団塊の世代の部屋248

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2020年 3月 31日 (火) 第7485回  ★経典もなければ布教もしない神道は、言葉、論理伝来以前 から日本に根付いた
  ネットを始めるまでは、日本の宗教は多神教で ありキリスト教などの一神教と比べて遅れたものだとの教えを信じていました。
  ねずさん達のお陰で神道が素晴らしいものであることを認識したものです。一神教は神道の多神教の中の一つの神である と考えると神道の素晴らしさが良く分かります。

  そんな宗教を、何と、加瀬英明、ケント・ギルバート、石平の三人が『新 しい日本人論』として書いてくれているようです。

  何時もの宮崎さんが書評で取り上げてくれています。これは興味深いですね。只、気に入らないのが出版社です。なんと あのソフトバンクの子会社のようです。嫌な出版社があるんですね。知りませんでした。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和二年(2020)3月24日(火曜日) 通巻6415号 

  書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 

 経典もなければ布教もしない神道は、言葉、論理伝来以前から日本に根付いた
  言葉やはロジックで説く宗教は、教えの限界を露呈しているのではないか

 加瀬英明 v ケント・ギルバート vs 石平『新 しい日本人論』(SB新書)

 三人とも個性強烈、自説を曲げない独自性の強い論客だから、鼎談ともなれば激しくぶつかるか、いや奇妙に一致するか。 しかし結論は殆ど同じなのに、バックグラウンドが異なるから思考のプロセスも三人三様、当然ちがってくる。
 それぞれの論地の形成過程が新鮮に思えた。
 日本の強みとは「つくりかえる力」「八百万の神々の存在と共生」、「開闢以来、つねに新しい」。だから刀にも匠があ り、精神が籠もる。
 ならば日本人の弱みとは「性善説でものごとを考えること」「国家安全保障のリスク認識に欠陥があり、防人を尊敬しな い」「依存心が強くて自律生が稀釈。ゆえに自立していない』ことなどであろう。
 石平氏は北京大学で哲学専攻。テツガクは理詰め、ロジックが基礎になる。
 「しかし、神道を勉強するなら何を読むかとなりますと、読みものがないです。(中略)どうして神道が善悪を語らずに、 他の宗教がそれを語るのか」と初歩的な疑問から中国との比較を展開し、「老子曰く。『教えというのはね、道徳が廃れて教 えが生まれる』と。要するに、心が悪くなったから、教えが必要になったんだと。人間が生まれたままの、あるいは神話時代 の純粋の心のままだったら、教えが要らないんです」(220−221p)
 加瀬英明氏はこう言う。
 「ユダヤ、キリスト、イスラム教、仏教とか、そういった宗教は、人間が文字を持つようになってから生まれた(中略)。 七世紀に仏教と一緒に、儒教が日本にやってきた。その時に初めて、日本に論理がもたらされるんです」(216p)
 初来日したとき、まだ天皇陛下の歴史をよく知らずにヒトラーやスターリン同様の独裁者だから戦争責任があると考えてい たと正直に告白するケント・ギルバート氏は、自らはモルモン教徒ではありながらも、次の発言をする。
「一神教のキリスト教を信仰するアメリカ人には、神の言葉を預かる『預言者』ならまだしも、神の血を引く者を名乗ること は、認められない。それを認めたら、キリスト教の思想をなす神と人間との関係を覆ることになります」(30p)。
 このように本質的な歴史、哲学、文化、国家、宗教を語りながらも逐一、言葉が平明で飲み込みやすい。
単なる仲良し三人組の討論には終わっていないで重量感が伝わってくる。

  日本人の弱点が「性善説」や「国家安全保障のリスク認識に欠陥「とか「自立していない」というのは納得です。
  とは言え、これも余りに素晴らしい国であればこその弱点でしょう。つまりは、鎖国が可能な時はこれでも差し支えなさ そうですが、やはり、他国と付き合わなければならない時代にはこの弱点をきちんと認識して内外で使い分ける必要があると いうことでしょう。
  これを、今の政・官・財のお偉いさん達が認識出来ていない事で利用されているということでしょう。
  やはり、お偉いさん達への教育が必要ですね。
  
と言うか、自分で勉強しろ!
2020年 3月 30日 (月) 第7484回  ★日米の感染拡大祝う赤い横断幕 中国・瀋陽
  Chinaの瀋陽と言えば満州の奉天だったと ころだから親日感情が残っているのだろうと思ってましたが、どうやら反日もいるようです。
  産経が、何とも気分の悪い記事をツイートしてくれています。  


日米の感染拡大祝う赤い横断幕 中国・瀋陽、地元紙報道https://t.co/uPPTXKGYUI
  それにしても嫌らしい横断幕ですね。そんなに日本が嫌いなのでしょうか。

  何て思ってたら、何時もの宮崎さんが裏工作かもと書いてくれています。なる程、そんな考え方もあるのでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和二年(2020)3月24日(火曜日) 通巻6415号 

 中国瀋陽に日本と米国の感染拡大を「祝賀」のアーチ
  過剰キャンペーンか、それとも反習近平の裏工作か

 3月23日、遼寧省の省都瀋陽(昔の奉天)のレストラン入り口に「米国と日本の感染拡大を祝福し、とくに日本は、 ずぅっと長引きますように」と大書したアーチが出現し、話題となった。午後に撤去され、警察が取り調べに入ったと共同電 は写真入りで伝えた。

 モノは朱色の地に黄色の活字体、文面は「熱烈祝賀美国疫情、祝小日本疫帆風順長長久久」(米国の疫病を祝し、ちび日本 の疫病は順調に拡がって長引くことを祝う)という意味で、米国(美国)への敵意よりも「小日本」として長引け長引けと呪 詛の言葉を並べているあたり、一見して反日の過激分子の仕業かと思われる。

 哈爾浜から東へバスで三時間ほど、方正県があるが、ここに五千の日本人犠牲者のお墓があって、満州引き揚げ途次に虐殺 された日本人を弔う碑がある。ここに赤ペンキをかけて墓を汚した反日グループがあったように、東北三省ではいまも反日感 情が残ると、識者の「解説」を目にする読者も多いだろう。

 筆者は黒竜江省もほぼ隅から隅まで旅しているが、一度も反日剥き出しの中国人に遭遇したことがない。哈爾浜は国際都市 に変貌しているが、日本時代の建物がほうぼうに残っている。

 日本人墓地を汚したのは北京から飛行機でやって来た。特定の政治意図をもった行動隊で、おそらく公安の演出だろうと推 測できる。当時の反日運動は、中国政府の演出に従って日本大使館、領事館に抗議デモを組織化し、日本のレストランや日本 車ディーラーを破壊したが、いずれも黒服にサングラス、屈強の男達だった。西安では阿部仲麻呂の石碑も赤ペンキが架けら れた。

 瀋陽は日本になじみの深い、どちらかと言えば親日的な街で、大和ホテルの古風で立派な建物は映画のロケにも使われ、瀋 陽駅はまったくの東京駅そっくりに建てられ、周りには日本人の通学した学校が十数校、浪花町など日本名の地番だった。
 新幹線開通にともなって、日本時代の景色は消えた。

 単純な反日感情の爆発とは考えにくい。よく看板をみると既存のアーチに、新しく印刷した横断幕を貼り付けただけの措置 であり、取り外せば元の入り口のアーチに戻る仕掛けである。

 習近平は国賓来日が延期となり、外交的には対日アプローチが失敗している。日本の領空、領海侵犯は続行されている。日 本への団体ツアーは禁止されたが、二月だけでも八万余の中国人が個人ヴィザで日本へ入国している。

 このような二律背反の現実がある。
瀋陽が親日的な街であり、日本企業が夥しく進出しており、この時期に反日キャンペーンの一環ととられる行為を当局が黙認 したとは考えにくいのではないか。
となると、どうみても反習近平のグループが逆効果の演出を目的として、日中関係に亀裂を起こさせ、習政権を困らせる目的 があるような伏せられた政治目的の行為であろう。

  Chinaが生き残る道は主皇帝の粛正でしょうか。クーデターを起こし習皇帝を降ろし、中共を崩壊させて、かねてか ら言われているように何カ国かに分割して生き残るしかないのじゃないでしょうか。
  そうやって分割した国が民主主義国家として独立すれば少しは大人しくなるのかもしれません。それも危ないとすればや はり消滅して貰うしかなさそうです。

やはり、消滅が一番でしょう ね!
2020年 3月 29日 (日) 第7483回  ★トランプは中国叩きを軈(やがて)て遣ります
  日本はいずれトランプさんの逆鱗に触れて徹底 的に遣られるのじゃないかと心配しています。
  藤井厳喜さんが、ズバリ指摘してくれています。アメリカに強い藤井さんの言葉だけに当たるでしょう。
  それにしても、ここでも何度も取り上げ呆れ果てましたが、日本の産業界ってどうしてここまで劣化してしまったので しょうか。やはり、サラリーマン社長の限界でしょうか。
  おまけに、反日売国教育に染まった優等生だからもうどうにもならないのかも。 

    【中国の先行き】藤井厳喜「トランプは中国叩きを軈(やがて) て遣ります よと言ってた。トランプが何を遣るかは予測できた。予測できなかった日本の企業は馬鹿だと思う。中国に入れ 込んでいる企業は米国にバッシングを受けると思う」鳴霞「米国はもうすぐ香港ドルを止める。止められたら人 民元は紙屑と一緒」正論 pic.twitter.com/909WPXDA3w
    ― たかりん。7 新垢🎌 (@takarin___7) March 20, 2020

  鳴霞さんの香港ドルを止めるというのも興味深いですね。本当にやってもらいたいものです。
  兎に角、ここでChinaを叩き潰しておかないと世界は地獄を見ることになるのは間違い無いでしょう。

結局はトランプさん頼り!
2020年 3月 28日 (土) 第7482回  ★米中冷戦の勝者は日本
  強力な日本応援の外人さんがおられました。エ ミン・ユルマズさんは日本について面白い説を唱えてくれています。流暢な日本語です。そうとう苦労してものにされたよう です。
  なんと日系平均が30万円になるそうです。日本は過去2度同じ現象が起きているので、今度もその可能性があるという のです。そう言われればそうかもしれないと思えてきます。
  只し、株の王道である長年持ち続けるというものなので、マネーゲームの人達には受けないのじゃないでしょうか。
  
  エミン・さんは既に日本国籍も取られていて日本文化を心から評価してくれている本物の日本の味方のようです。
  又、新しい応援団が増えたようです。


  こうやって、株はともかくとして、本当に日本を愛してくれる方が増えるのは嬉しいですね。
  日本の本当の歴史や文化を知らない反日売国左翼・在日供にに見せてやりたいものです。

それでも、奴等は変わらないの でしょう!
2020年 3月 27日 (金) 第7481回  ★頑張りすぎない練習
  何かの拍子に、72歳で死ぬとの予感を感じた のですが、もう一月ちょっとしか残っていません。
  24時間座椅子に寝てネット三昧。食事は、朝は水1リットルとバナナ1本弱、昼はマルちゃん正麺醤油味、夜は御飯丼 2杯弱とレタスのサラダにみそ汁などという極端に健康に悪い生活をしてその時を待っていますが、未だにその気配無し。

