団塊の世代の部屋253

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2020年 8月 31日 (月) 第7638回  ★江戸時代のカットスイカ
  夏も終わりに近づいたようですが、今年の暑さ は何時もと違って全身をもわっとした暑さに包まれたような感じで した。
  とは言え、何とか今年の夏も乗りきったような気がします。まだまだ残暑がありそうで不気味ではありますが、所 詮、季節は移り変わります。いずれ秋が来て冬になるでしょう。まさか冬まで暑さが続くこともないでしょう。というこ とでなるようになるさで行きます。

  さて、その夏の最大の楽しみとも言えるスイカの面白いツイートがありました。何と、江戸時代にはスイカをサイコ ロのようにカットした食べ方があったそうです。
  美術館の学芸員の方がアップしてくれていました。

  これは、面白そう。一度試してみても良いかなと思ってます。とは言え、スイカの醍醐味はやはりかぶりつきにある ような気もします。
  さて、美味しいのでしょうか。

  何となく、優雅さを感じてしまうのですが、これも金が全てに犯された現代ではこの余裕はないのかも。

やはり、余裕 は必要!
2020年 8月 30日 (日) 第7637回  ★政投銀 日本版「森林ファンド」論点まとめる
  小人閑居して不善を成すの典型が、今年の China肺炎に対する厚労省などの核心を外した取り組みだと思えて仕方ありません。
  必要もないのに省益拡大だけの為に必要もない取り組みを打ち出していると言えば言い過ぎでしょうか。

  そんな中、日本が取り組まなければならないことに先人が残してくれた日本の森林のの利用があると考えて何度も書いて きました。

  全くやる気がないのかと思っていたら、そうでもないようです。

  日本政策投資銀行なるところが「森林ファン ド」なるものを考えているようです。ファンドと言う時点で胡散臭いものを感じてしまいますが、それでも、日本の森林の活 用を考えているのには間違いないようなので少しは期待できるのかも。
  
  ESG 投資とは(経済産業省)

  ESG投資は、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス (Governance)要素も考慮した投資のことを指します。特に、年金基金など大きな資産を超長期で運用する機関投 資家を中心に、企業経営のサステナビリティを評価するという概念が普及し、気候変動などを念頭においた長期的なリスクマ ネジメントや、企業の新たな収益創出の機会(オポチュニティ)を評価するベンチマークとして、国連持続可能な開発目標 (SDGs)と合わせて注目されています。・・・以下略

  兎に角、自前の資源を有効利用することこそが、グローバリズムからナショナリズムへの返還への追い風にもなるでしょ う。

  先人が残してくれた素晴らしい森林資源を放置している今の状況は、エネルギーや環境問題にも繋がるものだけに日本が 絶対に取り組むべきものであるはずです。
  そこに少しでも手を入れることは歓迎です。とは言え、本当日本の為になることなら良いのにと心配になります。

 さて、どうなることやら!
2020年 8月 29日 (土) 第7636回  ★出る杭が打たれないためには突き抜けよ
  この言葉を初めて読んだのはネットだったと 思 いますからそれ程古い話ではないのは確かです。なる程、私に無かったのはこの根性だったと反省させられたものです。

  その言葉を、一番似つかわしい人が言ってくれているようです。もう現役のプレーを見ることが出来ずに寂しい限りです が、その人気はまだまだあるようです。
「出 る杭は打たれる」打たれないためには?「おしえて!イチロー先生」


  何だか、イチロー選手がどういう思いで戦ってきたかを象徴している言葉のようにおもえます。
  それでも、これを貫いたからこそイチロー選手なのでしょう。

常人には無理なのでしょ う!
2020年 8月 28日 (金) 第7635回  ★核ごみ第2段階調査に意欲
  今やChinaにべったりで何かと評判の悪い 北海道ですが、骨のある町長さんもおられるようです。
  どこの首長も引き受ける根性がない核廃棄物の処理を引き受けても良いと発言してくれているそうです。
  安倍政権がアレ(菅)の仕掛けた罠を放置したまま手を付けようとしない核問題ですが、こうした首長が出てくることは まだ望みがあるのでしょうか。

  どうせなら、北海道全域を世界の核のゴミ収集場としてChinaにくれてやったらどうでしょう。喜んで受け入れるの じゃないでしょうか。尤も、それまで国が存続していないでしょう。
  そうか、あの汚染されたChinaの大地なら核のゴミ捨て場には丁度良いのじゃないでしょうか。

習皇帝に提案してみては!
2020年 8月 27日 (木) 第7634回  ★女川再稼働、事実上の容認 町議会が賛成陳情採択
  まだこんなことをやっているのかと悲しくなり ます。何と、あの女川原発の再稼働の事実上の再稼働を町議会が賛成多数で容認したのだそうです。

  ここに行き過ぎた民主主義と日本政府の腰の引けた対応を見せつけられていると言っても過言ではないでしょう。
  正に、戦後日本人の劣化の象徴とも言えるでしょう。反日売国左翼・在日共の反対が怖いのでしょうか。
  やはり、国家観も歴史観も持たない人達は政治に携わって貰いたくない。と言うか、絶対にやらせてはなりません。そう した議員達が、日本人をここまで劣化させたと言っても間違いないでしょう。
  最も安全だった原発を未だに稼働出来ないことの情けなさを国民が自覚すべきです。

  やはり「いい加減に目を覚まさんかい、日本人! 」としか言い様がない。

  これを稼働できないのは、やはり特亜3国の指令で動いている籠絡された日本人と「日本に住んで日本国籍を持ち、日本 語を話すけれど日本人でない者」達なのでしょう。

もう、日本を諦めますか!
2020年 8月 26日 (水) 第7633回  ★靖国の札を遺品と思って持帰りお祀りする
  今ではネットのお陰もあって多くの人が知るよ うになったペリリュー島の戦いですが、ねずさんのところ等で何度読んでも涙が滲んでくるのが、あの中川隊長の現地の方達 を戦いに巻き込まない為に敢えて発した場面です。
  その後、失意の中、島を離れる現地の人達に、船が岸壁を離れたときに日本の兵隊さん達が全員浜に飛び出してきて手を 振ったのを見て、その心を現地の人々が理解した場面は感動しかない。

  百田さんが「虎ノ門ニュース」で、その場面を語る時に思わず涙していたのを見て、やはり、誰もが同じ思いなのだと感 動私ました。

  その後の、江崎さんのパラオの方が靖国に参拝された時のエピソードも感動です。

  このパラオの方の行動を見ても、靖国参拝反対出来る人はやはり、「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど 日本人でない者」としか言い様がないですね。
  やはり、「いい加減に目を覚まさんかい、日本人! 」です。

日本人は何時まで眠っているの でしょうか!
2020年 8月 25日 (火) 第7632ー1回  ★インディ500で佐藤琢磨が2度目の優勝
   何と、佐藤琢磨選手が、2017年05月29日、第 6448ー1回の「佐 藤琢磨、インディ500優勝!」に続いてインディ500で二度目の優勝です。
  まさか二度目を見ることが出来るとは、期待はしていましたが、そんなことを望むのは酷だと思ってました。
  2度の優勝は最初の優勝がフロックじゃないとの証明です。2度の優勝は20人目だそうです。文字道理一流の証拠でも あるでしょう。見事です。

  F1への復帰を夢見たこともありましたが、結果的にはインディを選んだ佐藤選手の勝利かもしれません。
  いずれにしても、沈滞した日本への素晴らしい応援です。


  やはり、佐藤選手のポジティブな考え方が齎した勝利でしょう。

本当に凄い!
2020年 8月 25日 (火) 第7632回  ★日本政府の肝っ玉は鼠より小さい
  李登輝さんが素晴らしい言葉を残されていたよ うです。ご自分の病気の為に日本に行こうとした時の日本政府の右往左往振りを評して「日本政府の肝っ玉は鼠より小さい」 と言われたそうです。
  何とも恥ずかしいですね。

  そんなエピソードを紹介してくれた本を産経の河崎真澄さんが出してくれたそうです。
  何時もの宮崎さんが書評で取り上げてくれています。今回の書評もご自分が実際の経験から李登輝さんの武士道は新渡戸 稲造のそれだと書かれているのが興味深い。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和2年(2020)8月18日(火曜日)弐 通巻第6623号

  書評   

 「我是不之我的我」(わたしは私でないわたしだ)
   哲人政治家の裏の秘術。政敵を追い詰め、改革を使命として断行

  河崎真澄『李 登輝秘録』(産経新聞出版)

 これまでにも多く出版された李登輝評伝と本書はいささか趣が異なる。
 もちろん李登輝元総統の台湾民主化を評価することは前提としてあるが、本書を読み進めていくと、これまでわからなかっ た歴史の謎、台湾の現代政治の闇の部分に光りが当てられていること、これが第一の特徴である。
 著者の河崎真澄氏と評者(宮崎)は、氏が台湾特派員のときにもよくお目にかかったが、その後、十年間にわたって産経新 聞上海支局長を務められ、じつは上海へ行くたびに会うチャンスがあった。珍しいレストランにも、連れて行って貰った。
 運命とはわからないもので帰国後、河崎氏に廻ってきた大仕事が李登輝秘録だった。
 意気込みも違うが、アングルが異種である。李登輝の哲学や日本的情緒や、日本語の流暢さを褒める正面からの書き方では なく、むしろ李登輝の秘めた政治力、その権謀術数の妙を書き込んでいるのである。
 1995年、中国は台湾沖合にミサイルをぶち込んで脅した。しかし、李登輝は平然としていた。
 空砲であることを予め知っていたからだ。
それには秘密コネクションの背景がある。
 李登輝の密使だった曾永賢のもとに電話がかかった。「極秘伝言」で、「近くミサイルを飛ばすが、慌てなくて良い」とい うメッセージだった。曾永賢は90年代のはじめから李登輝の指示で極秘裡に共産党幹部と接触を続けてきた。
米国が台湾海峡に空母を派遣するほど緊張が続いたが、台湾は報復することもなく落ち着き払っていた。
その謎が解けた。
 曾永賢が最初に極秘行動を開始したのは1992年だった。香港で中国側密使と接触するうちに、突然、北京へ飛ぶことに なり、そして曾が驚かされたのは会見場に突如現れたのが楊尚昆・国家主席だったのだ。
評者も、何回か曾永賢にあったことがあるが、こんな話は聞いたことがなかった。
以後、中国側で台湾との秘密のパイプは葉選寧だった。当時、葉は軍の総政治部連絡部長という重要ポストにあった。いうま でもなく葉選寧は、毛沢東と革命戦争を戦った葉剣英将軍の次男である。
 こうして中台の極秘ルートが存在していた。この曾永賢は、李登輝と同じく客家人脈、世界に散った客家は四千万人とも言 われる。曾もまた日本語が流暢だった。

