団塊の世代の部屋254

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2020年 9月 30日 (水) 第7668回  ★旧約聖書と日本の神話との類似性にスポット
  田中英道さんが、又興味深い本を出してくれた ようです。何と、旧約聖書と日本の神話の類似性を指摘したようです。
  もう一つ、稗田阿礼は西洋人だったのじゃないかとの説も、その上三内丸山縄文遺跡の大建築が神社の原型との説も面白 い。

  この柱を束にして使う建築はあの出雲大社の柱を思い出させてくれます。神社の原型との説は納得が行くものがありま す。

  宮崎さんが、この面白そうな本を書評で取り上げてくれています。

  それにしても、稗田阿礼が西洋人との発想は、流石埴輪にユダヤ人を見つけた田中さんではのことでしょう。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)9月23日(水曜日)通巻第6649号

  書評 

 旧約聖書と日本の神話との類似性にスポット
   前作は『ユダヤ人埴輪があった』。日本の神々と比較

  田中英道『日本国史の源流 ──縄文精神とやまとごころ』(育鵬社)

 「すべての学説は仮説である」(林房雄『神武天皇実在論』)。
 本書は仮説が多いが、歴史学とはそもそもが仮説によって成立している学問である。歴史を装った政治宣伝文書は、都合の 良い文献だけをつなぎ合わせ、偽書を成立させてきた。
しかし、根本的に不動のものがある。それは精神の源流がどこから来ているのか、日本人のおおらかな、寛容な精神の源流に 溯る作業が重要なのである。本書は、その根源に挑んだ。
 たとえば三内丸山縄文遺跡にある大建築は神社の原型ではないか、と田中氏は唱えるが、なるほど、大胆な考察で、唸っ た。
 六本の柱からなるミステリアスな建築は、時計、暦測定、あるいは天文台、いや物見櫓などと解釈されてきたが、これが神 社の原型と唱えた人はいなかったように思う。
 さて、評者(宮崎)、本書を通読して、膝を叩いたのは、旧約聖書と日本神話の類似性の
箇所だった。
 過日、評者は神武天皇陵から三輪山、畝傍を歴て吉野へ旅をしたのだが、樫原の宿になぜか、聖書が置いてある。神道の根 源的な地域のビジネスホテルの部屋になぜ、聖書が?
 それはともかく、久しぶりに聖書を開いた。
当該訳本はマタイ伝からの編集だが、アダムとイブ、誰それから誰それへと系譜が述べられる。古事記、日本書紀をみるとイ ザナキ・イザナミから天照大神、スサノオ、ニニギノミコト、カムヤマトイワレビコ(神武天皇)への皇統譜が述べられてい る。書き出しが類似していることを改めて考えた。
 だから「稗田阿礼」は渡来した西洋人ではなかったのか、と田中史学の真骨頂が飛び出すのだ。評者は、稗田阿礼は職名と 考えてきたので(池澤夏樹らも同意見だが)。
 田中英道氏はかく言われる。
 「稗田阿礼は決して縄文からの家系の人ではなく、渡来した西洋人であったと考えられます。(旧約聖書の)オルフェウス の物語を、神話の口踊者である稗田阿礼は、その西洋人としての記憶のなかに遠く伝わる夫婦の悲しみの物語として、イザナ ギ、イザナミのなかで語らざるを得なかったのでしょう」(136〜137p)
 さらに類似性をあげて、田中氏は続ける。
 「ギリシア神話との相似性は、アマテラスとスサノオの関係にも見られます。この二神は、兄・妹のイザナギ、イザナミと 異なって姉弟の関係にあります。この関係は、ギリシア神話ではゼウスの姉の太陽の女神デメテールと弟の海神ポセイドンの 関係に似ています」。
 ただしどろどろとした夫婦、近親相姦はあっても、母子の相関関係は日本神話には見られない。アダムとイブはエデンの園 を追われる。イザナギとイザナミの初期の子らは蛭子だった。それは女性から誘ったからで、男から誘うとちゃんとした子が 生まれる。黄泉の国へのぼった妻を夫が追うが、そこで見たものは?
 酷似する物語は旧約聖書でも語られ、アルフェオスとエウルデユケーでも妻が毒蛇に噛まれて死んでしまうが地上に帰る直 前に夫は妻を振り返る。
 共通するのは「妻の死を冥界から連れ戻そうとして失敗するという愛の悲しみ」であり、「死というものの真実を見てはい けない」という掟を夫が破るという愚かさにある、という。
 大いに愉しみながら読んだ。

  益々、日本の古代の凄さが露になってくるようでワクワク私ますね。やはり、日本は八百万の神々によって守られ、いず れ世界平和に貢献することが決められているのじゃないでしょうか。

何とも、面白い!
2020年 9月 29日 (火) 第7667回  ★さくらの花の和傘
  子供の頃は、まだ和傘が全盛でした。あのパ リッと開く感じや雨の音がパラパラと響く感覚は結構快いものがあったことを覚えています。
  小学校に入る頃にはこうもり傘にその地位を奪われていたのじゃないでしょうか。と言うのも小学校に和傘で通った記憶 が無いのです。

  一時は廃れたと思った和傘が外国人によって見直されているとうことがネットで紹介されていたりして、今やファッショ ンとしての根強い人気もあるようです。
  子供の頃には近所に和傘を作っている方もいました。その作業を興味深く眺めていた記憶もあります。

  ああいう職人さんも殆ど居ないのでしょうが、最後まで残った方は案外有卦に入っているのじゃないでしょうか。
  やはり、最後まで初心を貫かれた人が酬われるのは嬉しいことです。そうやって、日本の文化が引き継がれて行くことを 期待したいものです。

  そんな和傘の素晴らしいものをツイートしてくれているのがありました。これは、意表を突かれました。何と、桜のデザ インです。これは、素晴らしい。
  何と職人さんは若い女性のようです。

  仐日和 kasabiyori

  日本の伝統工芸が世界で注目されているようです。面白い時代になったものです。日本の素晴らしい工芸品が世界を市場 として生き残るのはこれぞグローバリズムでしょうか。こういうグローバリズムは大切にしたいものです。

何とも複雑!
2020年 9月 28日 (月) 第7666回  ★日本の基礎を造った平安時代
  歴史の授業で平安時代はあっさりと触れられた ような気がします。それともボケが酷くなって習ったことも忘れてしまったのかもしれません。

  ねずさんが、動画でそんな平安時代こそが日本の文化の基礎を造り上げた時代だと動画で教えてくれています。

  なんとも人間臭い葛藤が平安時代にもあったようです。


  続編です。


  平安時代がこんな時代何て全く知りませんでした。単なる勉強不足のようです。それにしても、我が先人は何とも凄い国 を造り上げてくれたものです。

  つくづく、日本に産まれたことは例え私のような極貧でも勝ち組だと思います。本当に有難い国に産まれたものです。
  その素晴らしさを知って死んで行けるのは有難いことです。とは言え、その有難い国をここまで劣化させたことを反省し て、少しでも取り戻すことが現代の我々の責務でしょう。

出来るかな!
2020年 9月 27日 (日) 第7665回  ★「珈琲」と言う漢字の由来
  面白いツイートがありました。あの「珈琲」と いう漢字の由来です。何と、蘭学者が発案したのだそうです。
  その発想がコーヒーの赤い実からなのだそうです。何とも優雅です。やはり、先人の教養は凄 い。  
  と言うことで、サーチしてみると、詳しいブログがありました。何と、この 発案者は他にも多くの公安をしてくれているようです。
  この翻訳語では、福沢諭吉が有名ですが、こういう人もおられたんですね。


  コー ヒーの漢字「珈琲」は当て字!?  考案者は幕末の大物蘭学者|ホリーズカフェ - 株式会社 ホリーズ|Hollys Corporation

  ・・・略

  あの言葉も、この言葉も、榕菴が考案

 宇田川榕菴は、造語の天才でもありました。「珈琲」の当て字も、榕菴の作品の一つに過ぎません。
海外から伝わってきた化学や植物学の書物を翻訳する過程において、現在でも使われている様々な学術用語を造り出 します。
分野別にいくつかをご紹介すると、宇田川榕菴の偉大な功績が手にとるように分かるはずです。

【元素名】      酸素、水素、窒素、炭素
【化学用語】  元素、金属、還元、溶解、試薬、酸化
【日常用語】  温度、沸騰、蒸気、分析、物質、法則、圧力、結晶、成分

 ・・・以下略
 
  何とも、凄い。知らないで散々お世話になっていたようです。感謝。

  それにしても、先人はこうやって後世の我々の為に一生懸命考えてくれたのでしょう。China語も殆どがこうした日 本人が翻訳した漢字をつかっているそうです。とはいえ、奴等には感謝の気持ちはないようです。

尤も、現代の日本人は同じ ようなものでしょう!
2020年 9月 26日 (土) 第7664回  ★孤立無援で始めた『ビハインド・ザ・コーヴ』
  久し振りに『ビハインド・ザ・コーヴ』の八木 監督が週末恒例の中山恭子さんの【夢を 紡いで】にゲスト出演されていました。