  さて、どうなるのやらなんて考えていたら、何時もの宮崎さんが書評で『頑張りすぎない練習』なる面白い本を紹介して くれていました。
  
  ご苦労されてきてたどり着いた心境なのでしょうか。常に「マア、いいか」で頑張らなかった身には皮肉に聞こえてしま います。
  とは言え、あるがままに任すことも大事でしょう。あせったところで良くなることもないでしょう。

  と言うことで、死も自然に任せるしかなさそうです。


  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和二年(2020)3月20日(金曜日)弐 通巻6411号   

  書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 

 素直であり、一直線の心の清浄さは感動的
  「看取り社会」を考える際に、入門副読本

 玉置妙憂『頑 張りすぎない練習』(マガジン ハウス

 仏教哲学の入門書かとおもうと、そうではなかった。女性僧侶で、風呂敷を拡げる売僧(まいす)の代表は瀬戸内寂聴だ が、その類いのテツガク本ではない。衒学的な要素ゼロ、読み進むにつれて、むしろ看取り社会の実践編ということが分かっ た。
 頑張るのは良いが、頑張りすぎの突っ張りは駄目、そこそこの人生、悠然たる生活のススメともとれる。
 日本の旗艦産業はいまや鉄鋼でも自動車でも半導体でもない。介護士である。
 高齢化社会、看取り社会に移行しているのに、政治家の打ち出す政策には、哲学的な含蓄がなく、目先の金のばらまきしか ない。
 日本人の心の源泉、伝統文化の中心だったコミュニテイィは喪失している。現代日本人は基本的に、人間としての在り方を 見失ったようである。
 いかに生きるかとは、同時にいかに死ぬかということである。それが仏教の悟りでもあり、拙著『青空の下でよむニー チェ』に書いたことでもある。
 著者は「頑張りすぎ」は何もしないと同じことなのです、という。だから人とうまく付き合うコツは『適当に距離を置く』 ことであり、休暇はしっかりと、暮らしの中に瞑想を取り入れよ、とする。
 素直に読めることに加えて、清浄な印象。はたして著者はいかなる経歴の持ち主なのかと思えば、重度のアレスギーの息子 のために、『息子専属の看護士になる』と決意して看護学校に通う。そのうち看護学校で教えるようになる頃、夫がガンと分 かった。夫は自然死の選択をした。悲しみから立ち上げるや、決然と高野山で修業に励み、僧侶兼看護士。とくに在宅での看 取りの重要性、スピリチュアルの実践に務める日々を過ごすようになったという。
 介護サービスについても「罪悪感にとらわれず、上手に使えば良い」と、すなおに推めている。

  あくせく働いて99%の人達から搾り取った金を持って何が楽しいのかと思いますが、それでも足らなくてもっと絞りた てようとする人生を送っている人達もいることを考えるとどちらが幸せなのか。  

やはり、足るを知るでしょう!
2020年 3月 26日 (木) 第7480回  ★香川県で全国初、ゲーム依存防止条例が成立
  最初は又、香川が恥を晒していると思ったもの ですが、良く考えるとこれはゲームが開発されて以来、子育ての親が悩んできた壮大な問題に挑戦すると言う快挙かもしれな いと思うようになりました。 

   やはり、苦労していることを、1月31日、第 1657回の「 ★異論噴出・香川県議会『ネット・ゲーム依存 対策条例』案」などで取り上げましたが、何と成立したそうで す。

  さて、これが少しでもゲームから子供達を遠ざけることに役立つでしょうか。

  産 経ニュースより     2020.3.18

  香 川県で全国初、ゲーム依存防止条例が成立「1日60分」目安に

 子供のインターネットやゲーム依存症対策として、ゲーム利用時間について1日60分までを目安としたルール作 りと順守 を家庭に求める全国初の条例が18日、香川県議会で可決、成立した。4月1日に施行される。

 条例は、ネットやコンピューターゲームの過剰な利用は引きこもりや睡眠障害などの問題を引き起こすことが指摘 されてい るとして、対策を進める必要性を強調。県や学校、保護者の責務をそれぞれ規定した。

 保護者には子供と話し合ってスマートフォンなどを使用する際のルール作り をするよう要求。ゲーム利用は1日 60分(学 校休業日は90分)まで、スマホの使用は中学生以下は午後9時、それ以外は午後10時までにやめさせることを目安とし、 保護者にルールを順守させる努力義務を課した。

 罰則規定はなく、家族との連絡や学習目的での検索のスマホ使用は対象外。当初はルール作りを「使用の制限」と するなど 規制色の強い表現となっていたが、ネット上を中心に反発が広がり内容を修正した。

  それにしても、ゲームメーカーは罪作りなものを開発したものです。これが子供達の成長にとって之ほどの大問 題になるとは想像しなかったのでしょうか。これは、開発すべきじゃないとの考えはなかったのでしょうか。とは言 え、時代の流れとしては必然なのでしょうか。

  それよりも、それを子供達に節度を持って使わせることが出来無かったことに戦後の劣化した日本人を見てしま うのは私だけでしょうか。
  つまりは、劣化した親には子供をきちんと躾ける力さえ無くなってしまったということじゃないでしょうか。
  この辺も劣化した日本人の再生の問題点の一つでしょう。道徳を取り上げられた親が子育てすることの恐ろしさ かもしれません。
  ここでもGHQや戦後利得者によって仕掛けられた日本人劣化作戦の恐ろしさを改めて感じずにはいられませ ん。

やはり、再生の道は遠い!
2020年 3月 25日 (水) 第7479回  ★日本の経営者はここまで劣化しているのか 見事
  関電の長浜原発の問題は、2019年10月6 日、第 2330回の「★ 関電事件は同和と在日利権」や、第 1415回の「★ 関電だけの問題ではない」で、取上げたように裏に潜んでいる日本のタブーがあるようなので関西生コンと同じ でマスメディアは報道しない自由を行使するのだろうと思ってました。

  時々産経が取り上げていましたが、やはり反日売国左翼・在日マスメディアは殆ど報道していないように思うのはわたし だけでしょうか。

  と言うことで余り興味も無かったのですが、産経抄さんがとんでもないことを書いてくれています。

  何と、東日本大震災後に電機料金の値上げに理解を求める為に役員報酬をカットしていたのだそうです。
  ところが、それが退任後密かに補填されていたのだそうです。流石に、これは世間も許さないでしょう。

  それにしても、ここまで日本人と言うか企業経営者達は劣化していたとは見事とか言い様がない。
  これでは、やはり日本は金の亡者の産業界によって消滅しても仕方無さそうです。

  ▼「この先は危険です! おやめ下さい」「その危険なところで作業させているのは、社長のぼくなんだよ…」


  ▼東日本大震災後、関電は赤字を理由に電気料金を値上げしている。役員報酬をカットし、社員の賞与などを削減す るこ とで、世間に理解を求めていた。あろうことか元会長ら18人は、退任後ひそかに補填(ほてん)されていた。第三者委員会 の調査報告を聞いて、怒りを覚えない消費者、一般社員は皆無だろう。

  これで、原発の再稼働も遠のきそうです。もしかしたらもう稼働出来無くなるのかもしれません。
  この人達は日本のエネルギー問題を真剣に考えたことがあるのでしょうか。何とも、凄い経営者達です。

  安倍さんは、こんな裏を知っていて原発を放置していたのでしょうか。まさか。

さて原発はどうなるのでしょう か!
2020年 3月 24日 (火) 第7478回  ★★改憲で「緊急事態条項」を入れろ!
  阪神大震災の時に自衛隊や消防がこの法律が無 かった為にミスミス助かる命を助けることができなかった衝撃を青山さんが、2018年4月10日、第 102回の「★★ 緊急事態条項 親の見ている前で 焼き殺された」で、教えてくれました。

  今回のChina肺炎で、やはりこの法律が無いことが問題を起こしたことを、2月6日、第 2059回の「★ 緊急事態条項が無いことを検査拒否をした2名が教えてくれた」で、とりあげました。

  それを上手く利用したのか、13日、第 2832回の「★ 新型コロナ特措法案を決定」が決まりました。
  とは言え、これは根本的解決にはなっていません。

  【頑固亭異聞】で、富岡さんがその「緊急事態条項」を改憲で入れろと警鐘をならしてくれています。


  青山さんの警鐘を聞いてからでも2年が経っています。日本の政治は何故こんなにものろいのでしょうか。
  これも、反日売国左翼・在日野党や腰の引けた政府・与党両方の責任でしょう。つまりは、真剣に国民の為に政治をやっ てくれている議員が如何に少ないかと言うことです。
  やはり、正しい国家観と歴史観を持った議員を選ぶことが必要です。今のままでは、この仕事をしない政治家共に頃され ますよ。

次の占拠が勝負か!
2020年 3月 23日 (月) 第7477回  ★川内原発1号機が停止 テロ対策遅れで全国初
  アレ(菅)の仕掛けた原子力規制委員会が義務 付けるテロ対策施設が設置期限に間に会わずに停止することを、1月2日、第 2024回の「★ 関電高浜3・4号機、来年8月以降停止へ テロ対策施設間に合わず」で、とり上げました。

  ところが、その前に川内原発が停止になったようです。もう日本の原発は無茶苦茶ですね。それでなくてもChina肺 炎で大恐慌が間違い無いときに原発まで止めてますます日本の損害は大きくなります。
 
  それにしても、この問題も何故安倍さんの腰の引けた対応に怒りをぶつけてきましたが、全くやる気なしですね。本当に 何を恐れているのでしょうか。
  もっとも、China肺炎問題に比べたら原発が1基止まるくらい殆ど影響無しでしょう。

  産経ニュースより     2020.3.16

   川 内原発1号機が停止 テロ対策遅れで全国初

 九州電力は16日、川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉が停止したと明らかにした。同日午前2 時半ごろに停止作業を始め、午後1時ごろに止まった。テロ対策で設置が義務付けられた「特定重大事故等対処施設」(特重 施設)が期限の17日に間に合わないためで、特重施設の完成遅れによる原発停止は全国で初めて。九電は主に火力発電を活 用して電力不足を補い、電力供給には支障が出ない見通し。

 特重施設の整備とともに定期検査も実施して9カ月余り停止し、12月26日の発電再開を目指す。他の原発でも特重施設 の工事が遅れており、川内2号機が5月20日、関西電力高浜原発3号機(福井県高浜町)は8月2日、高浜4号機も10月 7日にそれぞれ停止予定だ。

  それにしても、反日売国左翼・在日供を恐れて何も出来ない政府・自民党の覚悟の無さにはあきれるしかありません。
  折角、ねずさんが言われるように日本が変わる絶好のチャンスを活かす事もなく消滅を選ぶのでしょうか。

余りにも情けない!
2020年 3月 22日 (日) 第7476回  ★米中激突と日本の針路
  産経の古森さんと矢板さんが一緒に北京支局で 働かれていたとは知りませんでした。小森さんはアメリカというイメージがあって北京でも勤務されていたとは想像もしてい ませんでした。

