団塊の世代の部屋255

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2020年 10月 31日 (土) 第7699回  ★国難の商人──白石正一郎の明治維新
  優等生だったばっかりに、戦後の自虐史観で育 ち、正しい国家観も歴史観も持たない人達が、政・官・財・マスメディア等に充満して日本を劣化させているのは間違い無い でしょう。

  特に、経済界に儲けることが最善だと信じ込んでいる経営者達が跋扈しているのがChinaから撤退出来ない最大の問 題じゃないでしょうか。

  現代と同じ日本の危機だった明治維新の時代に、その今の経営者達と真逆の経営者がいたことを宮本雅史さんが『国 難の商人──白石正一郎の明治維新』として出版してくれたそうです。

  宮崎さんが書評で取り上げてくれています。今の経営者達にはこの本を是非読んでもらって、感想を聞きたいものです。 少しは目覚めてくれる方も居るのじゃないでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和2年(2020)10月22日(木曜日) 通巻第6677号

  書評 

 奇兵隊の発足から高杉晋作を熱烈に猛烈に支援した無名の実業家
  長州の船問屋が全財産を投げうって明治維新の舞台裏を支えた

 宮本雅史『国 難の商人──白石正一郎の明治維新』(産経新聞出版)

 明治維新が是であったとして、その華々しき偉業達成の影で、名もなく、しかし舞台裏で多くの志士たちを物心両面で支え た人々がいる。
 著者の宮本氏は、入念な取材とフットワークを活かし、枯葉に埋もれた歴史の闇を照射した。末裔や関係者への取材が、漏 れていた真実発掘に役立った。
 高杉晋作を奇兵隊発足の時から物心ともに支援し、ついには家業が破産しても、なにひとつ愚痴も言わず、高利貸しに負わ れながらも、晩年は維新に散った多くの志士たちの慰霊に専念し、新政府の顕官たちとは距離を置いた。
 そういう愛国者、しかも実業家がいたのである。
 その名を白石正一郎、長州の船問屋の主だったが、国風の学問に目覚め、西?も大久保も伊藤博文も平野国臣も、白石邸に 寝泊まりした。
残された白石の日記からおよそ四百人ほどの、歴史に名を残す人々が下関の白石邸に宿泊したことが分かっている。母親も国 学の同士であり、宿泊客の世話に協力した。弟の蓮作は奇兵隊隊士として戦死した。
 とくに正一郎をして国事奔走に駆り立てたのは西?隆盛との出会いだった。
 この船宿には表門と海側の門があり、志士たちは裏側から出入りした。まさに志士のたまり場であり、情報の拠点、そして 激論の場だった。
 しかも宴会の費用はすべて白石が負担した。家業が傾き借金の山が築かれるのも当然だった。
 問題は気魄である。大和ごころ、その魂が駆り立てるのだ。
 評者(宮崎)は本書を人一倍の興味を抱いて一気呵成に読んだ。というのも、七年ほど前に『正論』に白石正一郎のことを 書いたことがあり、現地を取材しているので、一層、興味深く、高杉の東行庵や病没地点、桜山神社にも出向いた。もちろん 萩城下の高杉邸跡や松下村塾、野山獄も見学したが、志士たちの激憤の現場、白石邸跡は下関市の波止場近くにあって、現在 は中国電力のビルが建っている。前門に石碑がある。
 宮本雅史氏はじつに足まめに歩き、文献を渉猟し、自分の足で調べて、淡々とした文章に綴った。乾いた文体の、その行間 から溢れる愛国を感得するのである。
 「正一郎は明治新政府が樹立されるのを見届けると、志士の身分を捨て、名誉栄達を求めず、赤間宮の宮司として、幕末国 士として奔走した志士たちの御霊を弔う道をえらんだ」。
 白石がもし功利的であるなら新政府の顕官とのコネを活かして「政商」として中央進出も可能だったはずだが、かれは長州 から腰を上げることはなかった。
 白石の一生を振り還り、その凛々しくも清楚な姿勢と比較すれば、現在の日本の財界人のあまりの情けなさに憤慨するので ある。
 せめて松下幸之助、出光佐三、土光敏夫ら戦後の愛国者の爪の垢でも煎じて飲んだら如何と言いたくなるような財界人ばか りとなった。本書の題名の所以だろう。

  やはり、本田宗一郎さん達が一線を退いた80年代から日本が没落したのも当然なのかもしれません。
  これは、最悪の平成と重なるのにも何かの暗示を思ってしまいます。そして、今やもっと悪い令和が始まっています。

何とも、嫌な雰囲気! 
2020年 10月 30日 (金) 第7698回  ★人間が神を創造したのではない。神が人間を造ったのだ
  行き過ぎた民主主義、リベラリズム、グローバ リズムと頭の良い人達が人類社会を破壊しようとしているとしか思えない危機的な状況が現在なのじゃないでしょうか。

  そんなことをズバリと指摘してくれているのじゃないかと思われる本を宮崎さんが書評で取り上げてくれています。

  多分、教養の無い私などが読んでも歯が立たないのじゃないでしょうか。とは言え、何となくその考えを受け入れたい思 いがあります。
  人類は余りにも堕落に向かっているのじゃないでしょうか。

   「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和2年(2020)10月22日(木曜日) 通巻第6677号 

  書評 

 人間が神を創造したのではない。神が人間を造ったのだ
  ヒューマニズム、民主主義、科学文明の毒に汚染された日本は滅亡一歩手前

  執 行草舟『脱人間論』(講談社)

 久しぶりに感銘を受けて震撼した。
 思想家・執行草舟の新作は、戦後タブー視されてきたテーマに正面から挑んだ。「知の冒険」などという陳腐な表現ではな く、これは武士道の哲学に少年時代から遭遇して思索を深めてきた著者が、70年の人生をかけた思索の結晶である。決然と して闘ってきた人生の痕跡、その全エネルギーを注入した思考の書である。
 署名の「脱人間」とは「新しい旅立ち」のことだと著者は言う。
 「いま世を覆っている人間中心のヒューマニズムは、すでに行き過ぎて腐臭を放っている」。
 なぜなら人間が神を創造したのではなく、神が人間を造ったことを否定したからだ。
 ニーチェは「神は死んだ」と言ったが、そうではなく、「人間が神を殺したのだ」(27p)。
 「いまの腐り果てた文明を捨てなければならない」(中略)「現代人は既に、人間として疲弊していまっている」からであ る。
 執行氏があげる三大毒素とは民主主義、ヒューマニズム、そして科学文明である。
 これらはウイルスであり、現代日本人はこれらの「ウイルスに遺伝子と脳の特定部位が侵されて」しまった。それゆえ題名 にあるように『脱人間』の手術が必要だと言い切る。
 ヒューマニズムは西洋の近代化が生んだ真のリヴァイアサンであり、物質至上主義は「魂の進化」ということを忘れてし まった。魂は永遠であり、肉体は現世における単なる容れ物でしかない。
 「魂のために肉体を捨てることは、いまの世の中に受け入れられるものではない。そこには、現代的な綺麗事や優しさと抵 触する本来的な厳しさがあるからに他ならない」(93p)

 著者の信念が次のように開示される。
 「私は武士道だけが好きだったので、この現実に突進する野蛮性を幸運にも持つことが出来た。非常に助かったのは、武士 道が別に立派な思想ではないという点だった。どちらかと言ったら偏りが激しく野蛮だと言われ、人から褒められることは全 くなかった。それが良かった」(ここにいう氏の武士道とは三島由紀夫が座右とした山本常朝のそれである)。
 またこうも言われる。
 「いまの人は本当に去勢状態になっている。だからいまの学校における『イジメ撲滅』もすべて子供の去勢化を目指してい る。子供の感情を、合理的に作り上げられると思いこんでいる。これでは子供の心が崩壊してしまう」(125p)。
 こうした社会趨勢を煽っているのが悪質なメディアである。
 アルベール・カミュは「何か不可能なものが欲しい」と戯曲『カリギュラ』に書いた。
 「不可能に挑戦するのが人間存在の本質であり、本来の人間に備わる特徴を表していた」(139p)。
 なぜ古代の人間はあれほどに動的で挑戦的だったのか?
 それは「原初の人々は、人間を神の分霊と言っていた。神の分霊として、宇宙の霊魂は地球に降り注いでいた。そして、そ の分霊の一部が、後に人間の魂となり、地球上に棲息していた類人猿にはいることによって、肉体を持つ人類が生まれた。だ から、まず魂となったものの原型は、全体的な存在である神の分霊だと言える。その分霊がまた分離して一人ひとりの人間に 入ることによって、個々の人間が生まれた」(142p)。著者はスサノオも「神の分霊だ」としている(389p)。
 現代人の特徴的な認識は狂気を理解できないし、姓と暴力を否定するのが『正しい』と認識しているのだが、「戦争を完全 否定することによって、愛と正義を完全に見失ってしまった。そしてグローバリズムの金銭絶対思想に飲み込まれたしまっ た」(210p)。
 「日本文明を支えていた家族意識を、ヒューマニズムと人権によって根こそぎ失ったのである。日本人は、自己の生きる術 (すべ)を失った。いまの家庭は、日本人の家庭観とは全く相容れないものとなった。今の家庭は家庭ではない。それが分か らなければいまの日本の社会問題は解決しない」(311p)。
すなわちGDPがどうのこうの、所得をあげてデフレをやめ、こどもを増やす政策を云々などという議論は意味がないと執行 氏は訴えているのである。
 肉体は滅びても魂は永遠であり、分霊としての人間が適切でなくなれば魂はほかの容れ物を探す。
 かくして「ヒューマニズムの悪徳を拭わなければ、我々はAIロボットに人間の地位を奪われるだろう。そしてそのときが 来れば、現人間はAIロボットの家畜を化しているに違いない」(396p)。
 読了後、評者はスサノオの荒ぶる魂を、ヤマトタケルの絶叫と静かなる詩を、そして三島由紀夫の雄叫びを聴いたような気 がした。

  これは、ねずさんの説く世界に通じるものがあるようです。それにしても、魂というものを考え出した人類は偉大なの か、それとも逃げなのか。
  こんなことを書くと、まさに神が人間をつくったの考えに背きそうです。やはり、神が人間をつくったと考える方が心は 静かになりそうです。

人類永遠のテーマかも!
2020年 10月 29日 (木) 第7697回  ★今こそ、漫画・アニメで日本を世界に理解して貰う時
  麻生さんがアニメを世界にと打ち上げて反日売 国左翼・在日マスメディアや野党に徹底的に叩かれて潰されました。
  その頃は、私もアニメにそれ程の意味があるとは思わず、殆ど感心がありませんでした。

  ところが、1月29日、第 2051回の「★ 日本アニメと対等意識」でも取上げたようにねずさんのブログを読んで、日本のアニメの素晴らしさを知りまし た。
  ネットでも、外国人が日本アニメで日本に興味を持ったとか、日本の素晴らしさを理解したなどと騒がれているのを見る につけ、もう一度麻生さんの構想を取り入れるべきだと考えるようになりました。

  どうやら自民党にもそれが理解出来る人が出て来たようです。今からでも遅くない、政府・外務省は全力を挙げて日本を 世界に理解して貰う道具としてのアニメや漫画を世界に紹介すべきです。


「海外の子供は日本の漫画やアニメを見て育っており、それが『日本びいき』と なる一因になっている。為政者の中 にも影響を受けた人が増えてきた」と外交に詳しい自民党参院議員。 ― 産経ニュース (@Sankei_news) October 21, 2020

  日本人が当然と思っていることに、外国人から見た日本の素晴らしさや凄さがあり、それを子供だからこそ素直に受け入 れられるのです。これを日本理解に利用しない手は無いでしょう。