  一人で戦ってこられた苦労は並大抵のものじゃなかったようです。やはり、日本女性は強い。
  何と、その苦労が酬われたようです。Netflixが採用してくれて一気に爆発したそうです。
  有料のものは近寄らない極貧の身なので気がつきませんでした。それにしても、日本人の心の狭さは外国人の本物を見分 ける力には敵わないようです。

  あの映画を、日本政府・外務省がバックアップして世界に広げるべきだと何度も書きましたが、日本の政治家や官僚には そんな考えは無さそうです。何とも情けない。


   Netflixの話は、18分過ぎから。


  折角、八木監督が命を懸けて戦ってくれているにも関わらず、応援も出来ない日本政府や外務省などが如何に日本の為に 仕事をする気が無いのが良く分かります。

  やはり、正しい国家観と歴史観を持った人達を育てることが急がれます。

余りにも勿体ない!
2020年 9月 25日 (金) 第7663回  ★星空を邪魔しない照明 パナソニックが開発
  パナソニックの中国傾斜の酷さを何度も取り上 げて来ましたが、やはり、経営者が狂っているのでしょう。

  そんなパナソニックが面白い証明を開発したそうです。何と、夜空に光が盛れない証明だそうです。つまりは夜空を楽し めるということのようです。

  金の亡者の経営者がこんな商品の開発に力を入れるとは思えないので、やはり、現場には心ある人達がいるということ じゃないでしょうか。

  ちょっと気になるのは、この証明が主流になると、夜景を楽しむことは出来なくなるのかということです。星を見るか夜 景を見るか、どちらを重視するかでしょうか。


    星空を邪魔しない照明 パナソニックが開発、光害も防ぐhttps://t.co/tNWQyusttu

    夜空に光が漏れない照明の開発に成功。「天体観測の聖地」として知られる岡山県井原市美星町地区からの依頼で、 防犯灯を順次取り換える予定。

    天体観測は3密になりにくい趣味として注目を集める。
    — 産経ニュース (@Sankei_news) September 16, 2020

  こういう消費者の声を取り上げる心を大事にして貰いたいものですが、Chinaに傾斜した金の亡者の経営者には聞こ えないのじゃないでしょうか。

さて、生き残れるのでしょう か!
2020年 9月 24日 (木) 第7662回  ★石坂浩二さん長門の旗を寄贈
  最近の芸能人などがツイッター等で日本を貶め ることが目立ちますが、数少ない立派な方もおられます。

  そのお一人が、2015年4月28日、第 5686回の「世 界一の戦艦大和」で、取り上げた石坂浩二さんです。
  あの「何でも鑑定団」で、出品されたアメリカ人の所有されていた戦艦長門の旗を購入して大和ミュージアムに寄贈した というのには感動私ました。

  その動画も反日売国左翼・在日共の削除作戦で見れなくなっていましたが、ツイッターに投稿してくれているのがありま した。
  石坂さんはきっと正しい国家観と歴史観をお持ちなのでしょう。そんなことも知らない芸能人達の勝手な発言は影響力が あるだけに腹立たしいものがあります。
  そういうバカ者達にはこの石坂さんの心は理解出来ないのでしょう。

やはり、教育の改正が必要!
2020年 9月 23日 (水) 第7661回  ★樋口季一郎中将の記念館開館
  北海道どころか日本を救ってくれた恩人とも 言える、5月25日、第 7540回の「★ 陸軍中将 樋口季一郎の遺訓」などで取り上げてきた樋口さんの記念館が出来たようです。
  と言うか、今までなかったんですね。やはり、戦後の日本人の劣化を思わせられます。

  とは言え、ネットをやっていなければ私も未だに知らずにいたかも知れません。

  産経も「もう一人の杉原」なんて見出しを付けるのは失礼というものです。杉原さんとは格が違うでしょう。
  やはり、こういう方は世界にも発信すべきです。やはり政府・外務省がやるべき仕事じゃないでしょうか。

  やはり、青山さんが言われるように国立の戦争館が必要でしょう。皇居を京都に移し、その後に国立戦争館を造るのが良 いのじゃないでしょうか。
  そうすれば、大阪が都構想なんておかしなことを言わなくても済みそうです。

良いと思うのですが!
2020年 9月 22日 (火) 第7660回  ★雇われる側の 未来を、夢を、希望を、無くした竹中平蔵
  どう考えても、日本政府がこの売国奴竹中平蔵 を重用するのかが理解できないことを、14日、第 2127回の「 ★特定の利権のために動いている竹中」などで、何度も取り上げてきました。
  やはり、ディープステートが裏に居て日本政府を操っているのでしょうか。

  いずれにしても、この男が嫌いな人は多いようです。そんな気持ちを見事に表わしてくれた記事をツイートで見つけまし た。

  正に、日本人の夢や希望を無くした男です。
  ディープステートが日本を立ち直らせないように日本政府に竹中を使わせているのだとしたら納得できるものがありま す。
  そうとでも考えないとこの余りの傍若無人振りが理解できません。日本政府と言うか、菅さんは安倍さん以上に取り込ま れているという話もありますからますますおかしくなるのかも。

何時になったら切れるのでしょ う!
2020年 9月 21日 (月) 第7659回  ★第二次南北戦争
  アメリカの大統領選挙が大変な危機を抱えてい るようです。トランプさんを何としても落としたい民主党・ディープステート・Chinaの暗躍が続いているようです。

  アンディ・チャンさんがアメリカ通信で、その恐ろしさを書いてくれています。

  それを宮崎さんが取り上げてくれています。折角、全米オープンで2度目の優勝を勝ち取った大坂さんもそんな反とラン プ運動に巻き込まれたようです。残念なことです。

  いずれにしても、アメリカの崩壊も有り得るかも知れないような状況のようです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)9月14日(月曜日) 通巻第6643号

  ▼アンディ・チャンのアメリカ通信 ●アンディ・チャンのアメリカ通信

  第二次南北戦争

 投票日まであと53日となった。今回の選挙は選挙ではなく第二次南北戦争である。民主党の仮面を被ったDeep Stateがアメリカの民主体制に仕掛けた「体制の戦い」である。武力行使ではなく投票による戦い、アメリカの民主体制が危機に瀕しているのだ。

 リンカーンの南北戦争は奴隷解放だった。今回の戦争は黒人運動 (Black Lifes Matter、BLM, 黒人の命は大切)から始まったが、どんどんエスカレートしてBLMはAntifaと呼ぶ反体制団体に乗っ取られ、略奪と 破壊、暴動と放火、市区占拠などでニューヨーク、シカゴ、ポートランド、サンフランシスコなどみんな民主党優勢の都市が 暴動で無政府状態となった。民主党の州長や市長はBLMが暴動になっても阻止できず数百の店や法廷、警察所などが破壊さ れた。
 民主党は動乱を選挙に有利な宣伝に使ってトランプ政権の暴動鎮圧をストップする動きに出た。しかもアメリカはウイルス 流行のため経済悪化、失業者の増加と言う悪循環で民主党はトランプを攻撃し、選挙はトランプに不利と言われるようになっ た。

 せっかくの黒人運動がAntifaと民主党に利用され、社会主義の仮面を被ったDeep Stateとアメリカ民主体制との戦いとなった。つまり今年の大統領選挙は体制の戦いという第二次南北戦争である。民主党Deep Stateが勝てばアメリカは富の配分、違法移民受け入れ、国境を解放して「自由の往来」、国民と企業に大幅増税など 「大きな政府」の独裁となる。アメリカは建国以来の危機を迎える。
 共産主義の闘争とは暴力を容認する民主体制の破壊である。彼らの主張に絶対服従と団結を要求する。つまり社会主義(共 産主義)とは国民の自由を剥奪することだ。オバマ政治の8年の間にDeep Stateのグローバリズムが進み、反対者を抹殺する独裁体制だった。これが最近明らかになった「オバマゲート」である。
 2016年の選挙ではオバマ政府のFBI /DOJの高官が反トランプ陰謀の中心組織だった。トランプが当選した後もこの陰謀は民主党の国会議員に受け継がれ、トランプが就任した後もロシア疑惑の 調査とか、ウクライナゲートをでっち上げて大統領罷免で4年間も苦しめられた。
アメリカの建国以来これほど酷い仕打ちを受けた大統領はいない。今年の選挙はトランプとDeep Stateの決闘とも言える。
 共和党の自由と民主は「法の統治(Rule of Law)」が基本である。メディアはほとんどが反トランプだから真相を報道しない。そのためトランプが劣勢に見えるが実情はそうでもない。