  そのお二人が「米中の激突と日本の進路」という本で、日本がアメリカがChina政策を180度変えた現実を見ない 振りをしていると書いてくれているそうです。

  宮崎さんが書評で紹介してくれています。何で、政・官・財が未だに親中でトランプさんの逆鱗に触れることをやってい るのか不思議でしたが、現実を見ない振りをしているとは思いませんでした。
  幾ら何でも、トランプさんの意図が分からないはずはないですね。それ程にChinaを切ることが不都合なのでしょう か。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和二年(2020)3月15日(日曜日)弐 通巻6405号 

  書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 

 アメリカは中国政策を百八十度、変えたという現実を見ないふり
  日本はつんのめるように中国に関与し続けているが、国益に合致するのか

  古森義久 vs 矢板明夫『米 中激突と日本の針路』(海竜社)

 あたかも師弟関係のような二人は産経新聞北京総局で、協力し合い、中国の歴史教科書の精査などで数々のスクープをもの にした。その一方で、中国の監視、自由なプレスに対しての圧力と戦った。
 矢板氏は第一線の取材記者という顔とは別に、松下政経塾出身としての「学者」の顔がある。
 古森氏はベテランの國際記者でベトナム戦争の独自な報道で国際的な注目を集め、ワシントン、倫敦、そして北京に駐在し た豊富な経験が生きている。
 ふたりの対話が北京での出会いから始まるのは、後章につなぐ入り口なのだが、評者(宮崎)は、この経緯を矢板氏から何 回か直接聞いていた。だが、活字化されたのは初めてである。
 矢板氏は北京十年、北京の裏道の奧にひっそりと隠れ家的なピアノバアがあったり、厳重警戒のなか、明かりを消して営業 しているカラオケとか、裏の裏の表情を知りつくしている。だから外務省の知らない中国の裏情報が、言葉の端々、その語 彙、そして行間から浮かび上がってくる。
 その一例。2019年11月末、香港民主人権法が議会で可決され、トランプ大統領が署名した。
 直前から「北京─ワシントン間のファーストクラスの航空券が全然とれなくなりました。中国共産党指導部の秘書をはじめ とする関係者がアメリカに出向き、ボスの資産の移し替えに躍起になった」(矢板発言。279p)
 当該法は、抵触した個人の在米資産凍結を謳っているからだ。
 米国の対中憤怒は南シナ海における軍事的進出が嚆矢であると古森氏は指摘し、時系列にアメリカ政府高官の演説、シンク タンク報告を追求し、トランプの決断へ至る道筋を詳細に追う。
 本書は日中、日米、米中という三角関係の複雑な構造を、ずばり俯瞰図のごとくに解き明かしてくれる。論旨がじつに明快 である。
 この強力なバックボーンを持つ二人が真っ正面から取り組んだのは、米国が「本気」で中国と対決しているリアル、つまり トランプ政権はルビコン河をわたったという冷厳な外交の転換である。
ところが「同盟国」日本が、とくに外交担当者、政治家、企業幹部が、この現実を深刻に認識できていないという、震えるよ うな事実認識の遅れ、それが日本国の在り方を誤らせる危険性があることを強烈に訴えるのだ。
 すなわちアメリカは中国政策を百八十度、変えたのだ。ワシントンの常識は、公式に文書にはなっていないし、戦争状態に ないゆえに仮想敵国とも口にはしないが、事実上の「敵」という認識である(131p)と古森氏は指摘する。
ところが対米関係をもっとも重視する日本が、つんのめるように中国に関与し続けている。
武漢コロナ災禍で延期されたとはいえ、習近平を国賓で招待しようとしていたのだ。
この姿勢、方向性は果たして日本の国益に合致するのか? 
 古森氏はワシントンの政府高官、とりわけ「トランプ大統領に一番近いところにいる人たちから『安倍政権がいま中国に対 してやっていることはおかしいぞ』『このままでは安倍晋三はトランプの友人ではなくなるぞ』といった警告」を聞いている (294p)。
 中国に関与している人も、関与の薄い人も、国益を考える人なら読むべき基本的知識と情報が本書にはぎっしりと詰め込ま れている。

  見ない振りの理由を知りたいと思いましたが、どうやら本当に見えてないのかもしれません。
  やはり金に目が眩んで何も見えないのでしょうか。やはり、正しい国家観と歴史観の無い人達に外交や貿易などに関係さ せるべきじゃないですね。
  自分達が、どれ程国の利益を損なっているかが理解出来ないのでしょう。これこそが、自虐史観の欠点でしょう。

困ったものです!
2020年 3月 21日 (土) 第7475回  ★ハイテク無防備、盗まれるか、不正輸出される日本の技術
  日本人の平和ボケはもうどうにもならないのか もしれません。これも、本当に素晴らしい国で育った付けなのかもしれません。
  明治維新から戦後の現代まで徐々に西洋に感化され劣化して来たと雖も、根本的に体に染み付いた性善説が他人を疑うこ とを許さないのかもしれません。
  つまりは、余りにも恵まれた環境が造り上げた性質だけにそう簡単には変わらないのかもしれません。

  とは言え、やはり、今の世界で生きて行く為にはそれでは利用されるだけでしょう。やはり、内と外との違いを常に意識 する必要がある。

  宮崎さんが、そんな日本のスパイ天国に警鐘を鳴らしてくれています。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和弐年(2020)3月13日(金曜日) 通巻6400号記念増大号 <前 日発行> 

 ハイテク無防備、盗まれるか、不正輸出される日本の技術
  中国のスパイ網、次世代ハイテクの武器汎用品を狙っている

 日本のハイテクは軍事転用可能なものが多い。
 当初、その事実を警戒したのはアメリカだったが、むしろ積極活用に転じた。ソニーの録音技術、三洋の電池、ニコンのカ メラ。正確に敵の軍事目標に届く巡航ミサイルの眼は日本製のカメラ技術だった。ステルスの塗料も日本の技術の転用だっ た。

 最近、こんな事件があった。
3月11日、警視庁は生物兵器に転用が可能な噴霧乾燥装置「スプレードライヤー」を中国に不正に輸出した容疑で横浜の 「大川原化工機」の幹部三名を逮捕した。

 スプレードライヤーは液体を霧状にして急乾燥させて粒子状にする装置。医薬品や航空機エンジン製造などに使われる。外 為法違反を逃れるため「送り状」(インボイス)には偽りの仕様が書かれていた。中国における輸入元はドイツ系の化学メー カー。スプレードライヤーをリチウムイオン電池の製造に活用していた。

 中国の軍事躍進の原動力は西側からのハイテク盗取であり、そのためには産業スパイ、ハッカー、大学へ寄付を名目にスパ イの養成を行い、優秀な学者やエンジニアのスカウト、このためには買収、賄賂、ハニー・トラップ。とくに電池、エンジ ン、半導体製造装置などの分野では日本人が狙われる。実際に定年後の職場を中国の厚遇で迎えられた日本のエンジニアOB は夥しいのである。カラオケと居酒屋のある中国の都市には必ず日本人技術者がいる。

 中国の狙いは「2025 中国製造」にリストアップされた次世代ハイテクだが、とくに「宇宙、サイバー、電磁波」の三 分野で戦争のゲームチェンジを戦略目標としている。

 たとえば顔面識別で世界一の中国は、これを巡航ミサイルの目標的中率の精密化に使える。日本のカメラ技術はミサイルの 眼 となったように、日本が開発してハイテクは、日本人が無意識のうちに中国は軍事転用が最初からの目的なのである。

  そんな天然平和ボケの日本の隣に特亜3国が存在することが日本にとっての悲劇なのでしょう。やはり、完全な国交断絶 しか解決策は無さそうです。
  一番良いのは特亜3国が消滅してくれることですが、流石にこれは今の時代望めそうもないだけに、やはり憲法に未来永 劫の国交断絶をしっかりと書くしかないのかも、

冗談抜きで真剣に考えるべき!
2020年 3月 20日 (金) 第7474回  ★中国人はなぜ不潔で不誠実で嘘つきで個人主義なのか
  空気や水の素晴らしさから人間が住む所とは思 えないChinaですが、経済発展による工場廃棄物だけの所為ではないようです。何もなかった戦前からその酷さは同じよ うなものだったようです。勿論人間の性質も。

  そんな戦前の素晴らしいChinaを暴露してくれていたアメリカ人がいたそうです。その貴重な本が新しく訳して出版 してくれたようです。

  宮崎さんが書評で取り上げてくれています。何時ものように宮崎さんの実際の経験も書いてくれているので面白い。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和弐年(2020)3月13日(金曜日)弐 通巻6401号 

  書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 

 中国人はなぜ不潔で不誠実で嘘つきで個人主義なのか
  アメリカ人が、自分の目で見た地獄を、誠実に活写した一級資料の新装版

 ラルフ・タウンゼント著。田中秀雄、先田賢紀智訳
暗 黒大陸中国の真実(新装版)』(扶桑書房出版)

 すでに一部の読書人はお読みになった書であるが、初版(日本語版の)は2003年、そういえば神楽坂の出版倶楽部(い まは神田に移転した)で、この翻訳本の出版記念会が開催され、評者(宮崎)も出席したことを昨日の出来事のように思い出 す。
 新装版の上梓理由は、本書が歴史的証言に基づいた当時の中国観察の貴重な資料として、それなりの需要があることと、最 近の第二次世界大戦前後の歴史書の氾濫のなかでも著しい変化による。すなわちアメリカで歴史修正主義に基づくまったく新 しい歴史書や研究報告などが相次いでいることである。
同時にルーズベルトの偏執的反日主義大統領が日本に戦争を仕掛けたことが明白となり、それは併行して、当時アメリカに蔓 延していた中国を好意的にみるメディアや宣教師たちが、いかに出鱈目な報告をしていたか、そしてルーズベルト政権には ごっそりとソ連のスパイが這入り込んでいて、共産主義の悪を伝えるジャーナリストを意図的に遠ざけていたことなどが密接 に関連する。
だから真実を語ったタウンゼントが何故ルーズベルト政権に拠って弾圧されたかという歴史の真相が漣列に浮かび上がったか らである。かれは刑務所に入れられたのだ。
 もとより、本書の読まれ方は、80年以上も前にアメリカ人外交官が、なぜ中国が反日に走るかを克明に、しかも実体験を 元に描ききっているポイントにある。

 福州で流行したコレラについてタウンゼントはこう報告した。
 「残忍さ、特に役人の残忍さは眼に余るものがあるが、中でも福州でコレラが流行った夏のことは忘れられない。天秤棒や ら竹籠を担いでいた者が突然倒れてもがき苦しむ。知り合いや身内が通りかかりでもしないと、そのまま死ぬ。引き取り手が なければ、野ざらしである。上海の各紙は死者数を少なめに報じたが現地はこうであった。あっちの家でもこっちの家でも死 者が出る。葬列が絶え間なく続く。墓掘り人夫は大繁盛。だから『報道はおかしい』とすぐ分かる」 (71p)@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 いまの武漢コロナ、死者数がおかしいということは殆どの中国人は知っている。