  それにしても、麻生さんは時代に先行していたのかも。

勿体ないことをしたものです! 
2020年 10月 28日 (水) 第7696回  ★人民元基軸への移行がほとんど不可能
  追い詰められたChinaが生き残りを懸けて 必死に足掻いているようですが、どう考えても滅びは近いでしょう。と言うか、そうでなくては逆に世界が滅びかねません。

  やはり、勝負は、トランプさんの再選に懸かっているのは間違いないでしょう。幾らバカなアメリカ人も流石にあのバイ デンを選ぶとは思えません。もしそうなったら、裏で、China・民主党・ディープステートが不正をやったと言うこと じゃないでしょうか。

  そのChinaは人民元基軸への移行にも必死のようです。宮崎さんが詳しく書いてくれています。
  流石に、人民元を相手にしようという国は多くはないでしょう。さて、どうなることやら。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より  令和2年(2020)10月21日(水曜日) 通巻第6676号   

 中国、外貨準備からドル比重を減らしているが
  人民元基軸への移行がほとんど不可能だと認識できている

 中国の外貨保有高の主力は米国債券である。
 2017年3月のピーク時点で1兆3000億ドルだった。2020年8月末の米国財務省発表によれば1兆0700億ド ルに減少していた。

「中国は米国に報復するのなら、この米国債券を売却すれば良い」とする観測が流れていますが、これは無理です。なぜなら 担保として、同額以上を中国は國際金融筋から借り入れておりますので。

 国際金融筋は、北京の中央銀行ならびにシンクタンク、銀行関係者の発言や分析、レポート等を分析し、「戦後のドル基軸 体制、つまりブレトンウッズ体制に挑戦し、ドル基軸から人民元相乗り体制への野心を抱き、徐々にドル比重を減らしてき た」としてきた。

 国際間の決済は貿易、サービス、投資、送金にドルを必要とするが、これに代替できるのはユーロ、スイスフラン、英国ポ ンド、そして日本円である。直近のドルの比率は59%、ユーロは欧州域内の決済が多いが25%前後あり、日本円も3%台 である。

 しかし人民元は1・5%程度でラオス、カンボジア、ベトナム、タイ、ミャンマーなどでしか人民元は通用しない。
 デジタル人民を国内で実験し流通を試みているものの、人民元が、IMFのバスケット通貨でありながら国際的にはハード カレンシーには認められていない。
 ドル保有の漸減は、中国が人民元決済の領域ならびに通用空間を拡大し、いずれドル交換停止という潜在的なシナリオに備 えていることは確実である。

  それにしても、習皇帝もしぶといですね。いい加減に諦めるという考えは無いのでしょうか。
  どう足掻いても、傷を大きくするだけだとしか思えませんが、当事者としては諦めきれないのでしょう。

何時、崩壊するのか!
2020年 10月 27日 (火) 第7695回  ★中国解体2021──日本人のための脱チャイナ入門
  毎日宮崎さんにお世話になっていながら著書を 一冊も読んでないという最悪のファンなので、せめて新しい本の紹介をさせて貰います。

  それにしても、メルマガだけでも大変なのに、次から次への出版と正に超人ですね。まさかお一人でやられているなんて ことはないでしょう。スタッフは何人おられるのでしょうか。

  今度の『中 国解体2021──日本人のための脱チャイナ入門』は、長年China問題に取り組んでこられた宮崎さんの 集大成じゃないでしょうか。
  政・官・財・マスメディアはすべからくこの本を読んで、Chinaから撤退すべきです。
  それでも理解出来ない人達はもうChinaと一緒に滅んでもらうしかないでしょう。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より  令和2年(2020)10月19日(月曜日) 通巻第6674号

   ●宮崎正弘の新刊● http://miyazaki.xii.jp/saisinkan /index.html
   
  ●10月24日発売(1760円)
 宮崎正弘『中 国解体2021──日本人のための脱チャイナ入門』(徳間書店)

「特典」付きの予約募集を開始しました。予約番号をお控え下さい。
 https://www.amazon.co.jp/dp/4198651728/ 

  <本書の主な内容>
プロローグ 大戦直前の日本化する中国、真珠湾型暴発を待つ米国
第一章     物の封鎖 輸出規制の深層
台湾は「一国二制度」を拒絶、「自動車」という戦略物資
モータリゼーションに「中華圏」をつくる
財政出動の天文学的なツケは? 米国が「新同盟」を形成
第二章 技術の封鎖 ハイテク技術を禁輸せよ
軍事転用可能な技術を管理 日本のスパイ対策は 中国内の大学もリスト入りした
「アンチ華為」か「プロ華為」か? 半導体は製造不可能
親中・文在寅の末路。ステージは「次世代半導体」へと移った
ドイツさえも離反している。英国政府の寝返り、香港は殺された
第三章 ドル資産の封鎖 資産凍結と戦略物資入手の遮断
世界第二位の「経済大国」の空虚な内実、中国企業をもてはやす日経
国家サラ金「AIIB」のその後。強硬路線を止められない習近平
築かれた不良債権の山。「デジタル人民元構想」にすがる
第四章 国際社会へのアクセス封鎖 日本企業に制裁が発動する日
浸透工作のために乱舞するチャイナマネー、スパイ機関「孔子学院」
現代に蘇ったナチス国家、米連邦議会はアンチ・チャイナ一色
エピローグ 日本人への緊急提言──今すぐチャイナから脱出せよ!
 (特典の内容は近日中に告知します)

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より  令和2年(2020)10月20日(火曜日) 通巻第6675号

  『中国解体2021』(プロローグを抜粋)
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 中国経済は窮地に追い込まれ、バブル崩壊は時間の問題だが、それは中国共産党の崩壊にいたる契機となるかも知れない。
 そのうえ米中決戦がせまっている。
 2020年八月、突然、安倍首相が辞任を表明した。持病の悪化が原因とされた。
 フランクリン・ルーズベルト大統領は、自らの生命が終わりにあることを自覚しても最期まで権力を手放さなかった。老醜 である。だが、大統領としての外交的秘密が多すぎて大統領職をトルーマン副大統領にはすぐに譲れなかったのだ。真珠湾攻 撃の暗号を解読していたにも拘らず、世論を一気に参戦へもっていくために無理難題のハル・ノートを交付し、日本が攻撃し てくるのを待った。
 いま同じことをトランプが習近平にやっている。
 在米資産凍結、ドル交換停止など一連の政策は都合が予兆される。
 安倍晋三の辞任は、まさにルーズベルトの身の振り方とは正反対。マキャベリズムが基軸の世界から見れば奇妙な美意識、 政治家にあるまじき潔さと映っただろう。期待を担っての再登板も内なる敵・持病を再発させるほどのストレス漬けにより安 部政治の目標は潰えた。
 リーダーとは国民を統合し、民族的アイデンティティの価値観や伝統を尊びつつ、将来のヴィジョンを指し示し、国民を率 いる統率力をもち、カリスマ性がある。信念のために戦う姿勢をみて、皆がついていこうと思う人物である。小林秀雄は、石 原慎太郎が政治家を目ざすとしたときに、「政治家の価値とは、まわりに何人が、その人のために死ねるか」によって決まる という意味のことを言った。
 明治維新以後、日清・日露戦争を戦い抜いてきたわが国は国民精神とリーダーの目論見とが軌を一にしていた。戦後、岸信 介は政治生命を駆けて不平等条約の改定(安保条約改訂)に持ち込み、これは小村寿太郎の不平等条約撤廃に相当する成果で ある。
ところが、以後、沖縄返還の佐藤栄作あたりから「自由と民主主義による福祉国家の実現」が国家目標となり、政治は矮小化 した。
 永田町の劣化は凄まじい。皆が「国家百年の大計」を忘れたかのように、世襲議員は国家の基本に関心がなく、選挙では もっぱら、「女性の唇と女陰にむかって叫ぶ」(石川達三)。まるで何も決められないでおろおろした徳川幕府末期の幕閣と そっくりである。今後の管政権は、中国に対していかに対応するのか。それが日本政治の最大の懸念材料である。

  菅(スガ)政権も結局は決断することはないのでしょう。やはりトランプさんが再選して完全にChinaを叩き潰して くれるのを待つしかないのでしょう。
  宮崎さんが長年警告してくれたにも関わらず目を覚ます事がなかった日本は、本当に再生することがあるのでしょうか。

どうにも信じることが出来 ない!
2020年 10月 26日 (月) 第7694回  ★根深いWGIP、日本で歴史教育が正常化しない構造
  週末恒例の中山恭子さんの【夢を紡いで】は、 17日、第 7685回の「★ 学術会議だけでなく中教審も教育を駄目にしている」に続いて高橋史朗さんがゲストで日本の歴史教育問題を 語ってくれています。

  GHQによって仕掛けられたWGIPの所為と言うより、それを利用してきた反日売国左翼・在日共の金蔓になっている のが問題でしょう。
  今騒がれている学術会議などその典型でしょう。それにしても、日本人というのはここまで堕落出来るのでしょうか。
  やはり、頭の良い人達は自虐史観に染まり易いのでしょう。それ以上に、「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話す けれど日本人でない者」達による工作も効き目が強いようです。

  いずれにしても、日本は教育の改革をしない限り再生することはないでしょう。


  やはり、これも正しい国家観も歴史観も持たない政治家を選んできた平和ボケ国民の責任であることは間違いない。
  そういう国民を育てる教育界が乗っ取られているのですから問題は余りにも大きい。

  やはり、「いい加減に目を覚まさんかい、日本人! 」としか言い様がないでしょう。

さて、日本人は目覚めるの でしょうか!
2020年 10月 25日 (日) 第7693回  ★海洋放出、月内 にも決定
  安倍さんが積み残した課題を次から次へと実行 している菅(スガ)さんですが、これも本当なら素晴らしい。
  何と、トリチウムの海洋放出に踏みきるのだそうです。とは言いながら、大々的な報道は無いし、確認不足かも知れませ んが産経は書いていないようです。

  ということで、フェイクで有名な共同の記事です。

  共同通信よ り     2020/10/15
  
 海洋放 出、月内 にも決定 原発処理水で政府方針、反発必至

 東京電力福島第1原発で汚染水浄化後に残る放射性物質トリチウムを含んだ処理水の処分に関し、政府が海洋放出を決 定する方 針を固めたことが15日、関係者への取材で分かった。月内にも関係閣僚による会議を開いて決定する。風評被害対策は新たな会 議体を設置して具体化を進める見通し。

 増え続ける処理水の扱いに関する議論が2013年に始まって7年。大きな節目となるが、風評被害の懸念を訴え続け てきた漁 業者らの反発は必至だ。

 海洋放出には設備工事や原子力規制委員会の審査が必要なため、放出開始まで2年程度かかる見込み。政府はそれまで の間、国 内外の理解を得るべく説明を続ける。

  安倍さんのアレ(菅)が仕掛けた原発問題を放置しているのが不思議で仕方なかったのですが、もし本当に菅(スガ)さ んが決断してくれたのなら素晴らしい。

  やはり、菅(スガ)さんは本当の救世主になるのでしょうか。それとも、単なる人気取なのか。
  
まだまだ、判断はつきませ ん!
2020年 10月 24日 (土) 第7692回  ★孤立無援、窮地に陥った習近平がスガるのはスガ政権
  菅(スガ)さんが安倍さんが何を恐れていたの か手を付けられなかったことを次から次へと実行に移しています。
  このままでは、菅(スガ)さんこそが中興の祖になりそうです。ところが、菅(スガ)さんはChinaと経済という肝 心なところが狂っているように思えます。