 選挙運動でトランプが民主党優勢の州、ノースカロライナ州やミシガン州に選挙講演に行ったら万に近い数千人の参加者が 彼を迎えて気勢を上げた。メディアが報道しないからサイレントマジョリティの数はわからないがトランプの支持者はかなり 多い。選挙の結果はトランプ圧勝かもしれない。
 選挙の結果を大きく動かす原因となるのは民主党側が主張する郵便投票である。
コロナウイルスのため投票所に行かない人が増えると民主党側は主張して郵便投票を推進している。郵便投票は投票者の身分 確認が難しい。違法投票、死者や移住した住民宛に送られた幽霊票、郵便で投票して投票日にまた投票するダブル投票などを 防ぐのが難しい。本来なら住民登録と写真身分証が必要なのに郵便投票は住民の移動や本人の身分を確認できない。
 しかも郵便物の配送や投票所が受け取った票を確認し保存する方法、投票日に計票する手続き、郵便投票者の身分確認、更 に郵便配達の遅延とか遺失したなど、違法に票を混入するなど問題がたくさんある。郵便投票の計標はすごく時間がかかるの で結果がでるまで何日もかかる。
 トランプは何度も郵便投票に反対したが民主党州は既に郵便投票を進めている。11月3日の投票のあと、トランプ、バイ デン、敗者が負けを承認せず、郵便投票の結果に抗議するだろう。トランプは初めから郵便投票に反対しているのにヒラリー はバイデンに負けても負けを承認するなとメールした。

 2021年1月20日の大統領就任式までに選挙で敗者が負けを承認しなかったらどうなるか。
予想できるのは敗者が訴訟に持ち込み、問題があると言われた州の地方法廷で裁判になり、更に連邦裁判所から最高裁まで持 ちこまれるだろう。
結果が出るまで何年もかかるかもしれず、アメリカは執政党不在となるかもしれない。選挙の結果が決まるまでトランプ政権 が政府を維持するのは当然だが民主党はそれにも反対するだろう。国民は誰もそんな結果を望んでいない。 (アンディ・ チャン氏は在米評論家)

  アメリカの民主党は本当にバカの集まりのようです。尤も、世界中の左翼はおなじようなもののようです。
  その中でも、最低なのが反日売国左翼・在日共じゃないでしょうか。

やはり、最低の平成よりもっと 悪い令和になるのかも!
2020年 9月 20日 (日) 第7658回  ★こけおどし極まる中国・習政権の「米国債売却」
  とうとう習皇帝がアメリカの債権売却に踏み 切ったようです。ところが、何と、日本をはじめとした同盟国とFRBが買い支えているのだそうです。一体、どうなるので しょうか。
  産経の田村さんが詳しく書いてくれています。これは、完全にアメリカを怒らせるのじゃないでしょうか。
  ここは、習皇帝にアメリカに対して戦端を開かせ、アメリカの債権を凍結させるべきじゃないでしょうか。

  さて、この習皇帝の決断は何を齎すのでしょうか。これがきっかけで米中最終戦争なんてことになって、世界が Chinaを叩き潰すなんてことにならないものでしょうか。

やはり、トランプさん次第 か!
2020年 9月 19日 (土) 第7657回  ★憲法に必要不可欠な「国家緊急権」
  安倍さんが憲法改正を本気でやる気があるのか どうか分かりませんが、願わくばもう一度総理になって実現して貰いたいものです。
  と言うのも、どう見ても、次を狙う人達にそんな国家観も歴史観も覚悟もあるように思えないからです。
  となれば、本音は分からないとは言え、目指していたことは間違い無い安倍さんに最後の仕事としてやってもらいたいも のです。

  週末恒例の【夢を紡いで】で、ゲストの百地さんが、China肺炎から 「国家緊急権」の必要性を教えてくれています。


  青山さんも「答えて、答えて、答える!」で、質問に答えてくれていま す。

【青 山 繁晴】憲法9条を護憲派視点で考える?[桜R2/9/11]

  それにしても、日本人は何時まで憲法改正をしないつもりでしょうか。やはり、「いい加減に目を覚まさんかい、日本 人! 」としか言い様がないですね。
  
日本人よ立ち上がれ!
2020年 9月 18日 (金) 第7656回  ★日本のIWC脱退から1年・・・反捕鯨派とIWCの実態 の闇が深かった
  散々日本を叩いてきたIWCからの脱退から一 年が経ったことを、7月6日、第 7582回の「★IWC 脱退・商業捕鯨再開から1年 国際理解浸透か」で、取り上げ、未だに安いクジラ肉が口に入らないことに疑問 を感じたものです。
  その内実は、政府が捕獲量を前年より減らしているからだというのに呆れました。

  日本政府・農水省もおかしいが、やはりIWCはもっとおかしい。そのおかしさを動画にしてくれているのがありまし た。


  それにしても、IWCのおかしさは国連とそっくりですね。やはり世界組織なんて何の役にも立たないようです。
  それに上乗せするように腰の引けた日本の対応で捕獲量を減らしているというのですから、安いクジラ肉を口にすること は無さそうです。

全く、どこを向いて仕事をして いるのか!
2020年 9月 17日 (木) 第7655回  ★なぜ日本は中国批判を封じ込め、賠償責任を追及しないの か
  アメリカの傾向を掴んで、何時も貴重な情報を 発信してくれる産経の古森さんが、未だにChinaに傾斜している日本に警鐘を鳴らしてくれている本を出してくれたよう です。

  何時ものように、宮崎さんが書評で取り上げてくれています。古森さんにしたら、日本の優柔不断と言うかバカさ加減に 呆れて、どうしても警告を発せざるを得ないのでしょう。
  本当に、日本の政・官・財・マスメディアのChina傾斜には呆れます。と言うか、Chinaの工作に引っかかった 奴等がポチになりきっているのじゃないでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和2年(2020)9月8日(火曜日) 通巻第6640号 

  書評 

 米国の対中政策の劇的な転換が不動のものであることを再確認
  なぜ日本は中国批判を封じ込め、賠償責任を追及しないのか

 古 森義久『米中激突と日本』(ビジネス社)

 アメリカ通の古森氏の現時点での中間報告だが、この本を読むと、ああやっぱりそうか、日本のメディアは、嘘の報道をす る米 国メディアを翻訳しているだけなのかと改めて納得するのである。それが誤断の元凶なのだ。
 副題に「世界が中国を断罪する」と激しい内容を象徴する。
 コロナを『武漢ウィルス』を呼ばず『新型コロナウィルス』などと、中国元凶の疫病をことさら隠蔽する報道姿勢に傾いて いる 日本のメディアは、中国政府に協力的である。
 1980年の大統領選で、古森氏は自らの誤断を反省している。
カーターが勝つと思っていたという正直に言うのだ。日本政府ははじめからレーガン当選などないものと考えていたから、 レーガ ン陣営とコネクションがなかった。
おどろくほど似ているなぁ。2016年選挙、日本政府はヒラリー当選を殆ど信じていた。だからトランプ陣営とは一切コン タク トを取っていなかったのだ。なんという醜態だろう。情報をつねに複数源もち、人脈をプールしておくことは外交のイロハではな かったのか。
 評者(宮崎)、七月の時点まで、トランプ再選に黄信号が灯っていることを警告したが、これはコロナの所為である。その 災禍 が引き起こした大量失業のよって、しかも日頃のトランプ叩きに輪を掛けて米国のリベラル新聞、テレビが連日、トランプの対応 の不手際を批判していたからだった。
 局面が変わったのは八月末である。失業率が劇滝に改善され、トランプ再選の赤信号が消えた。
 この書評の執筆時点で言えば、トランプ再選はよほどのことがない限り、高い確率になった。状況が変化した。トランプ支 持率 が急上昇したのである。
 古森氏は、こうした経過を精密に世論調査の結果も含めて克明にトレースして、日本に伝わっているアメリカ情報が不正確 であ ると力説するのだ。
 重要な結論はこうである。
 「日本の政府や国会はいまの日本をこれだけ激しく襲うコロナウィルスの発生地の中国の責任に対して、まるで呪文にか かった かのように押し黙ったままなのである。この態度を保てば、日本がなぜこんな理不尽な国難に襲われたかの客観的な探査ができな くなってしまう。コロナウィルスについて中国に触れることは今後の日本にとっての『コロナウィルス後の世界で中国とどう 接す るか』という一大課題とも一体になっている。その今後の中国との向き合い方についても、日本の国政の舞台では基本からの議論 がそもそも全くないのである」(235p)
 メディアはバイデン勝利を希望的に予測している。
 またトランプは勝つと、次はどういう報道をするのだろう?