 中国人は「家に豚を入れるから、豚小屋と変わらない。中国人は動物が入って汚しても気にしない」
 家の中の穴がゴミ捨て場、そこに「家畜の排泄物やらなにやら混ざった泥が流れ込んで不潔なこと夥しい。(中略)清掃は しない。数年に一度、焼却するだけである。臭くて息も出来ない。汚い豚が家の中に入ってきて、蠅を追っ払って餌を漁った り、柱に背中を擦りつけたりする」(81p)

 ともかく「中国人の家と町並みは世界一、汚い」。
ところが外見だけは飾るのだ。「外見が綺麗だとすべてが清潔で綺麗だろうと思いがちであるが、そうではない。着る物以外 は不潔極まりないのである」(84p)。トランプさんの戦争嫌いにも困ったものです。 China肺炎で世界がとんでもない大不況に落ち込むというのに未だにChinaを叩き潰そうとしません。極端なことを 言えば、世界がChinaを消滅させるために一斉攻撃しても良い位じゃないでしょうか。
  人道敵には無茶でしょうが、その位の覚悟を持ってChinaを叩き潰しておかないと世界はもっと大変なことになるの じゃないでしょうか。地上から特亜3国を消滅させることで世界の平和を護るしかないのです。

  それを証拠に、この期に及んでも核軍縮に応じる気が無いと言ってるのです。Chinaと話し合いなんて悠長なことを 言ってても何の可決も見えない。となると、やはり地上から消えて貰うしかないでしょう。

  宮崎さんが、核の問題を取上げてくれています。

   「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和弐年(2020)3月12日(木曜日) 通巻6398号  <前日発行>

 米国、新戦略核兵器削減条約(START3の次)に中国加盟をと北京に圧力
  中国は「核軍縮には応じない」と公式立場を繰り返すのみ

 2020年2月5日から、米露2国間では新・戦略核兵器削減交渉が開始されている。現行のSTART3(モスクワ条 約)が2021年に失効するため、あたらしい取り決めが必要だからだ。
米国は、この交渉に米露のみかわ、核兵器多数を保有する軍事国家・中国を条約に加盟させて世界的な安定を高めるべきとい う立場である。

 1980年代から交渉がはじめられた戦略核削減の根幹にある発想は、バランスオブパワーの延長であることに代わりはな い。
原水爆禁止の声をよそに、核技術の革命的発展によって一つのミサイルに複数の弾頭が搭載される。その核弾頭の合計数の削 減、多核弾頭化(MIRV)の禁止、潜水鑑発射のドローン搭載制限、運搬手段として戦略爆撃機の上限設定などで、基本的 な米露双方の核弾頭の上限はSTART1では6000発、戦略的運搬機600機以内となり、START3では、米露はそ れぞれが核弾頭1550,戦略爆撃機700機となっている。

 2010年に発効した新START3は、上限弾頭が4900,これを2012年からはさらに削減して双方合計で 3500発以下とし、MIRV禁止を盛り込んだ。ところが、土壇場でロシア議会が批准せず、このため補完的な「モスクワ 条約」(事実上のSTART3
3)で暫定措置が取られ、現在に至っている。

 トランプ政権は中国の核大国としての台頭という現実に直面して、ロシアとの間の中距離核弾頭制限(INF)を廃棄し、 中距離弾頭ミサイルの再生産に入った。

 いずれにしても、中国はすでに核弾頭多数,その殆どが水爆を十二個搭載し、同時に十二の標的を狙えるMIRVである。
くわえて潜水艦発射の巡航ミサイルへの核搭載もかなり保有している。

 このため中国を加えた新戦略核兵器削減条約が必要と米国が判断するに至ったのだが、中国は「加盟しない、核軍縮には応 じない」と公式立場を繰り返すばかり。すなわち中国は「世界の安定と秩序は望みません」と世界に宣言しているのである。

  この状態で、Chinaがもう立ち直れないと考えれば自棄糞で周辺国へ攻撃を始めるのじゃないでしょうか。その前に 何とか消滅させたいものですが、やはりこれは無理というものでしょう。
  それが、民主主義の限界でしょうか。それが、良いのか悪いのか判断できません。とは言え、その優柔不断にChina が付け込むのじゃないでしょうか。


 80年前の中国と、いまの中国と何処が違うの?

 以下にこの話の続きとして評者の個人的な体験を綴る。
 黒竜江省の省都、哈爾浜からロシア国境に近い牡丹江あたりへ来ると、まるで田舎町である。ヘドロのような河の水をくみ 上げてスープを造っている。一口飲んで、すぐに吐き出したが、三日ほど下痢が続き、「うまい」と言って全部呑んでしまっ た旅仲間は帰国後の十日間、腹痛が深刻だった。
 広州から西へ三時間くらいのところにクーリ貿易で栄えた開平(カイピン)という町がある。
対岸から河岸に並ぶ屋台をみていた。やはり汚水のような河から水を汲んでラーメンをつくり、しかも食器をその川水で洗っ ていた。中国人には免疫力が備わっているので、それくらいのことでは腹痛を起こさないのだ。
 蛾眉山の麓のホテルに宿泊したときも、真ん前の屋台にサソリをその場で焼いてくれる店があった。半焼きだったので、そ の部分は捨てて食べたが旅友は全部たべて、翌日ひどい下痢に襲われていた。
 北京は上海の一流レストランでも、コックは手も洗わない、マスクもしないで料理をしている。
昔、そう三十年ほど前だが、当時、超一流といわれた北京飯店に半年駐在だった三越社員の買い付け専門家によれば、「日本 人客か、なら唾を入れてから、やおらフライパンを炒めていた」と目撃体験談を話してくれたことがある。評者、その程度の ことではまったく驚かなかった。

  何とも凄まじい国ですね。そんな国を訪れる勇気に驚かされます。清潔好きの私としては絶対に行きたくないところで す。と言うか、世界に私を受け入れてくれるのは日本だけかもしれません。
  つくづく日本に生まれて良かったと思います。世界は、グーグルで十分堪能できます。

それにしても、皆さんの勇 気に驚かされます!
2020年 3月 19日 (木) 第7473回  ★中国は「核軍縮には応じない」と公式立場を繰り返すのみ
  トランプさんの戦争嫌いにも困ったものです。 China肺炎で世界がとんでもない大不況に落ち込むというのに未だにChinaを叩き潰そうとしません。極端なことを 言えば、世界がChinaを消滅させるために一斉攻撃しても良い位じゃないでしょうか。
  人道敵には無茶でしょうが、その位の覚悟を持ってChinaを叩き潰しておかないと世界はもっと大変なことになるの じゃないでしょうか。地上から特亜3国を消滅させることで世界の平和を護るしかないのです。

  それを証拠に、この期に及んでも核軍縮に応じる気が無いと言ってるのです。Chinaと話し合いなんて悠長なことを 言ってても何の可決も見えない。となると、やはり地上から消えて貰うしかないでしょう。

  宮崎さんが、核の問題を取上げてくれています。

   「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和弐年(2020)3月12日(木曜日) 通巻6398号  <前日発行>

 米国、新戦略核兵器削減条約(START3の次)に中国加盟をと北京に圧力
  中国は「核軍縮には応じない」と公式立場を繰り返すのみ

 2020年2月5日から、米露2国間では新・戦略核兵器削減交渉が開始されている。現行のSTART3(モスクワ条 約)が2021年に失効するため、あたらしい取り決めが必要だからだ。
米国は、この交渉に米露のみかわ、核兵器多数を保有する軍事国家・中国を条約に加盟させて世界的な安定を高めるべきとい う立場である。

 1980年代から交渉がはじめられた戦略核削減の根幹にある発想は、バランスオブパワーの延長であることに代わりはな い。
原水爆禁止の声をよそに、核技術の革命的発展によって一つのミサイルに複数の弾頭が搭載される。その核弾頭の合計数の削 減、多核弾頭化(MIRV)の禁止、潜水鑑発射のドローン搭載制限、運搬手段として戦略爆撃機の上限設定などで、基本的 な米露双方の核弾頭の上限はSTART1では6000発、戦略的運搬機600機以内となり、START3では、米露はそ れぞれが核弾頭1550,戦略爆撃機700機となっている。

 2010年に発効した新START3は、上限弾頭が4900,これを2012年からはさらに削減して双方合計で 3500発以下とし、MIRV禁止を盛り込んだ。ところが、土壇場でロシア議会が批准せず、このため補完的な「モスクワ 条約」(事実上のSTART3
3)で暫定措置が取られ、現在に至っている。

 トランプ政権は中国の核大国としての台頭という現実に直面して、ロシアとの間の中距離核弾頭制限(INF)を廃棄し、 中距離弾頭ミサイルの再生産に入った。

 いずれにしても、中国はすでに核弾頭多数,その殆どが水爆を十二個搭載し、同時に十二の標的を狙えるMIRVである。
くわえて潜水艦発射の巡航ミサイルへの核搭載もかなり保有している。

 このため中国を加えた新戦略核兵器削減条約が必要と米国が判断するに至ったのだが、中国は「加盟しない、核軍縮には応 じない」と公式立場を繰り返すばかり。すなわち中国は「世界の安定と秩序は望みません」と世界に宣言しているのである。

  この状態で、Chinaがもう立ち直れないと考えれば自棄糞で周辺国へ攻撃を始めるのじゃないでしょうか。その前に 何とか消滅させたいものですが、やはりこれは無理というものでしょう。
  それが、民主主義の限界でしょうか。それが、良いのか悪いのか判断できません。とは言え、その優柔不断にChina が付け込むのじゃないでしょうか。

さて、どうなるのでしょう!
2020年 3月 18日 (水) 第7472回  ★一帯一路。砂漠に壮大な廃墟を建設、資金は汚職で消えて いた
  習皇帝が一番値からを入れていたと思われるパ キスタンの経済回廊については、宮崎さんの報告くらいしか情報がありません。
  余りのスケールのでかさにもしこれが完成したら世界は大変な事になるのじゃないかと心配していました。

  ところが、どうやら壮大な失敗に終わりそうです。宮崎さんが詳しく書いてくれています。
  何と、あのしたたかなChinaを騙す奴等がいるようです。世界は恐ろしく腹黒い。やはり、日本人の歯が立つような 世界じゃないようです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和弐年(2020)3月10日(火曜日)
         通巻6395号  <前日発行>

 習近平の目玉だったCPEC(中国パキスタン経済回廊)のいま
  一帯一路。砂漠に壮大な廃墟を建設、資金は汚職で消えていた

 パキスタンはIMFと救済案件を交渉し、60億ドルの救済が認められた。1980年以来、パキスタンのIMFとの交渉 は13回目。未払いは常習。このままでは中国主導の一帯一路プロジェクトの重要案件は途中で打ちきりになりそうだ (『ザ・タイムズ・オブ・インディア』、3月8日付け)。

 IMFが60億ドル救済という意味は債権者が80%の債権放棄を意味する。当初、パキスタンは中国に追加融資を要請し たが、「出来ることは何でも協力する」とのリップサービルを聞かされただけで、実際の繋ぎ融資はサウジとUAEが、土壇 場で救済に乗り出した。つまり蜜月と言われたパキスタンと中国の関係は冷却している。

 中国が世界的規模で、その政治的経済的な影響力の増大を意図し、全世界に持ちかけてBRI(一帯一路)プロジェクトの 目玉、最大の投資が、このパキスタンに行われていた。計画では620億ドル。現実に中国が投下した金額は190億ドル。 賄賂が横行し、ふたりの前首相が刑務所に入り、壮大な「中国の夢」は砂漠の砂嵐とともに去った。

 パキスタン西南部のグアダールを拠点に石油とガスのパイプライン、高速道路と鉄道、光ファイバー網を構築し、中国のカ シュガルへ繋げる。これが鳴り物入りの壮大なプロジェクト「CPEC」(中国パキスタン経済回廊)の全貌だった。習近平 の目玉だった。

 工事中から労働者の賃金不払い、セメントなど建設材料の横流し、建機の盗難、鉄道工事も途中からレースが盗まれ鉄くず に売られ、政府高官は賄賂が幾らなのかという意識しかなかった。

 現場を取材した香港の特派員が「建築現場は高いフェンスで囲まれているが、内部には茶色の沙が積み上がり、輝いている のは雲母の破片だけ、砂埃、砂嵐。労働者が不在、輸出加工区、工場建設予定地も砂の中に埋もれそう」と実態をレポートし た。

 港湾にはパキスタン海軍のフリゲート鑑が一隻だけ。カラチとの定期貨物船が行き来するはずなのに、商業船は見あたらな いという。

 港湾沿いに建設中の空港は、三年前に完成予定だった。いま、三分の一ほどの工事しか進んでおらず、パキスタン政府の公 式 見解に拠れば『全体の三分の一が完成した』とする。それなら、残りは?