  宮崎さんが田村さんの本を書評で取り上げてくれています。竹中平蔵に頼っている菅(スガ)さんは消費税減税など根本 的な問題に手を付ける気はなさそうです。

  中国問題も、二階・公明党を切れないようでは動かないのじゃないでしょうか。

  その中国の断末魔を宮崎さんが詳しく【Front Japan 桜】で、分り易く解説してくれています。
  Chinaを切って経済を立て直すという根本的な問題に手を付けられないようでは、折角中興の祖が見えてきたのも駄 目になりそうです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より  令和2年(2020)10月14日(水曜 日) 通巻第6670号   

  書評 

 孤立無援、窮地に陥った習近平がスガるのはスガ政権だが
  スガ本人がスガるのは、二階、公明党のパンダ・ハガーという大矛盾

  田村秀男『日本再興』(ワニブックス)

 「消費税は天下の悪税」「脱中国は世界標準」。
 この二つが本書の基調をなしている。
したがって景気回復こそが国を護り、コロナ恐慌から脱出するには増税ではなく減税だ。なぜなら日本が強いことが 世界に安 定をもたらすからだ、とじつに分かりやすい。
 田村秀男氏は、経済ジャーナリズムで孤軍奮闘中。なにしろ政府もシンクタンクもメディアも、嘘八百の経済政策 を囃し立 てている。
 コロナ災禍という非常事態に「財政均衡論」など糞の役にも立たない。
その誤謬をつく田村節は、大手主流メディアからは黙殺されがちである。とくに日銀・財務省、経済官僚たちは、消 費税増 税、緊縮財政で日本経済を沈没に導いた主犯たちであるにもかかわらず、田村氏の「破邪顕正の剣(つるぎ)」を厄介者扱い してきた。
「健全財政」などという美名のもと、コロナ禍で対応した「真水」が60兆円足らずだった。これで効果があるとい う期待は とうに消えた。
 ミニコミながらも「林原チャンネル」は田村秀男講座が全開。そして講義録をやさしく平明に編集し直したのが本 書であ る。
 かねて評者(宮崎)も、日本の赤字国債は国民の預貯金である1800兆円を担保としているのだから、まだ 800兆円ほ ど赤字国債を起債してもなんら問題はないし、景気回復の妙薬として、国債をばんばん発行し、通貨供給を増やして日本経済 を再生せよと唱えてきた。他方、アメリカの国債は純粋に赤字である。
 田村氏は言うのだ。
 「あと1000兆円の国債起債は可能であり、デフレ経済という元凶を断ち切れ、消費税は撤廃せよ」。
 経済成長はこころを豊かにするのである。
「第二の敗戦」とも言えるバブル崩壊以後の日本経済は右肩下がり、2020年度のGDPは、おそらく500兆円 を割り込 む。最盛期に535兆円まで伸びたGDPが490兆円ていどに転落するだろう。
 誰の責任なのか?
政治家が経済再生に政治生命をかけていないからだ。このままでは「資本主義近現代史上、他に例を見ないほどの日 本の凋 落」なのである。
 幸いにして地方で頑張っている高齢者が居る。地元の産品をネットで売り始めた。清流を求めて観光客が増えたと ころもあ るが、人口が増えているのは首都圏の四都県(東京、千葉、神奈川、埼玉)と愛知県、福岡県、そして沖縄県である。ほかの 地方自治体は人口が減っている。産業がないからだが、これも「脱中国」で日本企業が祖国へ復帰し、地方に工場を 建てると 解決する。
 無策無能を続けていると、日本国家という共同体の衰退、滅亡にも繋がりかねない。
 ノーベル経済学賞を獲得したサミュエルソンは「需要と供給さえ覚えれば、オウムでさえも博学の経済学者になれ る」と 言ったが、さしずめ「日本の政治家、官僚、経済学者、メディアの主流派はオウム以下です」(16p)
 そればかりではない。日本国債が暴落すると言いふらす一群のエコノミストたちがいる。莫迦につける薬はない が、それを 重奏してラウドスピーカーの乗せるのがテレビの討論番組とかの付和雷同、軽佻浮薄な輩たちで、フィクサーは財務省官僚あ たりだろう。
 財務省は改革の方向性は分かっていても、興味がない。「政策を実施するための財源がない」と言い訳している し、「少子 高齢が進む日本の経済成長率が低いのは仕方がない」と言い訳ばかり。
 ところが現実に「世界で一番お金が余っている」のが日本なのだ。それゆえに米ドル交換停止になる恐怖心を抱く 中国が、 最近日本の国債の買い増しに走っているではないか。
 チャンスがめぐってきた。
 「コロナショックこそが日本経済を復活される千載一遇の好機だ」(19p)。
 平明な文章だが、パワフルな日本経済再生論である。


  さて、菅(スガ)さんは中興の祖になれるでしょうか。それとも、二階・公明党・竹中など売国奴によってそのチャンス をミスミス逃すことになるのでしょうか。

さて、日本はどうなるでしょ う! 
2020年 10月 23日 (金) 第7691回  ★江戸時代の繁栄は鎖国のお陰
  宮崎さんの新しく始まる対談の動画一回目のゲ ストが高山さんといういうことで期待して待っていたのですが、何かトラブルがあったようでアップが遅れたようですが、 やっとアップされました。

  やはり、お二人の話は面白い。その中でも宮崎さんが鎖国の素晴らしさを江戸時代を例に取り上げてくれていたのが良 かった。やはり、日本は鎖国が一番。

  高山さんはキリスト教の恐ろしさを語ってくれています。

  日本は、やはり内外で付き合い方を使い分ける事が必須です。世界は腹黒いことを前提に付き合いましょう。


  来月は、加瀬さんだそうです。これも楽しみ。

やはり、日本は素晴らしい!
2020年 10月 22日 (木) 第7690回  ★宮城知事、女川原発再稼働同意へ
  安倍政権が何を恐れていたのか、アレ(菅)の 工作を放置している原発問題がやっと少し動き出したようです。
  宮城県知事があの女川原発の再稼働を同意したのだそうです。とは言え、実際に稼働出来るまではまだまだ道程は遠いよ うです。
  反日売国左翼・在日共が特亜3国の指令で稼働させないように必死で邪魔をしてくることでしょう。
  このところ、滞っている問題に取り組んでいる菅(スガ)さんが動いてくれる可能性もありそうです。
  菅(スガ)さんは安倍さんを見ていて、余りの慎重さにいらいらしていたのかもしれません。
  この素早い動きに正しい国家観と歴史観の裏付けがあるとしたら、案外菅(スガ)さんは大化けするのじゃないでしょう か。

そうあって欲しい!
2020年 10月 21日 (水) 第7689回  ★先人たちと繋がり、100年先に届ける仕事
  福島・葛城コンビの【Front Japan 桜】で、福島さんがChinaのワクチンの恐ろしさをご自分が留学時代に飲んだ薬の恐ろしい経験も交えて話てくれていま す。
  中国の毒食品も食べたく無いのにワクチンは信用するなんて有り得ないですね。

  後半の葛城さんは何時もの森林問題を語ってくれています。先人が守って来てくれた森林を戦後の日本は、金儲けの為に 安い外材を輸入し国土を荒廃させてしまいました。
  その危機感から動きだした運動が少しずつ実って来ているようです。

  国土を守ると言う基本を忘れた儲かれば良いという考えを改めないとChinaのように人間が住めない国になりかねま せん。
  これこそ農水省が考えなければならないことですが、ここでも、国家観も歴史観も無い優等生が跋扈しているのでしょ う。


 参考:キャ リアアップの流れ - 新たな森林・林業の担い手を応援!『緑の雇用』ウェブサイト RINGYOU.NET

  やはり、日本を取り戻すには時間は掛かかっても、正しい国家観と歴史観を持たせる教育を取り戻すしかないようです。
  長い年月が要りそうですが、取りかかれば解決は見えて来るでしょう。

さて、日本は取りかかるで しょうか!
2020年 10月 20日 (火) 第7688回  ★日本学術会議を共産党の支配下に置いた奴
  完全に売国組織となっていることが明らかに なった日本学術会議ですが、どうやら、そう仕向けた犯人がいるようです。

  阿比留さんがフェイスブックにアップしてくれています。単にGHQが犯人じゃなく戦後利得者がこうやって内部で動い ているのが良く分かります。
  やはり、日本の教育界は根本から変える必要があるようです。つまりは、まずは文科省の廃止。日教組やこの日本学術会 議の廃止。大学の整理などやることは山ほどありそうです。
  やはり、これを許してきた戦後政治の責任は大きいでしょう。と言うか、仲間だったのかも知れません。

  何とか、これをやらないと日本は本当に消滅するかもしれません。

  それにしても、こんな奴等を放置してきた政府・自民党は情けない。何と、この人は沖縄問題の首謀者でもあるようで す。

 
  日本学術会議の廃止は間違いないでしょう。これをこのまま許すようでは日本の政治も未来もなさそうです。

さて、どうなるか!
2020年 10月 19日 (月) 第7687回  ★核のゴミ、批判は私が一身に受ける覚悟だ
  安倍政権で一番理解出来無かったのが原発問題 だったことを何度も書いてきました。その付けが今核のゴミ問題として北海道で争われていることを、12日、第 7680回の「 ★神恵内村役場に「死ね」の暴言も 核ごみ調査」などで取り上げてきました。

  2つの近隣の自治体が受け入れに手を挙げてくれています。

  その村長さんが、「批判は一身に受ける覚悟」と発言されたそうです。この言葉を安倍さんに言って貰いたかったと思う のは私だけでしょうか。
  とは言え、そう簡単に言える言葉じゃないですね。その決断が正しかったかどうかが分かるのは何時のことやら。
  それだけに安倍さんも決断出来無かったのでしょうか。ここで、何度も中曽根さんの民営化を批判していますが、あれ だってその時は分からなかったのでしょう。やはり、トップに立つというのはもの凄い責任を負うことを決断できるかどうか にありそうです。
  今の時点で正しいとか正しくないとかの批判は無責任と言えるのかもしれません。

さて、その結果は何時にな るのか!
2020年 10月 18日 (日) 第7686回  ★君が代を歌えなかった私が、政治を目指した理由
  終戦後の教科書を墨で塗らされたという話を思 い出させることが北海道でやられていたことを、2019年2月19日、第 884回の「★ 音楽教科書の君が代歌詞の上に紙を貼らされる」で、取上げました。

  その小林ゆみさんが、そうしたことを書いた本を出してくれたようです。こんな教育を受けた小林さんがどうやって目覚 めて保守の政治家になったかには興味があります。
  若い人達が同じように目覚めてくれれば日本も変わりそうです。

  それに比べて、我々団塊の世代以上は目覚めないようです。やはり一日も早く地上から消えて貰うしかなさそうです。

  宮崎さんが書評で取り上げてくれています。それにしても、未だにこんな教育が罷り通っているとは教育の劣化も極まれ りです。今もやっているのでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より  令和2年(2020)10月10日(土曜日) 通巻第6666号   <前日発 行>

  書評

 社会の矛盾に素朴な疑問を抱いて一直線に政治を目ざす愛国女子
   こういうタイプの新世代が増えると、未来に明るい展望が拓ける

  小林ゆみ『君が代を歌え なかった私が、政治を目指した理由』(ワック)

 北海道は美唄市生まれ。日教組がしぶとく教育現場を支配するところ。歴史、道徳、国語など教育が荒廃している。君が代 に ちゃんと歌詞があることを知らずに、サッカーの歌かと思っていた筆者は、偏向教育の現場で多くの矛盾に気がつき始めた。
 佐藤優氏の影響を受けて外国語大学をめざし、スウェーデン語を選択した。
ムーミンに影響されたというあたり、現代っ子である。使われる用語も、評者の世代が理解できない新語まで飛び出す。