 李登輝の武士道は新渡戸稲造的であり、つまりキリスト教的コモンセンスを重視するのであって、評者は前にも、李登輝さ んの武士道は、「山本常朝の武士道とは死ぬることとみつけたり」とは異なると論じたことがある。
本書によれば、李登輝は『論語』の「いまだ生を知らず、いずくんぞ死を知らん」という言葉に釈然としないで、探し求めて いた青年期に出会ったのが新渡戸の『武士道』だった。これに深い感銘を受けて、京都大学へ進学を決意した。新渡戸が京大 で教えていたからだ。
 黄文雄が説いたように「死生観」と「生死観」の違いということになる。
 いかに生きるかを迷うが、そうではなく、いかに死ぬかを考えれば、人生の行き方が決まる。自分の使命を自覚できる。
 ミサイル危機がむしろ中台の雪解けムードを作り、89年天安門事件で西側から制裁され、孤立を深めていた北京が、気味 悪い微笑を浮かべて台湾企業の誘致に乗り出した。年金生活に入っていて退役軍人も、大陸へ通い現地妻をおくようになり、 やがて台湾企業の中国進出ラッシュがやってくる。
 この傾向を苦々しく思っていた李登輝はフィリピンと交渉して、スビック湾の跡地に工業団地を建て、台湾企業の加工区と する『南向』政策を進めた。
ところが台湾企業は同じ言葉が通じる対岸の福建省めがけて、まっしぐらに進出を続け、やがては足抜きが出来ないほどの蟻 地獄に嵌った。
 李登輝は大陸進出の象徴となる「台湾プラスティック」の計画をなんとしても阻むことに熱意を向けた。当時、評者もたま たま「台湾の松下幸之助」と言われた王永慶・台湾プラスティック会長にインタビューしたことがあり、『本気で中国に進出 するのですか。ミサイルを台湾に向けているのに?』と尋ねたことがあった。
 李登輝は急ぐな、慌てるなと訓戒し、大陸への投資上限を5OO0万ドルとした。
その決定があって、評者のインタビューに王永慶は「米子会社と分けて、複雑な形での投資をする」と言っていたが、結局、 計画を撤回した。
 退任後、心臓手術のために来日予定を立てた李登輝に日本の外務省は首を縦に振らなかった。そこへ降って湧いた事件が米 偵察機の海南島不時着。中国は「人道的立場から乗員を米国に還した」。
 これだと日本政府は「人道的理由」で李来日にヴィザを発給した。
こうした姑息な態度に終始した日本政府に李登輝は「日本政府の肝っ玉は鼠より小さい」と記者団に語った。
何回目かの来日では周囲の反対をよそに敢然として実兄のいる靖国神社を参拝した。
 阿川佐和子さんがエッセイで言っている。
「李登輝さんが日本の首相だったら良かったのに」
 リーダーシップ欠落、武士道精神皆無、滅私奉公消滅の日本人政治家をみて絶望を拡げる日本人は、李登輝に仮託して強い 指導者像を描いたのだ。

  李登輝さんが日本の首相だったらどんな国になっていたでしょう。憲法改正を実現されていたのは間違いないでしょう。
  同じ日本の教育を受けても日本に李登輝さんが出なかったのは日本と台湾の戦後の環境の差でしょうか。
  と言うか、やはり、正しい国家観と歴史観を持っているかどうかの差じゃないでしょうか。

本当に、やって貰いたかった!
2020年 8月 24日 (月) 第7631回  ★ハニートラップにやられた小柳大佐は不明を恥じて割賦自 決した
  Chinaのハニートラップに懸かって自ら命 を断った方がおられました。まだお若い方だったような。あの時、こんな責任の取方もあるのだと感心したものです。

  何と、戦前にも同じようなことがあったようです。お一人は切腹、もう一人はそのまま出世してノモンハンの師団長だっ たそうです。

  こんな衝撃的な本を何時もの宮崎さんが書評に取り上げてくれています。今の日本にChinaなどのハニートラップに あって師団長のように黙っている人はどの位いるのでしょうか。
  割腹自殺をする勇気も無いのでしょうね。何ともお気の毒です。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)8月17日(月曜日) 通巻第6621号

   書評   

 こんなことありか。ソ連のエージェントだった男が師団長とは!
  ハニートラップにやられた小柳大佐は不明を恥じて割賦自決したが。。。。

  福井義高『日 本人が知らない最先端の世界史』(祥伝社文庫)
 
 何が凄いかと言えば、たとえばノモンハン事件である。当時のスターリンの目的は日本軍を弱体化し、ソ連に近づけないよ うに、中国にその目を向けさせ、さらには南方へ転進させることにあった。

 日本はまんまと引っかかった。世紀のスパイ事件といわれたゾルゲ、尾崎秀実らによる昭和研究会の影響力を利用して、日 本軍を南進させた。その当時、日本は哈爾浜に特務機関を置き、情報将校らはロシア語を流暢に使いこなした。
 そのまえにモスクワの駐在武官だったのが小松原である。同僚の小柳喜三郎大佐とともにハニートラップに引っかかり、小 柳は不明を恥じて割腹自決した。しかし小松原はそしらぬ顔で昇進を続け、1932年から三年間、哈爾浜の特務機関長だっ たのだ。
 「公開された旧ソ連機密文書によって、ソ連軍が一定の時期だけ(つまり小松原が特務機関長の時期と重なる)、大量の政 治軍事情報を得ていた」(109p)
 この小松原がノモンハンでは師団長だった。
 ということは日本側の動きはソ連軍に筒抜けである。かれは帰国後、病死したことになっている。
 「用済みのソ連スパイが、事故や病気にみせかけて殺害された例は多い」(110p)。
 ついでに言えば『命のビザ』の杉原千畝も哈爾浜で情報担当、ロシア人女性と結婚していた。小松原の機関長時代と重な る。
 こういう歴史に埋もれてきた真実が本書にも網羅されている。2016年に刊行され、こんかい文庫入りに際して最期の チャプターが加わった。

 評者(宮崎)は、嘗てこの本を下記のように書評した。以下に再録する。
 「本書のテーマは大きく四つあって、「歴史修正主義論争の正体」「コミンテルンの陰謀説の真偽」「大衆と知識人」「中 国共産党政権誕生の真実」である。
 いずれも過去に多くの論争があり、左右を問わず、論壇は侃々諤々、議論は輻輳し、今日に至っても結論を得ら れないポレミックである。著者の福井教授は青山学院大学で教鞭を執られる傍ら、静かに地道に近現代史に挑んで来た。寡作 なので一般的にはあまり知られなかった。本書はある意味で、論壇を画期する労作である。

  なぜならグローバリズムの波が世界を覆い尽くそうとしているときにトランプが米国に出現し、英国はEUから離脱する。言葉を換えて言えば、これは反グロー バリズム、そして反「多文化主義」の流れとは言えないか。

 ドイツの場合、論壇にタブーがあると福井氏は指摘する。
「ホロコーストの唯一性を前提にすると、ドイツと比較して日本の謝罪が不十分であるというような議論は、涜神行為とすら いえる。
 なぜなら、ホロコーストと日本の通例の戦争犯罪を並べることは、比較を絶するはずの絶対悪を相対化することを意味する からだ。
 実際、連合軍の戦争犯罪や非人道的行為とナチスのユダヤ人迫害を比較し、相対化することはホロコーストを『無害化』す るとして、ドイツでは厳しく批判される。他の欧州諸国や米国でも同様である」

 「法律に名を借りて国家権力で異なる歴史認識を圧殺しようという動きはホロコーストに限らない」
 その例はフランスなどで拡大するトルコのアルメニア虐殺論争だが、「論点は虐殺の有無ではなく、(オスマントルコ)帝 国政府による国策としてのジェノサイドを主張するアルメニアに対して、戦時中の軍事的必要性に基づく強制移住の過程にと もなう不祥事というのがトルコの立場である」
 しかし、歴史論争として、これらは修正主義の名において国際主義者、左翼ジャーナリズムから激しく糾弾されるのだ。
「冷戦後の共産主義『無力化』には冷戦期、ソ連共産主義に宥和的であった多くの欧州知識人の自己保身という現実的動機」 もある。だが、実態としては、その裏にもっと大きなすり替えの動きが起きている。その典型が「多文化主義」なる面妖な、 新時代の化粧を施した、共産主義運動の隠れ蓑である。
  福井氏は続ける。米国では「多文化主義は、黒人の存在と密接に関連しており、奴隷の子孫に対する白人の贖罪意識がその背景にある。一方、欧州では旧ユーゴ スラビアを除き、殆ど白人キリスト教徒しかいなかったのに、多文化共生を国民に強制するかのように、欧州各区に政府は、 冷戦終結直後から、第三世界とくにイスラム圏からの大量移民受け入れを拡大し、その勢いは止まらないどころか、むしろ加 速している。
 ポストマルクス主義左翼の知的覇権下、欧州国民の大多数が反対する大量移民受け入れを維持推進するためには、ヘイトス ピーチ規制に名を借りた、国家による言論の統制が不可避なことは容易に理解できる」。
  つまり大衆を扇動する新しい道具であり、「反多文化主義=ファシズムという分かりやすい図式を提供することになるのである」と本質を抉り出す。
  ソルジェニーツィンを見よ、と福井氏は言う。
  「ソ連圧政に抵抗する自由の闘士として、欧米で英雄視されたソルジェニーツィンは、冷戦が終わると、多文化主義とは真っ向から対立する、そのロシア民族主 義ゆえ、逆に欧米知識人の批判の対象となった」ではないか。
日本に輸入された、面妖なイズム「多文化主義」の本質をずばりと捉え直した瞠目するべき著作の登場である」(引用止め)