 ましてやグアダール港の位置はイランに近く、住民はバロジスタン。独立精神が旺盛で武装ゲリラが中国人を拉致・誘拐し たり、労働者を殺害したり、ついには中国が建設した豪華ホテルを襲撃し、五人を殺害した。

 こうした動きを驚異的に見ているのが近隣のスリランカ、モルディブ、そして中国資本の浸透が甚だしいネパールとバング ラデシュである。

  習皇帝もパキスタンには歯が立たなかったようです。それにしても、習皇帝は完全に追い詰められましたね。今年中には 崩壊するしかないでしょう。これでも延命できるのでしょうか。
  この状態でもまだ撤退しない企業の経営者って何を見ているのでしょうか。もうここまで来たら一緒に滅びるしかないで しょう。

何ともバカな経営者達!
2020年 3月 17日 (火) 第7471回  ★IAEA、処理水放出時に支援
  今回のChina肺炎騒動で日本の動きの遅さ に改めて政治家の覚悟の無さを思い知らされました。
  特に、安倍さんが何を恐れているのか国民に本当の事を説明して説得するという意欲が感じられないことです。
  この事については、憲法改正や皇統継承問題などでも強く感じてきたことです。もしかしたら安倍さんは日本人を信用し ていないのじゃないかと思います。
  と言うか、長い間の政治家人生で、散々国民に裏切られてきたことが原因なのかもしれません。
  つまりは、国民のレベルが低すぎるから政治家を育てることが出来なかったと言えそうです。

  そのもう一つの例が、原発問題でしょう。処理水問題もその一つです。

  未だに、放出しようとしません。余程国民が信じられ無いのでしょう。確かに、反日売国左翼・在日野党やマスメディア はここぞとばかりに叩くでしょう。
  とは言え、ネットのお蔭て奴らへの信頼も大きく低下しています。もう腹を括って国民に問いかけても良いのじゃないで しょうか。

  幸い、IAEAの天野さんの後釜グロッシ事務局長も支援すると発言してくれています。今こそ踏みきるべきじゃないの でしょうか。


  共同通信より    2020/2 /26
  
  IAEA、 処理水放出時に支援

  グロッシ事務局長、福島原発視察
 
 東京電力福島第1原発を視察した国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は26日、同原発で増え続ける処理水を 実際に環境中に放出する際には、日本政府に助言したり、放射性物質のモニタリングなどで支援したりする用意があるとの考 えを示した。視察後に記者団の取材に答えた。

 グロッシ氏は、処理水を海洋や大気中などの環境に放出する前段階や、放出の最中にIAEAが監視することを支援の例に 挙げた。IAEAが関与することで、国際的な基準に沿って管理した上で放出されることを担保し、放出に関する正確な情報 を世界に発信できるとした。

  この問題も解決出来ないようでは、原発の稼働も何時になることやら。みすみす、アレ(菅)の仕掛けた罠に何時までも 囚われていることはないでしょう。

国民を信じてはどうでしょう!   
2020年 3月 16日 (月) 第7470回  ★情報戦が不得手という点ではチベット人と大差ありません
  ニセ慰安婦問題で活躍してくれたマイケル・ヨ ンさんが香港デモを侵入取材していたようです。

  宮崎さんが書評で紹介してくれています。何とChinaは情報の形をしたウィルスをばらまいているのだそうです。言 い得て妙ですね。

  それにしても、こんな邪悪な国に未だにしがみついている日本企業は本当にバカですね。


  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和弐年(2020)3月9日(月曜日)弐 通巻6394号 

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 幾多の戦場で戦った体験作家が、世界の情報戦の裏側を解剖
  米中貿易戦争は軍事作戦の一部、米国は戦闘中なのだ

  マイケル・ヨン『情 報戦の真実 香港デモの実態と中国共産党の正体』(育鵬社)

 マイケル・ヨン氏は元グリーンベレー、いまは世界75ケ国に滞在した。かつてイラクではクルド人とともにIS征討作戦 を戦った。そのヨン氏が香港に潜入し、真実を見てきた。
戦場で従軍記などをものにするジャーナリストとなり、特異なアングルの写真を撮るカメラマンとしても活躍している。半年 取材してきた香港からも追放された。

 香港警察は中国共産党犬に成り下がってしまったが、それに協力する英国人スパイもいると、ヨン氏は実名で告発してい る。中国は真実をなぜ隠蔽するのか。なぜ嘘放送を垂れ流すのか? コロナウィルス災禍で、初めて中国のなしている情報戦 の陰謀に気がついた人も居るだろう。
 中国共産党という独裁全体主義権力にとっては、「事実などどうでも良いのです。これは情報戦です。事実は道具に過ぎま せん。自分に都合の良いときは利用し、都合が悪いときは、ねじ曲げるか、隠蔽するか、嘘をつけば良いのです」とヨン氏は 強調する。

 ずばり真実をえぐりだす言葉だが、まさにその通りである。中国は韓国をして慰安婦キャンペーンを展開して日本に憎悪を あおり、南京なんとかの嘘放送を繰り出す一方で、自らの残虐凶暴性を隠した。
 そのうえで、戦場はウィキペディアにも移動し、出鱈目なデータに改竄されたり、嘘が事実として書かれたりしている。
 「中国はあらゆる種類の情報の形をした、ウィルスをばらまいています。知識が感染防具です。知識が自分の身とコミュニ ティの両方を守るマスクなのです」と訴える。
 最後に日本への警告がある。
「日本は世界で最も寛大で素晴らしい国の一つですが、情報戦が不得手という点ではチベット人と大差ありません」 (81p)
 この状態、嘆いてばかりでは済まなくなった。

  もう好い加減平和ボケから目覚めて、戦前の情報戦に長けていた日本に戻って欲しいものです。
  平和ボケの間に潜り込んで工作仕放題の特亜3国などのスパイの一掃が必要ですが、もう既に政・官・財・マスメディア が押さえられているだけに難しいでしょう。

やはり、外患誘致罪が欲しい!
2020年 3月 15日 (日) 第7469回  ★「日本を 貶める反日謝罪男と捏造メディア」の正体
  ニセ慰安婦問題などでKoreaの闇を明るみ に出してくれている大高未貴さんが、新しい本を出したようです。
  日本をChinaに売ってきた奴等を痛烈に叩きのめしてくれているようです。

  何時もの宮崎さんが書評で取り上げてくれています。宮崎さん独特の書評は相変わらず面白い。今回はソロスを取り上げ てくれています。そのソロスと全く逆の愚かものとして、大高さんが取上げた丹羽宇一郎 に言及しています。大高さんは、残念ながら二階を書く暇はなかったようです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和弐年(2020)3月8日(日曜日) 通巻6391号 

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 中国に自らを貶めて胡麻をすり続ける莫迦な男たち
  ここまで書いていいんかい、もちろん、よござんす

 大高未貴『「日本 を 貶める反日謝罪男と捏造メディア」の正体』(ワック)

 中国の大本営発表のコロナウィルス死者って「少なすぎない」か。もっと不思議なのは、武漢が閉鎖され、死者が鰻登りの 時期に「上海株」が上昇している???
 情報隠蔽、情報操作にかけては第一級のチャイナだから、不思議な数字がでても誰ひとり信用していないのに、習近平政権 は気にする風情がないようだ。
 ジョージ・ソロスと言えば、世界一の投資家という顔、その裏側は「反トランプ」の急先鋒、民主党贔屓のリベラル派、大 口献金者としても知られる。
ところが。こと中国問題となると、ジョージ・ソロスはトランプの中国政策を支持している。いや、それどころかトランプを 遙かに超える反・中国共産党のスタンスを取り、その親玉である習近平に悪罵を投げつけている。
つまりソロスは中国共産党をナチスか、ナチスより劣悪な全体主義と見ているのだ。
 2018年のダボス会議において、ソロスの中国共産党批判の速射砲が始まったのも、ウィグル弾圧、そのヒューマニズム を真っ逆さまにした人権無視の抑圧と差別、強制収容所における惨い拷問に加えての洗脳教育、まがまがしい中国のやり方に 怒りを爆発させて、中国批判を展開した。評者(宮崎)は、「えっ、ソロスは変節したの」と当時コラムに書いた記憶があ る。
 ソロスはハンガリー生まれのユダヤ人、ホロコーストの不安を逃れて英国へ渡り、証券会社のメッセンジャーボーイから身 を起こした。やがて投資のコツを覚え、独自の投資理論を開発して巨万の富を築きた。ソロスの思想の根幹にあるのはハイエ クの経済思想である。
ソロスの投資家としての名声を慕って世界の金持ち連中が、かれに投資資産を預けたのが「クォンタムファンド」。往時は年 率24%もの実績を上げて、ウォーレン・バフェットも真っ青になった。そのファンドの運営をしていたのがソロスの右腕 だったジム・ロジャーズである。
 ジョージ・ソロスは、直近でも中国共産党批判を展開し、EUが中国に甘い認識をいまだに抱くのは危険であるとし、とく にドイツなどが5Gネットワーク構築に中国のファーウェイを加えていることは基本的な間違い、むしろ「EUはエリクソン とノキアをファーウェイと対抗できる強力な企業となるように協力すべきだ」とした。
 「中国政府による宗教弾圧や香港での人権尊重が確立されていない現状について(欧米が)疑問を呈さなければ、習氏に政 治的な勝利を与えることになる」(括弧内の翻訳は日本経済新聞)。