 小林さんは最初、銀行に勤めるが、日々空しく、一念発起して自民党議員秘書のインターン生活。そして突如、杉並区議に 立候 補して上位当選、二期目は無所属ながら二位当選と、サイレント・マジョリティを引きつけた。
 こういう女性議員が誕生したことは、悦ばしい現象ではないか。
 参議院でも松川るい女史、衆議院では稲田朋美、杉田水脈女史。地方議員には無数の女性議員が男性顔負けの活躍をしてい る。
 これまで女性議員の枠に留まらず、しかも愛国的思想に傾いているのが最近の傾向である。

 なぜか。女性は本能でものごとを考えるからだ。屁理屈を云わず、自然に反応するからだ。正義や道徳に悖る行為や発言を なす 議員を、その本能が許さないのだ。
男性はどちらかと云えば、論理的にものごとを考えて、行動するようになる。そうなると戦士には向かない。社会が衰退する のは 男性の女性化である。とくに現代は「草食系」が増えて、女性に圧倒されるのだ。
 古来より、女性は強い男性に憧れ、豪腕な戦士の子を産んだ。社会が健全だったときに大原則である。これを忘れた欧州 は、滅 びゆくしかないが、日本の少子高齢化社会も、日本の衰滅に繋がりかねない。
 北海道ではアイヌ問題が燃え、背後に左翼の組織運動が連携した政治工作の結果だが、先住民族として認めた。筆者の小林 ゆみ 氏は美唄市にアイヌが殆ど居なかった経験から、それならアイヌの前にいた人々をどう扱うのかと初歩的な疑問を抱く。

 本書はまさに木訥にして素朴、初歩的な疑問から、自ら勉学して政治を志すいたる三十年余の人生を語るのである。
 社会の矛盾に素朴な疑問を抱き、一直線に政治を目ざす愛国女子が輩出中である。こういうタイプの新世代が増えると、未 来に 明るい展望が拓ける 

  ご本人の動画もありました。


  日本は、やはり女性が立ち上がらないと目覚めないのかもしれません。宮崎さんも期待している様に、女性が日本を再生してくれるのかもしれません。

 やはり、日本は女性が主 役!

  と、書いてきたら、何と小林さんに大変な事が起きているようです。小坪慎 也さんがフェイスブックで報告してくれています。



2020年 10月 17日 (土) 第7685回  ★学術会議だけでなく中教審も教育を駄目にしている
  学術会議の酷さが露になって、上手く行けば民 間に移行という可能性もでてきているようです。
  とは言え、日本の教育を駄目にしている組織はまだまだあるようです。

  中山恭子さんの【夢を紡いで】で、ゲストの高橋史朗さんが、そんな闇の一つ中教審などを取上げてくれています。

  もう一つ、教科書問題で、不採用の裏にデジタル対応で跳ねられるというのもあるようです。ここでも資金の無い保守陣 営は資金豊富な反日売国左翼・在日共に対して無力なようです。 

  さて、問題の中 教審ですが、何と会長が未完の占領政策を完成させると考えている人だそうです。自虐史観がなくならないはず です。
  高山正之さんもおかしな教科書を取上げてくれています。



  それにしても、教科書の汚染は酷すぎますね。これも高橋さんが言われてい たように政治のたるみでしょう。
  日本の将来を決める教育にもっと真剣に取り組んで貰いたいものです。

これも、票にならないの か!
2020年 10月 16日 (金) 第7684回  ★大化の改新は「乙巳の変」、厩戸王子(聖徳太子)は居な かった?
  宮崎さんやねずさんのように日本の素晴らしい 歴史を教えてくれる人も居れば、未だに自虐史観を唱える反日売国左翼・在日共も居るようです。

  珍しく宮崎さんがそんな本を書評で取り上げてくれています。その反日振りに怒り心頭なのかもしれません。
  それにしても、未だにこんな自虐史観に犯された奴等が跋扈していることに日本の戦後教育の恐ろしさを思い知らされま す。
  こうした反日売国左翼・在日共を一掃する日は来るのでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)10月9日(金曜日) 通巻第6665号

  書評 

 大化の改新は「乙巳の変」、厩戸王子(聖徳太子)は居なかった?
   うららかな万葉の基調に不協和音が雑然と混入

  千田稔『古代飛鳥を歩く」(中公新書)

 日本のルーツを飛鳥に求めての浪漫の旅のような題名だから惹かれる人も多いだろう。
 しかし「飛鳥は近代である」(林房雄)。飛鳥は日本人のルーツではない。日本人のルーツは縄文である。前提となる歴史 認識が違うのだが、さて読み進む裡に、不快な印象はぬぐえなくなる。
万葉の安らかにしておおらかな浪漫が雑音で?き消される気がするのだ。
 大化の改新を「乙巳の変」と呼び、厩戸皇子(聖徳太子)は居なかったという出鱈目を長々と紹介する。これがどうやら日 本の左翼歴史学界の「常識?」らしく、げんに文科省の歴史教科書検定では、厩戸皇子を存在が疑わしいとして消し去る動き があった。もはや文科省も左翼に征圧されたようである。
 大化の改新は、西暦645年(この年から元号を制定し、大化元年となる)、たしかに中大兄皇太子(後の天智天皇)と中 臣鎌足(後の藤原鎌足)による蘇我入鹿の暗殺というクーデターが切っ掛けであり、蝦夷も自殺に追い込まれた、この「乙巳 の変」なるは、暗殺事件による蘇我氏滅亡を指す狭義である。
 広義には公地公民などの政治改革は継続され、大化の改新とは税制を改め、半世紀後の大宝律令へといたる天皇親政システ ムの完成にあり、この間に難波への遷都も行われた。
 本書では直截な表現を避けているが、日本文化は朝鮮の影響が強く、仏教渡来前の基礎的な宗教は道教だ等ととなえるのだ から、いまの歴史学界の混迷と錯綜を象徴するような内容である。
 前半の縦軸は蘇我稲目、馬子、蝦夷、入鹿の蘇我本宗家であり、崇峻天皇を馬子が暗殺したという暗い展開からはじまる。 蘇我馬子は聖徳太子の保護者にして実力者だったが、やがて舒明天皇擁立をめぐって滅ぼされる。しかし蘇我本宗家は滅亡し ても、分家一族は「石川」と改称し、やがて宋我氏として甦生するのが蘇我氏の系図である。
 蘇我を渡来人とは断定しないまでも、渡来人集団が飛鳥時代を、その文化的な素地を形成したなどと推定されているのも、 大いに問題だろう。
最初からシナ、朝鮮に位負けしているのである。
 推古天皇崩御のあと聖徳太子の子らを差し置いて、田村皇子(舒明天皇)が即位されるが、この過程で蘇我宗家の衰退が明 らかになり、初めて舒明天皇は飛鳥の中心部に宮を置かれた。
 従前、ヤマトのあちこちを皇居は移転してきたが、舒明天皇以後は、岡本宮から皇極天皇の板葺宮、斉明天皇の後飛鳥岡本 宮、天武天皇の飛鳥浄原宮と天皇が変わるごとに皇居は移転した。
 天孫降臨のニニギノミコトもモデルは草壁の皇子で、これが古事記のモデルだと、著者が奇想天外な仮説を吹聴するに及ん で、梅原猛のような古代推理小説の世界に迷い込んでしまう。せっかくの飛鳥万葉の旅も、雑音が多すぎる書となってしまっ た。

  それにしても気の毒な人です。折角産まれた素晴らしい国を貶めて何が楽しいのでしょうか。本当に信じているのか、そ れとも、「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」達のように日本を貶めることを仕事にしてい るのでしょうか。
  
何とも哀れなことです!
2020年 10月 15日 (木) 第7683回  ★中国の真のGDPについて
  一体、Chinaの本当のGNPはどれくらい なのかという疑問は常に付き纏います。本当に、日本を抜いているのかの疑いも拭いきれないものがあります。尤も、これ は、希望的観測と言う奴ですが。

  それを宮崎さんが読者の声で紹介してくれています。いずれにしても、日本を少し上回る程度のようです。宮崎さんも同 程度の推計のようです。
  それにしても、本当のGNPさえ解らないChinaに振り回されている世界は、やはり単なるバカなのか。それとも Chinaが狡猾なのか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)10月7日(水曜日) 通巻第6663号

 (読者の声1)

 中国の真のGDPについてですが、日本戦略研究会フォーラム(JFSS) 澁谷司アジア太平洋交流学会会長は
http://www.jfss.gr.jp/article/1217
 の中で、以下のように述べられています。
 「2020年5月28日、李克強首相は、全国人民代表大会の記者会見で「中国には月収1,000元(約1万5,000 円) の人が6億人いる」と爆弾発言を行った。この数字は国内ばかりでなく、世界にも衝撃を与えた。その際、李克強首相は同時に 「2019年、中国人の平均年収は3万元(約45万円)」だとも指摘している。
 この数字は、「6億人の月収が1000元」同様、インパクトがあった。なぜなら、中国の人口が14億人だとすれば、国 内総 生産(GDP)はたった約630兆円にすぎないからである(ちなみに、昨年、我が国のGDPは約554兆円だった)。
 とあります。

 この意味するところは、中国の総所得は45万円/人x14億人=630兆円であり。GDPの三面等価の原則(生産=分 配 (所 得)=支出)を考えると、GDPは630兆円であるということになります。公式発表は1550兆円ですが、日本とそれほど変 わらないというのが実態のようです。 
 (HM)

 (宮崎正弘のコメント)小生の計算方法は公式数字の三割を水増しとし、さらに統計局の数字のトリックをさしひくと、お そ らく 最大でも900兆円、最低で700兆円としました。
 中国は面子にかけても本当の数字を公表しないでしょうから(いやそもそも誰も本当の数を知らない)、膨大な嘘の数字は 並び 続けるでしょうが。。。

  いずれにしても、ソ連崩壊と同じようにChina崩壊の後でしか信実は分からないのでしょう。
  それでも、崩壊後に日本が抜き返すのだけは間違いないでしょう。それとも、今の日本の体たらくではそれも期待出来な いのでしょうか。

さて、信実はどこに!
2020年 10月 14日 (水) 第7682回  ★世界最先端の大型実験装置「JT 60SA」の建設が完成
  究極のエネルギーである太陽と同じ原理の核融 合こそが世界を救うと確信していますが、果たして実用化に漕ぎ着けることができるのでしょうか。

   2015年6月3日、第 5722回の「核 融合炉2019 年運転開始予定」などで取り上げた日本の核融合炉の建設が完成していたようです。
 こんな素晴らしい完成を殆ど報じない日本のマスメディアはやはり狂っているとしか言い様がない。

  分り易い動画がアップされていました。


  参考:先 進プラズマ研究開発 JT-60SA建設  掲載日:2020年4月28日更新 

 JT-60SA本体の完成(令和2年3月)

  結構予定通りに進んでいるようです。こうやって地道に研究を続けていてくれている方達もいる反面、今やその売国曲学 阿世が明らかになって来た日本学術会議なんて奴等もいることに本当に腹が立ちます。

  地道に研究に携わってくれている方々の苦労が正当に評価されるようになってほしいものです。
  日本を喰い物にする奴等が地球を救う研究をしている方達より評価が高いなんて有り得ないでしょう。 
 
さて、どうなるのでしょうか!
2020年 10月 13日 (火) 第7681回  ★中国全土の「反日記念館」をじっくりと撮影旅行してみた
  南京の反日記念館は有名ですが、Chinaの 嫌らしさは、同じようなものを各地に作っていることのようです。
  お恥ずかしいですが、そんなにあることを知りませんでした。その記念館を巡って写真を撮り本を出版してくれた方がい るようです。何と、筆者は日本多勝一だそうです。冗談がきついですね。

  その本を宮崎さんが書評で取り上げてくれています。宮崎さんも実際に訪問された経験を詳しく書いてくれています。
  それにしても、これだけのことをやられても何の抗議もしない日本政府・自民党の根性の無さには呆れるしかないです ね。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より  令和2年(2020)10月5日(月曜日) 通巻第6661号