  それにしても、未だにバイデンが勝つと本当に思っているのでしょうか。それこそ、アメリカ人を完全にバカにしている のじゃないでしょうか。
  流石のアメリカ人もそこまでバカじゃないでしょう。と信じたい。世界の未来が懸かっている時にトランプさんを選ばず にどうするのでしょうか。

アメリカ人を信じたい!
2020年 9月 16日 (水) 第7654回  ★トランプの最後通牒 墓穴を掘った習近平
  習皇帝の次から次への信じられないような不味 いアメリカに対する対応は、やはり ChineseのDNAが影響しているようです。

  藤井厳喜・坂東忠信コンビがそんな習の信じられない行動を詳しく書いた対談本を出してくれたようです。

  宮崎さんが書評で取り上げてくれています。世界、特に日本は習を甘く考えているととんでもない目に会いそうです。
  政・官・財・マスメディアの偉いさん達はそれが分からないのでしょう。全く、困った人達です。

  Chinaで、携帯電話の解約が進んでいるのだそうです。何と、経営者達が従業員などを切り捨てる為だそうです。日 本人の頭では想像もできないでしょう。

  こんな奴らを相手にしていることが日本の政・官・財・マスメディアなどのお偉いさん達には理解も出来ないのでしょ う。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)9月8日(火曜日) 通巻第6640号 

  書評 

 大激突を前に『米国につくか、中国か』の選択をしているときか
  中国共産党は排他的独裁主義だが、かれらのDNAでもある

  藤井厳喜 v  坂東 忠信『トランプの最後通牒 墓穴を掘った習近平』(ワック)

 ご両人、ともにエンジン全開。スピーディに爽快に世界情勢を斬りまくる快著。
 国際政治学者の藤井さんは米中大激突を前に、日本が『米国につくか、中国か』の選択をしているときかと叱咤し、日本は 決断 するときだと訴える。
 警視庁通訳捜査官だった坂東氏は、「中国共産党は排他的独裁主義だが、かれらのDNAでもある」と本質をえぐる。

 本書はそうした基調で激論が続くのだが、言いたいことが山のようにあって、両者、機関銃のように細かな分析が次から次 へと 撃ち込むのだ。だから全編をつぶさに紹介するには紙幅がたりないので、ふたつほど重要箇所を抜き出す。
 藤井さんは香港安全法をいきなり強要して香港の自治を破壊し、民主運動を弾圧した習近平が『愚かな選択』をしたという よ り、『合理的』な選択だったのではないかとまず問題を提議する。

 なぜなら香港は江沢民派の牙城であり、「金融センターをしての香港を失うことよりも、江沢民派や民主派を潰すことのほ うが 優先課題だった(中略)。将来的にチャイナは閉鎖的な社会主義へと逆送し、米国をはじめとした自由主義国からデカップリング (分離)されるでしょう」と予測する。
 一方で、「米国との軍事衝突に敗れるといった決定的な敗北がない限り、中国共産党独裁体制の崩壊には繋がらない。軍と プロ パガンダ機関さえおさえていれば、経済が衰退しても自分が失脚することはない ーー毛沢東の生涯を回想しながら、習近平はそ う確信している」。

 この冷徹な予測はリアリストの眼である。
 現場をしりつくす坂東さんは、マスク、五毛党、医療器具、在日中国人の動向など、一般読者の知らないことを紹介しつ つ、次 の不思議な現象を衝く。

 中国で携帯電話の解約が急増しているというのだ。メディアの報道では、ファーウェイの販売が伸びたなどといわれている の に?
 2020年1月の解約は1447万台。それが二月には2100万台となった。
嘗て愛人が複数いるためにスマホを使い分け、あるいは詐欺の常習犯は何台も携帯電話をもっていた。当局から通話を盗聴さ れて いるので、解約した詐欺師の分も含まれているかも知れないのだが、「解約増加の背景には(コロナの)死者の人数と関係してい たのではないか」。

 つまり「南京大虐殺は水増しし、武漢ウィルスの死者数は減らすということをやっている」と坂東氏は指摘する。
そのうえで、坂東氏は、労働者が地方から帰る前に工場を閉める経営者が増えているという。たとえ再稼働しても賃金が支払 えな いことは目に見えており、訴訟ならまだしも「抗議や謀略を受け工場に火をつけられたりしたら大変です。労働争議に関しても、 日本と労組とか事情はまったく違います」。
殺し合いに発展するケースとて過去に何回もあった。
だから経営者は携帯番号を変え、愛人も捨てるために解約し、そして「夜逃げしたほうがいいと考え出す」。

 中国人のDNAを知ると、次に中国で何が起きるかの予測を立てやすくなる。こんな状態の中国に日本人エンジニアを戻す などと 『ブラック企業のやることだl』と二人は意見の一致を見た。

  このまま、Chinaからの撤退を躊躇していると多くの日本人の犠牲者が出るでしょうが、これも、政・官・財・マス メディアのお偉いさん達の責任でしょう。
  その責任を取る覚悟はあるのでしょうか。そんな奴等はきっと居ないでしょう。それだけは確信が持てます。
  それでも、退社しない従業員も同罪かもしれません。いずれにしても、イザと言うときに国に縋りつかないようにお願い したいものです。

正に、自業自得です! 
2020年 9月 15日 (火) 第7653回  ★どうなっている?自前資源メタンハイドレートの開発
  青山さんが、久し振りにメタンハイドレートの 現状をブログで書いてくれたのを、8月15日、第 7622回の「★ メタンハイドレートの実用化への歩み」で、取り上げました。
  少しずつ動いているようですが、まだまだ多くの壁があるようです。

  新しく始めてくれた【ぼくらの国会】でも、報告してくれています。やはり、外から見ているとイライラするほど遅々と した進み振りですが、長い間戦ってきた青山さんからすると劇的な変化のようです。


  何とかして、このメタンハイドレートの実用化が実現するのを見たいものです。これが、日本だけでなく世界のエネル ギーの救世主となってくれる日が一日も早く来て欲しいものです。

そんな日が来るのでしょう か!
2020年 9月 14日 (月) 第7652回  ★なぜ不敗の横綱は、あの『邪宗』の門をくぐったのか?
  何と、あの不世出の大横綱双葉山が、所謂邪教 と言われる新興宗教に取り憑かれていたのだそうです。
  心も鍛えていたと思われていた双葉山に何があったのでしょうか。その謎を加藤康男さんが書いてくれたようです。何と も興味深いものがあります。

  宮崎さんが、書評で取り上げてくれています。それにして、私のような凡人とは正反対の心技体揃った双葉山にして宗教 に取り憑かれるとは分からないものです。
  余程、心を打たれるものがあったのでしょうか。

  世界から宗教戦争がなくならないはずです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和2年(2020)9月7日(月曜日) 通巻第6639号  

  書評 

 なぜ不敗の横綱は、あの『邪宗』の門をくぐったのか?
  昭和史の謎に、新しい光をあてて埋もれた真実を浮かび上がらせた
 
  加藤康男『双 葉山の邪宗門 ──「爾光尊事件」と昭和の角聖』(草思社)

 憑依現象として片付けられる問題ではなかった。
 69連勝という破天荒な記録を誇った横綱、双葉山が、或る時から、新興宗教に取り憑かれ、そのセクトの広告塔に利用さ れ た。警察と相撲協会は、この新興宗教団体から双葉山を救い出すため、あらゆる方策をめぐらせた。
 教団は爾光尊と称した。畏れ多くも御名御璽の「爾」である。
 「角聖を救え」。作戦は開始された。
 やがて説得に応じた双葉山は多くの弟子が待つ部屋(双葉山道場は太宰府にあった)に戻る。その後、時津風親方として或 いは 協会理事長としての責務を果たしながらも、教祖への崇敬の念はこころから離れなかった。
 いったい、不出世の横綱に何が起きていたのか。
これまでにも加藤氏は張作霖爆殺事件に犯人捜しから、通州事件を調べ、震災時の朝鮮人問題にも焦点を当てて、歴史の真実 を掘 り起こすという作業を繰り返されてきた。
そのどれもが貴重な仕事である。しかし、こんかいの新作のテーマが、新興宗教団と有名人との関係になるとは想定外であ り、思 いもつかなかった。
 しかも爾光尊事件は、金澤が現場である。警察が踏み込んだときに双葉山が仁王様のように立ちはだかるというスクープ写 真が 当時の新聞を飾った(本書冒頭には珍しい写真が多数掲載されている)。
 「私が天照大神だ」となのる女性教祖(長岡良子)の周りには、熱狂的狂信的信者が囲み、もうひとり熱心な広告塔が囲碁 の チャンピオン、呉清源だった。呉は中国人である。呉が双葉山のもとを訪れた時から、横綱に憑依が本格化する。
 教団の外苑には、理解者が多くいた。それも徳川無夢、亀井勝一郎、永田雅一、野依秀市ら錚々たる著名人がいた。野依は 当時 誰もが知っていた有名人で、GHQが戦後、良書を発禁処分としたときに一番、発禁図書指定本の数が多かったのも野依だった。 大分の出身で戦後は「帝都日々新聞と主催した。
 もともと双葉山は霊感の強い人で「相撲とは神業」と発言していた。時代的に言えば、戦争が続き、大東亜戦争(加藤氏は 本書 で「大東亜・太平洋戦争」と呼称している箇所には疑問符をつけたいが。。)の理想が語られ、「一億火の玉」と叫ばれていた。 信仰の宗教集団が雨後の竹の子のように、競い合って興隆していた。
 そのうえ天皇の人間宣言がくわわって、人々は信仰の対象を探していたという時代背景がある。
 教団は世間から白眼視され、孤立しつつも教団本部を転々と移動して、全国を流浪し、やがて消滅する。加藤氏は最期の拠 点を 探し当て、また爾光尊教主の墓も探し当てて本書を締めくくっている。
 「人生の大半を何ものかと闘いながら幕を閉じた双葉山と爾光尊(長岡良子)は、東京下町の一隅と霊山の山奥で静かに 眠って いる。そして、戦後間もない頃に起きたこの事件のことを覚えている人はもうほとんどいない」。
 邪宗といわれた大本は、時代を生き延び、今日も夥しい信徒を抱えているが、他の新興宗教は、信者数を半分から三分の一 以下 に激減させた。日本人の宗教観は変わってしまった。