  世界の左翼やグローバリスト、リベラル達が認めたくない信実がいずれ修正主義のレッテルを打ち破る日が来るのじゃな いでしょうか。
  その時こそ日本の信実が世界に理解されるのじゃないでしょうか。先は長いようですが、何時かそんな日が来て欲しいも のです。

やはり、甘いかな!
2020年 8月 23日 (日) 第7630回  ★CSISレポートとブルー・ドット・ネットワーク
  親中・二階・今井を告発したCSISレポート について、15日、第 3302回の「★ 知られざる中国包囲網構築」で、安倍政権は敵の多い中で良くやっていると教えてくれた江崎さんが、ここでも 安倍政権を評価しています。

  何と、あのレポートの発信は民主党のシンクタンクなのだそうです。ということは、何か企みがありそうです。
  江崎さんは、二階・今井の親中勢力は思った程影響力を発揮していないと言うのです。本当でしょうか。


  それにしても、江崎さんの何時もながらの説得力には脱帽です。と言うか、これが真実であることを願いたいものです。
  安倍さんが苦労されていることは間違いないでしょうが、やはり、もう少し、国民を信じて欲しいと思えて仕方ありませ ん。
  今の反日売国左翼・在日共の跋扈が酷いなかで、それを許している国民を信じろと言う方が無理なのかも。

真実は何時か分る!
2020年 8月 22日 (土) 第7629回  ★ワシントンの「孔子学院米国センター」を大使館や領事館 と同様に指定する
  日本政府・文科省は、未だにChinaの孔子 学院を放置したままですが、アメリカはいよいよ締め付けを厳しくしているようです。

  日本の省庁の売国振りは余りにも酷いですが、一向に改まる気配も無さそうです。やはり、政治家と官僚が正しい国家観 も歴史観も持っていないことが最大の原因でしょう。

  特に、文科省の劣化は目も当てられないものがあります。教育という日本の未来を背負う省が完全に自虐史観の売国奴の 巣窟であることの危機感を政治が持つべきなのに、それが同じような程度なのですからどうにもなりません。

  杉田水脈さんが早くから国会でも指摘してくれていますが、何一つ変わっていない。その危機感の無さにあきれるしかな い。  


  それにしても、答弁にも全く緊張感が無いのにがっかりさせられます。やはり、 文科省の廃止と大学の整理が急がれます。

それにしても酷すぎる!
2020年 8月 21日 (金) 第7628回  ★中国新幹線、3万5千キロを2035年までに二倍に
  Chinaが壮大な計画をしているそうです。 何と、あの何時崩れるか分からない新幹線を2倍にするのだそうです。
  これで、不況を乗り越えるつもりだそうです。どう考えても狂っているとしか思えませんが、これもハッタリなのでしょ う。

  宮崎さんが詳しく報告してくれています。それにしても、何とも壮大な話です。日本政府も新幹線網ともう一本貨物新幹 線を建設する位の壮大なことをやれば良いのに。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)8月14日(金曜日) 通巻第6618号  

 累積債務は82兆円。おかまいなく、また70兆円
  中国新幹線、3万5000キロを2035年までに二倍に

 発作的刺激策、というより無謀を承知の景気刺激策。
 もはや見渡す限りの廃墟、砂上の楼閣なのに、また新幹線プロジェクトを二倍にする。中国の経済政策というのは、原則が ない。コスト無視。ひたすらGDP拡大のために、ノルマを課して、いずれ積み上がる不良債権のことなど、誰も責任を取ら ないのである。

 2019年度末に中国新幹線の赤字は82兆円に膨らんでいる。営業キロ数は3万5000キロ。日本の11倍。
 武漢コロナ禍によって、優秀企業とまで言われたJR東海が赤字転落となった。もちろん中国の新幹線も第二四半期は巨額 の赤字だった。

 国内プロジェクトを拡大する理由はGDP成長率をプラスにもっていく工夫でもあり、同時に現在の従業員や関連企業の雇 用維持、下請け産業の倒産防止である。
 もう一つは海外の新幹線プロジェクトが軒並み破綻し、その象徴はインドネシアだが、トルコのイスタンブール ─ アン カラ間高速鉄道など少数の例外をのぞいて、失敗の終わり、海外需要が望めなくなったこと。

 たとえば、ファーウェイは西側から排斥されたため、中国国内での強引にスマホ販売を強化しているように、新幹線二倍計 画の考え方は同じであろう。

 中国は2030年までに新幹線を5万キロ年、2035年までに合計7万キロとする。建設予算は最低見積もって70兆 円。しかも、主要都市には新幹線が既に開業しているので、新しい路線は辺疆、山奥、寒冷地、砂漠地帯になる。
 それにしても、資本主義社会では考えられないことをやるんだ。

  しかし、こんなことが可能とは到底思えませんが、これも国民を騙すための方便なのでしょう。戦端を開くよりは平和的 なやり方とも言えるかもしれません。
  とは言え、これも所詮は習皇帝の足掻きなのでしょう。もう、いい加減に諦めて貰いたいものです。

それにしても、凄い計画!
2020年 8月 20日 (木) 第7627回  ★トランプは米国を偉大な国に再生させた
  トランプさんが米国を偉大な国に再生させたと いう全面的に支持したい面白い本が出たようです。

  宮崎さんが取り上げてくれています。トランプさんはやっと自分の側近を味方で固めたことが出来たのじゃないでしょう か。
  これで、再選すればChinaを完全に叩き潰してくれることは間違い無いでしょう。

  Chinaやディープステートが巻き返しに必死ですが、どうやら民主党の候補が素晴らし過ぎて墓穴を掘ったようで す。
  幾らバカなアメリカ人もあの民主党候補を選ぶことは無いと信じたい。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)8月13日(木曜日) 通巻第6617号

  書評 

 トランプは米国を偉大な国に再生させた
  日本もふたたび偉大な国になって欲しいとトランプ側近の期待

 スティーブン・ムーア、アーサー・ラッファー、藤井幹久訳
 『トランプ経済革命  ──経済ブレーンたちの証言』(幸福の科学出版)

 トランプ政権の経済政策を表で司っているのはUSTRのライトハイザー代表、ロス商務長官、クドロー国家経済委員会委 員長らだが、ホワイトハウスでは国家安全保障担当のオブライエン、ポッテンガー正・副両補佐官が絡む。

 背後にあってつねに助言をしているのが、本書が選んだ二人の人物、すなわちスティーブン・ムーア(ヘリティジ財団客員 フェロー、元ウォールストリートジャーナル編集員。現大統領経済顧問)とアーサー・ラッファー教授だ。ラッファーはレー ガン政権に大きな影響を与えたサプライサイド経済学の提唱でも有名。この二人が「トランプ経済学は成功した」と発言を繰 りだすのが本書の特色である。

 サプライサイド経済学に触れておくと、減税と供給サイドの強化が強調されてもので、仲間にジュード・ワニンスキー、ロ バート・マンデルらがいた。後者二人、懐かしき名前だが、金本位復帰提唱者として著名であり、かれらを総合してのサプラ イサイド経済学をブッシュ大統領(当時は副大統領)は「ブードーエコノミー」とからかった。だが、レーガン初期とサッ チャー前期に、一世を風靡した。
 ラッファーは日本版によせて、こう言う。
 「日本の将来が非常に危険であるように感じられます。日本経済が勢いを失ってきた理由としては、良い経済学が有益であ ることを、日本人がよく理解できていない」(中略)「日本が消費税を10%に増税したことは間違いだった」。
 ムーアがトランプの経済政策と比較する。

 「トランプは減税政策で成功しました。規制政策でも、企業のコスト負担を軽減しました。エネルギー政策でも、アメリカ 国内で採掘される石油、天然ガス、石炭などの天然資源の開発を推進しました」。
 すなわちトランポノミクスが「アメリカ経済を大発展させたのです」。
 二人はローレンス・サマーズとか、ポール・クルーグマンの経済理論が、いかにまちがっているかも熱心に解き明かしてい る。

 日本の官僚たちが「尊敬」しているアメリカ経済学って、インチキに近いのだ。
 またピケティは偽物だと論駁している。凝り固まった視野狭窄の学者や官吏が多い日本。メジャーな新聞やメディアは、こ の本を書評には取り上げないだろうな。
 『礼記』に曰く。
 「こころ此所にあらざれば 見れども見えず、聴きても聞こえず、食らへども、その味を知らず」

  やはり日本の官僚達は完全に狂っているようです。こんなことを続けていれば、やはりトランプさんに強烈なしっぺ返し をされそうです。
  折角、トランプさんという奇跡の大統領がChinaと戦ってくれているのに未だにChinaを切れないようでは、 しっぺ返しも仕方ないでしょう。

やはり、日本は消滅か!
2020年 8月 19日 (水) 第7626回  ★武蔵流の文武両道の極意とは
   武より文への、めくるめく飛翔だった
  画期的な宮本武蔵論の本が出たようです。あの 吉川英治さんの武蔵には触れられていなかった文に焦点が当てられているようです。
  吉川英治の武蔵を楽しく読んだ後、五輪書や掛け軸などを知りましたが、やはり、何か不思議な思いがしたものです。

  それを宮崎さんが書評で取り上げてくれています。今回は、何時も以上にご自分の体験が入っていて面白い。何と、父上 の話題まであります。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)8月12日(水曜日)弐 通巻第6616号 

  書評  

 「慄」と「美」と。武蔵流の文武両道の極意とは
   武より文への、めくるめく飛翔だった

 竹本忠雄『宮本武蔵 超越のもののふ』(勉誠出版)