 このソロスと比べると恥ずかしいほど愚かな日本人がいる。それもあろうことか、中国大使を務めたおっさん、丹羽宇一郎 (元伊藤忠会長)である。
 丹羽氏が大使の頃、評者もよく北京に通っていたが、大使館筋の大使への評判は最低に近かった。かれを任命したのは莫迦 の代表ともいえるオカダとかいうパンダハガーの政治家だった。何を間違えたかハトヤマ宇宙人が、オカダを外務大臣に副え た頃から、日本のチャイナ対応の狂態が本格化した。
 丹羽氏は日中友好協会会長という顔もあり、かれの書いた「『習近平の大問題』は、文化大革命を大絶賛した『毛沢東語 録』なみの『習近平語録』ではないか」と著者の大高未貴さんは強烈、痛烈なパンチを浴びせる。
以下、福田康夫らのパンダハガーにくわえて朝日新聞、毎日新聞、NHK、共同通信など、莫迦としか言いようのないメディ アや人物の発言、行動を追跡し、俎上に載せている。ここまで書いて大丈夫?
「中国にひれ伏すアンタら、ホンマに日本男子?」と問う快著である。
 この切れ味、爽快な批判。大和撫子にも女傑が増えた。

  その女傑が、沖縄のジャンヌダルク・我那覇さんの「おおきなわ」のゲストとしてこの本を引っさげて登場してくれてい ます。

  いよいよ日本は女性の時代でしょうか。反日売国左翼・在日野党には質の悪い政治家が目立ちますが、与党には大高さん や我那覇さんにも負けない杉田水脈さんのような女傑が増えてきているように思います。きっと、彼女達が日本を背負って立 つ時が来るのじゃないでしょうか。

期待しましょう! 
2020年 3月 14日 (土) 第7468回  ★新型肺炎感染爆発と中国の真実
  Korea嫌いで有名な黄文雄さんが、 Chinaに関する最高のタイミングの本を出してくれたようです。
  ねずさんが教えてくれたChina滅亡に見事に合致するようです。いよいよChinaの終焉は本物かも。

  宮崎さんが書評でその本を取り上げてくれています。Chinaには「水、干、疫、蝗の循環」があり、これが原因で王 朝が代わるのだそうです。
  何とも、悲惨な国のようです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和弐年(2020)3月7日(土曜日) 通巻6389号 

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 日本は台風に地震に津波に襲われるけれど、シナの天変地異とは規模がことなる
   「水、干、疫、蝗の循環が中国の歴史を作った」とは、けだし名言 

  黄文雄『新型肺 炎感染爆発と中国の真実』(徳間書店)

 これほどのタイミングに合致した本は珍しいが、中国史のデータバンク的な黄文雄氏だから日頃の蓄積がモノを言うという ことだろう。
疫病が国を滅ぼしてきた中国は、その規模によって世界史をも変えてきた。
 「水、干、疫、蝗の循環が中国の歴史を作った」のだ。言うまでもなく大洪水被害、干ばつ、疫病、とりわけ伝染病の大流 行、そして間近に迫ったと警告の出ている蝗の大群。随唐、元、明、清などの王朝は、これらの災禍によって崩壊し、滅亡 し、あるいは崩壊を早めた。
 日本の場合、地震、台風、まれに火山の噴火、もっと稀に飢饉が起きたが、中国の荒荒しさに比べると、規模が小さい(火 山噴火で滅亡した典型は鹿児島上野原縄文集落で、紀元前7500年前)。
 中国では飢饉も屡々繰り返し、だから人肉を食するし、けだものも好物、ハクビシン、コウモリ、何でもござれ。
 「水、干、疫、蝗の循環」。これら四つは周期的に、そして連鎖的におきてくると黄文雄氏は指摘する。しかし、中国は政 治的イデオロギーが疫病対策より先に立つから、国連WHOから台湾を除け者にする。
 例えば「水害の跡には疫病が流行し、干ばつに見舞われれば、蝗が異常繁殖して人に害を及ぼす」。
それらの原因は「異常気象と文明による自然破壊」であり、紀元前1766年から19387年までの3703年間に、水 害、干ばつ、蝗害、雹、台風、地震、大雪などの天災は合計5258回もあった」。
エイズ禍も似たようなもので、情報隠蔽が被害を甚大にしてしまった格好の例である。
200年に河南省で流行したのは献血の奨励、その注射針の使い回しだった。性行為ではなく罹患者の血液を採取した、その 同じ注射針で、まったく感染していなかった人たちからの献血を受けた。
当局の当初の発表は22517名だった。
 ところが「中国医療衛生会のボスであり江沢民の医療顧問でもあった中国衛生相の張文康は2001年6月に開かれた国連 総 会の特別会議に出席した際、はじめて中国のHIV感染者が60万人に達する可能性があると認めた」(169p)。
その後、国連は100万人ではないかとし、NGOの専門家チームは120万人もいると発表し、河南省の文楼村は「エイズ 村」として悪名を轟かせる。

 「水、干、疫、蝗の循環」には三つの傾向がある、と著者の黄氏は言う。
第一に「時代を経るに従って、災害の範囲が局地的なものから全国規模に拡大している」
第二に「多種の災害が互いに関連しており、複合的に悪循環を繰り返している」
第三は「年々災害の周期が短くなってきていることだ。しかも被害状況は改善されるどころか、かえって酷くなっている。飢 饉が拡大すれば、人々はついにはお互いに殺し合って共食いをする」
 嗚呼、中国人自らが言うではないか。「来世は猿でもいいから中国人には産まれたくない」って。

  やはり、どう考えても日本人が住める国ではないですね。そんな国に未だにしがみついている日本企業はやはり一緒に滅 びるしかないのでしょう。
  「いい加減に目を覚まさんかい、日本企業! 」ですが、きっと目覚めることはないのでしょう。金に目が眩むと何も見えなくなるのは本当のようです。

さらば、バカ企業!
2020年 3月 13日 (金) 第7467回  ★どうやら「居眠りジョー」で民主党は一本化
  スーパーチューズデーが終わり、バイデンが勝 ちブルームバーグの撤退という予想外の結果でした。
  ブルームバーグの撤退はトランプさんにとっては良かったと思ってましたが、宮崎さんは却って良くないと書かれていま す。

  残って民主党を割って独立党から出てくれた方が良かったようです。なる程、そういう手もあったんですね。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和弐年(2020)3月7日(土曜日) 通巻6389号 

  どうやら「居眠りジョー」で民主党は一本化
  トランプ陣営は最初からバイデンを「相手候補」に選定し対策を練ってきた

 スーパーチューズデーが終わって、バイデンの優位が担保され、有力候補のリズ・ウォーレンとマイケル・ブルームバーグ が撤退した。ウォーレンはもともとサンダースと同根だから左派の分裂を避けたいとする党事情に従ったまでだろう。彼女の 支持層は、サンダースに合流することになる。

 意外なのはブルームバーグの撤退だ。ロス・ペローのように民主党を割って独立党からでも出馬するのかと思いきや、あっ さりと身を引いてしまったので、これがバイデン優位に決定的となった。

 ペローは1992年の大統領選挙で共和党を分裂される独立候補として出馬、19%を獲得した。この漁夫の利を得たの が、クリントンだった。この公式に従えば、ブルームバーグが独立党から出馬すれば、民主党は分解し、惨敗することは目に 見えている。このため、党内の圧力で身を引いたということだろう。

 さて本番はバイデン vs トランプとなる。
 バイデンに勝ち目はない。民主党の若い支持層は、トランプに票を入れる動きを見せている。
 トランプ陣営は、昨年の夏頃から本命をバイデンとして対策を練ってきた。トランプ大統領は、ことあるごとにツィッター で「居眠りジョー」とからかってきた。
 民主党はウクライナ疑惑をぶつけて大統領弾劾に臨んだが、捜査過程で浮かんできたのはバイデン親子の金銭スキャンダル だった。それでも民主党は、バイデン元副大統領を選ばざるを得なくなるのは、ほかに玉が居ないからでもある。

  もしアメリカがバイデンを選ぶようなことがあれば、アメリカの崩壊も近いのじゃないでしょうか。
  年末までにトランプさんがChinaを叩き潰していれば、バイデンも面白いのじゃないでしょうか。
  つまりは、日本の時代が来るのじゃないかということです。

さて、今年はどうなることや ら!
2020年 3月 12日 (木) 第7466回  ★トヨタ・ホンダChina販売大幅ダウン
  Chinaでの日本車の販売は順調に下落して いるようです。と言うか当たり前でしょうが、それでもまだまだ撤退の気配は無いようです。
  それにしても、何故撤退しないのでしょうか。まだChinaに望みがあるとでも想っているのでしょうか。
  どこか一社が損切りを覚悟して撤退する勇気は無いのでしょうか。撤退することは、自社の損失にはなりますが、それが Chinaの崩壊を早めることに貢献するという考えは無いのでしょうか。

  産経 ニュースより     2020.3.6 

  ホ ンダ中国販売85%減 2月、過去最大の下げ幅

 ホンダが6日発表した中国市場での2月の新車販売台数は、前年同月比85・1%減の1万1288台だった。肺炎を 引き起こす新型コロナウイルスの影響が直撃。過去最大の下げ幅となった。

 トヨタ自動車の2月と同様、大幅減となった。ホンダは1月には日系大手の中で唯一、プラスを保っていた。(共同)

  トヨタは7割減だそうです。

  読売新聞より     2020/03/04
  
  ト ヨタ、中国での新車販売7割減…新型肺炎で消費者心理さらに悪化

 【北京=小川直樹】トヨタ自動車は4日、中国での2月の新車販売台数が前年同月比70・2%減の2万3800台 だったと発表した。減少率は反日デモや日本製品の不買運動で販売が急減した2012年9月(48・5%減)を超え、 現地法人を設立した01年以降で最悪となった。新型コロナウイルスの感染拡大が、販売に深刻な影響を与えている。

 トヨタの販売店は2月9日まで、中国全域で休業を余儀なくされた。湖北省では今も休業が続く。2月末時点で9割強 が営業再開にこぎ着けたが、感染を避けようと外出や来店を控える消費者は多く、全車種の販売が前年実績を下回った。

 中国の自動車市場は1月まで19か月連続で前年実績を下回るなど不振が続いている。消費者心理は新型肺炎で一段と 悪化しており、今後発表される自動車メーカー各社の販売実績も大幅減となりそうだ。

  それにしても、この撤退の最大のチャンスに決断せずにいれば結局は大きな損害 を被る事になることは明らかでしょうに、何故それ程Chinaに拘るのでしょう。やはり、撤退できない訳でもあるの でしょうか。

いずれ後悔するのでしょう!
2020年 3月 11日 (水) 第7465回  ★アレ(菅)はKoreaでも有名
  アレ(菅)は、Koreaでもやってはいけな いことの例として有名なようです。あの福島原発で現場を混乱させ事態を最悪の結果にしたことで認識されているようです。

  今回のChina肺炎の対策としてトップが現場に来て邪魔をするなとの例に引き出されているようです。
  さすが、アレ(菅)はアレ程のバカな行動で有名なようです。

  阿比留さんがフェイスブックでKoreaの新聞記事を紹介してくれています。



  ご本人だけは未だに反省もなく自慢しているようですが、それを国会に送り出す都民が恐ろしい。今年の都知事に又とん でもないのを選ぶのじゃないでしょうか。

ワールドワイドの破壊力か!
2020年 3月 10日 (火) 第7464回  ★「吉田さんとなら一緒に死ねる」と
  福島原発の事故が、門田隆将さんの原作を元に 映画になったしょうです。「虎ノ門ニュース」で、ご本人が当時の取材の様子を話してくれています。