  書評 

 中国全土の「反日記念館」をじっくりと撮影旅行してみた  
  フェイク写真ばっかりだが、れれっ、本多勝一の写真も撤去されていた

  日本多勝一『中国の旅』(依代之譜)

 最初から抱腹絶倒なのは筆名が洒落ていることだ。
 日本が勝つという寓意が籠められているかのようである。なにしろ嘘八百を並べて中国の代理店となった朝日新聞記者、中 国では今も英雄かとおもうと、或る反日記念館では飾ってあった本多勝一の写真は撤去されているという。
 著者は中国全土の「反日記念館」をじっくりと撮影旅行したのだ。ご苦労様!  
 評者(宮崎)も北京の軍事博物館を、石平氏と観察に行ったとき(十年前は、ふたりして中国を大声で批判しながら北京を 歩いても、なにもなかった)、玄関にミサイル、戦車、戦闘機をどかんと飾って、別の棟へ行くと、中国の過去四千年の戦争 史、なかでも圧巻が、じつは日本軍の兵器なのだ。世界広しと雖も、戦前の帝国陸海軍の兵器をここまで多彩に揃えている歴 史館はない。もちろん、日本にもない。
 北京軍事博物館見学の感想を石平氏がぽつりと言った。
 『要するにこの展示では戦争が悪いとは一言も書いてありませんね』
 さて「日本多」氏、2000年頃から十年ほどかけて、中国全土の反日記念館の主なところを巡回し、撮影を続けてきた。
場所によっては時間間隔をあけて、二回、観察に行った。たとえば平頂山や南京の記念館は新装、改装されて、展示内容にも 変化があった。南京ではアイリス・チャンが中庭に金ぴか像、内部の展示は外国人「ジャーナリスト」の証言のパネル展示ば かりである(かれらが宣教師宣伝隊や、蒋介石に雇われたスパイだったことには一言も触れていない)。

 遼寧省の入り口、大連はもちろん、二百三?地、東鶏冠山、ベトン基地、そして水師営が目的地となる。
東鶏山北保塁が保存され、観光スポットになっている。日本は敵将のコントラチェンコ少将を悼んで、ここに石碑を建てた。
著者は言う。
「敵将をも讃える武士道精神の発露、という国を超えたいい話なのですが、中国の人の考え方は奥が深い。碑の横の説明看板 にはこうああります。『戦後、日本軍はそのだ寛大な度合いと戦功を誇示するため、ここに石碑を建てた』
 じつは評者らも、ここで中国人ガイドと論争になった。敵をもあっぱれと追悼する精神は中国人にないこともわかった。だ からシナの民は靖国神社に魂魄があつまるという鎮魂の儀礼は理解できない。
 評者は訊いた。「ところで日本人の戦死者の墓はどこにありますか?」
 ガイドの目がテンになった。なにしろ墓を暴く人たちが、敵の骨を埋める筈がないではないか。

 ▼「水師営」の会見場は完全なレプリカ、隣の食堂が経営

 水師営は、大正5年に祈念碑が建立されていたが、「昭和二十年、侵攻してきたソ連軍は、石碑はダムに沈め、家屋は破 却、ナツメの木も切り倒してしまった」。
 いま再建されているのは隣のレストランが、日本人観光客を当て込んで再建したものだ。
すべてがレプリカ、弾丸跡も偽物、ナツメの木は高さから見て近年の植林と分かる。『古色から文字のニュアンスに至まで巧 妙に再現している』(9ページ)。
 さらに著者は奥地へ行く。
大連のさきに軍事都市として秘密のベールの蔽われていた旅順が公開されたのは十数年ほど前、評者もまっさきに行ったが、 この旅順には安重根が処刑された刑務所跡地もある。
 奉天(瀋陽)では張作霖爆殺事件現場、「九一八記念館」。瀋陽に近い撫順刑務所跡(ここで日本軍兵士が洗脳され、かの シナの政治宣伝日本支部ともいえる「中帰連」が誕生した)。 
 撫順は露天掘りの石炭の町だが、ここに皇帝溥儀も収監された。その部屋が展示されている。
 新京(長春)には皇居(皇帝溥儀の仮御所)は偽満州国の展示がある。
 中国が必ず「偽満州国」「偽皇居」というのは満州建国を認めない立場だからだ。
「正史」に書いていないことは認めない。なんたって権力を握ったら、歴史を全部改竄し、正統性をとなえるのが「正史」だ から、真実も異論も排斥する。
傑作は「偽軍」である。えっ? 何のこと、係員に説明しても、答えられない。そんな風に教え込まれているからで、つまり 日本と戦ったのは共産党だと言い張る。抗日戦争を戦った主体は蒋介石だったが、そのことは伏せて、国民党軍は「偽軍」と なるわけだ。
 哈爾浜では七三一部隊の『陳列館』があって、出鱈目な人体実験とかの展示がある。あまりに不潔な衛生環境で、疫病対策 を講じていたのが同部隊だったのだが、真実はどうでもよいらしく、共産党の宣伝にひっかかってアジビラを書いたのが森村 誠一だった。
 錦州にも戦役記念館がある。天津にも平津戦役記念館。そして、極めつけ、首都北京には「人民抗日戦争記念館」がある。 しかも、これ日本政府が財政支援したのだ。
 真っ赤な偽物『田中上奏分』が展示され、数々の虐殺写真は、「シナ官憲に処刑された満州匪賊のもの」「シナ兵に殺され た日本人の解剖写真」も、日本軍の仕業とされている。
 すでに中国が『証拠』としてあげた写真がすべて嘘であることは証明されているので、これ以上の説明は、すくなくとも、 このメルマガの愛読者には不要である。
 撮影の旅は南京へと続くが、所謂『南京大虐殺記念館』、評者も昔のものと、新装なって大々的に再開したときと二回、見 学したが、この著者も前後二回、南京へ飛んでその比較をしている。
 驚いたのは雲南省の奥地、インパール作戦で引き揚げる日本軍が戦った拉孟、騰越にまで足を延ばしていることだ。後者二 つも、樋泉克夫氏、高山正之氏らと評者は見学にいった。そのことは他にも書いたので割愛する。
 ともかく中国全土、著者はこまみに歩いて撮影をつづけてきた。本書の根幹をなすのは貴重な写真である。
 評者も、このほかに孫呉、黒河、愛軍記念館から満州里、広州では孫文の臨時政府記念館も行った。錦州戦役記念館だけ は、訪問したときは休館日だった。

 主な内容は次の通り。
 ◆大連/アカシアの大連・鉄路鍋炉安装工程公司・金州城外南山戦跡◆旅順/二〇三高地・東鶏冠山北堡塁・望台砲台・水 師営会見所・旅順監獄・旅順万忠墓
紀念館◆奉天/満洲某重大事件・「九・一八」歴史博物館◆撫順/撫順炭鉱・平頂山殉難同胞遺骨館・撫順戦犯管理所◆新京 特別市/満洲帝国・満洲映画協会
◆哈爾濱/侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館◆錦州/遼瀋戦役記念館◆天津/平津戦役紀念館◆北京/中国人民抗日戦争紀念 館・抗日戦争彫塑公園・中国人民革命軍事博物館・中国空軍航空博物館・北京航空航天大学 北京航空館・北京坦克博物館・中国民兵武器装備陳列館◆上海/上海海軍特別陸戦隊本部・八百壮士英雄抗日事跡陳列室・上海淞滬抗戦紀念館・上海龍華烈士紀 念館◆南京/侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館・南京渡江勝利記念館・南京神社◆西安/西北工業大学 西安航空館◆騰沖(騰越)/テン緬抗戦博物館
●B5版 表紙込100 ページ・本文モノクロ 1500円
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 なお、この書籍は書店で入手するのが難しいうえ、アマゾンでは取り扱わない。
購入希望はメールで  yama@sakura.nifty.6jp
 (郵便番号、住所、お名前、電話番号を副えて。到着後、振り込みになります)
参照         http://ki43.on.coocan.jp/hon/hon.html
「宮崎メルマガを見た」と申し込めば、送料不要の由です。

  それにしても、凄まじい執念です。せめて、この本を世界に配布するくらいのことはやって貰いたいものです。

  最近の菅(スガ)さんの動きをみていると、やる可能性もあるかも。
  
そうであって欲しいものです!   
2020年 10月 12日 (月) 第7680回  ★神恵内村役場に「死ね」の暴言も 核ごみ調査
  北海道の骨のある寿都町長を、8月28日、第7635回の 「★ 核ごみ第2段階調査に意欲」で、取り上げました。
  ところが、他にも手を挙げてくれている北海道の村があるようです。

  その村役場に案の定反日売国左翼・在日共が反対しているようです。何とも卑劣な奴等です。
  と言うか、やはり「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」達の仕業でしょうか。

  いずれにしても、こんな声に負けずに頑張って貰いたいものです。
  腰の引けた政府の対応がこうした反日売国左翼・在日共をのさばらせているのは間違い無いでしょう。
  そんなバカな代表とも言える小泉が訳の解らないことをほざいているようです。何を言ってるか理解できません。
  もっと国民に分り易く説明して貰いたいものです。
  こんなのが日本のエネルギー問題に感心があるとも思えません。やはり、正しい国家観と歴史観を持った議員に大臣を やって貰いたい。

  そんなバカな大臣を尻目に北海道のお二人がいよいよ決意を固めてくれているようです。  


  いよいよ廃棄物問題も動きだすのを何としても止めようとする反日売国 左翼・在日共が動きだしたようです。
  何と、寿都町の町長宅が放火されたそうです。大事には至ってないようです。とうとう、奴等はこんなこと までやりだしたようです。
北海道寿都町長宅に放火か 火炎瓶? 道警が捜査https://t.co/DpFMY5srwb
  それにしても、学術会議を筆頭に日本中の反日売国左翼・在日共が沸き出ているようです。と言うか、裏では全て繋がっ ているのじゃないでしょうか。

  やはり、日本の再生には反日売国左翼・在日共の一掃が急がれます。これも戦後の政治がきちんとした対応をせずに奴等 を甘やかして来た付けでしょう。
2020年 10月 11日 (日) 第7679回  ★東大寺東塔復元2案 奈文研 高さは96メートル
  東大寺東塔を復元する案があるのだそうです。 名古屋城や江戸城などの復元の話題もあります。これが必ずしも良いことなのかどうかは意見が分かれるところもありそうで す。

  特に火事で消失した江戸城は2016年10月07日、第 841回の「★ 天守閣はいらない」などで取り上げたように、保科正之が戦が無くなった平和な時代に天守閣は必要ないとの考 えで敢えて再築しなかったという素晴らしい話があります。

  とは言え、見てみたい気持ちもあります。特に7重の塔なんて見てみたいものです。
  さて、どうなるでしょう。薬師寺の西塔のように寄付で賄えるかもしれません。何となくワクワクします。

日本に、その余裕がある か!
2020年 10月 10日 (土) 第7678回  ★正倉院、宝庫「開封の儀」
  中学校の修学旅行が京都・奈良だったのです が、未だに納得が行かないことがあります。
  それは、正倉院を見学した時だと思うのですが、校倉造りに興味があって楽しみにしていたのですが、教科書で見た物と は思えないなんだか小さいもので、どうみても本物とは思えなかったものです。あれが、本物だったのか今でも疑問を持って います。

  その正倉院にはカギが掛けられていないというのを、2013年06月20日、第 39回の「★ 理想の世界」で書いたように初めて知りました。
  それで、尚更、あれは本物だったのだろうかとの疑問を思い出したものです。