  新興宗教と言えば、日本の足を引っ張り続けている公明党も、何処かに良いところもあるのでしょうか。
  尤も、選挙のために公明党に屈した自民党こそ最低ですが。

人間とは分からないもので す!
2020年 9月 13日 (日) 第7651回  ★武士道になぜ李登輝は人生を賭けるほどに惹かれたのか?
  李登輝さんについての本を産経の河崎さんが書 いてくれてものを宮崎さんが書評にアップしてくれたのを、8月25日、第 7632回の「★ 日本政府の肝っ玉は鼠より小さい」で、取り上げました。

  今度は、李登輝さんの秘書の方が残されたメモからの名言集とも言えるものが出されたそうです。

  これも、宮崎さんが書評で取り上げてくれています。前回は、李登輝さんの武士道は、山本常朝じゃなく新渡戸稲造的で あると書いてくれていましたが、こちらは、逆の説のようです。
  どう違うのかは良く分かりませんが、武士道の素晴らしさは同じでしょう。

  それにしても、武士道を忘れてしまった現代日本人、特に政治家は李登輝さんの足元にも及ばないのじゃないでしょう か。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和2年(2020)9月6日(日曜日) 通巻第6638号

  書評

 日本人の多くが忘れてしまった武士道に
  なぜ李登輝は人生を賭けるほどに惹かれたのか?

  早川友久『李 登輝  いま本当に伝えたいこと』(ビジネス社)

 李登輝元台湾総統が逝って、はや40日近い。日本の仏教で言えば、まもなく四十九日、納棺の儀が近付いた。李登輝氏は キリスト教徒ゆえに、別の葬送スタイルが取られるのだろう。ちなみに李登輝がキリスト教に入信したのは38歳の時だっ た。
 本書は、李登輝総統の日本人秘書として、八年間、そばに仕えた早川氏が記録したメモをもとに、李登輝名言集あるいは格 言集である。
 なにしろ生前から本書は企画され、李登輝自身の序文が用意されていた。また読者には生前の李登輝が語った坂本龍馬につ いての未公開音声が配信される。
 
 前置きはこれくらいにして、いかなる名言を残したか?
 「リーダーは信仰を持て。信仰がないなら信念を持て。孤独なリーダーは、すがることのできるものを持つのだ」
 「リーダーは『七割で良し』の心構えを持て」
 「謙虚さこそがリーダーシップ」
 「リーダーは悪役に徹しろ」
 「決断は素早く、そして柔軟な発想で」
 これらが第一章の「リーダーシップ」の箇所で語られる。
 以下、信念の章では、
 「これまでの制度を打ち破ってまったく新しいものに改める。それが『脱古改新』である」
 「教養は万能ではない。実践がともなってはじめて意味をなす」
 「『公明正大』こそ部下の努力を引き出す」
 「未来に対する『理想』と『主張』をはっきりさせよ」
 『知略』の章では、
 「情報は常に複数の情報源から」
 「権力の放棄もまた資質である」
 「希望」の章では
 「私は権力ではない。権力とは借り物だ」
 「指導者は『誠実自然』である」(李登輝は揮毫を求められると、よく「誠実自然」と書いた)。

 どれもこれも胸に突き刺さる言葉である。つねに武士道の精神を重視し、日本人よ、もっとしっかりしろと叱咤激励し続け た、あの情念、迸る熱情の源泉は、これらの信条、信念、そして信仰から産まれたのだ。

 李登輝思想の肯綮にある武士道について、早川氏はこう言う。
 「武士道とは死ぬることと見つけたり(葉隠)という言葉こそ、日本人の精神性を最も表したものだという。日本人、とく に武士にとって『死』は日常生活と隣り合わせであり、常に死を意識しながらの生活であった。その死が念頭にある生活のな かで、如何にして人間は『生』の意義を最大限に発揮にしていくのか、それが日本人の精神性に大きく影響している」 (182p)
 座右の銘となる言葉ばかり、日本の政治家は、本書を座右に置くべし。

  今の、正しい国家観も歴史観も持たない政治家達にこの本を読ませても理解出来ないのじゃないでしょうか。
  やはり、基本が大事でしょう。戦後の日本の教育が、日本人をここまで劣化させたことを考えると本当に恐ろしい。

やはり、教育改革が急がれ る!
2020年 9月 12日 (土) 第7650回  ★世界で赤狩りが始まった、日本はどちらにつくのかナ 親 中派の崩壊
  黄文雄さんが面白そうな本を出してくれていま す。何と、ズバリ『親中派の崩壊』だそうです。もちろん二階が筆頭でしょう。本当にそうなって欲しいものです。

  宮崎さんが、書評で取り上げてくれています。安倍さんの辞任により二階・菅が親中派の正体を露にしたという残念なこ とになりましたが、このまま菅が総理になると、日本は世界とは逆にChinaにつくのでしょうか。 

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)9月5日(土曜日) 通巻第6637号 

  書評 

 世界で赤狩りが始まった、日本はどちらにつくのかナ
  米英仏、そして豪、NZにカナダ。もちろん台湾でも

  黄文雄『親 中派の崩壊』(徳間書店)

 日本の新政権(もう管できまりだが)の要に親中派の親玉が陣取っている(ちなみにアルバニア人の姓名にも「ニカイ」っ て政治家がいるが。。。。)
米国の有力なシンクタンクCIISが最新報告書で、親中ラインと規定したほど、ワシントンでも「ニカイ+ イマイ」が 「注目の的」(?)になっている。
与党の連立相手の政党はと言えば、親中ラインに輪を掛けて北京にべたべたと媚びる連中ばっかり。財界を見渡せば、中国と うまくやっていけば、まだまだ稼げるという拝金主義の手合いが目立ち、こうなると、同盟国アメリカと日本とのデカップリ ングたるや、米中のデカップリングどころのレベルじゃないのでは?

 しかし冷静に世界を見渡せば、どう見ても西側世界はアンチ・チャイナに傾きつつあり、EUもギリシア、伊太利亜、ドイ ツなどを除くと、ぞろり親中路線を捨てつつある。
 象徴的な出来事がビストルエル(チェコ上院議長)ら90名のチェコ使節団が台湾を訪問し、台湾は大歓迎、猛反発した北 京は王毅外相が『チェコは一線を越えた』と恐喝的言辞を吐いて報復を示唆した。
 これまで西側ではパンダハガー達が中国との連携を強め、いろいろな工作(つまり悪事)を働いてきたが、その手口も殆ど ばれてしまった。世界でいま始まっているのは親中派狩りである、と黄文雄氏は力説するのだ。
 しかし西側で日本だけが例外である。
スパイ防止法は、人権に悖るなどと野党とリベラル新聞が騒ぐため、なかなか制定へ漕ぎ着けられない。

 五年前に起きた李春光事件を思い出す、と黄文雄氏はいう。
 中国大使館一等書記官だった李春光は不正に取得した身分証明やら、虚偽申告の銀行口座を持ち、ウィーン条約で禁止され ているスパイ活動を展開した。彼は『人民解放軍の諜報部に在籍した過去があり、しかも松下政経塾に入り込むことにも成功 し』、当時の農水有力議員に接触、多くの機密文書が漏洩した。
 結局、日本にはこのスパイを拘束する法が未整備のため、李春光は堂々と中国へ帰国してしまった。
 本書を読むと、なるほど日本はスパイ天国と言われる所以が120%呑み込める。

  もし、日本がChinaにつくようなことになれば、トランプさんの逆鱗に触れることは間違い無いでしょう。安倍さん の退陣した日本に対してトランプさんが遠慮することもないでしょうから徹底的に叩かれるおそれもありそうです。
  と言うか、これで、二階・菅・公明党が下野して安倍さんが復活してトランプさんと一緒にChinaを叩きつぶすのが 今回の安倍さんの辞任に隠された戦略だったりして。

そうなら、どんなに良いでしょ う!
2020年 9月 11日 (金) 第7649回  ★ソ連の命脈は共産革命以来、74年だった
  拉致問題で戦ってくれている島田洋一さんが Chinaの崩壊は後3年との本を書いてくれたようです。