 画期的な宮本武蔵論である。そのうえカラーで武蔵の残した屏風画、水墨画が納められている稀覯本だ。
 本書は先にフランス語で書かれ、フランスで最初に出版された。フランスの騎士道とわが武士道を比較する文化論でもあ る。
基底は精神論。そして美術論である。武蔵はかなり多くの水墨画と屏風画を残しているが、それらが巴里で展示されたことも あるのだ。
本書を通読して、おそらく下記の箇所がもっとも竹本氏が言いたかったことではないかと思った。
「剣聖としてのみならず、画聖としての宮本武蔵が、騎士道を憧憬する西洋によって知られるに値する理由がある。逆にわれ われ日本人にとっては、日本人自身、日本を見失いつつある時代なればこそ、異文化の鏡像が必要とされる」(110p)

 フランス文化に通暁し、マルロオの理解者として通訳、翻訳を通して、竹本氏はとことんアンドレ・マルロオを相手に武士 道を、三島を、そして騎士道を語り合った。その経歴が本書を生み出す根本となっている。
 宮本武蔵といえば、通説に従うと備中美作うまれの暴れん坊、十七歳のときに関ヶ原で西軍についたため以後、浪々の身と なる。やがて剣豪として認められ、吉岡一門と闘い、佐々木小次郎と闘い、最後は肥後の洞窟に隠遁し、絵を描き、思索をめ ぐらした。
 しかし、その後の研究で通説より十歳上、関ヶ原の参戦は二十八のとき、また生まれは兵庫県で、五歳のときに美作の宮本 家に養子にだされたことが判明した。
 生涯、五十数回の真剣勝負に全勝した。巌流島の佐々木小次郎との対決は遅参ではなかった。
 なによりも武蔵は思想家だったのだ。そして哲学書とも言える『五輪書』を後世に残した。
 『五輪書』は英訳され、仏訳され、世界二十ヶ国語に翻訳されて広く読まれたが、西欧人は、これを孫子の兵法書と並べて 読む過ちに傾きかけたこともあった。
『五輪書』は孫子とは正反対の書であり、謀略と卑怯を斥け、正々堂々の魂魄を説いているのである。
 だが、多くが誤解し、「毒をもった危険な書」と坂口安吾が評し、司馬遼太郎にいたっては、「武蔵は性格異常者で法螺吹 き男、剣法は屠殺剣」と誹った。
 日本国内ですら、じつは宮本武蔵は吉川英治の小説が普及した結果、かなりの誤解が広まっている。吉川は劇的効果をあげ るために史実を誇大化したうえ、お通という武蔵に憧れてあとを追う美女を創造したが、実在した女性ではない。架空のヒロ インである。吉川文学のモチーフは「求道者」としての武蔵だった。
 映画にも何回かなった。五十本の映画が作られ、漫画の『バカボンド』は2000万部が売れたという。評者、学生の頃、 中村錦之助主演の武蔵をみたが、高橋英樹主演でも製作された。
 レーガン大統領が来日し、中曽根首相の「日の出山荘」の囲炉裏を囲んで政治談義。このとき中曽根は吉川英治未亡人を招 いていた、英訳された『宮本武蔵』を贈呈するという演出もした。
 青梅にある吉川英治記念館は広い庭園、書斎がそのまま残り、評者も一度見学したことがある。吉川英治は評者の父親がつ ねに愛読していたので、よく読んだ。父は『新平家物語』をよむために毎週、連載の週刊誌を買うことを楽しみにしていた。
 高校生時代に、三週間ほどかけて吉川英治の『宮本武蔵』(この時は全四巻だった)を熟読したことを思い出した。この小 説は志操、信念、潔癖を人生目標とした物語の設定となっている。吉川英治は辞書にない形容詞をつかうので意味不明の箇所 があったり、崖から落ちたお通が、その後、どうなったのかと懸念していたらある日、茶店にいたり、物語の繋がりが不思議 な箇所もあった。
 「正しい武蔵像」とは何か。
剣豪でもあったが、武蔵は芸術家、思想家だったという重大なポイントが普遍的な武蔵論から欠落しているのである。
 本書はひたすら、芸術家、思想家としての武蔵を追っている。ほとんど知られなかった武蔵の自画像が表紙を飾る。

 竹本氏が半世紀近く前、巴里から帰国されて、つくば大学教授に就かれる前、渋谷に書斎を借りて評論をさかんに綴ってい た時代がある。当時、貿易会社をやっていた評者は、パートナーだったT氏から、「宮崎さんと同じことを言っているひとが いる」と竹本氏の名をあげた。Tは青春時代に米国へわたり各地を浪々とした経験があり帰国後、自衛隊に入って、夜間に横 浜の関東学院大学に通った。そのときの講師が竹本氏だったという奇遇。二人して渋谷の書斎を訪ねた。初回は三島論、延々 と話し込んでそのまま下町へ降りて食事したものだった。
 氏はカンボジアの平和活動にながらく従事していたので、精霊について多くを語った。基本になるのは精神、魂魄、志操で ある。
 マルロオと三島に通底するのは、騎士道と武士道の精神だと竹本氏は熱っぽく語り、人脈的には村松剛氏と繋がっていく。 御二人ともマルロオと三島由紀夫の研究家である。
 熊本県八代市に松代城代だった松井家の文庫がある。偶然、熊本県の文化関係者の案内で見学したことがある。武蔵関連の 展示が幾つかあった。御当主の松井氏が何点か案内してくれたのだが、その時まで松井家が細川家家老であり、武蔵の事実上 の保護者だったことを忘れていた。現在、武蔵の画は鶉図、屏風、達磨などが目白台の永青文庫に展示されている。
  武蔵の辞世。
  「天仰げば実相園満、兵法逝き去りて 絶えず」。

  文武両道とはまさに武蔵のことでしょうか。となると、日本ではもっと見直されても良いのかも。吉川英治さんの武蔵が 素晴らしかったので、文の方が疎かにされたのかもしれません。
  それにしても、とんでもない人だったようです。

世界でも稀な人かも!
2020年 8月 18日 (火) 第7625回  ★習近平敗北前夜 脱中国で繁栄する世界経済
  一体Chinaはどうなるのか。習皇帝が最後 の幕を引いてくれることは間違い無いでしょうが、それが、どういうきっかけで終わるのかが良く分かりません。

  田村秀男・石平コンビがその当たりを分り易く解説した本をだしてくれたようです。

  宮崎さんが書評で取り上げてくれています。何時ものように宮崎さんの独特の書評で分かりやすい。
  やはり、習皇帝は本物のバカのようです。良くぞ皇帝になったくれたものです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)8月11日(火曜日)弐 通巻第6614号  

  書評 

 ドルペッグ体制にどっぷり浸かったから中国は成長できた
  香港の金融機能がなくなれば中国経済は自滅するが、習近平はそれを理解できない

  田村秀男 v 石平『習 近平敗北前夜 脱中国で繁栄する世界経済』(ビジネス社)

 じつに面白い。中国経済の先行きに興味の向きは必読である。期待を裏切らない内容で、有益かつ深刻な状況を了解できる のに、結論は朗らかでもある。
 二人の取り合わせも妙である。
 田村氏は早稲田大学で経済学を講じる学者タイプの経済記者だが、日本経済新聞時代には香港支局長の経験があると同時に 米国特派員を閲し、ウォール街に通暁し、FEDウォッチャーとしても知られる。
 かたや石平氏は、辛辣な中国批判で有名だが、本来は哲学を講じる学者であり、中国の思想史に明るく、孔子孟子老子を語 り出せば一晩中、しかも大声でお喋りしているほど歴史に造詣が深い。
そして元中国人であるがゆえに、中国共産党トップの性格、打ち出す手口の心理、その中国人の特性がわかるから、中国の政 治権力闘争の舞台裏の状況説明には迫力があり、説得力がこもる。
 たとえば、江沢民は習近平の恩人であるがゆえに、冷遇し、つぶしにかかるのだと石平氏は分析するが、その背景説明は、 恩人を大切にする日本人には思いつかない発想だ。

 前置きはこのくらいにして本書でふたりは何を言っているのか。
 結論を先に書けば「暴走する習近平に諫言できる側近が不在、この独裁者の壮絶な賭けは哀れな失敗しかない」のであり、 なぜ愚かかといえば、コロナと香港安全法で、世界中を敵に廻しているのに、その自覚がまるっきりないという錯綜、夢想、 だからまだまだ暴走する。
いまや中国のお友達は二階某と、フンセンとテドロスだけ。中国と友好関係だった筈のプーチンもジブチもパキスタンもスリ ランカも、横を向いてしまった。そろそろメルケルも中国への態度を変えそうだ。
 田村「人民元にはドルの裏付けがある」
 石 「中国経済はじつはドル本位制だった」
 田村 「(リーマンショック以後)中国は100%米ドルの裏付けのある人民元をずっと刷り続けてきたからこそ、胡錦涛 から今の習近平に到るまで、国家としてたいへんな膨張が出来た」
 その状態がコロナ、米中激突、対米貿易黒字激減で、激変した。
 ドルが払底したのだ。
田村氏は、ドルとの比率が100%から60%になっている現実をグラフを駆使して明示する。そして、50%から30%台 になると、中国経済がどうなるかを理論的に説明している。
 高級幹部の資産逃避、海外への隠匿があり、また海外債権が不良債権となったこともあるが、手元資金不如意となったた め、せっかく買った海外不動産、企業、映画スタジオを売却し、さらにファンビンビンを「犠牲の山羊」にして、海外に隠し たドル資産を強制的に中国に戻させた。さらに年間五万ドルの個人の海外旅行もパスポートを取り上げて、外貨節約に移行す るだろうと、石平氏が大胆な予測をする。
このことは評者(宮崎)も一貫して主張してきた。爆買いが唐突になくなったように、中国人の蝗の大群のごとき日本旅行は いずれ「突然死」する。コロナ災禍が明けても、もう戻ってくることはない。
ドルが、それでも足りないとなると、次に何をするか。
 財閥から資産を剥奪し、国内の資金を徹底して集めるだろう、と石平は予測する。
 「共産党は本能を剥き出しにして、ありとあらゆる方法で金持ちから富を奪う(中略)。これは中国の歴史と伝統であり、 国家財政が苦しくなると、金持ちを冤罪で捕まえて殺して、財産を没収する」。
 田村「中国は、自爆装置のスイッチに手を掛けてしまっています。それが暴発しかけたときにアメリカとの全面的な対立に 発展して、台湾問題が爆発する。日本はそのときに『当事国』になります」
 最悪のシナリオへ、あの愚昧の独裁者は舵を切ったようだ。