  その正倉院は、未だにカギはしていないようですね。

  正 倉院について

  麻縄も知りませんでした。全く、知らないことばかりです。それにしても、未だに鍵をしていないことに感動し ます。
  とは言え、そんなことに誇りも感じられないと思われる「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日 本人でない者」達がうようよしているだけに大丈夫だろうかと思ってしまいます。
  尤も、警備は厳重なのでしょう。

  それにしても、子供の頃のカギをする心配もせずに生活していたあの民度の高い日本を取り戻すことは出来るの でしょうか。

  とは言いながら、夜も平気で鍵の無い網戸で平気なのは田舎故でしょうか。

やはり、不用心かも! 
2020年 10月 9日 (金) 第7677回  ★東京証券取引所のシステム、終日ダウン
  とうとう心配していた日本のハッカー対策の脆 弱さが証明されたようです。この大問題が余り騒がれてないのもChinaに対する忖度でしょうか。
  単なる故障であれば良いのですが、やはりChinaの攻撃と考えるべきじゃないでしょうか。というより、それを想定 した対策を早急に取るべきでしょう。

  取り上げるのが遅くなりましたが、宮崎さんが警鐘を鳴らしてくれています。それにしても、日本の平和ボケはどんどん 酷くなっているように思えて仕方ありません。
  ここに、売国奴竹中まで絡んで来そうとなれば日本の消滅も見えて来るのじゃないでしょうか。

  私個人としては、株式市場が停止しようと何の影響もないのですが、日本経済にとっては大変な影響があるのでしょう。
  と言うか、このまま株式市場を停止したらマネーゲームはどうなるのでしょうか。その方が案外日本人にとっては良かっ たりして。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)10月2日(金曜日) 通巻第6658号  

 東京証券取引所のシステム、終日ダウン
  某国のハッカー戦争準備、攻撃の予行演習ではないのか

 10月1日、まさに某国は国慶節。日本は中秋の名月。 
 早朝、東証システムの不具合が発見され、バックアップシステムも作動しなかった。
 どこの国でも自動的にバックアップシステムが作動する筈で、まして東京証券取引所は米国のようにNy,ナスダックなど 分散型でもなく、一極集中なのである。

 日本経済の命脈が一瞬機能しないということは日頃のシステム防衛への意識が低く、取り組みが遅い証拠である。
 まして終日取引停止の発表が11時45分にまで持ち越されるという失態。致命的なミスである。これは証券取引で三兆円 の取引が蒸発したなどという金銭の問題ではない。国家安全保障の問題である。

 某国のハッカー戦争を準備するための、攻撃の予行演習ではないのかと筆者は直感的に思った。
インターネットという新語が登場したのは1996年だった。おりからハリウッド映画『ネット』は、謀略集団が、ウォール 街を攻撃し、ハッカー、ウィルスなどのデジタル戦争で、市場が壊滅的打撃を受けるという、その時点での近未来予測映画 だった。将来の戦争のパターンを描くスターウォーズのように、全米では大ヒットした。

 不気味な想定は、すでに何回も現実のものとなった
 過去五年の例を挙げても、2015年7月にNY証券取引所は、三時間にわたってシステムダウンに襲われ、2016年7 月にはシンガポール証券取引所、18年1月にはベトナムで、19年8月にはロンドン、そして、この八月にはニュージーラ ンド証券取引所がサイバー攻撃を受けた。

 これまでに日本でも官庁や大企業のHPが襲われ、またシステムを乗っ取って、身代金をビットコインで要求する犯罪集団 が、北朝鮮、露西亜などから行われた。日本にハッカー対策本部ができたのは、それ以後である。

 甚大な被害に遭遇しながらも、日本の対策は鈍くて、時代遅れ、今頃になったデジタル庁などと騒いでも、十周ほどの周回 遅れである。
デジタル庁は管所政権の目玉だそうだが、「庁」というのは二流官庁で、上に総務省か、なにかの行政機構の下部機構とな る。
しかし、国家安全保障に直結する問題なのだから、本来なら防衛省直属でなければならない。

 スイスのIMDの調査に拠れば、日本のデジタル競争力は、じつに27位である。
米国、シンガポール、デンマークなどがトップで、8位が韓国、11位が台湾、16位が中国、21位がエストニア。これら の国々の遙か後塵を拝して、これほどの周回遅れも、日本人の時代感覚の鈍さの所為なのか?

  一度、世界中の株式市場が停止するなんてことが起これば、案外、グローバリズムやマネーゲームの退治になるなんてこ とになったりして。流石に、これは甘いのでしょうが、一度マネーゲームを見直す契機になるのじゃないでしょうか。

どうなるか見てみたい!
2020年 10月 8日 (木) 第7676回  ★英国の闇 チャーチル
  チャーチルと言えば英国をドイツから救った英 雄だと日本の戦後教育で思い込まされて来ました。
  それだけに、その腹黒さをネットで知ったときには、やはりそうだろうなあと思ったものでした。それでも、子供の頃に 埋め込まれた教育の影響は大きいものがあり、未だに彼を憎み切れないものがあります。

  ところが、渡邊惣樹さんがそんな幻想を徹底的に打ち壊してくれる本を書いてくれたようです。

  宮崎さんが書評に取り上げてくれています。どうやらとんでもない奴だったようです。やはり世界は日本人には想像も出 来ない腹黒い奴等がいるようです。

  世界一幸せなシラス国で育った日本人にとっては難しいでしょうが、やはり、内と外での付き合いを使い分けることが必 要です

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)9月29日(火曜日) 通巻第6654号  

  書評 

 世界史の闇の司祭、チャーチルの実像に迫る
  巨悪の戦争屋、野心家、冷徹で冷酷な打算だけの人生観

 渡邊惣樹『英 国の闇 チャーチル』(ビジネス社)

 副題は「世界大戦を引き起こした男」。
セルビアにおける銃弾、暗殺事件を切っ掛けに欧州での戦争は不可避だったが、地域紛争で終わるはずだった。
オーストリア皇太子夫妻は、サラエボ訪問を始めたときから町の様子の異常を認識していた。
なぜか警備が少なく、町が異様な敵意に満ちていたなかで、行事をこなした。
 橋のたもとのビルの角で、偶然にテロリストに発見され、撃たれた。いま、この場所は『観光名所』となって、評者(宮 崎)も、ここで『記念撮影』をしたことを思い出すのだが、この銃弾が、なぜ大規模な第一次世界大戦になったのか。
 世紀の陰謀の主人公はウィンストン・チャーチルだった。
 渡邊氏は多くの資料や、評伝のみならず近年になって初めて公開された関係者の日記やメモから傍証してゆく。
 なんともまぁ、しかしながら英国の貴族階級という特殊な階層社会では、不倫大好き、いや不倫はスポーツであり、文化な のだ。それも男性よりも女性が積極的なのだから、日本的倫理からすれば理解を超える。
 「英国の社交界では不貞関係の詮索がお楽しみの一つでもあった」(64p)。
 チャーチルの父親もそうだが、母親ときたら、百人を越える不倫の相手がいて、父親が急逝すると若い貴族と再婚するほ ど、日本的価値観からいえば淫乱だった。
 父親は政治家として名声を博し、ロンドンの社交界でも大物だった。
 チャーチルは、母親譲りなのか、次々と恋人をつくり、しかも、その度に財政に恵まれるという強運の持ち主だった。台所 は豪奢な生活を維持するための綱渡りだったが。。
 したがって、この英国の支配階級の道徳観、人生観、世界観、結婚観が分からないとチャーチルが分からないのである。
 これまでの私たちの理解では、チャーチルは「FDR、スターリン」とならぶ世界史の三悪人くらいにしか認識してこな かった。
またデブ、高価な葉巻愛好家、英国軍人にしては背が高くなく、ワイン好き、例外的に文章がうまいということくらいしか知 らなかった。
 若き日のチャーチルは精悍で、痩身で、神経質そうな風貌をしている。陸軍士官学校では砲撃、騎馬に優れていた。ぎらぎ らしたチャーチルの野心は一日も早く、派手な軍功を立て、勲章に輝き、それをバックに政治家になることだった。
 こうした人格形成を重視する筆者は、チャーチルの全体像に迫るため両親の結婚にまで時代を溯り、しかも両親から親戚、 そして友人達の愛人関係の相関図に深く踏み込んで、当時の英国の社交界を活写するところから始まる。歴史の裏面である。
 つまり1914年のバルカン半島の銃弾にいたるまでに、本書は浩瀚なページの三分の二が費やされるという、類書にはな い構成となっていて、それも冗漫な説明ではなく、一気に読ませる筆力に、引き込まれてしまった。
 チャーチルは乳母に育てられ、名門ハロー校に入学するが、落第生扱いされ、陸軍士官学校でも成績は芳しくなかった。
チャーチルは語彙が豊かで、例外的に表現力が卓抜だった。むしろ作家の資質が勝っていたようだ。
 チャーチルは政治家になるために、第一に軍功を建てることに専念し、自ら戦場を志願してインド赴任中にもスーダンや南 アへ行くのである。しかし軍功による勲章ではなく、南アで捕虜となり、収容所を脱獄し、『ヒーロー』となるのである。
 しかも戦争従軍記を、新聞社、出版社と契約して、ベストセラーを量産するという側面を持ち、これらを背景に政治家へ転 身した。
 しかしチャーチルの戦記はフェイクに近く、個人的感情が強く、フーバー第三十一代米国大統領は、「チャーチルの著作は 信用できない。著作の殆どを無視する」といって嫌った話は有名だろう。
 やがて政治家として、父親の友人たちや、そのコネクションから得たユダヤ人人脈、そして母親の不倫相手のコネも徹底的 に利用して、出世階段を強引に這い上がったのだ。
しかも世話になって当選できた政党を捨て、途中で保守党を裏切り、野党が与党になる勢いの時に所属政党を変えた。
 強運が続き、チャーチルは若くして通産大臣、そしてまわってきたのが海軍大臣だった。陸軍出身者が海軍のトップに?
 しかしチャーチルは「海軍狂」になった。
戦争指導のポジションを得て、戦争をするか、しないかの決定権を首相をさしおいて軍を首相の裁断も得ずに派遣して戦闘の 既成事実をつくり、開戦へ英国を追い込むという離れ業をやってのけるのである。
 「第一次世界大戦はヨーロッパ各国が夢遊病者のように始めた戦い」(歴史家クリストファー・クラーク)。
こういう解釈が一般的だが、渡邊氏の、歴史修正主義の立場からの解釈は異なる。
 「ヨーロッパ大陸の戦いは不可避であったが、大陸だけの限定戦争で終息できた。それを自己中心的な外交を展開した上で 参入した英国があの戦いを世界戦争にした」のである。すなわち「ウィンストン・チャーチルが何としてでもドイツ海軍を潰 し、英国海軍覇権(大英帝国覇権)を墨守すると決めたから起きた戦争」なのである(346p)。
 これがチャーチルという英国の闇が産んだ『英雄』の実像だった。

  何とも、恐ろしいですね。今の時代では習皇帝がこれに匹敵するのでしょうか。それとも、ディープ・ステートを率いる 奴でしょうか。
  いずれにしても、日本人の歯が立つような相手ではなさそうです。

日本は大丈夫か!
2020年 10月 7日 (水) 第7675回  ★ミズノ開発の人工シャトル「テックフェザー03」が実戦 デビュー
  バドミントンのシャトルが未だに鳥の羽根を 使っていることに驚きましたが、実際に使っている選手にすればまだまだ人工のシャトルには違和感があるようだということ を、2009年11月12日、第 3707回の「バ ドミントンの羽根」で、取り上げました。