  まだ3年も持ち堪えるのでしょうか。そんなに待てない。

  宮崎さんが書評で取り上げてくれています。ソ連の崩壊の経過が面白そうです。何と、スパイに偽情報を掴ませて崩壊に 持ち込んだようです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和2年(2020)9月4日(金曜日) 通巻第6636号

  書評 

 ソ連の命脈は共産革命以来、74年だった
   中国共産党体制の崩壊も、74年が寿命とすれば、あと三年だ

 島田洋一『3 年後に世界が中国を破滅させる』(ビジネス社)

 全体が歯切れのよい文章で貫かれ、しかも分析と予測が断定調だから、読む速度も速くなる。
 米中激突に至った経緯を、著者が実際にアメリカで、あるいは中国で接した体験を通して判断し、真実に肉薄している。そ の内輪話の視点が、大手メディアの報道とまったく異なるので面白いのである。
 日本にはまるで伝わらないアメリカにおける黒人暴動の裏に蠢く、その左翼集団の陰謀的な暴力の実態を知れば、メディア が伝えている反トランプの動きとはおよそ無縁の、極左集団の政治戦術が背景にあることがわかる。
 またボルトン回想録も、日本では反トランプの色合い濃く報じられていたが、実際のボルトン(前大統領安全保障担当補佐 官)とは、いかなる人物かを、著者は何回も会見した経験があるので、独自の見立てを展開する。
 とくに著者が拉致被害者家族会や国基研の活動を通してなしてきた、アメリカの要人との会話は、多くのメディアが報じて こなかった陰の部分であり、真相に近いニュアンスをもたらしている。

 さて評者(宮崎)、この本の中で一番印象が深いのは西側スパイ網と、旧ソ連崩壊へ至った舞台裏の出来事を論じた箇所で ある。

 アンドロポフ急逝後、耄碌じじぃだったチェルネンコがしばし政権を担ったが、守旧派の代弁をしただけで、政治的成果は ゼロ。そのあとに登場したのがゴルバチョフであり、グラスノスチ、ペレストロイカは西側の注目するところとなった。 1989年、マルタ沖合のヨットでブッシュ大統領とゴルバチョフが会談し、冷戦は終わった。

 二年後、ソ連が崩壊した。
 この状況を現代の中国に置き換えれば、習近平はチェルネンコで、いずれ、中国版のゴルバチョフが登場する可能性があ り、それは三年後ではないかと島田氏は大胆に予測する。

 ところで、ソ連崩壊の裏側には、西側の諜報工作、二重スパイが絡む技術インテリジェンス戦争が密かに展開されていた。

 フランスの諜報機関はソ連側に「フェアウェル」という暗号名の協力者を得た。その人物、じつはKGB大佐だった。かれ が四千件にも及ぶ機密文書をもたらし、1981年の米仏首脳会議で、情報の「共有」が秘かに申し合わされた。機密ファイ ルはCIAに引き渡された。

 「ソ連の産業スパイ部隊X戦線の手は、レーダー、コンピュータ、工作機械、半導体など広範囲に伸びており、収集予定リ ストの内、三分の二以上がすでに確保済み」だった。
 そこで米国は、偽技術情報を、意図的にX戦線に掴ませる。
「初期段階の製品検査も通るが、一定期間が経過すると異常な働きをする、要するにウィルスを仕込んだバージョンである」

 かくして「誤作動をおこすコンピュータチップがソ連の軍事施設に組み込まれたり、欠陥タービンが天然ガスパイプライン に取り付けられたり、偽の設計図に従って化学プラントやトラクター工場が建てられ、不良品を生産したりなどの『成果』が 挙がった」(195p)

 イランの核施設のコンピュータシステムにウィルスを仕掛けて機能を麻痺させたように、 ソ連はマヒ状態に陥った。その タイミングにレーガンはスターウォーズ計画をぶち上げたのだ。

 この裏話、次の中国の運命を予測するに多大なヒントを含んでいないのか。
 つまり同じ秘密工作をすでにアメリカは手を打ったと考えると、やがて中国の生産活動、とりわけ軍事技術現場はマヒ状態 となるのではないのか。

  アメリカはやっているのでしょうか。とは言え、3年は長すぎる、やはり、最悪でも今年中に崩壊させて貰いたいもので す。

全く、何時まで待たせるの か!
2020年 9月 10日 (木) 第7648回  ★清濁併せのんで繁栄をもたらした政治家が日本にもいた
  池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」・「剣客商売」 を、ネットのお陰で楽しませて貰っています。

  藤田まことさんの「剣客商売」で、平幹二朗さん演じる田沼意次の洒脱な清濁併せ持つ設定が大好きです。評判の悪い田 沼意次の信実はさもありなんと楽しませて貰いました。

  何と、そんな田沼意次を渡部昇一さんが評価してくれていたようです。

  何時もの宮崎さんが書評で取り上げてくれています。田村意次を宮崎さんは「清濁併せのんで繁栄をもたらした政治家」 と書いてくれています。
  あの平幹二朗演じる田沼意次は、鬼平を書いた池波さんの解釈でしょうが渡部さんや宮崎さんと通じるものがありそうで す。 

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和2年(2020)9月3日(木曜日) 通巻第6635号

  書評 

「歴史が繰り返すことはない。しかし歴史のパターンは絶えず繰り返される」
 『腐敗の時代』『文化の時代』『正義の時代』のエッセンスを編集し直した

  渡 部昇一『時代を見抜く力』(育鵬社)

 本書は渡部教授が熱意を込めて書かれた、生前の力作エッセイ『腐敗の時代』『文化の時代』『正義の時代』の三部作か ら、エッセンスを編集し直した編著である。
 肯綮にある格言とは「歴史が繰り返すことはない。しかし歴史のパターンは絶えず繰り返される」ということだろう。ちな みに副題は「渡部昇一的思考で現代を斬る」となっていて、納得がしやすい。

 評者(宮崎)の氏との想い出は別の機会に書いたので省略するが、いつも本を(それも原書)読んでいる人、ところがしゃ べり出すと話題が豊富で止まらない人。論争でも相手をやりこめる詭弁ではなく、堂々たる反論は科学的、合理的だった。
 さて、本書のすべてを小欄で網羅するとなると、おそらく三部作の一冊はおよみになった読者が多いと思われるので、一箇 所だけ、あらためて紹介しておきたい。

 清濁併せのんで繁栄をもたらした政治家が日本にもいた。
 田沼意次ほど「腐敗の権化」を悪評さくさくの政治家はいない。だが、この歴史的評価は、はたして正しいのか?と渡部氏 は問題をしてきた。
 最初に田沼を評価した作家が村上元三氏と評者、早や合点してきたが、じつは 徳富蘇峰の『近世日本国民史』(講談社学 術文庫)は、わざわざ一冊を「田沼時代」として田沼の政治をやや冷ややかに評価している。

 ▼田沼意次時代とは日本史においてどういう意味を持つのか?

 しかし十九年間に及んだ田沼政治は、安倍晋三政権の二倍の長さである。権力が長くなれば政治は弛緩し、腐敗も産まれ る。気分も開放的になり、社会はいくぶん放埒になる。 創意工夫が産まれ、芸術が花盛りとなる。
 事実、華やかな江戸文化は田沼時代に興隆した。
 明和四年から天明六年に至る十九年間、田沼は宰相として政策を決定し、賄賂もはびこったが、それは当時の時代の掟のよ うなものだった。徳富蘇峰は、むしろ田沼意次のオランダ癖に焦点を当てて、そのオランダ学への熱狂的傾斜が日本において 蘭学を恢弘させたとする。

 杉田玄白の『解体新書』がでたのも田沼時代、大槻玄澤の『蘭学階梯』もそう。夥しい蘭学者を輩出したこと、また平賀源 内 の活躍を助長したのも田沼だったうえ、黄表紙本から、狂歌、川柳の興隆、世界に衝撃を与えた日本の芸術=浮世絵の黄金期 は田沼政権時代に重なる。晴信、春章、歌麿が輩出した。意外に国学が栄えたのも田沼時代だった。塙保己一の『群書類 従』、そして蕪村が活躍した。
 逆に田沼失脚のあとに登場する松平定信は、質素倹約を旨とするカタクルシイ時代がやってきて、贅沢もいけない、創意工 夫のいけない、高級な菓子も、浮世絵も、女性の装身具にカネを使ってはいけない。そのうえ、学問の統制まで行ってしまっ た。
統治に都合の良い朱子学以外の学問を認めなかった。その反動から、武士は昼、儒学、夜に陽明学に親しんだ。
 松平定信をからかった狂歌が残る。
 「白河の清きに魚も棲みかねて、もとの濁りの田沼恋しき」。
 松平定信は白河藩主だった。かれの緊縮財政によって、日本経済の繁栄は終わり、松平定信が日本経済に不況をもたらし、 「大量の失業者ができ、言論が不自由で、出世の見込みはなくなり、人の世がつまらないものになった」(61p)。
 当時から田沼の悪評も聞こえたが、経済が繁栄すれば、田沼政治批判より、目先の利益を追うだろう。
それを道徳的観点からだけで、腐敗の権化にしてしまった元凶を、渡部氏は松浦静山とみる。平戸藩主にして『甲子夜話』の 作者だが、松浦海賊の末裔だ。
「日本人は田沼を嫌い、定信の登場に喝采し、家斎に飽きて水野忠邦の登場を歓迎し、政党政治を軽蔑して清潔武断の軍人政 治を喜んだ」