  最後は財閥から資産を剥奪するというのが興味深い。となると、外国企業なんか当然の如くやられるでしょう。
  それでもまだChinaを信じてしがみ付いている日本企業の末路は余りにも哀れですね。

  「いまや中国のお友達は二階某と、フンセンとテドロスだけ」と言うのも笑えますが、ここに日本企業も加えておく必要 があるかも。

それにしても、習皇帝は偉い!
2020年 8月 17日 (月) 第7624回  ★ ヒューストン中国総領事館閉鎖の真実★ブッシュファミリーと中国の蜜月関係
  ヒューストンのChina領事館の閉鎖は、8 月1日、第 2039回の「★ ヒューストンの中国領事館は、米国全土の暴動に関与している可能性がある」で、取り上げたように、単に Chinaのスパイ拠点であるということで納得していました。

  ところが、そんなに甘いものでは無いようです。何と、あのブッシュファミリーが裏に潜んでいるようです。

  河添恵子さんが詳しく報告してくれています。なる程ありそうですね。

  こうなると、小泉・竹中がブッシュ家のポチだということの意味も変わってくるのかも。


  それにしても、やはり世界は腹黒過ぎます。世界一恵まれた日本で育った政治家なんて歯が立たないのも当然かも。
  世界が、日本人の民度に追いついてくるまでは、日本人は内外の使い分けをして行くことを覚える必要があります。

お人好しの日本人に出来るで しょうか!
2020年 8月 16日 (日) 第7623回  ★簡潔に明瞭に、NHK対策をまとめた小冊子
  チャンネル桜の【頑固亭異聞】で、NHKと 戦ってくれている小山和伸さん、その対策をまとめた小冊子を出してくれたようです。

  期待した立花孝志さんがおかしな方向に走り出してがっかりさせられましたが、小山さんが孤軍奮闘頑張ってくれている ようです。

  宮崎さんが書評で取り上げてくれています。日本人を自虐史観に洗脳する反日売国左翼・在日マスメディアの筆頭が公共 放送なんですからこれほどふざけたことはないでしょう。
  それを許してきた政府・自民党の腰の引けた対応にも怒り心頭です。文科省のやりたい放題の放置と全く同じです。
  このマスメディアと教育の改革が無ければ日本の消滅も間違いないでしょう。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)8月7日(金曜日) 通巻第6612号  

  書評  

  簡潔に明瞭に、NHK対策をまとめた小冊子
    放送法は第四条と六十四条が矛盾しているのだ

  小山和伸『決 定版 NHK契約受信対策マニュアル』(展転社)

 本書は法的処置も万全という手引き書だが、法律の専門家を背景に、一問一答形式でNHKへの具体的な対処法を開陳して い る。
 そもそも受信料をまったく徴収しないで民間のテレビ局が立派に成り立っているばかりか、経営は黒字である。NHKも民 営化 すれば良いのだ。
「放送法第四条」を無視して反日偏向報道をしながら、同法六十四条を楯に、受信契約と受信料支払いを国民に強要する NHKを いかにして撃退するか、良識ある国民の多くが本気で知りたいところだろう。

 あれほどの偏向放送を重ねながらも恬として恥じないメディアが、なぜ、いかなる理由で受信料を強要できるか不思議であ る。
 この仕組みの基盤である「放送法」は昭和二十年代に、まだラジオが普及し始めた頃に作られたため、時代の趨勢、その変 化に 適応できないシロモノだ。
 
 放送法はまだGHQの占領下にあった昭和二十五年に制定された。法律論議を始めれば、この法が憲法と矛盾するポイント をつ けば解決するのだろうが、一方で、同法の第四条は公明正大でなければならず、偏向報道はしてはいけないと明記している。
 NHKがどれほどの偏向ぶりかは改めて指摘する必要がないが、基本的前提は、GHQの押しつけた東京裁判史観と、自虐 的歴 史観をこれでもかこれでもかと政治宣伝に利用している番組が多すぎるのだ。 

 すなわち「NHKは、放送法のうち自分に都合の良い条文だけを振り回して、受信契約と受信料支払いを迫っている」こと にな り、換言すれば「NHKは、自らに課せられた義務基底を無視しながら、視聴者には義務規定を守れと強要している」ことにな る。
 「たのむから電波を送らないでくれ」と集金人に言っても『放送法で規定されている』という強弁をつかうが、この盲点を 指摘 すると、「ではどこか偏向しているのか」とたたみかけてくる。そういうノウハウを集金人が教え込まれている。
 本書は簡潔に明瞭に、NHK対策をまとめた小冊子である。

  何とかしなければならないのですが、政府は相変わらず腰が引けたままです。高市さんも歯が立たないのでしょう。


   小山和伸さんが、ご自分で説明してくれています。


  やはり、日本人が目を覚まし、国会議員を動かすしかないのでしょうが、余 りにも劣化した国会議員が公の為に働くようになるのは何時のことやら。

兎に角、マスメディアと教育の 改革が基本です!
2020年 8月 15日 (土) 第7622回  ★メタンハイドレートの実用化への歩み
  原発を未だにアレ(菅)の仕掛けた罠に陥った ままにしている安倍政権ですが、青山さんが取り組んでいる自前資源であるメタンハイドレートも相変わらず実用化には遠い ようです。

  それでも、少しずつは動いていると青山さんがブログで久し振りに報告してくれています。ちょっと長いので、全文は、 リンク元で読んでください。

  それにしても、日本の未来が懸かっているとも言える自前の資源の開発がこれ程進まないのは、憲法改正や教育改革など が進まないのと同じですね。
  やはり、日本人には何かしら大きな欠陥があるのかも知れません。青山さんは、それを知りながら根気強く取り組んでい るのかもしれません。

  青山繁晴の道すがらエッセイ    2020-08-06 08:26:26

  あ れもこれもの難題に、同時進行にて取り組むしかありませぬ。これもそのひとつ、自前資源メタンハイドレートの実用化 への歩みです。

  きょう8月6日に原子爆弾の犠牲になられたすべてのかたがた、後遺症に今も苦しむすべてのかたがたに、魂よりの祈り を捧げます。

 ▼おととい8月4日火曜に、「日本海連合」と共に、総理官邸の菅官房長官を訪ね、日本海に賦存 ( ふそん ) する「表層型メタンハイドレート」の実用化の前進を要請しました。

 ▼ぼくが民間専門家の時代、平成24年、西暦2012年に日本海側の知事さんたちを回って、説得に歩きました。
それが、この「日本海連合」を創立しませんかという提案でした。・・・中略

  ▼こうして日本海連合が発足してから、政府の姿勢は次第に変わりました。
 しかし全く不充分です。
 そこで4年前、やむを得ずぼくは、参議院選挙に参加しました。
 出馬を断り続けるぼくに、安倍総理が電話してこられたとき、「青山さんが国会に来れば、外務省が変わるな。経産省も変 わる。それから自民党議員も変わる」と仰ったのは、外務省が拉致被害者の救出交渉のことが中心、経産省が表層型メタンハ イドレートのことが中心、自民党議員がまず部会を中心に変わるだろうという含意でした。
 ではこの4年、経産省資源エネルギー庁をはじめ、政府の「表層型メタンハイドレート」への取り組みは変わったか。

 これが、ずいぶん、想像を超えて変わったのです。
 この4年の前進は、そのまえの例えば10年分の遅々たる歩みとは比較になりません。
 現在の令和2年度から、表層型メタンハイドレートは、単なる調査に留まらず、資源の回収と実用化の技術開発に政府と大 学、研究機関、企業が連携して取り組む段階が始まっています。
 もちろん日本の歴史で初めてのことです。

 ▼こうしたなか、写真のように、日本海連合の現在の会長である平井鳥取県知事や、消防庁長官の時代から国民保護をめ ぐって不肖ぼくの盟友でもある石井富山県知事が総理官邸を訪ねられ、菅官房長官に表層型メタンハイドレートへのさらなる 取り組み強化を求められました。

 ぼくも日本海連合の要請をお受けして、参議院議員として参加しました。
 不肖ぼくのすぐ右が、平井知事・日本海連合会長、その右が石井知事、さらに右が菅官房長官ですね。
 日本海連合について、かつてぼくが歩き回って提唱したという事実は、当然のことのようにオールドメディアは一切、報じ ません。
 だから、国民はほぼ誰もご存じないと思います。

 そして、この日8月4日も、ぼくは知事さんたちに発言はお任せして、何も発言しませんでした。
 申し入れ後に官邸ロビーであった、ぶら下がり取材も、距離を置いて、横からやりとりを黙って聴くだけにしました。
 水面下で努力するのが、ぼくの務めです。
 あの龍馬さんも、そうでした。だから無名でした。今のように国民に知られたのは、死後ながいあいだ経って、司馬遼太郎 さんが「竜馬がゆく」という国民の愛読書を書かれてからのことです。
 竜馬さんとおのれを比べるなどという不遜なことは致しませぬ。
 ただ、無名で終わってよし、それでこそ日本男児であるというところは学んでいます。

 知事さんたちによる要請が終わって、実務の核となる『政府要人』であって超多忙な菅官房長官が部屋を出られるとき、急 にぼくに向かって「あなたはずっと前から、これも、やっておられるからね」と言われました。
 苦労人で情報通である菅さんは、なんらかの経緯をご存知なのかもしれませんね。
 ぼくは何も申さず、黙ってすこし頭を下げて、謝意をお示ししました。