  何と、あれから10年以上経って、やっと競技に採用されるまでになったようです。ミズノも良く続けてくれたもので す。
  まだ、微妙な違いもあるようですが、それもいずれミズノが解決してくれるのか、それとも、選手が受け入れてくれるの か。いずれ、人工の羽根の時代が来るのじゃないでしょうか。
  環境問題で騒ぐ人達もこのシャトルは受け入れるのでしょうか。それとも、レジ袋のように環境問題のターゲットにされ る時代が来るのでしょうか。
  それにしても、ミズノの努力には頭が下がります。目先の利益を追う企業ばかりの中、こういう開発を続ける企業は貴重 です。

企業はこれでなくては!
2020年 10月 6日 (火) 第7674回  ★原子力発電所の運転が11月初旬に1基のみとなる見通し になっ た
  安倍政権でどうにも理解出来なかったのが原発 に対するものであることは何度も書いてきました。
  アレ(菅)の企みを放置して何の手も打たずに来た付けがとうとう大変なことになりそうです。
  何と、11月の初めに原発の運転が一基のみになる見通しだそうです。それ程に、反日売国左翼・在日共が恐ろしいので しょうか。
  その為に、石油やガスなどの輸入でどれ程の無駄使いをしていることか。その金があれば、今回のChina肺炎による 経済の停滞も難なく乗り切れたのじゃないでしょうか。

  こちらも同じように、政府・自民党の腰の引けた対応が齎したものです。
  何故、これ程までに原発の稼働を恐れるのか。やはりディープステートから釘を刺されているのでしょうか。
  これも、結局は憲法改正にも繋がっているのかも。自前資源のメタンハイドレートの開発の放置も同じかも。

余りにも勿体ない!
2020年 10月 5日 (月) 第7673回  ★松下幸之助の政治家に対する考え
  昨日もとりあげた、宮崎さんのメルマガへの椿 本さんの読者の声の続きがアップされています。
  これも、面白い。竹中・菅(スガ)の立身出世主義を良くないと考える感性を持つ日本人がいるようです。

  その中に、松下幸之助さんが政治かを嫌っていたというのがあります。本当でしょうか。だから、政経塾でまともな政治 かを育てたかったのかも知れません。
  殆ど失敗と言っても良いのが皮肉です。中には期待出来る人もいるのが救いでしょうか。 

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より  令和2年(2020)9月28日(月曜日) 通巻第6653号 

  (読者の声2)

 貴誌9月26日付通巻第6652号「読者の声」で、私は、辛坊治郎なる人物による、「菅首相と竹中氏に共通しているの は「努力が大切」という意識と「怠け者は嫌いだ」ということです」という見方について批判的に紹介しました。
 物事には、いろいろな見方があることは当然のことで、一つの見方を一方的に非難、否定することは慎むべきでしょう。

 秋田から「上京」した菅首相は、企業等における労働歴はごくわずかで、その「努力」は、政治家の秘書業務に向けられ、 それを足場にした地方議員選出から、国会議員選出に向けられたのでしょうが、それは見事に大きく「結実」したわけです。
 菅新首相のように、学歴などが「規格外?」の人物が「出世(成り上がり)」すると、秀吉になぞらえて「今太閤」などと 呼ばれ、そのことだけで一部の人気や支持を得たりすることもあり、こうした現象を非難するべきではないのかもしれませ ん。

 しかし井上成美元海軍大将は、海軍兵学校校長の時、同校図書室に吉川英治著『太閤記』を備えることを拒否したと伝えら れています。
秀吉は立身出世主義で、出世のためには手段を選ばぬところがあった。兵学校の人間教育にふさわしくない、という理由で あったようです。
私は、読書することまで拒否することはなのではないかとは思うものの、この感性には共感します。

 しばしば、「今太閤」と呼ばれることもあった松下幸之助氏は、その孫の結婚式に政治家を招待することを拒絶したと言わ れます。 「政治家などという連中は、(金を投げ与えて)使う相手であって、借りをつくってはならない」という考え方で あったようです。
 私は、こちらの感性にも共感します。

 何らの支援もない一介の上京青年が、(実業に向かうのではなく)、政治家の秘書業務に精勤して、地方議員から一国の総 理にまで成り上がった過程(菅首相)を、そして、独立法人職員が、一代の詐欺師とまで呼ばれながらも、政策プロモーター となり、総務大臣等に成り上がった意欲(竹中氏)を「努力」と呼ぶのなら、「怠け者」である私は、ただただ呆れかえるの みですね。

 『市場と権力』では、郵政民営化が議論されていた際、竹中はジャーナリスト田原総一朗への電話で、あの時点で郵政民営 化をする必要はない、ということを打ち明けてきた。これに対して田原が、それを小泉さんに説明すればいいじゃないです か、と答えたら、竹中は「それはダメです。言ったとしても、僕に辞めろと言って、別の人間を担当大臣にするだけです」と 答えたという(文庫版327頁)。
 もし竹中が私利私欲ではなく、何らかの志、信念、使命感に立脚して動こうとするのであれば、政策に問題点があるのな ら、たとえ辞めさせられようとも、その点を明確に説明するべきだったのではないでしょうか。大臣を辞めて生活に困るわけ でもなかったでしょうに・・・

 菅新首相について言えば、基本的には、政治家の評価に「経歴」が関係するべきではないと思います。
黒い猫であろうと白い猫であろうと、適切な成果を出してくれればよいのです。しかしながら一国の宰相には、それなりの見 識はもちろんのこと、「品格」が必要ではないだろうか。過早の評価は慎むべきかもしれませんが、私はこの新首相にはあま り期待できないと思っています。
 いずれにせよ、一国民としては、菅新首相がどのような経綸を発揮されるのか、注目するよりほかないでしょう。(椿本祐 弘)

  立身出世主義とは、やはり自分のことしか考えていないということでしょう。それは、公という立場に立つ者としては失 格でしょう。
  そういう者が日本を率いることは、やはり良い結果は産まないでしょう。

さて、日本はどうなるので しょう!
2020年 10月 4日 (日) 第7672回  ★竹中を信じるのは菅(スガ)首相の見識の狭小
  菅(スガ)総理になって俄に脚光を浴びている 竹中平蔵です。菅(スガ)さんがこの男を使い続ければ、日本が最悪だった平成よりもっと悪くなる令和となることは間違い ないでしょう。

  その竹中の恐ろしさがどんどん暴露されて来ています。やはり、皆さんその恐ろしさに気が付いているようです。

  宮崎さんが読者の声で何度も取り上げてくれているのも同じ考えがあるのじゃないでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)9月25日(金曜日)  通巻第6651号  <前日発 行>

  (読者の声2)

 貴誌9月24日付通巻第6650号の「読者の声」で、私は「竹中平蔵のような人物と、首相就任の多忙な時期に、1時間 も会談するという菅新首相は何を考えているのだろうか?」と述べさせていただきました。
 その後、TVのニュース・ショー番組では、その会談内容についての竹中氏自身とのインタビューなども報じられているよ うです。これによると、会談の内容は、携帯電話料金の値下げなどについてらしい。

 しかしながら竹中氏は、TV番組では、「東洋大学教授」なる肩書を名乗っていたものの、同時にSBIホールディングス の社外取締役でもあるはずで、携帯電話料金については利害当事者であるはずです。その人物と会談することには利益相反問 題が発生することになるのではないか。

 そもそも携帯電話事業は公共の電波を使用する公益事業であり、料金などについて事業法の規制を受けているとは言え、料 金については、一定の範囲内では業界内の自由競争に委ねられるべきではないのか。
 その料金値下げ問題を、新内閣の重要課題とするような姿勢に、菅首相の見識の狭小、低劣さが顕現しているように私には 思えます。

 なお竹中氏は、SBIホールディングスの社外取締役だけではなく、パソナグループ取締役会長、オリックス社外取締役な ども務めているはずで、政府の施策に大きな利害関係を有する業界人であるはずです。そのような人物と、首相就任前後の超 多忙な時期に真っ先に会談するべきか、私は、それだけでも、新首相の政治センスを疑いたくなります。
 佐々木実氏は『市場と権力』の「文庫版のためのあとがき」で「竹中氏はとても饒舌だ。けれども、すべてが明瞭に語られ ているようで、そのじつ、肝心なところは秘匿されたままだ」と述べておられます。

  これを読んで、私は、似たような印象を語られた人物として瀬島龍三氏を連想しました。瀬島龍三氏は、敗戦、シベリア抑留 問題の責任の少なくとも一半を負う立場であるにも関わらず、明確な反省と釈明を行っていないと思います。瀬島氏の戦後の 「活動」について、「瀬島氏にも生活があるのだから、商社の幹部を務めることまでは理解できる。しかし、敗軍の将である にもかかわらず、一国の政策にまで関与することは許せない」と評した戦中派の方がおられました。

 竹中氏が権力に擦り寄った時期は、日本経済の衰退期とほぼ重なるものです。そして、第二の敗戦とも言えるわが国経済の 停滞、劣化について竹中氏にも一半の責任がないとは言えないでしょう。
そうであるとすれば、少なくとも竹中氏は、自らの政治責任を明確にしないままに、国の政策に、饒舌に「口出し」を行うよ うな所業は自粛するべきなのではないでしょうか。もっともご本人は、今もって「自分のやったことが正しいと、心から思っ ています」ということなのでしょうか。

 竹中氏との会談は、多分、菅新首相の方から提案されたのでしょうが、私はそのような愚かな提案(と私には思える)を行 う新首相には、まったく期待できないと考えています。(椿本祐弘)

 (読者の声3)

  久しぶりに投稿させていただきます。宮崎氏と私は同年で生涯現役、生涯健康、生涯勉強を目指していますが、宮崎氏は本当にあちらこちらと活動され、ニュー スも無料で発信され本当に日本国の事を憂慮されていることがひしひしと感じられます。

  さて竹中氏の事が書かれていましたので一言。
以前「維新の党」顧問と言う記事を新聞で読んだ記憶があります。それを見た時、維新も胡散臭い党だと感じたことがありま す。
まだつながっているのでしょうかね? (T坊主) 

  その維新との繋がりを詳しく報告してくれている動画がありました。
  こんな奴等が掲げる都構想は、やはり何か企みがあると考えるべきでしょう。本当に国のことを考えてとのこととは思え ません。
  何と言っても、自分の利益にしか興味のない竹中が蠢いているのですから。

大坂の人達は分かっている のか!
2020年 10月 3日 (土) 第7671回  ★「大阪都」構想再批判
  宮崎さんが、昨日取り上げた大坂の都構想の怪 しさを【Front Japan 桜】でも語ってくれています。

  やはり、副都こそが大坂の存在意義でしょう。名称も大坂副都なら誰も文句は付けないのかも。
  とは言え、それを推進しているのが正しい国家観も歴史観も持たない人達というのがどうにも気になります。

  前半の河添さんの米中戦争も興味深いものがあります。


  それにしても、維新は何をするつもりなのでしょうか。どうも大坂を特亜3国に譲り渡そうとしているように思えて心配 です。

大坂の人達はどちらを選ぶの か!
2020年 10月 2日 (金) 第7670回  ★雅びの日本文化を破壊する懼れがあるが。。。
  大坂都構想がいよいよ実現しそうですが、市と 県の合併には無駄を省くためということでは賛成です。
  しかしながら、推進している維新が余りにも怪しい。その維新の創立にあの売国奴竹中平蔵が関わっているとなると尚更 怪しい。
  国の為より金の為という考えの竹中が噛んでいること自体が怪しさ満点です。その上、橋下や知事・市長等に正しい国家 観や歴史観があるとは思えないのも恐ろしい。

  そんなあやしさを、宮崎さんが指摘してくれています。先ず、都という名前を打ち出すことが完全な間違いです。全く国 家観も歴史観も間違っていることが明らかです。

  大坂市民がどんな結論を出すのか心配です。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)9月25日(金曜日)  通巻第6651号  <前日発 行>