  どうやら想像以上に危機だったようです。吉田所長だからこそ皆がついていったそうです。あの吉田さんが居なければ福 島は本当に大変な事になっていたようです。

  あの人達の頑張りが日本を救ってくれたのです。それを貶す朝日新聞やアレ(菅)はやはり許せ無いですね。 
  日本人以上に海外の人達があの活躍を信じられ無いと評価してくれていることに、やはり日本人の劣化を感じてしまい複 雑な思いです。

やはり、目を覚ませ日本人! 
2020年 3月 9日 (月) 第7463回  ★こんどは蝗、バッタの大群が中国農業地帯をおそう予兆
  Chinaへのバッタの大群に期待して、2 日、第 2084回の「★ 飛蝗(ひこ う)、イナゴの大群」などで取上げてきましたが、反日売国左翼・在日マスメディアはChina に忖度してか全く報道の気配がないようです。

  ところが宮崎さんが取り上げてくれました。何と、Chinaの森林局が対策会議を何度か開いているのだそうです。と なるとやはり事実のようです。これは、本当に面白くなりそうです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和弐年(2020)3月4日(水曜日) 通巻6388号 <前日発行>

 こんどは蝗、バッタの大群が中国農業地帯をおそう予兆
  中国の森林局が緊急の対策会議、雲南省などの農業地帯へ警告

 国連のFAOが東アフリカ(主にケニア、エチオピア、ソマリア)を襲っている昆虫被害に警告を出したのは一月、蝗、 バッタ、ヨトウムシの大群は偏西風に乗ってすでにインド、パキスタンを襲っている。東アフリカの蝗は、まるまると肥って 大食漢だという。

 予測される蝗、バッタ、ヨトウムシなどの移動ルートは、パキスタンからチベット高原に入り、雲南省、青海省の農業地帯 におよぶ可能性があり、中国森林局は緊急の対策会議をすでに四回開いている。

 パール・バックの『大地』にも描かれた蝗の大群は農作物を食い尽くし、農民は餓死、逃亡、田畑は荒れ放題となってしま う。
 中国のGDPに対する農業の貢献は7・2%、農業人口は6億人前後、51%の都市化が進んだとはいえ、農繁期には出稼 ぎ労働者は、故郷へ帰るのだ。

 昨年から中国ではアフリカ豚コレラで、4億4000万頭の豚を殺処分したと推定され、このため豚肉の値段が急騰し続け た。くわえてエボラ熱の流行があった。
そして昨師走からコロナウィルス、『武漢肺炎』の大流行は全世界を恐怖に陥れたのだが、災害は続けてやってくる気配が濃 厚となった。

  それにしても、Chinaは余程天に見離されているようです。トランプさんの応援がこれだけ押し寄せて来るとは、ど うやら地上から消滅するのじゃないでしょうか。

そこまで期待してはいけないか も!
2020年 3月 8日 (日) 第7462回  ★疫病の大流行で中国の歴代王朝は潰えた
  歴代のChinaの王朝の止めは疫病による人 口減少が原因だったことを、何時ものね杜撰が、2月27日、第 2080回の「★ 新型コロナウイルスについて」で、教えてくれました。
  何と、宮崎さんもその説を取り上げてくれています。どうやら、Chinaの終焉は間違いなさそうですね。この上に バッタの大群も控えているのですから立ち直ることは不可能なのじゃないでしょうか。どうかそうあって欲しいものです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和弐年(2020)3月2日(月曜日)弐 通巻6385号 

 疫病の大流行で中国の歴代王朝は潰えた
  コロナは習近平独裁体制にトドメを刺すか

 NASAとESAが発表した中国上空からの偵察衛星の写真は衝撃的である。
 https://timesofindia.indiatimes.com/world/china/satellite-images-reveal-the-impact-of-coronavirus-on-chinese-economy/articleshow/74423551.cms

 排気ガス、生産工場の煙、クルマのガス、つまりPM2・5の観測である。
 旧正月入り前の1月10日から20日にかけて、北京周辺も、広州も、上海も人出が激しく、クルマの交通量が多く、 PM2・5観測は通常通りだった(ちなみにコロナウィルスで最初の死者が報じられたのは1月10日)。

 それが2月10日から25日にかけての偵察衛星、気象衛星などの観測から、ほとんど排気ガスが出ていない。中国全土か ら公害が消えている! 生産ラインがとまり、人々は自宅に逼塞し、通りには誰もいない!

 桜井よしこ女史が産経新聞に寄稿し、次のような指摘をされている。
 「十四世紀に成立した明王朝もその跡を襲い史上最大の版図を獲得した清王朝も、天然痘やペストの大流行をきっかけに崩 壊した」(3月2日付)。

 「コロナは共産党への天罰だ」と大胆不敵な物言いは文明評論家の黄文雄氏だ。『LIBERTY』四月号のインタビュー 記事を要約すると、
 中国史を彩る疫病と、王朝の崩壊は漢王朝の滅亡からで、171年から185年にかけて五回疫病が流行、184年の「黄 巾の乱」を迎えた。漢の国力は弱体化し滅亡へ向かった。

 隋の煬帝末期の610年から唐王朝となる648年にかけて疫病が七回発生し、徐々に唐は滅亡の道を歩んだ。
 元王朝もペストなど伝染病が11回発生し、白蓮教が急速に勢力を得て、1351年に紅巾の乱、元は衰退して北方へ去っ た。白蓮教徒だった朱元章が明王朝を拓いた。

 ところが明王朝にも、コレラ、ペスト、天然痘の猛威、およそ一千万人が死んだ。
清王朝は堕落と西太后の横暴が氾濫を醸成していく公式の歴史解釈だが、裏側ではペストなどの大流行があり、1900年、 洪秀全の「大平天国の乱」、五千万人が内乱の犠牲となって、急激に国力を弱体化させ、辛亥革命が起こった。

 さて共産党王朝である。
習近平独裁は揺るぎのない統治と喧伝されたが、コロナウィルス災禍が襲った。その政治生命は衰退期を象徴しており、中国 共産党の終わりの始まりとなる。

  今やパレードブルーに次いでコロナブルーなんですね。ということはやはりChinaが崩壊すれば世界の環境問題も大 きく改善しそうです。
  それにしても、櫻井よしこさんも疫病説を書いていたのは知りませんでした。やはり、中共の終わりは間違いなさそうで す。

何とも楽しみ!
2020年 3月 7日 (土) 第7461回  ★世界の株式、大暴落の原因は「自社株買い」と過剰な「株 主還元」
  今回のChina肺炎が原因と思われる株式大 暴落の原因は、何と、自社株買いと過剰な株主還元だそうです。
  ということは、グローバリズムが原因じゃないですか。やはり、日本的経営こそが正しかったという証拠でしょう。

  宮崎さんが報告してくれています。いよいよグローバリズムからローカリズムへの回帰の時が来たのでしょうか。これは 面白くなりそう。

   「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和弐年(2020)3月1日(日曜日) 通巻6382号 <前日発行> 

 世界の株式、大暴落の原因はコロナウィルスショックではない
  「自社株買い」と過剰な「株主還元」で債務超過に陥っていたのだ

 2月24日から29日までの一週間で、米国ウォール街の株価は12%超も下落した。
2008年の「リーマンショック」以来、最大の下げ幅となって、ミラー現象のように東京市場に跳ね返り、日経平均は8% の下落を演じた。狼狽売りは、日本株売却を外人投資家が主導したからだった。
 この一週間で世界の株式市場から消えた時価総額は8兆ドル(リーマンショックのときは6兆ドルだった)。大不況の引き 金が引かれたのではないかと懸念する声が世界に拡がって以後、「コロナショック」と呼ばれることになりそうだ。

 しかしウォール街の暴落は前から懸念材料だったのだ。
吹き上げすぎで、明らかに膨張過剰の風船、ちょっと針を刺せばパンクするほどの状態だった。理由は簡単で、米企業の自社 株買いと過剰な株主配当である。この二つでインソルバンシー(債務超過)の危険水域を越えた有力企業が無数にあった。筆 頭はフィリップ・モリス、つづいてボーイング、マック、KFC、スタバとなる。債務超過は7・2兆ドルに達し、株価の大 調整は必然、時間の問題といわれた。

 FAGAと呼ばれたのはフェイスブック、アップル、グーグル、アマゾン(最近はMAGAと呼び変え、筆頭にマイクロソ フト。最近はMAGAを「MAKE AMERICA 
GREAT AGAINに引っかけるのが流行とか)。
これらの通信、ITの大手六社の時価総額がウォール街の時価総額の半分をしめたほどの異常な株式市場だった。
当然、調整期がある。コロナウィルス災禍は、その下落を正当化できる稀なチャンスだったのだ。

 株主優遇策は、トランプの経済政策の根幹にあるが、他方で貧困層が急激に増大している。オバマ政権当時からの「われわ れは99%」運動に顕著であり「ウォール街を占拠せよ」と叫んでの座り込みが数ヶ月も続いた。

 この延長線上にあるのが、民主党の大統領候補予備選で、極左のリズ・ウォーレンが飛び出し、社会主義者というより共産 主義のバニー・サンダースがトップを走るという奇妙な政治現象を産んだ。
 というのも、「学生ローン」の負債が天文学的に膨張して1・5兆ドルに達している。ちなみにクレジットカード・ローン は9300億ドル、自動車ローン残高が1・33兆ドルだから、いまや米国の借金王は学生ローンである。

 大学授業料は名門、有名校が五万ドル。私学の平均学費が3・8万ドル。卒業後の金利が7%。いったいどうやって返済す るのか?
 だから軍隊に入って四年勤めあげれば、大学授業料免除という特典に貧困層の学生は飛びつく。

 せっかく大学を出ても、大手の有力企業に就労できなければ、返済に相当苦労することになり、自己破産、離婚、自殺とな るか、自暴自棄となって自ら人生を誤らせるか。これは現在の米国の深刻な問題である。
借金におわれてホームレスというケースが多数報告されている。

  ここは、思い切って日本だけで、昔の護送船団式経営をやってみてはどうでしょう。株式の持ち合いで株主への過剰還元 を止め、適正な還元に戻すのです。それだけでも、企業経営はずっとやり易くなるでしょう。
  その減らした過剰還元を従業員の給料などに還元するのです。非正規社員を正規社員んにするのも当然です。
  こうやって、昔ながらの日本的経営の良いところをとりもどせば、日本の復活も見えて来るのじゃないでしょうか。

思い切ってやってみるべき!
2020年 3月 6日 (金) 第7460回  ★米企業から次世代バッテリー技術を盗んだ中国人に懲役二 年
  アメリカで次世代バッテリー技術を盗んだ Chineseに懲役2年だそうです。アメリカではこうやって裁かれていますが、日本なんてきっと盗み放題なのでしょうね。
   Chineseは簡単に盗み、日本人は国会議員以下金と女でどうにでもなるのですからChinaにとっては日本なんて完全に舐めきられているのでしょう。