  菅さんは、もしかしたら味方になってくれるのでしょうか。いずれにしても、この遅々たる動きも、やはり正しい国家観 も歴史観も無い人達が政・官・財・マスメディア等日本の中枢を占めているからであることは間違いないでしょう。
  国の為より自分の利益という戦後教育で植え付けられた間違いが正されるまで物事は動かないでしょう。

  やはり、「いい加減に目を覚まさんかい、日本人! 」です。

日本人は目覚めるのでしょう か!
2020年 8月 14日 (金) 第7621回  ★山手線内、本当に中国語と韓国語表示がなくなっています
  何とも素晴らしいツイートがありました。何 と、山手線内でChina語とKorea語の表示が無くなっているのだそうです。
  これが、本当なら最高ですね。一体何があったのでしょうか。JR東も東海の素晴らしさに気がついたのでしょうか。
  この動きが日本中に広がって、日本がスッキリすることを期待したいものです。

  ついでと言ってはなんですが、あの変なお辞儀・コンスも一日も早く撲滅して欲しいものです。そうなれば、日本もまと もな国になるのじゃないでしょうか。これも日本再生のきっかけになるはず。 
  さて、こうなるとあの売国公明党が押さえている国交省が文句を言ってくるのでしょうか。それとも、流石に国民の声が 恐ろしくて遠慮するのでしょうか。
  これが、国交省の指示であったら公明党を少しは見直しても良いのですが、きっとありえないでしょう。

美しい日本が蘇るか!

 と喜んでいたら、どうやらガセネタのようです。山手線内の車両は最初から日 本語と英語の表示しかないのだそうです。誰かが勘違いしてツイートしたもののようです。とは言え、どちらが真実 なのか確認はしていません。
2020年 8月 13日 (木) 第7620回  ★朝日新聞「天声人語」は有害図書だ
  昨日取り上げた復 刻版『初等科国語 中学年版』の解説を書いた葛城さん・高山さんコンビが、【Front Japan 桜】で、最後にそれを取り上げてくれています。
  葛城さんが一部を紹介してくれていますが、何とも微笑ましい内容です。これからの子供達には是非こういう教科書で勉 強させてあげたいものです。
  となると、やはり文科省は廃止すべきです。

  高山さんの天声人語に対する評価は何時ものごとく歯切れが良くて笑えます。その中で司馬遼太郎の歴史観の間違いを指 摘してくれていますが、これが正に自虐史観。
  戦前の教科書で育ってもこんな人も居るのですから、戦後の教科書ではまともな人が育たないのも納得します。
  それにしても、反日売国左翼・在日マスメディアや教科書の一掃が急がれます。政府自民党は何時までこんなものを放置 しておくのでしょうか。
  たまには、職を懸けて国の為に働いてみたらどうでしょう。もっとも、そんな気概を持った人は政治家にならないのか も。
  
本当に日本は大丈夫でしょ うか!
2020年 8月 12日 (水) 第7619回  ★国民としての矜持、尚武の心、その気風をはぐくむ工夫
  ねずさんが毎月一回素晴らしい本を紹介してく れています。それは宮崎さんの書評とは違った傾向のものですが、どちらも興味深いものです。

  ねずさんが、5日、の「★ 国会議員に読ませたい台湾のコロナ戦」で、取り上げた他に2冊を紹介してくれていましたが、その時は取り上 げませんでした。

  ところが、何と、それを宮崎さんが書評で取り上げてくれ、何時ものように独自の解説をしてくれています。

  今、文科省の教科書検定の売国奴振りがネットでも騒がれていますが、今回の戦前の教科書の復刻版の素晴らしさと比べ ると日本人が劣化するのも当然と思えます。

  戦後の政府や文科省の怠慢に怒りを覚えるというより呆れてしまいます。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和2年(2020)8月5日(水曜日) 通巻第6610号 

  書評 

 国民としての矜持、尚武の心、その気風をはぐくむ工夫がなされ
 戦前の国語教科書は古事記、英雄伝、国民と精神を教育していた。
 
  復 刻版『初等科国語 中学年版』
  復 刻版『初等科国語 高学年版』(ハート出版)

 戦前の国語教育がいかにまともな、健全な日本人の精神を培う内容であったか。
正義と公平と尚武の精神をさりげなく教え、情操を豊かにすることに重きが置かれた。まともな人間に育て上げることが教育 目的であった。
 叙述はくどくなく、あっさりと、しかし平明で力強い語彙に溢れている。GHQは、このような正しい教科書に墨を塗ら せ、あげくには廃棄処分とした。
 そして占領下に作られた教科書は、無味乾燥で、道徳を軽視した、要するに日本人の脳幹を破壊する企みが仕掛けられてい た。このため戦後世代は戦前の日本が軍国主義で、間違ってアジアを侵略したと教え込まれ、洗脳された。
その弊害は遅れて効果を運ぶ。戦前の教育をうけてきた教師らは追放され左翼教師らが教育現場に立ち、だから沈潜していた GHQの病原菌が、いまごろになって歴然とその悪影響の効果を顕している。
なにしろ古事記、日本書紀を読まなかった世代が、留学先で日本の歴史を質問されても何も返事が出来ない。「英語が喋れ る」って? 日本語も満足に喋れない人が英語をマスター出来るはずがないではないか。
 まず、『初等科国語 中学年版』を見よう。
神話の天の岩戸から始まり、スサノオ、ニニギノミコト、そして聖徳太子がでてくる。戦後教科書が無視した日本の歴史の本 質が、チャンと教えられていた。神話、偉人伝を教え、そして神社のことを説き、尚武の心の大切さを教えている。
 この巻の解説を書いた葛城奈海さんはこう言う。
 「現代日本人が失ったものの大きさを痛感せざるを得ないであろう。優しさ、尚武の精神、美学。優しいからこそ、強くな ければならなかったし、強いからこそ優しくなれた。平和を守るためには、それが脅かされそうになったときには、最終的に は戦う覚悟が必要だ。その覚悟をもった人間を美しいと感じるのが、日本の美学であった。『平和』を『文化』に置き換えて も、また同じことが言える」。

 次いで復刻版『初等科国語 高学年版』を見ると、乃木大将とステッセルの水師営の会見が見事な情景描写、心理描写で描 かれている。満州を縦断した特急亜細亜号、明治神宮、源氏と平家。
『古事記』の項目には、こうある。
 「わが国初以来の尊い歴史であり、文学である。殊に大事なことは、こうしてわが国の古伝が、古語のままに残ったことで ある。こごには、わが古代国民の精神がとけ込んでいる。われわれは今日古事記を読んで、国初以来の歴史を知るとともに、 そのことばを通じて古代日本人の精神を、ありありと読むことができるのである」 
 高学年版は昭和十七年の編集であるため、シンガポール陥落、マレー沖海戦そして、南洋の島々の生活なども出てくる。
 ともかく二巻を通読して、一貫した基本姿勢は、「国民としての矜持、尚武の心」、その気風をはぐくむ工夫がなされてい ることなのである。いまの文科省の教科書検定官たちにも是非、読んで欲しいものだ。

  この復刻版と今の教科書を直ぐに取り替えるべきでしょう。政府・文科省はなんだかんだと出来ないことを並べるでしょ うが、今の日本の教育の劣化にはそんなゴタゴタ言ってる暇はありません。
  一番大事な教育の改正に取り組むのが一番大切でしょう。経済なんかその後でも良い。

それにしても、戦前の日本は凄 かった!
2020年 8月 11日 (火) 第7618回  ★何故リンドバーグは「悲劇の英雄」になったのか
  リンドバーグさんがアメリカ軍の戦争犯罪を告 発してくれたことを、2014年8月2日、第 78話の「★★ アメ リカ軍の戦争犯罪」などで取り上げました。
  
  何と、「悲劇の英雄」にされているようです。その犯人は、やはりルーズベルトのようです。何時の日にかルーズベルト がやったことが世界に知られる日が来ると信じたいものです。
  その時こそ、日本が何故到底勝ち目の無い戦争に踏み込んだかを世界が理解してくれるのじゃないでしょうか。
 
  それを書いてくれた渡邊惣樹さんの本を宮崎さんが書評で取り上げてくれています。

  何時ものように、宮崎さん独特の書評で面白い。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和2年(2020)8月4日(火曜日) 通巻第6609号  

  書評 

  何故リンドバーグは「悲劇の英雄」になったのか
    FDRはリンドバーグが代表した「不介入主義者」を敵視した

  渡邊惣樹『真珠湾と原爆 日米戦争を望んだのは誰か』(ワック)

 まもなく75回目の終戦記念日。靖国神社。そして戦争史の書籍が書店に並ぶ。
 本書のひとつの箴言は95ページにある。
 「米国は戦争をはじめる場合、国内世論をまとめるため、必ずと言っていいほど米軍が先制攻撃を受ける事件がおきる」。
 大統領選挙前、南シナ海がきな臭くなってきた。何かをやらかす気配が漂う。
 真実を75年の間、ひたすら隠し続けてきたアメリカ。ばれると何がまずいのか。
 日米開戦はアメリカのFDR政権がひたすら望み、仕掛けた世紀の陰謀といって良いだろう。アメリカ人の歴史学者と話を すると、机を叩いて「修正主義野郎」ということになるが、一番触れて欲しくないポイントだからだ。
 日本の真珠湾攻撃を震えながら待ったのはFDRだった。このような真実は、近年になって、さすがのアメリカでも語られ 始め、出版されるようになったが、いまだに「修正主義」のレッテルを貼られている。
 本書で渡邊氏は、従来あまり語られなかった、当時の「アメリカ第一主義委員会」の活動にスポットを当てた。不干渉主 義、対独戦争にも参加を拒む世論を背景に、この組織はたいへんな影響力があり、英雄リンドバークは全米と世界を講演して 歩き、どこでも熱狂的歓迎を受けた。リンドバークは日本にもやってきた。
 FDRが、この組織を敵視し、活動を露骨に妨害するのである。日米開戦を前に不介入主義が蔓延することは不都合だった からだ。
PR作戦ではリンドバークがドイツとべったりという印象操作を行った。「リンドバーグ=ヒトラー」という諷刺漫画を狡猾 にばらまいて不介入主義者の影響力を削いだ。
 この印象操作のやりかた、いまも有効である。
トランプ=人種差別主義=ナチ。
「チャイナ」と「ナチ」を引っかけた「チャイナチ」は香港の若者たちがポスターにした。