 雅びの日本文化を破壊する懼れがあるが。。。
 『大阪都』構想再批判

 吉村大阪知事は23日に記者会見を開き、10月11日に住民投票で「大阪都」構想の賛否を問うとした。松井市長も、賛 同を得られなければ辞任すると宣言した。
 行政改革の一環としての二重構造の解消、行政の効率化が目的としていることは賛成である。

 問題は「都」という名称なのだ。「都」とは「みやび」(雅び、宮び)に由来する、天皇の御座所ではなく、皇居がある所 である。だから、「大阪都」となれば、必然的に「遷都」を意味することになる。そうした歴史認識が欠如していることが最 大の問題なのである。
 ただし吉村知事はすこしニュアンスを変えて「副首都」を目指すとも発言している。

 七世紀から八世紀にかけて、大阪の谷町から森ノ宮にかけて、宏大な難波宮があった。しかも戦後に発掘してみれば、難波 宮跡地は日本最大規模の皇居だった事実が浮かんだ。

遷都が頻繁に行われた七世紀から八世紀の飛鳥、奈良時代を一覧すると次のようになる。
667 近江大津京(天智天皇)
672 浄御原宮 (天武天皇)
694 藤原京  (持統天皇)
710 平城京  (元明天皇)
784 長岡京  (桓武天皇)
794 平安京  (桓武天皇)

 大津に都があったことをすっぽり忘れている向きも多いと思われる。現在の歴史学では近江大津京と呼んでいる。

 近江大津京は天智天皇が即位した場所だが、わずか五年間の首都だった。遷都理由は白村江の戦い(663年)に敗れたた め、天智天皇は、国防上の理由から遷都を決断された。交通至便で優位な地形の近江大津の地が選ばれた。この遷都は大化の 改新から十八年後のことで、天智天皇六年(667)に、ここで即位されている。

 しかし近江大津京は短命に終わった。
最大の理由は九州各地に防御陣地や山城の構築したこと。とくに太宰府には水城を造営したが、これらの造営費用が膨大だっ たため首都移転は難儀を極めた。最初から臨時の皇居という印象だった。
そのうえ守旧派(飛鳥派)が反対、妨害があった。天智天皇崩御のあと、後継の弘文天皇は壬申の乱で、大海皇子(後の天武 天皇)に敗れた。

 ▼近江神宮に祀られる天智天皇

 ところで、近江神宮は天智天皇が祭神である。
京阪電鉄の近江神宮駅から七、八分ほど歩くとこんもりとして森があり、その突き当たりの、いくつかの階段を上る。昭和十 五年、近江神宮は皇紀二千六百年に創祀された。
小倉百人一首の第一首は天智天皇、いまでは近江大津宮のことより、カルタ競技の祭壇となった。日本で最初に時計を取り入 れたのも天智天皇だった。その「遅刻」(水時計)が境内にある。近年、若い人が参詣にくるのは、漫画「ちはやふる」 2500万部の影響だろう。

 ちなみに小倉百人一首の第一番、天智天皇の御製は、

 あきのたの かりほのいほの 
     とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ

(秋の田の仮小屋に泊まると、屋根の苫(とま)の目が荒く、冷たい夜露が、着物の袖を濡らしてしまった)

 壬申の乱で勝利した大海皇子(天武天皇)は飛鳥に戻り、浄御原宮を造営した。近江京の宮殿の主柱や仏殿、内裏正殿など を移設したため近江大津京は廃都となってしまった。
 天武天皇と持統天皇は夫婦である。この天武天皇と持統天皇の18年間が浄御原宮。天武天皇の崩御後、持統天皇は飛鳥の 近くに藤原京を造営、またも遷都した。

 さて難波宮のことである。
 歴史教科書には難波京のことを載せていないのである。長らく「まぼろしの都」と言われたのも、『日本書紀』は難波宮 「焼失」と記載しただけだからだ。

 ▼難波宮はまぼろしの都ではなかった。実在したのだが。。。

 「なんば」は難波であり、船場(せんば)、水の都。堂島、中之島という地名は海上交通のアクセスは至便である。つま り、大阪は首都というより商都である。
水運の発達は当然だが、当該地区を治める豪族の顔役がいる。縄文の大規模集落はまだ発見されないが、神武東征のおり大阪 湾からの突入に失敗、熊野路へ迂回した経緯は古事記にも日本書紀にもでてくる。

 周囲は縄文時代から開けていたことは確実であり、森ノ宮から縄文時代の土器が見つかっている。石山本願寺、大阪城の敷 地 は難波宮の一部ではないか?

 戦後、本格的な発掘が始まり、 昭和32年に回廊を発見、天皇宮室と判明した。いま「難波宮史跡公園」として整備され て いるが、大極殿基盤と八角殿のレプリカがある。難波宮跡の北側はNHKや大阪市歴史博物館があって、これらは明らかに難 波宮の敷地内であった。

 それゆえ難波宮は「まぼろしの首都」ではなかった。実質として難波宮は大化の改新ののちに孝徳天皇が遷都(652年) し ている。
この時から元号は「大化」となり、大化の改新の刷新政治は、難波宮が舞台だった。ただし何回も火災に遭遇して、そのたび に仮御所が建てられ、ついに天武天皇は683年(天武天皇十二年)に副都制の詔をだされた。
すなわち難波宮は副都だったのだ。だから正式な首都ではなく、教科書は採用しないようだ。

 副都は世界史で珍しくなく、清朝では紫禁城に加え、清朝皇帝は夏、承徳に移った。エカテリーナ女帝はサンクトペテルブ ル グ郊外に「冬の宮殿」を建設した。
いずれにしても、現在の行革の一環として提言されている「大阪都」構造にも、知事の言う「福首都」という発想にも、この ような歴史的考察が一片もないのである。

  それにしても、この都に反論する説が余りにも少ないのが気になります。これも、反日売国左翼・在日マスメディアの意 図が感じられます。
  やはり、何とかして日本を消滅させたい力が働いていると考えるべきでしょう。

  こうなると、維新とも仲の良い菅(スガ)さんもやはり恐ろしいものがあります。

大坂市民にそれが分かっている のか!
2020年 10月 1日 (木) 第 7669回  ★「竹中・菅内閣路線」に警戒せよ!
   安 倍政権でもしぶとく生き残った売国奴竹中平 蔵が、再び表舞台に飛び出て来そうな情勢のようです。
  安倍さんが切れなかったのは何故だか分からなかったのですが、何と菅(スガ)さんを捕まえていたようです。
  一時は、菅(スガ)さんが内閣に起用するとの噂も飛んでいましたが、何と、それを止めたのがもう一人の売国奴二階 だったというのはどんな皮肉なのでしょうか。
  その二人が和歌山出身というのも因縁でしょうか。

  その竹中の恐ろしさを宮崎さんが読者の投稿を取り上げて紹介してくれています。

  何と、リンク元には竹中と小池知事は同じ匂いがするとの恐ろしい話もあります。

  二人とも、嘘を何とも思わず、権力者に近寄るのが得意のようです。菅(スガ)さんは、こんなのに取り込まれて日本を 消滅させるのでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)9月24日(木曜日) 通巻第6650号 

  (読者の声5)私は、上下水道民営化問題について長年にわたってフォローしている者であるが、菅義偉首相の官房長官 時代の実績、見識については、この問題(PFI問題は内閣府所管)に関連した動きを見ただけでも、大きな疑問符がつくと 思っている。
 しかるに、菅義偉首相が、18日午前、竹中平蔵氏と東京都内のホテルで朝食を取りながら1時間余り懇談した、という報 道を知って、完全に呆れてしまった。
 たまたま、期を一にしてと言うべきか、竹中氏のこれまでの軌跡を追ったレポートである佐々木実著『市場と権力』 (2013年4月、講談社刊)が、『竹中平蔵 市場と権力』という題名で文庫化された(講談社文庫、2020年9月15 日第1刷)。
この文庫化に合わせてだろうか、「竹中平蔵と小池百合子、平成を象徴する『二人の権力者』の意外な共通点」なるテーマで の、対談なども行われているようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/975ecff253aa9d0771d36e474802613fd95964a0?page=1
 さっそく文庫本を購入して、再読した。あらためて読み返して、読み返すたびに、竹中平蔵という人物のおぞましさに気分 が悪くなってくる。
奥田経団連会長が不信感を露にして「竹中が動くときには必ずうしろにカネの話があるんだ」ともらしたというが(文庫版、 p344)、要するに、やることがセコく、その言動に賢慮、品格、志、一貫性、責任倫理、が全く感じられない。
 そして、その言動の醜悪さにもかかわらず、「自分のやっていることが正しいと、心から思っています」(p231)とい うのであるから、たいした思いこみである。 
中谷巌氏の著作(『資本主義はなぜ自壊したのか』)に対し「細かいことがだんだん分からなくなってくると、みんな思想と 歴史の話をします。大いにされればいいが、それで政策を議論すると間違えます」などと評しているようである (p374)。
恐ろしいセリフで、謙虚さを全く感じさせないその「自信」がおそろしい。
 ただし中谷厳氏の著作については、私も一応は読んだが、粗雑な内容だと感じた。この程度の粗雑な頭だから、簡単に「新 自由主義」を信じられ、そして、簡単に「改宗」できるのだろう。
 西部邁氏は、その遺著『保守の真髄』の中で、「構造改革とは何ぞやということであって、本来ならばストラクチャー(構 造)という言葉は歴史的に形成されきたった物事の在り方のことを指すのである。つまり、時間と費用をかけて少しずつしか 変えられないし、また変えてしまっては単なる破壊に終わってしまう。それが構造をめぐる変化というものなのである」と述 べておられる。竹中の思考は、多くの「歴史的に形成されきたった物事の在り方」を無視していいほどに立派なものなのか?  

 この佐々木実著『市場と権力』は、新潮ドキュメント賞を受賞しているが、この時の選評で、藤原正彦氏は、次のように述 べておられる。
 「受賞作『市場と権力』は、竹中平蔵氏を、経済学者(?)、政治家、実業人、人間の各側面から調べ上げたものである。 本書を読むと、アメリカの属国でしか
生れない人物であり、学界と政界を遊泳した『一代の詐欺師』との感を深くする。この人物の巧みな弁論術にここ十数年、政 治家、マスコミ、そして国民が欺されてきた。彼は今も安倍政権に食い入っている。何故にかくも多くの人々が、かくも長期 間、かくも簡単に欺されてきたのか。真贋を見抜く力を失った国民、これは民主主義の根幹に関わる問題だが、これについて の考察があればより完全なものになったであろう。」

 文庫版は、一読した限りでは、単行本に見られた初歩的な事実誤認が修正されているのみで、藤原要望は取り入れられてお らず、ほとんど増補がなされていないのは残念であるが、文庫版が広く読まれることを期待したい。
 竹中が「権力」に連なった期間は、わが国経済が低落、減衰した期間とほぼ同じであると言ってよい。
その竹中と、首相就任の多忙な時期に、1時間も会談するという菅新首相は何を考えているのだろうか?
藤原正彦氏の(そして私の)評価と直感に誤りがないとすれば、菅新首相には、ほとんど期待できないと私は考えている。  (椿本祐弘)

(宮崎正弘のコメント)竹中氏は二階氏とおなじく和歌山県出身ですね。ふたりには共通する何かがありませんか?

  何かとは何でしょうか。やはり「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」なのでしょうか。 それとも、単なる売国奴ということでしょうか。

  藤井さんも痛烈に批判しています。何と、竹中・菅(スガ)さんは一緒に大臣をやってたようです。


  最悪の平成を齎したのは竹中だったのでしょうか。その竹中がもっと悪い令和を齎すのじゃないでしょうか。

いよいよ日本は終わりか!

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