  それにしても、憲法改正はさせないなどやらせ放題の日本って本当のバカの集団でしょうか。

  宮崎さんが報告してくれています。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より  令和弐年(2020)2月29日(土曜日) 通巻6381号  

 米企業から次世代バッテリー技術を盗んだ中国人に懲役二年
  最大18億ドルの機密を「フィリップス66」から盗取していた

 昨師走、FBIの内偵により、次世代バッテリー技術を盗んだ容疑で、中国人エンジニアのタン・ホンジンン(音訳不明。 36歳)を逮捕、司法省が起訴していた。
2月28日、判決がでた。二年の懲役と出所後も三年の監視、くわえて15万ドルの罰金刑を言い渡した。

 次世代バッテリー技術の中枢技術は中国の進める「MADE IN CHINA 2025」の目玉の一つ。

 最先端技術は日米企業が開発しており、とくにオクラホマ州の「フィリップス66」は過去の開発研究で14億ドルから 18 億ドルの投資をしてきたとFBIの内偵資料が示唆している。
 また同時にテネシー大学の教授もNASAの財務資料を盗んだとして逮捕され、先週のハーバード大学化学部主任教授の逮 捕 に続く、中国スパイの連鎖となっている。

  アメリカも日本と変わらずに平和ボケだったようですが、今や完全に目覚めてChina叩きに邁進しているようです。
  相変わらず平和ボケのままの日本はいずれアメリカから見放されるのでしょう。

  ここまで、ボケてしまったらもうどうにもならないのかも。とは言え、その責任はアメリカにもあるでしょうに。

それにしても、ここまでボケる と見事かも! 
2020年 3月 5日 (木) 第7459回  ★除草剤たっぷり国産大豆は危ない!
  大豆が無ければ日本の食卓はどれ程寂しいこと でしょうか。と言うか、まず食欲が沸きません。何と言っても醤油が無ければ何を食べても美味しくないような気がします。

  そんな大豆が満州で大量に清算されていたことを、2019年11月19日、第 1980回の「★ 山本条太郎 と満洲大豆のお話」で、ねずさんが教えてくれました。

  いまは、北海道が第一の生産地のようですが、何とその大豆の生産にあのラウンドアップが使われているのだそうです。
  中・韓の食品を毒塗れとバカにしてきましたが、日本がこんなことになっているとは全く知りませんでした。やはり、金 の亡者に堕落した日本人が作る生産物もどんどん劣化してきているようです。
 
  水島さんが、山田雅彦さんをゲストに迎え日本の農業の可笑しさを聞いてくれています。ここでも、農水省が腐っている ようです。
  一帯、日本の省庁は日本人のことを考えて仕事をしたくないようです。

   国産大豆は57分過ぎから。


  まさか、ここまで日本の食料が危険な状態とは。何とも情けないですね。

 もう日本は駄目なのかも!
2020年 3月 4日 (水) 第7458回  ★憲法を廃止し、五ケ条の御誓文に戻る
  今回のChina肺炎への対応を見ていて、つ くづく憲法改正なんて出来る訳が無いと思いました。

  この危機の時にこの政治家や国民では日本の消滅は見えているのじゃないでしょうか。
  となると、やはりアメリカに押し付けられた憲法を明治憲法に戻すしか急ぐ間には会いません。

  それ以上に、2014年09月17日、第 115話の「★ 十七条の憲法を復活させよう」も面白いと思ってます。もしかしたら日本人に一番受け入れられるのじゃないで しょうか。

  ところが、何時もの宮崎さんが西村眞悟さんの明治憲法に戻せ論に対する関野さんの投稿に対して面白い説を書いてくれ ています。


  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和弐年(2020年 3月 4日 (水)  通巻6376号 <二・二六事件 から84年>

  読者の声 
(読者の声1)

 貴誌6375号に掲載の西村眞悟先 生の論文は、不文法あるいは習慣法と日本国憲法という名の属国憲法の問 題を考える根本的な要因として、我々が一度熟読して、憲法について深く考える機会とすべきだと思います。
私はいわゆる現実主義者の方々が唱える9条への「加権」のようなものは邪道であるばかりか、多くの日本人の心に響かない 論だと思います。
憲法の本質を考えるとともに、本当にWGIPの洗脳から覚めないと、日本は亡国の危機に瀕していると思います。
関 野通夫


(宮崎正弘のコメント)改憲への発議もなされないまま安倍政権は終わりを迎えているようです。「加憲」さえ、いまの与党 の体たらく、公明党への配慮過剰をみていると、実現は難しいでしょう。
もっとも小生は現行憲法無効、廃棄論ですので、改正にも反対ですが。。。
廃棄すれば、自動的に「五 ケ条の御誓文」に戻ることになり、これだけあれば、あとは不文律で運営できます。
 戦後、「解釈の変更」でやって来ましたが、国防から福祉まで矛盾だらけですから。

  これは意表をつかれました。なる程、これなら17条の憲法にも繋がりそうです。

  今や、あの平和ボケ議員達が改正するのを待っている時間はありません。この自動的に「五ケ条の御誓文」に戻るという のも面白いですね。

アメリカに押し付けられた憲法 は廃棄!
2020年 3月 3日 (火) 第7457回  ★トランプのインド訪問はどれだけの成果をあげたのか
  このところまはティールさんの辞任やインドの モディさんの苦戦が聞こえてきますが、安倍さんの力強い味方がどうなっているのか心配です。と言うか、安倍さんも含めて 心配です。

  そのインドへトランプさんが訪問したようです。果たして成果はあったのでしょうか

  宮崎さんが報告してくれています。どちらも思惑があってのことは間違い無いでしょうが、どちらも応援したい。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和弐年(2020)2月26日(水曜日) 通巻6376号 <二・二六事件 から84年>

 トランプのインド訪問はどれだけの成果をあげたのか
   「凡庸な会談」とメディアは酷評した。

 1月24日から二日間、トランプ大統領はメラニア夫人を伴ってインドを訪問した。観光の目玉タジハールに立ち寄ったあ と、モディ首相の地盤であるグジャラート州で十万人の歓迎集会に出席した。

 首都のニューデリーを避けたのは、過去二ケ月に亘って暴動が発生しており治安が悪化、「市民法」をめぐって反対派の暴 力によって、11名が死亡している。また首都圏ではモディ首相の支持率が低迷しており、地域の選挙でモディ与党が大敗し ている。

 1月24日に開催された米印首脳会談は、貿易、安全保障、地政学、5Gなど多岐にわたる議題を討議した。しかし見える 形「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和弐年(2020)2月26日(水曜日)
       通巻6376号 <二・二六事件から84年>の成果は30億ドルの武器供与だった。シーホーク24機、ア パッチヘリ6機、レーダー、通信機器など。

 インドはロシア製武器で防衛システムがほぼ完成されているため、基盤となる兵器体系が、F16戦闘機など、いきなり全 体のシステム変更を余儀なくされる米国の兵器体系を供与されても、効率が悪いとされ、小規模な武器商談に留まった。

 インド太平洋戦略では日米にインドと豪を加えての防衛システムの構築が急がれているが、インドが強く議題としたのはパ キスタン問題だった。とくにカウンター・テロリズムへの協同、そして中国問題だった。

 消息筋に拠れば、中国問題では両国の意見はあまり噛み合わず、とくに5Gの排斥を求める米国に対し、既に基地局や工 場、販売の普及などでファーウェイ製品はインド市場に浸透しており、5Gの完全な排斥は無理というインドの立場は変わら なかった。

 トランプは「最初の段階に過ぎない」と演説したが、トランプのインド訪問の果実は凡庸だったとメディアの多くが酷評し た。

  メディアが酷評したということは十分な成果があったと捉えるべきなのかもしれません。
  安倍さんのインド太平洋構想も肝心の本人がChina寄りでは余りにも勿体ない。安倍さんはまさかChinaに鞍替 えなんてことはないと思いますが。

どうも動きがおかしい!
2020年 3月 2日 (月) 第7456回  ★習氏の国賓来日、賛成と反対が拮抗
  政・官・財・マスメディア等の親中に、どうし てこんなにバカなのかと呆れてきました。
  それが、今回のChina肺炎に対する安倍政権の信じられ無いような危機感の無い対応にも表れているのでしょう。
  一体どうしたんだろうとおもっていたら、やはり国民が後押ししているようです。

  何と、産経・FNN合同世論調査で習の国賓来日に賛否が拮抗しているのだそうです。産経もどんな調査をしているのか と疑いたくなりますが、これが本当だとしたら、政府の平和ボケも仕方ないのかも。

  それにしても、日本の現実がこれ程酷いものだとはがっかりです。

  西村幸祐さんも【頑固亭異聞】で、がっかりされています。 


  Chinaに対する危機感がこの程度とは、やはり日本の将来は消滅しかないのかも。こうなると、やはりねずさんの言 われるようにChina肺炎とバッタの大群で滅ぼして貰うしかなさそうです。

なんとも、情けない!
2020年 3月 1日 (日) 第 7455回  ★リベラル教育の偽善を斬る
   戸 塚ヨットスクールがリベラルに叩かれた頃、どちらが悪いのか判断出来ませんでした。
  ネットで目覚めた今なら戸塚さんの言われることに賛成しますが、当時はまだ洗脳状態にあったのでしょうどちらも一理 あるので判断出来ないと考えていました。


 その戸塚さんが何と我那覇さんの「おおきなわ」にゲスト出演してくれています。当時の疑問が見事に晴れました。

 これも結局GHQと戦後利得者であるリベラルが仕込んだ日本崩壊の仕掛けだったのです。家庭崩壊から躾の放棄など奴等 の仕掛けた罠に日本人は見事にハメられここまで劣化したということでしょう。

  戸塚さんの言われる「リベラルは悪や大和魂・武士道・教育は男・戦後の男は教育から逃げた・英雄になれる機会・保守 に仕事は私がするから金を出せ」等、一々納得出来ます。



  ここまで、躾や教育が破壊されていたのではまともな人間が育つ訳ないですね。やはり、日本再生は、子育てからしか無 さそうです。
  家庭でしつけ、学校できちんとした教育を行えば日本人は立ち直れるのじゃないでしょうか。
  しかしながら、それまでに日本が存続しているでしょうか。それが心配です。

さて、間に会うか!

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1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2006 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2007 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2008 年

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2009 年

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

2010 年

1

2

3

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5

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7

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11

12

2011 年

1

2

3

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7

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2012 年

1

2

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2013 年

1

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7

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2014 年

1

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6

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 12

2015 年

1

2

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 12

2016 年 1
2
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6
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12
2017 年 1
2
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12
2018 年 1
2
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2019 年 1
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12
2020 年 1
2
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平 成26年



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平 成27年 1
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平成28年 1
2
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5
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平成29年 1
2
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平成30年 1
2
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令和元年 1
2
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5
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12
令 和2年 1
2
3
4
5
6 7
8
9
10
11
12
 
平成25年









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12
平成26年
1
2
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4
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平成27年
1
2
3
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5
6
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平成28年 1
2
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5
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平成29年 1
2
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平成30年 1
2
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平成31年 1
2
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12
令和2年 1
2
3
4
5
6
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8
9
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