 日米戦争は主にFDRが基本を描いた。
その周りを囲んだハルとスチムソンに、本書は的を絞り込んだ。密約もハルノートも、はては原爆を開発したことも知らされ ずに政権を引き継ぎ、原爆投下を決断したハリー・トルーマンは道化師であり、リンドバークは悲劇の英雄として扱われた。
原爆投下の後押しをしたのはチャーチルだった。
これも渡邊氏の新しい視点であり、ポツダム会談で、新型爆弾の開発を知らされてもスターリンは「あ、そう」と軽く受け流 すポーズをしめした。本当はホワイトハウスに張り巡らした共産主義者のスパイ網を通じて、すべてを知っていたのだ。
 スチムソンは狂信的な日本嫌いだった。
 この国務長官から陸軍長官へ二代の政権に使えたスチムソンについては評者(宮崎)と渡邊氏との対談第一弾(『激動の日 本近現代史 1852-1941』、ビジネス社)でも触れているが、日本のアメリカ学者さえ軽視している。
 スチムソンは長老会に属する熱烈なプロテスタントで、勧善懲悪の二元論という視野狭窄の思考から日本悪漢論が導かれ た。しかし土壇場で原爆投下の第一候補地だった京都を外した。スチムソンこそは「非情なる軍国主義者」だった。
 つまり「正統派と呼ばれている歴史書の近現代史解釈は歪んでいる」のであって、世間にどっさりと溢れる「リベラル的倫 理観がちりばめられた歴史署」は眉唾であり、これらを批判的に読めば「善悪の倫理観からなされる判断がいかに歴史を歪め たか」を了解できるだろう。
 戦後75年、日本人は歴史解釈の罠に陥没してきた。だが、いまこそ真実を知るときである。

(余記)なお渡邊惣樹氏の大作『チャーチル』がいよいよ単行本として近く上梓され、これに合わせて前掲の渡邊vs宮崎共 著がソフトカバー版で再登場します(いずれもビジネス社)。ご期待下さい。

  「米国は戦争をはじめる場合、国内世論をまとめるため、必ずと言っていいほど米軍が先制攻撃を受ける事件がおきる」 が、面白い。
  と言うか、何故アメリカがこれをChinaに仕掛けないのかが分かりません。流石にバレバレなので躊躇しているので しょうか。
  今までの仕掛けはアメリカの悪意がありましたが、今回は世界の為という大義名分があるだけに何とか上手く仕掛けて一 日も早くChinaを崩壊させるべきでしょう。

トランプさん決断を!
2020年 8月 10日 (月) 第7617回  ★神業救助・ヘリコプター
  目を疑うような動画を竹内久美子さんがツイー トしてくれていました。最初は意味が分からなかったのですが、良く見ると、何と、雪山の斜面の遭難者をヘリが直接救助す るという離れ業でした。
  ヘリの墜落と紙一重です。ローターが斜面に当たれば墜落でしょう。これは、余りにも危険過ぎるが、パイロットは自身 があったのでしょうね。何とも恐れ入る動画です。

  世界で、こんなことが出来るのは日本人だけじゃないでしょうか。正に神風です。
  まさかフェイクということは無いでしょうね。

恐れ入りました!
2020年 8月 9日 (日) 第7616回  ★フライングタイがーの信実
  昨日のジェイソン・モーガンさんの共産党の恐 ろしさにも驚かされましたが、その一環とも言えるルーズベルトの卑怯さも恐ろしいものがあります。

  真珠湾攻撃を非難するルーズベルトはその攻撃を引き出す為にフライングタイガーと日本爆撃を準備していたのです。ど ちらが卑怯なのかは明らかです。

  その詳細をアメリカのABCが戦後50年に報道していたようです。その動画がアップされています。


  こうやって、真実は何時か知られることになるようです。いずれ、日本がルーズベルトにより戦争に引き摺り込まれたこ とは世界の常識になる日が来るのじゃないでしょうか。

その日は以外と近いのかも!
2020年 8月 8日 (土) 第7615回  ★共産主義者の影、BLMという革命運動
  日本のことを殆どの日本人より良く分かってく れているジェイソン・モーガンさんが、2019年5月11日、第 1082回の「 ★日本より左に染まったアメリカの大学」などで取り上げたように、アメリカは日本以上にリベラルが行き過ぎ ていると教えてくれています。
  そのジェイソンさんが、週末恒例の中山恭子さんの【夢を紡いで】で、今のアメリカのトランプ潰しの裏に潜む共産主義 に警告を発してくれています。

  当然その勢力は、日本も狙っています。力による革命の失敗を反省して、教育や文化を破壊することによる革命を未だに 狙っているそうです。日本文明の破壊こそが奴等の狙い。
  つまりは、あの教科書選定問題もその動きの一環と言えるのでしょう。

  やはり、共産主義者共は恐ろしい。Chinaに世界制覇させると言うことはやはり世界の終わりでしょう。
  何としても、叩き潰す必要があります。

それが出来るのはトランプ さん!
2020年 8月 7日 (金) 第7614回  ★新しいナショナリズムの時代がやって来た!
  加瀬さんとケントさんがナショナリズムの時代 がやってきたと書いてくれたようです。
  その書評を何時もの宮崎さんが書いてくれています。これも何時ものようにご自分の体験からトランプさんの再選に付い て詳しく書いてくれています。やはり、China肺炎の影響は厳しいようです。
  何故、この時期に天はトランプさんを落とそうとするのでしょうか。それ程に世界を混乱させたいのでしょうか。もしか したら地球に蔓延りすぎた人類を整理しようとしているのかも。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和2年(2020)7月31日(金曜日)弐 通巻第6605号  
 
  書評 

 大激動、大変化がやってくるが「備えは大丈夫?」ですか
  アメリカ通の二人が徹底的に、日米関係の未来を語った

  加瀬英明 v ケント・ギルバート
 『新 しいナショナリズムの時代がやって来た!』(勉誠出版)

 もしトランプ大統領が再選されなかったら、日米関係はどうなるか?
 バイデンは認知症だから、まともな政治判断が出来ないし、失言ばかり繰り返して周囲がおろおろしている。
そもそもバイデンには確乎たる政治哲学はなく、利権をもとめるマネーハンター。だから息子の名前はハンター(爆笑)。し たがって強い副大統領と、ちゃんとした閣僚が絶対に欠かせないが、左派に擦り寄るバイデンでは、アメリカの力は衰退の一 途となるだろう。
それは日本にとって不幸である。暗い、活気のない、経済も沈没となる、近未来のシナリオに結びつく。
 トランプの圧勝がコロナ前までの情勢だった。バイデンなど相手ではなかった。
 すべてをひっくり返したのはコロナである。
 都市封鎖、学校閉鎖、病院崩壊、飛行機乗り入り禁止、レストラン、カフェ営業不可。なによりの悲劇は失業の急膨張だっ た。アメリカは簡単にレイオフするので失業率は、14・3%という最悪の数字が並んだ。
 これで、大統領選挙の情勢ががらり一変した。
世論調査はあてにはならないが、10%の開きが続くと、誤差の範囲(5−6%)を超えている。バイデンが辛勝する可能性 が出たのだ。トランプ支持のコアな部分は鉄壁だが、せっかく築いた共和党の団結に亀裂が入り、ロムニーらが反トランプの 跳躍台に乗って跳ね上がり、旧ブッシュ政権の「トランプ嫌い」の面々が「トランプには投票しない」と言い出した。ネバー トランパーが共和党の中に五つも六つの誕生した。この分派は、つぎはバイデンに入れようと叫んでいる。
ところで日本のメディアといえば、相変わらず、米国のリベラルなメディアの論調を鵜呑みにして、ニューヨークタイムズを 単に翻訳しているに過ぎない。
したがって、現況判断ではとてもトランプに勝ち目はないという安直な予測がはびこっている。
 このメルマガの愛読者なら、きっと記憶されているだろう。四年前の大統領直前、99・99%の米国メディアはヒラリー 当選を、満腔の自信をもって、予告していた。
 投票日の二日前に小誌は書いた。
 「トランプ、逆転満塁さよならホームランの可能性高まる」と。

 戦後、現職で再選されなかった共和党の大統領はフォードと、ブッシュ・シニアである。戦前も含めると、大恐慌に遭遇し て、FDRにまさかの勝利をゆるしたハーバート・フーバーである。
民主党をふくめると戦後はカーターがレーガンに敗れた例がある。
 フォードはニクソンの不人気が尾を引いたし、途中から副大統領に指名され、いきなりの最高指導者への昇格だったので、 選挙の洗礼を受けていなかったことが響いた。
 ブッシュ・シニアが敗れたのは、伏兵ロス・ペローが独自候補として出現し、19%の共和党の票を浚ったため、漁夫の利 がビル・クリントンに転がり込んだ。

 ビルが言ったではないか。「STUPID IT‘S ECONOMY」と。
 こんどは「STUPID IT‘S JOB,JOB,JOB」だろう。
 となると、パンデミックが最大の問題である。 
 だから原則的な予測では八月末までに大幅な経済再活性化、雇用の拡大と失業率の劇的な低下にトランプは死力を尽くすこ となる。経済が好転すれば、トランプ再選の可能性がぐんと高まるだろう。

 さて前置きが長くなったが本書の内容である。
 各州の人口構成や産業状況などから細かな分析があり、ミシガン、ペンシルバニアなど勝敗の分かれ目となる選挙区の情勢 が説明されているが、このあたりは状況が変化するので、拘泥することはない。
 「武漢ウィルス」で露呈した日米の弱点とは製薬、とくに抗生物質と医療用マスク、機材、保護服などを中国に依存してい たことだ。インドへの代替案も言われたが、インドのジェネリック製薬も中国から原料を輸入している。
 加瀬氏はさらに日本の柩はほとんどが中国からの輸入で、数ヶ月もすると柩が不足すると警告している。だから二人の結論 は、これらも自国で生産するべきで、ギルバード氏は「騒ぎが落ち着けば、米国での生産を義務づける法律ができる」と予言 する。
 加瀬氏は1932年選挙で、フーバーが当選していれば、本格的な大恐慌は防げたし、日米戦争はなかったと指摘し、もし バイデンが選ばれたら、世界は真っ暗、不況は長引くと予測する。
 ギルバード氏は、「トランプが勝たないかもしれないけれども、バイデンは勝たない」。この意味は「バイデンが勝つはず はありません。ただ、コロナウイルス問題の対応次第で、トランプが負けるかも知れない。(中略)国民が積極的に彼を選ん だ結果にはならない。したがって、今回の選挙は、トランプにリーダーシップに対する審判でしょう」
 米大統領選挙まで、あと三ヶ月あまり、おそろしい結末を回避できるか?
 