  さて、日本の未来背負う安倍さんの次の総理は清濁併せ呑む器量があるのでしょうか。
  それとも、やはり安倍さんの登板があるのか。

さて、どうなることやら!
2020年 9月 9日 (水) 第7647回  ★FB、ニュース共有禁止へ
  極貧の為、ネットの有料情報は一切近寄りませ ん。それだけに、有料記事が増えていることに危機感を覚えます。
  何時の日にか、ネットは有料情報だけになることもあるのじゃないでしょうか。となると、ネットの世界も二極分化と なってしまいます。
  情報が無料であって欲しいというのは身勝手なことは分かるのですが、やはり、極貧者にも優しいネットを願いたいもの です。

  そんな恐れがいよいよ実現しそうな記事がありました。オーストラリアで、そんな動きが出ているようです。  
  いずれ、無料の情報なんて無くなるのかもしれませんが、せめて、あちらの世界へ行くまでは待って欲しいものです。
  とは言え、去年でおさらばの予定だったのに未だに生きさらばえているだけに不安です。

さて、どちらが早いか!
2020年 9月 8日 (火) 第7646回  ★一万年の平和、日本の代償
  GHQや戦後利得者達の思惑通り日本人は見事 に劣化しました。ねずさんなどは、まだ日本人は大丈夫と激励してくれますが、本当でしょうか。
  と言うか、特亜3国の日本に悪意を持った人達を放置しているようでは、イザと言うときに大きな害をもたらしそうで す。

  それも、日本人の事なかれ主義が齎したものでしょう。それは、生来のものか、それとも戦後の劣化が齎したものか。

  いずれにしても、その日本人の劣化を宮崎さんが怒りを込めて『一 万年の平和、日本の代償』との題で書いてくれたようです。

 「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和2年(2020)9月1日(火曜日) 通巻第6633号 

  宮崎正弘の新刊予告 『一万年の平和、日本の代償』(育鵬社)

  宮崎正弘『一 万年の平和、日本の代償』(育鵬社、1650円)

  日本は世界史でも稀な泰平の日々を送ってきたが、その代償とは?
 縄文時代の一万年以上、日本には戦争がなかった
 弥生時代の渡来人が混入してから、国内騒乱、権力をめぐる争いがおこった
 とはいえ大殺戮は避けられ、国家最大の内戦「西南戦争」でも死者は一万余。
 相手を先に忖度し、譲歩を重ねるという日本人の性格は「和」が尊ばれるからた。

  ──しかし、その代償とは?

  土地の値上げに関心があっても、その土地を守ることに関心のない国民
 理想を失って些末な政策論議に堕落してしまった国会
 くだらない揚げ足取り、本当の議論を避けてきたのが日本というムラ社会だった
 拉致された同胞を武力を用いて奪回する迫力もなくしたヘナチョコ
 シナや朝鮮からイチャモン、難癖をつけられても沈黙を続ける精神の腐爛
 こんな国でよいはずがない。凛たれ、にほん!

  そんな情けない日本を再生してくれるかと期待していた安倍さんが辞任した今、日本は最大の危機を迎えたとも言えそう です。
  その危機も、安倍さんがもう一度立ち上がってくれると期待していますが、それでは、余りにも安倍さん頼りが酷すぎま す。
  やはり、日本人が目を覚ますことこそが必要です。

果たして、日本人は目覚めるの か!
2020年 9月 7日 (月) 第7645回  ★米の小型衛星群構想へ参加検討 ミサイル防衛強化
  安倍さんの後の総理によっては、日米の親密な 関係もどうなるか分かりません。米の小型衛星群構想へ参加検討なんてこの記事も実現するかどうか分からないでしょう。

  やはり、トランプさんが再選された後、もう一度安倍・トランプで日米関係を鉄壁なものにしておいてもらいたいもので す。
  その為にも、安倍さんの復活で、憲法改正など仕残したものを成し遂げてもらうひつようがあります。

  それにしても、最高のチャンスを悉くじゃました親中派政・官・財・マスメディアの偉いさん達には怒りが治まりませ ん。
  このまま日本が消滅するなんてことになったらどう責任を取るのでしょうか。

  いずれにしても、安倍さんとトランプさんのコンビの復活を期待するしかないのかも。

  そうして、この米の小型衛星群構想へ参加やレーザー兵器の開発を実現してもらいたいものです。


  それにしても、正しい国家観や歴史観を持たない奴等に国の舵取りを任すことの恐ろしさを今程実感できるときは無いで しょう。
  兎に角、政・官・財・マスメディアなど国を率いる人達への正しい国家観と歴史観の教育が急がれます。
  それなくして、日本の再生は有り得ないことが今回の安倍さんの辞任で再確認されたのは間違い無いでしょう。
  
それにしても、人材が居な い!
2020年 9月 6日 (日) 第7644回  ★子供の最善の利益のためにも親が学ぶべき事
  週末恒例、中山恭子さんの【夢を紡 いで】のゲストはニセ慰安婦問題や子育て問題などで戦ってくれている高橋史朗さんです。

  戦後の自虐史観や大家族破壊作戦などで育てられた我々団塊の世代は、私を筆頭に、子育てについては完全な落第生で しょう。
  今更ながら、子供達に謝りたい。とは言え、もう遅い。残念ながら気がついた時には遅かったという想いです。

  そんな想いを改めて反省させてくれる高橋さんの話です。こうしたことを知っていれば子供達をもっとまともに育てて上 げることも出来たかもと思うと、やはり申し訳なさで一杯です。

  日本人全てが、この高橋さんの話を聞いて、子育てを真剣に考えて貰いたいものです。その上で、文科省や日教組の廃止 することこそが日本の再生に一番必要なのじゃないでしょうか。


  子育て、教育は、国の基です。ここが劣化してしまった日本の危機は余りにも大きい。やはり、政治が真剣に取り組んで 貰いたいものです。
  駄目な親が駄目な子を育てる悪の連鎖を断ち切ることが急がれます。それが出来て初めて日本の再生は成るでしょう。

果たして、日本人に出来るで しょうか!
2020年 9月 5日 (土) 第7643回  ★日本史の死角 / 平和運動の度し難い欺瞞
  宮崎・上島コンビという珍しい組み合わせが、 【Front Japan 桜】でありました。こういうコンビは続けて貰いたいものですが、きっとやらないのでしょう。
  宮崎さんは日本の歴史の出鱈目というか意図的に触れられないものや間違いなどを時系列で取り上げてくれました。これ は分り易くて面白い。こういうのを世界に広めることこそ政府や外務省のやるべき事でしょう。

  上島さんは、平和運動のおかしさを語ってくれています。あの国連を利用する行き過ぎたリベラリスト達のやり口につい て憤りをぶつけてくれています。


  このリベラリスト達は、宮崎さんの説などを歴史修正主義と非難もするのでしょう。こうした行き過ぎたリベラルからア メリカを取り替えそうと立ち上がったのがトランプさんです。
  そのトランプさんとコンビで世界を変えて欲しかった安倍さんが辞めてしまいましたが、安倍さんは必ずもう一度立ち上 がってくれるはずです。
  その時こそ、トランプさんと世界を変える時です。

待っています!
2020年 9月 4日 (金) 第7642回  ★富士山の上空で五層もの笠雲が発生
  富士山が日本に存在することの有難さは想像以 上のものがあるのじゃないでしょうか。もし、富士山なかりせば葛飾北斎などの浮世絵もなかったのですから、考えたらこれ も八百万の神々が日本人の為に造ってくれたものかもしれないと思いたくなります。
  無ければ無いで、別の芸術作品が産まれたのだろうとは思いますが、やはり、あの富士山の神々しさには及ばないのじゃ ないでしょうか。

  その富士山の珍しい姿をツイートしてくれているのがありました。何と、5重の笠雲です。これは珍しいでしょう。と言 うか、初めて見ました。

  やはり、富士山が日本にあってくれて良かった。

やはり、日本は神の国か も!
2020年 9月 3日 (木) 第7641回  ★ミトロヒン文書 ──KGB工作の近現代史
  スパイ天国日本は、国会議員が自分が捕まるの を防ぐ為にスパイ防止法に反対しているというのですからもうどうにもならないですね。
  やはり、国民が目覚めて正しい国家観と歴史観を持って日本の為に働く政治家を選ぶしかなさそうです。とは言え、平和 ボケの日本人にそんなことが出来るのでしょうか。

