけで す。
そして上野英三郎博士は、この分野における草分けとなった方です。

 この農業土木の分野を創設した上野博士の教え子は3000名を超えます。
そしてこの思想は、高橋是清の積極財政出動による農業振興政策にも応用されることになりました。…中略

 戦後の日本人が忘れているもの。
それが「忠」です。
「忠」は、真ん中の心と書きます。
自らの心の中心に置くもの。それが「忠」です。
そしてハチが象徴している「忠」は、上野博士の日本型循環経済モデルを中心に据えるものでもあります。

 いまも渋谷駅前で主人の帰りを待つ忠犬ハチ公の姿は、単に上野教授を待っている姿なのではなくて、上野博士の日本 型循環経 済 モデルの復活を待つ姿なのかもしれません。

 さて、ハチは、亡くなったあと、剥製となって国立上野科学博物館に展示されています。
ところがこのハチの剥製、なぜか国立上野科学博物館の動物コーナーに展示してあり、ネームプレートに「秋田犬ハチ」 と書いて あるだけです。
以前は、きちんと由来の説明書きが添えてあったのです。
けれどいまでは、ただ名前が書いてあるだけです。

 なぜ国立上野科学博物館は、ハチの由来を撤去したのでしょうか。
なぜハチは、忠犬ハチ公ではなくて、「秋田犬ハチ」なのでしょうか。
こんなところにまで、日本破壊の魔の手が伸びていると思うと、ぞっとします。

 最後にもうひとつ。
ザキトワさんもプーチンさんも、ともにロシアの人であり親日家として知られる人です。
彼らが日本を慕ってくれるのは、日本が軍事的に強いからでも経済力があるからでもありません。
循環経済モデルによって、国民みんなが幸せに生きるための知恵が日本に備わっているからです。
肝心の日本人が、そのことをすっかり忘れています。
それはとっても残念なことです。



  今日の昼には年号の発表があるようです。この日本の素晴らしさを知っているとは思えない次の代が、最悪の時代から もっと 最悪の時代になりそうで心配です。

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