  世界は、Chinaとディープ・ステートに牛耳られる方を選ぶのでしょうか。それとも、トランプさんが再選され、奴 等を叩き潰してくれるのか。
  いよいよ、今年は世界の分岐点になるのじゃないでしょうか。

アメリカ人は又バカな選択をす るのか!
2020年 8月 6日 (木) 第7613回  ★再処理工場が正式合格 規制委
   六ケ所村の再処理工場が合格すると、7月30日、第 3254回 の「★China対応はベトナムを見習え」で、川口・マーンさんが発言されていたので本当な のかと思いながらも期待していました。
  しかし、やはりそんな甘いものではないようです。やはり、安倍政権がアレ(菅)が残した規制委を廃止するなどの根本 的な解決策を取らない限り実現することはないのじゃないでしょうか。
  どう考えても安倍さんの意欲が見えません。果たしてどうなることやら。

  しかし、反日売国左翼・在日共はそれ程までに日本が嫌いなのかと呆れるしかない。そんなに日本が嫌いなら親分の特亜 3国へ移住してもらいたいものです。
  最も、それは日本を狙う特亜3国が許さないのでしょう。やはり、日本人が目覚めて奴等を一掃するしか解決策はなさそ う。
  最も、特亜3国が消滅すれば解決するかも知れません。これが一番可能性がありそうです。
  と言うことで、やはりトランプさんに期待するしかなさそうです。

何とも、情けない国です!
2020年 8月 5日 (水) 第7612回  ★青 山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会・第1回
  「虎ノ門ニュース」を切られた青山さんが、兼 ねてから発表していたご自分のチャンネルぼくらの国会の第一回目がアップされています。

  今回は、7月11日、第 3198回の「★ 自民、中国非難決議を了承 習氏来日中止要請は文面修正」で、取上げた文面修正の報告を詳しくしてくれてい ます。

  既に2回・3回とアップされているようですが、まだ見ていません。何といっても、生放送に時間帯は既に寝ていますの で見ることができません。

  又、青山さんの熱い国会報告が見れるようになったのは有難い。

  「虎ノ門ニュース」も、最近はおかしな雰囲気も漂っているようなので今がピークなのかも知れません。
  それにしても、何で保守は喧嘩ばかりするのでしょう。

もっと余裕が欲しい!
2020年 8月 4日 (火) 第7611回  ★伝統と文化を高める「鎖国」のススメ
  鎖 国のすすめを何度か書いてきましたが、何と、今、China肺炎のお陰でその貴重な鎖国の経験をしているこ とには思い至りませんでした。

  それを気付かしてくれたのはやはり宮崎さんでした。産経の夕刊に「鎖国」のススメを書いてくれています。

  ここまで劣化した日本人の目を覚ますにはやはり鎖国しかないのじゃないでしょうか。今の時代情報は飛び交っています からそれが不足することは無いでしょう。
  つまりは、日本に害を成す特亜3国の人達を入れなければ日本は一気に生気を取り戻すのじゃないでしょうか。何といっ ても、日本をここまで劣化させたのはGHQの所為もありますが、やはり特亜3国の人達が日本に入り込んでやりたい放題を やってきたことが一番大きいでしょう。
  その方達に大好きなお国に帰って頂いて、もう2度と日本に関わらないようにして貰うだけで日本人は劇的に変わるはず です。

  一日も早くそんな日が来ることを望みます。

  ZAKZAKより     2020.7.25

  【コ ロナ後の世界】中国と付き合わなくても良くなる!伝統と文化を高める「鎖国」のススメ 効用の筆頭は「防疫」、カル ト思想も遮断できる

 哲学者、和辻哲郎の『鎖国』(岩波文庫)は歴史解釈の誤謬がある。和辻は鎖国を「悲劇」として捉えた戦後風潮に染まっ て、欧州の歴史が「進歩的」「科学的」と見誤った。

 「鎖国」は伝統と文化を高める。国民のアイデンティティーとは何かをつかめる。江戸時代の鎖国は日本文化の頂点を極 め、俳人・松尾芭蕉、浮世草子作家・井原西鶴が生まれ、葛飾北斎に歌川広重など浮世絵が欧米に巨大な影響を与えた。

 「鎖国」の効用は帰農にもある。

 日本が戦後の工業化、近代化にのめりこんだあまり、軽視してきた食糧安全保障。その根幹は、自給体制の確立である。ま してや農業が日本文化の精髄であり、コミュニティーのお祭りが祭政一致となって共同体の連帯感が強まった。

 天皇家の祭祀(さいし)は五穀豊穣(ほうじょう)の祈りである。戦後の高度成長期に農村から都会へ、おびただしい人々 が集中し、田園は荒れ果てた。あの美しい田園風景の復活が可能となる展望がひらける。

 国際化時代に鎖国は時代錯誤と誤解されようが、偶然の作用で鎖国状態になった僥倖(ぎょうこう=思いがけない幸い)を 活かし、「文化鎖国」を熟慮すべきではないか。

  「文化鎖国」ですか。日本人が目覚めるということは日本の素晴らしさを知る事ですからまさに文化鎖国が必要なのか も。
  今の状況で、特亜3国人の入国を禁じ、在日の方達にお国に帰って貰うだけで済むことです。

直ぐにやって貰いたい!
2020年 8月 3日 (月) 第7610回  ★香港市場でもうける自由はそのままにする
  Chinaの自動車生産が急速に回復している と発表されているようですが本当でしょうか。
  もしかしたら揚子江の洪水で被害にあった車の買い替えでしょうか。それにしては早過ぎる。
  どうせ、何時もの嘘の発表だとは思いますが、その生産に日本のトヨタ・ホンダ・日産などが貢献していると考えると本 当に恥ずかしくなります。

  この期に及んでも目覚めることなくChinaにのめり込んでいる日本企業はいずれとんでもないしっぺ返しにあって倒 産ということもあるのじゃないでしょうか。果たして、その覚悟はあるのか。
  それとも、本気でChinaが生き残り発展するとでも思っているのでしょうか。と言うか、世界が団結してChina を叩き潰さなければならないことが理解出来無いのでしょうか。
  もしそうであれば、そんな企業は日本の企業とは言えないし潰れてもらっても仕方無いでしょう。

  産経の田村さんがそんなChinaを何故叩き潰さなければならないかを詳しく書いてくれています。

  それにしても、Chinaから未だに撤退しない企業の経営者達は本物のバカなのでしょうか。それとも何か秘策でもお 持ちなのか。

そうは思えないのですが!
2020年 8月 2日 (日) 第7609回  ★米加州の感染44万人超、NY州上回り最多 中南米系に 拡大
  反日でニセ慰安婦像を最初に設置したカリフォ ルニアが反トランプの民主党の牙城であることも今では良くしられています。

  China肺炎の一番の被害者であるアメリカでも民主党の知事のところが感染者が多いのはNY州が最悪の感染者数を 誇って来たことでも明らかでした。
  ところが、カリフォルニアがとうとうその正体を晒されたようです。何と、NY州を抜いてトップに立ったそうです。
  何とも、正直な数字が出たものです。

  カリフォルニアはアメリカにとって必要ない。Chinaにくれてやれなどと、2018年8月8日、第 1208回の「★ カリフォルニアはやはりいらない」などで書いてきましたが、やはりトランプさんにとって必要のない州です。
  やはり、Chinaにくれてやりましょう。
  あれだけデモを放置しておけば感染が増えるのは当然でしょう。つまりは、民主党の州の自業自得です。

やはり、行き過ぎたリベラルは 要らない!
2020年 8月 1日 (土) 第 7608回  ★リニア品川−新甲府先行開業は消えたか
   リ ニアの争いは収まりそうもないようです。こ うなったらすんなりと諦めて、その予算で新幹線をもう一本造った方が役に立つのじゃないでしょうか。
  多分、人の移動は今回のChina肺炎で元に戻るのは無理じゃないでしょうか。となると、リニアよりもう一本の新幹 線を貨物を主体にすれば余程日本の為になるのじゃないでしょうか。
  何といっても、東南海地震や関東大震災に備えて流通の整備が一番急がれるはずです。リニアに比べたら建設費用もかな り押さえられそうです。

    リニア品川−新甲府先行開業は消えたか 静岡の協議長引けば再燃もhttps://t.co/wtgfguiknA

    山梨県の長崎知事が先行開業に慎重なのは、期待する発言をすると、名古屋までの開業を心待ちにしている長野県に 申し訳ないという気持ちがあるという。
    ― 産経ニュース (@Sankei_news) July 22, 2020

  さて、どんな解決となるのか。東海道沿線にはおかしな首長さんが多いだけにこじれるのかもしれません。
  それだけに愛知の知事のリコールは価値があるのじゃないでしょうか。

頑張れ高須先生!

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