  スパイものの『ミトロヒン文書』なるものが出版されたそうです。あの江崎道朗さんの監修だそうです。これは、面白そ う。

  宮崎さんが書評で取り上げてくれています。何時ものように宮崎さんの経験に基づく話題が面白い。

  ロシアでは今も、毒殺未遂事件が騒がれています。プーチンは何人殺したのでしょうか。やはり、安倍さんの歯が立つ相 手ではなさそう。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)8月27日(木曜日) 通巻第6631号

  書評 

 『ヴェノナ文書』とならぶスパイ・ドキュメント、新たに登場
  KGB工作の実態、とくに実名で告発するのが『ミトロヒン文書』だ

  山内智恵子著 江崎道朗監修
  『ミト ロヒン文書  ──KGB工作の近現代史』(ワニブックス)

 日本の読書人はことのほかスパイ小説が好きである。
 ジョン・ル・カレ、フリーマントル、フォーサイス、古くはジェイムズボンド=007シリーズのイアン・フレミング、 『月と6ペンス』を書いたサマセット・モームら、いずれも英国人、英国の情報機関で働いた経験があるからこそ、リアルな スパイ小説が描けたのだ。

 マイケル・バーゾーハーも全作品が翻訳されている。なるほど世界でも稀な読書人、日本人はスパイ小説大好き。それでい て実際のスパイが日本で想像を絶するほどの規模と地下人脈で暗躍していることには目を瞑る。
スパイ工作はフィクションで愉しむものの、実態には殆ど興味なしという特殊な状況がある。

 何たって、日本にはスパイ防止法がないし、いま中国のスパイがウジ虫のように蠢いていても、なんら防諜体制が取れな い。欧米では陸続と孔子学院が閉鎖されているのに、日本では増殖中だ。
 ソ連の崩壊以前、日本でメディア工作にあたったKGB要員のスタニスラフ・レフチェンコは、日本で三十から四十名の日 本人代理人を駆使し情報工作を展開していたが、或る日、米国へ亡命する。
そして1982年7月14日、米国議会で衝撃的な証言をなし、日本の政界、新聞界を揺るがす大事件となった。

 じつは評者(宮崎)、このレフチェンコの議会証言を翻訳した。四万部ほど売れた。また電話インタビューで週刊誌の取材 を手伝い、あげくにはサンフランシスコでレフチェンコと会う手筈となっていたが、日程的に段取りが就かず、当時『週刊現 代』の編集長だった元木昌彦氏が飛んだ。その前にも週刊文春の斎藤デスクが渡米し、独占的に長時間のインタビューをこな した。
 翌年に評者はワシントンで『今日のKGB』を書いたジョン・バノンにインタビューしたこともある。2020年1月に訪 米したとき、NYにKGB博物館が出来ていた。ゆっくりと見学したが、これほど左様に米国ではKGBへの理解度も深いの である。スパイ工作に鈍感な日本とはえらい違いだ。

 レフシェンコがあげた日本人のKGB代理人たちのリストと、ミトロヒンがあげたリストが、殆ど重なることが判明してい る。本書のポイントの一つである。
 思想に共鳴した確信的なスパイは共産主義華やかな時代の話、戦後はカネか女で釣れた。また学者には名誉をくすぐるなど して、「無自覚的な代理人」に育てた。なかでも「影響力のある代理人」がいて、KGB工作に無自覚的に協力し敵性国家の 政治プロパガンダを手伝った(いまの日本はこの構造が中国人のスパイ網に入れかっわっている)。
 これら日本人代理人は、当時暗号名しかわからず、日本のメディアはこの暗号(コードネーム)はだれそれ、あの暗号は某 某と推理ゲームに明け暮れたものだった。
1991年、ソ連が崩壊した。
どっと機密文書が西側へ流れた。歯止めをかけたのがプーチンだった。KGB出身のプーチンとその側近らは、殆どが諜報の 専門家であり、とくにプーチンはアンドロポフとゾルゲを尊敬しているのだ。

 「柔道家」「知日家」というプーチンの明るいイメージは崩れる。
 ソ連崩壊後の機密文書の公開は「リッツキドニー文書」(ソ連共産党指導者の個人文書など)、ヴェノナ文書、マスク文書 (英国政府通信学校が作成)、イスコット文書(同)、ヴァシリエフ・ノート(旧KGB文書、手書きで1115ページ)、 そして、本書が取り扱うミトロヒン文書である。
KGB第一総局文書庫所蔵文書担当だったミトロヒンは、手書きでこつこつと10万ページものメモを作成していた。

 「ミトロヒンは、特に非合法諜報員を使った作戦に関する文書を重視して筆写したため、非合法駐在所、非合法諜報員と彼 らの作戦情報が多い」(56p)。
1992年3月、かれはこれをラトビアの首都リガにある英国大使簡易持ち込んだ。ラトビアはソ連の軛から離れたばかり だった時代である。
かくして世紀の機密文書が世に出る。中味は本書を読んでのおたのしみ。

  日本では、反日売国左翼・在日マスメディアが仲間の活動を報道しない自由を行使するので、国民が知ることは殆ど無い だけに、何時まで経っても国民が目覚めることが無いのが残念です。
  やはり、ネットが逆転するのを待つしかないのでしょう。

その時は近いのでしょう か!
2020年 9月 2日 (水) 第7640回  ★『映画めぐみへの誓い』完成〜国民の手で被害者救出を!
  昨日取り上げた『映画めぐみへの誓い』完成を 葛城・福島コンビの【Front Japan 桜】で、葛城奈海さんが報告してくれています。

  昨日、何故、政府が後援しないのだろうと怒りをぶつけましたが、関係者は政府の力に頼ることなく民間の力でと強く決 意を語られていました。
  だらしの無い国家への怒りでしょうか。それともそんなものは関係無い熱い想いなのでしょうか。


  やはり、国民の心を一つにして憲法改正で応援したいものです。

それが出来ない日本は終わりで しょう!
2020年 9月 1日 (火) 第 7639回  ★横田めぐみさん拉致描いた映画完成
   拉 致被害者の奪還を願って作られている映画 を、2月16日、第 1692回の「★ 映画『めぐみへの誓い』製作発表」などで、取り上げました。

  その映画が完成したそうです。ところが、実際に上映されるまではまだまだ時間がかかるようです。

  産経ニュースより     2020.8.24

  横 田めぐみさん拉致描いた映画完成 出演者ら、被害者の早期帰国実現誓う
 
 昭和52年に北朝鮮にさらわれた横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=ら被害者や、救出活動に奔走する家族の闘 いを描いた映画「めぐみへの誓い」の完成披露記者会見が24日、東京都千代田区の憲政記念館で開かれた。今年に入ってめ ぐみさんの父、滋さん(享年87)ら家族が相次いで亡くなっており、出演者らは作品を通じた、めぐみさんらの早期帰国実 現を誓った。

 作品は、平成22年から各地で上演されてきた同タイトルの演劇を映画化したもの。めぐみさんや昭和53年に連れ去られ た田口八重子さん(65)=拉致当時(22)=ら被害者の北朝鮮での苦境や、日本国内で必死に協力を呼び掛ける家族の苦 闘など拉致問題の残酷さを描いた。

 滋さんを演じた原田大二郎さん(76)は会見で、「訃報が飛び込んできて目の前が真っ暗になった」と滋さんの死去に触 れ、「滋さんとのご縁でこういう役をやらせていただいた。これから滋さんの代わりに、僕のできることはやっていかなきゃ いけないと強く感じた」と話した。

 出演者らは拉致被害者奪還への強い思いを披露した。めぐみさん役の菜月さん(20)は「一日でも早く、北朝鮮に拉致さ れた人みんなが日本に帰ってきてほしい。この映画がその一歩になったらいいと強く思っている」。野伏翔(のぶし・しょ う)監督は「人間の自由、家族の絆の大切さを感じる映画になっている。それを断ち切ることは誰にも許されないということ を強烈に感じてほしい」と語った。

 会見前の試写会には、昭和53年に拉致された増元るみ子さん(66)=拉致当時(24)=の弟、照明さん(64)が駆 けつけた。作品鑑賞後、照明さんは「船倉に閉じ込められるシーンなどリアル感があった。めぐみちゃんと同じ目にあったの ではないかと姉のことを考えた。被害者を取り戻せていない今の日本は安全ではない。日本人の手で被害者を取り戻してもら いたい」と話した。
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 制作にあたり、クラウドファンディングなどで資金を募り、これまでに約6400万円が集まった。今後は出資者対象の試 写会を各地で開き、来春をめどに劇場公開とインターネットでの配信を目指している。

  それにしても、これに政府・外務省が援助出来ないのでしょうか。と言うか、国の予算でやるべきじゃないでしょうか。 ここでも北への忖度があるのでしょうか。
  何とも歯痒い対応です。もしかしたら、ここでも憲法改正が必要なのでしょうか。と言うか、改正が必要なのは政府や外 務省の人達の考えじゃないでしょうか。
  結局は、卑怯者達が自分の事として考えられずに放置しているということじゃないでしょうか。

卑怯者日本人!

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